JPH0942239A - 鋼管の接合部の構造 - Google Patents
鋼管の接合部の構造Info
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- JPH0942239A JPH0942239A JP21115295A JP21115295A JPH0942239A JP H0942239 A JPH0942239 A JP H0942239A JP 21115295 A JP21115295 A JP 21115295A JP 21115295 A JP21115295 A JP 21115295A JP H0942239 A JPH0942239 A JP H0942239A
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- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 81
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- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 5
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- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 トンネル工事等において補強のために地中に
埋設される鋼管の継ぎ合わせを簡単にする。 【構成】 互いに接合される鋼管のうち、一方の鋼管の
接合端部を所定長さにわたって外径の小さな嵌合軸部と
するとともに、該嵌合軸部の中間部には外周に沿って環
状溝を形成し、他方の鋼管の接合端部は前記嵌合軸部が
嵌合する内径を有する嵌合筒部とするとともに、該嵌合
筒部の中間部内面には前記環状溝と対向する位置に環状
溝を形成し、前記一方の鋼管の嵌合軸部を他方の鋼管の
嵌合筒部に嵌合するとともに、該嵌合によって重なりあ
った両環状溝の内部にそれぞれの環状溝に係合して嵌合
軸部と嵌合筒部の離脱を防止する弾性リングを介装し
た。
埋設される鋼管の継ぎ合わせを簡単にする。 【構成】 互いに接合される鋼管のうち、一方の鋼管の
接合端部を所定長さにわたって外径の小さな嵌合軸部と
するとともに、該嵌合軸部の中間部には外周に沿って環
状溝を形成し、他方の鋼管の接合端部は前記嵌合軸部が
嵌合する内径を有する嵌合筒部とするとともに、該嵌合
筒部の中間部内面には前記環状溝と対向する位置に環状
溝を形成し、前記一方の鋼管の嵌合軸部を他方の鋼管の
嵌合筒部に嵌合するとともに、該嵌合によって重なりあ
った両環状溝の内部にそれぞれの環状溝に係合して嵌合
軸部と嵌合筒部の離脱を防止する弾性リングを介装し
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NATM工法によるト
ンネル工事等において補強のために地中に埋設される鋼
管の継ぎ合わせに採用するに適した鋼管の接合部の構造
に関するものである。
ンネル工事等において補強のために地中に埋設される鋼
管の継ぎ合わせに採用するに適した鋼管の接合部の構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軟弱地盤に掘削したトンネルの周壁部を
補強するため、地山に鋼管を埋設して定着剤等を注入す
る工法が採用されている。この工法では、例えば特開平
6−294271号公報に記載されているような拡縮可
能なビットを用いて、さく孔と同時に鋼管を埋設するこ
とが多い。図6に示すように、この拡縮可能なビットB
は、さく孔時には鋼管Pの外径よりも大きな径に拡張さ
れ、引き抜き時には鋼管の内径よりも小さい径に収縮さ
せることができるもので、このビットを先端部に取り付
けたさく孔ロッドRの外周部に埋設用の鋼管を嵌合し、
さく岩機Dで鋼管の外径よりも大きい口径の穴Hをさく
孔しつつ同時に鋼管を挿入して行く。所定の深さのさく
孔と鋼管の埋設が完了したら、ビットを収縮させて該ビ
ットとさく孔ロッドを鋼管の内部を通して引き抜き、鋼
管のみを穴内に残留させる。
補強するため、地山に鋼管を埋設して定着剤等を注入す
る工法が採用されている。この工法では、例えば特開平
6−294271号公報に記載されているような拡縮可
能なビットを用いて、さく孔と同時に鋼管を埋設するこ
とが多い。図6に示すように、この拡縮可能なビットB
は、さく孔時には鋼管Pの外径よりも大きな径に拡張さ
れ、引き抜き時には鋼管の内径よりも小さい径に収縮さ
せることができるもので、このビットを先端部に取り付
けたさく孔ロッドRの外周部に埋設用の鋼管を嵌合し、
さく岩機Dで鋼管の外径よりも大きい口径の穴Hをさく
孔しつつ同時に鋼管を挿入して行く。所定の深さのさく
孔と鋼管の埋設が完了したら、ビットを収縮させて該ビ
ットとさく孔ロッドを鋼管の内部を通して引き抜き、鋼
管のみを穴内に残留させる。
【0003】前記鋼管の外周部には、内外に通じる多数
の通孔が穿設されており、穴外に臨む鋼管の端部から定
着剤を注入すると、該定着剤が鋼管の内部から通孔を通
って吐出され、穴壁部に浸透するとともに、鋼管と穴壁
との隙間を充填する。これにより、軟弱地盤が補強され
るのである。
の通孔が穿設されており、穴外に臨む鋼管の端部から定
着剤を注入すると、該定着剤が鋼管の内部から通孔を通
って吐出され、穴壁部に浸透するとともに、鋼管と穴壁
との隙間を充填する。これにより、軟弱地盤が補強され
るのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記工法に使用される
鋼管の長さはさく孔ロッドとほぼ同じ長さであり、通常
は数メ−トル(実際には3メ−トル程度のものが多い)
であるが、補強に必要なト−タル埋設深さは一般にこれ
よりも長いため、1本の鋼管が埋設される度に、その後
端部に順次新たな鋼管を接合し、さく孔を繰り返すこと
により、鋼管を複数本継ぎ合わせた状態で埋設してい
る。
鋼管の長さはさく孔ロッドとほぼ同じ長さであり、通常
は数メ−トル(実際には3メ−トル程度のものが多い)
であるが、補強に必要なト−タル埋設深さは一般にこれ
よりも長いため、1本の鋼管が埋設される度に、その後
端部に順次新たな鋼管を接合し、さく孔を繰り返すこと
により、鋼管を複数本継ぎ合わせた状態で埋設してい
る。
【0005】ところで、従来の鋼管では、互いの接合を
鋼管の端部に設けたオネジとメネジを螺合することによ
り行っていた。しかしながら、この螺合を行う場合は、
穴口から若干突出している先行の鋼管の後端部に新たな
鋼管を同心になるよう支持し、ネジの切り口を合わせて
ネジ込まなければならないので、その接合作業がきわめ
て困難であり、多大の労力と長時間を必要とした。そこ
で、本発明は、この種の鋼管の接合を容易にすることを
課題としている。
鋼管の端部に設けたオネジとメネジを螺合することによ
り行っていた。しかしながら、この螺合を行う場合は、
穴口から若干突出している先行の鋼管の後端部に新たな
鋼管を同心になるよう支持し、ネジの切り口を合わせて
ネジ込まなければならないので、その接合作業がきわめ
て困難であり、多大の労力と長時間を必要とした。そこ
で、本発明は、この種の鋼管の接合を容易にすることを
課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような構成とした。すなわち、本発
明にかかる鋼管の接合部の構造は、一方の鋼管の接合端
部を所定長さにわたって外径の小さな嵌合軸部とすると
ともに、該嵌合軸部の中間部には外周に沿って環状溝を
形成し、他方の鋼管の接合端部は前記嵌合軸部が嵌合す
る内径を有する嵌合筒部とするとともに、該嵌合筒部の
中間部内面には前記環状溝と対向する位置に環状溝を形
成し、前記一方の鋼管の嵌合軸部を他方の鋼管の嵌合筒
部に嵌合するとともに、該嵌合によって重なりあった両
環状溝の内部にそれぞれの環状溝に係合して嵌合軸部と
嵌合筒部の離脱を防止する弾性リングを介装したことを
特徴としている。
め、本発明は以下のような構成とした。すなわち、本発
明にかかる鋼管の接合部の構造は、一方の鋼管の接合端
部を所定長さにわたって外径の小さな嵌合軸部とすると
ともに、該嵌合軸部の中間部には外周に沿って環状溝を
形成し、他方の鋼管の接合端部は前記嵌合軸部が嵌合す
る内径を有する嵌合筒部とするとともに、該嵌合筒部の
中間部内面には前記環状溝と対向する位置に環状溝を形
成し、前記一方の鋼管の嵌合軸部を他方の鋼管の嵌合筒
部に嵌合するとともに、該嵌合によって重なりあった両
環状溝の内部にそれぞれの環状溝に係合して嵌合軸部と
嵌合筒部の離脱を防止する弾性リングを介装したことを
特徴としている。
【0007】前記嵌合軸部の外周部に形成されている環
状溝の底面に、先端側が次第に浅くなる傾斜底面を設け
ておけば、抜け方向の力が作用した時弾性リングが持ち
上げられ、嵌合筒部との係合が強固になるので、接合部
の離脱を防止するうえで効果的である。また、弾性リン
グとしては、円周上の一箇所が切り欠かれた鋼製リング
を用いるのが好ましい。
状溝の底面に、先端側が次第に浅くなる傾斜底面を設け
ておけば、抜け方向の力が作用した時弾性リングが持ち
上げられ、嵌合筒部との係合が強固になるので、接合部
の離脱を防止するうえで効果的である。また、弾性リン
グとしては、円周上の一箇所が切り欠かれた鋼製リング
を用いるのが好ましい。
【0008】さらに、嵌合軸部の付け根部の外周面を、
奥側に向かって次第に外径の大きくなる円錐状傾斜面と
して形成しておけば、嵌合筒部を嵌合した時に接触部に
フ−プ応力が作用するので摩擦力が強くなり、鋼管の自
由回転や抜け出しに対する抵抗力が得られる。
奥側に向かって次第に外径の大きくなる円錐状傾斜面と
して形成しておけば、嵌合筒部を嵌合した時に接触部に
フ−プ応力が作用するので摩擦力が強くなり、鋼管の自
由回転や抜け出しに対する抵抗力が得られる。
【0009】
【作用】互いに接合される一方の鋼管の嵌合軸部を他方
の鋼管の嵌合筒部に押し込むことにより両者が接合され
る。この場合、嵌合軸部の環状溝に弾性リングを予め嵌
合しておく。このリングは、軸部と筒部の嵌合時には筒
部内面によって外周部から押されて径が小さくなるが、
軸部と筒部が完全に嵌合して両方の環状溝が重なり合っ
た状態では、該環状溝内で元通り拡張して両方の溝に半
分ずつ嵌り込んだ状態となる。このため、軸部と筒部に
引き抜き方向の力が作用しても、両方の環状溝の端部が
このリングに係合して両者の分離が防止される。
の鋼管の嵌合筒部に押し込むことにより両者が接合され
る。この場合、嵌合軸部の環状溝に弾性リングを予め嵌
合しておく。このリングは、軸部と筒部の嵌合時には筒
部内面によって外周部から押されて径が小さくなるが、
軸部と筒部が完全に嵌合して両方の環状溝が重なり合っ
た状態では、該環状溝内で元通り拡張して両方の溝に半
分ずつ嵌り込んだ状態となる。このため、軸部と筒部に
引き抜き方向の力が作用しても、両方の環状溝の端部が
このリングに係合して両者の分離が防止される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。図において、1、2は互いに接合される鋼管をあ
らわす。一方の鋼管1の後側の端部には嵌合軸部3が形
成されており、他方の鋼管2の前側の端部には嵌合筒部
4が形成されている。
する。図において、1、2は互いに接合される鋼管をあ
らわす。一方の鋼管1の後側の端部には嵌合軸部3が形
成されており、他方の鋼管2の前側の端部には嵌合筒部
4が形成されている。
【0011】嵌合軸部3は、鋼管の本体部分1aの外径
よりも径が小さく、その付け根部には段部5が形成され
ており、その段部の手前側は、奥側すなわち段部側に向
かって次第に外径が大きくなる円錐状の傾斜面6が距離
m(m=8〜12mm)だけ形成されている。傾斜面6
の傾斜角αはtanα=1/100程度である。
よりも径が小さく、その付け根部には段部5が形成され
ており、その段部の手前側は、奥側すなわち段部側に向
かって次第に外径が大きくなる円錐状の傾斜面6が距離
m(m=8〜12mm)だけ形成されている。傾斜面6
の傾斜角αはtanα=1/100程度である。
【0012】また、嵌合軸部3の中間部には、全周にわ
たって環状溝10が形成されている。環状溝10の底面
は、軸方向と平行な平面部10aと、それよりも手前側
にあって手前側が次第に浅くなる傾斜面部10bとで構
成されている。傾斜面部の傾斜角βはtanβ=1/4
程度である。環状溝の両端部は軸方向と直角な端面10
c,10dとなっている。
たって環状溝10が形成されている。環状溝10の底面
は、軸方向と平行な平面部10aと、それよりも手前側
にあって手前側が次第に浅くなる傾斜面部10bとで構
成されている。傾斜面部の傾斜角βはtanβ=1/4
程度である。環状溝の両端部は軸方向と直角な端面10
c,10dとなっている。
【0013】嵌合筒部4は、鋼管2の本体部分2aの内
径よりも内径が大きく、その付け根部には段部15が形
成されており、その段部の直前部は、奥側すなわち段部
15側の内径が次第に小さくなるラッパ状の傾斜面16
となっている。この傾斜面16の長さは前記嵌合軸部の
傾斜面6の長さmとほぼ同じであり、その傾斜角も同じ
である。
径よりも内径が大きく、その付け根部には段部15が形
成されており、その段部の直前部は、奥側すなわち段部
15側の内径が次第に小さくなるラッパ状の傾斜面16
となっている。この傾斜面16の長さは前記嵌合軸部の
傾斜面6の長さmとほぼ同じであり、その傾斜角も同じ
である。
【0014】嵌合筒部4の中間部の内周部には、全周に
わたって環状溝20が形成されている。環状溝20の底
面は、手前側すなわち開口部側が次第に深くなる傾斜面
20bとして形成されている。傾斜面部の長さは、後述
の弾性リングの幅とほぼ同じであり、傾斜角γはtan
γ=1/10程度である。環状溝20の手前側の端部は
軸方向と直角な端面20cとなっている。
わたって環状溝20が形成されている。環状溝20の底
面は、手前側すなわち開口部側が次第に深くなる傾斜面
20bとして形成されている。傾斜面部の長さは、後述
の弾性リングの幅とほぼ同じであり、傾斜角γはtan
γ=1/10程度である。環状溝20の手前側の端部は
軸方向と直角な端面20cとなっている。
【0015】上記環状溝には弾性リング30が嵌め込ま
れる。弾性リング30は、図5に示すように、円周上の
一部31が長さk(数mm)だけ切りかかれた円形の鋼
性リングである。弾性リングの幅wは環状溝10の平面
部10aの長さよりも若干(1mm程度)長く、その断
面は、内面が平面状で外面が傾斜面30aとして形成さ
れた概略楔状である。前記端面10cと当接する端面部
の肉厚は環状溝10の深さよりも若干(0.2〜0.3
mm程度)大きい。
れる。弾性リング30は、図5に示すように、円周上の
一部31が長さk(数mm)だけ切りかかれた円形の鋼
性リングである。弾性リングの幅wは環状溝10の平面
部10aの長さよりも若干(1mm程度)長く、その断
面は、内面が平面状で外面が傾斜面30aとして形成さ
れた概略楔状である。前記端面10cと当接する端面部
の肉厚は環状溝10の深さよりも若干(0.2〜0.3
mm程度)大きい。
【0016】この接合部を有する上記鋼管1、2の接合
に際しては、一方の鋼管1の嵌合軸部3の環状溝10に
弾性リング30を嵌め込んでおき、その外側から他方の
鋼管2の嵌合筒部4を嵌合する(図1参照)。このと
き、弾性リング30は、その傾斜外面30aが嵌合筒部
の内面に押さえられて次第に縮径するので、接触部の摩
擦力に抗する力で嵌合筒部を押し込むことができる(図
2参照)。
に際しては、一方の鋼管1の嵌合軸部3の環状溝10に
弾性リング30を嵌め込んでおき、その外側から他方の
鋼管2の嵌合筒部4を嵌合する(図1参照)。このと
き、弾性リング30は、その傾斜外面30aが嵌合筒部
の内面に押さえられて次第に縮径するので、接触部の摩
擦力に抗する力で嵌合筒部を押し込むことができる(図
2参照)。
【0017】図3は両者の嵌合が完了した状態をあらわ
すもので、嵌合筒部4の先端面が嵌合軸部3の付け根部
の段部端面5(胴突き面)に当接し、嵌合軸部3の端部
が嵌合筒部4の付け根部の段部端面15に当接する。こ
の状態では、両環状溝10,20が重なり合って一つの
空間部25を形成し、その中で弾性リング30が拡張状
態で保持される。
すもので、嵌合筒部4の先端面が嵌合軸部3の付け根部
の段部端面5(胴突き面)に当接し、嵌合軸部3の端部
が嵌合筒部4の付け根部の段部端面15に当接する。こ
の状態では、両環状溝10,20が重なり合って一つの
空間部25を形成し、その中で弾性リング30が拡張状
態で保持される。
【0018】この状態では、嵌合筒部4の先端部内面が
嵌合軸部3の傾斜面6に乗り上げるため、嵌合筒部の開
口部に帯状のフ−プ応力が作用する。また、嵌合軸部3
の先端部が嵌合筒部4の傾斜面16によって外周部から
圧縮され、この部分にもフ−プ応力が作用する。このた
め、両者が密着し、接合部の離脱と相互自由回転が防止
される。しかしながら、場合によってはこのような傾斜
面6,16を設けておかなくてもよい。なお、さく孔中
はさく岩機の推力により後側の鋼管が前側の鋼管に押し
付けられるので、接合部に離脱方向の力が作用しない。
嵌合軸部3の傾斜面6に乗り上げるため、嵌合筒部の開
口部に帯状のフ−プ応力が作用する。また、嵌合軸部3
の先端部が嵌合筒部4の傾斜面16によって外周部から
圧縮され、この部分にもフ−プ応力が作用する。このた
め、両者が密着し、接合部の離脱と相互自由回転が防止
される。しかしながら、場合によってはこのような傾斜
面6,16を設けておかなくてもよい。なお、さく孔中
はさく岩機の推力により後側の鋼管が前側の鋼管に押し
付けられるので、接合部に離脱方向の力が作用しない。
【0019】つぎに、さく孔ロッドの引き抜き時等にお
いて、この接合部に分離方向の力(張力)が作用する
と、鋼管1に対し鋼管2は離れる方向に移動するが、こ
のとき、筒部4の環状溝端面20cが弾性リング30を
引っ掛けて後方へ移動するため、弾性リング30が軸部
の環状溝の傾斜面10bに乗り上げて拡径し、筒部4と
弾性リング30との係合度合いが深くなるとともに、弾
性リング30の端部が環状溝10の端面10dに当接す
る(図4参照)。このため、それ以上の抜け出しが不能
となり、両鋼管の接合が強固に保たれる。
いて、この接合部に分離方向の力(張力)が作用する
と、鋼管1に対し鋼管2は離れる方向に移動するが、こ
のとき、筒部4の環状溝端面20cが弾性リング30を
引っ掛けて後方へ移動するため、弾性リング30が軸部
の環状溝の傾斜面10bに乗り上げて拡径し、筒部4と
弾性リング30との係合度合いが深くなるとともに、弾
性リング30の端部が環状溝10の端面10dに当接す
る(図4参照)。このため、それ以上の抜け出しが不能
となり、両鋼管の接合が強固に保たれる。
【0020】この接合部の構造は、一方の鋼管の嵌合軸
部に他方の鋼管の嵌合筒部を嵌合させるだけで、両者が
強固に接合されるので、作業現場等での接合作業が簡単
である。上記説明では、先行の鋼管1の嵌合軸部3に後
続の鋼管2の嵌合筒部4を嵌合するようになっている
が、これとは逆に、先行の鋼管の嵌合筒部に後続の鋼管
の嵌合軸部を嵌合してもよい。また、1本の鋼管の一方
の端部に嵌合軸部を、他方の端部に嵌合筒部を形成して
おけば、同じ構造の鋼管を次々に接合して行くことがで
きるので便利であるが、両端部に嵌合軸部を形成した鋼
管と、両端部に嵌合筒部を形成した鋼管を用意し、これ
らを交互に接合するようにしてもよい。
部に他方の鋼管の嵌合筒部を嵌合させるだけで、両者が
強固に接合されるので、作業現場等での接合作業が簡単
である。上記説明では、先行の鋼管1の嵌合軸部3に後
続の鋼管2の嵌合筒部4を嵌合するようになっている
が、これとは逆に、先行の鋼管の嵌合筒部に後続の鋼管
の嵌合軸部を嵌合してもよい。また、1本の鋼管の一方
の端部に嵌合軸部を、他方の端部に嵌合筒部を形成して
おけば、同じ構造の鋼管を次々に接合して行くことがで
きるので便利であるが、両端部に嵌合軸部を形成した鋼
管と、両端部に嵌合筒部を形成した鋼管を用意し、これ
らを交互に接合するようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したごとく、本発明にかかる
鋼管の接合部の構造によれば、鋼管同士の継ぎ合わせが
きわめて容易であり、土木現場等に適したものとなっ
た。なお、この構造を、埋設用鋼管以外のパイプの接合
に応用することができることは言うまでもない。
鋼管の接合部の構造によれば、鋼管同士の継ぎ合わせが
きわめて容易であり、土木現場等に適したものとなっ
た。なお、この構造を、埋設用鋼管以外のパイプの接合
に応用することができることは言うまでもない。
【図1】本発明の実施例をあらわす要部の縦断面図であ
る。
る。
【図2】その嵌合途中をあらわす縦断面図である。
【図3】接合完了状態における縦断面図である。
【図4】引き抜き力作用時の説明図である。
【図5】弾性リングの説明図である。
【図6】鋼管埋設工法の説明図である。
1 鋼管 2 鋼管 3 嵌合軸部 4 嵌合筒部 5 段部 6 傾斜面 10 環状溝 20 環状溝 30 弾性リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三上 芳一 神奈川県横浜市戸塚区汲沢3−35−23 (72)発明者 高野 昇 神奈川県川崎市川崎区日の出1−16−21 東金工業株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 一方の鋼管の接合端部を所定長さにわた
って外径の小さな嵌合軸部とするとともに、該嵌合軸部
の中間部には外周に沿って環状溝を形成し、他方の鋼管
の接合端部は前記嵌合軸部が嵌合する内径を有する嵌合
筒部とするとともに、該嵌合筒部の中間部内面には前記
環状溝と対向する位置に環状溝を形成し、前記一方の鋼
管の嵌合軸部を他方の鋼管の嵌合筒部に嵌合するととも
に、該嵌合によって重なりあった両環状溝の内部にそれ
ぞれの環状溝に係合して嵌合軸部と嵌合筒部の離脱を防
止する弾性リングを介装したことを特徴とする鋼管の接
合部の構造。 - 【請求項2】 嵌合軸部の外周部に形成されている環状
溝が、先端側が次第に浅くなる傾斜底面を備えている請
求項1に記載の鋼管の接合部の構造。 - 【請求項3】 弾性リングが、円周上の一箇所が切り欠
かれた鋼製リングである請求項1又は2に記載の鋼管の
接合部の構造。 - 【請求項4】 嵌合軸部の付け根部の外周面が奥側に向
かって次第に外径の大きくなる円錐状傾斜面として形成
されるとともに、嵌合筒部の先端部の内周面が先端側に
向かって次第に内径が大きくなる漏斗状傾斜面として形
成されている請求項1、2、3のいずれかに記載の鋼管
の接合部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21115295A JPH0942239A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 鋼管の接合部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21115295A JPH0942239A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 鋼管の接合部の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942239A true JPH0942239A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16601253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21115295A Pending JPH0942239A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 鋼管の接合部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942239A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008164090A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Taifurekkusu Kk | 樹脂管用継手 |
| CN114526010A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-05-24 | 中铁工程装备集团有限公司 | 一种自带钢管挤压连接器的管棚凿岩台车 |
| JP2022100190A (ja) * | 2020-12-23 | 2022-07-05 | 株式会社トーキンオール | リングを用いた連結機構付き鋼管、その連結体、および、施工方法 |
| JP2022102167A (ja) * | 2020-12-25 | 2022-07-07 | 株式会社トーキンオール | 鋼管の接続構造 |
| JP2023108264A (ja) * | 2022-01-25 | 2023-08-04 | 株式会社ケー・エフ・シー | ロックボルト構造体及びその施工方法 |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP21115295A patent/JPH0942239A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008164090A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Taifurekkusu Kk | 樹脂管用継手 |
| JP2022100190A (ja) * | 2020-12-23 | 2022-07-05 | 株式会社トーキンオール | リングを用いた連結機構付き鋼管、その連結体、および、施工方法 |
| JP2022102167A (ja) * | 2020-12-25 | 2022-07-07 | 株式会社トーキンオール | 鋼管の接続構造 |
| JP2023108264A (ja) * | 2022-01-25 | 2023-08-04 | 株式会社ケー・エフ・シー | ロックボルト構造体及びその施工方法 |
| CN114526010A (zh) * | 2022-03-07 | 2022-05-24 | 中铁工程装备集团有限公司 | 一种自带钢管挤压连接器的管棚凿岩台车 |
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