JPH0941195A - 表面処理用縦吊り式治具 - Google Patents

表面処理用縦吊り式治具

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JPH0941195A
JPH0941195A JP19718995A JP19718995A JPH0941195A JP H0941195 A JPH0941195 A JP H0941195A JP 19718995 A JP19718995 A JP 19718995A JP 19718995 A JP19718995 A JP 19718995A JP H0941195 A JPH0941195 A JP H0941195A
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jig
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JP19718995A
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Kunihiro Sagawa
邦広 佐川
Kazuo Teramura
和男 寺村
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Altemira Co Ltd
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Showa Aluminum Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理槽内における被処理物同士の接触による
不良を極力防止することができ、フックとキャリヤバー
との接触抵抗の差に起因する被処理物の色調のバラツキ
を軽減させることができ、被処理物のラッキング作業を
効率的に行なうことができる表面処理用縦吊り式治具を
提供する。 【解決手段】 表面処理用縦吊り式治具1 は、横フレー
ム2 と、横フレーム2 から上方にのびかつ上端にキャリ
ヤバーC に掛けられるフック31を有する縦フレーム3
と、横フレーム2 の長さ方向に所定間隔おきに設けられ
かつ被処理物を吊り下げ得る複数のクランプ4 とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気メッキ、陽
極酸化、塗装等による金属材料等の表面処理のさいに使
用される縦吊り式の治具に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の治具としては、縦長のフレーム
の上端にキャリヤバーに掛けられるフックが設けられ、
同下端に被処理物を吊り下げ得るクランプ等の被処理物
吊り下げ部材が設けられてなるものが知られている。そ
して、通常1個の被処理物を吊り下げた上記治具数10
個を、キャリヤバーに掛けて搬送しながら表面処理が行
なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の治具の場合、そのフックがキャリヤバーに掛け
られているだけであって、キャリヤバーの長さ方向に自
由に移動し得るので、各処理槽に被処理物が浸漬された
さい、処理液の循環や浮力の作用によって被処理物が流
されて被処理物同士が接触し、その結果、接触部分の表
面処理が不良となる場合があった。また、メンテナンス
の程度等によって、個々の治具におけるフックとキャリ
ヤバーとの接触抵抗が異なるため、これに起因して被処
理物表面の色調にバラツキを生じるという問題があっ
た。さらに、被処理物を1個ずつ各治具のクランプ等に
ラッキングするのは非常に手間がかかり、作業能率が良
くなかった。
【0004】この発明は、上記の問題点に鑑みてなされ
たものであって、処理槽内における被処理物同士の接触
による不良を極力防止することができ、フックとキャリ
ヤバーとの接触抵抗の差に起因する被処理物の色調のバ
ラツキを軽減させることができ、被処理物のラッキング
作業を効率的に行なうことができる表面処理用縦吊り式
治具を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明による表面処理用縦吊り式治具は、横フ
レームと、横フレームから上方にのびかつ上端にキャリ
ヤバーに掛けられるフックを有する縦フレームと、横フ
レームの長さ方向に所定間隔おきに設けられかつ被処理
物を吊り下げ得る複数の被処理物吊り下げ部材とを備え
てなるものである。
【0006】上記の表面処理用縦吊り式治具によれば、
各被処理物吊り下げ部材に吊り下げられた被処理物同士
の間隔は常に一定となるので、処理槽に浸漬されたさい
に被処理物同士が接触し難くなる。また、1つの治具の
各被処理物吊り下げ部材に吊り下げられた被処理物に
は、フックを通じて同じ容量の電流が流れるため、被処
理物間に色調のバラツキを生じるのを軽減することがで
きる。さらに、横フレームにおける各被処理物吊り下げ
部材の設置箇所を同一レベルに揃えることにより、複数
の被処理物を各被処理物吊り下げ部材に一括して自動ラ
ッキングするのが容易となる。
【0007】ここで、被処理物吊り下げ部材は、縦吊り
式治具において通常用いられているクランプ等であれば
何でもよく、特に限定されるものではない。また、縦フ
レームの数および寸法は、横フレームに設けられる被処
理物吊り下げ部材の数に応じて所要の電流容量が得られ
るように設定されるが、安定性等を考慮して、通常は少
なくとも横フレームの両端部に1つずつ設けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明の実施例を図面を
参照して説明する。
【0009】図1および図2は、アルミニウム形材のア
ルマイト処理に用いられる縦吊り式治具(1) を示し、治
具(1) は、水平方向にのびる横フレーム(2) と、横フレ
ーム(2) の両端部および長さの中央部から上方にのびか
つ上端にキャリヤバー(C) に掛けられるフック(31)を有
する3本の縦フレーム(3) と、横フレーム(2) の長さ方
向に等間隔おきに設けられた12個のクランプ(4) とを
備えてなる。また、縦フレーム(3) における長さの中間
部には、横フレーム(2) と平行な補強フレーム(5) が設
けられている。
【0010】横フレーム(2) は銅板製であり、クランプ
取付部分の下縁には正面からみて四角形の下方突出部(2
1)が設けられている。
【0011】縦フレーム(3) は、銅板の一端部を曲げ加
工してなり、同折曲部分がフック(31)となされている。
フック(31)は、横断面がやや角ばった略逆U形をなし、
図2に示すように、少なくともその2面が横断面円形の
キャリヤバー(C) と接触するようになされている。ま
た、フック(31)は、上記のように横断面略逆U形のもの
であるから、被処理物をクランプ(4) から取り外すさい
にも、キャリヤバー(C)から外れ難くなっている。縦フ
レーム(3) の下端部は、ステンレス鋼製ボルト(6) ・ナ
ット(7) により横フレーム(2) に取り付けられている。
【0012】クランプ(4) は、背板(41)と、背板(41)に
固着された背壁および左右両側壁よりなる支持部材(42)
と、支持部材(42)の左右両側壁上端に枢着されたレバー
(43)と、下端が支持部材(42)の左右両側壁下端に枢着さ
れかつ上端がレバー(43)の下端に枢着された押圧部材(4
4)と、レバー(43)を介して押圧部材(44)を背板(41)に押
し付ける方向に付勢するバネ(図示略)とで構成されて
いる。クランプ(4) の材料は、背板(41)が銅製で、それ
以外がステンレス鋼製である。クランプ(4) は、通常4
0〜100mmのピッチで横フレーム(2) に等間隔おき
に取り付けられる。
【0013】補強フレーム(5) は、横フレーム(2) と同
じ長さを有するステンレス鋼製の一対の補強フレーム構
成部材(5A,5B) よりなり、これらの両端部および長さの
中央部が、縦フレーム(3) を前後から挟むようにして、
同フレーム(3) にステンレス鋼製ボルト(8) ・ナット
(9) で取り付けられている。両構成部材(5A,5B) の上下
両縁部には水平外向きのフランジ(51)が設けられてい
る。両構成部材(5A,5B) の両端寄りには、搬送装置(W)
の接続アーム(W1)が嵌め入れられる孔(52)があけられて
いる。また、両補強フレーム構成部材(5A,5B) の一端部
には、ステンレス鋼板よりなる治具接続部材(10)が、ボ
ルト(8) ・ナットで取り付けられている。通常、キャリ
ヤバー(C) には、全長が7m程度になるように複数の治
具(1) が隣接して掛けられているが、隣り合う治具(1,
1) における一方の治具(1) の治具接続部材(10)が、他
方の治具(1) の両補強フレーム構成部材(5A,5B) の一端
部同士の間に嵌め込まれることにより、両治具(1,1) が
接続されるようになされている(図1参照)。
【0014】上記構成よりなる治具(1) は、次のように
して使用される。即ち、まず、治具(1) の各クランプ
(4) に被処理物を手作業でまたは自動ラッキング装置に
より吊り付けるが、後者の場合、全てのクランプ(4) の
レバー(43)を押え棒等で一括して押さえることにより、
被処理物を一括してクランプ(4) に吊り付けることが可
能である。次いで、搬送装置(W) を用いて治具(1) を移
動させ、治具(1) のフック(31)をキャリヤバー(C) に掛
ける。そして、この状態で被処理物が治具(1) およびキ
ャリヤバー(C) とともに各処理槽に搬送されて、表面処
理が行なわれる。表面処理の終った被処理物は、クラン
プ(4) から手作業でまたは自動ラッキング装置により取
り外されるが、後者の場合、全てのクランプ(4) のレバ
ー(43)を押え棒等で一括して押さえながら、キャリヤバ
ー(C) を被処理物と逆方向に移動させることにより、被
処理物を一括してクランプ(4) から取り外すことが可能
である。
【0015】
【発明の効果】この発明の表面処理用縦吊り式治具によ
れば、各被処理物吊り下げ部材に吊り下げられた被処理
物同士の間隔は常に一定となるので、処理槽に浸漬され
たさいにも被処理物同士が接触し難くなり、接触による
不良の発生を大幅に減少させることができる。また、1
つの治具の各被処理物吊り下げ部材に吊り下げられた被
処理物には、フックを通じて同じ容量の電流が流れるた
め、被処理物間に色調のバラツキを生じるのを軽減する
ことができる。さらに、横フレームにおける各被処理物
吊り下げ部材の設置箇所を同一レベルに揃えることによ
り、複数の被処理物を各被処理物吊り下げ部材に一括し
て自動ラッキングするのが容易となるので、ラッキング
の作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による表面処理用縦吊り式治具の正面
図である。
【図2】図1のII−II線に沿う横断面図である。
【符号の説明】
(1) …表面処理用縦吊り式治具 (2) …横フレーム (3) …縦フレーム (31)…フック (4) …クランプ(被処理物吊り下げ部材) (C) …キャリヤバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 横フレーム(2) と、横フレーム(2) から
    上方にのびかつ上端にキャリヤバー(C) に掛けられるフ
    ック(31)を有する縦フレーム(3) と、横フレーム(2) の
    長さ方向に所定間隔おきに設けられかつ被処理物を吊り
    下げ得る複数の被処理物吊り下げ部材(4) とを備えてな
    る表面処理用縦吊り式治具。
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