JPH0938814A - 穴加工方法及び装置 - Google Patents
穴加工方法及び装置Info
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- JPH0938814A JPH0938814A JP19459095A JP19459095A JPH0938814A JP H0938814 A JPH0938814 A JP H0938814A JP 19459095 A JP19459095 A JP 19459095A JP 19459095 A JP19459095 A JP 19459095A JP H0938814 A JPH0938814 A JP H0938814A
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Landscapes
- Automatic Control Of Machine Tools (AREA)
- Drilling And Boring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 工作物への穴加工時に加わる工具の抵抗値が
過大になるのを抑制して、可能な限りの理想状態で能率
良く穴加工が行えるようにする。 【解決手段】 気体軸受スピンドル非接触支持された主
軸の先端部の工具を工作物に切り込み送りさせて穴開け
加工する方法で、穴加工時の工具抵抗を主軸のスラスト
方向の変位量で検出し、検出された抵抗値が予め設定さ
れた設定値以上になった時点で、主工具の回転を継続さ
せた状態で工作物から工具を一旦待避させてから、再度
の工作物への工具の切り込み送りを開始させ、この工具
の切り込み送りと待避動作を、工作物に穴が所定の深さ
に加工されるまで繰り返す。工具の待避で工具が過負荷
で折損することが回避され、待避時の工具空転で工具空
冷や切り屑除去が行われて、常に良好な加工条件で穴加
工が再開される。
過大になるのを抑制して、可能な限りの理想状態で能率
良く穴加工が行えるようにする。 【解決手段】 気体軸受スピンドル非接触支持された主
軸の先端部の工具を工作物に切り込み送りさせて穴開け
加工する方法で、穴加工時の工具抵抗を主軸のスラスト
方向の変位量で検出し、検出された抵抗値が予め設定さ
れた設定値以上になった時点で、主工具の回転を継続さ
せた状態で工作物から工具を一旦待避させてから、再度
の工作物への工具の切り込み送りを開始させ、この工具
の切り込み送りと待避動作を、工作物に穴が所定の深さ
に加工されるまで繰り返す。工具の待避で工具が過負荷
で折損することが回避され、待避時の工具空転で工具空
冷や切り屑除去が行われて、常に良好な加工条件で穴加
工が再開される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドリル等の回転工
具による工作物の穴開け加工に関し、詳しくは、気体軸
受スピンドルの主軸(回転軸)の先端部に着脱自在に取
付けた工具による穴加工方法及び装置に関する。
具による工作物の穴開け加工に関し、詳しくは、気体軸
受スピンドルの主軸(回転軸)の先端部に着脱自在に取
付けた工具による穴加工方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】穴加工機に使用される気体軸受スピンド
ルは、ハウジングに主軸を気体軸受でラジアル方向とス
ラスト方向に非接触支持した構造で、主軸の先端部にド
リル等の回転工具が同軸に取付けられる。この気体軸受
スピンドルは、主軸の高速回転が可能で、かつ、回転精
度に優れることから、特に、小径の穴加工に賞用されて
いる。
ルは、ハウジングに主軸を気体軸受でラジアル方向とス
ラスト方向に非接触支持した構造で、主軸の先端部にド
リル等の回転工具が同軸に取付けられる。この気体軸受
スピンドルは、主軸の高速回転が可能で、かつ、回転精
度に優れることから、特に、小径の穴加工に賞用されて
いる。
【0003】気体軸受スピンドルを使用した穴加工機
は、接近離反移動可能な2つのテーブルの一方に気体軸
受スピンドルを固定し、他方に穴加工される工作物を固
定している。この穴加工機による穴開け加工は、スピン
ドル側のテーブルと工作物側のテーブルを予めプログラ
ムされた通りの加工送り速度で接近させて、気体軸受ス
ピンドルの回転する主軸に支持された工具を工作物に所
定の深さまで切り込み送りすることで行われている。
は、接近離反移動可能な2つのテーブルの一方に気体軸
受スピンドルを固定し、他方に穴加工される工作物を固
定している。この穴加工機による穴開け加工は、スピン
ドル側のテーブルと工作物側のテーブルを予めプログラ
ムされた通りの加工送り速度で接近させて、気体軸受ス
ピンドルの回転する主軸に支持された工具を工作物に所
定の深さまで切り込み送りすることで行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように気体軸受
スピンドルの回転工具を工作物に予め決められたプログ
ラムに従って切り込ませる穴加工方法においては、穴加
工時に工具に加わる切削抵抗や研削抵抗に拘らずに工具
の連続加工送りが続けられるため、工具に過大な抵抗が
加わって工具が早期に摩耗して短寿命となったり、穴加
工時に工具が折損する可能性が高く、特に、小径の穴加
工時における工具の折損発生率が高くなっていた。
スピンドルの回転工具を工作物に予め決められたプログ
ラムに従って切り込ませる穴加工方法においては、穴加
工時に工具に加わる切削抵抗や研削抵抗に拘らずに工具
の連続加工送りが続けられるため、工具に過大な抵抗が
加わって工具が早期に摩耗して短寿命となったり、穴加
工時に工具が折損する可能性が高く、特に、小径の穴加
工時における工具の折損発生率が高くなっていた。
【0005】また、工具の折損発生を抑制するため、穴
加工時における工具の切り込み送り速度を遅くすること
が行われているが、この場合は、1つの穴加工に要する
時間が長くなり、穴加工の作業能率が悪くなる不具合が
あった。
加工時における工具の切り込み送り速度を遅くすること
が行われているが、この場合は、1つの穴加工に要する
時間が長くなり、穴加工の作業能率が悪くなる不具合が
あった。
【0006】更に、小径で深い大きな穴の加工において
は、深さによって工具に加わる抵抗が変化することがあ
るために、工具の最適送り速度の選定が大変困難とな
り、小径で深い穴加工が難しい問題もあった。
は、深さによって工具に加わる抵抗が変化することがあ
るために、工具の最適送り速度の選定が大変困難とな
り、小径で深い穴加工が難しい問題もあった。
【0007】本発明の目的とするところは、穴加工時に
加わる工具の抵抗値が過大になるのを抑制して、可能な
限りの理想状態で能率良く穴加工が行えるようにするこ
とにある。
加わる工具の抵抗値が過大になるのを抑制して、可能な
限りの理想状態で能率良く穴加工が行えるようにするこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、気体軸受スピンドルのハウジングに静圧
気体軸受でラジアル方向及びスラスト方向に非接触支持
された主軸を回転させ、この主軸の先端部に取付けた工
具を工作物に切り込み送りさせて穴開け加工する際の主
軸のハウジングに対するスラスト方向の変位量を、ハウ
ジングに取付けた非接触変位センサで検出し、この検出
変位量から穴加工時に工具に加わる抵抗値を検出して、
検出された抵抗値が予め設定された設定値以上になった
時点で、主軸と工具の回転を継続させた状態で気体軸受
スピンドルと工作物の一方を工具切り込み送り方向と反
対方向に工作物と工具が離隔する定位置まで一旦待避さ
せてから、再度の工作物への工具の切り込み送りを開始
させ、この工具の切り込み送りと待避動作を、工作物に
穴が所定の深さに加工されるまで繰り返すことを特徴と
する。
め、本発明は、気体軸受スピンドルのハウジングに静圧
気体軸受でラジアル方向及びスラスト方向に非接触支持
された主軸を回転させ、この主軸の先端部に取付けた工
具を工作物に切り込み送りさせて穴開け加工する際の主
軸のハウジングに対するスラスト方向の変位量を、ハウ
ジングに取付けた非接触変位センサで検出し、この検出
変位量から穴加工時に工具に加わる抵抗値を検出して、
検出された抵抗値が予め設定された設定値以上になった
時点で、主軸と工具の回転を継続させた状態で気体軸受
スピンドルと工作物の一方を工具切り込み送り方向と反
対方向に工作物と工具が離隔する定位置まで一旦待避さ
せてから、再度の工作物への工具の切り込み送りを開始
させ、この工具の切り込み送りと待避動作を、工作物に
穴が所定の深さに加工されるまで繰り返すことを特徴と
する。
【0009】ここで、気体軸受スピンドルの非接触変位
センサで検出された工具の抵抗値に対応させて予め設定
される設定値は、工具が過負荷で異常な摩耗をしたり折
損したりしせず、工具が常に機械的理想状態で工作物を
穴加工する実験結果から求められる数値で、工具の種
類、材質等で変わり、実験データに基づいて選定され
る。
センサで検出された工具の抵抗値に対応させて予め設定
される設定値は、工具が過負荷で異常な摩耗をしたり折
損したりしせず、工具が常に機械的理想状態で工作物を
穴加工する実験結果から求められる数値で、工具の種
類、材質等で変わり、実験データに基づいて選定され
る。
【0010】また、本発明においては、工具が摩耗して
切れ味が落ちてくると、1つの穴加工に要する時間や待
避回数が増加してくることから、工具が工作物に1つの
穴を加工する際の加工開始から加工終了までの時間や待
避回数の少なくとも一方の検出信号に基づいて工具の摩
耗等の異常判断を行い、工具の自動交換を行うようにす
ることが望ましい。
切れ味が落ちてくると、1つの穴加工に要する時間や待
避回数が増加してくることから、工具が工作物に1つの
穴を加工する際の加工開始から加工終了までの時間や待
避回数の少なくとも一方の検出信号に基づいて工具の摩
耗等の異常判断を行い、工具の自動交換を行うようにす
ることが望ましい。
【0011】この場合、1回の穴加工の時間や待避回数
が所定の時間や待避回数を超えたことを検知すること
で、工具が交換すべきところまで摩耗していることが検
知され、工具の自動交換が適切なタイミングで実施され
る。
が所定の時間や待避回数を超えたことを検知すること
で、工具が交換すべきところまで摩耗していることが検
知され、工具の自動交換が適切なタイミングで実施され
る。
【0012】また、本発明においては、気体軸受スピン
ドルの主軸を非接触支持する静圧気体軸受における少な
くともスラスト方向の給気圧を、工具や工作物の加工条
件に応じて可変に調整することにより、工具に応じた気
体軸受剛性の調整、スラスト方向の変位量の調整が可能
となり、特に小径の穴加工を高精度で行う上で望まし
い。
ドルの主軸を非接触支持する静圧気体軸受における少な
くともスラスト方向の給気圧を、工具や工作物の加工条
件に応じて可変に調整することにより、工具に応じた気
体軸受剛性の調整、スラスト方向の変位量の調整が可能
となり、特に小径の穴加工を高精度で行う上で望まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1の動作フロー
と図2及び図3の具体的実施装置例を参照して説明す
る。
と図2及び図3の具体的実施装置例を参照して説明す
る。
【0014】図1は、図2の穴加工機を使用した本発明
方法の動作フローの一例を示す。図2の穴加工機は、図
3の気体軸受スピンドル35を使用して工作物38に穴
加工する装置であり、これの説明の前に図3の気体軸受
スピンドル35の具体例を説明する。
方法の動作フローの一例を示す。図2の穴加工機は、図
3の気体軸受スピンドル35を使用して工作物38に穴
加工する装置であり、これの説明の前に図3の気体軸受
スピンドル35の具体例を説明する。
【0015】図3の気体軸受スピンドル35は、特願平
6−32725号に開示されているもので、次の構成を
成す。ハウジング1に回転自在に挿通された主軸2の外
径面は、静圧気体軸受の軸受スリーブ3、4の内径面と
ジャーナル軸受隙間を介して対向し、また、主軸2の後
端に設けられたスラスト板5の端面は、軸受スリーブ4
の端面及びスラスト軸受6の軸受面とスラスト軸受隙間
を介して対向する。
6−32725号に開示されているもので、次の構成を
成す。ハウジング1に回転自在に挿通された主軸2の外
径面は、静圧気体軸受の軸受スリーブ3、4の内径面と
ジャーナル軸受隙間を介して対向し、また、主軸2の後
端に設けられたスラスト板5の端面は、軸受スリーブ4
の端面及びスラスト軸受6の軸受面とスラスト軸受隙間
を介して対向する。
【0016】ハウジング1に設けられた軸受給気口7か
ら圧縮気体(圧縮空気等)を供給すると、この圧縮気体
がハウジング1に設けられた給気通路8を介して軸受ス
リーブ3、4及びスラスト軸受6の絞り孔4a、3a、
及び、4b、6aからジャーナル軸受隙間及びスラスト
軸受隙間に流入して、主軸2をハウジング1に対しラジ
アル方向及びスラスト方向に非接触支持する。ジャーナ
ル軸受隙間及びスラスト軸受隙間から流出する軸受排気
は、ハウジング1に設けられた排気通路(図示せず)を
介してスピンドル外部に排出される。
ら圧縮気体(圧縮空気等)を供給すると、この圧縮気体
がハウジング1に設けられた給気通路8を介して軸受ス
リーブ3、4及びスラスト軸受6の絞り孔4a、3a、
及び、4b、6aからジャーナル軸受隙間及びスラスト
軸受隙間に流入して、主軸2をハウジング1に対しラジ
アル方向及びスラスト方向に非接触支持する。ジャーナ
ル軸受隙間及びスラスト軸受隙間から流出する軸受排気
は、ハウジング1に設けられた排気通路(図示せず)を
介してスピンドル外部に排出される。
【0017】軸受給気口7からの圧縮気体の給気圧は、
工具15の種類等に応じて所定圧に可変調整される。こ
の給気圧調整で、軸受スリーブ3、4の軸受剛性が可変
調整され、また、穴開け加工時における主軸2のスラス
ト方向の変位量が調整される。この主軸2のスラスト方
向の変位量調整の作用効果は後述する。尚、軸受給気口
7から軸受スリーブ3、4への給気経路とスラスト軸受
6への給気経路を分離して、スラスト軸受6だけへの給
気圧を調整可能としてもよい。
工具15の種類等に応じて所定圧に可変調整される。こ
の給気圧調整で、軸受スリーブ3、4の軸受剛性が可変
調整され、また、穴開け加工時における主軸2のスラス
ト方向の変位量が調整される。この主軸2のスラスト方
向の変位量調整の作用効果は後述する。尚、軸受給気口
7から軸受スリーブ3、4への給気経路とスラスト軸受
6への給気経路を分離して、スラスト軸受6だけへの給
気圧を調整可能としてもよい。
【0018】主軸2は、その軸中心に貫通穴2aを備え
た円筒状であり、貫通穴2aの先端のテーパ穴部2a1
の内径にコレットチャック9が前後動可能に装着され
る。コレットチャック9の先端部は、その軸線に沿った
複数のスリット(図示せず)によって複数部分に分割さ
れており、また、その外径面はテーパ穴部2a1の内径
面に適合したテーパ面9aになっている。そのため、コ
レットチャック9は後方に引き込まれるとテーパ穴部2
a1の内径面から圧迫されてその先端部が縮径し、テー
パ穴部2a1に沿って前方に押し出されるとその先端部
が拡径する。コレットチャック9は、常時はその後端に
連結されたドローバー10を介して皿バネ等の弾性体1
1の弾性力によって後方に付勢され、テーパ穴部2a1
に引き込まれている。
た円筒状であり、貫通穴2aの先端のテーパ穴部2a1
の内径にコレットチャック9が前後動可能に装着され
る。コレットチャック9の先端部は、その軸線に沿った
複数のスリット(図示せず)によって複数部分に分割さ
れており、また、その外径面はテーパ穴部2a1の内径
面に適合したテーパ面9aになっている。そのため、コ
レットチャック9は後方に引き込まれるとテーパ穴部2
a1の内径面から圧迫されてその先端部が縮径し、テー
パ穴部2a1に沿って前方に押し出されるとその先端部
が拡径する。コレットチャック9は、常時はその後端に
連結されたドローバー10を介して皿バネ等の弾性体1
1の弾性力によって後方に付勢され、テーパ穴部2a1
に引き込まれている。
【0019】主軸2の貫通穴2aの後端は開口してお
り、この開口を貫通してプッシュロッド12の先端部が
貫通穴2a内に入る。プッシュロッド12は、常時は圧
縮バネ13の弾性力によって後方に付勢され、その先端
がドローバー10の後端と接触しない定位置に保持され
る。ハウジング1の後端に設けられた給気口14から圧
縮気体を供給すると、プッシュロッド12が圧縮バネ1
3の弾性力に抗して前進してドローバー10の後端に当
接し、更に、圧縮バネ13及び弾性体11の弾性力に抗
して前進することにより、ドローバー10を介してコレ
ットチャック9を前方へ押し出す。これによりコレット
チャック9が拡径して、工具15が開放される。給気口
14からの圧縮気体の供給を止めると、プッシュロッド
12は圧縮バネ13の弾性力によってドローバー10と
接触しない位置まで後退し、コレットチャック9が弾性
体11の弾性力によってドローバー10を介して後方に
引き込まれて縮径し、工具15が握持される。
り、この開口を貫通してプッシュロッド12の先端部が
貫通穴2a内に入る。プッシュロッド12は、常時は圧
縮バネ13の弾性力によって後方に付勢され、その先端
がドローバー10の後端と接触しない定位置に保持され
る。ハウジング1の後端に設けられた給気口14から圧
縮気体を供給すると、プッシュロッド12が圧縮バネ1
3の弾性力に抗して前進してドローバー10の後端に当
接し、更に、圧縮バネ13及び弾性体11の弾性力に抗
して前進することにより、ドローバー10を介してコレ
ットチャック9を前方へ押し出す。これによりコレット
チャック9が拡径して、工具15が開放される。給気口
14からの圧縮気体の供給を止めると、プッシュロッド
12は圧縮バネ13の弾性力によってドローバー10と
接触しない位置まで後退し、コレットチャック9が弾性
体11の弾性力によってドローバー10を介して後方に
引き込まれて縮径し、工具15が握持される。
【0020】主軸2にはかご形のロータ16が一体に設
けられ、ハウジング1の内径にはロータ16に対向して
ステータ17が固定される。ステータ17に電流を流す
ことで主軸2に回転力が付勢され、これによりコレット
チャック9、工具15、ドローバー10、弾性体11が
主軸2と一体となって回転する。この場合、主軸2が非
接触支持されているため、主軸2は最高十数万回転まで
の高速回転が可能であり、工具15の種類や加工穴の穴
径に合わせて最適な回転数が広範囲で選択できると共
に、高精度の回転精度と測定精度が維持できる。
けられ、ハウジング1の内径にはロータ16に対向して
ステータ17が固定される。ステータ17に電流を流す
ことで主軸2に回転力が付勢され、これによりコレット
チャック9、工具15、ドローバー10、弾性体11が
主軸2と一体となって回転する。この場合、主軸2が非
接触支持されているため、主軸2は最高十数万回転まで
の高速回転が可能であり、工具15の種類や加工穴の穴
径に合わせて最適な回転数が広範囲で選択できると共
に、高精度の回転精度と測定精度が維持できる。
【0021】ハウジング1内に、主軸2のスラスト力に
よる変位を検出する非接触変位センサ20が設置され
る。非接触変位センサ20は、渦電流型や静電容量型、
光電型のものが適用され、図面では合成樹脂材等の絶縁
材料で形成された円筒状のセンサコア20aと、センサ
コア20aの外径に装着された導電材料のコイル20b
を備えた渦電流型が示される。この場合、センサコア2
0aがハウジング1にビス等で固定される。非接触変位
センサ20は、主軸2と同軸で、かつ、主軸2に設けら
れたスラスト板5の後端面と対向する定位置に配置され
る。コレットチャック9を前後動させるプッシュロッド
12の先端は、非接触変位センサ20の中空部を貫通し
て主軸2の貫通穴2aに挿入される。
よる変位を検出する非接触変位センサ20が設置され
る。非接触変位センサ20は、渦電流型や静電容量型、
光電型のものが適用され、図面では合成樹脂材等の絶縁
材料で形成された円筒状のセンサコア20aと、センサ
コア20aの外径に装着された導電材料のコイル20b
を備えた渦電流型が示される。この場合、センサコア2
0aがハウジング1にビス等で固定される。非接触変位
センサ20は、主軸2と同軸で、かつ、主軸2に設けら
れたスラスト板5の後端面と対向する定位置に配置され
る。コレットチャック9を前後動させるプッシュロッド
12の先端は、非接触変位センサ20の中空部を貫通し
て主軸2の貫通穴2aに挿入される。
【0022】非接触変位センサ20を主軸2と同軸に配
置することにより、スラスト軸受6に対するスラスト板
5の傾き等の形状誤差や、主軸2の振れ等が非接触変位
センサ20の出力に影響しなくなり、穴加工時における
工具15に加わる抵抗値に対応したスラスト力による主
軸2のスラスト変位量を精度良く検出することができ
る。その結果、工具15による穴加工時に、工具15に
加わる抵抗値が非接触変位センサ20からの出力信号で
もって高精度に検出でき、図1動作フローの本願発明方
法が安定した高精度で実行できるようになる。
置することにより、スラスト軸受6に対するスラスト板
5の傾き等の形状誤差や、主軸2の振れ等が非接触変位
センサ20の出力に影響しなくなり、穴加工時における
工具15に加わる抵抗値に対応したスラスト力による主
軸2のスラスト変位量を精度良く検出することができ
る。その結果、工具15による穴加工時に、工具15に
加わる抵抗値が非接触変位センサ20からの出力信号で
もって高精度に検出でき、図1動作フローの本願発明方
法が安定した高精度で実行できるようになる。
【0023】図1動作フローを実行する図2の穴加工機
を説明する。リニアガイド32で案内され、モータ31
とボールねじ33で上下のZ方向に駆動されるZテーブ
ル34に、気体軸受スピンドル35が下向き配置で固定
部品36にて固定される。気体軸受スピンドル35の真
下に、前後左右のXY方向に駆動されるXYテーブル4
0がベース42に支持されて配置される。XYテーブル
40上の定盤39に被穴開け加工物である工作物38が
離脱可能に位置決め搭載される。
を説明する。リニアガイド32で案内され、モータ31
とボールねじ33で上下のZ方向に駆動されるZテーブ
ル34に、気体軸受スピンドル35が下向き配置で固定
部品36にて固定される。気体軸受スピンドル35の真
下に、前後左右のXY方向に駆動されるXYテーブル4
0がベース42に支持されて配置される。XYテーブル
40上の定盤39に被穴開け加工物である工作物38が
離脱可能に位置決め搭載される。
【0024】ベース42に沿って制御盤44が配置さ
れ、その上にセンサボックス43が設置される。センサ
ボックス43は、穴加工時に非接触変位センサ20から
の主軸スラスト変位量の出力信号が入力されると、この
信号の電気量を予め設定された設定値と比較し、その結
果を制御盤44に出力する。制御盤44は、センサボッ
クス43からの出力信号に基づいて、Zテーブル34等
の駆動を図1の動作フローに従って駆動制御する。
れ、その上にセンサボックス43が設置される。センサ
ボックス43は、穴加工時に非接触変位センサ20から
の主軸スラスト変位量の出力信号が入力されると、この
信号の電気量を予め設定された設定値と比較し、その結
果を制御盤44に出力する。制御盤44は、センサボッ
クス43からの出力信号に基づいて、Zテーブル34等
の駆動を図1の動作フローに従って駆動制御する。
【0025】図1の動作フローに示すように、ステップ
S10で穴加工機の機械電源投入が行われると、ステップ
S20に移行してZテーブル34の原点位置移動とXYテ
ーブル40の加工位置移動が行われる。次に、ステップ
S30で全体の所定時間の一時停止が行われてから、ステ
ップS40に移行してZテーブル34が下方に早送りされ
て、気体軸受スピンドル35の先端で回転する工具15
が工作物38に接触する。
S10で穴加工機の機械電源投入が行われると、ステップ
S20に移行してZテーブル34の原点位置移動とXYテ
ーブル40の加工位置移動が行われる。次に、ステップ
S30で全体の所定時間の一時停止が行われてから、ステ
ップS40に移行してZテーブル34が下方に早送りされ
て、気体軸受スピンドル35の先端で回転する工具15
が工作物38に接触する。
【0026】次に、ステップS50でZテーブル34の切
り込み送りが開始されて、気体軸受スピンドル35の回
転する工具15で工作物38への穴開け加工が開始され
る。この切り込み送りの速度は、工具15に異常な過負
荷が掛から無いことを目安に所定値に設定される。ま
た、穴加工時の工具15に加わる負荷で主軸2がスラス
ト方向に変位し、この変位量が非接触変位センサ20で
検出されて、穴加工時の工具15に加わる抵抗値が検出
される。
り込み送りが開始されて、気体軸受スピンドル35の回
転する工具15で工作物38への穴開け加工が開始され
る。この切り込み送りの速度は、工具15に異常な過負
荷が掛から無いことを目安に所定値に設定される。ま
た、穴加工時の工具15に加わる負荷で主軸2がスラス
ト方向に変位し、この変位量が非接触変位センサ20で
検出されて、穴加工時の工具15に加わる抵抗値が検出
される。
【0027】穴加工が開始されるとステップS60に移行
して、検出された抵抗値が予め設定された設定値を超え
るか否かが判定される。ここでの設定値は、工具15が
異常な過負荷となって折損するような工具15と工作物
38の種類、材質等で予め計算で求められる数値、或い
は、実験データで求められた数値から安全を見た値であ
る。従って、検出抵抗値が設定値を超えないとき、工具
15は概ね理想的な状態で穴加工をしていると判断され
る。
して、検出された抵抗値が予め設定された設定値を超え
るか否かが判定される。ここでの設定値は、工具15が
異常な過負荷となって折損するような工具15と工作物
38の種類、材質等で予め計算で求められる数値、或い
は、実験データで求められた数値から安全を見た値であ
る。従って、検出抵抗値が設定値を超えないとき、工具
15は概ね理想的な状態で穴加工をしていると判断され
る。
【0028】ステップS60での検出抵抗値が設定値を超
えないとき、ステップS70に移行し、ここで加工された
穴が所定の深さまで切り込まれたか否かの判定が行われ
る。加工された穴の深さが所定値に達していないと判定
された場合は、ステップS50に戻って切り込み送りが続
行され、穴加工が続行される。
えないとき、ステップS70に移行し、ここで加工された
穴が所定の深さまで切り込まれたか否かの判定が行われ
る。加工された穴の深さが所定値に達していないと判定
された場合は、ステップS50に戻って切り込み送りが続
行され、穴加工が続行される。
【0029】ステップS60で検出抵抗値が設定値以上で
あると判定されると、設定値オーバ信号が出されてステ
ップS71に移行し、工具15が回転したままの状態が維
持されて、Zテーブル34が切り込み以前の原点位置ま
で早送りされる。この原点送りで工具15が工作物38
から離れて待避し、空転を続ける。このようなステップ
S71への移行で、工具15に異常な過負荷が掛かる事態
が回避され、工具折損事故発生が無くなって、工具15
の長寿命化が可能となり、また、工具15が常に良好な
条件下で使用できて、加工時間の短縮化が可能となる。
あると判定されると、設定値オーバ信号が出されてステ
ップS71に移行し、工具15が回転したままの状態が維
持されて、Zテーブル34が切り込み以前の原点位置ま
で早送りされる。この原点送りで工具15が工作物38
から離れて待避し、空転を続ける。このようなステップ
S71への移行で、工具15に異常な過負荷が掛かる事態
が回避され、工具折損事故発生が無くなって、工具15
の長寿命化が可能となり、また、工具15が常に良好な
条件下で使用できて、加工時間の短縮化が可能となる。
【0030】尚、工具15を工作物38から離す待避動
作は、XYテーブル40を下降させて工作物38を工具
15から離すようにしてもよい。
作は、XYテーブル40を下降させて工作物38を工具
15から離すようにしてもよい。
【0031】ステップS71で工具15の待避が完了する
とステップS30に戻り、一定時間動作停止後、ステップ
S50に移行して切り込み送りが再開される。ステップS
71とステップS30の時間帯で工具15は空転を継続し、
この工具空転で工具15が空冷され、又はクーラントに
よる冷却が行なわれ、更には工具15に付着した切り屑
が飛散し、また、工作物38の加工途中の穴の切り屑が
工具15と共に排出されて、次に再開される穴加工の諸
条件が改善される。この改善で、再開される次の穴加工
の能率が向上することになる。また、工具15の待避動
作に並行させて、工作物38の加工途中の穴に加工液を
積極的に供給することも可能であり、このようにするこ
とで尚更に次に再開される穴加工条件が改善される。
とステップS30に戻り、一定時間動作停止後、ステップ
S50に移行して切り込み送りが再開される。ステップS
71とステップS30の時間帯で工具15は空転を継続し、
この工具空転で工具15が空冷され、又はクーラントに
よる冷却が行なわれ、更には工具15に付着した切り屑
が飛散し、また、工作物38の加工途中の穴の切り屑が
工具15と共に排出されて、次に再開される穴加工の諸
条件が改善される。この改善で、再開される次の穴加工
の能率が向上することになる。また、工具15の待避動
作に並行させて、工作物38の加工途中の穴に加工液を
積極的に供給することも可能であり、このようにするこ
とで尚更に次に再開される穴加工条件が改善される。
【0032】ステップS50で切り込み送りが再開され、
ステップS60で検出抵抗値が設定値以上であると判定さ
れると、再びステップS71に移行して工具15の待避動
作が繰り返し行われる。このような待避動作とステップ
S50の切り込み送りが繰り返し行われて、工作物38の
穴加工が継続して行われる。ここで工作物38の加工穴
が深くなって、工具15に加わる抵抗が大きく変化して
も、ステップS71の工具待避で工具15に異常な過負荷
が掛からない。その結果、アスペクト比の大きな穴加工
でも、常に最適な切り込み送り速度でもって穴加工が実
行できるようになる。
ステップS60で検出抵抗値が設定値以上であると判定さ
れると、再びステップS71に移行して工具15の待避動
作が繰り返し行われる。このような待避動作とステップ
S50の切り込み送りが繰り返し行われて、工作物38の
穴加工が継続して行われる。ここで工作物38の加工穴
が深くなって、工具15に加わる抵抗が大きく変化して
も、ステップS71の工具待避で工具15に異常な過負荷
が掛からない。その結果、アスペクト比の大きな穴加工
でも、常に最適な切り込み送り速度でもって穴加工が実
行できるようになる。
【0033】そして、ステップS70に移行し、加工穴の
深さが所定値になったと判定されるとステップS80に移
行する。ステップS80では、加工した穴の数が所定値に
達して穴加工が完了したか否かが判定される。ここで加
工完了と判定されると、ステップS90に移行して、Zテ
ーブル34とXYテーブル40の原点位置への移動が行
われ、最後にステップS100 で穴加工機の運転停止が行
われる。
深さが所定値になったと判定されるとステップS80に移
行する。ステップS80では、加工した穴の数が所定値に
達して穴加工が完了したか否かが判定される。ここで加
工完了と判定されると、ステップS90に移行して、Zテ
ーブル34とXYテーブル40の原点位置への移動が行
われ、最後にステップS100 で穴加工機の運転停止が行
われる。
【0034】ステップS80で加工完了で無いと判定がな
されると、ステップS71に移行してZテーブル34が次
の穴加工のために原点位置まで早送りされて、ステップ
S72に移行する。ステップS72でXYテーブル40が次
の穴加工のための加工位置に移動してから、ステップS
30に移行して次の穴加工の動作に移る。
されると、ステップS71に移行してZテーブル34が次
の穴加工のために原点位置まで早送りされて、ステップ
S72に移行する。ステップS72でXYテーブル40が次
の穴加工のための加工位置に移動してから、ステップS
30に移行して次の穴加工の動作に移る。
【0035】1つの工具15で工作物38の何箇所にも
穴加工をすると、工具15が摩耗して切れ味が落ち、1
つの穴加工に要する時間やステップS71での工具待避回
数が増加し、穴加工の能率が悪くなってくる。さらに進
むと工具折損も生ずることもある。この能率低下を回避
するため、本発明においては、ステップS50からステッ
プS70の間の1つの穴加工に要する時間、工具待避回数
の一方或いは両方を検知し監視して、得られた監視デー
タから工具15の摩耗等の異常判断を行い、工具15の
自動交換データとする。
穴加工をすると、工具15が摩耗して切れ味が落ち、1
つの穴加工に要する時間やステップS71での工具待避回
数が増加し、穴加工の能率が悪くなってくる。さらに進
むと工具折損も生ずることもある。この能率低下を回避
するため、本発明においては、ステップS50からステッ
プS70の間の1つの穴加工に要する時間、工具待避回数
の一方或いは両方を検知し監視して、得られた監視デー
タから工具15の摩耗等の異常判断を行い、工具15の
自動交換データとする。
【0036】即ち、1つの穴加工に要する時間を計測
し、その計測値が予め設定された所定値を超えると、工
具15の摩耗が交換時期になる程度まで進行していると
判断されて、穴加工終了後に自動交換される。このよう
な工具自動交換のための工具摩耗の進行状況の判定は、
1つの穴加工での工具待避回数の計測ででも可能であ
り、また、1つの穴加工の時間や工具待避回数の増加率
の変化を検知することでも可能であり、これらの判定手
段は工具15の種類等に基づいて選定される。
し、その計測値が予め設定された所定値を超えると、工
具15の摩耗が交換時期になる程度まで進行していると
判断されて、穴加工終了後に自動交換される。このよう
な工具自動交換のための工具摩耗の進行状況の判定は、
1つの穴加工での工具待避回数の計測ででも可能であ
り、また、1つの穴加工の時間や工具待避回数の増加率
の変化を検知することでも可能であり、これらの判定手
段は工具15の種類等に基づいて選定される。
【0037】以上のように、1つの穴加工の時間、工具
待避回数の計測データに基づいて工具自動交換を行うよ
うにすると、工具15の摩耗状態を検査機器類で直接に
検査すること無く、比較回路等の安価な電気回路を使用
するだけで、従って、能率的に最適なタイミングで工具
自動交換ができるようになり、穴加工機の稼働率改善が
図れる。
待避回数の計測データに基づいて工具自動交換を行うよ
うにすると、工具15の摩耗状態を検査機器類で直接に
検査すること無く、比較回路等の安価な電気回路を使用
するだけで、従って、能率的に最適なタイミングで工具
自動交換ができるようになり、穴加工機の稼働率改善が
図れる。
【0038】また、本発明においては、工具15の種類
によって図3の気体軸受スピンドル35における少なく
ともスラスト軸受6への給気圧を調整しておいて、上記
の穴加工動作を実行するようにする。例えば、工具15
が小径の穴加工用のものであれば、これに応じてスラス
ト軸受6への給気圧を下げるようにする。このようにす
ると、工具15を支持する主軸2がスラスト方向に変位
し易くなり、穴加工時に工具15に微細な抵抗が加わっ
ても、この抵抗値が高精度で検出し易くなって、小径の
穴加工の能率、精度が上がる。
によって図3の気体軸受スピンドル35における少なく
ともスラスト軸受6への給気圧を調整しておいて、上記
の穴加工動作を実行するようにする。例えば、工具15
が小径の穴加工用のものであれば、これに応じてスラス
ト軸受6への給気圧を下げるようにする。このようにす
ると、工具15を支持する主軸2がスラスト方向に変位
し易くなり、穴加工時に工具15に微細な抵抗が加わっ
ても、この抵抗値が高精度で検出し易くなって、小径の
穴加工の能率、精度が上がる。
【0039】
【発明の効果】請求項1及び請求項4の発明によれば、
穴加工時に工具に異常な過負荷が掛かる前に工具と工作
物が離脱する待避動作をしてから、空転する工具が再度
工作物に切り込み送りされて穴加工が続行されるので、
工具の折損が無くなり、特にアスペクト比の大きな穴加
工も容易になると共に、工具の長寿命化が図れる。ま
た、工具の待避時に工具の空冷や切り屑除去が自動的に
行われて加工条件が改善されるので、工具を常に理想に
近い状態で穴加工に使用できて、穴加工の能率改善が可
能となる。
穴加工時に工具に異常な過負荷が掛かる前に工具と工作
物が離脱する待避動作をしてから、空転する工具が再度
工作物に切り込み送りされて穴加工が続行されるので、
工具の折損が無くなり、特にアスペクト比の大きな穴加
工も容易になると共に、工具の長寿命化が図れる。ま
た、工具の待避時に工具の空冷や切り屑除去が自動的に
行われて加工条件が改善されるので、工具を常に理想に
近い状態で穴加工に使用できて、穴加工の能率改善が可
能となる。
【0040】請求項2記載の発明によれば、1つの穴加
工の時間、工具待避回数の計測データに基づいて工具を
自動交換するようにしたので、工具の摩耗状態を検査機
器類で直接に検査すること無く、電気信号の処理だけで
安価に、高能率で、而も、常に最適なタイミングで工具
自動交換ができるようになり、複数の工具を装備する工
作機械、穴加工機の稼働率の改善が図れる。
工の時間、工具待避回数の計測データに基づいて工具を
自動交換するようにしたので、工具の摩耗状態を検査機
器類で直接に検査すること無く、電気信号の処理だけで
安価に、高能率で、而も、常に最適なタイミングで工具
自動交換ができるようになり、複数の工具を装備する工
作機械、穴加工機の稼働率の改善が図れる。
【0041】請求項3記載の発明によれば、気体軸受ス
ピンドルの少なくともスラスト軸受への給気圧を工具等
に対応させて調整することで、穴加工時に検出される工
具抵抗の検出感度が工具に対応させて可変調整でき、こ
れにより小径の穴加工用工具の抵抗値も高精度で検出で
きて、小径の穴加工においてもその加工能率、加工精度
を上げることが容易に可能となる。
ピンドルの少なくともスラスト軸受への給気圧を工具等
に対応させて調整することで、穴加工時に検出される工
具抵抗の検出感度が工具に対応させて可変調整でき、こ
れにより小径の穴加工用工具の抵抗値も高精度で検出で
きて、小径の穴加工においてもその加工能率、加工精度
を上げることが容易に可能となる。
【図1】本発明方法を実施する穴加工機の動作フローの
一例を示す図。
一例を示す図。
【図2】本発明方法を実施する穴加工機の一実施例の正
面図。
面図。
【図3】図2の穴加工機における気体軸受スピンドルの
一実施例を示す断面図。
一実施例を示す断面図。
1 ハウジング 2 主軸 3、4 静圧気体軸受(ジャーナル軸受) 6 静圧気体軸受(スラスト軸受) 15 工具 20 非接触変位センサ 35 気体軸受スピンドル 38 工作物
Claims (4)
- 【請求項1】 気体軸受スピンドルのハウジングに静圧
気体軸受でラジアル方向及びスラスト方向に非接触支持
された主軸を回転させ、この主軸の先端部に取付けた工
具を工作物に切り込み送りさせて穴開け加工する際の主
軸のハウジングに対するスラスト方向の変位量を、ハウ
ジングに取付けた非接触変位センサで検出し、この検出
変位量から穴加工時に工具に加わる抵抗値を検出して、
検出された抵抗値が予め設定された設定値以上になった
時点で、主軸と工具の回転を継続させた状態で気体軸受
スピンドルと工作物の一方を工具切り込み送り方向と反
対方向に工作物と工具が離隔する定位置まで一旦待避さ
せてから、再度の工作物への工具の切り込み送りを開始
させ、この工具の切り込み送りと待避動作を工作物に穴
が所定の深さに加工されるまで繰り返すことを特徴とす
る穴加工方法。 - 【請求項2】 上記気体軸受スピンドルの工具が工作物
に1つの穴を加工する際の、加工開始から加工終了まで
の時間及び又は待避回数の検出信号に基づいて工具の摩
耗の異常判断を行い、工具の自動交換を行うことを特徴
とする請求項1記載の穴加工方法。 - 【請求項3】 上記気体軸受スピンドルの主軸を非接触
支持する静圧気体軸受における少なくともスラスト方向
の給気圧を、工具による穴加工条件に応じて可変に調整
してから、穴加工動作を行うようにしたことを特徴とす
る請求項1または2記載の穴加工方法。 - 【請求項4】 気体軸受スピンドルのハウジングに静圧
気体軸受でラジアル方向及びスラスト方向に非接触支持
された主軸を回転させ、この主軸の先端部に取付けた工
具を工作物に切り込み送りさせて穴開け加工する際の主
軸のハウジングに対するスラスト方向の変位量を、ハウ
ジングに取付けた非接触変位センサで検出し、この検出
変位量から穴加工時に工具に加わる抵抗値を検出して、
検出された抵抗値が予め設定された設定値以上になった
時点で、主軸と工具の回転を継続させた状態で気体軸受
スピンドルと工作物の一方を工具切り込み送り方向と反
対方向に工作物と工具が離隔する定位置まで一旦待避さ
せてから、再度の工作物への工具の切り込み送りを開始
させ、この工具の切り込み送りと待避動作を工作物に穴
が所定の深さに加工されるまで繰り返すことを特徴とす
る穴加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19459095A JPH0938814A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 穴加工方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19459095A JPH0938814A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 穴加工方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0938814A true JPH0938814A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16327081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19459095A Withdrawn JPH0938814A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | 穴加工方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0938814A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011031332A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Hitachi Via Mechanics Ltd | ワークの切削加工方法 |
| JP2016068177A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 株式会社デンソー | 加工装置 |
| CN106482680A (zh) * | 2016-09-27 | 2017-03-08 | 合肥工业大学 | 一种用于直柄麻花钻的综合测量装置 |
| CN112720009A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-30 | 江西鼎力旋压装备有限公司 | 一种具有自动检测功能的汽车轮毂夹具 |
| JP2022117544A (ja) * | 2021-02-01 | 2022-08-12 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械 |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP19459095A patent/JPH0938814A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011031332A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Hitachi Via Mechanics Ltd | ワークの切削加工方法 |
| JP2016068177A (ja) * | 2014-09-29 | 2016-05-09 | 株式会社デンソー | 加工装置 |
| CN106482680A (zh) * | 2016-09-27 | 2017-03-08 | 合肥工业大学 | 一种用于直柄麻花钻的综合测量装置 |
| CN106482680B (zh) * | 2016-09-27 | 2019-09-03 | 合肥工业大学 | 一种用于直柄麻花钻的综合测量装置 |
| CN112720009A (zh) * | 2020-12-25 | 2021-04-30 | 江西鼎力旋压装备有限公司 | 一种具有自动检测功能的汽车轮毂夹具 |
| JP2022117544A (ja) * | 2021-02-01 | 2022-08-12 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械 |
| JP2024521981A (ja) * | 2021-02-01 | 2024-06-05 | Dmg森精機株式会社 | 工作機械 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |