JPH0943109A - 車両の試験装置および試験方法 - Google Patents

車両の試験装置および試験方法

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JPH0943109A
JPH0943109A JP8129602A JP12960296A JPH0943109A JP H0943109 A JPH0943109 A JP H0943109A JP 8129602 A JP8129602 A JP 8129602A JP 12960296 A JP12960296 A JP 12960296A JP H0943109 A JPH0943109 A JP H0943109A
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reaction force
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vibrating
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JP8129602A
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Toshihiko Horiuchi
敏彦 堀内
Takao Konno
隆雄 今野
Toshiyuki Innami
敏之 印南
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/90Maintenance
    • B60G2206/99Suspension element selection procedure depending on loading or performance requirements, e.g. selection of damper, spring or bush

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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で実車試験と同等な車両のサスペン
ション装置の性能試験または耐久試験が可能な試験装置
及び試験方法を提供する。 【解決手段】車体をフレーム5および加振機4を備えた
模擬車体に置き換え、車輪2を他の加振機7で加振す
る。サスペンション装置1で発生した反力を反力計測装
置6が計測し、この計測値に基づいて所定時間経過後の
車体運動を計算機10が演算し、その演算結果に合致す
るように模擬車体を加振機4が加振する。 【効果】部分的にモデルを用いて車両を試験するので、
実車試験と同様の条件でサスペンション装置を加振実験
でき、経済的かつ高精度な試験が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車等の車両の試
験装置及び試験方法に係り、特に車両のサスペンション
装置を試験するのに好適な試験装置および試験方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】車両のサスペンション装置は車両の乗り
心地を左右する重要な部品であり、車両開発の際には、
性能の事前評価が必須である。そこで従来、車両のサス
ペンション装置を試験するときは、実際の車体(実車)
を路上で走行させ実車にて試験するか、あるいは加振機
を用いて試験するか、いずれかが行われていた。その概
念図を図2に示す。実車60の各車輪2を加振装置61
の上に搭載し、道路の状態を模擬するように加振機が車
体60を加振する。車体60は車輪2と図示しないサス
ペンション装置により支持されており、車体の運動を計
測してサスペンション装置の性能を評価する。この例
が、宮島 他、「台上耐久試験のシステム化」 三菱重
工技法、Vol. 19, No.1, 1982年1月、26〜34頁 に
記載されている。この例においては、実車試験で得られ
た振動波形を加振機で再現している。また、特開平7-35
654号公報には、ローラを回転させその台上で実車を走
行させるシャーシダナモメータにおいて、道路の凹凸を
模擬するようにローラを加振機で駆動する、いわゆるア
クティブサスペンションの試験装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した実車試験では
いくつかある条件(車体構造、路面状態、走行条件等)
を全部定めた一つの条件での結果しか得られず、この実
験結果を他の条件の評価に適用することは困難である。
また、加振試験の場合においてもこの間の事情は同様で
ある。さらに、近年開発が進められているアクティブサ
スペンション装置では、フィードバック信号として車体
の運動状態の情報が必要でこの情報が得られないこれら
の加振方法では対応できない。また、最近提案されてい
るフィードバック信号をサスペンションの制御装置へ導
く方法を用いると、実車を使用しているので試験が大が
かりになるとともに汎用性に乏しい。
【0004】本発明の目的は、サスペンション装置、特
に、アクティブサスペンション装置の性能試験あるいは
耐久試験を、種々の条件下において容易に実施できる試
験装置および試験方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の第1の態様は、車両を加振して試験する車両
の試験装置において、フレームと、一端が固定され他端
がこのフレームに接続された少なくとも1個の第1の加
振手段と、フレームに連結された被試験体で発生する反
力を計測し前記フレームに取り付けられた反力計測手段
と、この反力計測手段で計測した反力値に基づいて第1
の加振手段を駆動する駆動信号を演算する演算手段と、
一端が固定され他端が被試験体に接して配設された第2
の加振手段とを備えたものである。
【0006】上記目的を達成するための本発明の第2の
態様は、車両を加振して試験する車両の試験装置におい
て、フレームと、一端が固定され他端がこのフレームに
接続された少なくとも1個の第1の加振手段とを備えた
模擬車体と、フレームに連結されたサスペンション装置
で発生する反力を計測しフレームに取り付けられた反力
計測手段と、この反力計測手段で計測した反力値に基づ
いて第1の加振手段を駆動する駆動信号を演算するデジ
タル計算機と、一端が固定され他端がサスペンション装
置に接して配設された第2の加振手段とを備えたもので
ある。
【0007】そして、デジタル計算機は、車体をモデル
化した車体数値モデルを格納する格納手段と、この車体
数値モデルを用いて車体の運動を計算する車体運動計算
手段と、反力計測手段及び車体運動計算手段の動作を管
理する時間管理手段とを備えることが望ましい。
【0008】また好ましくは、第2の加振手段に第2の
デジタル計算機を接続し、この第2のデジタル計算機に
車両の走行条件と路面条件を記憶する記憶手段と、この
記憶された走行条件と路面条件とを用いて第2の加振手
段を動作させる信号を出力する加振信号算出手段と、第
2の加振手段の動作を管理する第2の時間管理手段を有
する。
【0009】さらに好ましくは、第2の加振手段は、回
転可能なローラと、このローラの軸を加振する加振機と
を備えるか、第2の加振手段に、この第2の加振手段で
発生する反力を計測する第2の反力計測手段を設ける
か、あるいは第2の加振手段に、この第2の加振手段で
発生する反力を計測する第2の反力計測手段を設け、加
振信号算出手段はこの第2の反力計測手段の出力に基づ
いて第2の加振手段を動作させる信号を出力するように
したものである。
【0010】また、デジタル計算機は、車体運動の計算
結果を所定タイミングで外部機器に出力可能な出力手段
を有してもよく、デジタル計算機と第2のデジタル計算
機とを一体化してもよい。
【0011】上記目的を達成する本発明の第3の態様
は、模擬車体を用いて車両のサスペンション装置を試験
する車両の試験方法において、模擬車体に連結したサス
ペンション装置で発生する反力を測定するステップと、
予め記憶された車体数値モデルを用いて反力の測定値に
応じてこの反力が測定された時刻から設定時間経過後の
模擬車体の運動を算出するステップと、この車体運動の
算出結果に基づき模擬車体を加振する信号を算出するス
テップと、加振信号を前記設定時間後に出力するステッ
プとを備えたものである。◆そして好ましくは、予め記
憶された車両の走行状態データと路面状態データとを用
いて車輪を加振する車輪加振信号を算出するステップ
と、この加振信号の算出値に基づいて加振信号と走行状
態を出力するステップとを備えるものである。
【0012】上記目的を達成するための本発明の第4の
態様は、車両のサスペンション装置を模擬車体を用いて
試験する車両の試験方法において、サスペンション装置
で発生する反力を測定し、予め記憶された車輪の数値モ
デルについて、予め入力された車輪の加振状態データと
この反力の測定値とを用いて反力が測定された時刻から
設定時間後の車輪の運動を算出し、この算出された車輪
運動がサスペンション装置と車輪との連結部の運動に合
致する加振信号を求め、設定時間後に求められた加振信
号を出力するとともに、予め記憶された車体数値モデル
を用いて反力の測定値に基づいて反力が測定された時刻
から設定時間経過後の車体運動を算出し、この算出した
車体運動が模擬車体の運動に合致する加振信号を求め、
この加振信号を設定時間経過後に出力するものである。
◆そして好ましくは、予め記憶された車体の走行状態デ
ータと路面状態データとを用いて車輪の加振状態データ
を算出するか、模擬車体の運動を算出した結果を設定時
間後に出力し、サスペンション装置へフィードバックす
るものである。
【0013】本発明によれば、車体の運動をデジタル計
算機により計算し、加振機により模擬できるので、実車
試験と同等の性能試験および耐久試験を行える。また、
異なる車体に対して計算機に入力する数値モデルの変更
だけで評価でき、試験が容易である。異なる路面状態で
の試験を、車輪を加振する加振条件を変更するだけで容
易に実現できる。車輪部分を加振機に置き換え、計算機
において運動を計算するので、車輪部分に発生する複雑
な現象(スリップ、飛び上がりなど)を含めた試験も行
える。◆さらに、車体の運動を計算するデジタル計算機
から、アクティブサスペンション装置の制御系に必要な
信号を前記運動計算結果に基づいて出力するので、実車
に搭載したのと同じ条件で試験ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明のいく
つかの実施例を説明する。◆図1は本発明の第1の実施
例のブロック図である。本実施例においては、一対の車
輪を有する車両を試験対象としている。つまり、4輪車
の場合の前輪部、または後輪部を試験する装置である。
車両等のサスペンション装置1の一端に車輪2が係止さ
れており、車輪2は基礎8に固定された第1の加振機7
に連結または接触している。剛壁3に固定された第2の
加振機4、フレーム5、およびこのフレームに取り付け
られた反力計測装置6が模擬車体を構成し、バネ71、
車軸72及びフレーム73等を備えたサスペンション装
置1の他端は、この模擬車体に連結されている。ここ
で、加振機は車体の運動を実現するために、必要な数だ
け使用される。また、反力計測装置6はサスペンション
装置1から模擬車両に加わる反力を計測するものである
から設置場所は自由であり、図1の位置に限定されるも
のでない。
【0015】加振機7は制御装置18により制御され、
信号発生器24で発生し信号伝達手段23により伝達さ
れた信号に基づいて駆動される。信号発生器24で発生
した加振信号は、車両が路面を走行する際に車輪に加わ
る振動と実質的に同じ振動を車輪2に与える。異なる車
輪に加わる加振力は、実際の路面状況を再現するために
異なることが好ましい。反力計測装置6で計測した反力
の計測値は、信号伝達手段14により信号入力手段13
に伝達された後、デジタル計算機10に入力される。デ
ジタル計算機10は加振信号を信号出力装置11から出
力し、信号伝達手段12が加振機4の制御装置9に加振
信号を伝達する。この信号が模擬車体を駆動する。
【0016】このように構成した本実施例においては、
例えば伝達される信号として電圧信号を、信号伝達手段
としてケーブルを、信号入力装置としてA/D変換器
を、信号出力装置としてD/A変換器を用いている。し
かしながら、これら要素は、上記に限定されるものでは
なく、上記機能を有するものであればよい。
【0017】本実施例に示したように、一対の車輪とサ
スペンション装置を試験するので、単なる上下運動だけ
でなく、車軸に直交する方向に設けられた回転軸の回転
運動をも再現でき、実際の車体運動を忠実に模擬でき
る。ただし、左右対称の運動を仮定すれば、一つの車軸
及びそのサスペンション装置で試験を済ませることもで
きる。
【0018】図3に、本発明の第2実施例を示す。以下
の実施例では簡単のため、車輪1個の場合について説明
するが、2個以上の場合でも当然本発明に係る装置及び
方法は適用できる。デジタル計算機10において、信号
入力手段13から入力された反力の計測値は、車体運動
算出手段15に入力される。図示しないデジタル計算機
10の補助装置には、予め車体運動を運動方程式として
表記した数値モデルが入力保持されており、車体運動算
出手段15はこの車体運動数値モデルを用いて車両の運
動状態を算出する。ここで、数値モデルは車体の運動を
支配する質量マトリックス、減衰マトリックス及び剛性
マトリックス等で表され、有限要素法等により連続体で
ある実際の車両を多数の要素に分解して得られる。ま
た、反力の計測値を運動方程式の外力項に代入して運動
方程式を数値積分し、反力の計測時刻から予め定められ
た所定時間後の運動状態を算出する。数値積分法として
は、中央差分法を用いているが、それに限定されるもの
ではなく様々な手法が適用可能である。
【0019】この結果は加振信号算出手段16に入力さ
れ、所定時間後にサスペンション装置1と車体の接続点
の運動が車体運動算出手段15の算出結果に一致するよ
うに加振機への指令信号を生成する。そして、信号伝達
手段12を経て第2の信号出力手段11から加振機4の
制御装置9に出力される。ここで、車体運動算出手段が
算出した結果に接続点の運動を合致させるために、加振
信号算出手段では加振機の特性を考慮して算出結果を補
正する。または、図20に示したように変位計測手段6
1を加振機4に設け、デジタル計算機10にデータ入力
装置62を介して測定結果を入力する。それとともに、
比較手段63をデジタル計算機10内に設け、車体運動
算出手段15の算出結果と比較し、補正値を調整するよ
うにしても良い。
【0020】時間管理手段17は、所定時間経過後に運
動算出結果と同じ運動を実際に実現するよう以上の動作
を管理する。◆本実施例によれば、実際の車体を加振す
ることなく実車走行と同等の試験が可能となるので、経
済的にサスペンション装置の機能を評価できる。また、
車体数値モデルを変更するだけで、様々な使用条件ない
しは車体条件に対しても性能を評価できる。
【0021】本発明の第3実施例を、図4を用いて説明
する。本実施例では第2の実施例で用いた信号発生器2
4の代わりに、少なくともデータ保存手段21と信号出
力手段20と時間管理手段22とを備えた第2のデジタ
ル計算機19を用いている。データ保存手段21には路
面状態と走行条件を加味した加振信号データが保存され
ており、このデータが逐次信号出力手段20から出力さ
れるのを時間管理手段22が管理し、加振機7がサスペ
ンション装置1を加振する。◆本実施例によればデータ
保存手段21に保存されたデータを変更するだけで加振
実験の様々な条件に対応できる。
【0022】次に本発明の第4実施例を、図5を用いて
説明する。本実施例は、図4に記載した第3実施例にお
いて、第2のデジタル計算機19の他に加振信号算出手
段34と信号出力手段33とを設け、デジタル計算機1
0に信号入力手段35を設けたものである。データ保存
手段21には、路面条件データと走行条件データが保存
されている。これらのデータは逐次加振信号算出手段3
4に入力され、加振信号が算出される。同一の路面条件
であっても走行速度が異なると車輪への加振条件が変わ
るので、この加振条件をこれらデータを用いて実現す
る。
【0023】さらに、ある時刻の走行条件(走行状態)
が信号出力手段33から出力され、信号入力手段35か
らデジタル計算機10に入力される。走行状態の中で、
例えば、速度変化は車体に慣性力を、進行方向に直交す
る動きは遠心力をそれぞれ生じて車体運動に影響を与え
る。そこで、車体運動算出手段15ではこれらの運動状
態も入力して運動方程式を数値積分する。なお、信号出
力手段33を信号出力手段20に、信号入力手段35を
は信号入力手段13に一致させてもよい。◆本実施例に
よれば、走行条件の異なる場合のサスペンション装置を
データを入れ替えるだけで容易に評価できる。また、走
行条件が車体運動に及ぼす影響も加味されており、高精
度な試験が可能となる。
【0024】さらに、図6を用いて本発明の第5の実施
例を説明する。図1に示した第1の実施例では直接車輪
2を加振していたが、本実施例では回転するローラ62
を模擬路面として、ローラ62の回転軸部を加振してい
る。そして、本実施例の車輪加振方式は第3、第4の実
施例にも適用できる。図5に示した第3の実施例に本加
振方法を適用すると、ローラ62の回転数を第2のデジ
タル計算機19で制御できるから、走行条件データに応
じて回転数を変更できる。◆本実施例によれば、車輪が
回転している状態でサスペンション装置の性能を評価で
きるので、より実際に近いデータが得られる。
【0025】図7に、本発明の第6の実施例を示す。本
実施例では、図1に示した第1の実施例のように車輪2
を介してサスペンション装置を加振する代わりに、サス
ペンション装置1に反力計測手段41を設け、加振機7
がサスペンション装置1を直接加振している。第2のデ
ジタル計算機19の信号出力手段20から出力された信
号は、信号伝達手段23を経て加振機7の制御装置18
に入力される。反力計測手段41で計測された計測信号
は、信号伝達手段42により信号入力手段43に伝達さ
れ、デジタル計算機19に入力される。
【0026】図8を用いて、この第6の実施例に用いら
れるデジタル計算機19の詳細を説明する。デジタル計
算機19には、データ保存手段21、車輪運動計算手段
44、信号算出手段45および時間管理手段22が搭載
されている。車輪運動算出手段44は、図示しないデジ
タル計算機19の補助装置に予め入力保持された車輪運
動の数値モデルにしたがって、車輪の運動を算出する。
ここで、信号入力手段43から入力された反力計測手段
41で計測された計測値と、データ保存手段21に保存
された路面条件データとを数値モデルを記述する運動方
程式の外力項に代入する。そして、運動方程式を数値積
分して、反力を計測した時刻から所定時間経過した後の
運動状態を算出する。数値積分法は本実施例では中央差
分法を用いているが、これに限るものではない。
【0027】加振信号算出手段45は、所定時間後にサ
スペンション装置1と車輪の接続点の運動が車輪運動算
出手段44の演算結果に合致するように、加振機への指
令信号を算出し、信号出力手段20から出力する。時間
管理手段22は、所定時間後に運動算出結果が実際に実
現されるよう上記動作を管理する。なお、デジタル計算
機10は図3の第2実施例と同様なのでその説明を省略
する。◆本実施例によれば、車輪の運動とサスペンショ
ン装置の運動とを加振機が模擬しているので、実車試験
と実質的に同じ試験を行える。さらに、車輪の運動状態
を求める際に、数値モデルや運動方程式を変更するだけ
で、様々な車輪条件や路面条件に対応する試験が可能で
あり経済的である。
【0028】図9を用いて、本発明の第7の実施例を説
明する。本実施例においては、図5に示した第4の実施
例と同様に、第2のデジタル計算機19に加振信号算出
手段34と信号出力手段50を設けるとともに、デジタ
ル計算機10に信号入力手段51を設けている。ROM
またはRAM等から成るデータ保存手段21には、路面
条件データと走行条件データが記憶保持されており、こ
れらのデータは逐次加振信号算出手段34に入力され、
加振信号算出手段34が加振信号を算出する。この算出
結果が車輪運動算出手段44に入力され、車輪の運動の
算出においては外力として用いられる。走行条件データ
は、信号出力手段50から信号伝達手段52を介してデ
ジタル計算機10の信号入力手段51に入力される。こ
の走行条件は車体運動を算出するときにも用いられる。
なお、データの入出力および伝達手段は専用である必要
はなく、上記機能が達成できるものであればどのような
形態であってもかまわない。◆本実施例によれば、図5
に示した第4の実施例と同様、走行条件が異なる場合の
サスペンション装置をデータを入れ替えるだけで容易に
評価できる。
【0029】本発明の第8の実施例を、図10を用いて
説明をする。図4に示した第3の実施例で用いたデジタ
ル計算機10と第2のデジタル計算機19の代わりに、
本実施例では1個のデジタル計算機10を用いている。
第1ないし第3の実施例においても、このように2個の
デジタル計算機の機能を1個の計算機で置換できること
は言うまでもない。
【0030】本実施例によれば、デジタル計算機は1個
のみ必要であり、簡便な構成になる。特に図5および図
9に示した実施例においては、2個のデジタル計算機間
でデータ伝達に関する誤差を生じるが、本実施例によれ
ばこの誤差を減らすことができ、高精度な実験が可能と
なる。
【0031】つぎに、図11を用いて本発明の第9の実
施例を説明する。本実施例ではデジタル計算機10内に
信号算出手段32と信号出力手段31とを設け、車体運
動を算出した結果を計算機外部に出力する。なお、信号
算出手段32は加振信号算出手段16と、信号出力手段
31は信号出力手段11と同一でもよい。デジタル計算
機内に設けられた各手段は、所定時間後に算出結果と同
一の運動状態が実現されるように、時間管理手段17に
より管理される。
【0032】本実施例では、車体運動をあたかも実際の
車体にセンサを取り付けたのと同様の条件で知ることが
できるので、サスペンション装置の性能を容易に評価で
きる。また、サスペンション装置1が車体の運動状態を
フィードバック信号として要求するアクティブサスペン
ション装置の場合には、この出力信号をフィードバック
信号として使用することもできる。
【0033】次に、本発明に係る車両のサスペンション
装置の試験方法のいくつかの実施例を、図面を用いて以
下に説明する。図12は、図1に示した試験装置を用い
る場合の例である。図1に示すように、試験対象のサス
ペンション装置1と、サスペンション装置1の一端に連
結された車輪2とを基礎8に固定された車輪加振用加振
機7に連結または接触させる。サスペンション装置の他
端は、フレーム5とフレーム5に接続され剛壁3に固定
された加振機4とを備えた模擬車体に連結する。信号発
生器24において路面状態を模擬した信号を発生し、車
輪加振用加振機7が車輪2を加振する。一方、以下に述
べる手順により、サスペンション装置1をの加振試験す
る。
【0034】(1)サスペンション装置1で発生する反
力を計測する(ステップ122)、◆(2)反力の計測
値をデジタル計算機に入力する(ステップ124)、◆
(3)デジタル計算機に予め入力された車体数値モデル
に基づき、(2)の反力計測値を用いて反力が計測され
た時刻から所定時間経過後の車体運動を算出する(ステ
ップ126)◆、(4)車体運動算出結果の中から、模
擬車体部分の運動状態を実現する加振指令信号を算出す
る(ステップ128)、◆(5)指令信号を出力する
(ステップ130)、◆(6)指令信号に基づき、加振
機を駆動する(ステップ132)、◆(7)終了を判定
する(ステップ134)。
【0035】終了の判定は、予め定められた時間が経過
したか、あるいは加振機制御装置に停止信号が与えられ
たかを判定するものであり、他のステップ間で実行して
も良い。◆本実施例によれば、実際の車体を使用するこ
となく、実車走行試験と同等の試験が可能となり、サス
ペンション装置の機能を経済的に評価できる。また、車
体数値モデルを変更するだけで、様々な使用条件ないし
は車体条件に対する性能を評価できる。
【0036】本発明に係る車両のサスペンション装置の
試験方法の他の実施例を、図13を用いて説明する。本
実施例は、図5に示した装置を用いる場合であり、車輪
加振用の加振機により車輪を加振し、第2のデジタル計
算機を用いてその加振を以下の手順により制御する。
【0037】(11)予め保存された車体の走行状態デ
ータと路面状態データを用いて車輪加振信号を算出する
(ステップ142)、◆(12)(11)で算出した算
出値に基づいて加振信号と走行状態を出力する(ステッ
プ144)、◆(13)車輪加振信号に基づき加振機を
駆動する(ステップ146)、◆(14)終了を判定す
る(ステップ148)。
【0038】終了の判定は、予め定められた時間が経過
したか、あるいは加振機制御装置に停止信号が与えられ
たかを判定する。◆一方、模擬車体は図12に示したの
と同様のステップ190〜202を経て駆動される。た
だし図12とは、ステップ144で反力計測値に加えて
走行状態をも入力し、これらの値とステップ150で計
測した反力とを用いて以後の制御演算を実施する点が相
違している。車輪側では、ステップ146で反力計測値
と走行状態を用いて、反力が計測された時刻から所定時
間経過後の車体運動を算出する。
【0039】本実施例によれば、走行条件データと路面
状態データとを組み合わせて加振条件を定めているの
で、これらのデータを変更するのみで様々な条件下での
運動を容易に試験できる。そして車体運動を算出する際
に、走行条件により変化する慣性力や遠心力等を加味し
ているので、高精度に試験できる。
【0040】次に、図7に示した装置を用いる本発明に
係る車両のサスペンション装置の試験方法を、図14を
用いて説明する。本来車輪に連結されるサスペンション
装置1の一端は、反力計測手段41を介して基礎8に固
定された一つまたは複数個の車輪模擬用加振機7に連結
されている。一方、サスペンション装置1の他端は、フ
レーム5とフレーム5に接続され剛壁3に固定された一
つまたは複数個の加振機4とを備えた模擬車体に連結さ
れている。このとき、車輪側はステップ172〜184
により、模擬車体側はステップ190〜202により加
振される。その特徴的な手順を以下に示す。
【0041】(21)サスペンション装置から発生する
反力を計測する(ステップ172)、◆(22)反力の
計測値をデジタル計算機に入力する(ステップ17
4)、◆(23)デジタル計算機に予め入力された車輪
数値モデルに基づき、予め保存された車輪加振状態デー
タと(22)の反力計測値を用いて、反力が計測された
時刻から所定時間経過後の車輪運動を算出する(ステッ
プ176)、◆(24)車輪運動の算出結果の中から、
サスペンション装置との連結部における運動を実現する
加振指令信号を算出する(ステップ178)、◆(2
5)加振指令信号を出力する(ステップ180)、◆
(26)加振指令信号に基づき、加振機を駆動する(ス
テップ182)、◆(27)終了を判定する(ステップ
184)。
【0042】車輪の加振と並行して、模擬車体を駆動す
る。この手順(ステップ190〜202)は、図12で
説明した手順と同一なので省略する。◆本実施例によれ
ば、車体運動とともに車輪運動をも数値計算から求める
ことができる。車輪と路面間の条件は設定数値を変える
のみで良く、条件変更が容易であり、効率良くい試験で
きる。
【0043】図9に示した装置を用いる車両のサスペン
ション装置の試験方法のさらに他の例を、図15を用い
て説明する。車輪側はステップ210並226により、
模擬車体側はステップ230〜242により加振され
る。模擬車体側は図13及び図14に示したものと同様
であり、説明を省略する。図14に示した実施例におい
て、車輪模擬用加振機を駆動するときに、次のステップ
を追加して実行する。◆(22a)予め保存された車体
の走行状態データと路面状態データを用いて車輪加振状
態データを算出する(ステップ214)、◆(22b)
走行状態を出力する(ステップ216)。
【0044】そして、模擬車体を駆動するときに、反力
の計測値とともに走行状態をも用いて、反力が計測され
た時刻から所定時間経過後の車体運動を算出する。
【0045】本実施例によれば、図13に示した実施例
と同様、走行状態データと路面状態データを組み合わせ
て加振条件を定めるので、これらのデータを変更するだ
けで様々な条件について容易に試験できる。また、車体
運動を算出するときに走行条件にしたがって変化する慣
性力や遠心力等を加味しているので高精度に試験でき
る。
【0046】本発明に係る車両のサスペンション装置の
さらに他の試験方法を、図16を用いて説明する。ステ
ップ250〜264は図12と同様のステップであり、
詳細な説明は省略する。本実施例では、図13から図1
5に示した実施例において模擬車体を加振するときに、
車体運動の計算結果を所定時間経過後に出力するステッ
プを新たに加え、試験対象のサスペンション装置にフィ
ードバック信号として与えている。◆本実施例によれ
ば、車体の運動状況がフィードバック信号として求めら
れるサスペンション装置の性能試験を、実車試験を用い
ずに行える。
【0047】次に本発明に係る車両のサスペンション装
置の試験装置のいくつかの変形例を図17ないし図20
を用いて説明する。◆図17は、図7に示した本発明の
第6実施例において、車体側を加振する加振機4に入力
される加振指令を演算するデジタル計算機10の詳細を
示したものである。このデジタル計算機10は、第2な
いし第4の実施例に示したものと同様に機能する。
【0048】図18は図17に示した本発明の第6実施
例の変形例で、車体側のデジタル計算機10の内容が図
17と相違している。本実施例においては、車体運動算
出手段15で算出した車体運動を、第2の信号算出手段
32を介して信号出力手段31にも出力している。これ
により、車体運動算出結果を計算機外部に出力できる。
【0049】図19は、図10に示した本発明の第8実
施例の変形例で、車輪2を加振する代わりに車輪をモデ
ル化し、反力計測装置41の出力を用いて加振状態を制
御するようにしたものである。本変形例によれば、車両
のサスペンション装置をモデル化して加振しているの
で、計算機内で処理する演算の条件を変えるだけで種々
の走行状態等を変えることができる。
【0050】図20は、図3に示した第2実施例の変形
例で、車体運動算出手段の算出結果と接続点の運動とを
合致させる機構の詳細を示したものである。変位信号計
測手段61をデジタル計算機10に設け、データ入力装
置62を介して計測結果を入力し、比較手段63により
車体運動算出手段15の算出結果と計測結果を比較し
て、加振信号算出手段の算出結果を補正する。これによ
り、所定時間経過後の算出結果と実際の運動とを合致さ
せることができる。
【0051】上記説明および添付図面中では供試体であ
るサスペンション装置(または、サスペンション装置と
車輪)を単独で加振した例を示したが、例えば、一つの
車軸に接続された複数個のサスペンション装置や車輪を
一つの供試体としてもよい。また、一つの車体に付属す
るすべてのサスペンション装置や車輪を供試体としても
よい。加振機は一軸の加振機を用いた例を示したが、そ
れに限定されるものではなく、数値モデルを用いて車体
運動を実現する際に必要なように、複数個の加振機によ
り複数の自由度を加振する様にすることが望ましい。こ
れに伴い反力も複数の自由度で測定することが望まし
い。車輪の加振方法も上述に限るものではなく、様々な
方法を採用可能である。要するに、本発明の主旨を逸脱
しない範囲の種々の変形は、本発明に含まれる。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、サスペンション装置が
設けられている車輪を加振機が路面状態を模擬して加振
し、サスペンション装置が設けられる車体の振動応答を
計算機が算出するので、計算機に備えられた数値計算モ
デルや路面条件を計算機上で変更するだけで、種々の条
件でのサスペンション装置、特に、アクティブサスペン
ション装置の性能試験あるいは耐久試験を行える。これ
により、安価にかつ高精度に車両のサスペンション装置
の試験を行える
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両のサスペンション装置の試験
装置の第1実施例のブロック図である。
【図2】従来の車両のサスペンション装置の試験装置の
概念図である。
【図3】本発明に係る車両のサスペンション装置の試験
装置の第2実施例の詳細ブロック図である。
【図4】本発明に係る車両のサスペンション装置の試験
装置の第3実施例のブロック図である。
【図5】本発明に係る車両のサスペンション装置の試験
装置の第4実施例のブロック図である。
【図6】本発明に係る車両のサスペンション装置の試験
装置の第5実施例のブロック図である。
【図7】本発明に係る車両のサスペンション装置の試験
装置の第6実施例のブロック図である。
【図8】図7に示した第6実施例の説明図である。
【図9】本発明に係る車両のサスペンション装置の試験
装置の第7実施例のブロック図である。
【図10】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験装置の第8実施例のブロック図である。
【図11】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験装置の第9実施例のブロック図である。
【図12】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験方法の一実施例のフローチャートである。
【図13】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験方法の他の実施例のフローチャートである。
【図14】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験方法のさらに他の実施例のフローチャートである。
【図15】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験方法のさらに他の実施例のフローチャートである。
【図16】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験方法のさらに他の実施例のフローチャートである。
【図17】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験装置の第5実施例に用いるデジタル計算機の詳細を示
す図である。
【図18】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験装置の第5実施例の変形例である。
【図19】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験装置の第7実施例の変形例である。
【図20】本発明に係る車両のサスペンション装置の試
験装置の第1実施例の変形例である。
【符号の説明】
1…サスペンション装置、2…車輪、3…剛壁、4…加
振機、5…フレーム、6…反力計測装置、7…加振機、
8…基礎、9…制御装置、10…デジタル計算機、11
…信号出力手段、12…信号伝達手段、13…信号入力
手段、14…信号伝達手段、18…制御装置、19…第
2のデジタル計算機、20…信号出力手段、23…信号
伝達手段、24…信号発生器、41…反力計測装置、4
2…信号伝達手段、43…信号入力手段。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両を加振して試験する車両の試験装置に
    おいて、フレームと、一端が固定され他端がこのフレー
    ムに接続された少なくとも1個の第1の加振手段と、前
    記フレームに連結された被試験体で発生する反力を計測
    し前記フレームに取り付けられた反力計測手段と、この
    反力計測手段で計測した反力値に基づいて前記第1の加
    振手段を駆動する駆動信号を演算する演算手段と、一端
    が固定され他端が前記被試験体に接して配設された第2
    の加振手段とを備えたことを特徴とする車両の試験装
    置。
  2. 【請求項2】車両を加振して試験する車両の試験装置に
    おいて、フレームと一端が固定され他端がこのフレーム
    に接続された少なくとも1個の第1の加振手段とを備え
    た模擬車体と、前記フレームに連結されたサスペンショ
    ン装置で発生する反力を計測し前記フレームに取り付け
    られた反力計測手段と、この反力計測手段で計測した反
    力値に基づいて前記第1の加振手段を駆動する駆動信号
    を演算するデジタル計算機と、一端が固定され他端が前
    記サスペンション装置に接して配設された第2の加振手
    段とを備えたことを特徴とする車両の試験装置。
  3. 【請求項3】前記デジタル計算機は、車体をモデル化し
    た車体数値モデルを格納する格納手段と、この車体数値
    モデルを用いて車体の運動を計算する車体運動計算手段
    と、前記反力計測手段及び車体運動計算手段の動作を管
    理する時間管理手段とを備えることを特徴とする請求項
    2に記載の車両の試験装置。
  4. 【請求項4】前記第2の加振手段に第2のデジタル計算
    機を接続し、この第2のデジタル計算機に車両の走行条
    件と路面条件を記憶する記憶手段と、この記憶された走
    行条件と路面条件とを用いて前記第2の加振手段を動作
    させる信号を出力する加振信号算出手段と、前記第2の
    加振手段の動作を管理する第2の時間管理手段を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両の試験装置。
  5. 【請求項5】前記第2の加振手段は、回転可能なローラ
    と、このローラの軸を加振する加振機とを備えたことを
    特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載の車
    両の試験装置。
  6. 【請求項6】前記第2の加振手段に、この第2の加振手
    段で発生する反力を計測する第2の反力計測手段を設け
    たことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に
    記載の車両の試験装置。
  7. 【請求項7】前記第2の加振手段に、この第2の加振手
    段で発生する反力を計測する第2の反力計測手段を設
    け、前記加振信号算出手段はこの第2の反力計測手段の
    出力に基づいて前記第2の加振手段を動作させる信号を
    出力することを特徴とする請求項4に記載の車両の試験
    装置。
  8. 【請求項8】前記デジタル計算機は、車体運動の計算結
    果を所定タイミングで外部機器に出力可能な出力手段を
    有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1
    項に記載の車両の試験装置。
  9. 【請求項9】前記デジタル計算機と第2のデジタル計算
    機とを一体化したことを特徴とする請求項4、5、7ま
    たは8に記載の車両の試験装置。
  10. 【請求項10】模擬車体を用いて車両のサスペンション
    装置を試験する車両の試験方法において、 前記模擬車体に連結したサスペンション装置で発生する
    反力を測定するステップと、予め記憶された車体数値モ
    デルを用いて前記反力の測定値に応じてこの反力が測定
    された時刻から設定時間経過後の模擬車体の運動を算出
    するステップと、この車体運動の算出結果に基づき前記
    模擬車体を加振する信号を算出するステップと、前記加
    振信号を前記設定時間後に出力するステップとを備えた
    ことを特徴とする車両の試験方法。
  11. 【請求項11】予め記憶された車両の走行状態データと
    路面状態データとを用いて車輪を加振する車輪加振信号
    を算出するステップと、この加振信号の算出値に基づい
    て加振信号と走行状態を出力するステップとを備えるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の車両の試験方法。
  12. 【請求項12】車両のサスペンション装置を模擬車体を
    用いて試験する車両の試験方法において、 前記サスペンション装置で発生する反力を測定し、予め
    記憶された車輪の数値モデルについて、予め入力された
    車輪の加振状態データとこの反力の測定値とを用いて反
    力が測定された時刻から設定時間後の車輪の運動を算出
    し、この算出された車輪運動が前記サスペンション装置
    と車輪との連結部の運動に合致する加振信号を求め、設
    定時間後に前記求められた加振信号を出力するととも
    に、予め記憶された車体数値モデルを用いて前記反力の
    測定値に基づいて反力が測定された時刻から設定時間経
    過後の車体運動を算出し、この算出した車体運動が前記
    模擬車体の運動に合致する加振信号を求め、この加振信
    号を前記設定時間経過後に出力することを特徴とする車
    両の試験方法。
  13. 【請求項13】予め記憶された車体の走行状態データと
    路面状態データとを用いて車輪の加振状態データを算出
    することを特徴とする請求項12に記載の車両の試験方
    法。
  14. 【請求項14】前記模擬車体の運動を算出した結果を設
    定時間後に出力し、前記サスペンション装置へフィード
    バックすることを特徴とする請求項10ないし13のい
    ずれか1項に記載の車両の試験方法。
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