JPH0939587A - 車両の排気管支持構造 - Google Patents

車両の排気管支持構造

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JPH0939587A
JPH0939587A JP21003895A JP21003895A JPH0939587A JP H0939587 A JPH0939587 A JP H0939587A JP 21003895 A JP21003895 A JP 21003895A JP 21003895 A JP21003895 A JP 21003895A JP H0939587 A JPH0939587 A JP H0939587A
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JP
Japan
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exhaust pipe
vehicle
support
bracket
welded
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JP21003895A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Kanemitsu
哲志 金光
Torao Shibuya
虎男 渋谷
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マフラーからの排気振動の車両フロアへの振
動伝達を絶縁し、車室内のこもり音の発生を防止するこ
と。 【解決手段】 車両フロア1に配設されたメンバー2の
一方の側壁21に配設されたブラケット3と、該ブラケ
ット3によって長手方向の2か所において固着され、前
記メンバー2に平行に配設された支持パイプ4と、該支
持パイプ4の一端に係止された排気管マウントゴム5
と、一端が該排気管マウントゴム5に係止されるととも
に、他端が車両の排気管7に取り付けられたサポートハ
ンガー6とから成る車両の排気管支持構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両フロアのメン
バーに固着されその一方の側壁に配設されたブラケット
によって長手方向の2か所において固着され前記メンバ
ーに平行に配設された支持パイプの一端に排気管マウン
トゴムが係止され、該排気管マウントゴムに車両の排気
管に取り付けられたサポートハンガーの一端が係止さ
れ、軽量化と高剛性を実現して、マフラーからの排気振
動の車両フロアへの振動伝達を絶縁し、車室内のこもり
音の発生を防止する車両の排気管支持構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の車両の排気管支持構造は、図10
および図11に示すように、車両フロアFのメンバーM
の一方の側壁にブラケットBによって垂直他端LVが固
着され該ブラケットから延長した略L字形状の支持パイ
プLの所定長さ(オフセット)の水平一端LHに係止さ
れた排気管マウントゴムGによって、前記車両フロアF
の前記メンバーMに対してオフセットして配設された前
記車両の排気管Eに取り付けられたサポートハンガーH
の一端を支持するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の車両の排気
管支持構造は、図10および図11に示すように、前記
オフセットして配設された車両の排気管Eに取り付けら
れた前記サポートハンガーHの一端を支持する前記排気
管マウントゴムGを水平一端LHに係止する略L字形状
の前記支持パイプLの垂直他端LVを、前記車両フロア
Fの前記メンバーMの一方の側壁にブラケットBによっ
て直接固着するものであるので、すなわち前記車両フロ
アFの前記メンバーMに対してオフセットして配設され
た前記車両の排気管EをL字形状の前記支持パイプLの
みによって支持するものであるので、L字形状の前記支
持パイプLの前記水平一端LHおよび前記垂直他端LV
全体の実質的な長さが長いとともに、前記ブラケットB
および前記支持パイプLの前記垂直他端LVに前記排気
管Eによる前記水平一端LHの長さをアームとする捩じ
りモーメントが作用するため、前記排気管マウントゴム
Gを支持する前記支持パイプLおよびブラケットBの支
持剛性が低いという問題があった。
【0004】また従来の車両の排気管支持構造は、前記
支持パイプLおよびブラケットBの支持剛性が低いた
め、マフラーからの排気振動が、前記排気管マウントゴ
ムGから支持剛性が低いため上下左右に振動するL字形
状の前記支持パイプLおよびブラケットBを介して、前
記メンバーMおよび車両フロアFに伝達され、車両フロ
アFが振動するとともに、車室内のこもり音の原因にな
るという問題があった。
【0005】そこで本発明者らは、車両フロアのメンバ
ーに固着されその一方の側壁に配設されたブラケットに
よって長手方向の2か所において固着され前記メンバー
に平行に配設された一直線状の支持パイプの一端に排気
管マウントゴムが係止され、該排気管マウントゴムに車
両の排気管に取り付けられたサポートハンガーの一端を
係止するという本発明の技術的思想に着眼し、更に研究
開発を重ねて、排気管支持構造の軽量化と高剛性を実現
して、マフラーからの排気振動の車両フロアへの振動伝
達を絶縁し、車室内のこもり音の発生を防止するという
目的を達成する本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の車両の排気管支持構造は、車両フロアの
メンバーに固着され、その一方の側壁に配設されたブラ
ケットと、該ブラケットによって長手方向の2か所にお
いて固着され、前記メンバーに平行に配設された一直線
状の支持パイプと、該支持パイプの一端に係止された排
気管マウントゴムと、一端が該排気管マウントゴムに係
止されるとともに、他端が車両の排気管に取り付けられ
たサポートハンガーとから成るものである。
【0007】本発明(請求項2に記載の第2発明)の車
両の排気管支持構造は、第1発明において、前記ブラケ
ットが、前記メンバーの側壁に溶接された略直交する対
向壁を備え、前記支持パイプが、該対向壁をそれぞれ貫
通して配設され、長手方向の2か所において前記対向壁
に溶接されているものである。
【0008】本発明(請求項3に記載の第3発明)の車
両の排気管支持構造は、第2発明において、前記ブラケ
ットが、前記対向壁を連結する連結壁を備えたコの字状
の横断面を備えた部材によって構成され、前記メンバー
の側壁に溶接される2個のフランジ部を備えたものであ
る。
【0009】本発明(請求項4に記載の第4発明)の車
両の排気管支持構造は、第3発明において、前記ブラケ
ットが、前記メンバーの下壁に溶接されるフランジ部を
備えているものである。
【0010】(作用)上記構成より成る第1発明の車両
の排気管支持構造は、車両フロアのメンバーに固着され
その一方の側壁に配設されたブラケットによって長手方
向の2か所において固着され前記メンバーに平行に配設
された前記一直線状の支持パイプによって、他端が車両
の排気管に取り付けられたサポートハンガーの一端を係
止する前記排気管マウントゴムが支持される。
【0011】上記構成より成る第2発明の車両の排気管
支持構造は、車両フロアのメンバーの一方の側壁に溶接
された略直交する対向壁を備えた前記ブラケットによっ
て、前記対向壁をそれぞれ貫通して配設されるととも
に、長手方向の2か所において前記対向壁に溶接され前
記メンバーに平行に配設された支持パイプによって、他
端が車両の排気管に取り付けられたサポートハンガーの
一端を係止する前記排気管マウントゴムが支持される。
【0012】上記構成より成る第3発明の車両の排気管
支持構造は、車両フロアのメンバーの一方の側壁に2個
のフランジ部を介して溶接された略直交する対向壁およ
び該対向壁を連結する連結壁を備えたコの字状の横断面
を備えた部材によって構成された前記ブラケットによっ
て、前記対向壁をそれぞれ貫通して配設されるととも
に、長手方向の2か所において前記対向壁に溶接され前
記メンバーに平行に配設された支持パイプによって、他
端が車両の排気管に取り付けられたサポートハンガーの
一端を係止する前記排気管マウントゴムが支持される。
【0013】上記構成より成る第4発明の車両の排気管
支持構造は、車両フロアの前記メンバーの一方の側壁に
2個のフランジ部を介して溶接されるとともに該メンバ
ーの下壁にフランジ部を介して溶接された略直交する対
向壁および該対向壁を連結する連結壁を備えたコの字状
の横断面を備えた部材によって構成された前記ブラケッ
トによって、前記対向壁をそれぞれ貫通して配設される
とともに、長手方向の2か所において前記対向壁に溶接
され前記メンバーに平行に配設された支持パイプによっ
て、他端が車両の排気管に取り付けられたサポートハン
ガーの一端を係止する前記排気管マウントゴムが支持さ
れる。
【0014】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明の車両の排気
管支持構造は、車両フロアのメンバーの一方の側壁に配
設された前記ブラケットによって長手方向の2か所にお
いて固着され前記メンバーに平行に配設された一直線状
の実質的に短い前記支持パイプによって、車両の排気管
に取り付けられたサポートハンガーを係止する前記排気
管マウントゴムが支持されるので、排気管支持構造の軽
量化と高剛性を実現して、マフラーからの排気振動の車
両フロアへの振動伝達を絶縁し、車室内のこもり音の発
生を防止するという効果を奏する。
【0015】上記作用を奏する第2発明の車両の排気管
支持構造は、前記第1発明の効果に加え、前記支持パイ
プが、前記メンバーの一方の側壁に溶接された前記ブラ
ケットの前記対向壁によって間隔をおいて2箇所におい
て溶接され前記メンバーに平行に配設されているので、
前記支持パイプから前記ブラケットへの振動の伝達を有
効に阻止するという効果を奏する。
【0016】上記作用を奏する第3発明の車両の排気管
支持構造は、前記第2発明の効果に加え、前記支持パイ
プを介して前記車両の排気管を支持する前記ブラケット
が、前記メンバーの側壁に溶接される2個のフランジ部
を備えた前記対向壁を連結する連結壁を備えたコの字状
の横断面を備えた部材によって構成されるので、排気管
支持構造の剛性を高め、前記支持パイプ4から前記ブラ
ケットへの振動の伝達を一層有効に阻止するとともに、
前記排気管マウントゴムを介して前記支持パイプに伝達
された曲げ振動を有効に阻止するという効果を奏する。
【0017】上記作用を奏する第4発明の車両の排気管
支持構造は、前記第3発明の効果に加え、前記ブラケッ
トが、前記フランジ部を介して前記メンバーの下壁に溶
接されているので、排気管支持構造の剛性を一層高め、
前記支持パイプ4から前記ブラケットへの振動(上下方
向の振れ)の伝達を一層有効に阻止するとともに、前記
メンバーの側壁から大きく離れた位置に前記排気管が配
設されている場合に前記排気管マウントゴムを介して前
記支持パイプに伝達される該支持パイプの軸回りの捩じ
り振動(左右方向の振れ)を有効に阻止するという効果
を奏する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき、
図面を用いて説明する。車両フロアの下部に車両の長手
方向に延在配設される排気管は、フロア下部の構造物の
関係から上下左右に曲げられるため、フロアに複数箇所
において係止され、メンバーの側壁および下壁からの距
離が場所によって異なり、場所に応じて以下の実施形態
が採用される。
【0019】(第1実施形態)第1実施形態の車両の排
気管支持構造は、車両フロアに配設されたメンバーに対
して大きく離れた位置に配設されている排気管を支持す
るもので、図1ないし図3に示すように車両フロア1に
配設されたメンバー2の一方の側壁21に配設されたブ
ラケット3と、該ブラケット3によって長手方向の2か
所において固着され、前記メンバー2に平行に配設され
た一直線状の支持パイプ4と、該支持パイプ4の一端に
係止された排気管マウントゴム5と、一端が該排気管マ
ウントゴム5に係止されるとともに、他端が車両の排気
管7に取り付けられたサポートハンガー6とから成るも
のである。
【0020】前記メンバー2は、図1ないし図3に示す
ように車両フロア1の長手方向に配設され、左右の垂直
側壁21、22と水平下壁23を備えたコの字状横断面
の部材によって構成され、両側のフランジ部24、25
によって車両フロア1に溶接されている。
【0021】前記ブラケット3は、図1ないし図3に示
すように前記メンバー2の一方の側壁21にスポット溶
接された略直交する対向壁31、32および該対向壁3
1、32を連結する傾斜面の連結壁33を備えたコの字
状の横断面を備えた部材によって構成されている。
【0022】前記ブラケット3は、図1ないし図3に示
すようにその前記対向壁31、32に連続するととも
に、前記メンバー2の一方の側壁21に溶接される2個
の垂直フランジ部34、35と、前記メンバー2の下壁
23に溶接される2個の水平フランジ部36、37とを
備えているものである。
【0023】前記ブラケット3は、前記支持パイプ4を
長手方向の2か所において固着するために、前記対向壁
31、32の下部に該対向壁をそれぞれ貫通する円孔3
11、321が穿設されている。
【0024】前記支持パイプ4は、図1ないし図3に示
すように一端に大径部41を形成した中空パイプによっ
て構成され、前記ブラケット3の前記対向壁31、32
の下部に形成された円孔311、321内に介挿され、
アーク溶接によって前記対向壁31、32に長手方向の
2か所において固着される。
【0025】前記排気管マウントゴム5は、図1ないし
図3に示すように上下に2個の孔51、52が形成され
た一定厚さの長円形の耐熱ゴム部材によって構成され、
上方の孔51内に前記支持パイプ4の大径部41が介挿
される。
【0026】前記サポートハンガー6は、クランク形状
の棒部材によって構成され、一端61が該排気管マウン
トゴム5の下方の孔52に係止されるとともに、他端が
車両の前記排気管7に固着されている。
【0027】上記構成より成る第1実施形態の車両の排
気管支持構造は、前記車両フロア1の前記メンバー2の
前記一方の側壁21に突設されたコの字状の横断面を備
えた部材の前記ブラケット3によって前記メンバー2に
対してオフセットして配設された前記排気管7に接近さ
せるとともに、該ブラケット3によって長手方向の2か
所において固着され前記メンバー2に平行に配設された
前記一直線状の実質的に短い支持パイプ4によって、前
記車両の排気管7に取り付けられた前記サポートハンガ
ー6を係止する前記排気管マウントゴム5に接近させて
支持する。
【0028】前記車両の排気管7の振動は、前記他端6
2が車両の排気管7に取り付けられた前記サポートハン
ガー6を介して、前記サポートハンガー6の前記一端6
1を係止する前記排気管マウントゴム5に伝達され、該
排気管マウントゴム5によって振動がある程度吸収され
る。
【0029】該排気管マウントゴム5を介して前記支持
パイプ4に伝達された振動は、前記対向壁31、32の
下部に穿設された前記円孔311、321を介してコの
字状の横断面の前記ブラケット3に伝達される。
【0030】前記ブラケット3は、コの字状の横断面の
部材によって構成されており、しかも前記メンバー2の
一方の側壁21に2個の垂直フランジ部34、35によ
って溶接されるとともに、前記メンバー2の下壁23に
2個の水平フランジ部36、37によって溶接されてい
るので、剛性が高く、共振周波数が高く設定されている
ため、伝達された振動が絶縁され、該ブラケット3を介
して前記メンバー2および前記車両フロア1に振動は伝
達されない。
【0031】上記作用を奏する第1実施形態の車両の排
気管支持構造は、前記車両フロア1の前記メンバー2の
前記一方の側壁21に突設された前記ブラケット3によ
って前記メンバー2に対してオフセットして配設された
前記排気管7に接近させるとともに、該ブラケット3に
よって長手方向の2か所において固着され前記メンバー
2に平行に配設された前記一直線状の実質的に短い支持
パイプ4によって、前記車両の排気管7に取り付けられ
た前記サポートハンガー6を係止する前記排気管マウン
トゴム5に接近させて支持するので、前記支持パイプ4
および前記ブラケット3によって構成される前記排気管
支持構造の軽量化と高剛性を実現して、前記排気管7の
マフラー(図示せず)からの排気振動の前記車両フロア
1への振動伝達を絶縁し、車室内のこもり音の発生を防
止するという効果を奏する。
【0032】また第1実施形態の車両の排気管支持構造
は、前記メンバー2の一方の側壁21に溶接された前記
ブラケット3の前記対向壁31、32に間隔をおいた2
箇所において溶接された前記支持パイプ4によって、前
記排気管マウントゴム5を介して前記車両の排気管7に
取り付けられた前記サポートハンガー6を支持するの
で、前記支持パイプ4から前記ブラケット3への振動の
伝達を有効に阻止するという効果を奏する。
【0033】さらに第1実施形態の車両の排気管支持構
造は、前記メンバー2の一方の側壁21に溶接された間
隔をおいた前記対向壁31、32を連結する前記連結壁
33を備えたコの字状横断面の剛性の高い前記ブラケッ
ト3の前記対向壁31、32に間隔をおいた2箇所にお
いて溶接された前記支持パイプ4によって、前記排気管
マウントゴム5を介して前記車両の排気管7に取り付け
られた前記サポートハンガー6を支持するので、前記支
持パイプ4から前記ブラケットへの振動の伝達を一層有
効に阻止するという効果を奏する。
【0034】また第1実施形態の車両の排気管支持構造
は、前記メンバー2に平行に配設された前記支持パイプ
4を2箇所において溶接する前記ブラケット3を、前記
2個のフランジ部34、35によって前記メンバー2の
一方の側壁21の長手方向の2箇所に溶接されるので、
前記排気管マウントゴム5を介して前記支持パイプ4に
伝達された曲げ振動を有効に阻止するという効果を奏す
る。
【0035】さらに第1実施形態の車両の排気管支持構
造は、前記ブラケット3が、前記水平下壁フランジ部3
6を介して前記メンバー2の下壁に2箇所溶接されてい
るので、前記2個のフランジ部34、35を介しての溶
接とともに、前記ブラケット3の結合剛性を高めて、前
記排気管マウントゴム5を介して前記支持パイプ4に伝
達された該支持パイプ4の軸回りの捩じり振動を一層有
効に阻止するという効果を奏する。すなわち、支持パイ
プ4の軸回りの捩じり振動は、前記メンバー2の一方の
側壁21に溶接された2個の垂直フランジ部34、35
を剥離させる方向に作用させるが、前記メンバー2の下
壁23に溶接される2個の水平フランジ部36、37に
対しては剪断方向に作用することになるので、該2個の
水平フランジ部36、37が、支持パイプ4の軸回りの
捩じり振動に対して有効に作用するものである。
【0036】また第1実施形態の車両の排気管支持構造
は、前記ブラケット3を前記メンバの側壁に2箇所、下
壁に2箇所の合計4箇所に前記フランジ部によって溶接
するので、接合強度が高いため、前記排気管7が前記メ
ンバーから離れた位置に配設されている箇所(オフセッ
トが大きい)にも適用することが出来るという効果を奏
する。
【0037】(第2実施形態)第2実施形態の車両の排
気管支持構造は、図4および図5に示すように前記第1
実施態様の傾斜面の連結壁33を備えたコの字状断面の
ブラケットの代わりにプレス成形性の観点より前記メン
バー2に近い方に連結壁33を配設するとともにボルト
によってフランジ部を介してそれぞれ固着された平行に
対向する対向壁31、32とし、下部に前記支持パイプ
4、42を2本並設して、前記排気管マウントゴム5の
上方の孔を2個にした点が、前記第1実施態様との相違
点であり、相違点のみ説明して同一部分の説明は省略す
る。
【0038】上記構成より成る第2実施形態の車両の排
気管支持構造は、前記車両フロア1の前記メンバー2の
前記一方の側壁21に並設され前記連結壁33によって
連結された前記対向壁31、32によって長手方向の2
か所において固着され前記メンバー2に平行に配設され
た前記2本の支持パイプ4、42によって、前記車両の
排気管7に取り付けられた前記サポートハンガー6を係
止する前記排気管マウントゴム5を支持するものであ
る。
【0039】上記作用を奏する第2実施形態の車両の排
気管支持構造は、前記2本の支持パイプ4、41および
前記連結壁33によって連結され前記平行に並設された
対向壁31、32によって前記ブラケットの軽量化と高
剛性を実現して、前記排気管7のマフラーからの排気振
動の前記車両フロア1への振動伝達を絶縁し、車室内の
こもり音の発生を防止するという効果を奏する。
【0040】また第2実施形態の車両の排気管支持構造
は、前記メンバー2の一方の側壁21に溶接された前記
対向壁31、32に間隔をおいた2箇所において溶接さ
れた2本の前記支持パイプ4、42によって、前記排気
管マウントゴム5を介して前記車両の排気管7に取り付
けられた前記サポートハンガー6を支持するので、前記
支持パイプ4から前記ブラケット3への振動の伝達を有
効に阻止するという効果を奏する。さらに第2実施形態
の車両の排気管支持構造は、前記ブラケット3が、前記
水平下壁フランジ部36を介して前記メンバー2の下壁
23に溶接されているので、前記2個のフランジ部3
4、35を介しての溶接とともに、前記ブラケット3の
結合剛性を高めて、前記排気管マウントゴム5を介して
前記支持パイプ4に伝達された該支持パイプ4の軸回り
の捩じり振動(左右振動)を一層有効に阻止するという
効果を奏する。
【0041】(第3実施形態)第3実施形態の車両の排
気管支持構造は、図6および図7に示すように前記第1
実施形態の斜め下方に延在したコの字状断面のブラケッ
トの代わりに2個のフランジ部34、35によって前記
メンバー2の一方の側壁21の長手方向の2箇所に溶接
されるとともに、2個のフランジ部36、37によって
前記メンバー2の下壁23の長手方向の2箇所に溶接さ
れ、前記メンバー2の垂直下方に延在するとともにメン
バー2の下方に延在する略L字形状のブラケット3にし
て、垂直連結部33をコ字状断面にした点が、前記第1
実施態様との相違点である。
【0042】上記構成より成る第3実施形態の車両の排
気管支持構造は、前記車両フロア1の前記メンバー2の
前記一方の側壁21に溶接されるとともに前記メンバー
2の下壁23に溶接された前記ブラケット3の前記対向
壁31、32によって長手方向の2か所において固着さ
れ前記メンバー2に平行に配設された前記支持パイプ4
によって、前記車両の排気管7に取り付けられた前記サ
ポートハンガー6を係止する前記排気管マウントゴム5
を支持するものである。
【0043】上記作用を奏する第3実施形態の車両の排
気管支持構造は、前記車両フロア1の前記メンバー2の
前記一方の側壁21の2箇所に溶接されるとともに前記
メンバー2の下壁23の2箇所に溶接された略L字形状
のコの字状断面の前記ブラケット3によってブラケット
の高剛性化を実現して、前記メンバー2の下方に位置す
る排気管の係止を実現するとともに、前記排気管7のマ
フラーからの排気振動の前記車両フロア1への振動伝達
を絶縁し、車室内のこもり音の発生を防止するという効
果を奏する。
【0044】また第3実施形態の車両の排気管支持構造
は、図6に示すように前記メンバー2の下方において平
行に配設された前記支持パイプ4を2箇所において溶接
する前記ブラケット3を、前記2個のフランジ部34、
35によって前記メンバー2の一方の側壁21の長手方
向の2箇所に溶接されるとともに、前記2個のフランジ
部36、37によって前記メンバー2の下壁23の長手
方向の2箇所に溶接されるので、前記排気管マウントゴ
ム5を介して前記支持パイプ4に伝達された曲げ振動お
よび該支持パイプ4の軸回りの捩じり振動を有効に阻止
するという効果を奏する。
【0045】(第4実施形態)第4実施形態の車両の排
気管支持構造は、本発明を排気管が前記メンバーの側壁
に近い位置に位置する箇所に適用したもので、図8およ
び図9に示すように前記第1実施態様の前記メンバー2
の一方の側壁21の長手方向の2箇所に溶接する前記ブ
ラケット3の2個のフランジ部34、35の長さを長く
して溶接強度を高めて前記メンバー2の下壁23への溶
接を行うフランジ36、37を省略した点が、前記第1
実施態様との相違点である。
【0046】上記構成より成る第4実施形態の車両の排
気管支持構造は、前記車両フロア1の前記メンバー2の
前記一方の側壁21に長い2個のフランジ部34、35
によって溶接された前記ブラケット3により長手方向の
2か所において固着され前記メンバー2に平行に配設さ
れた前記2本の支持パイプ4、42によって、前記車両
の排気管7に取り付けられた前記サポートハンガー6を
係止する前記排気管マウントゴム5が支持するものであ
る。
【0047】上記作用を奏する第4実施形態の車両の排
気管支持構造は、長い2個のフランジ部34、35によ
って溶接された前記ブラケット3および2本の前記支持
パイプ4、42によって、前記ブラケットの軽量化と高
剛性化を実現して、前記排気管7のマフラーからの排気
振動の前記車両フロア1への上下振動の伝達を絶縁し、
車室内のこもり音の発生を防止するという効果を奏す
る。
【0048】また第4実施形態の車両の排気管支持構造
は、長い2個のフランジ部34、35によって前記ブラ
ケット3を前記メンバー2の側壁21に溶接して、メン
バー2の下壁23への溶接を省略するので、メンバー2
の側壁に近い位置に排気管が配設され高さの高い側壁を
備えたメンバー2への適用を可能にするとともに、前記
ブラケットの形状をシンプルにして、溶接箇所を減らし
溶接工数を減らし、コストを下げるという効果を奏す
る。
【0049】上述の実施形態は、説明のために例示した
もので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の車両の排気管支持構造
を示す斜視図である。
【図2】本第1実施形態の車両の排気管支持構造を示す
側面図である。
【図3】本第1実施形態の車両の排気管支持構造を示す
背面図である。
【図4】本発明の第2実施形態の車両の排気管支持構造
を示す斜視図である。
【図5】本第2実施形態の車両の排気管支持構造を示す
背面図である。
【図6】本発明の第3実施形態の車両の排気管支持構造
を示す斜視図である。
【図7】本第3実施形態の車両の排気管支持構造を示す
背面図である。
【図8】本発明の第4実施形態の車両の排気管支持構造
を示す斜視図である。
【図9】本第4実施形態の車両の排気管支持構造を示す
背面図である。
【図10】従来の車両の排気管支持構造を示す斜視図で
ある。
【図11】従来の車両の排気管支持構造を示す背面図で
ある。
【符号の説明】
1 車両フロア 2 メンバー 3 ブラケット 4 支持パイプ 5 排気管マウントゴム 6 サポートハンガー 7 排気管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両フロアのメンバーに固着され、その
    一方の側壁に配設されたブラケットと、 該ブラケットによって長手方向の2か所において固着さ
    れ、前記メンバーに平行に配設された一直線状の支持パ
    イプと、 該支持パイプの一端に係止された排気管マウントゴム
    と、 一端が該排気管マウントゴムに係止されるとともに、他
    端が車両の排気管に取り付けられたサポートハンガーと
    から成ることを特徴とする車両の排気管支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記ブラケットが、前記メンバーの側壁に溶接された略
    直交する対向壁を備え、 前記支持パイプが、該対向壁をそれぞれ貫通して配設さ
    れ、長手方向の2か所において前記対向壁に溶接されて
    いることを特徴とする車両の排気管支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記ブラケットが、前記対向壁を連結する連結壁を備え
    たコの字状の横断面を備えた部材によって構成され、前
    記メンバーの側壁に溶接される2個のフランジ部を備え
    たことを特徴とする車両の排気管支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記ブラケットが、前記メンバーの下壁に溶接されるフ
    ランジ部を備えていることを特徴とする車両の排気管支
    持構造。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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