JPH0941687A - 浴室戸の下枠構造 - Google Patents
浴室戸の下枠構造Info
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- JPH0941687A JPH0941687A JP7210017A JP21001795A JPH0941687A JP H0941687 A JPH0941687 A JP H0941687A JP 7210017 A JP7210017 A JP 7210017A JP 21001795 A JP21001795 A JP 21001795A JP H0941687 A JPH0941687 A JP H0941687A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人の室内外の出入りを容易とし、引戸、折
戸、開戸等に同一の下枠材を用い、優れた水密性を得
る。 【解決手段】 軌道を有する上枠40及び案内溝50a
を有する下枠50を有する枠材内に装着される引戸、折
戸、開戸などの仕切扉を水密に設置する為に、下枠50
に上部を水平面54aとした立ち上がり片54を形成
し、下枠50と立ち上がり片54とで排水溝50bを形
成し、浴室A側に上部を水平面52aとした補助下枠5
2を形成し、補助下枠52と立ち上がり片54との間に
前記下枠50の案内溝50aが形成され、立ち上がり片
54の上部の水平面54a及び補助下枠52の上部の水
平面52aは、下枠50の室内縁56とほぼ同一の高さ
に設置されていると共に、仕切扉の下端面に取り付けら
れた2条のタイト材82,82が水密に接触して下枠5
0に二重水密構造を備えてなる。
戸、開戸等に同一の下枠材を用い、優れた水密性を得
る。 【解決手段】 軌道を有する上枠40及び案内溝50a
を有する下枠50を有する枠材内に装着される引戸、折
戸、開戸などの仕切扉を水密に設置する為に、下枠50
に上部を水平面54aとした立ち上がり片54を形成
し、下枠50と立ち上がり片54とで排水溝50bを形
成し、浴室A側に上部を水平面52aとした補助下枠5
2を形成し、補助下枠52と立ち上がり片54との間に
前記下枠50の案内溝50aが形成され、立ち上がり片
54の上部の水平面54a及び補助下枠52の上部の水
平面52aは、下枠50の室内縁56とほぼ同一の高さ
に設置されていると共に、仕切扉の下端面に取り付けら
れた2条のタイト材82,82が水密に接触して下枠5
0に二重水密構造を備えてなる。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、一般住宅等におけ
る仕切扉の下枠構造に係り、特に浴室の開口部に装着さ
れる引戸、折戸、開戸等の仕切扉を水密に設置するよう
にした浴室戸の下枠構造に関する。
る仕切扉の下枠構造に係り、特に浴室の開口部に装着さ
れる引戸、折戸、開戸等の仕切扉を水密に設置するよう
にした浴室戸の下枠構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般住宅における仕切扉には、引戸、折
戸、開戸の三種類がある。これらの扉は、建物内の間仕
切りの開口部に左右の縦枠、上下枠からなる枠体を固定
し、この枠体内に収めるようになっている。従来の浴室
用扉において下枠形状は、下枠上面の浴室側を低くし脱
衣室側を高くして、下枠上面に溜った水が浴室側に流れ
落ちるようにしていた。又、下枠構造は、引戸、折戸、
開戸等の仕切扉の種類により異なっていた。例えば引戸
の場合、下枠上面の浴室側の低くなった面には、下枠長
手方向に開閉して動く扉の下端を案内する為のレ−ル又
は溝等が設けられていた。そして、浴室内外の水密は、
前記レ−ル又は溝に扉の下端が嵌まり込むことにより確
保されていた。又、折戸の場合、下枠上面の浴室側の低
くなった面には、下枠長手方向に移動する一方の縦框の
下端を案内する為の溝が設けられていた。そして、浴室
内外の水密は、扉の下框の脱衣室側面と下枠上面の脱衣
室側に立ち上がった垂直面との間にタイト材を設けるこ
とにより確保していた。又、開戸の場合、引戸及び折戸
の場合に設けたレ−ル又は溝等は不必要となり、下枠上
面の浴室側の低くなった面は平面になっていた。そし
て、浴室内外の水密は、折戸の場合と同様に扉の下框の
脱衣室側面と下枠上面の脱衣室側に立ち上がった垂直面
との間にタイト材を設けることにより確保していた。な
お、図5は、浴室に用いられる従来の折戸タイプの仕切
扉の一例を示す縦断面図である。上記図5における仕切
扉は、浴室Aと脱衣室Bとの境界壁に開設した略方形状
の開口部Cに装着され、左右の縦枠と上下枠よりなる枠
体に折戸を納めて構成される。また、下枠101の上面
は浴室Aから脱衣室Bにかけて階段状に高くなってお
り、溜った水が浴室A側に流れるようにしている。下框
102の側面と下枠101の脱衣室B側に立ち上がった
面との間には、1条のタイト材103が設けられ浴室内
外の水密を確保している。
戸、開戸の三種類がある。これらの扉は、建物内の間仕
切りの開口部に左右の縦枠、上下枠からなる枠体を固定
し、この枠体内に収めるようになっている。従来の浴室
用扉において下枠形状は、下枠上面の浴室側を低くし脱
衣室側を高くして、下枠上面に溜った水が浴室側に流れ
落ちるようにしていた。又、下枠構造は、引戸、折戸、
開戸等の仕切扉の種類により異なっていた。例えば引戸
の場合、下枠上面の浴室側の低くなった面には、下枠長
手方向に開閉して動く扉の下端を案内する為のレ−ル又
は溝等が設けられていた。そして、浴室内外の水密は、
前記レ−ル又は溝に扉の下端が嵌まり込むことにより確
保されていた。又、折戸の場合、下枠上面の浴室側の低
くなった面には、下枠長手方向に移動する一方の縦框の
下端を案内する為の溝が設けられていた。そして、浴室
内外の水密は、扉の下框の脱衣室側面と下枠上面の脱衣
室側に立ち上がった垂直面との間にタイト材を設けるこ
とにより確保していた。又、開戸の場合、引戸及び折戸
の場合に設けたレ−ル又は溝等は不必要となり、下枠上
面の浴室側の低くなった面は平面になっていた。そし
て、浴室内外の水密は、折戸の場合と同様に扉の下框の
脱衣室側面と下枠上面の脱衣室側に立ち上がった垂直面
との間にタイト材を設けることにより確保していた。な
お、図5は、浴室に用いられる従来の折戸タイプの仕切
扉の一例を示す縦断面図である。上記図5における仕切
扉は、浴室Aと脱衣室Bとの境界壁に開設した略方形状
の開口部Cに装着され、左右の縦枠と上下枠よりなる枠
体に折戸を納めて構成される。また、下枠101の上面
は浴室Aから脱衣室Bにかけて階段状に高くなってお
り、溜った水が浴室A側に流れるようにしている。下框
102の側面と下枠101の脱衣室B側に立ち上がった
面との間には、1条のタイト材103が設けられ浴室内
外の水密を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の浴室用仕切扉の
下枠上面は、浴室側では低く脱衣室側では高くなってお
り、水が浴室側に流れるようにしてある。その為、下枠
上面には段差があり、この段差は、浴室の内外に人が出
入りするときに跨がなければならないため、出入りが容
易でないという欠点あった。又、従来の下枠構造では、
引戸、折戸、開戸等の扉の種類によって扉の軌道を案内
する構造あるいは浴室内外の水密を確保する構造等が異
なっている為、同一の下枠材を用いることができなかっ
た。そこで、扉の種類毎に別途、下枠材を製造し、スト
ックし、又、組み立てていた為、コストの増大は免れな
いことであった。本発明は上記の問題に鑑み、人が出入
りするときに容易となるように下枠上面の段差を無く
し、又、引戸、折戸、開戸等扉の種類が異なっても同一
の下枠材を用いることができ、排水性及び水密性に優れ
た浴室戸の下枠構造を提供するものである。
下枠上面は、浴室側では低く脱衣室側では高くなってお
り、水が浴室側に流れるようにしてある。その為、下枠
上面には段差があり、この段差は、浴室の内外に人が出
入りするときに跨がなければならないため、出入りが容
易でないという欠点あった。又、従来の下枠構造では、
引戸、折戸、開戸等の扉の種類によって扉の軌道を案内
する構造あるいは浴室内外の水密を確保する構造等が異
なっている為、同一の下枠材を用いることができなかっ
た。そこで、扉の種類毎に別途、下枠材を製造し、スト
ックし、又、組み立てていた為、コストの増大は免れな
いことであった。本発明は上記の問題に鑑み、人が出入
りするときに容易となるように下枠上面の段差を無く
し、又、引戸、折戸、開戸等扉の種類が異なっても同一
の下枠材を用いることができ、排水性及び水密性に優れ
た浴室戸の下枠構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明の浴室戸の下枠構造に於いては、軌道を有す
る上枠及び案内溝を有する下枠を有する枠材内に装着さ
れる引戸、折戸、開戸などの仕切扉を水密に設置するこ
とができるものであって、下枠に上部を水平面とした立
ち上がり片を形成し、下枠と立ち上がり片とで排水溝を
形成してなり、浴室側に上部を水平面とした補助下枠を
形成してなり、補助下枠と立ち上がり片との間に前記下
枠の案内溝が形成されてなり、立ち上がり片の上部の水
平面及び補助下枠の上部の水平面は、下枠の室内縁とほ
ぼ同一の高さに設置されていると共に、仕切扉の下端面
に取り付けられた2条のタイト材が水密に接触して下枠
に二重水密構造を提供するようにしてなる。又、この態
様の好ましい実施例では、補助下枠から立ち上がり片に
向ってほぼ水平に逆流防止用シール材が設けられてい
る。
に、本発明の浴室戸の下枠構造に於いては、軌道を有す
る上枠及び案内溝を有する下枠を有する枠材内に装着さ
れる引戸、折戸、開戸などの仕切扉を水密に設置するこ
とができるものであって、下枠に上部を水平面とした立
ち上がり片を形成し、下枠と立ち上がり片とで排水溝を
形成してなり、浴室側に上部を水平面とした補助下枠を
形成してなり、補助下枠と立ち上がり片との間に前記下
枠の案内溝が形成されてなり、立ち上がり片の上部の水
平面及び補助下枠の上部の水平面は、下枠の室内縁とほ
ぼ同一の高さに設置されていると共に、仕切扉の下端面
に取り付けられた2条のタイト材が水密に接触して下枠
に二重水密構造を提供するようにしてなる。又、この態
様の好ましい実施例では、補助下枠から立ち上がり片に
向ってほぼ水平に逆流防止用シール材が設けられてい
る。
【0005】
【作用】下枠と立ち上がり片とで形成された排水溝と、
補助下枠と立ち上がり片との間案内溝とは、下枠の上面
に溜まる水を浴室側に流し戻す働きをする。又、前記案
内溝は、引戸または折戸の場合に、仕切扉の下端に設け
られた案内片が嵌まり、扉の動きをガイドする働きもす
る。立ち上がり片の上部の水平面及び補助下枠の上部の
水平面と下枠の室内縁の上面とは、略同一の高さに設置
されている為、人が仕切扉の内外を通り抜けるときに下
枠を跨ぐことなく足掛りとし出入りを容易とする。又、
仕切扉の下端面に取り付けられた2条のタイト材は、立
ち上がり片上部の水平面と補助下枠上部の水平面に水密
に接触して下枠に二重水密構造を提供している為、浴室
側から激しく水を吹き付けた場合でも、その水は1条目
のタイト材と2条目のタイト材との間で案内溝に流れ落
ち、脱衣室側に浸入することはない。更に、補助下枠か
ら立ち上がり片に向ってほぼ水平に逆流防止用シール材
を設けることにより、浴室内の洗い場に大量の水を流
し、その水が下枠に設けられた排水孔から逆流した場合
でも、水は逆流防止用シール材により阻止される為、下
枠上部から吹き出ることはない。
補助下枠と立ち上がり片との間案内溝とは、下枠の上面
に溜まる水を浴室側に流し戻す働きをする。又、前記案
内溝は、引戸または折戸の場合に、仕切扉の下端に設け
られた案内片が嵌まり、扉の動きをガイドする働きもす
る。立ち上がり片の上部の水平面及び補助下枠の上部の
水平面と下枠の室内縁の上面とは、略同一の高さに設置
されている為、人が仕切扉の内外を通り抜けるときに下
枠を跨ぐことなく足掛りとし出入りを容易とする。又、
仕切扉の下端面に取り付けられた2条のタイト材は、立
ち上がり片上部の水平面と補助下枠上部の水平面に水密
に接触して下枠に二重水密構造を提供している為、浴室
側から激しく水を吹き付けた場合でも、その水は1条目
のタイト材と2条目のタイト材との間で案内溝に流れ落
ち、脱衣室側に浸入することはない。更に、補助下枠か
ら立ち上がり片に向ってほぼ水平に逆流防止用シール材
を設けることにより、浴室内の洗い場に大量の水を流
し、その水が下枠に設けられた排水孔から逆流した場合
でも、水は逆流防止用シール材により阻止される為、下
枠上部から吹き出ることはない。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明のに係わる浴室戸の
下枠構造について、図示された好ましい実施例に基づい
て説明する。図1は本発明に係わる折戸タイプの仕切扉
における一実施例の縦断面図であり、図2は同横断面図
である。又、図3は本発明に係わる下枠の一実施例の要
部斜視図である。そして、図4は本発明の下枠構造が適
用される仕切扉の種類を示す正面図であり、(a)は引
戸、(b)は折戸、(c)は開戸である。図1及び図2
は、開口部Cに装着した左右の縦枠20,30と上枠4
0及び下枠50とよりなる枠体10に、折戸70を納め
て構成される本実施例に係わる折戸タイプの仕切扉を示
す。
下枠構造について、図示された好ましい実施例に基づい
て説明する。図1は本発明に係わる折戸タイプの仕切扉
における一実施例の縦断面図であり、図2は同横断面図
である。又、図3は本発明に係わる下枠の一実施例の要
部斜視図である。そして、図4は本発明の下枠構造が適
用される仕切扉の種類を示す正面図であり、(a)は引
戸、(b)は折戸、(c)は開戸である。図1及び図2
は、開口部Cに装着した左右の縦枠20,30と上枠4
0及び下枠50とよりなる枠体10に、折戸70を納め
て構成される本実施例に係わる折戸タイプの仕切扉を示
す。
【0007】上記開口部Cは浴室Aと脱衣室Bとの境界
壁に開設した略方形状の空間部であり、この開口部Cの
内周面に枠体10の装着がなされている。尚、図中符号
90は防水パンであり、下枠50と建屋構造体との間に
設けて構造材側への水の浸入を防止するために設けられ
ている。この枠体10内に納められる折戸70は、左右
の縦框72a,72bとその中間部の縦框72c,72
dと左右に分離している上下框72e,72fとよりな
る框内に、アクリル等の半透光部材よりなる半透光体8
6,86を納めてなる。又、下框72fには換気構造を
設けても良い。上記折戸70には、上下框72e,72
fの一端の上下に回転軸を上下枠40,50に対し回転
自在に設ける。他端の上側に、垂直軸に対し回転自在な
戸車台88aに水平軸に対して回転自在な車輪88bを
設けた吊り戸車88を、上枠40の案内レ−ル40a上
を車輪88bが転がるようにして設けると共に、下側に
案内片84を取り付け、下枠50の案内溝50a内で摺
動するように設ける。中間部の縦框72c,72dは、
それらの間に設けられる支持材80により折り曲げ自在
に支持されてなる。
壁に開設した略方形状の空間部であり、この開口部Cの
内周面に枠体10の装着がなされている。尚、図中符号
90は防水パンであり、下枠50と建屋構造体との間に
設けて構造材側への水の浸入を防止するために設けられ
ている。この枠体10内に納められる折戸70は、左右
の縦框72a,72bとその中間部の縦框72c,72
dと左右に分離している上下框72e,72fとよりな
る框内に、アクリル等の半透光部材よりなる半透光体8
6,86を納めてなる。又、下框72fには換気構造を
設けても良い。上記折戸70には、上下框72e,72
fの一端の上下に回転軸を上下枠40,50に対し回転
自在に設ける。他端の上側に、垂直軸に対し回転自在な
戸車台88aに水平軸に対して回転自在な車輪88bを
設けた吊り戸車88を、上枠40の案内レ−ル40a上
を車輪88bが転がるようにして設けると共に、下側に
案内片84を取り付け、下枠50の案内溝50a内で摺
動するように設ける。中間部の縦框72c,72dは、
それらの間に設けられる支持材80により折り曲げ自在
に支持されてなる。
【0008】次に、扉が浴室A側に引かれると、折戸7
0は支持材80の部分で折れ、折戸70の半分が前記回
転軸を中心として回転する。折戸70のもう一方の半分
に取り付けられた吊り戸車88が、案内レ−ル40a上
を転がるのと共に案内片84が下枠50に設けられた案
内溝50a内を摺動する。このような浴室戸において、
本発明はその下枠部分の形状及び排水構造、扉との水密
構造等に特徴を有するものである。下枠50の上部に
は、その浴室A側に補助下枠52と、脱衣室B側に室内
縁56、それらの間に立ち上がり片54とが形成されて
いる。そして、補助下枠52と室内縁56と立ち上がり
片54とは、それぞれ上部に略同じ高さの水平面を持
つ。補助下枠52と立ち上がり片54との間の空間は、
案内片84の軌道をガイドする案内溝50aとなり、立
ち上がり片54と下枠50の室内縁56に向かって立ち
上がった部分との間に形成される空間は、水を排水する
排水溝50bとなる。
0は支持材80の部分で折れ、折戸70の半分が前記回
転軸を中心として回転する。折戸70のもう一方の半分
に取り付けられた吊り戸車88が、案内レ−ル40a上
を転がるのと共に案内片84が下枠50に設けられた案
内溝50a内を摺動する。このような浴室戸において、
本発明はその下枠部分の形状及び排水構造、扉との水密
構造等に特徴を有するものである。下枠50の上部に
は、その浴室A側に補助下枠52と、脱衣室B側に室内
縁56、それらの間に立ち上がり片54とが形成されて
いる。そして、補助下枠52と室内縁56と立ち上がり
片54とは、それぞれ上部に略同じ高さの水平面を持
つ。補助下枠52と立ち上がり片54との間の空間は、
案内片84の軌道をガイドする案内溝50aとなり、立
ち上がり片54と下枠50の室内縁56に向かって立ち
上がった部分との間に形成される空間は、水を排水する
排水溝50bとなる。
【0009】上記したように、下枠50は補助下枠52
上面と立ち上がり片54上面及び室内縁56上面が略同
一の高さで段差がない為、人が室内外に出入りする際に
下枠を足掛りとすることができる。又、浴室A側に補助
下枠52の上面と略同じ高さのスノコを敷けば、更衣室
Bの床面から上記スノコの上面迄が略平面となる為、更
に安全性が高まり、車椅子を利用する人でもそのまま浴
室A内に入ることができる。図3に最も良く示されてい
るように、補助下枠52の下部には排水孔50cが設け
られており、又、立ち上がり片54の下部にも排水孔5
0dを設けている。従って、人が下枠50上を濡れた体
で通り水が垂れた場合でも、下枠50の上面に垂れた水
は、案内溝50a又は排水溝50bに流れ落ち排水孔5
0c,50dを通り速かに浴室A側に流れ出される。な
お、上記補助下枠52は、下枠50に対し、別体的に設
けられているが(図1の第1実施例)、上記図3に示す
ように、前記した排水孔50cを形成する下部片によっ
て一体的に設けても良い。下框72fの下端面には2条
のタイト材82,82が設けられている。折戸70が閉
められたときに、これら2条のタイト材82,82は、
補助下枠52の上面に設けられたタイト面52a(水平
面)と立ち上がり片54の上面に設けられたタイト面5
4a(水平面)とに二重に水密に接する。このことによ
り、仕切扉の下端に強く吹き付けられた水が浴室A側の
タイト材82とタイト面52aとの間から浸入したとし
ても、浸入した水は脱衣室B側のタイト材82により阻
止され案内溝50aに流れ落ちる。尚、2条のタイト材
82,82は、ゴム等の弾性材料とするのが好ましい。
上面と立ち上がり片54上面及び室内縁56上面が略同
一の高さで段差がない為、人が室内外に出入りする際に
下枠を足掛りとすることができる。又、浴室A側に補助
下枠52の上面と略同じ高さのスノコを敷けば、更衣室
Bの床面から上記スノコの上面迄が略平面となる為、更
に安全性が高まり、車椅子を利用する人でもそのまま浴
室A内に入ることができる。図3に最も良く示されてい
るように、補助下枠52の下部には排水孔50cが設け
られており、又、立ち上がり片54の下部にも排水孔5
0dを設けている。従って、人が下枠50上を濡れた体
で通り水が垂れた場合でも、下枠50の上面に垂れた水
は、案内溝50a又は排水溝50bに流れ落ち排水孔5
0c,50dを通り速かに浴室A側に流れ出される。な
お、上記補助下枠52は、下枠50に対し、別体的に設
けられているが(図1の第1実施例)、上記図3に示す
ように、前記した排水孔50cを形成する下部片によっ
て一体的に設けても良い。下框72fの下端面には2条
のタイト材82,82が設けられている。折戸70が閉
められたときに、これら2条のタイト材82,82は、
補助下枠52の上面に設けられたタイト面52a(水平
面)と立ち上がり片54の上面に設けられたタイト面5
4a(水平面)とに二重に水密に接する。このことによ
り、仕切扉の下端に強く吹き付けられた水が浴室A側の
タイト材82とタイト面52aとの間から浸入したとし
ても、浸入した水は脱衣室B側のタイト材82により阻
止され案内溝50aに流れ落ちる。尚、2条のタイト材
82,82は、ゴム等の弾性材料とするのが好ましい。
【0010】上記した扉の軌道をガイドする案内溝50
aの構造とタイト材82,82による2重シール構造と
は、上記した折戸以外に引戸、開戸等仕切扉の種類に拘
らずそのまま用いることができる。このことにより、下
枠50は扉の種類に拘らず同一の部材を用いることがで
きる。例えば図4(a)のような引戸の場合、下框の下
部に下枠50の案内溝50aに係合する案内片と2条の
タイト材82,82とを設けておけば、案内溝50aは
引戸が下枠の長手方向に開閉する場合のガイドとして作
用する。一方、2条のタイト材82、82は折戸の場合
と同様にタイト面52a、54aに接し水密を確保する
ように作用する為、下枠50は上記折戸に用いたものと
同一の部材が使用できる。
aの構造とタイト材82,82による2重シール構造と
は、上記した折戸以外に引戸、開戸等仕切扉の種類に拘
らずそのまま用いることができる。このことにより、下
枠50は扉の種類に拘らず同一の部材を用いることがで
きる。例えば図4(a)のような引戸の場合、下框の下
部に下枠50の案内溝50aに係合する案内片と2条の
タイト材82,82とを設けておけば、案内溝50aは
引戸が下枠の長手方向に開閉する場合のガイドとして作
用する。一方、2条のタイト材82、82は折戸の場合
と同様にタイト面52a、54aに接し水密を確保する
ように作用する為、下枠50は上記折戸に用いたものと
同一の部材が使用できる。
【0011】又、図4(c)のような開戸の場合、戸の
開閉方向が左右の縦框の一方に設けられる回転軸を中心
とした扇型状となる為、上記した折戸及び引戸の場合に
下框下部に設けられた案内片84は不必要となり、下枠
50の案内溝50aは排水溝としてのみに作用する。
又、扉の下框の下部に2条のタイト材82、82を設け
ておけば、これら2条のタイト材82、82は上記した
折戸及び引戸の場合と同様にタイト面52a、54aに
接し水密を確保するように作用する。よって、下枠50
は上記折戸及び引戸に用いたものと同一の部材が使用で
きる。又、本発明の下枠構造では、引戸、折戸、開戸の
種類に拘らず共通の構造を持っている為、仕切扉を設置
した後でも他の種類の戸に変更できる効果がある。例え
ば、本実施例の様に折戸タイプの仕切扉を設置した後で
も、扉の回転軸側の上限及び下限にのみ回転軸を取り付
けた開戸に変更できる。又、本実施例では、案内溝50
aの下方に補助下枠52から立ち上がり片54側に突出
する様に逆流防止用シール材58が設けられている。こ
の逆流防止用シール材58は、浴室A内の洗い場の掃除
等で大量の水を流し、その水が下枠に設けられた排水孔
50cから逆流した場合に案内溝50aや排水溝50b
から溢れ出ることを防止している。なお、上記した枠材
や框材等は、アルミの押出し型材にて成形される。
開閉方向が左右の縦框の一方に設けられる回転軸を中心
とした扇型状となる為、上記した折戸及び引戸の場合に
下框下部に設けられた案内片84は不必要となり、下枠
50の案内溝50aは排水溝としてのみに作用する。
又、扉の下框の下部に2条のタイト材82、82を設け
ておけば、これら2条のタイト材82、82は上記した
折戸及び引戸の場合と同様にタイト面52a、54aに
接し水密を確保するように作用する。よって、下枠50
は上記折戸及び引戸に用いたものと同一の部材が使用で
きる。又、本発明の下枠構造では、引戸、折戸、開戸の
種類に拘らず共通の構造を持っている為、仕切扉を設置
した後でも他の種類の戸に変更できる効果がある。例え
ば、本実施例の様に折戸タイプの仕切扉を設置した後で
も、扉の回転軸側の上限及び下限にのみ回転軸を取り付
けた開戸に変更できる。又、本実施例では、案内溝50
aの下方に補助下枠52から立ち上がり片54側に突出
する様に逆流防止用シール材58が設けられている。こ
の逆流防止用シール材58は、浴室A内の洗い場の掃除
等で大量の水を流し、その水が下枠に設けられた排水孔
50cから逆流した場合に案内溝50aや排水溝50b
から溢れ出ることを防止している。なお、上記した枠材
や框材等は、アルミの押出し型材にて成形される。
【0012】次に、本発明の下枠構造を、浴室以外の仕
切扉に用いる応用例について説明する。本発明に係る仕
切扉は、下枠の上面を略平らにすることができ、水密性
が良く、しかも排水性に優れている為、便所やクロ−ゼ
ット、或いはベランダと室内との間等の仕切扉としても
適している。又、本発明の2重シール構造は内外の密閉
性が優れている為、靴箱,家具等の扉に用いれば、容易
に害虫の侵入を防止することができる。
切扉に用いる応用例について説明する。本発明に係る仕
切扉は、下枠の上面を略平らにすることができ、水密性
が良く、しかも排水性に優れている為、便所やクロ−ゼ
ット、或いはベランダと室内との間等の仕切扉としても
適している。又、本発明の2重シール構造は内外の密閉
性が優れている為、靴箱,家具等の扉に用いれば、容易
に害虫の侵入を防止することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。下
枠上面は、立ち上がり片の上部の水平面及び補助下枠の
上部の水平面と下枠の室内縁の上面とが、略同一の高さ
に設置されている為、人が室内外に出入りする際に、下
枠を跨ぐことなく足掛りとして利用して、室の出入りを
容易にすることができる。特に、老人や子供の出入りに
とって適切である。又、浴室側に補助下枠の上面と略同
じ高さのスノコを敷けば、脱衣室床面と下枠上面及び室
内縁上面が略平面となる為、更に安全性が高まる。補助
下枠の下部と立ち上がり片の下部とには、それぞれ排水
孔が設けられており、下枠上面に水が掛かった場合で
も、その水は案内溝及び排水孔に流れ落ちた後速かに浴
室側に戻される為、下枠上に水が長い時間溜まることが
なく非常に清潔である。逆流防止用シール材を設けた発
明では、浴室内の洗い場の掃除等で大量の水を流し、そ
の水が下枠に設けられた排水孔から逆流した場合でも、
水は逆流防止用シール材により阻止される為、下枠から
水が吹き出て脱衣室側に流れるようなことがなくなる。
又、本発明の下枠構造では、2条のタイト材による二重
シール構造である為、仕切扉の下端に水が強く吹き付け
られても、その水は1条目のタイト材と2条目のタイト
材との間で案内溝に流れ落ち、脱衣室側に浸入すること
はない。更に、本発明の下枠構造では、引戸、折戸、開
戸等の仕切扉の種類に拘らず同一の水密構造とすること
ができると共にそれぞれの種類の仕切扉に適合する同一
の案内溝を設けている為、下枠材を共通の部品として用
いることができる。又、このことにより、仕切扉を設置
した後に扉の種類を変更したい場合には、下枠材を交換
しなくてもよい為、容易に種類の異なる扉に交換するこ
とができる。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。下
枠上面は、立ち上がり片の上部の水平面及び補助下枠の
上部の水平面と下枠の室内縁の上面とが、略同一の高さ
に設置されている為、人が室内外に出入りする際に、下
枠を跨ぐことなく足掛りとして利用して、室の出入りを
容易にすることができる。特に、老人や子供の出入りに
とって適切である。又、浴室側に補助下枠の上面と略同
じ高さのスノコを敷けば、脱衣室床面と下枠上面及び室
内縁上面が略平面となる為、更に安全性が高まる。補助
下枠の下部と立ち上がり片の下部とには、それぞれ排水
孔が設けられており、下枠上面に水が掛かった場合で
も、その水は案内溝及び排水孔に流れ落ちた後速かに浴
室側に戻される為、下枠上に水が長い時間溜まることが
なく非常に清潔である。逆流防止用シール材を設けた発
明では、浴室内の洗い場の掃除等で大量の水を流し、そ
の水が下枠に設けられた排水孔から逆流した場合でも、
水は逆流防止用シール材により阻止される為、下枠から
水が吹き出て脱衣室側に流れるようなことがなくなる。
又、本発明の下枠構造では、2条のタイト材による二重
シール構造である為、仕切扉の下端に水が強く吹き付け
られても、その水は1条目のタイト材と2条目のタイト
材との間で案内溝に流れ落ち、脱衣室側に浸入すること
はない。更に、本発明の下枠構造では、引戸、折戸、開
戸等の仕切扉の種類に拘らず同一の水密構造とすること
ができると共にそれぞれの種類の仕切扉に適合する同一
の案内溝を設けている為、下枠材を共通の部品として用
いることができる。又、このことにより、仕切扉を設置
した後に扉の種類を変更したい場合には、下枠材を交換
しなくてもよい為、容易に種類の異なる扉に交換するこ
とができる。
【図1】本発明に係わる折戸タイプの仕切扉における一
実施例の縦断面図である。
実施例の縦断面図である。
【図2】本発明に係わる折戸タイプの仕切扉における一
実施例の横断面図である。
実施例の横断面図である。
【図3】本発明に係わる下枠の一実施例の要部斜視図で
ある。
ある。
【図4】本発明の下枠構造が適用される仕切扉の例を示
す正面図であり、(a)は引戸、(b)は折戸、(c)
は開戸である。
す正面図であり、(a)は引戸、(b)は折戸、(c)
は開戸である。
【図5】従来の折戸タイプの仕切扉における一例の縦断
面図である。
面図である。
A 浴室 B 脱衣室 10 枠体 40 上枠 50 下枠 50a 案内溝 50b 排水溝 50c,50d 排水孔 52 補助下枠 52a タイト面(水平面) 54 立ち上がり片 54a タイト面(水平面) 56 室内縁 58 逆流防止用シール材 70 折戸 82 タイト材 84 案内片
Claims (2)
- 【請求項1】 軌道を有する上枠及び案内溝を有する下
枠を有する枠材内に装着される引戸、折戸、開戸などの
仕切扉を水密に設置することができる下記の要件を備え
たことを特徴とする浴室戸の下枠構造。 (イ)下枠に上部を水平面とした立ち上がり片を形成
し、下枠と立ち上がり片とで排水溝を形成してなる。 (ロ)浴室側に上部を水平面とした補助下枠を形成して
なる。 (ハ)補助下枠と立ち上がり片との間に前記下枠の案内
溝が形成されてなる。 (ニ)立ち上がり片の上部の水平面及び補助下枠の上部
の水平面は、下枠の室内縁とほぼ同一の高さに設置され
ていると共に、仕切扉の下端面に取り付けられた2条の
タイト材が水密に接触して下枠に二重水密構造を提供す
るようにしてなる。 - 【請求項2】 請求項1に記載の浴室戸の下枠構造にお
いて、 補助下枠から立ち上がり片に向ってほぼ水平に逆流防止
用シール材が設けられていることを特徴とする浴室戸の
下枠構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21001795A JP3156991B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 浴室戸の下枠構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21001795A JP3156991B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 浴室戸の下枠構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941687A true JPH0941687A (ja) | 1997-02-10 |
| JP3156991B2 JP3156991B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=16582451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21001795A Expired - Fee Related JP3156991B2 (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 浴室戸の下枠構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3156991B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103498578A (zh) * | 2013-09-30 | 2014-01-08 | 平湖信达电子塑业有限公司 | 一种带可调节底框的简易淋浴房 |
| CN108487469A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-09-04 | 万华节能科技集团股份有限公司 | 一种可扩展方舱 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5698998U (ja) * | 1979-12-27 | 1981-08-05 | ||
| JPH0362993U (ja) * | 1989-10-23 | 1991-06-19 | ||
| JPH0578888U (ja) * | 1992-03-26 | 1993-10-26 | 松下電工株式会社 | 浴室のドアの構造 |
| JPH064293U (ja) * | 1992-06-19 | 1994-01-21 | 不二サッシ株式会社 | 引違い窓の下枠水密装置 |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP21001795A patent/JP3156991B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5698998U (ja) * | 1979-12-27 | 1981-08-05 | ||
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN103498578A (zh) * | 2013-09-30 | 2014-01-08 | 平湖信达电子塑业有限公司 | 一种带可调节底框的简易淋浴房 |
| CN105089298A (zh) * | 2013-09-30 | 2015-11-25 | 金少平 | 带可调节底框的简易淋浴房 |
| CN105089298B (zh) * | 2013-09-30 | 2017-05-10 | 中山市美格雅洁具有限公司 | 带可调节底框的简易淋浴房 |
| CN108487469A (zh) * | 2018-05-09 | 2018-09-04 | 万华节能科技集团股份有限公司 | 一种可扩展方舱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3156991B2 (ja) | 2001-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |