JPH0944255A - 液面レベル保持装置および煙霧発生装置 - Google Patents

液面レベル保持装置および煙霧発生装置

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JPH0944255A
JPH0944255A JP19219995A JP19219995A JPH0944255A JP H0944255 A JPH0944255 A JP H0944255A JP 19219995 A JP19219995 A JP 19219995A JP 19219995 A JP19219995 A JP 19219995A JP H0944255 A JPH0944255 A JP H0944255A
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JP
Japan
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liquid
liquid level
tank
suction pipe
liquid tank
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JP19219995A
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English (en)
Inventor
Tadayuki Sone
忠幸 曽根
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液槽内に収容される液体の液面を常に一定に制
御できる液面レベル保持装置を提供する。 【解決手段】液体8を収容した液槽3内に、下端4aに
開口部を形成した吸上管4に負圧室5を連通させた補充
液貯留装置6を取付け、吸上管4の開口部4hを液槽3
内の液面レベルL0に合致させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液面レベル保持装
置および煙霧発生装置に関し、特に液槽内に収容される
液体の液面を常に一定に制御できる液面レベル保持装置
および液面レベル保持装置を用いた煙霧発生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】容器に収容した様々な種類の液体を、一
方で消費しながら、他方で補充して、容器内の駅面レベ
ルを常に一定に制御する技術の開発が望まれている。こ
のような技術は、劇薬、毒薬、刺激性物質などのよう
に、人の手が触れると、危険な液体に適用されることが
特に望まれているが、例えば、煙感知器の動作試験に用
いられる煙霧発生装置においても、同様に適用できる。
【0003】図7は、従来の煙霧発生装置を示したもの
である。このため、従来の煙霧発生装置51は、図7に
示すように、液体状の流動パラフィン58を収容する液
槽53と、液槽53内に収容され、内径Dが5mm程度
の中空を有し、所定の位置に穴部54cを有する細管5
4とを備えて構成される液面レベル保持装置52と、細
管54内の液体状の流動パラフィン58cに浸漬するよ
うに設けられたヒータ57とを備えて構成されており、
この流動パラフィン58をヒータ57で加熱して、煙を
発生するように構成している。
【0004】即ち、従来の煙霧発生装置51では、液面
レベル保持装置52の内径Dが5mm程度の中空を有す
る細管54を使用して、細管54内の流動パラフィン1
4cの液面L5を、毛細管現象により、常に、一定に保
ち、ヒータ57を概ね一定の温度に加熱している間、ヒ
ータ57の流動パラフィンに接触している面積を概ね一
定に保持して、煙霧の発生量を概ね一定に保つようにし
ている。
【0005】また、従来の煙霧発生装置51では、ヒー
タ17を細管54内の流動パラフィンに浸漬するように
且つ固定した状態に取り付け、煙感知器の動作試験装置
内の所定の位置に設けられた煙濃度管理用センサの検出
信号に基づいて、温度コントローラにより、ヒータ17
の加熱温度のみを制御して、煙霧の発生量を制御してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すような、従来公知の煙霧発生装置51には、以下の
ような問題があった。即ち、煙霧発生装置51の液面レ
ベル保持装置52の機構では、細管54内の流動パラフ
ィンがヒータ17により加熱されることにより発生した
煙霧の一部が、すすとして付着し、細管54の内表面5
4sの濡れ性が変動し、これに伴い、毛細管現象により
細管54内を上がる流動パラフィンの液量が変動し、細
管54内の液面レベルの位置が変動する。 その結果、
ヒータ57の流動パラフィンに接触している面積が変動
するため、たとえ、ヒータ57の温度を一定に保持して
も、煙霧の発生量が変動してしまうという問題があっ
た。
【0007】かかる問題を解決するために、煙霧発生装
置51の液面レベル保持装置52に比べ、液槽53内に
収容される流動パラフィンの液面レベルを、より一定に
正確に制御できる液面レベル保持装置の開発が長年望ま
れていた。本発明は、以上のような問題を解決するため
になされたものであり、第1の目的は液槽内に収容した
劇薬、毒薬、刺激性物質を初めとする様々な種類の液体
を、人の手がそのような液体に触れることなく、一方で
使用(消費)し、他方で補充して、液槽内に収容された
液体の液面レベルを常に一定に制御することのできる液
面レベル保持装置を提供することを目的とする。
【0008】本発明の第2の目的は、流動パラフィンを
満たした液槽内で、流動パラフィンを煙霧化させて消費
しながら、液面レベルを一定に制御できるようにした煙
霧発生装置を提供することにある。また、図7に示すよ
うな、従来公知の煙霧発生装置51には、更に、以下の
ような問題があった。
【0009】即ち、煙霧発生装置51では、ヒータ17
を常に流動パラフィンに浸漬させているため、ヒータ1
7の熱が流動パラフィンに奪われヒータ17の温度が低
下してヒータ17に、徐々に、すす(炭化物)が付着し
たり、又、煙濃度管理用センサの検出信号に基づいて、
温度コントローラにより、ヒータ17の加熱温度を変化
させて、煙霧の発生量を制御しているが、例えば、煙霧
の発生量を減らすために、ヒータ17の加熱温度を低く
したりすると、流動パラフィンに熱を奪われて、ヒータ
17の加熱温度が当初予定した加熱温度より低くなり、
ヒータ17に、徐々に、すす(炭化物)が付着したり
し、しかる後に、ヒータ17の加熱温度が上昇すると、
ヒータ17に付着したすす(炭化物)が加熱され、ヒー
タ17に付着したすす(炭化物)から余分な煙霧が発生
し、煙霧の発生量が、当初予定していた発生量と異なっ
てしまい、煙霧を所定の発生量に正確に制御できないと
いう問題があった。
【0010】煙感知器の動作試験装置では、検査対象と
なる煙感知器の検査精度、調整精度の向上させるため、
煙霧を所望の発生量に正確に制御できるかが、技術的課
題とされている。本発明の第3の目的は、煙霧を所望の
発生量に正確に制御できるにした煙霧発生装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の液面レ
ベル保持装置は、液体を収容した液槽内に、下端に開口
部を形成した吸上管に負圧室を連通させた補充液貯留装
置を取付け、吸上管の開口部を液槽内の液面レベルに合
致させていることを特徴とする。請求項1に記載の液面
レベル保持装置は、吸上管の下端を液槽内の適宜位置に
置くことにより、液面レベルを規定できる。次に、液槽
内に非揮発性液体を補給し、このとき補充した液体の液
面レベルが吸上管の下端の開口部を上回るまで液体を補
給し、ついで、負圧室を負圧にして、液槽内に収容され
た非揮発性液体を吸上管によって吸い上げると、吸上管
の下端の開口部を越えた液体は吸上管に吸上げられ、吸
上管の下端の開口部が液槽の液面レベルと合致した時点
で吸上げは停止する。
【0012】液面レベルを越えた余剰分の液体が補充液
貯留槽内に貯留された後は、負圧室を密閉させて内圧を
保持する。このようにして、補充液貯留装置に液体を貯
留させた後、液槽の液面が低下すると、液面レベルの低
下によって負圧室に空気が侵入し、このとき侵入した空
気は、吸上管内に貯留された液体と置換され、補充液貯
留装置内に貯留された液体は液槽内に補給され、液面レ
ベルは下端の開口部に合致する。
【0013】以下、同様な方法で、液槽の液面レベルが
低下すれば、補充液貯留装置内の液体は、液槽内に落下
し、液面レベルの低下を補うので、液面レベルは一定に
保持される。補充液貯留装置内に貯留された液は、その
液面レベルが液槽の液面レベルに低下しないうちに、負
圧室を負圧にして補給すればよい。
【0014】請求項2に記載の液面レベル保持装置は、
請求項1に記載の液面レベル保持装置の負圧室に、真空
ポンプを設けるとともに、液槽内に液体を補給するため
の液体補給手段を備えて構成され、吸上管内に貯留され
た液体の液面レベルが、吸上管の開口部近くに低下した
ときには、液体補給手段を駆動して液槽内に液体を補充
し、この補充された液体を真空ポンプを駆動して、補充
液貯留装置に吸い上げ貯留する構成としたことを特徴と
する。
【0015】液体補給手段を駆動して液槽内に液体を補
充し、補充された液体を真空ポンプを駆動して、補充液
貯留装置に吸い上げ貯留する工程は、まず、液体補給手
段を駆動して、液槽内に液面レベルが吸上管の下端の開
口部を上回るまで液体を補充し、しかる後に、真空ポン
プを駆動して、吸上管の下端の開口部が液槽の液面レベ
ルと合致するまで補充液貯留装置に吸い上げ貯留しても
良く、また、液体補給手段を駆動して液槽内に液体を補
充ながら、補充された液体を真空ポンプを駆動して、補
充液貯留装置に吸い上げ貯留しても良い。
【0016】請求項2に記載の液面レベル保持装置で
は、請求項1に記載の液面レベル保持装置の負圧室に、
真空ポンプを設けるとともに、液槽内に液体を補給する
ための液体補給手段を備えて構成したので、吸上管内に
貯留された液体の液面レベルが、吸上管の下端の近くに
低下したときには、液体補給手段を駆動して液槽内に液
体を補充して、この補充された液体を真空ポンプを駆動
して、補充液貯留装置に吸い上げ貯留する構成を備える
ので、特に、液面レベル保持装置の吸上管の下端の開口
部を液槽内の液面レベルに容易に合致させることができ
る。
【0017】請求項3に記載の液面レベル保持装置は、
補充液貯留装置が、下端に開口部を形成した吸上管に、
指で容積を縮小変化させ得る中空の弾性袋体を設けた構
造としたことを特徴とする。請求項3に記載の液面レベ
ル保持装置は、補充液貯留装置の好適な具体例を規定す
るものである。
【0018】請求項4に記載の液面レベル保持装置は、
請求項1に記載の液面レベル保持装置の補充液貯留装置
の吸上管を上下に動作させて、液面レベルを制御するこ
とを特徴とする。請求項4に記載の液面レベル保持装置
では、吸上管を上下に動作させることにより、液面レベ
ルを規定する吸上管の下端を液槽内の所望の位置に設け
ることができるため、液槽内に収容する液体の液面レベ
ルを所望の位置に変えることができる。
【0019】請求項5に記載の煙霧発生装置は、請求項
3に記載の液面レベル保持装置に、液槽内に収容される
液体に浸漬させて液槽内の液体を蒸発させる加熱手段を
更に設けたことを特徴とする。加熱手段としては、通
常、ヒータ、より特定的には、電熱ヒータなどを好適に
用いることができる。
【0020】ここで、煙霧発生装置から発生する煙霧の
発生量は、加熱手段の温度が一定の場合は、加熱手段と
液体の接触面積に依存する。請求項5に記載の煙霧発生
装置では、中空の弾性袋体を指で容積を縮小変化させ
て、予め液槽内の液体の一部を吸上管内に吸上げて保持
しておけば、加熱手段が液槽内の液体を煙霧として消費
しても、液槽内の液面レベルが吸上管の下端の開口部ま
で低下すれば、吸上管内に吸上げて保持した液体が、液
槽内に落下し、液面レベルの低下を補うので、液面レベ
ルは、常に、一定に保持され、その結果、液槽内に収容
された液体に浸漬するように設けられた加熱手段の液体
との接触面積は、常に、一定に保持されるので、加熱手
段の温度が一定の場合は、煙霧発生装置から発生する煙
霧の発生量を一定に制御することができる。
【0021】請求項6に記載の煙霧発生装置は、液体を
収容した液槽内に、液槽内に収容される液体の液面を検
出する液面レベルセンサと、液槽内に収容される液体に
浸漬するように設けられた加熱手段と、液面レベルセン
サの検出信号に基づいて液槽内に液体補給手段とを備え
たことをを特徴とする。請求項6に記載の煙霧発生装置
では、液面レベルセンサを設け、液面レベルセンサの検
出信号に基づいて液槽内に液体を補給しているので、加
熱手段が、加熱手段が液槽内の液体を煙霧として消費
し、液槽内の液体の液面レベルが液面レベルセンサの検
出位置より下がると液槽内に液体が補給されるので、液
槽内の液体の液面レベルは、常に、一定に保持されるた
め、加熱手段の温度が一定の場合は、煙霧発生装置から
発生する煙霧の発生量を一定に制御することができる。
【0022】請求項7に記載の煙霧発生装置は、請求項
5または6に記載の煙霧発生装置に、加熱手段を液槽内
に上下に動作させる加熱手段位置制御手段を更に備え、
加熱手段を一定間隔で上下に動作させることにより、煙
霧の発生量を制御することを特徴とする。請求項7に記
載の煙霧発生装置では、加熱手段が液槽内の液体を煙霧
として消費しても、液槽内の液面レベルは常に一定に一
定に保持されるので、加熱手段が液槽内の液体を煙霧と
して消費した消費量を考慮せずに、加熱手段位置制御手
段を用い加熱手段を一定のストロークで上下に動作させ
るだけで、加熱手段の液体との接触面積を一定に制御で
きる。従って、加熱手段を一定間隔で上下に移動させる
という簡単な操作で、煙霧を所望の発生量に容易に且つ
正確に制御できる。
【0023】尚、煙霧の発生量を変えたい場合には、加
熱手段を上下に移動させる間隔を変化させるだけで、煙
霧を所望の発生量に正確に制御できる。液体として、流
動パラフィンを用いた場合は、加熱手段は、300℃以
上の一定温度に保持するのが好ましい。この場合、加熱
手段は、常に、高温(300℃以上)の一定温度に保た
れているため、加熱手段にすす(炭化物)が付着しない
ので、加熱手段に付着したすす(炭化物)が加熱され煙
霧となり、煙霧の発生量が、当初予定していた発生量と
異なるという従来の問題が解決されるので、煙霧を所望
の発生量に正確に制御できる。
【0024】請求項8に記載の煙霧発生装置は、請求項
5、6または7に記載の煙霧発生装置の液体が、流動パ
ラフィンであることを特徴とする。請求項8に記載の煙
霧発生装置は、液体の好適な具体例を規定するものであ
る。
【0025】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下、本発明の実施の形態を、煙霧発
生装置を例に取り、更に詳しく説明する。図6は、現
在、一般に使用されている煙感知器の動作試験装置を概
略的に示す断面図である。
【0026】図6を参照して説明すると、この動作試験
装置60は、ハウジング61内に設けられた下部通路6
2aと上部通路62bとからなる煙導入路62と、この
煙導入路62の下部通路62aに設置されたヒータ7を
備える煙発生装置1と、下部通路62aに設置され、煙
を上部通路62bに向けて送るためのファン68と、上
部通路62bの下部に設置され、煙の濃度を検知する煙
濃度管理用センサ69と、煙発生装置1と濃度管理用セ
ンサ69とが、各々、接続され、煙濃度管理センサ69
の煙霧の濃度検知信号に応じて、煙発生装置1のヒータ
7の加熱温度を制御する濃度コントローラ71とを備え
て構成されており、煙濃度管理センサ69の上方には、
感度試験の対象となる煙感知器80が置かれている。
【0027】この動作試験装置60には、煙導入路62
内の風速を測定して、この風速を規定範囲内の速度にす
るために、例えば、アネモメータと称される風速計が、
煙導入路62内に設置されている。この風速計は、セン
サ部と計測部とからなり、センサ部と測定部がケーブル
で接続され、センサ部の素子によって、風速を検出して
この風速を測定部で測定するように構成されている。
【0028】図1は、図6に示すような動作試験装置に
好適に用いることのできる、本願発明に係る煙霧発生装
置の例を概略的に示す断面図である。図1を参照して説
明すると、この煙霧発生装置1は、液面レベル保持装置
2とヒータ7を備えて構成されている。液面レベル保持
装置2は、液槽3と、液槽3内に取付けられ、下端4a
に開口部4hを形成した吸上管4に負圧室5を連通させ
た補充液貯留装置6とにより構成されている。
【0029】より詳しくは、吸上管4は、上端4bと下
端4aとを備える、中空を有する管状体であり、吸上管
4の内径Dは、毛細管現象が生じない程度の径を有する
ことが好ましい。 具体的には、吸上管4の内径Dは、
通常、10mm以上であることが好ましい。また、液面
レベル保持装置2では、負圧室5として、吸上管4の上
端4bを密閉するように、指で容積を縮小変化させ得る
中空の弾性袋体が取り付けられており、また、液体8と
して、流動パラフィンが用いられている。
【0030】そして、液槽3内には、吸上管4の下端4
aと合致するまで、液体8が収容され、且つ、負圧室5
を使用して、液体8の一部8aが補充液貯留装置6の吸
上管4内に吸い上げられた状態で保持されている。そし
て、この液面レベル保持装置2では、吸上管4の下端4
aの位置で、液槽3内に収容された液体8の液面Lが一
定のレベルL0に保持されるようになっている。
【0031】一方、ヒータ7としては、電熱式ヒータが
用いられており、ヒータ7には、更に、ヒータ7を上下
方向に動作させるための加熱手段位置制御手段(図示せ
ず)が設けられており、ヒータ7は、加熱手段位置制御
手段(図示せず)により、液体8に、浸漬自在に設けら
れている。次に、この煙霧発生装置1の調整方法及び動
作について、以下に説明する。
【0032】図2及び図3は、この煙霧発生装置1の調
整方法及び動作を模式的に示す図である。まず、図2
(a)に示す工程において、液槽3内の所定の位置に、
補充液貯留装置6を固定的に取り付ける。液面レベル保
持装置2では、吸上管4の下端4aの位置が液面レベル
を規定することになるので、吸上管4の下端4aを液槽
内の適宜位置に置くことにより、液面レベルをL0に規
定できる。
【0033】次に、液槽3内に液体8を収容する。この
とき、液体8の液面レベルL1が吸上管4の下端4aを
上回るまで液体8を液槽3内に収容する。次に、図2
(b)に示す工程において、負圧室5を負圧にして、液
槽3内に収容された液体8の一部を吸上管4によって吸
い上げる。この液面レベル保持装置2では、負圧室5と
して、中空の弾性袋体を用いているので、図示するよう
に、人の指で中空の弾性袋体の容積を縮小変化させて液
槽3内に収容された液体8の一部を吸上管4によって吸
い上げる。すると、吸上管4の下端4aを越えた部分の
液体8aは吸上管4に吸上げられ、吸上管4の下端4a
が液槽の液面レベルL0と合致した時点で、吸上を停止
する。より詳しくは、吸上管4の下端4aが液槽の液面
レベルL0と合致した以降は、空気が吸上管4内に入る
ことになる。
【0034】液面レベルL0を越えた余剰分の液体8a
が補充液貯留槽6内に貯留された後は、負圧室5は密閉
されているので内圧が保持される(図2(c)を参
照)。次に、図3(a)に示す工程において、加熱手段
位置制御手段(図示せず)を用いて、ヒータ7を液槽3
内に収容される液体8に浸漬するように設け、濃度コン
トローラ(図6に示す濃度コントローラ71)を用い
て、ヒータ7を所定の一定の温度に保持して、煙霧(オ
イルミスト)を発生させる。ここで、煙霧(オイルミス
ト)の発生量は、ヒータ7の温度が一定の場合は、ヒー
タ7の液体8との接触面積に依存する。
【0035】液体8が、煙霧(オイルミスト)として、
消費されるにつれ、液槽3の液面が低下し、そして、液
槽3内の液体の液面が、吸上管4の下端4aより下にな
ると、その瞬間に、吸上管4内に空気が侵入して負圧室
に空気が侵入し、このとき侵入した空気は、吸上管4内
に貯留された液体8aの一部と置換され、補充液貯留装
置6内に貯留された液体8aの一部が、その自重より、
液槽3内に補給され、液面レベルは吸上管4の下端4a
に合致する(図3(b)を参照)。液面レベルは吸上管
4の下端4aに合致すると、それ以降は、吸上管4内に
空気が侵入しないので、補充液貯留装置6内に貯留され
た液体8aの液槽3内への補給は停止する(図3(c)
を参照)。
【0036】以下、同様な方法で、液槽3の液面レベル
Lが吸上管4の下端4aの位置まで低下すれば、補充液
貯留装置6内の液体8aの一部は、液槽3内に落下し、
液面レベルの低下を補うので、液面レベルは、L0の位
置に一定に保持される。尚、補充液貯留装置6内に貯留
された液は、その液面レベルが液槽3の液面レベルL0
に低下しないうちに、負圧室5を負圧にして補給すれば
よい。
【0037】この液面レベル保持装置2は、毛細管現象
を利用した従来公知の液面レベル保持装置52と異な
り、液槽3内の液体8の液面レベルを補充液貯留装置6
の吸上管4の下端4aの位置で規定し、補充液貯留装置
6の吸上管4内に貯留した液体8aにより液面レベルを
常に一定に保持する構成としたので、従来公知の液面レ
ベル保持装置52に比べ、液面レベルを、常に、より一
定に保持することができる。
【0038】更に、補充液貯留装置6を上下に動作させ
る補充液貯留装置位置制御手段(図示せず)を更に設け
てもよい。補充液貯留装置位置制御手段(図示せず)を
設ければ、吸上管4の下端4aを液槽3内の所望の位置
に容易に設けることができるので、前記補充液貯留装置
を上下に動作させることにより、液面レベルを容易且つ
簡単に所望のレベルに制御することができる。
【0039】この煙霧発生装置1では、液面レベル保持
装置2を用いているので、液槽3内の液体8の液面レベ
ルを、常に、L0に保持できるので、ヒータ7の温度を
一定に保持した場合、ヒータ7を所定の位置に固定して
いる限り、ヒータ7の液体8との接触面積を一定に保持
できるので、一定量の煙霧(オイルミスト)を発生させ
続けることが容易にできる。
【0040】そして、この煙霧発生装置1では、ヒータ
7の温度を一定に保持し、ヒータ7の液体8との接触面
積を大きくするだけで、煙霧の発生量を増大させ、ヒー
タ7の液体8との接触面積を小さくするだけで、煙霧の
発生量を減少させることができる。また、加熱手段位置
制御手段(図示せず)を用いて、ヒータ7を上下させ
て、ヒータ7の液体8との接触面積を変化させることに
より、煙霧(オイルミスト)の発生量を変化させる場合
にも、液槽3内の液体8の液面レベルが、一定に保持さ
れているため、液槽3内の液体8の液面レベルの変化を
考慮する必要が無いので、煙霧(オイルミスト)の発生
量を所望の値に容易且つ簡単に変化させることができ
る。
【0041】また、加熱手段位置制御手段(図示せず)
を用いた場合には、以下の方法により、煙霧の発生量を
所望の発生量に正確に制御できる。この煙霧発生装置1
では、液面レベル保持装置2を用いているので、液槽3
内の液体8の液面レベルを、常に、L0に保持できるの
で、ヒータ7が液槽3内の液体8を煙霧として消費した
消費量を考慮せずに、加熱手段位置制御手段(図示せ
ず)を用いヒータ7を一定のストロークで上下に動作さ
せるだけで、ヒータ7の液体8との接触面積を一定に制
御できる。
【0042】従って、ヒータ7を一定間隔で上下に移動
させるという簡単な操作で、煙霧を所望の発生量に容易
に且つ正確に制御できる。そして、この煙霧発生装置1
において、煙霧の発生量を変えたい場合には、ヒータ7
を上下に移動させる間隔(時間、周期)を変化させるだ
けで、煙霧を所望の発生量に正確に制御できる。
【0043】尚、液体8として、流動パラフィンを使用
する場合は、ヒータ7は、300℃以上の一定温度に常
に保持するのが好ましい。ヒータ7を高温(300℃以
上)の一定温度に保た場合には、すす(炭化物)が発生
せず、また、ヒータ7に、すす(炭化物)が付着しな
い。したがって、温度コントローラにより、ヒータ17
の加熱温度を変化制御している従来の煙霧発生装置51
で問題となっていた、ヒータ17に付着したすす(炭化
物)が加熱され煙霧となり、煙霧の発生量が、当初予定
していた発生量と異なってしまい、煙霧を所定の発生量
に正確に制御できないという問題が生じないため、煙霧
を所望の発生量に正確に制御できる。
【0044】また、ヒータ7を、高温(300℃以上)
の一定温度に保ち、且つ、加熱手段位置制御手段(図示
せず)を用いて、ヒータ7を一定のストロークで、液槽
3内の流動パラフィンに浸漬させた後、すぐに、ヒータ
7を流動パラフィンから引き上げる構成にすれば、従来
のヒータ17を常に流動パラフィンに浸漬させている煙
霧発生装置51に見られるような、ヒータ17の熱が流
動パラフィンに奪われヒータ17の温度が低下するとい
う現象が生じない。
【0045】したがって、ヒータ7は、常に、300℃
以上の一定温度に保たれるので、ヒータ7にすす(炭化
物)に付着しないので、煙霧を所望の発生量に正確に制
御できる。この場合、煙霧の発生量は、厳密には、ヒー
タ7が、流体パラフィンに浸漬された瞬間に生じる煙霧
の量と、ヒータ7に付着した流体パラフィンが煙霧に変
化した量が、1周期当りの煙霧の発生量になるが、通常
は、ヒータ7に付着した流体パラフィンが煙霧に変化し
た量が、流体パラフィンに浸漬された瞬間に生じる煙霧
の量に比べて多いため、1周期当りの煙霧の発生量は、
概ね、ヒータ7に付着した流体パラフィンが煙霧に変化
した量に支配される。
【0046】この煙霧発生装置1では、動作試験装置6
0内の所定の位置に設けられた煙濃度管理用センサ69
の検出信号に基づいて、温度コントローラ71により、
ヒータ17の加熱温度を制御して、煙霧の発生量を制御
できる他、ヒータ7の温度を所定の一定温度に保った状
態で、加熱手段位置制御手段(図示せず)を用いて、ヒ
ータ7を上下させて、ヒータ7の液体8との接触面積を
変化させることによっても煙霧の発生量を制御でき、更
に、加熱手段位置制御手段(図示せず)を用いて、ヒー
タ7を一定間隔で上下に移動させることによっても、煙
霧の発生量を制御できるようになっているので、従来に
比べ、煙霧を所望の発生量に正確に制御できるため、検
査対象となる煙感知器の検査精度、調整精度の向上させ
ることができる。
【0047】尚、この実施の形態1では、本願発明の特
徴的な構成を中心に示したが、演算処理装置を設け、こ
の演算処理装置に、温度コントローラ71、補充液貯留
装置位置制御手段、及び、加熱手段位置制御手段を、各
々、必要に応じて、信号線により結線し、上記した動作
を演算処理装置の記憶手段に記憶させ、自動的に煙霧発
生装置1の煙霧の発生量を制御できるようにしても良
い。
【0048】(実施の形態2)図4は、本発明に係る液
面レベル保持装置の例を概略的に示す断面図である。図
4を参照して説明すると、この液面レベル保持装置12
は、液槽3と、液槽3内の所定の位置に取付けられ、下
端4aに開口部4hを形成した吸上管4と、吸上管4の
上端4bに設けられた負圧室17と、負圧室17に導管
18を介して設けられた真空ポンプ19とを有する補充
液貯留装置16と、吸上管4内に吸い上げられる液体8
aの液面レベルLを検出する一対の液面レベルセンサ2
0、21と、液体補給手段24とを備えて構成されてい
る。また、導管18には、電磁バルブ等のバルブ22が
設けられており、バルブ22を閉じると負圧室17を密
閉状態に維持して負圧室17の内圧を保持できるように
なっている。
【0049】液体補給手段24は、導管25と、導管2
5に設けられたポンプ手段26とから構成されており、
液面レベルセンサ21の検出信号に基づいてポンプ手段
26を駆動し、導管25から液槽3内に液体8bが補給
したり、液面レベルセンサ20の検出信号に基づいてポ
ンプ手段26を停止し、液槽3内への液体8bの補給を
停止したりすることができるようになっている。
【0050】この液面レベル保持装置12では、ヒータ
等の何等かの手段、原因により液槽3内に収容された液
体8が消費され、吸上管4内に貯留された液体8aの液
面レベルLが、吸上管4の下端4a近くまで低下したと
き、より特定的には、図4に想像線で示す液面レベルL
2まで低下したときには、液面レベルセンサ21が検出
信号を発令し、この検出信号に基づいてポンプ手段26
を駆動して液槽3内に液体8bを補充しながら、且つ、
バルブ22を開き、真空ポンプ19を駆動して、補充さ
れた液体8bを、補充液貯留装置16の吸上管4内に吸
い上げ貯留できるようになっている。
【0051】また、液面レベル保持装置12では、ヒー
タ等の何等かの手段、原因により液槽3内に収容された
液体8が消費され、吸上管4内に貯留された液体8aの
液面レベルLが、吸上管4の下端4a近くまで低下した
とき、より特定的には、図4に想像線で示す液面レベル
L2まで低下したときには、液面レベルセンサ21が検
出信号を発令し、この検出信号に基づいてポンプ手段2
6を駆動して液槽3内に液体8bを補充し、しかる後
に、バルブ22を開き、真空ポンプ19を駆動して、補
充された液体8bを、補充液貯留装置16の吸上管4内
に吸い上げ貯留できるようにしても良い。
【0052】そして、吸上管4内に吸い上げられた液体
8aの液面レベルが、図4に実線で示す液面レベルL3
になると、液面レベルセンサ20が検出信号を発令し、
この検出信号に基づいてポンプ手段26を停止させると
ともに、真空ポンプ19を停止させるとともに、バルブ
22を閉じ、負圧室17の内圧を一定に保持する。この
液面レベル保持装置12は、実施の形態1に示した液面
レベル保持装置2と同様の効果を奏する。
【0053】更に、この液面レベル保持装置12では、
液槽3内の液体8が何等かの手段、理由により減少(消
費)され、吸上管4内に貯留された液体の液面レベル
が、吸上管4の下端4aの近くに低下したときには、液
体補給手段24のポンプ手段26を駆動して液槽3内に
液体8bを補充しながら、真空ポンプ19を駆動して、
補充された液体8bを、補充液貯留装置16に吸い上げ
貯留できるようにしたので、液面レベル保持装置12の
調整を容易に設定できるという効果がある。
【0054】尚、この実施の形態2では、本願発明の特
徴的な構成を中心に示したが、演算処理装置を設け、こ
の演算処理装置に、補充液貯留装置位置制御手段、バル
ブ22、ポンプ手段26、真空ポンプ19を、各々、必
要に応じて信号線により結線し、上記したような動作を
演算処理装置の記憶手段に記憶させ、自動的に液面レベ
ル保持装置12を調整制御できるようにしても良い。
【0055】(実施の形態3)図5は、図6に示すよう
な動作試験装置に好適に用いることのできる、本願発明
に係る煙霧発生装置の他の例を概略的に示す断面図であ
る。図5を参照して説明すると、この煙霧発生装置31
は、液面レベル保持装置32とヒータ7を備えて構成さ
れている。
【0056】液面レベル保持装置32は、液槽3と、液
槽3内の所定の位置に取付けられ、液槽3内に収容され
る液体8の液面Lを検出する液面レベルセンサ33と、
液面レベルセンサ33の検出信号に基づいて液槽3内に
液体8bを補給する液体補給手段34とにより構成され
ている。 液体補給手段34は、導管35と、導管35
に設けられたポンプ手段36とから構成されており、液
面レベルセンサ33の検出信号に基づいてポンプ手段3
6を駆動したり、停止したりして、導管35により液槽
3内に液体8bを補給したり、補給を停止したりするこ
とができるようになっている。
【0057】また、液面レベルセンサ33は、公知のも
のであれば特に限定されることはないが、この液面レベ
ル保持装置32では、一対のセンサc1、c2を有する
液面レベルセンサ33を使用している。一対のセンサc
1、c2の内、一方のセンサc1は、他方のセンサc2
より長くなっており、センサc1の先端c1pが液体8
が接触しなくなると、ポンプ手段36を駆動させて液槽
3内に液体8bを補給し、センサc2の先端c2pが液
体8に接触するとポンプ手段36を停止させて液槽3内
への液体8bの補給を停止するようになっている。
【0058】一方、ヒータ7には、ヒータ7を上下方向
に動作させるための加熱手段位置制御手段(図示せず)
が設けられており、ヒータ7は、加熱手段位置制御手段
(図示せず)により、液体8に、浸漬自在に設けられて
いる。次に、この煙霧発生装置31の動作について、以
下に説明する。まず、液槽3内の所定の位置に、液面レ
ベルセンサ33を固定的に取り付ける。液面レベル保持
装置32では、液面レベルセンサ33が液面レベルを規
定することになるので、液面レベルセンサ33の一対の
センサc1、c2を適宜位置に置くことにより、液面レ
ベルを規定できる。
【0059】次に、液槽3内に液体8を収容する。この
とき、液体8の液面レベルLがセンサc2の先端c2p
に接触するまで液体8を液槽3内に収容する。次に、加
熱手段位置制御手段(図示せず)を用いて、ヒータ7を
液槽3内に収容される液体8に浸漬するように設け、濃
度コントローラ(図6に示す濃度コントローラ71)を
用いて、ヒータ7を所定の一定の温度に保持して、煙霧
(オイルミスト)を発生させる。ここで、煙霧(オイル
ミスト)の発生量は、ヒータ7の温度が一定の場合は、
ヒータ7の液体8との接触面積に依存する。
【0060】液体8が、煙霧(オイルミスト)として、
消費されるにつれ、液槽3の液面が低下し、そして、液
槽3内の液体の液面が、センサc1の先端c1pより下
になると、その瞬間に、ポンプ手段36が駆動し、導管
35より、液体8bが液槽3内に補給される。そして、
液槽3内の液体8の液面がセンサc2の下端c2aに接
触するとポンプ手段36が停止し、それ以降は、液槽3
内への液体8bの補給が停止する。
【0061】以下、同様な方法で、液槽3の液面レベル
Lがセンサc1の線端c1pの位置まで低下すれば、ポ
ンプ手段36により液体8bが液槽3内に補給され、液
面レベルの低下を補い、液槽3に液体8がセンサc2の
下端c2pの位置まで補給されるとポンプ手段36が停
止するので、液面レベルLは、センサc1の線端c1p
とセンサc2の先端c2pの範囲内に一定に保持され
る。
【0062】この煙霧発生装置31では、液面レベル保
持装置32を用いているので、液槽3内の液体8の液面
レベルを、常に、概ね一定に保持できるので、ヒータ7
の温度を一定に保持した場合、ヒータ7を所定の位置に
固定している限り、ヒータ7の液体8との接触面積を一
定に保持できるので、一定量の煙霧(オイルミスト)を
発生させ続けることが容易にできる。
【0063】また、加熱手段位置制御手段(図示せず)
を用いて、ヒータ7を上下させて、ヒータ7の液体8と
の接触面積を変化させることにより、煙霧(オイルミス
ト)の発生量を変化させる場合にも、液槽3内の液体8
の液面レベルが、一定に保持されているため、液槽3内
の液体8の液面レベルの変化を考慮する必要が無いの
で、煙霧(オイルミスト)の発生量を所望の値に容易且
つ簡単に変化させることができる。
【0064】この液面レベル保持装置32は、毛細管現
象を利用した従来公知の液面レベル保持装置52と異な
り、液槽3内の液体8の液面レベルを液面レベルセンサ
33により規定し、液槽3内に収容した液体8の液面レ
ベルを、液面レベルセンサ33の検出信号に基づいて、
液体補給手段34から液体8aを補給することにより、
常に一定に保持する構成としたので、従来公知の液面レ
ベル保持装置52に比べ、液面レベルを常に一定に保持
することができる。
【0065】尚、この実施の形態2では、本願発明の特
徴的な構成を中心に示したが、演算処理装置を設け、こ
の演算処理装置に、温度コントローラ71、補充液貯留
装置位置制御手段、加熱手段位置制御手段、液面レベル
センサ33、ポンプ手段36を、各々、必要に応じて信
号線により結線し、上記したような動作を演算処理装置
の記憶手段に記憶させ、自動的に煙霧発生装置31の煙
霧の発生量を制御できるようにしても良い。
【0066】以上、詳細に説明したとおり、液面レベル
保持装置2、12、32は、いずれも、毛細管現象を利
用することなく、液槽3内の液体8の液面レベルを一定
に保持する構成としたので、従来公知の液面レベル保持
装置52に比べ、液面レベルを常に一定に保持すること
ができる。尚、発明の実施の形態1、2及び3では、煙
霧発生装置を例にして、液面レベル保持装置を説明した
が、本発明に係る液面レベル保持装置は、煙霧発生装置
に用いる液面レベル保持装置に限定されるものではない
ことは言うまでもない。
【0067】上述した発明の実施の形態1、2及び3よ
り明らかなように、本発明に係る液面レベル保持装置は
いずれも、人の手が液体に触れることなく液槽内に収容
された液体の液面レベルを常に一定に保持できるように
なっているので、本発明に係る液面レベル保持装置は特
に、容器に劇薬、毒薬、刺激性物質を初めとする様々な
種類の液体を収容し、一方で使用(消費)し、他方で補
充して、容器内に収容された液体の液面レベルを常に一
定に制御する必要がある場合に好適に使用できるもので
ある。
【0068】
【発明の効果】請求項1に記載の液面レベル保持装置
は、液体を収容した液槽内に、下端に開口部を形成した
吸上管に負圧室を連通させた補充液貯留装置を取付け、
吸上管の開口部を液槽内の液面レベルに合致させている
ので、液槽内の液面が補充液貯留装置の下端に開口部よ
り低下すると、負圧室に空気が侵入し、このとき侵入し
た空気は、吸上管内に貯留された液体と置換され、補充
液貯留装置内に貯留された液体は液槽内に補給され、液
面レベルは下端に常に合致するので、液面レベルをは一
定に保持することができる。
【0069】請求項2に記載の液面レベル保持装置は、
請求項1に記載の液面レベル保持装置の負圧室に、真空
ポンプを設けるとともに、液槽内に液体を補給するため
の液体補給手段を備えて構成したので、吸上管内に貯留
された液体の液面レベルが、吸上管の下端の開口部近く
に低下したときには、液体補給手段を駆動して液槽内に
液体を補充し、この補充された液体を真空ポンプを駆動
して、補充液貯留装置に吸い上げ貯留できるので、液面
レベル保持装置の吸上管の下端の開口部を液槽内の液面
レベルに容易に合致させることができるという効果があ
る。
【0070】請求項3に記載の液面レベル保持装置は、
補充液貯留装置が、下端に開口部を形成した吸上管に、
指で容積を縮小変化させ得る中空の弾性袋体を設けた構
造という簡単な構成で、液槽内に収容された液体の液面
レベルを常に一定に保持できる。 請求項4に記載の液
面レベル保持装置は、請求項1に記載の液面レベル保持
装置の補充液貯留装置を上下に動作させる補充液貯留装
置位置制御手段を更に設けたので、補充液貯留装置を上
下に動作させることにより、液面レベルを所望のレベル
に容易且つ簡単に制御することができる。
【0071】そして、本発明に係る液面レベル保持装置
は、液槽内に収容される液体の液面レベルを、人の手が
液体に触れることなく、一定に保持できるものであるの
で、特に、液槽に収容した劇薬、毒薬、刺激性物質を初
めとする様々な種類の液体を、一方で使用(消費)し、
他方で補充して、液槽内に収容された液体の液面レベル
を常に一定に制御する必要がある場合に好適に用いるこ
とができる。
【0072】請求項5に記載の煙霧発生装置は、請求項
3に記載の液面レベル保持装置に、液槽内に収容される
液体に浸漬させて液槽内の液体を蒸発させる加熱手段を
更に設けたので、請求項3に記載の液面レベル保持装置
により液槽内の液体の液面レベルは、常に、一定に保持
されるので、液槽内に収容された液体に浸漬するように
設けられた加熱手段の液体との接触面積は、常に、一定
に保持される。このため、加熱手段の温度が一定の場合
は、煙霧発生装置から発生する煙霧の発生量を一定に制
御することができる。
【0073】請求項6に記載の煙霧発生装置は、液面レ
ベルセンサを設け、液面レベルセンサの検出信号に基づ
いて液槽内に液体を補給しているので、加熱手段が加熱
手段が液槽内の液体を煙霧として消費し、液槽内の液体
の液面レベルが、液面レベルセンサの検出位置より下が
ると液槽内に液体が補給されるので、液槽内の液体の液
面レベルは、常に、一定に保持されるため、加熱手段の
温度が一定の場合は、煙霧発生装置から発生する煙霧の
発生量を一定に制御することができる。
【0074】請求項7に記載の煙霧発生装置は、請求項
5または6に記載の煙霧発生装置に、加熱手段を上下に
動作させる加熱手段位置制御手段を更に設け、加熱手段
を一定間隔で上下に動作させることにしたので、加熱手
段の温度を一定にして、加熱手段を上下に動作させるだ
けで、煙霧の発生量を所望の発生量に容易且つ簡単に制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る煙霧発生装置の例を概略的に示
す断面図である。
【図2】本発明に係る煙霧発生装置の調整方法及び動作
を模式的に示す図である。
【図3】本発明に係る煙霧発生装置の調整方法及び動作
を模式的に示す図である。
【図4】本発明に係る液面レベル保持装置の例を概略的
に示す断面図である。
【図5】本発明に係る煙霧発生装置の他の例を概略的に
示す断面図である。
【図6】現在、一般に使用されている煙感知器の動作試
験装置を概略的に示す断面図である。
【図7】従来の煙霧発生装置を概略的に示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1、31 煙霧発生装置 2、12、32 液面レベル保持装置 3 液槽 4 吸上管 4a 下端 4b 上端 4h 開口部 5、17 負圧室 6、16 補充液貯留装置 7 ヒータ 8 液体 8a 液体の一部 18、25、35 導管 19 真空ポンプ 20、21、33 液面レベルセンサ 22 バルブ 24、34 液体補給手段 26、36 ポンプ手段 L 液面 L0、L1、L2、L3 液面のレベル c1、c2 センサ c1p、c2p センサの先端

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容した液槽内に、下端に開口部
    を形成した吸上管に負圧室を連通させた補充液貯留装置
    を取付け、上記吸上管の開口部を上記液槽内の液面レベ
    ルに合致させていることを特徴とする液面レベル保持装
    置。
  2. 【請求項2】上記負圧室には真空ポンプを設けるととも
    に、液槽内に液体を補給するための液体補給手段を備え
    て構成され、上記吸上管内に貯留された液体の液面レベ
    ルが、吸上管の下端に形成された開口部近くまで低下し
    たときには、上記液体補給手段を駆動して液槽内に液体
    を補充し、この補充された液体を真空ポンプを駆動し
    て、上記補充液貯留装置に吸上げ貯留する構成としたこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の液面レベル保持装
    置。
  3. 【請求項3】上記補充液貯留装置が、下端に開口部を形
    成した吸上管に、指で容積を縮小変化させ得る中空の弾
    性袋体を設けた構造としたことを特徴とする、請求項1
    に記載の液面レベル保持装置。
  4. 【請求項4】上記補充液貯留装置の吸上管を上下に動作
    させて、液面レベルを調整する構成とした請求項1に記
    載の液面レベル保持装置。
  5. 【請求項5】請求項3に記載の液面レベル保持装置に、
    上記液槽内に収容される液体に浸漬させて液槽内の液体
    を蒸発させる加熱手段を更に設けたことを特徴とする、
    煙霧発生装置。
  6. 【請求項6】液体を収容した液槽内に、 上記液槽内に収容される液体の液面レベルを検出する液
    面レベルセンサと、 上記液槽内に収容される液体に浸漬させて、液槽内の液
    体を蒸発させる加熱手段と、 上記液面レベルセンサの検出信号に基づいて、上記液槽
    内に液体を補給する液体補給手段とを備えたことを特徴
    とする、煙霧発生装置。
  7. 【請求項7】上記加熱手段を上記液槽内に上下に動作さ
    せる加熱手段位置制御手段を更に備え、前記加熱手段を
    一定間隔で上下に移動させることにより、煙霧の発生量
    を制御する、請求項5または6に記載の煙霧発生装置。
  8. 【請求項8】上記液体が、流動パラフィンであることを
    特徴とする、請求項5、6または7に記載の煙霧発生装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000052544A1 (fr) * 1999-03-04 2000-09-08 Riken Dispositif de traitement de liquides avec reservoir de stockage et reservoir de distribution

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