JPH0940690A - ステロイド配糖体及びこれを有効成分とする医薬 - Google Patents
ステロイド配糖体及びこれを有効成分とする医薬Info
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- JPH0940690A JPH0940690A JP8107254A JP10725496A JPH0940690A JP H0940690 A JPH0940690 A JP H0940690A JP 8107254 A JP8107254 A JP 8107254A JP 10725496 A JP10725496 A JP 10725496A JP H0940690 A JPH0940690 A JP H0940690A
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- steroid glycoside
- glycoside
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 次の一般式(1)
【化1】
(式中、R1 はアルデヒド基又は低鎖長ヒドロキシアル
キル基を示し、R2 はアシル基を有していてもよい糖残
基を示す。)で表わされるステロイド配糖体及びこれを
有効成分とする医薬。 【効果】 本発明のステロイド配糖体は、安全性が高
く、優れた抗癌作用及び免疫抑制作用を示す。
キル基を示し、R2 はアシル基を有していてもよい糖残
基を示す。)で表わされるステロイド配糖体及びこれを
有効成分とする医薬。 【効果】 本発明のステロイド配糖体は、安全性が高
く、優れた抗癌作用及び免疫抑制作用を示す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステロイド配糖体
及びこれを有効成分とする医薬に関する。
及びこれを有効成分とする医薬に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現代に
おいて各種の医薬品の発明は、古来より人類の脅威であ
った種々の感染症を駆逐した。しかしこれに代わって、
循環器疾患や癌が人類の大きな脅威になっている。この
うち癌は、現在に至っても尚完全な治療法は存在せず、
死亡原因でもトップの座を保っており、人類にとって解
決すべき最優先課題となっている。
おいて各種の医薬品の発明は、古来より人類の脅威であ
った種々の感染症を駆逐した。しかしこれに代わって、
循環器疾患や癌が人類の大きな脅威になっている。この
うち癌は、現在に至っても尚完全な治療法は存在せず、
死亡原因でもトップの座を保っており、人類にとって解
決すべき最優先課題となっている。
【0003】従来、癌の治療は大きく分けて、外科的手
術、抗癌剤による化学療法、放射線による放射線療法の
3つに分けられる。このうち、外科的手術は初期の癌に
は有効であるが、転移を伴った癌に対しては効力が限ら
れたものとなってしまうことが多い。また、放射線療法
は浅部の癌には有効であるが、深部の癌には効力は今一
つである。更に、放射線による正常な部位への障害は無
視できず、放射線によって癌が誘起されることがあり、
無条件に癌治療に用いることは出来ない。一方、抗癌剤
による癌治療は抗癌剤の毒性が強いことが原因で、極め
て限られたものになっている。また、癌の抗癌剤に対す
る耐性も無視の出来ない大きな課題である。この様な状
況から新規の抗癌剤の登場が期待されている。
術、抗癌剤による化学療法、放射線による放射線療法の
3つに分けられる。このうち、外科的手術は初期の癌に
は有効であるが、転移を伴った癌に対しては効力が限ら
れたものとなってしまうことが多い。また、放射線療法
は浅部の癌には有効であるが、深部の癌には効力は今一
つである。更に、放射線による正常な部位への障害は無
視できず、放射線によって癌が誘起されることがあり、
無条件に癌治療に用いることは出来ない。一方、抗癌剤
による癌治療は抗癌剤の毒性が強いことが原因で、極め
て限られたものになっている。また、癌の抗癌剤に対す
る耐性も無視の出来ない大きな課題である。この様な状
況から新規の抗癌剤の登場が期待されている。
【0004】また、現代において臓器移植は医薬品で治
療できない疾患例えば、肝臓の不全、腎臓の不全、心臓
の不全、白血病等の治療のための切り札的存在である。
特に近年になって臓器移植が盛んに行われるようになっ
てきた要因の一つに免疫抑制剤の使用により、移植直後
の被移植者の生体拒絶反応のコントロールが可能になっ
てきたことが挙げられる。しかしながら、これまでに用
いられているサイクロスポリンやシクロホスファミド等
の免疫抑制剤は、いずれも安全で、かつ十分な効果を発
現するものではなく、その使用には危険が伴い、ただで
さえ体力の落ちた臓器の不全を呈している患者に投与す
るのには困難が伴う。そこで、新規の免疫抑制剤の登場
が期待されている。
療できない疾患例えば、肝臓の不全、腎臓の不全、心臓
の不全、白血病等の治療のための切り札的存在である。
特に近年になって臓器移植が盛んに行われるようになっ
てきた要因の一つに免疫抑制剤の使用により、移植直後
の被移植者の生体拒絶反応のコントロールが可能になっ
てきたことが挙げられる。しかしながら、これまでに用
いられているサイクロスポリンやシクロホスファミド等
の免疫抑制剤は、いずれも安全で、かつ十分な効果を発
現するものではなく、その使用には危険が伴い、ただで
さえ体力の落ちた臓器の不全を呈している患者に投与す
るのには困難が伴う。そこで、新規の免疫抑制剤の登場
が期待されている。
【0005】従って、本発明は、安全性に優れ、強い抗
癌作用及び高い免疫抑制作用を示す新規化合物を提供す
ることを目的とする。
癌作用及び高い免疫抑制作用を示す新規化合物を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意検討を行った結果、ユリ科又はその近縁
の植物体を溶剤抽出及び精製すると新規のステロイド配
糖体が得られ、当該新規化合物は安全で、強い抗癌作用
及び高い免疫抑制作用を示し、医薬として有用であるこ
とを見出し本発明を完成した。
発明者らは鋭意検討を行った結果、ユリ科又はその近縁
の植物体を溶剤抽出及び精製すると新規のステロイド配
糖体が得られ、当該新規化合物は安全で、強い抗癌作用
及び高い免疫抑制作用を示し、医薬として有用であるこ
とを見出し本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、次の一般式(1)
【0008】
【化5】
【0009】(式中、R1 はホルミル基又は低鎖長ヒド
ロキシアルキル基を示し、R2 はアシル基を有していて
もよい糖残基を示す。)で表わされるステロイド配糖体
及びこれを有効成分とする医薬を提供するものである。
ロキシアルキル基を示し、R2 はアシル基を有していて
もよい糖残基を示す。)で表わされるステロイド配糖体
及びこれを有効成分とする医薬を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一般式(1)のステロイ
ド配糖体は新規化合物である。一般式(1)のR1 はホ
ルミル基又は低鎖長ヒドロキシアルキル基であれば特に
制限されないが、低鎖長ヒドロキシアルキル基の好まし
いものとしては、炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基
が挙げられ、特に好ましいものとしてはヒドロキシメチ
ル基が挙げられる。
ド配糖体は新規化合物である。一般式(1)のR1 はホ
ルミル基又は低鎖長ヒドロキシアルキル基であれば特に
制限されないが、低鎖長ヒドロキシアルキル基の好まし
いものとしては、炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基
が挙げられ、特に好ましいものとしてはヒドロキシメチ
ル基が挙げられる。
【0011】R2 はアシル基を有していてもよい糖残基
であれば特に制限されないが、アシル基を有していても
よい二糖又は三糖の残基が好ましい。また、当該アシル
基としてはp−ヒドロキシベンゾイル基又はp−メトキ
シベンゾイル基が好ましい。
であれば特に制限されないが、アシル基を有していても
よい二糖又は三糖の残基が好ましい。また、当該アシル
基としてはp−ヒドロキシベンゾイル基又はp−メトキ
シベンゾイル基が好ましい。
【0012】より好ましいR2 としては次式(2)又は
(3)で示される糖残基が挙げられる。
(3)で示される糖残基が挙げられる。
【0013】
【化6】
【0014】(式中、R2aは水素原子、p−ヒドロキシ
ベンゾイル基又はp−メトキシベンゾイル基を示す。)
ベンゾイル基又はp−メトキシベンゾイル基を示す。)
【0015】本発明化合物(1)のより好ましいものと
しては、下記一般式(4)及び(5)で表わされる化合
物が挙げられる。
しては、下記一般式(4)及び(5)で表わされる化合
物が挙げられる。
【0016】
【化7】
【0017】(式中、R1aはホルミル基又はヒドロキシ
メチル基を示し、R2aは水素原子、p−ヒドロキシベン
ゾイル基又はp−メトキシベンゾイル基を示す。)
メチル基を示し、R2aは水素原子、p−ヒドロキシベン
ゾイル基又はp−メトキシベンゾイル基を示す。)
【0018】
【化8】
【0019】(式中、R1bはホルミル基又はヒドロキシ
メチル基を示す。)
メチル基を示す。)
【0020】本発明化合物(1)のうち特に好ましい化
合物を下表に示す。
合物を下表に示す。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】本発明の新規ステロイド配糖体(1)は例
えばユリ科又はその近縁植物の植物体から溶媒抽出、精
製工程を経て得ることができる。
えばユリ科又はその近縁植物の植物体から溶媒抽出、精
製工程を経て得ることができる。
【0024】ユリ科植物としては、特に制限されない
が、例えば、オルニトガラム・サンデルシアエ(Oni
tyhogalum saundersiae)等が挙
げられる。また、ユリ科の近縁植物としては、例えば、
ドラカエナ属等のリュウゼツラン科、アヤメ科又はカヤ
ツリグサ科等の植物が挙げられる。これらは、市販のも
のを用いることができる。抽出に用いる植物体の部位も
特に制限されないが、ステロイド配糖体が高い濃度で存
在する鱗茎部が好ましい。
が、例えば、オルニトガラム・サンデルシアエ(Oni
tyhogalum saundersiae)等が挙
げられる。また、ユリ科の近縁植物としては、例えば、
ドラカエナ属等のリュウゼツラン科、アヤメ科又はカヤ
ツリグサ科等の植物が挙げられる。これらは、市販のも
のを用いることができる。抽出に用いる植物体の部位も
特に制限されないが、ステロイド配糖体が高い濃度で存
在する鱗茎部が好ましい。
【0025】ユリ科又はその近縁の植物体から溶媒抽出
する方法も特に制限されないが、植物体をそのまま又は
乾燥あるいは細断、粉砕等抽出に好適な形状に加工した
後極性溶媒で液液抽出等行えばよい。抽出溶媒として
は、極性溶媒が好ましく、例えば、水;メタノールやエ
タノールなどのアルコール類;ジエチルエーテルやテト
ラヒドロフラン等のエーテル類;酢酸エチルや酢酸メチ
ル等のエステル類;クロロホルムや塩化メチレン等のハ
ロゲン化炭化水素類;アセトンやメチルエチルケトン等
のケトン類;アセトニトリル等のニトリル類が挙げら
れ、これらを単独もしくは二種以上を混合して用いれば
よい。このうち好ましい溶媒として、抽出効率、安全
性、経済性の点でアルコール類を挙げることが出来る。
抽出は、室温でも溶媒の沸点付近の温度まで加熱して行
ってもよい。これは、本発明のステロイド配糖体が温度
に対して安定であるためである。抽出は、室温ならば数
日、加熱下であれば数時間溶媒に浸漬して行えばよく、
更に攪拌を加えてもよい。
する方法も特に制限されないが、植物体をそのまま又は
乾燥あるいは細断、粉砕等抽出に好適な形状に加工した
後極性溶媒で液液抽出等行えばよい。抽出溶媒として
は、極性溶媒が好ましく、例えば、水;メタノールやエ
タノールなどのアルコール類;ジエチルエーテルやテト
ラヒドロフラン等のエーテル類;酢酸エチルや酢酸メチ
ル等のエステル類;クロロホルムや塩化メチレン等のハ
ロゲン化炭化水素類;アセトンやメチルエチルケトン等
のケトン類;アセトニトリル等のニトリル類が挙げら
れ、これらを単独もしくは二種以上を混合して用いれば
よい。このうち好ましい溶媒として、抽出効率、安全
性、経済性の点でアルコール類を挙げることが出来る。
抽出は、室温でも溶媒の沸点付近の温度まで加熱して行
ってもよい。これは、本発明のステロイド配糖体が温度
に対して安定であるためである。抽出は、室温ならば数
日、加熱下であれば数時間溶媒に浸漬して行えばよく、
更に攪拌を加えてもよい。
【0026】ユリ科又はその近縁の植物体から溶媒抽出
された抽出物は、公知の方法により精製、単離できる。
例えば、水−ブタノールで液液抽出し大まかに夾雑物を
取り除いた後、シリカゲル、ODS、イオン交換樹脂等
を担体としたカラムクロマトグラフィーで精製すればよ
い。
された抽出物は、公知の方法により精製、単離できる。
例えば、水−ブタノールで液液抽出し大まかに夾雑物を
取り除いた後、シリカゲル、ODS、イオン交換樹脂等
を担体としたカラムクロマトグラフィーで精製すればよ
い。
【0027】本発明のステロイド配糖体は、優れた抗癌
作用を有し、抗癌剤として有用である。本発明抗癌剤の
対象となる癌としては、通常の癌であれば特に制限され
ないが、特に白血病が好ましい。また、本発明のステロ
イド配糖体は、高い免疫抑制作用を有し、免疫抑制剤と
して有用である。斯かる免疫抑制剤は従来の免疫抑制剤
が用いられる場合と同様に用いることが出来る。例え
ば、臓器移植に先立って、本発明の免疫抑制剤を投与
し、拒絶反応を抑制し移植臓器の定着率を上げるために
用いたり、白血病患者に骨髄移植に先立って投与し、病
原細胞を除去するために用いたりする事が出来る。ま
た、本発明医薬には有効成分として前記ステロイド配糖
体(1)が配合されるが、当該ステロイド配糖体(1)
は有効量含まれていればよく、前記ユリ科又はその近縁
の植物体の抽出物を用いてもよい。
作用を有し、抗癌剤として有用である。本発明抗癌剤の
対象となる癌としては、通常の癌であれば特に制限され
ないが、特に白血病が好ましい。また、本発明のステロ
イド配糖体は、高い免疫抑制作用を有し、免疫抑制剤と
して有用である。斯かる免疫抑制剤は従来の免疫抑制剤
が用いられる場合と同様に用いることが出来る。例え
ば、臓器移植に先立って、本発明の免疫抑制剤を投与
し、拒絶反応を抑制し移植臓器の定着率を上げるために
用いたり、白血病患者に骨髄移植に先立って投与し、病
原細胞を除去するために用いたりする事が出来る。ま
た、本発明医薬には有効成分として前記ステロイド配糖
体(1)が配合されるが、当該ステロイド配糖体(1)
は有効量含まれていればよく、前記ユリ科又はその近縁
の植物体の抽出物を用いてもよい。
【0028】本発明の医薬を患者に投与する場合、好ま
しい投与量は、患者の年齢、体型、体調、癌の種類とス
テージ、性別等により異なるが、通常、成人一人一日当
たり、有効成分として1〜1000mg、特に2〜100
mgを1〜数回に分けて投与するのが好ましい。投与経路
としては、特段の限定はなく、例えば、経口投与、経直
腸投与、注射による投与などが挙げられる。このうち、
注射による投与では、例えば、静脈注射、動脈注射、門
脈注射、皮下注射、皮内注射、腹腔内注射、病巣内直接
注射等が例示できる。注射は、通常の注射でも輸液など
に混合して点滴を行ってもよい。
しい投与量は、患者の年齢、体型、体調、癌の種類とス
テージ、性別等により異なるが、通常、成人一人一日当
たり、有効成分として1〜1000mg、特に2〜100
mgを1〜数回に分けて投与するのが好ましい。投与経路
としては、特段の限定はなく、例えば、経口投与、経直
腸投与、注射による投与などが挙げられる。このうち、
注射による投与では、例えば、静脈注射、動脈注射、門
脈注射、皮下注射、皮内注射、腹腔内注射、病巣内直接
注射等が例示できる。注射は、通常の注射でも輸液など
に混合して点滴を行ってもよい。
【0029】本発明の医薬は、上記ステロイド配糖体を
有効成分として含有するが、それ以外に通常の医薬組成
物で用いられている剤形化のための任意成分を任意の配
合量で含有することができる。この様な任意成分として
は、賦形剤、結合剤、崩壊剤、乳化・可溶化・分散剤、
滑沢剤、コーティング剤、徐放性被膜形成剤、矯味矯臭
剤、着色剤、安定剤、等張剤、油脂類、溶媒、リポソー
ム形成剤等が例示できる。本発明の医薬はこれら任意成
分と共に常法に従って製剤化される。
有効成分として含有するが、それ以外に通常の医薬組成
物で用いられている剤形化のための任意成分を任意の配
合量で含有することができる。この様な任意成分として
は、賦形剤、結合剤、崩壊剤、乳化・可溶化・分散剤、
滑沢剤、コーティング剤、徐放性被膜形成剤、矯味矯臭
剤、着色剤、安定剤、等張剤、油脂類、溶媒、リポソー
ム形成剤等が例示できる。本発明の医薬はこれら任意成
分と共に常法に従って製剤化される。
【0030】上記剤形化のための任意成分以外にも、本
発明の抗癌剤の場合は、通常癌治療に用いられる医薬品
類を更に含有させることもできる。この様な医薬品とし
ては、アドリアマイシン、マイトマイシン、ネオカルチ
ノスタチン、ビンクリスチン、タキソール、5FU等の
抗癌剤、モルヒネ等の痛み止め成分、ステロイド剤、リ
ピオドール等の血管栓塞剤等が挙げられる。また、上記
剤形化の為の任意成分以外にも、本発明の免疫抑制剤の
場合は、通常免疫抑制剤を用いる治療に用いられる医薬
品類を含有させることもできる。このような医薬品とし
ては、メチシリン、テトラサイクリン、セファロスポリ
ン、セファロスポロール等の抗生物質、シクロフォスフ
ァミドやメルカプトプリン等の従来の免疫抑制剤、ステ
ロイド剤等が挙げられる。
発明の抗癌剤の場合は、通常癌治療に用いられる医薬品
類を更に含有させることもできる。この様な医薬品とし
ては、アドリアマイシン、マイトマイシン、ネオカルチ
ノスタチン、ビンクリスチン、タキソール、5FU等の
抗癌剤、モルヒネ等の痛み止め成分、ステロイド剤、リ
ピオドール等の血管栓塞剤等が挙げられる。また、上記
剤形化の為の任意成分以外にも、本発明の免疫抑制剤の
場合は、通常免疫抑制剤を用いる治療に用いられる医薬
品類を含有させることもできる。このような医薬品とし
ては、メチシリン、テトラサイクリン、セファロスポリ
ン、セファロスポロール等の抗生物質、シクロフォスフ
ァミドやメルカプトプリン等の従来の免疫抑制剤、ステ
ロイド剤等が挙げられる。
【0031】
【発明の効果】本発明のステロイド配糖体は、優れた抗
癌作用及び高い免疫抑制作用を有する。更に、ユリ科の
多くの植物の鱗茎が広く食用に供されていることから安
全性が高い。
癌作用及び高い免疫抑制作用を有する。更に、ユリ科の
多くの植物の鱗茎が広く食用に供されていることから安
全性が高い。
【0032】
【実施例】次に本発明を実施例を挙げて更に具体的に説
明するが、これらは、単に例示であって本発明を制限す
るものではない。
明するが、これらは、単に例示であって本発明を制限す
るものではない。
【0033】実施例1 製造例 園芸店より購入したオルニトガラム・サンデルシアエ
(Onityhogalum saundersia
e)の新鮮鱗茎10kgを細かく切り刻んだ後、10lの
メタノールで2回、3時間温浸し、濾過により不溶物を
取り除いた後に溶媒を除去し、3 lのブタノールと3
lの水で液液抽出を行い、ブタノール層を得た。溶媒除
去し残渣をダイヤイオンHP−20を用いたイオン交換
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;水:メタノール
=100:0→0:100、エタノール、酢酸エチ
ル)、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒;クロロホルム:メタノール:水=19:1:0→
7:4:1)、ODSカラムを装着した高速液体クロマ
トグラフィー(溶出溶媒;水:メタノール=30:70
→5:95、水:アセトニトリル=30:70)で順次
精製し、精製物1〜7を得た。
(Onityhogalum saundersia
e)の新鮮鱗茎10kgを細かく切り刻んだ後、10lの
メタノールで2回、3時間温浸し、濾過により不溶物を
取り除いた後に溶媒を除去し、3 lのブタノールと3
lの水で液液抽出を行い、ブタノール層を得た。溶媒除
去し残渣をダイヤイオンHP−20を用いたイオン交換
カラムクロマトグラフィー(溶出溶媒;水:メタノール
=100:0→0:100、エタノール、酢酸エチ
ル)、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶
媒;クロロホルム:メタノール:水=19:1:0→
7:4:1)、ODSカラムを装着した高速液体クロマ
トグラフィー(溶出溶媒;水:メタノール=30:70
→5:95、水:アセトニトリル=30:70)で順次
精製し、精製物1〜7を得た。
【0034】(精製物1:収量15mg)この精製物は、
以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Aである
ことがわかった。
以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Aである
ことがわかった。
【0035】
【表3】性状:白色粉末[α]D 26−60度 FAB−MASS:[M−H]-;735 IR(KBr錠剤)cm-1:3400、2950、292
01 H−NMR(重ピリジン)ppm:10.15(1H,s), 6.38(1H,
s), 5.31(1H,d),5.14(1H,d), 5.04(1H,d), 4.80(1H,br
s), 4.62(1H,dd), 1.80(3H,s),1.76(3H,s), 1.71(3H,
s), 1.00(3H,d), 0.97(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.5, 30.2, 78.0, 3
9.0, 141.0, 121.2,32.2, 33.5, 50.2, 37.0, 22.6, 3
3.7, 59.3, 52.7, 33.5, 69.9, 59.6,207.3, 19.4, 31.
3, 18.6, 47.6, 98.3, 126.3, 134.3, 26.0, 18.8,100.
5, 79.7, 77.9, 71.9, 78.3, 62.7, 102.1, 72.6, 72.
9, 74.2, 69.5,18.7
01 H−NMR(重ピリジン)ppm:10.15(1H,s), 6.38(1H,
s), 5.31(1H,d),5.14(1H,d), 5.04(1H,d), 4.80(1H,br
s), 4.62(1H,dd), 1.80(3H,s),1.76(3H,s), 1.71(3H,
s), 1.00(3H,d), 0.97(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.5, 30.2, 78.0, 3
9.0, 141.0, 121.2,32.2, 33.5, 50.2, 37.0, 22.6, 3
3.7, 59.3, 52.7, 33.5, 69.9, 59.6,207.3, 19.4, 31.
3, 18.6, 47.6, 98.3, 126.3, 134.3, 26.0, 18.8,100.
5, 79.7, 77.9, 71.9, 78.3, 62.7, 102.1, 72.6, 72.
9, 74.2, 69.5,18.7
【0036】(精製物2:収量65mg)この精製物は、
以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Bである
ことがわかった。
以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Bである
ことがわかった。
【0037】
【表4】性状:白色粉末[α]D 26−32.8度 FAB−MASS:[M−H]-;855 IR(KBr錠剤)cm-1:3400、2920、170
0、16001 H−NMR(重ピリジン)ppm:10.13(1H,s), 8.29(2H,
d), 7.16(2H,d),6.46(1H,br s), 6.14(1H,dd), 5.07(1
H,d), 1.81(3H,br s),1.72(3H,br s), 1.57(3H,d), 1.0
0(3H,d), 0.95(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.4, 30.0, 78.4, 3
9.4, 141.0, 121.5,32.3, 33.6, 50.3, 36.9, 22.6, 3
3.6, 59.3, 52.7, 33.5, 69.9, 59.6,207.3, 19.5, 31.
3, 18.1, 47.6, 98.3, 126.3, 134.4, 26.1, 18.9,100.
8, 79.7, 77.3, 71.8, 78.4, 62.7, 101.6, 72.7, 70.
6, 76.4, 67.1,18.7, 122.0, 132.6, 116.1, 163.6, 16
6.7
0、16001 H−NMR(重ピリジン)ppm:10.13(1H,s), 8.29(2H,
d), 7.16(2H,d),6.46(1H,br s), 6.14(1H,dd), 5.07(1
H,d), 1.81(3H,br s),1.72(3H,br s), 1.57(3H,d), 1.0
0(3H,d), 0.95(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.4, 30.0, 78.4, 3
9.4, 141.0, 121.5,32.3, 33.6, 50.3, 36.9, 22.6, 3
3.6, 59.3, 52.7, 33.5, 69.9, 59.6,207.3, 19.5, 31.
3, 18.1, 47.6, 98.3, 126.3, 134.4, 26.1, 18.9,100.
8, 79.7, 77.3, 71.8, 78.4, 62.7, 101.6, 72.7, 70.
6, 76.4, 67.1,18.7, 122.0, 132.6, 116.1, 163.6, 16
6.7
【0038】(精製物3:収量65.2mg)この精製物
は、以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Cで
あることがわかった。
は、以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Cで
あることがわかった。
【0039】
【表5】性状:白色粉末[α]D 26−4.0度 FAB−MASS:[M]-;870 IR(KBr錠剤)cm-1:3425、2950、171
0、16951 H−NMR(重ピリジン)ppm:10.15(1H,s), 8.27(2H,
d), 7.01(2H,d),6.45(1H,br s), 6.13(1H,dd), 5.48(1
H,br s), 5.15(1H,d), 5.08(1H,d),5.02(1H,over lappi
ng to H20peak), 1.81(3H,br s), 1.72(3H,br s),1.56
(3H,d), 1.01(3H,d), 0.97(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.2, 30.3, 78.3, 3
9.3, 141.0, 121.4,32.3, 33.6, 50.1, 37.0, 22.5, 3
3.8, 59.2, 52.5, 33.4, 69.9, 59.5,207.3, 19.6, 31.
2, 18.0, 47.6, 98.3, 126.2, 134.4, 26.0, 18.8,100.
7, 79.6, 77.3, 71.7, 78.1, 62.6, 101.6, 72.6, 70.
5, 76.5, 67.0,18.6, 123.5, 132.2, 114.1, 163.8, 16
6.4, 55.5
0、16951 H−NMR(重ピリジン)ppm:10.15(1H,s), 8.27(2H,
d), 7.01(2H,d),6.45(1H,br s), 6.13(1H,dd), 5.48(1
H,br s), 5.15(1H,d), 5.08(1H,d),5.02(1H,over lappi
ng to H20peak), 1.81(3H,br s), 1.72(3H,br s),1.56
(3H,d), 1.01(3H,d), 0.97(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.2, 30.3, 78.3, 3
9.3, 141.0, 121.4,32.3, 33.6, 50.1, 37.0, 22.5, 3
3.8, 59.2, 52.5, 33.4, 69.9, 59.5,207.3, 19.6, 31.
2, 18.0, 47.6, 98.3, 126.2, 134.4, 26.0, 18.8,100.
7, 79.6, 77.3, 71.7, 78.1, 62.6, 101.6, 72.6, 70.
5, 76.5, 67.0,18.6, 123.5, 132.2, 114.1, 163.8, 16
6.4, 55.5
【0040】(精製物4:収量20.8mg)この精製物
は、以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Dで
あることがわかった。
は、以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Dで
あることがわかった。
【0041】
【表6】性状:白色粉末[α]D 26−20.0度 FAB−MASS:[M]-;858 IR(KBr錠剤)cm-1:3425、2950、292
0、2870、16901 H−NMR(重ピリジン)ppm:8.31(2H,d), 7.17(2H,
d), 6.46(1H,br s),6.15(1H,dd), 5.49(1H,br s), 5.29
(1H,d), 5.07(1H,d),5.02(1H,over lapping to H2Opea
k), 1.87(3H,br s), 1.73(3H,br s),1.57(3H,d), 1.28
(3H,d), 1.03(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.5, 30.5, 78.5, 3
9.4, 141.0, 122.0,32.8, 31.8, 50.7, 37.1, 21.4, 3
5.2, 46.8, 53.3, 33.8, 70.7, 60.6,60.4, 19.4, 31.
5, 18.1, 48.2, 98.7, 127.3, 133.5, 26.1, 19.5, 10
0.7,79.6, 77.3, 71.8, 78.3, 62.6, 101.6, 72.6, 70.
5, 76.3, 67.0, 18.9,121.9, 132.6, 116.1, 163.5, 16
6.7
0、2870、16901 H−NMR(重ピリジン)ppm:8.31(2H,d), 7.17(2H,
d), 6.46(1H,br s),6.15(1H,dd), 5.49(1H,br s), 5.29
(1H,d), 5.07(1H,d),5.02(1H,over lapping to H2Opea
k), 1.87(3H,br s), 1.73(3H,br s),1.57(3H,d), 1.28
(3H,d), 1.03(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.5, 30.5, 78.5, 3
9.4, 141.0, 122.0,32.8, 31.8, 50.7, 37.1, 21.4, 3
5.2, 46.8, 53.3, 33.8, 70.7, 60.6,60.4, 19.4, 31.
5, 18.1, 48.2, 98.7, 127.3, 133.5, 26.1, 19.5, 10
0.7,79.6, 77.3, 71.8, 78.3, 62.6, 101.6, 72.6, 70.
5, 76.3, 67.0, 18.9,121.9, 132.6, 116.1, 163.5, 16
6.7
【0042】(精製物5:収量76.3mg)この精製物
は、以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Eで
あることがわかった。
は、以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Eで
あることがわかった。
【0043】
【表7】性状:白色粉末[α]D 26−16.0度 FAB−MASS:[M]-;872 IR(KBr錠剤)cm-1:3425、2925、285
0、16951 H−NMR(重ピリジン)ppm:8.27(2H,s), 6.99(2H,
d), 6.44(1H,br s),6.13(1H,dd), 5.53(1H,br s), 5.20
(1H,d), 5.06(1H,d), 4.88(1H,d),1.87(3H,br s), 1.74
(3H,br s), 1.56(3H,d), 1.28(3H,d), 1.03(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:30.5, 78.6, 39.6, 14
1.1, 122.0, 32.8,31.9, 50.6, 37.2, 21.4, 35.2, 46.
8, 53.2, 33.9, 70.6, 60.6, 60.4,19.4, 31.5, 18.1,
48.2, 98.7, 127.3, 133.5, 26.1, 19.5, 100.9, 79.6,
77.4, 71.8, 78.3, 62.6, 101.6, 72.5, 70.5, 76.7, 6
6.9, 18.9, 123.5,132.3, 114.1, 163.7, 166.4, 55.4
0、16951 H−NMR(重ピリジン)ppm:8.27(2H,s), 6.99(2H,
d), 6.44(1H,br s),6.13(1H,dd), 5.53(1H,br s), 5.20
(1H,d), 5.06(1H,d), 4.88(1H,d),1.87(3H,br s), 1.74
(3H,br s), 1.56(3H,d), 1.28(3H,d), 1.03(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:30.5, 78.6, 39.6, 14
1.1, 122.0, 32.8,31.9, 50.6, 37.2, 21.4, 35.2, 46.
8, 53.2, 33.9, 70.6, 60.6, 60.4,19.4, 31.5, 18.1,
48.2, 98.7, 127.3, 133.5, 26.1, 19.5, 100.9, 79.6,
77.4, 71.8, 78.3, 62.6, 101.6, 72.5, 70.5, 76.7, 6
6.9, 18.9, 123.5,132.3, 114.1, 163.7, 166.4, 55.4
【0044】(精製物6:収量190mg)この精製物
は、以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Fで
あることがわかった。
は、以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Fで
あることがわかった。
【0045】
【表8】性状:白色粉末[α]D 26−49.6度 FAB−MASS:[M−H]-;897 IR(KBr錠剤)cm-1:3400、2920、170
01 H−NMR(重ピリジン)ppm:10.12(1H,s), 6.37(1H,
br s), 5.85(1H,d),5.37(1H,br d), 5.13(2H,d), 4.99
(1H,m), 4.92(1H,br d), 4.76(1H,br s),4.70(1H,dd),
4.50(1H,dd), 4.43(1H,dd), 4.25(1H,dd), 4.16(2H,d
d),3.95(1H,m), 2.85(1H,br d), 2.69(1H,br d), 2.58
(1H,m), 2.11(1H,br d),1.80(3H,br s), 1.71(3H,br
s), 1.65(3H,br d), 1.04(1H,m), 0.99(3H,d),0.82(3H,
s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.5, 78.8, 39.4, 14
1.3, 121.0, 32.1,33.5, 50.2, 36.9, 22.6, 33.6, 59.
3, 52.7, 33.5, 69.9, 59.6, 207.3,19.4, 31.3, 18.6,
47.6, 98.3, 126.3, 134.3, 26.0, 19.0, 101.2, 80.
7,79.2, 71.7, 78.1, 62.8, 102.1, 78.7, 79.3, 72.3,
72.6, 74.4, 69.8,18.8
01 H−NMR(重ピリジン)ppm:10.12(1H,s), 6.37(1H,
br s), 5.85(1H,d),5.37(1H,br d), 5.13(2H,d), 4.99
(1H,m), 4.92(1H,br d), 4.76(1H,br s),4.70(1H,dd),
4.50(1H,dd), 4.43(1H,dd), 4.25(1H,dd), 4.16(2H,d
d),3.95(1H,m), 2.85(1H,br d), 2.69(1H,br d), 2.58
(1H,m), 2.11(1H,br d),1.80(3H,br s), 1.71(3H,br
s), 1.65(3H,br d), 1.04(1H,m), 0.99(3H,d),0.82(3H,
s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.5, 78.8, 39.4, 14
1.3, 121.0, 32.1,33.5, 50.2, 36.9, 22.6, 33.6, 59.
3, 52.7, 33.5, 69.9, 59.6, 207.3,19.4, 31.3, 18.6,
47.6, 98.3, 126.3, 134.3, 26.0, 19.0, 101.2, 80.
7,79.2, 71.7, 78.1, 62.8, 102.1, 78.7, 79.3, 72.3,
72.6, 74.4, 69.8,18.8
【0046】(精製物7:収量20.8mg)この精製物
は、以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Gで
あることがわかった。
は、以下の方法で分析を行ったところ、前記化合物Gで
あることがわかった。
【0047】
【表9】性状:白色粉末[α]D 26−48.0度 FAB−MASS:[M]-;900 IR(KBr錠剤)cm-1:3400、29201 H−NMR(重ピリジン)ppm:6.39(1H,s), 5.88(1H,
d), 5.41(1H,d),5.29(1H,d), 5.15(1H,d), 5.07(1H,d),
4.76(1H,br s), 4.70(1H,br d),4.00(1H,m), 1.85(3H,
d), 1.82(3H,d), 1.73(3H,s), 1.27(3H,d),0.87(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.6, 30.1, 78.8, 3
9.4, 141.3, 121.5,32.7, 31.7, 50.7, 37.1, 21.4, 3
5.2, 46.8, 53.3, 33.8, 70.7, 60.6,60.5, 19.4, 101.
1, 80.7, 79.1, 71.8, 78.1, 62.8, 102.3, 78.7, 79.
3,72.3, 77.1, 63.0, 102.0, 72.3, 77.1, 63.0, 102.
0, 72.3, 72.6, 74.4,69.8, 18.9
d), 5.41(1H,d),5.29(1H,d), 5.15(1H,d), 5.07(1H,d),
4.76(1H,br s), 4.70(1H,br d),4.00(1H,m), 1.85(3H,
d), 1.82(3H,d), 1.73(3H,s), 1.27(3H,d),0.87(3H,s)13 C−NMR(重ピリジン)ppm:37.6, 30.1, 78.8, 3
9.4, 141.3, 121.5,32.7, 31.7, 50.7, 37.1, 21.4, 3
5.2, 46.8, 53.3, 33.8, 70.7, 60.6,60.5, 19.4, 101.
1, 80.7, 79.1, 71.8, 78.1, 62.8, 102.3, 78.7, 79.
3,72.3, 77.1, 63.0, 102.0, 72.3, 77.1, 63.0, 102.
0, 72.3, 72.6, 74.4,69.8, 18.9
【0048】実施例2 急性毒性 化合物A〜Gの急性毒性を1群5匹のICR雄性マウス
を用いて調べた。即ち、各化合物を2mg/匹腹腔内投与
し、14日後に生死を判定した。その後動物を屠殺し、
解剖し各臓器の異常の有無を調べた。結果は14日目に
於ける死亡例はなく、剖検結果も異常を認めなかった。
これより本発明のステロイド配糖体は、安全性に優れる
ことが判る。
を用いて調べた。即ち、各化合物を2mg/匹腹腔内投与
し、14日後に生死を判定した。その後動物を屠殺し、
解剖し各臓器の異常の有無を調べた。結果は14日目に
於ける死亡例はなく、剖検結果も異常を認めなかった。
これより本発明のステロイド配糖体は、安全性に優れる
ことが判る。
【0049】実施例3 抗癌作用 白血病細胞HL−60を用いて抗癌作用を検討した。即
ち、10%FBS含有MEMで前培養したHL−60細
胞を106 個培養皿に入れ、これに各種濃度で薬物を含
有するように調整した10%FBS含有MEMを加え、
2時間5%炭酸ガス混合ガス気流下、37℃で2時間イ
ンキュベートした。その後、10%FBS含有MEMで
2回洗浄した後7日間この培地で混合ガス気流下培養
し、生きている細胞を染色し、50%の細胞が死滅する
濃度(IC50値)を求めた。結果を表10に示す。尚、
ポジティブコントロールにはエトポシドを用いた。本発
明のステロイド配糖体は優れた抗癌作用を有しているこ
とが判る。
ち、10%FBS含有MEMで前培養したHL−60細
胞を106 個培養皿に入れ、これに各種濃度で薬物を含
有するように調整した10%FBS含有MEMを加え、
2時間5%炭酸ガス混合ガス気流下、37℃で2時間イ
ンキュベートした。その後、10%FBS含有MEMで
2回洗浄した後7日間この培地で混合ガス気流下培養
し、生きている細胞を染色し、50%の細胞が死滅する
濃度(IC50値)を求めた。結果を表10に示す。尚、
ポジティブコントロールにはエトポシドを用いた。本発
明のステロイド配糖体は優れた抗癌作用を有しているこ
とが判る。
【0050】
【表10】
【0051】実施例4 免疫抑制作用 CD4レセプターを有するT細胞由来の培養細胞MOL
T−4細胞を用いて免疫抑制作用を検討した。即ち、1
0%FBS含有MEMで前培養したMOLT−4細胞を
106 個培養皿に入れ、これに各種濃度で薬物を含有す
るように調整した10%FBS含有MEMを加え2時間
5%炭酸ガス混合ガス気流下37℃で2時間インキュベ
ートした。その後、10%FBS含有MEMで2回洗浄
した後7日間この培地で混合ガス気流下培養し、生きて
いる細胞を染色し、50%の細胞が死滅する濃度(IC
50値)を求めた。結果を表11に示す。尚、ポジティブ
コントロールにはメトトレキセートを用いた。本発明の
ステロイド配糖体は優れた免疫抑制作用を有しているこ
とが判る。
T−4細胞を用いて免疫抑制作用を検討した。即ち、1
0%FBS含有MEMで前培養したMOLT−4細胞を
106 個培養皿に入れ、これに各種濃度で薬物を含有す
るように調整した10%FBS含有MEMを加え2時間
5%炭酸ガス混合ガス気流下37℃で2時間インキュベ
ートした。その後、10%FBS含有MEMで2回洗浄
した後7日間この培地で混合ガス気流下培養し、生きて
いる細胞を染色し、50%の細胞が死滅する濃度(IC
50値)を求めた。結果を表11に示す。尚、ポジティブ
コントロールにはメトトレキセートを用いた。本発明の
ステロイド配糖体は優れた免疫抑制作用を有しているこ
とが判る。
【0052】
【表11】
【0053】実施例5 免疫抑制作用 ヒト末梢血リンパ球を用いて免疫抑制作用を検討した。
即ち、ヒトから採血した末梢血にEDTAを添加した
後、モノポリ分離液に重層させ延伸分離しリンパ球を得
た。このリンパ球を10%FBS含有MEMで前培養し
た後、106 個培養皿に入れ、これに各種濃度で薬物を
含有するように調整した10%FBS含有MEMを加え
2時間5%炭酸ガス混合ガス気流下37℃で2時間イン
キュベートした。その後、10%FBS含有MEMで2
回洗浄した後7日間この培地で混合ガス気流下培養し、
生きている細胞を染色し、50%の細胞が死滅する濃度
(IC50値)を求めた。結果を表12に示す。尚、ポジ
ティブコントロールにはメトトレキセートを用いた。本
発明のステロイド配糖体は優れた免疫抑制作用を有して
いることが判る。
即ち、ヒトから採血した末梢血にEDTAを添加した
後、モノポリ分離液に重層させ延伸分離しリンパ球を得
た。このリンパ球を10%FBS含有MEMで前培養し
た後、106 個培養皿に入れ、これに各種濃度で薬物を
含有するように調整した10%FBS含有MEMを加え
2時間5%炭酸ガス混合ガス気流下37℃で2時間イン
キュベートした。その後、10%FBS含有MEMで2
回洗浄した後7日間この培地で混合ガス気流下培養し、
生きている細胞を染色し、50%の細胞が死滅する濃度
(IC50値)を求めた。結果を表12に示す。尚、ポジ
ティブコントロールにはメトトレキセートを用いた。本
発明のステロイド配糖体は優れた免疫抑制作用を有して
いることが判る。
【0054】
【表12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡 希太郎 東京都大田区東矢口3丁目19番8号 (72)発明者 平野 俊彦 神奈川県津久井郡相模湖町若柳633−7 (72)発明者 三巻 祥浩 東京都八王子市めじろ台2−8−5−205 (72)発明者 黒田 明平 東京都練馬区南田中3−31−6−209 (72)発明者 藤井 昭男 神奈川県横浜市神奈川区高島台27−1 ポ ーラ化成工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 宮田 善之 神奈川県横浜市神奈川区高島台27−1 ポ ーラ化成工業株式会社横浜研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 (式中、R1 はホルミル基又は低鎖長ヒドロキシアルキ
ル基を示し、R2 はアシル基を有していてもよい糖残基
を示す。)で表わされるステロイド配糖体。 - 【請求項2】 一般式(1)中、R1 がホルミル基又は
ヒドロキシメチル基であり、R2 がアシル基を有してい
てもよい二糖残基又は三糖残基である請求項1記載のス
テロイド配糖体。 - 【請求項3】 一般式(1)中、R1 がホルミル基又は
ヒドロキシメチル基であり、R2 が次式(2)又は
(3) 【化2】 (式中、R2aは水素原子、p−ヒドロキシベンゾイル基
又はp−メトキシベンゾイル基を示す。)である請求項
1記載のステロイド配糖体。 - 【請求項4】 次の一般式(4) 【化3】 (式中、R1aはホルミル基又はヒドロキシメチル基を示
し、R2aは水素原子、p−ヒドロキシベンゾイル基又は
p−メトキシベンゾイル基を示す。)又は一般式(5) 【化4】 (式中、R1bはホルミル基又はヒドロキシメチル基を示
す。)で表わされる化合物である請求項1記載のステロ
イド配糖体。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかの項記載のステ
ロイド配糖体を有効成分とする医薬。 - 【請求項6】 抗癌剤である請求項5記載の医薬。
- 【請求項7】 免疫抑制剤である請求項5記載の医薬。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8107254A JPH0940690A (ja) | 1995-05-23 | 1996-04-26 | ステロイド配糖体及びこれを有効成分とする医薬 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-123760 | 1995-05-23 | ||
| JP12375995 | 1995-05-23 | ||
| JP7-123759 | 1995-05-23 | ||
| JP12376095 | 1995-05-23 | ||
| JP8107254A JPH0940690A (ja) | 1995-05-23 | 1996-04-26 | ステロイド配糖体及びこれを有効成分とする医薬 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0940690A true JPH0940690A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=27310932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8107254A Pending JPH0940690A (ja) | 1995-05-23 | 1996-04-26 | ステロイド配糖体及びこれを有効成分とする医薬 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0940690A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1189611A4 (en) * | 1999-06-14 | 2003-05-02 | Cancer Res Ventures Ltd | CANCER THERAPY |
| WO2005058934A3 (en) * | 2003-12-18 | 2005-10-06 | Unibioscreen Sa | Glycosylated steroid derivatives with anti-migratory activity |
| US7462642B2 (en) | 2002-03-22 | 2008-12-09 | Cancer Research Technology Limited | Anti-cancer combinations |
| US7510830B2 (en) | 2000-07-28 | 2009-03-31 | Cancer Research Technology Limited | Cancer treatment by combination therapy |
| US7585893B2 (en) | 2002-11-01 | 2009-09-08 | Cancer Research Technology Limited | Anti-cancer composition comprising DMXAA or related compound |
| US7863322B2 (en) | 2001-09-03 | 2011-01-04 | Cancer Research Technology Limited | Anti-cancer combinations |
| JP2011506308A (ja) * | 2007-12-07 | 2011-03-03 | ハンコック ファーム.カンパニー インコーポレーティッド | 冬虫夏草菌糸体抽出物を有効成分として含む移植片拒絶抑制用組成物 |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP8107254A patent/JPH0940690A/ja active Pending
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| US7868039B2 (en) | 2001-09-03 | 2011-01-11 | Cancer Research Technology Limited | Anti-cancer combinations |
| US7868040B2 (en) | 2001-09-03 | 2011-01-11 | Cancer Research Technology Limited | Anti-cancer combinations |
| US7462642B2 (en) | 2002-03-22 | 2008-12-09 | Cancer Research Technology Limited | Anti-cancer combinations |
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