JPH0947516A - 低周波治療器 - Google Patents

低周波治療器

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JPH0947516A
JPH0947516A JP20308595A JP20308595A JPH0947516A JP H0947516 A JPH0947516 A JP H0947516A JP 20308595 A JP20308595 A JP 20308595A JP 20308595 A JP20308595 A JP 20308595A JP H0947516 A JPH0947516 A JP H0947516A
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low
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frequency pulse
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JP20308595A
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English (en)
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Akihiro Maeda
暁宏 前田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体の各部位の“凝り”の程度に応じて必要
かつ十分な電流を供給することができる上、一般に人に
快適感を与えると言われる1/fゆらぎを持つ刺激を供
給できる低周波治療器を提供する。 【解決手段】 低周波パルスの周期に応じた操作量を出
力して昇圧部10に低周波パルスの電圧を設定させる出
力波形制御部8を備える。低周波パルスの周波数をゆら
ぎ周波数fとして採用し、このゆらぎ周波数fのk乗(た
だし、kは正の定数)と、導子対12の間を流れる電流
が人体に与える電力値とが反比例関係となるように目標
電流値を算出して設定する1/fゆらぎ制御部16を備
える。電流検出部13が検出した検出電流値と、1/f
ゆらぎ制御部16が設定した目標電流値とに基づいて、
導子対12の間を流れる電流値が上記目標電流値になる
ように、上記操作量を制御する操作量制御部15を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人体に電気的な
刺激を与え、凝り、痛み等の治療を行う低周波治療器に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の低周波治療器としては、図52
に示すように、人体の表面に一対の電極A,Bをあて、
この電極A,Bの間にパルス電圧を加えた時に流れる電
流によって筋肉を収縮させて、凝りや痛み等に対する治
療効果を求めるものが知られている。また、複数対の電
極と、1つの低周波パルス出力手段を備え、この低周波
パルス出力手段からどの電極対に低周波出力を振り分け
るかを決定する出力分配手段を具備したもの(特開平3
−9766号公報)や、電源を含む複数の低周波パルス
出力手段と複数対の電極とを1対1に対応させ、同期信
号発生回路で各低周波パルス出力手段の出力を制御する
ものも知られている(特開平3−277383号公報)。
【0003】このような状況の下、本出願人は先に、低
周波パルスが印加された電極対(導子対)の間を流れる
電流を検出する電流検出部を備えて、この電流検出部の
検出電流値に基づいて上記導子間の電流が目標電流値に
なるように制御を行う低周波治療器を提案した(特願平
6−294489号)。この低周波治療器によれば、人
体の各部位の“凝り(疲労)”の程度に応じて必要かつ
十分な電流を供給することができる。
【0004】また、一般に、人体において疲労が激しい
(強く凝っている)部位には電流が流れにくく、疲労が
ない又は疲労がとれてきた(凝りが無くなってきた)部
位には電流が流れ易い傾向がある。そこで、上記低周波
治療器では、図52に示すように複数の導子対(A−
1,B−1),(A−2,B−2),(A−3,B−
3),(A−4,B−4),(A−5,B−5)を用
い、各導子対毎に導子間の電流が目標電流値になるよう
に制御を行っている。
【0005】また、一般に、人体の或る部位に一定の電
圧で低周波パルスの周波数を変えていった場合、電極に
用いる粘着ゲルの周波数特性等に起因して、ある周波数
以下になると電極間に流れる電流が指数関数的に増加す
るような周波数(周期)−電流特性が見られる。この電
流の増加と共に、使用者が感じる電気的な刺激の強さも
増すことになる。このため、“叩く”ための周波数が小
さい波形(この明細書の全体を通して「叩き波形」とい
う)と、“揉む”ための周波数が大きい波形(この明細
書の全体を通して「揉み波形」という)とが混在するよ
うな低周波パルス群を出力したとき、叩き波形と揉み波
形との間に電気的な刺激の強弱の差が発生する結果、使
用者に不快感を与えることがある。そこで、上記低周波
治療器では、叩き波形と揉み波形とが混在する場合に、
叩き波形と揉み波形との間で電気的な刺激の強弱の差を
無くすように、上記低周波パルスの周期に応じた操作量
を出力する出力波形制御部を備えて、この操作量と上記
電流検出部の検出電流値とに基づいて上記導子間の電流
が目標電流値になるように制御を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本出願
人が提案した上記低周波治療器では、凝り、痛み等の治
療のために人体に与える電気的な刺激は、単調で規則的
な刺激であった。このように単調な刺激に対して人体は
一般に順応現象を示し、時間の経過と共に治療の効果が
薄れる傾向がある。なお、単調さを避けるために単に不
規則な刺激を用いるだけでは、使用者に与える唐突感が
強く、かえって不快感を助長する結果となることが多
い。
【0007】そこで、この発明の目的は、人体の各部位
の“凝り”の程度に応じて必要かつ十分な電流を供給す
ることができる上、一般に人に快適感を与えると言われ
る1/fゆらぎを持つ刺激を供給でき、したがって快適
な治療を行うことができる低周波治療器を提供すること
にある。
【0008】また、一般に、人は自分自身の現在の情緒
状態と同質の刺激に対して快適であると感じることが知
られている。このため、1/fゆらぎ又は単調な周期で
変化する刺激を供給するだけでは、例えば1/f1/2ゆら
ぎや1/f2ゆらぎの刺激を欲する使用者に対しては、必
ずしも快適感を与えるとは言い難い。そこで、この発明
の目的は、上記1/fゆらぎだけでなく、情緒状態に応
じて使用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序
がある)を持つ刺激を供給でき、したがってさらに快適
な治療を行うことができる低周波治療器を提供すること
にある。
【0009】また、この発明の目的は、叩き波形と揉み
波形との間で電気的な刺激の強弱の差を無くすことがで
きる上、上記低周波パルスの周波数帯域を叩き波形が属
する周波数帯域と揉み波形が属する周波数帯域とに区分
して、区分されたそれぞれの周波数帯域で別個に上記1
/fゆらぎ等を持つ刺激を供給でき、したがってさらに
快適な治療を行うことができる低周波治療器を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の低周波治療器は、人体に当接され
る少なくとも一対の導子を有し、低周波パルス出力部か
ら出力された低周波パルスを上記導子対に印加して、人
体の凝りや痛みを治療する低周波治療器であって、上記
低周波パルスを操作量に応じた電圧値まで昇圧する昇圧
部と、上記低周波パルス出力部を制御して予め設定され
た波形態様に従って低周波周波パルス群を発生させると
ともに、上記低周波パルスの周期に応じた上記操作量を
出力して上記昇圧部に上記低周波パルスの電圧を設定さ
せる出力波形制御部と、上記低周波パルスが印加された
導子対の間を流れる電流を検出する電流検出部と、上記
低周波パルスの周波数をゆらぎ周波数fとして採用し、
このゆらぎ周波数fのk乗(ただし、kは正の定数)と、
上記導子対の間を流れる電流が人体に与える電力値とが
反比例関係となるように、上記導子対の間を流れる電流
についての目標電流値を算出して設定する1/fゆらぎ
制御部と、上記電流検出部が検出した検出電流値と、上
記1/fゆらぎ制御部が設定した目標電流値とに基づい
て、上記導子対の間を流れる電流値が上記目標電流値に
なるように、上記操作量を制御する操作量制御部を備え
たことを特徴としている。
【0011】この請求項1の低周波治療器では、出力波
形制御部によって、低周波パルス出力部が制御されて、
予め設定された波形態様に従って低周波周波パルス群が
昇圧部に送出される。さらに、上記低周波パルスの周期
に応じた操作量が出力される。一方、電流検出部によっ
て低周波パルスが印加された導子対の間を流れる電流が
検出される。また、1/fゆらぎ制御部によって、上記
低周波パルスの周波数をゆらぎ周波数fとして採用され
る。さらに、このゆらぎ周波数fのk乗(ただし、kは正
の定数)と、上記導子対の間を流れる電流が人体に与え
る電力値とが反比例関係(この関係を便宜上「1/fk
らぎ則」と呼ぶ。k=1の場合は特に「1/fゆらぎ則」
と呼ぶ。)となるように、上記導子対の間を流れる電流
についての目標電流値が算出される。そして、操作量制
御部によって、上記電流検出部が検出した検出電流値
と、上記1/fゆらぎ制御部が設定した目標電流値とに
基づいて、上記導子対の間を流れる電流値が上記目標電
流値になるように、上記操作量が制御される。
【0012】このように、上記導子対の間を流れる電流
値が上記目標電流値になるように、上記操作量が制御さ
れるので、人体の各部位の“凝り”の程度に応じて必要
かつ十分な電流が供給される。しかも、1/fkゆらぎ則
を満たすようにすることにより、不規則性の中にも秩序
が導入された刺激が人体に供給される。したがって、唐
突感がない刺激が供給され、快適な治療が行われる。特
に、ゆらぎ周波数fの指数kをk=1に設定して1/fゆら
ぎ則を満たすようにすることにより、一般に人に快適感
を与えると言われる1/fゆらぎを持つ刺激が供給され
る。したがって、一般的に快適な治療が行われる。
【0013】また、請求項2に記載の低周波治療器は、
請求項1に記載の低周波治療器において、使用者が上記
ゆらぎ周波数fの指数kを変更して設定するための指数設
定手段を備えたことを特徴としている。
【0014】この請求項2の低周波治療器では、使用者
が上記ゆらぎ周波数fの指数kを変更して設定するための
指数設定手段を備えているので、使用者が情緒状態に応
じて上記指数kを設定することによって、上記1/fゆら
ぎだけでなく、使用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る
程度の秩序がある)を持つ刺激が供給される。したがっ
て、使用者の情緒状態に応じた快適な治療が行われる。
【0015】また、請求項3に記載の低周波治療器は、
請求項1に記載の低周波治療器において、上記1/fゆ
らぎ制御部は、上記低周波パルスが取り得る周波数帯域
を周波数が小さい側の叩き周波数帯域と周波数が大きい
側の揉み周波数帯域とに区分し、上記叩き周波数帯域で
は、上記ゆらぎ周波数fのkt乗(ただし、ktは正の定
数)と上記電力値とが反比例関係となるように、上記導
子対の間を流れる電流についての目標電流値を算出して
設定する一方、上記揉み周波数帯域では、上記ゆらぎ周
波数fのkm乗(ただし、kmは正の定数)と上記電力値と
が反比例関係となるように、上記導子対の間を流れる電
流についての目標電流値を算出して設定することを特徴
としている。
【0016】この請求項3の低周波治療器では、上記1
/fゆらぎ制御部は、上記低周波パルスが取り得る周波
数帯域を周波数が小さい側の叩き周波数帯域と周波数が
大きい側の揉み周波数帯域とに区分する。そして、上記
叩き周波数帯域では、上記ゆらぎ周波数fのkt乗(ただ
し、ktは正の定数)と上記電力値とが反比例関係となる
ように、上記導子対の間を流れる電流についての目標電
流値を算出して設定する。一方、上記揉み周波数帯域で
は、上記ゆらぎ周波数fのkm乗(ただし、kmは正の定
数)と上記電力値とが反比例関係となるように、上記導
子対の間を流れる電流についての目標電流値を算出して
設定する。この結果、叩き波形と揉み波形との間で電気
的な刺激の強弱の差が解消され得る。しかも、区分され
たそれぞれの周波数帯域で別個に1/fゆらぎ等を持つ
刺激が供給される。したがって、さらに快適な治療が行
われる。
【0017】また、請求項4に記載の低周波治療器は、
請求項3に記載の低周波治療器において、使用者が上記
ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkmを変更して設定するた
めの指数設定手段を備えたことを特徴としている。
【0018】この請求項4の低周波治療器では、使用者
が上記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkmを変更して設定
するための指数設定手段を備えているので、使用者が情
緒状態に応じて上記指数kt、kmを設定することによっ
て、叩き周波数帯域、揉み周波数帯域において、それぞ
れ使用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序が
ある)を持つ叩き刺激、揉み刺激が供給される。したが
って、使用者の情緒状態に応じた快適な治療が行われ
る。なお、使用者が望むならば、指数ktおよびkmを異な
る値に設定することによって、叩き刺激、揉み刺激の強
弱の差をつけることもできる。
【0019】また、請求項5に記載の低周波治療器は、
人体に当接される少なくとも一対の導子を有し、低周波
パルス出力部から出力された低周波パルスを上記導子対
に印加して、人体の凝りや痛みを治療する低周波治療器
であって、上記低周波パルスを操作量に応じた電圧値ま
で昇圧する昇圧部と、上記低周波パルス出力部を制御し
て予め設定された波形態様に従って低周波周波パルス群
を発生させるとともに、上記低周波パルスの周期に応じ
た上記操作量を出力して上記昇圧部に上記低周波パルス
の電圧を設定させる出力波形制御部と、上記低周波パル
スが印加された導子対の間を流れる電流を検出する電流
検出部と、上記低周波パルスが取り得る周波数帯域を周
波数が小さい側の叩き周波数帯域と周波数が大きい側の
揉み周波数帯域とに区分し、上記叩き周波数帯域では、
上記低周波パルスの周波数をゆらぎ周波数fとして採用
し、このゆらぎ周波数のkt乗(ただし、ktは正の定数)
と、上記導子対の間を流れる電流が人体に与える電力値
とが反比例関係となるように、上記導子対の間を流れる
電流についての目標電流値を算出して設定する一方、上
記揉み周波数帯域では、上記低周波パルス群を周期的に
出力、休止させるためのオンオフ周波数をゆらぎ周波数
fとして採用し、このゆらぎ周波数fのko乗(ただし、ko
は正の定数)と、上記導子対の間を流れる電流が人体に
与える電力値とが反比例関係となるように、上記導子対
の間を流れる電流についての目標電流値を算出して設定
する1/fゆらぎ制御部と、上記電流検出部が検出した
検出電流値と、上記1/fゆらぎ制御部が設定した目標
電流値とに基づいて、上記導子対の間を流れる電流値が
上記目標電流値になるように、上記操作量を制御する操
作量制御部を備えたことを特徴としている。
【0020】この請求項5の低周波治療器では、1/f
ゆらぎ制御部は、上記低周波パルスが取り得る周波数帯
域を周波数が小さい側の叩き周波数帯域と周波数が大き
い側の揉み周波数帯域とに区分する。そして、上記叩き
周波数帯域では、上記低周波パルスの周波数をゆらぎ周
波数fとして採用し、このゆらぎ周波数のkt乗(ただ
し、ktは正の定数)と、上記導子対の間を流れる電流が
人体に与える電力値とが反比例関係となるように、上記
導子対の間を流れる電流についての目標電流値を算出し
て設定する。一方、上記揉み周波数帯域では、上記低周
波パルス群を周期的に出力、休止させるためのオンオフ
周波数をゆらぎ周波数fとして採用し、このゆらぎ周波
数fのko乗(ただし、koは正の定数)と、上記導子対の
間を流れる電流が人体に与える電力値とが反比例関係と
なるように、上記導子対の間を流れる電流についての目
標電流値を算出して設定する。この結果、叩き波形と揉
み波形との間で電気的な刺激の強弱の差が解消され得
る。しかも、区分されたそれぞれの周波数帯域で別個に
1/fゆらぎ等を持つ刺激が供給される。したがって、
快適な治療が行われる。
【0021】また、請求項6に記載の低周波治療器は、
請求項5に記載の低周波治療器において、使用者が上記
ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkoを変更して設定するた
めの指数設定手段を備えたことを特徴としている。
【0022】この請求項6の低周波治療器では、使用者
が上記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkoを変更して設定
するための指数設定手段を備えているので、使用者が情
緒状態に応じて上記指数kt、koを設定することによっ
て、叩き周波数帯域、揉み周波数帯域において、それぞ
れ使用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序が
ある)を持つ叩き刺激、揉み刺激が供給される。したが
って、使用者の情緒状態に応じた快適な治療が行われ
る。なお、使用者が望むならば、指数ktおよびkoを異な
る値に設定することによって、叩き刺激、揉み刺激の強
弱の差をつけることもできる。
【0023】また、請求項7に記載の低周波治療器は、
人体に当接される複数対の導子を有し、低周波パルス出
力部から出力された低周波パルスを選択された導子対に
印加して、人体の凝りや痛みを治療する低周波治療器で
あって、上記低周波パルスを操作量に応じた電圧値まで
昇圧する昇圧部と、上記低周波パルス出力部を制御して
予め設定された波形態様に従って低周波周波パルス群を
発生させるとともに、上記低周波パルスの周期に応じた
上記操作量を出力して上記昇圧部に上記低周波パルスの
電圧を設定させる出力波形制御部と、上記低周波パルス
が印加された導子対の間を流れる電流を検出する電流検
出部と、上記導子対を周期的に選択するための電極移動
周波数をゆらぎ周波数fとして採用し、このゆらぎ周波
数fのkp乗(ただし、kpは正の定数)と、上記導子対の
間を流れる電流が人体に与える電力値とが反比例関係と
なるように、上記導子対の間を流れる電流についての目
標電流値を算出して設定する1/fゆらぎ制御部と、上
記電流検出部が検出した検出電流値と、上記1/fゆら
ぎ制御部が設定した目標電流値とに基づいて、上記導子
対の間を流れる電流値が上記目標電流値になるように、
上記操作量を制御する操作量制御部を備えたことを特徴
としている。
【0024】この請求項7の低周波治療器では、1/f
ゆらぎ制御部は、上記導子対を周期的に選択するための
電極移動周波数をゆらぎ周波数fとして採用する。そし
て、このゆらぎ周波数fのkp乗(ただし、kpは正の定
数)と、上記導子対の間を流れる電流が人体に与える電
力値とが反比例関係となるように、上記導子対の間を流
れる電流についての目標電流値を算出して設定する。こ
のように、選択された導子対の間を流れる電流値が上記
目標電流値になるように、上記操作量が制御されるの
で、人体の各部位の“凝り”の程度に応じて必要かつ十
分な電流が供給される。しかも、1/fkpゆらぎ則を満
たすようにすることにより、不規則性の中にも秩序が導
入された刺激が人体に供給される。したがって、唐突感
がない刺激が供給され、快適な治療が行われる。特に、
ゆらぎ周波数fの指数kpをkp=1に設定して1/fゆらぎ
則を満たすようにすることにより、一般に人に快適感を
与えると言われる1/fゆらぎを持つ刺激が供給され
る。したがって、一般的に快適な治療が行われる。
【0025】また、請求項8に記載の低周波治療器は、
請求項7に記載の低周波治療器において、使用者が上記
ゆらぎ周波数fの指数kpを変更して設定するための指数
設定手段を備えたことを特徴としている。
【0026】この請求項8の低周波治療器では、使用者
が上記ゆらぎ周波数fの指数kpを変更して設定するため
の指数設定手段を備えているので、使用者が情緒状態に
応じて上記指数を設定することによって、上記1/fゆ
らぎだけでなく、使用者が欲するゆらぎ(不規則だが或
る程度の秩序がある)を持つ刺激が供給される。したが
って、使用者の情緒状態に応じた快適な治療が行われ
る。
【0027】また、請求項9に記載の低周波治療器は、
人体に当接される複数対の導子を有し、低周波パルス出
力部から出力された低周波パルスを選択された導子対に
印加して、人体の凝りや痛みを治療する低周波治療器で
あって、上記低周波パルスを操作量に応じた電圧値まで
昇圧する昇圧部と、上記低周波パルス出力部を制御して
予め設定された波形態様に従って低周波周波パルス群を
発生させるとともに、上記低周波パルスの周期に応じた
上記操作量を出力して上記昇圧部に上記低周波パルスの
電圧を設定させる出力波形制御部と、上記低周波パルス
が印加された導子対の間を流れる電流を検出する電流検
出部と、上記低周波パルスが取り得る周波数帯域を周波
数が小さい側の叩き周波数帯域と周波数が大きい側の揉
み周波数帯域とに区分し、上記叩き周波数帯域では、上
記低周波パルスの周波数をゆらぎ周波数fとして採用
し、このゆらぎ周波数のkt乗(ただし、ktは正の定数)
と、上記導子対の間を流れる電流が人体に与える電力値
とが反比例関係となるように、上記導子対の間を流れる
電流についての目標電流値を算出して設定する一方、上
記揉み周波数帯域では、上記導子対を周期的に選択する
ための電極移動周波数をゆらぎ周波数fとして採用し、
このゆらぎ周波数fのkp乗(ただし、kpは正の定数)
と、上記導子対の間を流れる電流が人体に与える電力値
とが反比例関係となるように、上記導子対の間を流れる
電流についての目標電流値を算出して設定する1/fゆ
らぎ制御部と、上記電流検出部が検出した検出電流値
と、上記1/fゆらぎ制御部が設定した目標電流値とに
基づいて、上記導子対の間を流れる電流値が上記目標電
流値になるように、上記操作量を制御する操作量制御部
を備えたことを特徴としている。
【0028】この請求項9の低周波治療器では、1/f
ゆらぎ制御部は、上記低周波パルスが取り得る周波数帯
域を周波数が小さい側の叩き周波数帯域と周波数が大き
い側の揉み周波数帯域とに区分する。そして、上記叩き
周波数帯域では、上記低周波パルスの周波数をゆらぎ周
波数fとして採用し、このゆらぎ周波数のkt乗(ただ
し、ktは正の定数)と、上記導子対の間を流れる電流が
人体に与える電力値とが反比例関係となるように、上記
導子対の間を流れる電流についての目標電流値を算出し
て設定する。一方、上記揉み周波数帯域では、上記導子
対を周期的に選択するための電極移動周波数をゆらぎ周
波数fとして採用し、このゆらぎ周波数fのkp乗(ただ
し、kpは正の定数)と、上記導子対の間を流れる電流が
人体に与える電力値とが反比例関係となるように、上記
導子対の間を流れる電流についての目標電流値を算出し
て設定する。この結果、叩き波形と揉み波形との間で電
気的な刺激の強弱の差が解消され得る。しかも、区分さ
れたそれぞれの周波数帯域で別個に1/fゆらぎ等を持
つ刺激が供給される。したがって、快適な治療が行われ
る。
【0029】また、請求項10に記載の低周波治療器
は、請求項9に記載の低周波治療器において、使用者が
上記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkpを変更して設定す
るための指数設定手段を備えたことを特徴としている。
【0030】この請求項10の低周波治療器では、使用
者が上記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkpを変更して設
定するための指数設定手段を備えているので、使用者が
情緒状態に応じて上記指数kt、kpを設定することによっ
て、叩き周波数帯域、揉み周波数帯域において、それぞ
れ使用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序が
ある)を持つ叩き刺激、揉み刺激が供給される。したが
って、使用者の情緒状態に応じた快適な治療が行われ
る。なお、使用者が望むならば、指数ktおよびkpを異な
る値に設定することによって、叩き刺激、揉み刺激の強
弱の差をつけることもできる。
【0031】また、請求項11に記載の低周波治療器
は、人体に当接される複数対の導子を有し、低周波パル
ス出力部から出力された低周波パルスを選択された導子
対に印加して、人体の凝りや痛みを治療する低周波治療
器であって、上記低周波パルスを操作量に応じた電圧値
まで昇圧する昇圧部と、上記低周波パルス出力部を制御
して予め設定された波形態様に従って低周波周波パルス
群を発生させるとともに、上記低周波パルスの周期に応
じた上記操作量を出力して上記昇圧部に上記低周波パル
スの電圧を設定させる出力波形制御部と、上記低周波パ
ルスが印加された導子対の間を流れる電流を検出する電
流検出部と、請求項1、3、5、7および9に記載の各
1/fゆらぎ制御部と、使用者が上記1/fゆらぎ制御部
のうちのいずれかを選択するための処理選択手段と、上
記電流検出部が検出した検出電流値と、上記1/fゆら
ぎ制御部が設定した目標電流値とに基づいて、上記導子
対の間を流れる電流値が上記目標電流値になるように、
上記操作量を制御する操作量制御部と、使用者が上記ゆ
らぎ周波数fの指数を変更して設定するための指数設定
手段を備えたことを特徴としている。
【0032】この請求項11の低周波治療器は、請求項
1、3、5、7および9に記載の各1/fゆらぎ制御部
と、使用者が上記1/fゆらぎ制御部のうちのいずれか
を選択するための処理選択手段とを備えているので、使
用者が情緒状態に応じて上記1/fゆらぎ制御部のいず
れかを選択することによって、快適な治療が行われる。
また、この低周波治療器は使用者が上記ゆらぎ周波数f
の指数を変更して設定するための指数設定手段を備えて
いるので、使用者が情緒状態に応じて上記指数を設定す
ることによって、叩き周波数帯域、揉み周波数帯域にお
いて、それぞれ使用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る
程度の秩序がある)を持つ叩き刺激、揉み刺激が供給さ
れる。したがって、使用者の情緒状態に応じた快適な治
療が行われる。また、請求項3、5および9に記載の1
/fゆらぎ制御部を選択した場合は、使用者が望むなら
ば、それぞれ導入され二つの指数を異なる値に設定する
ことによって、叩き刺激、揉み刺激の強弱の差をつける
こともできる。
【0033】また、請求項12に記載の低周波治療器
は、請求項1乃至11のいずれか一つに記載の低周波治
療器において、この治療器の非動作時に電池で駆動さ
れ、上記ゆらぎ周波数fの指数を保存することができる
記憶部を備えたことを特徴としている。
【0034】この請求項12の低周波治療器は、この治
療器の非動作時に電池で駆動され、上記ゆらぎ周波数f
の指数を保存することができる記憶部を備えている。し
たがって、この低周波治療器は、動作開始時に上記記憶
部の記憶内容を参照することによって、前回の動作時に
設定されていた指数を用いて動作を行うことが可能とな
る。この場合、使用者が改めて指数を設定しなくても、
即座に前回の動作状態が再現される。したがって、使い
勝手が良くなる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明の低周波治療器を
具体的に説明する。
【0036】(第1実施形態)図1は第1実施形態の低
周波治療器のブロック構成を示している。なお、便宜
上、一対の電極(導子対)を有するものについて述べる
が、複数対の電極を有するものについても同様に適用す
ることができる。
【0037】液晶表示素子(以下「LCD」という。)
1は、本低周波治療器における操作状態や出力状態を表
示する。操作部2は、電源キー、起動キー、停止キー、
モード選択キー等の各種操作キーを有する。
【0038】中央演算処理装置(以下「CPU」とい
う。)3における出力波形制御部8は、低周波パルス出
力部9に低周波パルスを出力させるための制御信号を出
力するとともに、昇圧部10の昇圧値を設定するための
操作量を出力する。
【0039】低周波パルス出力部9は、出力波形制御部
8の制御の下に電源から低周波パルスを出力する。昇圧
部10は、低周波パルス出力部9からの低周波パルスを
所定の電圧まで昇圧して電極パッド12に送出する。そ
の際の昇圧値は、出力波形制御部8がD/A変換器11
を介して出力する上記操作量によって設定される。
【0040】電流検出部13は、上記電極パッド12の
導子対の間を人体を介して流れる電流を検出する。ま
た、A/D変換器14は、電流検出部13が検出した検
出電流値をA/D変換してCPU3における操作量制御
部15に送出する。
【0041】この低周波治療器のCPU3における1/
fゆらぎ制御部16は、ゆらぎ周波数fとして低周波パル
スデータ6内の低周波パルスの周波数Fを採用する。そ
して、図5に示すように、ゆらぎ周波数Fと、電極パッ
ド12の導子対の間を流れる電流のパワー(以下、単に
「電力値」という。)POWERとが1/fゆらぎ則を
満たすように、すなわち、ゆらぎ周波数Fと電力値PO
WERとの関係が両対数グラフ上で傾き−1の直線で表
されるように、目標電流値targetを算出して設定する。
【0042】操作量制御部15は、電流検出部13がA
/D変換器14を介して出力する検出電流値に基づい
て、当該導子対に流れる電流値が1/fゆらぎ制御部1
6によって設定された目標電流値targetになるように、
出力波形制御部8が出力する上記操作量を制御する。
【0043】また、4は各種データを一時的に記憶する
ことができるRAM(ランダム・アクセス・メモリ)で
あり、5はROM(リード・オンリ・メモリ)である。
ROM5には、低周波パルスデータ6等が格納されてい
る。ここで、低周波パルスデータ6には、“叩き”ある
いは“揉み”等の治療モードに応じた波形モードの波形
態様を表す波形態様情報、すなわち周期(周波数)データ
7や、パルス幅、極性等が含まれている。
【0044】図2は、上記CPU3による低周波治療制
御処理動作(以下「メインルーチン」という。)のフロ
ーチャートである。以下、図2に従って、本実施形態に
おけるメインルーチンについて詳細に説明する。
【0045】尚、このメインルーチンの開始に先立っ
て、操作部2における波形モード選定キーが操作され、
上記治療モードに応じた波形モードが選定されているも
のとする。
【0046】ステップS1で、上記操作部2における起
動キーが操作されて、低周波パルスの出力が指令された
か否かが判別される。その結果、指令されていればステ
ップS2に進む。
【0047】ステップS2で、上記出力波形制御部8に
よって、ROM5に格納された低周波パルスデータ6か
ら、既に選定されている波形モードに応じた波形態様が
読み出される。
【0048】ステップS3で、ステップS2において読
み出された波形態様情報に基づいて、1/fゆらぎ制御
部16によって後に詳述する1/fゆらぎ制御サブルー
チンが実行される。これにより、電極パッド12の導子
対の間を流れる電流についての目標電流値targetが設定
される。さらに、ステップS4で、低周波パルス出力部
9によって後に詳述するパルス出力制御サブルーチンが
実行される。
【0049】ステップS5で、電流値読み込み可能状態
を表すフラグAD_FLAGの内容が“1"であるか否
かが判別される。その結果、“1"であって電流値読み
込み可能であればステップS6に進み、そうでなければ
ステップS8に進む。
【0050】ステップS6で、上記電流検出部13によ
って、ステップS4における低周波パルス印加時にA/
D変換器14のピークホールド回路に保持されている最
大電流値がRAM4に格納される。こうして、上記導子
対の間を流れる電流値が読み込まれる。
【0051】そうした後、上記フラグAD_FLAGに
“0"がセットされて電流値読み込みが禁止され、ピー
クホールド回路がリセットされる。
【0052】ステップS7で、上記操作量制御部15に
よって後に詳述する電流制御サブルーチンが実行され
る。これにより、電極パッド12の導子対の間を流れる
電流値が目標電流値targetになるように制御される。
【0053】ステップS8で、上記波形出力期間を計時
するタイマT2の内容が波形出力期間TRより大きいか
否かが判別される。その結果、大きければステップS9
に進み、そうでなければステップS4に戻って当該波形
パターンの低周波パルスの出力を続行する。
【0054】ステップS9で、上記波形休止期間を計時
するタイマT1と波形出力期間を計時するタイマT2が
クリアされ、低周波パルス出力状態を表すフラグFに
“0"がセットされる。
【0055】ステップS10で、上記操作部2における
停止キーが押圧されて、低周波パルスの出力終了が指令
されたか否かが判別される。その結果、指令されていな
ければ、ステップS2に戻って次の波形パターンの低周
波パルス出力に移行する。一方、指令されていれば、こ
のメインルーチンを終了する。
【0056】図3は、図2に示すメインルーチンのステ
ップS3において実行される1/fゆらぎ制御サブルー
チンのフローチャートである。以下、図3に従って、こ
の1/fゆらぎ制御サブルーチンについて詳細に説明す
る。
【0057】ステップS21で、次に出力する低周波パ
ルスの出力周波数Fを、ROM5に格納された低周波パ
ルスデータ6内の周波数データ7から読み出す。
【0058】ステップS22では、低周波パルスの周波
数Fをゆらぎ周波数として採用する。そして、図5に示
すように、このゆらぎ周波数Fと電力値POWERとが
1/fゆらぎ則を満たすように、すなわち、ゆらぎ周波
数Fと電力値POWERとの関係が両対数グラフ上で傾
き−1の直線で表されるように、次式より、ステップS
21で読み出されたゆらぎ周波数Fを用いて電力値PO
WERを算出する。
【0059】 log10(POWER)=−log10(F) + α (αは定数) ステップS23で、ステップS22で求められた電力値
POWERからPOWER=I2(Iは電流値)の関係
に基づいて、目標電流値targetを算出する。
【0060】ステップS24では、先に求められている
上記印加電圧−検出電流特性が示す一次関数の傾きに基
づいて、上記電極パッド12の導子対の間を流れる電流
がステップS23で求められた目標電流値targetになる
ようにD/A変換値を出力する。そうした後、この1/
fゆらぎ制御サブルーチンを終了して上記メインルーチ
ンにおけるステップS4にリターンする。
【0061】図4は、図2に示すメインルーチンのステ
ップS4において実行されるパルス出力制御サブルーチ
ンのフローチャートである。以下、図4に従って、この
パルス出力制御サブルーチンについて詳細に説明する。
【0062】ステップS41で、上記フラグFの内容が
“1"であるか否かが判別される。その結果、“1"であ
れば(すなわち、低周波パルス出力状態であれば)ステッ
プS42に進む。一方、そうでなければ(すなわち、上
記波形休止期間であれば)ステップS48に進む。
【0063】ステップS42で、上記タイマT1の内容
が周期TPより大きいか否かが判別される。その結果、
周期TPより大きければステップS43に進み、周期T
P以下であればパルス出力サブルーチンを終了して上記
メインルーチンにおけるステップS5にリターンする。
【0064】ステップS43で、上記A/D変換器14
におけるピークホールド回路がセットされる。
【0065】ステップS44で、上記タイマT1の内容
がクリアされて、低周波パルス出力部9の上記電源をオ
ンさせるオン信号が出力される。
【0066】ステップS45で、上記メインルーチンの
ステップS2において読み出された波形態様情報の1つ
であるパルス幅によって定められたパルス幅時間が経過
したか否かが判別される。そして、経過していればステ
ップS46に進む。
【0067】ステップS46で、当該波形パターンにお
ける低周波パルスが1パルス出力されたので低周波パル
ス出力部9の上記オフさせるオフ信号が出力される。
【0068】ステップS47で、上記フラグAD_FL
AGに“1"がセットされて、電流値読み込み禁止が解
除される。そうした後、パルス出力制御サブルーチンを
終了して上記メインルーチンにおけるステップS5にリ
ターンする。
【0069】ステップS48で、上記タイマT1の内容
が波形休止期間TQより大きくなったか否かが判別され
る。その結果、波形休止期間TQより大きければステッ
プS49に進み、波形休止期間TQより小さければステ
ップS49をスキップする。
【0070】ステップS49で、上記波形休止期間が終
了したので波形出力期間に入るべくタイマT1をクリア
し、フラグFに“1"をセットする。そうした後、パル
ス出力制御サブルーチンを終了して上記メインルーチン
におけるステップS5にリターンする。
【0071】図6は、図2に示すメインルーチンのステ
ップS7において実行される電流制御サブルーチンのフ
ローチャートである。以下、図6に従って、この電流制
御サブルーチンについて詳細に説明する。
【0072】ここで、RAM4には、上記出力波形制御
部8からD/A変換器11に出力された操作量を格納す
るレジスタDA_NEW、出力波形制御部8から前回D
/A変換器11に出力された操作量を格納するレジスタ
DA_OLD、A/D変換器14から出力された検出電
流値を格納するレジスタAD_NEW、A/D変換器1
4から前回出力された検出電流値を格納するレジスタA
D_OLDが設定されている。
【0073】ステップS81で、上記レジスタDA_N
EWに格納されている前回の操作量がレジスタDA_O
LDにコピーされる一方、上記レジスタAD_NEWに
格納されている前回の検出電流値がレジスタDA_OL
Dにコピーされる。
【0074】ステップS82で、上記レジスタAD_N
EWの内容が上記メインサブルーチンのステップS6に
おいてRAM4に格納された電流値に更新される。さら
に、レジスタDA_NEWの内容がD/A変換器11へ
の操作量に更新される。
【0075】ステップS83で、次式によって、上記操
作量の変化量に対する検出電流値の変化量の比を算出し
て、上記印加電圧−検出電流特性が示す一次関数の傾き
slopeが求められる。
【0076】slope={(AD_OLD)−(AD_NE
W)}/{(DA_OLD)−(DA_NEW)} ステップS84で、次式によって、上記検出電流値が目
標電流値targetになるようにするためのD/A変換器1
1への上記操作量に対する制御量ΔDAが求められる。
【0077】ΔDA=1/slope×{target−(AD_N
EW)+slope×(DA_NEW)} ステップS85で、ステップS84において求められた
制御量ΔDAがレジスタDA_NEWに格納されている
操作量に加算されて、昇圧部10への新たな操作量が算
出される。そして、この新たな操作量がD/A変換器1
1でD/A変換されて昇圧部10に送出される。その
後、電流制御サブルーチンを終了して上記メインルーチ
ンにおけるステップS8にリターンする。
【0078】その結果、次回のパルス出力制御サブルー
チンが実行されて出力された低周波パルスの電圧は、上
記新たな操作量に基づいて昇圧されることになる。な
お、この電流制御サブルーチンに代えて、本出願人が先
に提案したファジィ制御サブルーチン(特願平6−29
4489号の明細書に開示されている。特に、その図2
2にフローチャートを示し、その第4実施形態で内容を
説明している。)を実行しても良い。
【0079】このように、この低周波治療器では、電極
パッド12の導子対の間を流れる電流値が目標電流値ta
rgetになるように操作量を制御するので、人体の各部位
の“凝り”の程度に応じて必要かつ十分な電流を供給で
きる。しかも、1/fゆらぎ則を満たすようにすること
により、不規則性の中にも秩序が導入された刺激を人体
に供給できる。したがって、唐突感がない刺激を供給で
き、快適な治療を行うことができる。また、1/fゆら
ぎを持つ刺激を供給できるので、一般的に快適な治療を
行うことができる。
【0080】(第2実施形態)図7は、第2実施形態の
低周波治療器におけるブロック構成を示している。な
お、簡単のため、第1実施形態の低周波治療器(図1)
の構成要素と対応する構成要素には同一の参照数字を付
している。
【0081】LCD1、操作部2、低周波パルスデータ
6、周波数データ7、出力波形制御部8、低周波パルス
出力部9、昇圧部10、D/A変換器11、電極パッド
12、電流検出部13、A/D変換器14および操作量
制御部15は、第1実施形態(図1)における、LCD
1、操作部2、低周波パルスデータ6、周波数データ
7、出力波形制御部8、低周波パルス出力部9、昇圧部
10、D/A変換器11、電極パッド12、電流検出部
13、A/D変換器14および操作量制御部15と同じ
構成で同様に動作する。
【0082】この低周波治療器のCPU3における1/
fゆらぎ制御部16は、第1実施形態と同様に、ゆらぎ
周波数fとして低周波パルスデータ6内の低周波パルス
の周波数Fを採用する。そして、図11に示すように、
このゆらぎ周波数Fと電力値POWERとが1/fkゆら
ぎ則を満たすように、すなわち、ゆらぎ周波数Fと電力
値POWERとの関係が両対数グラフ上で傾き−kの直
線で表されるように、目標電流値targetを算出して設定
する。これと共に、操作部2内に設けられている低周波
パルスの出力強度を調整するボリュームキー17の操作
をモニターする。この指数設定手段としてのボリューム
キーの操作量に従い、1/fkゆらぎ則の指数kを更新す
る。さらに、更新された指数kをRAM4に保存する。
【0083】図8は、上記CPU3によるメインルーチ
ンのフローチャートである。以下、図8に従って、本実
施形態におけるメインルーチンについて詳細に説明す
る。
【0084】ステップS101で、上記操作部2におけ
る起動キーが操作されて、低周波パルスの出力が指令さ
れたか否かが判別される。その結果、指令されていれば
ステップS102に進む。
【0085】ステップS102で、1/fkゆらぎ則の指
数kを1に初期設定する。
【0086】ステップS103で、上記出力波形制御部
8によって、ROM5に格納された低周波パルスデータ
6から、既に選定されている波形モードに応じた波形態
様情報が読み出される。
【0087】ステップS104及びステップS105
で、ステップS103において読み出された波形態様情
報と、操作部2内のボリュームキー17の操作状態とに
基づいて、1/fゆらぎ制御部16によって後で詳述す
るような1/fゆらぎ制御サブルーチンと、指数kの制御
サブルーチンとが実行される。これにより、目標電流値
targetが設定される。
【0088】ステップS106〜ステップS1012
で、第1実施形態のメインルーチン(図2)におけるス
テップS4〜ステップS10と同様の処理が実行され
る。すなわち、第1実施形態のパルス出力制御サブルー
チン(図4)と同じパルス出力制御サブルーチンが実行
され(S106)、電流値読み込み可能(フラグAD_
FLAG=1)であれば(S107)、総ての導子対に
流れる電流値が検出され(S108)、第1実施形態の
電流制御サブルーチン(図6)と同じ電流制御サブルー
チンが実行される(S109)。波形休止期間(タイマ
T2>波形出力期間TR)に入ると(S110)、低周
波パルス出力状態を表すフラグFに“0"がセットされ
る(S111)。低周波パルスの出力終了が指令されて
いれば(S112)、このメインルーチンを終了する。
【0089】図9は、図8に示すメインルーチンのステ
ップS104において実行される1/fゆらぎ制御サブ
ルーチンのフローチャートである。以下、図9に従っ
て、この1/fゆらぎ制御サブルーチンについて詳細に
説明する。
【0090】ステップS121で、次に出力する低周波
パルスの出力周波数Fを、ROM5に格納された低周波
パルスデータ6内の周波数データ7から読み出す。
【0091】ステップS122では、次式より、ステッ
プS121で読み出されたゆらぎ周波数Fと、上記メイ
ンルーチン内のステップS102で初期化された指数k
又は上記メインルーチン内のステップS105内で更新
された指数kとを用いて電力値POWERを算出する。
【0092】 log10(POWER)= −klog10(F) + α (αは定数) ステップS123、ステップS124で、第1実施形態
の1/fゆらぎ制御サブルーチン(図3)におけるステッ
プS23、ステップS24と同様にして、目標電流値ta
rgetを算出し、そのD/A変換値を出力する。そうした
後、この1/fゆらぎ制御サブルーチンを終了して上記
メインルーチンにおけるステップS105にリターンす
る。
【0093】図10は、図8に示すメインルーチンのス
テップS105において実行される指数kの制御サブル
ーチンのフローチャートである。以下、図10に従っ
て、この指数kの制御サブルーチンについて詳細に説明
する。
【0094】ステップS141で、上記操作部2内に設
けられているボリュームキー17をモニターし、ボリュ
ームキー操作があればステップS142に進む。ステッ
プS141でボリュームキー操作がなければ、指数kを
更新する必要はないので、このサブルーチンを終了して
上記メインルーチンにおけるステップS106にリター
ンする。
【0095】ステップS142で、現在出力されている
低周波パルスの周波数Fが、低周波パルスデータ6にお
ける最小周波数Fmin(図11に示す)より大きいかどう
かを確認する。もし、現在出力している低周波パルスの
周波数Fが最小周波数Fminより大きければ、ステップ
S143に進む。そうでなければ、このサブルーチンを
終了して上記メインルーチンにおけるステップS106
にリターンする。
【0096】ステップS143で、次の2式によって、
更新後のボリューム値(new_volume)に対する電力値P
OWERを逆算する。
【0097】 target = target×(new_volume/old_volume) POWER = (target) 但し、targetは目標電流値、new_volumeは更新
後のボリューム値、old_volumeは更新前のボリューム
値である。
【0098】ステップS144で、次式によって1/fk
ゆらぎ則の指数kを求める。
【0099】 k=−(log10(POWER)−α)/log10(F) (αは定数) そして、求められた指数kを上記RAM4に保存する。
【0100】ステップS145で、上記メインルーチン
のステップS104における1/fゆらぎ制御サブルー
チン(図9)と同じ1/fゆらぎ制御サブルーチンを実
行する。これにより、ステップS144で求められた指
数kに関して1/fkゆらぎ則を満たすような目標電流値t
argetを求め、そのD/A変換値を出力する。その後、
この指数kの制御サブルーチンを終了して上記メインル
ーチンにおけるステップS106にリターンする。
【0101】このように、この低周波治療器では、第1
実施形態と同様に、電極パッド12の導子対の間を流れ
る電流値が目標電流値targetになるように操作量を制御
するので、人体の各部位の“凝り”の程度に応じて必要
かつ十分な電流を供給できる。しかも、1/fkゆらぎ則
を満たすようにすることにより、不規則性の中にも秩序
が導入された刺激を人体に供給できる。したがって、唐
突感がない刺激を供給でき、快適な治療を行うことがで
きる。また、使用者がゆらぎ周波数fの指数kを変更して
設定するためのボリュームキー17を備えているので、
使用者が情緒状態に応じて上記指数kを設定することに
よって、上記1/fゆらぎだけでなく、使用者が欲する
ゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序がある)を持つ刺激
を供給できる。したがって、使用者の情緒状態に応じた
快適な治療を行うことができる。
【0102】(第3実施形態)図12は、第3実施形態
の低周波治療器におけるブロック構成を示している。な
お、簡単のため、第1実施形態の低周波治療器(図1)
の構成要素と対応する構成要素には同一の参照数字を付
している。
【0103】LCD1、操作部2、低周波パルスデータ
6、周波数データ7、出力波形制御部8、低周波パルス
出力部9、昇圧部10、D/A変換器11、電極パッド
12、電流検出部13、A/D変換器14および操作量
制御部15は、第1実施形態(図1)における、LCD
1、操作部2、低周波パルスデータ6、周波数データ
7、出力波形制御部8、低周波パルス出力部9、昇圧部
10、D/A変換器11、電極パッド12、電流検出部
13、A/D変換器14および操作量制御部15と同じ
構成で同様に動作する。
【0104】ROM5には、叩き周波数帯域と揉み周波
数帯域との境界周波数を示す叩き−揉み閾値(TA−M
O_THRESH)18が格納されている。
【0105】この低周波治療器のCPU3における1/
fゆらぎ制御部16は、第1実施形態と同様に、ゆらぎ
周波数fとして低周波パルスデータ6内の低周波パルス
の周波数Fを採用する。そして、低周波パルスデータ6
の周波数データ7が叩き周波数帯域に属する周波数Ft
と揉み周波数帯域に属する周波数Fmとのいずれである
かを判断した上、図14に示すように、このゆらぎ周波
数Ft、Fmと電力値POWERとがそれぞれ叩き周波数
帯域、揉み周波数帯域で別個に1/fゆらぎ則を満たす
ように、目標電流値targetを算出して設定する。なお、
便宜上、叩き周波数帯域の周波数Ftと電力値POWE
Rとの関係を1/ftゆらぎ則、揉み周波数帯域の周波数
Fmと電力値POWERとの関係を1/fmゆらぎ則と呼
ぶ。
【0106】上記CPU3によるメインルーチンは、1
/fゆらぎ制御サブルーチン以外は第1実施形態のメイ
ンルーチン(図2)と同じであるため、その詳細な説明
は省略する。
【0107】図13は、本実施形態における1/fゆら
ぎ制御サブルーチンのフローチャートである。以下、図
13に従って、この1/fゆらぎ制御サブルーチンにつ
いて詳細に説明する。
【0108】ステップS221で、次に出力する低周波
パルスの周波数Fを、ROM5に格納された低周波パル
スデータ6内の周波数データ7から読み出す。
【0109】ステップS222で、ROM5内の叩き−
揉み閾値TA−MO_THRESH18とパルス周波数
Fとを比較し、このパルス周波数Fが叩き周波数帯域と
揉み周波数帯域とのいずれに属するかを判別する。F<
TA−MO_THRESHであり、パルス周波数が叩き
周波数帯域に属していればF=FtとしてステップS2
23に進む。F>TA−MO_THRESHであり、パ
ルス周波数が揉み周波数帯域に属していればF=Fmと
してステップS224に進む。
【0110】ステップS223で、図14に示すよう
に、叩き周波数帯域でパルス周波数Ftと電力値POW
ERとが1/ftゆらぎ則を満たすように、すなわち叩き
周波数帯域の周波数Ftと電力値POWERとの関係が
両対数グラフ上で傾き−1の直線で表されるように、次
式より、ステップS221で読み出されたパルス周波数
Ftを用いて電力値POWERを算出する。
【0111】 log10(POWER)= −log10(Ft) + α (αは定数) ステップS224で、ステップS223と同様に、揉み
周波数帯域でパルス周波数Fmと電力値POWERとが
1/fmゆらぎ則を満たすように、すなわち揉み周波数帯
域の周波数Fmと電力値POWERと両対数グフラ上で
傾き−1の直線で表されるように、次式より、ステップ
S221で読み出されたパルス周波数Fmを用いて電力
値POWERを算出する。
【0112】 log10(POWER)= −log10(Fm) + β (βは定数) ステップS225、ステップS226で、第1実施形態
の1/fゆらぎ制御サブルーチン(図3)におけるステッ
プS23、ステップS24と同様にして、目標電流値ta
rgetを算出し、上記電極パッド12の導子対の間を流れ
る電流が目標電流値targetになるようにD/A変換値を
出力する。そうした後、この1/fゆらぎ制御サブルー
チンを終了して上記メインルーチンにリターンする。
【0113】このように、この低周波治療器では、1/
fゆらぎ制御部16は、低周波パルスが取り得る周波数
帯域を叩き周波数帯域と揉み周波数帯域とに区分して、
それぞれ叩き周波数帯域、揉み周波数帯域で別個に1/
fゆらぎ則を満たすように、目標電流値targetを算出し
て設定するので、叩き波形と揉み波形との間で電気的な
刺激の強弱の差を解消できる。しかも、区分されたそれ
ぞれの周波数帯域で別個に1/fゆらぎを持つ刺激を供
給できる。したがって、さらに快適な治療を行うことが
できる。
【0114】(第4実施形態)図15は、第4実施形態
の低周波治療器におけるブロック構成を示している。な
お、簡単のため、第1実施形態の低周波治療器(図1)
の構成要素と対応する構成要素には同一の参照数字を付
している。
【0115】LCD1、操作部2、低周波パルスデータ
6、周波数データ7、出力波形制御部8、低周波パルス
出力部9、昇圧部10、D/A変換器11、電極パッド
12、電流検出部13、A/D変換器14、操作量制御
部15および叩き−揉み閾値18は、第3実施形態(図
12)における、LCD1、操作部2、低周波パルスデ
ータ6、周波数データ7、出力波形制御部8、低周波パ
ッド出力部9、昇圧部10、D/A変換器11、電極パ
ッド12、電流検出部13、A/D変換器14、操作量
制御部15および叩き−揉み閾値17と同じ構成で同様
に動作する。
【0116】ROM5には、叩き周波数帯域と揉み周波
数帯域との境界周波数を示す叩き−揉み閾値(TA−M
O_THRESH)18が格納されている。
【0117】この低周波治療器のCPU3における1/
fゆらぎ制御部16は、第1実施形態と同様に、ゆらぎ
周波数fとして低周波パルスデータ6内の低周波パルス
の周波数Fを採用する。そして、低周波パルスデータ6
の周波数データ7が叩き周波数帯域に属する周波数Ft
と揉み周波数帯域に属する周波数Fmとのいずれである
かを判断した上、図19に示すように、このゆらぎ周波
数Ft、Fmと電力値POWERとがそれぞれ叩き周波数
帯域、揉み周波数帯域で別個に1/fkゆらぎ則を満たす
ように、目標電流値targetを算出して設定する。すなわ
ち、叩き周波数帯域では指数ktを導入し、ゆらぎ周波数
Ftと電力値POWERとの関係が両対数グラフ上で傾
き−ktの直線で表されるように、目標電流値targetを算
出して設定する。一方、揉み周波数帯域では指数kmを導
入し、ゆらぎ周波数Fmと電力値POWERとの関係が
両対数グラフ上で傾き−kmの直線で表されるように、目
標電流値targetを算出して設定する。なお、便宜上、叩
き周波数帯域の周波数Ftと電力値POWERとの関係
を1/ftktゆらぎ則、揉み周波数帯域の周波数Fmと電
力値POWERとの関係を1/fmkmゆらぎ則と呼ぶ。こ
れと共に、1/fゆらぎ制御部16は、操作部2内に設
けられている低周波パルスの出力強度を調整するボリュ
ームキー17の操作をモニターする。この指数設定手段
としてのボリュームキーの操作量に従い、1/ftktゆら
ぎ則の指数kt又は1/ftkmゆらぎ則の指数kmを更新す
る。さらに、更新された指数kt又はkmをRAM4に保存
する。
【0118】図16は、上記CPU3によるメインルー
チンのフローチャートである。以下、図16に従って、
本実施形態におけるメインルーチンについて詳細に説明
する。
【0119】ステップS301で、上記操作部2におけ
る起動キーが操作されて、低周波パルスの出力が指令さ
れたか否かが判別される。その結果、指令されていれば
ステップS302に進む。
【0120】ステップS302で、1/ftktゆらぎ則の
指数ktおよび1/fmkmゆらぎ則の指数kmを1に初期設定
する。
【0121】ステップS303で上記出力波形制御部8
によって、ROM5に格納された低周波パルスデータ6
から、既に選定されている波形モードに応じた波形態様
情報が読み出される。
【0122】ステップS304及びステップS305
で、ステップS303において読み出された波形態様情
報と、操作部2内のボリュームキー17の操作状態とに
基づいて、1/fゆらぎ制御部16によって後に詳述す
るような1/fゆらぎ制御サブルーチンと、指数kt、kmの
制御サブルーチンとが実行される。
【0123】ステップS306〜ステップS312で、
第1実施形態のメインルーチン(図2)におけるステッ
プS4〜ステップS10と同様の処理が実行される。す
なわち、第1実施形態のパルス出力制御サブルーチン
(図4)と同じパルス出力制御サブルーチンが実行され
(S306)、電流値読み込み可能(フラグAD_FL
AG=1)であれば(S307)、導子対に流れる電流
値が検出され(S308)、第1実施形態の電流制御サ
ブルーチン(図6)と同じ電流制御サブルーチンが実行
される(S309)。波形休止期間(タイマT2>波形
出力期間TR)に入ると(S310)、低周波パルス出
力状態を表すフラグFに“0"がセットされる(S31
1)。低周波パルスの出力終了が指令されていれば(S
312)、このメインルーチンを終了する。
【0124】図17は、図16に示すメインルーチンの
ステップS304において実行される1/fゆらぎ制御
サブルーチンのフローチャートである。以下、図17に
従って、この1/fゆらぎ制御サブルーチンについて詳
細に説明する。
【0125】ステップS321で、次に出力する低周波
パルスの周波数Fを、ROM5に格納された低周波パル
スデータ6の周波数データ7から読み出す。
【0126】ステップS322で、ROM5内の叩き−
揉み閾値TA−MO_THRESH18とステップS3
21で読み込まれたパルス周波数Fとを比較して、パル
ス周波数Fが叩き周波数帯域と揉み周波数帯域とのいず
れに属するかを判定する。F<TA−MO_THRES
Hであり、パルス周波数が叩き周波数帯域に属していれ
ばF=FtとしてステップS323に進む。F>TA−
MO_THRESHであり、パルス周波数が揉み周波数
帯域に属していればF=FmとしてステップS324に
進む。
【0127】ステップS323では、次式より、ステッ
プS321で読み出されたゆらぎ周波数(F=Ft)と、
上記メインルーチン内のステップS302で初期化され
た指数kt又は上記メインルーチン内のステップS305
内で更新された指数ktとを用いて電力値POWERを算
出する。
【0128】 log10(POWER)= −ktlog10(Ft) + α (αは定数) ステップS324においても、次式より、ステップS3
21で読み出されたゆらぎ周波数(F=Fm)と、上記メ
インルーチン内のステップS302で初期化された指数
km又は上記メインルーチン内のステップS305内で更
新された指数kmとを用いて電力値POWERを算出す
る。
【0129】 log10(POWER)= −kmlog10(Fm) + β (βは定数) ステップS325、ステップS326で、第1実施形態
の1/fゆらぎ制御サブルーチン(図3)におけるステッ
プS23、ステップS24と同様にして、目標電流値ta
rgetを算出し、上記電極パッド12の導子対の間を流れ
る電流が目標電流値targetになるようにD/A変換値を
出力する。そうした後、この1/fゆらぎ制御サブルー
チンを終了して上記メインルーチン内のステップS30
4にリターンする。
【0130】図18は、図16に示すメインルーチンの
ステップS305において実行される指数kt、kmの制御
サブルーチンのフローチャートである。以下、図18に
従って、この指数kt、kmの制御サブルーチンについて詳
細に説明する。
【0131】ステップS341で、上記操作部2内に設
けられているボリュームキー17をモニターし、ボリュ
ームキー操作があればステップS342に進む。ステッ
プS341でボリュームキー操作がなければ、指数kt、
kmを更新する必要はないので、このサブルーチンを終了
して上記メインルーチンにおけるステップS306にリ
ターンする。
【0132】ステップS342で、ROM5内の叩き−
揉み閾値TA−MO_THRESH18と、現在出力さ
れている低周波パルスの周波数Fとを比較して、パルス
周波数Fが叩き周波数帯域と揉み周波数帯域とのいずれ
に属するかを判定する。F<TA−MO_THRESH
であり、パルス周波数が叩き周波数帯域に属していれば
F=FtとしてステップS343に進む。F>TA−M
O_THRESHであり、パルス周波数が揉み周波数帯
域に属していればF=FmとしてステップS346に進
む。
【0133】ステップS343で、現在出力されている
低周波パルスの叩き周波数Ftが、低周波パルスデータ
6における最小叩き周波数Ftmin(図19に示す)よりも
大きいかどうかを確認する。もし、現在出力している低
周波パルスの叩き周波数Ftが最小叩き周波数Ftminよ
り大きければ、ステップS344に進む。そうでなけれ
ば、このサブルーチンを終了して上記メインルーチンに
おけるステップS306にリターンする。
【0134】ステップS344で、次の2式によって、
更新後のボリューム値(new_volume)に対する電力値P
OWERを逆算する。
【0135】 target = target×(new_volume/old_volume) POWER = (target)2 但し、targetは目標電流値、new_volumeは更新後のボ
リューム値、old_volumeは更新前のボリューム値であ
る。
【0136】ステップS345で、次式によって1/ft
ktゆらぎ則の指数ktを求める。
【0137】 kt= −(log10(POWt)−α)/log10(Ft) (αは定数) そして、求められた指数ktを上記RAM4に保存する。
【0138】ステップS346〜ステップS348で、
ステップS343〜ステップS345と同様にして、揉
み周波数Fmについて、最小揉み周波数Ftmin(図19に
示す)より大きいかどうかを確認する。もし、現在出力
されている低周波パルスの揉み周波数Fmが最小揉み周
波数Ftminより大きければ、次の2式によって、更新後
のボリューム値(new_volume)に対する電力値POWE
R(POWm)を逆算する。
【0139】 target = target×(new_volume/old_volume) POWER = (target)2 但し、targetは目標電流値、new_volumeは更新後のボ
リューム値、old_volumeは更新前のボリューム値であ
る。
【0140】そして、ステップS348で、次式によっ
て1/fmkmゆらぎ則の指数kmを求める。
【0141】 km = −(log10(POWm)−α)/log10(Fm) (αは定数) そして、求められた指数kmを上記RAM4に保存する。
【0142】ステップS349で、上記メインルーチン
のステップS304における1/fゆらぎ制御サブルー
チン(図17)と同じ1/fゆらぎ制御サブルーチンを
実行する。これにより、ステップS345またはステッ
プS348で求められた指数kt又はkmに関して1/ftkt
ゆらぎ則又は1/fmkmゆらぎ則を満たすような目標電流
値targetを求め、そのD/A変換値を出力する。その
後、この指数kt、kmの制御サブルーチンを終了して上記
メインルーチンにおけるステップS306にリターンす
る。
【0143】このように、この低周波治療器では、1/
fゆらぎ制御部16は、低周波パルスが取り得る周波数
帯域を叩き周波数帯域と揉み周波数帯域とに区分して、
それぞれ叩き周波数帯域、揉み周波数帯域で別個に1/
fkゆらぎ則を満たすように、目標電流値targetを算出し
て設定するので、叩き波形と揉み波形との間で電気的な
刺激の強弱の差を解消できる。しかも、区分されたそれ
ぞれの周波数帯域で別個に1/fゆらぎ等を持つ刺激を
供給できる。したがって、さらに快適な治療を行うこと
ができる。
【0144】また、この低周波治療器は、使用者がゆら
ぎ周波数fの指数ktおよびkmを変更して設定するための
ボリュームキー17を備えているので、使用者が情緒状
態に応じて上記指数kt、kmを設定することによって、叩
き周波数帯域、揉み周波数帯域において、それぞれ使用
者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序がある)
を持つ叩き刺激、揉み刺激を供給できる。したがって、
使用者の情緒状態に応じた快適な治療を行うことができ
る。なお、使用者が望むならば、指数ktおよびkmを異な
る値に設定することによって、叩き刺激、揉み刺激の強
弱の差をつけることもできる。
【0145】(第5実施形態)図20は、第5実施形態
の低周波治療器におけるブロック構成を示している。な
お、簡単のため、第1実施形態の低周波治療器(図1)
の構成要素と対応する構成要素には同一の参照数字を付
している。
【0146】LCD1、操作部2、低周波パルスデータ
6、周波数データ7、出力波形制御部8、低周波パルス
出力部9、昇圧部10、D/A変換器11、電極パッド
12、電流検出部13、A/D変換器14および操作量
制御部15は、第1実施形態(図1)における、LCD
1、操作部2、低周波パルスデータ6、周波数データ
7、出力波形制御部8、低周波パルス出力部9、昇圧部
10、D/A変換器11、電極パッド12、電流検出部
13、A/D変換器14および操作量制御部15と同じ
構成で同様に動作する。
【0147】ROM5には、叩き周波数帯域と揉み周波
数帯域との境界周波数を示す叩き−揉み閾値(TA−M
O_THRESH)18と、低周波パルス群のON期間
(出力期間)とOFF期間(休止期間)との周期(周波数)
Foを表すON−OFF周期データ19とが格納されて
いる。
【0148】この低周波治療器のCPU3における1/
fゆらぎ制御部16は、低周波パルスデータ6内の低周
波パルスの周波数Fが叩き周波数帯域と揉み周波数帯域
とのいずれに属するかを判断して、パルス周波数Fが叩
き周波数帯域に属する場合はゆらぎ周波数fとしてパル
ス周波数F(=Ft)を採用する一方、パルス周波数F
が揉み周波数帯域に属する場合はゆらぎ周波数fとして
低周波パルス群のON−OFF周波数Foを採用する。
そして、図22に示すように、このゆらぎ周波数Ft、
Foと電力値POWERとがそれぞれ叩き周波数帯域、
揉み周波数帯域で別個に1/fゆらぎ則を満たすよう
に、目標電流値targetを算出して設定する。なお、便宜
上、叩き周波数帯域の周波数Ftと電力値POWERと
の関係を1/ftゆらぎ則、揉み周波数帯域の周波数Fo
と電力値POWERとの関係を1/foゆらぎ則と呼ぶ。
【0149】上記CPU3によるメインルーチンは、1
/fゆらぎ制御サブルーチン以外は、第1実施形態のメ
インルーチン(図2)と同じであるため、その詳細な説
明は省略する。
【0150】図21は、1/fゆらぎ制御サブルーチン
のフローチャートである。以下、図21に従って、この
1/fゆらぎ制御サブルーチンについて詳細に説明す
る。
【0151】ステップS421で、次に出力する低周波
パルスの周波数Fを、ROM5に格納された低周波パル
スデータ6内の周波数データ7から読み出す。
【0152】ステップS422で、ROM5内の叩き−
揉み閾値TA−MO_THRESH18とパルス周波数
Fとを比較して、パルス周波数Fが叩き周波数帯域に属
するか揉み周波数帯域に属するかを判定する。F<TA
−MO_THRESHであり、パルス周波数が叩き周波
数帯域に属していればF=FtとしてステップS423
に進む。F>TA−MO_THRESHであり、パルス
周波数が揉み周波数帯域に属していればステップS42
4に進む。
【0153】ステップS423で、図22に示すよう
に、叩き周波数帯域でパルス周波数Ftと電力値POW
ERとが1/ftゆらぎ則を満たすように、すなわち、パ
ルス周波数Ftと電力値POWERとの関係が両対数グ
ラフ上で傾き−1の直線で表されるように、次式より、
ステップS421で読み出されたゆらぎ周波数Ftを用
いて電力値POWERを算出する。
【0154】 log10(POWER) = −log10(Ft) + α (αは定数) ステップS424で、低周波パルス群のON(出力期間)
−OFF(休止期間)周波数Foを、ROM5に格納され
た低周波パルスデータ6内のON−OFF周期データ1
9から読み出す。
【0155】ステップS425で、ステップS423と
同様に、揉み周波数帯域で低周波パルス群のON−OF
F周波数Foと電力値POWERとが1/foゆらぎ則を
満たすように、すなわち、ON−OFF周波数Foと電
力値POWERとの関係が両対数グラフ上で傾き−1の
直線で表されるように、次式より、ステップS424で
読み出されたゆらぎ周波数(ON−OFF周波数Fo)を
用いて電力値POWERを算出する。
【0156】 log10(POWER) = −log10(Fo) + β (βは定数) ステップS426、ステップS427で、第1実施形態
の1/fゆらぎ制御サブルーチン(図3)におけるステッ
プS23、ステップS24と同様にして、目標電流値ta
rgetを算出し、上記電極パッド12の導子対の間を流れ
る電流が目標電流値targetになるようにD/A変換値を
出力する。そうした後、この1/fゆらぎ制御サブルー
チンを終了して上記メインルーチンにリターンする。
【0157】このように、この低周波治療器では、1/
fゆらぎ制御部16は、低周波パルスが取り得る周波数
帯域を叩き周波数帯域と揉み周波数帯域とに区分し、そ
れぞれ叩き周波数帯域、揉み周波数帯域で別個に1/f
ゆらぎ則を満たすように、目標電流値targetを算出して
設定するので、叩き波形と揉み波形との間で電気的な刺
激の強弱の差を解消できる。しかも、区分されたそれぞ
れの周波数帯域で別個に1/fゆらぎを持つ刺激を供給
できる。したがって、快適な治療を行うことができる。
【0158】(第6実施形態)図23は、第6実施形態
の低周波治療器におけるブロック構成を示している。な
お、簡単のため、第1実施形態の低周波治療器(図1)
の構成要素と対応する構成要素には同一の参照数字を付
している。
【0159】LCD1、操作部2、出力波形制御部8、
低周波パルス出力部9、昇圧部10、D/A変換器1
1、電極パッド12、電流検出部13、A/D変換器1
4および操作量制御部15は、第1実施形態(図1)にお
ける、LCD1、操作部2、低周波パルスデータ6、周
波数データ7、出力波形制御部8、低周波パルス出力部
9、昇圧部10、D/A変換器11、電極パッド12、
電流検出部13、A/D変換器14および操作量制御部
15と同じ構成で同様に動作する。
【0160】ROM5、低周波パルスデータ6、周波数
データ7、ON−OFF周期データ19および叩き−揉
み閾値18は、第5実施形態(図20)におけるROM
5、低周波パルスデータ6、周波数データ7、ON−O
FF周期データ19および叩き−揉み閾値18と同じ構
成で同様に動作する。
【0161】この低周波治療器のCPU3における1/
fゆらぎ制御部16は、第5実施形態(図20)における
ゆらぎ周波数Ft、Foと電力値POWERとがそれぞれ
叩き周波数帯域、揉み周波数帯域で別個に1/fkゆらぎ
則を満たすように、目標電流値targetを算出して設定す
る。すなわち、叩き周波数帯域では指数ktを導入し、ゆ
らぎ周波数Ftと電力値POWERとの関係が両対数グ
ラフ上で傾き−ktの直線で表されるように、目標電流値
targetを算出して設定する。一方、揉み周波数帯域で指
数koを導入し、ゆらぎ周波数Foと電力値POWERと
の関係が両対数グラフ上で傾き−koの直線で表されるよ
うに、目標電流値targetを算出して設定する。なお、便
宜上、叩き周波数帯域の周波数Ftと電力値POWER
との関係を1/ftktゆらぎ則、揉み周波数帯域の低周波
パルス群のON−OFF周波数Foと電力値POWER
との関係を1/fokoゆらぎ則と呼ぶ。これと共に、1/
fゆらぎ制御部16は、操作部2内に設けられている低
周波パルスの出力強度を調整するボリュームキー17の
操作をモニターし、ボリュームキーの操作量に従い、1
/ftktゆらぎ則の指数kt又は1/fokoゆらぎ則の指数ko
を更新する。さらに、更新された指数kt又はkoをRAM
4に保存する。
【0162】図24は、上記CPU3によるメインルー
チンのフローチャートである。以下、図24に従って、
本実施形態におけるメインルーチンについて詳細に説明
する。
【0163】ステップS501で、上記操作部2におけ
る起動キーが操作されて、低周波パルスの出力が指令さ
れたか否かが判別される。その結果、指令されていれば
ステップS502に進む。
【0164】ステップS502で、1/ftktゆらぎ則の
指数ktおよび1/fokoゆらぎ則の指数koを1に初期設定
する。
【0165】ステップS503で、上記出力波形制御部
8によって、ROM5に格納された低周波パルスデータ
6から、既に選定されている波形モードに応じた波形態
様情報が読み出される。
【0166】ステップS504、及び、ステップS50
5で、ステップS503において読み出された波形態様
情報と、操作部2内のボリュームキー17の操作状態と
に基づいて、1/fゆらぎ制御部16によって後に詳述
するような1/fゆらぎ制御サブルーチンと、指数kt、ko
の制御サブルーチンとが実行される。これにより、目標
電流値targetが設定される。
【0167】ステップS506〜ステップS512で、
第1実施形態のメインルーチン(図2)におけるステッ
プS4〜ステップS10)と同様の処理が実行される。
すなわち、第1実施形態のパルス出力制御サブルーチン
(図4)と同じパルス出力制御サブルーチンが実行され
(S506)、電流値読み込み可能(フラグAD_FL
AG=1)であれば(S507)、導子対の間を流れる
電流値が検出され(S508)、第1実施形態の電流制
御サブルーチン(図6)と同じ電流制御サブルーチンが
実行される(S509)。波形休止期間(タイマT2>
波形出力期間TR)に入ると(S510)、低周波パル
ス出力状態を表すフラグFに“0"がセットされる(S
511)。低周波パルスの出力終了が指令されていれば
(S512)、このメインルーチンを終了する。
【0168】図25は、図24に示すメインルーチンの
ステップS504において実行される1/fゆらぎ制御
サブルーチンのフローチャートである。以下、図25に
従って、この1/fゆらぎ制御サブルーチンについて詳
細に説明する。
【0169】ステップS521で、次に出力する低周波
パルスの周波数Fを、ROM5に格納された低周波パル
スデータ6内の周波数データ7から読み出す。
【0170】ステップS522で、ROM5内の叩き−
揉み閾値TA−MO_THRESH18とステップS5
21で読み込まれたパルス周波数Fとを比較して、この
パルス周波数Fが叩き周波数帯域と揉み周波数帯域との
いずれに属するかを判定する。F<TA−MO_THR
ESHであり、パルス周波数が叩き周波数帯域に属して
いればF=FtとしてステップS523に進む。F>T
A−MO_THRESHであり、パルス周波数が揉み周
波数帯域に属していればステップS524に進む。
【0171】ステップS523では、次式より、ステッ
プS521で読み出されたゆらぎ周波数(F=Ft)と、
上記メインルーチン内のステップS502で初期化され
た指数kt又は上記メインルーチン内のステップS505
内で更新された指数ktとを用いて電力値POWERを算
出する。
【0172】 log10(POWER) = −ktlog10(Ft) + α (αは定数) そして、ステップS526へ進む。
【0173】ステップS524で、低周波パルス群のO
N(出力期間)−OFF(休止期間)周波数Foを、ROM
5に格納された低周波パルスデータ6内のON−OFF
周期データ19から読み出される。
【0174】ステップS525においても、次式より、
ステップS524で読み出されるゆらぎ周波数(Fo)
と、上記メインルーチン内のステップS502で初期化
された指数ko又は上記メインルーチン内のステップS5
05内で更新された指数koとを用いて電力値POWER
を算出する。
【0175】 log10(POWER) = −kolog10(Fo) + β (βは定数) そして、ステップS526へ進む。
【0176】ステップS526、ステップS527で、
第1実施形態の1/fゆらぎ制御サブルーチン(図3)に
おけるステップS23、ステップS24と同様にして、
目標電流値targetを算出し、上記電極パッド12の導子
対の間を流れる電流が目標電流値targetになるようにD
/A変換値を出力する。そうした後、この1/fゆらぎ
制御サブルーチンを終了して上記メインルーチンにリタ
ーンする。
【0177】図26は、図24に示すメインルーチンの
ステップS505において実行される指数kt、koの制御
サブルーチンのフローチャートである。以下、図26に
従って、この指数kt、koの制御サブルーチンについて詳
細に説明する。
【0178】ステップS541で、上記操作部2内に設
けられているボリュームキー17をモニターし、ボリュ
ームキー操作があればステップS542に進む。ステッ
プS541でボリュームキー操作がなければ、指数kt、
koを更新する必要はないので、このサブルーチンを終了
して上記メインルーチンにおけるステップS506にリ
ターンする。
【0179】ステップS542で、ROM5内の叩き−
揉み閾値TA−MO_THRESH18と、現在出力さ
れている低周波パルスの周波数Fとを比較して、このパ
ルス周波数Fが叩き周波数帯域と揉み周波数帯域とのい
ずれに属するかを判定する。F<TA−MO_THRE
SHであり、パルス周波数が叩き周波数帯域に属してい
ればF=FtとしてステップS543に進む。F>TA
−MO_THRESHであり、パルス周波数が揉み周波
数帯域に属していれば低周波パルスデータ6内のON−
OFF周期データ19より低周波パルス群のON(出力
期間)−OFF(休止期間)周波数Foを読み出し、F=F
oとしてステップS546に進む。
【0180】ステップS543で、現在出力されている
低周波パルスの叩き周波数Ftが、低周波パルスデータ
6における最小叩き周波数Ftmin(図27に示す)より大
きいかどうかを確認する。もし、現在出力されている低
周波パルスの叩き周波数Ftが最小叩き周波数Ftmi
nより大きければ、ステップS544に進む。そうでな
ければ、このサブルーチンを終了して上記メインルーチ
ンにおけるステップS506にリターンする。
【0181】ステップS544で、次の2式によって、
更新後のボリューム値(new_volume)に対する電力値P
OWERを逆算する。
【0182】 target = target×(new_volume/old_volume) POWt = (target)2 但し、targetは目標電流値、new_volumeは更新後のボ
リューム値、old_volumeは更新前のボリューム値であ
る。
【0183】ステップS545で、次式によって1/ft
ktゆらぎ則の指数ktを求める。
【0184】 kt=−(log10(POWt)−α)/log10(Ft) (αは定数) そして、求められた指数ktを上記RAM4に保存する。
【0185】ステップS546〜ステップS548で、
ステップS543〜ステップS545と同様にして、揉
み波形群のON−OFF周波数Foについて、揉み波形
群の最小周波数Fomin(図27に示す)より大きいかどう
かを確認する。もし、現在出力している低周波パルスの
揉み波形群の周波数Foが揉み波形群の最小周波数Fomi
nより大きければ、次の2式によって、更新後のボリュ
ーム値(new_volume)に対する電力値POWER(POW
o)を逆算する。
【0186】 target = target×(new_volume/old_volume) POWo = (target)2 但し、targetは目標電流値、new_volumeは更新後のボ
リューム値、old_volume は更新前のボリューム値で
ある。そして、ステップS548で、次式によって1/
fokoゆらぎ則の指数koを求める。
【0187】 ko=−(log10(POWo)−α)/log10(Fo) (αは定数) そして、求められた指数koを上記RAM4に保存する。
【0188】ステップS549で、上記メインルーチン
のステップS504における1/fゆらぎ制御サブルー
チン(図25)と同じ1/fゆらぎ制御サブルーチンを
実行する。これにより、ステップS545またはステッ
プS548で求められた指数ktまたはkoに関して1/ft
ktゆらぎ則または1/fokoゆらぎ則を満たすような目標
電流値targetを求め、そのD/A変換値を出力する。そ
の後、この指数kt、koの制御サブルーチンを終了して上
記メインルーチンにおけるステップS506にリターン
する。
【0189】このように、この低周波治療器では、1/
fゆらぎ制御部16は、低周波パルスが取り得る周波数
帯域を叩き周波数帯域と揉み周波数帯域とに区分し、そ
れぞれ叩き周波数帯域、揉み周波数帯域で別個に1/fk
ゆらぎ則を満たすように、目標電流値targetを算出して
設定するので、叩き波形と揉み波形との間で電気的な刺
激の強弱の差を解消できる。しかも、区分されたそれぞ
れの周波数帯域で別個に1/fゆらぎ等を持つ刺激を供
給できる。したがって、快適な治療を行うことができ
る。
【0190】また、この低周波治療器では、使用者が上
記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkoを変更して設定する
ためのボリュームキー17を備えているので、使用者が
情緒状態に応じて上記指数kt、koを設定することによっ
て、叩き周波数帯域、揉み周波数帯域において、それぞ
れ使用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序が
ある)を持つ叩き刺激、揉み刺激を供給できる。したが
って、使用者の情緒状態に応じた快適な治療を行うこと
ができる。なお、使用者が望むならば、指数ktおよび
koを異なる値に設定することによって、叩き刺激、揉
み刺激の強弱の差をつけることもできる。
【0191】(第7実施形態)図28は、第7実施形態
の低周波治療器におけるブロック構成を示している。
【0192】LCD101、操作部102および低周波
パルスデータ160は、第1実施形態(図1)におけるL
CD1、操作部2および低周波パルスデータ6と同じ構
成で同様に動作する。
【0193】電極パッド122はパッドCとパッドDと
からなり、パッドCにはm個の導子123〜125が設
けられる一方、パッドDにはm個の導子126〜128
が設けられている。そして、低周波パルス出力部11
0、昇圧部114、D/A変換器118、電流検出部1
29およびA/D変換器123の夫々は、n個の低周波
パルス出力手段111〜113、昇圧手段115〜11
7、D/A変換手段119〜121、電流検出手段13
0〜132およびA/D変換手段134〜136で構成
されている。
【0194】中央演算処理装置(以下「CPU」とい
う。)103における出力波形制御部8は、低周波パル
ス出力手段111〜113に低周波パルスを出力させる
ための制御信号を出力するとともに、昇圧手段115〜
117の昇圧値を設定するための操作量を出力する。
【0195】上記低周波パルス出力手段111〜11
3、昇圧手段115〜117、D/A変換手段118、
電流検出手段130〜132およびA/D変換手段13
4〜136は、それぞれ第1実施形態における低周波パ
ルス出力部9、昇圧部10、D/A変換器11、電流検
出部13およびA/D変換器14と同じ機能を有してい
る。
【0196】すなわち、CPU103における出力波形
制御部109からの制御ポートPB1〜PBnからの制
御信号によって、低周波パルス出力手段111〜113
は、電源から低周波パルスを出力する。昇圧手段115
〜117は、低周波パルス出力手段111〜113から
の低周波パルスをで所定の電圧値に昇圧して、電極パッ
ド122のパッドCにおける導子123〜125に印加
する。その際の昇圧値は、出力波形制御部109がD/
A変換手段119〜121を介して出力する上記操作量
によって設定される。
【0197】上記電流値検出手段130〜132は、パ
ッドCにおける導子とパッドDにおける導子との間を人
体Bを介して流れる電流値を検出する。また、A/D変
換手段134〜136は、電流値検出手段130〜13
2が検出した検出電流値をA/D変換してCPU103
の操作量制御部107に送出する。
【0198】上記CPU103内の1/fゆらぎ制御部
116は、ゆらぎ周波数fとして低周波パルスデータ1
60内の電極移動周波数Fp161を採用する。そし
て、このゆらぎ周波数Fpと、電極パッド122の導子
対の間を流れる電流のパワー(以下、単に「電力値」と
いう。)POWERとが1/fゆらぎ則を満たすよう
に、すなわち、ゆらぎ周波数Fpと電力値POWERと
の関係が両対数グラフ上で傾き−1の直線で表されるよ
うに、目標電流値targetを算出して設定する。なお、便
宜上、ゆらぎ周波数Fpと電力値POWERとの関係を
1/Fpゆらぎ則と呼ぶ。
【0199】上記操作量制御部107は、A/D変換手
段134〜136からの検出電流値に基づいて、電極パ
ッド122の対応する導子対の間を流れる電流値が1/
fゆらぎ制御部116によって設定された目標電流値tar
getになるように、出力波形制御部109が出力する上
記操作量を制御する。
【0200】上記各昇圧手段115〜117からの出力
ラインとパッドCの各導子123〜125への入力ライ
ンとの交差位置にはスイッチ141〜145が設けられ
ている。この各スイッチ141〜145のオン/オフ
は、出力波形制御部109の制御ポートPA1〜PAm
からのスイッチ制御信号によって制御される。一方、パ
ッドDの各導子126〜128からの出力ラインと各接
地ライン146〜148との交差位置にはスイッチ14
9〜153が設けられている。この各スイッチ149〜
153のオン/オフは、出力波形制御部109の制御ポ
ートPO1〜POmからのスイッチ制御信号によって制
御される。こうして、上記電極パッド122において低
周波パルスが印加される導子対が選択される。
【0201】上記各D/A変換手段119〜121への
入力ラインにはスイッチ154〜156が設けられてい
る。この各スイッチ154〜156のオン/オフは、出
力波形制御部109の制御ポートPD1〜PDnからの
スイッチ制御信号によって制御される。こうして、上記
D/A変換器118において操作量が供給されるD/A
変換手段が選択される。
【0202】また、上記各電流検出手段130〜132
への入力ラインと接地ライン146〜148との交差位
置にはスイッチ157〜159が設けられている。この
各スイッチ157〜159のオン/オフは、出力波形制
御部109の制御ポートPC1〜PCnからのスイッチ
制御信号によって制御される。こうして、上記電極パッ
ド122における電流値が検出される導子が選択され
る。
【0203】また、104は各種データを一時的に記憶
することができるRAMであり、105はROMであ
る。ROM105には、図30に示す電極選択テーブル
108と、図29に示す低周波パルスデータ160とが
格納されている。図30に示すように、電極選択テーブ
ル108は、電極パッド122における導子対番号(P
AD_NUM)、正極性接続導子番号、負極性接続導子
番号、D/A変換器118および電流検出部129の接
続チャンネルを、番号毎に互いに対応付けて有してい
る。また、図29に示すように、低周波パルスデータ1
60は、波形パターン番号、パルス幅、周期TP、波形
出力期間TR、波形休止期間TQ、導子対番号PAD_
NUMを番号毎に互いに対応付けて有するとともに、そ
れぞれ2種類の波形パターン繰り返し指示情報および電
極移動周波数Fp161を有している。
【0204】図31は、上記CPU3によるメインルー
チンのフローチャートである。以下、図31に従って、
本実施形態におけるメインルーチンについて詳細に説明
する。
【0205】ステップS601で、上記操作部102に
おける起動キーが操作されて、低周波パルスの出力が指
令されたか否かが判別される。その結果、指令されてい
ればステップS602に進む。
【0206】ステップS602で、上記出力波形制御部
109によって、ROM105に格納された低周波パル
スデータ160から、既に選定されている波形モードに
応じた波形態様情報が読み出される。
【0207】ステップS603で、ステップS602に
おいて読み出された波形態様情報が、図29で示される
波形パターン番号の1又は5で示される波形パターン繰
り返し指示情報なのか、波形パターン番号2〜4、6〜
8で示されるような低周波パルス情報(パルス幅、周
期、導子対番号等)であるのかを判別する。その結果、
波形パターン繰り返し指示情報であれば、ステップS6
04に進む。そうでなければ、ステップS606にスキ
ップする。
【0208】ステップS604で、ステップS602に
おいて読み出された波形態様情報に基づいて、1/fゆ
らぎ制御部106によって後に詳述するような1/fゆ
らぎ制御サブルーチンが実行される。
【0209】ステップS605で、再度、低周波パルス
データ160から、波形態様情報(低周波パルス情報)を
読み出す。
【0210】ステップS606で、さらに、上記読み出
された波形態様情報である導子対番号(図30)に基づい
て電極選択テーブル108から、正極性接続導子番号お
よび負極性導子番号が得られる。そして、この正極性接
続導子番号に従って、制御ポートPA1〜PAmからス
イッチ制御信号が出力されて該当するスイッチがONさ
れ、電極パッド122のパッドCにおける該当導子が対
応する低周波パルス出力手段に接続される。同様にし
て、上記負極性接続導子番号に従って、制御ポートPO
1〜POmからスイッチ制御信号が出力されて該当する
スイッチがONされ、電極パッド122のパッドDにお
ける該当導子が選択される。
【0211】ステップS607で、さらに、上記導子対
番号に基づいて電極選択テーブル108から、D/A変
換器および電流検出器の接続チャンネルが得られる。そ
して、D/A変換器の接続チャンネルに従って、制御ポ
ートPD1〜PDmからスイッチ制御信号が出力されて
該当するスイッチがオンされ、該当するD/A変換手段
が出力波形制御部109および操作量制御部107に接
続される。こうして、上記操作量を中継すべきD/A変
換手段が選択される。
【0212】ステップS608で、さらに、ステップS
607において得られた電流選出部の接続チャンネルに
従って、制御ポートPC1〜PCmからスイッチ制御信
号が出力されて該当するスイッチがオンされ、該当する
電流検出手段がステップS606において選択されたパ
ッドDの導子に接続される。こうして、流れる電流を検
出すべき導子が選択される。
【0213】ステップS609で、第1実施形態のメイ
ンルーチンのフローチャートにおけるパルス出力サブル
ーチン(図4)と同様のパルス出力制御サブルーチンが実
行される。なお、その際におけるステップS43におい
て実行されるピークホールド回路のセットは、ステップ
S608においてパッドDの導子に接続されたA/D変
換手段のピークホールド回路に対して行われる。また、
ステップS44およびステップS46においては、出力
波形制御部109における制御ポートPB1〜PBnか
らの制御信号によって、上記メインルーチンにおけるス
テップS607において選択されたD/A変換手段に対
応する低周波パルス出力手段に対して、上記電源をオン
あるいはオフさせる信号が出力される。
【0214】ステップS610〜ステップS615で、
第1実施形態のメインルーチン(図2)のステップS5
〜ステップS10と同様の処理が実行される。すなわち
電流値読み込み可能(フラグAD_FLAG=1)であれ
ば(S610)、総ての導子対の間を流れる電流値が検
出され(S611)、第1実施形態の電流制御サブルー
チン(図6)と同じ電流制御サブルーチンが実行される
(S612)。波形休止期間(タイマT2>波形出力期
間TR)に入ると(S613)、低周波パルス出力状態
を表すフラグFに“0"がセットされる(S614)。
低周波パルスの出力終了が指令されていれば(S61
5)、このメインルーチンを終了する。
【0215】図32は、図31に示すメインルーチンの
ステップS604において実行される1/fゆらぎ制御
サブルーチンのフローチャートである。以下、図32に
従って、この1/fゆらぎ制御サブルーチンについて詳
細に説明する。
【0216】ステップS621で、ROM105に格納
された低周波パルスデータ160のうち電極移動周波数
Fp161(図29)を読み出す。
【0217】ステップS622では、図33に示すよう
に、電極移動周波数Fpをゆらぎ周波数として採用し、
このゆらぎ周波数Fpと電力値POWERとが1/Fpゆ
らぎ則を満たすように、すなわち、ゆらぎ周波数Fpと
電力値POWERとの関係が両対数グラフ上で傾き−1
の直線で表されるように、次式より、ステップS1で読
み出されたゆらぎ周波数Fpを用いて電力値POWER
を算出する。
【0218】 log10(POWER) = −log10(Fp) + α (αは定数) ステップS623、ステップS624で、第1実施形態
の1/fゆらぎ制御サブルーチン(図3)におけるステッ
プS23、ステップS24と同様にして、目標電流値ta
rgetを算出し、上記電極パッド122の導子対の間を流
れる電流が目標電流値targetになるようにD/A変換値
を出力する。そうした後、この1/fゆらぎ制御サブル
ーチンを終了して上記メインルーチンにおけるステップ
S605にリターンする。
【0219】このように、この低周波治療器では、電極
パッド122の選択された導子対の間を流れる電流値が
目標電流値targetになるように操作量を制御するので、
人体の各部位の“凝り”の程度に応じて必要かつ十分な
電流を供給できる。しかも、1/fゆらぎ則を満たすよ
うにすることにより、不規則性の中にも秩序が導入され
た刺激を人体に供給できる。したがって、唐突感がない
刺激を供給でき、快適な治療を行うことができる。ま
た、1/fゆらぎを持つ刺激を供給できるので、一般的
に快適な治療を行うことができる。
【0220】(第8実施形態)図34は、第8実施形態
の低周波治療器におけるブロック構成を示している。な
お、簡単のため、第7実施形態の低周波治療器(図2
8)の構成要素と対応する構成要素には同一の参照数字
を付している。
【0221】LCD101、操作部102、ROM10
5、低周波パルスデータ160、電極移動周波数16
1、電極選択テーブル108、出力波形制御部109、
低周波パルス出力部110、昇圧部114、D/A変換
器118、電極パッド122、電流検出部129、A/
D変換器133、操作量制御部107、スイッチ141
〜145、スイッチ149〜153およびスイッチ15
4〜159は、第7実施形態(図28)における、LCD
101、操作部102、ROM105、低周波パルスデ
ータ160、電極移動周波数161、電極選択テーブル
108、出力波形制御部109、低周波パルス出力部1
10、昇圧部114、D/A変換器118、電極パッド
122、電流検出部129、A/D変換器133、操作
量制御部107、スイッチ141〜145、スイッチ1
49〜153およびスイッチ154〜159と同じ構成
で同様に動作する。
【0222】この低周波治療器のCPU103における
1/fゆらぎ制御部106は、第7実施形態と同様に、
ゆらぎ周波数fとして低周波パルスデータ6内の電極移
動周波数Fpを採用するとともに、指数kpを導入する。
そして、図38に示すように、このゆらぎ周波数Fpと
電力値POWERとが1/fkゆらぎ則を満たすように、
すなわち、ゆらぎ周波数Fpと電力値POWERとの関
係が両対数グラフ上で傾き−kpの直線で表されるよう
に、目標電流値targetを算出して設定する。なお、便宜
上、電極移動周波数Fpと電力値POWERとの関係を
1/Fpkpゆらぎ則と呼ぶ。これと共に、1/fゆらぎ制
御部106は、操作部102内に設けられている低周波
パルスの出力強度を調整するボリュームキー165の操
作をモニターし、ボリュームキーの操作量に従い、1/
Fpkpゆらぎ則の指数kpを更新する。さらに、更新され
た指数kpをRAM104内の指数kpエリア167に保存
する。
【0223】図35は、上記CPU103によるメイン
ルーチンのフローチャートである。以下、図35に従っ
て、本実施形態におけるメインルーチンについて詳細に
説明する。
【0224】ステップS701で、上記操作部102に
おける起動キーが操作されて、低周波パルスの出力が指
令されたか否かが判別される。その結果、指令されてい
ればステップS702に進む。
【0225】ステップS702で、1/Fpkpゆらぎ則
の指数kpを1に初期設定する。
【0226】ステップS703で、上記出力波形制御部
108によってROM105に格納された低周波パルス
データ160から、既に選定されている波形モードに応
じた波形態様情報が読み出される。
【0227】ステップS704〜ステップS709で、
第7実施形態のメインルーチン(図31)におけるステッ
プS603〜ステップS608と同様の処理が実行され
る。すなわち、ステップS703で読み出された情報
が、波形パターン繰り返し指示情報であるか確認し(S
704)、そうであれば、図36に示すフローチャート
に従って、後に詳述する1/fゆらぎ制御サブルーチン
が実行される(S705)。続いて、再度、低周波パル
スデータ160から上記波形態様情報が読み出され(S
706)、電極選択テーブル108を用いて選択された
低周波パルス印加導子対(S707)、操作量をD/A
変換するD/A変換手段(S708)、電流を検出する
電流検出手段が接続される(S709)。
【0228】ステップS710で、ステップS703又
はステップS706において読み出された波形態様情報
と、操作部102内のボリュームキー165の操作状態
とに基づいて、1/fゆらぎ制御部106によって後に
詳述するような指数kの制御サブルーチンが実行され
る。
【0229】ステップS711〜ステップS717で、
第7実施形態のメインルーチン(図31)におけるステッ
プS609〜ステップS615と同様の処理が実行され
る。すなわち、第1実施形態におけるパルス出力制御サ
ブルーチン(図4)と同じパルス出力制御サブルーチン
が実行され(S711)、電流値読み込み可能(フラグ
AD_FLAG=1)であれば(S712)、上記指定
された導子対の間を流れる電流値が検出され(S71
3)、電極パッド122の導子対の間を流れる電流値が
ステップS705またはステップS710で求められた
目標電流値targetになるように、第1実施形態における
電流制御サブルーチン(図6)と同じ電流制御サブルー
チンが実行される(S714)。さらに、波形休止期間
(タイマT2>波形出力期間TR)に入ると(S71
5)、低周波パルス出力状態を表すフラグFに“0"が
セットされる(S716)。低周波パルスの出力終了が
指令されていれば(S717)、このメインルーチンを
終了する。
【0230】図36は、図35に示すメインルーチンの
ステップS705において実行される1/fゆらぎ制御
サブルーチンのフローチャートである。以下、図36に
従って、この1/fゆらぎ制御サブルーチンについて詳
細に説明する。
【0231】ステップS721で、ROM5に格納され
た低周波パルスデータ6内の、図29に示したような、
電極移動周波数Fp161を読み出す。
【0232】ステップS722で、次式より、ステップ
S721で読み出されたゆらぎ周波数(電極移動周波数
Fp)と、上記メインルーチン内のステップS702で初
期化された指数kp又は上記メインルーチン内のステップ
S710内で更新された指数kpを用いて電力値POWE
Rを算出する。
【0233】 log10(POWER) = −kplog10(Fp) + α (αは定数) ステップS723、ステップS724で、第1実施形態
の1/fゆらぎ制御サブルーチン(図3)におけるステッ
プS23、ステップS24と同様にして、目標電流値ta
rgetを算出し、上記電極パッド122の上記指定された
導子対の間を流れる電流が目標電流値targetになるよう
にD/A変換値を出力する。その後、この1/fゆらぎ
制御サブルーチンを終了して上記メインルーチンにおけ
るステップS705にリターンする。
【0234】図37は、図35に示すメインルーチンの
ステップS710において実行される指数kpの制御サブ
ルーチンのフローチャートである。以下、図37に従っ
て、この指数kpの制御サブルーチンについて詳細に説明
する。
【0235】ステップS741で、上記操作部102内
に設けられているボリュームキー165をモニターし、
ボリュームキー操作があればステップS742に進む。
ステップS741でボリュームキー操作がなければ、指
数kpを更新する必要はないので、このサブルーチンを終
了して上記メインルーチンにおけるステップS711に
リターンする。
【0236】ステップS742で、現在出力されている
波形の電極移動周波数Fpが、低周波パルスデータ16
0における電極移動周波数の最小周波数Fpmin(図38
に示す)より大きいかどうかを確認する。もし、現在出
力している波形の電極移動周波数Fpが最小周波数Fpmi
nより大きければ、ステップS743に進む。そうでな
ければ、このサブルーチンを終了して上記メインルーチ
ンにおけるステップS7011にリターンする。
【0237】ステップS743で、次の2式によって、
更新後のボリューム値(new_volume)に対する電力値P
OWERを逆算する。
【0238】 target = target×(new_volume/old_volume) POWER = (target)2 但し、targetは目標電流値、new_volumeは更新後のボ
リューム値、old_volumeは更新前のボリューム値であ
る。
【0239】ステップS744で、次式によって1/F
pkpゆらぎ則の指数kpを求める。
【0240】 kp=−(log10(POWER)−α)/log10(Fp) (αは定数) そして、求められた指数kpを上記RAM104内の指数
kpエリア167に保存する。
【0241】ステップS745で、上記メインルーチン
のステップS705における1/fゆらぎ制御サブルー
チン(図36)と同じ1/fゆらぎ制御サブルーチンを
実行することにより、ステップS744で求められた指
数kpに対する1/Fpkpゆらぎ則に沿った目標電流値tar
getを求め、そのD/A変換値を出力する。その後、こ
の指数kpの制御サブルーチンを終了して上記メインルー
チンにおけるステップS711にリターンする。
【0242】このように、この低周波治療器では、電極
パッド122の選択された導子対の間を流れる電流値が
目標電流値targetになるように操作量を制御するので、
人体の各部位の“凝り”の程度に応じて必要かつ十分な
電流を供給できる。しかも、1/Fpkpゆらぎ則を満た
すようにすることにより、不規則性の中にも秩序が導入
された刺激を人体に供給できる。したがって、唐突感が
ない刺激を供給でき、快適な治療を行うことができる。
また、使用者がゆらぎ周波数fの指数kpを変更して設定
するためのボリュームキー165を備えているので、使
用者が情緒状態に応じて上記指数kpを設定することによ
って、上記1/fゆらぎだけでなく、使用者が欲するゆ
らぎ(不規則だが或る程度の秩序がある)を持つ刺激を
供給できる。したがって、使用者の情緒状態に応じた快
適な治療を行うことができる。
【0243】(第9実施形態)図39は、第9実施形態
の低周波治療器におけるブロック構成を示している。な
お、簡単のため、第7実施形態の低周波治療器(図2
8)の構成要素と対応する構成要素には同一の参照数字
を付している。
【0244】LCD101、操作部102、電極選択テ
ーブル108、出力波形制御部109、低周波パルス出
力部110、昇圧部114、D/A変換器118、電極
パッド122、電流検出部129、A/D変換器13
3、操作量制御部107、スイッチ141〜145、ス
イッチ149〜153およびスイッチ154〜159
は、第7実施形態(図28)における、LCD101、操
作部102、電極選択テーブル108、出力波形制御部
109、低周波パルス出力部110、昇圧部114、D
/A変換器118、電極パッド122、電流検出部12
9、A/D変換器133、操作量制御部107、スイッ
チ141〜145、スイッチ149〜153およびスイ
ッチ154〜159と同じ構成で同様に動作する。
【0245】ROM105には、叩き周波数帯域と揉み
周波数帯域との境界周波数を示す叩き−揉み閾値(TA
−MO_THRESH)163と、低周波パルスデータ
160とが格納されている。低周波パルスデータ160
は、図29に示したように、波形パターン番号、パルス
幅、周期TP(周波数データ162)、波形出力期間T
R、波形休止期間TQ、導次対番号PAD_NUMを番
号毎に互いに対応付けて有するとともに、それぞれ2種
類の波形パターン繰り返し情報および電極移動周波数F
p161を有している。
【0246】この低周波治療器のCPU103における
1/fゆらぎ制御部106は、低周波パルスデータ16
0内の低周波パルスの周波数Fが叩き周波数帯域に属す
る周波数Ftと揉み周波数帯域に属する周波数Fmとのい
ずれであるかを判断して、パルス周波数Fが叩き周波数
帯域に属する場合はゆらぎ周波数fとしてパルス周波数
F(=Ft)を採用する一方、パルス周波数Fが揉み周
波数帯域に属する場合はゆらぎ周波数fとして電極移動
周波数Fpを採用する。そして、図42に示すように、
このゆらぎ周波数Ft、Fpと電力値POWERとがそれ
ぞれ叩き周波数帯域、揉み周波数帯域で別個に1/fゆ
らぎ則を満たすように、目標電流値targetを算出して設
定する。なお、便宜上、叩き周波数帯域の周波数Ftと
電力値POWERとの関係を1/ftゆらぎ則、電極移動
周波数Fpと電力値POWERとの関係を1/fpゆらぎ
則と呼ぶ。
【0247】図40は、上記CPU310によるメイン
ルーチンのフローチャートである。以下、図40に従っ
て、本実施形態におけるメインルーチンについて詳細に
説明する。
【0248】ステップS801で、上記操作部102に
おける起動キーが操作されて、低周波パルスの出力が指
令されたか否かが判別される。その結果、指令されてい
ればステップS802に進む。
【0249】ステップS802まで、上記出力波形制御
部109によって、ROM105に格納された低周波パ
ルスデータ160から、既に選定されている波形モード
に応じた波形態様情報が読み出される。
【0250】ステップS803〜ステップS805で、
第7実施形態のメインルーチン(図31)におけるステッ
プS606〜ステップS608と同様にして、電極選択
テーブル108を用いて選択された低周波パルス印加導
子対(S803)、操作量をD/A変換するD/A変換
手段(S804)、電流を検出する電流検出手段が接続
される(S805)。
【0251】ステップS806で、1/fゆらぎ制御部
106によって後に詳述する1/fゆらぎ制御サブルー
チンが実行されて、目標電流値targetが設定される。
【0252】ステップS807〜ステップS813で、
第7実施形態のメインルーチン(図31)におけるステッ
プS609〜ステップS615と同様の処理が実行され
る。すなわち、第1実施形態におけるパルス出力制御サ
ブルーチン(図4)と同じパルス出力制御サブルーチン
が実行され、電流値読み込み可能(フラグAD_FLA
G=1)であれば(S808)、上記指定された導子対
の間を流れる電流値が検出され(S809)、電流パッ
ド122の導子対の間を流れる電流値がステップS80
6で求められた目標電流値targetになるように、第1実
施形態における電流制御サブルーチン(図6)と同じ電
流制御サブルーチンが実行される(S810)。さら
に、波形休止期間(タイマT2>波形出力期間TR)に入
ると(S811)、低周波パルス出力状態を表すフラグ
Fに“0"がセットされる(S812)。低周波パルス
の出力終了が指令されていれば(S813)、このメイ
ンルーチンを終了する。
【0253】図41は、1/fゆらぎ制御サブルーチン
のフローチャートである。以下、図41に従って、この
1/fゆらぎ制御サブルーチンについて詳細に説明す
る。
【0254】ステップS821で、上記メインルーチン
のステップS822において読み出された波形態様情報
が、図29で示される波形パターン番号の1又は5で示
される波形パターン繰り返し指示情報なのか、波形パタ
ーン番号2〜4、6〜8で示されるような低周波パルス
情報(パルス幅、周期、導子対番号等)であるのかを判別
する。その結果、波形パターン繰り返し指示情報であれ
ば、ステップS822に進む。そうでなければ、ステッ
プS824にスキップする。
【0255】ステップS822で、低周波パルスデータ
160内の電極移動周波数Fp161を読み出し、ステ
ップS823で、再度、低周波パルスデータ160か
ら、波形態様情報(低周波パルス情報)を読み出す。
【0256】ステップS824で、ROM105内の叩
き−揉み閾値TA−MO_THRESH163と、上記
メインルーチンのステップS802またはステップS8
03で読み込まれたパルス周波数Fとを比較して、この
パルス周波数Fが叩き周波数帯域と揉み周波数帯域との
いずれに属するかを判定する。F<TA−MO_THR
ESHであり、パルス周波数が叩き周波数帯域に属して
いればF=FtとしてステップS825に進む。F>T
A−MO_THRESHであり、パルス周波数が揉み周
波数帯域に属していればF=FpとしてステップS82
6に進む。
【0257】ステップS825で、図42に示すよう
に、叩き周波数帯域でパルス周波数Ftと電力値POW
ERとが1/ftゆらぎ則を満たすように、すなわち、パ
ルス周波数Ftと電力値POWERとの関係が両対数グ
ラフ上で傾き−1の直線で表されるように、次式より、
ステップS821で読み出されたゆらぎ周波数Ftを用
いて電力値POWERを算出する。
【0258】 log10(POWER) = −log10(Ft) + α (αは定数) ステップS826で、ステップS825と同様に、揉み
周波数帯域で電極移動周波数Fpと電力値POWERと
が1/fpゆらぎ則を満たすように、すなわち、電極移動
周波数Fpと電力値POWERとの関係が両対数グラフ
上で傾き−1の別個の直線で表されるように、次式よ
り、ステップS822で読み出された電極移動周波数F
pを用いて電力値POWERを算出する。
【0259】 log10(POWER) = −log10(Fp) + β (βは定数) ステップS827、ステップS828で、第1実施形態
の1/fゆらぎ制御サブルーチン(図3)におけるステッ
プS23、ステップS24と同様にして、目標電流値ta
rgetを算出し、上記電極パッド122の上記指定された
導子対の間を流れる電流が目標電流値targetになるよう
にD/A変換値を出力する。その後、この1/fゆらぎ
制御サブルーチンを終了して上記メインルーチンにリタ
ーンする。
【0260】このように、この低周波治療器では、1/
fゆらぎ制御部106は、低周波パルスが取り得る周波
数帯域を叩き周波数帯域と揉み周波数帯域とに区分し
て、それぞれ叩き周波数帯域、揉み周波数帯域で別個に
1/fゆらぎ則を満たすように、目標電流値targetを算
出して設定するので、叩き波形と揉み波形との間で電気
的な刺激の強弱の差を解消できる。しかも、区分された
それぞれの周波数帯域で別個に1/fゆらぎを持つ刺激
を供給できる。したがって、快適な治療を行うことがで
きる。
【0261】(第10実施形態)図43は、第10実施
形態の低周波治療器におけるブロック構成を示してい
る。なお、簡単のため、第7実施形態の低周波治療器
(図28)の構成要素と対応する構成要素には同一の参
照数字を付している。
【0262】LCD101、操作部102、電極選択テ
ーブル108、出力波形制御部109、低周波パルス出
力部110、昇圧部114、D/A変換器118、電極
パッド122、電流検出部129、A/D変換器13
3、操作量制御部107、スイッチ141〜145、ス
イッチ149〜153およびスイッチ154〜159
は、第7実施形態(図28)における、LCD101、操
作部102、電極選択テーブル108、出力波形制御部
109、低周波パルス出力部110、昇圧部114、D
/A変換器118、電極パッド122、電流検出部12
9、A/D変換器133、操作量制御部107、スイッ
チ141〜145、スイッチ149〜153およびスイ
ッチ154〜159と同じ構成で同様に動作する。
【0263】低周波パルスデータ160、電極移動周波
数161、周波数データ162および叩き−揉み閾値1
63は、第9実施形態(図39)における、低周波パルス
データ160、電極移動周波数161、周波数データ1
62および叩き−揉み閾値163と同じ構成で同様に動
作する。
【0264】この低周波治療器のCPU103における
1/fゆらぎ制御部106は、低周波パルスデータ16
0内の低周波パルスの周波数Fが叩き周波数帯域と揉み
周波数帯域とのいずれに属するかを判断して、周波数デ
ータ162が叩き周波数帯域に属する場合はゆらぎ周波
数fとしてその周波数Ftを採用する一方、周波数データ
162が揉み周波数帯域に属する場合はゆらぎ周波数f
として電極移動周波数Fpを採用する。そして、図47
に示すように、このゆらぎ周波数Ft、Fpと電力値PO
WERとがそれぞれ叩き周波数帯域、揉み周波数帯域で
別個に1/fkゆらぎ則を満たすように、目標電流値targ
etを算出して設定する。すなわち、叩き周波数帯域では
指数ktを導入し、ゆらぎ周波数Ftと電力値POWER
との関係が両対数グラフ上で傾き−ktの直線で表される
ように、目標電流値targetを算出して設定する。一方、
揉み周波数帯域では指数kpを導入し、ゆらぎ周波数Fp
と電力値POWERとが両対数グラフ上で傾き−kpの直
線で表されるように、目標電流値targetを算出して設定
する。なお、便宜上、叩き周波数帯域の周波数Ftと電
力値POWERとの関係を1/ftktゆらぎ則、揉み周波
数帯域の周波数Fpと電力値POWERとの関係を1/f
pkpゆらぎ則と呼ぶ。これと共に、1/fゆらぎ制御部1
06は、操作部102内に設けられている低周波パルス
の出力強度を調整するボリュームキー165の操作をモ
ニターし、ボリュームキーの操作量に従い、1/ftkt
らぎ則の指数kt又は1/fpkpゆらぎ則の指数kpを更新す
る。さらに、更新された指数kt又はkpをRAM104内
の指数ktエリア166、指数kpエリア167にそれぞれ
保存する。
【0265】図44は、上記CPU103によるメイン
ルーチンのフローチャートである。以下、図44に従っ
て、本実施形態におけるメインルーチンについて詳細に
説明する。
【0266】ステップS901で、上記操作部102に
おける起動キーが操作されて、低周波パルスの出力が指
令されたか否かが判別される。その結果、指令されてい
ればステップS902に進む。
【0267】ステップS902で、1/ftktゆらぎ則の
指数ktおよび1/fpkpゆらぎ則の指数kpを1に初期設定
する。
【0268】ステップS903で、上記出力波形制御部
109によって、ROM105に格納された低周波パル
スデータ160から、既に選定されている波形モードに
応じた波形態様情報が読み出される。
【0269】ステップS904〜ステップS906で、
第9実施形態のメインルーチン(図40)におけるステッ
プS803〜ステップS805と同様の処理が実行され
る。すなわち、電極選択テーブル108を用いて選択さ
れた低周波パルスを印加する導子対(S904)、操作
量を変換するD/A変換手段(S905)、電流を検出
する電流検出手段が接続される(S906)。
【0270】ステップS907で、1/fゆらぎ制御部
106によって後に詳述するような1/fゆらぎ制御サ
ブルーチンが実行されて、目標電流値targetが設定され
る。
【0271】ステップS908で、波形態様情報と、操
作部102内のボリュームキー165の操作状態とに基
づいて、1/fゆらぎ制御部106によって後に詳述す
るような指数kt、kpの制御サブルーチンが実行される。
【0272】ステップS909〜ステップS915で、
第9実施形態のメインルーチン(図40)におけるステッ
プS807〜ステップS813と同様の処理が実行され
る。すなわち、第1実施形態におけるパルス出力制御サ
ブルーチン(図4)と同じパルス出力制御サブルーチン
が実行され(S909)、電流値読み込み可能(フラグ
AD_FLAG=1)であれば(S910)、上記指定
された導子対の間を流れる電流値が検出され(S91
1)、電極パッド122の導子対の間を流れる電流値が
ステップS907またはステップS908で求められた
目標電流値targetになるように、第1実施形態における
電流制御サブルーチン(図6)と同じ電流制御サブルー
チンが実行される(S912)。波形休止期間(タイマ
T2>波形出力期間TR)に入ると(S913)、低周
波パルス出力状態を表すフラグFに“0"がセットされ
る(S914)。低周波パルスの出力終了が指令されて
いれば(S915)、このメインルーチンを終了する。
【0273】図45は、図44に示すメインルーチンの
ステップS907において実行される1/fゆらぎ制御
サブルーチンのフローチャートである。以下、図45に
従って、この1/fゆらぎ制御サブルーチンについて詳
細に説明する。
【0274】ステップS921で、上記メインルーチン
のステップS923において読み出された波形態様情報
が、波形パターン繰り返し指示情報なのか、低周波パル
ス情報(パルス幅、周期、導子対番号等)であるのかを判
別する。その結果、波形パターン繰り返し指示情報であ
れば、ステップS922に進む。そうでなければ、ステ
ップS924にスキップする。
【0275】ステップS922で、低周波パルスデータ
160内の電極移動周波数Fp161を読み出し、ステ
ップS923で、再度、低周波パルスデータ160から
波形態様情報(低周波パルス情報)を読み出す。
【0276】ステップS924で、ROM105内の叩
き−揉み閾値TA−MO_THRESH163と、上記
メインルーチンのステップS902又はステップS90
3で読み込まれたパルス周波数Fとを比較して、このパ
ルス周波数Fが叩き周波数帯域と揉み周波数帯域とのい
ずれに属するかを判定する。F<TA−MO_THRE
SHであり、パルス周波数が叩き周波数帯域に属してい
ればF=FtとしてステップS925に進む。F>TA
−MO_THRESHであり、パルス周波数が揉み周波
数帯域に属していればF=FpとしてステップS926
に進む。
【0277】ステップS925で、図47に示すよう
に、叩き周波数帯域でパルス周波数Ftと電力値POW
ERとが1/ftktゆらぎ則を満たすように、次式より、
上記メインルーチン内のステップS903で読み出され
たパルス周波数Ftと、上記メインルーチン内のステッ
プS902で初期化された指数kt又は上記メインルーチ
ン内のステップS908内で更新された指数ktを用いて
電力値POWERを算出する。
【0278】 log10(POWER) = −ktlog10(Ft) + α (αは定数) ステップS926で、ステップS925と同様に、揉み
周波数帯域で電極移動周波数Fpと電力値POWERと
が1/fpkpゆらぎ則を満たすように、次式より、ステッ
プS922で読み出された電極移動周波数Fpと、上記
メインルーチン内のステップS902で初期化された指
数kp又は上記メインルーチン内のステップS908内で
更新された指数kpとを用いて電力値POWERを算出す
る。
【0279】 log10(POWER) = −kplog10(Fp) + β (βは定数) ステップS927、ステップS928で、第1実施形態
の1/fゆらぎ制御サブルーチン(図3)におけるステッ
プS23、ステップS24と同様にして、目標電流値ta
rgetを算出し、上記電極パッド122の上記指定された
導子対の間を流れる電流が目標電流値targetになるよう
にD/A変換値を出力する。その後、この1/fゆらぎ
制御サブルーチンを終了して上記メインルーチンにリタ
ーンする。
【0280】図46は、図44に示すメインルーチンの
ステップS908において実行される指数kt、kpの制御
サブルーチンのフローチャートである。以下、図46に
従って、この指数kt、kpの制御サブルーチンについて詳
細に説明する。
【0281】ステップS941で、上記操作部102内
に設けられているボリュームキー165をモニターし、
ボリュームキー操作があればステップS942に進む。
ステップS941でボリュームキー操作がなければ、指
数kt、kpを更新する必要はないので、このサブルーチン
を終了して上記メインルーチンにおけるステップS90
9にリターンする。
【0282】ステップS942で、ROM105内の叩
き−揉み閾値TA−MO_THRESH163と現在出
力されている低周波パルスの周波数Fとを比較して、こ
のパルス周波数Fが叩き周波数帯域と揉み周波数帯域と
のいずれに属するかを判定する。F<TA−MO_TH
RESHであり、パルス周波数が叩き周波数帯域に属し
ていればF=FtとしてステップS943に進む。F>
TA−MO_THRESHであり、パルス周波数が揉み
周波数帯域に属していれば低周波パルスデータ60内の
電極移動周波数161よりFpを読み出し、F=Fpとし
てステップS946に進む。
【0283】ステップS943で、現在出力されている
低周波パルスの叩き周波数Ftが、低周波パルスデータ
160における最小叩き周波数Ftmin(図47に示す)よ
り大きいかどうかを確認する。もし、現在出力している
低周波パルスの叩き周波数Ftが最小叩き周波数Ftmin
より大きければ、ステップS944に進む。そうでなけ
れば、このサブルーチンを終了して上記メインルーチン
におけるステップS909にリターンする。
【0284】ステップS944で、次の2式によって、
更新後のボリューム値(new_volume)に対する電力値P
OWERを逆算する。
【0285】 target = target×(new_volume/old_volume) POWt = (target)2 但し、targetは目標電流値、new_volumeは更新後のボ
リューム値、old_volumeは更新前のボリューム値であ
る。
【0286】ステップS945で、次式によって1/ft
ktゆらぎ則の指数ktを求める。
【0287】 kt=−(log10(POWt)−α)/log10(Ft) (αは定数) そして、求められた指数ktを上記RAM104内の指数
ktエリア166に保存する。
【0288】ステップS946〜ステップS947で、
ステップS943〜ステップS945と同様にして、電
極移動周波数Fpについて、電極移動周波数の最小周波
数Fpmin(図47に示す)より大きいかどうかを確認し、
もし、現在出力している低周波パルス群の電極移動周波
数Fpが電極移動周波数の最小周波数Fpminより大きけ
れば、次の2式によって、更新後のボリューム値(new_
volume)に対する電力値POWER(POWp)を逆算す
る。
【0289】 target = target×(new_volume/old_volume) POWp = (target)2 但し、targetは目標電流値、new_volumeは更新後のボ
リューム値、old_volumeは更新前のボリューム値であ
る。
【0290】そして、ステップS948で、次式によっ
て1/fpkpゆらぎ則の指数kpを求める。
【0291】 kp=−(log10(POWp)−α)/log10(Fp) (αは定数) そして、求められた指数kpを上記RAM104内の指数
kpエリア167に保存する。
【0292】ステップS949で、上記メインルーチン
のステップS907における1/fゆらぎ制御サブルー
チン(図45)と同じ1/fゆらぎ制御サブルーチンを
実行する。これにより、ステップS945またはステッ
プS948で求められた指数ktまたはkpに関してそれぞ
れ1/ftktゆらぎ則、1/fpkpゆらぎ則を満たすような
目標電流値targetを求め、そのD/A変換値を出力す
る。その後、この指数kt、kpの制御サブルーチンを終了
して上記メインルーチンにおけるステップS909にリ
ターンする。
【0293】このように、この低周波治療器では、1/
fゆらぎ制御部106は、低周波パルスが取り得る周波
数帯域を叩き周波数帯域と揉み周波数帯域とに区分し
て、それぞれ叩き周波数帯域、揉み周波数帯域で別個に
1/fkゆらぎ則を満たすように、目標電流値targetを算
出して設定するので、叩き波形と揉み波形との間で電気
的な刺激の強弱の差を解消できる。しかも、区分された
それぞれの周波数帯域で別個に1/fゆらぎ等を持つ刺
激を供給できる。したがって、快適な治療を行うことが
できる。
【0294】また、この低周波治療器は、使用者がゆら
ぎ周波数fの指数ktおよびkpを変更して設定するための
ボリュームキー165を備えているので、使用者が情緒
状態に応じて上記指数kt、kpを設定することによって、
叩き周波数帯域、揉み周波数帯域において、それぞれ使
用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序があ
る)を持つ叩き刺激、揉み刺激を供給できる。したがっ
て、使用者の情緒状態に応じた快適な治療を行うことが
できる。なお、使用者が望むならば、指数ktおよびkpを
異なる値に設定することによって、叩き刺激、揉み刺激
の強弱の差をつけることもできる。
【0295】(第11実施形態)図48は、第11実施
形態の低周波治療器におけるブロック構成を示してい
る。なお、簡単のため、第7実施形態の低周波治療器
(図28)の構成要素と対応する構成要素には同一の参
照数字を付している。
【0296】LCD101、操作部102、電極選択テ
ーブル108、出力波形制御部109、低周波パルス出
力部110、昇圧部114、D/A変換器118、電極
パッド122、電流検出部129、A/D変換器13
3、操作量制御部107、スイッチ141〜145、ス
イッチ149〜153およびスイッチ154〜159
は、第7実施形態(図28)における、LCD101、操
作部102、電極選択テーブル108、出力波形制御部
109、低周波パルス出力部110、昇圧部114、D
/A変換器118、電極パッド122、電流検出部12
9、A/D変換器133、操作量制御部107、スイッ
チ141〜145、スイッチ149〜153およびスイ
ッチ154〜159と同じ構成で同様に動作する。
【0297】低周波パルスデータ160、電極移動周波
数161、周波数データ162および叩き−揉み閾値1
63は、第9実施形態(図39)における、低周波パルス
データ160、電極移動周波数161、周波数データ1
62および叩き−揉み閾値163と同じ構成で同様に動
作する。
【0298】ON−OFF周期データ164およびボリ
ュームキー165は、第6実施形態(図23)における、
ON−OFF周期データ19およびボリュームキー17
と同じ構成で同様に動作する。
【0299】操作部102には、使用者が図7、図1
5、図23、図34および図43に示したメインルーチ
ン(1/fゆらぎ制御サブルーチン等を含む。以下、単
に「処理」という。)のうちいずれかを選択するための
処理選択手段としての選択キー168が設けられてい
る。
【0300】この低周波治療器のCPU103における
1/fゆらぎ制御部106は、上記選択キー168の操
作により選択された処理に応じて、その処理が含む1/
fゆらぎ制御サブルーチンを実行して目標電流値target
を算出する。これと共に、操作部102内に設けられて
いる低周波パルスの出力強度を調整するボリュームキー
165の操作をモニターする。この指数設定手段として
のボリュームキーの操作量に従い、現在出力されている
低周波パルスの周波数F又は電極移動周波数Fpに従
い、1/fkゆらぎ則の指数kを更新する。さらに、更新
された指数kをRAM104内の指数エリア169に保
存する。
【0301】図49は、上記CPU103による総合的
な低周波治療制御処理動作のフローチャートである。以
下、図49に従って、本実施形態における低周波治療制
御処理動作について詳細に説明する。
【0302】ステップS1021で、上記操作部102
内の選択キー168をモニターし、図7、図15、図2
3、図34および図43に示した処理のうちいずれかが
選択されるのを待つ。いずれかの処理が選択されたな
ら、ステップS1022へ進む。
【0303】ステップS1022で、どの処理が選択さ
れたかを判断して、その選択されたルーチンを実行する
ためのステップ(S1023〜S1027)へ進む。
【0304】ステップS1023では、第2実施形態の
図8に示す処理が実行される。
【0305】ステップS1024では、第4実施形態の
図16に示す処理が実行される。
【0306】ステップS1025では、第6実施形態の
図24に示す処理が実行される。
【0307】ステップS1026では、第8実施形態の
図35に示す処理が実行される。
【0308】ステップS1027では、第10実施形態
の図44に示す処理が実行される。
【0309】上記各処理が実行された後、この低周波治
療制御処理動作が終了する。
【0310】このように、この低周波治療器は、使用者
が情緒状態に応じて上記処理のうちいずれかを選択する
ことによって、快適な治療を行うことができる。また、
この低周波治療器は、使用者が上記ゆらぎ周波数fの指
数を変更して設定するためのボリュームキー165を備
えているので、使用者が情緒状態に応じて上記指数を設
定することによって、叩き周波数帯域、揉み周波数帯域
において、それぞれ使用者が欲するゆらぎ(不規則だが
或る程度の秩序がある)を持つ叩き刺激、揉み刺激を供
給できる。したがって、使用者の情緒状態に応じた快適
な治療を行うことができる。また、図16、図24、図
44に示す処理を選択した場合は、使用者が望むなら
ば、二つの指数を異なる値に設定することによって、叩
き刺激、揉み刺激の強弱の差をつけることもできる。
【0311】(第12実施形態)この第12実施形態で
は、第10実施形態の低周波治療器(図43)と同一ブ
ロック構成を持つ低周波治療器について、別の制御処理
動作を説明する。なお、第10実施形態の低周波治療器
と同一のブロック構成を持つため、ブロック図は省略す
る。
【0312】この低周波治療器では、LCD101、操
作部102、電極選択テーブル108、出力波形制御部
109、低周波パルス出力部110、昇圧部114、D
/A変換器118、電極パッド122、電流検出部12
9、A/D変換器133、操作量制御部107、スイッ
チ141〜145、スイッチ149〜153およびスイ
ッチ154〜159は、第7実施形態(図28)におけ
る、LCD101、操作部102、電極選択テーブル1
08、出力波形制御部109、低周波パルス出力部11
0、昇圧部114、D/A変換器118、電極パッド1
22、電流検出部129、A/D変換器133、操作量
制御部107、スイッチ141〜145、スイッチ14
9〜153およびスイッチ154〜159と同じ構成で
同様に動作する。
【0313】低周波パルスデータ160、電極移動周波
数161、周波数データ162および叩き−揉み閾値1
63は、第9実施形態(図39)における、低周波パルス
データ160、電極移動周波数161、周波数データ1
62および叩き−揉み閾値163と同じ構成で同様に動
作する。
【0314】また、この低周波治療器のCPU103に
おける1/fゆらぎ制御部106は、第10実施形態(図
43)における1/fゆらぎ制御部106と同じ動作を行
う。
【0315】一方、記憶部としてのRAM104は電池
でバックアップされており、この低周波治療器の非動作
時にも、1/ftktゆらぎ則の指数ktおよび1/fpkpゆら
ぎ則の指数kpを指数ktエリア166、指数kpエリア16
7にそれぞれ保存できるようになっている。
【0316】図50は、上記CPU3によるメインルー
チンのフローチャートである。以下、図50に従って、
本実施形態におけるメインルーチンについて詳細に説明
する。
【0317】ステップS1101で、上記操作部102
内の選択キーが操作されて、低周波パルスの出力が指令
されたか否かが判別される。その結果、指令されていれ
ばステップS1102に進む。
【0318】ステップS1102で、1/ftktゆらぎ則
の指数ktおよび1/fpkpゆらぎ則の指数kpを、電池でバ
ックアップされたRAM104内の指数ktエリア166
および指数kpエリア167から読み出す。
【0319】ステップS1103で、上記出力波形制御
部109によって、ROM105に格納された低周波パ
ルスデータ160から、既に選定されている波形モード
に応じた波形態様情報が読み出される。
【0320】ステップS1104〜ステップS1106
で、第10実施形態のメインルーチン(図44)における
ステップS904〜ステップS906と同じ処理が実行
される。すなわち、電極選択テーブル108を用いて選
択された低周波パルスを印加する導子対(S110
4)、操作量を変換するD/A変換手段(S110
5)、電流を検出する電流検出手段が接続される(S1
106)。
【0321】ステップS1107で、図45に示す1/
fゆらぎ制御サブルーチンと同じ1/fゆらぎ制御サブル
ーチンが実行されて、目標電流値targetが設定される。
【0322】ステップS1108で、波形態様情報と、
操作部102内のボリュームキー165の操作状態とに
基づいて、1/fゆらぎ制御部106によって後に詳述
するような指数kt、kpの制御サブルーチンが実行され
る。このサブルーチン内で、更新された指数ktおよびkp
は、電池でバックアップされたRAM104に保存され
る。
【0323】ステップS1109〜ステップS1115
で、第10実施形態のメインルーチン(図44)における
ステップS909〜ステップS915と同様の処理が実
行される。すなわち、第1実施形態におけるパルス出力
制御サブルーチン(図4)と同じパルス出力制御サブル
ーチンが実行され(S1109)、電流値読み込み可能
(フラグAD_FLAG=1)であれば(S1110)、
上記指定された導子対の間を流れる電流値が検出され
(S1111)、電極パッド122の導子対の間を流れ
る電流値がステップS1107またはステップS110
8で求められた目標電流値targetになるように、第1実
施形態における電流制御サブルーチン(図6)と同じ電
流制御サブルーチンが実行される(S1112)。波形
休止期間(タイマT2>波形出力期間TR)に入ると(S
1113)、低周波パルス出力状態を表すフラグFに
“0"がセットされる(S1114)。低周波パルスの
出力終了が指令されていれば(S1115)、このメイ
ンルーチンを終了する。
【0324】このように、この低周波治療器は、電池で
バックアップされたRAM104を備えているので、動
作開始時にRAM104の指数エリア166,167の
内容を参照することによって、前回の動作時に設定され
ていた指数kt、kpの値を用いて動作を行うことができ
る。したがって、使用者が改めて指数kt、kpの値を設定
しなくても、即座に前回の動作状態を再現でき、使い勝
手を良くすることができる。
【0325】なお、第2実施形態、第4実施形態、第6
実施形態、第8実施形態におけるRAM4,104を電
池でバックアップされたものとしても良い。そのように
した場合、これらの実施形態におけるゆらぎ周波数fの
指数を、この治療器の非動作時にも保存することがで
き、同様の効果を奏することができる。
【0326】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の低
周波治療器では、導子対の間を流れる電流値が目標電流
値になるように、操作量が制御されるので、人体の各部
位の“凝り”の程度に応じて必要かつ十分な電流を供給
できる。しかも、1/fkゆらぎ則を満たすようにするこ
とにより、不規則性の中にも秩序が導入された刺激を人
体に供給できる。したがって、唐突感がない刺激を供給
でき、快適な治療を行うことができる。特に、ゆらぎ周
波数fの指数kをk=1に設定して1/fゆらぎ則を満たす
ようにすることにより、一般に人に快適感を与えると言
われる1/fゆらぎを持つ刺激を供給できる。したがっ
て、一般的に快適な治療を行うことができる。
【0327】請求項2の低周波治療器では、使用者が上
記ゆらぎ周波数fの指数kを変更して設定するための指数
設定手段を備えているので、使用者が情緒状態に応じて
上記指数kを設定することによって、上記1/fゆらぎだ
けでなく、使用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度
の秩序がある)を持つ刺激を供給できる。したがって、
使用者の情緒状態に応じた快適な治療を行うことができ
る。
【0328】請求項3の低周波治療器では、上記1/f
ゆらぎ制御部は、上記低周波パルスが取り得る周波数帯
域を周波数が小さい側の叩き周波数帯域と周波数が大き
い側の揉み周波数帯域とに区分する。そして、上記叩き
周波数帯域では、上記ゆらぎ周波数fのkt乗(ただし、k
tは正の定数)と上記電力値とが反比例関係となるよう
に、上記導子対の間を流れる電流についての目標電流値
を算出して設定する。一方、上記揉み周波数帯域では、
上記ゆらぎ周波数fのkm乗(ただし、kmは正の定数)と
上記電力値とが反比例関係となるように、上記導子対の
間を流れる電流についての目標電流値を算出して設定す
る。この結果、叩き波形と揉み波形との間で電気的な刺
激の強弱の差を解消できる。しかも、区分されたそれぞ
れの周波数帯域で別個に1/fゆらぎ等を持つ刺激を供
給できる。したがって、さらに快適な治療を行うことが
できる。
【0329】請求項4の低周波治療器では、使用者が上
記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkmを変更して設定する
ための指数設定手段を備えているので、使用者が情緒状
態に応じて上記指数kt、kmを設定することによって、叩
き周波数帯域、揉み周波数帯域において、それぞれ使用
者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序がある)
を持つ叩き刺激、揉み刺激を供給できる。したがって、
使用者の情緒状態に応じた快適な治療を行うことができ
る。なお、使用者が望むならば、指数ktおよびkmを異な
る値に設定することによって、叩き刺激、揉み刺激の強
弱の差をつけることもできる。
【0330】請求項5の低周波治療器では、1/fゆら
ぎ制御部は、上記低周波パルスが取り得る周波数帯域を
周波数が小さい側の叩き周波数帯域と周波数が大きい側
の揉み周波数帯域とに区分する。そして、上記叩き周波
数帯域では、上記低周波パルスの周波数をゆらぎ周波数
fとして採用し、このゆらぎ周波数のkt乗(ただし、kt
は正の定数)と、上記導子対の間を流れる電流が人体に
与える電力値とが反比例関係となるように、上記導子対
の間を流れる電流についての目標電流値を算出して設定
する。一方、上記揉み周波数帯域では、上記低周波パル
ス群を周期的に出力、休止させるためのオンオフ周波数
をゆらぎ周波数fとして採用し、このゆらぎ周波数fのko
乗(ただし、koは正の定数)と、上記導子対の間を流れ
る電流が人体に与える電力値とが反比例関係となるよう
に、上記導子対の間を流れる電流についての目標電流値
を算出して設定する。この結果、叩き波形と揉み波形と
の間で電気的な刺激の強弱の差を解消できる。しかも、
区分されたそれぞれの周波数帯域で別個に1/fゆらぎ
等を持つ刺激を供給できる。したがって、快適な治療を
行うことができる。
【0331】請求項6の低周波治療器では、使用者が上
記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkoを変更して設定する
ための指数設定手段を備えているので、使用者が情緒状
態に応じて上記指数kt、koを設定することによって、叩
き周波数帯域、揉み周波数帯域において、それぞれ使用
者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序がある)
を持つ叩き刺激、揉み刺激を供給できる。したがって、
使用者の情緒状態に応じた快適な治療を行うことができ
る。なお、使用者が望むならば、指数ktおよびkoを異な
る値に設定することによって、叩き刺激、揉み刺激の強
弱の差をつけることもできる。
【0332】請求項7の低周波治療器では、1/fゆら
ぎ制御部は、上記導子対を周期的に選択するための電極
移動周波数をゆらぎ周波数fとして採用する。そして、
このゆらぎ周波数fのkp乗(ただし、kpは正の定数)
と、上記導子対の間を流れる電流が人体に与える電力値
とが反比例関係となるように、上記導子対の間を流れる
電流についての目標電流値を算出して設定する。このよ
うに、選択された導子対の間を流れる電流値が上記目標
電流値になるように、上記操作量が制御されるので、人
体の各部位の“凝り”の程度に応じて必要かつ十分な電
流を供給できる。しかも、1/fkpゆらぎ則を満たすよ
うにすることにより、不規則性の中にも秩序が導入され
た刺激が人体に供給される。したがって、唐突感がない
刺激を供給でき、快適な治療を行うことができる。特
に、ゆらぎ周波数fの指数kpをkp=1に設定して1/fゆ
らぎ則を満たすようにすることにより、一般に人に快適
感を与えると言われる1/fゆらぎを持つ刺激を供給で
きる。したがって、一般的に快適な治療を行うことがで
きる。
【0333】請求項8の低周波治療器では、使用者が上
記ゆらぎ周波数fの指数kpを変更して設定するための指
数設定手段を備えているので、使用者が情緒状態に応じ
て上記指数kpを設定することによって、上記1/fゆら
ぎだけでなく、使用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る
程度の秩序がある)を持つ刺激を供給できる。したがっ
て、使用者の情緒状態に応じた快適な治療を行うことが
できる。
【0334】請求項9の低周波治療器では、1/fゆら
ぎ制御部は、上記低周波パルスが取り得る周波数帯域を
周波数が小さい側の叩き周波数帯域と周波数が大きい側
の揉み周波数帯域とに区分する。そして、上記叩き周波
数帯域では、上記低周波パルスの周波数をゆらぎ周波数
fとして採用し、このゆらぎ周波数のkt乗(ただし、kt
は正の定数)と、上記導子対の間を流れる電流が人体に
与える電力値とが反比例関係となるように、上記導子対
の間を流れる電流についての目標電流値を算出して設定
する。一方、上記揉み周波数帯域では、上記導子対を周
期的に選択するための電極移動周波数をゆらぎ周波数f
として採用し、このゆらぎ周波数fのkp乗(ただし、kp
は正の定数)と、上記導子対の間を流れる電流が人体に
与える電力値とが反比例関係となるように、上記導子対
の間を流れる電流についての目標電流値を算出して設定
する。この結果、叩き波形と揉み波形との間で電気的な
刺激の強弱の差を解消できる。しかも、区分されたそれ
ぞれの周波数帯域で別個に1/fゆらぎ等を持つ刺激を
供給できる。したがって、快適な治療を行うことができ
る。
【0335】請求項10の低周波治療器では、使用者が
上記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkpを変更して設定す
るための指数設定手段を備えているので、使用者が情緒
状態に応じて上記指数kt、kpを設定することによって、
叩き周波数帯域、揉み周波数帯域において、それぞれ使
用者が欲するゆらぎ(不規則だが或る程度の秩序があ
る)を持つ叩き刺激、揉み刺激を供給できる。したがっ
て、使用者の情緒状態に応じた快適な治療を行うことが
できる。なお、使用者が望むならば、指数ktおよびkpを
異なる値に設定することによって、叩き刺激、揉み刺激
の強弱の差をつけることもできる。
【0336】請求項11の低周波治療器は、請求項1、
3、5、7および9に記載の各1/fゆらぎ制御部と、
使用者が上記1/fゆらぎ制御部のうちのいずれかを選
択するための処理選択手段とを備えているので、使用者
が情緒状態に応じて上記1/fゆらぎ制御部のいずれか
を選択することによって、快適な治療を行うことができ
る。また、この低周波治療器は使用者が上記ゆらぎ周波
数fの指数を変更して設定するための指数設定手段を備
えているので、使用者が情緒状態に応じて上記指数を設
定することによって、叩き周波数帯域、揉み周波数帯域
において、それぞれ使用者が欲するゆらぎ(不規則だが
或る程度の秩序がある)を持つ叩き刺激、揉み刺激を供
給できる。したがって、使用者の情緒状態に応じた快適
な治療を行うことができる。また、請求項3、5および
9に記載の1/fゆらぎ制御部を選択した場合は、使用
者が望むならば、それぞれ導入され二つの指数を異なる
値に設定することによって、叩き刺激、揉み刺激の強弱
の差をつけることもできる。
【0337】請求項12の低周波治療器は、この治療器
の非動作時に電池で駆動され、上記ゆらぎ周波数fの指
数を保存することができる記憶部を備えている。したが
って、この低周波治療器は、動作開始時に上記記憶部の
記憶内容を参照することによって、前回の動作時に設定
されていた指数を用いて動作を行うことができる。この
場合、使用者が改めて指数を設定しなくても、即座に前
回の動作状態を再現できる。したがって、使い勝手を良
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施形態の低周波治療器のブ
ロック構成を示す図である。
【図2】 上記低周波治療器のメインルーチンを示す図
である。
【図3】 上記低周波治療器の1/fゆらぎ制御サブル
ーチンを示す図である。
【図4】 上記低周波治療器のパルス出力制御サブルー
チンを示す図である。
【図5】 上記低周波治療器が採用したゆらぎ周波数F
と、電極パッドの導子対の間を流れる電流が人体に与え
る電力値POWERとの関係を示す図である。
【図6】 上記低周波治療器の電流制御サブルーチンを
示す図である。
【図7】 この発明の第2実施形態の低周波治療器のブ
ロック構成を示す図である。
【図8】 上記低周波治療器のメインルーチンを示す図
である。
【図9】 上記低周波治療器の1/fゆらぎ制御サブル
ーチンを示す図である。
【図10】 上記低周波治療器の指数kの制御サブルー
チンを示す図である。
【図11】 上記低周波治療器が採用したゆらぎ周波数
Fと、電極パッドの導子対の間を流れる電流が人体に与
える電力値POWERとの関係を示す図である。
【図12】 この発明の第3実施形態の低周波治療器の
ブロック構成を示す図である。
【図13】 上記低周波治療器の1/fゆらぎ制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図14】 上記低周波治療器が採用したゆらぎ周波数
Ft、Fmと、電極パッドの導子対の間を流れる電流が人
体に与える電力値POWERとの関係を示す図である。
【図15】 この発明の第4実施形態の低周波治療器の
ブロック構成を示す図である。
【図16】 上記低周波治療器のメインルーチンを示す
図である。
【図17】 上記低周波治療器の1/fゆらぎ制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図18】 上記低周波治療器の指数kt、kmの制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図19】 上記低周波治療器が採用したゆらぎ周波数
Ft、Fmと、電極パッドの導子対の間を流れる電流が人
体に与える電力値POWERとの関係を示す図である。
【図20】 この発明の第5実施形態の低周波治療器の
ブロック構成を示す図である。
【図21】 上記低周波治療器の1/fゆらぎ制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図22】 上記低周波治療器が採用したゆらぎ周波数
Ft、Foと、電極パッドの導子対の間を流れる電流が人
体に与える電力値POWERとの関係を示す図である。
【図23】 この発明の第6実施形態の低周波治療器の
ブロック構成を示す図である。
【図24】 上記低周波治療器のメインルーチンを示す
図である。
【図25】 上記低周波治療器の1/fゆらぎ制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図26】 上記低周波治療器の指数kt、koの制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図27】 上記低周波治療器が採用したゆらぎ周波数
Ft、Foと、電極パッドの導子対の間を流れる電流が人
体に与える電力値POWERとの関係を示す図である。
【図28】 この発明の第7実施形態の低周波治療器の
ブロック構成を示す図である。
【図29】 上記低周波治療器のROMに格納された低
周波パルスデータの内容を示す図である。
【図30】 上記低周波治療器のROMに格納された電
極選択テーブルの内容を示す図である。
【図31】 上記低周波治療器のメインルーチンを示す
図である。
【図32】 上記低周波治療器の1/fゆらぎ制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図33】 上記低周波治療器が採用したゆらぎ周波数
Fpと、電極パッドの導子対の間を流れる電流が人体に
与える電力値POWERとの関係を示す図である。
【図34】 この発明の第8実施形態の低周波治療器の
ブロック構成を示す図である。
【図35】 上記低周波治療器のメインルーチンを示す
図である。
【図36】 上記低周波治療器の1/fゆらぎ制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図37】 上記低周波治療器の指数kpの制御サブルー
チンを示す図である。
【図38】 上記低周波治療器が採用したゆらぎ周波数
Fpと、電極パッドの導子対の間を流れる電流が人体に
与える電力値POWERとの関係を示す図である。
【図39】 この発明の第9実施形態の低周波治療器の
ブロック構成を示す図である。
【図40】 上記低周波治療器のメインルーチンを示す
図である。
【図41】 上記低周波治療器の1/fゆらぎ制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図42】 上記低周波治療器が採用したゆらぎ周波数
Ft、Fpと、電極パッドの導子対の間を流れる電流が人
体に与える電力値POWERとの関係を示す図である。
【図43】 この発明の第10実施形態の低周波治療器
のブロック構成を示す図である。
【図44】 上記低周波治療器のメインルーチンを示す
図である。
【図45】 上記低周波治療器の1/fゆらぎ制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図46】 上記低周波治療器の指数kt、kpの制御サブ
ルーチンを示す図である。
【図47】 上記低周波治療器が採用したゆらぎ周波数
Ft、Fpと、電極パッドの導子対の間を流れる電流が人
体に与える電力値POWERとの関係を示す図である。
【図48】 この発明の第11実施形態の低周波治療器
のブロック構成を示す図である。
【図49】 上記低周波治療器の低周波制御処理動作の
フローを示す図である。
【図50】 この発明の第12実施形態の低周波治療器
のメインルーチンを示す図である。
【図51】 複数の導子対を持つ電極パッドを示す図で
ある。
【図52】 従来の低周波治療器の外観および電極パッ
ドを示す図である。
【符号の説明】 1,101 LCD 2,102 操作部 3,103 CPU 4,104 RAM 5,105 ROM 8,109 出力波形制御部 9,110 低周波パルス出力部 10,114 昇圧部 12,122 電極パッド 13,129 電流検出部 15,107 操作量制御部 16,106 1/fゆらぎ制御部 17,165 ボリュームキー

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に当接される少なくとも一対の導子
    を有し、低周波パルス出力部から出力された低周波パル
    スを上記導子対に印加して、人体の凝りや痛みを治療す
    る低周波治療器であって、 上記低周波パルスを操作量に応じた電圧値まで昇圧する
    昇圧部と、 上記低周波パルス出力部を制御して予め設定された波形
    態様に従って低周波周波パルス群を発生させるととも
    に、上記低周波パルスの周期に応じた上記操作量を出力
    して上記昇圧部に上記低周波パルスの電圧を設定させる
    出力波形制御部と、 上記低周波パルスが印加された導子対の間を流れる電流
    を検出する電流検出部と、 上記低周波パルスの周波数をゆらぎ周波数fとして採用
    し、このゆらぎ周波数fのk乗(ただし、kは正の定数)
    と、上記導子対の間を流れる電流が人体に与える電力値
    とが反比例関係となるように、上記導子対の間を流れる
    電流についての目標電流値を算出して設定する1/fゆ
    らぎ制御部と、 上記電流検出部が検出した検出電流値と、上記1/fゆ
    らぎ制御部が設定した目標電流値とに基づいて、上記導
    子対の間を流れる電流値が上記目標電流値になるよう
    に、上記操作量を制御する操作量制御部を備えたことを
    特徴とする低周波治療器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の低周波治療器におい
    て、 使用者が上記ゆらぎ周波数fの指数kを変更して設定する
    ための指数設定手段を備えたことを特徴とする低周波治
    療器。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の低周波治療器におい
    て、 上記1/fゆらぎ制御部は、 上記低周波パルスが取り得る周波数帯域を周波数が小さ
    い側の叩き周波数帯域と周波数が大きい側の揉み周波数
    帯域とに区分し、 上記叩き周波数帯域では、上記ゆらぎ周波数fのkt乗
    (ただし、ktは正の定数)と上記電力値とが反比例関係
    となるように、上記導子対の間を流れる電流についての
    目標電流値を算出して設定する一方、 上記揉み周波数帯域では、上記ゆらぎ周波数fのkm乗
    (ただし、kmは正の定数)と上記電力値とが反比例関係
    となるように、上記導子対の間を流れる電流についての
    目標電流値を算出して設定することを特徴とする低周波
    治療器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の低周波治療器におい
    て、 使用者が上記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkmを変更し
    て設定するための指数設定手段を備えたことを特徴とす
    る低周波治療器。
  5. 【請求項5】 人体に当接される少なくとも一対の導子
    を有し、低周波パルス出力部から出力された低周波パル
    スを上記導子対に印加して、人体の凝りや痛みを治療す
    る低周波治療器であって、 上記低周波パルスを操作量に応じた電圧値まで昇圧する
    昇圧部と、 上記低周波パルス出力部を制御して予め設定された波形
    態様に従って低周波周波パルス群を発生させるととも
    に、上記低周波パルスの周期に応じた上記操作量を出力
    して上記昇圧部に上記低周波パルスの電圧を設定させる
    出力波形制御部と、 上記低周波パルスが印加された導子対の間を流れる電流
    を検出する電流検出部と、 上記低周波パルスが取り得る周波数帯域を周波数が小さ
    い側の叩き周波数帯域と周波数が大きい側の揉み周波数
    帯域とに区分し、上記叩き周波数帯域では、上記低周波
    パルスの周波数をゆらぎ周波数fとして採用し、このゆ
    らぎ周波数のkt乗(ただし、ktは正の定数)と、上記導
    子対の間を流れる電流が人体に与える電力値とが反比例
    関係となるように、上記導子対の間を流れる電流につい
    ての目標電流値を算出して設定する一方、上記揉み周波
    数帯域では、上記低周波パルス群を周期的に出力、休止
    させるためのオンオフ周波数をゆらぎ周波数fとして採
    用し、このゆらぎ周波数fのko乗(ただし、koは正の定
    数)と、上記導子対の間を流れる電流が人体に与える電
    力値とが反比例関係となるように、上記導子対の間を流
    れる電流についての目標電流値を算出して設定する1/
    fゆらぎ制御部と、 上記電流検出部が検出した検出電流値と、上記1/fゆ
    らぎ制御部が設定した目標電流値とに基づいて、上記導
    子対の間を流れる電流値が上記目標電流値になるよう
    に、上記操作量を制御する操作量制御部を備えたことを
    特徴とする低周波治療器。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の低周波治療器におい
    て、 使用者が上記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkoを変更し
    て設定するための指数設定手段を備えたことを特徴とす
    る低周波治療器。
  7. 【請求項7】 人体に当接される複数対の導子を有し、
    低周波パルス出力部から出力された低周波パルスを選択
    された導子対に印加して、人体の凝りや痛みを治療する
    低周波治療器であって、 上記低周波パルスを操作量に応じた電圧値まで昇圧する
    昇圧部と、 上記低周波パルス出力部を制御して予め設定された波形
    態様に従って低周波周波パルス群を発生させるととも
    に、上記低周波パルスの周期に応じた上記操作量を出力
    して上記昇圧部に上記低周波パルスの電圧を設定させる
    出力波形制御部と、 上記低周波パルスが印加された導子対の間を流れる電流
    を検出する電流検出部と、 上記導子対を周期的に選択するための電極移動周波数を
    ゆらぎ周波数fとして採用し、このゆらぎ周波数fのkp乗
    (ただし、kpは正の定数)と、上記導子対の間を流れる
    電流が人体に与える電力値とが反比例関係となるよう
    に、上記導子対の間を流れる電流についての目標電流値
    を算出して設定する1/fゆらぎ制御部と、 上記電流検出部が検出した検出電流値と、上記1/fゆ
    らぎ制御部が設定した目標電流値とに基づいて、上記導
    子対の間を流れる電流値が上記目標電流値になるよう
    に、上記操作量を制御する操作量制御部を備えたことを
    特徴とする低周波治療器。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の低周波治療器におい
    て、 使用者が上記ゆらぎ周波数fの指数kpを変更して設定す
    るための指数設定手段を備えたことを特徴とする低周波
    治療器。
  9. 【請求項9】 人体に当接される複数対の導子を有し、
    低周波パルス出力部から出力された低周波パルスを選択
    された導子対に印加して、人体の凝りや痛みを治療する
    低周波治療器であって、 上記低周波パルスを操作量に応じた電圧値まで昇圧する
    昇圧部と、 上記低周波パルス出力部を制御して予め設定された波形
    態様に従って低周波周波パルス群を発生させるととも
    に、上記低周波パルスの周期に応じた上記操作量を出力
    して上記昇圧部に上記低周波パルスの電圧を設定させる
    出力波形制御部と、 上記低周波パルスが印加された導子対の間を流れる電流
    を検出する電流検出部と、 上記低周波パルスが取り得る周波数帯域を周波数が小さ
    い側の叩き周波数帯域と周波数が大きい側の揉み周波数
    帯域とに区分し、上記叩き周波数帯域では、上記低周波
    パルスの周波数をゆらぎ周波数fとして採用し、このゆ
    らぎ周波数のkt乗(ただし、ktは正の定数)と、上記導
    子対の間を流れる電流が人体に与える電力値とが反比例
    関係となるように、上記導子対の間を流れる電流につい
    ての目標電流値を算出して設定する一方、上記揉み周波
    数帯域では、上記導子対を周期的に選択するための電極
    移動周波数をゆらぎ周波数fとして採用し、このゆらぎ
    周波数fのkp乗(ただし、kpは正の定数)と、上記導子
    対の間を流れる電流が人体に与える電力値とが反比例関
    係となるように、上記導子対の間を流れる電流について
    の目標電流値を算出して設定する1/fゆらぎ制御部
    と、 上記電流検出部が検出した検出電流値と、上記1/fゆ
    らぎ制御部が設定した目標電流値とに基づいて、上記導
    子対の間を流れる電流値が上記目標電流値になるよう
    に、上記操作量を制御する操作量制御部を備えたことを
    特徴とする低周波治療器。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の低周波治療器におい
    て、 使用者が上記ゆらぎ周波数fの指数ktおよびkpを変更し
    て設定するための指数設定手段を備えたことを特徴とす
    る低周波治療器。
  11. 【請求項11】 人体に当接される複数対の導子を有
    し、低周波パルス出力部から出力された低周波パルスを
    選択された導子対に印加して、人体の凝りや痛みを治療
    する低周波治療器であって、 上記低周波パルスを操作量に応じた電圧値まで昇圧する
    昇圧部と、 上記低周波パルス出力部を制御して予め設定された波形
    態様に従って低周波周波パルス群を発生させるととも
    に、上記低周波パルスの周期に応じた上記操作量を出力
    して上記昇圧部に上記低周波パルスの電圧を設定させる
    出力波形制御部と、 上記低周波パルスが印加された導子対の間を流れる電流
    を検出する電流検出部と、 請求項1、3、5、7および9に記載の各1/fゆらぎ
    制御部と、 使用者が上記1/fゆらぎ制御部のうちのいずれかを選
    択するための処理選択手段と、 上記電流検出部が検出した検出電流値と、上記1/fゆ
    らぎ制御部が設定した目標電流値とに基づいて、上記導
    子対の間を流れる電流値が上記目標電流値になるよう
    に、上記操作量を制御する操作量制御部と、 使用者が上記ゆらぎ周波数fの指数を変更して設定する
    ための指数設定手段を備えたことを特徴とする低周波治
    療器。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか一つに記
    載の低周波治療器において、 この治療器の非動作時に電池で駆動され、上記ゆらぎ周
    波数fの指数を保存することができる記憶部を備えたこ
    とを特徴とする低周波治療器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008029743A1 (en) * 2006-09-01 2008-03-13 Cocoroca Corporation Potential therapy apparatus and combined electric therapy apparatus
WO2018235629A1 (ja) 2017-06-23 2018-12-27 ニプロ株式会社 生体刺激用信号波生成装置
US11738195B2 (en) 2018-11-20 2023-08-29 Nuenerchi, Inc. Electrical stimulation device for applying frequency and peak voltage having inverse relationship

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