JPH0941647A - 框の製造方法 - Google Patents
框の製造方法Info
- Publication number
- JPH0941647A JPH0941647A JP19076295A JP19076295A JPH0941647A JP H0941647 A JPH0941647 A JP H0941647A JP 19076295 A JP19076295 A JP 19076295A JP 19076295 A JP19076295 A JP 19076295A JP H0941647 A JPH0941647 A JP H0941647A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solid wood
- surface material
- frame
- substrate
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 49
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims abstract description 41
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims abstract description 38
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims abstract description 17
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 29
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 27
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 26
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 239000011490 mineral wool Substances 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 6
- 239000011094 fiberboard Substances 0.000 description 5
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 3
- 239000002648 laminated material Substances 0.000 description 3
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 2
- 241000167854 Bourreria succulenta Species 0.000 description 1
- 235000006481 Colocasia esculenta Nutrition 0.000 description 1
- 244000205754 Colocasia esculenta Species 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 241000219492 Quercus Species 0.000 description 1
- 235000016976 Quercus macrolepis Nutrition 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 235000019693 cherries Nutrition 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000011121 hardwood Substances 0.000 description 1
- 239000011796 hollow space material Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【課題】 框の角部の傾斜面部において塗装被膜が転写
された無垢木材を露出させて、框の上面部や前面部と同
じように塗装された状態の框とする。角部の強度が強く
且つ角部の外観が良い。 【解決手段】 基板1に無垢木材2を埋設する。次に、
無垢木材2の表面を含む基板1の表面に単板3を貼着し
て表面材を形成する。表面材の基板1の裏面の無垢木材
2に対応する部分にVカット溝を形成する。Vカット溝
部分で折り曲げて框芯材の上面及び前面に沿って表面材
を接着する。次に表面材の上面部と前面部とのなすコー
ナ部分を切断して表面材の上面部と前面部とのなすコー
ナ部分に上面部及び前面部に対して傾斜する面取り部を
形成する。その後に面取り部に転写フィルムの塗料被膜
を転写する。
された無垢木材を露出させて、框の上面部や前面部と同
じように塗装された状態の框とする。角部の強度が強く
且つ角部の外観が良い。 【解決手段】 基板1に無垢木材2を埋設する。次に、
無垢木材2の表面を含む基板1の表面に単板3を貼着し
て表面材を形成する。表面材の基板1の裏面の無垢木材
2に対応する部分にVカット溝を形成する。Vカット溝
部分で折り曲げて框芯材の上面及び前面に沿って表面材
を接着する。次に表面材の上面部と前面部とのなすコー
ナ部分を切断して表面材の上面部と前面部とのなすコー
ナ部分に上面部及び前面部に対して傾斜する面取り部を
形成する。その後に面取り部に転写フィルムの塗料被膜
を転写する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玄関框のような框
の製造方法に関するものである。
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から合板や中密度繊維板(MDF)
のような基板の表面に化粧シートを貼着して表面材を形
成し、基板の裏面に2列にVカット溝を形成し、該2つ
のVカット溝部分で折り曲げて框芯材の上面及び前面に
沿って表面材を接着すると共に表面材の上面部と前面部
とのなすコーナ部分に上面部及び前面部に対して傾斜す
る面取り部を形成するものが、実開昭58ー15693
2号公報により知られている。
のような基板の表面に化粧シートを貼着して表面材を形
成し、基板の裏面に2列にVカット溝を形成し、該2つ
のVカット溝部分で折り曲げて框芯材の上面及び前面に
沿って表面材を接着すると共に表面材の上面部と前面部
とのなすコーナ部分に上面部及び前面部に対して傾斜す
る面取り部を形成するものが、実開昭58ー15693
2号公報により知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にして形成された框において、框の角部である面取り部
は人の足で踏まれたり、あるいは物が当たったりする場
合が多く、損傷や磨耗による擦り切れが発生しやすいと
いう問題があり、擦り切れた場合には基板である合板や
中密度繊維板が露出するという問題がある。
にして形成された框において、框の角部である面取り部
は人の足で踏まれたり、あるいは物が当たったりする場
合が多く、損傷や磨耗による擦り切れが発生しやすいと
いう問題があり、擦り切れた場合には基板である合板や
中密度繊維板が露出するという問題がある。
【0004】そこで、本発明者は、框の角部における強
度を発揮させ、且つ外観を良くするため、基板に無垢木
材を埋設し、無垢木材の表面を含む基板の表面に単板を
貼着して表面材を形成し、表面材の単板上に塗装を施
し、次に、該表面材の基板の裏面の無垢木材に対応する
部分にVカット溝を形成し、該Vカット溝部分で折り曲
げて框芯材の上面及び前面に沿って表面材を接着し、次
に表面材の上面部と前面部とのなすコーナ部分を切断し
て表面材の上面部と前面部とのなすコーナ部分に上面部
及び前面部に対して傾斜する面取り部を形成することを
考えたが、これだと、面取り部は無塗装となり、框の表
面部や前面部の塗装仕上げした部分との間で違和感があ
る。また、面取り部を形成した後に、傾斜した面取り部
にロールコータで塗装することも考えられるが、これだ
と傾斜した面取り部にはタッチアップ程度の塗装しかで
きず、塗膜が薄い塗装しかできないという新たな問題が
生じる。なお、傾斜した面取り部にスプレー塗装をする
と既に塗装している框の上面部や前面部への飛散が問題
となるので採用しがたい。
度を発揮させ、且つ外観を良くするため、基板に無垢木
材を埋設し、無垢木材の表面を含む基板の表面に単板を
貼着して表面材を形成し、表面材の単板上に塗装を施
し、次に、該表面材の基板の裏面の無垢木材に対応する
部分にVカット溝を形成し、該Vカット溝部分で折り曲
げて框芯材の上面及び前面に沿って表面材を接着し、次
に表面材の上面部と前面部とのなすコーナ部分を切断し
て表面材の上面部と前面部とのなすコーナ部分に上面部
及び前面部に対して傾斜する面取り部を形成することを
考えたが、これだと、面取り部は無塗装となり、框の表
面部や前面部の塗装仕上げした部分との間で違和感があ
る。また、面取り部を形成した後に、傾斜した面取り部
にロールコータで塗装することも考えられるが、これだ
と傾斜した面取り部にはタッチアップ程度の塗装しかで
きず、塗膜が薄い塗装しかできないという新たな問題が
生じる。なお、傾斜した面取り部にスプレー塗装をする
と既に塗装している框の上面部や前面部への飛散が問題
となるので採用しがたい。
【0005】本発明の課題は上記の従来例の問題点を解
決することにあり、框の角部の傾斜面部において塗装被
膜が転写された無垢木材が露出することとなり、框の上
面部や前面部と同じように塗装された状態の框とし、角
部の強度が強く且つ角部の外観が良い框の製造方法を提
供するにある。
決することにあり、框の角部の傾斜面部において塗装被
膜が転写された無垢木材が露出することとなり、框の上
面部や前面部と同じように塗装された状態の框とし、角
部の強度が強く且つ角部の外観が良い框の製造方法を提
供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記本発明の課題を解決
するために、本発明の框の製造方法は、基板1に無垢木
材2を埋設し、無垢木材2の表面を含む基板1の表面に
単板3を貼着して表面材4を形成し、該表面材4の基板
1の裏面の無垢木材2に対応する部分にVカット溝5を
形成し、該Vカット溝5部分で折り曲げて框芯材6の上
面及び前面に沿って表面材4を接着し、次に表面材4の
上面部と前面部とのなすコーナ部分を切断して表面材4
の上面部7と前面部8とのなすコーナ部分に上面部7及
び前面部8に対して傾斜する面取り部9を形成し、その
後に面取り部9に転写フィルム25の塗料被膜を転写す
ることを特徴とするものであって、このような方法とす
ることで、面取り部9に塗装された無垢木材2が露出す
ることになって、塗装仕上げをした框の上面部7や前面
部8と同じように塗装された状態の框とすることができ
るものである。
するために、本発明の框の製造方法は、基板1に無垢木
材2を埋設し、無垢木材2の表面を含む基板1の表面に
単板3を貼着して表面材4を形成し、該表面材4の基板
1の裏面の無垢木材2に対応する部分にVカット溝5を
形成し、該Vカット溝5部分で折り曲げて框芯材6の上
面及び前面に沿って表面材4を接着し、次に表面材4の
上面部と前面部とのなすコーナ部分を切断して表面材4
の上面部7と前面部8とのなすコーナ部分に上面部7及
び前面部8に対して傾斜する面取り部9を形成し、その
後に面取り部9に転写フィルム25の塗料被膜を転写す
ることを特徴とするものであって、このような方法とす
ることで、面取り部9に塗装された無垢木材2が露出す
ることになって、塗装仕上げをした框の上面部7や前面
部8と同じように塗装された状態の框とすることができ
るものである。
【0007】また、転写フィルム25の塗料被膜が半硬
化状態で熱ロール26により面取り部に熱転写すること
も好ましく、このようにすることで、塗料被膜を簡単に
傾斜した面取り部9に熱転写できるものである。また、
框芯材6が合成樹脂が含浸されたロックウールである
と、安価な材料を使用して強度の強い框芯材6とするこ
とができるものである。
化状態で熱ロール26により面取り部に熱転写すること
も好ましく、このようにすることで、塗料被膜を簡単に
傾斜した面取り部9に熱転写できるものである。また、
框芯材6が合成樹脂が含浸されたロックウールである
と、安価な材料を使用して強度の強い框芯材6とするこ
とができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき説
明する。図1乃至図9には本発明の一実施の形態が示し
てある。まず、図1(a)のように合板や中密度繊維板
等の基板1の表面部の幅方向の略中央部に長手方向の全
長にわたって凹部12を形成する。次に、図1(b)の
ように凹部12内にナラ、タモ、桜等の広葉樹の硬木の
無垢木材2を嵌め込み接着などにより固着して基板1に
無垢木材2を埋設する。次に、図1(c)のように表面
を研磨装置13により無垢木材2及び基板1の表面を研
磨して段差をなくし無垢木材2の表面と基板1とを面一
とする。なお、使用する基板1は後工程を考慮して5.
5〜12mm程度の厚みのものを使用する。
明する。図1乃至図9には本発明の一実施の形態が示し
てある。まず、図1(a)のように合板や中密度繊維板
等の基板1の表面部の幅方向の略中央部に長手方向の全
長にわたって凹部12を形成する。次に、図1(b)の
ように凹部12内にナラ、タモ、桜等の広葉樹の硬木の
無垢木材2を嵌め込み接着などにより固着して基板1に
無垢木材2を埋設する。次に、図1(c)のように表面
を研磨装置13により無垢木材2及び基板1の表面を研
磨して段差をなくし無垢木材2の表面と基板1とを面一
とする。なお、使用する基板1は後工程を考慮して5.
5〜12mm程度の厚みのものを使用する。
【0009】次に、図2のように無垢木材2の表面を含
む基板1の表面に単板3を貼着して表面材4を形成す
る。使用する単板3としては例えば0.2〜0.6mm
程度の薄単板を使用する。ここで、単板3は略片側半分
が柾目、他の片側半分が板目となるような木目模様とな
ったものを使用するのが好ましい。このような木目模様
の単板は例えば柾目部分が上となるようにした木材と板
目部分が上になるようにした木材とを横に並べて集成一
体化して図3(a)に示すような集成フリッチ27を形
成し、これを図3(b)のようにスライスすることで形
成することができる。また、他の方向としては単板に印
刷することでも上記のような木目模様とすることができ
る。もちろんこれ以外の種々の方法が採用できる。
む基板1の表面に単板3を貼着して表面材4を形成す
る。使用する単板3としては例えば0.2〜0.6mm
程度の薄単板を使用する。ここで、単板3は略片側半分
が柾目、他の片側半分が板目となるような木目模様とな
ったものを使用するのが好ましい。このような木目模様
の単板は例えば柾目部分が上となるようにした木材と板
目部分が上になるようにした木材とを横に並べて集成一
体化して図3(a)に示すような集成フリッチ27を形
成し、これを図3(b)のようにスライスすることで形
成することができる。また、他の方向としては単板に印
刷することでも上記のような木目模様とすることができ
る。もちろんこれ以外の種々の方法が採用できる。
【0010】次に、図4のように平板状をした表面材4
の表面にロールコータ14やフローコータ等により着
色、塗装を行うものである。ここで、着色に当たって
は、顔料系の着色剤をシンナ等で適宜希釈したものを使
用する。また、塗装に当たっては、ポリウレタン系塗料
を2〜3回乾燥工程をはさんで塗り重ね、塗布量は全体
で10〜15g/尺2 、塗料は必要に応じてUV塗料を
使用し、後工程のVカット溝5形成時の割れ等を防止す
るため軟質系の塗料を用いる。すなわち、Vカット溝5
形成時の割れ等を防止するために、厚み11μ〜25
μ、破断強度150kg/cm2 以上、破断伸度150
%以上を有する必要がある。このように軟質塗料を用い
ると、後工程におけるVカット溝5形成時の割れを防止
できるだけでなく、框を形成した後における框の角部の
面取り部9の割れ、特に面取り部9の両側におけるVカ
ット溝5の折り曲げ部分に対応する部分の割れを防止す
ることができるものである。
の表面にロールコータ14やフローコータ等により着
色、塗装を行うものである。ここで、着色に当たって
は、顔料系の着色剤をシンナ等で適宜希釈したものを使
用する。また、塗装に当たっては、ポリウレタン系塗料
を2〜3回乾燥工程をはさんで塗り重ね、塗布量は全体
で10〜15g/尺2 、塗料は必要に応じてUV塗料を
使用し、後工程のVカット溝5形成時の割れ等を防止す
るため軟質系の塗料を用いる。すなわち、Vカット溝5
形成時の割れ等を防止するために、厚み11μ〜25
μ、破断強度150kg/cm2 以上、破断伸度150
%以上を有する必要がある。このように軟質塗料を用い
ると、後工程におけるVカット溝5形成時の割れを防止
できるだけでなく、框を形成した後における框の角部の
面取り部9の割れ、特に面取り部9の両側におけるVカ
ット溝5の折り曲げ部分に対応する部分の割れを防止す
ることができるものである。
【0011】次に、図5のように、刃物11により該表
面材4の基板1の裏面の無垢木材2に対応する部分に長
手方向にわたってVカット溝5を形成する。次に、表面
材4の裏面及びVカット溝5に接着剤を塗布後、表面材
4をVカット溝5部分で折り曲げて断面矩形状をした框
芯材6の上面及び前面に沿って表面材4を接着する。こ
の場合、図6に示すように ロールプレス15や平面コ
ールドプレスにより接着する。この場合、表面材4を2
つのVカット溝5部分で折り曲げることでVカット溝5
の両内側面が当接して接着し、コーナ部が90°とな
る。
面材4の基板1の裏面の無垢木材2に対応する部分に長
手方向にわたってVカット溝5を形成する。次に、表面
材4の裏面及びVカット溝5に接着剤を塗布後、表面材
4をVカット溝5部分で折り曲げて断面矩形状をした框
芯材6の上面及び前面に沿って表面材4を接着する。こ
の場合、図6に示すように ロールプレス15や平面コ
ールドプレスにより接着する。この場合、表面材4を2
つのVカット溝5部分で折り曲げることでVカット溝5
の両内側面が当接して接着し、コーナ部が90°とな
る。
【0012】その後、図7のように90°のコーナ部分
を斜めにカットしてコーナ部分に上面部7及び前面部8
に対して傾斜する面取り部9を形成する。このように面
取り部9を形成することで、框の角部に無垢木材2が露
出することになるが、この面取り部9はこの段階では無
塗装の状態である。次に、図8のように無塗装の面取り
部9に転写フィルム25を熱ロール26により押し当て
て転写フィルム25の塗装被膜を面取り部9に熱転写す
る。ここで、転写フィルム25としてはポリエステルや
ポリエチレンや塩化ビニルのフィルムの上に離型剤をコ
ーティングした離型紙の上にカーテンコータ等で塗装被
膜を10〜100μ厚に形成したものであり、この塗装
被膜は半硬化のいわゆるBステージの状態としておく。
ここで、例えば、熱転写に当たっては、ロール温度は通
常180〜210℃、框の移動速度(コンベア速度)が
15〜20m/分、圧力が1〜5kg/m2 であるのが
好ましく、熱転写後に離型紙を剥がすことで、図9に示
すように面取り部9に塗装層30が形成されるものであ
る。図9において31は表面材4の上面部7、前面部8
に既に前工程で塗装した塗装層を示している。
を斜めにカットしてコーナ部分に上面部7及び前面部8
に対して傾斜する面取り部9を形成する。このように面
取り部9を形成することで、框の角部に無垢木材2が露
出することになるが、この面取り部9はこの段階では無
塗装の状態である。次に、図8のように無塗装の面取り
部9に転写フィルム25を熱ロール26により押し当て
て転写フィルム25の塗装被膜を面取り部9に熱転写す
る。ここで、転写フィルム25としてはポリエステルや
ポリエチレンや塩化ビニルのフィルムの上に離型剤をコ
ーティングした離型紙の上にカーテンコータ等で塗装被
膜を10〜100μ厚に形成したものであり、この塗装
被膜は半硬化のいわゆるBステージの状態としておく。
ここで、例えば、熱転写に当たっては、ロール温度は通
常180〜210℃、框の移動速度(コンベア速度)が
15〜20m/分、圧力が1〜5kg/m2 であるのが
好ましく、熱転写後に離型紙を剥がすことで、図9に示
すように面取り部9に塗装層30が形成されるものであ
る。図9において31は表面材4の上面部7、前面部8
に既に前工程で塗装した塗装層を示している。
【0013】上記面取り部9への塗装被膜の転写に当た
っては、下塗り塗装被膜の転写、上塗り塗装被膜の転写
というように複数回転写して多層に転写してもよい。こ
の場合、下塗り用はフィラーが入っているものを使用
し、研磨が可能なようにするとともに生地密着性を高め
ている。また、上塗り用は仕上げのため膜厚を薄く均一
にしている。
っては、下塗り塗装被膜の転写、上塗り塗装被膜の転写
というように複数回転写して多層に転写してもよい。こ
の場合、下塗り用はフィラーが入っているものを使用
し、研磨が可能なようにするとともに生地密着性を高め
ている。また、上塗り用は仕上げのため膜厚を薄く均一
にしている。
【0014】転写する塗料被膜の色は表面材4の上面部
7、前面部8に既に前工程で塗装した色と同じ色として
全体が同じ色となるようにしてもよく、上面部7、前面
部8に既に前工程で塗装した色と異なる色として面取り
部9を異なる色の仕上げとしてもよいものである。上記
のようにして框10を形成するのであるが、この框10
は必要に応じて表面にクリアー塗膜を形成してもよい。
このクリアー塗膜は外部に露出する全面に塗布するので
フプレーにより塗布することができ、傾斜した面取り部
9を他の上面部7や前面部8と同様に均一に塗布できる
ことになる。
7、前面部8に既に前工程で塗装した色と同じ色として
全体が同じ色となるようにしてもよく、上面部7、前面
部8に既に前工程で塗装した色と異なる色として面取り
部9を異なる色の仕上げとしてもよいものである。上記
のようにして框10を形成するのであるが、この框10
は必要に応じて表面にクリアー塗膜を形成してもよい。
このクリアー塗膜は外部に露出する全面に塗布するので
フプレーにより塗布することができ、傾斜した面取り部
9を他の上面部7や前面部8と同様に均一に塗布できる
ことになる。
【0015】上記のようにして形成される框10は框1
0の角部分である面取り部9に塗装被膜を有する無垢木
材2が露出することで、面取り部9の外観が良く、ま
た、無垢木材2により補強され、人の足で踏まれたり、
物が当たったりしても、割れたり、擦り切れたりせず、
また、仮に擦り切れが発生しても、無垢木材2が露出す
るためそのままでも、合板や中密度繊維板が露出するも
のに比べると外観を損なうことがない。
0の角部分である面取り部9に塗装被膜を有する無垢木
材2が露出することで、面取り部9の外観が良く、ま
た、無垢木材2により補強され、人の足で踏まれたり、
物が当たったりしても、割れたり、擦り切れたりせず、
また、仮に擦り切れが発生しても、無垢木材2が露出す
るためそのままでも、合板や中密度繊維板が露出するも
のに比べると外観を損なうことがない。
【0016】図10には基板1に無垢木材2を埋設する
別の実施形態が示してある。この実施形態においては、
基板1と無垢木材2とが集成一体化された集成材が使用
される。この集成材は例えば、合板や中密度繊維板等の
基板1と無垢木材2とを交互に集成したものである。こ
の集成材よりなる基板1に無垢木材2を埋設したものの
上面を研磨し、表面に単板3を貼着して表面材4を形成
する。以降の工程は前述の実施形態と同様にして行うも
のである。
別の実施形態が示してある。この実施形態においては、
基板1と無垢木材2とが集成一体化された集成材が使用
される。この集成材は例えば、合板や中密度繊維板等の
基板1と無垢木材2とを交互に集成したものである。こ
の集成材よりなる基板1に無垢木材2を埋設したものの
上面を研磨し、表面に単板3を貼着して表面材4を形成
する。以降の工程は前述の実施形態と同様にして行うも
のである。
【0017】ところで、框芯材6としては図11のよう
な中空状のものを使用することも可能であり、また、ロ
ックウール板に合成樹脂を含浸させたものを使用するこ
とも可能である。ここで、ロックウール板に合成樹脂を
含浸させたものを使用すると、材料コストが低減でき、
強度も強い框芯材6とすることができるものである。
な中空状のものを使用することも可能であり、また、ロ
ックウール板に合成樹脂を含浸させたものを使用するこ
とも可能である。ここで、ロックウール板に合成樹脂を
含浸させたものを使用すると、材料コストが低減でき、
強度も強い框芯材6とすることができるものである。
【0018】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、基板に無垢木材を埋設し、無垢木材の表面を含む基
板の表面に単板を貼着して表面材を形成し、表面材の単
板上に塗装を施し、次に、該表面材の基板の裏面の無垢
木材に対応する部分にVカット溝を形成し、該Vカット
溝部分で折り曲げて框芯材の上面及び前面に沿って表面
材を接着し、次に表面材の上面部と前面部とのなすコー
ナ部分を切断して表面材の上面部と前面部とのなすコー
ナ部分に上面部及び前面部に対して傾斜する面取り部を
形成し、その後に面取り部に転写フィルムに積層してい
る塗装被膜を転写するので、框の角部の傾斜した面取り
部に無垢木材が露出し、外観が良く、しかも強度も強い
ものであり、しかも、製造に当たって、表面材を折り曲
げる前の平板状態において表面材の単板上に塗装を施す
ので、表面材への塗装が簡単にでき、しかも、後工程に
おいて傾斜した無垢木材が角部に露出するようにコーナ
部分を切断することで、この傾斜した面取り部が無塗装
状態となるが、面取り部に転写フィルムに積層している
塗装被膜を熱転写することで、傾斜した面取り部に簡単
に塗装を施すことができて、塗装仕上げをした框の上面
部や前面部と同じように面取り部も塗装された状態の框
を簡単に製造することができるものである。
は、基板に無垢木材を埋設し、無垢木材の表面を含む基
板の表面に単板を貼着して表面材を形成し、表面材の単
板上に塗装を施し、次に、該表面材の基板の裏面の無垢
木材に対応する部分にVカット溝を形成し、該Vカット
溝部分で折り曲げて框芯材の上面及び前面に沿って表面
材を接着し、次に表面材の上面部と前面部とのなすコー
ナ部分を切断して表面材の上面部と前面部とのなすコー
ナ部分に上面部及び前面部に対して傾斜する面取り部を
形成し、その後に面取り部に転写フィルムに積層してい
る塗装被膜を転写するので、框の角部の傾斜した面取り
部に無垢木材が露出し、外観が良く、しかも強度も強い
ものであり、しかも、製造に当たって、表面材を折り曲
げる前の平板状態において表面材の単板上に塗装を施す
ので、表面材への塗装が簡単にでき、しかも、後工程に
おいて傾斜した無垢木材が角部に露出するようにコーナ
部分を切断することで、この傾斜した面取り部が無塗装
状態となるが、面取り部に転写フィルムに積層している
塗装被膜を熱転写することで、傾斜した面取り部に簡単
に塗装を施すことができて、塗装仕上げをした框の上面
部や前面部と同じように面取り部も塗装された状態の框
を簡単に製造することができるものである。
【0019】また、本発明の請求項2記載の発明にあっ
ては、上記した請求項1記載の発明の効果に加えて、転
写フィルムの塗装被膜が半硬化状態で熱ロールにより面
取り部に熱転写するので、簡単且つ確実に傾斜した面取
り部に塗装被膜を転写して硬化させることができるもの
である。また、本発明の請求項3記載の発明にあって
は、上記した請求項1記載の発明の効果に加えて、框芯
材が合成樹脂が含浸されたロックウールであるので、安
価な材料を使用して強度の強い框芯材とすることができ
るものである。
ては、上記した請求項1記載の発明の効果に加えて、転
写フィルムの塗装被膜が半硬化状態で熱ロールにより面
取り部に熱転写するので、簡単且つ確実に傾斜した面取
り部に塗装被膜を転写して硬化させることができるもの
である。また、本発明の請求項3記載の発明にあって
は、上記した請求項1記載の発明の効果に加えて、框芯
材が合成樹脂が含浸されたロックウールであるので、安
価な材料を使用して強度の強い框芯材とすることができ
るものである。
【図1】(a)(b)(c)は基板に無垢木材を埋設す
る一実施形態の埋設順序を示す説明図である。
る一実施形態の埋設順序を示す説明図である。
【図2】単板を貼る工程の説明図である。
【図3】(a)(b)は単板の形成順序を示す説明図で
ある。
ある。
【図4】表面材への塗装工程の説明図である。
【図5】Vカット溝の形成工程を示し、(a)は刃物で
カットしている状態の斜視図であり、(b)はカット後
の断面図である。
カットしている状態の斜視図であり、(b)はカット後
の断面図である。
【図6】框芯材に表面材を接着している状態の斜視図で
ある。
ある。
【図7】コーナ部をカットして面取り部を形成した状態
の断面図である。
の断面図である。
【図8】コーナ部に転写シートの塗装被膜を転写してい
る状態の斜視図である。
る状態の斜視図である。
【図9】転写後におけるコーナ部分の拡大断面図であ
る。
る。
【図10】基板に無垢木材を埋設する他例の斜視図であ
る。
る。
【図11】框芯材の他例の断面図である。
1 基板 2 無垢木材 3 単板 4 表面材 5 Vカット溝 6 框芯材 7 上面部 8 前面部 9 面取り部 25 転写フィルム 26 熱ロール
Claims (3)
- 【請求項1】 基板に無垢木材を埋設し、無垢木材の表
面を含む基板の表面に単板を貼着して表面材を形成し、
表面材の単板上に塗装を施し、次に、該表面材の基板の
裏面の無垢木材に対応する部分にVカット溝を形成し、
該Vカット溝部分で折り曲げて框芯材の上面及び前面に
沿って表面材を接着し、次に表面材の上面部と前面部と
のなすコーナ部分を切断して表面材の上面部と前面部と
のなすコーナ部分に上面部及び前面部に対して傾斜する
面取り部を形成し、その後に面取り部に転写フィルムに
積層している塗装被膜を転写することを特徴とする框の
製造方法。 - 【請求項2】 転写フィルムの塗装被膜が半硬化状態で
熱ロールにより面取り部に熱転写することを特徴とする
請求項1記載の框の製造方法。 - 【請求項3】 框芯材が合成樹脂が含浸されたロックウ
ールであることを特徴とする請求項1記載の框の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19076295A JPH0941647A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 框の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19076295A JPH0941647A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 框の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941647A true JPH0941647A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16263310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19076295A Withdrawn JPH0941647A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 框の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0941647A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019147260A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 建材 |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP19076295A patent/JPH0941647A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019147260A (ja) * | 2018-02-26 | 2019-09-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 建材 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3461171B2 (ja) | 表面に突板を接着している木材の加工方法 | |
| JP3271912B2 (ja) | 建築材の製造方法 | |
| JPH0941647A (ja) | 框の製造方法 | |
| JPH04507383A (ja) | 物品の製造方法及び物品の製造方法に使用する要素 | |
| JP3869920B2 (ja) | 木質床材の製造方法 | |
| JP2010048057A (ja) | 化粧板の防水処理方法 | |
| CN121511038A (zh) | 用于在pet基材上发挥哑光效果的家具面板用边条及其制造方法 | |
| JP2005048319A (ja) | 樹脂含浸硬化シート、樹脂含浸硬化シートの製造方法及びこの樹脂含浸シートを用いた建築用板 | |
| JP2003053892A (ja) | 化粧板 | |
| KR101211762B1 (ko) | 인쇄 필름을 이용한 건축 내장재 및 그 제조 방법 | |
| JPS6271645A (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JP3870096B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JP3981562B2 (ja) | 化粧板の製造方法 | |
| JPH11129211A (ja) | 複合塗装型枠合板およびその製造方法 | |
| JP3364725B2 (ja) | 柱状基材への絵柄の転写方法 | |
| JP4792237B2 (ja) | 木質材の製造方法 | |
| JP7840163B2 (ja) | 建材の製造方法 | |
| JPH08323709A (ja) | 木質フロアー材及びその製造方法 | |
| JP2894248B2 (ja) | 平板材の塗装法 | |
| JP3123108U (ja) | 化粧板 | |
| JPH0932266A (ja) | 框の製造方法 | |
| JPH09314037A (ja) | 塗装用シートおよび塗装方法 | |
| JP2558382Y2 (ja) | 化粧単板シート | |
| JPH05162247A (ja) | 化粧単板シートの製造方法 | |
| JPS63183841A (ja) | プリント化粧合板の製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021001 |