JPH0942401A - トロイダル型無段変速機 - Google Patents

トロイダル型無段変速機

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JPH0942401A
JPH0942401A JP19507295A JP19507295A JPH0942401A JP H0942401 A JPH0942401 A JP H0942401A JP 19507295 A JP19507295 A JP 19507295A JP 19507295 A JP19507295 A JP 19507295A JP H0942401 A JPH0942401 A JP H0942401A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラニオン及びリンクの耐久性を向上させ
る。 【解決手段】 入力及び出力ディスクの回転軸に対して
直交する平面内に配設され、軸方向及び軸回りに変位可
能な一対のトラニオン3と、トラニオン3の両端部に形
成された回転軸部3a、3bと、回転軸部3a、3bの
間で回転軸から所定量だけオフセットしたオフセット軸
部3cと、両端部に形成した貫通孔4L、4Rを介して
回転軸部3a、3aを連結するとともに、ケーシング1
0に固設された支持部材12でほぼ中央部を揺動自在に
支持されたリンク4と、回転軸部3aに嵌合する貫通孔
7bを形成した球体7と、リンク4の貫通孔4Lに外周
8bを嵌合する一方、内周8aに凹状の球面を形成して
球体7と係合する球面リング8と、トラニオン3のオフ
セット軸部3cがリンク4と対向する肩部30とリンク
4の下面40との間に所定の間隙δを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に用いられ
るトロイダル型無段変速機のトラニオンとリンクの連結
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】トロイダル型無段変速機のトラニオンを
支持するリンクの構造としては、特開平4−35136
0号公報に示すものが知られている。
【0003】これについて説明すると、図7に示すよう
に、トロイド状の溝を対向面に形成した一対の入出力デ
ィスク(図示せず)で挟持される一対のパワーローラ
1、1は、入出力ディスクの回転軸を挟んで配設された
一対のトラニオン3、3に基端を支持された偏心軸2、
2によって回転自在に軸支される。
【0004】パワーローラ1、1は、トラニオン3、3
の軸方向の変位に応じて傾転角を変更することで、任意
の変速比を無段階に設定するものである。
【0005】入出力ディスクの回転軸と直交する平面内
で、この回転軸を挟んだ左右に配設されたトラニオン
3、3は、上端部及び下端部に回転軸部3a、3bを形
成する一方、回転軸部3a、3bの間には径方向へ所定
量だけオフセットしたオフセット軸部3cが形成され、
偏心軸2はトラニオン3の回転軸と直交するようにオフ
セット軸部3cで基端を支持される。
【0006】トラニオン3の下端側の回転軸部3bは、
軸方向へ伸縮可能、かつ軸回りに回転可能な油圧シリン
ダ6のロッド6bに結合しており、油圧シリンダ6への
供給油圧に応じてトラニオン3、3は図中上下方向へ変
位するとともに、パワーローラ1、1の傾転に応じて回
動する。
【0007】一方、トラニオン3、3の上端及び下端側
の回転軸部3a、3bは、入出力ディスクの回転軸と直
交する平面内で揺動自在なリンク4’、5’を介して相
互に連結され、トラニオン3、3に加わる軸方向の力を
支持される。
【0008】リンク4’、5’の長手方向の両端部及び
中央部には貫通孔が形成されて、両端部の貫通孔でトラ
ニオン3、3の回転軸部3a、3bを挿通する一方、中
央部の貫通孔は ケーシング10から入出力ディスクの
回転軸へ向けて、それぞれ図中上下方向へ突設されたリ
ンク支持部材116、120と嵌合する。
【0009】ここで、左右の油圧シリンダ6、6は相反
する方向へ同期的に駆動され、リンク4’、5’はリン
ク支持部材116、120を支点に揺動する。このた
め、回転軸部3a、3bと、リンク4’、5’の両端部
の貫通孔との間には球面軸受110、112が介装さ
れ、トラニオン3に対するリンク4’、5’の傾斜を許
容する。
【0010】なお、球面軸受110、112の内周と回
転軸部3a、3bの間にはニードルベアリング200が
介装されて、トラニオン3の軸回りの回転を円滑に行っ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なトロイダル型無段変速機では、球面軸受110がリン
ク4’の貫通孔に係合しているだけなので、図8に示す
ように、オフセット軸部3cのオフセット量に応じて水
平面として形成された肩部30を、リンク4’とトラニ
オン3が直交する中立位置においてリンク4’の下面4
0と面接触させることで、トラニオン3の鉛直方向(図
中上下方向)の位置決めを行っている。なお、リンク
5’と回転軸部3b側も同様に連結される。
【0012】しかしながら、パワーローラ1、1の傾転
角を変更する場合、油圧シリンダ6、6はトラニオン
3、3を相反する方向へ同期的に駆動されるため、例え
ば、図中左側のトラニオン3を伸長、同じく右側のトラ
ニオン3を収縮方向へ駆動すると、リンク4’は図9に
示すように図中上方へ向けて揺動し、下面40とトラニ
オン3の肩部30は点接触となり、逆に、図10に示す
ように、左側のトラニオン3を収縮、他方を伸長駆動す
る場合では、肩部30の端部と下面40が点接触となっ
て、このとき、パワーローラ1の傾転に応じてトラニオ
ン3は回転するため、点接触となった下面40と肩部3
0との間にこじりが発生し、トラニオン3が軸方向へ変
位する際の抵抗が増大し、トラニオン3及びリンク
4’、5’の摩耗が増大するのに加えて、変速の応答性
が低下するという問題があった。
【0013】また、球面軸受110は回転軸部3aから
の抜け止めのために、図8に示すように、ワッシャ11
2及びスナップリング111を設ける必要があり、この
ため、部品点数が増大するだけでなく組み立て工数が増
大して生産性が低下するという問題がった。
【0014】そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなさ
れたもので、トラニオンとリンクのかじりを防いで耐久
性及び応答性を確保しながら、部品点数を削減して生産
性を向上させることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、相互に対
向する面にトロイド状の溝を形成するとともに、同軸的
に配設された入力ディスク及び出力ディスクと、前記入
力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持されて傾
転自在な一対のパワーローラと、前記入力及び出力ディ
スクの回転軸に対して直交する平面内に配設され、軸方
向及び軸回りに変位可能な一対のトラニオンと、前記ト
ラニオンの両端部に形成された回転軸部と、前記トラニ
オンの回転軸部の間で回転軸から所定量だけオフセット
したオフセット軸部と、前記入力ディスク及び出力ディ
スクとの対向面に挟持されるとともに、前記一対のトラ
ニオンのそれぞれのオフセット軸部に固設された偏心軸
に軸支されて回転自在な一対のパワーローラと、両端部
に形成した貫通孔を介して一対のトラニオンの回転軸部
を連結するとともに、ケーシングに固設された支持部材
でほぼ中央部を揺動自在に支持されたリンクと、前記一
対のトラニオンを相反する軸方向へそれぞれ駆動するア
クチュエータとを備えたトロイダル型無段変速機におい
て、前記回転軸部に嵌合する貫通孔を形成した球体と、
前記リンクの貫通孔に外周を嵌合する一方、内周に凹状
の球面を形成して前記球体と係合する球面リングと、前
記トラニオンのオフセット軸部がリンクと対向する肩部
とリンクとの間に形成された所定の間隙δとを備える。
【0016】また、第2の発明は、前記第1の発明にお
いて、前記リンクの両端部に形成された貫通孔の内周と
球面リングの外周との間にはローラーベアリングを介装
する。
【0017】また、第3の発明は、前記第1または第2
の発明において、前記間隙δは、アクチュエータの全ス
トローク量に対して所定の比率に設定される。
【0018】
【作用】したがって、第1の発明は、一対のアクチュエ
ータを相反する軸方向へ駆動して、一方のトラニオンを
上昇、他方のトラニオンを下降させ、パワーローラを傾
転させて変速比を変更し、トラニオンはパワーローラの
傾転に応じて回動しながら軸方向へ変位する。一対のト
ラニオンを連結するリンクは、トラニオンの相反する軸
方向への運動に応じてリンク支持部材を支点として揺動
し、この揺動に応じてリンクはトラニオンに対して傾斜
するが、リンクの端部とトラニオンの回転軸部には球面
リングに係合した球体で構成される球体継ぎ手を介装し
て、任意の軸回りに相対回転が可能となり、トラニオン
を軸回りに回動させながらトラニオンとリンクとの相対
的な揺動運動を円滑に行うことができ、このとき、トラ
ニオンの回転軸部間に設けたオフセット軸部がリンクと
対向する肩部とリンクとの間には、所定の間隙が形成さ
れるため、リンクがトラニオンに対して揺動してもリン
クと肩部の接触を回避して、トラニオンの駆動を円滑に
行うことができる。
【0019】また、第2の発明は、リンクの両端部に形
成された貫通孔の内周と球面リングの外周との間にロー
ラーベアリングを介装したため、パワーローラの傾転に
伴うトラニオンの軸回りの変位をローラーベアリング
で、トラニオンに対するリンクの揺動を球面リングと球
体によってそれぞれ円滑に行うことができる。
【0020】また、第3の発明は、トラニオンの肩部と
リンクとの間隙δは、アクチュエータの全ストローク量
に対して所定の比率に設定されるため、アクチュエータ
の最伸長位置から最収縮位置までの間で、肩部とリンク
の接触を回避してトラニオンの駆動を円滑に行うことが
できる。
【0021】
【実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付図面に
基づいて説明する。
【0022】図1に示すように、前記従来例の図7に示
したトロイダル型無段変速機に本発明を適用した場合を
示し、前記図7に示した球面軸受110、112を凸状
の球体7と凹状の球面リング8とから構成される球体継
ぎ手に置き換え、さらに、トラニオン3の肩部30との
間に所定の間隙δを形成するリンク4、5としたもの
で、その他は前記従来例と同様であり、同一のものに同
一の符号を付して重複説明を省略する。
【0023】左右のトラニオン3、3を連結するリンク
4、5は、前記従来例と同様にして長手方向の両端部及
び中央部に貫通孔を備えており、リンク4には、図中左
側から順に貫通孔4L、4C、4Rが、同じくリンク5
には貫通孔5L、5C、5Rが形成される。
【0024】リンク4の貫通孔4L、4Rはトラニオン
3、3の上端部の回転軸部3a、3aを挿通する一方、
リンク5の貫通孔5L、5Rは同じく下端部の回転軸部
3b、3bを挿通する。
【0025】リンク4の中央部に形成された貫通孔4
C、5Cには、ケーシング10の内周上面及び内周底面
を構成するアクチュエータカバー11の上面から、入出
力ディスクの回転軸へ向けてそれぞれ突設された柱状の
リンク支持部材12、13が通される。なお、アクチュ
エータカバー11は油圧シリンダ6、6のピストン6a
を収装する油室を形成して、ケーシング10に結合され
るものである。
【0026】リンク4、5の各貫通孔とトラニオン3及
びリンク支持部材12、13との間には、図2に示すよ
うな球体継ぎ手が介装される。
【0027】この球体継ぎ手は、円筒状の球面リング8
の内周8aを所定の内径の凹部状の球面で形成し、この
内周に貫通孔7bを備えた所定の外径の球体7を係合さ
せたもので、凸状の球面で形成される球体7の外周7a
が球面リング8の内周8aと摺接し、特別な抜け止め手
段を用いることなく球体7を球面リング8の内周に保持
しながら、任意の軸回りで球体7と球面リング8の相対
回転を行うことができる。
【0028】このような、球体継ぎ手は、リンク4、5
の貫通孔4L、4C、4R、5L、5C、5Rとトラニ
オン3及びリンク支持部材12、13との間に圧入等に
よって嵌合され、トラニオン3、3はリンク4、5で連
結され、リンク4、5は支持部材12、13を支点にそ
れぞれ回動可能となる。
【0029】例えば、貫通孔4Lと回転軸部3aの連結
位置では、貫通孔4Lの内周には球面リング8の外周8
bが圧入等によって嵌合し、回転軸部3aに球体7の貫
通孔7bが圧入等によって嵌合する。
【0030】ここで、球体継ぎ手は、図3に示すよう
に、トラニオン3の中立位置、すなわち、トラニオン3
とリンク4、5が直交する状態で、リンク4の下面40
と肩部30との間に所定の間隙δが形成される位置に固
設される。なお、リンク5側でも同様に間隙δが形成さ
れるように球体継ぎ手が配設され、説明を簡易にするた
め、以下、リンク4側についてのみ詳述する。
【0031】そして、この間隙δは、油圧シリンダ6の
最伸長位置または最収縮位置で下面40が肩部30に当
接しないような所定値または所定比率に設定されるもの
で、油圧シリンダ6の全ストローク量Lに対して所定の
比率K以上となるように設定される。なお、この比率K
は、リンクのレバー比、全ストローク量などに応じて適
宜設定されるものである。
【0032】以上のように構成され、次に作用について
説明する。
【0033】パワーローラ1の傾転角を変更する際に
は、図1に示す左右の油圧シリンダ6、6は相反する方
向へ駆動され、例えば、図中左側のトラニオン3を上方
へ駆動する一方、右側のトラニオン3を下方へ駆動して
偏心軸2に軸支されたパワーローラ1の傾転角が変更さ
れる。
【0034】このとき、左右のトラニオン3、3を連結
するリンク4、5は球体継ぎ手を介して連結したリンク
支持部材12、13を支点に揺動し、図4、図5に示す
ように、リンク4、5の端部は球体継ぎ手を軸にして、
トラニオン3に対して相対回転しながら、トラニオン
3、3の軸方向の位置決めを行うことができる。
【0035】図4、図5に示すように、トラニオン3の
上昇または下降によって、肩部30とリンク4の下面4
0との間隙δは変化するが、この間隙δを全ストローク
量Lに対して所定の比率K以上としたため、油圧シリン
ダ6の最伸長位置及び最収縮位置においてもδ≠0であ
るため、前記従来例のように肩部30とリンク4の下面
40は摺接することがなく、前記従来例に比して軸方向
へ変位しながら回動するトラニオン3の駆動抵抗を低減
でき、変速の応答性を向上させることが可能となるとと
もに、トラニオン3およリンク4、5の摩耗を低減して
耐久性を向上させることが可能となるのである。
【0036】さらに、球体継ぎ手の球体7は球面リング
8の内周から脱落することはなく、かつ、球体継ぎ手は
圧入によってリンク4、5とトラニオン3及びリンク支
持部材12、13との間に介装されるため、前記従来例
のようにスナップリング等の係止手段を必要とせず、部
品点数及び組み立て工数を低減して生産性の向上及び製
造コストの低減を図ることができるのである。
【0037】図6は第2の実施形態を示し、前記第1実
施形態の球面リング8の外周8bとリンク4の貫通孔4
L、4R及びリンク5の貫通孔5L、5Rの内周にそれ
ぞれローラーベアリング20を介装したもので、その他
は前記第1実施形態と同様である。
【0038】ローラーベアリング20は貫通孔4Lの内
周との間に介装したリテーナ20によって脱落を防止さ
れ、ローラーベアリング20でパワーローラ1の傾転に
伴うトラニオン3の回転をさらに円滑にすることがで
き、トラニオン3の駆動抵抗をさらに低減して、トロイ
ダル型無段変速機の応答性を向上させることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明は、一対
のトラニオンを連結するリンクは、リンクの端部とトラ
ニオンの回転軸部には球面リングに係合した球体で構成
される球体継ぎ手を介装して、任意の軸回りに相対回転
が可能となり、トラニオンを軸回りに回動させながらト
ラニオンとリンクとの相対的な揺動運動を円滑に行うと
ともに、トラニオンの回転軸部間に設けたオフセット軸
部がリンクと対向する肩部とリンクとの間には、所定の
間隙が形成されるため、リンクがトラニオンに対して揺
動してもリンクと肩部の接触を回避することができ、前
記従来例に比してトラニオンの駆動抵抗を低減して変速
の際の応答性を向上させるとともに、リンク及びトラニ
オンの摩耗を防いで耐久性を向上させることが可能とな
る。さらに、球面リング及び球体は、それぞれリンクの
貫通孔及びトラニオンの回転軸部に嵌合することで固定
されるため、前記従来例のような抜け止め手段が不要と
なって、部品点数及び組み立て工数を低減して生産性の
向上を図ることができる。
【0040】また、第2の発明は、リンクの貫通孔の内
周と球面リングの外周との間にローラーベアリングを介
装したため、パワーローラの傾転に伴うトラニオンの軸
回りの変位をローラーベアリングによって軸支すること
ができ、トラニオンの駆動抵抗をさらに低減して変速の
応答性を向上させることが可能となる。
【0041】また、第3の発明は、トラニオンの肩部と
リンクとの間隙δは、アクチュエータの全ストローク量
に対して所定の比率に設定されるため、アクチュエータ
の最伸長位置から最収縮位置までの間で、肩部とリンク
の接触を回避してトラニオンの駆動を円滑に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すトロイダル型無段変速
機の要部断面図。
【図2】球体継ぎ手を示し、(A)は正面図、(B)は
径方向の断面図を示す。
【図3】中立位置にあるトラニオンとリンクの側面拡大
図。
【図4】トラニオンを上昇させた場合を示すトラニオン
とリンクの側面拡大図。
【図5】トラニオンを下降させた場合を示すトラニオン
とリンクの側面拡大図。
【図6】第2の実施形態を示すリンク及び球体継ぎ手の
断面図。
【図7】従来のトロイダル型無段変速機の要部断面図。
【図8】同じく従来例を示し、中立位置にあるトラニオ
ンとリンクの側面拡大図。
【図9】同じく従来例を示し、トラニオンを上昇させた
場合を示すトラニオンとリンクの側面拡大図。
【図10】同じく従来例を示し、トラニオンを下降させ
た場合を示すトラニオンとリンクの側面拡大図。
【符号の説明】
1 パワーローラ 2 偏心軸 3 トラニオン 3a、3b 回転軸部 3c オフセット軸部 4 リンク 5 リンク 6 油圧シリンダ 7 球状体 7a 外周 7b 貫通孔 8 球面リング 8a 内周 8b 外周 12、13 リンク支持部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に対向する面にトロイド状の溝を形
    成するとともに、同軸的に配設された入力ディスク及び
    出力ディスクと、前記入力ディスク及び出力ディスクと
    の対向面に挟持されて傾転自在な一対のパワーローラ
    と、前記入力及び出力ディスクの回転軸に対して直交す
    る平面内に配設され、軸方向及び軸回りに変位可能な一
    対のトラニオンと、前記トラニオンの両端部に形成され
    た回転軸部と、前記トラニオンの回転軸部の間で回転軸
    から所定量だけオフセットしたオフセット軸部と、前記
    入力ディスク及び出力ディスクとの対向面に挟持される
    とともに、前記一対のトラニオンのそれぞれのオフセッ
    ト軸部に固設された偏心軸に軸支されて回転自在な一対
    のパワーローラと、両端部に形成した貫通孔を介して一
    対のトラニオンの回転軸部を連結するとともに、ケーシ
    ングに固設された支持部材でほぼ中央部を揺動自在に支
    持されたリンクと、前記一対のトラニオンを相反する軸
    方向へそれぞれ駆動するアクチュエータとを備えたトロ
    イダル型無段変速機において、前記回転軸部に嵌合する
    貫通孔を形成した球体と、前記リンクの貫通孔に外周を
    嵌合する一方、内周に凹状の球面を形成して前記球体と
    係合する球面リングと、前記トラニオンのオフセット軸
    部がリンクと対向する肩部とリンクとの間に形成された
    所定の間隙δとを備えたことを特徴とするトロイダル型
    無段変速機。
  2. 【請求項2】 前記リンクの両端部に形成された貫通孔
    の内周と球面リングの外周との間にはローラーベアリン
    グを介装したことを特徴とする請求項1に記載のトロイ
    ダル型無段変速機。
  3. 【請求項3】 前記間隙δは、アクチュエータの全スト
    ローク量に対して所定の比率に設定されたことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載のトロイダル型無段
    変速機。
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