JPH0944196A - 音声復号方法及び装置 - Google Patents
音声復号方法及び装置Info
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- JPH0944196A JPH0944196A JP7216566A JP21656695A JPH0944196A JP H0944196 A JPH0944196 A JP H0944196A JP 7216566 A JP7216566 A JP 7216566A JP 21656695 A JP21656695 A JP 21656695A JP H0944196 A JPH0944196 A JP H0944196A
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Landscapes
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】フレーム電力情報を伝送パラメータの1つとす
るCELP符号化信号を無線回線などの回線品質の劣悪
な伝送路を介して受信復号する場合の伝送誤りによって
発生する再生音声中の衝撃音を抑圧する。 【解決手段】合成フィルタ28とポストフィルタ29の
後段に伝送誤り対策部33を付加する。合成フィルタ2
8から出力される再生音声信号n2のフレーム電力を再
生音声フレーム電力計算器30で算出し、利得制御器
31で分離器21からの受信フレーム電力d2と比較す
る。再生音声フレーム電力q2が受信フレーム電力d2
より大きいとき、利得制御信号t2を0.5として利得
調整器32に与え再生音声信号s2の振幅を抑圧する。
るCELP符号化信号を無線回線などの回線品質の劣悪
な伝送路を介して受信復号する場合の伝送誤りによって
発生する再生音声中の衝撃音を抑圧する。 【解決手段】合成フィルタ28とポストフィルタ29の
後段に伝送誤り対策部33を付加する。合成フィルタ2
8から出力される再生音声信号n2のフレーム電力を再
生音声フレーム電力計算器30で算出し、利得制御器
31で分離器21からの受信フレーム電力d2と比較す
る。再生音声フレーム電力q2が受信フレーム電力d2
より大きいとき、利得制御信号t2を0.5として利得
調整器32に与え再生音声信号s2の振幅を抑圧する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は音声符号化通信にお
ける受信側の音声復号方法及び装置に関するものであ
り、特に、音声信号のフレーム電力(又は平均振幅)情
報を符号化してパラメータの1つとして伝送する符号励
振線形予測(CELP:Code Excited Linear Predicti
on)音声符号化方式または線形予測符号化(LPC:Li
near Prediction Coding)方式により、回線品質が低い
無線回線に適用される低速度(4kbit/s前後)の音声
符号化通信における受信側音声復号方法及び装置に関す
るものである。
ける受信側の音声復号方法及び装置に関するものであ
り、特に、音声信号のフレーム電力(又は平均振幅)情
報を符号化してパラメータの1つとして伝送する符号励
振線形予測(CELP:Code Excited Linear Predicti
on)音声符号化方式または線形予測符号化(LPC:Li
near Prediction Coding)方式により、回線品質が低い
無線回線に適用される低速度(4kbit/s前後)の音声
符号化通信における受信側音声復号方法及び装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の社会、経済活動の多様化、国際化
に伴い、移動通信に対する期待は急速に高まってきてい
る。なかでも、携帯型の自動車電話やコードレス電話の
需要は飛躍的なのびをみせている。このような移動通信
システムは無線回線を使用するため、フェージングの影
響により回線品質が劣悪となり、ディジタル方式では伝
送誤りの発生が問題となる。伝送誤りによる再生音声の
品質低下を防ぐために、通信路符号化(誤り訂正、検
出)と組み合わせた音声符号化技術が不可欠となるが、
周波数の有効利用を考慮した場合、音声情報および通信
路符号化の冗長情報の伝送速度は低く抑える必要があ
り、効率的な音声符号化技術、通信路符号化技術の開発
が重要な課題となっている。例として、日本のディジタ
ル自動車電話システムにおけるハーフレート音声コーデ
ィックでは、符号化速度5.6kbit/sのうち2.15
kbit/sを通信路符号化に割当てている(RCR標準
RCRSTD−27C参照)。
に伴い、移動通信に対する期待は急速に高まってきてい
る。なかでも、携帯型の自動車電話やコードレス電話の
需要は飛躍的なのびをみせている。このような移動通信
システムは無線回線を使用するため、フェージングの影
響により回線品質が劣悪となり、ディジタル方式では伝
送誤りの発生が問題となる。伝送誤りによる再生音声の
品質低下を防ぐために、通信路符号化(誤り訂正、検
出)と組み合わせた音声符号化技術が不可欠となるが、
周波数の有効利用を考慮した場合、音声情報および通信
路符号化の冗長情報の伝送速度は低く抑える必要があ
り、効率的な音声符号化技術、通信路符号化技術の開発
が重要な課題となっている。例として、日本のディジタ
ル自動車電話システムにおけるハーフレート音声コーデ
ィックでは、符号化速度5.6kbit/sのうち2.15
kbit/sを通信路符号化に割当てている(RCR標準
RCRSTD−27C参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】公共業務や一般業務の
自営通信では、更に低い伝送速度が要求されるが、この
際、前記自動車電話システムと比較してできるだけ再生
音声の品質劣化を伴わないことが望ましい。このために
は音声符号化速度は落とさずに通信路符号化速度を低く
する方法が考えられる。ここで、通信路符号化速度の低
下に起因する品質劣化を避けるための対策が必要とな
る。この対策としては、音声符号化方式におけるパラメ
ータや各部の信号の統計的性質を有効に利用することが
挙げられる。
自営通信では、更に低い伝送速度が要求されるが、この
際、前記自動車電話システムと比較してできるだけ再生
音声の品質劣化を伴わないことが望ましい。このために
は音声符号化速度は落とさずに通信路符号化速度を低く
する方法が考えられる。ここで、通信路符号化速度の低
下に起因する品質劣化を避けるための対策が必要とな
る。この対策としては、音声符号化方式におけるパラメ
ータや各部の信号の統計的性質を有効に利用することが
挙げられる。
【0004】以下の説明では、CELPを例にとって説
明する。図1にCELP符号化装置の基本構成例を示す
が、この送信側の符号化装置については、本発明を実施
する上では従来のものを変更することなくそのまま使用
できる。同図において、線形予測分析器1は、音声信号
a1を入力しフレーム(40msec)毎にLSP(線スペ
クトル対)等のスペクトル包絡情報パラメータb1を抽
出して合成フィルタ8と多重化器21に出力する。フレ
ーム電力計算器2は、入力音声信号a1を入力しフレー
ム(40msec)毎にフレーム電力情報c1を計算して多
重化器11と聴覚重み付き波形歪最小化制御器10に出
力する。
明する。図1にCELP符号化装置の基本構成例を示す
が、この送信側の符号化装置については、本発明を実施
する上では従来のものを変更することなくそのまま使用
できる。同図において、線形予測分析器1は、音声信号
a1を入力しフレーム(40msec)毎にLSP(線スペ
クトル対)等のスペクトル包絡情報パラメータb1を抽
出して合成フィルタ8と多重化器21に出力する。フレ
ーム電力計算器2は、入力音声信号a1を入力しフレー
ム(40msec)毎にフレーム電力情報c1を計算して多
重化器11と聴覚重み付き波形歪最小化制御器10に出
力する。
【0005】適応符号帳3は有声の音源波形を表現する
ための符号帳であり、例えば、128種類の波形パター
ンを有している。雑音符号帳4は無声の音源波形を表現
するための符号帳であり、例えば、1024種類の波形
パターンを有している。適応符号帳3及び雑音符号帳4
は聴覚重み付き波形最小化制御器10からの制御信号m
1に従い、符号語d1,e1をそれぞれ出力する。利得
調整器5及び利得調整器6は、聴覚重み付き波形歪最小
化制御器10からの制御信号m1に従い、符号語d1,
e1の利得調整を行う。加算器7は利得調整された符号
語f1,g1を加算し、再生音源信号h1を作る。再生
音源信号h1は適応符号帳3にも入力され、符号帳の内
容が更新される。
ための符号帳であり、例えば、128種類の波形パター
ンを有している。雑音符号帳4は無声の音源波形を表現
するための符号帳であり、例えば、1024種類の波形
パターンを有している。適応符号帳3及び雑音符号帳4
は聴覚重み付き波形最小化制御器10からの制御信号m
1に従い、符号語d1,e1をそれぞれ出力する。利得
調整器5及び利得調整器6は、聴覚重み付き波形歪最小
化制御器10からの制御信号m1に従い、符号語d1,
e1の利得調整を行う。加算器7は利得調整された符号
語f1,g1を加算し、再生音源信号h1を作る。再生
音源信号h1は適応符号帳3にも入力され、符号帳の内
容が更新される。
【0006】合成フィルタ8は、スペクトル包絡情報パ
ラメータb1により再生音源信号h1にスペクトル包絡
成分を付加し、再生音声信号i1を出力する。加算器9
は再生音声信号i1から入力音声信号a1を減算し、予
測誤差信号j1を求め、それを聴覚重み付き波形歪最小
化制御器10に入力する。
ラメータb1により再生音源信号h1にスペクトル包絡
成分を付加し、再生音声信号i1を出力する。加算器9
は再生音声信号i1から入力音声信号a1を減算し、予
測誤差信号j1を求め、それを聴覚重み付き波形歪最小
化制御器10に入力する。
【0007】聴覚重み付き波形歪最小化制御器10は、
サブフレーム(10msec)毎に予測誤差信号j1の聴覚
重み付き2乗平均誤差が最小となるように適応符号帳3
および雑音符号帳4のインデックスを制御信号m1によ
り制御し、選択する。また、聴覚重み付き波形歪最小化
制御器10は、フレーム電力計算器2からのフレーム電
力情報c1を使用して、予測誤差信号j1の聴覚重み付
き2乗平均誤差が最小となるように利得調整器5及び利
得調整器6の利得を制御信号m1により制御し調整す
る。選択されたこれらのインデックスと利得k1(適応
符号帳3及び雑音符号帳4のインデックス、利得調整器
5及び利得調整器6の利得)は、多重化器11に送ら
れ、スペクトル包絡情報パラメータb1、フレーム電力
情報c1とともに伝送路に送出される。
サブフレーム(10msec)毎に予測誤差信号j1の聴覚
重み付き2乗平均誤差が最小となるように適応符号帳3
および雑音符号帳4のインデックスを制御信号m1によ
り制御し、選択する。また、聴覚重み付き波形歪最小化
制御器10は、フレーム電力計算器2からのフレーム電
力情報c1を使用して、予測誤差信号j1の聴覚重み付
き2乗平均誤差が最小となるように利得調整器5及び利
得調整器6の利得を制御信号m1により制御し調整す
る。選択されたこれらのインデックスと利得k1(適応
符号帳3及び雑音符号帳4のインデックス、利得調整器
5及び利得調整器6の利得)は、多重化器11に送ら
れ、スペクトル包絡情報パラメータb1、フレーム電力
情報c1とともに伝送路に送出される。
【0008】本発明の目的は、上記符号化装置から送出
される伝送信号が無線回線の伝送誤りによって生ずる再
生音声の品質劣化を防ぐため、音声符号化方式における
各パラメータや各部の信号の統計的性質を有効に利用
し、再生音声の聴感上の品質劣化を抑えるようにした音
声復号方法及び装置を提供することにある。
される伝送信号が無線回線の伝送誤りによって生ずる再
生音声の品質劣化を防ぐため、音声符号化方式における
各パラメータや各部の信号の統計的性質を有効に利用
し、再生音声の聴感上の品質劣化を抑えるようにした音
声復号方法及び装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の音声復号方法は、音声信号のフレーム電力又は平均振
幅情報を符号化しパラメータの1つとして伝送する符号
励振線形予測符号化方式の伝送信号を受信復号して再生
音声を得る音声復号方法において、伝送されてきたフレ
ーム電力情報と受信側で求めた再生信号のフレーム電力
とを比較して、後者が前者より大きくかつその差または
比が予め設定した範囲を超えたとき、前記再生音声の振
幅を予め設定したレベルだけ減衰させることにより伝送
誤りによる再生音声の品質劣化を抑える誤り対策機能を
有するようにしたことを特徴とするものである。
の音声復号方法は、音声信号のフレーム電力又は平均振
幅情報を符号化しパラメータの1つとして伝送する符号
励振線形予測符号化方式の伝送信号を受信復号して再生
音声を得る音声復号方法において、伝送されてきたフレ
ーム電力情報と受信側で求めた再生信号のフレーム電力
とを比較して、後者が前者より大きくかつその差または
比が予め設定した範囲を超えたとき、前記再生音声の振
幅を予め設定したレベルだけ減衰させることにより伝送
誤りによる再生音声の品質劣化を抑える誤り対策機能を
有するようにしたことを特徴とするものである。
【0010】さらに、本発明の請求項2に記載の音声復
号装置は、音声信号のフレーム電力又は平均振幅情報を
符号化しパラメータの1つとして伝送する符号励振線形
予測符号化方式の伝送信号を受信復号して再生音声を得
る音声復号装置において、前記受信した伝送信号に含ま
れるフレーム電力等の音声情報を基に再生音声信号を再
生する音声復号手段と、該再生音声信号のフレーム毎の
電力を計算する再生音声フレーム電力計算器と、前記受
信したフレーム電力情報と前記再生音声フレーム電力計
算器で計算された再生音声フレーム電力とを入力として
大きさを比較し、後者が前者より大きくかつその差また
は比が予め設定した範囲を超えたとき1より小さい利得
を出力し、前記設定した範囲以内のときは1の利得を出
力する利得制御器と、該利得制御器から得られる利得情
報により、前記音声復号手段から出力される再生音声信
号の振幅を調整する利得調整器とを備えたことを特徴と
するものである。
号装置は、音声信号のフレーム電力又は平均振幅情報を
符号化しパラメータの1つとして伝送する符号励振線形
予測符号化方式の伝送信号を受信復号して再生音声を得
る音声復号装置において、前記受信した伝送信号に含ま
れるフレーム電力等の音声情報を基に再生音声信号を再
生する音声復号手段と、該再生音声信号のフレーム毎の
電力を計算する再生音声フレーム電力計算器と、前記受
信したフレーム電力情報と前記再生音声フレーム電力計
算器で計算された再生音声フレーム電力とを入力として
大きさを比較し、後者が前者より大きくかつその差また
は比が予め設定した範囲を超えたとき1より小さい利得
を出力し、前記設定した範囲以内のときは1の利得を出
力する利得制御器と、該利得制御器から得られる利得情
報により、前記音声復号手段から出力される再生音声信
号の振幅を調整する利得調整器とを備えたことを特徴と
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図2に本発明の伝送誤り対策機能
を有するCELP復号装置の構成を示す。図において、
点線で囲まれた部分33は本発明で付加した伝送誤り対
策部であり、その他の部分は従来のCELP復号装置の
基本構成と全く同じである。同図で分離器21は伝送さ
れてきた音声情報パラメータa2を分離して、それぞれ
のパラメータを再生する。適応符号帳22、雑音符号帳
23は符号化装置の符号帳とそれぞれ全く同じ内容を有
しており、それぞれ伝送されてきた最適なインデックス
b2,e2によって符号語i2,j2を出力する。
を有するCELP復号装置の構成を示す。図において、
点線で囲まれた部分33は本発明で付加した伝送誤り対
策部であり、その他の部分は従来のCELP復号装置の
基本構成と全く同じである。同図で分離器21は伝送さ
れてきた音声情報パラメータa2を分離して、それぞれ
のパラメータを再生する。適応符号帳22、雑音符号帳
23は符号化装置の符号帳とそれぞれ全く同じ内容を有
しており、それぞれ伝送されてきた最適なインデックス
b2,e2によって符号語i2,j2を出力する。
【0012】利得制御器24は、利得調整器5(図
1)及び利得調整器6(図1)の利得c2,フレーム電
力情報d2を用いて利得g2,h2を再生する。利得調
整器25及び利得調整器26は、利得g2,h2を用い
て符号語i2,j2の利得調整を行う。加算器27は利
得調整された符号語k2,r2を加算し、再生音源信号
m2を作る。再生音源信号m2は適応符号帳22にも入
力され、符号帳の内容が更新される。合成フィルタ28
は、スペクトル包絡情報パラメータf2により再生音源
信号m2にスペクトル包絡成分を付加し、再生音声信号
n2を合成する。ポストフィルタ29は、聴感上の品質
を向上させる処理を再生音声信号n2に施し、再生音声
信号s2を出力する。
1)及び利得調整器6(図1)の利得c2,フレーム電
力情報d2を用いて利得g2,h2を再生する。利得調
整器25及び利得調整器26は、利得g2,h2を用い
て符号語i2,j2の利得調整を行う。加算器27は利
得調整された符号語k2,r2を加算し、再生音源信号
m2を作る。再生音源信号m2は適応符号帳22にも入
力され、符号帳の内容が更新される。合成フィルタ28
は、スペクトル包絡情報パラメータf2により再生音源
信号m2にスペクトル包絡成分を付加し、再生音声信号
n2を合成する。ポストフィルタ29は、聴感上の品質
を向上させる処理を再生音声信号n2に施し、再生音声
信号s2を出力する。
【0013】次に、本発明の伝送誤り対策部33につい
て説明する。再生音声フレーム電力計算器30は、再生
音声信号n2を入力し、再生音声フレーム電力q2を出
力する。利得制御器31は、分離器21からのフレー
ム電力d2と前記再生音声フレーム電力q2を入力し、
それらの比を調べる。ここで、(再生音声フレーム電力
/フレーム電力)>1.5であれば、利得t2として
0.5を出力する。その他の場合は、利得t2として
1.0を出力する。利得調整器32では、利得t2が
0.5の場合は再生音声信号s2の振幅に0.5を乗算
し、利得t2が1.0の場合は再生音声信号s2の振幅
に1.0を乗算して利得調整された再生信号p2を出力
する。
て説明する。再生音声フレーム電力計算器30は、再生
音声信号n2を入力し、再生音声フレーム電力q2を出
力する。利得制御器31は、分離器21からのフレー
ム電力d2と前記再生音声フレーム電力q2を入力し、
それらの比を調べる。ここで、(再生音声フレーム電力
/フレーム電力)>1.5であれば、利得t2として
0.5を出力する。その他の場合は、利得t2として
1.0を出力する。利得調整器32では、利得t2が
0.5の場合は再生音声信号s2の振幅に0.5を乗算
し、利得t2が1.0の場合は再生音声信号s2の振幅
に1.0を乗算して利得調整された再生信号p2を出力
する。
【0014】この処理は、伝送速度を低減することを目
的とし、誤り訂正符号をフレーム電力情報等の聴感上重
要なパラメータのみに適用した場合に有効になる。誤り
訂正符号により保護されていないパラメータに高い率で
伝送誤りが生じた場合、再生音声の振幅が異常に大きく
なり、衝撃音が発生することがある。この時、再生音声
のフレーム電力は、誤り訂正符号により保護されて伝送
されてきたフレーム電力も格段に大きくなる。従って、
これらの比または差をフレーム単位で(サブフレーム単
位で電力情報が伝送される場合は、サブフレーム単位
で)調べ、異常を検出した場合は再生信号の振幅を減衰
させることにより、衝撃音の強さを抑圧することができ
る。
的とし、誤り訂正符号をフレーム電力情報等の聴感上重
要なパラメータのみに適用した場合に有効になる。誤り
訂正符号により保護されていないパラメータに高い率で
伝送誤りが生じた場合、再生音声の振幅が異常に大きく
なり、衝撃音が発生することがある。この時、再生音声
のフレーム電力は、誤り訂正符号により保護されて伝送
されてきたフレーム電力も格段に大きくなる。従って、
これらの比または差をフレーム単位で(サブフレーム単
位で電力情報が伝送される場合は、サブフレーム単位
で)調べ、異常を検出した場合は再生信号の振幅を減衰
させることにより、衝撃音の強さを抑圧することができ
る。
【0015】図3に本発明の処理波形の例を示す。同図
(A)は原音声波形、(B)は従来のCELP復号器に
よる再生音声波形、(C)は本発明のCELP復号器に
よる再生音声波形である。点線の間の部分T(100ms
ec区間)に着目すると、従来の(B)では、伝送誤りに
よって振幅が急激に増加しているのが分かる。これは聴
感上、衝撃音として聞こえる。これに対して本発明の
(C)ではこの部分の振幅が減衰処理されているため衝
撃音が抑制される。但し、この処理例は、サブフレーム
(10msec)単位の電力情報を伝送した場合のものであ
り、サブフレーム単位で利得調整が実行されている。
(A)は原音声波形、(B)は従来のCELP復号器に
よる再生音声波形、(C)は本発明のCELP復号器に
よる再生音声波形である。点線の間の部分T(100ms
ec区間)に着目すると、従来の(B)では、伝送誤りに
よって振幅が急激に増加しているのが分かる。これは聴
感上、衝撃音として聞こえる。これに対して本発明の
(C)ではこの部分の振幅が減衰処理されているため衝
撃音が抑制される。但し、この処理例は、サブフレーム
(10msec)単位の電力情報を伝送した場合のものであ
り、サブフレーム単位で利得調整が実行されている。
【0016】本発明の回路の構成要素について記述した
が、CELP符号化器、CELP復号器は信号処理用マ
イクロプロセッサ(DSP)で実現されるのが一般的で
あることから、本発明の伝送誤り対策機能の回路もDS
Pのプログラムの一部として実現することは容易に可能
である。
が、CELP符号化器、CELP復号器は信号処理用マ
イクロプロセッサ(DSP)で実現されるのが一般的で
あることから、本発明の伝送誤り対策機能の回路もDS
Pのプログラムの一部として実現することは容易に可能
である。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明を実
施することにより、符号化速度を低減するためフレーム
電力情報等の聴感上重要なパラメータのみに誤り訂正符
号を適用した場合、誤り訂正符号により保護されていな
いパラメータに高い率で伝送誤りが生じた時に発生する
衝撃音を抑制することができるため、再生音声の聴感上
の品質を向上できるという極めて大きい効果がある。
施することにより、符号化速度を低減するためフレーム
電力情報等の聴感上重要なパラメータのみに誤り訂正符
号を適用した場合、誤り訂正符号により保護されていな
いパラメータに高い率で伝送誤りが生じた時に発生する
衝撃音を抑制することができるため、再生音声の聴感上
の品質を向上できるという極めて大きい効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】CELP符号化装置の基本構成例図である。
【図2】本発明の伝送誤り対策機能を有するCELP復
号装置の構成例図である。
号装置の構成例図である。
【図3】本発明による処理波形の例を示す波形図であ
る。
る。
1 線形予測分析器 2 フレーム電力計算器 3 適応符号帳 4 雑音符号帳 5,6 利得調整器 7,9 加算器 8 合成フィルタ 10 聴覚重み付き波形歪最小化制御器 11 多重化器 21 分離器 22 適応符号帳 23 雑音符号帳 24,31 利得制御器 25,26,32 利得調整器 27 加算器 28 合成フィルタ 29 ポストフィルタ 30 再生音声電力計算器 33 伝送誤り対策部
Claims (2)
- 【請求項1】 音声信号のフレーム電力又は平均振幅情
報を符号化しパラメータの1つとして伝送する符号励振
線形予測符号化方式の伝送信号を受信復号して再生音声
を得る音声復号方法において、 伝送されてきたフレーム電力情報と受信側で求めた再生
信号のフレーム電力とを比較して、後者が前者より大き
くかつその差または比が予め設定した範囲を超えたと
き、前記再生音声の振幅を予め設定したレベルだけ減衰
させることにより伝送誤りによる再生音声の品質劣化を
抑える誤り対策機能を有するようにしたことを特徴とす
る音声復号方法。 - 【請求項2】 音声信号のフレーム電力又は平均振幅情
報を符号化しパラメータの1つとして伝送する符号励振
線形予測符号化方式の伝送信号を受信復号して再生音声
を得る音声復号装置において、 前記受信した伝送信号に含まれるフレーム電力等の音声
情報を基に再生音声信号を再生する音声復号手段と、 該再生音声信号のフレーム毎の電力を計算する再生音声
フレーム電力計算器と、 前記受信したフレーム電力情報と前記再生音声フレーム
電力計算器で計算された再生音声フレーム電力とを入力
として大きさを比較し、後者が前者より大きくかつその
差または比が予め設定した範囲を超えたとき1より小さ
い利得を出力し、前記設定した範囲以内のときは1の利
得を出力する利得制御器と、 該利得制御器から得られる利得情報により、前記音声復
号手段から出力される再生音声信号の振幅を調整する利
得調整器とを備えたことを特徴とする音声復号装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21656695A JP3342998B2 (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | 音声復号方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21656695A JP3342998B2 (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | 音声復号方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0944196A true JPH0944196A (ja) | 1997-02-14 |
| JP3342998B2 JP3342998B2 (ja) | 2002-11-11 |
Family
ID=16690440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21656695A Expired - Fee Related JP3342998B2 (ja) | 1995-08-03 | 1995-08-03 | 音声復号方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3342998B2 (ja) |
-
1995
- 1995-08-03 JP JP21656695A patent/JP3342998B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3342998B2 (ja) | 2002-11-11 |
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