JPH094019A - トイレ用衛生洗浄装置 - Google Patents

トイレ用衛生洗浄装置

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JPH094019A
JPH094019A JP17421595A JP17421595A JPH094019A JP H094019 A JPH094019 A JP H094019A JP 17421595 A JP17421595 A JP 17421595A JP 17421595 A JP17421595 A JP 17421595A JP H094019 A JPH094019 A JP H094019A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズルの掃除中に噴出孔に異物が侵入し、ノ
ズルの清潔性を損ねるのを防止する。 【構成】 ノズル掃除のためにノズルを洗浄位置に伸出
させる以前に、ノズルを収納位置に収納した状態でノズ
ルから最大流量の洗浄水を所定時間T1だけ噴出する
(S115〜S140)。この結果、ノズル掃除の前
に、ノズルヘッドの噴出孔に付着している汚物を予め洗
い流すことができる。また、ノズルを収納位置に収納し
た状態で、ノズルから最大流量の洗浄水を所定時間T4
だけ噴出する(選択図に図示せず)。この結果、ノズル
掃除の最中に、ノズルの噴出孔に侵入した異物を排出す
ることができる。さらに、S145でノズルを洗浄位置
に伸出させた状態で、ノズルヘッドから洗浄水が便器本
体5の外部に到達しない範囲で、微量の洗浄水の吐水を
行なう構成としてもよい(S150,S155)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、局部の洗浄機能を備
えたトイレ用衛生洗浄装置に係り、特に洗浄用のノズル
を掃除し易くしたトイレ用衛生洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トイレ用衛生洗浄装置とし
て、局部の洗浄機能を備えたものが知られている。この
種のトイレ用衛生洗浄装置では、ノズル装置を備えてお
り、このノズル装置により、ノズルをお尻位置またはビ
デ用位置まで伸出させて、ノズルヘッドから洗浄水を噴
出する。
【0003】ところで、このノズル装置では、局部洗浄
を行なわないときには、ノズルをケーシング内に収めて
しまうので、ノズルを掃除する場合には、ノズルを強制
的に引き出す必要がある。そこで、特定の操作ボタンが
使用者により押されると、ノズルへの洗浄水の供給を停
止させた上でノズルを伸出させるトイレ用衛生洗浄装置
が提案されている(特開平4−209220号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ト
イレ用衛生洗浄装置では、ノズルの掃除中に、ノズルの
先端に設けた洗浄水噴出孔に異物が侵入し、そのノズル
の清潔性を損ねることがあった。上記異物としては、掃
除前に噴出孔の内周面に付着している汚物や、その掃除
に使用したトイレットペーパや布などのカス等が相当
し、これら異物がノズルの掃除により洗浄水噴出孔に侵
入してしまい、ノズルの清潔性を損ねた。
【0005】この発明のトイレ用衛生洗浄装置は、従来
技術における上述の課題を解決するためになされたもの
であり、ノズルの掃除中に噴出孔に異物が侵入し、ノズ
ルの清潔性を損ねることを防止することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
べく、前記課題を解決するための手段として、以下に示
す構成をとった。
【0007】即ち、請求項1に記載されたトイレ用衛生
洗浄装置は、便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄装
置であって、洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズル
と、該ノズルをその収納位置と、前記洗浄水の吐出方向
が便座に着座した使用者に向かう方向となる洗浄位置と
の間で進退させるノズル駆動手段と、前記ノズルの吐水
口からの洗浄水の吐出量を調整する吐水量調整手段と、
所定の操作指令を受けたとき、前記吐水量調整手段に対
して、前記洗浄水の吐出を停止もしくは吐水量を抑制さ
せた状態で、前記ノズル駆動手段に対して、前記ノズル
を前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる制御手段
とを備え、さらに、前記制御手段は、前記ノズルを前記
収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる以前に、前記吐
水量調整手段に対して、前記洗浄水の吐出を所定時間実
行させる前洗浄手段を備えることを特徴としている。
【0008】請求項2に記載されたトイレ用衛生洗浄装
置は、便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄装置であ
って、洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、該ノ
ズルをその収納位置と、前記洗浄水の吐出方向が便座に
着座した使用者に向かう方向となる洗浄位置との間で進
退させるノズル駆動手段と、前記ノズルの吐水口からの
洗浄水の吐出量を調整する吐水量調整手段と、所定の操
作指令を受けたとき、前記吐水量調整手段に対して、前
記洗浄水の吐出を停止もしくは吐水量を抑制させた状態
で、前記ノズル駆動手段に対して、前記ノズルを前記収
納位置から前記洗浄位置へ伸出させる制御手段と、該制
御手段の実行後、所定の操作指令を受けたとき、前記ノ
ズル駆動手段に対して、前記ノズルを前記洗浄位置から
前記収納位置へ復帰させるとともに、その収納した状態
で、前記吐水量調整手段に対して、前記洗浄水の吐出を
所定時間実行させる後洗浄手段とを備えることを特徴と
している。
【0009】請求項1に記載されたトイレ用衛生洗浄装
置において、前記制御手段の実行後、所定の操作指令を
受けたとき、前記ノズル駆動手段に対して、前記ノズル
を前記洗浄位置から前記収納位置へ復帰させるととも
に、その収納した状態で、前記吐水量調整手段に対し
て、前記洗浄水の吐出を所定時間実行させる後洗浄手段
を備える構成としてもよい(請求項3記載のもの)。
【0010】請求項1または3記載のトイレ用衛生洗浄
装置において、前記使用者の局部を洗浄する旨の操作指
令を受けたとき、前記ノズルを前記収納位置から前記洗
浄位置へ伸出させる以前に、前記吐水量調整手段に対し
て前記洗浄水の吐出を実行させる局部洗浄時前洗浄手段
を備えるとともに、前記前洗浄手段による前記洗浄水の
吐出の時間は、前記局部洗浄時前洗浄手段による前記洗
浄水の吐出の時間よりも長く設定された構成としてもよ
い(請求項4記載のもの)。
【0011】請求項2ないし4のいずれか記載のトイレ
用衛生洗浄装置において、前記使用者の局部を洗浄する
旨の操作指令を受けたとき、局部洗浄の実行後、前記ノ
ズルを収納位置の状態で、前記吐水量調整手段に対して
前記洗浄水の吐出を実行させる後洗浄を行なう局部洗浄
時後洗浄手段を備えるとともに、前記後洗浄手段による
前記洗浄水の吐出の時間は、前記局部洗浄時後洗浄手段
による前記洗浄水の吐出の時間よりも長く設定された構
成としてもよい(請求項5記載のもの)。
【0012】請求項6に記載されたトイレ用衛生洗浄装
置は、便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄装置であ
って、洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、該ノ
ズルをその収納位置と、前記洗浄水の吐出方向が便座に
着座した使用者に向かう方向となる洗浄位置との間で進
退させるノズル駆動手段と、前記ノズルの吐水口からの
洗浄水の吐出量を調整する吐水量調整手段と、所定の操
作指令を受けたとき、前記ノズル駆動手段に対して、前
記ノズルを前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる
とともに、その伸出した状態で、前記吐水量調整手段に
対して、前記洗浄水が便器外に到達しない範囲で少量の
吐水を実行させる制御手段とを備えることを特徴として
いる。
【0013】
【作用】請求項1記載のトイレ用衛生洗浄装置によれ
ば、所定の操作指令を受けたとき、制御手段により、洗
浄水の吐出を停止もしくは吐水量を抑制させた状態で、
ノズルを収納位置から洗浄位置へ伸出させる。このと
き、使用者はその洗浄位置に伸出したノズルを掃除する
が、そのノズル掃除のためのノズル伸出以前に、前洗浄
手段により、吐水量調整手段に対して、洗浄水の吐出を
所定時間実行させる。このため、ノズル掃除の前に、ノ
ズルの吐水口に付着している汚物を、予め洗い流し、も
しくは吐水口から遠ざけるように作用する。また、吐水
口に固着した汚れを浮かせて、汚れを落ち易くするよう
にも作用する。
【0014】請求項2記載のトイレ用衛生洗浄装置によ
れば、所定の操作指令を受けたとき、制御手段により、
洗浄水の吐出を停止もしくは吐水量を抑制させた状態
で、ノズルを収納位置から洗浄位置へ伸出させる。この
とき、使用者はその洗浄位置に伸出したノズルを掃除す
るが、そのノズル掃除の後に、所定の操作指令を受けた
とき、後洗浄手段により、ノズル駆動手段に対して、前
記ノズルを前記洗浄位置から前記収納位置へ復帰させる
とともに、その収納した状態で、前記吐水量調整手段に
対して、前記洗浄水の吐出を所定時間実行させる。この
ため、ノズル掃除の最中に、その掃除に使用したトイレ
ットペーパや布などのカス等がノズルの吐水口に侵入し
たとしても、その洗浄水の吐出によりそのカス等を排出
するように作用する。
【0015】請求項3記載のトイレ用衛生洗浄装置によ
れば、前洗浄手段により、ノズル掃除の前にノズルの吐
水口に付着している汚物を、予め洗い流し、もしくは吐
水口から遠ざけるように働き、また、後洗浄手段によ
り、ノズル掃除の最中に侵入した、その掃除に使用した
トイレットペーパや布などのカス等を排出するように作
用する。
【0016】請求項4記載のトイレ用衛生洗浄装置によ
れば、前洗浄手段による洗浄水の吐出の時間は、使用者
の局部を洗浄する際の前洗浄(局部洗浄時前洗浄手段に
よるもの)における洗浄水の吐出の時間よりも長く設定
されていることから、ノズル掃除の前の汚物の洗い流し
等の作用を高めるように働く。しかも、それにも関わら
ず、使用者の局部を洗浄する際には、前洗浄の時間が長
くなった訳ではないことから、その旨の操作指令を出す
スイッチ等を使用者が操作してから実際に洗浄が開始さ
れるまでの時間が長くなることで使用者に不満を抱かせ
るようなこともない。
【0017】請求項5記載のトイレ用衛生洗浄装置によ
れば、後洗浄手段による洗浄水の吐出の時間は、使用者
の局部を洗浄する際の後洗浄(局部洗浄時後洗浄手段に
よるもの)における洗浄水の吐出の時間よりも長く設定
されていることから、ノズル掃除の後の洗い流しの作用
を高めるように作用する。しかも、それにも関わらず、
使用者の局部を洗浄する際には、後洗浄の時間が長くな
った訳ではないことから、その後の作業、例えば局部に
温風を送る作業を即座に行なうことが可能となる。
【0018】請求項6記載のトイレ用衛生洗浄装置によ
れば、所定の操作指令を受けたとき、制御手段により、
ノズル駆動手段に対して、ノズルを収納位置から洗浄位
置へ伸出させて、その伸出した状態で、吐水量調整手段
に対して、洗浄水が便器外に到達しない範囲で少量の吐
水を実行させる。このとき、使用者はその洗浄位置に伸
出したノズルを掃除するが、そのノズルから少量の洗浄
水が吐出されていることから、洗浄水の流れができ、使
用者によるノズル掃除中に汚れを吐水口から排出する働
きをする。また、その洗浄水の流れによりノズルの掃除
を容易とするようにも作用する。
【0019】
【実施例】図1は、トイレ用衛生洗浄装置10を装着し
た洋式便器の蓋3をした状態の外観図、図2は、その洋
式便器の蓋3をしない状態の外観図である。トイレ用衛
生洗浄装置(以下、単に衛生洗浄装置と呼ぶ)10は、
便器本体5に装着されるものであり、ケーシング11
と、ケーシング11の内部に組み込まれたノズル装置1
2(図2)を備える。ノズル装置12は、ノズル13を
備えており、このノズル13を用いて洗浄水(温水)を
使用者の局部に噴出する。また、衛生洗浄装置10に
は、手動操作を行なうための操作パネル14を備えた操
作部15が設けられている。
【0020】図3は、ケーシング11に備えられる温水
/ノズル制御装置18を示すブロック図である。温水/
ノズル制御装置18は、操作パネル14の操作に応じて
温水の吐水の有無やノズル装置12のノズル位置等の制
御を実行する。
【0021】外部水源は、便器本体5のボール面5aに
流す洗浄水を貯留する洗浄水タンク(図示省略)に配管
接続されるとともに、図3に示すように、途中の分岐金
具20から連結管21を介して衛生洗浄装置10にも配
管接続され、これに給水している。衛生洗浄装置10
は、上流側から、給水アダプタ22、減圧弁23、電磁
弁24、安全弁25からなるバルブユニット26と、供
給された水を温水用サーミスタ28aにより温度検出し
つつ洗浄水用ヒータ29で適温まで加熱する熱交換器3
0及び熱交換器内の水の有無を検出するフロートスイッ
チ31とからなる熱交換器ユニット32と、逆止弁3
3、流調モータ34により駆動される流調弁35を備え
た流調ユニット36と、第1開閉弁37aおよび第2開
閉弁37bを有する開閉弁ユニット37とを備え、その
先端には、ノズル装置12が接続されている。
【0022】図4は、ノズル装置12の要部を示す左側
面図である。ノズル装置12は、衛生洗浄装置10のケ
ーシング11の内部に固定したベース41を備え、この
ベース41にノズル本体13aがその軸線方向に移動可
能に組み込まれている。ベース41は、パイプ状のノズ
ル本体13aの下面を受ける凹曲面状のスライド面を形
成したもので、先端には、ノズルヘッド13bを洗うた
めのクリーニングチャンバ43を備えている。また、ベ
ース41の基端側には駆動モータ45を備え、その出力
軸をベルト等の機械的手段によってノズル本体13aに
連接し、この出力軸の正逆回転によってノズル本体13
aを洗浄位置と収納位置との間で往復動作させる。な
お、ここで言う洗浄位置とは、便座6(図1,図2)に
着座した使用者の局部に対してノズルヘッド13bの噴
出孔が向かうような位置であり、局部に洗浄水を噴出す
るに最適な位置である。ノズル本体13aを収納位置に
戻したときには、先端のノズルヘッド13bはクリーニ
ングチャンバ43の中に納まるような軸線を持つ。
【0023】ノズル本体13aは、内部に二つの流路を
形成して、一方をお尻洗浄用とし、他方をビデ用の流路
としている。図3に示すように、これら流路は、流調ユ
ニット36の第1開閉弁37aおよび第2開閉弁37b
に続く2本の供給管47,49(図4も参照)に接続さ
れており、ノズルヘッド13bに開けた噴出孔から洗浄
水を噴出可能としている。なお、ノズル本体13aの動
きに追従させるため、供給管47,49は可撓性のもの
を用いる。
【0024】図5は、衛生洗浄装置10に内蔵される電
子制御装置100の内部構成とその周辺装置を示すブロ
ック図である。電子制御装置100は、予め設定された
制御プログラムに従って洗浄水の温度等を制御するため
の各種演算処理を実行するCPU102と、CPU10
2で各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラム
や制御データ等が予め格納されたROM104と、同じ
くCPU102で各種演算処理を実行するのに必要な各
種データが一時的に読み書きされるRAM106と、非
通電状態でもデータを記憶しているバックアップRAM
107と、衛生洗浄装置10に付属する各種のセンサや
スイッチからの信号を入力してCPU102の処理可能
な信号に変換する入力処理回路108と、CPU102
での演算結果に応じて電磁弁24や洗浄水用ヒータ29
等に信号を出力する出力処理回路109等を備えてい
る。
【0025】なお、上記バックアップRAM107は、
内蔵電池によりバックアップされるもの、フラッシュメ
モリなど電気的に書込・読み出し可能なデバイスであ
り、電源遮断時にもそのデータが消去されない各種の装
置を適用できる。
【0026】衛生洗浄装置10に付属する各種のセンサ
やスイッチとしては次のものがある。便座6には、該便
座6への着座を検出する、着座判定手段としての着座セ
ンサ6aが設けられている。着座センサ6aとしては、
例えば、便座6の表面の便座用ヒータ53について静電
容量の変化を測定して着座の有無を検出するセンサや、
圧力センサを用いることができる。
【0027】また、図6に示すように、操作パネル14
には、各種の機能に対応した種々の操作ボタンが備えら
れている。即ち、操作パネル14には、お尻洗浄ボタン
141、ビデ洗浄ボタン142、温風を吹き出すための
乾燥ボタン143、洗浄や乾燥等の機能を停止させる停
止ボタン144が設けられている。また、洗浄水の流量
を上げ下げする一組の水量調整ボタン145と、洗浄水
の温度を上げ下げする一組の水温調整ボタン147とが
設けられている。
【0028】また、熱交換器ユニット32には、前述し
たように温水用サーミスタ28aおよびフロートスイッ
チ31が備えられている。これら各種のセンサやスイッ
チは、図5に示すように、電子制御装置100の入力処
理回路108と電気的に接続され、これらからの信号を
入力したCPU102により、温水/ノズル制御装置1
8に設けられた各種のアクチュエータ(電磁弁24、洗
浄水用ヒータ29、流調モータ34、第1開閉弁37
a、第2開閉弁37b、駆動モータ45)と便座用ヒー
タ53等を制御して、ノズル装置12のノズル位置を調
整する処理、洗浄を行なう処理等を実行する。
【0029】電子制御装置100のCPU102で実行
される処理に基づく衛生洗浄装置10の大まかな動作は
次のようなものである。図1に示す便座6に使用者が座
ると、着座センサ6a(図5)からその旨の信号が出力
され、その後、使用者が操作パネル14を操作して、例
えばお尻洗浄ボタン141が押されると、駆動モータ4
5を駆動してノズル13を一体的に洗浄位置まで伸出
し、開閉弁ユニット37の第1開閉弁37aを開いてノ
ズル13のノズルヘッド13bから洗浄水の噴出を開始
する。そして、洗浄終了後、使用者が操作パネル14の
停止ボタン144を押すと、第1開閉弁37aを閉じて
洗浄水の噴出を終了し、その後、駆動モータ45を逆転
してノズル13を収納位置に退避する。なお、ビデ洗浄
ボタン142が押されると、ビデ洗浄位置までノズル1
3が進出して第2開閉弁37bを開いてノズルヘッド1
3bから洗浄水の噴出を開始し、停止ボタン144を押
すことにより洗浄を終了する。
【0030】また、この実施例では、使用者によりお尻
洗浄ボタン141が押されたときに、ノズル13を洗浄
位置まで伸出する以前に、ノズル13が収納位置にある
状態(ノズルヘッド13bがクリーニングチャンバ43
に位置する状態)で、ノズルヘッド13bから洗浄水の
噴出を行なうノズルセルフクリーニング処理を行なって
いる。この処理は、前洗浄(特許請求の範囲で言うとこ
ろの局部洗浄時前洗浄)と呼ばれるもので、収納位置で
噴出された洗浄水がクリーニングチャンバ43の内面に
反射されノズルヘッド13bの噴出孔を洗浄することが
できる。この結果、お尻洗浄に先立ち、ノズル13の清
潔性を高めることができる。
【0031】また、使用者により停止ボタン144が押
されて、ノズル13を収納位置に退避した直後にも、ノ
ズル13が収納位置にある状態(ノズルヘッド13bが
クリーニングチャンバ43に位置する状態)で、ノズル
ヘッド13bから洗浄水の噴出を行なうノズルセルフク
リーニング処理を行なっている。この処理は、後洗浄
(特許請求の範囲で言うところの局部洗浄時後洗浄)と
呼ばれるもので、前洗浄と同様に、ノズルヘッド13b
の噴出孔を洗浄することができ、お尻洗浄によりノズル
ヘッド13bに付着した汚物を洗い流すことができる。
【0032】なお、ビデ洗浄についてもお尻洗浄と同様
に、前洗浄、後洗浄と呼ばれるノズルセルフクリーニン
グ処理を行なっている。また、便座6には、便座用ヒー
タ53(図5)が設けられ、便座面を適温に保持してい
る。
【0033】さらに、使用者により操作パネル14の停
止ボタン144が3秒以上押し続けられると、ノズル1
3からの吐水を停止した状態で、駆動モータ45を駆動
してノズル13を洗浄位置まで伸出し、ノズルを掃除可
能な状態とする。その後、使用者により停止ボタン14
4が押されると、駆動モータ45を逆転してノズル13
を収納位置に退避する。このノズルの掃除に関連する処
理について、以下、詳しく説明する。
【0034】図7および図8は、電子制御装置100の
CPU102により実行されるノズル掃除ルーチンを示
すフローチャートである。このノズル掃除ルーチンは、
使用者により停止ボタン144が3秒以上継続して押さ
れたときに、実行開始される。
【0035】図7に示すように、CPU102は、処理
が開始されると、まず、着座センサ6aの検出信号がオ
ン状態であるか否かから、使用者が便座6に着座してい
るか否かを判定する(ステップS100)。ここで、着
座センサ6aがオフ状態であると判定されると、以下の
処理を実行し、一方、オン状態であると判定されると、
このノズル掃除ルーチンの実行を終了する。
【0036】着座センサ6aがオフ状態であると判定さ
れると、CPU102は、まず、CPU102の内部に
あるタイマをスタートする(ステップS110)。次い
で、温水/ノズル制御装置18の流調弁35を最大の開
度φmax に調整した上で(ステップS120)、第1開
閉弁37aを開いてノズル13のノズルヘッド13bか
ら洗浄水の噴出を開始する(ステップS120)。その
後、ステップS110でスタートしたタイマにより求め
られる経過時間Tが、第1の所定時間t1を越えたか否
かを判定する(ステップS130)。ここでは、第1の
所定時間t1は2秒間である。ステップS130で、そ
の経過時間Tが第1の所定時間t1を越えていないと判
定されると、この判定の処理を繰り返し行なう。
【0037】ステップS130で、経過時間Tが第1の
所定時間t1を越えたと判定されると、ステップS14
0に処理を進める。ステップS140では、第1開閉弁
37aを閉じてノズルヘッド13bからの洗浄水の噴出
を終了する。即ち、ステップS115ないしS140で
は、流調弁35を最大の流量が得られる開度φmax に調
整した上で、第1開閉弁37aを所定時間t1だけ開状
態とする。この結果、ノズル13のノズルヘッド13b
からは、洗浄水が最大流量で所定時間t1だけ噴出され
ることになる。なお、この洗浄水の噴出時には、ノズル
ヘッド13bはケーシング11内に収納されていること
から、収納位置で(ノズルヘッド13bがクリーニング
チャンバ43に位置する状態で)、ノズルヘッド13b
から洗浄水が噴出されてノズルセルフクリーニング処理
が行なわれることになる。この処理は、前洗浄(前述し
た局部洗浄時前洗浄と区別するためにノズル掃除時前洗
浄と以下呼ぶ)と呼ばれるもので、収納位置で噴出され
た洗浄水がクリーニングチャンバ43の内面に反射され
ノズルヘッド13bの噴出孔を洗浄することができる。
【0038】なお、所定時間t1は、前述したように、
2秒間に設定されているが、この2秒間と言う時間は、
局部洗浄時の前洗浄における洗浄水の噴射時間(この実
施例では、1秒間に設定されている)よりも長い時間と
なっている。これは、ノズル掃除時における前洗浄の時
間を長く取り、その上で、使用者の局部を洗浄する際に
は、前洗浄の時間が長くならないように図ったものであ
る。
【0039】ステップS140の処理を終えると、続い
て、ステップS145に処理が進められる。ステップS
145では、ノズル装置12のノズル位置を伸出させる
処理を実行する。この処理では、駆動モータ45を駆動
して、ノズル13を収納状態から所定距離だけ伸出させ
て、洗浄位置に移動する。続いて、温水/ノズル制御装
置18の流調弁35を最小の開度φmin に調整した上で
(ステップS150)、第1開閉弁37aを開いてノズ
ル13のノズルヘッド13bから洗浄水の噴出を開始す
る(ステップS155)。なお、上記最小の開度φmin
は、洗浄水が便器本体5の外部に到達しないような微小
な流量を決めるもので、値0、即ち、完全に閉じた状態
ではない。
【0040】ステップS155の処理後、使用者は、ノ
ズル13のノズル本体13aやその先端のノズルヘッド
13bを拭き掃除を行なうことが可能となる。その後、
図8に進み、CPU102は、このノズル掃除ルーチン
の起動スイッチである停止ボタン144がオフ状態とな
ったか否かを判定する(ステップS160)。ここで、
オフ状態でない、即ち、オン状態のままであると判定さ
れると、処理をステップS170に進める。
【0041】ステップS170では、タイマにより求め
られる経過時間Tが、第2の所定時間t2を越えたか否
かを判定する。ここで、第2の所定時間t2は10秒間
である。その経過時間Tが第2の所定時間t2を越えて
いないと判定されると、処理をステップS160に戻
す。一方、経過時間Tが第2の所定時間t2を越えたと
判定されると、ノズル装置12のノズル位置を収納位置
に後退させる処理を実行する(ステップS180)。こ
の処理では、駆動モータ45を反転して、ノズルヘッド
13bをケーシング11内に収納する。その後、前記タ
イマをリセットして(ステップS185)、この処理を
終了する。
【0042】一方、ステップS160で、停止ボタン1
44がオフ状態であると判定されると、CPU102
は、処理をステップS190に進める。即ち、ステップ
S160およびS185の処理によれば、停止ボタン1
44がオン状態である状態が第2の所定時間t2以上継
続すると、ノズル13をケーシング11内に収納するよ
うにしている。これは、停止ボタン144がオン状態で
ある状態が第2の所定時間t2以上継続したときには、
そのボタンスイッチの短絡であると判断して、ノズル1
3の収納を行なうものである。
【0043】ステップS190では、後述する割込みル
ーチンの受付を開始する処理を行ない、その後、この処
理を終了する。
【0044】CPU102により実行される割込みルー
チンについて、図9のフローチャートに沿って詳しく説
明する。この割込みルーチンは、ステップS190で受
付が開始された以後、所定時間毎に繰り返し実行される
ものである。
【0045】CPU102は、処理が開始されると、ま
ず、停止ボタン144がオン状態であるか否かを判定し
(ステップS200)、着座センサ6aがオン状態であ
るか否かを判定し(ステップS210)、使用者により
停止ボタン144以外のボタン操作がなされて、操作パ
ネル14からそれら信号の入力があるか否かを判定し
(ステップS220)、前述したノズル掃除ルーチンに
より求められた経過時間Tが第3の所定時間t3を越え
たか否かを判定する(ステップS230)。ここで、第
3の所定時間t3は3分間である。
【0046】ステップS200ないしS230の内の全
てのステップで否定判定されたときには、「リターン」
に抜けてこの処理を一旦終了する。一方、ステップS2
00ないしS230の内のいずれかのステップで肯定判
定されたときには、ステップS240に進む。ステップ
S240では、第1開閉弁37aを閉じてノズルヘッド
13bからの洗浄水の噴出を終了する(ステップS24
0)。その後、ノズル装置12のノズル位置を収納位置
に後退させる処理を実行する(ステップS250)。こ
の処理では、駆動モータ45を反転して、ノズルヘッド
13bをケーシング11内に収納する。
【0047】ステップS250の実行後、ステップS1
10でスタートしたタイマを一旦リセットして再スター
トし(ステップS255)、次いで、温水/ノズル制御
装置18の流調弁35を最大の開度φmax に調整した上
で(ステップS260)、第1開閉弁37aを開いてノ
ズル13のノズルヘッド13bから洗浄水の噴出を開始
する(ステップS270)。その後、ステップS255
でスタートしたタイマにより求められる経過時間Tが、
第4の所定時間t4を越えたか否かを判定する(ステッ
プS280)。ここでは、第4の所定時間t4は3秒間
である。ステップS280で、その経過時間Tが第4の
所定時間t4を越えていないと判定されると、この判定
の処理を繰り返し行なう。
【0048】ステップS280で、経過時間Tが第4の
所定時間t4を越えたと判定されると、ステップS29
0に処理を進める。ステップS290では、第1開閉弁
37aを閉じてノズルヘッド13bからの洗浄水の噴出
を終了する。即ち、ステップS260ないしS290で
は、流調弁35を最大の流量が得られる開度φmax に調
整した上で、第1開閉弁37aを所定時間t4だけ開状
態とする。この結果、ノズル13のノズルヘッド13b
からは、洗浄水が最大流量で所定時間t4だけ噴出され
ることになる。なお、この洗浄水の噴出時には、ノズル
ヘッド13bはケーシング11内に収納されていること
から、収納位置で(ノズルヘッド13bがクリーニング
チャンバ43に位置する状態で)、ノズルヘッド13b
から洗浄水が噴出されてノズルセルフクリーニング処理
が行なわれることになる。この処理は、後洗浄(前述し
た局部洗浄時後洗浄と区別するためにノズル掃除時後洗
浄と以下呼ぶ)と呼ばれるもので、収納位置で噴出され
た洗浄水がクリーニングチャンバ43の内面に反射され
ノズルヘッド13bの噴出孔を洗浄することができる。
【0049】なお、第4の所定時間t4は、前述したよ
うに、3秒間に設定されているが、この3秒間と言う時
間は、局部洗浄時の後洗浄における洗浄水の噴射時間
(この実施例では、2秒間に設定されている)よりも長
い時間となっている。これは、ノズル掃除時における後
洗浄の時間を長く取り、その上で、使用者の局部を洗浄
する際に、後洗浄の時間が長くならないように図ったも
のである。
【0050】ステップS290の処理を終えると、続い
て、ステップS300に処理が進められる。ステップS
300では、この割込み処理ルーチンが以後、実行され
ないように、割込み受付を終了するとともに、前記タイ
マをリセットする。その後、この割込みルーチンを終了
する。
【0051】以上詳述したように、この実施例のトイレ
用衛生洗浄装置10によれば、使用者により停止ボタン
144が3秒以上押し続けられると、駆動モータ45を
駆動してノズル13を洗浄位置まで伸出する(ステップ
S100,S145)。この結果、使用者は、ノズル1
3のノズル本体13aおよびノズルヘッド13bを容易
に掃除することができる。
【0052】また、このトイレ用衛生洗浄装置10によ
れば、ステップS145でノズル13を洗浄位置に伸出
させる以前に、ノズル13を収納位置に収納した状態で
ノズル13から最大流量の洗浄水を所定時間T1だけ噴
出する(ステップS115ないしS140)。この結
果、ノズル掃除の前に、ノズルヘッド13bの噴出孔に
付着している汚物が予め洗い流され、もしくは噴出孔か
ら遠ざけられることから、噴出孔に付着していた汚物が
ノズル掃除中に噴射孔へ侵入してしまうことを防止する
ことができる。また、噴出孔に固着した汚れは、浮いて
落ち易い状態となるため、ノズル掃除の際に容易に落と
すことができる。
【0053】さらに、ステップS250でノズル13を
収納位置に収納した状態で、ノズル13から最大流量の
洗浄水を所定時間T4だけ噴出する(ステップS260
ないしS290)。この結果、ノズル掃除の最中に、ノ
ズル13の噴出孔に、異物(その掃除に使用したトイレ
ットペーパや布などのカス等)が侵入したとしても、そ
の洗浄水の噴出により、その侵入した異物を排出するこ
とができる。
【0054】さらにまた、ステップS145でノズル1
3を洗浄位置に伸出させた状態で、ノズルヘッド13b
から洗浄水が便器本体5の外部に到達しない範囲で、微
量の洗浄水の吐水を行なっている(ステップS150,
S155)。この結果、ノズル掃除中に水の流れがで
き、掃除中に汚れが噴出孔に侵入するこを防止すること
ができる。
【0055】以上のようなノズル掃除時の前洗浄、後洗
浄、およびノズル掃除の最中の吐水による作用により、
ノズル13の清潔性を向上することができる。
【0056】また、この実施例のトイレ用衛生洗浄装置
10によれば、ノズル掃除時の前洗浄における洗浄水の
噴出の時間(2秒)が、局部洗浄時の前洗浄における洗
浄水の噴出の時間(1秒)より長くなっていることか
ら、ノズル掃除の前の汚物の洗い流し等の作用を高める
ことができる。この結果、ノズルの清潔性をより一層向
上することができる。しかも、それにも関わらず、使用
者の局部を洗浄する際には、前洗浄の時間が長くなった
訳ではないことから、その旨の操作指令を出すスイッチ
等を使用者が操作してから実際に洗浄が開始されるまで
の時間が長くなることで使用者に不満を抱かせるような
こともない。即ち、使用者の局部を洗浄する際の使用者
の使い勝手を損ねることもない。
【0057】さらに、この実施例のトイレ用衛生洗浄装
置10によれば、ノズル掃除時の後洗浄における洗浄水
の噴出の時間(3秒)が、局部洗浄時の後洗浄における
洗浄水の噴出の時間(2秒)より長くなっていることか
ら、ノズル掃除の後の汚物の洗い流し等の作用を高める
ことができる。この結果、ノズルの清潔性をより一層向
上することができる。しかも、それにも関わらず、使用
者の局部を洗浄する際には、後洗浄の時間が長くなった
訳ではないことから、その後の作業、例えば局部に温風
を送る作業を即座に行なうことができる。即ち、使用者
の局部を洗浄した後の作業性を損ねることがない。
【0058】前述した実施例の別態様について以下に説
明する。前記実施例のトイレ用衛生洗浄装置10によれ
ば、ノズル掃除時の前洗浄(ステップS115ないしS
140)、後洗浄(ステップS260ないしS29
0)、およびノズル掃除の最中の吐水(ステップS15
0,S155)といった処理を実行しているが、これら
3つのノズル13からの吐水の処理は必ずしも全て行な
う必要がなく、いずれか一つを行なう構成としてもよ
く、また、3つの内の2つを選択して行なう構成として
もよい。
【0059】また、ノズル掃除ルーチンでは、第1開閉
弁37aを開閉制御してノズル13からの洗浄水の噴射
を行なっていたが、これに換えて、第2開閉弁37bを
開閉制御する構成としてもよい。また、第1開閉弁37
aと第2開閉弁37bとの双方を開閉制御する構成とし
てもよく、この構成によれば、お尻洗浄用の噴射口とビ
デ洗浄用の噴射口との双方を洗浄することができ、ノズ
ル13の清潔性をより一層向上することができる。
【0060】なお、前述したノズル掃除ルーチンは、停
止ボタン144のオン状態が3秒間以上継続された場合
に限り実行開始されるものとしたが、これに換えて、ノ
ズル伸出用の専用スイッチを設け、このスイッチが操作
された場合に行なわれるようにしてもよい。
【0061】また、操作パネル14に設けたスイッチ群
をリモコンとしても備える構成としてもよい
【0062】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々な
る態様で実施し得ることは勿論である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れたトイレ用衛生洗浄装置によれば、ノズル掃除の前
に、ノズルの吐水口に付着している汚物が、予め洗い流
され、もしくは吐水口から遠ざけられることから、吐水
口に付着していた汚物がノズル掃除中に吐水口へ侵入し
てしまうことを防止することができる。また、吐水口に
固着した汚れは、浮いて落ち易い状態となるため、ノズ
ル掃除の際に容易に落とすことができる。これらの結
果、ノズルの清潔性を向上することができると言った効
果を奏する。
【0064】また、洗浄位置にあるノズルの吐水口から
吐水量を抑制した状態で吐水するようにすれば、ノズル
掃除中の洗浄水の吐出と前洗浄により、ノズルの清潔性
をより一層向上することができる。
【0065】請求項2に記載されたトイレ用衛生洗浄装
置によれば、ノズル掃除の最中に、ノズルの吐水口に異
物が侵入したとしても、ノズル掃除後のノズル収納状態
で洗浄水を吐出することから、その侵入した異物を排出
することができる。これらの結果、ノズルの清潔性を向
上することができると言った効果を奏する。
【0066】また、洗浄位置にあるノズルの吐水口から
吐水量を抑制した状態で吐水するようにすれば、ノズル
掃除中の洗浄水の吐出と後洗浄により、ノズルの清潔性
をより一層向上することができる。
【0067】請求項3に記載されたトイレ用衛生洗浄装
置によれば、後洗浄と前洗浄により、ノズルの清潔性を
より一層向上することができる。
【0068】請求項4に記載されたトイレ用衛生洗浄装
置によれば、前洗浄における洗浄水の吐出の時間が長く
なっていることから、ノズル掃除の前の汚物の洗い流し
等の作用を高めることができ、この結果、ノズルの清潔
性をより一層向上することができる。しかも、それにも
関わらず、使用者の局部を洗浄する際の使用者の使い勝
手を損ねるようなこともない。
【0069】請求項5に記載されたトイレ用衛生洗浄装
置によれば、後洗浄における洗浄水の吐出の時間が長く
なっていることから、ノズル掃除の後の汚物の洗い流し
の作用を高めることができ、この結果、ノズルの清潔性
をより一層向上することができる。しかも、それにも関
わらず、使用者の局部を洗浄した後の作業性を損ねるよ
うなこともない。
【0070】請求項6に記載されたトイレ用衛生洗浄装
置によれば、ノズル掃除中に水の流れを作っておくこと
により、掃除中に汚れが吐水口に侵入するのを防止する
ことができる。また、その水の流れによりノズルの掃除
を容易なものとすることができる。これらの結果、ノズ
ルの清潔性の向上と掃除の作業性の向上とを図ることが
できると言った効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るトイレ用衛生洗浄装置
10を装着した洋式便器の蓋3をした状態の外観図であ
る。
【図2】その洋式便器の蓋3をしない状態の外観図であ
る。
【図3】トイレ用衛生洗浄装置10の温水/ノズル制御
装置18を示すブロック図である。
【図4】ノズル装置12の要部を示す左側面図である。
【図5】トイレ用衛生洗浄装置10に内蔵される電子制
御装置100の内部構成とその周辺装置を示すブロック
図である。
【図6】操作パネル14の平面図である。
【図7】電子制御装置100で実行されるノズル掃除ル
ーチンの前半部分を示すフローチャートである。
【図8】そのノズル掃除ルーチンの後半部分を示すフロ
ーチャートである。
【図9】電子制御装置100で実行される割込みルーチ
ンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
3…蓋 5…便器本体 5a…ボール面 6…便座 6a…着座センサ 10…トイレ用衛生洗浄装置 11…ケーシング 12…ノズル装置 13…ノズル 13a…ノズル本体 13b…ノズルヘッド 14…操作パネル 15…操作部 18…温水/ノズル制御装置 20…分岐金具 21…連結管 22…給水アダプタ 23…減圧弁 24…電磁弁 25…安全弁 26…バルブユニット 28a…温水用サーミスタ 29…洗浄水用ヒータ 30…熱交換器 31…フロートスイッチ 32…熱交換器ユニット 33…逆止弁 34…流調モータ 35…流調弁 36…流調ユニット 37…開閉弁ユニット 37a…第1開閉弁 37b…第2開閉弁 41…ベース 43…クリーニングチャンバ 45…駆動モータ 47,49…供給管 53…便座用ヒータ 100…電子制御装置 102…CPU 104…ROM 106…RAM 107…バックアップRAM 108…入力処理回路 109…出力処理回路 141…お尻洗浄ボタン 142…ビデ洗浄ボタン 143…乾燥ボタン 144…停止ボタン 145…水量調整ボタン 147…水温調整ボタン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄
    装置であって、 洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、 該ノズルをその収納位置と、前記洗浄水の吐出方向が便
    座に着座した使用者に向かう方向となる洗浄位置との間
    で進退させるノズル駆動手段と、 前記ノズルの吐水口からの洗浄水の吐出量を調整する吐
    水量調整手段と、 所定の操作指令を受けたとき、前記吐水量調整手段に対
    して、前記洗浄水の吐出を停止もしくは吐水量を抑制さ
    せた状態で、前記ノズル駆動手段に対して、前記ノズル
    を前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる制御手段
    とを備え、さらに、 前記制御手段は、 前記ノズルを前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させ
    る以前に、前記吐水量調整手段に対して、前記洗浄水の
    吐出を所定時間実行させる前洗浄手段を備えることを特
    徴とするトイレ用衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄
    装置であって、 洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、 該ノズルをその収納位置と、前記洗浄水の吐出方向が便
    座に着座した使用者に向かう方向となる洗浄位置との間
    で進退させるノズル駆動手段と、 前記ノズルの吐水口からの洗浄水の吐出量を調整する吐
    水量調整手段と、 所定の操作指令を受けたとき、前記吐水量調整手段に対
    して、前記洗浄水の吐出を停止もしくは吐水量を抑制さ
    せた状態で、前記ノズル駆動手段に対して、前記ノズル
    を前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出させる制御手段
    と、 該制御手段の実行後、所定の操作指令を受けたとき、前
    記ノズル駆動手段に対して、前記ノズルを前記洗浄位置
    から前記収納位置へ復帰させるとともに、その収納した
    状態で、前記吐水量調整手段に対して、前記洗浄水の吐
    出を所定時間実行させる後洗浄手段とを備えることを特
    徴とするトイレ用衛生洗浄装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のトイレ用衛生洗浄装置で
    あって、 前記制御手段の実行後、所定の操作指令を受けたとき、
    前記ノズル駆動手段に対して、前記ノズルを前記洗浄位
    置から前記収納位置へ復帰させるとともに、その収納し
    た状態で、前記吐水量調整手段に対して、前記洗浄水の
    吐出を所定時間実行させる後洗浄手段を備えるトイレ用
    衛生洗浄装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または3記載のトイレ用衛生洗
    浄装置であって、 前記使用者の局部を洗浄する旨の操作指令を受けたと
    き、前記ノズルを前記収納位置から前記洗浄位置へ伸出
    させる以前に、前記吐水量調整手段に対して前記洗浄水
    の吐出を実行させる局部洗浄時前洗浄手段を備えるとと
    もに、 前記前洗浄手段による前記洗浄水の吐出の時間は、 前記局部洗浄時前洗浄手段による前記洗浄水の吐出の時
    間よりも長く設定されたトイレ用衛生洗浄装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれか記載のトイ
    レ用衛生洗浄装置であって、 前記使用者の局部を洗浄する旨の操作指令を受けたと
    き、局部洗浄の実行後、前記ノズルを収納位置の状態
    で、前記吐水量調整手段に対して前記洗浄水の吐出を実
    行させる後洗浄を行なう局部洗浄時後洗浄手段を備える
    とともに、 前記後洗浄手段による前記洗浄水の吐出の時間は、 前記局部洗浄時後洗浄手段による前記洗浄水の吐出の時
    間よりも長く設定されたトイレ用衛生洗浄装置。
  6. 【請求項6】 便器に備え付けられるトイレ用衛生洗浄
    装置であって、 洗浄水を吐出する吐水口を備えるノズルと、 該ノズルをその収納位置と、前記洗浄水の吐出方向が便
    座に着座した使用者に向かう方向となる洗浄位置との間
    で進退させるノズル駆動手段と、 前記ノズルの吐水口からの洗浄水の吐出量を調整する吐
    水量調整手段と、 所定の操作指令を受けたとき、前記ノズル駆動手段に対
    して、前記ノズルを前記収納位置から前記洗浄位置へ伸
    出させるとともに、その伸出した状態で、前記吐水量調
    整手段に対して、前記洗浄水が便器外に到達しない範囲
    で少量の吐水を実行させる制御手段とを備えることを特
    徴とするトイレ用衛生洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011072195A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 畦塗り機

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