JPH0946868A - 長幹支持がいしの取付構造 - Google Patents

長幹支持がいしの取付構造

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JPH0946868A
JPH0946868A JP7197608A JP19760895A JPH0946868A JP H0946868 A JPH0946868 A JP H0946868A JP 7197608 A JP7197608 A JP 7197608A JP 19760895 A JP19760895 A JP 19760895A JP H0946868 A JPH0946868 A JP H0946868A
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JP
Japan
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arm
support insulator
long
insulator
trunk support
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Pending
Application number
JP7197608A
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English (en)
Inventor
Fumio Kasagi
二三雄 笠木
Mitsuharu Okamoto
光春 岡本
Junji Kojima
淳治 小島
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 最大級の地震に際しても長幹支持がいしが落
下することがなく、かつ、ジャンパ線が鉄塔本体に異常
に接近することもない。 【構成】 鉄塔2に突設されたアーム21において、一
対の耐張装置3、3により引張されている本線1、1を
連結するジャンパ線11の振れ止め用の長幹支持がいし
4の取付構造であって、長幹支持がいし4の端部金具4
3は、取付部材5を介してアーム21に固定されるとと
もに、この取付部材5は細径部52を有する磁器製の円
柱状部材51とその両端部に固定されたアーム側金具5
3と端部側金具54とから構成されており、そのアーム
側金具53と端部側金具54との間に補助具である複数
の金属鎖6が掛け渡して設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送電線用鉄塔のア
ームに一端が取り付けられ、他端で送電本線を吊り下げ
ている一対の耐張装置の間で本線を連絡しているジャン
パ線のほぼ中央部分を支持することにより、ジャンパ線
の振れ止めの役割を持つ長幹支持がいしの前記アームへ
の取付構造に関するものであって、特に、地震など外部
からの振動によっても破損することなく、また地上へ落
下もしない長幹支持がいしの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の関連する送電線用鉄塔のアーム
の近傍における耐張装置、長幹支持がいし等の配置を図
6(俯瞰図)、図7(A方向からの矢視図)に示す。送
電線の本線1は、複数の鉄塔2、2の間に張設されてい
るが、鉄塔2から横方向に突設されたアーム21の先端
部に取り付けられている一対の耐張装置3、3の端部に
引張状態に取り付けられている。そして、その本線1、
1の間には、両者を連結するジャンパ線11が弛ませた
状態で設けられ、そのジャンパ線11は、風圧などで振
動しないように振れ止め用の長幹支持がいし4の先端部
44に支持されるとともに、長幹支持がいし4自体は、
垂下させた状態でアーム21に強固に取り付けられてい
るのである。
【0003】図7に例示する長幹支持がいし4は、2個
のがいし磁器部41、41を金具42で連結し、アーム
21側の上端に端部金具43、下端にはジャンパ線の支
持金具44を一体に備えた長幹支持がいしである。送電
電圧154KVにおける、そのサイズの1例を示すと、
がいし磁器部胴径80φmm、全長2000mm程度で
あって、平均240kgf程度の片持ち梁曲げ強度を持
っていて、過去最大級の台風にさらされても異常の生じ
ない実績を有するものである。
【0004】このようにアーム21に固定して取り付け
られた長幹支持がいしの場合では、台風による風圧に対
しては問題がないものの、異常に大きい振動を生じる直
下型地震時に鉄塔自体が共振をひきおこすような、極め
て稀な状況を想定すると、その曲げ応力が長幹支持がい
しの曲げ強度に匹敵するようになる可能性があるとの前
提で設計上対応しておくことが望ましい。仮にこのよう
な地震に遭遇した場合には、がいし磁器部が折損して長
幹支持がいしの全体が地上に落下したり、また、送電線
が図6のように、この鉄塔において張設方向を変えるよ
う設定されている場合には、長幹支持がいしが落下する
と、1点鎖線で示す正常なときのジャンパ線の位置11
aが、2点鎖線で示す位置11bに垂れ下がって、鉄塔
本体に接近することになり、ときには閃落事故の原因と
なることも考えられた。
【0005】一方、そのような事態を避けるには長幹支
持がいし自体の強度を十分に高めておくことが考えられ
る。ところが、、長幹支持がいしの強度を支配している
がいし磁器部の胴径を仮に1.5倍に増大させてみて
も、地震に対する耐震強度は2倍程度しか向上しないこ
と、また、磁器がいしの場合には強度値の偏差が金属よ
り大きいので安全率を大きく設定する必要があるから、
磁器部の胴径を異常に大きく設計しなければならない、
さらに、地震の震源地におけるエネルギーが長幹支持が
いしの曲げ応力に及ぼす影響は極めて複雑でって、距
離、深さ、地盤の状況、地殻断層との関係、鉄塔の形
状、構造などの因子が錯綜しており、理論的な論証が困
難であるため、どのような設計をすれば、どの程度の地
震に耐えることができるという技術的な保証をすること
が大変困難であるなどの問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためになされたものであって、長幹支持が
いし自体の強度を従来程度に維持しながら、最大級の地
震に際しても長幹支持がいし自体が破損したりアームか
ら落下することがなく、かつ、ジャンパ線が鉄塔本体に
異常に接近することもない長幹支持がいしの取付構造を
提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の問題は、送電線用
鉄塔のアームを挟んで一対の耐張装置によって張設され
た本線相互を連絡しているジャンパ線のほぼ中央部分を
支持している長幹支持がいしの前記アームへの取付構造
であって、その長幹支持がいしが脆弱な取付部材を介し
て前記アームに垂下状態に固定されるとともに、その長
幹支持がいし側とアーム側とを連結している補助具を備
えていることを特徴とする長幹支持がいしの取付構造に
より解決することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明では、対象とされる長幹支
持がいし自体は従来のものと何ら変りがないものであ
る。すなわち、図7に示すように、2個のがいし磁器部
41、41を金具42で連結し、上端にアーム21側へ
の端部金具43、下端にはジャンパ線の支持金具44を
一体に備えた長幹支持がいしでよい。本発明では、この
長幹支持がいしのアーム21への取り付けにあたって
は、第一に、前記の端部金具43が直接アーム21に固
定されるのではなく、脆弱な取付部材を介してそのアー
ム21に垂下状態に固定されていること、第二に、長幹
支持がいしの端部金具43側とアーム21側との間が、
その脆弱な取付部材を挟んで金属製の鎖のような落下防
止用の補助具で連結されていることを特徴とするのであ
る。
【0009】ここで、本発明での前記脆弱な取付部材
は、金属あるいはセラミックスなど材質は問わないが、
その部材の構造強度が、取り付けられる長幹支持がいし
の強度より予め弱く設定されていることを意味してい
る。その結果、長幹支持がいしが破損するような強い地
震が発生した場合には、長幹支持がいしが破損する以前
に上記の取付部材が先に破損するように設定して構成さ
れているのである。
【0010】さらに、本発明では、このような脆弱な取
付部材を挟んで、端部金具43側とアーム21側との間
が、金属製の鎖のような落下防止用の補助具で連結され
ているから、この補助具に所要の強度を付与しておけ
ば、上記のように取付部材が先に破損した場合にあって
も、長幹支持がいし自体は前記補助具に支えられて、地
上に落下するのは確実に防止することができる。さら
に、このような補助具を適宜本数設けておけば、取付部
材が先に破損した場合に長幹支持がいしが若干揺動する
としても、長幹支持がいし自体の自重によってジャンパ
線が鉄塔本体に異常に接近することもないのである。
【0011】
【実施例】次に、図1〜図5に示す実施例に基づいて本
発明を詳細に説明する。 (実施例1)先ず図1〜図3に示すように、鉄塔2から
水平方向に突設されたアーム21において、一対の耐張
装置3、3により張設されている本線1、1の間には、
両者を連結するジャンパ線11が弛ませた状態で設けら
れ、そのジャンパ線11は、振れ止め用の長幹支持がい
し4の先端部44に支持されるとともに、長幹支持がい
し4自体は、垂下させた状態でアーム21に強固に取り
付けられている。そして、この実施例の場合、長幹支持
がいし4の端部金具43は、取付部材5を介してアーム
21に固定されている。この取付部材5は、図4に示す
ように細径部52を有する磁器製の円柱状部材51と、
その両端部に固定されたアーム側金具53と端部側金具
54とから構成されている。そして、この取付部材5の
アーム側金具53と端部側金具54との間に少なくとも
2本の金属鎖6が落下防止用の補助具として掛け渡して
設けられているのである。
【0012】この場合、地震などのように長幹支持がい
し4に曲げ荷重がかかったときに、長幹支持がいしが破
損する以前に上記取付部材5の細径部52が先に破損す
るように設定してあるが、細径部52が頻繁に破損して
は不都合であるから、その胴径を調節して長幹支持がい
し4の強度に接近させたものとする。例えば長幹支持が
いしが磁器部胴径80φmmの2個連、全長約2000
mmのもので、片持ち梁平均強度240kgfの場合、
細径部52の胴径を65mmに設計すれば、全体の片持
ち梁平均強度130kgfに設定することができるとと
もに、がいし磁器強度の標準偏差を考慮すれば、地震時
にその細径部52が先に破損する確率を99.95%程
度に見込むことができる。なお、アーム側金具53と端
部側金具54との間に掛け渡される金属鎖6は、径3m
m程度の通常の鋼製鎖を少なくとも2本使用すれば十分
である。
【0013】(実施例2)次いで、実施例1とは異なる
取付構造の態様を図5に示す。この実施例2の場合も長
幹支持がいし4の端部金具43は、取付部材5を介して
アーム21に固定されている。この取付部材5は、細径
部52を有する鋳鉄FC20からなる円柱状部材51
と、その両端部に固定されたアーム側金具53と端部側
金具54とから構成されており、同時にそのアーム側金
具53と端部側金具54との間に実施例1と同様に複数
の金属鎖6が掛け渡して設けられている。
【0014】この場合においても、実施例1と同様な長
幹支持がいしを使用したときには、細径部52の胴径を
45mmに設計すれば、全体の片持ち梁平均強度140
kgfに設定することができるとともに、がいし磁器と
鋳鉄の強度の標準偏差を考慮すれば、地震時にその細径
部52が先に破損する確率を99.87%程度に見込む
ことができる。なお、このときも金属鎖6は、径3mm
程度の通常の鋼製鎖を少なくとも2本使用すれば十分で
ある。
【0015】以上説明した実施例1、2において、最大
級の地震により長幹支持がいし4に曲げ荷重がかかった
ときに、取付部材5の細径部52が先に破損することで
長幹支持がいし自体の破損を効果的に防止することがで
きるとともに、落下防止用の補助具である鎖6に支えら
れるから落下することもない。また、細径部52が破損
した場合には、図3のB矢視図に示すように長幹支持が
いし4は鉄塔2の方向に若干傾斜するので、図1におい
てジャンプ線11aは、鎖線11cの位置まで移動する
ものの、長幹支持がいし自体の自重とバランスして、落
下した場合のような鉄塔に異常に接近した位置11bに
は至らないのである。
【0016】
【発明の効果】本発明の長幹支持がいしの取付構造は、
以上に説明したように構成されているので、長幹支持が
いし自体が最大級の地震によっても破損しないからジャ
ンパ線の絶縁を保持することはもちろん、取付部材が先
に破損した場合でも長幹支持がいしが落下することは決
してないから、落下による二次災害を防止することがで
きる。また、同時に、その復旧にあたりアームに最も近
い位置にある取付部材のみを取り替えればよく、復旧が
容易となるという優れた効果がある。よって本発明は従
来の問題点を解消した長幹支持がいしの取付構造とし
て、その工業的価値が極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略俯瞰図。
【図2】同じくA矢視図。
【図3】同じくB矢視図。
【図4】実施例1の側面図。
【図5】実施例2の側面図。
【図6】従来例を示す概略俯瞰図。
【図7】同じくA矢視図。
【符号の説明】
1 本線、2 鉄塔、21 アーム、3 耐張装置、4
長幹支持がいし、43端部金具、5 取付部材、52
細径部、6 鎖。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送電線用鉄塔のアームを挟んで一対の耐
    張装置によって張設された本線相互を連絡しているジャ
    ンパ線のほぼ中央部分を支持している長幹支持がいしの
    前記アームへの取付構造であって、その長幹支持がいし
    が脆弱な取付部材を介して前記アームに垂下状態に固定
    されるとともに、その長幹支持がいし側とアーム側とを
    連結している補助具を備えていることを特徴とする長幹
    支持がいしの取付構造。
JP7197608A 1995-08-02 1995-08-02 長幹支持がいしの取付構造 Pending JPH0946868A (ja)

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JP (1) JPH0946868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013172586A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Asahi Tec Tdm Co Ltd 長幹支持がいしの接続構造
CN107317291A (zh) * 2017-08-28 2017-11-03 广东电网有限责任公司电力科学研究院 一种输电塔和绝缘子的防护装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013172586A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Asahi Tec Tdm Co Ltd 長幹支持がいしの接続構造
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990625