JPH0947619A - 集塵装置用フード - Google Patents
集塵装置用フードInfo
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- JPH0947619A JPH0947619A JP20633595A JP20633595A JPH0947619A JP H0947619 A JPH0947619 A JP H0947619A JP 20633595 A JP20633595 A JP 20633595A JP 20633595 A JP20633595 A JP 20633595A JP H0947619 A JPH0947619 A JP H0947619A
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Abstract
おける吸引風速分布の偏りを是正して効率的で漏れの無
い補集機能を実現する。 【解決手段】 フード本体部5内の吸気流路12には、
整流板14,16,18,20が設置されており、これ
らの整流板14,16,18,20は、相互の風量に影
響を及ぼさない理想的な複数の分割吸気通路を想定して
その領域曲線にそって配置されており、そのフード先端
側端部は曲率の大きい部分が存在することによる圧力損
失に基づく風速低下を回避するために吸気口4から離れ
た位置に設定している。
Description
熱気等を発生する発塵源に設置される集塵装置に係り、
詳しくは、その吸引口としての集塵装置用フードに関す
る。
への漏出が望ましくない工業的排気物を吸引補集するこ
とを目的として、種々の発塵源(上記粉塵、煙等の発生
源の総称)には集塵装置が設置されている。例えば、図
4に示すように、発塵源としての低周波誘導電気炉30
における集塵装置32は、出湯口の上面にこれを取り巻
くように配設された円形ないし環状のフード34と、こ
のフード34の基端に接続フランジ36を介して接続さ
れた吸気流生成手段としての吸気装置38と、図示しな
い集塵機とから構成されている。フード34の内周全体
は開口された吸気口40として形成されており、矢印で
示すように、炉内から上昇してきた排気物をほぼ360
°対応で吸引し、吸引した排気物をフード34内の環状
の吸気流路に乗せて補集するようになっている。図4
中、符号42は出湯樋を示す。
に、吸気口40全体に亘って吸気機能を発現させる観点
から、整流板44,46,48,50が設置されてい
る。吸気流の形成に大きな影響を及ぼす中央側における
整流板46,48は、それぞれフード34の環状ライン
52に沿って設けられているとともに、先端部は大きな
曲率をもって急激に曲げられて吸気口40の実質的な取
付ライン54に位置付けられている。
46,48は、環状の吸気口40の任意の位置において
均一な風速が得られるように設けられるのであるが、吸
気口40の円周方向の吸引風速分布を測定してみると、
図5に放射状グラフとして示すように、実際には大きな
バラツキが存在し(例えば、風速が大きい位置P1 と小
さい位置P2)、風速に偏りが存在することが認められ
る。また、曲率の大きい状態で曲げられた整流板46,
48のフード先端側端部での風速の落ち込みが著しいこ
とが認められる。補集域における排気物の挙動を観察す
ると、図6に示すように、炉内から排気物D1 が上昇し
てフード補集エリアに入った場合、エネルギー効率の観
点からすれば最短距離の位置P2 で吸引されるべきであ
るところ、実際には吸引風速WSの大きい位置P1 へ向
かって吸引される、という効率の悪い状態となってい
る。このように風速に偏りがあるため、一旦補集エリア
を通過した後吸引される排気物D2 が存在したり、上昇
速度が吸引力に打ち勝って補集されることなく外部へ放
出される排気物D3 が存在するなど、漏れによる作業環
境の悪化の問題があった。また、風速落ち込み部分の集
塵能力を補填するためにフード必要風量を増加する必要
があり、消費コストの増大を招いていた。本発明者の考
察によれば、このような問題は、整流板46,48の設
置が、単にフード34の環状ライン52に沿って設け、
その先端部を単に曲げて吸気口40に臨ませる、という
単純な考え方に基づくことに起因するものと判断され
る。
引風速を得ることができ、よって排気物を効率的に漏れ
なく補集する機能を向上させることができるとともに消
費コストの低減も図れる集塵装置用フードの提供を、そ
の目的とする。
いて相互の風量に影響を及ぼさない理想的な複数の分割
吸気通路を想定することができ、これらの領域曲線に沿
って整流板を設置すれば吸引風速の均一化をもたらす整
流板の設置形態の最適化を図ることができる、という考
えに立っている。この考えの下、請求項1記載の発明で
は、基端で吸気装置に接続されると共に内周に吸気口を
備え、粉塵等を該吸気口から内部の吸気流路を経て上記
吸気装置に吸引する略環状の集塵装置用フードであっ
て、フード内の上記吸気流路上に上記吸気装置による吸
気流を案内するための整流板を設置したものにおいて、
mおよびnを整数としたとき上記フードの基端から先端
までをm等分してm個のフード室に区分すると共に、各
フード室の上記吸気流路について上記フード先端からn
番目のフード室の基端側吸気流路をn,先端側吸気流路
を(n−1)でそれぞれフード半径方向に略等分し、ま
た吸気流路が略等分された各フード室について上記基端
側及び先端側の各等分点をフード外周側からn本の滑ら
かな曲線でそれぞれ結ぶことにより、各フード室の内周
吸気口から上記基端の吸気装置にそれぞれ連通するm個
の仮想の吸気通路を想定し、上記整流板を上記曲線に沿
った位置に配設する、という構成を採っている。
構成において、上記整流板を複数枚設けると共に、各整
流板を上記フードの半径方向に見て互いに重ならない長
さにそれぞれ設定し、かつ各整流板をフード基端側に近
いものほどフード内周に近い上記曲線上に設定する、と
いう構成を採っている。。請求項3記載の発明では、請
求項1又は2記載の構成において、上記整流板のフード
先端側端部をフード内周吸気口より離れた位置に設定す
る、という構成を採っている。請求項4記載の発明で
は、基端で吸気装置に接続されると共に内周に吸気口を
備え、粉塵等を該吸気口から内部の吸気流路を経て上記
吸気装置に吸引する略環状の集塵装置用フードであっ
て、フード内の上記吸気流路上に上記吸気装置による吸
気流を案内するための整流板を設置したものにおいて、
上記整流板のフード先端側端部が他の部分と同等の曲率
で形成されていると共に上記吸気口より離れた位置に設
定されている、という構成を採っている。
づいて説明する。なお、従来例と同一部分は同一符号で
示す。図1に示すように、集塵装置用フード2は、内周
に吸気口4を有する環状のフード本体部5と、基端部6
とから構成されており、基端部6は図示しない吸気装置
に接続するための接続フランジ8を備えている。また、
フード本体部4と基端部6とは、分割フランジ10で分
離可能に接続されている。フード本体部4の内部、すな
わち、吸気流路12には、先端側から順に整流板14,
16,18,20が配設されている。整流板16,18
はフード本体部5の半径方向にみて互いに重ならない長
さに設定されており(請求項2)、重なり部分が存在す
ることによる圧力損失による風速低下を回避している。
また、先端側の整流板14を除く他の整流板16,1
8,20の先端は、吸気口4における整流板の実質的な
取付ライン52から半径方向に吸気流路12の断面を4
等分した場合の1/4の位置に設定されている。すなわ
ち、各整流板16,18,20が曲率の大きい部分を有
することによる圧力損失による風速低下を回避している
(請求項3)。
8,20の設置形態の根拠を図2及び図3に基づいて説
明する。なお、図2及び図3は原理説明図であり、実際
の構造を示す図1とは若干異なるが、両図間において同
一符号は同一構成要素を示すものとする。まず、前提条
件として、接続フランジ8から最も遠い吸気口4の部位
迄の圧力損失による風速低下は、接続フランジ8におけ
る初速に比べ非常に小さく無視できるものとする。整流
板の存在理由は、接続フランジ8側から吸気口4を見て
相対する部分(角度αの範囲)を直接吸引する風量と、
αの範囲の吸気口越しに見える吸気口(角度βの範囲)
に回り込む風量とを振り分けるためのものであり、フー
ド内周としての吸気口4に対し常に接線方向で配置され
なくてはならず、且つ、その位置はフード形状によって
差異があるため均一な風量の得られる配置は実験により
決定することが必要である。
して吸気流路12をm個のフード室に区分して考える
(本実施例では14等分)。符号1,2,3それぞれの
吸気口における風速が同一であるとすると、このとき断
面S1 における各部の風速が一定であれば、吸気口1の
風量は断面S1 の外側半分で、吸気口2の風量は残った
内側半分で確保していると考えられる。同様に、断面S
2 では、吸気口1は断面S2 の外側1/3で、吸気口2
は中央の1/3で、吸気口4は内側1/3で風量を確保
することで各吸気口は互いの風量に影響せず乱流も生じ
ないで吸引が可能であると考えられる。この考えに基づ
き、区分された各フード室にフード先端からそれぞれ順
に1,2,3・・・・nの番号を対応させ、フード先端から
n番目のフード室の基端側吸気流路をn,先端側吸気流
路を(n−1)でそれぞれフード半径方向に略等分す
る。具体的に説明すると、例えば、3番目のフード室F
3 においては、基端側吸気流路12aを3等分し、先端
側吸気流路12bを(3−1)等分する。こうして得ら
れた各等分点をフード外周側からn本の滑らかな曲線C
1,C2,C3・・・・Cnで結ぶと、図3に示すように、各
フード室の内周吸気口1,2,3・・・・から基端の吸気装
置にそれぞれ連通するm個の仮想の吸気通路E1,E2,
E3・・・・Emを想定することができる。
・Emを区分する上述の滑らかな曲線に沿って整流板を
配設する、というのが本発明の基本思想であり、この思
想に基づいて図1に示す各整流板14,16,18,2
0が設置されている(請求項1)。なお、単に曲線に沿
って設けるというのではなく、角度βの範囲においてフ
ードの直径方向の断面を見た場合任意の断面で整流板は
一枚しか存在せず、また、整流板は圧力損失を小さくす
るため曲がりのきついフード内側及びフード壁間が近く
なる外側には設置せず、さらに、フード先端部には風の
流れを滑らかにさせる目的で隣の曲線と同形状の整流板
を設置する、という仕様となっており、前提条件である
「圧力損失の影響を無視できる状態」に近づけている。
また、各整流板14,16,18,20は、フード基端
側に近いものほどフード内周に近い曲線上に設定してあ
る(請求項2)。上記考えの下に設置された整流板1
4,16,18,20を有する実機モデルとしての集塵
装置用フード2を用いて吸引風速分布を測定したとこ
ろ、図1に示すように、従来技術に比べてかなり均一な
状態となった。
路を想定してその領域曲線に沿って整流板を設置すると
いうフード全体を考慮した手法を採ったが、従来技術に
おける整流板の曲率の大きいフード先端側端部での風速
の落ち込みが大きいという事実を踏まえ、単に従来技術
における整流板の曲率の大きいフード先端側端部をカッ
トして曲率の小さい先端部とするとともに吸気口より離
れた位置に設定する、という既存構成を利用したアプロ
ーチにおいても、曲率の大きい部分が存在することによ
る圧力損失に基づく風速低下を回避することができ、吸
引風速分布の偏りの改善を行うことができる。(請求項
4)。
において相互の風量に影響しない理想的な複数の吸気通
路を想定し、その区分曲線に沿って整流板を配設する構
成であるので、整流板の配設形態の最適化を図ることが
でき、吸気口における吸引風速分布の均一化を図ること
ができる。これによって、排気物を効率的に漏れなく補
集する機能を向上させることができるとともに消費コス
トの低減も図ることができる。請求項2記載の発明によ
れば、整流板をフードの半径方向に見て互いに重ならな
い長さに設定する構成であるので、重なり部分が存在す
ることによる圧力損失に基づく風速低下を回避すること
ができ、かかる観点から風速均一化を一層向上させるこ
とができる。請求項3記載の発明によれば、整流板のフ
ード先端側端部をフード内周吸気口より離れた位置に設
定する構成であるので、曲率の大きい部分が存在するこ
とによる圧力損失に基づく風速低下を回避することがで
き、かかる観点から風速均一化を一層向上させることが
できる。請求項4記載の発明によれば、従来の構成を利
用して整流板の先端部を改修するだけで吸引風速分布の
偏りの改善を行うことができ、低価格で風速均一化を図
ることができる。
面を除いた平面図である。
る。
示す概念図である。
Claims (4)
- 【請求項1】基端で吸気装置に接続されると共に内周に
吸気口を備え、粉塵等を該吸気口から内部の吸気流路を
経て上記吸気装置に吸引する略環状の集塵装置用フード
であって、フード内の上記吸気流路上に上記吸気装置に
よる吸気流を案内するための整流板を設置したものにお
いて、mおよびnを整数としたとき上記フードの基端か
ら先端までをm等分してm個のフード室に区分すると共
に、各フード室の上記吸気流路について上記フード先端
からn番目のフード室の基端側吸気流路をn,先端側吸
気流路を(n−1)でそれぞれフード半径方向に略等分
し、また吸気流路が略等分された各フード室について上
記基端側及び先端側の各等分点をフード外周側からn本
の滑らかな曲線でそれぞれ結ぶことにより、各フード室
の内周吸気口から上記基端の吸気装置にそれぞれ連通す
るm個の仮想の吸気通路を想定し、上記整流板を上記曲
線に沿った位置に配設することを特徴とする集塵装置用
フード。 - 【請求項2】上記整流板を複数枚設けると共に、各整流
板を上記フードの半径方向に見て互いに重ならない長さ
にそれぞれ設定し、かつ各整流板をフード基端側に近い
ものほどフード内周に近い上記曲線上に設定してある請
求項1記載の集塵装置用フード。 - 【請求項3】上記整流板のフード先端側端部を上記吸気
口より離れた位置に設定してある請求項1又は2記載の
集塵装置用フード。 - 【請求項4】基端で吸気装置に接続されると共に内周に
吸気口を備え、粉塵等を該吸気口から内部の吸気流路を
経て上記吸気装置に吸引する略環状の集塵装置用フード
であって、フード内の上記吸気流路上に上記吸気装置に
よる吸気流を案内するための整流板を設置したものにお
いて、 上記整流板のフード先端側端部が他の部分と同等の曲率
で形成されていると共に上記吸気口より離れた位置に設
定されていることを特徴とする集塵装置用フード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07206335A JP3089998B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 集塵装置用フード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07206335A JP3089998B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 集塵装置用フード |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0947619A true JPH0947619A (ja) | 1997-02-18 |
| JP3089998B2 JP3089998B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=16521604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07206335A Expired - Fee Related JP3089998B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 集塵装置用フード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3089998B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014234964A (ja) * | 2013-06-04 | 2014-12-15 | 株式会社セフテック | 環状排気装置及び容器載置台 |
| CN106918238A (zh) * | 2015-12-25 | 2017-07-04 | 北京泰姆蓝通用设备有限公司 | 一种具有导流装置的环形抽尘罩口 |
| CN109157936A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-08 | 禹州市毛吕铸造有限公司 | 一种铸造炉炉口除尘系统 |
| CN112833676A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-05-25 | 北京航星机器制造有限公司 | 一种坩埚除尘用环形侧吸罩及其吸尘方法 |
| JP2023041504A (ja) * | 2021-09-13 | 2023-03-24 | Dowaエコシステム株式会社 | 局所排気用フード |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP07206335A patent/JP3089998B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014234964A (ja) * | 2013-06-04 | 2014-12-15 | 株式会社セフテック | 環状排気装置及び容器載置台 |
| CN106918238A (zh) * | 2015-12-25 | 2017-07-04 | 北京泰姆蓝通用设备有限公司 | 一种具有导流装置的环形抽尘罩口 |
| CN106918238B (zh) * | 2015-12-25 | 2019-02-12 | 北京泰姆蓝通用设备有限公司 | 一种具有导流装置的环形抽尘罩口 |
| CN109157936A (zh) * | 2018-09-30 | 2019-01-08 | 禹州市毛吕铸造有限公司 | 一种铸造炉炉口除尘系统 |
| CN112833676A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-05-25 | 北京航星机器制造有限公司 | 一种坩埚除尘用环形侧吸罩及其吸尘方法 |
| JP2023041504A (ja) * | 2021-09-13 | 2023-03-24 | Dowaエコシステム株式会社 | 局所排気用フード |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3089998B2 (ja) | 2000-09-18 |
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