JPH0943802A - 写真感光材料処理装置 - Google Patents
写真感光材料処理装置Info
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- JPH0943802A JPH0943802A JP19347695A JP19347695A JPH0943802A JP H0943802 A JPH0943802 A JP H0943802A JP 19347695 A JP19347695 A JP 19347695A JP 19347695 A JP19347695 A JP 19347695A JP H0943802 A JPH0943802 A JP H0943802A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 写真感光材料処理装置の処理タンクにおける
処理液の液面を所定の高さに正確に保持することができ
る、処理タンクのカスケード配管を提供する。 【解決手段】 同一種類の処理液を収容する複数の処理
タンクが、上端に開口を備えたオーバーフロー管のみを
内部に有する少なくとも1個の処理タンクと、上端に開
口を備えたオーバーフロー管と該オーバーフロー管の開
口の高さよりも高い上端の位置に開口を備えたカスケー
ド管とを内部に有する処理タンクとからなり、関連する
処理タンク同士の一つの処理タンクのオーバーフロー管
と別の処理タンクのカスケード管とが配管で連結され、
かつ前記オーバーフロー管の開口の高さが配管で連結さ
れた前記カスケード管の開口よりも高くされている。
処理液の液面を所定の高さに正確に保持することができ
る、処理タンクのカスケード配管を提供する。 【解決手段】 同一種類の処理液を収容する複数の処理
タンクが、上端に開口を備えたオーバーフロー管のみを
内部に有する少なくとも1個の処理タンクと、上端に開
口を備えたオーバーフロー管と該オーバーフロー管の開
口の高さよりも高い上端の位置に開口を備えたカスケー
ド管とを内部に有する処理タンクとからなり、関連する
処理タンク同士の一つの処理タンクのオーバーフロー管
と別の処理タンクのカスケード管とが配管で連結され、
かつ前記オーバーフロー管の開口の高さが配管で連結さ
れた前記カスケード管の開口よりも高くされている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムや印画紙
などの写真感光材料を処理する装置(以下、単に写真処
理装置という)に関する。さらに詳しくは、前記写真処
理装置の現像部に設けられ、現像液、定着液などの処理
液を収容している複数の隣接する処理タンクの液面の高
さを適正に保持することができる写真処理装置に関す
る。
などの写真感光材料を処理する装置(以下、単に写真処
理装置という)に関する。さらに詳しくは、前記写真処
理装置の現像部に設けられ、現像液、定着液などの処理
液を収容している複数の隣接する処理タンクの液面の高
さを適正に保持することができる写真処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、現像処理装置は、写
真感光材料であるフィルムPを送り込む挿入部1と、フ
ィルムPを現像処理する現像部2と、現像処理したフィ
ルムPを乾燥する乾燥部3と、乾燥したフィルムPを貯
えておくストッカー4を備えており、また前記現像部2
には、補充タンク、補水タンクおよび廃液タンクなどが
接続されている。
真感光材料であるフィルムPを送り込む挿入部1と、フ
ィルムPを現像処理する現像部2と、現像処理したフィ
ルムPを乾燥する乾燥部3と、乾燥したフィルムPを貯
えておくストッカー4を備えており、また前記現像部2
には、補充タンク、補水タンクおよび廃液タンクなどが
接続されている。
【0003】前記現像部2には、フィルムPの発色現像
を行なう発色現像槽と、漂白を行なう漂白槽と、定着を
行なう定着槽と、現像を安定させる安定槽からなる処理
タンク5が組み込まれており、処理タンク5にはそれぞ
れ現像液、漂白液、定着液、安定液の処理液が入れられ
ている。また処理タンク5の内部にはラック8が組込ま
れている。現像部2の内部に送り込まれる写真感光材料
であるフィルムPは処理タンク5のラック8内を破線で
示すように搬送され、処理タンク5の処理液中に順次搬
送されて現像処理される。ラック8の内部には、フィル
ムPを移送させる搬送機構が組込まれている。この搬送
機構としては、フィルムPの先端が接続されるリーダの
角孔と係合可能な複数のスプロケット9を用いる。なお
本発明においては、フィルムPを現像させるものに限定
されるものではなく、写真感光材料として印画紙を現像
するばあいでは、前記搬送機構はその印画紙を挟持する
一対の送りローラが複数用いられているものを用いるこ
とができる。
を行なう発色現像槽と、漂白を行なう漂白槽と、定着を
行なう定着槽と、現像を安定させる安定槽からなる処理
タンク5が組み込まれており、処理タンク5にはそれぞ
れ現像液、漂白液、定着液、安定液の処理液が入れられ
ている。また処理タンク5の内部にはラック8が組込ま
れている。現像部2の内部に送り込まれる写真感光材料
であるフィルムPは処理タンク5のラック8内を破線で
示すように搬送され、処理タンク5の処理液中に順次搬
送されて現像処理される。ラック8の内部には、フィル
ムPを移送させる搬送機構が組込まれている。この搬送
機構としては、フィルムPの先端が接続されるリーダの
角孔と係合可能な複数のスプロケット9を用いる。なお
本発明においては、フィルムPを現像させるものに限定
されるものではなく、写真感光材料として印画紙を現像
するばあいでは、前記搬送機構はその印画紙を挟持する
一対の送りローラが複数用いられているものを用いるこ
とができる。
【0004】前記現像部2の処理タンク5の中には現像
液、定着液などの処理液6が収容されており、処理液6
の中をフィルムPが通過するときに各種の処理を受け
る。該処理工程において、処理液6の一部はフィルムP
に付着し、フィルムPとともにつぎの工程へと移送され
るので、そのままにしておくと処理タンク5内の処理液
6はしだいに減少する。そこで、一般には、フィルムP
の処理量に応じて、処理タンク5に充分な量の処理液6
が補充される。
液、定着液などの処理液6が収容されており、処理液6
の中をフィルムPが通過するときに各種の処理を受け
る。該処理工程において、処理液6の一部はフィルムP
に付着し、フィルムPとともにつぎの工程へと移送され
るので、そのままにしておくと処理タンク5内の処理液
6はしだいに減少する。そこで、一般には、フィルムP
の処理量に応じて、処理タンク5に充分な量の処理液6
が補充される。
【0005】これらの処理タンク5における処理液6の
液面は、図5に示すように、同一種類の処理液を含む隣
接する処理タンク5aおよび5bのあいだの隔壁11a
の適切な位置に設けられた切り欠き7aによって液面の
調整および保持が行なわれている(以下、切り欠き方式
という)。そのため、保持すべき液面の高さが最も高い
処理タンク5aに充分な量の処理液を補充することによ
り、余分に補充された処理液は切り欠き7aから隣の処
理タンク5bへとオーバーフローする。さらに、同様に
して処理タンク5bの余分な量の処理液6が切り欠き7
bから処理タンク5cにオーバーフローして処理タンク
5bの液面が所定の高さに保持され、このようにして順
次すべての処理タンク5の処理液6の液面が所定の高さ
に保持されることになる。
液面は、図5に示すように、同一種類の処理液を含む隣
接する処理タンク5aおよび5bのあいだの隔壁11a
の適切な位置に設けられた切り欠き7aによって液面の
調整および保持が行なわれている(以下、切り欠き方式
という)。そのため、保持すべき液面の高さが最も高い
処理タンク5aに充分な量の処理液を補充することによ
り、余分に補充された処理液は切り欠き7aから隣の処
理タンク5bへとオーバーフローする。さらに、同様に
して処理タンク5bの余分な量の処理液6が切り欠き7
bから処理タンク5cにオーバーフローして処理タンク
5bの液面が所定の高さに保持され、このようにして順
次すべての処理タンク5の処理液6の液面が所定の高さ
に保持されることになる。
【0006】このばあい、隔壁11に切り欠き7を設け
る代わりに、図6に示すように、所定の高さに開口を備
えたオーバーフロー管20aを処理タンク5aに設け、
このオーバーフロー管の下端と隣接する処理タンク5b
の底部とを配管12aで連結することによっても、切り
欠き方式と同様の液面保持が可能である(以下、底部配
管方式という)。または、前記オーバーフロー管20a
の下端を処理タンク5aの側壁13aに設けられた開口
と連結し、さらに該開口と、該開口よりも下方にあって
処理タンク5bの側壁13bに設けられた開口とを配管
で連結することによっても同様の液面保持が可能である
(以下、側壁配管方式という)。
る代わりに、図6に示すように、所定の高さに開口を備
えたオーバーフロー管20aを処理タンク5aに設け、
このオーバーフロー管の下端と隣接する処理タンク5b
の底部とを配管12aで連結することによっても、切り
欠き方式と同様の液面保持が可能である(以下、底部配
管方式という)。または、前記オーバーフロー管20a
の下端を処理タンク5aの側壁13aに設けられた開口
と連結し、さらに該開口と、該開口よりも下方にあって
処理タンク5bの側壁13bに設けられた開口とを配管
で連結することによっても同様の液面保持が可能である
(以下、側壁配管方式という)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記切
り欠き方式では、処理タンクの中に設置されているラッ
ク8と隔壁11とのあいだの間隔が小さいときには、こ
のあいだを流れる処理液の流れに対する抵抗が大きいの
で、切り欠き7への処理液の流れ込みが充分でないた
め、処理タンクの液面の高さを適正に保持できないとい
う欠点がある。また、処理液が流出する側の処理タンク
の液面は、処理液が流入する側の処理タンクの液面より
必ず高くなければならないので、各処理タンクの液面の
高さの選択および高さの変更の自由度はきわめて低い。
さらに、処理の仕様によってカスケードの組み合わせが
異なるため、隔壁に設けた切り欠きの存在が問題となる
ばあいがあり、いったん切り欠きを隔壁に設けてしまう
と、このようなばあいに対応できないので、処理タンク
の兼用が困難である。
り欠き方式では、処理タンクの中に設置されているラッ
ク8と隔壁11とのあいだの間隔が小さいときには、こ
のあいだを流れる処理液の流れに対する抵抗が大きいの
で、切り欠き7への処理液の流れ込みが充分でないた
め、処理タンクの液面の高さを適正に保持できないとい
う欠点がある。また、処理液が流出する側の処理タンク
の液面は、処理液が流入する側の処理タンクの液面より
必ず高くなければならないので、各処理タンクの液面の
高さの選択および高さの変更の自由度はきわめて低い。
さらに、処理の仕様によってカスケードの組み合わせが
異なるため、隔壁に設けた切り欠きの存在が問題となる
ばあいがあり、いったん切り欠きを隔壁に設けてしまう
と、このようなばあいに対応できないので、処理タンク
の兼用が困難である。
【0008】また、はじめは比重が同一の処理液であっ
たとしても、処理の過程で、隣接する別の処理液を含む
処理タンクから比重が異なる処理液が、いわゆる持ち込
みによって混入することがあり、このときは処理タンク
間で処理液の比重が同一でなくなる。そのため、底部配
管方式および側壁配管方式においては、配管で連結され
た処理タンク間の処理液の比重差の影響により、処理液
の所定の移動が起こらない可能性がある。たとえば、処
理液の比重が処理液を排出する流出側の処理タンクのほ
うが、処理液の供給を受ける流入側の処理タンクよりも
小さくなると、流入側の処理タンクの液面が、比重差に
相当する液圧分の高さだけ所定の高さより低い位置で安
定してしまうのである。
たとしても、処理の過程で、隣接する別の処理液を含む
処理タンクから比重が異なる処理液が、いわゆる持ち込
みによって混入することがあり、このときは処理タンク
間で処理液の比重が同一でなくなる。そのため、底部配
管方式および側壁配管方式においては、配管で連結され
た処理タンク間の処理液の比重差の影響により、処理液
の所定の移動が起こらない可能性がある。たとえば、処
理液の比重が処理液を排出する流出側の処理タンクのほ
うが、処理液の供給を受ける流入側の処理タンクよりも
小さくなると、流入側の処理タンクの液面が、比重差に
相当する液圧分の高さだけ所定の高さより低い位置で安
定してしまうのである。
【0009】さらに、処理タンクの液面の高さを所定の
高さに保持できないもう一つの原因は、処理液が前記切
り欠きまたはオーバーフロー管などを経由してオーバー
フローするときに、オーバーフローの液面の高さが切り
欠きの底面またはオーバーフロー管の開口面の高さと同
一のレベルになく、図3(a)に示すように、それらの
レベルよりもhだけ液面が上昇していることである。そ
して、この液面上昇量hは、たとえばオーバーフロー量
が多いほど大きくなるなど一定ではないので、処理液の
液面の高さを所定の高さに保持できないことをさらに助
長している。このばあい、前記切り欠きを用いると、処
理液の表面張力などの影響や、ラックが処理タンクに入
っており、それが抵抗となって処理液の切り欠きまでの
流れがスムーズに行なわれないなどの影響により液面が
上昇する。また、従来のオーバーフロー管を用いると、
オーバーフロー管の開口までの管の肉厚が一定なので、
切り欠きのばあいと同様、処理液の表面張力などの影響
により、4mm程度も液面が上昇する。
高さに保持できないもう一つの原因は、処理液が前記切
り欠きまたはオーバーフロー管などを経由してオーバー
フローするときに、オーバーフローの液面の高さが切り
欠きの底面またはオーバーフロー管の開口面の高さと同
一のレベルになく、図3(a)に示すように、それらの
レベルよりもhだけ液面が上昇していることである。そ
して、この液面上昇量hは、たとえばオーバーフロー量
が多いほど大きくなるなど一定ではないので、処理液の
液面の高さを所定の高さに保持できないことをさらに助
長している。このばあい、前記切り欠きを用いると、処
理液の表面張力などの影響や、ラックが処理タンクに入
っており、それが抵抗となって処理液の切り欠きまでの
流れがスムーズに行なわれないなどの影響により液面が
上昇する。また、従来のオーバーフロー管を用いると、
オーバーフロー管の開口までの管の肉厚が一定なので、
切り欠きのばあいと同様、処理液の表面張力などの影響
により、4mm程度も液面が上昇する。
【0010】本発明は、叙上の事情に鑑み、処理液の液
面の上昇を抑えて、処理液の液面を所定の高さに正確に
保持することができる処理タンクを備えた写真処理装置
を提供することを目的とする。
面の上昇を抑えて、処理液の液面を所定の高さに正確に
保持することができる処理タンクを備えた写真処理装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の写真処理装置
は、写真感光材料を複数の処理タンクに収容された処理
液の中を通過させて現像処理するための現像部を備えて
なる写真処理装置であって、前記複数の処理タンクのう
ち、同一種類の処理液を収容する複数の処理タンクが、
上端に開口を備えたオーバーフロー管のみを内部に有す
る少なくとも1個の処理タンクと、上端に開口を備えた
オーバーフロー管と該オーバーフロー管の開口の高さよ
りも高い上端の位置に開口を備えたカスケード管とを内
部に有する処理タンクとからなり、さらに、前記同一種
類の処理液を収容する複数の処理タンクのうち、関連す
る処理タンク同士の一つの処理タンクのオーバーフロー
管と別の処理タンクのカスケード管とが配管で連結さ
れ、かつ前記オーバーフロー管の開口の高さが配管で連
結された前記カスケード管の開口よりも高くされてお
り、それにより、前記処理タンクのオーバーフロー管の
開口にオーバーフローした前記処理液が、該オーバーフ
ロー管と配管で連結された前記カスケード管を経由して
該カスケード管を有する別の処理タンクに供給され、各
処理タンクの液面が所定の高さに保持されてなることを
特徴としている。
は、写真感光材料を複数の処理タンクに収容された処理
液の中を通過させて現像処理するための現像部を備えて
なる写真処理装置であって、前記複数の処理タンクのう
ち、同一種類の処理液を収容する複数の処理タンクが、
上端に開口を備えたオーバーフロー管のみを内部に有す
る少なくとも1個の処理タンクと、上端に開口を備えた
オーバーフロー管と該オーバーフロー管の開口の高さよ
りも高い上端の位置に開口を備えたカスケード管とを内
部に有する処理タンクとからなり、さらに、前記同一種
類の処理液を収容する複数の処理タンクのうち、関連す
る処理タンク同士の一つの処理タンクのオーバーフロー
管と別の処理タンクのカスケード管とが配管で連結さ
れ、かつ前記オーバーフロー管の開口の高さが配管で連
結された前記カスケード管の開口よりも高くされてお
り、それにより、前記処理タンクのオーバーフロー管の
開口にオーバーフローした前記処理液が、該オーバーフ
ロー管と配管で連結された前記カスケード管を経由して
該カスケード管を有する別の処理タンクに供給され、各
処理タンクの液面が所定の高さに保持されてなることを
特徴としている。
【0012】また、本発明の写真処理装置は、前記オー
バーフロー管およびカスケード管の開口部に肉厚を薄く
した薄肉部を設けてなり、前記開口部から前記処理液が
オーバーフローするときの前記処理タンクおよびカスケ
ード管内の前記処理液の液面上昇が低く抑えられてな
る。
バーフロー管およびカスケード管の開口部に肉厚を薄く
した薄肉部を設けてなり、前記開口部から前記処理液が
オーバーフローするときの前記処理タンクおよびカスケ
ード管内の前記処理液の液面上昇が低く抑えられてな
る。
【0013】さらに、本発明の写真処理装置は、前記処
理タンクのうち、処理の仕様により処理タンクの前記カ
スケード管の開口にキャップが被せられ、前記処理液の
供給が遮断されてなる。
理タンクのうち、処理の仕様により処理タンクの前記カ
スケード管の開口にキャップが被せられ、前記処理液の
供給が遮断されてなる。
【0014】本発明の写真処理装置における処理タンク
のカスケード配管によれば、写真処理装置の各処理タン
クにおける処理液の高さを所定の高さに正確に保持する
ことができる。
のカスケード配管によれば、写真処理装置の各処理タン
クにおける処理液の高さを所定の高さに正確に保持する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の写真処理装置について説明する。
の写真処理装置について説明する。
【0016】図1は本発明の写真処理装置における処理
タンクのカスケード配管を示す説明図、図2は図1の縦
断面図、図3は開口部に設けられる薄肉部の肉厚の違い
によるオーバーフローの液面の変化を示す説明図であ
る。
タンクのカスケード配管を示す説明図、図2は図1の縦
断面図、図3は開口部に設けられる薄肉部の肉厚の違い
によるオーバーフローの液面の変化を示す説明図であ
る。
【0017】本発明における処理タンクのカスケード配
管においては、図1に示すように、上端に開口を備えた
オーバーフロー管20もしくは同じく上端に開口を備え
たカスケード管21またはその両方が処理タンク5内に
設けられており、該オーバーフロー管20およびカスケ
ード管21が、それぞれ別の処理タンクの対応するカス
ケード管21およびオーバーフロー管20に連結されて
いる。すなわち、図2に示すように、処理液6を排出す
る流出側の処理タンク5aに設けられたオーバーフロー
管12aの下端と処理液の供給を受ける流入側の処理タ
ンク5bに設けられたカスケード管21bの下端とを配
管12aで連結する。さらに、同様にして、処理タンク
5bのオーバーフロー管20bの下端と処理タンク5c
のカスケード管21cの下端とを配管12bで連結し、
順次関連する処理タンク同士を配管で連結して全体のカ
スケード配管を完成する。ただし、図2において、オー
バーフロー管およびカスケード管は処理タンクの壁から
分離しているが、オーバーフロー管およびカスケード管
と処理タンクの壁が一体に形成されてもよい。また、処
理タンク同士を連結する前記配管12aおよび12b
は、たとえばホース配管などの一般的な配管方法で行な
うことができる。なお、図1においては処理タンク5内
に設けられるラック8は省略されている。
管においては、図1に示すように、上端に開口を備えた
オーバーフロー管20もしくは同じく上端に開口を備え
たカスケード管21またはその両方が処理タンク5内に
設けられており、該オーバーフロー管20およびカスケ
ード管21が、それぞれ別の処理タンクの対応するカス
ケード管21およびオーバーフロー管20に連結されて
いる。すなわち、図2に示すように、処理液6を排出す
る流出側の処理タンク5aに設けられたオーバーフロー
管12aの下端と処理液の供給を受ける流入側の処理タ
ンク5bに設けられたカスケード管21bの下端とを配
管12aで連結する。さらに、同様にして、処理タンク
5bのオーバーフロー管20bの下端と処理タンク5c
のカスケード管21cの下端とを配管12bで連結し、
順次関連する処理タンク同士を配管で連結して全体のカ
スケード配管を完成する。ただし、図2において、オー
バーフロー管およびカスケード管は処理タンクの壁から
分離しているが、オーバーフロー管およびカスケード管
と処理タンクの壁が一体に形成されてもよい。また、処
理タンク同士を連結する前記配管12aおよび12b
は、たとえばホース配管などの一般的な配管方法で行な
うことができる。なお、図1においては処理タンク5内
に設けられるラック8は省略されている。
【0018】このばあい、各処理タンクにおける処理液
4の液面の基本的な高さは、たとえば、処理タンクのオ
ーバーフロー管20aおよび20bの上端に設けられた
開口の高さにより一義的に決定される。そして、流入側
の処理タンクのカスケード管21bおよび21cの上端
に設けられた開口の高さを対応する流出側の処理タンク
のオーバーフロー管20aおよび20bの開口の高さよ
りも低くしておきさえすれば、処理液の比重に関係なく
確実に処理液の流れがおこる。なお、図2に示される実
施例においては、オーバーフロー管とカスケード管の両
方を有する処理タンク5bが一つだけ存在するばあいが
示されているが、このような処理タンクが複数存在して
もよい。
4の液面の基本的な高さは、たとえば、処理タンクのオ
ーバーフロー管20aおよび20bの上端に設けられた
開口の高さにより一義的に決定される。そして、流入側
の処理タンクのカスケード管21bおよび21cの上端
に設けられた開口の高さを対応する流出側の処理タンク
のオーバーフロー管20aおよび20bの開口の高さよ
りも低くしておきさえすれば、処理液の比重に関係なく
確実に処理液の流れがおこる。なお、図2に示される実
施例においては、オーバーフロー管とカスケード管の両
方を有する処理タンク5bが一つだけ存在するばあいが
示されているが、このような処理タンクが複数存在して
もよい。
【0019】このように、本発明のカスケード配管によ
れば、処理液の排出が最初におこる処理タンク5aに充
分な量の処理液が常に供給されているならば、各処理タ
ンクの液面を所定の高さに順次自動的に調整して保持す
ることができる。
れば、処理液の排出が最初におこる処理タンク5aに充
分な量の処理液が常に供給されているならば、各処理タ
ンクの液面を所定の高さに順次自動的に調整して保持す
ることができる。
【0020】また、本発明のカスケード配管によれば、
切り欠き方式のようにオーバーフローの箇所が隔壁の部
分に限定されることなく、前述したようなラックによる
オーバーフロー管への処理液の流れ込みの阻害が生じな
い位置を比較的自由に選択してオーバーフロー管を設置
できるので、オーバーフロー管への処理液の流れ込みが
円滑に行われる。しかも、処理の仕様によってカスケー
ドの組み合わせなどの違いにより、処理タンク間の処理
液の移動が全く必要ないばあいに対しては、少なくとも
カスケード管の開口にキャップをして処理液の供給を遮
断するだけで対応することができる。
切り欠き方式のようにオーバーフローの箇所が隔壁の部
分に限定されることなく、前述したようなラックによる
オーバーフロー管への処理液の流れ込みの阻害が生じな
い位置を比較的自由に選択してオーバーフロー管を設置
できるので、オーバーフロー管への処理液の流れ込みが
円滑に行われる。しかも、処理の仕様によってカスケー
ドの組み合わせなどの違いにより、処理タンク間の処理
液の移動が全く必要ないばあいに対しては、少なくとも
カスケード管の開口にキャップをして処理液の供給を遮
断するだけで対応することができる。
【0021】つぎに、処理タンクの処理液の液面の高さ
をさらに正確に保持するためには、処理液がオーバーフ
ロー管に流入するときおよび処理液がカスケード管から
流出するときに生じる、前述したようなオーバーフロー
の液面上昇を低く抑えることが必要である。そこで、図
3(b)および(c)に示すように、オーバーフロー管
およびカスケード管の開口部に肉厚を薄くした薄肉部1
0を設けて、開口部の側壁をこえたところにおいてオー
バーフローの流れの収縮を発生させる。この流れの収縮
の影響は、オーバーフローが始まる箇所の処理液の液面
に及ぶため、このばあいの液面上昇量h0 は従来の開口
部を有するオーバーフロー管およびカスケード管におけ
る液面上昇量hよりも小さくすることができる。具体的
には、オーバーフロー管およびカスケード管の薄肉部1
0の肉厚を2mm、長さを13mmにすると、薄肉部を
設けない肉厚5.5mmのばあいの処理タンクの液面上
昇量4mmに比べて、液面上昇量を2mmと小さくする
ことができる。
をさらに正確に保持するためには、処理液がオーバーフ
ロー管に流入するときおよび処理液がカスケード管から
流出するときに生じる、前述したようなオーバーフロー
の液面上昇を低く抑えることが必要である。そこで、図
3(b)および(c)に示すように、オーバーフロー管
およびカスケード管の開口部に肉厚を薄くした薄肉部1
0を設けて、開口部の側壁をこえたところにおいてオー
バーフローの流れの収縮を発生させる。この流れの収縮
の影響は、オーバーフローが始まる箇所の処理液の液面
に及ぶため、このばあいの液面上昇量h0 は従来の開口
部を有するオーバーフロー管およびカスケード管におけ
る液面上昇量hよりも小さくすることができる。具体的
には、オーバーフロー管およびカスケード管の薄肉部1
0の肉厚を2mm、長さを13mmにすると、薄肉部を
設けない肉厚5.5mmのばあいの処理タンクの液面上
昇量4mmに比べて、液面上昇量を2mmと小さくする
ことができる。
【0022】前記オーバーフロー管およびカスケード管
の薄肉部の肉厚は、薄いほど液面上昇を抑制することに
効果があるが、成形上の問題が生じる。
の薄肉部の肉厚は、薄いほど液面上昇を抑制することに
効果があるが、成形上の問題が生じる。
【0023】なお、薄肉部は、図3(b)および(c)
に示されるように、オーバーフローの上流側に設けても
よいし、これとは逆に、オーバーフローの下流側に設け
てもよい。
に示されるように、オーバーフローの上流側に設けても
よいし、これとは逆に、オーバーフローの下流側に設け
てもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の写真処理
装置における処理タンクのカスケード配管の方法ならび
にオーバーフロー管およびカスケード管によれば、処理
タンクの処理液の液面を所定の高さに正確に保持できる
ので、処理工程において処理液の液面の変動に起因して
発生する感光材料の品質低下を防止できる。
装置における処理タンクのカスケード配管の方法ならび
にオーバーフロー管およびカスケード管によれば、処理
タンクの処理液の液面を所定の高さに正確に保持できる
ので、処理工程において処理液の液面の変動に起因して
発生する感光材料の品質低下を防止できる。
【図1】本発明の写真処理装置における処理タンクのカ
スケード配管を示す説明図である。
スケード配管を示す説明図である。
【図2】図1の処理タンクのカスケード配管の縦断面図
である。
である。
【図3】開口部の肉厚の違いによるオーバーフローの液
面の変化を示す説明図である。
面の変化を示す説明図である。
【図4】写真処理装置の構成を示す説明図である。
【図5】切り欠き方式の処理タンクの説明図である。
【図6】底部配管方式の処理タンクの説明図である。
5、5a、5b、5c 処理タンク 6 処理液 10 薄肉部 12a、12b 配管 20a、20b、20c オーバーフロー管 21a、21b、21c カスケード管
Claims (3)
- 【請求項1】 写真感光材料を複数の処理タンクに収容
された処理液の中を通過させて現像処理するための現像
部を備えてなる写真感光材料処理装置であって、前記複
数の処理タンクのうち、同一種類の処理液を収容する複
数の処理タンクが、上端に開口を備えたオーバーフロー
管のみを内部に有する少なくとも1個の処理タンクと、
上端に開口を備えたオーバーフロー管と該オーバーフロ
ー管の開口の高さよりも高い上端の位置に開口を備えた
カスケード管とを内部に有する処理タンクとからなり、
さらに、前記同一種類の処理液を収容する複数の処理タ
ンクのうち、関連する処理タンク同士の一つの処理タン
クのオーバーフロー管と別の処理タンクのカスケード管
とが配管で連結され、かつ前記オーバーフロー管の開口
の高さが配管で連結された前記カスケード管の開口より
も高くされており、それにより、前記処理タンクのオー
バーフロー管の開口にオーバーフローした前記処理液
が、該オーバーフロー管と配管で連結された前記カスケ
ード管を経由して該カスケード管を有する別の処理タン
クに供給され、各処理タンクの液面が所定の高さに保持
されてなることを特徴とする写真感光材料処理装置。 - 【請求項2】 前記オーバーフロー管およびカスケード
管の開口部に肉厚を薄くした薄肉部を設けてなり、前記
開口部から前記処理液がオーバーフローするときの前記
処理タンクおよびカスケード管内の前記処理液の液面上
昇が低く抑えられてなる請求項1記載の写真感光材料処
理装置。 - 【請求項3】 前記複数の処理タンクのうち、処理の仕
様により処理タンクの前記カスケード管の開口にキャッ
プが被せられ、前記処理液の供給が遮断されてなる請求
項1または2記載の写真感光材料処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19347695A JP3223765B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 写真感光材料処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19347695A JP3223765B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 写真感光材料処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0943802A true JPH0943802A (ja) | 1997-02-14 |
| JP3223765B2 JP3223765B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=16308661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19347695A Expired - Fee Related JP3223765B2 (ja) | 1995-07-28 | 1995-07-28 | 写真感光材料処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3223765B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-28 JP JP19347695A patent/JP3223765B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3223765B2 (ja) | 2001-10-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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