JPH0938565A - ドクターブレード - Google Patents

ドクターブレード

Info

Publication number
JPH0938565A
JPH0938565A JP19385295A JP19385295A JPH0938565A JP H0938565 A JPH0938565 A JP H0938565A JP 19385295 A JP19385295 A JP 19385295A JP 19385295 A JP19385295 A JP 19385295A JP H0938565 A JPH0938565 A JP H0938565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
doctor blade
plate
blade
single crystal
support plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19385295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Shiraiwa
義則 白岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP19385295A priority Critical patent/JPH0938565A/ja
Publication of JPH0938565A publication Critical patent/JPH0938565A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のドクターブレードは寿命が短かった。 【解決手段】ドクターブレード1の少なくとも先端エッ
ジを単結晶アルミナで形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状体の表面
に他の物質を塗布したり、掻き取ったりする際に用いる
ドクターブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりドクターブレードはさまざまな
分野で用いられている。
【0003】例えば、紙の表面に樹脂を塗布したり、又
は感熱剤を塗布して感熱紙とする工程、紙以外のシート
状体の表面に樹脂等をコートする工程、印刷板の版面に
付着した余分なインクを掻き取る工程、シート上にセラ
ミックスラリーを一定厚みで塗布してグリーンシートを
作製する工程、ゴムや食料品等をシート状に成形する工
程等において、ドクターブレードが用いられている。
【0004】このうち紙の表面に樹脂を塗布する工程で
は、図5に示すように、紙30の上に載せたコート剤3
1をブレード40で延ばしていく作業が行われている。
このブレード40は、先端にエッジ40aを有する板状
体であり、厚み1mm以下、幅10cm程度、全長7〜
9m程度の大きさで、ハイス鋼等の金属材から形成され
ており、若干撓ませながら矢印方向へ移動させることに
よって、先端のエッジ40aで紙30の表面にコート剤
31を密着させながら、延ばして塗布するようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記金属材
からなるブレード40は、エッジ40aが摩耗して均一
に塗布できなくなるため、2時間程度の使用で交換しな
ければならず、極めて効率の悪いものであった。
【0006】そこで、特公平2−36671号公報に示
すようにブレード40の先端側面部に炭化タングステン
(WC)等の硬質膜を溶射したものもあったが、使用中
に硬質膜が剥がれやすいため80時間程度の使用しかで
きなかった。
【0007】また、特公平2−51398号公報、実開
平7−560号公報に示すように、ブレード40の少な
くとも先端部をジルコニアセラミックスで形成したもの
もあったが、これでも120時間程度の使用しかでき
ず、寿命の点で満足できるものではなかった。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、ドクタ
ーブレードの少なくとも先端エッジ部を単結晶アルミナ
で形成したことを特徴とする。
【0009】また本発明は、進行方向に沿って多段にブ
レードを配置し、最後部のブレードの少なくとも先端エ
ッジ部を単結晶アルミナで形成したことを特徴とする。
【0010】即ち、本発明によれば、ジルコニア等のセ
ラミックスよりも格段に硬度、耐食性の高い単結晶アル
ミナを用いることによって、耐摩耗性に優れ、より長寿
命とすることができる。
【0011】また、多段にブレードを配置することによ
って、前側のブレードをコート剤をならし、後側のブレ
ードで仕上げを行えることから、より均一な厚みに塗布
できるとともに、各ブレードに加わる負荷を軽くし、さ
らに寿命を長くすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図によっ
て説明する。
【0013】図1及び図2(a)に示すドクターブレー
ド1は、支持板2の先端側面部に単結晶アルミナからな
る板状体3を接着剤4で接合し、その先端にエッジ3a
を備えたものである。
【0014】また、他の実施形態として図2(b)に示
すように支持板2の先端側面部に段部2aを形成し、こ
の段部2aに単結晶アルミナの板状体3を接着すれば容
易に位置決めすることができる。あるいは、図2(c)
(d)に示すように、支持板2の端面に単結晶アルミナ
の板状体3を接着することもできる。いずれの場合も、
少なくとも先端のエッジ3aが単結晶アルミナから形成
されるようにしておけば良い。
【0015】このドクターブレード1を例えば、紙の表
面に樹脂をコートする工程に用いる場合は、図3に示す
ように紙30の上にコート剤31を載せ、ドクターブレ
ード1を矢印方向へ移動させれば先端のエッジ3aで紙
30の表面にコート剤31を密着させながら、延ばして
塗布することができる。
【0016】上記支持板2はハイス鋼等の金属材、ある
いはジルコニアなどのセラミックスからなっており、厚
み1mm以下と薄く形成しておけば、使用時に撓ませる
ことができ好適である。
【0017】また、単結晶アルミナ製の板状体3につい
ても同様に1mm以下の厚みとし、その先端には角度8
0〜120°程度のエッジ3aを備えている。なお、ド
クターブレード1が長い場合は、この板状体3を長さ方
向に分割して形成し、各々のエッジ3aが揃うように支
持板2に接着すれば良い。
【0018】さらに、板状体3と支持板2とは接合面全
面に接着剤4を介して接着するが、この接着剤4として
は例えばエポキシ系のものを用い、その厚みを50〜1
00μmの範囲内とすれば接着強度を高くできる。この
時、板状体3と支持板2の互いの接合面は中心線平均粗
さ(Ra)0.5μm以上の粗面としたり、微小な凹凸
を形成することによって接着強度を高めることができ
る。
【0019】また、板状体3の接合面以外の面は、全て
中心線平均粗さ(Ra)0.5μm以下、好ましくは
0.03μm以下の滑らかな面としてある。このよう
に、単結晶アルミナは極めて滑らかな表面とすることが
可能でりあ、そのためエッジ3aを鋭くするとともに、
コート剤等の付着を防止することができる。
【0020】ここで、上記単結晶アルミナとはアルミナ
(Al2 3 )の単結晶体のことであり、表1に特性値
を示すように、他のセラミックスに比べて硬度が極めて
高いことから、エッジ3aの耐摩耗性に優れており、長
期間良好に使用することができる。また、単結晶アルミ
ナは曲げ強度も高いことから使用時に破損しにくく、し
かも結晶粒界のない単結晶体であるから耐食性が高く、
薬品中等で使用しても長期間良好に使用できる。
【0021】さらに、単結晶アルミナにはC軸、A軸、
R軸の結晶軸があり、それぞれの軸に垂直な面をC面、
A面、R面と称している。そして、表1に示すように各
面によって硬度が異なるため、最も硬度の高いA面がエ
ッジ3aとなることが好ましく、そのためには図1に矢
印で示すように板状体3の長さ方向をC軸方向と一致さ
せれば良い。ここで長さ方向とC軸方向を一致させると
は、両者の成す角度が20°以内であることをいう。
【0022】このような単結晶アルミナは、EFG法ま
たはチョクラルスキー法により、アルミナ融液中に種子
結晶を挿入し、引き上げて結晶を成長させてゆくことで
製造することができる。この時引き上げ用の金型の形状
に応じて板状に製造することができ、上記種子結晶の結
晶軸を引き上げ方向がC軸となるように配置しておけ
ば、得られた単結晶アルミナも引き上げ方向(長さ方
向)をC軸方向とすることができる。
【0023】
【表1】
【0024】次に本発明の他の実施形態を説明する。
【0025】図4に示すドクターブレード10は、その
進行方向(矢印方向)にそって2段のブレードを備えた
ものであり、第1支持板11と第2支持板12を有し、
それぞれの先端側面部に単結晶アルミナの板状体13、
14を接着してある。上記、第1支持板11の先端は、
第2支持板12の先端よりもやや高い位置となるように
配置され、この段差aや両者の間隔bは使用条件に応じ
て最適な値に設定されている。
【0026】このドクターブレード10を矢印方向に移
動させて紙30上にコート剤31を塗布する場合は、ま
ず第1支持板11側である程度ならしておいて、第2支
持板12側で仕上げを行うため、コート剤31をより均
一な厚みに塗布することができる。しかも、各板状体1
3、14に加わる負荷が減少することから寿命を長くす
るとができる。
【0027】また、この例では、第1支持板11側の板
状体13は必ずしも単結晶アルミナである必要はなく、
アルミナやジルコニアなどのセラミックス、又は金属材
であっても良い。さらにその先端形状についても、必ず
しも鋭いエッジでなくても良く、曲面状であっても良
い。
【0028】一方、第2支持板12側の板状体14は必
ず単結晶アルミナを用い、その先端は鋭いエッジを備え
ておくことによって、長期間にわたって均一な塗布を行
うことができる。
【0029】また、図5(a)(b)に平面視の図を示
すように、第1支持板11を中央部が進行方向側に突出
したような形状とすることによって、コート材31をな
らしていく時の抵抗を小さくし、スムーズに塗布作業を
行うことができる。この時、図5(a)に示す第1支持
板11の突出角度θは90〜180°の範囲とし、図5
(b)に示す第1支持板11の曲率半径Rは紙30の幅
Tに対してT/2以上とする。
【0030】なお、上記例では2段のブレードを備えた
例を示したが、さらに3段以上のブレードを備えること
も可能である。その場合も、必ず最後部のブレードの先
端エッジを単結晶アルミナで形成すれば良い。
【0031】なお、以上の実施形態では紙30の上に樹
脂や感熱剤等のコート剤31を塗布する工程についての
み説明したが、本発明のドクターブレード1はこの他の
さまざまな用途に用いることができる。例えば、紙以外
のシート状体の表面に樹脂等をコートする工程、印刷板
の版面に付着した余分なインクを掻き取る工程、シート
上にセラミックスラリーを一定厚みで塗布してグリーン
シートを作製する工程、ゴムや食料品等をシート状に成
形する工程等、シート状体の上に他の物質を塗布した
り、掻き取ったりする最に好適に使用することができ
る。
【0032】
【実施例】ここで、図1に示す本発明実施例として、厚
み0.5mm、幅75mmの金属製の支持板2の先端側
面部に、単結晶アルミナ製の厚み0.5mm、幅12m
m、エッジ角度90°の板状体3を接着してドクターブ
レード1を作製した。比較例として、支持板2のみから
なるもの、板状体3をジルコニアセラミックスで形成し
たものを用意し、それぞれ同一条件で紙30上に樹脂の
コート剤31を塗布する試験を連続的に行い、摩耗のた
めに使用不能となるまでの時間を比較した。
【0033】結果を表2に示すように、本発明のドクタ
ーブレード1は、ジルコニアセラミックスを用いたもの
に比べて極めて寿命を長くできることがわかる。
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ドクター
ブレードの少なくとも先端エッジを単結晶アルミナで形
成したことによって、硬度、耐食性が高いことから、長
期間良好に使用することができ、寿命を長くすることが
できる。
【0036】また、本発明によれば、ドクターブレード
を多段構造とし、最後部側ブレードの少なくとも先端エ
ッジを単結晶アルミナで形成したことによって、例えば
コート剤を塗布する場合に、前側のブレードでコート剤
をならし、後側のブレードで仕上げを行うことによっ
て、より均一な厚みに塗布できるとともに、各ブレード
に加わる負荷が小さくなるため、寿命を長くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドクターブレードを示す斜視図であ
る。
【図2】(a)〜(d)は図1中のX−X線断面に相当
するさまざまな実施例を示す図である。
【図3】本発明のドクターブレードを用いて、紙の上に
コート剤を塗布する工程を示す図である。
【図4】本発明のドクターブレードの他の実施形態を示
す断面図である。
【図5】図4中のY−Y線断面に相当する、さまざまな
実施形態を示す図である。
【図6】従来のドクターブレードを示す断面図である。
【符号の説明】
1、10 :ドクターブレード 2、11、12:支持板 3、13、14:板状体 3a:エッジ 4 :接着剤 30:紙 31:コート剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも先端エッジ部が単結晶アルミナ
    からなることを特徴とするドクターブレード。
  2. 【請求項2】進行方向に沿って多段にブレードを配置
    し、最後部のブレードの少なくとも先端エッジ部が単結
    晶アルミナからなることを特徴とするドクターブレー
    ド。
JP19385295A 1995-07-28 1995-07-28 ドクターブレード Pending JPH0938565A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19385295A JPH0938565A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 ドクターブレード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19385295A JPH0938565A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 ドクターブレード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0938565A true JPH0938565A (ja) 1997-02-10

Family

ID=16314832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19385295A Pending JPH0938565A (ja) 1995-07-28 1995-07-28 ドクターブレード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0938565A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007145095A1 (ja) * 2006-06-16 2007-12-21 Hiramatsu Sangyo Company 布帛への樹脂加工に使用するドクターブレード及びそれを使用した樹脂加工法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007145095A1 (ja) * 2006-06-16 2007-12-21 Hiramatsu Sangyo Company 布帛への樹脂加工に使用するドクターブレード及びそれを使用した樹脂加工法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3443519B2 (ja) ブレード
US5776355A (en) Method of preparing cutting tool substrate materials for deposition of a more adherent diamond coating and products resulting therefrom
US6450231B1 (en) Coating film transfer apparatus
JP2000343025A (ja) 印刷用掻き取りブレード及びその加工方法
EP2179818B1 (en) Abrasive article
US4784598A (en) Drywall tool
KR960704678A (ko) 연마 제품, 그의 제조방법 및 사용방법(abrasive articles and methods of making and using same)
JPH03295401A (ja) 巻尺
US2301498A (en) Finishing tool
JPH0938565A (ja) ドクターブレード
AU2016259334A1 (en) Improved trowel
JP2590330Y2 (ja) 製紙用ブレード
JP3440013B2 (ja) ブレード
JPH11100790A (ja) 製紙用カス取りドクター
JPH0818163B2 (ja) アルミナコ−テイング工具およびその製造方法
CN116372238B (zh) 刀具及其制备方法
EP0970789B1 (en) Ceramics base plate and method of producing the same
JPH11342358A (ja) 複合ブレ−ド
JPH0788795A (ja) スリッタナイフ
JP4352639B2 (ja) 塗布装置
CA1125708A (en) Wallpaper hand tool with interchangeable blades
JPS61252004A (ja) ダイヤモンド被覆切削工具およびその製造方法
JPH10116884A (ja) ウェハ保護テープ用カッター
JP2518440Y2 (ja) 塗工用ブレード
FI85949C (fi) Skaerpningsverktyg.