JPH0941576A - 屋根瓦の連結金具および屋根瓦の施工方法 - Google Patents
屋根瓦の連結金具および屋根瓦の施工方法Info
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- JPH0941576A JPH0941576A JP21678095A JP21678095A JPH0941576A JP H0941576 A JPH0941576 A JP H0941576A JP 21678095 A JP21678095 A JP 21678095A JP 21678095 A JP21678095 A JP 21678095A JP H0941576 A JPH0941576 A JP H0941576A
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title description 5
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 強風が吹いたり大きな地震が発生しても瓦を
確実に固定でき、しかも施工が容易で安価な屋根瓦の連
結金具および施工方法を提供するものである。 【解決手段】 立上り片10の両側に水平片11a、11bを
夫々設け、この端部に、瓦4の雨返し13aに係合する係
合片14を設けると共に、立上り片10の中間に取付け孔15
を開孔し、ここに割りピン16を回動自在に取付けた屋根
瓦の連結金具8を、瓦本体19の上面の両雨返し13a、13
bが直交するコーナー部21bの近傍に載せて、雨返し13
aに前記係合片14を係合させ、この瓦4に右横瓦4aを
重ねて、この切込み部20bの側縁を前記水平片11aの上
に重ね、更に瓦4の上に上瓦4bを重ねて、この切込み
部20aの側縁を水平片11bの上に重ね、割りピン16の先
端を右斜上瓦4cに開孔した貫通孔23に貫通させてか
ら、ピン先端を広げて、右横瓦4aと上瓦4bを、この
上に重なる右斜上瓦4cに連結するものである。
確実に固定でき、しかも施工が容易で安価な屋根瓦の連
結金具および施工方法を提供するものである。 【解決手段】 立上り片10の両側に水平片11a、11bを
夫々設け、この端部に、瓦4の雨返し13aに係合する係
合片14を設けると共に、立上り片10の中間に取付け孔15
を開孔し、ここに割りピン16を回動自在に取付けた屋根
瓦の連結金具8を、瓦本体19の上面の両雨返し13a、13
bが直交するコーナー部21bの近傍に載せて、雨返し13
aに前記係合片14を係合させ、この瓦4に右横瓦4aを
重ねて、この切込み部20bの側縁を前記水平片11aの上
に重ね、更に瓦4の上に上瓦4bを重ねて、この切込み
部20aの側縁を水平片11bの上に重ね、割りピン16の先
端を右斜上瓦4cに開孔した貫通孔23に貫通させてか
ら、ピン先端を広げて、右横瓦4aと上瓦4bを、この
上に重なる右斜上瓦4cに連結するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、強風によって飛ぶ
のを防止した屋根瓦の連結金具とこれを用いた屋根瓦の
施工方法に関するものである。
のを防止した屋根瓦の連結金具とこれを用いた屋根瓦の
施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、屋根瓦を葺く場合、屋根の野地
板の上面に、防水性の下葺シートを敷いた後、所定の間
隔で棟側に向かって瓦桟を取り付ける。この後、軒先側
の瓦桟に瓦の底面係止突起を引っ掛けてから釘で瓦桟に
固定する。次いで横方向に隣接する瓦の側縁を重ねて、
同様に瓦桟に引っ掛けて釘で固定し、以下同様に軒先に
沿って第1段目を葺く。第2段目はこの上に先端側を少
し重ねて順次上方に向かって葺いていく。
板の上面に、防水性の下葺シートを敷いた後、所定の間
隔で棟側に向かって瓦桟を取り付ける。この後、軒先側
の瓦桟に瓦の底面係止突起を引っ掛けてから釘で瓦桟に
固定する。次いで横方向に隣接する瓦の側縁を重ねて、
同様に瓦桟に引っ掛けて釘で固定し、以下同様に軒先に
沿って第1段目を葺く。第2段目はこの上に先端側を少
し重ねて順次上方に向かって葺いていく。
【0003】このように従来の瓦は、底面係止突起を瓦
桟に引っ掛けてから釘で固定すると共に、隣接する瓦の
周縁を互いに重ねてその重量で押えて固定する構造とな
っている。しかしながら重ね合った瓦同士は、固定され
ていないため強風が吹くと重ね合わせた隙間から風が侵
入して瓦が持ち上げられ、特に風速が35m/秒を超える
強風が吹くと瓦が飛んでしまう問題があった。また大き
な地震が発生したような場合も、瓦同士が連結されてい
ないのでずれて剥れたり、落下したりする危険があっ
た。
桟に引っ掛けてから釘で固定すると共に、隣接する瓦の
周縁を互いに重ねてその重量で押えて固定する構造とな
っている。しかしながら重ね合った瓦同士は、固定され
ていないため強風が吹くと重ね合わせた隙間から風が侵
入して瓦が持ち上げられ、特に風速が35m/秒を超える
強風が吹くと瓦が飛んでしまう問題があった。また大き
な地震が発生したような場合も、瓦同士が連結されてい
ないのでずれて剥れたり、落下したりする危険があっ
た。
【0004】このため従来は図14に示すように、屋根
の野地板1の上面に、防水性の下葺シート2を敷いた
後、所定の間隔で軒先側から棟側に向かって瓦桟を横方
向に取り付けると共に、これに直交して瓦の間隔で複数
本の縦方向の桟3…を取付ける。また瓦4は波形をなし
その頂上部に釘孔5が開孔され、この瓦1の底面に突設
した係止突起を瓦桟に引っ掛けてから釘を打ち付けて固
定する。この後、波形の頂上部に開孔した釘孔5から釘
6を縦方向の桟3に打ち付けて2カ所を固定する構造が
開発されている。
の野地板1の上面に、防水性の下葺シート2を敷いた
後、所定の間隔で軒先側から棟側に向かって瓦桟を横方
向に取り付けると共に、これに直交して瓦の間隔で複数
本の縦方向の桟3…を取付ける。また瓦4は波形をなし
その頂上部に釘孔5が開孔され、この瓦1の底面に突設
した係止突起を瓦桟に引っ掛けてから釘を打ち付けて固
定する。この後、波形の頂上部に開孔した釘孔5から釘
6を縦方向の桟3に打ち付けて2カ所を固定する構造が
開発されている。
【0005】しかしながらこの構造では、波形の頂上部
に釘孔5が開孔されているため、ここから浸入した雨水
が直接、屋根の野地板1の上に流れ、屋根裏に流れ込む
恐れがある。また釘6を打った釘孔5にコーキング剤を
充填しても、長い間にひび割れが生じると、ここから雨
水が屋根裏に浸入する恐れがあり、信頼性に乏しい問題
があった。
に釘孔5が開孔されているため、ここから浸入した雨水
が直接、屋根の野地板1の上に流れ、屋根裏に流れ込む
恐れがある。また釘6を打った釘孔5にコーキング剤を
充填しても、長い間にひび割れが生じると、ここから雨
水が屋根裏に浸入する恐れがあり、信頼性に乏しい問題
があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記欠点を除
去し、下層の瓦とこの上に重なる上層の瓦とを連結金具
で連結して、下層の瓦の重量により上層の瓦を固定し、
強風が吹いたり大きな地震が発生しても確実に固定で
き、しかも施工が容易で安価な屋根瓦の連結金具および
これを用いた施工方法を提供するものである。
去し、下層の瓦とこの上に重なる上層の瓦とを連結金具
で連結して、下層の瓦の重量により上層の瓦を固定し、
強風が吹いたり大きな地震が発生しても確実に固定で
き、しかも施工が容易で安価な屋根瓦の連結金具および
これを用いた施工方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
連結金具は、立上り片の両側に水平片を夫々設け、立上
り片の一端側の水平片の端部に瓦の雨返しに係合する係
合片を設けると共に、この反対側の立上り片の中間に、
取付孔を開孔し、ここに割りピンの中間湾曲部を回動自
在に取付けると共に、割りピンの両先端を、上方に重ね
られる瓦に開口した貫通孔に貫通するようにしたことを
特徴とするものである。また請求項2記載の連結金具
は、立上り片の中間に開孔した取付孔を横長の長孔で形
成し、割りピンを左右に移動自在に取付けたことを特徴
とするものである。
連結金具は、立上り片の両側に水平片を夫々設け、立上
り片の一端側の水平片の端部に瓦の雨返しに係合する係
合片を設けると共に、この反対側の立上り片の中間に、
取付孔を開孔し、ここに割りピンの中間湾曲部を回動自
在に取付けると共に、割りピンの両先端を、上方に重ね
られる瓦に開口した貫通孔に貫通するようにしたことを
特徴とするものである。また請求項2記載の連結金具
は、立上り片の中間に開孔した取付孔を横長の長孔で形
成し、割りピンを左右に移動自在に取付けたことを特徴
とするものである。
【0008】更に本発明の請求項3記載の屋根瓦の施工
方法は、立上り片の両側に水平片を夫々設け、立上り片
の一端側の水平片の端部に、瓦の雨返しに係合する係合
片を設けると共に、この反対側の立上り片の中間に、取
付け孔を開孔し、ここに割りピンの中間湾曲部を回動自
在に取付けた瓦の連結金具を、四角形状をなす瓦本体の
一方の対向するコーナーに夫々切込み部を形成すると共
に、瓦本体の上面の上縁と右縁に雨返しを突設した瓦
の、両雨返しが直交するコーナー部近傍の上面に載せ
て、瓦の右縁の雨返しに前記連結金具の係合片を係合さ
せ、この瓦の右横方向に隣接して重ねられる右横瓦の切
込み部の側縁を前記一方の水平片の上に重ね、瓦の棟方
向に隣接して重ねられる上瓦の切込み部の側縁を他方の
水平片の上に重ねて、これら隣接する右横瓦と上瓦との
間から、前記立上り片と割りピンの先端を上方に突出さ
せ、隣接する前記両瓦の上に重ねる右斜上瓦のコーナー
部近傍に上下方向に開孔された貫通孔に、前記割りピン
の先端を貫通させてから、ピンの両先端を広げて、右横
瓦と上瓦とを、これらの重量によりこの上に重なる右斜
上瓦に連結させて固定することを特徴とするものであ
る。
方法は、立上り片の両側に水平片を夫々設け、立上り片
の一端側の水平片の端部に、瓦の雨返しに係合する係合
片を設けると共に、この反対側の立上り片の中間に、取
付け孔を開孔し、ここに割りピンの中間湾曲部を回動自
在に取付けた瓦の連結金具を、四角形状をなす瓦本体の
一方の対向するコーナーに夫々切込み部を形成すると共
に、瓦本体の上面の上縁と右縁に雨返しを突設した瓦
の、両雨返しが直交するコーナー部近傍の上面に載せ
て、瓦の右縁の雨返しに前記連結金具の係合片を係合さ
せ、この瓦の右横方向に隣接して重ねられる右横瓦の切
込み部の側縁を前記一方の水平片の上に重ね、瓦の棟方
向に隣接して重ねられる上瓦の切込み部の側縁を他方の
水平片の上に重ねて、これら隣接する右横瓦と上瓦との
間から、前記立上り片と割りピンの先端を上方に突出さ
せ、隣接する前記両瓦の上に重ねる右斜上瓦のコーナー
部近傍に上下方向に開孔された貫通孔に、前記割りピン
の先端を貫通させてから、ピンの両先端を広げて、右横
瓦と上瓦とを、これらの重量によりこの上に重なる右斜
上瓦に連結させて固定することを特徴とするものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図12を参照して詳細に説明する。図において8
は連結金具で、これは図2および図3に示すように、ス
テンレス板や亜鉛メッキ鋼など耐食性を有する金属板9
を打ち抜いて立上り片10を切り起こし、この両側に水平
片11a、11bを夫々設けた構造となっている。この立上
り片10の一端側の水平片11a、11bの端部に瓦4の雨返
し13aに係合する逆J形状の係合片14が形成され、この
係合片14の反対側の立上り片10の中間に横長の長孔で形
成された取付孔15が開孔されている。この取付孔15には
割りピン16の中間湾曲部17が回動自在および左右に移動
自在に取付けられている。
ないし図12を参照して詳細に説明する。図において8
は連結金具で、これは図2および図3に示すように、ス
テンレス板や亜鉛メッキ鋼など耐食性を有する金属板9
を打ち抜いて立上り片10を切り起こし、この両側に水平
片11a、11bを夫々設けた構造となっている。この立上
り片10の一端側の水平片11a、11bの端部に瓦4の雨返
し13aに係合する逆J形状の係合片14が形成され、この
係合片14の反対側の立上り片10の中間に横長の長孔で形
成された取付孔15が開孔されている。この取付孔15には
割りピン16の中間湾曲部17が回動自在および左右に移動
自在に取付けられている。
【0010】また瓦4は図1に示すように、平面四角形
状をなし、正面が波形に形成された瓦本体19の、一方の
対向するコーナーに夫々切込み部20a、20bが形成さ
れ、瓦本体19の上面の右縁と上縁に夫々雨返し13a、13
bがL形状に突設されている。また棟側の雨返し13bの
中央部に釘孔22が形成されている。更に波形の頂上部の
近傍のコーナー部21aには、割りピン16が貫通する貫通
孔23が開孔されている。なお雨返し13bの裏面には図示
しない瓦桟に係合する係合突起が設けられている。従っ
てこの瓦4は通常の桟瓦とは貫通孔23が開孔されている
点が異なるだけで他の構造は同様である。
状をなし、正面が波形に形成された瓦本体19の、一方の
対向するコーナーに夫々切込み部20a、20bが形成さ
れ、瓦本体19の上面の右縁と上縁に夫々雨返し13a、13
bがL形状に突設されている。また棟側の雨返し13bの
中央部に釘孔22が形成されている。更に波形の頂上部の
近傍のコーナー部21aには、割りピン16が貫通する貫通
孔23が開孔されている。なお雨返し13bの裏面には図示
しない瓦桟に係合する係合突起が設けられている。従っ
てこの瓦4は通常の桟瓦とは貫通孔23が開孔されている
点が異なるだけで他の構造は同様である。
【0011】上記構成の連結金具8を用いて屋根瓦を葺
く場合、図4に示すように瓦4の底面係止突起を瓦桟7
に引っ掛けてから釘孔22を通して釘6を打ち付けて瓦桟
7に固定する。この後、連結金具8を図1および図4に
示すように、雨返し13a、13bが直交するコーナー部21
bの上面に載せる。この場合、連結金具8の逆J形状の
係合片14が図5に示すように雨返し13aの上に係合する
ように載せる。次に図6に示すように右横方向に隣接す
る右横瓦4aの左縁を重ねる。この時、図8に示すよう
に右横瓦4aの切込み部20bの側縁の下で前記連結金具
8の水平片11aを押えるように重ねる。
く場合、図4に示すように瓦4の底面係止突起を瓦桟7
に引っ掛けてから釘孔22を通して釘6を打ち付けて瓦桟
7に固定する。この後、連結金具8を図1および図4に
示すように、雨返し13a、13bが直交するコーナー部21
bの上面に載せる。この場合、連結金具8の逆J形状の
係合片14が図5に示すように雨返し13aの上に係合する
ように載せる。次に図6に示すように右横方向に隣接す
る右横瓦4aの左縁を重ねる。この時、図8に示すよう
に右横瓦4aの切込み部20bの側縁の下で前記連結金具
8の水平片11aを押えるように重ねる。
【0012】次に図7に示すように瓦4の棟側に隣接す
る上瓦4bの下縁を重ねる。この時、右横瓦4aの切込
み部20bと上瓦4bの切込み部20aを組合せ、この側縁
の下で前記連結金具8の水平片11bを押えるように載せ
る。この状態を図8に拡大して示すと、連結金具8の立
上り片10が、右横瓦4aの切込み部20bと上瓦4bの切
込み部20aとの間に挟まれた状態となり、割りピン16は
この間から上方に突出させておく。
る上瓦4bの下縁を重ねる。この時、右横瓦4aの切込
み部20bと上瓦4bの切込み部20aを組合せ、この側縁
の下で前記連結金具8の水平片11bを押えるように載せ
る。この状態を図8に拡大して示すと、連結金具8の立
上り片10が、右横瓦4aの切込み部20bと上瓦4bの切
込み部20aとの間に挟まれた状態となり、割りピン16は
この間から上方に突出させておく。
【0013】次に図9に示すように、瓦4の右斜め上に
位置する右斜上瓦4cを、右横瓦4aと上瓦4bの上に
重ねると、右斜上瓦4cのコーナー部21aが、瓦4に設
けた連結金具8の上方に位置する。この時、割りピン16
を図10に示すように右斜上瓦4cのコーナー部21aに開
口した貫通孔23に貫通させる。次に図11および図12
に示すように、貫通孔23と割りピン16との間にスリーブ
25を嵌入してから、ここから突出した割りピン16の先端
部を左右に広げて固定する。以下同様に、縦横方向に順
次重ねて連結金具8で連結していく。この場合、瓦4の
通りを見ながら重なり幅を調整していくが、割りピン16
は横長に形成された取付孔15に左右移動自在に取付けら
れているので、重なり幅に合わせて割りピン16の位置を
調整して確実に連結することができる。
位置する右斜上瓦4cを、右横瓦4aと上瓦4bの上に
重ねると、右斜上瓦4cのコーナー部21aが、瓦4に設
けた連結金具8の上方に位置する。この時、割りピン16
を図10に示すように右斜上瓦4cのコーナー部21aに開
口した貫通孔23に貫通させる。次に図11および図12
に示すように、貫通孔23と割りピン16との間にスリーブ
25を嵌入してから、ここから突出した割りピン16の先端
部を左右に広げて固定する。以下同様に、縦横方向に順
次重ねて連結金具8で連結していく。この場合、瓦4の
通りを見ながら重なり幅を調整していくが、割りピン16
は横長に形成された取付孔15に左右移動自在に取付けら
れているので、重なり幅に合わせて割りピン16の位置を
調整して確実に連結することができる。
【0014】つまり図12に示すように、連結金具8の
左右の水平片11a、11bが右横瓦4と上瓦4bで押えら
れ、この上の右斜上瓦4cが割りピン16で一体に連結さ
れた構造となっている。このように葺いた瓦屋根は、右
斜上瓦4cが瓦桟26に釘6で固定されていると共に、こ
の下方の右横瓦4と上瓦4bが連結金具8で連結されて
いるので、強風が吹いても右斜上瓦4cが持ち上げられ
て飛ぶのを防止でき、実験によると風速が35m/秒を超
える強風でも確実に固定できることが確認された。また
割りピン16を通した右斜上瓦4cの貫通孔23は、瓦4の
上方に位置し、しかも瓦4の雨返し13a、13bの手前側
にあるので、貫通孔23を通して流入した雨水は、瓦4の
上面を流れて下側に流れ、図14に示す釘6で固定する
構造のように野地板1側に流入することがない。また本
発明方法は縦方向の桟3も必要でなく、連結金具8と、
貫通孔23を開口した瓦4だけで済むので、現場での施工
作業も容易である。
左右の水平片11a、11bが右横瓦4と上瓦4bで押えら
れ、この上の右斜上瓦4cが割りピン16で一体に連結さ
れた構造となっている。このように葺いた瓦屋根は、右
斜上瓦4cが瓦桟26に釘6で固定されていると共に、こ
の下方の右横瓦4と上瓦4bが連結金具8で連結されて
いるので、強風が吹いても右斜上瓦4cが持ち上げられ
て飛ぶのを防止でき、実験によると風速が35m/秒を超
える強風でも確実に固定できることが確認された。また
割りピン16を通した右斜上瓦4cの貫通孔23は、瓦4の
上方に位置し、しかも瓦4の雨返し13a、13bの手前側
にあるので、貫通孔23を通して流入した雨水は、瓦4の
上面を流れて下側に流れ、図14に示す釘6で固定する
構造のように野地板1側に流入することがない。また本
発明方法は縦方向の桟3も必要でなく、連結金具8と、
貫通孔23を開口した瓦4だけで済むので、現場での施工
作業も容易である。
【0015】図13は本発明の他の実施例を示すもの
で、プレスで打ち抜き成型した金属板9を折り曲げて中
央部に立上り片10を形成し、この両側に水平片11a、11
bを夫々設け、水平片11bの端部に逆J形状の係合片14
を形成したものである。
で、プレスで打ち抜き成型した金属板9を折り曲げて中
央部に立上り片10を形成し、この両側に水平片11a、11
bを夫々設け、水平片11bの端部に逆J形状の係合片14
を形成したものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る屋根瓦の
連結金具およびこれを用いた屋根瓦の施工方法によれ
ば、下層の瓦とこの上に重なる上層の瓦を連結金具で連
結して、下層の瓦の重量により上層の瓦を固定し、強風
が吹いたり大きな地震が発生しても確実に固定すること
ができ、しかも現場での施工作業が容易で施工費も安く
することができる。
連結金具およびこれを用いた屋根瓦の施工方法によれ
ば、下層の瓦とこの上に重なる上層の瓦を連結金具で連
結して、下層の瓦の重量により上層の瓦を固定し、強風
が吹いたり大きな地震が発生しても確実に固定すること
ができ、しかも現場での施工作業が容易で施工費も安く
することができる。
【図1】本発明の実施の一形態による連結金具を瓦に載
せた状態を示す斜視図である。
せた状態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す連結金具の斜視図である。
【図3】図2に示す連結金具の正面図である。
【図4】図1に示す瓦の平面図である。
【図5】瓦の上面コーナー部に連結金具を載せた状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図6】図1に示す瓦の横に右横瓦を重ねた状態を示す
平面図である。
平面図である。
【図7】図6に示す瓦の上に上瓦を重ねた状態を示す平
面図である。
面図である。
【図8】図7の連結金具を設けた重ね合わせ部分を拡大
して示す平面図である。
して示す平面図である。
【図9】図7に示す右横瓦と上瓦の上に右斜上瓦を重ね
た状態を示す平面図である。
た状態を示す平面図である。
【図10】図9に示す連結金具の割りピンを、右斜上瓦
の貫通孔に貫通した状態を示す断面図である。
の貫通孔に貫通した状態を示す断面図である。
【図11】割りピンを開いて右斜上瓦を連結した状態を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図12】図11の断面図である。
【図13】本発明の他の実施形態を示す連結金具の斜視
図である。
図である。
【図14】従来の釘で瓦の頂上部を固定した状態を示す
断面図である。
断面図である。
1 野地板 2 下葺シート 3 縦方向の桟 4 瓦 4a 右横瓦 4b 上瓦 4c 右斜上瓦 5 釘孔 6 釘 7 瓦桟 8 連結金具 9 金属板 10 立上り片 11a 水平片 11b 水平片 13a 雨返し 13b 雨返し 14 係合片 15 取付孔 16 割りピン 19 瓦本体 20a 切込み部 21a コーナー部 23 貫通孔 25 スリーブ
Claims (3)
- 【請求項1】 立上り片の両側に水平片を夫々設け、立
上り片の一端側の水平片の端部に瓦の雨返しに係合する
係合片を設けると共に、この反対側の立上り片の中間
に、取付孔を開孔し、ここに割りピンの中間湾曲部を回
動自在に取付けると共に、割りピンの両先端を、上方に
重ねられる瓦に開口した貫通孔に貫通するようにしたこ
とを特徴とする屋根瓦の連結金具。 - 【請求項2】 立上り片の中間に開孔した取付孔を横長
の長孔で形成し、割りピンを左右に移動自在に取付けた
ことを特徴とする請求項1記載の屋根瓦の連結金具。 - 【請求項3】 立上り片の両側に水平片を夫々設け、立
上り片の一端側の水平片の端部に、瓦の雨返しに係合す
る係合片を設けると共に、この反対側の立上り片の中間
に、取付け孔を開孔し、ここに割りピンの中間湾曲部を
回動自在に取付けた屋根瓦の連結金具を、四角形状をな
す瓦本体の一方の対向するコーナーに夫々切込み部を形
成すると共に、瓦本体の上面の上縁と右縁に雨返しを突
設した瓦の、両雨返しが直交するコーナー部近傍の上面
に載せて、瓦の右縁の雨返しに前記連結金具の係合片を
係合させ、この瓦の右横方向に隣接して重ねられる右横
瓦の切込み部の側縁を前記一方の水平片の上に重ね、瓦
の棟方向に隣接して重ねられる上瓦の切込み部の側縁を
他方の水平片の上に重ねて、これら隣接する右横瓦と上
瓦との間から、前記立上り片と割りピンの先端を上方に
突出させ、隣接する前記両瓦の上に重ねる斜右上瓦のコ
ーナー部近傍に上下方向に開孔された貫通孔に、前記割
りピンの先端を貫通させてから、ピンの両先端を広げ
て、右横瓦と上瓦を、この上に重なる右斜上瓦に連結す
ることを特徴とする屋根瓦の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21678095A JPH0941576A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 屋根瓦の連結金具および屋根瓦の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21678095A JPH0941576A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 屋根瓦の連結金具および屋根瓦の施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941576A true JPH0941576A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16693779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21678095A Pending JPH0941576A (ja) | 1995-08-02 | 1995-08-02 | 屋根瓦の連結金具および屋根瓦の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0941576A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119571973A (zh) * | 2024-11-29 | 2025-03-07 | 中国一冶集团有限公司 | 坡屋面装配式挂瓦结构及其施工方法 |
-
1995
- 1995-08-02 JP JP21678095A patent/JPH0941576A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN119571973A (zh) * | 2024-11-29 | 2025-03-07 | 中国一冶集团有限公司 | 坡屋面装配式挂瓦结构及其施工方法 |
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