JPH0942674A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JPH0942674A JPH0942674A JP18685995A JP18685995A JPH0942674A JP H0942674 A JPH0942674 A JP H0942674A JP 18685995 A JP18685995 A JP 18685995A JP 18685995 A JP18685995 A JP 18685995A JP H0942674 A JPH0942674 A JP H0942674A
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- fan
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 焼結メタルに含有されたグリースの粘性が低
下することに影響されず、ファンモータの回転数を一定
化すること。 【解決手段】 電子レンジにはファン装置およびヒータ
が設けられており、ファン装置から吐出される風をヒー
タに吹付けて熱風化した後、調理室に供給することに伴
いオーブン調理が行われる。この構成の場合、オーブン
調理の経過に伴って焼結メタルに含有されたグリースが
加熱されると、グリースの粘性が低下する。従って、フ
ァンモータの導通角をオーブン調理の経過に伴って小さ
くすることに伴い、ファンモータに対する電圧印加量を
少なくし、ファンモータの回転数を一定化している。
下することに影響されず、ファンモータの回転数を一定
化すること。 【解決手段】 電子レンジにはファン装置およびヒータ
が設けられており、ファン装置から吐出される風をヒー
タに吹付けて熱風化した後、調理室に供給することに伴
いオーブン調理が行われる。この構成の場合、オーブン
調理の経過に伴って焼結メタルに含有されたグリースが
加熱されると、グリースの粘性が低下する。従って、フ
ァンモータの導通角をオーブン調理の経過に伴って小さ
くすることに伴い、ファンモータに対する電圧印加量を
少なくし、ファンモータの回転数を一定化している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱風供給用のファ
ンモータを位相制御する構成の加熱調理器に関する。
ンモータを位相制御する構成の加熱調理器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば電子レンジには
熱風循環式オーブン機能を備えたものがある。この電子
レンジは、ファン装置からヒータに風を吹付けることに
伴い熱風を生成し、この熱風を調理室に供給してオーブ
ン調理を行う構成になっている。この構成の場合、トラ
イアックを主体としたモータ駆動回路でファン装置のフ
ァンモータを位相制御するようにしており、トライアッ
クに一定の位相角でパルス信号を与えることに伴い、フ
ァンモータの導通角を一定に保持している。
熱風循環式オーブン機能を備えたものがある。この電子
レンジは、ファン装置からヒータに風を吹付けることに
伴い熱風を生成し、この熱風を調理室に供給してオーブ
ン調理を行う構成になっている。この構成の場合、トラ
イアックを主体としたモータ駆動回路でファン装置のフ
ァンモータを位相制御するようにしており、トライアッ
クに一定の位相角でパルス信号を与えることに伴い、フ
ァンモータの導通角を一定に保持している。
【0003】しかしながら、上記従来構成では、ファン
モータの回転軸を焼結メタルにより支承しているので、
ファンモータの運転に伴い焼結メタルが加熱されると、
焼結メタルに含有されたグリースの粘性が小さくなり、
ファンモータの回転数が高くなる。このため、調理室内
に供給される熱風量がばらつき、調理物の仕上状態が不
均一になる虞れがあった。
モータの回転軸を焼結メタルにより支承しているので、
ファンモータの運転に伴い焼結メタルが加熱されると、
焼結メタルに含有されたグリースの粘性が小さくなり、
ファンモータの回転数が高くなる。このため、調理室内
に供給される熱風量がばらつき、調理物の仕上状態が不
均一になる虞れがあった。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ファンモータの運転に伴う熱に影響
されることなく、ファンモータの回転数を一定化できる
加熱調理器を提供することである。
あり、その目的は、ファンモータの運転に伴う熱に影響
されることなく、ファンモータの回転数を一定化できる
加熱調理器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の加熱調理
器は、焼結含油軸受により支承された回転軸を有するフ
ァンモータおよび該ファンモータの駆動に伴って回転す
るファンからなるファン装置と、このファン装置から吐
出された風を加熱して加熱調理用の熱風を生成する熱源
と、前記ファン装置のファンモータを位相制御するモー
タ制御手段とを備え、このモータ制御手段が、加熱調理
時間の経過に応じて前記ファンモータの導通角を小さく
することに伴い、ファンモータの回転数を略一定化する
ところに特徴を有する。上記手段によれば、加熱調理時
間の経過に伴ってファンモータの導通角が小さくなるの
で、焼結含油軸受に含有されたグリースの粘性低下(フ
ァンモータの回転抵抗の減少)に伴ってファンモータに
対する電圧印加量が小さくなる。このため、ファンモー
タの回転数が略一定化されるので、調理室内に供給され
る熱風量も一定化され、その結果、調理物の仕上状態が
均一化される。
器は、焼結含油軸受により支承された回転軸を有するフ
ァンモータおよび該ファンモータの駆動に伴って回転す
るファンからなるファン装置と、このファン装置から吐
出された風を加熱して加熱調理用の熱風を生成する熱源
と、前記ファン装置のファンモータを位相制御するモー
タ制御手段とを備え、このモータ制御手段が、加熱調理
時間の経過に応じて前記ファンモータの導通角を小さく
することに伴い、ファンモータの回転数を略一定化する
ところに特徴を有する。上記手段によれば、加熱調理時
間の経過に伴ってファンモータの導通角が小さくなるの
で、焼結含油軸受に含有されたグリースの粘性低下(フ
ァンモータの回転抵抗の減少)に伴ってファンモータに
対する電圧印加量が小さくなる。このため、ファンモー
タの回転数が略一定化されるので、調理室内に供給され
る熱風量も一定化され、その結果、調理物の仕上状態が
均一化される。
【0006】請求項2記載の加熱調理器は、加熱調理時
には時間の経過に伴って加算動作を行い、加熱調理終了
時には時間の経過に伴って減算動作を行う計時手段を備
え、モータ制御手段が、前記計時手段の計時結果に応じ
てファンモータの導通角を変化させるところに特徴を有
する。上記手段によれば、加熱調理が終了すると、調理
時に加算された計時結果が時間の経過に伴って減算さ
れ、次に加熱調理を行う場合には、減算された計時結果
を初期値としてファンモータの導通角が調整される。従
って、非調理時に向上したグリースの粘性を初期値とし
て導通角を調整できるので、ファンモータの回転数が確
実に一定化される。
には時間の経過に伴って加算動作を行い、加熱調理終了
時には時間の経過に伴って減算動作を行う計時手段を備
え、モータ制御手段が、前記計時手段の計時結果に応じ
てファンモータの導通角を変化させるところに特徴を有
する。上記手段によれば、加熱調理が終了すると、調理
時に加算された計時結果が時間の経過に伴って減算さ
れ、次に加熱調理を行う場合には、減算された計時結果
を初期値としてファンモータの導通角が調整される。従
って、非調理時に向上したグリースの粘性を初期値とし
て導通角を調整できるので、ファンモータの回転数が確
実に一定化される。
【0007】請求項3記載の加熱調理器は、ファンモー
タの電源電圧を検出する電圧検出手段を備え、モータ制
御手段が、前記電圧検出手段の検出結果に応じてファン
モータの導通角を補正するところに特徴を有する。上記
手段によれば、ファンモータの電源電圧が検出される
と、この電源電圧の大きさに応じてファンモータの導通
角が補正される。従って、電源電圧の大きさに影響され
ず、ファンモータが一定速度で回転する。
タの電源電圧を検出する電圧検出手段を備え、モータ制
御手段が、前記電圧検出手段の検出結果に応じてファン
モータの導通角を補正するところに特徴を有する。上記
手段によれば、ファンモータの電源電圧が検出される
と、この電源電圧の大きさに応じてファンモータの導通
角が補正される。従って、電源電圧の大きさに影響され
ず、ファンモータが一定速度で回転する。
【0008】請求項4記載の加熱調理器は、調理室の庫
内温度を設定するための温度設定手段を備え、モータ制
御手段が、前記温度設定手段による設定値に応じてファ
ンモータの導通角を補正するところに特徴を有する。上
記手段によれば、調理室の庫内温度が設定されると、こ
の庫内温度の設定値に応じてファンモータの導通角が補
正される。この場合、庫内温度の設定値に応じて熱源の
立上がり状態、即ちグリースの粘性低下率が決定される
ので、グリースの粘性低下率に影響されず、ファンモー
タが一定速度で回転する。
内温度を設定するための温度設定手段を備え、モータ制
御手段が、前記温度設定手段による設定値に応じてファ
ンモータの導通角を補正するところに特徴を有する。上
記手段によれば、調理室の庫内温度が設定されると、こ
の庫内温度の設定値に応じてファンモータの導通角が補
正される。この場合、庫内温度の設定値に応じて熱源の
立上がり状態、即ちグリースの粘性低下率が決定される
ので、グリースの粘性低下率に影響されず、ファンモー
タが一定速度で回転する。
【0009】請求項5記載の加熱調理器は、焼結含油軸
受により支承された回転軸を有するファンモータおよび
該ファンモータの駆動に伴って回転するファンからなる
ファン装置と、このファン装置から吐出された風を加熱
して加熱調理用の熱風を生成する熱源と、前記ファン装
置のファンモータを位相制御するモータ制御手段と、調
理室の庫内温度を検出する温度検出手段とを備え、前記
モータ制御手段が、前記温度検出手段による検出温度が
高くなるのに伴って前記ファンモータの導通角を小さく
することに伴い、ファンモータの回転数を略一定化する
ところに特徴を有する。上記手段によれば、庫内温度が
高くなるのに伴ってファンモータの導通角が小さくなる
ので、焼結含油軸受に含有されたグリースの粘性低下に
伴ってファンモータに対する電圧印加量が小さくなる。
このため、ファンモータの回転数が略一定化されるの
で、調理室内に供給される熱風量も一定化され、その結
果、調理物の仕上状態が均一化される。
受により支承された回転軸を有するファンモータおよび
該ファンモータの駆動に伴って回転するファンからなる
ファン装置と、このファン装置から吐出された風を加熱
して加熱調理用の熱風を生成する熱源と、前記ファン装
置のファンモータを位相制御するモータ制御手段と、調
理室の庫内温度を検出する温度検出手段とを備え、前記
モータ制御手段が、前記温度検出手段による検出温度が
高くなるのに伴って前記ファンモータの導通角を小さく
することに伴い、ファンモータの回転数を略一定化する
ところに特徴を有する。上記手段によれば、庫内温度が
高くなるのに伴ってファンモータの導通角が小さくなる
ので、焼結含油軸受に含有されたグリースの粘性低下に
伴ってファンモータに対する電圧印加量が小さくなる。
このため、ファンモータの回転数が略一定化されるの
で、調理室内に供給される熱風量も一定化され、その結
果、調理物の仕上状態が均一化される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図4に基づいて説明する。尚、本実施例は、熱風
循環式オーブン機能を有する電子レンジに本発明を適用
したものである。まず、図3において、電子レンジ本体
1の内部には調理室2が形成されている。そして、電子
レンジ本体1には扉3が枢支されており、調理室2の前
面開口部は扉3により開閉される。
ないし図4に基づいて説明する。尚、本実施例は、熱風
循環式オーブン機能を有する電子レンジに本発明を適用
したものである。まず、図3において、電子レンジ本体
1の内部には調理室2が形成されている。そして、電子
レンジ本体1には扉3が枢支されており、調理室2の前
面開口部は扉3により開閉される。
【0011】電子レンジ本体1内には、図4に示すよう
に、マグネトロン4が配設されている。そして、マグネ
トロン4が作動すると、導波管(図示せず)を通して調
理室2内にマイクロ波が照射され、レンジ調理が行われ
るようになっている。尚、調理室2内には回転軸が突出
しており、レンジ調理を行うにあたっては、回転軸にタ
ーンテーブルを装着し、このターンテーブル上に調理物
を載置する。
に、マグネトロン4が配設されている。そして、マグネ
トロン4が作動すると、導波管(図示せず)を通して調
理室2内にマイクロ波が照射され、レンジ調理が行われ
るようになっている。尚、調理室2内には回転軸が突出
しており、レンジ調理を行うにあたっては、回転軸にタ
ーンテーブルを装着し、このターンテーブル上に調理物
を載置する。
【0012】調理室2の奥方には、図3に示すように、
熱風生成室5が形成され、この熱風生成室5内には熱源
に相当する環状ヒータ6およびファン装置7のファン7
aが配設されている。このファン装置7はファン7aお
よびファンモータ7bからなるものであり、ファンモー
タ7bが作動してファン7aが回転すると、環状ヒータ
6に風が吹付けられてオーブン調理用の熱風が生成され
る。尚、ファンモータ7bはくま取りモータから構成さ
れ、ファン7aは遠心ファンから構成されている。ま
た、ファンモータ7bの回転軸は、焼結含油軸受に相当
する焼結メタルにより支承されている。
熱風生成室5が形成され、この熱風生成室5内には熱源
に相当する環状ヒータ6およびファン装置7のファン7
aが配設されている。このファン装置7はファン7aお
よびファンモータ7bからなるものであり、ファンモー
タ7bが作動してファン7aが回転すると、環状ヒータ
6に風が吹付けられてオーブン調理用の熱風が生成され
る。尚、ファンモータ7bはくま取りモータから構成さ
れ、ファン7aは遠心ファンから構成されている。ま
た、ファンモータ7bの回転軸は、焼結含油軸受に相当
する焼結メタルにより支承されている。
【0013】調理室2の奥壁には、上下部に位置して吐
出口2a,2aが形成され、中央部に位置して吸入口2
bが形成されている。そして、環状ヒータ6により生成
された熱風は、矢印で示すように、両吐出口2aから調
理室2内に供給された後、吸入口2bから熱風生成室5
内に戻される。これにより、調理室2内を熱風が循環
し、調理室2内に収容された調理物がオーブン調理され
る。尚、オーブン調理を行うにあたっては、調理室2内
に棚板8を装着し、この棚板8に調理物を載置する。
出口2a,2aが形成され、中央部に位置して吸入口2
bが形成されている。そして、環状ヒータ6により生成
された熱風は、矢印で示すように、両吐出口2aから調
理室2内に供給された後、吸入口2bから熱風生成室5
内に戻される。これにより、調理室2内を熱風が循環
し、調理室2内に収容された調理物がオーブン調理され
る。尚、オーブン調理を行うにあたっては、調理室2内
に棚板8を装着し、この棚板8に調理物を載置する。
【0014】電子レンジ本体1内には、図4に示すよう
に、モータ制御手段に相当する制御装置9が配設されて
いる。この制御装置9はマイクロコンピュータを主体に
構成されたものであり、制御装置9には、マグネトロン
駆動回路4aを介してマグネトロン4が接続されてい
る。
に、モータ制御手段に相当する制御装置9が配設されて
いる。この制御装置9はマイクロコンピュータを主体に
構成されたものであり、制御装置9には、マグネトロン
駆動回路4aを介してマグネトロン4が接続されてい
る。
【0015】電子レンジ本体1の前面には操作パネル1
0が設けられ、この操作パネル10には調理モード選択
キー10a,スタートキー10b,温度設定手段に相当
する温度設定キー10c等が設けられている。そして、
各キー10a〜10cは制御装置9に接続されており、
制御装置9は、調理モード選択キー10aの操作内容に
基づいてレンジ調理が選択されたことを検出すると、ス
タートキー10bの操作に伴いマグネトロン駆動回路4
aを介してマグネトロン4を作動させ、レンジ調理を行
う。
0が設けられ、この操作パネル10には調理モード選択
キー10a,スタートキー10b,温度設定手段に相当
する温度設定キー10c等が設けられている。そして、
各キー10a〜10cは制御装置9に接続されており、
制御装置9は、調理モード選択キー10aの操作内容に
基づいてレンジ調理が選択されたことを検出すると、ス
タートキー10bの操作に伴いマグネトロン駆動回路4
aを介してマグネトロン4を作動させ、レンジ調理を行
う。
【0016】制御装置9にはモータ駆動回路11が接続
されている。このモータ駆動回路11はトライアック
(図示せず)を主体に構成されたものであり、モータ駆
動回路11にはファン装置7のファンモータ7bが接続
されている。そして、制御装置9は、調理モード選択キ
ー10aの操作内容に基づいてオーブン調理が選択され
たことを検出すると、スタートキー10bの操作に伴
い、図2の(b)に示すパルス信号をトライアックのゲ
ート端子に与える。すると、パルス信号が与えられた位
相角から次のゼロクロス点までトライアックがオンさ
れ、図2の(c)に示すように、ファンモータ7bに鋸
刃状の電圧が印加され、ファンモータ7bが位相制御さ
れる。
されている。このモータ駆動回路11はトライアック
(図示せず)を主体に構成されたものであり、モータ駆
動回路11にはファン装置7のファンモータ7bが接続
されている。そして、制御装置9は、調理モード選択キ
ー10aの操作内容に基づいてオーブン調理が選択され
たことを検出すると、スタートキー10bの操作に伴
い、図2の(b)に示すパルス信号をトライアックのゲ
ート端子に与える。すると、パルス信号が与えられた位
相角から次のゼロクロス点までトライアックがオンさ
れ、図2の(c)に示すように、ファンモータ7bに鋸
刃状の電圧が印加され、ファンモータ7bが位相制御さ
れる。
【0017】調理室2には、図4に示すように、温度検
出手段に相当する温度センサ12が設けられている。こ
の温度センサはサーミスタからなるものであり、制御装
置9に接続されている。そして、制御装置9は、温度セ
ンサ12からの出力信号に基づいて調理室2の庫内温度
Tを検出し、庫内温度Tが温度設定キー10cによる設
定温度に保持されるように、ヒータ6をオンオフ制御す
る。尚、符号6aはヒータ駆動回路を示す。
出手段に相当する温度センサ12が設けられている。こ
の温度センサはサーミスタからなるものであり、制御装
置9に接続されている。そして、制御装置9は、温度セ
ンサ12からの出力信号に基づいて調理室2の庫内温度
Tを検出し、庫内温度Tが温度設定キー10cによる設
定温度に保持されるように、ヒータ6をオンオフ制御す
る。尚、符号6aはヒータ駆動回路を示す。
【0018】制御装置9のROMには、トライアックの
通電角(導通角)を調整するための演算式が記憶されて
いる。この演算式は、トライアックの通電角(rad)
とオーブン調理時間(t)との関係を示す図1の実験デ
ータを関数化したものであり、制御装置9は、オーブン
調理を開始すると、演算式に調理時間を代入することに
よって、トライアックに与えるパルス信号の位相角を変
化させ、トライアックの通電角を調整する。
通電角(導通角)を調整するための演算式が記憶されて
いる。この演算式は、トライアックの通電角(rad)
とオーブン調理時間(t)との関係を示す図1の実験デ
ータを関数化したものであり、制御装置9は、オーブン
調理を開始すると、演算式に調理時間を代入することに
よって、トライアックに与えるパルス信号の位相角を変
化させ、トライアックの通電角を調整する。
【0019】次に上記構成の作用について説明する。制
御装置9は、調理モード選択キー10aによるオーブン
調理の選択および温度設定キー10cによる庫内温度の
設定が行われたことを検出すると、スタートキー10b
の操作に伴い、ファンモータ7bおよびヒータ6をオン
して調理室2内に熱風を供給する。そして、調理時間に
基づいてパルス信号の供給タイミングを演算し、調理時
間の経過に応じてファンモータ7bの通電角を小さくす
る。
御装置9は、調理モード選択キー10aによるオーブン
調理の選択および温度設定キー10cによる庫内温度の
設定が行われたことを検出すると、スタートキー10b
の操作に伴い、ファンモータ7bおよびヒータ6をオン
して調理室2内に熱風を供給する。そして、調理時間に
基づいてパルス信号の供給タイミングを演算し、調理時
間の経過に応じてファンモータ7bの通電角を小さくす
る。
【0020】例えば調理時間が60分を越える場合、調
理の前半(図1の時刻0 −t1)では、ファンモータ7b
の運転に伴って発生する熱により焼結メタルに含有され
たグリースが加熱され、グリースの粘性が徐々に低下す
る。従って、ファンモータ7bの回転抵抗が小さくなる
ので、制御装置9は、調理時間の経過に伴い通電角を
「π」から「π/2」へ徐々に小さくする(パルス信号
の位相角を「0」から「π/2」へ徐々に大きくす
る)。すると、ファンモータ7bに対する電圧印加量が
グリースの粘性低下に伴って低減され、ファンモータ7
bが一定速度で回転する。
理の前半(図1の時刻0 −t1)では、ファンモータ7b
の運転に伴って発生する熱により焼結メタルに含有され
たグリースが加熱され、グリースの粘性が徐々に低下す
る。従って、ファンモータ7bの回転抵抗が小さくなる
ので、制御装置9は、調理時間の経過に伴い通電角を
「π」から「π/2」へ徐々に小さくする(パルス信号
の位相角を「0」から「π/2」へ徐々に大きくす
る)。すると、ファンモータ7bに対する電圧印加量が
グリースの粘性低下に伴って低減され、ファンモータ7
bが一定速度で回転する。
【0021】また、調理の後半(時刻t1−t2)では、焼
結メタルに含有されたグリースが十分に加熱され、グリ
ースの粘性が一定の低値になる。従って、制御装置9
は、ファンモータ7bの通電角を一定の低値「π/2」
に維持する(パルス信号の位相角を「π/2」にす
る)。これにより、ファンモータ7bに対する電圧印加
量がグリースの粘性に応じて一定化され、ファンモータ
7bが一定速度で回転することになる。
結メタルに含有されたグリースが十分に加熱され、グリ
ースの粘性が一定の低値になる。従って、制御装置9
は、ファンモータ7bの通電角を一定の低値「π/2」
に維持する(パルス信号の位相角を「π/2」にす
る)。これにより、ファンモータ7bに対する電圧印加
量がグリースの粘性に応じて一定化され、ファンモータ
7bが一定速度で回転することになる。
【0022】上記実施例によれば、調理時間tの経過に
伴ってファンモータ7bの通電角を小さくしたので、焼
結メタルに含有されたグリースの粘性変化(ファンモー
タ7bの回転抵抗の減少)に応じてファンモータ7bに
対する電圧印加量が小さくなる。このため、ファンモー
タ7bの回転数が一定化されるので、調理室2内に供給
される熱風量も一定化され、その結果、調理物の仕上状
態が均一化される。
伴ってファンモータ7bの通電角を小さくしたので、焼
結メタルに含有されたグリースの粘性変化(ファンモー
タ7bの回転抵抗の減少)に応じてファンモータ7bに
対する電圧印加量が小さくなる。このため、ファンモー
タ7bの回転数が一定化されるので、調理室2内に供給
される熱風量も一定化され、その結果、調理物の仕上状
態が均一化される。
【0023】次に本発明の第2実施例を図5に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。制御装置9は、オーブン調理を
開始すると、1分経過する毎にカウンタ(計時手段に相
当する)の値Nに「1」を加算し、「N=60?」を判
断する。そして、「N<60」である場合(時刻0 −t
1)には、Nに「1」を加算する毎にパルス信号の位相
角を「(1/60×π/2)」ずつ増加させ、トライア
ックの通電角を「(1/60×π/2)」ずつ小さくす
る。
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。制御装置9は、オーブン調理を
開始すると、1分経過する毎にカウンタ(計時手段に相
当する)の値Nに「1」を加算し、「N=60?」を判
断する。そして、「N<60」である場合(時刻0 −t
1)には、Nに「1」を加算する毎にパルス信号の位相
角を「(1/60×π/2)」ずつ増加させ、トライア
ックの通電角を「(1/60×π/2)」ずつ小さくす
る。
【0024】制御装置9は、時刻t1で「N=60」を検
出すると、カウンタの加算動作を停止する。そして、フ
ァンモータ7bおよびヒータ6を断電してオーブン調理
を終了させるまで(時刻t1−t2)パルス信号を一定の低
位相角「π/2」で与え、トライアックの通電角を一定
の低値「π/2」に維持する。
出すると、カウンタの加算動作を停止する。そして、フ
ァンモータ7bおよびヒータ6を断電してオーブン調理
を終了させるまで(時刻t1−t2)パルス信号を一定の低
位相角「π/2」で与え、トライアックの通電角を一定
の低値「π/2」に維持する。
【0025】制御装置9は、時刻t2でオーブン調理を終
了させると、1分経過する毎にカウンタの値Nを「6
0」から「1」ずつ減算する(時刻t2−t3)。そして、
Nを「1」減算する毎にパルス信号の位相角を「(1/
60×π/2)」ずつ減少させ、非オーブン調理時間の
経過に伴って位相角を順次書換える。尚、(a)の破線
は、非オーブン調理時のカウント値Nに対応する通電角
である。
了させると、1分経過する毎にカウンタの値Nを「6
0」から「1」ずつ減算する(時刻t2−t3)。そして、
Nを「1」減算する毎にパルス信号の位相角を「(1/
60×π/2)」ずつ減少させ、非オーブン調理時間の
経過に伴って位相角を順次書換える。尚、(a)の破線
は、非オーブン調理時のカウント値Nに対応する通電角
である。
【0026】制御装置9は、位相角の書換えを行ってい
る最中にオーブン調理を再開すると(時刻t3)、最新の
位相角を初期値としてトライアックにパルス信号を与え
る。そして、「N<60」である間(時刻t3−t4)、N
に「1」を加算する毎に位相角を「(1/60×π/
2)」ずつ増加させ、トライアックの通電角を「(1/
60×π/2)」ずつ小さくする。
る最中にオーブン調理を再開すると(時刻t3)、最新の
位相角を初期値としてトライアックにパルス信号を与え
る。そして、「N<60」である間(時刻t3−t4)、N
に「1」を加算する毎に位相角を「(1/60×π/
2)」ずつ増加させ、トライアックの通電角を「(1/
60×π/2)」ずつ小さくする。
【0027】制御装置9は、時刻t4でオーブン調理を終
了させると、1分経過する毎に調理終了時のカウント値
Nから「1」ずつ減算する(時刻t4−t5)。そして、カ
ウント値Nから「1」を減算する毎にパルス信号の位相
角を「(1/60×π/2)」ずつ減少させ、非オーブ
ン調理時間の経過に伴って位相角を「0」に至るまで順
次書換える。
了させると、1分経過する毎に調理終了時のカウント値
Nから「1」ずつ減算する(時刻t4−t5)。そして、カ
ウント値Nから「1」を減算する毎にパルス信号の位相
角を「(1/60×π/2)」ずつ減少させ、非オーブ
ン調理時間の経過に伴って位相角を「0」に至るまで順
次書換える。
【0028】制御装置9は、時刻t5でカウント値Nを
「0」まで減算すると、カウンタの減算動作を停止する
(時刻t5−t6)。そして、時刻t6でオーブン調理を再開
すると、位相角「0」を初期値としてトライアックにパ
ルス信号を与え、Nに「1」を加算する毎に位相角を
「(1/60×π/2)」ずつ増加させ、オーブン調理
の終了時刻t7に至までトライアックの通電角を「(1/
60×π/2)」ずつ小さくする。尚、上述の各動作は
制御装置9のソフトウェア構成に基づいて行われるもの
である。
「0」まで減算すると、カウンタの減算動作を停止する
(時刻t5−t6)。そして、時刻t6でオーブン調理を再開
すると、位相角「0」を初期値としてトライアックにパ
ルス信号を与え、Nに「1」を加算する毎に位相角を
「(1/60×π/2)」ずつ増加させ、オーブン調理
の終了時刻t7に至までトライアックの通電角を「(1/
60×π/2)」ずつ小さくする。尚、上述の各動作は
制御装置9のソフトウェア構成に基づいて行われるもの
である。
【0029】上記実施例によれば、オーブン調理時に加
算したカウント値Nを非オーブン調理時間の経過に伴っ
て減算すると共に、オーブン調理の再開に伴い、減算し
たカウント値Nを初期値としてトライアックの通電角を
調整した。このため、オーブン調理の再開時には、非オ
ーブン調理時に向上したグリースの粘性を初期値として
通電角が調整されるので、ファンモータ7bの回転数が
確実に一定化される。その結果、調理室2内への熱風供
給量が確実に均一化されるので、調理物の仕上り状態が
一層向上する。
算したカウント値Nを非オーブン調理時間の経過に伴っ
て減算すると共に、オーブン調理の再開に伴い、減算し
たカウント値Nを初期値としてトライアックの通電角を
調整した。このため、オーブン調理の再開時には、非オ
ーブン調理時に向上したグリースの粘性を初期値として
通電角が調整されるので、ファンモータ7bの回転数が
確実に一定化される。その結果、調理室2内への熱風供
給量が確実に均一化されるので、調理物の仕上り状態が
一層向上する。
【0030】次に本発明の第3実施例を図6に基づいて
説明する。尚、上記第2実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。電圧検出手段に相当する制御装
置9は、オーブン調理を開始すると、ファンモータ7b
の電源電圧VのA/D変換結果をサンプリングし、サン
プリングデータのピーク値を検出することに伴い、電源
電圧Vの大きさを検出する。
説明する。尚、上記第2実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。電圧検出手段に相当する制御装
置9は、オーブン調理を開始すると、ファンモータ7b
の電源電圧VのA/D変換結果をサンプリングし、サン
プリングデータのピーク値を検出することに伴い、電源
電圧Vの大きさを検出する。
【0031】例えば、電源電圧Vが「V≦90VOLT」で
ある場合、制御装置9は、実線αで示すように、時刻0a
に至るまでカウンタの加算動作を行わず、トライアック
の通電角を「π」に維持する。そして、時刻0aからt1a
に至るまで、「0」を初期値としてカウンタの加算動作
を行い、トライアックの通電角を「(1/60×π/
2)」ずつ小さくする。
ある場合、制御装置9は、実線αで示すように、時刻0a
に至るまでカウンタの加算動作を行わず、トライアック
の通電角を「π」に維持する。そして、時刻0aからt1a
に至るまで、「0」を初期値としてカウンタの加算動作
を行い、トライアックの通電角を「(1/60×π/
2)」ずつ小さくする。
【0032】制御装置9は、時刻t1a で「N=60」に
達すると加算動作を停止し、時刻t2でオーブン調理を終
了させるまで、トライアックの通電角を一定の低値「π
/2」に維持する。この後、t2から時刻t2a に至るまで
カウンタの減算動作を行い、パルス信号の位相角を
「0」に至るまで順次書換える。従って、次にオーブン
調理が行われる場合、制御装置9は、「0」を初期値と
してカウント値Nを加算することになる。尚、(a)の
破線αは、非オーブン調理時のカウント値Nに対応する
通電角である。
達すると加算動作を停止し、時刻t2でオーブン調理を終
了させるまで、トライアックの通電角を一定の低値「π
/2」に維持する。この後、t2から時刻t2a に至るまで
カウンタの減算動作を行い、パルス信号の位相角を
「0」に至るまで順次書換える。従って、次にオーブン
調理が行われる場合、制御装置9は、「0」を初期値と
してカウント値Nを加算することになる。尚、(a)の
破線αは、非オーブン調理時のカウント値Nに対応する
通電角である。
【0033】また、電源電圧Vが「90VOLT<V≦10
0VOLT」である場合、制御装置9は、実線βで示すよう
に、「0」を初期値として時刻0 からt1に至るまでカウ
ンタの加算動作を行い、トライアックの通電角を「(1
/60×π/2)」ずつ小さくする。
0VOLT」である場合、制御装置9は、実線βで示すよう
に、「0」を初期値として時刻0 からt1に至るまでカウ
ンタの加算動作を行い、トライアックの通電角を「(1
/60×π/2)」ずつ小さくする。
【0034】制御装置9は、時刻t1で「N=60」に達
すると加算動作を停止する。そして、時刻t2でオーブン
調理を終了させるまで、トライアックの通電角を一定の
低値「π/2」に維持する。この後、時刻t2からt2a に
至るまでカウンタの減算動作を行い、位相角を「0」に
至るまで順次書換える。従って、次にオーブン調理が行
われる場合、制御装置9は、「0」を初期値としてカウ
ント値Nを加算することになる。尚、(a)の破線β
は、非オーブン調理時のカウント値Nに対応する通電角
である。
すると加算動作を停止する。そして、時刻t2でオーブン
調理を終了させるまで、トライアックの通電角を一定の
低値「π/2」に維持する。この後、時刻t2からt2a に
至るまでカウンタの減算動作を行い、位相角を「0」に
至るまで順次書換える。従って、次にオーブン調理が行
われる場合、制御装置9は、「0」を初期値としてカウ
ント値Nを加算することになる。尚、(a)の破線β
は、非オーブン調理時のカウント値Nに対応する通電角
である。
【0035】また、電源電圧Vが「100VOLT<V≦1
10VOLT」である場合、制御装置9は、実線γで示すよ
うに、Na(>0)を初期値としてカウンタの加算動作
を行い、時刻0 からt1b に至るまでトライアックの通電
角を初期値θaから「(1/60×π/2)」ずつ小さ
くする。そして、時刻t1b で「N=60」に至ると加算
動作を停止し、時刻t2でオーブン調理を終了させるま
で、トライアックの通電角を一定の低値「π/2」に維
持する。
10VOLT」である場合、制御装置9は、実線γで示すよ
うに、Na(>0)を初期値としてカウンタの加算動作
を行い、時刻0 からt1b に至るまでトライアックの通電
角を初期値θaから「(1/60×π/2)」ずつ小さ
くする。そして、時刻t1b で「N=60」に至ると加算
動作を停止し、時刻t2でオーブン調理を終了させるま
で、トライアックの通電角を一定の低値「π/2」に維
持する。
【0036】制御装置9は、時刻t2でオーブン調理を終
了させると、時刻t2からt2b に至るまでカウンタの減算
動作を行い、パルス信号の位相角を順次減算して書換え
る。そして、時刻t2b で「N=Na」を検出するとカウ
ンタの減算動作を停止し、位相角を一定の低値に書換え
る。従って、次のオーブン調理時には、減算動作停止時
の位相角(通電角θa)を初期値として位相制御が行わ
れる。尚、上述の各動作は、制御装置9のソフトウェア
構成に基づいて行われるものである。
了させると、時刻t2からt2b に至るまでカウンタの減算
動作を行い、パルス信号の位相角を順次減算して書換え
る。そして、時刻t2b で「N=Na」を検出するとカウ
ンタの減算動作を停止し、位相角を一定の低値に書換え
る。従って、次のオーブン調理時には、減算動作停止時
の位相角(通電角θa)を初期値として位相制御が行わ
れる。尚、上述の各動作は、制御装置9のソフトウェア
構成に基づいて行われるものである。
【0037】上記実施例によれば、ファンモータ7bの
電源電圧Vに応じて通電角の減算パターンを選択するこ
とにより、ファンモータ7bの通電角を補正した。この
ため、電源電圧Vの大きさに影響されず、ファンモータ
7bが一定速度で回転するので、調理室2内への熱風供
給量が一層確実に均一化され、その結果、調理物の仕上
り状態がより一層向上する。尚、上記第3実施例におい
ては、制御装置9のソフトウェア構成に基づいて電源電
圧Vを検出する構成としたが、これに限定されるもので
はなく、例えば専用の電圧センサを設けても良い。
電源電圧Vに応じて通電角の減算パターンを選択するこ
とにより、ファンモータ7bの通電角を補正した。この
ため、電源電圧Vの大きさに影響されず、ファンモータ
7bが一定速度で回転するので、調理室2内への熱風供
給量が一層確実に均一化され、その結果、調理物の仕上
り状態がより一層向上する。尚、上記第3実施例におい
ては、制御装置9のソフトウェア構成に基づいて電源電
圧Vを検出する構成としたが、これに限定されるもので
はなく、例えば専用の電圧センサを設けても良い。
【0038】次に本発明の第4実施例を図7に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。制御装置9は、オーブン調理を
開始すると、温度設定キー10cによる設定温度Tを読
込む。
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。制御装置9は、オーブン調理を
開始すると、温度設定キー10cによる設定温度Tを読
込む。
【0039】例えば、庫内温度Tの設定値Tが「T≦2
00°C」である場合、ヒータ6のオン/オフ比が小さ
く、ヒータ6の立上りが遅いという事情がある。従っ
て、焼結メタルに含有されたグリースの粘性低下率が低
いので、制御装置9は、実線αで示すように、時刻0 か
らt1に至まで、1分経過する毎にカウンタの値Nを
「0.7」ずつ加算し、Nの加算率に応じてトライアッ
クの通電角をゆっくりと小さくする。これと共に、カウ
ント値Nを設定値N1と比較し、時刻t1で「N≧N1」
を検出すると、カウント動作を停止し、オーブン調理が
終了する時刻t2まで、トライアックの通電角を一定の低
値θ1に保持する。
00°C」である場合、ヒータ6のオン/オフ比が小さ
く、ヒータ6の立上りが遅いという事情がある。従っ
て、焼結メタルに含有されたグリースの粘性低下率が低
いので、制御装置9は、実線αで示すように、時刻0 か
らt1に至まで、1分経過する毎にカウンタの値Nを
「0.7」ずつ加算し、Nの加算率に応じてトライアッ
クの通電角をゆっくりと小さくする。これと共に、カウ
ント値Nを設定値N1と比較し、時刻t1で「N≧N1」
を検出すると、カウント動作を停止し、オーブン調理が
終了する時刻t2まで、トライアックの通電角を一定の低
値θ1に保持する。
【0040】また、庫内温度Tの設定値Tが「250°
C<T≦300°C」である場合、ヒータ6のオン/オ
フ比が大きく、ヒータ6の立上りが早いという事情があ
る。従って、焼結メタルに含有されたグリースの粘性低
下率が高いので、制御装置9は、実線γで示すように、
時刻0 からt1b に至まで、1分経過する毎にカウンタの
値Nを「2」ずつ加算し、Nの加算率に応じてトライア
ックの通電角を素早く小さくする。これと共に、カウン
ト値Nを設定値N3(>N1)と比較し、時刻t1b で
「N≧N3」を検出すると、加算動作を停止し、オーブ
ン調理が終了する時刻t2まで、トライアックの通電角を
一定の低値θ3に保持する。
C<T≦300°C」である場合、ヒータ6のオン/オ
フ比が大きく、ヒータ6の立上りが早いという事情があ
る。従って、焼結メタルに含有されたグリースの粘性低
下率が高いので、制御装置9は、実線γで示すように、
時刻0 からt1b に至まで、1分経過する毎にカウンタの
値Nを「2」ずつ加算し、Nの加算率に応じてトライア
ックの通電角を素早く小さくする。これと共に、カウン
ト値Nを設定値N3(>N1)と比較し、時刻t1b で
「N≧N3」を検出すると、加算動作を停止し、オーブ
ン調理が終了する時刻t2まで、トライアックの通電角を
一定の低値θ3に保持する。
【0041】また、「200°C<T≦250°C」で
ある場合、ヒータ6のオン/オフ比が中程度であるの
で、制御装置9は、実線βで示すように、時刻0 からt1
a に至まで、1分経過する毎にカウンタの値Nを「1」
ずつ加算し、Nの加算率に応じてトライアックの通電角
を調整する。そして、カウント値Nを設定値N2(N3
>N2>N1)と比較し、「N≧N2」を検出すると加
算動作を停止し、オーブン調理が終了する時刻t2まで、
トライアックの通電角を一定の低値θ2に保持する。
ある場合、ヒータ6のオン/オフ比が中程度であるの
で、制御装置9は、実線βで示すように、時刻0 からt1
a に至まで、1分経過する毎にカウンタの値Nを「1」
ずつ加算し、Nの加算率に応じてトライアックの通電角
を調整する。そして、カウント値Nを設定値N2(N3
>N2>N1)と比較し、「N≧N2」を検出すると加
算動作を停止し、オーブン調理が終了する時刻t2まで、
トライアックの通電角を一定の低値θ2に保持する。
【0042】上記実施例によれば、温度設定キー10c
による設定温度Tに応じてカウンタの加算率を選択し、
ファンモータ7bの通電角を補正した。このため、ヒー
タ6の立上り状態に基づいたグリースの粘性低下率に応
じて、トライックの通電角を調整できるので、ファンモ
ータ7bの回転数が確実に一定化される。従って、調理
室2内への熱風供給量が確実に均一化されるので、その
結果、調理物の仕上り状態が一層向上する。
による設定温度Tに応じてカウンタの加算率を選択し、
ファンモータ7bの通電角を補正した。このため、ヒー
タ6の立上り状態に基づいたグリースの粘性低下率に応
じて、トライックの通電角を調整できるので、ファンモ
ータ7bの回転数が確実に一定化される。従って、調理
室2内への熱風供給量が確実に均一化されるので、その
結果、調理物の仕上り状態が一層向上する。
【0043】次に本発明の第5実施例を図8に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。制御装置9のROMには、トラ
イアックの通電角を設定するための演算式が記憶されて
いる。この演算式は、通電角radと調理室2の庫内温
度Tとの関係を示す図8の実験データを関数化したもの
であり、制御装置9は、オーブン調理を開始すると、温
度センサ12からの出力信号を所定周期で読込み、調理
室2の庫内温度Tを検出する。そして、庫内温度Tを演
算式に代入することに伴いパルス信号の位相角を演算
し、庫内温度Tの上昇に伴ってファンモータ7bの通電
角を小さくする。
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。制御装置9のROMには、トラ
イアックの通電角を設定するための演算式が記憶されて
いる。この演算式は、通電角radと調理室2の庫内温
度Tとの関係を示す図8の実験データを関数化したもの
であり、制御装置9は、オーブン調理を開始すると、温
度センサ12からの出力信号を所定周期で読込み、調理
室2の庫内温度Tを検出する。そして、庫内温度Tを演
算式に代入することに伴いパルス信号の位相角を演算
し、庫内温度Tの上昇に伴ってファンモータ7bの通電
角を小さくする。
【0044】上記実施例によれば、焼結メタルの含有グ
リースの加熱状態、即ちグリースの粘性低下に応じてフ
ァンモータ7bに対する電圧印加量を小さくできるの
で、ファンモータ7bの回転数が一定化される。従っ
て、調理室2内に供給される熱風量が一定化され、その
結果、調理物の仕上状態も均一化される。
リースの加熱状態、即ちグリースの粘性低下に応じてフ
ァンモータ7bに対する電圧印加量を小さくできるの
で、ファンモータ7bの回転数が一定化される。従っ
て、調理室2内に供給される熱風量が一定化され、その
結果、調理物の仕上状態も均一化される。
【0045】尚、上記第1〜第5実施例においては、実
験データを関数化して制御装置9のROMに記憶させる
構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば
テーブル化して記憶させる構成としても良い。
験データを関数化して制御装置9のROMに記憶させる
構成としたが、これに限定されるものではなく、例えば
テーブル化して記憶させる構成としても良い。
【0046】また、上記第1〜第5実施例においては、
モータ駆動回路11のスイッチング素子としてトライア
ックを用いたが、これに限定されるものではなく、例え
ばGTO等のサイリスタを用いても良い。
モータ駆動回路11のスイッチング素子としてトライア
ックを用いたが、これに限定されるものではなく、例え
ばGTO等のサイリスタを用いても良い。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の加熱調理器は次の効果を奏する。請求項1および5記
載の手段によれば、焼結含油軸受に含有されたグリース
の粘性低下に応じてファンモータに対する電圧印加量を
小さくできる。このため、ファンモータの回転数が一定
化されるので、調理室内への熱風供給量が一定化され、
その結果、調理物の仕上状態が均一化される。
の加熱調理器は次の効果を奏する。請求項1および5記
載の手段によれば、焼結含油軸受に含有されたグリース
の粘性低下に応じてファンモータに対する電圧印加量を
小さくできる。このため、ファンモータの回転数が一定
化されるので、調理室内への熱風供給量が一定化され、
その結果、調理物の仕上状態が均一化される。
【0048】請求項2記載の手段によれば、非調理時に
向上したグリースの粘性を初期値として導通角を調整で
きる。このため、ファンモータの回転数が確実に一定化
されるので、調理室内への熱風供給量が確実に一定化さ
れ、その結果、調理物の仕上状態も一層均一化される。
向上したグリースの粘性を初期値として導通角を調整で
きる。このため、ファンモータの回転数が確実に一定化
されるので、調理室内への熱風供給量が確実に一定化さ
れ、その結果、調理物の仕上状態も一層均一化される。
【0049】請求項3記載の手段によれば、ファンモー
タの電源電圧に応じてファンモータの導通角を補正でき
る。このため、電源電圧の大きさに影響されず、ファン
モータが一定速度で回転するので、調理室内への熱風供
給量が一層確実に均一化され、その結果、調理物の仕上
り状態がより一層向上する。
タの電源電圧に応じてファンモータの導通角を補正でき
る。このため、電源電圧の大きさに影響されず、ファン
モータが一定速度で回転するので、調理室内への熱風供
給量が一層確実に均一化され、その結果、調理物の仕上
り状態がより一層向上する。
【0050】請求項4記載の手段によれば、庫内温度の
設定値(グリースの粘性低下率)に応じてファンモータ
の導通角を補正できる。このため、庫内温度の設定値に
影響されず、ファンモータが一定速度で回転するので、
調理室内への熱風供給量が一層確実に均一化され、その
結果、調理物の仕上り状態がより一層向上する。
設定値(グリースの粘性低下率)に応じてファンモータ
の導通角を補正できる。このため、庫内温度の設定値に
影響されず、ファンモータが一定速度で回転するので、
調理室内への熱風供給量が一層確実に均一化され、その
結果、調理物の仕上り状態がより一層向上する。
【図1】本発明の第1実施例を示す図(調理時間の経過
に伴ってトライアックの導通角が変化する様子を示す
図)
に伴ってトライアックの導通角が変化する様子を示す
図)
【図2】位相制御の原理を示す図
【図3】電子レンジの縦断面図
【図4】電気的構成の概略を示すブロック図
【図5】本発明の第2実施例を示すものであり、(a)
は時間の経過に伴ってトライアックの導通角が変化する
様子を示す図、(b)は時間の経過に伴ってカウンタの
値が変化する様子を示す図
は時間の経過に伴ってトライアックの導通角が変化する
様子を示す図、(b)は時間の経過に伴ってカウンタの
値が変化する様子を示す図
【図6】本発明の第3実施例を示すものであり、(a)
は電圧補正を加えた場合の図5の(a)相当図、(b)
は電圧補正を加えた場合の図5の(b)相当図
は電圧補正を加えた場合の図5の(a)相当図、(b)
は電圧補正を加えた場合の図5の(b)相当図
【図7】本発明の第4実施例を示すものであり、(a)
は温度補正を加えた場合の図5の(a)相当図、(b)
は温度補正を加えた場合の図5の(b)相当図
は温度補正を加えた場合の図5の(a)相当図、(b)
は温度補正を加えた場合の図5の(b)相当図
【図8】本発明の第5実施例を示す図(庫内温度の変化
に伴ってトライアックの導通角が変化する様子を示す
図)
に伴ってトライアックの導通角が変化する様子を示す
図)
2は調理室、6は環状ヒータ(熱源)、7はファン装
置、7aはファン、7bはファンモータ、9は制御装置
(モータ制御手段,電圧検出手段)、12は温度センサ
(温度検出手段)を示す。
置、7aはファン、7bはファンモータ、9は制御装置
(モータ制御手段,電圧検出手段)、12は温度センサ
(温度検出手段)を示す。
Claims (5)
- 【請求項1】 焼結含油軸受により支承された回転軸を
有するファンモータおよび該ファンモータの駆動に伴っ
て回転するファンからなるファン装置と、 このファン装置から吐出された風を加熱して加熱調理用
の熱風を生成する熱源と、 前記ファン装置のファンモータを位相制御するモータ制
御手段とを備え、 このモータ制御手段は、加熱調理時間の経過に応じて前
記ファンモータの導通角を小さくすることに伴い、ファ
ンモータの回転数を略一定化することを特徴とする加熱
調理器。 - 【請求項2】 加熱調理時には時間の経過に伴って加算
動作を行い、加熱調理終了時には時間の経過に伴って減
算動作を行う計時手段を備え、 モータ制御手段は、前記計時手段の計時結果に応じてフ
ァンモータの導通角を変化させることを特徴とする請求
項1記載の加熱調理器。 - 【請求項3】 ファンモータの電源電圧を検出する電圧
検出手段を備え、 モータ制御手段は、前記電圧検出手段の検出結果に応じ
てファンモータの導通角を補正することを特徴とする請
求項1または2記載の加熱調理器。 - 【請求項4】 調理室の庫内温度を設定するための温度
設定手段を備え、 モータ制御手段は、前記温度設定手段による設定値に応
じてファンモータの導通角を補正することを特徴とする
請求項1または2記載の加熱調理器。 - 【請求項5】 焼結含油軸受により支承された回転軸を
有するファンモータおよび該ファンモータの駆動に伴っ
て回転するファンからなるファン装置と、 このファン装置から吐出された風を加熱して加熱調理用
の熱風を生成する熱源と、 前記ファン装置のファンモータを位相制御するモータ制
御手段と、 調理室の庫内温度を検出する温度検出手段とを備え、 前記モータ制御手段は、前記温度検出手段による検出温
度が高くなるのに伴って前記ファンモータの導通角を小
さくすることに伴い、ファンモータの回転数を略一定化
することを特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18685995A JPH0942674A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18685995A JPH0942674A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942674A true JPH0942674A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16195911
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18685995A Pending JPH0942674A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942674A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016011763A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 電熱器具 |
| KR20160088551A (ko) * | 2015-01-16 | 2016-07-26 | 엘지전자 주식회사 | 조리기기 및 그의 제어방법 |
| JP2017003262A (ja) * | 2016-08-18 | 2017-01-05 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 加熱調理器 |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP18685995A patent/JPH0942674A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016011763A (ja) * | 2014-06-27 | 2016-01-21 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 電熱器具 |
| KR20160088551A (ko) * | 2015-01-16 | 2016-07-26 | 엘지전자 주식회사 | 조리기기 및 그의 제어방법 |
| US10928062B2 (en) | 2015-01-16 | 2021-02-23 | Lg Electronics Inc. | Cooking device and method for controlling the same |
| JP2017003262A (ja) * | 2016-08-18 | 2017-01-05 | 東芝ホームテクノ株式会社 | 加熱調理器 |
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