JPH0943145A - 可変容量式赤外線ガス検出器 - Google Patents

可変容量式赤外線ガス検出器

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JPH0943145A
JPH0943145A JP7195272A JP19527295A JPH0943145A JP H0943145 A JPH0943145 A JP H0943145A JP 7195272 A JP7195272 A JP 7195272A JP 19527295 A JP19527295 A JP 19527295A JP H0943145 A JPH0943145 A JP H0943145A
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pressure chamber
diaphragm
pressure
pair
chambers
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Satoshi Sakagami
智 坂上
Mutsumi Nagumo
睦 南雲
Michihiko Tsuruoka
亨彦 鶴岡
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/25Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
    • G01N21/31Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry
    • G01N21/35Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light
    • G01N21/37Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light using pneumatic detection

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 赤外線の量に応じた電圧を出力する赤外線ガ
ス分析計で、微小な圧力変動を精度良く検出可能とす
る。 【解決手段】 一面に電極12a,12bを、他面に電
荷を帯電させたエレクトレット膜13a,13bと、一
定間隔を保って対向した電極10a,10bとからなる
静電容量式圧力検出素子8a,8bを2組設け、インピ
ーダンス変換素子27a,27bおよび差動増幅器28
等を用いて外部振動等をキャンセルすることにより、微
小な圧力振動を精度良く検出し得るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、測定ガス中に含
まれている各種成分の定性,定量分析を行なう可変容量
式吸光赤外線ガス分析計、特にその検出器部分の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】図7に可変容量式吸光赤外線ガス分析計
の従来例を示す。同図において、43はモータ、44は
回転チョッパ、45は赤外線光源、46は光分配セル、
47〜52は光透過窓、53は測定セル、54は基準セ
ル、55は導入管、56は排出管、6は赤外線ガス検出
器(検出器)、7a,7bは膨張室である。これは、回
転チョッパ44、光分配セル46および光透過窓47,
49等を介して基準セル54と測定セル53を、赤外線
光源45からの赤外線により断続的に照射し、基準セル
54に封入されている基準ガスによる赤外線の吸光状態
と、測定セル53に封入されている被測定ガスによる赤
外線の吸光状態を、赤外線ガス検出器6で圧力に変換
し、これを静電容量変化として検出するものである。
【0003】上記のような赤外線ガス検出器において、
振動ノイズを除去する従来技術としては、例えば(1)
特公昭53−38941号公報や、図8に示すものが知
られている。これは、主検出器1と副検出器2とを別々
に設置し、主検出器1内の圧力変化を静電容量の変化と
して検出するものであり、主検出器1と副検出器2の信
号を電気的に演算することにより、振動ノイズを除去す
るようにしている。また、電気ノイズを除去する技術と
しては、(2)特開昭51−144682号公報や図9
に示すように、1つの可動極3を間に挟んで2つの固定
極4,5を設けた、いわゆる2固定極式差動検出器によ
り、信号量を増加させるようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)のように、主検出器1と副検出器2の信号を電気
的に演算することにより振動ノイズを除去するもので
は、(a)電気系が複雑になる、(b)検出器1,検出
器2の設置場所が離れているため振動の形態に差が生
じ、例えば微小振動領域では振動ノイズ除去が十分に行
なわれないという問題がある。また、上記(2)のよう
に、2つの固定極を用いて差動方式で検出するもので
は、信号量を増加させることはできるが、振動ノイズも
同時に増加するという問題がある。したがって、この発
明の課題は、ノイズを抑制しS/Nの改善を図ることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、1対の膨張室と、これら
の膨張室にそれぞれ片側が接続されるとともに中央をダ
イアフラムによりそれぞれ仕切られた1対の圧力室と、
一方の圧力室の片側と他方の圧力室の反対側とを接続す
る連通路と、一方の圧力室の反対側と他方の圧力室の片
側とを接続する連通路と、片面に電極が形成されたエレ
クトレット膜とこれに対向配置される電極板のうちの一
方を前記圧力室内のダイアフラム側に形成し、電極板の
他方をダイアフラムに対向する位置に支持・固定して形
成した1対の可変容量型圧力検出素子とを備えたことを
特徴としている。請求項1の発明では、前記1対の圧力
室を同一面上に併設するとともに、1枚のエレクトレッ
ト膜を両面から挟圧してダイアフラムを形成することが
できる(請求項2の発明)。
【0006】請求項3の発明では、1対の膨張室と、一
方の膨張室に接続される上部圧力室および下部圧力室
と、この上部圧力室と下部圧力室の中間にそれぞれダイ
アフラムを介して形成されるとともに他方の膨張室に接
続される中間圧力室と、片面に電極が形成されたエレク
トレット膜とこれに対向配置される電極板のうちの一方
を前記ダイアフラム側に形成し、電極板の他方をダイア
フラムに対向する位置に支持・固定して形成した1対の
可変容量型圧力検出素子とを備えたことを特徴としてい
る。
【0007】請求項4の発明では、1対の膨張室と、一
方の膨張室に接続される上部圧力室および下部圧力室
と、この上部圧力室と下部圧力室の中間にそれぞれダイ
アフラムを介して形成されるとともに他方の膨張室に接
続される中間圧力室と、片面に電極が形成されるととも
に帯電電荷の極性が異なる2枚のエレクトレット膜によ
り、その帯電面を対向させた状態でダイアフラムを形成
した1対の可変容量型圧力検出素子とを備えたことを特
徴としている。
【0008】請求項1の発明の如く、1対の膨張室から
導かれた検出圧を、互いにクロスする連通路を介して一
方の圧力室の片側と他方の圧力室の反対側へと伝達し、
各圧力室においてその検出圧の差圧に応じて互いに反対
方向にダイアフラムを変形させ、エレクトレット膜とこ
れに対向配置される電極板との間に電圧を発生させるこ
とで、振動ノイズをキャンセルしつつ信号成分を取り出
せるようにし、精度を向上させる。
【0009】請求項2の発明の如く、1対の膨張室から
導かれた検出圧を、互いにクロスする連通路を介して一
方の圧力室の片側と他方の圧力室の反対側へと伝達さ
せ、各圧力室においてその検出圧の差圧に応じて互いに
反対方向にダイアフラムを変形させ、ダイアフラムを形
成するエレクトレット膜とこれに対向配置される電極板
との間に電圧を発生させ、振動ノイズをキャンセルしつ
つ信号成分を取り出し可能とし、感度を向上させる。こ
のとき、上記圧力室を同一平面上に併設するとともに、
連続した1枚のエレクトレット膜にてダイアフラムを形
成し、両圧力検出素子の特性を等しくして精度の向上を
図る。
【0010】請求項3の発明の如く、1対の膨張室の一
方から導かれた検出圧を上部圧力室および下部圧力室へ
伝達し、他方の膨張室から導かれた検出圧を中間圧力室
へ伝達し、各圧力室においてその検出圧の差圧に応じて
互いに反対方向にダイアフラムを変形させ、エレクトレ
ット膜とこれに対向配置される電極板との間に電圧を発
生させ、両可変容量型圧力検出素子から圧力信号として
出力させる。この例では、圧力室を積み重ねられるよう
に配置することで、全体形状をコンパクトにまとめられ
るようにする。
【0011】請求項4の発明の如く、1対の膨張室から
導かれた検出圧を上部圧力室および下部圧力室へ伝達
し、他方の膨張室から導かれた検出圧を中間圧力室へ伝
達し、各圧力室においてその検出圧の差圧に応じて互い
に反対方向にダイアフラムを変形させ、ダイアフラムを
形成する2枚のエレクトレット膜の間に電圧を発生さ
せ、両可変容量型圧力検出素子から圧力信号として出力
させる。さらに、エレクトレット膜の片側には電極を形
成するとともに帯電電荷を互いに異符号とすることによ
り、固定の電極板が不要となる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態を示す構成図である。赤外線ガス検出器6には、第1
の可変容量型圧力検出素子8a、第2の可変容量型圧力
検出素子8bがそれぞれ設けられている。検出素子8
a,8bはエレクトレット膜からなるダイアフラム9
a,9bと、電極板である背極10a,10bを誘電率
の低い厚さ数十μmの絶縁スペーサ11a,11bで挟
むように積層して構成されている。
【0013】ダイアフラム9a,9bはFEPテフロン
等の無極性高分子材料の片側全面にスパッタリング等に
より電極12を形成し、これをコロナ放電等によりフィ
ルム面に正または負の電荷をチャージさせてエレクトレ
ット膜13を生成する。このエレクトレット膜13の電
極12a,12bを円筒形の導電性枠14a,14bと
電気的に導通を保ちながら、しかも半径方向に一様な張
力を加えた状態で接合する。
【0014】また、開口15a,15bが形成されて封
入ガスの通過を自在とした背極10a,10bと電極1
2a,12bとにより静電容量が形成される。ダイアフ
ラム9a,9bの下面側には圧力室16a,16bが形
成され、ダイアフラム9a,9bの上面側で背極10
a,10bを含む空間にはそれぞれ圧力室17a,17
bが形成される。圧力室16aは膨張室7aおよび連通
路19を介して圧力室17bに連通し、圧力室16bは
膨張室7bおよび連通路20を介して圧力室17aに連
通する。
【0015】さらに、導電性枠14a,14bには導電
性のハウジング21が当接して電極12a,12bとリ
ード線25cとを電気的に接続する。リード線25cは
大地(GND)に接続される。また、背極10a,10
bを第1ハウジング21から絶縁するため、絶縁材から
なるスペーサ22a,22bを背極10a,10bおよ
びスペーサ11a,11bの上方から挿入するととも
に、バネ23a,23bを介して蓋24により下方へ押
圧・支持している。蓋24は図示されないネジ等により
第1ハウジング21へ固定される。こうして構成される
赤外線ガス検出器6はリード線25a,25bにより背
極10a,10bがインピーダンス変換素子27a,2
7bと接続される。さらに、この変換素子27a,27
bは差動増幅器28と接続される。
【0016】次に、上記のように構成される赤外線ガス
検出器の動作について説明する。膨張室7a,7bに入
射する測定光線および基準光線はそれぞれ膨張室7a,
7bにおいて吸収される。その結果、膨張室7a,7b
に圧力変動が生じ、例えば膨張室7aの圧力が膨張室7
b側のそれよりも上がると、圧力室16a,17bは圧
力室16b,17aよりも圧力が高くなるので、ダイア
フラム9aは上向きに、ダイアフラム9bは下向きにそ
れぞれ変形する。これにより、電極12aと背極10a
との間隔は拡がり、電極12bと背極10bとの間隔は
狭まる。したがって、エレクトレット膜13からなる電
極12a,12bをともに正に帯電させておくと、検出
素子8aからは「−(マイナス)」の電圧が、検出素子
8bからは「+(プラス)」の電圧がそれぞれ発生す
る。
【0017】ここで、赤外線ガス検出器6に対して外部
振動が与えられ、例えば上から下向きに加速されると、
ダイアフラム9a,9bにはともに上向きの変位が発生
し、検出素子8a,8bは等しく「+」の電圧が発生す
る。これら検出素子8a,8bからの出力は変換素子2
7a,27bによりインピーダンス変換され、差動増幅
器28に入力される。差動増幅器28では両出力の差が
求められることで、正規の信号は増幅され外部振動によ
るノイズはキャンセルされ、S/N比の良い出力が得ら
れる。
【0018】図2に図1の変形例を示す。したがって、
同じものには同一の符号が付されている。この実施例が
図1に示すものと異なる点は、エレクトレット膜および
電極12a,12bにより背極10a,10bを形成
し、これら背極10a,10bに対してダイアフラム2
9a,29bを配設した点にある。このダイアフラム2
9a,29bは薄い金属膜または片面に電極を形成した
プラスチック膜からなり、枠14a,14bおよび第1
ハウジング21を介してリード線25cと電気的に接続
される。このような構造により、FEPテフロン等のエ
レクトレット性のない材料を用いてダイアフラムを形成
することができる。さらに、低密度の材料膜を使用する
と外部振動による加速度の影響が少なくなり、より高精
度の計測が可能となる。その他は図1と同様なので、詳
細は省略する。
【0019】図3はこの発明の第2の実施の形態を示す
構成図である。図3に示すものが、図1,図2に示すも
のと異なる点は、膜の片面に電極12形成し、他面を帯
電させた1枚のエレクトレット膜13を2つの円形の切
り欠き41a,41bを形成した導電性の枠39を介し
て第1ハウジング21に取り付けた点にある。以下、そ
の相違点を主に説明する。
【0020】図3の電極12a,12bはともに、半径
方向に一様な張力を加えた状態で固定する。また、枠3
9に対応して同一形状の切り欠きを形成した第2ハウジ
ング38で帯電面側から固定する。さらに、第2のハウ
ジング38の切り欠き内に、それぞれ絶縁スペーサ11
a,11b、電極板である背極10a,10b、スペー
サ22a,22bの順に挿入してバネ23a,23bを
介して蓋24により下方へ押圧・支持する。これによ
り、第1の可変容量型圧力検出素子8aと、第2の可変
容量型圧力検出素子8bがそれぞれ形成される。
【0021】このように、検出素子8a,8bを構成し
たことにより、膜13に張力を加えて枠39に取り付け
る場合、2つのダイアフラム9a,9bには必ず同一の
張力が加わることになる。そのため、ダイアフラム9
a,9bの圧力に対する変位の特性は互いに等しくな
り、また、両検出素子8a,8bについてのエレクトレ
ット膜13の表面電荷や電荷注入深さ等の製造工程の条
件も等しくできる。その結果、検出素子8a,8b間で
の特性のばらつきが極めて少なくなり、外部振動が加え
られた場合のノイズ電圧の発生が極端に少なくなる。つ
まり、ノイズの発生を抑えた分、計測範囲の低濃度域へ
の拡大が可能となる。また、2つの膜での発生電圧を一
致させるための電気的調整も不要となる。
【0022】図4はこの発明の第3の実施の形態を示す
構成図である。図4に示すものが、図1〜図3に示すも
のと異なる点は、第1の可変容量型圧力検出素子8a
と、第2の可変容量型圧力検出素子8bとの間に導電性
スペーサ42を介して、その厚み方向に積層配置した点
にある。以下、相違点を主として説明する。
【0023】すなわち、背極10a,10b側にはそれ
ぞれ圧力室30a,30bが形成され、圧力室30aと
圧力室30bとが連通路31により連通されるととも
に、導圧路18bに接続される。また、エレクトレット
膜からなるダイアフラム9aとダイアフラム9bとの間
には中間圧力室32が形成され、連通路33により導圧
路18aに接続される。背極10a,10bとダイアフ
ラム9a,9bは誘電率の低いスペーサ22a,22b
と厚さ数十μmの絶縁スペーサ11a,11bを挟ん
で、円筒形をした導電性の第2ハウジング38内に積層
・支持されている。ダイアフラム9a,9bの電極12
a,12bは、これらと当接する導電性スペーサ42を
介して第2ハウジング38と電気的に接続されるととも
に、第2ハウジング38にリード線25cが接続されて
いる。リード線25cはGNDに接続される。
【0024】互いに接着固定される第2ハウジング38
と第1ハウジング21にはそれぞれ連通路31,33が
形成され、さらに、第1ハウジング21に固定された第
2ハウジング38には連通路31,33に連なる導圧路
18a,18bが形成されている。また、スペーサ22
bはバネ23を介して蓋24に押圧された状態で固定さ
れており、この蓋24は図示されないネジ等により第1
ハウジング21に固定される。
【0025】このように構成される赤外線ガス検出器6
は、リード線25a,25bにより背極10a,10b
がインピーダンス変換素子27a,27bと接続され
る。さらに、この変換素子27a,27bは単一増幅器
40に接続される。検出素子8a,8bが作動した場
合、赤外線光線の入射による圧力変化は、ダイアフラム
9a,9bではともに同じ向きの変位を生じ、互いに異
なる符号の電圧を生じる。その結果、両検出素子8a,
8bの出力の和を求めることにより、正規の圧力変動に
よる出力信号は倍に増幅されるとともに、外部振動等に
よるノイズはキャンセルされ、低濃度域でもS/N比の
良い出力を得ることができる。また、検出素子8a,8
bを積層構造としたため、装置全体をコンパクトにする
ことが可能となる利点もある。
【0026】図5に図4の変形例を示す。この例が図4
に示すものと異なる点は、電極12a,12bが形成さ
れたエレクトレット膜によりそれぞれ背極10a,10
bを形成し、背極10a,10bに対向してダイアフラ
ム26a,26bを配設した点にある。このダイアフラ
ム26a,26bは、薄い金属片または片面に電極を形
成したプラスチック膜からなる。そのため、FEPテフ
ロン等のエレクトレット性のない材料を用いてダイアフ
ラムを形成することができる。なお、図4ではエレクト
レット膜にはいずれも同一符号の電荷が帯電しているも
のとして説明したが、互いに異なる電荷を帯電させてお
くこともでき、この場合は2つの検出素子8a,8bの
電圧の差を求めるようにすれば良い。
【0027】図6はこの発明の第4の実施の形態を示す
構成図である。この例が図4,図5に示すものと異なる
点は、背極10a,10bを無くし、互いに異なる符号
の電荷を帯電させたエレクトレット膜からなるダイアフ
ラム34a,34bを対向させて配置し、片面に形成し
た電極35a,35bでコンデンサを形成するととも
に、電極35aの発生電圧を単一増幅器40へ入力し電
極35bの発生電圧をGNDへ接続した点にある。
【0028】上記の如くすることにより、赤外線光線の
入射による圧力変化が生じた場合、ダイアフラム34
a,34bは互いに逆向きに変形する圧力信号が得られ
る。これに対し、外部振動が加えられた場合はともに同
方向に変形して発生信号がキャンセルされることにな
る。すなわち、簡単で低コストな構造でありながらもS
/N比の良い出力を得ることが可能となる。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、以下のような利点が
得られる。 (1)請求項1の発明によれば、1対の膨張室で発生し
た検出圧は、互いにクロスする連通路を介して一方の圧
力室の片側と他方の圧力室の反対側へと伝えられ、各圧
力室ではその検出圧の差圧に応じて反対方向にダイアフ
ラムが変形し、エレクトレット膜とこれに対向配置され
る電極板との間に電圧が発生して、各可変容量型圧力検
出素子から圧力信号が出力される。その結果、低濃度に
おいて高精度の計測が可能となる。
【0030】(2)請求項2の発明によれば、請求項1
の発明に加え圧力室を同一面上に配設するとともに、連
続した1枚のエレクトレット膜によりダイアフラムを形
成したので、対の圧力室および圧力検出素子の特性を等
しくすることができ、その結果、検出特性のばらつきが
少なくなり低濃度における計測をさらに高精度化するこ
とができる。
【0031】(3)請求項3の発明によれば、一方の膨
張室から導かれた検出圧は中間圧力室にも伝えられる。
そして、各圧力室に検出圧が伝えられると、検出圧の差
圧に応じて互いに反対方向に各ダイアフラムが変形し、
エレクトレット膜とこれに対向配設される電極板との間
に電圧が発生し、各可変容量型圧力検出素子から圧力信
号が出力されるので、これを電気的に処理することによ
り外部振動等のノイズをキャンセルして正規の圧力変動
のみを効率良く検出できるようになる。その結果、低濃
度において高精度の計測が可能となる。また、各圧力室
を積み重ねて構成するようにしたので、全体形状をコン
パクトにすることが可能となる。
【0032】(4)請求項4の発明によれば、一方の膨
張室から導かれた検出圧は上部圧力室および下部圧力室
に伝えられ、他方の膨張室から導かれた検出圧は中間圧
力室へ伝えられる。各圧力室では検出圧の差圧に応じて
互いに反対方向に各ダイアフラムが変形し、ダイアフラ
ムを構成する2枚のエレクトレット膜の間に電圧が発生
して可変容量型圧力検出素子から圧力信号が出力され
る。その結果、低濃度において高精度の計測が可能とな
る。また、エレクトレット膜の帯電電荷の極性を互いに
異符号としたことにより、電極板を不要にすることがで
き小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】図1の変形例を示す構成図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図4】この発明の第3の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図5】図4の変形例を示す構成図である。
【図6】この発明の第4の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図7】可変容量式吸光赤外線ガス分析計の従来例を示
す全体構成図である。
【図8】図7における検出器部分の第1の従来例を示す
構成図である。
【図9】図7における検出器部分の第2の従来例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1…主検出器、2…副検出器、3…可動極、4,5…固
定極、6…赤外線ガス検出器、7a,7b…膨張室、
8,8a,8b…可変容量型圧力検出素子、9a,9
b,34a,34b…ダイアフラム、10a,10b…
背極、11a,11b,22a,22b,36a,36
b,37a,37b,42…スペーサ、12,12a,
12b,35a,35b…電極、13…エレクトレット
膜、14a,14b,39…枠、15a,15b…開
口、16a,16b,17a,17b,30a,30b
…圧力室、18a,18b…導圧路、19,20,3
1,33…連通路、21…第1ハウジング、23,23
a,23b…バネ、24…蓋、25a,25b,25c
…リード線、27a,27b…インピーダンス変換素
子、28…差動増幅器、32…中間圧力室、38…第2
ハウジング、40…単一増幅器、41a,41b…切り
欠き、43…モータ、44…回転チョッパ、45…赤外
線光源、46…光分配セル、47〜52…光透過窓、5
3…測定セル、54…基準セル、55…導入管、56…
排出管。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1対の膨張室と、これらの膨張室にそれ
    ぞれ片側が接続されるとともに中央をダイアフラムによ
    りそれぞれ仕切られた1対の圧力室と、一方の圧力室の
    片側と他方の圧力室の反対側とを接続する連通路と、一
    方の圧力室の反対側と他方の圧力室の片側とを接続する
    連通路と、片面に電極が形成されたエレクトレット膜と
    これに対向配置される電極板のうちの一方を前記圧力室
    内のダイアフラム側に形成し、電極板の他方をダイアフ
    ラムに対向する位置に支持・固定して形成した1対の可
    変容量型圧力検出素子とを備えたことを特徴とする可変
    容量式赤外線ガス検出器。
  2. 【請求項2】 前記1対の圧力室を同一面上に併設する
    とともに、1枚のエレクトレット膜を両面から挟圧して
    ダイアフラムを形成したことを特徴とする請求項1に記
    載の可変容量式赤外線ガス検出器。
  3. 【請求項3】 1対の膨張室と、一方の膨張室に接続さ
    れる上部圧力室および下部圧力室と、この上部圧力室と
    下部圧力室の中間にそれぞれダイアフラムを介して形成
    されるとともに他方の膨張室に接続される中間圧力室
    と、片面に電極が形成されたエレクトレット膜とこれに
    対向配置される電極板のうちの一方を前記ダイアフラム
    側に形成し、電極板の他方をダイアフラムに対向する位
    置に支持・固定して形成した1対の可変容量型圧力検出
    素子とを備えたことを特徴とする可変容量式赤外線ガス
    検出器。
  4. 【請求項4】 1対の膨張室と、一方の膨張室に接続さ
    れる上部圧力室および下部圧力室と、この上部圧力室と
    下部圧力室の中間にそれぞれダイアフラムを介して形成
    されるとともに他方の膨張室に接続される中間圧力室
    と、片面に電極が形成されるとともに帯電電荷の極性が
    異なる2枚のエレクトレット膜により、その帯電面を対
    向させた状態でダイアフラムを形成した1対の可変容量
    型圧力検出素子とを備えたことを特徴とする可変容量式
    赤外線ガス検出器。
JP7195272A 1995-07-31 1995-07-31 可変容量式赤外線ガス検出器 Pending JPH0943145A (ja)

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DE19630741A DE19630741A1 (de) 1995-07-31 1996-07-30 Pneumatischer Infrarot-Gasdetektor
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