JPH0939575A - 自動車の雨天乗降用天蓋 - Google Patents

自動車の雨天乗降用天蓋

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JPH0939575A
JPH0939575A JP20852795A JP20852795A JPH0939575A JP H0939575 A JPH0939575 A JP H0939575A JP 20852795 A JP20852795 A JP 20852795A JP 20852795 A JP20852795 A JP 20852795A JP H0939575 A JPH0939575 A JP H0939575A
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JP
Japan
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canopy
door
storage box
rain
hinge
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JP20852795A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Murakami
智昭 村上
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Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shin Meiva Industry Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨の日や雪の日に車を利用する人が雨や雪に
晒されようにする乗降用天蓋の提供。 【解決手段】 乗降用天蓋20は、ヒンジによって自動
車33の車体45に開閉可能に取付けられたドア32近
傍の車体の屋根34に設けられた天蓋体収納ボックス2
1と、一端がドアに取付けられ他端が天蓋体収納ボック
スに取付けられ展開中心35がヒンジの上方に位置する
扇状に展開可能な天蓋体22とを有している。乗降者
は、車を利用するとき、ドアを開ける。天蓋体22は、
ドアに引っ張られて天蓋体収納ボックスから引き出され
て扇状に展開させられ、ドアと車体との間の上部を覆
い、ドアと車体との間に雨や雪が降り込まないようにす
る。ドアを閉めると、天蓋体は、ドアによって天蓋体収
納ボックスに押し込まれて収納される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雨の日や雪の日(以
下、まとめて「雨天」という。)に、車を利用する人が
雨や雪に晒されないようにするための乗降用天蓋に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車には、雨天に、自動車を利
用する人が雨に濡れないようにする手段が講じられてい
ない。このため、利用者は、雨に濡れないようにするた
め、乗車時に、傘を閉じながら素早く自動車に乗らなけ
ればならない。又、降車時には、傘を開きながら自動車
から降り、降りてから素早く完全に傘を開かなければな
らない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように自動車に
は、利用者が雨に濡れないようにする手段が講じられて
いないため、雨天の車利用時に次のような問題点が生じ
ている。高齢者、身体障害者、及び病人等の、機敏な動
作ができない乗降者は、乗降に時間がかかり、比較的長
時間、雨に濡れることが多い。しかし、このような利用
者は、長時間、雨に濡れることは健康上好ましくない。
又、雨に濡れないようにするには、乗降中に傍で傘をさ
していてくれる人(介護者)を必要とする。
【0004】さらに、車椅子に乗っている人(以下、
「車椅子利用者」と称する。)自身が自動車の運転手で
ある場合には、次のような順序で自動車に乗るため、雨
に晒される時間が長い。先ず、車椅子利用者は、両手で
車椅子を操作して自動車のドアに近付き、車椅子にブレ
ーキをかける。次に、一方の手でドアの把手を掴んでド
アのフックを外し、ドアを開けられる状態にする。そし
て、他方の手で車椅子のブレーキを緩め、車椅子を片手
操作しながら一方の手でドアを全開にして、運転席に近
付き、車椅子に再度ブレーキを掛ける。
【0005】その後、車椅子利用者は、杖を使用する
か、或いは、自動車に掴まるかして運転席に乗り移る。
最後に、車椅子利用者は、車椅子を畳んで、自動車に乗
せ、ドアを閉める。降車の動作は、乗車とは逆の動作に
なる。
【0006】本発明の目的は、乗降者、特に、車椅子利
用者が雨天でも雨に濡れずに自動車を利用することので
きる雨天乗降用天蓋を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、ヒン
ジによって自動車の車体に開閉可能に取付けられたドア
近傍の前記車体の屋根に設けられた天蓋体収納ボックス
と、一端が前記ドアに取付けられ他端が前記天蓋体収納
ボックスに取付けられ展開中心が前記ヒンジの上方に位
置する扇状に展開可能な天蓋体とを有し、前記天蓋体は
前記ドアを閉めたとき前記天蓋体収納ボックス内に収納
され前記ドアを開けたとき前記ドアに引っ張られて前記
天蓋体収納ボックスから引き出され前記車体と前記ドア
との間で扇状に展開させられるようになっている雨天乗
降用天蓋により、第2に、ヒンジによって自動車の車体
に開閉可能に取付けられたドア近傍の前記車体の屋根に
設けられた天蓋体収納ボックスと、一端が前記ドアに取
付けられ他端が前記天蓋体収納ボックスに取付けられ展
開中心が前記ヒンジの真上から水平方向の離れた場所に
位置する扇状に展開可能な主天蓋体と、前記主天蓋体と
前記ドアとの間に具えられ展開中心が前記主天蓋体の一
端の遊端上に位置して扇状に展開可能な補助天蓋体とを
有し、前記主天蓋体と前記補助天蓋体は前記ドアを閉め
たとき前記天蓋体収納ボックス内に収納され前記ドアを
開けたとき前記ドアに引っ張られて前記天蓋体収納ボッ
クスから引き出され前記車体と前記ドアとの間で互いに
連続した状態で夫々扇状に展開させられ前記車体と前記
ドアとの間の上部を覆うようになっている雨天乗降用天
蓋により、前記の課題を解決した。
【0008】
【作用】第1の雨天乗降用天蓋において、乗降者が、自
動車を利用するとき、ドアを開けると、天蓋体は、ドア
に引っ張られて天蓋体収納ボックスから引き出されて扇
状に展開させられ、ドアと自動車の車体との間の上部を
覆い、ドアと車体との間に雨が降り込まないようにす
る。
【0009】第2の雨天乗降用天蓋において、乗降者
が、自動車を利用するとき、ドアを開けると、主天蓋体
と補助天蓋体は、ドアに引っ張られて天蓋体収納ボック
スから互いに連続した状態で引き出されて、夫々扇状に
展開させられる。主天蓋体は、展開中心が前記ヒンジの
真上から水平方向の離れた場所に位置するため、扇状に
展開させられても、ドアと車体との間の上部全体を覆う
ことができない。このため、ドアと主天蓋体との間に隙
間が生じる。しかし、この隙間は補助天蓋体によって覆
われる。したがって、第2の雨天乗降用天蓋は、主天蓋
体と補助天蓋体とによって、ドアと自動車の車体との間
の上部全体を覆い、ドアと車体との間に雨が降り込まな
いようにする。
【0010】このように、第1、第2雨天乗降用天蓋
は、ドアと自動車の車体との間の上部を覆い、ドアと車
体との間に雨が降り込まないようにして、乗降者が雨や
雪に晒されずに自動車を利用することができるようにす
る。又、乗降者が、乗降後、ドアを閉めると、天蓋体、
主天蓋体、及び、補助天蓋体は、ドアによって天蓋体収
納ボックスに押し込まれて収納され、自動車の走行中、
風圧によって展開するようなことはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図21に基
づいて説明する。図1乃至図10の雨天乗降用天蓋20
は、雨天に乗降者が自動車33を利用するとき雨に濡れ
ないようにするためのものであって、主に、天蓋体収納
ボックス21と、天蓋体22とで構成されている。天蓋
体収納ボックス21は、ヒンジ31,31(図2参照)
によって車体45に開閉可能に取付けられたドア32近
傍の車体45の屋根34に、適宜の取付け具(図示省
略)によって風圧によって脱落しないように取付けられ
ている。
【0012】天蓋体収納ボックス21は、幅方向断面形
状がコ字状の箱であり、平面視末広がり状又は長方形に
形成されている。天蓋体収納ボックスに天蓋体が収納さ
れたとき、天蓋体収納ボックス内に多少の空間が生じる
ようなスペースを設けておくと、晴天時に使用しない
傘、合羽等の雨具や、自動車の保守管理に必要な工具等
を収納する物入れと兼用することができる。
【0013】天蓋体収納ボックス21には、展開中心ピ
ン35を中心にして扇状に展開可能な天蓋体22が収納
されている。展開中心ピン35は、ヒンジ31の真上の
位置に設けられている。天蓋体22の一端は天蓋体収納
ボックス21に固定され、他端は運転席側のドア32の
窓枠36にフック状の係合具37によって係合されてい
る。
【0014】天蓋体22(図6、図7参照)は、折畳み
可能な樹脂製の扇板41と、扇板41が自重によって垂
れ下らないように扇板41を補強して支持する複数本の
補強ビーム42と、扇板41の端部にコ字状に折り曲げ
て形成された折り曲げ片40(図5参照)とで構成され
ている。折り曲げ片40は、ドア32の窓枠36にフッ
ク状の係合具37(図2、図3参照)によって係合させ
られる部分である。なお、折畳み可能な扇板41の替わ
りにビニールシート、或いは、防水された布を(図示省
略)使用してもよい。この場合においても、ビニールシ
ート、布は、補強ビームによって支持される。
【0015】又、図8、図9の天蓋体122のように、
端部同士を重ね合わせ、展開させられたとき互いに係合
するフック状の係合縁143が形成された複数枚の末広
がり状の末広がり板144によって形成してもよい。末
広がり板144は、樹脂製或いはステンレス製の錆びな
い金属が使用される。この天蓋体122の場合には、係
合縁143同士の重なりによって天蓋体122が補強さ
れている。補強ビーム142は係合縁143に設けられ
ている。
【0016】天蓋体22,122に透明或いは半透明な
樹脂製板或いはビニールシートを使用した場合には、天
蓋体22,122によって光が遮られて暗くなりがちな
自動車33の乗降口39の周囲に光が射し込み、乗降口
39の周囲を明るくすることができる。さらに、天蓋体
22,122を明るい雰囲気の色に着色するか、或い
は、天蓋体22,122に絵を描いておくかすると、雨
天における憂欝な雰囲気を明るい雰囲気にすることがで
きる。
【0017】次に動作を説明する。乗降者は、自動車3
3を利用するとき、ドア32を開ける。このとき、天蓋
体22は、ドア32に引っ張られて天蓋体収納ボックス
21内から引き出され、展開中心ピン35を中心にして
扇状に展開させられて、ドア32と自動車33の車体4
5との間の上部を覆い、ドア32と車体45との間に雨
が降り込まないようにする。
【0018】このため、乗降者は雨に濡れずに自動車3
3を利用することができる。乗降者は、乗降後、ドア3
2を閉める。このとき、天蓋体22は、ドア32によっ
て天蓋体収納ボックス21に、水平な方向に重なり合っ
て天蓋体収納ボックス21内に畳み込まれる。天蓋体2
2は、天蓋体収納ボックス21に畳み込まれるため、自
動車33の走行中、風圧によって展開するようなことが
ない。
【0019】なお、図8、図9の天蓋体122も、ドア
32の開閉にともなって展開させられる。但し、天蓋体
収納ボックス内に収納されるとき、上下方向に重なり合
って天蓋体収納ボックス内に畳み込まれる。
【0020】次に、図11乃至図13の雨天乗降用天蓋
220は、天蓋体222の補強ビームの展開中心端を下
方に略直角に折り曲げて、天蓋体収納ケース221の端
部に上下方向に向けて設けた筒状の軸受223に支持さ
れた構成になっている。この雨天乗降用天蓋220の場
合、補強ビーム242の端部が下方に折れ曲がって軸受
223に支持されているため、天蓋体222の自重によ
って下方へ撓みにくく、天蓋体222を確実に支持し補
強することができる。
【0021】又、雨天乗降用天蓋20,220は運転席
に近い車道側のドアと屋根との間に設けられているが、
歩道側のドアと屋根との間に設けても勿論よい。勿論、
運転と関係のない後部座席側に設けることもできる。
【0022】図1乃至図13に基づいて説明した雨天乗
降用天蓋20,220の天蓋体22,122の展開中心
ピン(展開中心)35は、ドア32のヒンジ31のほぼ
真上の位置にあるが、次に説明する雨天乗降用天蓋32
0(図14乃至図21参照)の主天蓋体350の展開中
心ピン(展開中心)335は、ヒンジ331の真上から
水平方向に離れた位置にある。この雨天乗降用天蓋32
0は、主天蓋体350と補助天蓋体360とを有してい
る。
【0023】後述する主天蓋体350と補助天蓋体36
0とを収納する天蓋体収納ボックス321は、ヒンジ3
1(図14、図16参照)によって車体45に開閉可能
に取付けられたドア32近傍の車体45の屋根34に取
付け具346,346によって取付けられ、風圧によっ
て脱落しないようになっている。
【0024】天蓋体収納ボックス321は、幅方向断面
形状がコ字状の箱であり、平面視長方形に形成されてい
る。天蓋体収納ボックスに主天蓋体350と補助天蓋体
360とが収納されたとき、天蓋体収納ボックス内に多
少の空間が生じるようなスペースを設けておくと、晴天
時に使用しない傘、合羽等の雨具や、自動車の保守管理
に必要な工具等を収納する物入れと兼用することができ
る。
【0025】主天蓋体350は、展開中心ピン335を
中心にして扇状に展開可能に形成されている。展開中心
ピン335は、天蓋体収納ボックス321内で且つヒン
ジ31の真上から水平方向に離れた位置に設けられてい
る。
【0026】主天蓋体350(図16参照)は、展開中
心ピン335に水平回転可能に設けられたL字状の水平
回転杆352と、この水平回転杆352の短片354上
にピン380によって水平回転可能に設けられた回転ビ
ーム381と、この回転ビーム381と水平回転杆35
2の長片356との間に張り渡されたビニールシート3
53と、このビニールシート353が垂れ下らないよう
に支持する4本の補強ビーム342とで構成されてい
る。4本の各補強ビーム342は、水平回転杆352の
短片354上にピン355によって水平回転可能に設け
られている。ピン355,380は等間隔に設けられて
いる。
【0027】水平回転杆352の長片356は、図16
乃至図18に示すように、ドア32に設けられた駆動棒
357の先端に、ゴム358(引張スプリングであって
もよい。)の牽引力によって圧接されている。これによ
って、主天蓋体350は、ドア32に連結されている。
【0028】補助天蓋体360は、水平回転アーム36
2と、ビニールシート353とで構成されている。水平
回転アーム362は、主天蓋体350の水平回転杆35
2の長片356の遊端側に突設された展開中心ピン(展
開中心)361に水平回転可能に設けられている。ビニ
ールシート353は、水平回転アーム362と水平回転
杆352の長片356とに張り渡されている。
【0029】補助天蓋体360は、図16、図19、図
20に示すように、ドア32に設けられた駆動棒364
と、この駆動棒364と水平回転アーム362とにピン
365,366によって回転可能に連結された駆動リン
ク367によってドア32に連結されている。
【0030】次に、図14乃至図21に示す雨天乗降用
天蓋320の動作を説明する。乗降者が自動車33を利
用するとき、ドア32を開けると、ドア32に連結して
いる主天蓋体350と補助天蓋体360は、互いに連続
した状態で天蓋体収納ボックス321内から引き出され
る。このとき、主天蓋体350の回転ビーム381は、
天蓋体収納ボックス321内に突設したストッパ359
に当接して天蓋体収納ボックス321から引き出しが阻
止される。このため、水平回転杆352と、ビニールシ
ート353と、4本の補強ビーム342は、ドア32の
動きにともなって、天蓋体収納ボックス321から引き
出され、ビニールシート353を扇状に展開させる。
【0031】一方、補助天蓋体360の水平回転アーム
362は、ドア32の動きにともなって、水平回転杆3
52から離れる方向に水平回転させられ、ビニールシー
ト363を扇状に展開させる。
【0032】主天蓋体350は、主天蓋体350の展開
中心ピン335がドア32のヒンジ31の真上から水平
方向に離れた位置にあるため、扇状に展開させられて
も、ドアと車体との間の上部全体を覆うことができな
い。このため、ドア32と主天蓋体350との間に隙間
Sが生じる。しかし、この隙間Sは、補助天蓋体360
によって覆われる。したがって、雨天乗降用天蓋320
は、主天蓋体350と補助天蓋体360とで、ドアと自
動車の車体との間の上部全体を覆い、ドアと車体との間
に雨や雪が降り込まないようにして、乗降者が雨に濡れ
ずに自動車を利用することができるようにする。
【0033】乗降者が、乗降後、ドア32を閉めると、
主天蓋体350は、連結棒357に押されて天蓋体収納
ボックス321内に押し込まれる。同時に、補助天蓋体
360はドア32に駆動リンク367によって連結され
ているため、ドア32と主天蓋体350の動きにともな
って天蓋体収納ボックス321内に押し込まれる。
【0034】主天蓋体350は、連結棒357によって
天蓋体収納ボックス321内に押し込まれているため、
自動車の走行中、風圧によって展開するようなことはな
い。又、補助天蓋体360は、水平回転アーム362と
駆動リンク367とが「く」の字状に屈曲しているた
め、自動車の走行中、風圧によって展開するようなこと
はない。
【0035】なお、展開中心ピン335やピン361,
365の位置、或いは、水平回転杆352と水平回転ア
ーム362の長さ等によっては、補助天蓋体360の開
閉中に、ピン365とピン366との距離が広がるよう
な場合がある。このような場合には、距離の変化を許容
することのできる、図21に示すような駆動リンク37
0を使用する。
【0036】この駆動リンク370は、ピン365,3
66間に張り渡された引張スプリング371と、ピン3
66に回転可能に設けられて引張スプリング371を収
納した内パイプ372と、ピン365に回転可能に設け
られて内パイプ372を収納した外パイプ373とで構
成されている。この駆動リンク370は、内パイプ37
2の先端がピン365に当接してピン365,366間
の最小距離を確保している。
【0037】
【発明の効果】請求項1の雨天乗降用天蓋は次の効果を
奏する。ドアを開けたとき、天蓋体が扇状に展開して、
ドアと自動車の車体との間の上部を覆い、ドアと車体と
の間に雨や雪が降り込まないようにするため、健常者は
勿論のこと、高齢者、身体障害者、病人等の機敏な動作
のできない利用者であっても、雨や雪に晒されずに自動
車を利用することができる。
【0038】特に、車椅子利用者のように、乗降に時間
を要する人の場合でも、雨に濡れることがないため、落
ち着いて、安全に自動車と車椅子とを乗り換えることが
できるとともに、雨に濡れて健康を害するようなことが
なくなる。さらに、雨に濡れないようにする介護者を必
要としなくなる。又、乗降者が健常者であって、荷物を
持ち、乗降に時間を要するような場合であっても、雨に
濡れることがないため、乗降者は荷物を雨に晒すことな
く、且つ、荷物に損傷を与えないように落ち着いて、自
動車を利用することができる。
【0039】なお、自動車の後部座席側に設置すれば、
高齢者、身体障害者、病人等の機敏な動作のできない乗
降者にとって有益であり、又、タクシー、ハイヤー等の
営業用の自動車に設けることによって、乗客へのサービ
スを向上させることができる。
【0040】又、自動車を夏の炎天下に長時間放置し、
車内が蒸れないようにドアを開けておくような場合、天
蓋体は、日除けとしても使用することができ、車内の温
度上昇を防止することができる。さらに、天蓋体収納ボ
ックスに天蓋体を収納したとき、多少の空間が生じるよ
うにすると、天蓋体収納ボックスは、晴天時に使用しな
い傘、合羽等の雨具や、自動車の保守管理に必要な工具
等を収納する物入れと兼用することもできる。
【0041】請求項2の雨天乗降用天蓋は、請求項1の
雨天乗降用天蓋と同様な効果を奏する他に、主天蓋体の
展開中心がヒンジの真上から水平方向の離れた位置にあ
ることによって、ドアと主天蓋体との間に隙間が生じて
も、補助天蓋体によってこの隙間を覆うことができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の雨天乗降用天蓋を具えた
自動車の平面図である。
【図2】 図1の上端側から見た図である。
【図3】 図1を右側から見た図である。
【図4】 図1において自動車のドアを閉めた状態の
平面図である。
【図5】 図4を右側から見た図である。
【図6】 天蓋体の平面図である。
【図7】 図6の天蓋体を右側から見た図であり、一
部分省略した図である。
【図8】 他の実施例の天蓋体の平面図である。
【図9】 図8の天蓋体を右側から見た図である。
【図10】 雨天に車椅子利用者が雨天乗降用天蓋を具
えた自動車に乗ろうとする様子を示した図である。
【図11】 他の実施例の雨天乗降用天蓋を具えた自動
車を運転席側のドア側から見た図であり、図2に相当す
る図である。
【図12】 図11を左側から見た図である。
【図13】 図12においてドアを閉めた状態の図であ
る。
【図14】 他の実施例の雨天乗降用天蓋を具えた自動
車の平面図である。
【図15】 図14を右側から見た図である。
【図16】 図14の雨天乗降用天蓋の詳細平面図であ
る。
【図17】 ドアと主天蓋体との連結部分を図14の左
側から見た詳細図であり、一部分断面で表わした図であ
る。
【図18】 図17の左側面図である。
【図19】 ドアと補助天蓋体との連結部分を図14の
左側から見た詳細図であり、一部分断面で表わした図で
ある。
【図20】 図19の左側面図である。
【図21】 他の実施例の駆動リンクの正面図であり、
長手方向に沿った断面図である。
【符号の説明】
20,220,320 雨天乗降用天蓋 21,221,321 天蓋体収納ボックス 22,122,222 天蓋体 31 ヒンジ 32 ドア
33 自動車 34 屋根 35,335,361 展開
中心ピン(展開中心) 45 車体 350 主天蓋体
360 補助天蓋体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒンジによって自動車の車体に開閉可能
    に取付けられたドア近傍の前記車体の屋根に設けられた
    天蓋体収納ボックスと、一端が前記ドアに取付けられ他
    端が前記天蓋体収納ボックスに取付けられ展開中心が前
    記ヒンジの上方に位置する扇状に展開可能な天蓋体とを
    有し、前記天蓋体は前記ドアを閉めたとき前記天蓋体収
    納ボックス内に収納され前記ドアを開けたとき前記ドア
    に引っ張られて前記天蓋体収納ボックスから引き出され
    前記車体と前記ドアとの間で扇状に展開させられること
    を特徴とする、自動車の雨天乗降用天蓋。
  2. 【請求項2】 ヒンジによって自動車の車体に開閉可能
    に取付けられたドア近傍の前記車体の屋根に設けられた
    天蓋体収納ボックスと、一端が前記ドアに取付けられ他
    端が前記天蓋体収納ボックスに取付けられ展開中心が前
    記ヒンジの真上から水平方向の離れた場所に位置する扇
    状に展開可能な主天蓋体と、前記主天蓋体と前記ドアと
    の間に具えられ展開中心が前記主天蓋体の一端の遊端上
    に位置して扇状に展開可能な補助天蓋体とを有し、前記
    主天蓋体と前記補助天蓋体は前記ドアを閉めたとき前記
    天蓋体収納ボックス内に収納され前記ドアを開けたとき
    前記ドアに引っ張られて前記天蓋体収納ボックスから引
    き出され前記車体と前記ドアとの間で互いに連続した状
    態で夫々扇状に展開させられ前記車体と前記ドアとの間
    の上部を覆うことを特徴とする、自動車の雨天乗降用天
    蓋。
JP20852795A 1995-07-25 1995-07-25 自動車の雨天乗降用天蓋 Pending JPH0939575A (ja)

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