JPH0938837A - 保持具 - Google Patents
保持具Info
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Abstract
の回動による加工時には大きな芯振れ防止効果を発揮で
き、更に何れの主軸に対しても適正な状態に取付けるこ
とが出来、長寿命の利用を可能に出来るようにした保持
具を提供する。 【構成】 主軸のテーパ孔に差し込むための差込部は、
テーパ孔の内周面に当接させるための当接面の内部側と
なる部分に、当接面の直径の縮小を可能にする為の中空
部を備えている。主軸に保持具を取付ける場合、差込部
をテーパ孔内に圧入すると、当接面は直径が縮小するよ
うに撓まされ、差込部がテーパ孔の深部に進んで保持具
の当面が主軸の端面に当接する。
Description
ドリルやエンドミルなどを保持する保持具に関し、詳し
くは工作機械に対する該保持具の取付部分の構造に関す
る。
が知られている。即ち、一端に工具装着部を備える本体
の他端に、工作機の主軸に備えられているテーパ孔に差
し込む為の差込部を連設する。該差込部の外周面は上記
テーパ孔の内周面に当接させる為に対応するテーパ状に
形成している。上記本体の一端における上記差込部の連
設部の周囲には、上記主軸の端面に当接させる為の当面
を備え、その当面には上記端面と該当面とで挟まれるよ
うにした弾性体を備えさせている(例えば特開平5−3
37769号公報参照)。
をテーパ孔に差し込むと、上記弾性体が主軸の端面に当
接し、更に差込部をテーパ孔の深部に向けて進めると、
差込部の外周面がテーパ孔の内周面に接触して両者が堅
く接合する。その結果、主軸に対して保持具は軸心の一
致精度高く取り付く。又上記差込部の外周面がテーパ孔
の内周面に堅く接合したときには、上記弾性体は上記当
面と端面との間において大きな力で圧縮される。その結
果、保持具はそれに加わる横向きの力に対する耐力が高
まり、主軸を回動させて切削加工を行う場合、保持具の
芯振れを防止できる。
向上のために、上記差込部の外周面がテーパ孔の内周面
に堅く接合したときに上記当面が直接に主軸の端面に当
たるようにすることが考えられた。そのようにするとテ
ーパ孔の内周面に対する差込部外周面の堅い接合の他に
当面も端面に堅く接合する為、上記芯振れ防止効果を極
めて向上させることが出来る。
軸は、様々な工作機メーカーの管理下において製造され
ていて夫々僅かながらテーパ孔や端面の寸法に差異があ
るので、特定のメーカーの主軸に対する取付の際に上記
のように差込部の外周面と当面とが共に当接するように
しても、それを他社の主軸に取付けたときに外周面又は
当面の何れかに隙間が出来てしまう問題点があった。更
に又、使用に当たって工作機の主軸に対して着脱を繰り
返えすことにより上記外周面或いは当面に磨耗が生ずる
と、何れかがその相手に当たらなくなってしまうので、
寿命が比較的短く制限される問題点もあった。
(技術的課題)を解決する為に提供するものである。第
1の目的は、主軸に対して保持具を軸心の一致精度高く
取り付けられるようにすることである。第2の目的は、
保持具の当面を工作機の主軸の端面に直接に当接させら
れるようにすることにより、保持具に加わる横向きの力
に対する耐力を極めて高め、主軸への取付状態において
切削加工を行う場合、大きな芯振れ防止効果を発揮でき
るようにすることである。第3の目的は、工作機の主軸
におけるテーパ孔や端面の寸法に差異があっても、上記
のような大きな芯振れ防止効果が発揮される状態に取り
付けられるようにすることである。第4の目的は、主軸
に対する着脱の繰り返しにより多少の磨耗が生じても上
記のような大きな芯振れ防止効果を発揮する状態に取付
けられるようにすることにより、長寿命の利用を可能に
できるようにすることである。他の目的及び利点は図面
及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかにな
るであろう。
に、本願発明における保持具は、一端に工具装着部を備
えている本体の他端に、工作機の主軸に備えられている
テーパ孔に差し込む為の先細り状の差込部を連設し、上
記本体の他端おける上記差込部の連設部の周囲には、上
記差込部を上記テーパ孔に差し込んだ状態において上記
主軸の端面に当接させる為の当面を備えており、上記差
込部は外周面に上記テーパ孔の内周面に当接させる為の
当接面を備えている保持具において、上記差込部におけ
る上記当接面の内部側には、上記差込部を上記テーパ孔
内に圧入した状態において、上記当接面をその直径が縮
小するように撓ませて上記当面を上記端面に当接させる
為の中空部を備えたものである。
内に差込部を差し込むと、テーパ孔の内周面に差込部に
おける当接面が接触する。差込部をテーパ孔の深部方向
に向けて更に圧入すると、テーパ孔の内周面によって上
記当接面はその直径が縮小するように撓まされてテーパ
孔の内周面に圧接すると共に、当面が主軸の端面に直接
に当接する。上記テーパ孔の内周面に対する当接面の接
触は、主軸に対し保持具の軸心を一致させる。又上記端
面に対する当面の当接は、保持具の横向きの力に対する
耐力を増大させる。
る。図1乃至図3において、符号1〜5は工作機におけ
る周知の構造を示すもので、1は主軸、2はその端部に
設けた保持具取付用のテーパ孔、3はその内周面で、テ
ーパ状となっている。該内周面3の勾配は例えば7/2
4勾配である。4は主軸1の端面、5は保持具の取付の
ための引具を夫々示す。次に6は保持具を示す。7は該
保持具における本体で、外周面には工具交換機による把
持を受ける為の溝8を周設していると共に、図3に示す
如く工作機側の駆動片を嵌合させる為の嵌合部9を備え
る。上記本体7の一端(図面上図示が省略されている右
方の端)にはドリル、エンドミル等の切削具を着脱自在
に取付ける為の工具装着部を備えている。該工具装着部
は上記のような着脱自在な装着部以外に、切削用のチッ
プを直接に取付けた装着部の場合もある。
込部で、上記テーパ孔2に差し込んで主軸1に対する保
持具6の固着を行う為の部分であり、テーパ孔2への差
し込みの為に先細り状に形成している。11は上記差込部
10をテーパ孔2に差込んだ状態において上記端面4に当
接させる為の当面で、図示の如く本体7の他端における
差込部の連設部7aの周囲に備えられている。上記差込部
10は後述のように中空部27,34を備える構造を容易に形
成できるようにする為に、本例においては上記本体7と
一体に形成した基部12と、その外周に備えさせるように
したスリーブ13とから構成している。14は上記基部12に
おいて上記スリーブ13の取付の為の取付部でその外周面
はストレートな円筒状に形成している。15はスリーブ13
の位置決用の断部、16はスリーブの抜け止め用の止輪
で、基部12の外周面に周設した溝に嵌合させている。17
は止輪16によるスリーブ13の端面の傷付きを防止する為
に両者間に介在させたカラー、18は上記引具5による引
き操作を受ける為の周知のプルスタッドを示し、基部12
の取付孔に螺合させている。
は上記基部12に対する連結部を示し、上記取付部14に対
する組付時の基部12とスリーブ13との軸芯の一致精度を
向上させる為に、圧入によって取付部14に対する連結を
行うようにしてあり、21は取付部14に接合する為の内周
面を示す。22は該連結部20の外周面を示し、テーパ孔2
の内周面3に対して次に述べる接合部の外周面を確実に
接合させ得るようにする為に、上記内周面3に接触しな
いようにした逃げ部としてある。この外周面22はスリー
ブ13の製造に当ってそれを切削加工する際の保持部とし
て利用することが出来る。23,30は上記連結部20の一端
側と他端側に夫々設けた接合部で、主軸1に対する該保
持具6の取付の場合にテーパ孔2の内周面3と接合する
為の部分である。これらの接合部23,30の外周面24,31
は上記テーパ孔2の内周面3に対して圧接させる為の当
接面となっている。これらの当接面24,31は、差込部10
がテーパ孔2内に圧入されてそれらの当接面24,31がテ
ーパ孔2の内周面3によって押し縮められた際に、出来
るだけ広い面積において上記内周面3と接触させるよう
にする為に、各接合部23,30の夫々の自由端(連結部20
との接続部分とは反対の側の端)の側から上記テーパ面
3に対する接触が行われるようにしている。その目的の
為に、当接面24は上記内周面3の勾配よりも大きい勾配
に形成し、当接面31は小さい勾配に形成している。上記
両接合部23,30の内周面25,32は、図示の如く上記当接
面24,31の内部側にそれらの当接面の直径が縮小される
ことを可能にする為の中空部27,34が形成されるよう、
対応部分の基部12の外周面26,33よりもやや大きく形成
してある。
6の取付を説明する。先ず図1の如く差込部10を主軸1
のテーパ孔2に差込む。すると先ず接合部23,30におけ
る自由端部分の当接面24,31がテーパ孔2の内周面3に
接触する。上記状態において引具5によってプルスタッ
ド18が矢印F方向に引かれると、差込部10はテーパ孔2
に対し圧入状態となってその深部方向(図1において左
方)に向けて前進する。このように差込部10が前進する
と、その周囲の内周面3の内径が狭まってくる為、両接
合部23,30の当接面24,31はその直径が縮小するように
撓む。この場合、当接面24,31の直径は、各接合部23,
30の自由端側の部分から順次押し縮められ、図2に示さ
れる状態になって広い接触面積において内周面3に弾力
的に圧接する状態となる。又上記のように差込部10の前
進によって当面11は図2に示すように端面4に圧接し、
保持具6は主軸1に対して所定の取付状態となる。尚こ
の状態となったとき、多くの場合は図2に符号36,37で
示す部分(各接合部23,30において連結部20に連なる部
分の外周面)において僅かな隙間が残るが、その隙間は
ゼロになるようにしてあっても良い。
当接面24,31がテーパ孔2の内周面3に圧接しているた
め、主軸1に対して保持具6の軸芯は正確に一致する。
又上記取付状態において主軸1を回動させて切削加工を
行う場合、本体7の一端に取付けている切削具の切削抵
抗を原因として保持具6に横向き(保持具6の軸線に対
して横向きを言い、例えば図2において上下方向)の力
が加わっても、上記テーパ孔2の内周面3に対する各接
合部23,30の当接面24,31の堅い接合及び端面4に対す
る当面11の堅い接合により、そのような横向きの力に対
して大きな抵抗力が示され、保持具6の芯振れが防止さ
れる。このことは切削具による切削面の精度向上に役立
つ利点がある。
で、当接面24e,31eの直径の弾力的な縮小がより容易
に行われ得るようにする為に、接合片23e,30eに多数
のスリット38,39を一定間隔で周方向に並べて形成した
例を示すものである。なお、機能上前図のものと同一又
は均等の構成で説明が重複すると考えられる部分には、
前図と同一の符号にアルファベットのeを付して重複す
る説明を省略した。
1に対して保持具6を取付ける場合、差込部10をテーパ
孔2内に差込むと差込部10の外周面における当接面24,
31がテーパ孔2の内周面3に接触し、更に差込部10をテ
ーパ孔2の深部方向に向けて進めると、上記接触した当
接面24,31の直径がテーパ孔2の内周面3によって押し
縮められて、上記当接面24,31がテーパ孔2の内周面3
に圧接すると共に、当面11が主軸1の端面4に直接に当
接する特長がある。このことは、主軸1に対し保持具6
をその軸心の一致精度高く取り付けられる効果があり、
更に、取付状態での保持具6を横向きの力に対して非常
に強い状態に出来、その取付状態において切削加工を行
う場合、極めて大きな芯振れ防止効果を発揮できる効果
がある。しかも上記のように当面11を端面4に直接に当
接させるようにするものであっても、上記取付の場合、
上記のように差込部10の外周の当接面24,31は相手のテ
ーパ孔2の内周面3によって直径が押し縮められ、そし
て上記当面11が端面4に当接するようにしているので、
工作機メーカーよって主軸1のテーパ孔2や端面4の寸
法にいくらかの差異があっても、上記内周面2に対し上
記当接面24,31が圧接し、且つ上記端面4に対し上記当
面11が当接する適正な取付状態を達成でき、種々の主軸
1に対する広い適応性がある利点がある。又上記のよう
に差込部10の外周の当接面24,31の直径が相手のテーパ
孔2の内周面3によって押し縮められて当面11が端面4
に当接するということは、主軸1に対する着脱の繰り返
しにより当接面24,31や当面11に多少の磨耗が生じた場
合でも、上記当接面24,31においてテーパ孔2の内周面
3に接触する場所や圧接力が一寸変化するのみで、上記
のような適正な取付状態はそのまま達成することが出
来、従って長寿命の利用を可能に出来る効果もある。
差し込んだ状態を示す断面図。
示す断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 一端に工具装着部を備えている本体の他
端に、工作機の主軸に備えられているテーパ孔に差し込
む為の先細り状の差込部を連設し、上記本体の他端おけ
る上記差込部の連設部の周囲には、上記差込部を上記テ
ーパ孔に差し込んだ状態において上記主軸の端面に当接
させる為の当面を備えており、上記差込部は外周面に上
記テーパ孔の内周面に当接させる為の当接面を備えてい
る保持具において、上記差込部における上記当接面の内
部側には、上記差込部を上記テーパ孔内に圧入した状態
において、上記当接面をその直径が縮小するように撓ま
せて上記当面を上記端面に当接させる為の中空部を備え
たことを特徴とする保持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21009595A JP3513679B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21009595A JP3513679B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 保持具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0938837A true JPH0938837A (ja) | 1997-02-10 |
| JP3513679B2 JP3513679B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=16583740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21009595A Expired - Lifetime JP3513679B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 保持具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3513679B2 (ja) |
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-
1995
- 1995-07-26 JP JP21009595A patent/JP3513679B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3513679B2 (ja) | 2004-03-31 |
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