JPH0942575A - 圧油脈動低減装置 - Google Patents
圧油脈動低減装置Info
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- JPH0942575A JPH0942575A JP19045195A JP19045195A JPH0942575A JP H0942575 A JPH0942575 A JP H0942575A JP 19045195 A JP19045195 A JP 19045195A JP 19045195 A JP19045195 A JP 19045195A JP H0942575 A JPH0942575 A JP H0942575A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
- F16L55/04—Devices damping pulsations or vibrations in fluids
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pipe Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 油圧ポンプにより発生する圧油の脈動につい
て低減可能な周波数領域を増やすことができるサイドブ
ランチ型の圧油脈動低減装置を提供する。 【構成】 油圧ポンプ1により発生しメイン配管2内に
伝播する圧油の脈動を低減させる圧油脈動低減装置にお
いて、メイン配管2に第1のサイドブランチ3を分岐し
て設けるとともに、メイン配管2における第1のサイド
ブランチ3を設けた周面と同じ周面上に、第1のサイド
ブランチ3と対向するように第2のサイドブランチ4を
分岐して設けるようにした。
て低減可能な周波数領域を増やすことができるサイドブ
ランチ型の圧油脈動低減装置を提供する。 【構成】 油圧ポンプ1により発生しメイン配管2内に
伝播する圧油の脈動を低減させる圧油脈動低減装置にお
いて、メイン配管2に第1のサイドブランチ3を分岐し
て設けるとともに、メイン配管2における第1のサイド
ブランチ3を設けた周面と同じ周面上に、第1のサイド
ブランチ3と対向するように第2のサイドブランチ4を
分岐して設けるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ポンプにより発生
し圧油の流路内に伝播する圧油の脈動をサイドブランチ
で低減させる圧油脈動低減装置に関するもので、特に油
圧ショベルや油圧クレーン等建設作業用油圧作業機に有
用なものである。
し圧油の流路内に伝播する圧油の脈動をサイドブランチ
で低減させる圧油脈動低減装置に関するもので、特に油
圧ショベルや油圧クレーン等建設作業用油圧作業機に有
用なものである。
【0002】
【従来の技術】油圧ポンプや油圧アクチュエータ等から
なる油圧駆動回路では、油圧ポンプが油の吐出、吸入を
反復する過程で吐出する圧油に圧力の変動をもたらすた
め、その圧力変動により圧油の流路内に圧油の脈動が生
じる。こうした圧油の脈動は、圧油の流路となる配管を
介してこれに接続されている各種油圧機器に伝達さて騒
音の原因となり、場合によっては共振をもたらして配管
や油圧機器を損傷する恐れがあるため、極力低減する必
要がある。従来、こうした圧油の脈動を低減する手段の
一つとして、例えば、実開昭62−97391号公報の
(従来の技術)の項に記載されているサイドブランチ消
音器のようなサイドブランチ型の圧油脈動低減装置が用
いられていた。
なる油圧駆動回路では、油圧ポンプが油の吐出、吸入を
反復する過程で吐出する圧油に圧力の変動をもたらすた
め、その圧力変動により圧油の流路内に圧油の脈動が生
じる。こうした圧油の脈動は、圧油の流路となる配管を
介してこれに接続されている各種油圧機器に伝達さて騒
音の原因となり、場合によっては共振をもたらして配管
や油圧機器を損傷する恐れがあるため、極力低減する必
要がある。従来、こうした圧油の脈動を低減する手段の
一つとして、例えば、実開昭62−97391号公報の
(従来の技術)の項に記載されているサイドブランチ消
音器のようなサイドブランチ型の圧油脈動低減装置が用
いられていた。
【0003】この公報に記載されているサイドブランチ
消音器は、油圧管路のような脈動する流体が通過するダ
クトに有底枝状のサイドブランチを分岐して設けること
により、特定周波数成分の流体の脈動を取り去ろうとす
るもので、ダクト内を通過する流体の脈動をサイドブラ
ンチ内に伝播させ、次いで、サイドブランチの底部をな
す反射面で反射させてダクト内に戻すようにしたもので
ある。従来の圧油脈動低減装置は、こうした構成を採用
しているため、低減させるべき特定周波数成分の圧油の
脈動波を予め定めて、その周波数に応じてサイドブラン
チの通路の長さを適切に調整しておけば、サイドブラン
チを往復して油圧管路に戻る圧油の脈動波を油圧管路を
通過する脈動波と、波の山と谷とがぶつかり合うような
関係で干渉させることができるため、油圧管路を通過す
る圧油の脈動のうちの特定周波数成分の脈動を重点的に
低減させることができる。油圧ポンプにより発生する圧
油の脈動は、基本周波数とその基本周波数の整数倍の周
波数を持つ高調波とからなるが、サイドブランチにより
低減される脈動低減中心周波数における基本周波数f
は、圧油の音速をV、サイドブランチの通路の長さをL
とすると、次の(1)式で求めることができる。
消音器は、油圧管路のような脈動する流体が通過するダ
クトに有底枝状のサイドブランチを分岐して設けること
により、特定周波数成分の流体の脈動を取り去ろうとす
るもので、ダクト内を通過する流体の脈動をサイドブラ
ンチ内に伝播させ、次いで、サイドブランチの底部をな
す反射面で反射させてダクト内に戻すようにしたもので
ある。従来の圧油脈動低減装置は、こうした構成を採用
しているため、低減させるべき特定周波数成分の圧油の
脈動波を予め定めて、その周波数に応じてサイドブラン
チの通路の長さを適切に調整しておけば、サイドブラン
チを往復して油圧管路に戻る圧油の脈動波を油圧管路を
通過する脈動波と、波の山と谷とがぶつかり合うような
関係で干渉させることができるため、油圧管路を通過す
る圧油の脈動のうちの特定周波数成分の脈動を重点的に
低減させることができる。油圧ポンプにより発生する圧
油の脈動は、基本周波数とその基本周波数の整数倍の周
波数を持つ高調波とからなるが、サイドブランチにより
低減される脈動低減中心周波数における基本周波数f
は、圧油の音速をV、サイドブランチの通路の長さをL
とすると、次の(1)式で求めることができる。
【0004】f=V/4L…………………(1) 脈動低減中心周波数は、各種周波数成分の油圧の脈動の
うち、サイドブランチで反射して戻る油圧の脈動と干渉
して最も大きく低減される脈動の周波数のことである。
サイドブランチで反射して戻る圧油の脈動は、こうした
脈動低減中心周波数の圧油の脈動と干渉するだけではな
く、その周辺の周波数の圧油の脈動とも干渉するため、
こうしたサイドブランチを用いることにより、脈動低減
中心周波数の周辺領域の周波数の圧油の脈動もある程度
低減させることができる。
うち、サイドブランチで反射して戻る油圧の脈動と干渉
して最も大きく低減される脈動の周波数のことである。
サイドブランチで反射して戻る圧油の脈動は、こうした
脈動低減中心周波数の圧油の脈動と干渉するだけではな
く、その周辺の周波数の圧油の脈動とも干渉するため、
こうしたサイドブランチを用いることにより、脈動低減
中心周波数の周辺領域の周波数の圧油の脈動もある程度
低減させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
なように、従来のサイドブランチ型の圧油脈動低減装置
では、圧油の流路内に伝播する圧油の脈動は、(1)式
で求められる基本周波数fを成分とする圧油の脈動やそ
の周辺領域の周波数の圧油の脈動しか低減させることが
できず、限られた周波数領域の圧油の脈動しか低減させ
ることができなかった。油圧ポンプにより発生する圧油
の脈動は、各種周波数成分が入り混じった脈動であると
ともに、油圧ポンプの回転数が変化すれば周波数も変化
するため、サイドブランチ型の圧油脈動低減装置におい
ては、低減可能な圧油の脈動の周波数領域を可能な限り
増やすことが要求される。
なように、従来のサイドブランチ型の圧油脈動低減装置
では、圧油の流路内に伝播する圧油の脈動は、(1)式
で求められる基本周波数fを成分とする圧油の脈動やそ
の周辺領域の周波数の圧油の脈動しか低減させることが
できず、限られた周波数領域の圧油の脈動しか低減させ
ることができなかった。油圧ポンプにより発生する圧油
の脈動は、各種周波数成分が入り混じった脈動であると
ともに、油圧ポンプの回転数が変化すれば周波数も変化
するため、サイドブランチ型の圧油脈動低減装置におい
ては、低減可能な圧油の脈動の周波数領域を可能な限り
増やすことが要求される。
【0006】本発明は、こうした従来の圧油脈動低減装
置に対する要請に応えるもので、その目的は、油圧ポン
プにより発生する圧油の脈動について低減可能な周波数
領域を増やすことができるサイドブランチ型の圧油脈動
低減装置を提供することにある。
置に対する要請に応えるもので、その目的は、油圧ポン
プにより発生する圧油の脈動について低減可能な周波数
領域を増やすことができるサイドブランチ型の圧油脈動
低減装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のこうした目的
は、「油圧ポンプにより発生し圧油の流路内に伝播する
圧油の脈動を低減させる圧油脈動低減装置において、圧
油の流路に第1のサイドブランチを分岐して設けるとと
もに、圧油の流路における第1のサイドブランチを設け
た周面と同じ周面上に第2のサイドブランチを分岐して
設けるようにした」ことを特徴とする特許請求の範囲の
請求項1に記載されているとおりの圧油脈動低減装置に
より達成される。
は、「油圧ポンプにより発生し圧油の流路内に伝播する
圧油の脈動を低減させる圧油脈動低減装置において、圧
油の流路に第1のサイドブランチを分岐して設けるとと
もに、圧油の流路における第1のサイドブランチを設け
た周面と同じ周面上に第2のサイドブランチを分岐して
設けるようにした」ことを特徴とする特許請求の範囲の
請求項1に記載されているとおりの圧油脈動低減装置に
より達成される。
【0008】
【作用】本発明は、このような構成を備えているから、
油圧ポンプにより発生し圧油の流路内に伝播する圧油の
脈動は、圧油の流路内に伝播し、次いで、第1のサイド
ブランチ及び第2のサイドブランチ内にそれぞれ伝播す
る。第1のサイドブランチ内に伝播した圧油の脈動は、
第1のサイドブランチの反射面で反射されて圧油の流路
に戻り、次いで、その一部は、圧油の流路を通過して今
度は第2のサイドブランチ内に伝播し、第2のサイドブ
ランチの反射面で反射されて圧油の流路に戻ってくる。
一方、圧油の流路から第2のサイドブランチ内に伝播し
た圧油の脈動は、第2のサイドブランチの反射面で反射
されて圧油の流路に戻り、次いで、その一部は、圧油の
流路を通過して第1のサイドブランチ内に伝播し、第1
のサイドブランチの反射面で反射されて圧油の流路に戻
ってくる。そして、こうした過程で、反射して圧油の流
路に戻ってきた各圧油の脈動は、それぞれ、圧油の流路
内に伝播する圧油の脈動と干渉して、複数種類の周波数
領域で脈動低減効果を発揮する。
油圧ポンプにより発生し圧油の流路内に伝播する圧油の
脈動は、圧油の流路内に伝播し、次いで、第1のサイド
ブランチ及び第2のサイドブランチ内にそれぞれ伝播す
る。第1のサイドブランチ内に伝播した圧油の脈動は、
第1のサイドブランチの反射面で反射されて圧油の流路
に戻り、次いで、その一部は、圧油の流路を通過して今
度は第2のサイドブランチ内に伝播し、第2のサイドブ
ランチの反射面で反射されて圧油の流路に戻ってくる。
一方、圧油の流路から第2のサイドブランチ内に伝播し
た圧油の脈動は、第2のサイドブランチの反射面で反射
されて圧油の流路に戻り、次いで、その一部は、圧油の
流路を通過して第1のサイドブランチ内に伝播し、第1
のサイドブランチの反射面で反射されて圧油の流路に戻
ってくる。そして、こうした過程で、反射して圧油の流
路に戻ってきた各圧油の脈動は、それぞれ、圧油の流路
内に伝播する圧油の脈動と干渉して、複数種類の周波数
領域で脈動低減効果を発揮する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5に基づ
いて説明する。図1は、本発明の第1実施例の圧油脈動
低減装置の断面図、図2は、本発明の第1実施例の圧油
脈動低減装置における第1のサイドブランチに関する脈
動低減効果を説明するための特性線図、図3は、本発明
の第1実施例の圧油脈動低減装置における第2のサイド
ブランチに関する脈動低減効果を説明するための特性線
図、図4は、本発明の第1実施例の圧油脈動低減装置全
体についての脈動低減効果を説明するための特性線図、
図5は、本発明の第2実施例の圧油脈動低減装置の断面
図である。
いて説明する。図1は、本発明の第1実施例の圧油脈動
低減装置の断面図、図2は、本発明の第1実施例の圧油
脈動低減装置における第1のサイドブランチに関する脈
動低減効果を説明するための特性線図、図3は、本発明
の第1実施例の圧油脈動低減装置における第2のサイド
ブランチに関する脈動低減効果を説明するための特性線
図、図4は、本発明の第1実施例の圧油脈動低減装置全
体についての脈動低減効果を説明するための特性線図、
図5は、本発明の第2実施例の圧油脈動低減装置の断面
図である。
【0010】まず、本発明の第1実施例の圧油脈動低減
装置の技術内容を図1乃至図4を用いて説明すると、図
1において、1は、油圧の発生源となる斜軸式プランジ
ャポンプや斜板式プランジャポンプ等の油圧ポンプ、2
はこの油圧ポンプ1の吐出側に接続されその圧油を油圧
駆動回路の各所へ導くための基幹の流路を構成するメイ
ン配管、3はメイン配管2に分岐して接続され同配管2
内の圧油の脈動を低減する働きをする有底枝状の第1の
サイドブランチ、4は同じく第2のサイドブランチ、5
はメイン配管2の下流の油圧管路に設けた絞り弁、6は
メイン配管2を経由して各所へ供給された圧油が排出さ
れるタンクである。メイン配管2に供給された油圧ポン
プ1の圧油は、分流路を通じてコントロールバルブ、ア
クチュエータ、リリーフバルブ等負荷となる各種油圧機
器に導かれるが、図では、説明を分かりやすくするた
め、こうした負荷を一括して絞り弁で図示している。第
1のサイドブランチ3には、通路3bが設けられ、メイ
ン配管2との分岐点からこの通路3bに入ったメイン配
管2内の圧油の脈動が反射して戻ってくるようにその分
岐点と反対の側の端部を塞いで反射面3aを形成してい
る。第2のサイドブランチ4には、通路4bが設けら
れ、第1のサイドブランチ3と同様にして反射面4aを
形成している。第2のサイドブランチ4は、メイン配管
2における第1のサイドブランチ3を設けた周面と同じ
周面上に、第1のサイドブランチ3と対向するように分
岐して設けている。第1のサイドブランチ3の通路3b
の長さはL1 であり、第2のサイドブランチ4の通路4
bの長さは距離はL2 である。本実施例では、これらの
サイドブランチ3,4は、何れも、合成ゴム間に金網を
挟み込んで形成した屈曲自在な可撓性のホースを用いて
構成されている。なお、サイドブランチ3,4は、こう
した可撓性のホースに限らず、鋼管(パイプ)で構成し
てもよい。
装置の技術内容を図1乃至図4を用いて説明すると、図
1において、1は、油圧の発生源となる斜軸式プランジ
ャポンプや斜板式プランジャポンプ等の油圧ポンプ、2
はこの油圧ポンプ1の吐出側に接続されその圧油を油圧
駆動回路の各所へ導くための基幹の流路を構成するメイ
ン配管、3はメイン配管2に分岐して接続され同配管2
内の圧油の脈動を低減する働きをする有底枝状の第1の
サイドブランチ、4は同じく第2のサイドブランチ、5
はメイン配管2の下流の油圧管路に設けた絞り弁、6は
メイン配管2を経由して各所へ供給された圧油が排出さ
れるタンクである。メイン配管2に供給された油圧ポン
プ1の圧油は、分流路を通じてコントロールバルブ、ア
クチュエータ、リリーフバルブ等負荷となる各種油圧機
器に導かれるが、図では、説明を分かりやすくするた
め、こうした負荷を一括して絞り弁で図示している。第
1のサイドブランチ3には、通路3bが設けられ、メイ
ン配管2との分岐点からこの通路3bに入ったメイン配
管2内の圧油の脈動が反射して戻ってくるようにその分
岐点と反対の側の端部を塞いで反射面3aを形成してい
る。第2のサイドブランチ4には、通路4bが設けら
れ、第1のサイドブランチ3と同様にして反射面4aを
形成している。第2のサイドブランチ4は、メイン配管
2における第1のサイドブランチ3を設けた周面と同じ
周面上に、第1のサイドブランチ3と対向するように分
岐して設けている。第1のサイドブランチ3の通路3b
の長さはL1 であり、第2のサイドブランチ4の通路4
bの長さは距離はL2 である。本実施例では、これらの
サイドブランチ3,4は、何れも、合成ゴム間に金網を
挟み込んで形成した屈曲自在な可撓性のホースを用いて
構成されている。なお、サイドブランチ3,4は、こう
した可撓性のホースに限らず、鋼管(パイプ)で構成し
てもよい。
【0011】第1実施例の圧油脈動低減装置は、こうし
た構成を備えているので、油圧ポンプ1から吐出された
圧油の脈動は、メイン配管2内に伝播し、次いで、第1
のサイドブランチ3の通路3b及び第2のサイドブラン
チ4の通路4bにそれぞれ伝播する。第1のサイドブラ
ンチ3の通路3bに伝播した圧油の脈動は、長さL1の
通路3bを通過して第1のサイドブランチ3の反射面3
aで反射され、再度、通路3bを通ってメイン配管2に
戻ってくる。そして、その一部は、メイン配管2を通過
して今度は第2のサイドブランチ4の通路4bに伝播
し、次いで、長さL2 の第2のサイドブランチ4の通路
4bを通過してその反射面4aで反射され、再度、通路
4bを通ってメイン配管2に戻ってくる。一方、メイン
配管2から第2のサイドブランチ4の通路4bに伝播し
た圧油の脈動は、長さL2 の通路4bを通過して第2の
サイドブランチ4の反射面4aで反射され、再度、通路
4bを通ってメイン配管2に戻ってくる。そして、その
一部は、メイン配管2を通過して第1のサイドブランチ
3の通路3bに伝播し、長さL1 の通路3bを通過して
その反射面3aで反射された後、再び通路3bを通って
メイン配管2に戻ってくる。こうした過程で第1のサイ
ドブランチ3の通路3b及び第2のサイドブランチ4の
通路4bに伝播して反射される圧油の脈動は、メイン配
管2内に伝播する圧油の脈動と干渉して脈動低減効果を
発揮するが、その脈動低減効果は、次に示す4通りの行
程で、以下のように発揮される。
た構成を備えているので、油圧ポンプ1から吐出された
圧油の脈動は、メイン配管2内に伝播し、次いで、第1
のサイドブランチ3の通路3b及び第2のサイドブラン
チ4の通路4bにそれぞれ伝播する。第1のサイドブラ
ンチ3の通路3bに伝播した圧油の脈動は、長さL1の
通路3bを通過して第1のサイドブランチ3の反射面3
aで反射され、再度、通路3bを通ってメイン配管2に
戻ってくる。そして、その一部は、メイン配管2を通過
して今度は第2のサイドブランチ4の通路4bに伝播
し、次いで、長さL2 の第2のサイドブランチ4の通路
4bを通過してその反射面4aで反射され、再度、通路
4bを通ってメイン配管2に戻ってくる。一方、メイン
配管2から第2のサイドブランチ4の通路4bに伝播し
た圧油の脈動は、長さL2 の通路4bを通過して第2の
サイドブランチ4の反射面4aで反射され、再度、通路
4bを通ってメイン配管2に戻ってくる。そして、その
一部は、メイン配管2を通過して第1のサイドブランチ
3の通路3bに伝播し、長さL1 の通路3bを通過して
その反射面3aで反射された後、再び通路3bを通って
メイン配管2に戻ってくる。こうした過程で第1のサイ
ドブランチ3の通路3b及び第2のサイドブランチ4の
通路4bに伝播して反射される圧油の脈動は、メイン配
管2内に伝播する圧油の脈動と干渉して脈動低減効果を
発揮するが、その脈動低減効果は、次に示す4通りの行
程で、以下のように発揮される。
【0012】第1行程 メイン配管2から第1のサイドブランチ3の通路3bに
伝播した圧油の脈動が第1のサイドブランチ3の反射面
3aで反射され、再び通路3bを通ってメイン配管2に
戻ってくる行程である。この行程で低減される圧油の脈
動に関する脈動低減中心周波数の基本周波数f1 は、前
(1)式に従って算出すると次のとおりである。
伝播した圧油の脈動が第1のサイドブランチ3の反射面
3aで反射され、再び通路3bを通ってメイン配管2に
戻ってくる行程である。この行程で低減される圧油の脈
動に関する脈動低減中心周波数の基本周波数f1 は、前
(1)式に従って算出すると次のとおりである。
【0013】f1 =V/4L1 第2行程 第1行程後、メイン配管2を通過した圧油の脈動が第2
のサイドブランチ4の通路4bに伝播し、この通路4b
を通過して第2のサイドブランチ4の反射面4aで反射
され、再び通路4bを通ってメイン配管2に戻ってくる
行程である。この行程で低減される圧油の脈動に関する
脈動低減中心周波数の基本周波数f2 は、次のとおりで
ある。
のサイドブランチ4の通路4bに伝播し、この通路4b
を通過して第2のサイドブランチ4の反射面4aで反射
され、再び通路4bを通ってメイン配管2に戻ってくる
行程である。この行程で低減される圧油の脈動に関する
脈動低減中心周波数の基本周波数f2 は、次のとおりで
ある。
【0014】f2 =V/4(L1 +L2 ) 第3行程 メイン配管2から第2のサイドブランチ4の通路4bに
伝播した圧油の脈動が第2のサイドブランチ4の反射面
4aで反射され、再び通路4bを通ってメイン配管2に
戻ってくる行程である。この行程で低減される圧油の脈
動に関する脈動低減中心周波数の基本周波数f3 は、次
のとおりである。
伝播した圧油の脈動が第2のサイドブランチ4の反射面
4aで反射され、再び通路4bを通ってメイン配管2に
戻ってくる行程である。この行程で低減される圧油の脈
動に関する脈動低減中心周波数の基本周波数f3 は、次
のとおりである。
【0015】f3 =V/4L2 第4行程 第3行程後、メイン配管2を通過した圧油の脈動が第1
のサイドブランチ3の通路3bに伝播し、この通路3b
を通過して第1のサイドブランチ3の反射面3aで反射
され、再び通路3bを通ってメイン配管2に戻ってくる
行程である。この行程で低減される圧油の脈動に関する
脈動低減中心周波数の基本周波数f4 は、次のとおりで
ある。
のサイドブランチ3の通路3bに伝播し、この通路3b
を通過して第1のサイドブランチ3の反射面3aで反射
され、再び通路3bを通ってメイン配管2に戻ってくる
行程である。この行程で低減される圧油の脈動に関する
脈動低減中心周波数の基本周波数f4 は、次のとおりで
ある。
【0016】f4 =V/4(L1 +L2 ) なお、これらの基本周波数f1 乃至f4 を算出する場
合、理論上は、メイン配管2の管径を考慮してL1 ,L
2 にメイン配管2の半径を加算する必要があるが、その
半径は各サイドブランチ3,4の通路3b,4bの長さ
に対して無視できる程度に僅少であるので、ここではメ
イン配管2の管径を考慮してしていない。第1行程及び
第2行程で発揮する脈動低減効果を線図で示すと図2に
示すとおりである。この図2の線図において頂点をなす
周波数f1 ,f2 の点は、脈動低減効果の最も大きい点
である。換言すると、メイン配管2内に伝播する各種周
波数の圧油の脈動のうち、サイドブランチ3,4からの
圧油の脈動と干渉して最も大きく低減される脈動が基本
周波数f1 ,f2 のものである。サイドブランチ3,4
で反射してメイン配管2に戻ってくる圧油の脈動は、こ
うした基本周波数f1,f2 の圧油の脈動と干渉するだ
けではなくその周辺領域の周波数の圧油の脈動とも干渉
して、その周辺領域のものもある程度低減させる。その
結果、図2の線図は、周波数f1 ,f2 に関する何れの
線図も、左右対称の山のような曲線を描くこととなる。
したがって、第1実施例の圧油脈動低減装置は、第1行
程及び第2行程により、周波数f1 ,f2 を中心とする
2種類の周波数領域で脈動低減効果を発揮することとな
る。
合、理論上は、メイン配管2の管径を考慮してL1 ,L
2 にメイン配管2の半径を加算する必要があるが、その
半径は各サイドブランチ3,4の通路3b,4bの長さ
に対して無視できる程度に僅少であるので、ここではメ
イン配管2の管径を考慮してしていない。第1行程及び
第2行程で発揮する脈動低減効果を線図で示すと図2に
示すとおりである。この図2の線図において頂点をなす
周波数f1 ,f2 の点は、脈動低減効果の最も大きい点
である。換言すると、メイン配管2内に伝播する各種周
波数の圧油の脈動のうち、サイドブランチ3,4からの
圧油の脈動と干渉して最も大きく低減される脈動が基本
周波数f1 ,f2 のものである。サイドブランチ3,4
で反射してメイン配管2に戻ってくる圧油の脈動は、こ
うした基本周波数f1,f2 の圧油の脈動と干渉するだ
けではなくその周辺領域の周波数の圧油の脈動とも干渉
して、その周辺領域のものもある程度低減させる。その
結果、図2の線図は、周波数f1 ,f2 に関する何れの
線図も、左右対称の山のような曲線を描くこととなる。
したがって、第1実施例の圧油脈動低減装置は、第1行
程及び第2行程により、周波数f1 ,f2 を中心とする
2種類の周波数領域で脈動低減効果を発揮することとな
る。
【0017】次に、第3行程及び第4行程で発揮する脈
動低減効果を線図で示すと図3に示すとおりである。こ
の図3から明らかなように、第1実施例の圧油脈動低減
装置は、これら第3行程及び第4行程により、周波数f
3 ,f4 を中心とする2種類の周波数領域で脈動低減効
果を発揮することとなる。前述の第2行程及び第4行程
に関する説明から明らかなように、周波数f4 と周波数
f2 とは、二つのサイドブランチ3,4の各通路3b,
4bの長さL1 ,L2 をどのように設定しても全く等し
いから、本実施例の圧油脈動低減装置全体では、最大
限、周波数f1 ,f2 (=f4 ),f3 を中心とする3
種類の周波数領域で脈動低減効果が得られることとな
る。また、それら各通路3b,4bの長さL1 ,L2 を
等しくした場合において本実施例の圧油脈動低減装置全
体が発揮する脈動低減効果は図4に示すとおりであり、
本実施例によれば、最小でも2種類の周波数領域で脈動
低減効果が得られることとなる。
動低減効果を線図で示すと図3に示すとおりである。こ
の図3から明らかなように、第1実施例の圧油脈動低減
装置は、これら第3行程及び第4行程により、周波数f
3 ,f4 を中心とする2種類の周波数領域で脈動低減効
果を発揮することとなる。前述の第2行程及び第4行程
に関する説明から明らかなように、周波数f4 と周波数
f2 とは、二つのサイドブランチ3,4の各通路3b,
4bの長さL1 ,L2 をどのように設定しても全く等し
いから、本実施例の圧油脈動低減装置全体では、最大
限、周波数f1 ,f2 (=f4 ),f3 を中心とする3
種類の周波数領域で脈動低減効果が得られることとな
る。また、それら各通路3b,4bの長さL1 ,L2 を
等しくした場合において本実施例の圧油脈動低減装置全
体が発揮する脈動低減効果は図4に示すとおりであり、
本実施例によれば、最小でも2種類の周波数領域で脈動
低減効果が得られることとなる。
【0018】したがって、サイドブランチ3,4の各通
路3b,4bの長さL1 及びL2 を適切な値に調整すれ
ば、メイン配管2内に伝播する各種周波数領域の圧油の
脈動のうち、例えば振幅が大きい周波数領域の脈動等、
低減することを希望する複数種類の周波数領域での圧油
の脈動を低減させることができる。このように、第1実
施例によれば、油圧ポンプにより発生する圧油の脈動に
ついて低減可能な周波数領域を増やすことができるサイ
ドブランチ型の圧油脈動低減装置が得られ、ひいては、
圧油の脈動を効果的に低減することが可能となる。本実
施例では、メイン配管2に第2のサイドブランチ4を分
岐して設ける場合、第1のサイドブランチ3を設けた周
面と同じ周面上に設けるようにしたので、二つのサイド
ブランチ3,4を設けたものであるにもかかわらず、メ
イン配管2に対するサイドブランチ3,4の接続個所は
一個所で済む。したがって、二つのサイドブランチ3,
4の接続作業が一つの管継ぎ手を用いて1工程で行え
て、安価かつ効率的に行えるとともに、サイドブランチ
の接続個所を必要最小限にできて、メイン配管2内を流
通する圧油の流れを乱すことがない。第1のサイドブラ
ンチ3及び第2のサイドブランチ4は、前述したよう
に、何れも、屈曲自在な可撓性のホースで構成されてい
て、所望の方向に屈曲させて適所に固定することができ
るため、設置の便がよいとともに、周辺機器や作業の邪
魔にならないように設置することができる。
路3b,4bの長さL1 及びL2 を適切な値に調整すれ
ば、メイン配管2内に伝播する各種周波数領域の圧油の
脈動のうち、例えば振幅が大きい周波数領域の脈動等、
低減することを希望する複数種類の周波数領域での圧油
の脈動を低減させることができる。このように、第1実
施例によれば、油圧ポンプにより発生する圧油の脈動に
ついて低減可能な周波数領域を増やすことができるサイ
ドブランチ型の圧油脈動低減装置が得られ、ひいては、
圧油の脈動を効果的に低減することが可能となる。本実
施例では、メイン配管2に第2のサイドブランチ4を分
岐して設ける場合、第1のサイドブランチ3を設けた周
面と同じ周面上に設けるようにしたので、二つのサイド
ブランチ3,4を設けたものであるにもかかわらず、メ
イン配管2に対するサイドブランチ3,4の接続個所は
一個所で済む。したがって、二つのサイドブランチ3,
4の接続作業が一つの管継ぎ手を用いて1工程で行え
て、安価かつ効率的に行えるとともに、サイドブランチ
の接続個所を必要最小限にできて、メイン配管2内を流
通する圧油の流れを乱すことがない。第1のサイドブラ
ンチ3及び第2のサイドブランチ4は、前述したよう
に、何れも、屈曲自在な可撓性のホースで構成されてい
て、所望の方向に屈曲させて適所に固定することができ
るため、設置の便がよいとともに、周辺機器や作業の邪
魔にならないように設置することができる。
【0019】本発明の第2実施例のサイドブランチ型の
圧油脈動低減装置の技術内容を図5を用いて説明する。
図5において、図1と同一符号を付けた部分は、同図と
同等の部分を表しているので、説明の重複を避けるため
詳述しない。図5から明らかなように、本実施例の圧油
脈動低減装置は、第1実施例の装置と同様、圧油の流路
であるメイン配管2内に伝播する圧油の脈動を低減させ
る圧油脈動低減装置において、メイン配管2に第1のサ
イドブランチ3を分岐して設けるとともに、メイン配管
2における第1のサイドブランチ3を設けた周面と同じ
周面上に、第2のサイドブランチ4を第1のサイドブラ
ンチ3と対向するように分岐して設けるようにしてお
り、本質的な構成については、第1実施例のサイドブラ
ンチ型の圧油脈動低減装置と変わりはない。
圧油脈動低減装置の技術内容を図5を用いて説明する。
図5において、図1と同一符号を付けた部分は、同図と
同等の部分を表しているので、説明の重複を避けるため
詳述しない。図5から明らかなように、本実施例の圧油
脈動低減装置は、第1実施例の装置と同様、圧油の流路
であるメイン配管2内に伝播する圧油の脈動を低減させ
る圧油脈動低減装置において、メイン配管2に第1のサ
イドブランチ3を分岐して設けるとともに、メイン配管
2における第1のサイドブランチ3を設けた周面と同じ
周面上に、第2のサイドブランチ4を第1のサイドブラ
ンチ3と対向するように分岐して設けるようにしてお
り、本質的な構成については、第1実施例のサイドブラ
ンチ型の圧油脈動低減装置と変わりはない。
【0020】この第2実施例の圧油脈動低減装置の特徴
的な技術内容を説明すると、本実施例の圧油脈動低減装
置は、第1実施例の圧油脈動低減装置において、第1の
サイドブランチ3及び第2のサイドブランチ4に対し、
それぞれ、反射板7,8を弾発力を付与して設けるよう
にしたものである。すなわち、各反射板7,8が両サイ
ドブランチ3,4の各通路3b,4bのブランチ先端3
c,4c側すなわちメイン配管2と反対の端部側に、そ
れぞれ、その各反射面7a,8aをメイン配管2側に向
けるようにして、バネ9,10で弾発力を付与して設け
られている。また、本実施例では、これらの反射板7,
8に、それぞれ、圧油を流通させるための細孔7b,8
bが穿設されている。
的な技術内容を説明すると、本実施例の圧油脈動低減装
置は、第1実施例の圧油脈動低減装置において、第1の
サイドブランチ3及び第2のサイドブランチ4に対し、
それぞれ、反射板7,8を弾発力を付与して設けるよう
にしたものである。すなわち、各反射板7,8が両サイ
ドブランチ3,4の各通路3b,4bのブランチ先端3
c,4c側すなわちメイン配管2と反対の端部側に、そ
れぞれ、その各反射面7a,8aをメイン配管2側に向
けるようにして、バネ9,10で弾発力を付与して設け
られている。また、本実施例では、これらの反射板7,
8に、それぞれ、圧油を流通させるための細孔7b,8
bが穿設されている。
【0021】第2実施例の圧油脈動低減装置は、こうし
た構成を備えているので、すでに第1実施例で述べたよ
うな脈動低減効果を発揮することができるほか、次のよ
うな作用効果を併せて発揮することができる。すなわ
ち、エンジン等で油圧ポンプを駆動した場合、一般的
に、油圧ポンプ1に加わる負荷が大きくなると、その回
転数が低下して油圧ポンプ1により発生する圧油の脈動
は低周波側に移行するが、本実施例の圧油脈動低減装置
は、こうした変化に対応して脈動低減中心周波数を低く
することができる。この点について述べると、油圧ポン
プ1に加わる負荷が大きくなると、メイン配管2を始め
とする圧油の流路内の油圧が増加するが、このような場
合、当然、第1のサイドブランチ3の通路3b及び第2
のサイドブランチ4の通路4bの油圧も増加する。そう
すると、これらの通路3b,4bに設けた各反射板7,
8は、それぞれ、こうした油圧の増加に応じて、バネ
9,10の弾発力に抗してブランチ先端3c,4c側に
所定距離だけ移動し、各通路3b,4bの長さL1 ,L2
が実質上増加することとなる。その結果、前(1)式
から明らかなとおり、前述した周波数f1 乃至f4 が減
少して脈動低減中心周波数を低下させることができる。
また、これとは逆に、油圧ポンプ1に加わる負荷が減少
して、その回転数が増加した場合も、同様にして、今度
は脈動低減中心周波数を高めることができる。したがっ
て、本実施例によれば、油圧ポンプ1の回転数が増減し
てメイン配管2内に伝播する圧油の脈動が高周波側又は
低周波側に移行しても、こうした変化に対応して脈動低
減中心周波数を増減させ、圧油の脈動を常に効果的に低
減させることができる。本実施例では、特に、反射板
7,8に圧油を流通させるための細孔7b,8bが穿設
されているので、反射板7,8が通路3b,4bの油圧
の増減に応じて移動する際に円滑に移動することができ
る。
た構成を備えているので、すでに第1実施例で述べたよ
うな脈動低減効果を発揮することができるほか、次のよ
うな作用効果を併せて発揮することができる。すなわ
ち、エンジン等で油圧ポンプを駆動した場合、一般的
に、油圧ポンプ1に加わる負荷が大きくなると、その回
転数が低下して油圧ポンプ1により発生する圧油の脈動
は低周波側に移行するが、本実施例の圧油脈動低減装置
は、こうした変化に対応して脈動低減中心周波数を低く
することができる。この点について述べると、油圧ポン
プ1に加わる負荷が大きくなると、メイン配管2を始め
とする圧油の流路内の油圧が増加するが、このような場
合、当然、第1のサイドブランチ3の通路3b及び第2
のサイドブランチ4の通路4bの油圧も増加する。そう
すると、これらの通路3b,4bに設けた各反射板7,
8は、それぞれ、こうした油圧の増加に応じて、バネ
9,10の弾発力に抗してブランチ先端3c,4c側に
所定距離だけ移動し、各通路3b,4bの長さL1 ,L2
が実質上増加することとなる。その結果、前(1)式
から明らかなとおり、前述した周波数f1 乃至f4 が減
少して脈動低減中心周波数を低下させることができる。
また、これとは逆に、油圧ポンプ1に加わる負荷が減少
して、その回転数が増加した場合も、同様にして、今度
は脈動低減中心周波数を高めることができる。したがっ
て、本実施例によれば、油圧ポンプ1の回転数が増減し
てメイン配管2内に伝播する圧油の脈動が高周波側又は
低周波側に移行しても、こうした変化に対応して脈動低
減中心周波数を増減させ、圧油の脈動を常に効果的に低
減させることができる。本実施例では、特に、反射板
7,8に圧油を流通させるための細孔7b,8bが穿設
されているので、反射板7,8が通路3b,4bの油圧
の増減に応じて移動する際に円滑に移動することができ
る。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、油圧ポンプにより発生し圧油の流路内に伝播
する圧油の脈動を低減させる圧油脈動低減装置におい
て、圧油の流路に第1のサイドブランチを分岐して設け
るとともに、圧油の流路における第1のサイドブランチ
を設けた周面と同じ周面上に第2のサイドブランチを分
岐して設けるようにしたので、従来のサイドブランチ型
の圧油脈動低減装置とは異なり、油圧ポンプにより発生
する圧油の脈動について低減可能な周波数領域を増やす
ことができるサイドブランチ型の圧油脈動低減装置が得
られ、ひいては、圧油の脈動を効果的に低減することが
可能となる。本発明を具体化する場合、特に、特許請求
の範囲の請求項2に記載の構成を採用すれば、このよう
な効果に加え、油圧ポンプの回転数が増減して圧油の流
路内に伝播する圧油の脈動が高周波側又は低周波側に移
行しても、こうした変化に対応して脈動低減中心周波数
を増減させ、圧油の脈動を常に効果的に低減させること
ができるという効果を併せ発揮することができる。
によれば、油圧ポンプにより発生し圧油の流路内に伝播
する圧油の脈動を低減させる圧油脈動低減装置におい
て、圧油の流路に第1のサイドブランチを分岐して設け
るとともに、圧油の流路における第1のサイドブランチ
を設けた周面と同じ周面上に第2のサイドブランチを分
岐して設けるようにしたので、従来のサイドブランチ型
の圧油脈動低減装置とは異なり、油圧ポンプにより発生
する圧油の脈動について低減可能な周波数領域を増やす
ことができるサイドブランチ型の圧油脈動低減装置が得
られ、ひいては、圧油の脈動を効果的に低減することが
可能となる。本発明を具体化する場合、特に、特許請求
の範囲の請求項2に記載の構成を採用すれば、このよう
な効果に加え、油圧ポンプの回転数が増減して圧油の流
路内に伝播する圧油の脈動が高周波側又は低周波側に移
行しても、こうした変化に対応して脈動低減中心周波数
を増減させ、圧油の脈動を常に効果的に低減させること
ができるという効果を併せ発揮することができる。
【図1】本発明の第1実施例の圧油脈動低減装置の断面
図である。
図である。
【図2】本発明の第1実施例の圧油脈動低減装置におけ
る第1のサイドブランチに関する脈動低減効果を説明す
るための特性線図である。
る第1のサイドブランチに関する脈動低減効果を説明す
るための特性線図である。
【図3】本発明の第1実施例の圧油脈動低減装置におけ
る第2のサイドブランチに関する脈動低減効果を説明す
るための特性線図である。
る第2のサイドブランチに関する脈動低減効果を説明す
るための特性線図である。
【図4】本発明の第1実施例の圧油脈動低減装置全体に
ついての脈動低減効果を説明するための特性線図であ
る。
ついての脈動低減効果を説明するための特性線図であ
る。
【図5】本発明の第2実施例の圧油脈動低減装置の断面
図である。
図である。
1 油圧ポンプ 2 メイン配管 3 第1のサイドブランチ 3a 第1のサイドブランチの反射面 3b 第1のサイドブランチの通路 3c ブランチ先端 4 第2のサイドブランチ 4a 第2のサイドブランチの反射面 4b 第2のサイドブランチの通路 4c ブランチ先端 6 油タンク 6 サイドブランチ 6a サイドブランチの反射面 6b サイドブランチの通路 7,8 反射板 7a,8a 反射面 7b,8b 細孔 9,10 バネ
Claims (2)
- 【請求項1】 油圧ポンプにより発生し圧油の流路内に
伝播する圧油の脈動を低減させる圧油脈動低減装置にお
いて、圧油の流路に第1のサイドブランチを分岐して設
けるとともに、圧油の流路における第1のサイドブラン
チを設けた周面と同じ周面上に第2のサイドブランチを
分岐して設けるようにしたことを特徴とする圧油脈動低
減装置。 - 【請求項2】 第1のサイドブランチ及び第2のサイド
ブランチに対し、それぞれ、その通路における圧油の流
路と反対の端部側に反射板を弾発力を付与して設けるよ
うにしたことを特徴とする請求項1の圧油脈動低減装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19045195A JPH0942575A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 圧油脈動低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19045195A JPH0942575A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 圧油脈動低減装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942575A true JPH0942575A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16258355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19045195A Pending JPH0942575A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | 圧油脈動低減装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942575A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020029718A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 株式会社錢高組 | 気体の排気音低減装置及びマテリアルロック |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP19045195A patent/JPH0942575A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020029718A (ja) * | 2018-08-23 | 2020-02-27 | 株式会社錢高組 | 気体の排気音低減装置及びマテリアルロック |
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