JPH0943375A - 燃料集合体の下部タイプレート - Google Patents
燃料集合体の下部タイプレートInfo
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- JPH0943375A JPH0943375A JP7198316A JP19831695A JPH0943375A JP H0943375 A JPH0943375 A JP H0943375A JP 7198316 A JP7198316 A JP 7198316A JP 19831695 A JP19831695 A JP 19831695A JP H0943375 A JPH0943375 A JP H0943375A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coolant
- filter
- foreign matter
- tie plate
- lower tie
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】下部タイプレートで冷却材流入口に流入する冷
却材の流れ方向を偏向させる案内羽根と、その案内羽根
の流出口付近で軸方向に起立した異物捕獲用のフィルタ
を設ける。 【効果】燃料集合体に流入しようとする異物を捕獲し、
燃料棒やスペーサなどの損傷やフレッティング摩耗およ
びフレッティング腐食を防ぐ。また、フィルタに異物が
堆積して目づまりが起きても、下部タイプレートを通過
する冷却材流量を減少させることなく、所定の冷却材流
量を確保できる。
却材の流れ方向を偏向させる案内羽根と、その案内羽根
の流出口付近で軸方向に起立した異物捕獲用のフィルタ
を設ける。 【効果】燃料集合体に流入しようとする異物を捕獲し、
燃料棒やスペーサなどの損傷やフレッティング摩耗およ
びフレッティング腐食を防ぐ。また、フィルタに異物が
堆積して目づまりが起きても、下部タイプレートを通過
する冷却材流量を減少させることなく、所定の冷却材流
量を確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原子炉用燃料集合体に係
り、特に、冷却材に含まれる異物を捕獲するのに好適な
下部タイプレートに関する。
り、特に、冷却材に含まれる異物を捕獲するのに好適な
下部タイプレートに関する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラントでは運転の信頼度を
高めるためとプラントの安全確保のために、日常点検や
定期検査が義務づけられている。これらの点検・検査で
不具合個所が発見された場合はプラントまたは機器を開
放して補修作業が行われる。このような検査作業や補修
作業はプラントの経年使用にともなって増えており、作
業後にプラント内に取り残される金属の削り破片,電線
の切り屑,溶接破片,ごみなどの異物量も増えていると
思われる。特に、炉内に取り残された小さい異物は炉内
を循環する冷却材の流れに沿って炉内機器に流入するも
のと思われる。図2に示す重要炉内機器である燃料集合
体では燃料棒やスペーサが異物との衝突で変形または損
傷を受ける恐れと、異物がこれら部材に係留されると異
物の流動振動によるフレッティング摩耗やフレッティン
グ腐食などを引き起こす恐れがあると思われる。そこ
で、異物が燃料集合体に流入するのを阻止するものとし
て、図3ないし図7に示す公知例の1〜3がある。図3
ないし図6は下部タイプレートの冷却材流入口に取り付
けるフィルタに関するもので、図3と図4はフィルタ格
子の流入方向を傾斜またはラビリンス状に配置して異物
の流入を阻止するものである。図5は金網を袋状にして
異物の流入を阻止するとともに、冷却材流路を大きく取
り異物がフィルタに堆積しても冷却材流路を確保するも
のである。また、図6は下部タイプレートのノーズピー
スの本数や形状を変えて、ノーズピース間の空間を狭く
して大きな異物の流入を阻止するものである。図7はフ
ィルタの取り付け位置に関するもので、フィルタの取り
付け位置を下部タイプレートより上流側で制御棒案内管
のオリフィス部に取り付けたものである。
高めるためとプラントの安全確保のために、日常点検や
定期検査が義務づけられている。これらの点検・検査で
不具合個所が発見された場合はプラントまたは機器を開
放して補修作業が行われる。このような検査作業や補修
作業はプラントの経年使用にともなって増えており、作
業後にプラント内に取り残される金属の削り破片,電線
の切り屑,溶接破片,ごみなどの異物量も増えていると
思われる。特に、炉内に取り残された小さい異物は炉内
を循環する冷却材の流れに沿って炉内機器に流入するも
のと思われる。図2に示す重要炉内機器である燃料集合
体では燃料棒やスペーサが異物との衝突で変形または損
傷を受ける恐れと、異物がこれら部材に係留されると異
物の流動振動によるフレッティング摩耗やフレッティン
グ腐食などを引き起こす恐れがあると思われる。そこ
で、異物が燃料集合体に流入するのを阻止するものとし
て、図3ないし図7に示す公知例の1〜3がある。図3
ないし図6は下部タイプレートの冷却材流入口に取り付
けるフィルタに関するもので、図3と図4はフィルタ格
子の流入方向を傾斜またはラビリンス状に配置して異物
の流入を阻止するものである。図5は金網を袋状にして
異物の流入を阻止するとともに、冷却材流路を大きく取
り異物がフィルタに堆積しても冷却材流路を確保するも
のである。また、図6は下部タイプレートのノーズピー
スの本数や形状を変えて、ノーズピース間の空間を狭く
して大きな異物の流入を阻止するものである。図7はフ
ィルタの取り付け位置に関するもので、フィルタの取り
付け位置を下部タイプレートより上流側で制御棒案内管
のオリフィス部に取り付けたものである。
【0003】しかし、これらの公知例のフィルタでは冷
却材に含まれている異物の大きさと数にもよるが、異物
の堆積によりフィルタの冷却材流路を塞ぐ目づまりが起
こり、冷却材流量を減少させる恐れがある(特開平1−2
51319 号公報)。
却材に含まれている異物の大きさと数にもよるが、異物
の堆積によりフィルタの冷却材流路を塞ぐ目づまりが起
こり、冷却材流量を減少させる恐れがある(特開平1−2
51319 号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術ではいず
れの公知例でも冷却材が流入する個所にフィルタを直接
取り付けている。したがって、異物がフィルタに堆積す
ると必ず目づまりが起こり、燃料集合体を通過する冷却
材流量は減少する恐れがある。冷却材流量の減少は炉心
の熱出力の低下や燃料棒の冷却能力を低下させると同時
に燃料集合体の健全性を損う恐れがあると思われる。
れの公知例でも冷却材が流入する個所にフィルタを直接
取り付けている。したがって、異物がフィルタに堆積す
ると必ず目づまりが起こり、燃料集合体を通過する冷却
材流量は減少する恐れがある。冷却材流量の減少は炉心
の熱出力の低下や燃料棒の冷却能力を低下させると同時
に燃料集合体の健全性を損う恐れがあると思われる。
【0005】本発明の目的は冷却材に含まれている異物
が燃料集合体に流入するのを阻止する異物の捕獲性能を
高めると同時に所定の燃料集合体を通過する冷却材流量
を確保できる異物捕獲方法を確立することにある。
が燃料集合体に流入するのを阻止する異物の捕獲性能を
高めると同時に所定の燃料集合体を通過する冷却材流量
を確保できる異物捕獲方法を確立することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、下部タイプレートの冷却材流入口に流入
する冷却材の流れ方向を偏向させる複数枚の案内羽根
と、その案内羽根の流出口付近で軸方向に起立した複数
枚の異物捕獲用のフィルタを設ける。
に、本発明は、下部タイプレートの冷却材流入口に流入
する冷却材の流れ方向を偏向させる複数枚の案内羽根
と、その案内羽根の流出口付近で軸方向に起立した複数
枚の異物捕獲用のフィルタを設ける。
【0007】
【作用】異物を含んだ冷却材は下部タイプレートの下方
から下部タイプレートの冷却材流入口に向かって上昇し
てくる。この冷却材の上昇流は冷却材流入口に設けた案
内羽根に流入する。流入した上昇流は案内羽根により周
方向に旋回する旋回流に偏向される。旋回流となった冷
却材は案内羽根の流出口付近で軸方向に起立した異物捕
獲用のフィルタを通過する。この時、冷却材と微細な異
物はフィルタを通過できるが、それ以外の異物はフィル
タで捕獲される。捕獲された異物はフィルタを通過する
冷却材の流体力によって、そのままフィルタに貼り付き
堆積する。フィルタを通過した冷却材は減速しながらし
だいに上向き流れになり、下部タイプレートの上部グリ
ッドから流出する。このような流動状態で、異物がフィ
ルタに堆積して目づまりが起きると、フィルタを通過す
る旋回流量は小さくなるが、その分、旋回流は上向き流
れとなり、目づまりのない部分を通過するかまたはその
まま下部タイプレートの上部グリッドから流出する。例
えば、フィルタ全部に目づまりが起きたとしても、案内
羽根から流出する冷却材はフィルタに沿った上向き流れ
となり、そそまま下部タイプレートの上部グリッドから
流出するため、下部タイプレートすなわち燃料集合体を
通過する冷却材流量はほとんど変化しないことになる。
また、下部タイプレートから流出する上向き流れによっ
て、フィルタに堆積した異物が再流出しないようにフィ
ルタは若干上流側に傾けて置いてある。
から下部タイプレートの冷却材流入口に向かって上昇し
てくる。この冷却材の上昇流は冷却材流入口に設けた案
内羽根に流入する。流入した上昇流は案内羽根により周
方向に旋回する旋回流に偏向される。旋回流となった冷
却材は案内羽根の流出口付近で軸方向に起立した異物捕
獲用のフィルタを通過する。この時、冷却材と微細な異
物はフィルタを通過できるが、それ以外の異物はフィル
タで捕獲される。捕獲された異物はフィルタを通過する
冷却材の流体力によって、そのままフィルタに貼り付き
堆積する。フィルタを通過した冷却材は減速しながらし
だいに上向き流れになり、下部タイプレートの上部グリ
ッドから流出する。このような流動状態で、異物がフィ
ルタに堆積して目づまりが起きると、フィルタを通過す
る旋回流量は小さくなるが、その分、旋回流は上向き流
れとなり、目づまりのない部分を通過するかまたはその
まま下部タイプレートの上部グリッドから流出する。例
えば、フィルタ全部に目づまりが起きたとしても、案内
羽根から流出する冷却材はフィルタに沿った上向き流れ
となり、そそまま下部タイプレートの上部グリッドから
流出するため、下部タイプレートすなわち燃料集合体を
通過する冷却材流量はほとんど変化しないことになる。
また、下部タイプレートから流出する上向き流れによっ
て、フィルタに堆積した異物が再流出しないようにフィ
ルタは若干上流側に傾けて置いてある。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。BWR
燃料集合体の構成を図8に示す。燃料集合体1は複数の
燃料棒2と水ロッド3とこれらの上端と下端とをそれぞ
れ拘束支持する上部タイプレート4と下部タイプレート
5およびこれらを整列支持するスペーサ6などの部材で
組み立てられた燃料バンドルと、この燃料バンドルを収
納し、かつ冷却材流路を形成するチャンネルボックス7
とで構成されている。
燃料集合体の構成を図8に示す。燃料集合体1は複数の
燃料棒2と水ロッド3とこれらの上端と下端とをそれぞ
れ拘束支持する上部タイプレート4と下部タイプレート
5およびこれらを整列支持するスペーサ6などの部材で
組み立てられた燃料バンドルと、この燃料バンドルを収
納し、かつ冷却材流路を形成するチャンネルボックス7
とで構成されている。
【0009】図9と図10は本発明の燃料集合体1の下
部タイプレート5構造の実施例を示すもので、図9は下
部タイプレート5の軸断面図で、図10は図9のA−A
における水平断面図である。下部タイプレート5は燃料
棒2の下端を拘束支持するとともに、燃料集合体1に流
入する冷却材8の入口部分にあたる。下部タイプレート
5には本発明の特徴である冷却材流入口9に複数枚の案
内羽根10およびその案内羽根10の流出口付近で軸方
向に起立した複数枚の異物捕獲用のフィルタ11があ
る。案内羽根10は外周側に拡がりをもつ扇形形状で、
その流入端12は冷却材8の流入方向を向いており、流
出端13はフィルタ11の異物捕獲面と平行になってい
る。また、フィルタ11は網状または格子状になってお
り、そのメッシュはスペーサ6における最小流路よりも
若干小さな間隔である。また、このフィルタ11は堅牢
に作られており、冷却材の流体力によって損傷を受ける
ことはない。
部タイプレート5構造の実施例を示すもので、図9は下
部タイプレート5の軸断面図で、図10は図9のA−A
における水平断面図である。下部タイプレート5は燃料
棒2の下端を拘束支持するとともに、燃料集合体1に流
入する冷却材8の入口部分にあたる。下部タイプレート
5には本発明の特徴である冷却材流入口9に複数枚の案
内羽根10およびその案内羽根10の流出口付近で軸方
向に起立した複数枚の異物捕獲用のフィルタ11があ
る。案内羽根10は外周側に拡がりをもつ扇形形状で、
その流入端12は冷却材8の流入方向を向いており、流
出端13はフィルタ11の異物捕獲面と平行になってい
る。また、フィルタ11は網状または格子状になってお
り、そのメッシュはスペーサ6における最小流路よりも
若干小さな間隔である。また、このフィルタ11は堅牢
に作られており、冷却材の流体力によって損傷を受ける
ことはない。
【0010】このような下部タイプレート5構造におけ
る冷却材の流動と異物20の捕獲方法は次のようにな
る。図1は異物20の捕獲方法を摸式図で示したもので
ある。再循環系から供給される異物を含んだ冷却材8は
制御棒案内管14のオリフィス15(図示せず)を通っ
て、下部タイプレート5の冷却材流入口9に向かって上
昇する。この冷却材の上昇流8は冷却材流入口9に設け
た案内羽根10に流入する。前述したように、案内羽根
10の流入端12は流入方向を向いており、上昇流8は
スムーズに案内羽根10に流入する。案内羽根に流入し
た上昇流8は案内羽根10の流線に沿って周方向に旋回
を持つ旋回流16に偏向される。旋回流となった冷却材
16は異物捕獲用のフィルタ11に流入し、通過する。
この時、冷却材と微細な異物はフィルタ11を通過でき
るが、それ以外の異物はフィルタ11で捕獲される。捕
獲された異物20はフィルタ11を通過する冷却材17
の流体力によって、そのままフィルタ11に堆積する。
したがって、異物20はフィルタ11を通過する冷却材
の流れが存在すれば、フィルタ11から剥離することは
ない。また、冷却材に含まれている異物20を効果的に
捕獲できるように、案内羽根の流出端13は異物捕獲面
と平行にしており、ほとんどの冷却材がフィルタ11を
通過するようにしている。フィルタ11を通過した冷却
材は減速しながらしだいに上向き流れ18になり、タイ
プレートの上部グリッド19から流出する。このような
流動状態で、異物20がフィルタ11に堆積して目づま
りが起きると、フィルタ11を通過する旋回流量は減少
するので、その分旋回流は上向き流れ18となり、目づ
まりのない部分を通過するかまたはそのまま下部タイプ
レート5の上部グリッド19から流出する。例えば、フ
ィルタ11の全部に目づまりが起きたとしても、案内羽
根10から流出する冷却材はフィルタ11に沿った上向
き流れ18となり、そそまま下部タイプレート5の上部
グリッド19から流出するため、下部タイプレート5、
すなわち、燃料集合体1を通過する冷却材流量8はほと
んど変化しない。また、下部タイプレート5から流出す
る上向き流れ18によって、フィルタ11に堆積した異
物20が再流出しないようにフィルタ11は若干上流側
に傾けて置いてある。このようにして、下部タイプレー
ト5を通過した冷却材8は燃料棒2の領域に流入して、
燃料棒2を冷却すると同時に加熱されて気水混合状態と
なる。蒸気は蒸気タービンの駆動源になり、熱水は再び
再循環系に戻ることになる。
る冷却材の流動と異物20の捕獲方法は次のようにな
る。図1は異物20の捕獲方法を摸式図で示したもので
ある。再循環系から供給される異物を含んだ冷却材8は
制御棒案内管14のオリフィス15(図示せず)を通っ
て、下部タイプレート5の冷却材流入口9に向かって上
昇する。この冷却材の上昇流8は冷却材流入口9に設け
た案内羽根10に流入する。前述したように、案内羽根
10の流入端12は流入方向を向いており、上昇流8は
スムーズに案内羽根10に流入する。案内羽根に流入し
た上昇流8は案内羽根10の流線に沿って周方向に旋回
を持つ旋回流16に偏向される。旋回流となった冷却材
16は異物捕獲用のフィルタ11に流入し、通過する。
この時、冷却材と微細な異物はフィルタ11を通過でき
るが、それ以外の異物はフィルタ11で捕獲される。捕
獲された異物20はフィルタ11を通過する冷却材17
の流体力によって、そのままフィルタ11に堆積する。
したがって、異物20はフィルタ11を通過する冷却材
の流れが存在すれば、フィルタ11から剥離することは
ない。また、冷却材に含まれている異物20を効果的に
捕獲できるように、案内羽根の流出端13は異物捕獲面
と平行にしており、ほとんどの冷却材がフィルタ11を
通過するようにしている。フィルタ11を通過した冷却
材は減速しながらしだいに上向き流れ18になり、タイ
プレートの上部グリッド19から流出する。このような
流動状態で、異物20がフィルタ11に堆積して目づま
りが起きると、フィルタ11を通過する旋回流量は減少
するので、その分旋回流は上向き流れ18となり、目づ
まりのない部分を通過するかまたはそのまま下部タイプ
レート5の上部グリッド19から流出する。例えば、フ
ィルタ11の全部に目づまりが起きたとしても、案内羽
根10から流出する冷却材はフィルタ11に沿った上向
き流れ18となり、そそまま下部タイプレート5の上部
グリッド19から流出するため、下部タイプレート5、
すなわち、燃料集合体1を通過する冷却材流量8はほと
んど変化しない。また、下部タイプレート5から流出す
る上向き流れ18によって、フィルタ11に堆積した異
物20が再流出しないようにフィルタ11は若干上流側
に傾けて置いてある。このようにして、下部タイプレー
ト5を通過した冷却材8は燃料棒2の領域に流入して、
燃料棒2を冷却すると同時に加熱されて気水混合状態と
なる。蒸気は蒸気タービンの駆動源になり、熱水は再び
再循環系に戻ることになる。
【0011】
【発明の効果】本発明は炉内に取り残された異物が冷却
材の流れに沿って燃料集合体に流入しようとする場合
に、その異物をフィルタで捕獲して、燃料棒やスペーサ
などの損傷やフレッティング摩耗およびフレッティング
腐食を防止することができる。また、異物がフィルタに
堆積して目づまりが起きても、下部タイプレートを通過
する冷却材流量を減少させることなく、所定の冷却材流
量は確保できる。これにより燃料集合体の健全性を確保
すると同時に原子炉運転の安全性も確保することができ
る。
材の流れに沿って燃料集合体に流入しようとする場合
に、その異物をフィルタで捕獲して、燃料棒やスペーサ
などの損傷やフレッティング摩耗およびフレッティング
腐食を防止することができる。また、異物がフィルタに
堆積して目づまりが起きても、下部タイプレートを通過
する冷却材流量を減少させることなく、所定の冷却材流
量は確保できる。これにより燃料集合体の健全性を確保
すると同時に原子炉運転の安全性も確保することができ
る。
【図1】本発明の一実施例である下部タイプレート内の
概略構造を示し、その機能の説明図。
概略構造を示し、その機能の説明図。
【図2】従来の燃料集合体の断面図。
【図3】従来の異物捕獲方法を示すもので下部タイプレ
ートの冷却材流入口に傾斜した格子を配置した断面図。
ートの冷却材流入口に傾斜した格子を配置した断面図。
【図4】従来の異物捕獲方法を示すもので下部タイプレ
ートの冷却材流入口にラビリンス形状の格子を配置した
断面図。
ートの冷却材流入口にラビリンス形状の格子を配置した
断面図。
【図5】従来の異物捕獲方法を示すもので下部タイプレ
ートの冷却材流入口に袋状の金網を配置した断面図。
ートの冷却材流入口に袋状の金網を配置した断面図。
【図6】従来の異物捕獲方法を示すもので下部タイプレ
ートの冷却材流入口のノーズピースの本数と形状を変化
させてその間隔を小さくした構造を示した断面図。
ートの冷却材流入口のノーズピースの本数と形状を変化
させてその間隔を小さくした構造を示した断面図。
【図7】従来の異物捕獲方法を示すものでフィルタの取
り付け位置を制御棒案内管のオリフィス部にした斜視
図。
り付け位置を制御棒案内管のオリフィス部にした斜視
図。
【図8】本発明一実施例である燃料集合体の構成図を示
す断面図。
す断面図。
【図9】本発明の一実施例である下部タイプレート構造
の断面図。
の断面図。
【図10】図9のA−Aにおける水平断面図。
8…冷却材の流れ、9…冷却材流入口、10…案内羽
根、11…フィルタ、12…案内羽根の流入端、13…
案内羽根の流出端、17…フィルタ通過流れ、18…上
向き流れ、19…下部タイプレートのグリッド、20…
異物。
根、11…フィルタ、12…案内羽根の流入端、13…
案内羽根の流出端、17…フィルタ通過流れ、18…上
向き流れ、19…下部タイプレートのグリッド、20…
異物。
フロントページの続き (72)発明者 相澤 泰▲博▼ 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 中島 潤二郎 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 黒崎 英樹 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 伊東 賢一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (1)
- 【請求項1】燃料棒と水ロッドの上端・下端をそれぞれ
拘束支持する上部・下部タイプレートおよび前記燃料棒
を等間隔で整列支持するスペーサなどの部材で組み立て
られた燃料バンドルと、前記燃料バンドルを収納し、冷
却材流路を形成するチャンネルボックスとで構成された
燃料集合体において、前記下部タイプレートの冷却材流
入口に案内羽根と前記案内羽根の流出口付近に起立した
異物捕獲用のフィルタを設けたことを特徴とする燃料集
合体の下部タイプレート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7198316A JPH0943375A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | 燃料集合体の下部タイプレート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7198316A JPH0943375A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | 燃料集合体の下部タイプレート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0943375A true JPH0943375A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16389102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7198316A Pending JPH0943375A (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | 燃料集合体の下部タイプレート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0943375A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109935352A (zh) * | 2017-12-19 | 2019-06-25 | 中国原子能科学研究院 | 燃料组件及其底部装置和应用于底部装置的防异物组件 |
| JP2022552144A (ja) * | 2019-10-04 | 2022-12-15 | フラマトム | 核燃料集合体底端部分用のデブリフィルタおよびこのようなデブリフィルタの製造方法 |
| JP2022552143A (ja) * | 2019-10-04 | 2022-12-15 | フラマトム | 核燃料集合体底端部分デブリフィルタおよびこのようなデブリフィルタの製造方法 |
-
1995
- 1995-08-03 JP JP7198316A patent/JPH0943375A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109935352A (zh) * | 2017-12-19 | 2019-06-25 | 中国原子能科学研究院 | 燃料组件及其底部装置和应用于底部装置的防异物组件 |
| JP2022552144A (ja) * | 2019-10-04 | 2022-12-15 | フラマトム | 核燃料集合体底端部分用のデブリフィルタおよびこのようなデブリフィルタの製造方法 |
| JP2022552143A (ja) * | 2019-10-04 | 2022-12-15 | フラマトム | 核燃料集合体底端部分デブリフィルタおよびこのようなデブリフィルタの製造方法 |
| JP2025024070A (ja) * | 2019-10-04 | 2025-02-19 | フラマトム | 核燃料集合体底端部分用のデブリフィルタおよびこのようなデブリフィルタの製造方法 |
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