JPH094745A - 電磁弁 - Google Patents

電磁弁

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JPH094745A
JPH094745A JP7151893A JP15189395A JPH094745A JP H094745 A JPH094745 A JP H094745A JP 7151893 A JP7151893 A JP 7151893A JP 15189395 A JP15189395 A JP 15189395A JP H094745 A JPH094745 A JP H094745A
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plunger
center pole
housing
solenoid valve
control fluid
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Hiroshi Mitsuida
浩 三井田
Yoshihito Ooya
吉仁 大矢
Hisanobu Okamoto
久順 岡本
Masashige Uematsu
正成 植松
Motoaki Hayashi
元明 林
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Riken Corp
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Honda Motor Co Ltd
Riken Corp
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    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00—Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/0644—One-way valve
    • F16K31/0655—Lift valves
    • F16K31/0665—Lift valves with valve member being at least partially ball-shaped

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、制御流体中で使用される電磁弁に
関し、センターポールとプランジャとの間に夾雑物が堆
積することを容易,確実に防止することを目的とする。 【構成】 制御流体中に配置されるハウジングの軸長方
向にセンターポールとプランジャとを直列に配置すると
ともに、前記センターポールの軸長方向に貫通穴を形成
し、前記センターポールおよびプランジャの外側に配置
される電磁コイルにより前記プランジャを前記軸長方向
に移動してポートの開閉を行う電磁弁において、前記セ
ンターポールの前記プランジャと反対側を前記ハウジン
グの端面により覆い、前記ハウジング内に、前記センタ
ーポールの貫通穴を前記ハウジングの前記プランジャ側
に形成される開口部に連通させる連通路を形成して構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁弁に係わり、特
に、制御流体中で使用される電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の自動変速機では、制御流
体中に電磁弁を配置して使用することが行われており、
従来、このような電磁弁として、例えば、特開平6−7
4355号公報に開示されるものが知られている。
【0003】図3は、この公報に開示される電磁弁を示
すもので、この電磁弁は、ソレノイド部11と弁機構部
13とから構成されている。ソレノイド部11のハウジ
ング15内には、電磁コイル17が収容されている。こ
の電磁コイル17は、ボビン19とコイル21とからな
り、ボビン19の内側の弁機構部13と反対側には、セ
ンターポール23が配置されている。
【0004】このセンターポール23の中心には、貫通
穴23aが形成されている。ボビン19の弁機構部13
側には、磁路ホルダー25が配置され、その内側にプラ
ンジャ27が移動自在に配置されている。プランジャ2
7の弁機構部13側には、弁部27aが一体形成されて
いる。プランジャ27のセンターポール23側には、穴
部27bが形成され、この穴部27bに、一端をセンタ
ーポール23に当接されるコイルスプリング29が配置
されている。
【0005】そして、このコイルスプリング29の他端
により、プランジャ27が弁機構部13側に付勢されて
いる。ハウジング15は、ブラケット31により支持さ
れている。弁機構部13には、図示しない配管の接続部
33が配置されている。この接続部33は、ボビン19
と一体形成され、外周にOリング35が配置されてい
る。
【0006】また、プランジャ27の接続部33に対向
する位置に、シート37が配置されている。シート37
には、シート穴37aが形成されており、このシート穴
37aが制御流体の入口流路Aとされている。また、弁
部27aの側方の接続部33には、穴部33aが形成さ
れ、この穴部33aが制御流体の出口流路Bとされてい
る。
【0007】上述した電磁弁では、コイル21に電流を
流すと、センターポール23が励磁され、プランジャ2
7がスプリング29の付勢力に抗して、センターポール
23に吸引される。この結果、弁部27aがシート37
のシート穴37aより離れるので、入口流路Aから出口
流路Bへ制御流体が流れる。
【0008】このときに、プランジャ27の移動に伴い
センターポール23とプランジャ27の対向する空間の
体積が減少するので、センターポール23に開けられた
貫通穴23aより制御流体が流出する。一方、コイル2
1の電流を切ると、センターポール23が励磁されなく
なるため、プランジャ27は、スプリング29により押
し戻されて、弁部27aは、シート37のシート穴37
aを閉塞し、入口流路Aから出口流路Bへの制御流体の
流れが停止する。
【0009】このときに、プランジャ27のシート37
方向への移動に伴い、センターポール23とプランジャ
27の対向する空間の体積が増加するので、センターポ
ール23に開けられた貫通穴23aより制御流体が流入
する。そして、このような電磁弁では、センターポール
23の軸心に貫通穴23aを形成したので、磁性粉がセ
ンターポール23とプランジャ27の対向した空間に堆
積し作動不良が発生するのを有効に防止することができ
る。
【0010】すなわち、センターポール23に貫通穴2
3aが形成されていない場合には、コイル21に電流を
流した時に、磁路ホルダー25とプランジャ27間に発
生した磁束により、入口流路Aから出口流路Bへ流れる
制御流体中のギヤ磨耗粉等の磁性粉が、ボビン19の下
部内周部の磁路ホルダー25が存在する部分と、プラン
ジャ27の外周で磁路ホルダー25に対向する部分の半
径方向の隙間に堆積する。
【0011】一方、コイル21の電流を切ると、センタ
ーポール23に貫通穴23aが開いていないため、プラ
ンジャ27のシート37方向への移動に伴うセンターポ
ール23とプランジャ27の対向する空間の体積増加に
より、ボビン19の内周部とプランジャ27の外周部の
隙間から制御流体がプランジャ27のセンターポール2
3側へ流入する。
【0012】このときに、コイル21の電流は切れてい
るので、磁路ホルダー25とプランジャ27間の磁束は
消滅しており、ボビン19の内周部とプランジャ27の
外周部の隙間に堆積した磁性粉も制御流体とともに、プ
ランジャ27のセンターポール23側へ流入する。そし
て、この流入した磁性粉がセンターポール23とプラン
ジャ27の対向した空間に堆積し作動不良を発生する。
【0013】また、上述した電磁弁では、低温時に制御
流体の粘度が上昇した時も、センターポール23の貫通
穴23aにより、プランジャ27の移動に伴う制御流体
の流入,流出が円滑になされるため、電磁弁の作動時間
の遅れを改善することができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電磁弁では、センターポール23に貫通穴2
3aを形成したので、以下のような問題が発生する虞が
ある。
【0015】すなわち、特に、電磁弁を、センターポー
ル23の貫通穴23aを上向き、つまり入口流路Aを下
向きにして制御流体中に設置する場合には、自動変速機
の制御流体中には、湿式クラッチのフェージング材の微
粉や、ギヤの摩耗粉が存在するため、これ等が、プラン
ジャ27の移動に伴う体積変化により、センターポール
23の貫通穴23aより流入する。
【0016】そして、これ等のうち、主に、ギヤの摩耗
粉である磁性粉が、徐々にセンターポール23とプラン
ジャ27の対向する空間に堆積し、長時間使用した場合
には、作動不良を起こす虞がある。
【0017】また、自動車のエンジンが作動していると
きには、自動変速機の制御流体が撹拌され、制御流体中
の微粉が舞い上がり、自動車のエンジン停止時には、自
動変速機の制御流体の撹拌が停止され、舞い上がった微
粉が沈降する。そして、この時に、センターポール23
の貫通穴23aを上向きにして制御流体中に設置する場
合は、この貫通穴23aに微粉が沈降し、エンジン停止
に伴いセンターポール23とプランジャ27の対向する
空間に微粉が堆積する虞がある。
【0018】本発明は、かかる従来の問題点を解決する
ためになされたもので、センターポールとプランジャと
の間に夾雑物が堆積することを容易,確実に防止するこ
とができる電磁弁を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の電磁弁は、制
御流体中に配置されるハウジングの軸長方向にセンター
ポールとプランジャとを直列に配置するとともに、前記
センターポールの軸長方向に貫通穴を形成し、前記セン
ターポールおよびプランジャの外側に配置される電磁コ
イルにより前記プランジャを前記軸長方向に移動してポ
ートの開閉を行う電磁弁において、前記センターポール
の前記プランジャと反対側を前記ハウジングの端面によ
り覆い、前記ハウジング内に、前記センターポールの貫
通穴を前記ハウジングの前記プランジャ側に形成される
開口部に連通させる連通路を形成してなることを特徴と
する。
【0020】請求項2の電磁弁は、請求項1記載の電磁
弁において、前記連通路は、前記ハウジングの端面およ
び側面に形成される端面溝および側面溝を有することを
特徴とする。請求項3の電磁弁は、請求項2記載の電磁
弁において、前記側面溝の体積は、前記プランジャの移
動によるプランジャとセンターポール間の空間の体積変
化量より大きいことを特徴とする。
【0021】請求項4の電磁弁は、請求項2または3記
載の電磁弁において、前記端面溝および側面溝の断面積
と長さとの比が、0.21以上であることを特徴とす
る。
【0022】
【作用】請求項1の電磁弁では、プランジャのセンター
ポール側への移動により、センターポールとプランジャ
との間の空間の体積が減少すると、減少した体積分の制
御流体が、連通路を介して、ハウジングのプランジャ側
に形成される開口部から外部に流出される。
【0023】一方、プランジャのセンターポールと反対
側への移動により、センターポールとプランジャとの間
の空間の体積が増大すると、増大した体積分の制御流体
が、連通路を介して、ハウジングのプランジャ側に形成
される開口部から内部に流入される。請求項2の電磁弁
では、制御流体が、ハウジングの端面および側面に形成
される端面溝および側面溝を通って流出,流入される。
【0024】請求項3の電磁弁では、側面溝の体積を、
プランジャの移動によるプランジャとセンターポール間
の空間の体積変化量より大きくしたので、プランジャの
移動により、側面溝内の制御流体が外部の制御流体と全
て入れ替わることがなくなる。請求項4の電磁弁では、
端面溝および側面溝の断面積と長さとの比を、0.21
以上にしたので、端面溝および側面溝を流れる制御流体
の流路抵抗が小さくなり、プランジャの移動に確実に追
従して、プランジャとセンターポール間の空間に制御流
体が流入,流出される。
【0025】従って、プランジャのセンターポールと反
対側の制御流体が、プランジャの外周からプランジャと
センターポール間の空間に流入することが低減される。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0027】図1は、本発明の電磁弁の一実施例を示す
もので、この電磁弁は、例えば、自動車の自動変速機の
制御流体中において使用される。この電磁弁は、ソレノ
イド部41と弁機構部43とから構成されている。ソレ
ノイド部41のハウジング45内には、電磁コイル47
が収容されている。この電磁コイル47は、ボビン49
とコイル51とからなる。
【0028】ボビン49には、コネクタ53が一体形成
され、コネクタ53には、コイル51に電流を供給する
ための端子55が配置されている。ボビン49の内側の
弁機構部43と反対側には、センターポール57が配置
されている。このセンターポール57の中心には、貫通
穴57aが形成されている。
【0029】ボビン49内側の弁機構部43側には、磁
路ホルダー59が配置され、その内側にプランジャ61
が移動自在に配置されている。プランジャ61のセンタ
ーポール57側には、穴部61aが形成され、この穴部
61aに、コイルスプリング63が配置されている。そ
して、このコイルスプリング63により、プランジャ6
1が弁機構部43側に付勢されている。
【0030】ハウジング45は、ブラケット65により
支持されており、このブラケット65には、弁機構部4
3のシート部材67が固定されている。シート部材67
には、図示しない配管への接続部67aが一体形成さ
れ、この接続部67aの外周にOリング69が配置され
ている。また、シート部材67の中央には、入口流路穴
67bおよびシート穴67cが形成され、制御流体の入
口流路Aとされている。
【0031】シート穴67cとプランジャ61との間に
は、球状の弁体71が配置されている。シート部材67
の弁体71の側方には、穴部67dが形成され、この穴
部67dが制御流体の出口流路Bとされている。そし
て、この実施例では、センターポール57のプランジャ
61と反対側がハウジング45の端面45aにより覆わ
れている。
【0032】ハウジング45内には、センターポール5
7の貫通穴57aをハウジング45のプランジャ61側
に形成される開口部45bに連通させる連通路73が形
成されている。この連通路73は、ハウジング45の端
面45aおよび側面45cに形成される端面溝75およ
び側面溝77を有しており、端面溝75と側面溝77と
が、電磁コイル47のボビン49とハウジング45の端
面45aとの間に形成される間隙部79を介して連通さ
れている。
【0033】間隙部79の軸長方向の距離は、例えば、
1.5mmであり、間隙部79には、ウェーブワッシャ8
1が配置されている。そして、この実施例では、側面溝
77の体積が、プランジャ61の移動によるプランジャ
61とセンターポール57間の空間の体積変化量より大
きくされている。
【0034】また、図2に示すように、端面溝75およ
び側面溝77の断面積Sと長さLとの比が、0.21以
上に設定されている。例えば、断面積が20cm2で、長
さが100cmのときには、比は、0.2である。この実
施例では、端面溝75の比は0.27である。また、側
面溝77は、ハウジング45の内周に2箇所設けられ、
2本の側面溝77を合計した断面積2Sと長さとの比は
0.26とされている。
【0035】上述した電磁弁では、コイル51に電流を
流すと、センターポール57が励磁され、プランジャ6
1がスプリング63の付勢力に抗して、センターポール
57に吸引される。
【0036】この結果、弁体71がシート部材67のシ
ート穴67cより離れるので、入口流路Aから出口流路
Bへ制御流体が流れる。そして、このときに、プランジ
ャ61のセンターポール57側への移動により、センタ
ーポール57とプランジャ61との間の空間の体積が減
少すると、減少した体積分の制御流体が、連通路73を
介して、ハウジング45のプランジャ61側に形成され
る開口部45bから外部に流出される。
【0037】一方、コイル51の電流を切ると、センタ
ーポール57が励磁されなくなるため、プランジャ61
は、コイルスプリング63により押し戻されて、弁体7
1は、シート部材67のシート穴67cを閉塞し、入口
流路Aから出口流路Bへの制御流体の流れが停止する。
そして、このときに、プランジャ61のセンターポール
57と反対側への移動により、センターポール57とプ
ランジャ61との間の空間の体積が増大すると、増大し
た体積分の制御流体が、連通路73を介して、ハウジン
グ45のプランジャ61側に形成される開口部45bか
ら内部に流入される。
【0038】以上のように構成された電磁弁では、セン
ターポール57のプランジャ61と反対側をハウジング
45の端面45aにより覆い、ハウジング45内に、セ
ンターポール57の貫通穴57aをハウジング45のプ
ランジャ61側に形成される開口部45bに連通させる
連通路73を形成したので、センターポール57の貫通
穴57aに外部の制御流体が直接流入することがなくな
り、センターポール57とプランジャ61との間に夾雑
物が堆積することを容易,確実に防止することができ
る。
【0039】すなわち、電磁弁を入口流路Aを下向きに
して制御流体中に設置し、自動車の作動時に自動変速機
の制御流体の撹拌により舞い上がった微粉が、自動車の
停止時に自動変速機の制御流体の撹拌停止により沈降し
ても、電磁弁の上部のセンターポール57の貫通穴57
aがハウジング45の端面45aにより覆われているた
め、貫通穴57aへの磁性微粉の侵入を確実に防止する
ことができる。
【0040】また、上述した電磁弁では、ハウジング4
5の端面45aおよび側面45cに端面溝75および側
面溝77を形成し、これ等の溝75,77を制御流体の
連通路73としたので、連通路73を容易,確実に形成
することができる。さらに、上述した電磁弁では、側面
溝77の体積を、プランジャ61の移動によるプランジ
ャ61とセンターポール57間の空間の体積変化量より
大きくしたので、プランジャ61の移動により、側面溝
77内の制御流体が外部の制御流体と全て入れ替わるこ
とがなくなり、外部の制御流体が、センターポール57
の貫通穴57aに流入することを確実に防止することが
できる。
【0041】すなわち、プランジャ61が移動すること
により発生するセンターポール57とプランジャ61の
対向する空間体積変化よりもハウジング45の側面溝7
7の体積の方が大きいため、プランジャ61が移動する
ことにより発生するセンターポール57とプランジャ6
1の対向する空間への電磁弁外部の制御流体の流入が押
さえられ、この空間と電磁弁外部との制御流体の入れ替
わりが少なくなるため、電磁弁外部の制御流体の流入が
押さえられ、その結果、電磁弁外部の制御流体中の磁性
微粉が前記対向部へ堆積することが少なくなる。
【0042】また、上述した電磁弁では、端面溝75お
よび側面溝77の断面積と長さとの比を、0.21以上
にしたので、端面溝75および側面溝77を流れる制御
流体の流路抵抗が小さくなり、プランジャ61の移動に
確実に追従して、プランジャ61とセンターポール57
間の空間に制御流体が流入,流出される。従って、プラ
ンジャ61のセンターポール57と反対側の制御流体
が、プランジャ61の外周からプランジャ61とセンタ
ーポール57間の空間に流入することが低減され、これ
によりセンターポール57とプランジャ61との間に夾
雑物が堆積することをより確実に防止することができ
る。
【0043】すなわち、上述した電磁弁と従来型の電磁
弁を、10万km走行した自動変速機で、制御流体が撹拌
されている時の制御流体中の微粉濃度の10倍と想定さ
れる微粉濃度になるように、磁性微粉を混入した試験槽
にて、作動流体の撹拌停止を繰り返しながら、電磁弁を
オン,オフさせる試験を行った。そして、試験後に、そ
れぞれの電磁弁内の磁性微粉の残留量を測定すると、本
電磁弁は、従来型に比べ微粉の残留量が平均して1/4
であった。
【0044】また、上記の試験を溝75,77の断面積
と長さの比が0.15の電磁弁と0.21の電磁弁を試
作して、上記と同様の試験を実施したが、試験後の電磁
弁内の磁性微粉の残留量は、従来品に比べて、それぞれ
70%と30%程度であった。この実験結果から分かる
ように、溝75,77の断面積と長さの比が0.21以
上あれば、電磁弁内部への磁性微粉の堆積が著しく押さ
えられる。
【0045】そして、上述した電磁弁は、電磁弁の作動
によりセンターポール57とプランジャ61の対向する
空間への磁性微粉の侵入が少ないため、長期間使用して
も電磁弁の作動不良が発生せず、信頼性を著しく高める
ことができる。なお、以上述べた実施例では、ハウジン
グ45の端面溝75と側面溝77とを間隙部79により
連通した例について説明したが、本発明はかかる実施例
に限定されるものではなく、端面溝と側面溝とを直接接
続しても良い。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の電磁弁で
は、センターポールのプランジャと反対側をハウジング
の端面により覆い、さらに、ハウジング内に、センター
ポールの貫通穴をハウジングのプランジャ側に形成され
る開口部に連通させる連通路を形成したので、センター
ポールの貫通穴に外部の制御流体が直接流入することが
なくなり、センターポールとプランジャとの間に夾雑物
が堆積することを容易,確実に防止することができる。
【0047】請求項2の電磁弁では、ハウジングの端面
および側面に端面溝および側面溝を形成し、これ等の溝
を制御流体の連通路としたので、連通路を容易,確実に
形成することができる。請求項3の電磁弁では、側面溝
の体積を、プランジャの移動によるプランジャとセンタ
ーポール間の空間の体積変化量より大きくしたので、プ
ランジャの移動により、側面溝内の制御流体が外部の制
御流体と全て入れ替わることがなくなり、外部の制御流
体が、センターポールの貫通穴に流入することを確実に
防止することができる。
【0048】請求項4の電磁弁では、端面溝および側面
溝の断面積と長さとの比を、0.21以上にしたので、
端面溝および側面溝を流れる制御流体の流路抵抗が小さ
くなり、プランジャの移動に確実に追従して、プランジ
ャとセンターポール間の空間に制御流体が流入,流出さ
れる。従って、プランジャのセンターポールと反対側の
制御流体が、プランジャの外周からプランジャとセンタ
ーポール間の空間に流入することが低減され、これによ
りセンターポールとプランジャとの間に夾雑物が堆積す
ることをより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁弁の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】図1の端面溝と側面溝の断面積と長さとの関係
を示す説明図である。
【図3】従来の電磁弁を示す断面図である。
【符号の説明】
45 ハウジング 45a 端面 45b 開口部 45c 側面 47 電磁コイル 57 センターポール 57a 貫通穴 61 プランジャ 73 連通路 75 端面溝 77 側面溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 久順 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 植松 正成 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 林 元明 新潟県柏崎市北斗町1−37 株式会社リケ ン柏崎事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御流体中に配置されるハウジングの軸
    長方向にセンターポールとプランジャとを直列に配置す
    るとともに、前記センターポールの軸長方向に貫通穴を
    形成し、前記センターポールおよびプランジャの外側に
    配置される電磁コイルにより前記プランジャを前記軸長
    方向に移動してポートの開閉を行う電磁弁において、 前記センターポールの前記プランジャと反対側を前記ハ
    ウジングの端面により覆い、前記ハウジング内に、前記
    センターポールの貫通穴を前記ハウジングの前記プラン
    ジャ側に形成される開口部に連通させる連通路を形成し
    てなることを特徴とする電磁弁。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電磁弁において、 前記連通路は、前記ハウジングの端面および側面に形成
    される端面溝および側面溝を有することを特徴とする電
    磁弁。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電磁弁において、 前記側面溝の体積は、前記プランジャの移動によるプラ
    ンジャとセンターポール間の空間の体積変化量より大き
    いことを特徴とする電磁弁。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の電磁弁におい
    て、 前記端面溝および側面溝の断面積と長さとの比が、0.
    21以上であることを特徴とする電磁弁。
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