JPH0943941A - 原稿露光走査装置 - Google Patents

原稿露光走査装置

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JPH0943941A
JPH0943941A JP7196598A JP19659895A JPH0943941A JP H0943941 A JPH0943941 A JP H0943941A JP 7196598 A JP7196598 A JP 7196598A JP 19659895 A JP19659895 A JP 19659895A JP H0943941 A JPH0943941 A JP H0943941A
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JP
Japan
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air
exposure scanning
scanning
exposure
air duct
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JP7196598A
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Ayumi Oda
歩 小田
Toshihiro Horiuchi
俊宏 堀内
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿露光走査装置において、露光走査手段の
駆動摩擦抵抗を軽減すること。 【課題解決手段】 原稿露光走査装置において、露光走
査手段のエアー受け面に作用するよう対向配置されたエ
アーダクト手段から吹き出させるエアーは、露光走査手
段を浮遊させた状態で走査方向に往復動すると共に、光
学走査部に向かって吹き出されるようにされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置などの
原稿画像を露光走査する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置等における、従来の原稿露
光走査装置は、露光走査手段が案内部材と当接し、駆動
手段によって案内部材上を摺動して、原稿を露光走査す
る。その露光走査時において、案内部材面上の異物や画
像形成装置本体側の駆動による振動などで、露光走査手
段が上下方向に震動することにより画像ブレなどの画像
低下を引き起こす問題があった。この問題に対し、露光
走査手段の安定した走行を得るためにこれまでにも幾つ
かの技術が提示されている。
【0003】例えば、特開昭55ー121430号公報
には原稿を走査するために駆動手段により移動させられ
る光学走査部材とその光学走査部材を乗せて上記移動を
案内する案内部材と磁気手段をもち、その磁気手段の磁
気力で上記光学走査部材を案内部材に押し付けることで
走査を安定させる装置が提示されている。
【0004】また、特開昭57ー6867号公報には案
内部材と原稿を走査するための光学部材を保持する光学
走査部材とその光学走査部材を移動させる駆動ワイヤー
を含む駆動手段をもち、光学走査部材との連結位置決め
点に対する駆動ワイヤーを案内部材の軸線に対し傾斜さ
せて、光学走査部材を案内部材に押し付ける張力分力を
生じさせるように駆動ワイヤーを張架する装置が提示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開昭55ー1214
30号公報や特開昭57ー6867号公報に記載の従来
の原稿露光走査装置は、前記震動を抑えるために露光走
査手段を案内部材に押し付ける工夫などが行われてき
た。しかしながら、そのため当接部における摩擦抵抗の
ばらつきのための速度むらによる画像劣化や、当接部の
摩耗による装置寿命の短命化、などの問題点や、当接部
にかなりの押圧力がかかることにより、駆動源の駆動力
を増加させ駆動源の大型化、供給電力などの増加を招く
問題点などを有している。
【0006】さらに原稿露光走査装置は一般的に発熱を
伴うフィラメントタイプの光源を備えており、露光走査
を継続すると原稿載置台は異常な温度上昇を引き起こし
易く、何ら対策がとられなければ発火、使用者に火傷を
おわす危険性があり、その為従来の原稿露光走査装置に
は、その温度上昇の防止専用とした冷却ファンなどの冷
却装置が設けられるため、構成が複雑化する問題点を有
していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の原稿露光
走査装置は、原稿を載置する原稿載置台と、前記原稿載
置台上の原稿を露光走査する露光走査手段と、前記露光
走査手段を往復動させる駆動手段からなる光学走査部
と、前記露光走査手段のエアー受け面に作用するよう対
向配置され、露光走査手段の走査方向に延びたエアーダ
クト手段とを備え、前記エアーダクト手段から吹き出さ
れるエアーは前記露光走査手段を浮遊させると共に、前
記光学走査部に向かって吹き出されることを特徴とする
原稿露光走査装置である。
【0008】請求項2記載の原稿露光走査装置は、前記
エアーダクト手段は、前記露光走査手段の両端近傍に少
なくとも2つのエアーダクトが平行に配置され、少なく
とも2つのエアーダクトが互いに向かい合った上方斜め
方向にエアーを吹き出すように配置されていることを特
徴とする請求項1に記載の原稿露光走査装置である。
【0009】請求項3記載の原稿露光走査装置は、前記
エアーダクト手段は、断面形状が凹または凸形状をな
し、該凹または凸部の面上にエアー吹き出し口を有し、
前記露光走査手段は、前記エアーダクト手段の凹または
凸形状に対応した断面形状を成していることを特徴とす
る請求項1に記載の原稿露光走査装置である。
【0010】請求項4記載の原稿露光走査装置は、原稿
を載置するための原稿載置台と、前記原稿載置台上に置
かれた原稿を露光走査する露光走査手段と、前記露光走
査手段を走査方向に往復動させるための往復駆動手段か
らなる光学走査部と、前記露光走査手段のエアー受け面
に作用するよう対向配置される原稿主走査方向に延びた
エアーダクト手段とを備え、走査方向に延びた前記エア
ーダクト手段は、エアーを吹き出す第1の領域と前記露
光走査手段の一部が摺設する平滑な第2の領域が形成さ
れており、前記エアーダクト手段の第1の領域に配され
た吹き出し口から吹き出されるエアーが前記露光走査手
段のエアー受け面に作用し、かつ平滑な第2の領域に前
記露光走査手段の一部が接した状態で前記露光走査手段
が往復動すると共に、前記エアーダクト手段から吹き出
されるエアーが前記光学走査部に向かって吹き出される
ことを特徴とする原稿露光走査装置である。
【0011】請求項5記載の原稿露光走査装置は、前記
エアーダクト手段は管状であり、その内部にエアー流面
積を変化させる調整羽根を有することを特徴とする請求
項6に記載の原稿露光走査装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1〜図13に
基づいて説明する。
【0013】まず、図1に従って本発明を実施しようと
する原稿露光走査装置を備えた画像形成装置の構成と動
作の概略を説明する。
【0014】この画像形成装置の光学走査部は、露光ラ
ンプ18、第1ミラー10を備えたミラーユニット4と
第2ミラー11、第3ミラー12を備えたミラーユニッ
ト5及びレンズ16、第4ミラー13、第5ミラー1
4、第6ミラー15と、原稿載置台(オリジナルガラ
ス)9から成る。この光学走査部では、原稿載置台(オ
リジナルガラス)9上に置かれた原稿はミラーユニット
4、ミラーユニット5によって水平方向へ露光走査され
ることにより、原稿画像が、レンズ16、各ミラーを通
して感光体ドラム19に照射され、静電潜像として感光
体ドラム19に形成される。
【0015】像形成部として、原稿画像が照射された感
光体ドラム19の周囲には周方向に帯電装置20、現像
装置21、転写装置22、剥離装置23、クリーニング
装置24、除電装置25が配置されている。ここで静電
潜像として形成された原稿画像は、従来より知られてい
るカールソンプロセス方式により、現像装置21により
トナー像として現像され、トナー像として可視化され
る。
【0016】用紙搬送部として、画像形成されるサイズ
の異なる用紙を収納している用紙トレイ29,30,3
1と、前記用紙トレイ内の用紙を給紙する給紙装置34
からなり、さらに、給紙装置34によって給紙された用
紙を搬送路33,35を通ってタイミングローラー36
に搬送する。そして、可視化された原稿画像を用紙の適
性な位置に転写できるように、タイミングローラー36
を上記露光走査に同期させて回転させ、転写装置22と
感光体ドラム19の間の転写領域へ供給され、転写装置
22によって用紙の紙面上に記録される。転写後の用紙
は搬送ベルト26を介して定着装置27に送られ、紙面
上のトナー像が熱定着された後、排紙装置38を介して
排紙トレイ8上へ排出される。
【0017】次に、本発明の原稿露光走査装置の構成を
説明する。図2は本発明の1実施例の構成図であり、露
光走査手段である図中4部は光源となる露光ランプ1
8、第1ミラー10を備えたミラーユニット4、同じく
露光走査手段である図中5部は第2ミラー11、第3ミ
ラー12を備えたミラーユニット5である。それぞれミ
ラーユニット4,5の両端には支持ブロック117,1
18,119,120が設けられ、各支持ブロック11
7,118,119,120の下面には、後述するエア
ーダクトレール102A,102B上のエアー吹き出し
口121から吹き出されるエアーを受けるエアー受け面
122(図3参照)を有する。
【0018】また、ミラーユニット4の支持ブロック1
17には位置検知部129があり、これによりミラーユ
ニット4の往復動作を開始前に待機する位置であるホー
ムポジションを本画像形成装置が識別する。さらに、各
ミラーユニット4,5の両端の支持ブロック117,1
18,119,120には、光センサーである浮上高さ
検知センサー127を有しており、前記ミラーユニット
4,5が浮上すると、エアーダクトレール102A,1
02Bに沿うように本体側に固設された高さ検知レール
128A,129Bが浮上高さ検知センサー127の検
知部であるスリツト部127aに入り込むことによっ
て、前記ミラーユニット4,5が正常な浮遊をしている
ことを検知する。
【0019】そして、これらミラーユニット4,5を駆
動する手段は、駆動モーター104と、走査方向に向か
って平行に懸架された一対の駆動ワイヤー106A,1
06Bと、この駆動ワイヤー106A、106Bが懸架
される中継プーリー109A,109B、駆動ワイヤー
を巻き取り駆動するプーリー駆動手段である、巻き取り
プーリー105A,105B、駆動力を伝える巻き取り
プーリー軸101からなり、制御部150によって駆動
モーター104が制御駆動され、ミラーユニットは水平
方向に往復走査する。
【0020】ここで、駆動手段の一対の駆動ワイヤー1
06A,106Bとそれぞれミラーユニット4,5の両
端にある支持ブロック117,118,119,120
の係合部には図6に示すように、係合部材108が設け
られている。各係合部は同じ構成であるが、駆動ワイヤ
ー106Bと係合部材108は固定、係合部材108は
ミラーユニットのレール溝107に上下方向にのみ滑ら
かに位置を変えることができるように係合されている。
これによって、ミラーユニットは浮遊状態にあるミラー
ユニットに駆動ワイヤー106Bから鉛直方向の負荷が
加わらないようにすることで、浮上方向のミラーユニッ
ト4,5の位置が不安定となることを防止することがで
きる。
【0021】そして、エアーダクト手段として、管状の
エアーダクトレール102A,102Bが上記ミラーユ
ニット4,5の両側でかつ走査方向に延びるように平行
に一対設けられ、モーターファン103A,103Bに
よりエアーが供給される。
【0022】このエアーダクトレール102A,102
Bには、前述のミラーユニット4,5のエアー受け面1
22に向かい合うようにエアー吹き出し口121が多数
設けられたエアー吹き出し面124を有している。この
エアーダクトレール102A,102Bの待機位置側
は、ミラーユニット4,5の最大走査ストローク長より
長くなっており、その長くなっている部分にもエアー吹
き出し口12を有する。このエアー吹き出し口121の
エアーの噴出される向きは、テーブルガラス中央に向い
ている。本発明においては、テーブルガラス表面は露光
走査中最も温度の上昇しやすく、ミラーユニット4,5
の待機中にも空冷しておく為、上記のようにしてある。
また、エアーダクトレール102A,102Bが上方に
のみ向いていると、どちらかのエアーダクトレール側に
ミラーユニット4,5に偏ることが生じた場合、ミラー
ユニット4,5がワイヤー106による振動現象が生
じ、ミラーユニット4,5が露光走査方向に蛇行しなが
ら進んでしまい、画像乱れを引き起こしてしまう恐れが
ある。
【0023】これに対し、エアーダクトレール102
A,102Bから噴出するエアーの向きがテーブルガラ
ス中央に向いていることによって、水平方向にエアーの
力がミラーユニット4,5に加わり、どちらかのエアー
ダクトレール102A,102Bにミラーユニット4、
5が近づくと押し戻される作用を受け、偏ることを防止
できる。
【0024】また、図13に示すようにエアーダクトレ
ール102A,102Bにミラーユニット4,5の側方
にあるエアー受け面182にエアーを吹き出すようにエ
アー吹き出し口181を設けてもよい。
【0025】そして、さらに、上記エアー吹き出し方向
の変形例として、例えば、このエアー吹き出し口121
のエアーの噴出される向きを意図的に本実施例よりも上
方に向けることにより、テーブルガラス中央部よりも端
部側を集中して冷却したり、また、後述するようにエア
ー吹き出し面124を凸型にし、テーブルガラス側だけ
でなく、エアーダクトレール102A,102B外側に
もエアーを噴出させ、本露光走査装置内を一様にエアー
の流れを発生させて、粉塵などが溜まらないようにする
ことができるなど、自由に空冷したい場所に向けたり、
エアーの流れを発生したい場所にエアーの吹き出し口を
向けてもよい。
【0026】そして、図5に示すようにこの管状のエア
ーダクトレール102A,102Bの内部にはそれぞれ
流量調整羽根126が、支持軸170を中心として回転
可能に設けられている。その支持軸170の回転角を調
整することにより、それぞれのエアーダクトレール10
2A,102Bから噴出されるエアー量を調整でき、基
準エアー量や左右のバランスを調整できるようになって
いる。
【0027】また、図3は、図2のD−D断面図であ
る。図示するように、上記エアーダクトレール102
A,102Bのエアーの吹き出し面124は光学系内の
内側上方に向いており、さらに、ミラーユニットのエア
ー受け面122に対するエアーの吹き出し方向を図中点
線で示すように両側のエアー作用線の交点がミラーユニ
ットの重心の鉛直線上の1点になるように設けられてお
り、各々のエアーダクトレール102A,102Bのエ
アー吹き出し口121から噴出されるエアーの流量及び
圧力は等しく走査方向に対し垂直な中央方向に噴出され
る。
【0028】この構成により、ミラーユニット4,5の
エアー受け面122に作用する力Fa,Fbが上方に係
る分力Fay,Fbyと、中央方向に係る分力Fax,
Fbxが両端とも等しく得られる。ここで上方に係る分
力Fay,Fbyの合力が、ミラーユニット4,5の重
心に係る重力Gよりも大きくなるように設定されている
ことによって、ミラーユニット4,5が浮上し、中央方
向に係る分力Fax,Fbxが等しいことから走査方向
に対し垂直な中央方向に安定した位置を得ることができ
る。さらに、原稿載置台等の光学系内の広範囲にわたっ
て直接エアーを吹き付けることにより効率の良い冷却を
行うことができる。
【0029】さらに、このエアーダクトレール102
A,102Bのエアーの吹き出し口121は、その口径
を絞ることによって噴出されるエアーの流速を上げるこ
とができ、上記エアー受け面122に作用するFa,F
bを大きくすることができる。また、エアー吹き出し口
121の数を、一様にエアー吹き出し面124上に増や
すことによって、さらに、上記エアー受け面122に作
用する力Fa,Fbを大きくすることができる。その口
径と数については、エアーを供給するモーターファンの
出力に応じて適正な値をきめれば良い。
【0030】または、図10(A),(B)に示すよう
に、エアーダクトレール102A,102Bが上方に凸
形状を有する図中109、110や凹形状を有する図中
111,112のようにして、ミラーユニット4、5の
エアー受け面122の形状を、それぞれエアーダクトレ
ール109,110や111,112に相対する形状に
してもよい。ここで、エアーダクトレール109,11
0,111,112にはその鉛直中心線を境に対称とな
るようにエアー吹き出し口121が配されている。これ
により、ミラーユニット4、5が浮遊状態となる時にミ
ラーユニットは水平方向の作用力が打ち消され、水平方
向に対するミラーユニット4、5の浮遊状態が安定する
ので、両端のエアーの噴出される向きがミラーユニット
の重心の鉛直線上で交わらせる前記実施例に代えて実現
することができる。尚、この図10におけるハッチング
部はエアーダクトレールの切断面を表している。
【0031】ミラーユニット4,5のエアー受け面12
2には、図4(A)に示すように窪み125が設けられ
ている。これは、露光走査する前の待機状態にあるミラ
ーユニット4,5が、エアーダクトレール102A,1
02B上で浮上しやすくする効果を有している。その理
由は、窪み125が無いミラーユニット4,5がエアー
ダクトレール102A,102B上に当接している状態
では、図4(B)に示すように、エアー受け面122が
エアー吹き出し面124に密着しており、噴出されるエ
アーがエアー吹き出し口121を塞いでいる開口面積分
だけしかエアー吹き出し面124に圧力を与えないのに
対し、窪み125によって圧力を与える面積を増加させ
ることができるからである図4(C)。
【0032】さらに、図5に示すようにエアーダクトレ
ール102A,102Bの断面積は徐々にエアー供給口
から遠ざかるにつれて小さくなっている。これにより流
速がエアーダクトレール102A,102Bの長手方向
の如何なる位置でも一定となり、同一の面積で配置され
たエアー吹き出し口121からの吹き出し量を一定に保
つ事ができ、エアーダクトレール102A,102Bの
全面にわたって一様なエアー圧を得られ、ミラーユニッ
ト4,5が受けるエアーの作用力がエアーダクト上走査
方向の如何なる位置においても一定となる。
【0033】そして、図12は制御ブロック図であり、
制御部150は、CPU151と、各モーターを動作さ
せるドライバ152,153,154と、タイマーTか
らなる。このCPU151は、本画像形成装置を制御す
る外部CPU160と相互通信することで画像形成を行
う。そして、この制御部150は、ホームポジションセ
ンサー127とつながっており、ミラーベース4がホー
ムポジションに有することを検知し、本画像形成装置か
ら、画像形成信号を受信することでドライバ152、1
53を通じて、ファンモーター103A,103Bを動
作させ、後述するフローチャートの要領で駆動モーター
104を動作させて、ミラーベース4,5を露光走査さ
せる。
【0034】次に図8のフローチャートを用いて、本発
明の動作説明をする。初期の待機状態においては、ミラ
ーユニット4が、図2に示すホームポジションで待機位
置に位置し、各モーターファン103A,103Bは第
1の出力で作動する。このとき、ミラーユニット4,5
はエアーダクトレール102A,102Bに接触した状
態で、エアーダクトレール102A,102Bからエア
ーが流量Q3で噴出している。これにより、待機中にお
いて、効果的な冷却とモーターファン103A,103
Bによる騒音を軽減することができる。
【0035】この待機状態において使用者が、図示して
いない操作基板上の画像形成開始信号を発するキーを操
作すると、本画像形成装置は画像形成を開始する。
【0036】制御部130が画像形成開始信号を受信す
ると、まず制御部130は、内蔵するタイマーTをリセ
ットし、カウントを開始させる。それと同時に、浮上に
かかる時間を短縮させる為に各モーターファン103
A、103Bを前記第1の出力より高い第2の出力で作
動させる。それにより、エアーダクトレール102A,
102Bからエアーが前記流量Q3より大きい流量Q2
で噴出する(S1〜S4)。
【0037】このエアー流量Q2は、後述するミラーユ
ニット4,5を浮上させて露光走査する時の流量Q1よ
りも大きく設定されており、ミラーユニット4,5を浮
上させ、エアーダクトレール102A,102Bから瞬
時に非接触となる。
【0038】そしてタイマーTのカウント開始から所定
時間T1経過後、制御部130は各ミラーユニット4,
5の両端の支持ブロック117,118,119,12
0に設けられた浮上高さ検知センサー127の検知状態
を確認する。ここで検知されていなければ、ミラーユニ
ット4,5が浮上していないとして、本原稿露光走査装
置にトラブル状態が発生したと判断し、本画像形成装置
の動作を停止し、トラブルの表示を行う。また、検知さ
れていれば、ミラーユニット4,5が浮上したとして、
本原稿露光装作装置は正常動作していると判断し、次の
段階の動作制御を行う。
【0039】次に、制御手段130は、各モーターファ
ン103A,103Bを前記第1の出力より高く第2の
出力より低い第3の出力で作動させる。それにより、エ
アーダクトレール102A,102Bからエアーが前記
流量Q3より大きく流量Q2より小さい流量Q1で噴出
する。このエアー流量Q1は、ミラーユニット4,5を
エアーダクトレール102A,102Bから一定距離、
離れた位置に浮上させるように設定されている。この
時、制御手段130は、浮上高さ検知センサー127の
検知状態を確認し、検知されていなければ、各モーター
ファン103A,103Bの出力を増加させ、所定時間
後、再度浮上高さ検知センサー127の検知状態を確認
する。検知されていなければ、制御手段130は駆動モ
ーター104を作動させることで、ミラーユニット4,
5を往復移動させ、原稿載置台上の原稿を露光し、用紙
に画像形成する(S5〜S9)。そして、画像形成後
は、初期状態に戻る。
【0040】尚、本発明の画像形成装置を1枚目の画像
形成にかかる時間、いわゆるファーストコピータイムの
短い装置として実現しようとするならば、図7に示すよ
うにミラーユニット4,5が待機位置であるホームポジ
ションにある時、ミラーユニット4,5のエアーダクト
レール102A,102Bから浮上した高さに位置する
ように、エアーダクトレール102A,102Bにミラ
ーユニット4,5を支持する支持突起131を設けるこ
とで実現できる。それは、待機状態から既に露光走査時
の浮上高さにミラーユニット4,5が有り、そのまま露
光走査を開始して、ミラーユニット4,5が支持突起1
31を通り過ぎると、所定の浮上高さの位置で露光走査
時のエアー流量Q1を受けることができるからである。
これによって、前記浮上させる為の流量Q2に切り換え
ること無しに、そのまま流量Q1にして、速やかにミラ
ーユニット4,5の露光走査させることができる。
【0041】また、ファーストコピータイムの短い装置
を実現する方法として、上記動作におけるミラーユニッ
ト4,5の待機状態におけるエアー流量Q3を、ミラー
ユニット4,5をエアーダクトレール102A,102
Bから露光走査時の浮上高さよりも低い位置で非接触の
状態にする流量にしておいてもよい。そうすることによ
り、待機中からミラーユニット4,5が浮き上がらせる
為の流量Q2に切り換える必要が無くなり、速やかにミ
ラーユニット4,5の露光走査が可能となるのである。
【0042】図9は第2の実施例を示す図である。ミラ
ーユニット4,5の浮上の上限を規制する規制部材11
3がエアーダクトレール102A,102Bに対向する
ようにミラーユニット4,5の露光走査方向に備えられ
ており、ミラーユニット4,5には規制部材に相対する
位置にスベリ性の良い材質のスベリ材114が備えられ
ている。ミラーユニット4,5はエアーダクトレール1
02A,102Bから吹き出されるエアーの作用を受け
て浮上し、規制部材113にスベリ材114が当接しな
がら露光走査を行う。
【0043】従来のレール上に当接しながら露光走査す
るミラーユニットと比較して、本実施例による装置は、
ミラーユニットの重量が当接部に係らないので当接部に
かかる圧力が非常に小さいものとなる。これにより、各
モーターファン103A,103Bの能力によるエアー
供給のばらつき、各種の損失のための位置によるエアー
吹き出しのばらつき等でミラーユニット4,5が上下方
向に許容範囲を越えて振れるのを防ぐだけでなく、形成
画像のぶれや走査時の異音、当接部材の摩耗などの問題
点も解決できる。
【0044】また、第2実施例と同様の効果を生む装置
である第3実施例として、図11にあるようにエアーダ
クトレール102A,102Bには走査方向に沿ってエ
アーの吹き出し口の無い領域Eとエアー吹き出し口の有
る領域Fを設けて、ミラーユニット4,5に設けたスベ
リ材116を前記のエアー吹き出し口の無い領域Eに当
接させてもよい。このスベリ材116には滑り性の良い
材質(例えばルーロン;NTN社の樹脂など)が適す
る。
【0045】この第3実施例によれば、エアーがエアー
吹き出し口の有る領域Fから吹き出され、ミラーユニッ
ト4,5のエアー受け面122に作用することにより、
ミラーユニット4,5のスベリ材からエアーダクトレー
ル102A,102Bに係る重力による垂直抗力を軽減
する。これにより、ミラーユニットの露光走査時の摩擦
抵抗が軽減され、ミラーユニット4,5のがたつきによ
る形成画像のつぶれや走査時の異音、スベリ材の磨耗等
が改善される。さらに、エアーダクトレール102A,
102B上のミラーユニット4,5に相対する面に開い
た複数のエアー吹き出し口よりエアーを吹き出すので装
置内部の冷却も実現できるのである。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、露光走査
手段をエアーで浮遊させ、若しくは、案内部材に押しつ
ける力を軽減して露光走査するので、露光走査手段を案
内部材に押しつけるため生じる当接部における摩擦抵抗
のばらつきのための速度むらによる画像劣化や、当接部
の摩耗による装置寿命の短命化、などの問題点や、当接
部にかなりの押圧力がかかることにより、駆動源の駆動
力を増加させ駆動源の大型化、供給電力などの増加を招
く問題点などを解消若しくは軽減し、温度上昇の防止専
用とした冷却装置を設けることによる構成の複雑化など
の問題点を解消できる。
【0047】請求項2記載の発明によれば、エアーダク
ト手段を、前記露光走査手段の両端近傍に少なくとも2
つのエアーダクトが平行に延びるごとく配置し、吹き出
されるエアーの風圧を等しくしたので、露光走査手段を
案内部材に押し付けるため生じる当接部無しに露光走査
できるようになる。
【0048】請求項3記載の発明によれば、露光走査手
段の両端のエアーダクト手段のそれぞれの断面形状を凹
または凸にしたことにより、一端側のエアーダクト部に
て前記露光走査手段の位置決めが可能となり、2つのエ
アーダクトの風量誤差の調節を厳しく管理する必要なし
に水平方向の安定化が図れる。
【0049】請求項4記載の発明によれば、エアーダク
ト手段のエアーを吹き出す第1のライン領域に配された
吹き出し口から吹き出されるエアーが露光走査手段のエ
アー受け面に作用し、かつ上記露光走査手段の1部が摺
設する平滑な第2のライン領域に前記露光走査手段の1
部が接した状態で前記往復動駆動手段により前記露光走
査手段が往復動し、さらに、前記エアーダクト手段から
吹き出されるエアーが前記光学走査部に向かって吹き出
されるので、浮上しないときよりも規制部材が当接する
際にかかる力も小さくすることができ、実質的に当接部
の摩耗を軽減させることができる。
【0050】請求項5記載の発明によれば、エアーダク
ト手段は管状であり、その内部にエアー流面積を変化さ
せる調整羽根を有するので、それぞれのエアーダクト手
段から噴出されるエアー量を調整でき、基準エアー量や
左右のバランス調整が容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略図である。
【図2】本発明に係る原稿走査装置の概略図である。
【図3】図2におけるD−D断面図である。
【図4】(A) ミラーベースのエアー作用面を示す図
である。 (B) ミラーベースのエアー作用面を示す図である。 (C) ミラーベースのエアー作用面を示す図である。
【図5】エアーダクトレールの詳細断面図である。
【図6】ミラーベースの駆動手段係止部を示す図であ
る。
【図7】ホームポジションにおけるエアーダクトレール
の形状を示す図である。
【図8】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図9】浮上規制手段を示す図である。
【図10】(A) 凸形状のエアーダクトレールの断面
図である。 (B) 凹形状のエアーダクトレールの断面図である。
【図11】垂直抗力低減タイプの原稿露光走査装置の概
略図である。
【図12】規制部のブロック図である。
【図13】原稿露光走査装置の別の実施例を示す概略図
である。
【符号の説明】
4 ミラーベスB 5 ミラーベスC 102 エアーダクトレール 103 ファンモーター 104 駆動モーター 105 巻き取りプーリー 106 ワーヤーロープ 107 係合部溝 108 係合部材 109 凸型エアーダクトレール1 110 凸型エアーダクトレール2 111 凹型エアーダクトレール1 112 凹型エアーダクトレール2 113 規制部材 117 支持ブロック 118 支持ブロック 119 支持ブロック 120 支持ブロック 121 エアー吹き出し口 122 エアー受け面 126 調整羽根 127 高さ検知センサー 128 高さ検知レール 140 ホームポジションセンサー 150 規制部 170 支持軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置する原稿載置台と、前記原稿
    載置台上の原稿を露光走査する露光走査手段と、前記露
    光走査手段を往復動させる駆動手段からなる光学走査部
    と、前記露光走査手段のエアー受け面に作用するよう対
    向配置され、露光走査手段の走査方向に延びたエアーダ
    クト手段とを備え、前記エアーダクト手段から吹き出さ
    れるエアーは前記露光走査手段を浮遊させると共に、前
    記光学走査部に向かって吹き出されることを特徴とする
    原稿露光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記エアーダクト手段は、前記露光走査
    手段の両端近傍に少なくとも2つのエアーダクトが平行
    に配置され、少なくとも2つのエアーダクトが互いに向
    かい合った上方斜め方向にエアーを吹き出すように配置
    されていることを特徴とする請求項1に記載の原稿露光
    走査装置。
  3. 【請求項3】 前記エアーダクト手段は、断面形状が凹
    または凸形状をなし、該凹または凸部の面上にエアー吹
    き出し口を有し、前記露光走査手段は、前記エアーダク
    ト手段の凹または凸形状に対応した断面形状を成してい
    ることを特徴とする請求項1に記載の原稿露光走査装
    置。
  4. 【請求項4】 原稿を載置するための原稿載置台と、前
    記原稿載置台上に置かれた原稿を露光走査する露光走査
    手段と、前記露光走査手段を走査方向に往復動させるた
    めの往復動駆動手段からなる光学走査部と、前記露光走
    査手段のエアー受け面に作用するよう対向配置される原
    稿主走査方向に延びたエアーダクト手段とを備え、走査
    方向に延びた前記エアーダクト手段は、エアーを吹き出
    す第1の領域と前記露光走査手段の一部が摺設する平滑
    な第2の領域が形成されており、前記エアーダクト手段
    の第1の領域に配された吹き出し口から吹き出されるエ
    アーが前記露光走査手段のエアー受け面に作用し、かつ
    平滑な第2の領域に前記露光走査手段の一部が接した状
    態で前記露光走査手段が往復動すると共に、前記エアー
    ダクト手段から吹き出されるエアーが前記光学走査部に
    向かって吹き出されることを特徴とする原稿露光走査装
    置。
  5. 【請求項5】 前記エアーダクト手段は管状であり、そ
    の内部にエアー流面積を変化させる調整羽根を有するこ
    とを特徴とする請求項6に記載の原稿露光走査装置。
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