JPH0942948A - ディスク状記録媒体の偏心量測定装置及び偏心量測定方法 - Google Patents

ディスク状記録媒体の偏心量測定装置及び偏心量測定方法

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JPH0942948A
JPH0942948A JP19640695A JP19640695A JPH0942948A JP H0942948 A JPH0942948 A JP H0942948A JP 19640695 A JP19640695 A JP 19640695A JP 19640695 A JP19640695 A JP 19640695A JP H0942948 A JPH0942948 A JP H0942948A
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JP
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signal
recording medium
shaped recording
traverse
eccentricity
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JP19640695A
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Yoshihiro Hino
良宏 日野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラバース信号にサーボ領域からの信号が重
畳されていても、正確にトラックの偏心量を測定するこ
とが可能なディスク状記録媒体の偏心量測定装置及び偏
心量測定方法を提供する。 【解決手段】 サンプルサーボ方式によってトラッキン
グ制御を行うためのサーボ領域がトラック上に形成され
たディスク状記録媒体のトラックの偏心量を測定するに
際し、先ず、ディスク状記録媒体からトラバース信号を
検出し、次に、このトラバース信号からローパスフィル
ターによって高周波信号を除去する。そして、高周波信
号が除去されたトラバース信号がしきい値を横切る回数
を計測し、この計測された回数に基づいてトラックの偏
心量を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク状記録媒
体のトラックの偏心量を測定するディスク状記録媒体の
偏心量測定装置及び偏心量測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、光磁気ディスク又は磁気デ
ィスク等のようなディスク状記録媒体では、同心円状の
複数のトラック、又は螺旋状のトラックが、円盤状の基
板上に形成される。このとき、当然のことながら、ディ
スク状記録媒体の中心とトラックの中心とは一致してい
ることが好ましい。しかし、一般に、ディスク状記録媒
体の中心とトラックの中心とを完全に一致させることは
非常に難しい。そこで、ディスク状記録媒体に対する評
価として、ディスク状記録媒体の中心と、トラックの中
心とのずれ量、すなわちディスク状記録媒体のトラック
の偏心量が測定される。
【0003】ディスク状記録媒体の偏心量の測定を行う
際は、先ず、ディスク状記録媒体を回転させて、このデ
ィスク状記録媒体からの信号を、ディスク径方向の位置
が固定された検出装置によって検出する。このとき、検
出装置によって検出される信号には、トラックに偏心が
生じているならば、トラックを横断したときの信号が含
まれることとなる。
【0004】すなわち、図9に示すように、ディスク状
記録媒体100の中心100Pと、ディスク状記録媒体
100上に形成されたトラック101の中心101Pと
が一致していないと、ディスク状記録媒体100を回転
させて信号を検出するときに、検出位置の軌道102
は、図9において点Pで示すように、トラック101を
横断することとなる。したがって、このように検出装置
によって検出される信号には、トラック101に偏心が
生じているならば、トラック101を横断したときの信
号が含まれている。なお、一般に、このような信号はト
ラバース信号と呼ばれる。
【0005】このトラバース信号は、図10に示すよう
に、トラック101の横断に対応するようにピークPe
が存在している。したがって、このトラバース信号に対
して所定のしきい値Sを設定しておき、トラバース信号
がしきい値Sを横切る回数を計測することにより、検出
位置の軌道102が横断したトラック101の数(以
下、「横断トラック数」という。)を知ることができ
る。
【0006】そして、このようにトラバース信号から求
められた横断トラック数に、測定の対象となっているデ
ィスク状記録媒体100のトラック間隔を乗じることに
より、ディスク状記録媒体100の中心100Pに対す
るトラック101の偏心量が算出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、偏心量の測
定の対象となるディスク状記録媒体が、サンプルサーボ
方式によってトラッキング制御を行うためのサーボ領域
がトラック上に離散的に形成されたディスク状記録媒体
の場合には、トラバース信号を検出する際に、ウォブル
ピット等が形成されたサーボ領域からの信号が、トラバ
ース信号に重畳されてしまう。したがって、このような
ディスク状記録媒体からのトラバース信号には、図11
に示すように、トラックの横断に対応するピークPeが
存在するだけでなく、サーボ領域からの高周波信号が混
ざり込んでしまっている。そのため、サーボ領域が形成
されたディスク状記録媒体の場合には、トラバース信号
がしきい値Sを横切る回数を計測しても、サーボ領域か
らの信号の影響によって、正確な横断トラック数を求め
ることができない。したがって、従来の偏心量の測定方
法では、サーボ領域が形成されたディスク状記録媒体に
ついては、トラックの偏心量を正確に測定できなかっ
た。
【0008】また、一般に、トラバース信号は、ディス
ク状記録媒体の表面状態を光学的に測定することにより
得られるため、トラバース信号は、ディスク状記録媒体
の表面状態の影響を受けてしまう。すなわち、通常、ト
ラバース信号の検出時にディスク状記録媒体の内部が光
路となるため、ディスク状記録媒体の内部に応力分布や
密度分布等のばらつきがあると、複屈折等の影響によ
り、図12に示すように、基準となるべき電位Vに変動
が生じてしまう。したがって、一定のしきい値Sを基準
として横断トラック数を求める従来の方法では、ディス
ク状記録媒体の表面状態によっては、横断トラック数に
誤差が生じてしまって、トラックの偏心量を正確に測定
できなかった。
【0009】そこで本発明は、このような従来の実情に
鑑みて提案されたものであり、トラバース信号にサーボ
領域からの信号が混ざっても、また、ディスク状記録媒
体の表面状態等の影響によってトラバース信号に変動が
生じても、正確にトラックの偏心量を測定することが可
能なディスク状記録媒体の偏心量測定装置及び偏心量測
定方法を提供すること目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに完成された本発明に係るディスク状記録媒体の偏心
量測定装置は、サンプルサーボ方式によってトラッキン
グ制御を行うためのサーボ領域がトラック上に離散的に
形成されたディスク状記録媒体のトラックの偏心量を測
定するディスク状記録媒体の偏心量測定装置であって、
ディスク状記録媒体を支持し回転させる回転駆動部と、
上記回転駆動部によって回転されるディスク状記録媒体
からトラバース信号を検出する検出部と、上記検出部に
よって検出されるトラバース信号から高周波信号を除去
するローパスフィルターとを備え、上記ローパスフィル
ターによって高周波信号が除去されたトラバース信号が
しきい値を横切る回数に基づいてトラックの偏心量を測
定することを特徴とするものである。
【0011】このディスク状記録媒体の偏心量測定装置
では、横断トラック数を求める前に、ローパスフィルタ
ーによってトラバース信号から高周波の信号であるサー
ボ領域からの信号が除去される。したがって、このディ
スク状記録媒体の偏心量測定装置では、トラバース信号
がしきい値を横切る回数を計測する際に、サーボ領域か
らの信号の影響を受けることなく、横断トラック数を正
確に求めることができる。
【0012】また、本発明に係る他のディスク状記録媒
体の偏心量測定装置は、ディスク状記録媒体を支持し回
転させる回転駆動部と、上記回転駆動部によって回転さ
れるディスク状記録媒体からトラバース信号を検出する
検出部と、上記検出部によって検出されるトラバース信
号から、トラバース信号の極大値を結ぶ包絡線と極小値
を結ぶ包絡線の平均をとった信号であるしきい値信号を
生成するしきい値信号生成回路とを備え、上記トラバー
ス信号が上記しきい値信号を横切る回数に基づいて、デ
ィスク状記録媒体上に形成されたトラックの偏心量を測
定することを特徴とするものである。
【0013】このディスク状記録媒体の偏心量測定装置
では、トラバース信号から横断トラック数を求める際の
しきい値として、一定の値ではなく、トラバース信号の
極大値を結ぶ包絡線と極小値を結ぶ包絡線の平均をとっ
たしきい値信号を用いているので、ディスク状記録媒体
の表面状態等の影響によってトラバース信号に変動が生
じてしまっても、横断トラック数を正確に求めることが
できる。
【0014】一方、本発明に係るディスク状記録媒体の
偏心量測定方法は、サンプルサーボ方式によってトラッ
キング制御を行うためのサーボ領域がトラック上に離散
的に形成されたディスク状記録媒体のトラックの偏心量
を測定するに際し、先ず、ディスク状記録媒体からトラ
バース信号を検出し、次に、上記トラバース信号からロ
ーパスフィルターによって高周波信号を除去し、次に、
上記高周波信号が除去されたトラバース信号がしきい値
を横切る回数を計測し、次に、上記計測された回数に基
づいてトラックの偏心量を測定することを特徴とするも
のである。
【0015】このディスク状記録媒体の偏心量測定方法
では、横断トラック数を求める前に、ローパスフィルタ
ーによってトラバース信号から高周波の信号であるサー
ボ領域からの信号が除去される。したがって、このディ
スク状記録媒体の偏心量測定方法では、トラバース信号
がしきい値を横切る回数を計測する際に、サーボ領域か
らの信号の影響を受けることなく、横断トラック数を正
確に求めることができる。
【0016】また、本発明に係る他のディスク状記録媒
体の偏心量測定方法は、先ず、ディスク状記録媒体から
トラバース信号を検出し、次に、上記トラバース信号か
ら、トラバース信号の極大値を結ぶ包絡線と極小値を結
ぶ包絡線の平均をとった信号であるしきい値信号を生成
し、次に、上記トラバース信号が、上記しきい値信号を
横切る回数を計測し、次に、上記計測された回数に基づ
いて、ディスク状記録媒体上に形成されたトラックの偏
心量を測定することを特徴とするものである。
【0017】このディスク状記録媒体の偏心量測定方法
では、トラバース信号から横断トラック数を求める際の
しきい値として、一定の値ではなく、トラバース信号の
極大値を結ぶ包絡線と極小値を結ぶ包絡線の平均をとっ
たしきい値信号を用いているので、ディスク状記録媒体
の表面状態等の影響によってトラバース信号に変動が生
じてしまっても、横断トラック数を正確に求めることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0019】まず、トラックの偏心量の測定対象となる
ディスク状記録媒体について説明する。
【0020】測定対象となるディスク状記録媒体は、希
土類遷移金属非晶質合金薄膜のような磁気光学効果を有
する材料が記録層に使用され、光磁気方式によって記録
再生が行われる光磁気ディスクである。そして、図1に
示すように、この光磁気ディスク1は、円盤状の基板2
上に同心円状の複数のトラックTが形成されてなる。な
お、トラックTの形状は、同心円状でなくてもよく、例
えば、螺旋状であってもよい。
【0021】そして、この光磁気ディスク1は、図2に
示すように、トラックT上に離散的にサーボ領域Saが
形成されるとともに、各サーボ領域Sa間にデータ領域
Daが形成されており、サンプルサーボ方式によってト
ラッキング制御が行われる。ここで、各サーボ領域Sa
は、トラックTの中心Tcを挟んで両側に形成されたウ
ォブルピットWp等から構成されている。このようなサ
ーボ領域Saは、サンプルサーボ方式によるトラッキン
グ制御に用いられるものであり、実際に記録再生される
データは、各サーボ領域Saの間にあるデータ領域Da
に書き込まれる。
【0022】なお、ここでは偏心量の測定対象を光磁気
ディスクとしたが、偏心量の測定対象は、レーザ光の照
射によって記録層の光学定数が変化する相変化タイプの
光ディスクや、レーザ光の照射によって記録層の物理的
形状が変化する形状変化タイプの光ディスク等であって
もよいし、あるいは、サーボ信号等の情報が基板表面の
凹凸として書き込まれた磁気ディスク等であってもよ
い。
【0023】つぎに、以上のような光磁気ディスク1の
トラックTの偏心量の測定を行う偏心量測定装置につい
て説明する。
【0024】この偏心量測定装置は、図3に示すよう
に、光磁気ディスク1を支持し回転させる回転駆動部1
0と、上記回転駆動部10の動きを制御するパルスジェ
ネレータ11と、上記回転駆動部10によって回転され
る光磁気ディスク1からトラバース信号を検出する検出
部12と、上記検出部12によって検出されるトラバー
ス信号から高周波信号を除去するローパスフィルター1
3と、上記ローパスフィルター13によって高周波信号
が除去されたトラバース信号からしきい値信号を生成す
るしきい値信号生成回路14と、上記しきい値信号と上
記ローパスフィルター13によって高周波信号が除去さ
れたトラバース信号とを比較するコンパレータ15と、
上記コンパレータ15による比較の結果からトラバース
信号がしきい値信号を横切った横断回数を計測する計測
回路16と、上記計測回路16によって計測された横断
回数からトラックの偏心量を求める偏心量算出回路17
とを備える。
【0025】上記回転駆動部10は、光磁気ディスク1
を支持すると共に、パルスジェネレータ11からの制御
信号に基づいて光磁気ディスク1を回転させる。
【0026】上記検出部12は、回転駆動部10によっ
て回転される光磁気ディスク1の表面にレーザ光を入射
し、その反射光を検出することにより、トラバース信号
を検出する。ここで、トラバース信号は、プッシュプル
信号と呼ばれる、光磁気ディスク表面の溝部からの信号
として出力される。この検出部12は、図3中矢印Aで
示すように、フォーカス方向のサーボ機構を有している
が、ディスク径方向のサーボ機構については有している
必要はない。これは、トラバース信号は、ディスク径方
向について検出部12が固定された状態で検出されるか
らである。
【0027】上記ローパスフィルター13は、検出部1
2からトラバース信号を受け取り、このトラバース信号
から、サーボ領域からの信号を取り除くために高周波信
号を除去する。
【0028】上記しきい値信号生成回路14は、ローパ
スフィルター13から、サーボ領域からの信号が取り除
かれたトラバース信号を受け取り、このトラバース信号
からしきい値信号を生成する。ここで、しきい値信号生
成回路14は、包絡線生成回路14aと平均化回路14
bとを備えている。そして、上記包絡線生成回路14a
は、ローパスフィルター13から供給されるトラバース
信号から、このトラバース信号の極大値を結ぶ包絡線と
極小値を結ぶ包絡線とを生成するものであり、上記平均
化回路14bは、包絡線生成回路14aで生成された2
つの包絡線の平均をとった信号を生成するものである。
そして、しきい値信号生成回路14は、平均化回路14
bで生成された信号をしきい値信号として出力する。
【0029】上記コンパレータ15は、ローパスフィル
ター13からトラバース信号を受け取ると共に、しきい
値信号生成回路14からしきい値信号を受け取り、トラ
バース信号としきい値信号を比較する。
【0030】上記計測回路16は、パルスジェネレータ
11から光磁気ディスク1を1回転させるのに要した時
間を受け取ると共に、コンパレータ15による比較の結
果を受け取り、光磁気ディスク1の1回転当たりにトラ
バース信号がしきい値信号を横切った横断回数を計測す
る。
【0031】上記偏心量算出回路17は、計測回路16
からトラバース信号がしきい値信号を横切った横断回数
を受け取り、この横断回数から横断トラック数を求め、
さらにこの横断トラック数からトラックTの偏心量を求
める。
【0032】つぎに、以上のような偏心量測定装置を用
いた、光磁気ディスク1のトラックTの偏心量の測定方
法について、詳細に説明する。
【0033】光磁気ディスク1のトラックTの偏心量を
測定する際は、回転駆動部10に光磁気ディスク1を固
定した上で、パルスジェネレータ11から制御信号を送
り、回転駆動部10に固定された光磁気ディスク1を回
転させる。そして、検出部12により、回転している光
磁気ディスク1の表面にレーザ光を入射し、その反射光
を検出して、トラバース信号を検出する。
【0034】ここで検出されるトラバース信号は、図4
に示すような波形となる。すなわち、このトラバース信
号は、トラックの横断に対応するピークPeが存在する
だけでなく、サーボ領域からの信号である高周波信号が
含まれており、さらには、基準となるべき電位Vが光磁
気ディスク1の表面状態等の影響によって変動してしま
っている。
【0035】そして、このトラバース信号は、検出部1
2からローパスフィルター13に供給され、このローパ
スフィルター13により、サーボ領域からの信号である
高周波信号が除去される。ここで、ローパスフィルター
13の遮断周波数は、サーボ領域からの信号の周波数の
1/10程度が好適である。
【0036】このようにローパスフィルター13によ
り、サーボ領域からの信号である高周波信号が除去され
た結果、トラバース信号は、図5に示すような波形とな
る。ここで、トラバース信号は、サーボ領域からの信号
である高周波信号は除かれているが、光磁気ディスク1
の表面状態等の影響による信号全体の変動は残ったまま
である。
【0037】このようにローパスフィルター13によっ
て高周波信号が除去されたトラバース信号は、しきい値
信号生成回路14及びコンパレータ15に供給される。
【0038】そして、しきい値信号生成回路14では、
このトラバース信号から、先ず、包絡線生成回路14a
により、図6に示すように、トラバース信号の極大値を
結ぶ包絡線H1と極小値を結ぶ包絡線H2を生成し、次
に、平均化回路14bにより、図7に示すように、包絡
線生成回路14aで生成された2つの包絡線H1,H2
の平均をとった信号をしきい値信号HSとして生成す
る。そして、しきい値信号生成回路14は、平均化回路
14bで生成されたしきい値信号HSをコンパレータ1
5に供給する。
【0039】そして、コンパレータ15では、図8に示
すように、ローパスフィルター13によって高周波信号
が除去されたトラバース信号TSと、しきい値信号生成
回路14で生成されたしきい値信号HSとを比較して、
結果を計測回路16に供給する。
【0040】計測回路16では、上述のようにコンパレ
ータ15による比較の結果を受け取ると共に、パルスジ
ェネレータ11から光磁気ディスク1を1回転させるの
に要した時間を受け取る。そして、計測回路16は、コ
ンパレータ15による比較の結果と、光磁気ディスク1
を1回転させるのに要した時間とから、光磁気ディスク
1の1回転当たりにトラバース信号TSがしきい値信号
HSを横切った横断回数を計測し、計測結果を偏心量算
出回路17に供給する。
【0041】そして、偏心量算出回路17は、計測回路
6から供給された、光磁気ディスク1の1回転当たりに
トラバース信号TSがしきい値信号HSを横切った横断
回数により、横断トラック数を求め、さらに、この横断
トラック数に、測定対象となっている光磁気ディスク1
のトラック間隔を乗じて、トラックの偏心量を求める。
【0042】以上のように偏心量を測定することによ
り、ローパスフィルターによってトラバース信号から高
周波の信号であるサーボ領域からの信号が除去されるの
で、サーボ領域からの信号の影響を受けることなく、偏
心量を正確に求めることができる。しかも、トラバース
信号から横断トラック数を求める際のしきい値として、
トラバース信号の極大値を結ぶ包絡線と極小値を結ぶ包
絡線の平均をとったしきい値信号を用いているので、ト
ラバース信号に変動が生じてしまっていても、偏心量を
正確に求めることができる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、トラバース信号にサーボ領域からの信号が混
ざっても、また、ディスク状記録媒体の表面状態等の影
響によってトラバース信号に変動が生じても、正確にト
ラックの偏心量を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光磁気ディスクの一例を模式的に示す平面図で
ある。
【図2】光磁気ディスクのトラックの様子の一例を示す
模式図である。
【図3】本発明を適用したディスク状記録媒体の偏心量
測定装置の一構成例を示すブロック図である。
【図4】検出部によって検出されたトラバース信号の一
例を示す図である。
【図5】ローパスフィルターによって高周波信号が除去
されたトラバース信号の一例を示す図である。
【図6】トラバース信号の包絡線の一例を示す図であ
る。
【図7】しきい値信号の一例を示す図である。
【図8】高周波信号が除去されたトラバース信号と、し
きい値信号とを比較する様子を示す図である。
【図9】ディスク状記録媒体のトラックの偏心の様子を
模式的に示す平面図である。
【図10】トラバース信号の一例を示す図である。
【図11】サーボ領域からの信号が重畳されたトラバー
ス信号の一例を示す図である。
【図12】ディスク状記録媒体の表面状態等の影響によ
り変動が生じたトラバース信号の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 光磁気ディスク 10 回転駆動部 11 パルスジェネレータ 12 検出部 13 ローパスフィルター 14 しきい値信号生成回路 14a 包絡線生成回路 14b 平均化回路 15 コンパレータ 16 計測回路 17 偏心量算出回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプルサーボ方式によってトラッキン
    グ制御を行うためのサーボ領域がトラック上に離散的に
    形成されたディスク状記録媒体のトラックの偏心量を測
    定するディスク状記録媒体の偏心量測定装置であって、 ディスク状記録媒体を支持し回転させる回転駆動部と、 上記回転駆動部によって回転されるディスク状記録媒体
    からトラバース信号を検出する検出部と、 上記検出部によって検出されるトラバース信号から高周
    波信号を除去するローパスフィルターとを備え、 上記ローパスフィルターによって高周波信号が除去され
    たトラバース信号がしきい値を横切る回数に基づいてト
    ラックの偏心量を測定することを特徴とするディスク状
    記録媒体の偏心量測定装置。
  2. 【請求項2】 ディスク状記録媒体を支持し回転させる
    回転駆動部と、 上記回転駆動部によって回転されるディスク状記録媒体
    からトラバース信号を検出する検出部と、 上記検出部によって検出されるトラバース信号から、ト
    ラバース信号の極大値を結ぶ包絡線と極小値を結ぶ包絡
    線の平均をとった信号であるしきい値信号を生成するし
    きい値信号生成回路とを備え、 上記トラバース信号が上記しきい値信号を横切る回数に
    基づいて、ディスク状記録媒体上に形成されたトラック
    の偏心量を測定することを特徴とするディスク状記録媒
    体の偏心量測定装置。
  3. 【請求項3】 サンプルサーボ方式によってトラッキン
    グ制御を行うためのサーボ領域がトラック上に離散的に
    形成されたディスク状記録媒体のトラックの偏心量を測
    定するに際し、 ディスク状記録媒体からトラバース信号を検出し、 上記トラバース信号からローパスフィルターによって高
    周波信号を除去し、 上記高周波信号が除去されたトラバース信号がしきい値
    を横切る回数を計測し、 上記計測された回数に基づいてトラックの偏心量を測定
    することを特徴とするディスク状記録媒体の偏心量測定
    方法。
  4. 【請求項4】 ディスク状記録媒体からトラバース信号
    を検出し、 上記トラバース信号から、トラバース信号の極大値を結
    ぶ包絡線と極小値を結ぶ包絡線の平均をとった信号であ
    るしきい値信号を生成し、 上記トラバース信号が上記しきい値信号を横切る回数を
    計測し、 上記計測された回数に基づいて、ディスク状記録媒体上
    に形成されたトラックの偏心量を測定することを特徴と
    するディスク状記録媒体の偏心量測定方法。
JP19640695A 1995-08-01 1995-08-01 ディスク状記録媒体の偏心量測定装置及び偏心量測定方法 Withdrawn JPH0942948A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6166875A (en) * 1997-10-20 2000-12-26 Fujitsu Limited Method of positionally controlling a recording/reproducing head so as to follow a rotational frequency component of a disk while eliminating a high order frequency component

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6166875A (en) * 1997-10-20 2000-12-26 Fujitsu Limited Method of positionally controlling a recording/reproducing head so as to follow a rotational frequency component of a disk while eliminating a high order frequency component

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