JPH0943389A - アクチニドリサイクルシステム - Google Patents

アクチニドリサイクルシステム

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JPH0943389A
JPH0943389A JP19157695A JP19157695A JPH0943389A JP H0943389 A JPH0943389 A JP H0943389A JP 19157695 A JP19157695 A JP 19157695A JP 19157695 A JP19157695 A JP 19157695A JP H0943389 A JPH0943389 A JP H0943389A
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JP
Japan
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fuel
reactor
light water
plutonium
actinide
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JP19157695A
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English (en)
Inventor
Kazuo Arie
和夫 有江
Tsuguyuki Kobayashi
嗣幸 小林
Yuichi Shoji
裕一 東海林
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies

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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ウランとともに超ウラン元素を核燃料として効
率的に利用しながら超ウラン元素廃棄物の蓄積を制御す
る。 【解決手段】高速炉37と軽水炉38および核燃料リサイク
ルのための施設39,40,41からなり、核燃料物質として
のウラン,プルトニウムおよびマイナアクチニドをリサ
イクルするシステムである。すなわち、高速炉37におけ
るプルトニウムとマイナアクチニドの正味の各年間消費
量が、軽水炉38から取り出されるプルトニウムとマイナ
アクチニドの各年間平均取り出し量とそれぞれほぼ同量
となるようにするため、高速炉における超ウラン元素の
生成反応量および消滅核反応量に基づき、高速炉は装荷
新燃料中の超ウラン量が調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速炉、軽水炉お
よび核燃料リサイクルのための施設を設置した核燃料リ
サイクルシステムに係り、特に、超ウラン元素(以下、
TRUと記す)、プルトニウム(以下、Puと記す)お
よびマイナアクチニド(以下、MAと記す)を一括して
リサイクルするように構成したアクチニドリサイクルシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】高速炉の炉心はウラン(以下、Uと記
す)とPuの混合燃料にMAを添加することにより、P
uとともにMAの効率的な燃焼・消滅が可能であること
が明かとなっている。しかし、PuとMAを使用済燃料
から一括して回収しリサイクルする場合、軽水炉の高速
炉の共存時代を想定した核燃料リサイクルシステム全体
の最適構成については、検討されていないのが現状であ
る。
【0003】図11により従来の金属燃料を用いた高速炉
の使用済み燃料再処理プロセスを説明する。すなわち、
図11において、高速炉使用済み燃料1を解体し、燃料を
被覆管ごと解体・せん断2し、電解精製装置に装荷し、
使用済み燃料1を陽極として電解精製3する。鋼製の固
体陰極4にUのみを選択的に電気化学的に析出させ、溶
融塩中のPuが濃度が必要な値まで増加したところでカ
ドミウム(以下、Cdと記す)を絶縁セラミック製のル
ツボに入れたCd陰極5に、Uと必要濃度のPuを析出
させる。
【0004】固体陰極4に析出したUを、塩分離6した
のちU7を射出成型による燃料スラグ製造8の工程で燃
料スラグとする。Cd陰極5に析出したUとPをCd蒸
留9により除去し、そのU・Pu10を射出成型による燃
料スラグ製造8の工程で燃料スラグとする。この燃料ス
ラグを検査後、被覆管に挿入して燃料組立11後、高速炉
燃料12とする。
【0005】また、燃料が酸化物の場合、上記プロセス
で再処理するためには、U酸化物およびTRU酸化物を
還元し、それぞれの金属とする必要がある。U酸化物お
よびTRU酸化物を還元する方法としては、CaやMg
を還元材に用いた高温化学反応が用いられる。プルトニ
ウム酸化物については、還元材にLiを用いるプロセス
が米国特許第 5118343号明細書により開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】軽水炉の使用済燃料か
らPuとMAを分離しないで一括して回収し、高速炉へ
リサイクルする場合、PuとMAの量の相対関係が調節
できないため、高速炉炉心にこのPuとMAを装荷、燃
焼させると、PuとMAの消費量の相対関係が前記軽水
炉側から得られるPuとMAの量の相対関係と必ずしも
一致しない。ちなみに、これらの量の絶対値は軽水炉お
よび高速炉の各出力規模およびプラント基数の設定によ
り任意に調節可能である。
【0007】このように高速炉におけるPuとMAの消
費量の相対関係が軽水炉側から得られるPuとMAの量
の相対関係と一致しない場合、軽水炉側からのPuとM
Aの供給量が高速炉におけるPuとMAの消費量と整合
がとれないためにマスバランスがくずれる。
【0008】例えば、軽水炉側からのPuの供給量が高
速炉におけるPuの消費量が一致しているとしても、軽
水炉側からのMAの供給量が高速炉におけるMAの消費
量よりも多い場合には、軽水炉側からのMAの余剰供給
分が燃え残り、そのようにしてPuとMAのリサイクル
を繰り返すと、高速炉におけるMAの量がリサイクル毎
に変化し、同一プラントによる定常運転が困難になる。
【0009】その結果、軽水炉と高速炉とも共存させる
にあたり、TRUを核燃料として効率的に利用するため
の核燃料リサイクルシステム、すなわち、アクチニドリ
サイクルシステムの構築が困難になる。また、TRUを
効率的に燃焼することができないということは、TRU
廃棄物の蓄積量が多くなり、それらを処分するための施
設がより多く必要となり、それらの施設や原子炉および
再処理施設間の輸送も含め、経済的および技術的負担が
大きくなることにもつながる課題がある。
【0010】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、軽水炉と高速炉の共存させるアクチニドリ
サイクルシステムにおいて、UとともにTRUを核燃料
として効率的に利用しながら、TRU廃棄物の蓄積を制
御することができるアクチニドリサイクルシステムを提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は高速炉
と、軽水炉および核燃料リサイクルのための施設からな
り、核燃料物質としてウラン、プルトニウムおよびマイ
ナアクチニドをリサイクルするアクチニドリサイクルシ
ステムにおいて、前記高速炉におけるプルトニウムとマ
イナアクチニドの正味の各年間平均消費量(燃焼消滅量
−新規生成量)が、前記軽水炉から取り出されるプルト
ニウムとマイナアクチニドの各年間平均取り出し量とそ
れぞれほぼ同量となるようにするため、前記高速炉にお
ける超ウラン元素の生成反応量および消滅核反応量に基
づき、装荷新燃料中の超ウラン元素量およびウラン量が
調整された高速炉を有することを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は前記軽水炉と軽水炉使用
済み燃料からプルトニウムとマイナアクチニドを回収
し、酸化物または窒化物あるいは金属合金の高速炉燃料
を製造する核燃料リサイクルを最初に建設、運転し、前
記軽水炉の使用済み燃料のみから回収されたウランとプ
ルトニウムとマイナアクチニドを利用して、製造された
燃料によって高速炉の初期炉心を構成することを特徴と
する。
【0013】請求項3の発明は前記高速炉の初期炉心
は、濃縮ウランで構成し、その後のリサイクルでウラン
とプルトニウムとマイナアクチニドからなる酸化物また
は窒化物あるいは金属合金の燃料に変更することを特徴
とする。
【0014】請求項4の発明は前記軽水炉の使用済酸化
物燃料からの超ウラン元素の取り出しを、プルトニウム
とマイナアクチニドを分離しないで一括して回収し、前
記軽水炉から取り出した超ウラン元素を高速炉へリサイ
クルし、高速炉から取り出した超ウラン元素を再度高速
炉へリサイクルすることを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は軽水炉使用済酸化物燃料
からのウランとプルトニウムとマイナアクチニドの回収
を溶融塩中でのリチウムまたはカルシウムあるいはマグ
ネシウムによる還元と電解精製を組み合わせた乾式再処
理により行い、高速炉でのリサイクルを溶融塩電解精製
を利用した乾式法により行うことを特徴とする。
【0016】請求項6の発明は前記軽水炉の使用済酸化
物燃料からのウランとプルトニウムとマイナアクチニド
の回収を溶融塩中で塩素ガスにより溶解し、電解精製で
黒鉛製の電極を用いてウランとプルトニウムを酸化物
で、マイナアクチニドを金属としてそれぞれ電解析出さ
せる乾式法により行い、得られた析出物を粉砕して洗浄
後、被覆管に振動充填して高速炉用燃料として使用し、
高速炉での使用済み燃料のリサイクルも同じ溶融塩電解
精製を利用した乾式法と振動充填燃料により行うことを
特徴とする。
【0017】請求項7の発明は前記軽水炉燃料からのプ
ルトニウムをピューレックス法により回収し、前記ピュ
ーレックス法処理により発生した高レベル廃液からのマ
イナアクチニドをトルックス法により回収した後、脱硝
して酸化物とし、次に溶融塩中でリチウムまたはカルシ
ウムあるいはマグネシウムによる還元と電解精製を組み
合わせた乾式法によりマイナアクチニドとランタニド核
分裂生成物を分離することを特徴とする。
【0018】請求項8の発明は前記軽水炉燃料からのプ
ルトニウムをピューレックス法により回収し、前記ピュ
ーレックス法により発生した高レベル廃液からのマイナ
アクチニドをトルックス法により回収した後、脱硝して
酸化物としてから溶融塩中で塩素ガスにより溶解し、電
解精製で黒鉛製電極を用いてウランとプルトニウムを酸
化物で、マイナアクチニドを金属としてそれぞれ電解析
出させる乾式再処理により行い、得られた析出物を粉砕
して洗浄後、被覆管に振動充填して高速炉用燃料として
使用することを特徴とする。
【0019】請求項9の発明は前記軽水炉および高速炉
の使用済み燃料から回収したウラン、プルトニウム、マ
イナアクチニドを窒化物に転換したのちペレットまたは
振動充填燃料として高速炉で利用することを特徴とす
る。請求項10の発明は前記高速炉、軽水炉および燃料リ
サイクルのための施設を同一敷地内に設置してなること
を特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1では、図8
に示したようにそれぞれ一基または複数基の高速炉37と
軽水炉38および核燃料リサイクルのための施設39,40,
41からなり、使用済燃料としてU、PuおよびMAをリ
サイクルするアクチニドリサイクルシステムにおいて、
前記高速炉37におけるPuとMAの正味の各年間平均消
費量(燃焼消滅量−新規生成量)が、前記軽水炉から取
り出されるPuとMAの各年間平均取り出し量とそれぞ
れほぼ同量となるように、図1に示す核反応チェーンに
基づき高速炉におけるTRUの生成反応量および消滅核
反応量に着目して、装荷新燃料中のTRU量およびウラ
ン量が調整された高速炉を用いたものである。
【0021】高速炉におけるPuの燃焼消滅は、Puの
主として核分裂反応によるものであり、その量は炉心熱
出力が一定であればPuの装荷濃度には強くは依存せ
ず、ほぼ一定となる。一方、Puの新規生成量は主とし
てU−238 の中性子捕獲反応によるものであり、U装荷
濃度、換言すればTRU装荷濃度に依存する。したがっ
て、TRU装荷濃度を高くすると、Uからの新規生成量
が少なくなるためPuの正味の年間平均消費量は多くな
る。
【0022】また、高速炉におけるMAの燃焼消滅は、
MAの核分裂および中性子捕獲反応度によるものであ
り、その量はMA装荷濃度、ひいてはTRU装荷濃度に
依存する。すなわち、TRU装荷濃度を高くするとMA
の燃焼消滅量は多くなる。
【0023】一方、高速炉において新規に生成されるM
Aは具体的にはアメリシウム 241(Am−241 )および
アメリシウム 243(Am−243 )が支配的であるため、
図1に示した核種変換チェーンからも明らかなように、
MAの新規生成量は主としてPuの中性子捕獲反応によ
るものであり、その新規生成量はPu装荷濃度、ひいて
はTRU装荷濃度に依存する。すなわち、TRU装荷濃
度が高くするとPuの装荷濃度が高くなるため、MAの
新規生成量は多くなる。
【0024】そこで、高速炉におけるPuとMAの正味
の各年間消費量(燃焼消滅量−新規生成量)のTRU装
荷濃度依存性を、図1に示した核種変換チェーンに基づ
き解析評価した。その結果を図2に示す。図2は高速炉
酸化物燃料の場合の中性子スペクトルを想定して燃焼解
析を行い、PuとMAのそれぞれの正味の年間消費量を
評価した結果である。なお、図2の評価においては、T
RU装荷濃度とは、 TRUの装荷濃度:TRU/(TRU+U)×100(%) と定義し、炉心全熱出力2600MWt 、酸化物燃料炉心を想
定して行った。図2から明らかなようにTRU装荷濃度
を高くすると、Puの正味の年間消費量は増加し、逆
に、MAの正味の年間消費量は減少することがわかる。
【0025】図3は、この結果を、(MAの正味の年間
消費量)に対する(Puの正味の年間消費量)の比とし
て示したものである。図3から明らかなようにPuとM
Aの正味の年間消費量の相対関係は、TRU装荷濃度に
より制御可能であることがわかる。したがって、軽水炉
の使用済燃料から得られるPuとMAの量の相対値に応
じて高速炉におけるTRU装荷濃度を調整することによ
り、軽水炉側からのPuとMAの供給量と高速炉におけ
るPuとMAの正味の消費量との整合をとることができ
る。その結果、高速炉と軽水炉の共存が可能となる。
【0026】なお、軽水炉側からのPuとMAの供給量
および高速炉におけるPuとMAの正味の消費量の絶対
値は、それぞれ軽水炉および高速炉の出力規模、基数を
調整することにより任意に調整できることは言うまでも
ない。
【0027】ここで、高速炉の初期炉心を構成するため
のPuとMAが他から入手できない場合には、請求項2
に述べたように最初に軽水炉の使用済み燃料を処理し、
初期炉心を構成するのに必要なPuとMAを回収し、こ
れによって高速炉燃料を製造する核燃料サイクル施設を
最初に建設し、必要な期間運転してから高速炉を建設す
ることが考えられる。
【0028】請求項3で述べたように、アクチニドリサ
イクルシステムにおいて、高速炉の初期炉心を濃縮Uで
構成し、その後のリサイクルで徐々に増殖されるPuお
よびMAを添加することにより、U濃縮度を徐々に低下
し、最終的に劣化Uと回収PuおよびMAで高速炉の炉
心が抗せされるようにすることもできる。
【0029】請求項4では、軽水炉使用済燃料からのT
RUの取り出しをPuとMAを分離しないで一括して回
収することにより行い、軽水炉から取り出されたTRU
は高速炉へリサイクルし、高速炉から取り出されたTR
Uは再度高速炉へリサイクルするようにしたものであ
る。
【0030】請求項5では、請求項4において、図4に
示したように軽水炉使用済み燃料13からのUとPuとM
Aの回収を溶融塩中でリチウム還元14および溶融塩分離
15と電解精製3を組み合わせた乾式再処理により行い、
高速炉でのリサイクルは溶融塩電解16の精製を利用した
乾式法により行うものである。
【0031】すなわち、軽水炉使用済み燃料13は解体・
せん断2の工程で燃料集合体を解体し、燃料要素をせん
断後アルカリ金属元素の塩化物またはアルカリ土類元素
の塩化物または、これらの塩化物を混合した溶融塩中で
500〜 800℃でLi還元材として使用済み燃料中のU、
TRU酸化物を金属に還元する。還元によって生じた酸
化リチウム17は溶融塩電解16の工程の溶融塩中で電気的
に還元され金属リチウム18として再利用される。金属に
還元されたU、TRUは溶融塩分離15の工程で、溶融塩
と分離され、電解精製3の工程へ送られる。
【0032】電解精製3の工程以降は図11の従来技術で
述べた金属燃料の電解精製工程と同じであるが、軽水炉
使用済み燃料を処理した場合には、TRUに対するUの
量が高速炉で必要とする割合より大きいので一部の余剰
Uを将来の燃料として余剰ウラン貯蔵19するかレーザー
法等で再濃縮し、プルトニウム富化度調整20し、軽水炉
燃料として再利用する。
【0033】高速炉でのリサイクルには図11の従来技術
で述べた金属燃料の電解精製工程を用いる。なお、リチ
ウムの代りにカルシウムまたはマグネシウムを使用する
こともできる。
【0034】また、請求項6は、請求項4における軽水
炉使用済酸化物燃料からのUとPuとMAの回収を溶融
塩中での図5(a)〜(c)に示したような工程で行
う。図5(a)はルツボ21内の溶融塩(NaCl−KC
l)22中にガス導入管23から塩素ガスを吹き込んでいる
溶融工程を示し、(b)は陰極24にUO2 が電解析出す
る工程を示し、(c)は酸素・塩素混合ガスをガス導入
管23から吹き込みPuO2 ,UO2 を電極25に電解析出
工程を示している。この工程で得られた顆粒状の酸化U
および酸化Puおよび金属MAを所定の混合割合で被覆
管に振動充填し、高速炉の燃料として使用する方法であ
る。
【0035】すなわち、軽水炉使用済み燃料は、燃料集
合体を解体し、燃料要素として、被覆管を脱被覆し、図
5(a)にし示すように燃料酸化物をアルカリ金属元素
の塩化物またはアルカリ土類元素の塩化物または、これ
らの塩化物を混合した溶融塩22中で 500〜 800℃で塩素
ガスによって溶融する。
【0036】次に、図5(b)に示すようにグラファイ
ト製陰極24を溶融塩22中に挿入してグラファイト製ルツ
ボ21を陽極とすると、溶融しているUの酸化物イオン
(ウラニル)のみが電気化学的に還元され、2酸化ウラ
ンとして析出する。
【0037】そして、図5(c)に示すように塩素と酸
素の混合ガスを溶融塩22中に吹き込むとPuイオンは、
Pu酸化物イオン(プルトニル)となる。この状態で、
グラファイト製の他の電極25を溶融塩22中に挿入してグ
ラファイト製のルツボを陽極とすると溶融しているウラ
ニルとプルトニルが電気化学的に還元され、2酸化ウラ
ンと2酸化プルトニウムの固溶体として析出する。
【0038】最後にこれらの析出物を破砕して、溶融塩
を洗浄後、粒径を分類し、所定の粒径分布で被覆管中に
挿入し、被覆管ごと鉛直方向に衝撃振動を与え充填密度
を高めるという振動充填により高速炉用の燃料とする。
【0039】さらに請求項7では、請求項4に示した軽
水炉燃料からのPuの回収をPurex法により行い、
前記Purex法により処理して発生した高レベル廃液
からのMAの回収を、図6に示すようにTRUEX法、
またはしゅう酸沈殿法により処理した後、脱硝して酸化
物としてから溶融塩中でリチウムまたはカルシウムまた
はマグネシウムによる還元と電解精製を組み合わせた乾
式法によりMAとランタニド核分裂生成物を分離するこ
とにより行うものである。
【0040】図6で、高レベル廃液26中のTRUとFP
(RE)は、CMPOと呼ばれる有機溶媒による抽出、
つまりTRUEX法によるTRU抽出27、または、しゅ
う酸との共沈によって高レベル廃液から分離されマイク
ロ波等によって高温で脱硝28され酸化物となる。CMP
OはOctyl (phenyl)-N.N-isobutylcarabamoylmethylp
hosphineOxide の略である。
【0041】このTRU酸化物およびRE酸化物29をア
ルカリ金属元素の塩化物またはアルカリ土類元素の塩化
物または、これらの塩化物を混合した溶融塩中で 500〜
800℃でLi還元14として使用済み燃料中のTRU酸化
物のみを金属に還元し、沈殿させる。
【0042】すなわち、図7に示すようにLiの酸化物
生成標準自由エネルギーは、Pu、Np、Amで代表さ
れるTRUのそれより小さく酸化物としてより安定であ
る。(負の方向に大きい)、このためLiとTRU酸化
物を反応させるとLi酸化物が生成されTRUは金属と
なる。また、 500〜 800℃では、Uよりも小さいのでT
RUと同伴する残留Uの金属として沈殿する。
【0043】一方、図7に示すようにNd、Ceで代表
されるREの酸化物生成標準自由エネルギーは、Liの
それより小さく酸化物としてより安定である(負の方向
に大きい)、このためLiとRE酸化物を反応させても
REは、金属には還元されず溶融塩中に残留するためT
RUと分離できる。
【0044】沈殿したTRU金属は、図11の電解精製3
の工程で精製する。精製されたTRU30の金属は、U、
Zrと合金化して金属燃料として燃焼することもできる
が、必要に応じて転換31工程でTRU酸化物や窒化物32
に転換して燃料とすることもできる。
【0045】転換31の方法としては、高温下で酸素ガス
または窒素ガスと反応させそれぞれ酸化物および窒化物
つまり[TRU]O2 または[TRU]N32とする方法
や、一度硝酸に溶解してマイクロ波等で高温にして脱硝
し酸化物とすることができる。なお、図6中符号33はF
P,34はTRU(Am、Cm、Np)・FP(RE),
35は[RE]OCl,36は[TRU]、[RE]OCl
を示している。
【0046】また、請求項8では、請求項4に示した軽
水炉燃料からのPuの回収をPurex法により行い、
前記Purex法により処理して発生した高レベル廃液
からのMAの回収を、図6に示すようにTRUEX法ま
たは、しゅう酸沈殿法により処理した後、脱硝して酸化
物としてから図5(a)に示したようにアルカリ金属元
素の塩化物またはアルカリ土類元素の塩化物または、こ
れらの塩化物を混合した溶融塩22中で 500〜 800℃で塩
素ガスによって溶解する。
【0047】次に、図5(b)に示したようにグラファ
イト製の陰極24を溶融塩24中に挿入してグラファイト製
のルツボ21を陽極とすると溶融しているUの酸化物イオ
ン(ウラニル)のみが電気化学的に還元され、2酸化ウ
ランとして析出する。次に、図5(c)に示したように
塩素と酸素の混合ガスを溶融塩22中に吹き込むと、Pu
イオンは、Pu酸化物イオン(プルトニル)となる。
【0048】この状態で、グラファイト製の別の電極25
を溶融塩22中に挿入してグラファイト製のルツボ21を陽
極とすると溶融しているウラニルとプルトニルが電気化
学的に還元され、2酸化ウランと2酸化プルトニウムの
固溶体として析出する。
【0049】最後にこれらの析出物を破砕して、溶融塩
を洗浄後、粒径を分類し、所定の粒径分布で被覆管中に
挿入し、被覆管ごと鉛直方向に衝撃振動を与え充填密度
を高めるという振動充填により高速炉用の燃料とする。
【0050】また、請求項9では、請求項4、5、7で
得られる金属状態のU,Pu,MAを窒素ガスと反応さ
せ窒化物としたのち、焼結してペレット状または、その
まま振動充填して、被覆管との熱伝達を向上するための
ボンドNaを加え高速炉燃料として使用する。
【0051】請求項10では、請求項1、2、3のアクチ
ニドリサイクルシステムを同一サイトに建設し、使用済
み燃料や新燃料を地下通路で輸送することにより、キャ
スクによる輸送の省略や電源や冷却、制御系等の設備を
共有化した構成としたものである。
【0052】上述したように本発明に係るアクチニドリ
サイクルシステムは、高速炉と軽水炉および核燃料リサ
イクルのための施設からなり、核燃料物質としてウラン
(U)、プルトニウム(Pu)およびマイナアクチニド
(MA)をリサイクルするアクチニドリサイクルシステ
ムにおいて、前記高速炉におけるPuとMAの正味の各
年間平均消費量(燃焼消滅量−新規生成量)が、前記軽
水炉から取り出されるPuとMAの各年間平均取り出し
量とそれぞれほぼ同量となるように、図1に示す核種変
換チェーン基づき前記高速炉における超ウラン元素(T
RU:Pu+MA)の生成反応量および消滅各反応量に
着目して、装荷新燃料中のTRU量およびウラン量が調
整された高速炉を用いたものである。
【0053】前述のように図1に示す核種変換チェーン
に基づき高速炉におけるTRU装荷濃度を調整すること
により、高速炉におけるPuとMAの正味の年間消費量
の相対関係を制御可能である。これにより、軽水炉の使
用済燃料から得られるPuとMAの量の相対値に、高速
炉におけるPuとMAの正味の消費量の相対値を合わせ
ることが可能となり、軽水炉側からのPuとMAの供給
量と高速炉におけるPuとMAの正味の消費量との整合
をとることができる。
【0054】その結果、軽水炉側からのMAの余剰供給
分が燃え残ったりすることはないため、PuとMAのリ
サイクルを繰り返しても、高速炉におけるMAの量がリ
サイクル毎に変化せず一定となり、同一プラントによる
定常運転が可能になる。ひいては、軽水炉と高速炉の共
存時代において、TRUを核燃料として効率的に利用す
るための核燃料リサイクルシステム、すなわち、アクチ
ニドリサイクルシステムの構築が可能になる。
【0055】また、TRUを効率的に燃焼することがで
きるため、TRU廃棄物の蓄積量を抑制でき、それらを
処分するための経済的および技術的負担をも軽減するこ
とが可能となり、酸化物の還元材としてLiを利用する
ことによってTRUとの分離が困難なREのFPを分離
することができ工程が大幅に簡素化される。
【0056】
【実施例】本発明の係るアクチニドリサイクルシステム
の一実施例を説明する。図8は、アクチニドリサイクル
システムの施設の全体構成例とその施設間の核燃料の流
れの例を表す概念図である。このアクチニドリサイクル
システムは、高速炉37、軽水炉38、軽水炉使用済燃料再
処理施設39、高速炉用燃料成型加工施設40および高速炉
使用済燃料再処理施設41により構成されている。核燃料
物質としては使用済燃料のPu、MAおよびUを利用し
ている。
【0057】軽水炉38から取り出された使用済燃料から
軽水炉使用済燃料再処理施設39においてPu、MAが回
収され、高速炉用燃料成型加工施設40において高速炉用
燃料に成型加工され、高速炉37において使用される。そ
の後、高速炉37から取り出された使用済燃料は、高速炉
使用済燃料再処理施設41において再処理され、Pu,M
AおよびUが回収され、再度、高速炉用燃料成型加工施
設40に送られる。そして、高速炉用燃料に成型加工さ
れ、再利用される。
【0058】ただし、核燃料物質は、高速炉37において
使用されると、核分裂により燃焼するため量が減少する
ため、再利用するためには、高速炉用燃料成型加工施設
40において、再度、成型加工される際にその減少分を軽
水炉使用済燃料再処理施設39において回収されたPu、
MAを補給する。
【0059】この実施例では高速炉37におけるPuとM
Aの年間平均消費量は、軽水炉38から取り出されるPu
とMAの年間平均取り出し量とそれぞれ一致するため、
図8に示したPuとMAの量の流れが常に一定に保たれ
る。
【0060】図8における出力 100万KWe の高速炉37の
炉心の縦断面図を図9に示し、横断面図を図10に示す。
図9中符号42は炉心分、43は上部ガスプレナム部、44は
下部遮へい体部であり、図10中符号45は炉心燃料集合体
で 475体あり、46は制御棒で36体ある。炉心部42のTR
U装荷濃度は23%であり、PuとMAの内訳は、Puが
20.9%、MAが 2.1%である。これらは、図1に示す核
種変換チェーンに基づき、高速炉酸化物燃料の場合の中
性子スペクトルを想定して燃焼解析を行い、PuとMA
のそれぞれの正味の年間消費量を評価した図2を用い
て、高速炉1におけるPuとMAの年間平均消費量が軽
水炉2から取り出されるPuとMAの年間平均取り出し
量とそれぞれ一致するように設定したものである。な
お、ここで、Pu同位体の組成内訳およびMAの組成内
訳は軽水炉2から取り出されたものと同一であり、それ
ぞれ、 Pu-239:Pu-240:Pu-241:Pu-242=58:24:14:4(%) Np-237:Am-241:Am-243:Cm-244=52.7:33.8:10.9:2.6 (%) である。電気出力は1000MWe 、炉心の熱出力は2600MWt
である。この高速炉1のPuとMAの正味の年間消費量
は、それぞれ 240kg/年および26kg/年であり、これ
は、電気出力 130万KWe の軽水炉1から年間取り出され
るPuとMAの量にほぼ等しい。
【0061】したがって、上記実施例の場合、軽水炉側
からのMAの余剰供給分が燃え残ったりすることはない
ため、PuとMAのリサイクルを繰り返しても、高速炉
におけるMAの量がリサイクル毎に変化せず一定とな
り、同一プラントによる定常運転が可能になっている。
【0062】また、軽水炉と高速炉の共存時代におい
て、TRUを核燃料として効率的に利用するための核燃
料リサイクルシステム、すなわち、アクチニドリサイク
ルシステムが提供されている。さらに、TRUを効率的
に燃焼することができるため、TRU廃棄物の蓄積量を
制御でき、それらを処分するための経済的および技術的
負担をも軽減される。
【0063】上記実施例では、高速炉37における燃料形
態が酸化物の場合であるが、金属燃料および窒化物燃料
を用いた場合においても、同様の考え方にて、実施可能
である。また、軽水炉38から取り出されるPuとMAの
量が上記例とは異なる場合においても、やはり同様の考
え方で実施可能であり、本発明は軽水炉38の種類の如何
に拘らず、適用可能である。
【0064】上記実施例においては、高速炉37のための
Uは、軽水炉38とは別のところ、例えば、ウラン濃縮工
場からの未使用の劣化ウランを用いているが、軽水炉38
の使用済燃料から回収したUを用いても良い。さらに、
組み合わせる軽水炉38と高速炉37それぞれの電気出力と
基数についても上記実施例に限定されず、PuとMAの
生成と消滅のバランスを満足する任意の組み合わせが可
能である。
【0065】また軽水炉使用済燃料再処理施設39におけ
る軽水炉使用済燃料からのPuとMAの取り出しを、P
uとMAを分離しないで一括して回収して高速炉37へ供
給する場合、PuとMAの回収のための2種の設備を有
する必要がなくなるため、軽水炉使用済燃料再処理施設
39の設備の合理化が可能となり、燃料サイクルコストが
低減される。
【0066】さらに、図8に示した各施設を同一敷地内
に設置することにより、Pu等TRUの使用場所が限定
されるため、核不拡散上の観点からも好ましいアクチニ
ドリサイクルシステムが実現できる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、軽水炉側からのMAの
余剰供給分が燃え残ったりすることがないため、Puと
MAのリサイクルを繰り返しても、高速炉におけるMA
の量がリサイクル毎に変化せず一定となり、同一プラン
トによる定常運転が可能になっている。
【0068】また、軽水炉と高速炉の共存時代を想定し
た場合、TRUを核燃料として効率的に利用するための
アクチニドリサイクルシステムにおいて、TRUを効率
的に燃焼することができるため、TRUの廃棄物の蓄積
量を制御でき、それらを処分するための経済的および技
術負担をも軽減される。
【0069】さらに、軽水炉および高速炉の使用済燃料
再処理施設の合理化が可能となり、ひいては、燃料サイ
クルコストが低減され、Pu等TRUの使用場所が限定
されるため、核不拡散上の観点からも好ましいアクチニ
ドリサイクルシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための核種変換
チェーンを示す系統図。
【図2】同じく、高速炉酸化物燃料の場合のPuとMA
のそれぞれの正味の年間消費量を評価した結果を示す特
性図。
【図3】図2の結果をMAの正味の年間消費量に対する
Puの正味の年間消費量の比として示す特性図。
【図4】本発明の請求項5に係る軽水炉使用済み燃料の
リサイクル工程を示す工程図。
【図5】(a)は本発明の請求項6における軽水炉使用
済み燃料からのU,Pu,MAの回収を行う溶融塩中で
の溶解工程を示す縦断面図、(b)は同じくUO2 の電
解析出工程を示す縦断面図、(c)は同じくPuO2
UO2 の電解析出工程を示す縦断面図。
【図6】本発明の請求項7における軽水炉使用済み燃料
の再処理で発生する高レベル廃液からTRUを回収する
リサイクル工程図。
【図7】本発明の作用を説明するためのTRUおよびL
iおよび希土類の酸化物生成標準自由エネルギの温度依
存性を示す特性図。
【図8】本発明に係るアクチニドリサイクルシステムの
一実施例を示す流れ線図。
【図9】図8における高速炉の炉心を概略的に示す縦断
面図。
【図10】図8における高速炉の炉心を概略的に示す横
断面図。
【図11】従来の高速炉の使用済み燃料再処理プロセス
を説明するための工程図。
【符号の説明】
1…高速炉使用済み燃料、2…解体・せん断、3…電解
精製、4…固体陰極、5…カドミウム陰極、6…塩分
離、7…ウラン、8…射出成型による燃料スラグ製造、
9…カドミウム蒸留、10…ウラン・プルトニウム、11…
燃料組立、12…高速炉燃料、13…軽水炉使用済み燃料、
14…リチウム還元、15…溶融塩分離、16…溶融塩電解、
17…酸化リチウム、18…リチウム、19…余剰ウラン貯
蔵、20…プルトニウム富化度調整、21…ルツボ、22…溶
融塩(NaCl−KCl)、23…ガス導入管、24…陰
極、25…他の電極、26…高レベル廃液、27…TRU抽
出、28…脱硝、29…TRU酸化物およびRE酸化物、30
…TRU、31…転換、32…[TRU]O2 または[TR
U]N、33…FP、34…TRU(Am,Cm,Np)、
FP(RE)、35…[RE]OCl、36…[TRU],
[RE]OCl、37…高速炉、38…軽水炉、39…軽水炉
使用済燃料再処理施設、40…高速炉用燃料成型加工施
設、41…高速炉使用済燃料再処理施設、42…炉心部、43
…上部ガスプレナム部、44…下部遮へい体部、45…炉心
燃料集合体、46…制御棒。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速炉と、軽水炉および核燃料リサイク
    ルのための施設からなり、核燃料物質としてウラン、プ
    ルトニウムおよびマイナアクチニドをリサイクルするア
    クチニドリサイクルシステムにおいて、前記高速炉にお
    けるプルトニウムとマイナアクチニドの正味の各年間平
    均消費量(燃焼消滅量−新規生成量)が、前記軽水炉か
    ら取り出されるプルトニウムとマイナアクチニドの各年
    間平均取り出し量とそれぞれほぼ同量となるようにする
    ため、前記高速炉における超ウラン元素の生成反応量お
    よび消滅核反応量に基づき、装荷新燃料中の超ウラン元
    素量およびウラン量が調整された高速炉を有することを
    特徴とするアクチニドリサイクルシステム。
  2. 【請求項2】 前記軽水炉と軽水炉使用済み燃料からプ
    ルトニウムとマイナアクチニドを回収し、酸化物または
    窒化物あるいは金属合金の高速炉燃料を製造する核燃料
    リサイクルを最初に建設、運転し、前記軽水炉の使用済
    み燃料のみから回収されたウランとプルトニウムとマイ
    ナアクチニドを利用して、製造された燃料によって高速
    炉の初期炉心を構成することを特徴とする請求項1記載
    のアクチニドリサイクルシステム。
  3. 【請求項3】 前記高速炉の初期炉心は、濃縮ウランで
    構成し、その後のリサイクルでウランとプルトニウムと
    マイナアクチニドからなる酸化物または窒化物あるいは
    金属合金の燃料に変更することを特徴とする請求項1記
    載のアクチニドリサイクルシステム。
  4. 【請求項4】 前記軽水炉の使用済酸化物燃料からの超
    ウラン元素の取り出しをプルトニウムとマイナアクチニ
    ドを分離しないで一括して回収し、前記軽水炉から取り
    出した超ウラン元素を高速炉へリサイクルし、高速炉か
    ら取り出した超ウラン元素を再度高速炉へリサイクルす
    ることを特徴とする請求項1記載のアクチニドリサイク
    ルシステム。
  5. 【請求項5】 前記軽水炉使用済酸化物燃料からのウラ
    ンとプルトニウムとマイナアクチニドの回収を溶融塩中
    でのリチウムまたはカルシウムあるいはマグネシウムに
    よる還元と電解精製を組み合わせた乾式再処理により行
    い、高速炉でのリサイクルを溶融塩電解精製を利用した
    乾式法により行うことを特徴とする請求項1記載のアク
    チニドリサイクルシステム。
  6. 【請求項6】 前記軽水炉の使用済酸化物燃料からのウ
    ランとプルトニウムとマイナアクチニドの回収を溶融塩
    中で塩素ガスにより溶解し、電解精製で黒鉛製の電極を
    用いてウランとプルトニウムを酸化物で、マイナアクチ
    ニドを金属としてそれぞれ電解析出させる乾式法により
    行い、得られた析出物を粉砕して洗浄後、被覆管に振動
    充填して高速炉用燃料として使用し、高速炉での使用済
    み燃料のリサイクルも同じ溶融塩電解精製を利用した乾
    式法と振動充填燃料により行うことを特徴とする請求項
    1記載のアクチニドリサイクルシステム。
  7. 【請求項7】 前記軽水炉燃料からのプルトニウムをピ
    ューレックス法により回収し、前記ピューレックス法処
    理により発生した高レベル廃液からのマイナアクチニド
    をトルックス法により回収した後、脱硝して酸化物と
    し、次に溶融塩中でリチウムまたはカルシウムあるいは
    マグネシウムによる還元と電解精製を組み合わせた乾式
    法によりマイナアクチニドとランタニド核分裂生成物を
    分離することを特徴とする請求項1記載のアクチニドリ
    サイクルシステム。
  8. 【請求項8】 前記軽水炉燃料からのプルトニウムをピ
    ューレックス法により回収し、前記ピューレックス法に
    より発生した高レベル廃液からのマイナアクチニドをト
    ルックス法により回収した後、脱硝して酸化物としてか
    ら溶融塩中で塩素ガスにより溶解し、電解精製で黒鉛製
    電極を用いてウランとプルトニウムを酸化物で、マイナ
    アクチニドを金属としてそれぞれ電解析出させる乾式再
    処理により行い、得られた析出物を粉砕して洗浄後、被
    覆管に振動充填して高速炉用燃料として使用することを
    特徴とする請求項1記載のアクチニドリサイクルシステ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記軽水炉および高速炉の使用済み燃料
    から回収したウラン、プルトニウム、マイナアクチニド
    を窒化物に転換したのちペレットまたは振動充填燃料と
    して高速炉で利用することを特徴とする請求項1記載の
    アクチニドリサイクルシステム。
  10. 【請求項10】 前記高速炉、軽水炉および燃料リサイ
    クルのための施設を同一敷地内に設置してなることを特
    徴とする請求項1記載のアクチニドリサイクルシステ
    ム。
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