JPH094574A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH094574A JPH094574A JP15178695A JP15178695A JPH094574A JP H094574 A JPH094574 A JP H094574A JP 15178695 A JP15178695 A JP 15178695A JP 15178695 A JP15178695 A JP 15178695A JP H094574 A JPH094574 A JP H094574A
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- fixed
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- scroll
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮機組立時の反転作業をなくし、組立時間
を短縮化して安価なスクロール圧縮機の提供をおこな
う。 【構成】 このスクロール圧縮機を組み立てる際に、先
ず、電動機のステータ12が、第2フレーム4にボルト
21等で一体的に固定される。次に、ステータ12を一
体に固定した第2フレーム4が、センターシェル8の下
部開口から挿入されてセンターシェル8内面に固定され
る。続いて、ロータ13を固着した主軸5が、センター
シェル8の上部開口から挿入されて第2フレーム4に支
持される。更に、第1フレーム3が上部開口から挿入さ
れて第2フレーム4と所定の同軸度でセンターシェル8
内面に固定される。従って、組立時に反転作業を行わな
くてもすみ、スクロール圧縮機を容易に組み立てること
ができる。
を短縮化して安価なスクロール圧縮機の提供をおこな
う。 【構成】 このスクロール圧縮機を組み立てる際に、先
ず、電動機のステータ12が、第2フレーム4にボルト
21等で一体的に固定される。次に、ステータ12を一
体に固定した第2フレーム4が、センターシェル8の下
部開口から挿入されてセンターシェル8内面に固定され
る。続いて、ロータ13を固着した主軸5が、センター
シェル8の上部開口から挿入されて第2フレーム4に支
持される。更に、第1フレーム3が上部開口から挿入さ
れて第2フレーム4と所定の同軸度でセンターシェル8
内面に固定される。従って、組立時に反転作業を行わな
くてもすみ、スクロール圧縮機を容易に組み立てること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば冷凍機や空気
調和機に用いられるスクロール圧縮機の改良に関するも
のである。
調和機に用いられるスクロール圧縮機の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスクロール圧縮機として
は、図9に示すように、例えば特開平4−358784
号公報に開示されたものが挙げられる。図9において、
1は固定スクロールであり、その下部に板状渦巻歯1a
を形成しており、例えばボルト止めで第1のフレーム3
に締結されている。2は揺動スクロールであり、その上
部に固定スクロール1の板状渦巻歯1aと同形状の板状
渦巻歯2aを有するとともに下部には中空ボス部2bを
有し、この中空ボス部2bの円筒状内側面は揺動軸受2
cを構成している。
は、図9に示すように、例えば特開平4−358784
号公報に開示されたものが挙げられる。図9において、
1は固定スクロールであり、その下部に板状渦巻歯1a
を形成しており、例えばボルト止めで第1のフレーム3
に締結されている。2は揺動スクロールであり、その上
部に固定スクロール1の板状渦巻歯1aと同形状の板状
渦巻歯2aを有するとともに下部には中空ボス部2bを
有し、この中空ボス部2bの円筒状内側面は揺動軸受2
cを構成している。
【0003】また、揺動スクロール2のスラスト面2d
は、第1フレーム3のスラスト面3bで摺動自在に軸方
向支持されている。6はオルダム継手であり、下方に形
成された爪A6aは第1フレーム3に形成された案内溝
3cに往復運動自在に嵌合されており、上方に形成され
た爪B6bは揺動スクロール2のスラスト面2dに形成
された案内溝2eに往復運動自在に嵌合されている。5
は主軸であり、その上端部にピン部5aが設けられてお
り、また第1円筒面5b及び第2円筒面5cはそれぞれ
第1フレーム3の第1の主軸受3a及び第2フレーム4
の第2の主軸受4aによってラジアル方向に回転可能に
支持されている。7はスライダであり、その中空部分7
aは主軸5のピン部5aと往復運動自在に嵌合してお
り、その外周円筒面7bは揺動スクロール2の揺動軸受
2cと回転自在に嵌合している。そして、15は吸入
管、16は吐出管、20は油溜めである。また、80は
密閉容器であり、センターシェル8(容器本体)、上部
のアッパーシェル8a、下部のロアーシェル8bから構
成されている。このロアーシェル8bには油溜め20が
形成されている。また、12は第1フレーム3と第2フ
レーム4との間のセンターシェル8内に配備されたステ
ータ、13は主軸5に固着されステータ12とともに電
動機を構成するロータ、17はロータ13上方の主軸5
の取り付けられた第1バランサ、18はロータ13下方
に取り付けられた第2バランサ、19は揺動スクロール
2の板状渦巻歯2aと固定スクロール1の板状渦巻歯1
aとが互いに組み合わされて形成される平面視三日月状
の圧縮室である。
は、第1フレーム3のスラスト面3bで摺動自在に軸方
向支持されている。6はオルダム継手であり、下方に形
成された爪A6aは第1フレーム3に形成された案内溝
3cに往復運動自在に嵌合されており、上方に形成され
た爪B6bは揺動スクロール2のスラスト面2dに形成
された案内溝2eに往復運動自在に嵌合されている。5
は主軸であり、その上端部にピン部5aが設けられてお
り、また第1円筒面5b及び第2円筒面5cはそれぞれ
第1フレーム3の第1の主軸受3a及び第2フレーム4
の第2の主軸受4aによってラジアル方向に回転可能に
支持されている。7はスライダであり、その中空部分7
aは主軸5のピン部5aと往復運動自在に嵌合してお
り、その外周円筒面7bは揺動スクロール2の揺動軸受
2cと回転自在に嵌合している。そして、15は吸入
管、16は吐出管、20は油溜めである。また、80は
密閉容器であり、センターシェル8(容器本体)、上部
のアッパーシェル8a、下部のロアーシェル8bから構
成されている。このロアーシェル8bには油溜め20が
形成されている。また、12は第1フレーム3と第2フ
レーム4との間のセンターシェル8内に配備されたステ
ータ、13は主軸5に固着されステータ12とともに電
動機を構成するロータ、17はロータ13上方の主軸5
の取り付けられた第1バランサ、18はロータ13下方
に取り付けられた第2バランサ、19は揺動スクロール
2の板状渦巻歯2aと固定スクロール1の板状渦巻歯1
aとが互いに組み合わされて形成される平面視三日月状
の圧縮室である。
【0004】図10は従来のスクロール圧縮機における
第1フレーム3と第2フレーム4の組立て方法の説明図
である。図に示すように、第1フレーム3及びステータ
12はセンターシェル8に焼嵌めされており、第1フレ
ーム3はセンターシェル8の段部にて軸方向に位置決め
されており、圧縮動作により発生する圧縮荷重が下方向
に作用しても、第1フレーム3は下方向に位置ずれを起
こすことはない。また、第1バランサ17、ロータ13
は主軸5に焼嵌めあるいは圧入で固着されている。主軸
5は、第1の主軸受3a及び第2の主軸受4aに嵌合さ
れ、第1フレーム3と第2フレーム4との間に配置され
ている。また、第1フレーム3は基準円筒面A3dで治
具A9によってチャッキングされている。このことは第
1フレーム3と一体であるセンターシェル8及びステー
タ12も治具A9で支持されていることを意味する。こ
れとは別に第2フレーム4は基準円筒面B4bで治具B
10によってチャッキングされている。
第1フレーム3と第2フレーム4の組立て方法の説明図
である。図に示すように、第1フレーム3及びステータ
12はセンターシェル8に焼嵌めされており、第1フレ
ーム3はセンターシェル8の段部にて軸方向に位置決め
されており、圧縮動作により発生する圧縮荷重が下方向
に作用しても、第1フレーム3は下方向に位置ずれを起
こすことはない。また、第1バランサ17、ロータ13
は主軸5に焼嵌めあるいは圧入で固着されている。主軸
5は、第1の主軸受3a及び第2の主軸受4aに嵌合さ
れ、第1フレーム3と第2フレーム4との間に配置され
ている。また、第1フレーム3は基準円筒面A3dで治
具A9によってチャッキングされている。このことは第
1フレーム3と一体であるセンターシェル8及びステー
タ12も治具A9で支持されていることを意味する。こ
れとは別に第2フレーム4は基準円筒面B4bで治具B
10によってチャッキングされている。
【0005】ここで、第1フレーム3、第2フレーム
4、主軸5、ステータ12の組立て方法について説明す
る。まず、センターシェル8にステータ12を圧入ある
いは焼嵌め等によって固着する。次に、第1フレーム3
をセンターシェル8の上側より圧入あるいは焼嵌め等に
よって固着する。ここで、センターシェル8を反転させ
て、第1バランサ、ロータ13が焼嵌めあるいは圧入さ
れた主軸5を挿入する。
4、主軸5、ステータ12の組立て方法について説明す
る。まず、センターシェル8にステータ12を圧入ある
いは焼嵌め等によって固着する。次に、第1フレーム3
をセンターシェル8の上側より圧入あるいは焼嵌め等に
よって固着する。ここで、センターシェル8を反転させ
て、第1バランサ、ロータ13が焼嵌めあるいは圧入さ
れた主軸5を挿入する。
【0006】更に、第2の軸受4aを備えた第2フレー
ム4を圧入あるいは焼嵌め等によってセンターシェル8
に固着する。次に、センターシェル8をもう一度反転さ
せて、スライダ7、オルダム継手6、揺動スクロール
2、固定スクロール1等の第1フレーム3より上側の部
分を組み立てていく。
ム4を圧入あるいは焼嵌め等によってセンターシェル8
に固着する。次に、センターシェル8をもう一度反転さ
せて、スライダ7、オルダム継手6、揺動スクロール
2、固定スクロール1等の第1フレーム3より上側の部
分を組み立てていく。
【0007】次に動作について説明する。図9におい
て、主軸5は電動機によって駆動され、主軸5の回転に
同期してスライダ7が公転する。スライダ7の公転運動
によって揺動スクロール2は駆動されるが、その際揺動
スクロール2はオルダム継手6によって自転が拘束され
ているので、揺動スクロール2は公転運動ではなく揺動
運動する。揺動スクロール2が揺動運動することによっ
て、揺動スクロール2と固定スクロール1との組合せに
よって形成される圧縮室19の容積が減少し、圧縮動作
が実現する。この時の圧縮ガス負荷は揺動スクロール2
の板状渦巻歯2aに作用するが、その負荷は揺動軸受2
cを介してスライダ7に伝わる。それからその負荷は主
軸5のピン部5aに伝えられる。そして、このピン部5
aに作用する負荷と釣り合うように、第1フレーム3の
第1の主軸受3aと第2フレーム4の第2の主軸受4a
に軸受負荷が発生するのである。
て、主軸5は電動機によって駆動され、主軸5の回転に
同期してスライダ7が公転する。スライダ7の公転運動
によって揺動スクロール2は駆動されるが、その際揺動
スクロール2はオルダム継手6によって自転が拘束され
ているので、揺動スクロール2は公転運動ではなく揺動
運動する。揺動スクロール2が揺動運動することによっ
て、揺動スクロール2と固定スクロール1との組合せに
よって形成される圧縮室19の容積が減少し、圧縮動作
が実現する。この時の圧縮ガス負荷は揺動スクロール2
の板状渦巻歯2aに作用するが、その負荷は揺動軸受2
cを介してスライダ7に伝わる。それからその負荷は主
軸5のピン部5aに伝えられる。そして、このピン部5
aに作用する負荷と釣り合うように、第1フレーム3の
第1の主軸受3aと第2フレーム4の第2の主軸受4a
に軸受負荷が発生するのである。
【0008】さて、以上が圧縮動作及び軸受負荷発生の
説明であるが、次に再び図10を参照して、同軸組立の
説明を行う。第1フレーム3の第1の主軸受3aと基準
円筒面A3dとは機械加工で高精度の同軸度が実現され
ており、同様に第2フレーム4の第2の主軸受4aと基
準円筒面B4bも高精度の同軸度が実現されている。そ
して、基準円筒面A3dをチャッキングしている治具A
9と基準円筒面B4bをチャッキングしている治具B1
0とは、同軸組立装置によって高精度の同軸が保証され
ているので、結果的に、第1フレーム3の第1の主軸受
3aと第2フレーム4の第2の主軸受4aとは高精度の
同軸が保証されていることになる。この状態、つまり図
10の状態で、アークスポット溶接機11を用いてセン
ターシェル8と第2フレーム4とを3箇所で接合溶接す
る。そうすると、溶接完了後に同軸組立装置の治具か
ら、一体化した第1フレーム3と第2フレーム4を取り
外しても、第1の主軸受3aと第2の主軸受4aとの同
軸度は保証されている、つまり同軸組立が完了したこと
になる。
説明であるが、次に再び図10を参照して、同軸組立の
説明を行う。第1フレーム3の第1の主軸受3aと基準
円筒面A3dとは機械加工で高精度の同軸度が実現され
ており、同様に第2フレーム4の第2の主軸受4aと基
準円筒面B4bも高精度の同軸度が実現されている。そ
して、基準円筒面A3dをチャッキングしている治具A
9と基準円筒面B4bをチャッキングしている治具B1
0とは、同軸組立装置によって高精度の同軸が保証され
ているので、結果的に、第1フレーム3の第1の主軸受
3aと第2フレーム4の第2の主軸受4aとは高精度の
同軸が保証されていることになる。この状態、つまり図
10の状態で、アークスポット溶接機11を用いてセン
ターシェル8と第2フレーム4とを3箇所で接合溶接す
る。そうすると、溶接完了後に同軸組立装置の治具か
ら、一体化した第1フレーム3と第2フレーム4を取り
外しても、第1の主軸受3aと第2の主軸受4aとの同
軸度は保証されている、つまり同軸組立が完了したこと
になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のスクロール圧縮
機は以上のように構成されているので、圧縮機の組立時
に2度の上下反転させなければならなかった。よって専
用の反転装置を必要とするばかりでなく、反転させるの
に時間を要していた。
機は以上のように構成されているので、圧縮機の組立時
に2度の上下反転させなければならなかった。よって専
用の反転装置を必要とするばかりでなく、反転させるの
に時間を要していた。
【0010】また、従来のスクロール圧縮機では、一部
の機種で必要油量を増やしたり、あるいはモータの効率
アップ等のためにステータの直径を大きくしようとする
場合等、センターシェルの直径を大きくする必要がある
が、この場合第1フレーム、第2フレームともセンター
シェルの直径に合わせて大きくしなければならず、一部
機種のために第1フレーム、第2フレームとも種類が増
え、加工時の段取り替えの回数が増え、加工コストが増
加していた。
の機種で必要油量を増やしたり、あるいはモータの効率
アップ等のためにステータの直径を大きくしようとする
場合等、センターシェルの直径を大きくする必要がある
が、この場合第1フレーム、第2フレームともセンター
シェルの直径に合わせて大きくしなければならず、一部
機種のために第1フレーム、第2フレームとも種類が増
え、加工時の段取り替えの回数が増え、加工コストが増
加していた。
【0011】また、従来のスクロール圧縮機では、同一
シリーズで容量の小さい機種でも容量の大きい機種用の
第1の主軸受及び第2の主軸受を使用しており、また、
主軸の軸受部の直径も容量の大きい機種相当で設計され
ていることから、必要以上の直径となっており、容量の
割にコスト高となっていた。
シリーズで容量の小さい機種でも容量の大きい機種用の
第1の主軸受及び第2の主軸受を使用しており、また、
主軸の軸受部の直径も容量の大きい機種相当で設計され
ていることから、必要以上の直径となっており、容量の
割にコスト高となっていた。
【0012】また、従来のスクロール圧縮機では、第1
フレームをセンターシェルに焼嵌めあるいは圧入により
固着しているが、軸方向上側には位置ずれを規制する手
段がない。よって例えば、圧縮機内の真空引きを行った
後、吸入管側から冷媒ガスを封入する場合等、第1フレ
ームの下側の圧力の方が上側の圧力(真空状態)よりも
高くなり、焼嵌めあるいは圧入による固着力よりも第1
フレームの下側の圧力と上側の圧力との差圧による力の
方が大きくなるような場合が発生することがある。この
ような場合、第1フレームが上方向に位置ずれを起こ
し、第1の主軸受と第2の主軸受の軸受間距離が大きく
なり、軸受焼き付けの原因となっていた。
フレームをセンターシェルに焼嵌めあるいは圧入により
固着しているが、軸方向上側には位置ずれを規制する手
段がない。よって例えば、圧縮機内の真空引きを行った
後、吸入管側から冷媒ガスを封入する場合等、第1フレ
ームの下側の圧力の方が上側の圧力(真空状態)よりも
高くなり、焼嵌めあるいは圧入による固着力よりも第1
フレームの下側の圧力と上側の圧力との差圧による力の
方が大きくなるような場合が発生することがある。この
ような場合、第1フレームが上方向に位置ずれを起こ
し、第1の主軸受と第2の主軸受の軸受間距離が大きく
なり、軸受焼き付けの原因となっていた。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、圧縮機組立時の反転作業をなく
し、組立時間を短縮化することを目的とする。
ためになされたもので、圧縮機組立時の反転作業をなく
し、組立時間を短縮化することを目的とする。
【0014】また、この発明はセンターシェルの直径を
大きくする必要が生じた場合でも第1フレームあるいは
第2フレームの直径を大きくする必要がなく部品の共通
化を図ることを目的とする。
大きくする必要が生じた場合でも第1フレームあるいは
第2フレームの直径を大きくする必要がなく部品の共通
化を図ることを目的とする。
【0015】また、この発明は容量の小さい機種用に主
軸、主軸受を設計し、容量の大きい機種にも容量の小さ
い機種用の主軸を流用できるようにして、コストダウン
を行うことを目的とする。また、主軸受も容量別に最適
な大きさの主軸受が使用できるようにし、容量の小さい
機種の主軸受のコストダウンも行うことを目的とする。
軸、主軸受を設計し、容量の大きい機種にも容量の小さ
い機種用の主軸を流用できるようにして、コストダウン
を行うことを目的とする。また、主軸受も容量別に最適
な大きさの主軸受が使用できるようにし、容量の小さい
機種の主軸受のコストダウンも行うことを目的とする。
【0016】また、この発明は吸入側から冷媒ガスを封
入しても、第1フレームが軸方向上方へ位置ずれを起こ
すのを防止することを目的とする。
入しても、第1フレームが軸方向上方へ位置ずれを起こ
すのを防止することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による請求項第1項記載のスクロール圧
縮機は、筒状の容器本体と、容器本体内の上部に配置さ
れ互いに組み合わされて圧縮室を形成する固定スクロー
ルおよび揺動スクロールと、容器本体の上部内面に固定
され揺動スクロールを摺動自在に支持する第1フレーム
と、筒心方向に延在し上端部で揺動スクロールに摺動自
在に連結されるとともに上端部近傍で第1フレームに回
転自在に支持される主軸と、第1フレームの下方であっ
て第1フレームと所定の同軸度で容器本体の内面に固定
され主軸の下端部を回転自在にスラスト支持する第2フ
レームと、第1フレームと第2フレームの間の容器本体
内に配備されるステータと、主軸に固着されステータと
ともに電動機を構成するロータとを有するスクロール圧
縮機において、電動機のステータが第2フレームに一体
的に固定されるとともに、ステータを固定した第2フレ
ームが容器本体の下部開口から挿入されて容器本体内面
に固定され、ロータを固着した主軸が容器本体の上部開
口から挿入されて第2フレームに支持された後、第1フ
レームが上部開口から挿入されて第2フレームと所定の
同軸度で容器本体内面に固定される構成である。
めに、この発明による請求項第1項記載のスクロール圧
縮機は、筒状の容器本体と、容器本体内の上部に配置さ
れ互いに組み合わされて圧縮室を形成する固定スクロー
ルおよび揺動スクロールと、容器本体の上部内面に固定
され揺動スクロールを摺動自在に支持する第1フレーム
と、筒心方向に延在し上端部で揺動スクロールに摺動自
在に連結されるとともに上端部近傍で第1フレームに回
転自在に支持される主軸と、第1フレームの下方であっ
て第1フレームと所定の同軸度で容器本体の内面に固定
され主軸の下端部を回転自在にスラスト支持する第2フ
レームと、第1フレームと第2フレームの間の容器本体
内に配備されるステータと、主軸に固着されステータと
ともに電動機を構成するロータとを有するスクロール圧
縮機において、電動機のステータが第2フレームに一体
的に固定されるとともに、ステータを固定した第2フレ
ームが容器本体の下部開口から挿入されて容器本体内面
に固定され、ロータを固着した主軸が容器本体の上部開
口から挿入されて第2フレームに支持された後、第1フ
レームが上部開口から挿入されて第2フレームと所定の
同軸度で容器本体内面に固定される構成である。
【0018】また、請求項第2項記載のスクロール圧縮
機は、筒状の容器本体と、容器本体内の上部に配置され
互いに組み合わされて圧縮室を形成する固定スクロール
および揺動スクロールと、容器本体の上部内面に固定さ
れ揺動スクロールを摺動自在に支持する第1フレーム
と、筒心方向に延在し上端部で揺動スクロールに摺動自
在に連結されるとともに上端部近傍で第1フレームに回
転自在に支持される主軸と、第1フレームの下方であっ
て第1フレームと所定の同軸度で容器本体の内面に固定
され主軸の下端部を回転自在にスラスト支持する第2フ
レームと、第1フレームと第2フレームの間の容器本体
内に配備されるステータと、主軸に固着されステータと
ともに電動機を構成するロータとを有するスクロール圧
縮機において、リング内径が第1フレームあるいは第2
フレームの少なくとも一方の外周部と略同径で、且つ、
リング外径が容器本体の内周部と略同径のリング状に形
成されたフレームスペーサを備え、第1フレームあるい
は第2フレームの少なくとも一方が、フレームスペーサ
を介して所定の同軸度で容器本体内面に固定されるもの
である。
機は、筒状の容器本体と、容器本体内の上部に配置され
互いに組み合わされて圧縮室を形成する固定スクロール
および揺動スクロールと、容器本体の上部内面に固定さ
れ揺動スクロールを摺動自在に支持する第1フレーム
と、筒心方向に延在し上端部で揺動スクロールに摺動自
在に連結されるとともに上端部近傍で第1フレームに回
転自在に支持される主軸と、第1フレームの下方であっ
て第1フレームと所定の同軸度で容器本体の内面に固定
され主軸の下端部を回転自在にスラスト支持する第2フ
レームと、第1フレームと第2フレームの間の容器本体
内に配備されるステータと、主軸に固着されステータと
ともに電動機を構成するロータとを有するスクロール圧
縮機において、リング内径が第1フレームあるいは第2
フレームの少なくとも一方の外周部と略同径で、且つ、
リング外径が容器本体の内周部と略同径のリング状に形
成されたフレームスペーサを備え、第1フレームあるい
は第2フレームの少なくとも一方が、フレームスペーサ
を介して所定の同軸度で容器本体内面に固定されるもの
である。
【0019】また、請求項第3項記載のスクロール圧縮
機は、筒状の容器本体と、容器本体内の上部に配置され
互いに組み合わされて圧縮室を形成する固定スクロール
および揺動スクロールと、容器本体の上部内面に固定さ
れ揺動スクロールを摺動自在に支持する第1フレーム
と、筒心方向に延在し上端部で揺動スクロールに摺動自
在に連結されるとともに上端部近傍で第1フレームに第
1の主軸受を介して回転自在に支持される主軸と、第1
フレームの下方であって第1フレームと所定の同軸度で
容器本体の内面に固定され主軸の下端部を第2の主軸受
を介して回転自在にスラスト支持する第2フレームと、
第1フレームと第2フレームの間の容器本体内に配備さ
れるステータと、主軸に固着されステータとともに電動
機を構成するロータとを有するスクロール圧縮機におい
て、リング内径が主軸の外周部と略同径で、且つ、リン
グ外径が第1の主軸受あるいは第2の主軸受の少なくと
も一方の内周部と略同径のリング状に形成された軸スペ
ーサを備えるとともに、主軸が、軸スペーサを介して第
1の主軸受あるいは第2の主軸受の少なくとも一方に支
持されるものである。
機は、筒状の容器本体と、容器本体内の上部に配置され
互いに組み合わされて圧縮室を形成する固定スクロール
および揺動スクロールと、容器本体の上部内面に固定さ
れ揺動スクロールを摺動自在に支持する第1フレーム
と、筒心方向に延在し上端部で揺動スクロールに摺動自
在に連結されるとともに上端部近傍で第1フレームに第
1の主軸受を介して回転自在に支持される主軸と、第1
フレームの下方であって第1フレームと所定の同軸度で
容器本体の内面に固定され主軸の下端部を第2の主軸受
を介して回転自在にスラスト支持する第2フレームと、
第1フレームと第2フレームの間の容器本体内に配備さ
れるステータと、主軸に固着されステータとともに電動
機を構成するロータとを有するスクロール圧縮機におい
て、リング内径が主軸の外周部と略同径で、且つ、リン
グ外径が第1の主軸受あるいは第2の主軸受の少なくと
も一方の内周部と略同径のリング状に形成された軸スペ
ーサを備えるとともに、主軸が、軸スペーサを介して第
1の主軸受あるいは第2の主軸受の少なくとも一方に支
持されるものである。
【0020】また、請求項第4項記載のスクロール圧縮
機は、請求項第3項記載の軸スペーサに所定重量のバラ
ンスウェイトを設けたものである。
機は、請求項第3項記載の軸スペーサに所定重量のバラ
ンスウェイトを設けたものである。
【0021】また、請求項第5項記載のスクロール圧縮
機は、筒状の容器本体と、容器本体内の上部に配置され
互いに組み合わされて圧縮室を形成する固定スクロール
および揺動スクロールと、容器本体の上部内面に固定さ
れ揺動スクロールを摺動自在に支持する第1フレーム
と、筒心方向に延在し上端部で揺動スクロールに摺動自
在に連結されるとともに上端部近傍で第1フレームに回
転自在に支持される主軸と、第1フレームの下方であっ
て第1フレームと所定の同軸度で容器本体の内面に固定
され主軸の下端部を回転自在にスラスト支持する第2フ
レームと、第1フレームと第2フレームの間の容器本体
内に配備されるステータと、主軸に固着されステータと
ともに電動機を構成するロータとを有するスクロール圧
縮機において、第1フレームあるいは第2フレームの少
なくとも一方における容器本体との固定部位には、半径
方向外側へ突出する第1の突起部が設けられるととも
に、容器本体の内面には第1の突起部と嵌合係止可能な
第1の凹部が設けられたものである。
機は、筒状の容器本体と、容器本体内の上部に配置され
互いに組み合わされて圧縮室を形成する固定スクロール
および揺動スクロールと、容器本体の上部内面に固定さ
れ揺動スクロールを摺動自在に支持する第1フレーム
と、筒心方向に延在し上端部で揺動スクロールに摺動自
在に連結されるとともに上端部近傍で第1フレームに回
転自在に支持される主軸と、第1フレームの下方であっ
て第1フレームと所定の同軸度で容器本体の内面に固定
され主軸の下端部を回転自在にスラスト支持する第2フ
レームと、第1フレームと第2フレームの間の容器本体
内に配備されるステータと、主軸に固着されステータと
ともに電動機を構成するロータとを有するスクロール圧
縮機において、第1フレームあるいは第2フレームの少
なくとも一方における容器本体との固定部位には、半径
方向外側へ突出する第1の突起部が設けられるととも
に、容器本体の内面には第1の突起部と嵌合係止可能な
第1の凹部が設けられたものである。
【0022】また、請求項第6項記載のスクロール圧縮
機は、請求項第5項記載の第1の突起部は、第1フレー
ムあるいは第2フレームとは別構成で第1の凹部と嵌合
可能に形成された突起片と、第1フレームあるいは第2
フレームの少なくとも一方に設けられ突起片を半径方向
へ移動可能に収納する突起片収納部と、突起片収納部に
配備されて突起片を半径方向外側へ付勢する弾性部材と
から構成されたものである。
機は、請求項第5項記載の第1の突起部は、第1フレー
ムあるいは第2フレームとは別構成で第1の凹部と嵌合
可能に形成された突起片と、第1フレームあるいは第2
フレームの少なくとも一方に設けられ突起片を半径方向
へ移動可能に収納する突起片収納部と、突起片収納部に
配備されて突起片を半径方向外側へ付勢する弾性部材と
から構成されたものである。
【0023】また、請求項第7項記載のスクロール圧縮
機は、請求項第2項記載の構成において、フレームスペ
ーサにおける容器本体との固定部位には、半径方向外側
へ突出する第2の突起部が設けられ、容器本体の内面に
は第2の突起部と嵌合係止可能な第2の凹部が設けられ
たものである。
機は、請求項第2項記載の構成において、フレームスペ
ーサにおける容器本体との固定部位には、半径方向外側
へ突出する第2の突起部が設けられ、容器本体の内面に
は第2の突起部と嵌合係止可能な第2の凹部が設けられ
たものである。
【0024】
【作用】この発明による請求項1記載のスクロール圧縮
機においては、先ず、電動機のステータが第2フレーム
に一体的に固定される。次に、ステータと一体の第2フ
レームが容器本体の下部開口から挿入されて容器本体内
面に固定される。続いて、ロータを固着した主軸が容器
本体の上部開口から挿入されて第2フレームに支持され
る。その後、第1フレームが上部開口から挿入されて第
2フレームと所定の同軸度で容器本体内面に固定され
る。従って、反転操作を行うことなく、圧縮機が組立て
られる。
機においては、先ず、電動機のステータが第2フレーム
に一体的に固定される。次に、ステータと一体の第2フ
レームが容器本体の下部開口から挿入されて容器本体内
面に固定される。続いて、ロータを固着した主軸が容器
本体の上部開口から挿入されて第2フレームに支持され
る。その後、第1フレームが上部開口から挿入されて第
2フレームと所定の同軸度で容器本体内面に固定され
る。従って、反転操作を行うことなく、圧縮機が組立て
られる。
【0025】また、請求項2記載のスクロール圧縮機に
おいては、第1フレームあるいは第2フレームの少なく
とも一方が、フレームスペーサを介して所定の同軸度で
容器本体内面に固定される。従って、センターシェルの
直径を大きくする必要があるような場合に、第1フレー
ムあるいは第2フレームはそのままで変更しなくても、
径の大きなセンターシェルに組付けられる。
おいては、第1フレームあるいは第2フレームの少なく
とも一方が、フレームスペーサを介して所定の同軸度で
容器本体内面に固定される。従って、センターシェルの
直径を大きくする必要があるような場合に、第1フレー
ムあるいは第2フレームはそのままで変更しなくても、
径の大きなセンターシェルに組付けられる。
【0026】また、請求項3記載のスクロール圧縮機に
おいては、主軸が、軸スペーサを介して第1の主軸受あ
るいは第2の主軸受の少なくとも一方に支持される。従
って、主軸として容量の小さな機種のものが流用され
る。
おいては、主軸が、軸スペーサを介して第1の主軸受あ
るいは第2の主軸受の少なくとも一方に支持される。従
って、主軸として容量の小さな機種のものが流用され
る。
【0027】また、請求項4記載のスクロール圧縮機に
おいては、軸スペーサに所定重量のバランスウェイトが
設けられたので、容量大の圧縮機用として、容量小の圧
縮機用の第1バランサあるいは第2バランサが流用さ
れ、足りないバランス量に相当する重量は軸スペーサの
バランスウェイトで補われる。従って、第1バランサあ
るいは第2バランサが容量小の圧縮機のもので共通化さ
れる。
おいては、軸スペーサに所定重量のバランスウェイトが
設けられたので、容量大の圧縮機用として、容量小の圧
縮機用の第1バランサあるいは第2バランサが流用さ
れ、足りないバランス量に相当する重量は軸スペーサの
バランスウェイトで補われる。従って、第1バランサあ
るいは第2バランサが容量小の圧縮機のもので共通化さ
れる。
【0028】また、請求項5記載のスクロール圧縮機に
おいては、第1フレームあるいは第2フレームの少なく
とも一方を、密閉容器に組付けるとき、第1フレームあ
るいは第2フレームの少なくとも一方に設けられている
第1の突起部が容器本体内面の第1の凹部に嵌合係止さ
れる。これにより、第1フレームあるいは第2フレーム
の少なくとも一方が、容器本体に対し軸方向に固定され
て移動しない。従って、主軸を軸支している主軸受間距
離は変化しない。
おいては、第1フレームあるいは第2フレームの少なく
とも一方を、密閉容器に組付けるとき、第1フレームあ
るいは第2フレームの少なくとも一方に設けられている
第1の突起部が容器本体内面の第1の凹部に嵌合係止さ
れる。これにより、第1フレームあるいは第2フレーム
の少なくとも一方が、容器本体に対し軸方向に固定され
て移動しない。従って、主軸を軸支している主軸受間距
離は変化しない。
【0029】また、請求項6記載のスクロール圧縮機に
おいては、第1フレームあるいは第2フレームの少なく
とも一方を、密閉容器に組付けるとき、第1の突起部の
突起片は、容器本体内面と接して突起片収納部内へ押し
込まれる。そして、突起片が第1の凹部に達すると、弾
性部材の付勢力により突起片は第1の凹部に嵌入し係止
される。従って、主軸を軸支している主軸受間距離は変
化しない。
おいては、第1フレームあるいは第2フレームの少なく
とも一方を、密閉容器に組付けるとき、第1の突起部の
突起片は、容器本体内面と接して突起片収納部内へ押し
込まれる。そして、突起片が第1の凹部に達すると、弾
性部材の付勢力により突起片は第1の凹部に嵌入し係止
される。従って、主軸を軸支している主軸受間距離は変
化しない。
【0030】また、請求項7記載のスクロール圧縮機に
おいては、フレームスペーサにおける容器本体との固定
部位に半径方向外側へ突出する第2の突起部が設けら
れ、容器本体の内面に第2の突起部と嵌合係止可能な第
2の凹部が設けられているので、センターシェルの直径
を大きくする必要があるような場合に、第1フレームあ
るいは第2フレームはそのままで変更しなくても、径の
大きなセンターシェルに組付けられる。また、主軸を軸
支している主軸受間距離は変化しない。
おいては、フレームスペーサにおける容器本体との固定
部位に半径方向外側へ突出する第2の突起部が設けら
れ、容器本体の内面に第2の突起部と嵌合係止可能な第
2の凹部が設けられているので、センターシェルの直径
を大きくする必要があるような場合に、第1フレームあ
るいは第2フレームはそのままで変更しなくても、径の
大きなセンターシェルに組付けられる。また、主軸を軸
支している主軸受間距離は変化しない。
【0031】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。但し、各実施例の図面において、図9及び図1
0の従来技術と同一、または相当部分には同一の符号を
付して、説明は省略する。 実施例1.図1は請求項1記載の発明による一実施例を
示すものである。図において、電動機のステータ12は
第2フレーム4に、例えばボルト21によって一体的に
固定されている。ここで、ステータ12の下部と第2フ
レーム4との嵌合部100はインロウ嵌合部であり、ス
テータ12の軸心は第2フレーム4の軸心と一致するよ
うに構成されている。
明する。但し、各実施例の図面において、図9及び図1
0の従来技術と同一、または相当部分には同一の符号を
付して、説明は省略する。 実施例1.図1は請求項1記載の発明による一実施例を
示すものである。図において、電動機のステータ12は
第2フレーム4に、例えばボルト21によって一体的に
固定されている。ここで、ステータ12の下部と第2フ
レーム4との嵌合部100はインロウ嵌合部であり、ス
テータ12の軸心は第2フレーム4の軸心と一致するよ
うに構成されている。
【0032】また、第2フレーム4の外周部101とイ
ンロウ嵌合部100とは同軸が得られるように加工され
ているので、第2フレーム4の外周部101を支持する
センターシェル8(容器本体)の内周面と電動機のステ
ータ12も同軸が得られるようになっている。更に、第
2の主軸受4aとセンターシェル8も同軸が得られるよ
うに構成されている。
ンロウ嵌合部100とは同軸が得られるように加工され
ているので、第2フレーム4の外周部101を支持する
センターシェル8(容器本体)の内周面と電動機のステ
ータ12も同軸が得られるようになっている。更に、第
2の主軸受4aとセンターシェル8も同軸が得られるよ
うに構成されている。
【0033】次に、本実施例における圧縮機組立方法に
ついて説明する。まず初めに、第2フレーム4にステー
タ12をボルト21で、あるいは圧入等によって一体的
に固定し、このように一体固定した状態のまま、これら
の上方からセンターシェル8の下部開口を被せて装着
し、焼嵌めあるいは圧入等によって第2フレーム4をセ
ンターシェル8の内周面に固定支持する。このとき、セ
ンターシェル8と第2フレーム4とは同軸が得られてい
る。
ついて説明する。まず初めに、第2フレーム4にステー
タ12をボルト21で、あるいは圧入等によって一体的
に固定し、このように一体固定した状態のまま、これら
の上方からセンターシェル8の下部開口を被せて装着
し、焼嵌めあるいは圧入等によって第2フレーム4をセ
ンターシェル8の内周面に固定支持する。このとき、セ
ンターシェル8と第2フレーム4とは同軸が得られてい
る。
【0034】次に、第1バランサ17、ロータ13が焼
嵌めあるいは圧入等によって固着された主軸5をセンタ
ーシェル8内へその上部開口から挿入して第2フレーム
4に支持させた後、更に第1フレーム3を上部開口から
挿入して焼嵌めあるいは圧入等によってセンターシェル
8の内周面に固定支持する。当然ながら、このときセン
ターシェル8と第1フレーム3とは同軸が得られてい
る。
嵌めあるいは圧入等によって固着された主軸5をセンタ
ーシェル8内へその上部開口から挿入して第2フレーム
4に支持させた後、更に第1フレーム3を上部開口から
挿入して焼嵌めあるいは圧入等によってセンターシェル
8の内周面に固定支持する。当然ながら、このときセン
ターシェル8と第1フレーム3とは同軸が得られてい
る。
【0035】従って、ここまでの組立方法において、従
来は2回も反転させていたのに対し、この実施例では全
く反転させなくてもすむので、反転装置が不要となる。
加えて、反転に要する時間も無くなって組立時間を短縮
できるので、低コストのスクロール圧縮機が得られる。
来は2回も反転させていたのに対し、この実施例では全
く反転させなくてもすむので、反転装置が不要となる。
加えて、反転に要する時間も無くなって組立時間を短縮
できるので、低コストのスクロール圧縮機が得られる。
【0036】実施例2.図2は請求項2記載の発明によ
る一実施例を示すものである。図において、50はリン
グ内径が第1フレーム3の外周部50aと略同径で、且
つ、自身の外周部50b径がセンターシェル8の内周面
と略同径のリング状に形成されたフレームスペーサであ
り、第1フレーム3の外周部50aに焼嵌めあるいは圧
入等によって固定支持されている。また、フレームスペ
ーサ50の外周部50bはセンターシェル8の内周面に
焼嵌めあるいは圧入等によって固定支持されている。す
なわち、センターシェル8の内周面と第1フレーム3と
はフレームスペーサ50を介して固定されるが、同軸が
得られるように組付けられている。尚、第1フレーム3
の外周部50aは凹凸を有しており、必ずしもその外径
は軸方向に均一ではないが、フレームスペーサ50はそ
のリング内周面が第1フレーム3の外周部50aに固定
支持され得る形状を有しておればよい。センターシェル
8の内周面に対するフレームスペーサ50のリング外周
面も同様である。
る一実施例を示すものである。図において、50はリン
グ内径が第1フレーム3の外周部50aと略同径で、且
つ、自身の外周部50b径がセンターシェル8の内周面
と略同径のリング状に形成されたフレームスペーサであ
り、第1フレーム3の外周部50aに焼嵌めあるいは圧
入等によって固定支持されている。また、フレームスペ
ーサ50の外周部50bはセンターシェル8の内周面に
焼嵌めあるいは圧入等によって固定支持されている。す
なわち、センターシェル8の内周面と第1フレーム3と
はフレームスペーサ50を介して固定されるが、同軸が
得られるように組付けられている。尚、第1フレーム3
の外周部50aは凹凸を有しており、必ずしもその外径
は軸方向に均一ではないが、フレームスペーサ50はそ
のリング内周面が第1フレーム3の外周部50aに固定
支持され得る形状を有しておればよい。センターシェル
8の内周面に対するフレームスペーサ50のリング外周
面も同様である。
【0037】従って、従来は油溜め20内の油量を増や
したり、あるいは電動機の効率アップ等のためにステー
タ12の直径を大きくしようとする場合等に、センター
シェル8の径を大きくする必要があるが、そのとき、セ
ンターシェル8の内周面に焼嵌めあるいは圧入等で固定
される第1フレーム3の直径も大きくする必要が生じ、
径の大きな第1フレームを新規に製作していた。
したり、あるいは電動機の効率アップ等のためにステー
タ12の直径を大きくしようとする場合等に、センター
シェル8の径を大きくする必要があるが、そのとき、セ
ンターシェル8の内周面に焼嵌めあるいは圧入等で固定
される第1フレーム3の直径も大きくする必要が生じ、
径の大きな第1フレームを新規に製作していた。
【0038】しかしながら、この実施例によれば、セン
ターシェル8の直径を大きくしたとしても、フレームス
ペーサ50が第1フレーム3との間に介在されるので、
大きな径寸法の第1フレームを新規に製作する必要がな
くなり、製作時間を短縮できる。また、第1フレームの
種類が増えないので、加工時の段取り替えの回数が増え
ず、加工時間の短縮ができ、加工コストも低減できる。
ターシェル8の直径を大きくしたとしても、フレームス
ペーサ50が第1フレーム3との間に介在されるので、
大きな径寸法の第1フレームを新規に製作する必要がな
くなり、製作時間を短縮できる。また、第1フレームの
種類が増えないので、加工時の段取り替えの回数が増え
ず、加工時間の短縮ができ、加工コストも低減できる。
【0039】この実施例では第1フレーム3とセンター
シェル8との間に配備されるフレームスペーサ50につ
いて説明したが、第2フレーム4とセンターシェル8と
の間に専用のフレームスペーサを介在させた場合も、同
様の効果が得られるのは言うまでもない。
シェル8との間に配備されるフレームスペーサ50につ
いて説明したが、第2フレーム4とセンターシェル8と
の間に専用のフレームスペーサを介在させた場合も、同
様の効果が得られるのは言うまでもない。
【0040】実施例3.図3は請求項3記載の発明によ
る一実施例を示すものである。図において、200はリ
ング内径が主軸5の外周部と略同径で、且つ、リング外
径が第2の主軸受4aの内周部と略同径のリング状に形
成された軸スペーサであり、主軸5と第2の主軸受4a
の間に圧入等により組付けられている。すなわち、主軸
5は軸スペーサ200を介して第2の主軸受4aに支持
されている。従って、容量の大きな機種であって軸受負
荷の大きな場合に主軸5の直径がそのままであっても、
軸スペーサ200の外径を大きくすることによって、第
2の主軸受4aとして軸受負荷容量の大きなものを使用
することができる。これにより、容量の大きな機種であ
っても、容量の小さな機種用の主軸で流用でき、主軸の
共通化が図れ、更にはコストダウンを図ることができ
る。
る一実施例を示すものである。図において、200はリ
ング内径が主軸5の外周部と略同径で、且つ、リング外
径が第2の主軸受4aの内周部と略同径のリング状に形
成された軸スペーサであり、主軸5と第2の主軸受4a
の間に圧入等により組付けられている。すなわち、主軸
5は軸スペーサ200を介して第2の主軸受4aに支持
されている。従って、容量の大きな機種であって軸受負
荷の大きな場合に主軸5の直径がそのままであっても、
軸スペーサ200の外径を大きくすることによって、第
2の主軸受4aとして軸受負荷容量の大きなものを使用
することができる。これにより、容量の大きな機種であ
っても、容量の小さな機種用の主軸で流用でき、主軸の
共通化が図れ、更にはコストダウンを図ることができ
る。
【0041】この実施例では、第2フレーム4側の第2
の主軸受4aと主軸5との間に配備される軸スペーサ2
00について説明したが、第1フレーム3側の第1の主
軸受3aと主軸5の間に専用の軸スペーサを介在させた
場合も、同様の効果が得られる。
の主軸受4aと主軸5との間に配備される軸スペーサ2
00について説明したが、第1フレーム3側の第1の主
軸受3aと主軸5の間に専用の軸スペーサを介在させた
場合も、同様の効果が得られる。
【0042】実施例4.図4は請求項4記載の発明によ
る一実施例を示すものである。図において、この実施例
では実施例3で説明した軸スペーサ200に、不足分に
相当する重量のバランスウェイト部200aを付加した
軸スペーサが用いられる。従って、容量大の機種用とし
てロータ13に固着される第2バランサを新規に製作し
なくても、足らないバランスウェイト分に相当する重量
を軸スペーサ200のバランスウェイト部200aで補
えばすむので、従来のように第2バランサ18のみが異
なるだけでロータ13までも変更しなければならないと
いったことがなくなり、ロータ13を共通化できる。こ
れにより、容量大の機種のためにロータ13を新規に製
作する必要がなくなり、ロータ13を間違えて組み付け
ることも防げる。また、実施例3で説明したように主軸
5として容量小のものを流用できるので、コストダウン
も図れる。
る一実施例を示すものである。図において、この実施例
では実施例3で説明した軸スペーサ200に、不足分に
相当する重量のバランスウェイト部200aを付加した
軸スペーサが用いられる。従って、容量大の機種用とし
てロータ13に固着される第2バランサを新規に製作し
なくても、足らないバランスウェイト分に相当する重量
を軸スペーサ200のバランスウェイト部200aで補
えばすむので、従来のように第2バランサ18のみが異
なるだけでロータ13までも変更しなければならないと
いったことがなくなり、ロータ13を共通化できる。こ
れにより、容量大の機種のためにロータ13を新規に製
作する必要がなくなり、ロータ13を間違えて組み付け
ることも防げる。また、実施例3で説明したように主軸
5として容量小のものを流用できるので、コストダウン
も図れる。
【0043】実施例5.図5は請求項5記載の発明によ
る一実施例を示すものである。図において、300は第
1フレーム3におけるセンターシェル8との固定部位に
設けられ、半径方向外側へ突出する突起部(第1の突起
部)、304はセンターシェル8の内周面に設けられ突
起部300と嵌合係止可能な凹部(第1の凹部)であ
る。これらの突起部300と凹部304の嵌合係止によ
り支持された第1フレーム3を境にして、密閉容器80
内の空間が上部空間40と下部空間41とに仕切られ
る。
る一実施例を示すものである。図において、300は第
1フレーム3におけるセンターシェル8との固定部位に
設けられ、半径方向外側へ突出する突起部(第1の突起
部)、304はセンターシェル8の内周面に設けられ突
起部300と嵌合係止可能な凹部(第1の凹部)であ
る。これらの突起部300と凹部304の嵌合係止によ
り支持された第1フレーム3を境にして、密閉容器80
内の空間が上部空間40と下部空間41とに仕切られ
る。
【0044】従って、圧縮機内の真空引きを行った後に
吸入管15側より冷媒ガスのチャージを行うと、下部空
間41の圧力P2 の方が上部空間40の圧力P1 よりも
大きくなり、差圧(P2 −P1 )による上方向の力が第
1フレーム3に働く。しかしながら、第1フレーム3の
突起部300はセンターシェル8の凹部304に嵌合係
止されているため、軸方向上側へ移動することがない。
これにより、第1フレーム3が上方向へ移動することに
よる軸受間距離の変化に伴う軸受焼き付けが無くなる。
吸入管15側より冷媒ガスのチャージを行うと、下部空
間41の圧力P2 の方が上部空間40の圧力P1 よりも
大きくなり、差圧(P2 −P1 )による上方向の力が第
1フレーム3に働く。しかしながら、第1フレーム3の
突起部300はセンターシェル8の凹部304に嵌合係
止されているため、軸方向上側へ移動することがない。
これにより、第1フレーム3が上方向へ移動することに
よる軸受間距離の変化に伴う軸受焼き付けが無くなる。
【0045】また、通常運転時の圧縮荷重による第1フ
レーム3への下方向の力に対しても、突起部300と凹
部304の係止により、第1フレーム3が位置ずれを起
こすことがなくなる。
レーム3への下方向の力に対しても、突起部300と凹
部304の係止により、第1フレーム3が位置ずれを起
こすことがなくなる。
【0046】また、この実施例では第1フレーム3に関
して説明したが、第2フレーム4に専用の突起部を設
け、センターシェル8の内周面に第2フレーム4用の突
起部と嵌合係止可能な凹部を設けた場合も同様の効果が
得られる。
して説明したが、第2フレーム4に専用の突起部を設
け、センターシェル8の内周面に第2フレーム4用の突
起部と嵌合係止可能な凹部を設けた場合も同様の効果が
得られる。
【0047】実施例6.図6は請求項6記載の発明によ
る一実施例を示すものである。図において、301は第
1フレーム3とは別構成でありセンターシェル8内周面
の凹部304と嵌合係止可能に形成された突起片、30
3は第1フレーム3に設けられ突起片301を半径方向
へ移動可能に収納する突起片収納部、302は突起片収
納部303に配備されて突起片301を半径方向外側へ
付勢する弾性部材である。弾性部材302は、本実施例
では例えばコイルばねが使用されている。
る一実施例を示すものである。図において、301は第
1フレーム3とは別構成でありセンターシェル8内周面
の凹部304と嵌合係止可能に形成された突起片、30
3は第1フレーム3に設けられ突起片301を半径方向
へ移動可能に収納する突起片収納部、302は突起片収
納部303に配備されて突起片301を半径方向外側へ
付勢する弾性部材である。弾性部材302は、本実施例
では例えばコイルばねが使用されている。
【0048】ここで、突起片301は、センターシェル
8に収納された時に第1フレーム3の外周面よりも半径
方向外側へ突出するように、弾性部材302によって付
勢されている。これらの突起片301、突起片収納部3
03、弾性部材302とから、この実施例の突起部30
0(第1の突起部)が構成されている。
8に収納された時に第1フレーム3の外周面よりも半径
方向外側へ突出するように、弾性部材302によって付
勢されている。これらの突起片301、突起片収納部3
03、弾性部材302とから、この実施例の突起部30
0(第1の突起部)が構成されている。
【0049】従って、第1フレーム3をセンターシェル
8に挿入する場合、突起部300の突起片301を、第
1フレーム3の外周部よりも突出しないように、半径方
向内側に収納することができる。これにより、第1フレ
ーム3の挿入性が良好となり挿入時間を短縮化できる。
また、実施例5で説明したと同様の効果が得られるのは
言うまでもない。
8に挿入する場合、突起部300の突起片301を、第
1フレーム3の外周部よりも突出しないように、半径方
向内側に収納することができる。これにより、第1フレ
ーム3の挿入性が良好となり挿入時間を短縮化できる。
また、実施例5で説明したと同様の効果が得られるのは
言うまでもない。
【0050】また、この実施例では突起片301、突起
片収納部303、及び弾性部材302からなる突起部3
00を第1フレーム3に設けたが、このような突起部を
第2フレーム4に設けるとともに、その対向位置のセン
ターシェル8内周面に凹部を形成した場合も同様の効果
が得られる。
片収納部303、及び弾性部材302からなる突起部3
00を第1フレーム3に設けたが、このような突起部を
第2フレーム4に設けるとともに、その対向位置のセン
ターシェル8内周面に凹部を形成した場合も同様の効果
が得られる。
【0051】実施例7.図7は請求項7記載の発明によ
る一実施例を示すものである。図において、50はフレ
ームスペーサである。フレームスペーサ50におけるセ
ンターシェル8との固定部位には、半径方向外側へ突出
した突起部300(第2の突起部)が設けられている。
また、センターシェル8の内周面には、突起部300と
嵌合係止可能な凹部304(第2の凹部)が形成されて
いる。従って、この実施例によれば、部品を共通化でき
るといった実施例2の作用、効果に加えて、軸受信頼性
の低下を防止できるといった実施例5の作用、効果も得
られる。
る一実施例を示すものである。図において、50はフレ
ームスペーサである。フレームスペーサ50におけるセ
ンターシェル8との固定部位には、半径方向外側へ突出
した突起部300(第2の突起部)が設けられている。
また、センターシェル8の内周面には、突起部300と
嵌合係止可能な凹部304(第2の凹部)が形成されて
いる。従って、この実施例によれば、部品を共通化でき
るといった実施例2の作用、効果に加えて、軸受信頼性
の低下を防止できるといった実施例5の作用、効果も得
られる。
【0052】また、図8に示すように、実施例6と同様
の突起片301、突起片収納部303、及び弾性部材3
02から構成された突起部300(第2の突起部)を、
フレームスペーサ50に設けるとともに、センターシェ
ル8の内面には、突起部300の突起片301と嵌合係
止可能な凹部304(第2の凹部)を形成した場合は、
実施例6のスクロール圧縮機と同様の作用、効果も加わ
る。
の突起片301、突起片収納部303、及び弾性部材3
02から構成された突起部300(第2の突起部)を、
フレームスペーサ50に設けるとともに、センターシェ
ル8の内面には、突起部300の突起片301と嵌合係
止可能な凹部304(第2の凹部)を形成した場合は、
実施例6のスクロール圧縮機と同様の作用、効果も加わ
る。
【0053】
【発明の効果】以上のように、この発明による請求項第
1項記載のスクロール圧縮機によれば、電動機のステー
タを予め第2フレームに一体的に固定しているので、ス
テータが固定された第2フレームの上方に、容器本体の
下面開口をかざし、容器本体を焼嵌めあるいは圧入等に
よって上方から押し下げて内面に第2フレームを固定
し、その状態のままで電動機ロータと一体の主軸等を上
方から挿入した後、更に第1フレームを容器本体の上面
開口から挿入して、焼嵌めあるいは圧入等により組み付
けるのである。従って、容器本体を反転させることなく
圧縮機を作業性よく組立てることができ、従って反転装
置が不要となり、しかも反転に要する時間分を短縮でき
る。
1項記載のスクロール圧縮機によれば、電動機のステー
タを予め第2フレームに一体的に固定しているので、ス
テータが固定された第2フレームの上方に、容器本体の
下面開口をかざし、容器本体を焼嵌めあるいは圧入等に
よって上方から押し下げて内面に第2フレームを固定
し、その状態のままで電動機ロータと一体の主軸等を上
方から挿入した後、更に第1フレームを容器本体の上面
開口から挿入して、焼嵌めあるいは圧入等により組み付
けるのである。従って、容器本体を反転させることなく
圧縮機を作業性よく組立てることができ、従って反転装
置が不要となり、しかも反転に要する時間分を短縮でき
る。
【0054】また、請求項第2項記載のスクロール圧縮
機によれば、第1フレームあるいは第2フレームの少な
くとも一方と、容器本体内面との間にフレームスペーサ
を介在させたので、必要油量を増加させたい場合や、電
動機効率アップ等のためにステータの直径を大きくした
い場合等のように、容器本体の直径を大きくする必要の
あるときに、第1フレームあるいは第2フレームはその
ままで変更しなくても、フレームスペーサを第1フレー
ムあるいは第2フレームの外周に焼嵌めあるいは圧入等
によって固定し、このフレームスペーサの外周と容器本
体とを焼嵌めあるいは圧入等で固定することで、容器本
体の内径によることなく、第1フレームあるいは第2フ
レームの共通化が図れる。従って、第1フレームあるい
は第2フレームを容器内径に合わせて変更した場合と比
べ、第1フレームあるいは第2フレームの種類が増えな
いので、加工時の段取り替えの回数が増えず、加工時間
を短縮でき、加工コストを低減化することができる。
機によれば、第1フレームあるいは第2フレームの少な
くとも一方と、容器本体内面との間にフレームスペーサ
を介在させたので、必要油量を増加させたい場合や、電
動機効率アップ等のためにステータの直径を大きくした
い場合等のように、容器本体の直径を大きくする必要の
あるときに、第1フレームあるいは第2フレームはその
ままで変更しなくても、フレームスペーサを第1フレー
ムあるいは第2フレームの外周に焼嵌めあるいは圧入等
によって固定し、このフレームスペーサの外周と容器本
体とを焼嵌めあるいは圧入等で固定することで、容器本
体の内径によることなく、第1フレームあるいは第2フ
レームの共通化が図れる。従って、第1フレームあるい
は第2フレームを容器内径に合わせて変更した場合と比
べ、第1フレームあるいは第2フレームの種類が増えな
いので、加工時の段取り替えの回数が増えず、加工時間
を短縮でき、加工コストを低減化することができる。
【0055】また、請求項第3項記載のスクロール圧縮
機によれば、第1の主軸受あるいは第2の主軸受の少な
くとも一方と、主軸との間に軸スペーサを介在させたの
で、軸受部分に相当する軸直径が小容量機種のものに相
当する主軸を用いたとしても、軸スペーサを主軸に焼嵌
めあるいは圧入等で固定することによって、この軸スペ
ーサの外径で、容量の大きな機種相当の軸直径を得るこ
とができる。従って、主軸として容量の小さな機種のも
のを流用できるので、主軸の共通化及びコストダウンを
図ることができる。
機によれば、第1の主軸受あるいは第2の主軸受の少な
くとも一方と、主軸との間に軸スペーサを介在させたの
で、軸受部分に相当する軸直径が小容量機種のものに相
当する主軸を用いたとしても、軸スペーサを主軸に焼嵌
めあるいは圧入等で固定することによって、この軸スペ
ーサの外径で、容量の大きな機種相当の軸直径を得るこ
とができる。従って、主軸として容量の小さな機種のも
のを流用できるので、主軸の共通化及びコストダウンを
図ることができる。
【0056】また、請求項第4項記載のスクロール圧縮
機によれば、軸スペーサに所定重量のバランスウェイト
を設けているので、容量小の圧縮機用の既存のバランサ
でもそのまま容量大の圧縮機用として用いることができ
る。すなわち、足りないバランス量に相当する所定重量
は軸スペーサのバランスウェイトで補えるので、容量大
の圧縮機用としてのバランサを新規に製作する必要がな
く、バランサとしては容量小の圧縮機のもので共通化で
きる。従って、主軸の共通化に加えて、バランサも容量
小の圧縮機のものを容量大の圧縮機に流用できるので、
コストダウンを図ることができる。
機によれば、軸スペーサに所定重量のバランスウェイト
を設けているので、容量小の圧縮機用の既存のバランサ
でもそのまま容量大の圧縮機用として用いることができ
る。すなわち、足りないバランス量に相当する所定重量
は軸スペーサのバランスウェイトで補えるので、容量大
の圧縮機用としてのバランサを新規に製作する必要がな
く、バランサとしては容量小の圧縮機のもので共通化で
きる。従って、主軸の共通化に加えて、バランサも容量
小の圧縮機のものを容量大の圧縮機に流用できるので、
コストダウンを図ることができる。
【0057】また、請求項第5項記載のスクロール圧縮
機によれば、第1フレームあるいは第2フレームの少な
くとも一方の容器本体との固定部位には、半径方向外側
へ突出する第1の突起部を設け、容器本体内面には第1
の突起部と嵌合する第1の凹部を設けているので、第1
フレームあるいは第2フレームが通常運転時とは逆方向
の力を受けた場合等でも、第1の突起部は容器本体の第
1の凹部に嵌合係止されていることから、第1フレーム
あるいは第2フレームが軸方向に移動することがない。
従って、軸受間距離は変化しないので、軸受信頼性の低
下を抑止できる。
機によれば、第1フレームあるいは第2フレームの少な
くとも一方の容器本体との固定部位には、半径方向外側
へ突出する第1の突起部を設け、容器本体内面には第1
の突起部と嵌合する第1の凹部を設けているので、第1
フレームあるいは第2フレームが通常運転時とは逆方向
の力を受けた場合等でも、第1の突起部は容器本体の第
1の凹部に嵌合係止されていることから、第1フレーム
あるいは第2フレームが軸方向に移動することがない。
従って、軸受間距離は変化しないので、軸受信頼性の低
下を抑止できる。
【0058】また、請求項第6項記載のスクロール圧縮
機によれば、第1フレームあるいは第2フレームとは別
構成の突起片を、半径方向へ移動可能に突起片収納部内
に収納したので、第1フレームあるいは第2フレームを
容器本体内面へ圧入あるいは焼嵌めをする場合に、突起
片は弾性部材の付勢力に抗して突起片収納部内へ押し込
まれることから、第1フレームあるいは第2フレームの
容器本体への挿入性が良好となり、挿入に係る時間を短
縮化できる。
機によれば、第1フレームあるいは第2フレームとは別
構成の突起片を、半径方向へ移動可能に突起片収納部内
に収納したので、第1フレームあるいは第2フレームを
容器本体内面へ圧入あるいは焼嵌めをする場合に、突起
片は弾性部材の付勢力に抗して突起片収納部内へ押し込
まれることから、第1フレームあるいは第2フレームの
容器本体への挿入性が良好となり、挿入に係る時間を短
縮化できる。
【0059】また、請求項第7項記載のスクロール圧縮
機によれば、フレームスペーサに半径方向外側へ突出す
る第2の突起部が設けたので、請求項第2項記載の発明
による部品共通化効果に加えて、請求項第5項記載の発
明による軸受信頼性の低下防止効果も得られる。
機によれば、フレームスペーサに半径方向外側へ突出す
る第2の突起部が設けたので、請求項第2項記載の発明
による部品共通化効果に加えて、請求項第5項記載の発
明による軸受信頼性の低下防止効果も得られる。
【図1】 請求項第1項記載の発明による一実施例を示
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
【図2】 請求項第2項記載の発明による一実施例を示
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
【図3】 請求項第3項記載の発明による一実施例を示
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
【図4】 請求項第4項記載の発明による一実施例を示
すスペーサの断面図である。
すスペーサの断面図である。
【図5】 請求項第5項記載の発明による一実施例を示
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
【図6】 請求項第6項記載の発明による一実施例を示
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
【図7】 請求項第7項記載の発明による一実施例を示
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
すスクロール圧縮機の縦断面図である。
【図8】 請求項第7項記載の発明による別の実施例を
示すスクロール圧縮機の縦断面図である。
示すスクロール圧縮機の縦断面図である。
【図9】 従来のスクロール圧縮機を示す縦断面図であ
る。
る。
【図10】 従来のスクロール圧縮機の組立方法を説明
するための説明図である。
するための説明図である。
1 固定スクロール、2 揺動スクロール、3 第1フ
レーム、3a 第1の主軸受、4 第2フレーム、4a
第2の主軸受、5 主軸、8 センターシェル、12
ステータ、13 ロータ、19 圧縮室、50 フレ
ームスペーサ、200 軸スペーサ、200a バラン
スウェイト部、300 突起部、301突起片、302
弾性部材、303 突起片収納部、304 凹部。
レーム、3a 第1の主軸受、4 第2フレーム、4a
第2の主軸受、5 主軸、8 センターシェル、12
ステータ、13 ロータ、19 圧縮室、50 フレ
ームスペーサ、200 軸スペーサ、200a バラン
スウェイト部、300 突起部、301突起片、302
弾性部材、303 突起片収納部、304 凹部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増本 浩二 和歌山市手平6丁目5番66号 三菱電機株 式会社和歌山製作所内
Claims (7)
- 【請求項1】 筒状の容器本体と、前記容器本体内の上
部に配置され互いに組み合わされて圧縮室を形成する固
定スクロールおよび揺動スクロールと、前記容器本体の
上部内面に固定され前記揺動スクロールを摺動自在に支
持する第1フレームと、筒心方向に延在し上端部で前記
揺動スクロールに摺動自在に連結されるとともに上端部
近傍で前記第1フレームに回転自在に支持される主軸
と、前記第1フレームの下方であって前記第1フレーム
と所定の同軸度で前記容器本体の内面に固定され前記主
軸の下端部を回転自在にスラスト支持する第2フレーム
と、前記第1フレームと前記第2フレームの間の前記容
器本体内に配備されるステータと、前記主軸に固着され
前記ステータとともに電動機を構成するロータとを有す
るスクロール圧縮機において、前記電動機のステータが
前記第2フレームに一体的に固定されるとともに、前記
ステータを固定した前記第2フレームが前記容器本体の
下部開口から挿入されて前記容器本体内面に固定され、
前記ロータを固着した前記主軸が前記容器本体の上部開
口から挿入されて前記第2フレームに支持された後、前
記第1フレームが前記上部開口から挿入されて前記第2
フレームと所定の同軸度で前記容器本体内面に固定され
ることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項2】 筒状の容器本体と、前記容器本体内の上
部に配置され互いに組み合わされて圧縮室を形成する固
定スクロールおよび揺動スクロールと、前記容器本体の
上部内面に固定され前記揺動スクロールを摺動自在に支
持する第1フレームと、筒心方向に延在し上端部で前記
揺動スクロールに摺動自在に連結されるとともに上端部
近傍で前記第1フレームに回転自在に支持される主軸
と、前記第1フレームの下方であって前記第1フレーム
と所定の同軸度で前記容器本体の内面に固定され前記主
軸の下端部を回転自在にスラスト支持する第2フレーム
と、前記第1フレームと前記第2フレームの間の前記容
器本体内に配備されるステータと、前記主軸に固着され
前記ステータとともに電動機を構成するロータとを有す
るスクロール圧縮機において、リング内径が前記第1フ
レームあるいは前記第2フレームの少なくとも一方の外
周部と略同径で、且つ、リング外径が前記容器本体の内
周部と略同径のリング状に形成されたフレームスペーサ
を備え、前記第1フレームあるいは前記第2フレームの
少なくとも一方が、前記フレームスペーサを介して所定
の同軸度で前記容器本体内面に固定されることを特徴と
するスクロール圧縮機。 - 【請求項3】 筒状の容器本体と、前記容器本体内の上
部に配置され互いに組み合わされて圧縮室を形成する固
定スクロールおよび揺動スクロールと、前記容器本体の
上部内面に固定され前記揺動スクロールを摺動自在に支
持する第1フレームと、筒心方向に延在し上端部で前記
揺動スクロールに摺動自在に連結されるとともに上端部
近傍で前記第1フレームに第1の主軸受を介して回転自
在に支持される主軸と、前記第1フレームの下方であっ
て前記第1フレームと所定の同軸度で前記容器本体の内
面に固定され前記主軸の下端部を第2の主軸受を介して
回転自在にスラスト支持する第2フレームと、前記第1
フレームと前記第2フレームの間の前記容器本体内に配
備されるステータと、前記主軸に固着され前記ステータ
とともに電動機を構成するロータとを有するスクロール
圧縮機において、リング内径が前記主軸の外周部と略同
径で、且つ、リング外径が前記第1の主軸受あるいは前
記第2の主軸受の少なくとも一方の内周部と略同径のリ
ング状に形成された軸スペーサを備えるとともに、前記
主軸が、前記軸スペーサを介して前記第1の主軸受ある
いは前記第2の主軸受の少なくとも一方に支持されるこ
とを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項4】 軸スペーサに所定重量のバランスウェイ
トを設けたことを特徴とする請求項第3項記載のスクロ
ール圧縮機。 - 【請求項5】 筒状の容器本体と、前記容器本体内の上
部に配置され互いに組み合わされて圧縮室を形成する固
定スクロールおよび揺動スクロールと、前記容器本体の
上部内面に固定され前記揺動スクロールを摺動自在に支
持する第1フレームと、筒心方向に延在し上端部で前記
揺動スクロールに摺動自在に連結されるとともに上端部
近傍で前記第1フレームに回転自在に支持される主軸
と、前記第1フレームの下方であって前記第1フレーム
と所定の同軸度で前記容器本体の内面に固定され前記主
軸の下端部を回転自在にスラスト支持する第2フレーム
と、前記第1フレームと前記第2フレームの間の前記容
器本体内に配備されるステータと、前記主軸に固着され
前記ステータとともに電動機を構成するロータとを有す
るスクロール圧縮機において、前記第1フレームあるい
は前記第2フレームの少なくとも一方における前記容器
本体との固定部位には、半径方向外側へ突出する第1の
突起部が設けられるとともに、前記容器本体の内面には
前記第1の突起部と嵌合係止可能な第1の凹部が設けら
れたことを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項6】 第1の突起部は、第1フレームあるいは
第2フレームとは別構成で第1の凹部と嵌合可能に形成
された突起片と、前記第1フレームあるいは前記第2フ
レームの少なくとも一方に設けられ前記突起片を半径方
向へ移動可能に収納する突起片収納部と、前記突起片収
納部に配備されて前記突起片を半径方向外側へ付勢する
弾性部材とからなることを特徴とする請求項第5項記載
のスクロール圧縮機。 - 【請求項7】 フレームスペーサにおける容器本体との
固定部位には、半径方向外側へ突出する第2の突起部が
設けられ、前記容器本体の内面には前記第2の突起部と
嵌合係止可能な第2の凹部が設けられたことを特徴とす
る請求項第2項記載のスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15178695A JPH094574A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15178695A JPH094574A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094574A true JPH094574A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15526270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15178695A Pending JPH094574A (ja) | 1995-06-19 | 1995-06-19 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH094574A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005188516A (ja) * | 2005-02-21 | 2005-07-14 | Sanyo Electric Co Ltd | スクロール圧縮機の製造方法 |
| JP2011236908A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Lg Electronics Inc | 密閉型圧縮機及びその製造方法 |
-
1995
- 1995-06-19 JP JP15178695A patent/JPH094574A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005188516A (ja) * | 2005-02-21 | 2005-07-14 | Sanyo Electric Co Ltd | スクロール圧縮機の製造方法 |
| JP2011236908A (ja) * | 2010-05-06 | 2011-11-24 | Lg Electronics Inc | 密閉型圧縮機及びその製造方法 |
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