JPH0941624A - 建材用シート状基材およびそれを用いた外装用建材 - Google Patents
建材用シート状基材およびそれを用いた外装用建材Info
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- JPH0941624A JPH0941624A JP19973195A JP19973195A JPH0941624A JP H0941624 A JPH0941624 A JP H0941624A JP 19973195 A JP19973195 A JP 19973195A JP 19973195 A JP19973195 A JP 19973195A JP H0941624 A JPH0941624 A JP H0941624A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 常温で任意の形態に自由に成形加工可能であ
ると共に、耐候性或いは耐燃性等にすぐれた建材用シー
ト基材およびそれを使用した外装用建材の提供。 【解決手段】 非金属繊維2bから製織した織物の経糸
および/または緯糸の一部に金属繊維2aを配置してシ
ート状基材1とする。このシート状基材1の少なくとも
片面に塗料または塗膜系防水材からなる被覆層3を設
け、さらに好ましくは:その上に天然石粒子、セラミッ
クスコーティングを施した放射性物質含有粒子または金
属イオン生成金属粒子からなる無機粒子層4を設けて外
装用建材とする。
ると共に、耐候性或いは耐燃性等にすぐれた建材用シー
ト基材およびそれを使用した外装用建材の提供。 【解決手段】 非金属繊維2bから製織した織物の経糸
および/または緯糸の一部に金属繊維2aを配置してシ
ート状基材1とする。このシート状基材1の少なくとも
片面に塗料または塗膜系防水材からなる被覆層3を設
け、さらに好ましくは:その上に天然石粒子、セラミッ
クスコーティングを施した放射性物質含有粒子または金
属イオン生成金属粒子からなる無機粒子層4を設けて外
装用建材とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建材用シート状基材
およびそれを用いた外装用建材に関する。
およびそれを用いた外装用建材に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テント材、シャッター材、屋根
材、壁材などの建材に使用されるシート状基材として
は、ゴム系防水シート、ポリ塩化ビニル系防水シート、
アスファルト含浸防水シート、ウレタン樹脂塗布型防水
シート、フッソ樹脂塗布型防水シートおよびポリオレフ
ィン樹脂系防水シートなどが使用されている。また、屋
上材、壁材などに使用される外装用建材としては、瓦、
スレートタイル、ケイ酸カルシウム板、岩綿混合セメン
ト板、ガラス繊維混合セメント板、炭酸カルシウム混合
セメント板、アスファルト混合セメント板、鋼板、亜鉛
メッキ鋼板、カラー塗装鋼板、樹脂塗装鋼板および銅板
等が用いられている。
材、壁材などの建材に使用されるシート状基材として
は、ゴム系防水シート、ポリ塩化ビニル系防水シート、
アスファルト含浸防水シート、ウレタン樹脂塗布型防水
シート、フッソ樹脂塗布型防水シートおよびポリオレフ
ィン樹脂系防水シートなどが使用されている。また、屋
上材、壁材などに使用される外装用建材としては、瓦、
スレートタイル、ケイ酸カルシウム板、岩綿混合セメン
ト板、ガラス繊維混合セメント板、炭酸カルシウム混合
セメント板、アスファルト混合セメント板、鋼板、亜鉛
メッキ鋼板、カラー塗装鋼板、樹脂塗装鋼板および銅板
等が用いられている。
【0003】しかるに、従来の外装用建材のうち金属系
鋼板を除いたものの多くは、常温時に任意の形態に自由
に成形加工することができず、所望の形態に加工するに
は、切断して曲面を組合わせるとか、別途型枠を用いて
成形するなどの作業が必要であり、また金属製外装材の
場合には大型の成形機を用いなければならない面倒があ
った。また、それ自体が有機物を主体に構成されている
ものなどは燃焼しやすく、耐燃性に劣るという欠点を有
していた。また、特に金属製の外装材の場合は錆を発生
しやすく、耐候性に劣るという欠点を有していた。
鋼板を除いたものの多くは、常温時に任意の形態に自由
に成形加工することができず、所望の形態に加工するに
は、切断して曲面を組合わせるとか、別途型枠を用いて
成形するなどの作業が必要であり、また金属製外装材の
場合には大型の成形機を用いなければならない面倒があ
った。また、それ自体が有機物を主体に構成されている
ものなどは燃焼しやすく、耐燃性に劣るという欠点を有
していた。また、特に金属製の外装材の場合は錆を発生
しやすく、耐候性に劣るという欠点を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、常温
で任意の形態に自由に成形加工可能であると共に、耐候
性或いは耐燃性等にすぐれた建材用シート基材およびそ
れを使用した外装用建材を提供することにある。
で任意の形態に自由に成形加工可能であると共に、耐候
性或いは耐燃性等にすぐれた建材用シート基材およびそ
れを使用した外装用建材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の建材用シート状基材は、布帛に金属系物質を配設し
たことを特徴とし、さらに好ましくは非金属繊維から製
織した織物の経糸および/または緯糸の一部に金属繊維
を配置したことを特徴とするものである。本発明の外装
用建材は、上記建材用シート状基材の少なくとも片面に
塗料または塗膜系防水材からなる被覆層を設けたもので
ある。さらに好ましくは、この塗料または塗膜系防水材
からなる被覆層の上に天然石粒子、セラミックスコーテ
ィングを施した放射性物質含有粒子または金属イオン生
成金属粒子からなる無機粒子層を設けたことを特徴とす
るものである。
明の建材用シート状基材は、布帛に金属系物質を配設し
たことを特徴とし、さらに好ましくは非金属繊維から製
織した織物の経糸および/または緯糸の一部に金属繊維
を配置したことを特徴とするものである。本発明の外装
用建材は、上記建材用シート状基材の少なくとも片面に
塗料または塗膜系防水材からなる被覆層を設けたもので
ある。さらに好ましくは、この塗料または塗膜系防水材
からなる被覆層の上に天然石粒子、セラミックスコーテ
ィングを施した放射性物質含有粒子または金属イオン生
成金属粒子からなる無機粒子層を設けたことを特徴とす
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の建材用シート状基材にお
いて、その要部を構成する布帛は天然繊維、有機繊維お
よび無機繊維から選ばれた非金属繊維を用いた織物、編
物、不織布および網状物等として構成さたものであっ
て、その布帛に金属系物質が繊維状、板状、或いは網目
状などの形態で配置されている。金属系物質の布帛に対
する配設方法は、布帛の内部へ挿入したり、或いは布帛
の表面へ貼り付けるなどして行われる。
いて、その要部を構成する布帛は天然繊維、有機繊維お
よび無機繊維から選ばれた非金属繊維を用いた織物、編
物、不織布および網状物等として構成さたものであっ
て、その布帛に金属系物質が繊維状、板状、或いは網目
状などの形態で配置されている。金属系物質の布帛に対
する配設方法は、布帛の内部へ挿入したり、或いは布帛
の表面へ貼り付けるなどして行われる。
【0007】布帛を構成する非金属繊維としては、ガラ
ス繊維、炭素繊維、アスベスト繊維などの無機繊維、
綿、麻、絹、ヤシなどの天然繊維、レーヨン、ナイロ
ン、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリオレフィ
ン、アラミド等の有機繊維(合成繊維)、およびこれら
各種繊維の混合体などを挙げることができる。これらの
なかでも、無機繊維、特にガラス繊維は好ましく、さら
にガラス繊維はロービングヤーンと称される太めのガラ
スフィラメントで使用するのがよく、シート状基材自体
の耐燃性を向上することができる。
ス繊維、炭素繊維、アスベスト繊維などの無機繊維、
綿、麻、絹、ヤシなどの天然繊維、レーヨン、ナイロ
ン、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリオレフィ
ン、アラミド等の有機繊維(合成繊維)、およびこれら
各種繊維の混合体などを挙げることができる。これらの
なかでも、無機繊維、特にガラス繊維は好ましく、さら
にガラス繊維はロービングヤーンと称される太めのガラ
スフィラメントで使用するのがよく、シート状基材自体
の耐燃性を向上することができる。
【0008】これら非金属繊維は長繊維、短繊維のいず
れでもよいが、好ましくは長繊維として使用するのがよ
い。長繊維或いは短繊維の太さや長さは、使用目的に応
じて任意に選定することができる。本発明に使用する金
属系物質としては、鉄、鉛、ステンレススチール鋼、ア
ルミニウム、ニッケルおよびアルミ合金等を挙げること
ができる。これらの金属系物質は、前述したように繊維
状、板状、網目状などの形態にして使用されるが、なか
でも断面が円形または楕円形の繊維状で使用するのがよ
く、特に長繊維状として使用するのがよい。
れでもよいが、好ましくは長繊維として使用するのがよ
い。長繊維或いは短繊維の太さや長さは、使用目的に応
じて任意に選定することができる。本発明に使用する金
属系物質としては、鉄、鉛、ステンレススチール鋼、ア
ルミニウム、ニッケルおよびアルミ合金等を挙げること
ができる。これらの金属系物質は、前述したように繊維
状、板状、網目状などの形態にして使用されるが、なか
でも断面が円形または楕円形の繊維状で使用するのがよ
く、特に長繊維状として使用するのがよい。
【0009】金属系物質を繊維状(すなわち、金属繊
維)にして配設する場合は、その金属繊維が織物、編
物、不織布、網状物等の布帛の構成要素の一部として挿
入されるようにする。織物の場合は、経糸および/また
は緯糸の一部を構成するように挿入する。編物の場合に
は、編糸の一部に交編するようにし、不織布の場合に
は、その構成繊維中に混合するようにする。
維)にして配設する場合は、その金属繊維が織物、編
物、不織布、網状物等の布帛の構成要素の一部として挿
入されるようにする。織物の場合は、経糸および/また
は緯糸の一部を構成するように挿入する。編物の場合に
は、編糸の一部に交編するようにし、不織布の場合に
は、その構成繊維中に混合するようにする。
【0010】布帛内での金属繊維の挿入量や配置方向は
シート状基材の建材への用途により任意に設定すればよ
い。このような金属繊維を挿入することによって、その
シート状基材を常温で任意の形態に自由に成形加工する
ことができるようになる。布帛を構成する非金属繊維と
して無機繊維を使用するときは、その無機繊維と混入す
る金属繊維との合計量が布帛全体の50重量%以上、好
ましくは90重量%以上を占めるようにするのがよい。
このような無機繊維と金属繊維との配合により現状の建
築基準法で定められた不燃物または準不燃物としての条
件をクリアすることが可能になる。
シート状基材の建材への用途により任意に設定すればよ
い。このような金属繊維を挿入することによって、その
シート状基材を常温で任意の形態に自由に成形加工する
ことができるようになる。布帛を構成する非金属繊維と
して無機繊維を使用するときは、その無機繊維と混入す
る金属繊維との合計量が布帛全体の50重量%以上、好
ましくは90重量%以上を占めるようにするのがよい。
このような無機繊維と金属繊維との配合により現状の建
築基準法で定められた不燃物または準不燃物としての条
件をクリアすることが可能になる。
【0011】以下、図に示す具体的を参照して説明す
る。図1は、平織構造の織物から構成された本発明によ
る建材用シート状基材を製造する場合を説明する図であ
る。シート状基材1を構成する要部の布帛は、非金属繊
維2aと金属繊維2bを経糸と緯糸との両方に使用して
平織に織製されている。その構成のため、それぞれ非金
属繊維2aを供給するボビンAを2個並べて配置する毎
に、金属繊維2bを供給するボビンBが1個挿入される
ように配置されている。
る。図1は、平織構造の織物から構成された本発明によ
る建材用シート状基材を製造する場合を説明する図であ
る。シート状基材1を構成する要部の布帛は、非金属繊
維2aと金属繊維2bを経糸と緯糸との両方に使用して
平織に織製されている。その構成のため、それぞれ非金
属繊維2aを供給するボビンAを2個並べて配置する毎
に、金属繊維2bを供給するボビンBが1個挿入される
ように配置されている。
【0012】図2は、同じ平織構造の織物からなるシー
ト状基材1において、経糸と緯糸の配列として、それぞ
れ3本の非金属繊維2aを並べると共に、その間に1本
の金属繊維2bを配列するようにしたものである。図示
のシート状基材は、金属系物質を繊維状にして配設した
場合を例示したが、この金属系物質を板状にして配設す
る場合は、箔状の金属系物質を布帛の少なくとも片面に
張り合わせるか、或いは予め金属繊維をシート状網状物
にしたものを積層するようにすることができる。このよ
うにして金属系物質を配設したシート状基材には、その
金属系物質の塑性によって形態保持性と賦形性とが付与
されている。したがって、このシート状基材を折曲げ或
いは湾曲などの外力を加えれば、常温で任意の形態に自
由に成形加工することができる。
ト状基材1において、経糸と緯糸の配列として、それぞ
れ3本の非金属繊維2aを並べると共に、その間に1本
の金属繊維2bを配列するようにしたものである。図示
のシート状基材は、金属系物質を繊維状にして配設した
場合を例示したが、この金属系物質を板状にして配設す
る場合は、箔状の金属系物質を布帛の少なくとも片面に
張り合わせるか、或いは予め金属繊維をシート状網状物
にしたものを積層するようにすることができる。このよ
うにして金属系物質を配設したシート状基材には、その
金属系物質の塑性によって形態保持性と賦形性とが付与
されている。したがって、このシート状基材を折曲げ或
いは湾曲などの外力を加えれば、常温で任意の形態に自
由に成形加工することができる。
【0013】図3,図4は、上述したシート状基材を使
用して外装用建材に加工したものを示す。図3に示す外
装用建材は、図2で得たシート状基材1の両面に塗料ま
たは塗膜系防水材からなる被覆層3を設けたものであ
る。この被覆層3の配置によって金属繊維2bが外気、
特に水分に対してシールされるため、防水機能(耐水
性)に基づく耐錆性や耐候性が付与されることになる。
この被覆層3は、シート状基材1の片面だけに設けるよ
うにしてもよい。
用して外装用建材に加工したものを示す。図3に示す外
装用建材は、図2で得たシート状基材1の両面に塗料ま
たは塗膜系防水材からなる被覆層3を設けたものであ
る。この被覆層3の配置によって金属繊維2bが外気、
特に水分に対してシールされるため、防水機能(耐水
性)に基づく耐錆性や耐候性が付与されることになる。
この被覆層3は、シート状基材1の片面だけに設けるよ
うにしてもよい。
【0014】被覆層3に使用する塗料または塗膜系防水
材としては、いずれも防水性および柔軟性を有するもの
であればよく、例えばアクリル樹脂系、ウレタンゴム
系、クロロプレンゴム系、ゴムアスファルト系およびア
クリルゴム系などの、JISA−6021の屋根防水用
塗膜材の呼称で統一された素材がいずれも使用可能であ
る。これらの素材のなかでも、特にウレタンゴム、アク
リルゴムまたはこれらの変性体が好ましい。
材としては、いずれも防水性および柔軟性を有するもの
であればよく、例えばアクリル樹脂系、ウレタンゴム
系、クロロプレンゴム系、ゴムアスファルト系およびア
クリルゴム系などの、JISA−6021の屋根防水用
塗膜材の呼称で統一された素材がいずれも使用可能であ
る。これらの素材のなかでも、特にウレタンゴム、アク
リルゴムまたはこれらの変性体が好ましい。
【0015】被覆層3の厚さは、外装用建材が使用され
る用途の要求性能ににより決定されるが、通常は0.4
〜4.0mm、特に1.0〜3.0mmの範囲に設定するの
がよい。被覆層3の形成は、建築現場または外装材等の
製造工場のいずれで行ってもよい。シート状基材の表面
に塗料または塗膜系防水材をハケ塗りまたはスプレー吹
付けして形成するとか、或いは塗料または塗膜系防水材
の溶液中にシート状基材をディッピングすることにより
形成するようにしてもよい。
る用途の要求性能ににより決定されるが、通常は0.4
〜4.0mm、特に1.0〜3.0mmの範囲に設定するの
がよい。被覆層3の形成は、建築現場または外装材等の
製造工場のいずれで行ってもよい。シート状基材の表面
に塗料または塗膜系防水材をハケ塗りまたはスプレー吹
付けして形成するとか、或いは塗料または塗膜系防水材
の溶液中にシート状基材をディッピングすることにより
形成するようにしてもよい。
【0016】上記構成からなる外装用建材は、シート状
基材自体に付与された形態保持性および賦形性を保持し
たまま、被覆層に基づく防水性能を具備したものとなっ
ており、屋根材や壁材としてすぐれた性能を発揮するこ
とができる。図4に示す外装用建材は、図3に示すよう
に得た外装用建材の被覆層3の外側に更に無機粒子層4
を形成するようにしたものである。この無機粒子層4
は、天然石粒、セラミックスコーティングを施した放射
性物質含有粒子、或いは金属イオン生成金属粒子などを
使用して形成されている。
基材自体に付与された形態保持性および賦形性を保持し
たまま、被覆層に基づく防水性能を具備したものとなっ
ており、屋根材や壁材としてすぐれた性能を発揮するこ
とができる。図4に示す外装用建材は、図3に示すよう
に得た外装用建材の被覆層3の外側に更に無機粒子層4
を形成するようにしたものである。この無機粒子層4
は、天然石粒、セラミックスコーティングを施した放射
性物質含有粒子、或いは金属イオン生成金属粒子などを
使用して形成されている。
【0017】このように塗料または塗膜系防水材から形
成された被覆層3の外側に無機粒子層4を設けたことに
より、被覆層3の保護するだけでなく外装用建材自体に
耐燃性を与えることができ、さらには耐藻・苔性も与え
ることができる。また、無機粒子層に任意の色を着色す
れば、意匠効果や美観の向上を図ることができる。無機
粒子層に使用する天然石粒としては、砂をはじめとする
自然石の粒子でよい。その粒子形状としては、図5
(a)または(b)に示すような円形乃至楕円形の断面
形状の粒子4aにすることができる。
成された被覆層3の外側に無機粒子層4を設けたことに
より、被覆層3の保護するだけでなく外装用建材自体に
耐燃性を与えることができ、さらには耐藻・苔性も与え
ることができる。また、無機粒子層に任意の色を着色す
れば、意匠効果や美観の向上を図ることができる。無機
粒子層に使用する天然石粒としては、砂をはじめとする
自然石の粒子でよい。その粒子形状としては、図5
(a)または(b)に示すような円形乃至楕円形の断面
形状の粒子4aにすることができる。
【0018】また、無機粒子層に使用する放射性物質含
有粒子としては、ラジウム、ラドン、リチウムなどの人
体に悪影響を与えない放射性物質を含む石粒を使用する
ことができる。また、金属イオン生成金属粒子として
は、銅イオンを放出する銅、銅合金の粒子が好ましい。
これら放射性物質含有粒子または金属イオン生成金属粒
子は、図5(c)または(d)に示すように、粒子4a
の表面にセラミックスコーティング層5を有するもので
ある。セラミックスコーティング層5は、酸化アルミニ
ウム、酸化ケイ素、酸化クロム、粘土などの耐熱骨材を
ホウケイ酸バリウムガラスで融着被覆したものが好まし
く使用される。
有粒子としては、ラジウム、ラドン、リチウムなどの人
体に悪影響を与えない放射性物質を含む石粒を使用する
ことができる。また、金属イオン生成金属粒子として
は、銅イオンを放出する銅、銅合金の粒子が好ましい。
これら放射性物質含有粒子または金属イオン生成金属粒
子は、図5(c)または(d)に示すように、粒子4a
の表面にセラミックスコーティング層5を有するもので
ある。セラミックスコーティング層5は、酸化アルミニ
ウム、酸化ケイ素、酸化クロム、粘土などの耐熱骨材を
ホウケイ酸バリウムガラスで融着被覆したものが好まし
く使用される。
【0019】無機粒子層4を形成する無機粒子の外径
は、0.1〜5.0mmの範囲が好ましい。この無機粒子
層の形成方法としては、塗膜系防水材含浸層を塗布し、
硬化が始まる前に300〜3000g/m2 程度の分布
密度で散布するようにすれば容易に形成することができ
る。以上の構成からなる本発明の外装用建材は、軽量で
あると共に、そのシート状基材が有する特性によって常
温で任意の形態に自由な成形加工ができる。しかも、防
水性能(耐水性)に基づく耐候性を有している。さらに
無機粒子層を積層した場合には、耐燃性などの効果も発
揮することができる。上述した本発明による外装用建材
は、天井材、壁材、屋根材、床材、防水材、意匠材、不
燃材および防汚材などとしてきわめて有用である。
は、0.1〜5.0mmの範囲が好ましい。この無機粒子
層の形成方法としては、塗膜系防水材含浸層を塗布し、
硬化が始まる前に300〜3000g/m2 程度の分布
密度で散布するようにすれば容易に形成することができ
る。以上の構成からなる本発明の外装用建材は、軽量で
あると共に、そのシート状基材が有する特性によって常
温で任意の形態に自由な成形加工ができる。しかも、防
水性能(耐水性)に基づく耐候性を有している。さらに
無機粒子層を積層した場合には、耐燃性などの効果も発
揮することができる。上述した本発明による外装用建材
は、天井材、壁材、屋根材、床材、防水材、意匠材、不
燃材および防汚材などとしてきわめて有用である。
【0020】
【実施例】ガラス繊維平織物を製造するに際し、直径1
3μのガラスフィラメントを10本束ねたものを巻いた
ボビンを経・緯に配置し、これらのガラス繊維ボビン3
0本間隔毎に、直径30μのステンレス繊維を巻いたボ
ビンを配置して、通常の方法で製織することにより、ガ
ラス繊維布帛に金属系物質(ステンレス繊維)を配設し
た本発明のシート状基材を得た。
3μのガラスフィラメントを10本束ねたものを巻いた
ボビンを経・緯に配置し、これらのガラス繊維ボビン3
0本間隔毎に、直径30μのステンレス繊維を巻いたボ
ビンを配置して、通常の方法で製織することにより、ガ
ラス繊維布帛に金属系物質(ステンレス繊維)を配設し
た本発明のシート状基材を得た。
【0021】このシート状基材は賦形性にすぐれてお
り、常温で任意の形態に自由に成形固定可能な特性を具
備していた。次に、上記シート状基材を、水分硬化型1
液ポリウレタン樹脂50%溶液を投入した槽に連続的に
浸漬通過させ、さらに乾燥ゾーンを連続通過させること
により、シート状基材の両面に厚さ1.0mmのポリウレ
タン被膜を形成した本発明の外装材Aを得た。
り、常温で任意の形態に自由に成形固定可能な特性を具
備していた。次に、上記シート状基材を、水分硬化型1
液ポリウレタン樹脂50%溶液を投入した槽に連続的に
浸漬通過させ、さらに乾燥ゾーンを連続通過させること
により、シート状基材の両面に厚さ1.0mmのポリウレ
タン被膜を形成した本発明の外装材Aを得た。
【0022】また、シート状基材をポリウレタン樹脂溶
液に通過させた後、乾燥前のポリウレタン樹脂被膜上に
直径1mmの天然石粒を2000g/cm2 の分布密度で散
布し、乾燥硬化を完了することにより、本発明の外装材
Bを得た。同じく、天然石粒の代わりに、銅イオンを放
出可能な銅含有粒子(外径:2.0mm)の表面に厚さ5
0μの酸化ケイ素系セラミックスをコーティングした金
属粒を2000g/cm2 の分布密度で散布した以外は同
様にして、本発明の外装材Cを得た。
液に通過させた後、乾燥前のポリウレタン樹脂被膜上に
直径1mmの天然石粒を2000g/cm2 の分布密度で散
布し、乾燥硬化を完了することにより、本発明の外装材
Bを得た。同じく、天然石粒の代わりに、銅イオンを放
出可能な銅含有粒子(外径:2.0mm)の表面に厚さ5
0μの酸化ケイ素系セラミックスをコーティングした金
属粒を2000g/cm2 の分布密度で散布した以外は同
様にして、本発明の外装材Cを得た。
【0023】これらの外装材A〜Cは、いずれも柔軟で
賦形性にすぐれており、常温で任意の形態に自由に成形
固定可能な特性を具備していた。そして、上記シート状
基材および外装材A〜Cについて、建設省指定模型箱試
験法により燃焼試験を行った結果、いずれも合計発熱量
50,000キロジェール以下、形態変化なしであり、
準不燃材としての規格に合格するものであった。さら
に、上記外装材Cを建物屋上の日陰に3ケ月間放置した
ところ、藻や苔の発生は全く認められなかった。
賦形性にすぐれており、常温で任意の形態に自由に成形
固定可能な特性を具備していた。そして、上記シート状
基材および外装材A〜Cについて、建設省指定模型箱試
験法により燃焼試験を行った結果、いずれも合計発熱量
50,000キロジェール以下、形態変化なしであり、
準不燃材としての規格に合格するものであった。さら
に、上記外装材Cを建物屋上の日陰に3ケ月間放置した
ところ、藻や苔の発生は全く認められなかった。
【0024】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、常温
で任意の形態に自由に成形加工することができ、しかも
外装用建材としては、防水性能に基づく耐候性を有して
いる。さらに無機粒子層を設けた外装用建材の場合は、
耐燃性等も発揮することができる。
で任意の形態に自由に成形加工することができ、しかも
外装用建材としては、防水性能に基づく耐候性を有して
いる。さらに無機粒子層を設けた外装用建材の場合は、
耐燃性等も発揮することができる。
【図1】本発明の建材用シート状基材の製造について説
明する概略図である。
明する概略図である。
【図2】本発明の実施例からなる建材用シート状基材の
断面図である。
断面図である。
【図3】本発明の実施例からなる外装用建材の断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明の他の実施例からなる外装用建材の断面
図である。
図である。
【図5】(a)〜(d)は、それぞれ本発明の外装用建
材の最外層に設ける無機粒子層の無機粒体を示す拡大説
明図である。
材の最外層に設ける無機粒子層の無機粒体を示す拡大説
明図である。
1 シート状基材 2a 金属繊維(金属系物質) 2b 非金属繊維 3 被覆層 4 無機粒子層 4a 無機粒子
Claims (4)
- 【請求項1】 布帛に金属系物質を配設した建材用シー
ト状基材。 - 【請求項2】 非金属繊維から製織した織物の経糸およ
び/または緯糸の一部に金属繊維を配置した建材用シー
ト状基材。 - 【請求項3】 布帛に金属系物質を配設したシート状基
材の少なくとも片面に塗料または塗膜系防水材からなる
被覆層を設けた外装用建材。 - 【請求項4】 布帛に金属系物質を配設したシート状基
材の少なくとも片面に塗料層または塗膜系防水材からな
る被覆層を設け、該被覆層の上に天然石粒子、セラミッ
クスコーティングを施した放射性物質含有粒子または金
属イオン生成金属粒子からなる無機粒子層を設けた外装
用建材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19973195A JPH0941624A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 建材用シート状基材およびそれを用いた外装用建材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19973195A JPH0941624A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 建材用シート状基材およびそれを用いた外装用建材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941624A true JPH0941624A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16412690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19973195A Withdrawn JPH0941624A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | 建材用シート状基材およびそれを用いた外装用建材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0941624A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030066214A (ko) * | 2002-02-05 | 2003-08-09 | 주식회사 삼호특수 | 비금속제 경질 방수 시트 |
| KR100912383B1 (ko) * | 2009-01-08 | 2009-08-19 | 에이취디서비스 주식회사 | 이종질 기재를 사용한 선박 기관실 내의 연료유 비산 방지용 피복제 |
| KR101065254B1 (ko) * | 2009-07-01 | 2011-09-16 | 에이취디서비스 주식회사 | 이종질 기재를 사용한 선박 기관실 내의 연료유 비산 방지용 피복제 |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP19973195A patent/JPH0941624A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030066214A (ko) * | 2002-02-05 | 2003-08-09 | 주식회사 삼호특수 | 비금속제 경질 방수 시트 |
| KR100912383B1 (ko) * | 2009-01-08 | 2009-08-19 | 에이취디서비스 주식회사 | 이종질 기재를 사용한 선박 기관실 내의 연료유 비산 방지용 피복제 |
| KR101065254B1 (ko) * | 2009-07-01 | 2011-09-16 | 에이취디서비스 주식회사 | 이종질 기재를 사용한 선박 기관실 내의 연료유 비산 방지용 피복제 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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