JPH094496A - 酸素濃度センサの異常判定装置 - Google Patents
酸素濃度センサの異常判定装置Info
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- JPH094496A JPH094496A JP7151722A JP15172295A JPH094496A JP H094496 A JPH094496 A JP H094496A JP 7151722 A JP7151722 A JP 7151722A JP 15172295 A JP15172295 A JP 15172295A JP H094496 A JPH094496 A JP H094496A
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- F02D41/1495—Detection of abnormalities in the air/fuel ratio feedback system
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- F02D41/14—Introducing closed-loop corrections
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- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 触媒下流側に配設された酸素濃度センサの異
常を精度良く判定することのできる判定装置を提供する
こと。 【構成】 ECU10は、リア酸素濃度センサ5の出力
信号の微分値を算出し、予め定めた範囲の大きさの微分
値が、予め定めた所定の時間内に、所定の回数発生しな
い場合はリア酸素濃度センサ5は異常であると判定し、
リア酸素濃度センサ異常警告灯18を点灯する。
常を精度良く判定することのできる判定装置を提供する
こと。 【構成】 ECU10は、リア酸素濃度センサ5の出力
信号の微分値を算出し、予め定めた範囲の大きさの微分
値が、予め定めた所定の時間内に、所定の回数発生しな
い場合はリア酸素濃度センサ5は異常であると判定し、
リア酸素濃度センサ異常警告灯18を点灯する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気系に設
けられる酸素濃度センサ、特に触媒下流側に配設される
酸素濃度センサの異常判定装置に関する。
けられる酸素濃度センサ、特に触媒下流側に配設される
酸素濃度センサの異常判定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気系に設けられる酸素濃度
センサは通常、素子部を有孔カバーで覆い、有効カバー
の孔を通って内側に侵入した排気ガスが素子部に触れ、
素子部が排気ガス中の酸素濃度を検出する構造とされて
いる。したがって、使用時間が長くなり、前記有効カバ
ーの孔が目詰まりを起こすことなどによって応答性が悪
化することがある。この様に、正常に作動していない異
常状態の酸素濃度センサの出力に基づいて排気エミッシ
ョンの制御をおこなうと正しい制御がおこなわれず排気
エミッションが悪化するという問題がある。
センサは通常、素子部を有孔カバーで覆い、有効カバー
の孔を通って内側に侵入した排気ガスが素子部に触れ、
素子部が排気ガス中の酸素濃度を検出する構造とされて
いる。したがって、使用時間が長くなり、前記有効カバ
ーの孔が目詰まりを起こすことなどによって応答性が悪
化することがある。この様に、正常に作動していない異
常状態の酸素濃度センサの出力に基づいて排気エミッシ
ョンの制御をおこなうと正しい制御がおこなわれず排気
エミッションが悪化するという問題がある。
【0003】そこで、酸素濃度センサの異常を判定する
装置が色々と提案されている。例えば、特開昭60−3
1640号公報では、センサ出力の時間微分値をもと
め、この時間微分値に基づいて、具体的には時間微分値
の平均値や偏差値あるいは最大値の大きさを比較するこ
とによって、酸素濃度センサの異常を判定する装置が開
示されている。ところで、上記提案の装置は、触媒上流
側に配設された酸素濃度センサの異常判定に係わるもの
であって正常状態において比較的大きな変動を周期的に
示し、異常時にはその変動が小さくなることを利用して
いる。
装置が色々と提案されている。例えば、特開昭60−3
1640号公報では、センサ出力の時間微分値をもと
め、この時間微分値に基づいて、具体的には時間微分値
の平均値や偏差値あるいは最大値の大きさを比較するこ
とによって、酸素濃度センサの異常を判定する装置が開
示されている。ところで、上記提案の装置は、触媒上流
側に配設された酸素濃度センサの異常判定に係わるもの
であって正常状態において比較的大きな変動を周期的に
示し、異常時にはその変動が小さくなることを利用して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、触媒下流側
に配設された酸素濃度センサは空燃比制御精度が向上す
るとセンサ出力は正常時においても、理論空燃比の近傍
に保持され、かつ変動幅も小さく、かつ時間微分値の大
きさも比較的小さい。したがって、触媒下流側に配設さ
れた酸素濃度センサにおいては、前記公報の装置の様に
センサ出力の時間微分値の平均値や偏差値あるいは最大
値等の大きさを比較する方法では正常状態と異常状態の
差が大きくなく異常状態を精度良く判定することは難し
い。本発明は上記問題に鑑み、触媒下流側に配設された
酸素濃度センサの異常を精度良く判定することのできる
判定装置を提供することを目的とする。
に配設された酸素濃度センサは空燃比制御精度が向上す
るとセンサ出力は正常時においても、理論空燃比の近傍
に保持され、かつ変動幅も小さく、かつ時間微分値の大
きさも比較的小さい。したがって、触媒下流側に配設さ
れた酸素濃度センサにおいては、前記公報の装置の様に
センサ出力の時間微分値の平均値や偏差値あるいは最大
値等の大きさを比較する方法では正常状態と異常状態の
差が大きくなく異常状態を精度良く判定することは難し
い。本発明は上記問題に鑑み、触媒下流側に配設された
酸素濃度センサの異常を精度良く判定することのできる
判定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、機関の
排気通路内の触媒下流側に配設される酸素濃度センサの
異常を判定する酸素濃度センサ異常判定装置であって、
センサ出力の時間微分値を演算する時間微分値演算手段
と、前記時間微分値演算手段が演算した時間微分値を予
め定めた所定値と比較する比較演算手段と、前記比較演
算手段が演算した比較結果に基づき時間微分値が予め定
めた所定値以上であると検出される頻度が予め定めた所
定値以下である時に酸素濃度センサが異常であると判定
する判定手段を具備することを特徴とする酸素濃度セン
サ異常判定装置が提供される。
排気通路内の触媒下流側に配設される酸素濃度センサの
異常を判定する酸素濃度センサ異常判定装置であって、
センサ出力の時間微分値を演算する時間微分値演算手段
と、前記時間微分値演算手段が演算した時間微分値を予
め定めた所定値と比較する比較演算手段と、前記比較演
算手段が演算した比較結果に基づき時間微分値が予め定
めた所定値以上であると検出される頻度が予め定めた所
定値以下である時に酸素濃度センサが異常であると判定
する判定手段を具備することを特徴とする酸素濃度セン
サ異常判定装置が提供される。
【0006】
【作用】本発明では、センサ出力から時間微分値演算手
段によって時間微分値が演算され、前記時間微分値演算
手段が演算した時間微分値が、比較演算手段によって予
め定めた所定値と比較され、その結果、時間微分値が所
定値以上であると検出される頻度が予め定めた所定値以
下である時には判定手段によって酸素濃度センサが異常
であると判定される。
段によって時間微分値が演算され、前記時間微分値演算
手段が演算した時間微分値が、比較演算手段によって予
め定めた所定値と比較され、その結果、時間微分値が所
定値以上であると検出される頻度が予め定めた所定値以
下である時には判定手段によって酸素濃度センサが異常
であると判定される。
【0007】
【実施例】以下添付図面を用いて本発明の実施例を説明
する。図1は本発明の実施例の構成を模式的に現した図
である。図1において、エンジン1の排気管2には触媒
コンバータ3が配設され、触媒コンバータ3の上流側と
下流側に、それぞれフロント酸素濃度センサ4およびリ
ア酸素濃度センサ5が配設されている。フロント酸素濃
度センサ4、リア酸素濃度センサ5のそれぞれ有孔カバ
ー4a、5aの内部に配置された素子部(図示しない)
が有孔カバー4a、5aの孔から入って来た排気ガスの
酸素濃度を検出して酸素濃度に対応した信号を出力す
る。
する。図1は本発明の実施例の構成を模式的に現した図
である。図1において、エンジン1の排気管2には触媒
コンバータ3が配設され、触媒コンバータ3の上流側と
下流側に、それぞれフロント酸素濃度センサ4およびリ
ア酸素濃度センサ5が配設されている。フロント酸素濃
度センサ4、リア酸素濃度センサ5のそれぞれ有孔カバ
ー4a、5aの内部に配置された素子部(図示しない)
が有孔カバー4a、5aの孔から入って来た排気ガスの
酸素濃度を検出して酸素濃度に対応した信号を出力す
る。
【0008】上記2個の酸素濃度センサの内、本発明に
係わるのは下流側のリア酸素濃度センサ5であるので、
以下下流側のリア酸素濃度センサ5を中心に説明をす
る。リア酸素濃度センサ5の前記素子部が出力した信号
はエンジンコントロールコンピュータ(以下ECUとい
う)10の入力インターフェイス回路14に入力され
る。
係わるのは下流側のリア酸素濃度センサ5であるので、
以下下流側のリア酸素濃度センサ5を中心に説明をす
る。リア酸素濃度センサ5の前記素子部が出力した信号
はエンジンコントロールコンピュータ(以下ECUとい
う)10の入力インターフェイス回路14に入力され
る。
【0009】ECU10は、デジタルコンピュータから
なり、相互に接続されたCPU(マイクロプロセッサ)
11、RAM(ランダムアクセスメモリ)12、ROM
(リードオンリメモリ)13、入力インターフェイス回
路14、15、AD変換器16、出力インターフェイス
回路17を具備している。
なり、相互に接続されたCPU(マイクロプロセッサ)
11、RAM(ランダムアクセスメモリ)12、ROM
(リードオンリメモリ)13、入力インターフェイス回
路14、15、AD変換器16、出力インターフェイス
回路17を具備している。
【0010】前記リア酸素濃度センサ5の前記素子部が
出力した信号はECU10の入力インターフェイス回路
14に入力され、AD変換器16を経てCPU11に送
られ、CPU11が後述する演算をおこなってリア酸素
濃度センサ5の異常を判定する。CPU11の演算の結
果、異常と判定された場合には、リア酸素濃度センサ異
常表示装置18が点灯せしめられ運転者に異常を知らし
める。
出力した信号はECU10の入力インターフェイス回路
14に入力され、AD変換器16を経てCPU11に送
られ、CPU11が後述する演算をおこなってリア酸素
濃度センサ5の異常を判定する。CPU11の演算の結
果、異常と判定された場合には、リア酸素濃度センサ異
常表示装置18が点灯せしめられ運転者に異常を知らし
める。
【0011】ECU10は、センサ出力の時間微分値を
演算するので時間微分値演算手段の役と、前記時間微分
値演算手段が演算した時間微分値を予め定めた所定値と
比較するので比較演算手段の役と、前記比較演算手段が
演算した比較結果に基づき時間微分値が所定値以下であ
ると検出される頻度が大きい時に酸素濃度センサが異常
であると判定するので判定手段の役をなす。ECU10
は、その他に、燃料噴射量の制御、点火時期の制御等の
基本制御をおこなうので、そのための各種センサからの
信号が入力インターフェイス回路14、15を経て、あ
るいはさらにAD変換器16を経てCPU11に入力さ
れ、各制御信号が出力インターフェイス回路17を経て
出力される。
演算するので時間微分値演算手段の役と、前記時間微分
値演算手段が演算した時間微分値を予め定めた所定値と
比較するので比較演算手段の役と、前記比較演算手段が
演算した比較結果に基づき時間微分値が所定値以下であ
ると検出される頻度が大きい時に酸素濃度センサが異常
であると判定するので判定手段の役をなす。ECU10
は、その他に、燃料噴射量の制御、点火時期の制御等の
基本制御をおこなうので、そのための各種センサからの
信号が入力インターフェイス回路14、15を経て、あ
るいはさらにAD変換器16を経てCPU11に入力さ
れ、各制御信号が出力インターフェイス回路17を経て
出力される。
【0012】次に上記の様に構成された本実施例の作動
の説明に先行して、その原理について説明する。始め
に、図2、3を参照してリア酸素濃度センサ5の出力信
号のについて説明する。図2に示されるのがリア酸素濃
度センサ5が正常な状態の時の出力信号の例であり、図
3に示されるのは有効カバー5aの孔が目詰まりを起こ
している異常な状態の時の出力信号の例である。図2に
示される様に、リア酸素濃度センサ5が正常な状態では
出力の値は小さく空気過剰率1.0の線から大きく外れ
ることはないが排気ガスの酸素濃度の変化に応じて細か
く変動し、その変動の仕方もばらついている。一方、図
3に示される様に、リア酸素濃度センサ5が異常な状態
の時には出力の値は小さく空気過剰率1.0の線の近辺
で緩やかに変動し、その変動の度合いのばらつきも小さ
い。
の説明に先行して、その原理について説明する。始め
に、図2、3を参照してリア酸素濃度センサ5の出力信
号のについて説明する。図2に示されるのがリア酸素濃
度センサ5が正常な状態の時の出力信号の例であり、図
3に示されるのは有効カバー5aの孔が目詰まりを起こ
している異常な状態の時の出力信号の例である。図2に
示される様に、リア酸素濃度センサ5が正常な状態では
出力の値は小さく空気過剰率1.0の線から大きく外れ
ることはないが排気ガスの酸素濃度の変化に応じて細か
く変動し、その変動の仕方もばらついている。一方、図
3に示される様に、リア酸素濃度センサ5が異常な状態
の時には出力の値は小さく空気過剰率1.0の線の近辺
で緩やかに変動し、その変動の度合いのばらつきも小さ
い。
【0013】次に、図4、5に示されるのは、上記の図
2、3の様に変動する正常時および異常時のリア酸素濃
度センサ5の出力の時間微分値の大きさの分布を示すヒ
ストグラムである。図4と図5を比較すると、図4、す
なわち正常な状態においては、センサ出力の時間微分値
はゼロ近傍のものが最も多く、それから絶対値が大きい
方に向けて、徐々に回数が減少している、すなわち、ゼ
ロ近傍以外の大きさのものもあるという事を示してい
る。ところが、図5、すなわち異常な状態においては、
センサ出力の時間微分値はゼロ近傍に集中し、それ以外
の大きさのものは殆どない。
2、3の様に変動する正常時および異常時のリア酸素濃
度センサ5の出力の時間微分値の大きさの分布を示すヒ
ストグラムである。図4と図5を比較すると、図4、す
なわち正常な状態においては、センサ出力の時間微分値
はゼロ近傍のものが最も多く、それから絶対値が大きい
方に向けて、徐々に回数が減少している、すなわち、ゼ
ロ近傍以外の大きさのものもあるという事を示してい
る。ところが、図5、すなわち異常な状態においては、
センサ出力の時間微分値はゼロ近傍に集中し、それ以外
の大きさのものは殆どない。
【0014】例えば、微分値の絶対値が2.0 V/sec以
上の出力信号が発生した回数を図4と図5で比較する
と、図4においては、+2.0 V/sec以上が約35回、
−2.0 V/sec以下が約20回、合計して約55回発生
しているのに対して、図5においては、+2.0 V/sec
以上のものは無く、−2.0 V/sec以下のものが1回、
合計して1回あるのみである。本発明では、この差を利
用して、所定の時間内に、センサ出力の時間微分値の絶
対値がある値以上となる信号がある回数以上発生した場
合を正常状態と判定し、ある回数以上発生しない場合を
異常状態と判定する。ただし、実際には、ノイズをカウ
ントしないように、回数をカウントする微分値の絶対値
に上限を設け、微分値の絶対値がある値以上、かつ、あ
る値以下となる場合のみカウントする(図4、5参
照)。図6、7は、上記の考えに基づき、本発明の実施
例において、ECU10がおこなう演算のルーチンを示
すフローチャートである。
上の出力信号が発生した回数を図4と図5で比較する
と、図4においては、+2.0 V/sec以上が約35回、
−2.0 V/sec以下が約20回、合計して約55回発生
しているのに対して、図5においては、+2.0 V/sec
以上のものは無く、−2.0 V/sec以下のものが1回、
合計して1回あるのみである。本発明では、この差を利
用して、所定の時間内に、センサ出力の時間微分値の絶
対値がある値以上となる信号がある回数以上発生した場
合を正常状態と判定し、ある回数以上発生しない場合を
異常状態と判定する。ただし、実際には、ノイズをカウ
ントしないように、回数をカウントする微分値の絶対値
に上限を設け、微分値の絶対値がある値以上、かつ、あ
る値以下となる場合のみカウントする(図4、5参
照)。図6、7は、上記の考えに基づき、本発明の実施
例において、ECU10がおこなう演算のルーチンを示
すフローチャートである。
【0015】ステップ1では、まず上記の様に判定を実
施する一定の時間を設定するためのタイマーを起動さ
せ、また、上記の様にセンサの出力信号の時間微分値の
絶対値が予め定めたある範囲内の大きさになる回数をカ
ウントするカウンタを起動させる。次に、ステップ2で
はセンサ出力値OXを読み込み、ステップ3ではその値
をなまして、なまし値OXSMTHをもとめる。本実施
例では、図示される様に、新たに読み込んだ今回の値O
Xを20%、前回に読み込んだ値のなまし値OXOLD
を80%加えることによってなましているが他の適切な
なまし方を用いることも可能である。
施する一定の時間を設定するためのタイマーを起動さ
せ、また、上記の様にセンサの出力信号の時間微分値の
絶対値が予め定めたある範囲内の大きさになる回数をカ
ウントするカウンタを起動させる。次に、ステップ2で
はセンサ出力値OXを読み込み、ステップ3ではその値
をなまして、なまし値OXSMTHをもとめる。本実施
例では、図示される様に、新たに読み込んだ今回の値O
Xを20%、前回に読み込んだ値のなまし値OXOLD
を80%加えることによってなましているが他の適切な
なまし方を用いることも可能である。
【0016】次にステップ4ではステップ3でもとめた
前回の読み込み値のなまし値OXOLDから今回に読み
込み値のなまし値OXSMTHを減算することによっ
て、今回の値と前回の値の時間変化値DLTAOX、す
なわち時間微分値をもとめる。ステップ5においては、
ステップ4でもとめた時間変化値DLTAOXが予め定
めた所定の範囲P1とP2、あるいは−P1と−P2の
間にあるか、すなわち、時間変化値DLTAOXの絶対
値がP1とP2の間にあるかどうかを判定する。ここ
で、大きい方の値P1は前述した様にノイズの影響を除
外するために設けた敷居値である。
前回の読み込み値のなまし値OXOLDから今回に読み
込み値のなまし値OXSMTHを減算することによっ
て、今回の値と前回の値の時間変化値DLTAOX、す
なわち時間微分値をもとめる。ステップ5においては、
ステップ4でもとめた時間変化値DLTAOXが予め定
めた所定の範囲P1とP2、あるいは−P1と−P2の
間にあるか、すなわち、時間変化値DLTAOXの絶対
値がP1とP2の間にあるかどうかを判定する。ここ
で、大きい方の値P1は前述した様にノイズの影響を除
外するために設けた敷居値である。
【0017】そして、判定結果がYES、すなわち時間
変化値DLTAOXが予め定めた所定の範囲P1とP
2、あるいは−P1と−P2の間にある場合には、ステ
ップ6に進み、カウンタのカウント値CNを1だけ増加
してステップ7に進み、その最新のカウント値と、予め
定めたおいた回数N1とを比較する。この予め定めたお
いた回数N1は、それを超えた場合はリア酸素濃度セン
サ5が正常であることを示す回数であるので、その結果
がYESであれば、リア酸素濃度センサ5は正常である
ので、特に運転者に知らせる必要も無いのでステップ1
1に進んでタイマーをストップさせて終了する。
変化値DLTAOXが予め定めた所定の範囲P1とP
2、あるいは−P1と−P2の間にある場合には、ステ
ップ6に進み、カウンタのカウント値CNを1だけ増加
してステップ7に進み、その最新のカウント値と、予め
定めたおいた回数N1とを比較する。この予め定めたお
いた回数N1は、それを超えた場合はリア酸素濃度セン
サ5が正常であることを示す回数であるので、その結果
がYESであれば、リア酸素濃度センサ5は正常である
ので、特に運転者に知らせる必要も無いのでステップ1
1に進んでタイマーをストップさせて終了する。
【0018】一方、ステップ5において、判定結果がN
O、すなわち時間変化値DLTAOXが予め定めた所定
の範囲P1とP2、あるいは−P1と−P2の間にない
場合には、ステップ8に進み、タイマーをスタートさせ
てからの時間Tが予め定めておいた計測時間T1に達し
たかどうかを判定する。判定結果がYESの場合、すな
わちタイマーをスタートさせてからの時間Tが予め定め
ておいた計測時間T1に達した場合は、計測時間T1内
に、リア酸素濃度センサ5が正常であると判定しうる変
化を示さなかった、つまり異常であることを示している
ので、ステップ9に進み、リア酸素濃度センサ5が異常
であることを示すフラグXROXNを1にセットしてか
らステップ11に進みタイマーをストップさせて終了す
る。
O、すなわち時間変化値DLTAOXが予め定めた所定
の範囲P1とP2、あるいは−P1と−P2の間にない
場合には、ステップ8に進み、タイマーをスタートさせ
てからの時間Tが予め定めておいた計測時間T1に達し
たかどうかを判定する。判定結果がYESの場合、すな
わちタイマーをスタートさせてからの時間Tが予め定め
ておいた計測時間T1に達した場合は、計測時間T1内
に、リア酸素濃度センサ5が正常であると判定しうる変
化を示さなかった、つまり異常であることを示している
ので、ステップ9に進み、リア酸素濃度センサ5が異常
であることを示すフラグXROXNを1にセットしてか
らステップ11に進みタイマーをストップさせて終了す
る。
【0019】フラグXROXNの値は出力インターフェ
イス回路17に送られリア酸素濃度センサ異常警告灯1
8を点灯させるスイッチ(図示しない)が作動せしめら
れ酸素濃度センサ異常警告灯18が点灯し、運転者にリ
ア酸素濃度センサ5が異常であることを知らしめる。な
お、ステップ7およびステップ8でNOと判定された場
合には、ステップ10に進みOXOLDに今回のなまし
値OXSMTHを入れて更新してステップ2にもどり次
のセンサ出力値を読み込んで同じ作業を繰り返す。
イス回路17に送られリア酸素濃度センサ異常警告灯1
8を点灯させるスイッチ(図示しない)が作動せしめら
れ酸素濃度センサ異常警告灯18が点灯し、運転者にリ
ア酸素濃度センサ5が異常であることを知らしめる。な
お、ステップ7およびステップ8でNOと判定された場
合には、ステップ10に進みOXOLDに今回のなまし
値OXSMTHを入れて更新してステップ2にもどり次
のセンサ出力値を読み込んで同じ作業を繰り返す。
【0020】上記の様に、本実施例はセンサ信号の微分
値をもとめ、その微分値がほぼゼロ近傍に集中している
場合にはリア酸素濃度センサ5は異常であると判定し、
ゼロ近傍以外にも分布する場合には正常であると判定す
る。
値をもとめ、その微分値がほぼゼロ近傍に集中している
場合にはリア酸素濃度センサ5は異常であると判定し、
ゼロ近傍以外にも分布する場合には正常であると判定す
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は、空燃比制御の精度が向上し、
センサ信号の出力が小さく、その微分値が小さくなって
も、センサ信号の時間微分値は正常状態ではゼロ近傍以
外の大きさのものも存在するのに対し、異常状態では殆
どゼロ近傍のものしか存在しないという明確な差に基づ
き、センサ信号の時間微分値の大きさの分布によって判
定をおこなっているので精度良く空燃比センサの異常を
検出することができる。
センサ信号の出力が小さく、その微分値が小さくなって
も、センサ信号の時間微分値は正常状態ではゼロ近傍以
外の大きさのものも存在するのに対し、異常状態では殆
どゼロ近傍のものしか存在しないという明確な差に基づ
き、センサ信号の時間微分値の大きさの分布によって判
定をおこなっているので精度良く空燃比センサの異常を
検出することができる。
【図1】本発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】酸素濃度センサが正常な時の出力信号を示す図
である。
である。
【図3】酸素濃度センサが異常な時の出力信号を示す図
である。
である。
【図4】酸素濃度センサが正常な時の出力信号の時間微
分値の大きさの分布を示す図である。
分値の大きさの分布を示す図である。
【図5】酸素濃度センサが異常な時の出力信号の時間微
分値の大きさの分布を示す図である。
分値の大きさの分布を示す図である。
【図6】実施例の作動のルーチンを示すフローチャート
である。
である。
【図7】実施例の作動のルーチンを示すフローチャート
である。
である。
1…エンジン 2…排気管 3…触媒コンバータ 5…リア酸素濃度センサ 10…エンジンコントロールコンピュータ(ECU) 18…リア酸素濃度センサ異常警告灯
Claims (1)
- 【請求項1】 機関の排気通路内の触媒下流側に配設さ
れる酸素濃度センサの異常を判定する酸素濃度センサ異
常判定装置であって、 センサ出力の時間微分値を演算する時間微分値演算手段
と、 前記時間微分値演算手段が演算した時間微分値を予め定
めた所定値と比較する比較演算手段と、 前記比較演算手段が演算した比較結果に基づき時間微分
値が予め定めた所定値以上であると検出される頻度が予
め定めた所定値以下である時に酸素濃度センサが異常で
あると判定する判定手段を具備することを特徴とする酸
素濃度センサ異常判定装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7151722A JP2812252B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 酸素濃度センサの異常判定装置 |
| US08/659,348 US5819195A (en) | 1995-06-19 | 1996-06-06 | Device for detecting a malfunction of air fuel ratio sensor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7151722A JP2812252B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 酸素濃度センサの異常判定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094496A true JPH094496A (ja) | 1997-01-07 |
| JP2812252B2 JP2812252B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=15524862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7151722A Expired - Lifetime JP2812252B2 (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | 酸素濃度センサの異常判定装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5819195A (ja) |
| JP (1) | JP2812252B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2763999A1 (fr) * | 1997-05-28 | 1998-12-04 | Bosch Gmbh Robert | Procede et dispositif de diagnostic d'une sonde pour gaz d'echappement d'un moteur a combustion interne |
| JP2003014683A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-15 | Toyota Motor Corp | 酸素センサの異常診断装置 |
| JP2023067606A (ja) * | 2021-11-01 | 2023-05-16 | 株式会社東芝 | データ処理装置、方法およびプログラム |
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| JP4064148B2 (ja) | 2002-05-16 | 2008-03-19 | 本田技研工業株式会社 | 素子温を利用して排ガスセンサの故障を検出する装置 |
| JP3967630B2 (ja) | 2002-05-16 | 2007-08-29 | 本田技研工業株式会社 | 排ガスセンサの故障を検出する装置 |
| JP3957208B2 (ja) * | 2003-09-11 | 2007-08-15 | 本田技研工業株式会社 | 排気ガスセンサの劣化故障診断装置 |
| JP4338586B2 (ja) * | 2004-05-26 | 2009-10-07 | 株式会社日立製作所 | エンジンの排気系診断装置 |
| JP4647393B2 (ja) * | 2005-05-23 | 2011-03-09 | 富士重工業株式会社 | 空燃比センサの異常診断装置 |
| JP5220139B2 (ja) | 2011-01-27 | 2013-06-26 | 本田技研工業株式会社 | 空燃比センサの異常判定装置 |
| JP6090092B2 (ja) * | 2013-10-01 | 2017-03-08 | トヨタ自動車株式会社 | 空燃比センサの異常診断装置 |
| US10713933B1 (en) | 2019-06-10 | 2020-07-14 | Caterpillar Inc. | Detection of failing emissions sensors |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6131640A (ja) * | 1984-07-23 | 1986-02-14 | Nippon Soken Inc | 空燃比制御装置 |
| JP3227153B2 (ja) * | 1990-09-05 | 2001-11-12 | 本田技研工業株式会社 | 内燃エンジンのhcセンサの劣化検出装置 |
| DE4039429A1 (de) * | 1990-12-11 | 1992-06-17 | Abb Patent Gmbh | Verfahren und vorrichtung zur ueberpruefung eines katalysators |
| JPH0526075A (ja) * | 1991-02-26 | 1993-02-02 | Tokyo Gas Co Ltd | エンジンの酸素センサ応答歪測定法 |
| JPH0526074A (ja) * | 1991-02-26 | 1993-02-02 | Tokyo Gas Co Ltd | エンジンの酸素センサ応答歪測定法 |
| JP2881265B2 (ja) * | 1991-03-28 | 1999-04-12 | マツダ株式会社 | エンジンの排気浄化装置 |
| US5311737A (en) * | 1991-03-29 | 1994-05-17 | Mazda Motor Corporation | Exhaust purification apparatus for an engine |
| JP3303981B2 (ja) * | 1991-12-20 | 2002-07-22 | 株式会社日立製作所 | エンジン排気ガス浄化装置の診断装置 |
| JP3324215B2 (ja) * | 1992-11-02 | 2002-09-17 | 株式会社デンソー | 内燃機関の空燃比センサ異常検出装置 |
| JP3179920B2 (ja) * | 1993-02-12 | 2001-06-25 | 株式会社日立製作所 | 内燃機関の触媒診断装置 |
| JP3438298B2 (ja) * | 1994-03-25 | 2003-08-18 | マツダ株式会社 | 空燃比センサの故障検出装置 |
| JP3449011B2 (ja) * | 1994-05-31 | 2003-09-22 | 株式会社デンソー | 内燃機関の空燃比制御装置 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP7151722A patent/JP2812252B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-06-06 US US08/659,348 patent/US5819195A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2763999A1 (fr) * | 1997-05-28 | 1998-12-04 | Bosch Gmbh Robert | Procede et dispositif de diagnostic d'une sonde pour gaz d'echappement d'un moteur a combustion interne |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5819195A (en) | 1998-10-06 |
| JP2812252B2 (ja) | 1998-10-22 |
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