JPH0942099A - 燃料供給装置 - Google Patents

燃料供給装置

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JPH0942099A
JPH0942099A JP7190466A JP19046695A JPH0942099A JP H0942099 A JPH0942099 A JP H0942099A JP 7190466 A JP7190466 A JP 7190466A JP 19046695 A JP19046695 A JP 19046695A JP H0942099 A JPH0942099 A JP H0942099A
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fuel
water
discharge passage
fuel supply
passage
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JP7190466A
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Sadatsugu Inaguma
禎次 稲熊
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料中に含有される水分を自動的に除去して
排出し、保守性の良好な燃料供給装置を提供する。 【解決手段】 水分離容器30は燃料供給通路28の途
中に配設され、ポンプハウジング2と連結して一体に形
成されている。水分離室30aには水分凝集フィルタ3
1が収容されている。低圧ポンプ41により燃料タンク
40から水分離容器30に汲み上げられた燃料は燃料に
含まれる燃料成分よりも水分の比重が大きいため、水分
離室30aの底部に水分が沈殿する。水排出通路33は
水分離室30aと連通するとともに、逆止弁35を通し
て燃料吐出通路14に連通している。プランジャ4の下
降に伴い燃料吐出通路14に吸入された水は、プランジ
ャ4のリフトに伴い加圧室12内の燃料が加圧されて高
圧になると燃料とともに燃料噴射通路18から吐出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料中に含まれる
水分を分離可能な燃料供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディーゼル内燃機関(以下、「内
燃機関」をエンジンという)用の燃料噴射ポンプをガソ
リンエンジンに使用した燃料供給装置を図10に示す。
低圧ポンプ101により燃料タンク102から汲み上げ
られた燃料は燃料フィルタ103を通過するときに異物
等を除去され燃料供給通路104から燃料噴射ポンプ1
05の加圧室106に吸入される。燃料噴射ポンプ10
5はエンジンと同期して回転するカムシャフト107の
回転運動をプランジャ108の往復運動に変え、このプ
ランジャ108の往復運動により吸入した燃料を加圧
し、吐出弁109からエンジンに向けて吐出する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、ガソリンエンジ
ンにおいてもエンジン出力の向上等を目指してエンジン
への燃料供給経路中に図10に示すような燃料噴射ポン
プを設け、高圧の燃料をエンジンに供給することが考え
られている。しかしながら、ガソリン燃料はディーゼル
燃料に比べ燃料中により多くの水分を含み易いため、図
10に示すような従来のディーゼルエンジン用燃料供給
装置をそのままガソリンエンジン用燃料供給装置に用い
ると、燃料噴射ポンプ内に錆が発生し易くなり精密摺動
部品であるプランジャ等の作動不良を招くという問題が
ある。
【0004】一方ディーゼルエンジン用燃料供給装置に
おいても図11に示すように、ディーゼル燃料中に含ま
れる水分を除去するため燃料タンク102と燃料噴射ポ
ンプ105との間に水分離容器110を設けるものがあ
る。水分離容器110では、水分離容器110の水分離
室110aに流入する燃料の流速低下ならびにディーゼ
ル燃料中に含まれるの燃料成分と水分との比重差により
水が水分離室110aの底部に沈殿する。沈殿した水は
手動により排水弁111を開弁することにより排出され
る。図11に示す燃料供給装置をガソリンエンジン用燃
料供給装置に適用すれば、燃料噴射ポンプに流入する水
分量を低減することができるので、燃料噴射ポンプ内に
おける錆の発生を低減できる。
【0005】しかし、図11に示すような燃料供給装置
では、手動により水分離室110aに沈殿した水を排出
させる必要があるので保守性が悪化するという問題があ
る。本発明はこのような問題を解決するためになされた
ものであり、燃料中に含有される水分を自動的に除去
し、保守性の良好な燃料供給装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(解決手段)前記目的を達成するための本発明の請求項
1記載の燃料供給装置は、低圧ポンプにより燃料タンク
から汲み上げた燃料を燃料供給通路から燃料噴射ポンプ
の加圧室に吸入し、前記加圧室に吸入した燃料を加圧し
て燃料吐出通路から内燃機関に吐出する燃料供給装置で
あって、前記燃料供給通路よりも大きな流路断面積を有
し、燃料中に含まれる燃料成分と水分とを分離可能な容
積を有する水分離室を前記燃料供給通路中に設け、前記
水分離室の底部に設けた水排出口と前記燃料吐出通路と
を連通可能な水排出通路を有することを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2記載の燃料供給装置は、
請求項1記載の燃料供給装置において、前記水分離室に
水分凝集フィルタを収容することを特徴とする。本発明
の請求項3記載の燃料供給装置は、請求項2記載の燃料
供給装置において、前記水分凝集フィルタは異物捕集機
能を備えることを特徴とする。本発明の請求項4記載の
燃料供給装置は、請求項1、2または3記載の燃料供給
装置において、前記燃料吐出通路から前記水分離室への
水の逆流を防止する逆流防止手段を前記水排出通路に設
けたことを特徴とする。
【0008】本発明の請求項5記載の燃料供給装置は、
請求項4記載の燃料供給装置において、前記逆流防止手
段として、前記水排出通路中に設けられた弁座、前記弁
座に水の逆流方向で着座する弁部材、および前記弁座に
前記弁部材を付勢するスプリングからなる逆止弁、また
は電磁力で前記水排出通路を開閉する電磁弁を用いるこ
とを特徴とする。
【0009】本発明の請求項6記載の燃料供給装置は、
請求項4または5記載の燃料供給装置において、前記逆
流防止手段と前記加圧室との間に位置する前記水排出通
路および前記吐出通路の少なくともいずれか一方に形成
される空間部であって、前記空間部は前記加圧室の前記
空間部側の流体出入口よりも下方に所定容積を有するこ
とを特徴とする。
【0010】本発明の請求項7記載の燃料供給装置は、
請求項1から6のいずれか一項記載の燃料供給装置にお
いて、前記加圧室との連通位置よりも燃料吐出側の前記
燃料吐出通路に配設された吐出弁に向けて前記燃料吐出
通路は下向きに傾斜していることを特徴とする。 (作用および発明の効果)本発明の請求項1記載の燃料
供給装置によると、燃料中に含まれる燃料成分と水分と
を分離可能な水分離室の底部と燃料吐出通路とを連通可
能な水排出通路を有することにより、燃料吸入行程中に
水分離室に沈殿した水を燃料噴射ポンプを迂回して自動
的に燃料吐出側に吸入し、圧送行程において加圧した高
圧燃料とともに水分離室から吸入した水を吐出できる。
このため、人為的に水を排出する必要がなくなるので保
守性が向上する。
【0011】本発明の請求項2記載の燃料供給装置によ
ると、水分離室に水分凝集フィルタを収容することによ
り、燃料中に含まれる水分を燃料から効果的に分離する
ことができる。本発明の請求項3記載の燃料供給装置に
よると、水分凝集フィルタが異物捕集機能を備えている
ので、水分凝集フィルタとは別に燃料中の異物を除去す
る燃料フィルタを備える必要がない。このため、部品点
数が減少するので組付け工数が低減するとともに製造コ
ストが低下する。
【0012】本発明の請求項4または5記載の燃料供給
装置によると、燃料吐出通路から水分離室への水の逆流
を防止する逆流防止手段を水排出通路に設けることによ
り、加圧室から高圧噴射通路への吐出効率が向上する。
本発明の請求項6記載の燃料供給装置によると、逆流防
止手段と加圧室との間に位置する水排出通路および吐出
通路の少なくともいずれか一方に空間部を形成し、この
空間部が加圧室の空間部側の流体出入口よりも下方に所
定容積を有することにより、エンジン停止時において水
分離室から吸入した水が空間部の底部に溜まるで、空間
部から加圧室に水分が流入することを防止できる。
【0013】本発明の請求項7記載の燃料供給装置によ
ると、加圧室との連通位置よりも燃料吐出側の燃料吐出
通路に配設された吐出弁に向けて燃料吐出通路が下向き
に傾斜していることにより、エンジン停止時において水
分離室から吸入した水が空間部の底部に溜まるで、空間
部から加圧室に水分が流入することを防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるガソリンエン
ジン用燃料供給装置を図1に示す。燃料噴射ポンプ1は
列型のものでポンプハウジング2にシリンダ3が設けら
れ、このシリンダ3内にプランジャ4が往復摺動自在に
挿入されている。プランジャ4の下端はスプリング6に
より下方に付勢されるタペット7に係合され、タペット
7の底部に取付けられたローラ8は、カムシャフト9と
ともに回転するカム10に当接する。カム室11に配設
されたカムシャフト9は、図示しないエンジンのクラン
クシャフトに連結されて回転駆動される。加圧室12は
プランジャ4の上端面4aとシリンダ3の内周壁とによ
り画成されており、シリンダ3に形成される燃料吐出通
路14に連通している。吐出弁15はスプリング16と
スプリング16によって燃料吐出通路14の閉方向に付
勢されるボール17からなり、燃料吐出通路14に介装
されている。燃料吐出通路14は吐出弁15を通して高
圧噴射通路18に連通している。
【0015】ポンプハウジング2の上部には噴射時期制
御用の電磁弁19が組付けられている。電磁弁19のバ
ルブハウジング20に固定されるバルブボディ21に摺
動自在に弁部材22が挿入され、この弁部材22の先端
にシート部23が形成されている。弁部材22に固定さ
れるアーマチャ24は、スプリング25によって下方に
付勢されるとともに、コイル26への通電をオンすると
電磁吸引力により鉄芯27に吸引される構成になってい
る。シート部23がバルブボディ21に形成された弁座
21aに着座することにより加圧室12と燃料供給通路
28とが連通し、シート部23が弁座21aから離座す
ることにより加圧室12と燃料供給通路28との連通が
遮断される。
【0016】水分離容器30は燃料供給通路28の途中
に配設され、ポンプハウジング2と連結して一体に形成
されている。水分離容器30とポンプハウジング2の一
部とにより水分離室30aが画成されている。水分離室
30aには水分凝集フィルタ31が収容されている。水
分凝集フィルタ31はガラス繊維入フィルタまたは超極
細繊維膜フィルタにより形成され、燃料に含まれる水分
をフィルタ表面に凝集・粗大化させて水分離室30aの
底部に沈殿し易くさせるとともに、燃料中に含まれる異
物を除去する燃料フィルタの機能を併せもつ。低圧ポン
プ41により燃料タンク40から汲み上げられた燃料は
水分離容器30の底部から水分凝集フィルタ31を介し
て水分離室30aに流入し、水分離容器30の上部から
燃料供給通路28を経て加圧室12に吸入可能である。
水分離室30aは燃料供給通路28よりも流路断面積が
大きく所定容積を有しているので燃料供給通路28から
水分離室30aに燃料が流入すると流速が低下すること
に加え、ガソリン燃料に含まれる燃料成分よりも水分の
比重が大きいため、水分離室30aの底部にガソリン燃
料に含まれる水分が沈殿する。
【0017】水分離容器30の底部には水排出口32が
形成されており、水排出口32は水排出通路33に連通
している。逆止弁35は水排出通路33に配設されてお
り、水排出通路33を閉じることにより燃料吐出通路1
4から水排出通路33への燃料および水の逆流を防止す
る。逆止弁35はスプリング36とスプリング36によ
って燃料吐出通路14から水排出通路33に向けて付勢
されるボール37とを有する。水排出通路33は逆止弁
35を通して燃料吐出通路14に連通している。
【0018】電磁弁19は図示しない電子制御装置(以
下、ECUという)からの指令によってコイル26への
通電をオンまたはオフし、燃料噴射時期を制御してい
る。すなわち図示しないECUは各種センサから入力す
る検知信号によりエンジン運転状態を把握し、このエン
ジン運転状態に応じて噴射時期を演算し、この噴射時期
を実現するタイミングでコイル26への通電をオンす
る。
【0019】次に、燃料供給装置の作動について図1お
よび図2に基づいて説明する。図2は、プランジャ4の
一往復中に水分離室30aの水を一回吸入する電磁弁制
御のタイムチャートを示す。 (1) 図2に示すの期間、コイル26への通電がオンさ
れ電磁弁19は閉弁しており、プランジャ4は上死点か
ら下降途中にある。このため、プランジャ4の下降に伴
い加圧室12の容積が増加するので逆止弁35が開弁
し、水分離室30aに沈殿した水が水排出通路33、逆
止弁35、燃料吐出通路14に吸入される。燃料吐出通
路14に吸入された水がさらに加圧室12内に吸入され
ないように、コイル26への通電がオフされ電磁弁19
が開弁する。
【0020】(2) 図2に示すの期間、プランジャ4は
下降を続けている。電磁弁19が開弁しているので、水
分離室30a上部の水分を殆ど含まない燃料が燃料供給
通路28を経て加圧室12に吸入される。このとき、逆
止弁35はスプリング16の付勢力により閉弁してい
る。 (3) プランジャ4が下死点からリフトを開始しても、
の期間中は電磁弁19が開弁しているので、加圧室12
内の燃料の一部は燃料供給通路28から水分離室30a
に戻される。
【0021】(4) プランジャ4のリフト途中、の期間
で電磁弁19が閉弁すると、プランジャ4のリフトに伴
い加圧室12内の燃料が加圧されて高圧になり、この燃
料圧力が吐出弁15のスプリング設定圧を超えると吐出
弁15が開弁し、高圧燃料が燃料噴射通路18から吐出
される。このとき、の期間に燃料吐出通路14に吸入
されていた水は燃料とともに燃料噴射通路18から吐出
される。低圧ポンプ41の燃料供給圧力により逆止弁3
5が開弁方向に受ける力は、プランジャ4のリフト時に
加圧室12内の燃料圧力により逆止弁35が閉弁方向に
受ける力よりも小さいので、燃料噴射時に逆止弁35が
開弁して高圧燃料が水分離室30aに逆流することはな
い。
【0022】以下、(1) 〜(4) の行程を繰り返すことに
より、ガソリン燃料に含まれる水分が燃料噴射ポンプ1
の加圧室12に吸入されることなく燃料噴射ポンプ1を
迂回して自動的に燃料吐出側に吸入され、燃料圧送行程
において燃料とともに吐出される。図2に示す毎回水分
吸入制御時、1回当たりの水分吸入量Bは、1回当たり
の燃料吐出量Aより小さくなるようにコイル26の通電
時間を設定することにより加圧室12への水分の流入を
防止している。
【0023】図3に示す比較例の電磁弁制御では、プラ
ンジャ下降中の全期間において電磁弁が開弁しているの
で、図1に示す第1実施例と同一構成の燃料噴射装置で
あっても、水分離室から水を燃料吐出側に吸入できな
い。このため、水分離室に沈殿する水を排出するために
は水分離室の底部に栓を設け、この栓を人為的に開栓す
る必要があるので保守性が悪化する。
【0024】本発明の第1実施例では、水分がプランジ
ャ4、電磁弁19等の重要部品に接触しないため発錆を
防止することができ、燃料吐出通路14を形成するシリ
ンダ3、逆止弁35等の最小限の耐錆対策で済みコスト
の大幅な増加を防ぐことができる。また従来、水分離室
30aに溜まった水分は手動にて排出する操作が必要で
あったが、本実施例では自動排出され保守性を大幅に向
上させることが可能になった。かつ、水分凝集フィルタ
31で燃料中の異物も補足可能なため、今まで独立して
いた異物捕集用燃料フィルタ、水分離装置、燃料噴射ポ
ンプを簡単な構造にて一体化できるため燃料供給配管の
簡素化、部品点数削減によるコストダウンが可能にな
る。さらに水分離室のような大きな体積を加圧室近傍に
設置することにより燃料の燃料供給通路および水分離装
置への逆流による圧力脈動が低減するので、加圧室への
安定した燃料吸入が可能になる。
【0025】(変形例)第1実施例と同一構成で電磁弁
制御の異なる変形例の電磁弁制御のタイムチャートを図
4に示す。変形例では、プランジャ4がn回往復移動す
る間の一回だけプランジャ4の下降中にの期間電磁弁
19を閉弁して水分離室30aから水を燃料吐出側に吸
入し、次のプランジャリフト中に燃料とともに水を吐出
する。これ以外の(n−1)回のプランジャ4の往復移
動においては、プランジャリフト中のの期間だけ電磁
弁19を閉弁し、プランジャ4の下降中においては全期
間電磁弁19を開弁しているので水分離室30aから水
を吸入しない。n回の燃料吐出当たり一回だけ水を吸入
する間欠水分吸入制御のときには、一回当たりの水分吸
入量Bはn回の合計吐出量(A1+A2+・・・An)
より小さくなるようにコイル26の通電時間を設定する
ことにより燃料吐出通路14から加圧室12への水の流
入を防止する。また、燃料吐出通路14の体積より多く
の水分を溜めないように水分吸入量を制御する。
【0026】(第2実施例)本発明の第2実施例を図5
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。第2実施例では、燃料噴射ポンプ1と水分離
容器50とを別体に構成している。このため、燃料噴射
ポンプ1自体を小型化できるのでエンジンルーム内への
燃料供給装置の搭載性が向上する。
【0027】(第3実施例)本発明の第3実施例を図6
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。第3実施例では、水分離容器52内に収容す
る水分凝集フィルタを廃止し、燃料成分と水分との比重
差ならびに燃料供給通路28から水分離容室52aに流
入する燃料の流速低下により水分を分離・沈殿させるも
のである。水分離容器52の燃料入口外側には燃料中の
異物を除去する燃料フィルタ53が配設されている。
【0028】(第4実施例)本発明の第4実施例を図7
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。第4実施例では、燃料吐出通路近傍の水排出
通路33に燃料吐出通路14から水排出通路33に燃料
が逆流することを防止する電磁弁54を設けている。電
磁弁54の開閉を例えばECUで制御することにより水
分離室30aから水排出通路33を経て燃料噴射ポンプ
1の吐出側に吸入する水分量を高精度に制御することが
できる。
【0029】(第5実施例)本発明の第5実施例を図8
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。加圧室12と逆止弁35との間に位置する燃
料吐出通路14に空間部56が設けられている。空間部
56は、加圧室12の空間部56側の流体出入口12a
よりも下方に容積を有している。流体出入口12aより
も下方に容積を有する空間部56を設けることにより、
エンジン停止時等において燃料吐出通路14中に吸入さ
れた水分は空間部56の底部に溜まるので、例えば車両
が坂道に駐車している場合においても、燃料吐出通路1
4から加圧室12に水分が流入することを防止すること
ができる。
【0030】(第6実施例)本発明の第6実施例を図9
に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分には同一符
号を付す。燃料吐出通路14は、加圧室12から吐出弁
15に向けて下方に傾斜するように形成されている。こ
れにより、エンジン停止時等において燃料吐出通路14
から加圧室12に水分が吸入されることを防止すること
ができる。
【0031】以上説明した本発明の実施例はガソリンエ
ンジン用燃料噴射装置に適用したものであるが、ディー
ゼルエンジン用燃料噴射装置に本発明を適用することも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による燃料供給装置を示す
模式的断面図である。
【図2】第1実施例による毎回水分吸入時の電磁弁の開
閉、逆止弁の開閉、プランジャ行程容積の変化を示す特
性図である。
【図3】比較例による電磁弁の開閉、逆止弁の開閉、プ
ランジャ行程容積の変化を示す特性図である。
【図4】第1実施例の変形例による電磁弁の開閉、逆止
弁の開閉、プランジャ行程容積の変化を示す特性図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例による燃料供給装置を示す
模式的断面図である。
【図6】本発明の第3実施例による燃料供給装置を示す
模式的断面図である。
【図7】本発明の第4実施例による燃料供給装置を示す
模式的断面図である。
【図8】本発明の第5実施例による燃料供給装置を示す
模式的断面図である。
【図9】本発明の第6実施例による燃料供給装置を示す
模式的断面図である。
【図10】従来例1の燃料供給装置を示す模式的断面図
である。
【図11】従来例2の燃料供給装置を示す模式的断面図
である。
【符号の説明】
1 燃料噴射ポンプ 4 プランジャ 12 加圧室 14 燃料吐出通路 15 吐出弁 19 電磁弁 28 燃料供給通路 30 水分離容器 30a 水分離室 31 水分凝集フィルタ 32 水排出口 33 水排出通路 35 逆止弁 40 燃料タンク 41 低圧ポンプ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低圧ポンプにより燃料タンクから汲み上
    げた燃料を燃料供給通路から燃料噴射ポンプの加圧室に
    吸入し、前記加圧室に吸入した燃料を加圧して燃料吐出
    通路から内燃機関に吐出する燃料供給装置であって、 前記燃料供給通路よりも大きな流路断面積を有し、燃料
    中に含まれる燃料成分と水分とを分離可能な容積を有す
    る水分離室を前記燃料供給通路中に設け、前記水分離室
    の底部に設けた水排出口と前記燃料吐出通路とを連通可
    能な水排出通路を有することを特徴とする燃料供給装
    置。
  2. 【請求項2】 前記水分離室に水分凝集フィルタを収容
    することを特徴とする請求項1記載の燃料供給装置。
  3. 【請求項3】 前記水分凝集フィルタは異物捕集機能を
    備えることを特徴とする請求項2記載の燃料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記燃料吐出通路から前記水分離室への
    水の逆流を防止する逆流防止手段を前記水排出通路に設
    けたことを特徴とする請求項1、2または3記載の燃料
    供給装置。
  5. 【請求項5】 前記逆流防止手段として、前記水排出通
    路中に設けられた弁座、前記弁座に水の逆流方向で着座
    する弁部材、および前記弁座に前記弁部材を付勢するス
    プリングからなる逆止弁、または電磁力で前記水排出通
    路を開閉する電磁弁を用いることを特徴とする請求項4
    記載の燃料供給装置。
  6. 【請求項6】 前記逆流防止手段と前記加圧室との間に
    位置する前記水排出通路および前記吐出通路の少なくと
    もいずれか一方に形成される空間部であって、前記空間
    部は前記加圧室の前記空間部側の流体出入口よりも下方
    に所定容積を有することを特徴とする請求項4または5
    記載の燃料供給装置。
  7. 【請求項7】 前記加圧室との連通位置よりも燃料吐出
    側の前記燃料吐出通路に配設された吐出弁に向けて前記
    燃料吐出通路は下向きに傾斜していることを特徴とする
    請求項1から6のいずれか一項記載の燃料供給装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100501366B1 (ko) * 2002-10-14 2005-07-18 현대자동차주식회사 연료분리장치

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KR100501366B1 (ko) * 2002-10-14 2005-07-18 현대자동차주식회사 연료분리장치

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