JPH093937A - 生態系育成ブロック - Google Patents
生態系育成ブロックInfo
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- JPH093937A JPH093937A JP7181045A JP18104595A JPH093937A JP H093937 A JPH093937 A JP H093937A JP 7181045 A JP7181045 A JP 7181045A JP 18104595 A JP18104595 A JP 18104595A JP H093937 A JPH093937 A JP H093937A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/22—Improving land use; Improving water use or availability; Controlling erosion
Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自然環境に優しく、ブロック自体から生態系
が育成しやすく、また、ブロックとしても無味乾燥なコ
ンクリートの地肌が露出することなく、さらに、大小の
表面化粧用の自然石を用いても容易に製造することがで
る生態系育成ブロツクを提供することを目的とする。 【構成】 コンクリートブロック表面に砂層を設け、か
つ、多孔質の熔岩、ポーラス状のコンクリート、玉石、
砕石、抗火石、凝灰石、安山岩、粘板岩、花崗岩、蛇紋
岩、石灰岩等の自然石を1以上露出させ、表面から裏面
を貫通する1以上の植栽孔を有してなる生態系育成ブロ
ック及び該ブロツクを用いた土留壁。
が育成しやすく、また、ブロックとしても無味乾燥なコ
ンクリートの地肌が露出することなく、さらに、大小の
表面化粧用の自然石を用いても容易に製造することがで
る生態系育成ブロツクを提供することを目的とする。 【構成】 コンクリートブロック表面に砂層を設け、か
つ、多孔質の熔岩、ポーラス状のコンクリート、玉石、
砕石、抗火石、凝灰石、安山岩、粘板岩、花崗岩、蛇紋
岩、石灰岩等の自然石を1以上露出させ、表面から裏面
を貫通する1以上の植栽孔を有してなる生態系育成ブロ
ック及び該ブロツクを用いた土留壁。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植栽用の孔を有した生
態系育成ブロック、さらに詳しくは、多孔質の熔岩で表
面化粧し、特に、自然環境との調和を叶え生態系を崩さ
ない生態系育成ブロックに関する。
態系育成ブロック、さらに詳しくは、多孔質の熔岩で表
面化粧し、特に、自然環境との調和を叶え生態系を崩さ
ない生態系育成ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、緑化を促進するためのブロツ
クとして植栽ブロックがあり、植栽ブロックとしては、
篭形状で底部が開放したコンクリート製品に植物を植え
込んだり(図5)、コンクリートブロックで額縁状の枠
を作製し、その空洞部分に植物を育成するもの等が開発
されている。
クとして植栽ブロックがあり、植栽ブロックとしては、
篭形状で底部が開放したコンクリート製品に植物を植え
込んだり(図5)、コンクリートブロックで額縁状の枠
を作製し、その空洞部分に植物を育成するもの等が開発
されている。
【0003】また、近年、表面を合成樹脂で自然石風に
作製した擬石形状のブロックを、ブロックの側面に設け
たフックを介して金属鋼線で連結し、連結部によって生
じた各ブロック間のすきまに雑草等を植生する植栽ブロ
ックが開発されている(図6)。
作製した擬石形状のブロックを、ブロックの側面に設け
たフックを介して金属鋼線で連結し、連結部によって生
じた各ブロック間のすきまに雑草等を植生する植栽ブロ
ックが開発されている(図6)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の植栽ブ
ロックは、単にコンクリート製品の底部が開放されてい
るに過ぎないため、孔から植物が育成したとしてもコン
クリートの無味乾燥な表面が露出し自然環境と不調和で
あった。
ロックは、単にコンクリート製品の底部が開放されてい
るに過ぎないため、孔から植物が育成したとしてもコン
クリートの無味乾燥な表面が露出し自然環境と不調和で
あった。
【0005】また、ブロックの表面を自然石風に型取っ
て表面化粧したとしても、表面がコンクリートであるこ
とに変わりなく、コンクリート表面に植物等は育成しな
い。さらに、ブロックの表面に砂利等の自然石等を埋め
込んだとしても、ブロック自体から植物や微小生物が育
成することはなく、単に孔に植えた植物が育成するのみ
で、ブロック自体が自然環境と同化して自然の植物、昆
虫、小動物が育成するものとはならなかった。
て表面化粧したとしても、表面がコンクリートであるこ
とに変わりなく、コンクリート表面に植物等は育成しな
い。さらに、ブロックの表面に砂利等の自然石等を埋め
込んだとしても、ブロック自体から植物や微小生物が育
成することはなく、単に孔に植えた植物が育成するのみ
で、ブロック自体が自然環境と同化して自然の植物、昆
虫、小動物が育成するものとはならなかった。
【0006】また、近年の分割ブロックは、各ブロック
間の隙間から植物を育成させて自然環境に近似したもの
を作製しようというものであるが、ブロックの表面は前
記同様コンクリートであり、ブロック自体が生態系の育
成の場にはならない。また、分割ブロックは主に河川の
法面に設置されるが、平面での設置ならともかく、凹凸
の激しい河川の法面では、各ブロツク間が地盤の凹凸に
よって浮くためワイヤで連結する作業が困難となり作業
性に劣る欠点がある。
間の隙間から植物を育成させて自然環境に近似したもの
を作製しようというものであるが、ブロックの表面は前
記同様コンクリートであり、ブロック自体が生態系の育
成の場にはならない。また、分割ブロックは主に河川の
法面に設置されるが、平面での設置ならともかく、凹凸
の激しい河川の法面では、各ブロツク間が地盤の凹凸に
よって浮くためワイヤで連結する作業が困難となり作業
性に劣る欠点がある。
【0007】また、かりに分割ブロックの表面に自然石
を埋め込むにしても、一定の大きさのブロックに異なる
大きさの自然石を詰め込む作業が容易でなく、ブロック
の形に収まる石の大小を選択するのが困難となり作業性
が劣っていた。
を埋め込むにしても、一定の大きさのブロックに異なる
大きさの自然石を詰め込む作業が容易でなく、ブロック
の形に収まる石の大小を選択するのが困難となり作業性
が劣っていた。
【0008】このように近年においては、コンクリトー
の無味乾燥な表面をそのまま露出するようなブロックか
ら、表面を自然石風に化粧したり、ブロックの設置時に
ブロック間に隙間を生じさせ、隙間から植物を育成させ
るというようにできるだけ自然環境にマッチした製品を
提供するようになってきたが、これらのブロツクは、観
賞的には自然環境にマッチしたものに近づいてきている
が、ブロック自体がコンクリートの構造物であることか
ら、これを設置するとその河川等の生態系を崩すことに
なりかねない。このため、ブロック自体が生態系の育成
の場となるような、生態系を崩すことなく、かつ、生態
系にマッチしたコンクリート製品の提供が望まれてい
た。
の無味乾燥な表面をそのまま露出するようなブロックか
ら、表面を自然石風に化粧したり、ブロックの設置時に
ブロック間に隙間を生じさせ、隙間から植物を育成させ
るというようにできるだけ自然環境にマッチした製品を
提供するようになってきたが、これらのブロツクは、観
賞的には自然環境にマッチしたものに近づいてきている
が、ブロック自体がコンクリートの構造物であることか
ら、これを設置するとその河川等の生態系を崩すことに
なりかねない。このため、ブロック自体が生態系の育成
の場となるような、生態系を崩すことなく、かつ、生態
系にマッチしたコンクリート製品の提供が望まれてい
た。
【0009】本発明は、自然環境に優しく、ブロック自
体から生態系が育成しやすく、また、ブロックとしても
無味乾燥なコンクリートの地肌が露出することなく、さ
らに、大小の表面化粧用の自然石を用いても容易に製造
することがでる生態系育成ブロツクを提供することを目
的とする。
体から生態系が育成しやすく、また、ブロックとしても
無味乾燥なコンクリートの地肌が露出することなく、さ
らに、大小の表面化粧用の自然石を用いても容易に製造
することがでる生態系育成ブロツクを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、前
記課題を解決するため、生態系を崩すこと無く、むしろ
生き物の新たな生息域にもなる生態系育成ブロックにつ
いて鋭意研究を重ねた結果、必要に応じて表面に砂層を
設け、かつ、表面化粧骨材として玉石、砕石、凝灰石、
安山岩、粘板岩、花崗岩、蛇紋岩、石灰岩等の自然石や
熔岩またはポーラス状のコンクリート等の多孔質の骨材
を1以上露出させて表面を化粧し、表面から裏面を貫通
する1以上の植栽孔、または熔岩等の多孔質の骨材の背
後からコンクリートブロック裏面を貫通する孔またはパ
イプを有してなる生態系育成ブロックを用いれば前記課
題が解決できるとの知見を得た。
記課題を解決するため、生態系を崩すこと無く、むしろ
生き物の新たな生息域にもなる生態系育成ブロックにつ
いて鋭意研究を重ねた結果、必要に応じて表面に砂層を
設け、かつ、表面化粧骨材として玉石、砕石、凝灰石、
安山岩、粘板岩、花崗岩、蛇紋岩、石灰岩等の自然石や
熔岩またはポーラス状のコンクリート等の多孔質の骨材
を1以上露出させて表面を化粧し、表面から裏面を貫通
する1以上の植栽孔、または熔岩等の多孔質の骨材の背
後からコンクリートブロック裏面を貫通する孔またはパ
イプを有してなる生態系育成ブロックを用いれば前記課
題が解決できるとの知見を得た。
【0011】表面化粧骨材としての自然石としては、玉
石、砕石、抗火石、凝灰石、安山岩、粘板岩、花崗岩、
蛇紋岩、石灰岩等のあらゆる自然石を用いることができ
るが、多孔質の熔岩、軽石またはポーラス状のコンクリ
ート等を用いるのが最も好ましい。多孔質の熔岩は、水
分を吸収し、保湿性に富むため、天然石のなかでもそれ
自体に最もコケが育成しやすい。また、熔岩を表面化粧
骨材として用いるため、熔岩の回りの目地部分の砂や植
栽孔に充填した土の部分も常に湿潤状態が保たれ、ブロ
ック全体が生き物の新たな生息域となることができる。
また、ポーラス状のコンクリートも多孔質であるため水
分を吸収し、保湿性に富むため用いることができる。
石、砕石、抗火石、凝灰石、安山岩、粘板岩、花崗岩、
蛇紋岩、石灰岩等のあらゆる自然石を用いることができ
るが、多孔質の熔岩、軽石またはポーラス状のコンクリ
ート等を用いるのが最も好ましい。多孔質の熔岩は、水
分を吸収し、保湿性に富むため、天然石のなかでもそれ
自体に最もコケが育成しやすい。また、熔岩を表面化粧
骨材として用いるため、熔岩の回りの目地部分の砂や植
栽孔に充填した土の部分も常に湿潤状態が保たれ、ブロ
ック全体が生き物の新たな生息域となることができる。
また、ポーラス状のコンクリートも多孔質であるため水
分を吸収し、保湿性に富むため用いることができる。
【0012】熔岩は、表面化粧材として表面に複数個設
けるのが好ましいが、コケを表面に多く育成するときに
は、多く設けるのが好ましい。また、熔岩には浄化作用
があり河川に設置すると、汚染された河川を浄化してよ
り生態系に好ましい自然環境を得ることができる。
けるのが好ましいが、コケを表面に多く育成するときに
は、多く設けるのが好ましい。また、熔岩には浄化作用
があり河川に設置すると、汚染された河川を浄化してよ
り生態系に好ましい自然環境を得ることができる。
【0013】ブロック表面には、砂層が設けられてお
り、各表面化粧骨材間の間の目地部分が砂層によってコ
ンクリートの無味乾燥な地肌が露出しないようになって
いる。砂層は、ブロックの表面1〜5cm位の層とする
ことが好ましく、表面化粧骨材間の目地部分の砂層は、
そのままでも景観に優れているが、砂地には、ブロック
作製時に予めまたは、ブロックの成型後芝の種を蒔き芝
を育成させてもよい。なお、砂層を厚くすると根の生え
る背丈の大きい植物が育成し、砂層を薄くすると背丈の
低い植物が育成するため、砂層を調整することによって
育成する植物も選択することができる。このため、施工
場所に育成させる植物によって砂層を調整することがで
きる。例えば、雑草の繁殖を好まないときは、砂層を薄
くして用いればよい。また、砂層を設けないときは、表
面に熔岩をできるだけ多く露出させ、目地部分を植栽孔
とするのが好ましい。
り、各表面化粧骨材間の間の目地部分が砂層によってコ
ンクリートの無味乾燥な地肌が露出しないようになって
いる。砂層は、ブロックの表面1〜5cm位の層とする
ことが好ましく、表面化粧骨材間の目地部分の砂層は、
そのままでも景観に優れているが、砂地には、ブロック
作製時に予めまたは、ブロックの成型後芝の種を蒔き芝
を育成させてもよい。なお、砂層を厚くすると根の生え
る背丈の大きい植物が育成し、砂層を薄くすると背丈の
低い植物が育成するため、砂層を調整することによって
育成する植物も選択することができる。このため、施工
場所に育成させる植物によって砂層を調整することがで
きる。例えば、雑草の繁殖を好まないときは、砂層を薄
くして用いればよい。また、砂層を設けないときは、表
面に熔岩をできるだけ多く露出させ、目地部分を植栽孔
とするのが好ましい。
【0014】植栽孔は、ブロックの表面から裏面まで貫
通され、該植栽孔には、土が充填され、つつじ等の植物
が植えられる。そして、植栽孔の裏面で植栽孔の土と施
工現場の土が結合してブロックと地盤が一体化される。
また、植栽孔は、熔岩間の目地部分または熔岩の下に任
意の数が複数設けられ、形状は、直方体形状、三日月形
状、円柱状、楕円形状等さまざまな形状を適宜選択する
ことができ、大きい植栽孔を中心に設けたり、さまざま
の形状のものを複数設けたり、その成型する製品の目的
によって適宜選択することができる。
通され、該植栽孔には、土が充填され、つつじ等の植物
が植えられる。そして、植栽孔の裏面で植栽孔の土と施
工現場の土が結合してブロックと地盤が一体化される。
また、植栽孔は、熔岩間の目地部分または熔岩の下に任
意の数が複数設けられ、形状は、直方体形状、三日月形
状、円柱状、楕円形状等さまざまな形状を適宜選択する
ことができ、大きい植栽孔を中心に設けたり、さまざま
の形状のものを複数設けたり、その成型する製品の目的
によって適宜選択することができる。
【0015】コンクリートブロックのコンクリートは、
製品に応じて超硬練りや軟練りコンクリートを用いるこ
とができるが、脱型なら超硬練り、流し込みなら軟練り
と適宜選択して用いることができる。
製品に応じて超硬練りや軟練りコンクリートを用いるこ
とができるが、脱型なら超硬練り、流し込みなら軟練り
と適宜選択して用いることができる。
【0016】コンクリートブロックの形状は、四角形、
長方形等適宜選択できるが、側面にそれぞれ凹部を有し
たものとするのが好ましい。これは、同様のブロックを
連接したときに、凹部同志が組合わさって孔を構成し、
植栽孔として用いることができるからである。また、ブ
ロックとしては、間置ブロツク、大型ブロック、平板、
水路ブロツク等のあらゆるブロツクに用いることができ
る。
長方形等適宜選択できるが、側面にそれぞれ凹部を有し
たものとするのが好ましい。これは、同様のブロックを
連接したときに、凹部同志が組合わさって孔を構成し、
植栽孔として用いることができるからである。また、ブ
ロックとしては、間置ブロツク、大型ブロック、平板、
水路ブロツク等のあらゆるブロツクに用いることができ
る。
【0017】本発明は、表面化粧骨材として熔岩を用い
れば、熔岩が目地の砂部及び植栽孔の土部が常に適度の
水分が保たれ、コケや植物、小動物が育成しやすい環境
となる。
れば、熔岩が目地の砂部及び植栽孔の土部が常に適度の
水分が保たれ、コケや植物、小動物が育成しやすい環境
となる。
【0018】しかし、熔岩を用いないで、ブロックの表
面を砂層のみとした場合、ブロックの表面に植栽孔のみ
の場合、砂層と植栽孔との組み合わせの場合は、いずれ
もコケはおろか、植物や生物の育成はほとんどない。こ
のことから、表面化粧骨材として熔岩を用いることが好
ましい、また、本発明の組み合わせによって初めて優れ
た効果を得ることができる。
面を砂層のみとした場合、ブロックの表面に植栽孔のみ
の場合、砂層と植栽孔との組み合わせの場合は、いずれ
もコケはおろか、植物や生物の育成はほとんどない。こ
のことから、表面化粧骨材として熔岩を用いることが好
ましい、また、本発明の組み合わせによって初めて優れ
た効果を得ることができる。
【0019】さらに、本発明の他の態様として、コンク
リートブロック表面に1以上の多孔質の熔岩またはポー
ラス状のコンクリートを露出させ、熔岩の背後からコン
クリートブロック裏面を貫通する孔又はパイプを有した
生態系育成ブロックである。
リートブロック表面に1以上の多孔質の熔岩またはポー
ラス状のコンクリートを露出させ、熔岩の背後からコン
クリートブロック裏面を貫通する孔又はパイプを有した
生態系育成ブロックである。
【0020】熔岩等の背後に孔を設けておけば、土中の
水分が熔岩背後に浸透し、熔岩を常に湿潤状態にし、コ
ケの育成、生態系の育成を促進させる。これは、コケ等
は湿り気の多いとこで育成するためブロツクが日向にあ
ると湿潤状態を保てないため有効になる。また、孔の代
わりにブロックを貫通するビニルパイプを挿通してもよ
く、このとき、該ビニルパイプを水路と連結すれば、経
常的に湿潤状態を保ことができる。なお、これらの孔と
同時にコンクリートブロツクの目地部分に前記植栽孔を
有すれば、より生態系にマッチしたコンクリートブロツ
クを提供することができる。
水分が熔岩背後に浸透し、熔岩を常に湿潤状態にし、コ
ケの育成、生態系の育成を促進させる。これは、コケ等
は湿り気の多いとこで育成するためブロツクが日向にあ
ると湿潤状態を保てないため有効になる。また、孔の代
わりにブロックを貫通するビニルパイプを挿通してもよ
く、このとき、該ビニルパイプを水路と連結すれば、経
常的に湿潤状態を保ことができる。なお、これらの孔と
同時にコンクリートブロツクの目地部分に前記植栽孔を
有すれば、より生態系にマッチしたコンクリートブロツ
クを提供することができる。
【0021】
【効果】本発明によれば、自然環境に優しく、ブロック
自体から生態系が育成しやすい生態系ブロツクを提供す
ることができる。また、ブロックとしても無味乾燥なコ
ンクリートの地肌が露出することなく、砂部に芝等の種
を蒔けば芝が容易に育成し、植栽孔の砂部につつじ等の
草木を植えれば、従来の植栽ブロック以上に育成が持続
する。さらに、河川等の法面への施工も簡単に行え、施
工後は、コケが容易に育成され、コケに伴い微生物や昆
虫等が育成され、また、熔岩の浄化作用から河川を浄化
することができ、生態系に優しく自然環境と同様な環境
を得ることができ従来のブロックではあり得なかったブ
ロック自体が生態系の育成の場となる生態系ブロックを
提供することができる。またさらに、熔岩等の背後から
孔またはパイプを設ければ水分の補給に優れ、湿潤状態
が保たれてより生態系が育成しやすくなる。
自体から生態系が育成しやすい生態系ブロツクを提供す
ることができる。また、ブロックとしても無味乾燥なコ
ンクリートの地肌が露出することなく、砂部に芝等の種
を蒔けば芝が容易に育成し、植栽孔の砂部につつじ等の
草木を植えれば、従来の植栽ブロック以上に育成が持続
する。さらに、河川等の法面への施工も簡単に行え、施
工後は、コケが容易に育成され、コケに伴い微生物や昆
虫等が育成され、また、熔岩の浄化作用から河川を浄化
することができ、生態系に優しく自然環境と同様な環境
を得ることができ従来のブロックではあり得なかったブ
ロック自体が生態系の育成の場となる生態系ブロックを
提供することができる。またさらに、熔岩等の背後から
孔またはパイプを設ければ水分の補給に優れ、湿潤状態
が保たれてより生態系が育成しやすくなる。
【0022】
実施例 1000×1000×500mmの鉄製の型枠に、底部
が磁化された100×400×300の植栽孔用の型枠
を任意の箇所に設置し、次いで、砂層を20mm敷き詰
め、さらに、化粧用骨材として大小さまざまな熔岩を砂
層上に乗せた後、コンクリートを打設し、養生後、植栽
孔用の型枠とともに脱型して製品を得た。得られた製品
は、表面に熔岩2、目地部には砂層3を有し、コンクリ
ート部4には表裏を貫通する植栽孔5を有し、4辺には
50mmの凹部6を有している。得られた生態系育成ブ
ロック1を連接して河川敷に土留壁として敷き詰め、砂
部3に芝の種、植栽孔及び連接して得られた凹部同志の
孔につつじの苗えを植えたところ、約2週間で芝が延
び、約1ヵ月で熔岩部にコケが生え、つつじも育成し、
以後つつじも枯れることなく育成されることが確認され
た。
が磁化された100×400×300の植栽孔用の型枠
を任意の箇所に設置し、次いで、砂層を20mm敷き詰
め、さらに、化粧用骨材として大小さまざまな熔岩を砂
層上に乗せた後、コンクリートを打設し、養生後、植栽
孔用の型枠とともに脱型して製品を得た。得られた製品
は、表面に熔岩2、目地部には砂層3を有し、コンクリ
ート部4には表裏を貫通する植栽孔5を有し、4辺には
50mmの凹部6を有している。得られた生態系育成ブ
ロック1を連接して河川敷に土留壁として敷き詰め、砂
部3に芝の種、植栽孔及び連接して得られた凹部同志の
孔につつじの苗えを植えたところ、約2週間で芝が延
び、約1ヵ月で熔岩部にコケが生え、つつじも育成し、
以後つつじも枯れることなく育成されることが確認され
た。
【0023】また、これと同時に、熔岩を設けず、表面
を砂層のみとしたもの、砂層と植栽孔のみからなるブロ
ックを作製し、同様にして河川に敷き詰めたところ、砂
部からは芝はなかなか育たず、また、植栽部のつつじも
3週間でかれてしまった。
を砂層のみとしたもの、砂層と植栽孔のみからなるブロ
ックを作製し、同様にして河川に敷き詰めたところ、砂
部からは芝はなかなか育たず、また、植栽部のつつじも
3週間でかれてしまった。
【図1】本発明の生態系育成ブロックの平面図
【図2】本発明の生態系育成ブロックの断面図
【図3】本発明の生態系育成ブロックを連接した土留壁
の状態を示す図
の状態を示す図
【図4】本発明の生態系育成ブロックの他の実施態様を
示す図
示す図
【図5】従来の植栽ブロックの平面図
【図6】従来の分割型擬石形状のブロックの平面図
1 生態系育成ブロック 2 熔岩 3 砂層 4 コンクリート部 5 植栽孔 6 凹部 7 孔 8 パイプ
Claims (10)
- 【請求項1】 コンクリートブロック表面に1以上の多
孔質の熔岩またはポーラス状のコンクリートを露出さ
せ、表面から裏面を貫通する1以上の植栽孔を有してな
る生態系育成ブロック。 - 【請求項2】 コンクリートブロック表面に砂層を設
け、かつ、多孔質の熔岩またはポーラス状のコンクリー
トを1以上露出させ、表面から裏面を貫通する1以上の
植栽孔を有してなる生態系育成ブロック。 - 【請求項3】 コンクリートブロック表面に砂層を設
け、かつ、多孔質の熔岩またはポーラス状のコンクリー
トを1以上露出させ、表面から裏面を貫通する1以上の
植栽孔に土を充填してなる生態系育成ブロック。 - 【請求項4】 コンクリートブロック表面に砂層を設
け、かつ1以上の玉石、砕石、抗火石、凝灰石、安山
岩、粘板岩、花崗岩、蛇紋岩、石灰岩等の自然石を露出
させ、表面から裏面を貫通する1以上の植栽孔を有して
なる生態系育成ブロック。 - 【請求項5】 コンクリートブロック表面に1以上の多
孔質の熔岩またはポーラス状のコンクリートを露出さ
せ、熔岩の背後からコンクリートブロック裏面を貫通す
る孔を有してなる生態系育成ブロック。 - 【請求項6】 コンクリートブロック表面に1以上の多
孔質の熔岩またはポーラス状のコンクリートを露出さ
せ、熔岩の背後からコンクリートブロック裏面を挿通し
たパイプを有してなる生態系育成ブロック。 - 【請求項7】 コンクリートブロックの表面層の目地部
分が砂層であることを特徴とする請求項5又は6記載の
生態系育成ブロック。 - 【請求項8】 コンクリートブロツクの目地部分に植栽
孔を有したことを特徴とする請求項5〜7項のいずれか
ら記載の生態系育成ブロック。 - 【請求項9】 コンクリートブロツクが側面にそれぞ
れ凹部を有したことを特徴とする請求項1〜6のいずれ
かに記載の生態系育成ブロック。 - 【請求項10】 請求項1〜6の生態系育成ブロックを
河川敷に連接して敷き詰め植栽孔及び凹部が連接してで
きた孔に植物、砂部に芝を植えた土留壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7181045A JPH093937A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 生態系育成ブロック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7181045A JPH093937A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 生態系育成ブロック |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH093937A true JPH093937A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=16093811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7181045A Pending JPH093937A (ja) | 1995-06-23 | 1995-06-23 | 生態系育成ブロック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH093937A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000056374A (ko) * | 1999-02-19 | 2000-09-15 | 고연표 | 다공질 자연석 호안 생태블럭 |
| EP1243703A1 (fr) * | 2001-03-20 | 2002-09-25 | Vegetude | Panneau végétalisable, comportant une structure composite solide, destiné aux travaux publics et à la construction |
-
1995
- 1995-06-23 JP JP7181045A patent/JPH093937A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000056374A (ko) * | 1999-02-19 | 2000-09-15 | 고연표 | 다공질 자연석 호안 생태블럭 |
| EP1243703A1 (fr) * | 2001-03-20 | 2002-09-25 | Vegetude | Panneau végétalisable, comportant une structure composite solide, destiné aux travaux publics et à la construction |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040817 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041026 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050405 |