JPH0941613A - モルタル壁の構造 - Google Patents
モルタル壁の構造Info
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- JPH0941613A JPH0941613A JP21527795A JP21527795A JPH0941613A JP H0941613 A JPH0941613 A JP H0941613A JP 21527795 A JP21527795 A JP 21527795A JP 21527795 A JP21527795 A JP 21527795A JP H0941613 A JPH0941613 A JP H0941613A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 下地材と、膜体と、網体とがこの順に重なり
合い、網体にモルタル層が保持されているという基本構
成を備えたモルタル壁において、網体や膜体の材質や構
造に工夫を講じることによってモルタル壁の壁体内部で
の結露の発生を抑制し、モルタル壁の耐久性を向上させ
る。 【解決手段】 縦糸71と横糸72とが一体となってお
り、所定の縦糸71がその全長に亘る凸条73を一体に
有する合成樹脂製ネット7を網体4として用いる。高透
湿性の合成繊維不織布を基材とするシートを膜体3とし
て用いる。
合い、網体にモルタル層が保持されているという基本構
成を備えたモルタル壁において、網体や膜体の材質や構
造に工夫を講じることによってモルタル壁の壁体内部で
の結露の発生を抑制し、モルタル壁の耐久性を向上させ
る。 【解決手段】 縦糸71と横糸72とが一体となってお
り、所定の縦糸71がその全長に亘る凸条73を一体に
有する合成樹脂製ネット7を網体4として用いる。高透
湿性の合成繊維不織布を基材とするシートを膜体3とし
て用いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モルタル壁、詳し
くはモルタル壁の耐久性や透湿性などの性質を改善し得
るモルタル壁の構造に関する。
くはモルタル壁の耐久性や透湿性などの性質を改善し得
るモルタル壁の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5および図6に一般的なモルタル壁の
構造を示してある。このモルタル壁100は、柱11や
間柱12に釘打ち固定された多数の巾板でなる下地材2
と、下地材2に重なり合った膜体3と、膜体3に重なり
合った網体4とを備えており、網体4の上から塗り込ん
だモルタル層5がその網体4によって保持されている。
構造を示してある。このモルタル壁100は、柱11や
間柱12に釘打ち固定された多数の巾板でなる下地材2
と、下地材2に重なり合った膜体3と、膜体3に重なり
合った網体4とを備えており、網体4の上から塗り込ん
だモルタル層5がその網体4によって保持されている。
【0003】このモルタル壁において、網体4には金属
線材からなる網体、通称ラス金網(メタルラス)が多用
されており、膜体3には、フェルト地にアスファルトを
含浸させたシート状の材料であるアスファルトフェルト
が多用されていた。
線材からなる網体、通称ラス金網(メタルラス)が多用
されており、膜体3には、フェルト地にアスファルトを
含浸させたシート状の材料であるアスファルトフェルト
が多用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、網体4に用い
られているラス金網は発錆による耐用寿命の低下をもた
らしやすく、施工性についても問題があった。また、膜
体3に用いられているアスファルトフェルトは透湿性に
乏しいために、アスファルトフェルトを膜体に用いたモ
ルタル壁では、その壁体の内部で結露が起こりやすく、
断熱壁の場合には、その結露によって断熱層の断熱性能
を低下させたり断熱材が早期に腐朽したりするという問
題があった。
られているラス金網は発錆による耐用寿命の低下をもた
らしやすく、施工性についても問題があった。また、膜
体3に用いられているアスファルトフェルトは透湿性に
乏しいために、アスファルトフェルトを膜体に用いたモ
ルタル壁では、その壁体の内部で結露が起こりやすく、
断熱壁の場合には、その結露によって断熱層の断熱性能
を低下させたり断熱材が早期に腐朽したりするという問
題があった。
【0005】本発明は以上の問題に鑑みてなされたもの
で、上記した網体の材質や構造に工夫を講じることによ
って、網体の発錆に伴う耐用寿命の低下を生じる余地が
なく、耐久性に優れ、また、施工時にモルタル層の保持
力を改善することのできるモルタル壁の構造を提供する
ことを目的とする。
で、上記した網体の材質や構造に工夫を講じることによ
って、網体の発錆に伴う耐用寿命の低下を生じる余地が
なく、耐久性に優れ、また、施工時にモルタル層の保持
力を改善することのできるモルタル壁の構造を提供する
ことを目的とする。
【0006】また、本発明は、上記した膜体の材質や構
造に工夫を講じることによって、壁体内部での結露の発
生を抑制することのできるモルタル壁の構造を提供する
ことを目的とする。
造に工夫を講じることによって、壁体内部での結露の発
生を抑制することのできるモルタル壁の構造を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1または請求項2
に係る発明のモルタル壁の構造は、巾板などの下地材
と、膜体と、網体とがこの順に重なり合い、網体にモル
タル層が保持されているという基本構成を備えたモルタ
ル壁に関するものである。
に係る発明のモルタル壁の構造は、巾板などの下地材
と、膜体と、網体とがこの順に重なり合い、網体にモル
タル層が保持されているという基本構成を備えたモルタ
ル壁に関するものである。
【0008】そして、請求項1に係る発明は、網体が、
縦糸と横糸とが一体に成形され所定の縦糸にその全長に
亘る凸条が一体に具備されている合成樹脂製ネットでな
る、というものであり、請求項2に係る発明は、膜体
が、高透湿性の合成繊維不織布を基材とするシートでな
る、というものである。
縦糸と横糸とが一体に成形され所定の縦糸にその全長に
亘る凸条が一体に具備されている合成樹脂製ネットでな
る、というものであり、請求項2に係る発明は、膜体
が、高透湿性の合成繊維不織布を基材とするシートでな
る、というものである。
【0009】請求項1に係る発明のように、網体が合成
樹脂製ネットで形成されていると、網体が発錆するおそ
れがまったくなくなり、網体の発錆に伴うモルタル層の
強度低下や剥がれ落ちなどが起こらなくなってモルタル
壁の耐用寿命が向上する。
樹脂製ネットで形成されていると、網体が発錆するおそ
れがまったくなくなり、網体の発錆に伴うモルタル層の
強度低下や剥がれ落ちなどが起こらなくなってモルタル
壁の耐用寿命が向上する。
【0010】請求項2に係る発明のように、膜体が高透
湿性の合成繊維不織布を基材とするシートで形成されて
いると、壁体の内部の通風性が改善されてそれだけ結露
が起こりにくくなり、その結果、断熱壁の場合には結露
による断熱層の断熱性能の低下や腐朽が起こらなくな
る。高透湿性の合成繊維不織布の具体例としては、デュ
ポン社の商品名「タイベック:Tyvek」として提供
されているものがあり、このものは、ポリエチレンの極
細繊維に高圧高熱を加えて加工した合成繊維不織布であ
る。この「タイベック」と上述したアスファルトフェル
トとの物性を比較すると、「タイベック」は、透湿度で
アスファルトフェルトの44倍、破裂強度でアスファル
トフェルトの約3倍、耐水度でアスファルトフェルトの
約1.5倍の性能を発揮する。
湿性の合成繊維不織布を基材とするシートで形成されて
いると、壁体の内部の通風性が改善されてそれだけ結露
が起こりにくくなり、その結果、断熱壁の場合には結露
による断熱層の断熱性能の低下や腐朽が起こらなくな
る。高透湿性の合成繊維不織布の具体例としては、デュ
ポン社の商品名「タイベック:Tyvek」として提供
されているものがあり、このものは、ポリエチレンの極
細繊維に高圧高熱を加えて加工した合成繊維不織布であ
る。この「タイベック」と上述したアスファルトフェル
トとの物性を比較すると、「タイベック」は、透湿度で
アスファルトフェルトの44倍、破裂強度でアスファル
トフェルトの約3倍、耐水度でアスファルトフェルトの
約1.5倍の性能を発揮する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は網体として用いられる合成
樹脂ネット7の部分正面図、図2は図1のII−II線
に沿う断面図である。この合成樹脂ネット7は、格子状
に交わった縦糸71と横糸72とを有しており、それら
の交点において両者は一体になっている。そして、2つ
おきに配備されている縦糸71には、その全長に亘る凸
条73が一体に具備されている。
樹脂ネット7の部分正面図、図2は図1のII−II線
に沿う断面図である。この合成樹脂ネット7は、格子状
に交わった縦糸71と横糸72とを有しており、それら
の交点において両者は一体になっている。そして、2つ
おきに配備されている縦糸71には、その全長に亘る凸
条73が一体に具備されている。
【0012】上記合成樹脂ネット7の具体例として、タ
キロン社製の商品名「トリカルネット」がある。このも
のは、ポリエチレンやポリプロピレンを主要な原料とし
て連続押出成形されたものであり、格子形や菱形などの
様々な網目の形状や様々な網目の大きさを有するものが
提供されている。この「トリカルネット」は、上下左右
方向の引張強度に優れ、耐薬品性や耐久性に優れ、軽量
で取扱性にも優れる。上記「トリカルネット」は円筒状
のものとして連続押出成形され、その円筒状の成形体を
軸方向に切断して展開することにより製造される。そし
て、切断前の円筒状の成形体における軸方向に延びる糸
が上記縦糸71に該当し、周方向に延びる糸が上記横糸
72に該当する。
キロン社製の商品名「トリカルネット」がある。このも
のは、ポリエチレンやポリプロピレンを主要な原料とし
て連続押出成形されたものであり、格子形や菱形などの
様々な網目の形状や様々な網目の大きさを有するものが
提供されている。この「トリカルネット」は、上下左右
方向の引張強度に優れ、耐薬品性や耐久性に優れ、軽量
で取扱性にも優れる。上記「トリカルネット」は円筒状
のものとして連続押出成形され、その円筒状の成形体を
軸方向に切断して展開することにより製造される。そし
て、切断前の円筒状の成形体における軸方向に延びる糸
が上記縦糸71に該当し、周方向に延びる糸が上記横糸
72に該当する。
【0013】図2に示した合成樹脂ネット7において、
そのネット7の表面から凸条73の端縁までの厚さBと
ネット7の厚さAとの差(B−A)が大き過ぎると、図
3や図4に示した膜体3にこのネット7を重ねたときに
形成される膜体3とネット7との隙間Sが広くなりすぎ
るので、ネット7によるモルタルの保持作用が発揮され
にくくなり、また、上記差(B−A)が小さ過ぎると、
膜体3とネット7とが密着してしまって適正量のモルタ
ルをネット7に保持させることが困難になる。適正量の
モルタルをネット7に良好に保持させるためには、たと
えばネット厚さAを1.5mm程度、ネット表面から上
記凸条73の端縁までの厚さを2mm程度にしておくこ
とが望ましく、また、縦糸71や横糸72のピッチを2
1mm±3mm程度にしておくことが望ましく、さら
に、凸条73は、隣合う3本の縦糸72のうちの1本に
具備させておくことが望ましい。また、縦糸71や横糸
72の引張強度を300kgf/m以上にしておくと、
十分に大きなモルタル保持力が得られる。
そのネット7の表面から凸条73の端縁までの厚さBと
ネット7の厚さAとの差(B−A)が大き過ぎると、図
3や図4に示した膜体3にこのネット7を重ねたときに
形成される膜体3とネット7との隙間Sが広くなりすぎ
るので、ネット7によるモルタルの保持作用が発揮され
にくくなり、また、上記差(B−A)が小さ過ぎると、
膜体3とネット7とが密着してしまって適正量のモルタ
ルをネット7に保持させることが困難になる。適正量の
モルタルをネット7に良好に保持させるためには、たと
えばネット厚さAを1.5mm程度、ネット表面から上
記凸条73の端縁までの厚さを2mm程度にしておくこ
とが望ましく、また、縦糸71や横糸72のピッチを2
1mm±3mm程度にしておくことが望ましく、さら
に、凸条73は、隣合う3本の縦糸72のうちの1本に
具備させておくことが望ましい。また、縦糸71や横糸
72の引張強度を300kgf/m以上にしておくと、
十分に大きなモルタル保持力が得られる。
【0014】このような合成樹脂ネット7は従来例で説
明したようなラス金網に比べて軽量で取扱性に優れるの
で、それだけモルタル壁を容易に施工することができ
る。
明したようなラス金網に比べて軽量で取扱性に優れるの
で、それだけモルタル壁を容易に施工することができ
る。
【0015】上記合成樹脂ネット7は、図5や図6で説
明したモルタル壁100に使われている網体4として用
いられるものであり、その使用状態を図3および図4に
示してある。
明したモルタル壁100に使われている網体4として用
いられるものであり、その使用状態を図3および図4に
示してある。
【0016】図3は、下地材2に固定した膜体3に、合
成樹脂ネット7すなわち「トリカルネット」の縦糸71
が水平に配備されるようにしてそのネット7を重ね合わ
せ、釘81でネット7を下地材2に固定してある。ネッ
ト7の上からモルタルを塗工してモルタル層5を形成し
てある。また、図4は、下地材2に固定した膜体3に、
「トリカルネット」の縦糸71が垂直に配備されるよう
にしてそのネット7を重ね合わせ、釘82でネット7を
下地材2に固定してある。ネット7の上からモルタルを
塗工してモルタル層5を形成してある。なお、膜体3と
ネット7とを共通の釘で下地材2に固定するようにして
もよい。
成樹脂ネット7すなわち「トリカルネット」の縦糸71
が水平に配備されるようにしてそのネット7を重ね合わ
せ、釘81でネット7を下地材2に固定してある。ネッ
ト7の上からモルタルを塗工してモルタル層5を形成し
てある。また、図4は、下地材2に固定した膜体3に、
「トリカルネット」の縦糸71が垂直に配備されるよう
にしてそのネット7を重ね合わせ、釘82でネット7を
下地材2に固定してある。ネット7の上からモルタルを
塗工してモルタル層5を形成してある。なお、膜体3と
ネット7とを共通の釘で下地材2に固定するようにして
もよい。
【0017】図3や図4のモルタル壁では、合成樹脂製
ネット7でモルタルを保持するための網体4を形成して
あるので、網体4が発錆してモルタル層の強度低下や剥
がれ落ちなどを起こす心配がなくなり、モルタル壁の耐
用寿命が向上する。
ネット7でモルタルを保持するための網体4を形成して
あるので、網体4が発錆してモルタル層の強度低下や剥
がれ落ちなどを起こす心配がなくなり、モルタル壁の耐
用寿命が向上する。
【0018】また、上記ネット7は、所定の縦糸71に
その全長に亘る凸条73が一体に具備されているので、
図3のように縦糸71が水平になるように施工したとき
には、塗工したモルタルが下に流れ落ちてしまうことが
防止され、また、図4のように縦糸71が垂直になるよ
うに施工したときには、塗工したモルタルが横に流動し
てしまうことが防止される。同時に、その凸条73によ
って膜体3とネット7との間にモルタルが装填され得る
適正な隙間Sが確保される。そのため、厚さの厚いモル
タル層5を施工性よく塗工することが可能になる。
その全長に亘る凸条73が一体に具備されているので、
図3のように縦糸71が水平になるように施工したとき
には、塗工したモルタルが下に流れ落ちてしまうことが
防止され、また、図4のように縦糸71が垂直になるよ
うに施工したときには、塗工したモルタルが横に流動し
てしまうことが防止される。同時に、その凸条73によ
って膜体3とネット7との間にモルタルが装填され得る
適正な隙間Sが確保される。そのため、厚さの厚いモル
タル層5を施工性よく塗工することが可能になる。
【0019】図3および図4に示したモルタル壁100
において、膜体3には高透湿性の合成繊維不織布を基材
とするシートが用いられている。高透湿性の合成繊維不
織布の具体例としては、上述したように、デュポン社の
商品名「タイベック」として提供されているものがあ
る。このものは、ポリエチレンの極細繊維に高圧高熱を
加えて加工した合成繊維不織布であり、この「タイベッ
ク」と上述したアスファルトフェルトとの物性を比較す
ると、既述したように、透湿度や破裂強度や耐水度など
の点において「タイベック」はアスファルトフェルトに
比べて格段に優れている。実験値によると、「タイベッ
ク」の透湿度が4147(g/m2 24h)であるのに
対し、アスファルトフェルトのそれは94(g/m2 2
4h)であり、「タイベック」の破裂強度が9(kgf
/cm2 )であるのに対し、アスファルトフェルトのそ
れは2.9(kgf/cm2 )であり、「タイベック」
の耐水度が1313(mm)であるのに対し、アスファ
ルトフェルトのそれは923(mm)であった。また、
通気度については「タイベック」とアスファルトフェル
トとでそれほど大きな差異はなかった。したがって、
「タイベック」を膜体3として用いたモルタル壁では、
アスファルトフェルトを用いたモルタル壁と比べ、壁体
の内部の通風性が改善されてそれだけ結露が起こりにく
いという利点がある。
において、膜体3には高透湿性の合成繊維不織布を基材
とするシートが用いられている。高透湿性の合成繊維不
織布の具体例としては、上述したように、デュポン社の
商品名「タイベック」として提供されているものがあ
る。このものは、ポリエチレンの極細繊維に高圧高熱を
加えて加工した合成繊維不織布であり、この「タイベッ
ク」と上述したアスファルトフェルトとの物性を比較す
ると、既述したように、透湿度や破裂強度や耐水度など
の点において「タイベック」はアスファルトフェルトに
比べて格段に優れている。実験値によると、「タイベッ
ク」の透湿度が4147(g/m2 24h)であるのに
対し、アスファルトフェルトのそれは94(g/m2 2
4h)であり、「タイベック」の破裂強度が9(kgf
/cm2 )であるのに対し、アスファルトフェルトのそ
れは2.9(kgf/cm2 )であり、「タイベック」
の耐水度が1313(mm)であるのに対し、アスファ
ルトフェルトのそれは923(mm)であった。また、
通気度については「タイベック」とアスファルトフェル
トとでそれほど大きな差異はなかった。したがって、
「タイベック」を膜体3として用いたモルタル壁では、
アスファルトフェルトを用いたモルタル壁と比べ、壁体
の内部の通風性が改善されてそれだけ結露が起こりにく
いという利点がある。
【0020】また、上記の「タイベック」はアスファル
トフェルトでモルタル壁を施工する場合と同じ工具、た
とえばメジャー、カッターナイフ、ガンタッカーなどを
用いて施工することが可能であるという利点がある。
トフェルトでモルタル壁を施工する場合と同じ工具、た
とえばメジャー、カッターナイフ、ガンタッカーなどを
用いて施工することが可能であるという利点がある。
【0021】
【発明の効果】請求項1や請求項2に係る発明のよう
に、モルタル壁において、網体が合成樹脂製ネットで形
成されていると、その合成樹脂ネットは合成樹脂の特質
上発錆することがないので、網体の発錆に伴うモルタル
層の強度低下や剥がれ落ちなどが起こらなくなり、モル
タル壁の耐用寿命が向上するという効果がある。また、
合成樹脂ネットはラス金網に比べて軽量で取扱性に優れ
るので、それだけモルタル壁の施工性が改善されるとい
う効果もある。
に、モルタル壁において、網体が合成樹脂製ネットで形
成されていると、その合成樹脂ネットは合成樹脂の特質
上発錆することがないので、網体の発錆に伴うモルタル
層の強度低下や剥がれ落ちなどが起こらなくなり、モル
タル壁の耐用寿命が向上するという効果がある。また、
合成樹脂ネットはラス金網に比べて軽量で取扱性に優れ
るので、それだけモルタル壁の施工性が改善されるとい
う効果もある。
【0022】その上、上記合成樹脂ネットは、所定の縦
糸にその全長に亘る凸条が一体に具備されているので、
その凸条によって膜体と網体との間にモルタルが装填さ
れ得る隙間が確保され、同時に、合成樹脂ネットの上か
らモルタルを塗り込んだときにそのモルタルが流動しな
いように縦糸がモルタルを保持する作用を発揮するの
で、厚さの厚いモルタル層を施工性よく塗工することが
可能になるという効果がある。
糸にその全長に亘る凸条が一体に具備されているので、
その凸条によって膜体と網体との間にモルタルが装填さ
れ得る隙間が確保され、同時に、合成樹脂ネットの上か
らモルタルを塗り込んだときにそのモルタルが流動しな
いように縦糸がモルタルを保持する作用を発揮するの
で、厚さの厚いモルタル層を施工性よく塗工することが
可能になるという効果がある。
【0023】請求項2に係る発明のように、膜体が、高
透湿性の合成繊維不織布を基材とするシートで形成され
ていると、従来のアスファルトフェルトを膜体として使
ったモルタル壁に比べて、壁体の内部の通風性が改善さ
れてそれだけ結露が起こりにくくなるので、断熱壁の場
合には結露による断熱層の断熱性能の低下や腐朽が起こ
らなくなり、長期に亘って良好な断熱性能が維持される
ようになるという効果がある。特に、デュポン社の商品
名「タイベック」として提供されている合成繊維不織布
を膜体に用いることによって、モルタル壁の透湿性や強
度などが大幅に改善される。
透湿性の合成繊維不織布を基材とするシートで形成され
ていると、従来のアスファルトフェルトを膜体として使
ったモルタル壁に比べて、壁体の内部の通風性が改善さ
れてそれだけ結露が起こりにくくなるので、断熱壁の場
合には結露による断熱層の断熱性能の低下や腐朽が起こ
らなくなり、長期に亘って良好な断熱性能が維持される
ようになるという効果がある。特に、デュポン社の商品
名「タイベック」として提供されている合成繊維不織布
を膜体に用いることによって、モルタル壁の透湿性や強
度などが大幅に改善される。
【図1】本発明に係るモルタル壁に網体として用いられ
る合成樹脂ネットの部分正面図である。
る合成樹脂ネットの部分正面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】本発明に係るモルタル壁の構造を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明に係る他のモルタル壁の構造を示す断面
図である。
図である。
【図5】モルタル壁の基本的構造を説明するための断面
図である。
図である。
【図6】モルタル壁の基本的構造を説明するための斜視
図である。
図である。
2 下地材 3 膜体 4 網体 5 モルタル層 7 合成樹脂製ネット 71 縦糸 72 横糸 73 凸条 100 モルタル壁
Claims (2)
- 【請求項1】 下地材と、膜体と、網体とがこの順に重
なり合い、網体にモルタル層が保持されているモルタル
壁において、 網体は、縦糸と横糸とが一体に成形され所定の縦糸にそ
の全長に亘る凸条が一体に具備されている合成樹脂製ネ
ットでなることを特徴とするモルタル壁の構造。 - 【請求項2】 膜体が、高透湿性の合成繊維不織布を基
材とするシートでなる請求項1に記載のモルタル壁の構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21527795A JPH0941613A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | モルタル壁の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21527795A JPH0941613A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | モルタル壁の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941613A true JPH0941613A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16669656
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21527795A Withdrawn JPH0941613A (ja) | 1995-07-31 | 1995-07-31 | モルタル壁の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0941613A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100363908B1 (ko) * | 2000-05-12 | 2002-12-11 | 주식회사 피앤티기연 | 건축물의 벽체 시공방법 |
| DE102017212529A1 (de) | 2017-07-20 | 2019-01-24 | Sms Group Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines metallischen Bandes |
-
1995
- 1995-07-31 JP JP21527795A patent/JPH0941613A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100363908B1 (ko) * | 2000-05-12 | 2002-12-11 | 주식회사 피앤티기연 | 건축물의 벽체 시공방법 |
| DE102017212529A1 (de) | 2017-07-20 | 2019-01-24 | Sms Group Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines metallischen Bandes |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |