JPH0941132A - スパッタリング用ターゲット装置とスパッタリング方 法 - Google Patents

スパッタリング用ターゲット装置とスパッタリング方 法

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JPH0941132A
JPH0941132A JP7198602A JP19860295A JPH0941132A JP H0941132 A JPH0941132 A JP H0941132A JP 7198602 A JP7198602 A JP 7198602A JP 19860295 A JP19860295 A JP 19860295A JP H0941132 A JPH0941132 A JP H0941132A
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憲和 浦田
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宣明 三田村
Nobuyoshi Toyohara
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体などの光学薄膜を速い成膜速度でスパ
ッタリング法により形成するためのスパッタリング用タ
ーゲット装置を提供する。 【解決手段】 スパッタリング用ターゲット装置におい
て、スパッタリング材料1と該スパッタリング材料1を
載置するバッキングプレート2との間に断熱手段3を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパッタリングに
用いるターゲット装置とそのターゲット装置を用いたス
パッタリング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズ、プリズムなどへの反射防
止膜や、ハーフミラー、エッジフィルターなどへの光学
薄膜を形成する場合、手法の容易さや成膜速度の速さな
どの点から真空蒸着法が多く用いられてきた。一方、近
年になり、真空蒸着法に比較して、自動化、省力化、大
面積基板への適用性などの点で有利なスパッタリング法
によるコーティングの要求が高まってきた。しかし、ス
パッタリング法は真空蒸着法と比較して成膜速度が遅い
という点で工業的な普及がやや遅れがちであった。特に
低屈折率膜の代表であるMgF2 をスパッタリング法に
より成膜すると光吸収が出やすいこともあって、スパッ
タリング法による光学薄膜の形成が普及しにくかった。
【0003】スパッタリング法の作業速度を向上させる
試みとして、ターゲット本体の交換を可能な限り迅速に
実施することができるターゲット陰極装置が、特開平6
−256941号公報に開示されている。この技術につ
いて図4を用いて説明する。
【0004】図4には、互いに平行に配置された2つの
ターゲット本体101を有しているいわゆるHLKター
ゲットが、横断面図で示されている。プレート状に構成
されたターゲット本体101は、爪状条片102′,1
02″によって残りのターゲット保持装置に固定されて
いる。それぞれ外側の爪状条片102′は、上から挿入
されたねじによって、残りのターゲット保持装置と解離
可能に結合されていおり、したがって固定ねじを緩める
ことによって、爪状条片102′を外すことができる。
爪状条片102′,102″によるターゲット本体10
1の固定は次のように、すなわち、爪状条片の階段状の
サイド区分がそれぞれ、ターゲット本体101の側部に
おける同様に階段状に構成された突出部に接触し、該突
出部に対して、ねじの圧着力によって下方に向けられた
圧着力が生ぜしめられるように、行われる。
【0005】ターゲット本体101はその下面で全面的
に分割ダイヤフラム103に接触しており、この場合タ
ーゲット本体101と分割ダイヤフラム103とが相対
的にまったく動かないように接触していることはない。
すなわち分割ダイヤフラム103は、熱膨張に基づいて
ある程度の範囲内でターゲット本体101に対して運動
することができる。
【0006】分割ダイヤフラム103は、装置のターゲ
ット本体1の下において一体的に全面にわたって延在し
ている。そして分割ダイヤフラム103には複数の孔が
設けられており、これらの孔を貫いてそれぞれ中央及び
縁部範囲において、爪状条片のための固定ねじを挿入す
ることができる。分割ダイヤフラム103の厚さは有利
には次のように、すなわち、分割ダイヤフラムの固定弾
性度がターゲット本体101のいかなる熱膨張をも可能
にし、そして常に直接ターゲット本体101の下面に接
触しているように、寸法設定されている。分割ダイヤフ
ラム103は、全ターゲット装置の左側及び右側におい
てそれぞれ、固定条片104′によって残りの装置に対
して固定される。
【0007】ターゲット本体101を固定するための爪
状条片102′と固定条片104′とは空間的に互いに
隔てられている。固定条片104′は下から長いねじ1
10を用いてその下面を引き付けられ、これによって分
割ダイヤフラム103は固定条片104′と、パン10
5として構成された下面との間においてプレスされる。
中央範囲には同様に複数の固定条片104″が設けられ
ており、これらの固定条片104″は爪状条片102″
と一緒に、上から挿入可能なねじ109によって固定可
能である。
【0008】上に述べた固定処置によって、分割ダイヤ
フラムは上からパン105に押し付けられ、このパン1
05はその縁部範囲にシール部材106を有しており、
このシール部材106は、パン105によって形成され
た冷却通路107内における冷却液の流出を阻止する。
この場合冷却通路107は、分割ダイヤフラムの下面の
可能な限り大きな部分が冷却液と接触するように、構成
されている。図4において斜線で示されたパン105の
下には、磁石装置108が設けられており、この磁石装
置108は有利にはパンの下において次のように、すな
わち磁極がパンによって覆われるように、設けられてい
る。磁石と冷却液との直接的な接触は、この装置によっ
て完全に回避されている。
【0009】したがってターゲット本体の交換のために
必要なことは、爪状条片102′の縁部範囲において上
から挿入されたねじ、つまり爪状条片102′だけを開
放するねじを緩めることだけである。中央の爪状条片1
02″のためのねじを緩めるもしくは外すことによって
ターゲット本体101を装置から取り外すことができ、
しかもこの際に、少なくとも外側の固定条片104′に
よってパン105と堅く結合されている分割ダイヤフラ
ム103が解離することはない。そして新たなターゲッ
ト本体101の挿入は逆の順序で行われる。
【0010】ターゲット本体のための固定装置と分割ダ
イヤフラムのための固定装置とが分けられていることに
よって、迅速かつきれいなターゲット交換が可能であ
り、このようなターゲット交換は、特に生産向上におけ
る運転において有利である。冷却回路系において場合に
よっては生じることのある非シール性の問題は、この配
置形式において回避されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来技
術においては、ターゲットの交換による生産性の向上の
効果はあるものの、成膜速度そのものについては、とく
に、誘電体のターゲットを用いた場合、通常の真空蒸着
法に比べて成膜速度が遅いという問題点があり、このた
めスパッタリング法の実用化の障害となっていた。
【0012】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、請求項1または2に係る発明の目的
は、誘電体などの光学薄膜を速い成膜速度でスパッタリ
ング法により形成するためのスパッタリング用ターゲッ
ト装置を提供することである。請求項3に係る発明の目
的は、上記スパッタリング用ターゲット装置を用いたス
パッタリング方法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1または2に係る発明は、スパッタリング用
ターゲット装置において、スパッタリング材料と該スパ
ッタリング材料を載置するバッキングプレートとの間に
断熱手段を設けたことを特徴とする。請求項3に係る発
明は、スパッタリング方法において、スパッタリング材
料と該スパッタリング材料を載置するバッキングプレー
トとの間に断熱手段を設け、前記スパッタリング材料を
高温に保持しつつスパッタリングを行うことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】通常、マグネトロンスパッタリン
グに用いるターゲット装置では、スパッタリング材料と
バッキンッグプレートとをインジウムなどの低融点金属
を用いてボンディングし、ターゲット装置を構成する。
また、従来技術で示したようなスパッタリング材料の交
換を簡便化する目的や、ターゲット装置のコストを低く
押さえる目的で、バッキングプレートにスパッタリング
材料をネジ止めする場合もある。これらの場合では、い
ずれもバッキングプレートとスパッタリング材料との間
の熱伝導を良くし、直接水冷されたバッキングプレート
にスパッタリング中に発生する熱を積極的に逃がすこと
によって、スパッタリング材料の温度を低くするような
構造をとっている。
【0015】しかしながら、スパッタリング材料の温度
は高い方が成膜速度は速くなる。すなわち、スパッタリ
ング材料の熱をバッキンッグプレートから逃がすこと
は、発生したエネルギーを逃がしてしまう結果となり、
成膜速度を下げることとなる。本発明では、スパッタリ
ング材料とバッキングプレートとの間に断熱手段を設け
ることにより、スパッタリング材料の温度を高く保った
ままスパッタリングを行うことを可能にした。すなわ
ち、スパッタリング材料の温度を高温に保つことによ
り、成膜速度の速い領域でのスパッタリングを可能にし
た。
【0016】また、断熱手段を空間とすることによっ
て、スパッタリング材料とバッキングプレートとの熱伝
導を遮断し、非常に簡単な構成でこのターゲット装置を
構成することとした。
【0017】さらに、スパッタリング材料として、Mg
2 を使用することにより、約1.38という非常に低
い屈折率の光学薄膜をスパッタリング法により成膜する
ことを可能にした。
【0018】
【発明の第1の実施の形態】図1〜図2は発明の第1の
実施の形態を示し、図1はターゲット装置の縦断面図、
図2はスパッタリング法に用いる成膜装置の概略構成図
である。
【0019】図1において、スパッタリング材料1は、
直径100mm、厚さ5mmの円板状のAlからなって
いる。バッキングプレート2は無酸素銅からなり、スパ
ッタリング材料1との間にプレート3を介装し、スパッ
タリング用ターゲット装置13を構成した。プレート3
は、断熱効果を有するZrO2 からなり、断熱性を向上
させるため、多孔質のものを用いた。プレート3とバッ
キングプレート2との間の熱伝導を良好にするため、低
融点金属であるインジュウムを用いてボンディングを施
している。スパッタリング材料1とプレート3とはボン
ディングせず、プレート3の上にスパッタリング材料1
を載置する構造とした。
【0020】図2において、スパッタリング用ターゲッ
ト装置13は、真空槽11の下部に配設され、スパッタ
リング用電源16と接続されている。スパッタリング用
ターゲット装置13の上方には、開閉自在なシャッター
18が配設されている。真空槽11の上部には、基板1
2が自転自在に配設されている。真空槽11の側面に
は、ガス導入口17があり、ガラスやポリカーボネイト
樹脂などからなる基板12を加熱することなく、1×1
-4Pa程度まで、真空槽11内を排気する。その後、
ガス導入口17から所定の圧力まで所定のガスを導入す
る。電源16から電力をスパッタリング用ターゲット装
置13に供給し、プラズマを発生させる。このプラズマ
により、スパッタリング材料1は、650℃以上に加熱
されるとともに、スパッタリングされる。ここで、基板
12を自転させ、シャッター18を開けると、基板12
上に膜が形成される。
【0021】上述の成膜装置により、スパッタリング用
ターゲット装置13を用いて、直流マグネトロンスパッ
タリングを行ったところ、導入ガス圧(Arガス)1P
a、ターゲット基板間距離100mm、1kWの出力と
いう条件で、成膜速度300nm/secを得た。通常
のスパッタリング用ターゲット装置(Alからなるスパ
ッタリング材料とバッキングプレートとをボンディング
したターゲット装置)を用いて、上述の成膜装置および
成膜条件(導入ガス圧、基板距離、投入電力など)で成
膜した場合に比較して約100倍の成膜速度が得られ
た。また、反射率も、50nmの膜厚で可視域(波長4
00〜700nmの領域)での反射率が90%以上と、
通常のターゲット装置を用いた場合と同等の反射率が得
られた。
【0022】本発明の実施の形態によれば、従来より非
常に速い成膜速度で、反射率の良好なミラーを得ること
ができる。
【0023】本発明の実施の形態のプレートの材料を、
ZrO2 に替えて、HfO2 を用いても同様の作用効果
を得ることができる。
【0024】
【発明の第2の実施の形態】発明の第2の実施の形態で
は、発明の第1の実施の形態のスパッタリング材料1の
Alに替えて、SiO2 を用いてスパッタリング用ター
ゲット装置を構成した。その他の構成は発明の第1の実
施の形態と同様なので、図と説明を省略する。
【0025】本発明の実施の形態のスパッタリング用タ
ーゲット装置を用いて、高周波マグネトロンスパッタリ
ングを行ったところ、導入ガス圧(Arガス)1Pa、
ターゲット基板間距離100mm、投入電力1kWの出
力という条件で、成膜速度40nm/secを得た。通
常のスパッタリング用ターゲット装置(SiO2 からな
るスパッタリング材料とバッキングプレートとをボンデ
ィングしたターゲット装置)を用いて、上述の成膜装置
および成膜条件で成膜した場合に比較して約30倍の成
膜速度が得られた。また、波長400〜700nmの領
域での屈折率が1.8と、通常のスパッタリング用ター
ゲット装置を用いた場合んと同等の光学特性がえられ
た。本発明の実施の形態によれば、速い成膜速度で光学
性能の良好な光学素子を得ることができる。
【0026】
【発明の第3の実施の形態】発明の第3の実施の形態で
は、発明の第1の実施の形態のスパッタリング材料1の
Alに替えて、MgF2 を用いてスパッタリング用ター
ゲット装置を構成した。その他の構成は発明の第1の実
施の形態と同様なので、図と説明を省略する。
【0027】本発明の実施の形態のスパッタリング用タ
ーゲット装置を用いて、高周波マグネトロンスパッタリ
ングを行ったところ、導入ガス圧(O2 ガス)O.1P
a、ターゲット基板間距離100mm、投入電力1kW
の出力という条件で、成膜速度30nm/secを得
た。通常のスパッタリング用ターゲット装置(MgF2
からなるスパッタリング材料とバッキングプレートとを
ボンディングしたターゲット装置)を用いて、上述の成
膜装置および成膜条件で成膜した場合に比較して約30
倍の成膜速度が得られた。
【0028】しかも、通常のスパッタリング用ターゲッ
ト装置を用いた場合には、波長400nmでの光損失
が、物理的膜厚100nm当たり2.1%も存在したの
に比べ、本発明の実施の形態のスパッタリング用ターゲ
ット装置を用いて成膜を行った場合は、可視域での屈折
率は1.38、波長400nmでの光損失は膜厚100
nm当たりわずか0.2%以下という良好な値となり、
これまで光損失の多さから実用化が困難であったスパッ
タリング法によるMgF2 膜の光学薄膜への適用も可能
となった。
【0029】
【発明の第4の実施の形態】発明の第4の実施の形態で
は、発明の第1の実施の形態のZrO2 またはHfO2
からなるプレート3に替えて、図3に示すように、Mg
2 からなるスパッタリング材料4の底面に凹部4aを
設けて、バッキングプレート2との間に密閉空間を形成
している。スパッタリング材料4をバッキングプレート
2上に直接載置することにより、その間に密閉空間を形
成して、互いの接触面積を少なくし、断熱効果を得てい
る。この密閉空間は、外部に連通する空間であってもよ
く、スパッタリング材料4の底面に十文字状に溝を設け
て、4隅で支持するようにしてもよい。その他の構成は
発明の第1の実施の形態と同様なので、図と説明を省略
する。
【0030】本発明の実施の形態のスパッタリング用タ
ーゲット装置を用いて、発明の第3の実施の形態と同様
の成膜条件で、高周波マグネトロンスパッタリングを行
ったところ、成膜速度25nm/secを得た。通常の
スパッタリング用ターゲット装置(MgF2 からなるス
パッタリング材料とバッキングプレートとをボンディン
グしたターゲット装置)を用いて、上述の成膜装置およ
び成膜条件で成膜した場合に比較して約25倍の成膜速
度が得られた。また、得られた膜も、発明の第3の実施
の形態と同様の光学特性を有し、光学薄膜としての適用
が可能であった。
【0031】本発明の実施の形態によれば、速い成膜速
度に加え、スパッタリング用ターゲット装置の構成を簡
単にすることができる。
【0032】
【発明の第5の実施の形態】発明の第5の実施の形態で
は、発明の第1の実施の形態のZrO2 またはHfO2
からなるプレート3の材料をSiO2 に替え、プレート
3の上に、3〜5mmの粒度のMgF2 顆粒を均一に載
置し、スパッタリング用ターゲット装置を構成した。そ
の他の構成は発明の第1の実施の形態と同様なので、図
と説明を省略する。
【0033】本発明の実施の形態のスパッタリング用タ
ーゲット装置を用いて、発明の第3の実施の形態と同様
の成膜条件で、高周波マグネトロンスパッタリングを行
ったところ、成膜速度65nm/secを得た。通常の
スパッタリング用ターゲット装置(MgF2 からなるス
パッタリング材料とバッキングプレートとをボンディン
グしたターゲット装置)を用いて、上述の成膜装置およ
び成膜条件で成膜した場合に比較して約65倍の成膜速
度が得られた。また、得られた膜も、発明の第3の実施
の形態と同様の光学特性を有し、光学薄膜としての適用
が可能であった。
【0034】
【発明の第6の実施の形態】発明の第6の実施の形態で
は、発明の第3の実施の形態のスパッタリング材料1の
MgF2 に替えて、ZrO2 を用いてスパッタリング用
ターゲット装置を構成した。その他の構成は発明の第1
の実施の形態と同様なので、図と説明を省略する。
【0035】本発明の実施の形態のスパッタリング用タ
ーゲット装置を用いて、高周波マグネトロンスパッタリ
ングを行ったところ、導入ガス圧(Arガス)0.05
Pa、ターゲット基板間距離100mm、投入電力1k
Wの出力という条件で、成膜速度10nm/secを得
た。通常のスパッタリング用ターゲット装置(ZrO 2
からなるスパッタリング材料とバッキングプレートとを
ボンディングしたターゲット装置)を用いて、上述の成
膜装置および成膜条件で成膜した場合に比較して約8倍
の成膜速度が得られた。
【0036】また、本発明の実施の形態のZrO2 をT
iO2 ,Ta2 5 ,SiO2 ,HfO2 ,CeO2
WO3 など、ほかの酸化物に置き換えても同様の効果が
得られた。
【0037】なお、本発明においては、請求項1の引用
項として、以下の請求項を立てることができる。 (1)前記断熱手段が、多孔質部材であることを特徴と
する請求項1記載のスパッタリング用ターゲット装置。 (2)前記断熱手段が、セラミック部材であることを特
徴とする請求項1記載のスパッタリング用ターゲット装
置。 (3)前記スパッタリング材料がMgF2 であることを
特徴とする請求項1記載のスパッタリング用ターゲット
装置。 上記引用項の効果は、請求項1の効果に加え、以下の通
りである。 1)断熱手段を多孔質部材とすることにより、断熱効果
を向上させる。 2)断熱手段をセラミック部材とすることにより、断熱
性を確実にする。 3)スパッタリング材料をMgF2 とすることにより、
光学設計の自由度を拡大させる。
【0038】
【発明の効果】請求項1または2に係る発明によれば、
誘電体などの光学薄膜を非常に速い成膜速度でスパッタ
リング法により形成することができる。請求項2に係る
発明によれば、上記効果に加え、スパッタリング用ター
ゲット装置を、簡単な構成とすることができる。請求項
3に係る発明によれば、速い成膜速度により誘電体など
の光学薄膜を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の第1の実施の形態のターゲット装置の縦
断面図である。
【図2】発明の第1の実施の形態のスパッタリング法に
用いる成膜装置の概略構成図である。
【図3】発明の第4の実施の形態のターゲット装置の縦
断面図である。
【図4】従来技術のターゲット装置の横断面図である。
【符号の説明】
1 スパッタリング材料 2 バッキングプレート 3 プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三田村 宣明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 豊原 延好 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 徳田 一成 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 新田 佳樹 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 生水 利明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパッタリング材料と該スパッタリング
    材料を載置するバッキングプレートとの間に断熱手段を
    設けたことを特徴とするスパッタリング用ターゲット装
    置。
  2. 【請求項2】 前記断熱手段が、空間であることを特徴
    とする請求項1記載のスパッタリング用ターゲット装
    置。
  3. 【請求項3】 スパッタリング材料と該スパッタリング
    材料を載置するバッキングプレートとの間に断熱手段を
    設け、前記スパッタリング材料を高温に保持しつつスパ
    ッタリングを行うことを特徴とするスパッタリング方
    法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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