JPH0941658A - 足場板 - Google Patents

足場板

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JPH0941658A
JPH0941658A JP21426695A JP21426695A JPH0941658A JP H0941658 A JPH0941658 A JP H0941658A JP 21426695 A JP21426695 A JP 21426695A JP 21426695 A JP21426695 A JP 21426695A JP H0941658 A JPH0941658 A JP H0941658A
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JP
Japan
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hook
scaffolding
plate
horizontal
plate body
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JP21426695A
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Tatsuo Ono
辰雄 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足場板上または足場板の上方からでも足場板
下方のストッパー機構のロック操作もしくは解除操作を
実施可能にする。 【解決手段】 水平な板本体1と、該板本体1の前後両
端に設けられて横架材12に着脱自在に係合される複数
のフック4,5,8,9と、該フック4,5,8,9と
の間に上記横架材12を挟持するようにフック4,5,
8,9下部に自重にて移動可能に設けられた円弧状のス
トッパー部材17と、を設けて、該ストッパー部材17
にフック挟持解除部材25の一端を係止させ、他端を上
記板本体1の上部開口32に昇降操作可能に臨ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント建設,橋
梁建設,特殊建設の建設工事に使用される吊り足場用の
足場板、あるいは枠組み足場用の足場板に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、プラント建設,橋梁建設または
これらの塗装工事等に使用される吊り足場は、上方から
横架材を吊り下げ、この横架材上にフックを介して足場
板を介して足場を架設し、この足場板上で建設工事,塗
装工事等を行うとするのが普通である。
【0003】他方、ビルディングの外装工事等に使用さ
れる枠組み足場は、地上に起立する建わく間に架設され
た横架材とで枠体を構成し、横架材上にフックを介して
足場板を架設し、この足場板上で必要な諸作業を行うの
が一般的である。
【0004】上記の吊り足場または枠組み足場では横架
材にフックを介して足場板を架設するだけのものも使用
されているが、振動等でフックが横架材からはずれるの
を防止させるためにフックに対向するストッパー機構を
設け、フックとストッパー機構とで横架材を挟持するこ
とでフックが使用中にはずれるのを防止させるようにす
るのが一般的になってきている。
【0005】上記の従来の足場板を利用した吊り足場ま
たは枠組み足場には次のような不具合がある。
【0006】第1に、足場板は、普通軽量化を図るため
に細長く成形されているから、複数本、例えば、二本足
場板を横架材上に並べて架設しても、足場板間にはどう
しても隙間ができてしまう。
【0007】このために、足場板上のくぎ,ボルト,工
具,小さい建築材料等がこの隙間を介して下方に落下す
る危険がある。
【0008】第2に、足場板は、長手方向にも連続して
配設されているが、この場合各足場板は、前後両端部に
張出したフックを横架材に引掛けて行うために、前後に
隣接する足場板間には二つのフックの巾分の隙間が形成
されてしまい、この隙間から上記と同様に足場板上の工
具等が下方に落下する危険がある。
【0009】このため、本出願人は、最近多数の足場板
を横方向,縦方向に列設した場合に各足場板間に隙間が
発生しないようにした足場板を開発している。
【0010】この足場板は、板本体の左右両端に巾木を
起立し、また板本体の前後両端に複数の切欠を設け、上
記の巾木によって板本体の両サイドに隙間が発生するの
を防止し、さらに縦方向に隣接する二つの足場板の切欠
同志を嵌合させることで足場板の接合部に隙間を無くす
ようにしたものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように足場板間に隙間が存在しなくなると、工具等の落
下,作業者のつまづき等の安全が図れる反面、次のよう
な問題がある。
【0012】即ち、吊り足場,枠組み足場の組立,解体
時には足場板のフックを横架材に着脱させる必要がある
が、この際には前もってストッパー機構を後退または解
除してフックを横架材に差し込んだり、抜き出せる状態
にしておく必要がある。
【0013】しかるに、このストッパー機構の解除操作
は吊り足場板の上方から行う必要があり、枠組み足場で
は足場板の下方からも行えるが作業能率上どうしても上
方から行う必要もある。
【0014】このようなストッパー機構の解除操作は、
上記従来の隙間の存在する足場ではこの隙間を利用して
足場板の上方から行うことができたが、新たに開発され
た隙間の存在しない足場板を利用した吊り足場や枠組み
足場では足場板の上方、特に足場板上に乗ったままの状
態ではこの操作が行いずらく、足場の組立解体作業が著
しく低下するおそれがある。
【0015】そこで、本発明の目的は、足場板上または
足場板の上方からでも足場板下方のストッパー機構のロ
ック操作もしくは解除操作および横架材からの持ち上げ
を容易に行える足場板を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1の発明にかかる足場板は、水平な板本体
と、該板本体の前後両端に設けられて横架材に着脱自在
に係合される複数のフックと、該フックとの間に上記横
架材を挟持するように上記フック下部に自重にて移動可
能に設けられた円弧状のストッパー部材と、を設けて、
該ストッパー部材にフック挟持解除部材の一端を係止さ
せ、他端を上記板本体の上部開口に昇降操作可能に臨ま
せるようにしたものである。
【0017】また、請求項2の発明にかかる足場板は、
フックとの間に横架材を挟持するように、上記フック下
部に移動可能に設けられた円弧状のストッパー部材と、
該ストッパー部材を移動操作可能に該ストッパー部材の
上端に一部が係止されると共に上記板本体の上部開口か
ら水平操作可能に設けられたフック挟持解除部材と、を
設け、該フック挟持解除部材を弾性部材によりフック挟
持解除阻止方向に付勢し、上記フック挟持解除部材に設
けられた吊持用透孔を上記フック挟持解除時に上記上部
開口に臨ませるようにしたものである。
【0018】請求項3の発明にかかる足場板は、ストッ
パー部材を移動操作可能に一部が該ストッパー部材に係
止されるとともに、板本体の上部開口から垂直回動操作
可能に設けられたフック挟持解除部材を有し、該フック
挟持解除部材に吊持用切欠を設けたものである。
【0019】請求項4の発明にかかる足場板は、ストッ
パー部材の上端に一部を係止するとともに、上記板本体
の上部開口から水平回動操作可能に設けられたフック挟
持解除部材を有し、該フック挟持解除部材に吊持用係止
片を設けたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
について説明するが、図1乃至図3は、その実施の一形
態を示す足場板および足場板の要部を示す。
【0021】図3において、Aは、足場板で、これが水
平な一枚の板本体1と、この板本体1の前後両端に設け
た断面がコ字状の補助板2,3とからなる。
【0022】そして、これらの補助板2,3には、それ
ぞれフック4,5および切欠6,7と、フック8,9お
よび切欠10,11と、が各同寸法にて上記板本体1の
中心に対して点対称配置されている。
【0023】また、上記足場板Aは、従来と同じく吊り
足場または枠組み足場の横架材12に各フック4,5,
8,9を介して架設される。
【0024】この場合、各足場板Aは、普通横方向に2
つ以上並べて配置されるが、板本体1の横幅が大きい足
場には1つだけ配置してもよい。
【0025】ここで、板本体1の上面には滑り止め用の
リブや突起が設けられることが望ましい。
【0026】なお、図示しないが、板本体1の左右両側
に巾木を取り付けることで、板本体1上のくぎ,ボルト
やナット,工具,小さい建築材料が下方に落下するのを
防止することができる。
【0027】また、上記各フック4,5,8,9は、上
記補助板2,3に設けずに、直接板本体6の前後に連設
しておいてもよい。
【0028】さらに、上記板本体1は、下面にこれの長
手方向に補強フレーム13が一体に突設されている。
【0029】この足場板Aでは、吊り足場や枠組み足場
の横架材12上において前後方向に多数列設する。
【0030】このとき、前方に配置された足場板Aの後
側切欠10,11内に後方に配置された足場板Aの前側
のフック4,5が嵌合し、逆に前方の足場板Aの後側フ
ック9,8が後方の足場板Aの前側の切欠6,7に嵌合
する。
【0031】このため、前後に隣接する2つの足場板
A,A間の端面を密接させることが可能になり、両者の
接合部の隙間をなくし、くぎ,工具等の落下を防止でき
ることになる。
【0032】そして、上記各補助板2,3の各フック
4,5,8,9には後述のストッパー部材とフック挟持
解除部材とが設けられる。
【0033】即ち、図1および図2において、14は、
各フック4,5,8,9(ここでは例えばフック4とす
る)をそれぞれ構成し、かつ上記横架材12に係止する
円弧切欠15を有する係止片で、この係止片14内面の
上記円弧切欠15周辺には2本のフランジ付きのガイド
ピン16が突設されている。
【0034】また、これらのガイドピン16には円弧状
のストッパー部材17に形成された円弧状の2つの長孔
18がそれぞれ挿通されて、このストッパー部材17は
そのガイドピン16にガイドされて、上記円弧切欠15
の下部を開放したり閉じたりするように摺動可能とされ
ている。
【0035】一方、ストッパー部材17は、その側縁に
係止突片19を有し、この係止突片19端には後述のフ
ック挟持解除部材の抜け止め用突起20が垂下連設され
ている。
【0036】また、上記係止片14の上記係止突片19
が臨む部位には縦長のガイド孔21が穿設されており、
そのガイド孔21上部のフック4の上部片22には横長
のガイド孔23が設けられている。
【0037】24は、そのガイド孔23に臨む係止片1
4の上部に形成された切欠であり、この切欠24および
係止突片19下部の上記ガイド孔21を通るように、無
端状の長リンク部材としてのフック挟持解除部材25が
設けられている。
【0038】かかるストッパー部材17およびフック挟
持解除部材25を持った足場板にあっては、これを横架
材12に装着する場合には、自重で図示のように降下位
置にあるストッパー部材17を、これの係止突片19に
下端を係止しているフック挟持解除部材25のガイド孔
23に臨む上端部を指で持ち上げることにより、上昇操
作する。
【0039】これにより、ストッパー部材17は、ガイ
ドピン16に案内されながら二点鎖線で示す位置に上昇
し、円弧切欠15の開放下端が大きく開かれる。
【0040】そこで、この状態にて、各フック4,5,
8,9の各円弧切欠15をそれぞれ対応する横架材12
に嵌め込んでいく。
【0041】そして、これらの各嵌め込みがなされた後
は、フック挟持解除部材25の持ち上げ解除すること
で、このフック挟持解除部材25およびストッパー部材
17はそれぞれ自重にて下降する。
【0042】このため、そのストッパー部材17の下端
部は、横架材12に嵌め込まれた上記円弧切欠15の下
部へ突出し、この円弧切欠15が横架材12から自由に
抜け出るのを防止することとなる。
【0043】つまり、円弧切欠15内において、フック
4とストッパー部材17との間に横架材12を挟持する
ことで、横架材12に対して板本体1の保持を確実かつ
安定なものとする。
【0044】また、足場板Aを横架材12から外す場合
には、上記と同様にフック挟持解除部材25の頂部を指
に掛けて持ち上げ、自重に抗してこれに連係されるスト
ッパー部材17を上方に移動させることで、上記円弧切
欠15の下部を大きく開かせる。
【0045】これにより、横架材12から足場板Aの動
きを自由にすることができる。
【0046】そして、その指による持ち上げを足場板A
全体の自重に抗して行うことで、円弧切欠15を横架材
12から分離浮上させることが可能となり、これを必要
部位へ移送できることとなる。
【0047】なお、上記指による持ち上げに代えて、ク
レーンのフックに上記フック挟持解除部材25を引掛け
ることによっても、上記足場板Aの搬送を任意に行うこ
とができる。
【0048】図4および図5は、この発明の他の実施の
形態を示し、同図において、17Aは、ストッパー部材
であり、ガイドピン16によってガイドされる2つの長
孔18を有するものの、図1,図2に示すような係止突
片19および抜け止め用突起20を有しない。
【0049】また、上記ストッパー部材17Aは、上端
に屈曲する係合片31が設けられている。
【0050】そして、上記各フック4,5,8,9の各
上部片22には開口孔32が設けられており、この開口
孔32には上部片22の下面を摺動するフック挟持解除
部材としての操作板33の操作突起34が臨んでいる。
【0051】この操作板33は、図5に示すように、全
体としてコ字状をなす。
【0052】なお、この操作突起34は、操作板33の
上部片33aの一部をコ字状に屈曲するようにして形成
したものからなり、これが開口孔32内にあって、操作
板33の移動領域を規制している。
【0053】また、この操作板33は、上部片33aに
長孔35を有し、この長孔35には既述の上部片22の
下面に突設されたフランジ付きのガイドピン36が挿通
されている。
【0054】従って、長孔35がガイドピン36によっ
て水平に支持およびガイドされることで、操作板33は
上部片22の下面を水平方向に摺動可能となっている。
【0055】さらに、上記操作板33の一方の垂下片3
3bには切欠37が形成されており、この切欠37内に
ストッパー部材17A端の上記係止片31が変位自在に
遊嵌されている。
【0056】なお、38は、上部片33aに穿設された
吊持用孔である。
【0057】39は、上記上部片22下面に基部がねじ
40により固定されたねじりスプリングであり、このね
じりスプリング39の他端は操作板33の垂下片33b
の一部に穿設された係止孔33cに挿入および固定され
ており、このねじりスプリング39の働きによって、上
記操作板33は、常時、図5中右方(実線図示)の位置
に保持されており、このため、吊持用孔38は開口孔3
2に連通しない。
【0058】この実施の形態にあっては、足場板Aのフ
ック4を横架材12に装着する場合には、ねじりスプリ
ング39によって、図5中右方に引っ張られている操作
板33を、操作突起34の鎖線矢印方向への操作によ
り、そのねじりスプリング39の反発力に抗して左方へ
移行させる。
【0059】この移行は、長孔35がガイドピン36に
よってガイドされることで、直線左方向に円滑に行わ
れ、このとき垂下片33bの切欠37に係合されている
係合片31を同方向に追従させる。
【0060】このため、この係合片31に一体のストッ
パー部材17Aはガイドピン16にガイドされながら上
方向へ円弧移動し、その下端部が円弧切欠15の下部を
大きく開放する。
【0061】そこで、この状態にて、各フック4,5,
8,9の各円弧切欠15をそれぞれ対応する横架材12
に嵌め込んでいく。
【0062】そして、これらの各嵌め込みがなされた後
は、フック挟持解除部材としての操作板33の操作突起
34から指を外すことで、上記ねじりスプリング39の
反発力を受け、この操作板33は右方へ復帰移動する。
【0063】このため、上記切欠37に係合片31を遊
嵌しているストッパー部材17Aも自重で降下し、その
下部が上記円弧切欠15の下部へ突出することとなる。
【0064】従って、横架材12は、フック4とストッ
パー部材17Aとの間に挟持される格好となり、上記円
弧切欠15は、横架材12から自由に抜け出ることがで
きなくなり、横架材12に対する板本体1の保持を確実
に安定なものとすることができる。
【0065】また、足場板Aを横架材12から外す場合
には、上記同様に操作板33を操作突起34に指を掛け
て鎖線矢印方向に摺動させることで、ストッパー部材1
7aの下部を円弧切欠15の下部から退避させて、横架
材12からの足場板Aの脱抜を可能にする。
【0066】一方、上記摺動により上部片22の開口3
2に臨んだ操作板33の吊持用孔38に指などを挿し入
れて、その周辺に引掛けながらその上部片22を持ち上
げることで、足場板Aの全体を横架材12から容易に浮
上させて、枠組み足場などの分解を迅速に行うことがで
きる。
【0067】図6,図7,図8および図9は、この発明
のさらに他の実施の形態を示すもので、これは、図1お
よび図2に示すフック挟持解除部材25に代えて、指を
掛けたりクレーンのフックを掛けたりする係止孔として
の吊持用係止切欠41aを持った垂直回動操作可能な回
動操作板41をフック挟持解除部材として用いたもので
ある。
【0068】即ち、上記回動操作板41は、係止片14
の内面に固設された水平支軸42に垂直回動可能に支持
されており、この支軸42がある側とは反対の上記係止
突片19に対向する部位に、支持ピン43が設けられて
いる。
【0069】なお、この支持ピン43は、常に係止突片
19の下部に位置している。
【0070】また、この回動操作板41は、自重によっ
て最下位にあるとき、その上部面44が上部片22に開
口する長透孔45に臨んで、その上部片22の上部面と
略均一な面を形成する。
【0071】なお、このとき、回動操作板41の下部面
に形成された円弧面46が上記円弧切欠15付近に位置
するようになっている。
【0072】上記回動操作板41の上部面44には指掛
け用のフック部47を形成する切欠48が設けられてい
る。
【0073】従って、かかる構成になる足場板では、上
記フック部47に指を掛けて、回動操作板41を支軸4
2を中心に回動させることで、支持ピン43を上昇させ
ることができる。
【0074】このため、この支持ピン43は、ストッパ
ー部材17の係止突片19を持ち上げるため、このスト
ッパー部材17による円弧切欠15の下部の閉塞を解除
し、従って、この円弧切欠15の横架材12に対する脱
着を容易に行える。
【0075】また、足場板Aを横架材12から取り外そ
うとする場合には、上記フック挟持解除操作も可能な吊
持用係止切欠41aを指により持ち上げたり、または上
記吊持用係止切欠41aにクレーンのフックを引掛けて
持ち上げることで、さらに大きなストロークにて取り外
しを簡単に実施することができ、上記円弧切欠15の横
架材12からの脱抜に続いて、足場板Aを枠組み足場か
ら容易かつ迅速に分離することができる。
【0076】図10,図11および図12は、この発明
の他の実施の形態を示し、これが図4および図5に示し
たものと略同様のストッパー部材17Aおよびガイドピ
ン16を有する。
【0077】また、各フック4,5,8,9の上部片2
2には円形孔51が設けられ、この円形孔51周辺の下
部には一定幅のコ字状の支持板52がリベット53によ
り固着されている。
【0078】この支持板52上にはフック挟持解除部材
としての回動筒54が回動操作可能に支持されており、
これの一部に上記ストッパー部材17A上端の係合片3
1を遊嵌する切欠55が設けられている。
【0079】また、上記回動筒54には中央に帯状の操
作ブリッジ片56が一体に架設されており、この操作ブ
リッジ片56は周辺部を除いて凹形に成形されている。
【0080】さらに、上記回動筒54の一部には水平に
一定長の長孔57が穿設されており、この長孔57には
上記支持板52の垂直片52aに水平方向に突設したガ
イドピン58が挿通されている。
【0081】従って、この実施の形態では、上記回動筒
54の操作ブリッジ56を指で摘んで、支持板52上で
図11の一点鎖線で示す方向に回動操作することによ
り、上記切欠55に遊嵌している係合片31を同方向へ
付勢することができる。
【0082】従って、この係合片31を持ったストッパ
ー部材17Aは、上昇し、フック4の円弧切欠15の下
部を大きく開放する。
【0083】これにより、円弧切欠15の横架材12に
対する脱着を容易に行える。
【0084】なお、このとき回動筒54の回動は、ガイ
ドピン58によって円滑になされ、かつその回動量が規
制される。
【0085】また、足場板Aを横架材12から取り外す
場合には、上記回動筒54を上記のように回動操作した
状態にて操作ブリッジ56に指またはクレーンのフック
などを引掛けて持ち上げればよい。
【0086】そして、かかる操作をすべてのフック4,
5,8,9について実施することによって、足場板を横
架材12から完全かつ容易に分離でき、これにより枠組
み足場の分解等を迅速化できる。
【0087】図13,図14および図15は、上記各足
場板Aを上記横架材12から指やクレーンのフックによ
り引上げる場合に用いる引上げ構造の一実施の形態を示
す。
【0088】同図において、Aは、各足場板で、この足
場板Aの上記各フック4,5,8,9の各上部片22に
長円孔61が設けられ、この長円孔61を塞ぐようにこ
れに合成樹脂などからなる容量形の引上げ部材62が嵌
着されている。
【0089】上記引上げ部材62は、上記長円孔61の
縁を被うようなコ字状断面の鍔部63を有し、全体とし
て指などに対して摩擦抵抗の大きい材料または表面粗度
を持つ。
【0090】従って、これによれば、図15に示すよう
に、上記鍔部63を通して引上げ部材62内に指を挿入
し、その鍔部63の内縁部に指を掛けて持ち上げること
で、足場板Aを横架材12から容易に持ち上げることが
できる。
【0091】図16および図17は、引上げ構造の他の
実施の形態を示すものであるが、これは、上記上部片2
2や足場板Aの板本体1に長方形の透孔71を設け、こ
の透孔71の下部には周辺部をねじ72にて上部片22
に取り付けたガイド枠73が配置されている。
【0092】このガイド枠73は、内周部で一段低くな
っているフランジ状のガイド片74を有し、このガイド
片74上には、容器形の引上げ部材75に形成した左右
の一対のフランジ片76が一方向に摺動自在に支持され
ている。
【0093】なお、ここで、対向するフランジ76,7
6間のフランジ片76Aは、上記透孔71の全体を塞ぐ
サイズとされている。
【0094】また、上記引上げ部材75の上記フランジ
片76Aと連続する部分には、操作突起77が連設され
ている。
【0095】従って、これによれば、引上げ部材75が
実線で示す位置にあるときは、つまり、操作突起77
が、図17に示すように、透孔71の右端縁に接近また
は接触している場合には、その透孔71の左端縁付近に
は空間が形成される。
【0096】このため、この空間に指を挿し入れること
で、図17に示すように、指先を透孔71の周縁の上部
片22に掛けることができ、これにより板本体を上方に
持ち上げることが可能となる。
【0097】また、操作突起77を操作して上記引上げ
部材75を二点鎖線で示す位置に水平移動させた場合に
は、上記フランジ片76Aによって透孔71が塞がれる
ために、上記透孔71に指を掛けることができなくなる
が、くぎやボルト,ナットなどの足場板A下方への落下
を回避できることとなる。
【0098】図18は、引上げ構造の他の実施の形態を
示す。これは上記の上部片22や板本体1に長方形の透
孔81を設け、この透孔81の下部にこの透孔81を開
閉する開閉板82を摺動自在に設けたものである。
【0099】また、この開閉板82には一部が上方に屈
曲されて操作突起86が形成され、これが上記透孔81
内に臨み、この開閉板82の移動量が透孔81に操作突
起86が当たることによって規制されている。
【0100】83は、ねじりスプリングで、一端が上記
開閉板82の一端に取り付けられ、他端が上記板本体1
の下面にもうけたガイド部材84の取付片85に係止保
持されている。
【0101】このねじりスプリング83は、開閉板82
が透孔81を閉じる方向に付勢している。
【0102】この実施の形態では、ねじりスプリング8
3の反発力を受けて、常時は、開閉板82が透孔81を
閉じて、板本体1上のねじ等が透孔81を通して落下す
るのを防止する。
【0103】一方、足場板Aの各フック4,5,8,9
を横架材12から外す場合には、操作突起86を指で操
作して上記ねじりスプリング83の反発力に抗して、開
閉板82を二点鎖線の矢印方向に押してガイド部材84
側へ摺動させる。
【0104】こうすることにより、上記透孔81は開か
れ、板本体1の透孔81周辺の下面に指を挿し入れるこ
とができるようになり、その指を上方に持ち上げること
で、上記横架材12から足場板Aを浮上させることがで
きる。
【0105】図19および図20は、さらに引上げ構造
の他の実施の形態を示すもので、これは、板本体1に長
方形の透孔91を設け、該透孔91を上部から被うよう
に、吊手部材92の収納容器93をねじ94により装着
したものである。
【0106】そして、この収納容器93は、周辺のフラ
ンジ部93aが透孔91の周辺上に接合され、上記吊手
部材92を収納するための収納凹部96を有する。
【0107】なお、上記吊手部材92は、全体としてコ
字状をなし、これの両端部の軸部92aが上記収納凹部
96内にあって軸孔部95に回動自在に支承されてい
る。
【0108】この実施の形態では、上記収納容器93自
体が透孔91の全体を被うため、板本体1上のねじなど
が透孔91を通って下方へ落下することがなくなる。
【0109】また、足場板Aの各フック4,5,8,9
を横架材12から外す場合には、収納容器93内に横に
なっている吊手部材92を指で摘んで、図20の二点鎖
線にて示すように、持ち上げて立て、さらに、この吊手
部材92をさらに深く手で握りながら上方に持ち上げる
ことで、横架材12から上記各フックを外して板本体を
上方に移動させ、必要部所へ搬出できる。
【0110】なお、図13乃至図20に示す足場板Aの
各持ち上げ構造は、図1乃至図12に示す足場板Aに並
設することは任意であり、これにより足場板Aの横架材
12からの持ち上げ作業をさらに容易かつ円滑化するこ
とができる。
【0111】
【発明の効果】以上のように、この発明によればストッ
パー部材に自重を利用して枠組み足場などの横架材をフ
ックの円弧切欠内に保持するようにしたので、足場板を
枠組み足場上に組み付けた状態においては、上記横架材
に対する足場板の装着を自動的にロックでき、足場板上
での作業を安全に実施することができる。
【0112】一方、上記ストッパー部材による上記保持
をフック挟持解除部材の持ち上げ,水平移動,垂直回動
および水平回動などの各操作によって簡単かつ確実に行
えるようにしたので、足場板のフックの横架材への組み
付けや脱抜を迅速化でき、また枠組み足場の解体作業を
容易化できるものが得られる効果がある。
【0113】また、上記フック挟持解除部材自体を足場
板の上方から指や手をあるいはクレーンのフックを挿し
入れてこれを掴み上げることで、上記足場板のフックの
保持解除に続いて、足場板の板本体を横架材より容易に
浮上させることができ、足場板間に隙間の存在しない吊
り足場や枠組み足場の組立,解体作業を足場上方に居て
容易に実施可能にし、作業性の向上を図れるという利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による足場板の要部を
破断して示す斜視図である。
【図2】図1における足場板を示す縦断面図である。
【図3】図1に示す足場板の全体を示す斜視図である。
【図4】この発明の他の実施の形態による足場板の要部
を破断して示す斜視図である。
【図5】図4における足場板を示す縦断面図である。
【図6】この発明の他の実施の形態による足場板の要部
を破断して示す斜視図である。
【図7】図9のA−A線断面図である。
【図8】図9のB−B線断面図である。
【図9】図6に示す足場板要部の平面図である。
【図10】この発明の他の実施の形態による足場板の要
部を破断して示す斜視図である。
【図11】図10における足場板の要部を一部破断して
示す平面図である。
【図12】図10における足場板の要部を示す断面図で
ある。
【図13】この発明における持ち上げ構造を有する複数
の足場板を示す平面図である。
【図14】図13における持ち上げ構造の詳細を一部破
断して示す斜視図である。
【図15】図13における持ち上げ構造を示す縦断面図
である。
【図16】この発明における他の持ち上げ構造を一部破
断して示す斜視図である。
【図17】図16における持ち上げ構造を示す縦断面図
である。
【図18】この発明における他の持ち上げ構造を示す縦
断面図である。
【図19】この発明における他の持ち上げ構造を示す斜
視図である。
【図20】図19における持ち上げ構造を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
A 足場板 1 板本体 4,5,8,9 フック 12 横架材 17,17A ストッパー部材 25 長リンク部材(フック挟持解除部材) 32 上部開口 33 操作板(フック挟持解除部材) 38 吊持用透孔 39 弾性部材 41 回動操作板(フック挟持解除部材) 48 切欠 54 回動筒(フック挟持解除部材) 56 吊持用係止片(操作ブリッジ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平な板本体と、該板本体の前後両端に
    設けられて横架材に着脱自在に係合される複数のフック
    と、該フックとの間に上記横架材を挟持するように上記
    フック下部に自重にて移動可能に設けられた円弧状のス
    トッパー部材と、該ストッパー部材に一端が係止され他
    端が上記板本体の上部開口に昇降操作可能に臨むフック
    挟持解除部材と、を備えた足場板
  2. 【請求項2】 水平な板本体と、該板本体の前後両端に
    設けられて横架材に着脱自在に係止される複数のフック
    と、該フックとの間に上記横架材を挟持するように上記
    フック下部に移動可能に設けられた円弧状のストッパー
    部材と、該ストッパー部材を移動操作可能に該ストッパ
    ー部材の上端に一部を係止するとともに上記板本体の上
    部開口から水平操作可能に設けられたフック挟持解除部
    材と、該フック挟持解除部材をフック挟持解除阻止方向
    に付勢する弾性部材と、上記フック挟持解除部材に設け
    られて上記フック挟持解除時に上記上部開口に臨む吊持
    用透孔と、を備えた足場板
  3. 【請求項3】 水平な板本体と、該板本体の前後両端に
    設けられて横架材に着脱自在に係合される複数のフック
    と、該フックとの間に上記横架材を挟持するように上記
    フック下部に自重にて移動可能に設けられた円弧状のス
    トッパー部材と、該ストッパー部材を移動操作可能に一
    部が該ストッパー部材に係止されるとともに上記板本体
    の上部開口から垂直回動操作可能に設けられたフック挟
    持解除部材と、該フック挟持解除部材に設けられた吊持
    用係止切欠と、を備えた足場板
  4. 【請求項4】 水平な板本体と、該板本体の前後両端に
    設けられて横架材に着脱自在に係合される複数のフック
    と、該フックとの間に上記横架材を挟持するように上記
    フック下部に自重にて移動可能に設けられた円弧状のス
    トッパー部材と、該ストッパー部材の上端に一部を係止
    するとともに上記板本体の上部開口から水平回動操作可
    能に設けられたフック挟持解除部材と、該フック挟持解
    除部材に設けられた吊持用係止片と、を備えた足場板
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007285035A (ja) * 2006-04-18 2007-11-01 Alinco Inc 橋架用天板
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JP2017110437A (ja) * 2015-12-17 2017-06-22 株式会社NejiLaw 床付き布枠
JP2019143297A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 株式会社ピカコーポレイション 足場板
CN120476239A (zh) * 2022-09-30 2025-08-12 斯卡佛姆控股有限公司 防升降系统、底板部件、脚手架和用途

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