JPH0942928A - 走査型寸法測定装置 - Google Patents
走査型寸法測定装置Info
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- JPH0942928A JPH0942928A JP19667695A JP19667695A JPH0942928A JP H0942928 A JPH0942928 A JP H0942928A JP 19667695 A JP19667695 A JP 19667695A JP 19667695 A JP19667695 A JP 19667695A JP H0942928 A JPH0942928 A JP H0942928A
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Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で小型の、2次元寸法の検出できる走査
型寸法測定装置を提供する。 【解決手段】 半導レーザ100からのレーザビーム1
10を、2次元ガルバノミラー101で2次元に偏向
し、被測定物112に照射し、光位置検出素子(PS
D)103上の投影像113より被測定物112の各部
の寸法を検出する。
型寸法測定装置を提供する。 【解決手段】 半導レーザ100からのレーザビーム1
10を、2次元ガルバノミラー101で2次元に偏向
し、被測定物112に照射し、光位置検出素子(PS
D)103上の投影像113より被測定物112の各部
の寸法を検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビームによ
り被測定物を走査して寸法を測定する装置に関するもの
である。
り被測定物を走査して寸法を測定する装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図15は、例えば特開平6−3116号
公報に従来例として説明されている、従来の走査型寸法
測定装置の構成を示す図である。図15において、30
0〜305は、“走査型寸法測定装置”を構成する素子
で、300は半導体レーザの発光手段、301は前レン
ズ、302ポリゴンミラーの走査ミラー、303はコリ
メータレンズ、304は集光レンズ、305は受光素子
である。306はレーザ光、307は被測定物である。
公報に従来例として説明されている、従来の走査型寸法
測定装置の構成を示す図である。図15において、30
0〜305は、“走査型寸法測定装置”を構成する素子
で、300は半導体レーザの発光手段、301は前レン
ズ、302ポリゴンミラーの走査ミラー、303はコリ
メータレンズ、304は集光レンズ、305は受光素子
である。306はレーザ光、307は被測定物である。
【0003】発光手段300から前ミラー301を経て
走査ミラー2に送られたレーザ光306は、走査ミラー
2の回転とコリメータレンズ3の屈折とによって、コリ
メータレンズ303の光軸と平行の走査光とされる。
走査ミラー2に送られたレーザ光306は、走査ミラー
2の回転とコリメータレンズ3の屈折とによって、コリ
メータレンズ303の光軸と平行の走査光とされる。
【0004】なお、走査ミラー302における反射面が
焦点となるように配設されるコリメータレンズ303と
しては、一般にfθレンズと呼ばれるものが用いられ、
走査ミラー2を駆動するモータの等速回転によって、光
軸と直交する方向に等速で走査される走査光が得られる
ようになっている。
焦点となるように配設されるコリメータレンズ303と
しては、一般にfθレンズと呼ばれるものが用いられ、
走査ミラー2を駆動するモータの等速回転によって、光
軸と直交する方向に等速で走査される走査光が得られる
ようになっている。
【0005】前述の構成において、コリメータレンズ3
03と集光レンズ304との間に被測定物307を配置
すれば、被測定物307の寸法に応じた時間だけ受光素
子305への走査光の入射が遮られることになるため
に、被測定物307で走査光が遮られた時間と走査速度
との積から、被測定物307の寸法Dを測定できる。
03と集光レンズ304との間に被測定物307を配置
すれば、被測定物307の寸法に応じた時間だけ受光素
子305への走査光の入射が遮られることになるため
に、被測定物307で走査光が遮られた時間と走査速度
との積から、被測定物307の寸法Dを測定できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来例では、ポ
リゴンミラーか、あるいは高価なfθレンズを使用しな
ければならない。またポリゴンミラーについても正確に
等速回転駆動する必要があるため、サーボモータとその
駆動回路の工夫によりfθレンズと同様装置が高価にな
るという問題がある。
リゴンミラーか、あるいは高価なfθレンズを使用しな
ければならない。またポリゴンミラーについても正確に
等速回転駆動する必要があるため、サーボモータとその
駆動回路の工夫によりfθレンズと同様装置が高価にな
るという問題がある。
【0007】また、従来例ではレーザ光により1次元走
査しているので、そのままでは1次元の寸法しか測定で
きない。そこで、例えば穴の形状を測定するときは、被
測定物を正確に移動させる手段を別途設ける必要があ
る。この移動を自動的に行うには、高価で大型のX−Y
ステージを用意しなければならず、全システムとしては
高価でかつ大型の装置となるという問題がある。
査しているので、そのままでは1次元の寸法しか測定で
きない。そこで、例えば穴の形状を測定するときは、被
測定物を正確に移動させる手段を別途設ける必要があ
る。この移動を自動的に行うには、高価で大型のX−Y
ステージを用意しなければならず、全システムとしては
高価でかつ大型の装置となるという問題がある。
【0008】本発明は、このような問題を解消するため
になされたもので、安価で小型の走査型寸法測定装置を
提供することを第1の目的とし、2次元寸法の測定がで
きる走査型測定装置を提供することを第2の目的とする
ものである。
になされたもので、安価で小型の走査型寸法測定装置を
提供することを第1の目的とし、2次元寸法の測定がで
きる走査型測定装置を提供することを第2の目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るため、本発明では、走査型寸法測定装置を第(1)〜
(4)のとおり構成し、第1,第2の目的を達成するた
め走査型寸法測定装置を次の(3),(4)のとおりに
構成する。
るため、本発明では、走査型寸法測定装置を第(1)〜
(4)のとおり構成し、第1,第2の目的を達成するた
め走査型寸法測定装置を次の(3),(4)のとおりに
構成する。
【0010】(1)レザビーム発生手段と、このレーザ
ービーム発生手段からレーザービームを受けて偏向する
ガルバノミラーと、このガルバノミラーからのレーザー
ビームを受けてその入射位置を検出する光入射位置検出
手段とを備え、前記ガルバノミラーと前記光入射位置検
出手段との間に被測定物を配置しこの被測定物の寸法を
測定する走査型寸法測定装置。
ービーム発生手段からレーザービームを受けて偏向する
ガルバノミラーと、このガルバノミラーからのレーザー
ビームを受けてその入射位置を検出する光入射位置検出
手段とを備え、前記ガルバノミラーと前記光入射位置検
出手段との間に被測定物を配置しこの被測定物の寸法を
測定する走査型寸法測定装置。
【0011】(2)ガルバノミラーで偏向されたレーザ
ービームを平行光線とするコリメータレンズを備えた前
記(1)記載の走査型寸法測定装置。
ービームを平行光線とするコリメータレンズを備えた前
記(1)記載の走査型寸法測定装置。
【0012】(3)ガルバノミラーは2次偏向のできる
2次元ガルバノミラーであり、光入射位置検出手段は2
次元の光入射位置検出のできる2次元光入射位置検出手
段である前記(1)または(2)記載の走査型寸法測定
装置。
2次元ガルバノミラーであり、光入射位置検出手段は2
次元の光入射位置検出のできる2次元光入射位置検出手
段である前記(1)または(2)記載の走査型寸法測定
装置。
【0013】(4)ガルバノミラーは、半導体基板に、
可動板とこの可動板を前記半導体基板に対し揺動自在に
軸支するトーションバーとを一体に形成し、前記可動板
の周縁部に駆動コイルを設け、前記可動板上にミラーを
設け、前記駆動コイルに静磁界を与える磁界発生手段を
設けて、前記駆動コイルに電流を流すことにより前記ミ
ラーを駆動するものである前記(1)ないし(3)のい
ずれかに記載の走査型寸法測定装置。
可動板とこの可動板を前記半導体基板に対し揺動自在に
軸支するトーションバーとを一体に形成し、前記可動板
の周縁部に駆動コイルを設け、前記可動板上にミラーを
設け、前記駆動コイルに静磁界を与える磁界発生手段を
設けて、前記駆動コイルに電流を流すことにより前記ミ
ラーを駆動するものである前記(1)ないし(3)のい
ずれかに記載の走査型寸法測定装置。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態に
より詳しく説明する。実施例による説明に先立って、本
発明で用いることができる主要素子について説明する。
より詳しく説明する。実施例による説明に先立って、本
発明で用いることができる主要素子について説明する。
【0015】本発明では、走査ミラーにガルバノミラー
を用い、光(スポット)検出素子にPSD(Position Se
nsitive Device) を用いる。本発明に好適なガルバノミ
ラーとPSDを関連技術例として順次説明する。
を用い、光(スポット)検出素子にPSD(Position Se
nsitive Device) を用いる。本発明に好適なガルバノミ
ラーとPSDを関連技術例として順次説明する。
【0016】(ガルバノミラー)本出願人は、半導体製
造プロセスを利用して製造する、ガルバノメータの動作
原理で動作する、ガルバノミラーに関し、特願平5−3
20524号,特願平6−327369号,特願平7−
138081号等の提案をしている。
造プロセスを利用して製造する、ガルバノメータの動作
原理で動作する、ガルバノミラーに関し、特願平5−3
20524号,特願平6−327369号,特願平7−
138081号等の提案をしている。
【0017】各提案の内容を簡単に説明すると、前記特
願平5−320524号の内容は、半導体基板に、可動
板とこの可動板を前記半導体基板に対し揺動自在に軸支
するトーションバーとを一体に形成し、前記可動板の周
縁部に駆動コイルを設け、前記可動板上にミラーを設
け、前記駆動コイルに静磁界を与える磁界発生手段を設
けて、前記駆動コイルに電流を流すことにより前記ミラ
ーを駆動するガルバノミラーであり、この種の電磁アク
チュエータの基本形である。
願平5−320524号の内容は、半導体基板に、可動
板とこの可動板を前記半導体基板に対し揺動自在に軸支
するトーションバーとを一体に形成し、前記可動板の周
縁部に駆動コイルを設け、前記可動板上にミラーを設
け、前記駆動コイルに静磁界を与える磁界発生手段を設
けて、前記駆動コイルに電流を流すことにより前記ミラ
ーを駆動するガルバノミラーであり、この種の電磁アク
チュエータの基本形である。
【0018】また、前記特願平6−327369号の内
容は、前述のガルバノミラー等の電磁アクチュエータに
おいて、トーションバー部分の配線パターンがトーショ
ンバーの捻れ運動の繰り返しにより断線するのを防止す
るため、トーションバー自体を導電性として電気接続を
行うものである。更に、特願平7−138081号の内
容は、この電磁アクチュエータの衝撃対策にかかるもの
で、可動板の少なくとも片面に対向して、衝撃を受けた
際の可動板の過度の変位を阻止するストッパを設けるも
のである。
容は、前述のガルバノミラー等の電磁アクチュエータに
おいて、トーションバー部分の配線パターンがトーショ
ンバーの捻れ運動の繰り返しにより断線するのを防止す
るため、トーションバー自体を導電性として電気接続を
行うものである。更に、特願平7−138081号の内
容は、この電磁アクチュエータの衝撃対策にかかるもの
で、可動板の少なくとも片面に対向して、衝撃を受けた
際の可動板の過度の変位を阻止するストッパを設けるも
のである。
【0019】前述のように、特願平5−320524号
の内容は、基本型なので、その実施例1〜3を関連技術
例1〜3として以下に説明する。
の内容は、基本型なので、その実施例1〜3を関連技術
例1〜3として以下に説明する。
【0020】(関連技術例1)図3,図4は関連技術例
1である“ガルバノミラー”の構成を示す図である。本
関連技術例は、後述の関連技術例2,関連技術例3と同
様に、検流計(ガルバノメーター)と同じ原理で動作す
るものである。なお、図3,図4で判り易くするため大
きさを誇張して示している。後述の図5,図7,図8,
図9,図10についても同様である。
1である“ガルバノミラー”の構成を示す図である。本
関連技術例は、後述の関連技術例2,関連技術例3と同
様に、検流計(ガルバノメーター)と同じ原理で動作す
るものである。なお、図3,図4で判り易くするため大
きさを誇張して示している。後述の図5,図7,図8,
図9,図10についても同様である。
【0021】図3及び図4において、ガルバノミラー1
は、半導体基板であるシリコン基板2の上下面に、それ
ぞれ例えばホウケイ酸ガラス等からなる上側及び下側絶
縁基板としての平板状の上側及び下側ガラス基板3,4
を接合した3層構造となっている。前記上側ガラス基板
3は、後述する可動板5上部分を開放するようシリコン
基板2の左右端(図3における)に積層されている。
は、半導体基板であるシリコン基板2の上下面に、それ
ぞれ例えばホウケイ酸ガラス等からなる上側及び下側絶
縁基板としての平板状の上側及び下側ガラス基板3,4
を接合した3層構造となっている。前記上側ガラス基板
3は、後述する可動板5上部分を開放するようシリコン
基板2の左右端(図3における)に積層されている。
【0022】前記シリコン基板2には、平板状の可動板
5と、この可動板5の中心位置でシリコン基板2に対し
て基板上下方向に揺動可能に可動板5を軸支するトーシ
ョンバー6とが半導体製造プロセスにおける異方性エッ
チングによって一体形成されている。従って、可動板5
及びトーションバー6もシリコン基板2と同一材料から
なっている。前記可動板5の上面周縁部には、可動板5
駆動用の駆動電流と、この駆動電流に重畳する変位角検
出用の検出用電流とを流すための銅薄膜からなる平面コ
イル7が、絶縁被膜で覆われて設けられている。前記検
出用電流は、下側ガラス基板4に後述するように設けら
れる検出コイル12A,12Bとの相互インダクタンス
に基づいて可動板5の変位を検出するためのものであ
る。
5と、この可動板5の中心位置でシリコン基板2に対し
て基板上下方向に揺動可能に可動板5を軸支するトーシ
ョンバー6とが半導体製造プロセスにおける異方性エッ
チングによって一体形成されている。従って、可動板5
及びトーションバー6もシリコン基板2と同一材料から
なっている。前記可動板5の上面周縁部には、可動板5
駆動用の駆動電流と、この駆動電流に重畳する変位角検
出用の検出用電流とを流すための銅薄膜からなる平面コ
イル7が、絶縁被膜で覆われて設けられている。前記検
出用電流は、下側ガラス基板4に後述するように設けら
れる検出コイル12A,12Bとの相互インダクタンス
に基づいて可動板5の変位を検出するためのものであ
る。
【0023】ここで、コイルは抵抗分によってジュール
熱損失があり、抵抗の大きな薄膜コイルを平面コイル7
として高密度に実装すると発熱により駆動力が制限され
ることから、関連技術例では、公知の電解メッキによる
電鋳コイル法によって前記平面コイル7を形成してあ
る。電鋳コイル法は、基板上にスパッタで薄いニッケル
層を形成し、このニッケル層の上に銅電解めっきを行っ
て銅層を形成し、コイルに相当する部分を除いて銅層及
びニッケル層を除去することで、銅層とニッケル層から
なる薄膜の平面コイルを形成するもので、薄膜コイルを
低抵抗で高密度に実装できる特徴があり、マイクロ磁気
デバイスの小型化,薄型化に有効である。また、可動板
5の平面コイル7で囲まれた上面中央部には、ミラー8
がアルミニウム蒸着により形成されている。更に、シリ
コン基板2のトーションバー6の側方上面には、平面コ
イル7とトーションバー6の部分を介して電気的に接続
する一対の電極端子9,9が設けられており、この電極
端子9,9は、シリコン基板2に電鋳コイル法による平
面コイル7と同時に形成される。
熱損失があり、抵抗の大きな薄膜コイルを平面コイル7
として高密度に実装すると発熱により駆動力が制限され
ることから、関連技術例では、公知の電解メッキによる
電鋳コイル法によって前記平面コイル7を形成してあ
る。電鋳コイル法は、基板上にスパッタで薄いニッケル
層を形成し、このニッケル層の上に銅電解めっきを行っ
て銅層を形成し、コイルに相当する部分を除いて銅層及
びニッケル層を除去することで、銅層とニッケル層から
なる薄膜の平面コイルを形成するもので、薄膜コイルを
低抵抗で高密度に実装できる特徴があり、マイクロ磁気
デバイスの小型化,薄型化に有効である。また、可動板
5の平面コイル7で囲まれた上面中央部には、ミラー8
がアルミニウム蒸着により形成されている。更に、シリ
コン基板2のトーションバー6の側方上面には、平面コ
イル7とトーションバー6の部分を介して電気的に接続
する一対の電極端子9,9が設けられており、この電極
端子9,9は、シリコン基板2に電鋳コイル法による平
面コイル7と同時に形成される。
【0024】上側及び下側ガラス基板3,4の左右側
(図3における)には、前記トーションバー6の軸方向
と平行な可動板5の対辺の平面コイル7部分に磁界を作
用させる、互いに対をなす円形状の永久磁石10A,1
0Bと11A,11Bが設けられている。上下の互いに
対をなす各3個づつの永久磁石10A,10Bは、上下
の極性が同じとなるよう、例えば図4に示すように、下
側がN極、上側がS極となるよう設けられている。ま
た、他方の各3個づつの永久磁石11A,11Bも、上
下の極性が同じとなるよう、例えば図4に示すように、
下側がS極、上側がN極となるよう設けられている。そ
して、上側ガラス基板3側の永久磁石10Aと11A及
び下側ガラス基板4側の永久磁石10Bと11Bは、図
4からも判るように、互いに上下の極性が反対となるよ
うに設けられる。
(図3における)には、前記トーションバー6の軸方向
と平行な可動板5の対辺の平面コイル7部分に磁界を作
用させる、互いに対をなす円形状の永久磁石10A,1
0Bと11A,11Bが設けられている。上下の互いに
対をなす各3個づつの永久磁石10A,10Bは、上下
の極性が同じとなるよう、例えば図4に示すように、下
側がN極、上側がS極となるよう設けられている。ま
た、他方の各3個づつの永久磁石11A,11Bも、上
下の極性が同じとなるよう、例えば図4に示すように、
下側がS極、上側がN極となるよう設けられている。そ
して、上側ガラス基板3側の永久磁石10Aと11A及
び下側ガラス基板4側の永久磁石10Bと11Bは、図
4からも判るように、互いに上下の極性が反対となるよ
うに設けられる。
【0025】また、前述したように、下側ガラス基板4
の下面には、平面コイル7と電磁結合可能に配置され各
端部がそれぞれ対をなす電極端子13,14に電気的に
接続された一対のコイル12A,12Bがパターニング
されて設けられている(なお、図3では、模式的に1本
の破線で示したが実際は複数巻回してある)。検出コイ
ル12A,12Bは、トーションバー6に対して対称位
置に配置されて可動板5の変位角を検出するもので、平
面コイル7に駆動電流に重畳して流す検出用電流に基づ
く平面コイル7と検出コイル12A,12Bとの相互イ
ンダクタンスが、可動板5の角度変位により一方が接近
して増加し他方が離間して減少するよう変化するので、
例えば相互インダクタンスに基づいて出力される電圧信
号の変化を差動で検出することにより可動板5の変位角
をが検出できる。
の下面には、平面コイル7と電磁結合可能に配置され各
端部がそれぞれ対をなす電極端子13,14に電気的に
接続された一対のコイル12A,12Bがパターニング
されて設けられている(なお、図3では、模式的に1本
の破線で示したが実際は複数巻回してある)。検出コイ
ル12A,12Bは、トーションバー6に対して対称位
置に配置されて可動板5の変位角を検出するもので、平
面コイル7に駆動電流に重畳して流す検出用電流に基づ
く平面コイル7と検出コイル12A,12Bとの相互イ
ンダクタンスが、可動板5の角度変位により一方が接近
して増加し他方が離間して減少するよう変化するので、
例えば相互インダクタンスに基づいて出力される電圧信
号の変化を差動で検出することにより可動板5の変位角
をが検出できる。
【0026】次に、動作について説明する。
【0027】例えば、一方の電極端子9を+極、他方の
電極端子9を一極として平面コイル7に電流を流す。可
動板5の両側では、永久磁石10Aと10B、永久磁石
11Aと11Bによって、図5の矢印Bで示すような可
動板5の平面に沿って平面コイル7を横切るような方向
に磁界が形成されており、この磁界中の平面コイル7に
電流が流れると、平面コイル7の電流密度と磁束密度に
応じて平面コイル7、言い換えれば可動板5の両端に、
電流・磁束密度・力のフレミングの左手の法則に従った
方向(図5の矢印Fで示す)に力Fが作用し、この力は
ローレンツ力から求められる。
電極端子9を一極として平面コイル7に電流を流す。可
動板5の両側では、永久磁石10Aと10B、永久磁石
11Aと11Bによって、図5の矢印Bで示すような可
動板5の平面に沿って平面コイル7を横切るような方向
に磁界が形成されており、この磁界中の平面コイル7に
電流が流れると、平面コイル7の電流密度と磁束密度に
応じて平面コイル7、言い換えれば可動板5の両端に、
電流・磁束密度・力のフレミングの左手の法則に従った
方向(図5の矢印Fで示す)に力Fが作用し、この力は
ローレンツ力から求められる。
【0028】この力Fは、平面コイル7に流れる電流密
度をi、上下永久磁石による磁束密度をBとすると、下
記の(1)の式で求められる。
度をi、上下永久磁石による磁束密度をBとすると、下
記の(1)の式で求められる。
【0029】F=i×B……(1) 実際には、平面コイル7の巻数nと、力Fが働くコイル
長w(図5中に示す)により異なり、下記の(2)の式
のようになる。
長w(図5中に示す)により異なり、下記の(2)の式
のようになる。
【0030】F=nw(i×B)……(2) 一方、可動板5が回動することによりトーションバー6
が捩じられ、これによって発生するトーションバー6の
ばね反力F′と可動板5の変位角φの関係は、下記の
(3)式のようになる。
が捩じられ、これによって発生するトーションバー6の
ばね反力F′と可動板5の変位角φの関係は、下記の
(3)式のようになる。
【0031】 θ=(Mx/GIp)=F′L/8.5×109 r4 )×l1 ……(3 ) ここで、Mxは捩りモーメント、Gは横弾性係数、Ip
は極断面二次モーメントである。また、L、l1 、r
はそれぞれ、トーションバーの中心軸から力点までの距
離、トーションバーの長さ、トーションバーの半径であ
り、図3に示してある。
は極断面二次モーメントである。また、L、l1 、r
はそれぞれ、トーションバーの中心軸から力点までの距
離、トーションバーの長さ、トーションバーの半径であ
り、図3に示してある。
【0032】そして、前記力Fとばね反力F′が釣り合
う位置まで可動板5が回動する。従って、(3)式の
F′に(2)式のFを代入することにより、可動板5の
変位角φは平面コイル7に流れる電流iに比例すること
が判る。
う位置まで可動板5が回動する。従って、(3)式の
F′に(2)式のFを代入することにより、可動板5の
変位角φは平面コイル7に流れる電流iに比例すること
が判る。
【0033】従って、平面コイル7に流す電流を制御す
ることにより、可動板5の変位角φを制御するとができ
るので、例えば、トーションバー6の軸に対して垂直な
面内においてミラー8の光軸方向を自由に制御でき、連
続的にその変位角を変化させれば、監視対象を1次元に
走査できる。
ることにより、可動板5の変位角φを制御するとができ
るので、例えば、トーションバー6の軸に対して垂直な
面内においてミラー8の光軸方向を自由に制御でき、連
続的にその変位角を変化させれば、監視対象を1次元に
走査できる。
【0034】このミラー8の光軸の変位角φを制御する
際に、平面コイル7に、駆動電流に重畳して駆動電流周
波数に比べて少なくとも100倍以上の周波数で変位角
検出用の検出用電流を流す。すると、この検出用電流に
基づいて、平面コイル7と下側ガラス基板5に設けた検
出コイル12A,12Bとの間の相互インダクタンスに
よる誘導電圧がそれぞれの検出コイル12A,12Bに
発生する。検出コイル12A,12Bに発生する各誘導
電圧は、可動板5、いい換えれば、ミラー8が水平位置
にある時には、検出コイル12A,12Bと対応する平
面コイル7との距離が等しいことから等しくなりその差
は零である。可動板5が前述の駆動力でトーションバー
6を支軸として回動すると、一方の検出コイル12A
(または12B)では接近して相互インダクタンスの増
加により誘導電圧は増大し、他方の検出コイル12B
(又は12A)では離間して相互インダクタンスの減少
により誘導電圧は低下する。従って、検出コイル12
A,12Bに発生する誘導電圧はミラー8の変位に応じ
て変化し、この誘導電圧を検出することで、ミラー8の
光軸変位角φを検出することができる。
際に、平面コイル7に、駆動電流に重畳して駆動電流周
波数に比べて少なくとも100倍以上の周波数で変位角
検出用の検出用電流を流す。すると、この検出用電流に
基づいて、平面コイル7と下側ガラス基板5に設けた検
出コイル12A,12Bとの間の相互インダクタンスに
よる誘導電圧がそれぞれの検出コイル12A,12Bに
発生する。検出コイル12A,12Bに発生する各誘導
電圧は、可動板5、いい換えれば、ミラー8が水平位置
にある時には、検出コイル12A,12Bと対応する平
面コイル7との距離が等しいことから等しくなりその差
は零である。可動板5が前述の駆動力でトーションバー
6を支軸として回動すると、一方の検出コイル12A
(または12B)では接近して相互インダクタンスの増
加により誘導電圧は増大し、他方の検出コイル12B
(又は12A)では離間して相互インダクタンスの減少
により誘導電圧は低下する。従って、検出コイル12
A,12Bに発生する誘導電圧はミラー8の変位に応じ
て変化し、この誘導電圧を検出することで、ミラー8の
光軸変位角φを検出することができる。
【0035】そして、例えば、図6に示すように、検出
コイル12A,12Bの他に2つの抵抗を設けて構成し
たブリッジ回路に電源を接続し、検出コイル12Aと検
出コイル12Bとの中点と2つの抵抗の中点との電圧を
入力とする差動増幅器を設けて構成した回路を用い、前
記両中点の電圧差に応じた差動増幅器の出力を、可動板
5の駆動系にフィートバックし、駆動電流を制御するよ
うにすれば、ミラー8の光軸変位角φを精度良く制御す
るとが可能である。
コイル12A,12Bの他に2つの抵抗を設けて構成し
たブリッジ回路に電源を接続し、検出コイル12Aと検
出コイル12Bとの中点と2つの抵抗の中点との電圧を
入力とする差動増幅器を設けて構成した回路を用い、前
記両中点の電圧差に応じた差動増幅器の出力を、可動板
5の駆動系にフィートバックし、駆動電流を制御するよ
うにすれば、ミラー8の光軸変位角φを精度良く制御す
るとが可能である。
【0036】以上説明したように、本関連技術例では、
ミラーを含む可動部を小型,軽量にできるので、ミラー
の光軸方向を高速で可変でき、監視対象を高速走査でき
る。また要部である可動板,トーションバー,ミラーを
同一半導体基板から半導体素子製造プロセスを利用して
形成できるので、量産によるコストダウンが期待でき
る。
ミラーを含む可動部を小型,軽量にできるので、ミラー
の光軸方向を高速で可変でき、監視対象を高速走査でき
る。また要部である可動板,トーションバー,ミラーを
同一半導体基板から半導体素子製造プロセスを利用して
形成できるので、量産によるコストダウンが期待でき
る。
【0037】(関連技術例2)図7は関連技術例2であ
る“ガルバノミラー”の構成を示す図である。 前述し
た関連技術例1は、光軸方向を1次元で振るものである
が、この関連技術例は、2次元で振ることができるよう
に、トーションバーを互いに直交させて2つ設けた2軸
のガルバノミラーの例である。なお関連技術例1と同等
の要素には同一符号を付してある。
る“ガルバノミラー”の構成を示す図である。 前述し
た関連技術例1は、光軸方向を1次元で振るものである
が、この関連技術例は、2次元で振ることができるよう
に、トーションバーを互いに直交させて2つ設けた2軸
のガルバノミラーの例である。なお関連技術例1と同等
の要素には同一符号を付してある。
【0038】図7において、本関連技術例のガルバノミ
ラー21は、半導体基板であるシリコン基板2の上下面
に、それぞれホウケイ酸ガラス等からなる上側及び下側
絶縁基板としての上側及び下側ガラス基板3,4を、矢
印で示すように重ねて接合した3層構造とする。上側及
び下側ガラス基板3,4は、図に示すように、それぞれ
中央部に例えば超音波加工によって形成した方形状の凹
部3A,4Aを設けた構造であり、シリコン基板2に接
合する場合、上側ガラス基板3では、凹部3Aを下側に
してシリコン基板2側に位置するようにして接合し、下
側ガラス基板4では、凹部4Aを上側にして同じくシリ
コン基板2側に位置するようにして接合する。これによ
り、後述するミラー8を設ける可動板5の揺動空間を確
保すると共に密閉する構成としている。
ラー21は、半導体基板であるシリコン基板2の上下面
に、それぞれホウケイ酸ガラス等からなる上側及び下側
絶縁基板としての上側及び下側ガラス基板3,4を、矢
印で示すように重ねて接合した3層構造とする。上側及
び下側ガラス基板3,4は、図に示すように、それぞれ
中央部に例えば超音波加工によって形成した方形状の凹
部3A,4Aを設けた構造であり、シリコン基板2に接
合する場合、上側ガラス基板3では、凹部3Aを下側に
してシリコン基板2側に位置するようにして接合し、下
側ガラス基板4では、凹部4Aを上側にして同じくシリ
コン基板2側に位置するようにして接合する。これによ
り、後述するミラー8を設ける可動板5の揺動空間を確
保すると共に密閉する構成としている。
【0039】前記シリコン基板2には、枠状に形成され
た外側可動板5Aと、この外側可動板5Aの内側に軸支
される内側可動板5Bとからなる平板状の可動板5が設
けられている。前記外側可動板5Aは、第1のトーショ
ンバー6A,6Aによってシリコン基板2に軸支され、
前記内側可動板5Bは、前記第1のトーションバー6
A,6Aとは軸方向が直交する第2のトーションバー6
B,6Bで外側可動板5Aの内側に軸支されている。可
動板5A,5Bと第1及び第2の各トーションバー6
A,6Bは、シリコン基板2に異方性エッチングによる
一体形成されており、シリコン基板2と同一材料からな
っている。
た外側可動板5Aと、この外側可動板5Aの内側に軸支
される内側可動板5Bとからなる平板状の可動板5が設
けられている。前記外側可動板5Aは、第1のトーショ
ンバー6A,6Aによってシリコン基板2に軸支され、
前記内側可動板5Bは、前記第1のトーションバー6
A,6Aとは軸方向が直交する第2のトーションバー6
B,6Bで外側可動板5Aの内側に軸支されている。可
動板5A,5Bと第1及び第2の各トーションバー6
A,6Bは、シリコン基板2に異方性エッチングによる
一体形成されており、シリコン基板2と同一材料からな
っている。
【0040】また、外側可動板5Aの上面には、シリコ
ン基板2上面に形成した一対の外側電極端子9A,9A
に一方の第1のトーションバー6Aの部分を介して両端
がそれぞれ電気的に接続する平面コイル7A(図では模
式的に1本線で示すが可動板5A上では複数の巻数とな
っている)が絶縁層で被覆されて設けられている。ま
た、内側可動板5Bの上面には、シリコン基板2に形成
された一対の内側電極端子9B,9Bに、一方の第2の
トーションバー6Bから外側可動板5A部分を通り、第
1のトーションバー6Aの他方側を介してそれぞれ電気
的に接続する平面コイル7B(図では模式的に1本線で
示すが外側可動板5Aと同様に内側可動板5B上では複
数の巻数となっている)が絶縁層で被覆されて設けられ
ている。これら平面コイル7A,7Bは関連技術例1と
同様に、前述した公知の電解めっきによる電鋳コイル法
によって形成してある。なお、前記外側及び内側電極端
子9A,9Bは、シリコン基板2上に電鋳コイル法によ
り平面コイル7A,7Bと同時に形成される。平面コイ
ル7Bで囲まれた内側可動板5Bの中央部には、アルミ
ニウム蒸着によりミラー8が形成されている。
ン基板2上面に形成した一対の外側電極端子9A,9A
に一方の第1のトーションバー6Aの部分を介して両端
がそれぞれ電気的に接続する平面コイル7A(図では模
式的に1本線で示すが可動板5A上では複数の巻数とな
っている)が絶縁層で被覆されて設けられている。ま
た、内側可動板5Bの上面には、シリコン基板2に形成
された一対の内側電極端子9B,9Bに、一方の第2の
トーションバー6Bから外側可動板5A部分を通り、第
1のトーションバー6Aの他方側を介してそれぞれ電気
的に接続する平面コイル7B(図では模式的に1本線で
示すが外側可動板5Aと同様に内側可動板5B上では複
数の巻数となっている)が絶縁層で被覆されて設けられ
ている。これら平面コイル7A,7Bは関連技術例1と
同様に、前述した公知の電解めっきによる電鋳コイル法
によって形成してある。なお、前記外側及び内側電極端
子9A,9Bは、シリコン基板2上に電鋳コイル法によ
り平面コイル7A,7Bと同時に形成される。平面コイ
ル7Bで囲まれた内側可動板5Bの中央部には、アルミ
ニウム蒸着によりミラー8が形成されている。
【0041】上側及び下側ガラス基板3,4には、2個
づつ対となったそれぞれ8個づつの円板状の永久磁石1
0A〜13A,10B〜13Bが、図示のように配置さ
れている。上側ガラス基板3の互いに向かい合う永久磁
石10A,11Aは、下側ガラス基板4の永久磁石10
B,11Bとで外側可動板5Aの平面コイル7Aに磁界
を作用して平面コイル7Aに流す駆動電流との相互作用
によって外側可動板5Aを回動駆動させるためのもので
あり、また、上側ガラス基板3の互いに向かい合う永久
磁石12Aと13Aは、下側ガラス基板4の永久磁石1
2B,13Bとで内側可動板5Bの平面コイル7Bに磁
界を作用させて平面コイル7Bに流す駆動電流との相互
作用によって内側可動板5Bを回動駆動させるためのも
のである。そして、互いに向き合った永久磁石10Aと
11Aは上下の極性が互いに反対、例えば永久磁石10
Aの上面がS極の時は永久磁石11Aの上面はN極とな
るように設けられ、しかも、その磁束が可動板5の平面
コイル部分に対して平行に横切るよう配置されている。
その他の互いに向き合っている永久磁石12Aと13
A、永久磁石10Bと11B及び永久磁石12Bと13
Bも同様である。更に、上下方向で対応する永久磁石1
0Aと10Bとの間の関係は、上下の極性は同じ、例え
ば永久磁石10Aの上面がS極の時は永久磁石10Bの
上面もS極となるように設ける。その他の上下で対応し
ている永久磁石11Aと11B、永久磁石12Aと12
B及び永久磁石13Aと13Bも同様であり、これによ
り、可動体5の両端部で互いに相反する方向に力が作用
するようになる。
づつ対となったそれぞれ8個づつの円板状の永久磁石1
0A〜13A,10B〜13Bが、図示のように配置さ
れている。上側ガラス基板3の互いに向かい合う永久磁
石10A,11Aは、下側ガラス基板4の永久磁石10
B,11Bとで外側可動板5Aの平面コイル7Aに磁界
を作用して平面コイル7Aに流す駆動電流との相互作用
によって外側可動板5Aを回動駆動させるためのもので
あり、また、上側ガラス基板3の互いに向かい合う永久
磁石12Aと13Aは、下側ガラス基板4の永久磁石1
2B,13Bとで内側可動板5Bの平面コイル7Bに磁
界を作用させて平面コイル7Bに流す駆動電流との相互
作用によって内側可動板5Bを回動駆動させるためのも
のである。そして、互いに向き合った永久磁石10Aと
11Aは上下の極性が互いに反対、例えば永久磁石10
Aの上面がS極の時は永久磁石11Aの上面はN極とな
るように設けられ、しかも、その磁束が可動板5の平面
コイル部分に対して平行に横切るよう配置されている。
その他の互いに向き合っている永久磁石12Aと13
A、永久磁石10Bと11B及び永久磁石12Bと13
Bも同様である。更に、上下方向で対応する永久磁石1
0Aと10Bとの間の関係は、上下の極性は同じ、例え
ば永久磁石10Aの上面がS極の時は永久磁石10Bの
上面もS極となるように設ける。その他の上下で対応し
ている永久磁石11Aと11B、永久磁石12Aと12
B及び永久磁石13Aと13Bも同様であり、これによ
り、可動体5の両端部で互いに相反する方向に力が作用
するようになる。
【0042】そして、下側ガラス基板4の下面には、前
述した平面コイル7A,7Bとそれぞれ電磁結合可能に
配置された検出コイル15A,15Bと16A,16B
がパターニングされて設けられている。検出コイル15
A,15Bは、第1のトーションバー6Aに対して対称
位置に設けられ、検出コイル16A,16Bは第2のト
ーションバー6Bに対して対称位置に設けられそれぞれ
対をなしている。そして、一対の検出コイル15A,1
5Bは、外側可動板5Aの変位角を検出するもので、平
面コイル7Aに駆動電流に重畳して流す検出用電流に基
づく平面コイル7Aと検出コイル15A,15Bとの相
互インダクタンスが、外側可動板5Aの角度変位により
変化し、この変化に応じた電気信号を出力する。この電
気信号によって外側可動板5Aの変位角が検出できる。
一対の検出コイル16A,16Bは同様にして内側可動
板5Bの変位角を検出するものである。
述した平面コイル7A,7Bとそれぞれ電磁結合可能に
配置された検出コイル15A,15Bと16A,16B
がパターニングされて設けられている。検出コイル15
A,15Bは、第1のトーションバー6Aに対して対称
位置に設けられ、検出コイル16A,16Bは第2のト
ーションバー6Bに対して対称位置に設けられそれぞれ
対をなしている。そして、一対の検出コイル15A,1
5Bは、外側可動板5Aの変位角を検出するもので、平
面コイル7Aに駆動電流に重畳して流す検出用電流に基
づく平面コイル7Aと検出コイル15A,15Bとの相
互インダクタンスが、外側可動板5Aの角度変位により
変化し、この変化に応じた電気信号を出力する。この電
気信号によって外側可動板5Aの変位角が検出できる。
一対の検出コイル16A,16Bは同様にして内側可動
板5Bの変位角を検出するものである。
【0043】次に動作を説明する。
【0044】外側可動板5Aの平面コイル7Aに駆動電
流を流せば、第1のトーションバー6A,6Aを支点と
して外側可動板5Aが電流方向に応じて回動し、この際
に内側可動板5Bも外側可動板5Aと一体に回動する。
この場合、ミラー8は、関連技術例1と同様の動きとな
る。一方、内側可動板5Bの平面コイル7Bに駆動電流
を流せば、外側可動板5Aの回動方向と直角方向に、外
側可動板5Aに対して内側可動板5Bが第2のトーショ
ンバー6B,6Bを支点として回動する。従って、例え
ば平面コイル7Aの駆動電流を制御して、外側可動板5
Aを1周期回動操作した後、平面コイル7Bの駆動電流
を制御し内側可動板5Bを一定角度変位させるように
し、この操作を周期的に繰り返せばミラー8の光軸を2
次元に振ることができ、監視対象を2次元に走査でき
る。
流を流せば、第1のトーションバー6A,6Aを支点と
して外側可動板5Aが電流方向に応じて回動し、この際
に内側可動板5Bも外側可動板5Aと一体に回動する。
この場合、ミラー8は、関連技術例1と同様の動きとな
る。一方、内側可動板5Bの平面コイル7Bに駆動電流
を流せば、外側可動板5Aの回動方向と直角方向に、外
側可動板5Aに対して内側可動板5Bが第2のトーショ
ンバー6B,6Bを支点として回動する。従って、例え
ば平面コイル7Aの駆動電流を制御して、外側可動板5
Aを1周期回動操作した後、平面コイル7Bの駆動電流
を制御し内側可動板5Bを一定角度変位させるように
し、この操作を周期的に繰り返せばミラー8の光軸を2
次元に振ることができ、監視対象を2次元に走査でき
る。
【0045】なお、本関連技術例のように、ミラー8の
上方にガラスが存在する場合にはこのガラス面に反射防
止膜等を被覆しておくと良い。
上方にガラスが存在する場合にはこのガラス面に反射防
止膜等を被覆しておくと良い。
【0046】一方、平面コイル7A及び平面コイル7B
に流す各駆動電流に重畳させて、検出用電流を流せば、
検出コイル15A,15Bと平面コイル7A間及び検出
コイル16A,16Bと平面コイル7Bの相互インダク
タンスにより関連技術例1と同様の原理で、外側可動板
5Aの変位は例えば図4と同様の回路を介して検出コイ
ル15A,15Bの差動出力によって検出することがで
き、内側可動板5Bの変位検出コイル16A,16Bの
差動出力によって検出することができ、この差動出力を
外側可動板5A及び内側可動板5Bの各駆動系にフィー
ドバックさせれば、外側可動板5A及び内側可動板5B
の変位を精度よく制御することが可能となる。なお、言
うまでもないが、本関連技術例の2軸のガルバノミラー
の場合は、図4と同様の回路を、外側可動板変位検出用
と内側可動板変位検出用として2つ設けるものである。
に流す各駆動電流に重畳させて、検出用電流を流せば、
検出コイル15A,15Bと平面コイル7A間及び検出
コイル16A,16Bと平面コイル7Bの相互インダク
タンスにより関連技術例1と同様の原理で、外側可動板
5Aの変位は例えば図4と同様の回路を介して検出コイ
ル15A,15Bの差動出力によって検出することがで
き、内側可動板5Bの変位検出コイル16A,16Bの
差動出力によって検出することができ、この差動出力を
外側可動板5A及び内側可動板5Bの各駆動系にフィー
ドバックさせれば、外側可動板5A及び内側可動板5B
の変位を精度よく制御することが可能となる。なお、言
うまでもないが、本関連技術例の2軸のガルバノミラー
の場合は、図4と同様の回路を、外側可動板変位検出用
と内側可動板変位検出用として2つ設けるものである。
【0047】かかる関連技術例2の構成によれば、関連
技術例1と同様の効果に加えて、監視対象の走査が2次
元的に行え、走査領域を関連技術例1の1軸の場合に比
べて増大させることができる。また、可動板5の揺動空
間を、上下のガラス基板3,4と周囲のシリコン基板2
とによって密閉するので、この密閉空間を真空状態とす
ることにより、可動板5の回動動作に対する空気抵抗が
なくなり、可動板5A,5Bの応答性が向上するという
効果を有する。
技術例1と同様の効果に加えて、監視対象の走査が2次
元的に行え、走査領域を関連技術例1の1軸の場合に比
べて増大させることができる。また、可動板5の揺動空
間を、上下のガラス基板3,4と周囲のシリコン基板2
とによって密閉するので、この密閉空間を真空状態とす
ることにより、可動板5の回動動作に対する空気抵抗が
なくなり、可動板5A,5Bの応答性が向上するという
効果を有する。
【0048】更に、平面コイル7A,7Bに流す駆動電
流を大きくして可動板5A,5Bの変位量を大きく設定
する場合には、密閉した可動板揺動空間内を真空とせ
ず、ヘリウム,アルゴン等の不活性ガスを封入するのが
望ましく、特に熱伝導性の良いヘリウムが好ましい。こ
れは、平面コイル7に流す電流量を大きくすると平面コ
イル7からの発熱量が多くなり、可動板5A,5B周囲
が真空状態では可動板からの放熱が悪くなるので、不活
性ガスを封入することによって可動板5A,5Bからの
放熱性を真空状態に比べて高め熱影響を低減させること
ができる。なお、不活性ガスを封入することで、可動板
5A,5Bの応答性に関しては、真空状態に比べて多少
低下することになる。
流を大きくして可動板5A,5Bの変位量を大きく設定
する場合には、密閉した可動板揺動空間内を真空とせ
ず、ヘリウム,アルゴン等の不活性ガスを封入するのが
望ましく、特に熱伝導性の良いヘリウムが好ましい。こ
れは、平面コイル7に流す電流量を大きくすると平面コ
イル7からの発熱量が多くなり、可動板5A,5B周囲
が真空状態では可動板からの放熱が悪くなるので、不活
性ガスを封入することによって可動板5A,5Bからの
放熱性を真空状態に比べて高め熱影響を低減させること
ができる。なお、不活性ガスを封入することで、可動板
5A,5Bの応答性に関しては、真空状態に比べて多少
低下することになる。
【0049】なお、前述の関連技術例1の上下のガラス
基板を、関連技術例2と同様の凹部を設ける構造として
可動板部分を密閉構造としてもよいことは言うまでもな
い。
基板を、関連技術例2と同様の凹部を設ける構造として
可動板部分を密閉構造としてもよいことは言うまでもな
い。
【0050】(関連技術例3)図8,図9,図10は、
関連技術例3である“ガルバノミラー”の構成を示す図
である。
関連技術例3である“ガルバノミラー”の構成を示す図
である。
【0051】本関連技術例は、関連技術例2と同様の2
軸の例である。なお、関連技術例2と同一要素には同一
符号を付して説明を省略する。
軸の例である。なお、関連技術例2と同一要素には同一
符号を付して説明を省略する。
【0052】本関連技術例の2軸のガルバノミラー31
は、前述した関連技術例2と略同様の構成であるが、本
関連技術例では、図8〜図10に示すように、上下のガ
ラス基板3,4が、関連技術例2のものとは異なり、凹
部3A,4Aのない平板上なっている。そして、上側ガ
ラス基板3には、可動板5上方部分に可動板5の形状に
応じて角状の開口部3aを設け、ミラー8上方の部分を
開放状態としてレーザ光が直接ミラー8に入射できるよ
うにしてある。そして、上下のガラス基板3,4が平板
状としてあるため、中間のシリコン基板2を上下に別の
シリコン基板を積層して3層構造とし、その中間層に可
動板5を形成することで可動板5の回動スペースを確保
するようにしてある。
は、前述した関連技術例2と略同様の構成であるが、本
関連技術例では、図8〜図10に示すように、上下のガ
ラス基板3,4が、関連技術例2のものとは異なり、凹
部3A,4Aのない平板上なっている。そして、上側ガ
ラス基板3には、可動板5上方部分に可動板5の形状に
応じて角状の開口部3aを設け、ミラー8上方の部分を
開放状態としてレーザ光が直接ミラー8に入射できるよ
うにしてある。そして、上下のガラス基板3,4が平板
状としてあるため、中間のシリコン基板2を上下に別の
シリコン基板を積層して3層構造とし、その中間層に可
動板5を形成することで可動板5の回動スペースを確保
するようにしてある。
【0053】また、図8に破線で示すように、下側ガラ
ス基板4の下面に、外側可動板5Aの変位検出用の検出
コイル15A,15B及び内側可動板5Bの変位検出用
の検出コイル16A,16Bが、対応する平面コイル7
A,7Bと電磁結合可能な位置にパターニングされて設
けられている。
ス基板4の下面に、外側可動板5Aの変位検出用の検出
コイル15A,15B及び内側可動板5Bの変位検出用
の検出コイル16A,16Bが、対応する平面コイル7
A,7Bと電磁結合可能な位置にパターニングされて設
けられている。
【0054】かかる構成の本関連技術例の動作,効果
は、関連技術例2と同様であり、説明を省略する。
は、関連技術例2と同様であり、説明を省略する。
【0055】(変形)関連技術例2では直線的に走査し
ているが、対象によっては同心円状,らせん状,あるい
はリサージュ図形状に走査することができる。
ているが、対象によっては同心円状,らせん状,あるい
はリサージュ図形状に走査することができる。
【0056】また、各関連技術例では、可動板の中央部
をトーションバーで軸支しているが、これら限らず、可
動板の端部たとえば図3における可動板5の右辺部を軸
支する形で実施することができ、この場合、左辺側に1
個の検出コイルを設けて変位角を検出することになる。
をトーションバーで軸支しているが、これら限らず、可
動板の端部たとえば図3における可動板5の右辺部を軸
支する形で実施することができ、この場合、左辺側に1
個の検出コイルを設けて変位角を検出することになる。
【0057】また各関連技術例では、可動板に設けた平
面コイルに駆動電流と検出用電流を流しているが、駆動
電流の周波数が数キロヘルツと高いときは駆動用電流を
検出用電流に兼用し、検出用電流を重畳しない形とする
ことができる。
面コイルに駆動電流と検出用電流を流しているが、駆動
電流の周波数が数キロヘルツと高いときは駆動用電流を
検出用電流に兼用し、検出用電流を重畳しない形とする
ことができる。
【0058】また各関連技術例では、2個の検出コイル
の出力の差により変位角を検出しているが、1個の検出
コイルを設けその出力により変位角を検出する形とする
ことができる。
の出力の差により変位角を検出しているが、1個の検出
コイルを設けその出力により変位角を検出する形とする
ことができる。
【0059】(PSD)PSDは、フォトダイオードの
表面抵抗を利用した光スポット位置検出センサであり、
CCDなどと異なる非分割型の素子なので、連続した電
気信号(X,Y座標信号)が得られ、位置分解能,応答
性に優れている。
表面抵抗を利用した光スポット位置検出センサであり、
CCDなどと異なる非分割型の素子なので、連続した電
気信号(X,Y座標信号)が得られ、位置分解能,応答
性に優れている。
【0060】このPSDは、図11に示すように、光
(スポット)が入射すると、入射位置に光エネルギに比
例した電荷が発生する。発生した電荷は光電流IO とし
て表面抵抗層を通り電極より出力される。抵抗層は全面
均一の抵抗値を持つように作られているので、光電流I
Oは電極までの距離(抵抗値)に逆比例して分割され取
り出され、この光電流の比I1/I2により、入射光エ
ネルギとは無関係に(4),(5)式より入射位置を求
めることができる。
(スポット)が入射すると、入射位置に光エネルギに比
例した電荷が発生する。発生した電荷は光電流IO とし
て表面抵抗層を通り電極より出力される。抵抗層は全面
均一の抵抗値を持つように作られているので、光電流I
Oは電極までの距離(抵抗値)に逆比例して分割され取
り出され、この光電流の比I1/I2により、入射光エ
ネルギとは無関係に(4),(5)式より入射位置を求
めることができる。
【0061】このPSDは、1次元位置検出用と、2次
元位置検出用の2種類に分けられ、さらに2次元位置検
出用は構造により表面分割型と両面分割型に分けられ
る。両面分割型は位置検出誤差,分解能に優れている。
これらのPSDはたとえば浜松ホトニクス株式会社から
入手できる。この浜松ホトニクス株式会社のPSDを関
連技術4〜6として、そのパンフレットに基づいて説明
する。
元位置検出用の2種類に分けられ、さらに2次元位置検
出用は構造により表面分割型と両面分割型に分けられ
る。両面分割型は位置検出誤差,分解能に優れている。
これらのPSDはたとえば浜松ホトニクス株式会社から
入手できる。この浜松ホトニクス株式会社のPSDを関
連技術4〜6として、そのパンフレットに基づいて説明
する。
【0062】(関連技術例4)図12は関連技術例4で
ある1次元SPDの説明図である。(a)は概略的構成
を示し、(b)は等価回路を示す。このPSDは、Cj
とRp の分布回路を持っているため、この時定数が応答
波形を決める要素になる。しかし、位置信号積分回路を
用いることで、パルス幅数100psのレーザ光の位置
検出にも利用できる。
ある1次元SPDの説明図である。(a)は概略的構成
を示し、(b)は等価回路を示す。このPSDは、Cj
とRp の分布回路を持っているため、この時定数が応答
波形を決める要素になる。しかし、位置信号積分回路を
用いることで、パルス幅数100psのレーザ光の位置
検出にも利用できる。
【0063】(関連技術例5)図13は表面分割型PS
Dの説明図で、(a)は概略的構成を示し、(b)は等
価回路を示す。
Dの説明図で、(a)は概略的構成を示し、(b)は等
価回路を示す。
【0064】図示のように、フォトダイオードの表面に
4つの電極を付けた構成のものである。光電流は同一抵
抗層で4分割され位置信号として出力される。両面分割
型に比べ周辺部での歪が大きくなるが、バイアス印加が
容易なうえ、低暗電流,高速応答などの特徴を持ってい
る。
4つの電極を付けた構成のものである。光電流は同一抵
抗層で4分割され位置信号として出力される。両面分割
型に比べ周辺部での歪が大きくなるが、バイアス印加が
容易なうえ、低暗電流,高速応答などの特徴を持ってい
る。
【0065】(関連技術例6)図14は両面分割型PS
Dの説明図で、(a)は概略的構成を示し(b)は等価
回路を示す。
Dの説明図で、(a)は概略的構成を示し(b)は等価
回路を示す。
【0066】図示のように、フォトダイオードの表面と
裏面の両面に電極を付けた構成のものである。等価回路
から明らかなように、各位置信号(光電流)は、2つの
抵抗層で2分割されるだけですから位置検出能力(位置
検出誤差,分解能)が優れている。
裏面の両面に電極を付けた構成のものである。等価回路
から明らかなように、各位置信号(光電流)は、2つの
抵抗層で2分割されるだけですから位置検出能力(位置
検出誤差,分解能)が優れている。
【0067】
【実施例】以下本発明を実施例により詳しく説明する。
【0068】(実施例1)図1は、実施例1である“2
次元走査型寸法測定装置”の概略的構成を示す図であ
る。図において、101は2次元走査(2次元偏向)の
できる関連技術例2,3に示すような2次元ガルバノミ
ラーであり、103は光スポット位置を2次元で検出で
きる関連技術例5,6に示すようなPSDである。
次元走査型寸法測定装置”の概略的構成を示す図であ
る。図において、101は2次元走査(2次元偏向)の
できる関連技術例2,3に示すような2次元ガルバノミ
ラーであり、103は光スポット位置を2次元で検出で
きる関連技術例5,6に示すようなPSDである。
【0069】102は、コリメータレンズで、2次元ガ
ルバノミラー101のミラー上の焦点から入射したレー
ザービーム110をその光軸に平行のレーザービームで
ある走査ビーム111に屈折する。104,107はP
SDの出力を所要のレベルまで増幅する増幅器、10
5,108はアナログ−デジタル変換器、106は所要
の演算を行うマイクロコンピュータである。
ルバノミラー101のミラー上の焦点から入射したレー
ザービーム110をその光軸に平行のレーザービームで
ある走査ビーム111に屈折する。104,107はP
SDの出力を所要のレベルまで増幅する増幅器、10
5,108はアナログ−デジタル変換器、106は所要
の演算を行うマイクロコンピュータである。
【0070】図示のように、コリメータレンズ102と
PSD103の間に被測定物112を置き、2次元ガル
バノミラー101により走査ビーム111を振って走査
すると、被測定物112で遮られなかった走査ビーム1
11がPSD103の検出面に達し、その位置に応じた
X軸データ,Y軸データがPSD103から出力され
る。このX軸データ,Y軸データを増幅器105,10
8により所要のレベルまで増幅し、A−D変換器10
5.108によりデジタルデータに変換し、マイクロコ
ンピュータ106に入力して演算することにより、被測
定物112のPSD103への投影形状113における
各部の寸法を求めることができる。またこの各部の寸法
により投影面積を求めることができる。
PSD103の間に被測定物112を置き、2次元ガル
バノミラー101により走査ビーム111を振って走査
すると、被測定物112で遮られなかった走査ビーム1
11がPSD103の検出面に達し、その位置に応じた
X軸データ,Y軸データがPSD103から出力され
る。このX軸データ,Y軸データを増幅器105,10
8により所要のレベルまで増幅し、A−D変換器10
5.108によりデジタルデータに変換し、マイクロコ
ンピュータ106に入力して演算することにより、被測
定物112のPSD103への投影形状113における
各部の寸法を求めることができる。またこの各部の寸法
により投影面積を求めることができる。
【0071】ここで、PSDの測光面が10mm×10mm
で、A−D変換出力が8ビットであれば、256ドット
×256ドットで最小目盛は40μmとなる。12ビッ
トであれば最小目盛2.4μmとなる。
で、A−D変換出力が8ビットであれば、256ドット
×256ドットで最小目盛は40μmとなる。12ビッ
トであれば最小目盛2.4μmとなる。
【0072】本実施例におけるPSDの検出位置毎の誤
差は固有の値となるので、この誤差を予め測定しメモリ
に入れておき、寸法測定時にこのメモリ内容により補正
することにより、より正確な寸法測定が可能となる。
差は固有の値となるので、この誤差を予め測定しメモリ
に入れておき、寸法測定時にこのメモリ内容により補正
することにより、より正確な寸法測定が可能となる。
【0073】以上説明したように、本発明によれば、高
価なポリゴンミラー,等速回転駆動装置を用いることな
く、安価で小型のガルバノミラーを用いて、正確な2次
元寸法を求めることのできる2次元走査型寸法測定装置
を提供することができる。 (実施例2)図2は実施例2である“2次元走査型寸法
測定装置”の構成を示す図である。増幅器,A−D変換
器,マイクロコンピュータ部は実施例1と同様であり、
図示を省略している。
価なポリゴンミラー,等速回転駆動装置を用いることな
く、安価で小型のガルバノミラーを用いて、正確な2次
元寸法を求めることのできる2次元走査型寸法測定装置
を提供することができる。 (実施例2)図2は実施例2である“2次元走査型寸法
測定装置”の構成を示す図である。増幅器,A−D変換
器,マイクロコンピュータ部は実施例1と同様であり、
図示を省略している。
【0074】本実施例では、図示のように、コリメータ
レンズを用いることなく、2次元ガルバノミラー101
の反射光111で直接被測定物112を走査している。
レンズを用いることなく、2次元ガルバノミラー101
の反射光111で直接被測定物112を走査している。
【0075】本実施例では、2次元ガルバノミラー10
1の反射点を点光源として被測定物112を照射する
(走査)する場合と等価であり、ガルバノミラー101
と被測定物112の前面との距離f1とし、ガルバノミ
ラー101とPSD103の検出面との距離をf1+f
2とすると、被測定物の投影像113の寸法は、被測定
物112の寸法の(f1+f2)/f1倍となる。
1の反射点を点光源として被測定物112を照射する
(走査)する場合と等価であり、ガルバノミラー101
と被測定物112の前面との距離f1とし、ガルバノミ
ラー101とPSD103の検出面との距離をf1+f
2とすると、被測定物の投影像113の寸法は、被測定
物112の寸法の(f1+f2)/f1倍となる。
【0076】たとえば、PSDの測光面が10mm×10
mm、A−D変換が8ビット、(f1+f2)/f1=1
0であれば最小目盛は4μmとなる。
mm、A−D変換が8ビット、(f1+f2)/f1=1
0であれば最小目盛は4μmとなる。
【0077】以上説明したように、本実施例によれば、
高価なポリゴンミラー,等速回転駆動装置,コリメータ
レンズを用いることなく、安価で小型の2次元ガルバノ
ミラーを用いて、正確な2次元寸法を求めることのでき
る2次元走査型寸法測定装置を提供することができる。
高価なポリゴンミラー,等速回転駆動装置,コリメータ
レンズを用いることなく、安価で小型の2次元ガルバノ
ミラーを用いて、正確な2次元寸法を求めることのでき
る2次元走査型寸法測定装置を提供することができる。
【0078】(実施例3)以上の各実施例は、2次元の
寸法を測定するものであるが、本発明はこれに限らず、
1次元の寸法を測定する形で実施することができる。
寸法を測定するものであるが、本発明はこれに限らず、
1次元の寸法を測定する形で実施することができる。
【0079】この際、実施例1,実施例2における、2
次元ガルバノミラー101のかわりに関連技術例1(図
3参照)のガルバノミラーを用い、2次元PSDのかわ
りに関連技術例4(図12参照)の1次元PSDを用い
る。
次元ガルバノミラー101のかわりに関連技術例1(図
3参照)のガルバノミラーを用い、2次元PSDのかわ
りに関連技術例4(図12参照)の1次元PSDを用い
る。
【0080】本実施例によれば、高価なポリゴンミラ
ー,等速回転駆動装置を用いることなく、正確な1次元
寸法を求めることのできる1次元走査型寸法測定装置を
提供することができる。
ー,等速回転駆動装置を用いることなく、正確な1次元
寸法を求めることのできる1次元走査型寸法測定装置を
提供することができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安価で小型の走査型寸法測定装置を提供することができ
る。さらに、請求項3,請求項4記載の発明によれば、
正確な2次元寸法を求めることのできる走査型寸法測定
装置を提供することができる。
安価で小型の走査型寸法測定装置を提供することができ
る。さらに、請求項3,請求項4記載の発明によれば、
正確な2次元寸法を求めることのできる走査型寸法測定
装置を提供することができる。
【図1】 実施例1の構成を示す図
【図2】 実施例2の構成を示す図
【図3】 関連技術例1の構成を示す図
【図4】 図3のA−A断面図
【図5】 関連技術例1の動作説明図
【図6】 関連技術例1における可動板の変位角検出の
説明図
説明図
【図7】 関連技術例2の構成を示す図
【図8】 関連技術例3の構成を示す図
【図9】 図8のB−B断面図
【図10】 図8のC−C断面図
【図11】 PSDの光入射位置検出の説明図
【図12】 1次元PSDの説明図
【図13】 表面分割型PSDの説明図
【図14】 両面分割型PSDの説明図
【図15】 従来例の構成を示す図
100 半導体レーザ 101 2次元ガルバノミラー 103 PSD
Claims (4)
- 【請求項1】 レーザビーム発生手段と、このレーザー
ビーム発生手段からレーザービームを受けて偏向するガ
ルバノミラーと、このガルバノミラーからのレーザービ
ームを受けてその入射位置を検出する光入射位置検出手
段とを備え、前記ガルバノミラーと前記光入射位置検出
手段との間に被測定物を配置しこの被測定物の寸法を測
定する走査型寸法測定装置。 - 【請求項2】 ガルバノミラーで偏向されたレーザービ
ームを平行光線とするコリメータレンズを備えたことを
特徴とする請求項1記載の走査型寸法測定装置。 - 【請求項3】 ガルバノミラーは2次元偏向のできる2
次元ガルバノミラーであり、光入射位置検出手段は2次
元の光入射位置検出のできる2次元光入射位置検出手段
であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
走査型寸法測定装置。 - 【請求項4】 ガルバノミラーは、半導体基板に、可動
板とこの可動板を前記半導体基板に対し揺動自在に軸支
するトーションバーとを一体に形成し、前記可動板の周
縁部に駆動コイルを設け、前記可動板上にミラーを設
け、前記駆動コイルに静磁界を与える磁界発生手段を設
けて、前記駆動コイルに電流を流すことにより前記ミラ
ーを駆動するものであることを特徴とする請求項1ない
し請求項3のいずれかに記載の走査型寸法測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19667695A JPH0942928A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 走査型寸法測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19667695A JPH0942928A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 走査型寸法測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0942928A true JPH0942928A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16361749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19667695A Pending JPH0942928A (ja) | 1995-08-01 | 1995-08-01 | 走査型寸法測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0942928A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005055311A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Yaskawa Electric Corp | スキャナ装置のキャリブレーション方法 |
| JP2007206670A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-08-16 | Seiko Epson Corp | 光学デバイス、光スキャナ、および画像形成装置 |
| JP2008505696A (ja) * | 2004-07-09 | 2008-02-28 | ヴィスクス インコーポレイテッド | 走査レーザー眼手術装置用のレーザーパルス位置モニター |
| CN110824457A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-02-21 | 广西大学 | 一种避免遮挡的三维激光扫描系统 |
-
1995
- 1995-08-01 JP JP19667695A patent/JPH0942928A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005055311A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Yaskawa Electric Corp | スキャナ装置のキャリブレーション方法 |
| JP2008505696A (ja) * | 2004-07-09 | 2008-02-28 | ヴィスクス インコーポレイテッド | 走査レーザー眼手術装置用のレーザーパルス位置モニター |
| JP2007206670A (ja) * | 2006-01-05 | 2007-08-16 | Seiko Epson Corp | 光学デバイス、光スキャナ、および画像形成装置 |
| US7593152B2 (en) | 2006-01-05 | 2009-09-22 | Seiko Epson Corporation | Optical device |
| CN110824457A (zh) * | 2019-11-05 | 2020-02-21 | 广西大学 | 一种避免遮挡的三维激光扫描系统 |
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