JPH0942274A - ゴムロールおよびその製造方法 - Google Patents
ゴムロールおよびその製造方法Info
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- JPH0942274A JPH0942274A JP7199379A JP19937995A JPH0942274A JP H0942274 A JPH0942274 A JP H0942274A JP 7199379 A JP7199379 A JP 7199379A JP 19937995 A JP19937995 A JP 19937995A JP H0942274 A JPH0942274 A JP H0942274A
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Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロールに接して搬送される被搬送物品との間
でスリップを生じにくく、かつ、耐久性の高いゴムロー
ルおよびその製造方法の提供。 【解決手段】 このゴムロール1は、ロール本体となる
ゴム基体2中に弾性体粒子3が分散されている。ロール
本体は円柱状の鉄心4の外周に成型により形成される。
ゴム基体2は、JIS−A硬度が70〜98の範囲で、
かつ、弾性率が弾性体粒子3のものとは異なるポリウレ
タンゴムで構成されている。このゴムロール1は、ポリ
ウレタンゴムのプリポリマーに弾性体粒子3を予め分散
させておき、この弾性体粒子分散物を硬化剤と混合した
後、この混合物を成型してロール本体を得る方法により
製造される。
でスリップを生じにくく、かつ、耐久性の高いゴムロー
ルおよびその製造方法の提供。 【解決手段】 このゴムロール1は、ロール本体となる
ゴム基体2中に弾性体粒子3が分散されている。ロール
本体は円柱状の鉄心4の外周に成型により形成される。
ゴム基体2は、JIS−A硬度が70〜98の範囲で、
かつ、弾性率が弾性体粒子3のものとは異なるポリウレ
タンゴムで構成されている。このゴムロール1は、ポリ
ウレタンゴムのプリポリマーに弾性体粒子3を予め分散
させておき、この弾性体粒子分散物を硬化剤と混合した
後、この混合物を成型してロール本体を得る方法により
製造される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄鋼業にお
ける鋼板搬送用のブライドルロールや、鋼板処理液絞り
用のリンガーロール等として用いられる、ゴムロールお
よびその製造方法に関する。
ける鋼板搬送用のブライドルロールや、鋼板処理液絞り
用のリンガーロール等として用いられる、ゴムロールお
よびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記したような鉄鋼業で用いられるゴム
ロールにおいては、動摩擦係数の不足や、鋼板表面に塗
布された圧延油または防錆油等の存在が原因となり、ロ
ール表面に接して連続搬送される鋼板との間にスリップ
現象が発生し、鋼板の搬送速度が各工程間で同期せず不
均一となることがある。かかるスリップ現象が発生する
と、ゴムロール表面との摩擦により生じた削れ粉が鋼板
等の表面を傷付けたり、あるいはロールの空転により各
工程での処理時間が不均一となり、製品に品質ムラを生
じたりするという不具合がある。
ロールにおいては、動摩擦係数の不足や、鋼板表面に塗
布された圧延油または防錆油等の存在が原因となり、ロ
ール表面に接して連続搬送される鋼板との間にスリップ
現象が発生し、鋼板の搬送速度が各工程間で同期せず不
均一となることがある。かかるスリップ現象が発生する
と、ゴムロール表面との摩擦により生じた削れ粉が鋼板
等の表面を傷付けたり、あるいはロールの空転により各
工程での処理時間が不均一となり、製品に品質ムラを生
じたりするという不具合がある。
【0003】そこで、このような不具合を解消し、被搬
送物品との間のスリップを生じにくくするために提案さ
れたゴムロールとして、ロール本体を形成するゴム基体
中にこのゴム基体とは物性の異なる弾性体粒子を分散し
たものが提案されている。この種のゴムロールとして
は、例えば、特公昭48−7849号公報のように、ゴ
ム基体よりも低硬度のゴムやプラスチックよりなる弾性
体粒子をゴム基体中に分散してなるものや、本出願人の
既出願による特開平1−254284号公報のように、
ゴム基体よりも硬度および弾性体が高い弾性体粒子をゴ
ム基体中に分散してなるものが開示されている。これら
のゴムロールおいて、弾性体粒子は、混練ロールやバン
バリーミキサ等を用いてゴム基体中に混練され均一に分
散している。
送物品との間のスリップを生じにくくするために提案さ
れたゴムロールとして、ロール本体を形成するゴム基体
中にこのゴム基体とは物性の異なる弾性体粒子を分散し
たものが提案されている。この種のゴムロールとして
は、例えば、特公昭48−7849号公報のように、ゴ
ム基体よりも低硬度のゴムやプラスチックよりなる弾性
体粒子をゴム基体中に分散してなるものや、本出願人の
既出願による特開平1−254284号公報のように、
ゴム基体よりも硬度および弾性体が高い弾性体粒子をゴ
ム基体中に分散してなるものが開示されている。これら
のゴムロールおいて、弾性体粒子は、混練ロールやバン
バリーミキサ等を用いてゴム基体中に混練され均一に分
散している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記開示の各ゴムロー
ルは、被搬送物品との間でスリップを生じにくくするよ
うに工夫されたものであるが、ゴム基体および弾性体粒
子の双方とも、ニトリルゴム,クロロプレンゴム,ブタ
ジエンニトリルゴム等といった汎用の合成ゴムで構成さ
れている。そのため、ゴム基体および弾性体粒子は、硬
軟の差はあれいずれも、被搬送物品との摺接による摩耗
やそれに伴う表面の摩擦係数の低下が避けられず、ゴム
ロール全体として耐久性に乏しいものであった。そのた
め、ゴムロールの寿命が短く、度々製造ライン全体を停
止させてロール交換を行わなければならなかった。
ルは、被搬送物品との間でスリップを生じにくくするよ
うに工夫されたものであるが、ゴム基体および弾性体粒
子の双方とも、ニトリルゴム,クロロプレンゴム,ブタ
ジエンニトリルゴム等といった汎用の合成ゴムで構成さ
れている。そのため、ゴム基体および弾性体粒子は、硬
軟の差はあれいずれも、被搬送物品との摺接による摩耗
やそれに伴う表面の摩擦係数の低下が避けられず、ゴム
ロール全体として耐久性に乏しいものであった。そのた
め、ゴムロールの寿命が短く、度々製造ライン全体を停
止させてロール交換を行わなければならなかった。
【0005】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、ロールに接して搬送される被搬送物品との
間でスリップを生じにくく、かつ、耐久性の高いゴムロ
ールおよびその製造方法の提供を目的とする。
ものであり、ロールに接して搬送される被搬送物品との
間でスリップを生じにくく、かつ、耐久性の高いゴムロ
ールおよびその製造方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のゴムロールは、ロール本体を形成するゴ
ム基体中に弾性体粒子が分散されているものであって、
ゴム基体は、JIS−A硬度が70〜98の範囲で、か
つ、弾性率が弾性体粒子のものとは異なるポリウレタン
ゴムで構成してある。
めに、本発明のゴムロールは、ロール本体を形成するゴ
ム基体中に弾性体粒子が分散されているものであって、
ゴム基体は、JIS−A硬度が70〜98の範囲で、か
つ、弾性率が弾性体粒子のものとは異なるポリウレタン
ゴムで構成してある。
【0007】また、上記ゴムロールを製造する本発明方
法は、ポリウレタンゴムのプリポリマーに弾性体粒子を
分散させ、この弾性体粒子分散物を硬化剤と混合した
後、この混合物を成型してロール本体を得るようにした
ものである。
法は、ポリウレタンゴムのプリポリマーに弾性体粒子を
分散させ、この弾性体粒子分散物を硬化剤と混合した
後、この混合物を成型してロール本体を得るようにした
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】引続き、本発明の実施の形態を図
面に基づいて、詳しく説明する。図1は本発明に係るゴ
ムロールを示す外観図である。図に示したように、この
ゴムロール1は、ロール本体となるゴム基体2中に弾性
体粒子3が分散されているものである。このロール本体
は円柱状の鉄心4の外周に成型により形成される。
面に基づいて、詳しく説明する。図1は本発明に係るゴ
ムロールを示す外観図である。図に示したように、この
ゴムロール1は、ロール本体となるゴム基体2中に弾性
体粒子3が分散されているものである。このロール本体
は円柱状の鉄心4の外周に成型により形成される。
【0009】ここで、上記のゴム基体2は、JIS−A
硬度が70〜98の範囲で、かつ、弾性率が弾性体粒子
3のものとは異なるポリウレタンゴムで構成されてい
る。ゴム基体2のポリウレタンゴムがショアーA硬度7
0を下回ると、鋼板に対する耐摩耗性が低すぎたり、傷
つきやすくなる傾向があり、実用的でなくなる。一方、
98を超えると、ゴム基体2が硬くなりすぎて、ゴム基
体2自体の摩擦係数が低くなり、所望の動摩擦係数を得
られなくなるおそれがある。因みに、耐摩耗性の面から
いえば、ポリウレタンゴムのショアーA硬度は90〜9
5の範囲にするのが最適である。また、弾性体粒子3
は、55〜100(JIS−A硬度)程度のものにする
ことが好ましい。すなわち、弾性体粒子3の硬度はゴム
基体2の硬度と比べて、JIS−A硬度で例えば5〜2
0程度異なるように選定されている。
硬度が70〜98の範囲で、かつ、弾性率が弾性体粒子
3のものとは異なるポリウレタンゴムで構成されてい
る。ゴム基体2のポリウレタンゴムがショアーA硬度7
0を下回ると、鋼板に対する耐摩耗性が低すぎたり、傷
つきやすくなる傾向があり、実用的でなくなる。一方、
98を超えると、ゴム基体2が硬くなりすぎて、ゴム基
体2自体の摩擦係数が低くなり、所望の動摩擦係数を得
られなくなるおそれがある。因みに、耐摩耗性の面から
いえば、ポリウレタンゴムのショアーA硬度は90〜9
5の範囲にするのが最適である。また、弾性体粒子3
は、55〜100(JIS−A硬度)程度のものにする
ことが好ましい。すなわち、弾性体粒子3の硬度はゴム
基体2の硬度と比べて、JIS−A硬度で例えば5〜2
0程度異なるように選定されている。
【0010】また、弾性率は、ゴム基体2が50〜10
00kg/cm2 程度、弾性体粒子3が200〜300
00kg/cm2 にすることが好ましい。弾性体粒子3
の弾性率が30000kg/cm2 を超えると、薄鋼板
など製品によっては、傷や歪等が発生する恐れがある。
特に、ゴム基体2の弾性率は、ロールを使用する際のニ
ップ圧(例えば、ブライドルロールとして用いる場合は
鋼板張力)によって選定されるが、弾性体粒子3はゴム
基体2の弾性率の0.5倍以上で5.0倍以下程度に異
なる弾性率を有したものを用いるのがよい。
00kg/cm2 程度、弾性体粒子3が200〜300
00kg/cm2 にすることが好ましい。弾性体粒子3
の弾性率が30000kg/cm2 を超えると、薄鋼板
など製品によっては、傷や歪等が発生する恐れがある。
特に、ゴム基体2の弾性率は、ロールを使用する際のニ
ップ圧(例えば、ブライドルロールとして用いる場合は
鋼板張力)によって選定されるが、弾性体粒子3はゴム
基体2の弾性率の0.5倍以上で5.0倍以下程度に異
なる弾性率を有したものを用いるのがよい。
【0011】ゴム基体2に対する弾性体粒子3の配合比
率は、適当なスリップ防止効果を有し、かつ、弾性体粒
子3の鋼板への適当な圧縮応力が得られる範囲内で、適
宜定めるのが好ましい。そして、弾性体粒子3の粒径
は、鋼板に対する十分な圧縮応力が得られ、かつ、鋼板
表面にマーキング等を発生させたりすることのない範囲
内で、適宜設定するのが好ましい。
率は、適当なスリップ防止効果を有し、かつ、弾性体粒
子3の鋼板への適当な圧縮応力が得られる範囲内で、適
宜定めるのが好ましい。そして、弾性体粒子3の粒径
は、鋼板に対する十分な圧縮応力が得られ、かつ、鋼板
表面にマーキング等を発生させたりすることのない範囲
内で、適宜設定するのが好ましい。
【0012】弾性体粒子3の材質としては、例えばニト
リルブタジエンゴム,スチレンブタジエンゴム,ポリブ
タジエンゴム、あるいはポリウレタンゴム等を用いるこ
とができる。
リルブタジエンゴム,スチレンブタジエンゴム,ポリブ
タジエンゴム、あるいはポリウレタンゴム等を用いるこ
とができる。
【0013】引続き、ゴムロール1の製造方法につき、
図2を参照して説明する。図において、10は攪拌機1
1を備えた主剤槽であり、槽内にはポリウレタンゴムの
プリポリマー2aが80〜90℃で貯留されており、更
に弾性体粒子3が加えられて攪拌機11により混合・分
散されている。プリポリマー2aは、ポリオール類に過
剰のイソシアネート類を添加して得たものである。この
プリポリマー2aは粘性を有する液体であることから、
弾性体粒子3は急速沈降することなくプリポリマー2a
中で比較的安定に分散して弾性体粒子分散物6となって
いる。
図2を参照して説明する。図において、10は攪拌機1
1を備えた主剤槽であり、槽内にはポリウレタンゴムの
プリポリマー2aが80〜90℃で貯留されており、更
に弾性体粒子3が加えられて攪拌機11により混合・分
散されている。プリポリマー2aは、ポリオール類に過
剰のイソシアネート類を添加して得たものである。この
プリポリマー2aは粘性を有する液体であることから、
弾性体粒子3は急速沈降することなくプリポリマー2a
中で比較的安定に分散して弾性体粒子分散物6となって
いる。
【0014】一方、12は硬化剤槽であり、槽内に3,
3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノジフェニルメタン
等の硬化剤2bを貯留している。このような硬化剤とし
ては、硬化時に適正なポットライフを得られるものであ
り、最終的には適正な硬度を有し機械的強度の優れた耐
摩耗性の高いポリマーを得られるものを用いるのがよ
い。これらの主剤槽10や硬化剤槽11は、吸湿をさけ
るために槽内空間が乾燥窒素で満たされている。
3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノジフェニルメタン
等の硬化剤2bを貯留している。このような硬化剤とし
ては、硬化時に適正なポットライフを得られるものであ
り、最終的には適正な硬度を有し機械的強度の優れた耐
摩耗性の高いポリマーを得られるものを用いるのがよ
い。これらの主剤槽10や硬化剤槽11は、吸湿をさけ
るために槽内空間が乾燥窒素で満たされている。
【0015】ロール型18は、底板部20と、下面開口
が底板部20に水密状に装着される竪円筒部19とで構
成されている。竪型加熱炉21は竪長箱状に形成された
もので、加熱送風機22からの加熱空気によって炉内が
予め加温されている。上記のロール型18は竪型加熱炉
21外で台車24上に予め組み立てられている。ロール
型18のキャビティー23内には、鉄心4のロール部が
配置され、更にロール部外周面には接着剤が塗布されて
いる。
が底板部20に水密状に装着される竪円筒部19とで構
成されている。竪型加熱炉21は竪長箱状に形成された
もので、加熱送風機22からの加熱空気によって炉内が
予め加温されている。上記のロール型18は竪型加熱炉
21外で台車24上に予め組み立てられている。ロール
型18のキャビティー23内には、鉄心4のロール部が
配置され、更にロール部外周面には接着剤が塗布されて
いる。
【0016】そこで、弾性体粒子分散物6がモーノポン
プ15(兵伸装備株式会社製)によりミキサ17に導か
れるとともに、弾性体粒子分散物6に対し所定配合比率
の硬化剤2bがギアポンプ16によりミキサ17に導か
れると、弾性体粒子分散物6および硬化剤2bはミキサ
17のケーシング内で十分に混合される。弾性体粒子分
散物6と硬化剤2bの混合物は、ミキサ17からフレキ
シブルパイプ25を通じてロール型18へ送り出され、
キャビティー23内の鉄心4の周囲に注入される。
プ15(兵伸装備株式会社製)によりミキサ17に導か
れるとともに、弾性体粒子分散物6に対し所定配合比率
の硬化剤2bがギアポンプ16によりミキサ17に導か
れると、弾性体粒子分散物6および硬化剤2bはミキサ
17のケーシング内で十分に混合される。弾性体粒子分
散物6と硬化剤2bの混合物は、ミキサ17からフレキ
シブルパイプ25を通じてロール型18へ送り出され、
キャビティー23内の鉄心4の周囲に注入される。
【0017】混合物注入後のロール型18および台車2
4は一体で軌道上を搬送され竪型加熱炉21内に格納さ
れる。その後、炉扉が閉じられて竪型加熱炉21内が密
封される。こうして、キャビティー23内の混合物は、
110〜120℃で12〜16時間保持されることによ
り硬化し、ゴム基体2中に弾性体粒子3を分散したロー
ル本体が形成される。以上のようにしてゴムロール1が
できあがる。
4は一体で軌道上を搬送され竪型加熱炉21内に格納さ
れる。その後、炉扉が閉じられて竪型加熱炉21内が密
封される。こうして、キャビティー23内の混合物は、
110〜120℃で12〜16時間保持されることによ
り硬化し、ゴム基体2中に弾性体粒子3を分散したロー
ル本体が形成される。以上のようにしてゴムロール1が
できあがる。
【0018】上記したように、この製造方法により得た
ゴムロール1は、予めプリポリマー2aの方へ弾性体粒
子3を分散させておき、これを硬化剤2bと混合した後
にロール型18へ注入してロール本体を形成させるよう
にしたので、成型により形成されるものであるにもかか
わらず、弾性体粒子3をゴム基体2内にうまく分散させ
ることができた。尚、上記の実施形態では、竪円筒状の
ロール型を用いそのキャビティー内に鉄心を垂直方向に
配置するようにしたが、例えば、横円筒状のロール型を
用いそのキャビティー内に鉄心を水平方向に配置したも
ので成型しても構わない。
ゴムロール1は、予めプリポリマー2aの方へ弾性体粒
子3を分散させておき、これを硬化剤2bと混合した後
にロール型18へ注入してロール本体を形成させるよう
にしたので、成型により形成されるものであるにもかか
わらず、弾性体粒子3をゴム基体2内にうまく分散させ
ることができた。尚、上記の実施形態では、竪円筒状の
ロール型を用いそのキャビティー内に鉄心を垂直方向に
配置するようにしたが、例えば、横円筒状のロール型を
用いそのキャビティー内に鉄心を水平方向に配置したも
ので成型しても構わない。
【0019】上述したゴムロール1は、図3に示すよう
に、上下1組で鋼板5の搬送用ロールとして用いられ
る。ゴムロール1は、鋼板5によりその表面が圧縮され
るが、ゴム基体2と弾性体粒子3には、硬度および弾性
率等の物性に差があり、当然ながら圧縮応力にも差を生
じる。そのため、ゴムロール1の全表面の圧縮応力が不
均一に分布した状態となり、それが鋼板5等とゴムロー
ル1表面との間の動摩擦係数を高める要因となってい
る。
に、上下1組で鋼板5の搬送用ロールとして用いられ
る。ゴムロール1は、鋼板5によりその表面が圧縮され
るが、ゴム基体2と弾性体粒子3には、硬度および弾性
率等の物性に差があり、当然ながら圧縮応力にも差を生
じる。そのため、ゴムロール1の全表面の圧縮応力が不
均一に分布した状態となり、それが鋼板5等とゴムロー
ル1表面との間の動摩擦係数を高める要因となってい
る。
【0020】すなわち、図4に示すように、ゴムロール
1は、鋼板5との接触面がロール回転方向(矢印R)と
は反対向きに引っ張られる。このとき、伸び率の差によ
って、例えばゴム基体2が弾性体粒子3よりも伸びるよ
うな場合、弾性体粒子3間のゴム基体2表面に凹部30
が形成され、相対的に各弾性体粒子3が突出する。突出
した弾性体粒子3は鋼板5表面に強く押し付けられる。
加えて、鋼板5表面に付着していた油や処理液等は凹部
30に移動して溜る。これらの相乗効果によって、ゴム
ロール1と鋼板5との間の動摩擦係数が高くなり、スリ
ップを防止できるのである。このような相乗効果は、上
例とは逆に、弾性体粒子3がゴム基体2より伸びる場合
であっても、程度の差はあれ奏し得る。また、ゴム基体
2は所定硬度のポリウレタンゴムで構成されているの
で、経時使用により鋼板5と接する弾性体粒子3が摩耗
しても、周囲のゴム基体2は摩耗しにくく、ロール全体
としての耐摩耗性が向上する。
1は、鋼板5との接触面がロール回転方向(矢印R)と
は反対向きに引っ張られる。このとき、伸び率の差によ
って、例えばゴム基体2が弾性体粒子3よりも伸びるよ
うな場合、弾性体粒子3間のゴム基体2表面に凹部30
が形成され、相対的に各弾性体粒子3が突出する。突出
した弾性体粒子3は鋼板5表面に強く押し付けられる。
加えて、鋼板5表面に付着していた油や処理液等は凹部
30に移動して溜る。これらの相乗効果によって、ゴム
ロール1と鋼板5との間の動摩擦係数が高くなり、スリ
ップを防止できるのである。このような相乗効果は、上
例とは逆に、弾性体粒子3がゴム基体2より伸びる場合
であっても、程度の差はあれ奏し得る。また、ゴム基体
2は所定硬度のポリウレタンゴムで構成されているの
で、経時使用により鋼板5と接する弾性体粒子3が摩耗
しても、周囲のゴム基体2は摩耗しにくく、ロール全体
としての耐摩耗性が向上する。
【0021】
実施例1.ゴム基体として、JIS−A硬度が80で、
弾性率が300kg/cm2 のポリウレタンゴム(U
R)を用いた。また、弾性体粒子として、JIS−A硬
度が90で、弾性率が400kg/cm2 のニトリルブ
タジエンゴム(NBR)を用いた。これらの配合比率
(UR/NBR重量比)は100/12.5とした。ゴ
ムロールの動摩擦係数は、一端がロードセルに接続され
るとともに他端に一定荷重Wが与えられたシート状体
を、軸固定したゴムロールサンプルの表面に所定の巻付
け角度θで接触させておき、ロードセルを一定速度で移
動させることによりシート状体をロール表面で摺動させ
つつ引っ張るときの張力Tを検出するようにした摩擦係
数測定機(尾高ゴム工業株式会社製、図示省略)で評価
した。このとき検出した張力Tを、次のオイラーの式に
適用して動摩擦係数μを求めた。 μ=(1/θ)・Loge (T/W) ここで、μ:動摩擦係数 θ:巻付け角(ラジアン) W:荷重(kg) T:張力(kg) これによると、動摩擦係数μは、0.404であった。
また、耐摩耗性は、アクロン式摩耗試験機(回転砥石に
押し付けられるゴムロールサンプルの押圧力は6ポン
ド、回転砥石とゴムロールサンプルとの軸傾斜角は15
°とした)を用いて測定され、回転砥石1000回転当
たりのゴムの摩耗体積(摩耗重量を実測し、これから換
算してアクロン摩耗体積とした)で評価した。このとき
のアクロン摩耗体積は、0.148ccであった。
弾性率が300kg/cm2 のポリウレタンゴム(U
R)を用いた。また、弾性体粒子として、JIS−A硬
度が90で、弾性率が400kg/cm2 のニトリルブ
タジエンゴム(NBR)を用いた。これらの配合比率
(UR/NBR重量比)は100/12.5とした。ゴ
ムロールの動摩擦係数は、一端がロードセルに接続され
るとともに他端に一定荷重Wが与えられたシート状体
を、軸固定したゴムロールサンプルの表面に所定の巻付
け角度θで接触させておき、ロードセルを一定速度で移
動させることによりシート状体をロール表面で摺動させ
つつ引っ張るときの張力Tを検出するようにした摩擦係
数測定機(尾高ゴム工業株式会社製、図示省略)で評価
した。このとき検出した張力Tを、次のオイラーの式に
適用して動摩擦係数μを求めた。 μ=(1/θ)・Loge (T/W) ここで、μ:動摩擦係数 θ:巻付け角(ラジアン) W:荷重(kg) T:張力(kg) これによると、動摩擦係数μは、0.404であった。
また、耐摩耗性は、アクロン式摩耗試験機(回転砥石に
押し付けられるゴムロールサンプルの押圧力は6ポン
ド、回転砥石とゴムロールサンプルとの軸傾斜角は15
°とした)を用いて測定され、回転砥石1000回転当
たりのゴムの摩耗体積(摩耗重量を実測し、これから換
算してアクロン摩耗体積とした)で評価した。このとき
のアクロン摩耗体積は、0.148ccであった。
【0022】実施例2.ゴム基体として、JIS−A硬
度が90で、弾性率が750kg/cm2 のポリウレタ
ンゴム(UR)を用いた以外は、実施例1と同様に行っ
た。このときのゴムロールの動摩擦係数は0.337で
あった。また、アクロン摩耗体積は0.101ccであ
った。
度が90で、弾性率が750kg/cm2 のポリウレタ
ンゴム(UR)を用いた以外は、実施例1と同様に行っ
た。このときのゴムロールの動摩擦係数は0.337で
あった。また、アクロン摩耗体積は0.101ccであ
った。
【0023】比較例1.先述した特開平1−25428
4号公報の従来ロールを模して、ゴム基体および弾性体
粒子のいずれにもニトリルブタジエンゴム(NBR)を
用いたゴムロールを作製した。ゴム基体は、JIS−A
硬度が70で、弾性率が120kg/cm2 のものを用
い、弾性体粒子は、JIS−A硬度が80で、弾性率が
210kg/cm2 のものを用いた。これらの配合比率
(NBR/NBR重量比)は、100/17とした。こ
の従来ロールの動摩擦係数は0.280であった。ま
た、アクロン摩耗体積は0.258ccであった。
4号公報の従来ロールを模して、ゴム基体および弾性体
粒子のいずれにもニトリルブタジエンゴム(NBR)を
用いたゴムロールを作製した。ゴム基体は、JIS−A
硬度が70で、弾性率が120kg/cm2 のものを用
い、弾性体粒子は、JIS−A硬度が80で、弾性率が
210kg/cm2 のものを用いた。これらの配合比率
(NBR/NBR重量比)は、100/17とした。こ
の従来ロールの動摩擦係数は0.280であった。ま
た、アクロン摩耗体積は0.258ccであった。
【0024】
【表1】
【0025】注)表中、硬度の単位はJIS−A硬度で
ある。弾性率の単位はkg/cm2である。耐摩耗性の
単位は摩耗体積のccである。
ある。弾性率の単位はkg/cm2である。耐摩耗性の
単位は摩耗体積のccである。
【0026】すなわち、表1からも明らかなように、実
施例1,2のゴムロールは、従来ロールと比べて、動摩
擦係数が格段に優れ、顕著なスリップ防止効果を奏する
ものであった。しかも、耐摩耗性に関して良好であり、
耐久性の優れたゴムロールを実現できた。因みに、JI
S−A硬度90のポリウレタンゴムを使用した実施例2
のゴムロールの方が、アクロン式摩耗試験機による摩耗
体積量が小さく、実施例1よりも耐摩耗性に富んでいる
ことが判る。但し、ゴムロールの摩耗はスリップに因る
ところが大きいことから、動摩擦係数の高い実施例1,
2のゴムロールにおける実際の耐摩耗性は、アクロン式
摩耗試験機による数値結果以上の効果がもたらされるも
のと考察する。
施例1,2のゴムロールは、従来ロールと比べて、動摩
擦係数が格段に優れ、顕著なスリップ防止効果を奏する
ものであった。しかも、耐摩耗性に関して良好であり、
耐久性の優れたゴムロールを実現できた。因みに、JI
S−A硬度90のポリウレタンゴムを使用した実施例2
のゴムロールの方が、アクロン式摩耗試験機による摩耗
体積量が小さく、実施例1よりも耐摩耗性に富んでいる
ことが判る。但し、ゴムロールの摩耗はスリップに因る
ところが大きいことから、動摩擦係数の高い実施例1,
2のゴムロールにおける実際の耐摩耗性は、アクロン式
摩耗試験機による数値結果以上の効果がもたらされるも
のと考察する。
【0027】また、このポリウレタンゴムよりなるゴム
基体2の表面は、老化しても硬化現象を生じない。ま
た、表面が摩耗しても、他種の合成ゴムのように滑面と
はならず、常に粗面が出現するので、経時使用による動
摩擦係数の低下は極めて小さい。従って、長い間使用し
てもスリップ防止効果はほとんど低下しない。
基体2の表面は、老化しても硬化現象を生じない。ま
た、表面が摩耗しても、他種の合成ゴムのように滑面と
はならず、常に粗面が出現するので、経時使用による動
摩擦係数の低下は極めて小さい。従って、長い間使用し
てもスリップ防止効果はほとんど低下しない。
【0028】尚、上記では、鋼板搬送ロールに適用した
例を示したが、本発明のゴムロールはそれに限定される
ものではない。例えば、織布の揉み洗い用ロール等とし
て用いてもよい。
例を示したが、本発明のゴムロールはそれに限定される
ものではない。例えば、織布の揉み洗い用ロール等とし
て用いてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るゴムロ
ールは、JIS−A硬度が70〜98の範囲で、かつ、
弾性率が弾性体粒子のものとは異なるポリウレタンゴム
で構成したゴム基体中に、弾性体粒子を分散してあるの
で、被搬送物品と接触したときのロール表面は不均質な
圧力分布となり、物品表面の油や処理液は圧力の高い部
分から低い部分へと移動して、ロールと被搬送物品との
間に高い摩擦状態が得られ、もって被搬送物品との間の
スリップを防止できる。加えて、ゴム基体がポリウレタ
ンゴムで形成されているので、従来ロールと比べて耐摩
耗性の向上化を図ることができ、耐久性の優れたゴムロ
ールを実現できたのである。
ールは、JIS−A硬度が70〜98の範囲で、かつ、
弾性率が弾性体粒子のものとは異なるポリウレタンゴム
で構成したゴム基体中に、弾性体粒子を分散してあるの
で、被搬送物品と接触したときのロール表面は不均質な
圧力分布となり、物品表面の油や処理液は圧力の高い部
分から低い部分へと移動して、ロールと被搬送物品との
間に高い摩擦状態が得られ、もって被搬送物品との間の
スリップを防止できる。加えて、ゴム基体がポリウレタ
ンゴムで形成されているので、従来ロールと比べて耐摩
耗性の向上化を図ることができ、耐久性の優れたゴムロ
ールを実現できたのである。
【0030】また、本発明による製造方法によれば、成
型によりポリウレタンゴムでゴム基体を形成するにあた
り、予めプリポリマーの方に弾性体粒子を分散させてお
り、その後硬化剤とともに混合したものを成型してロー
ル本体を得るようにしたので、弾性体粒子をゴム基体内
に均一に分散させたロール本体を、成型によって得るこ
とができ、ポリウレタンゴムを使用した高品質のゴムロ
ールを実現できる。
型によりポリウレタンゴムでゴム基体を形成するにあた
り、予めプリポリマーの方に弾性体粒子を分散させてお
り、その後硬化剤とともに混合したものを成型してロー
ル本体を得るようにしたので、弾性体粒子をゴム基体内
に均一に分散させたロール本体を、成型によって得るこ
とができ、ポリウレタンゴムを使用した高品質のゴムロ
ールを実現できる。
【図1】本発明に係るゴムロールを示す側断面図であ
る。
る。
【図2】このゴムロールを製造する装置を示す概略構成
図である。
図である。
【図3】このゴムロールの一使用態様となる鋼板搬送ロ
ールを示す斜視図である。
ールを示す斜視図である。
【図4】鋼板との接触部における鋼板搬送ロールの側断
面状態を示す模式図である。
面状態を示す模式図である。
1 ゴムロール 2 ゴム基体 2a プレポリマー 2b 硬化剤 3 弾性体粒子 6 弾性体粒子分散物 17 ミキサ 18 ロール型
Claims (2)
- 【請求項1】 ロール本体を形成するゴム基体中に弾性
体粒子が分散されているゴムロールであって、ゴム基体
は、JIS−A硬度が70〜98の範囲で、かつ、弾性
率が弾性体粒子のものとは異なるポリウレタンゴムで構
成されていることを特徴とするゴムロール。 - 【請求項2】 請求項1記載のゴムロールを製造するに
あたり、ポリウレタンゴムのプリポリマーに弾性体粒子
を分散させ、この弾性体粒子分散物を硬化剤と混合した
後、この混合物を成型してロール本体を得るようにした
ことを特徴とするゴムロールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7199379A JPH0942274A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ゴムロールおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7199379A JPH0942274A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ゴムロールおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942274A true JPH0942274A (ja) | 1997-02-10 |
Family
ID=16406791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7199379A Pending JPH0942274A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | ゴムロールおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942274A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1048692A3 (de) * | 1999-04-29 | 2001-03-28 | Rhein Chemie Rheinau GmbH | Polyurethan-Kautschukmischungen enthaltend modifizierte Kautschukgele |
| KR100365267B1 (ko) * | 1999-11-08 | 2002-12-18 | 광성고무롤주식회사 | 고마찰계수를 갖는 고무롤과 그의 제조방법 |
| JP2018149582A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | Jfeスチール株式会社 | 高強度冷延鋼板のエッジ検出方法及びエッジ検出装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61182609U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-14 | ||
| JPH01254284A (ja) * | 1988-04-01 | 1989-10-11 | Odaka Rubber Kogyo Kk | ゴムロール |
| JPH05288213A (ja) * | 1992-04-06 | 1993-11-02 | Bando Chem Ind Ltd | ウレタンエラストマーからなるロール |
| JPH05311473A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-11-22 | Kawasaki Steel Corp | 連続焼鈍酸洗設備 |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP7199379A patent/JPH0942274A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61182609U (ja) * | 1985-04-30 | 1986-11-14 | ||
| JPH01254284A (ja) * | 1988-04-01 | 1989-10-11 | Odaka Rubber Kogyo Kk | ゴムロール |
| JPH05288213A (ja) * | 1992-04-06 | 1993-11-02 | Bando Chem Ind Ltd | ウレタンエラストマーからなるロール |
| JPH05311473A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-11-22 | Kawasaki Steel Corp | 連続焼鈍酸洗設備 |
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| EP1048692A3 (de) * | 1999-04-29 | 2001-03-28 | Rhein Chemie Rheinau GmbH | Polyurethan-Kautschukmischungen enthaltend modifizierte Kautschukgele |
| KR100365267B1 (ko) * | 1999-11-08 | 2002-12-18 | 광성고무롤주식회사 | 고마찰계수를 갖는 고무롤과 그의 제조방법 |
| JP2018149582A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | Jfeスチール株式会社 | 高強度冷延鋼板のエッジ検出方法及びエッジ検出装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050621 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051025 |