JPH0947917A - 板材加工機におけるタッピング装置 - Google Patents

板材加工機におけるタッピング装置

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JPH0947917A
JPH0947917A JP31537395A JP31537395A JPH0947917A JP H0947917 A JPH0947917 A JP H0947917A JP 31537395 A JP31537395 A JP 31537395A JP 31537395 A JP31537395 A JP 31537395A JP H0947917 A JPH0947917 A JP H0947917A
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tap
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Akio Oishi
明雄 大石
Junichi Asami
淳一 浅見
Koji Kawaguchi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タップ折れ検出の誤動作をなくし、作業性の
向上を図る。 【構成】 ワークWの裏面側から表面側へタップ加工を
行なうタッピング装置43にして、タップ47の上昇、
下降により上下動するタップ受け65をタップ47の上
方に設け流体圧作動のシリンダ53に備えたピストンロ
ッド57の先端に設けたワーク押え51に内蔵した。そ
して、前記タップ受け65に一体的に検出ドグ69を設
け、この検出ドグ69により作動するマイクロスイッチ
77を前記シリンダ53に設けた。而して、タップ47
の上昇、下降によりタップ受け65は上下動すると共に
検出ドグ69も上下動してマイクロスイッチ77をO
N、OFFするので、タップ折れが発生するとマイクロ
スイッチ77は通常加工時のON,OFF動作と異なる
ので、タップ折れを検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板材加工機にお
けるタッピング装置に係り、更に詳細には、タッピング
装置に設けたタップのタップ折れを確実に検出して誤作
動をなくするように改良した板材加工機におけるタッピ
ング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機として例えばタレット
パンチプレスに備えたタッピング装置では、タップが折
れていることを検出するために、通常光電センサにて、
そこを通った否かで確認するのが一般的である。
【0003】例えば、図9に示されているごとく、テー
ブル101に設けたタッピングベース103の下面に光
電センサ105が設けられ、回転しながら上下動するタ
ップ107は前記タッピングベース103に形成された
穴109内を通り、タッピングベース103上に載置さ
れたワークWの裏面側から表面側へタップ加工が施され
ていた。
【0004】この際、タップ107が折れていた場合
は、タップ107が上昇しても光電センサ105を遮ら
ないので、タップ107が折れていると判断していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のタッピング装置におけるタップ折れ検出手段では、
タップ加工が施される際にタップ107の切削効率を進
めるミスト給油あるいは切削時に発生するカス等が、光
電センサ105の投光部に付着して、常時遮られた状態
となり誤動作を起こすという問題があった。
【0006】この発明の目的は、タップ折れ検出の誤動
作をなくし、作業性の向上を図った板材加工機における
タッピング装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1によるこの発明の板材加工機におけるタッ
ピング装置は、上下動自在なタップホルダに備えられた
回転自在なタップでワークにタップ加工を行なう板材加
工機におけるタッピング装置にして、ワーク押えを備え
上下に移動自在な流体圧作動のシリンダを設け、このシ
リンダに設けたピストンロッドの先端に弾機により突出
方向へ付勢されたタップ受けを設け、このタップ受けに
一体的に設けた検出部材の動きを検知する検知部材を前
記ピストンロッドに一体的に設けてなることを特徴とす
るものである。
【0008】また請求項2によるこの発明の板材加工機
におけるタッピング装置は、前記検知部材は検出ドグと
して、前記検知部材はマイクロスイッチとしたことを特
徴とするものである。
【0009】したがって、タップ下降時すなわちタップ
加工前の状態では、タップの上端とタップ受けとは離れ
ている。そして、検出器も検出ドグと離れ作動していな
い。この状態よりタップ加工が行なわれる。すなわち、
タップは上昇してタップ受けを弾機の弾撥力に抗して押
し上げる。このタップ受けには検出部材としての例えば
検出ドグが一体的に設けられているので検出ドグは上昇
し、検知部材としての例えば検出器を作動させる。ま
た、タップ加工が終了し、タップが下降すれば、検出ド
グは弾機の弾撥力により下降し検出器より離隔する。
【0010】もし、タップが折れた場合は、折れたタッ
プがワークに係合したままでは、タップ受けは折れたタ
ップにより押された状態となり検出ドグは上昇したまま
で検出器は作動したままとなる。また、タップが上昇中
に折れた場合は、折れたタップが下に落ちて残ったタッ
プが上昇してもワークに達しない。このため、タップ受
けは上昇しないので検出ドグは検出器を作動させない。
【0011】而して、通常時の検出器の作動とタップ折
れ時の検出器の作動が異なるため、確実にタップ折れを
検出でき誤作動を無くすことができる。
【0012】請求項3によるこの発明の板材加工機にお
けるタッピング装置は、上下動自在なタップホルダに備
えられた回転自在なタップでワークにタップ加工を行な
う板材加工機におけるタッピング装置にして、ワーク押
えを備え上下に移動自在な流体圧作動のシリンダを設
け、このシリンダに設けたピストンロッドの先端に弾機
により突出方向へ付勢されたタップ受けを設け、前記シ
リンダにタップ折れ検出用シリンダを設け、このタップ
折れ検出用シリンダに装着されたピストンロッドの下端
を前記タップ受けに連結せしめると共に前記タップ折れ
検出用シリンダにオートスイッチを設けてなることを特
徴とするものである。
【0013】したがって、タップ下降時すなわちタップ
加工前の状態では、タップの上端とタップ受けとは離れ
ている。そしてタップ折れ検出用シリンダのピストンロ
ッドはオートスイッチと離れていて作動していない。
【0014】この状態よりタップ加工が行なわれる。す
なわち、タップは上昇してタップ受けを弾機の弾撥力に
抗して押し上げる。このタップ受けにはタップ折れ検出
用シリンダのピストンロッドの先端が連結されているの
で、ピストンロッドは上昇してオートスイッチを作動さ
せる。また、タップ加工が終了し、タップが下降すれ
ば、前記ピストンロッドは弾機の弾撥力により下降しオ
ートスイッチから離隔する。
【0015】もし、タップが折れた場合は、折れたタッ
プがワークに係合したままでは、タップ受けは折れたタ
ップにより押された状態となり、ピストンロッドは上昇
したままでオートスイッチは作動したままとなる。ま
た、タップが上昇中に折れた場合は、折れたタップが下
に落ち残ったタップが上昇してもワークに達しない。こ
のため、タップ受けは上昇しないので、タップ折れ検出
用シリンダのピストンロッドは上昇せず、オートスイッ
チは作動しない。
【0016】而して、通常時とタップ折れ時のタップ折
れ検出用シリンダの作動が異なるために、確実にタップ
折れを検出でき、誤作動を無くすることができる。しか
も、応答性がよく誤検出がほとんどなくなる。タップ折
れ検出用シリンダは振動に強いため、チャタリングせ
ず、調整も簡単である。さらにタップ折れ検出用シリン
ダはワーク押えのシリンダの回り止めの役目をしてい
る。
【0017】請求項4によるこの発明の板材加工機にお
けるタッピング装置は、ワークの裏面側から表面側へタ
ップ下降を行なうべく、前記タップホルダをワークの裏
面の下方に設けてなることを特徴とするものである。
【0018】したがって、ワークの下方からワークにタ
ッピング加工を容易に行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。なお、板材加工機として
例えばタレットパンチプレスを採用したが、この機種は
既に公知の構成のものであるため詳細な図示と説明を省
略する。
【0020】図8を参照するに、タレットパンチプレス
1は門型形状のフレーム3を備えており、このフレーム
3内に回転自在な例えば長方体形状の上部タレット5と
下部タレット(図示省略)が相対して同期して設けら
れ、上部タレット5には複数のパンチPが、下部タレッ
トには前記パンチPに対応した位置にダイ(図示省略)
設けられている。なお、符号7はパンチング加工位置で
ある。この加工位置にあるパンチPの上方にはストライ
カ(図示省略)を介しラム(図示省略)が設けられ、こ
のラムを上下動させる油圧シリンダ(図示省略)が前記
フレーム3に設けられている。
【0021】前記フレーム3内には、ワークテーブル9
を構成するセンタテーブル9Cと、このセンタテーブル
9Cの両側にサイドテーブル9Sが設けられている。こ
のサイドテーブル9SはY軸方向(図7において左右方
向)へ移動自在となっている。
【0022】前記ワークテーブル9の図7において右側
上には板材移動位置決め装置11のうちのキャレッジベ
ース13が設けられている。このキャレッジベース13
は前記サイドテーブル9Sと結合され、Y軸用駆動モー
タ15よりネジ部材17の回転によりキャレッジベース
13はY軸方向へ移動されることになる。また、前記キ
ャレッジベース13にはX軸方向(図7において上下方
向)へ延伸したネジ部材19が設けられ、このネジ部材
19の片端には従動プーリ21が結合されている。一
方、前記キャレッジベース13に設けたX軸用駆動モー
タ23の出力軸に駆動プーリ25が結合され、この駆動
プーリ25と前記従動プーリ21とにはタイミングベル
ト27が掛回されている。
【0023】前記ネジ部材19にはナット部材(図示省
略)を介しX軸方向へ移動自在なキャレッジ29が設け
られている。しかも、このキャレッジ29にワークWを
クランプする複数のワーククランプ31が備えられてい
る。
【0024】上記構成により、Y軸用駆動モータ15を
駆動せしめると、キャレッジベース13はY軸方向へ移
動され、また、X軸用駆動モータ23を駆動せしめると
キャレッジ29がX軸方向へ移動されることになる。し
たがって、ワーククランプ31にクランプされたワーク
Wは、X,Y軸方向へ移動され、ワークWの所望加工位
置がパンチング加工位置7へ位置決めされ、パンチング
加工が施される。
【0025】前記上部タレット5に装着したパンチPお
よび図示を省略したが下部タレットに装着したダイを交
換するために金型交換位置33設けられ、この金型交換
位置に金型交換装置(図示省略)が設けられている。な
お、金型交換装置は既に公知の構成であるため図示と説
明を省略する。
【0026】前記金型交換位置33にて交換されるパン
チ,ダイホルダPH,DHは、金型マガジンを構成する
エンドレス状のチェン部材35にそれぞれ相対向して設
けたクランプ爪37,39に支持されている。
【0027】上記構成により、チェン部材35の移動に
より所望するパンチ,ダイを備えたパンチ,ダイホルダ
PH,DHを金型交換位置33に位置決めして、金型交
換装置にて交換するものである。
【0028】前記ワークテーブル9の下部にはタップタ
レット41が設けられ、センタテーブル9Cにはタッピ
ング装置43を構成する一部材であるタッピングベース
45が設けられている。このタッピングベース45の上
方に図示を省略したがワーク押えを備えた流体圧作動の
シリンダが前記フレーム3に設けた支持部材に垂下して
設けられている。
【0029】次に、本実施の形態の主要部であるタッピ
ング装置43について、更に詳細に説明する。
【0030】図1および図2を参照するに、タッピング
装置43は、前記タップタレット41に設けられたタッ
プ47を備えたタップホルダ49と、前記タップ47の
上方にワーク押え51を備えた流体圧作動のシリンダ5
3とで構成されている。
【0031】タップタレット41に設けたタップ47を
備えたタップホルダ49は、ワークWの下面にワークW
を支承するタッピングベース45がセンタテーブル9C
に装着され、前記タッピングベース45の下部にタッピ
ングベース45の下面に形成された穴55へ前記タップ
ホルダ49が侵入、離隔自在に設けられている。そし
て、タップホルダ49に設けたタップ47の回転、上昇
は、図示を省略したがモータによりタップ47を回転さ
せると共に、リードネジによりタップホルダ49を上昇
させる構成となっている。
【0032】前記タッピングベース45の上方には、ワ
ーク押え51を備えた流体圧作動のシリンダ53が設け
られ、このシリンダ53は、図示を省略したがフレーム
3より支持部材を介して設けられていて、シリンダ53
に設けたピストンロッド57の先端にシリンダヘッド5
9が螺合装着されている。このシリンダヘッド59の先
端にはウレタン等の樹脂で製作された前記ワーク押え5
1が装着されていて、このワーク押え51の中心部には
穴61が形成されている。
【0033】この穴61内に挿入、離脱自在な穴63を
備えた段付形状のタップ受け65が装着され、前記穴6
3の底部にビス67にてL字形状の検出部材である検出
ドグ69が固着されている。更に、この穴63と前記シ
リンダヘッド59に形成した穴61間に弾機71として
例えばコイルスプリングが内蔵され、この弾機71の弾
撥力により常時タップ受け65は突出方向、すなわち、
ワーク受け51に当接した状態で保持されている。
【0034】前記シリンダ53に設けたピストンロッド
59に螺合したナット部材73と前記シリンダヘッド5
9との間にブラケット75が支承され、このブラケット
75に検知部材として例えば検出器であるマイクロスイ
ッチ77が複数のビス79により設けられている。この
マイクロスイッチ77と前記検出ドグ69との関係は、
図2に示されているごとく、検出ドグ69には傾斜面6
9Aが形成され、この傾斜面69Aの上昇によりマイク
ロスイッチ77に設けたコロ部材77Aを押して検出部
77Bを作動して、マイクロスイッチ77のスイッチを
ONとする。
【0035】前記シリンダ53には前記マイクロスイッ
チ77を被覆するためのブラケット81が設けられ、こ
のブラケット81にビス83によりカバー85が垂下し
て設けられ、マイクロスイッチ77にミストおよび切削
時のカス等により付着するのを保護している。
【0036】上記構成により、その作用としては、通常
作業の際、タップ47下降時の状態は、図3および図4
を参照するに、タッピングベース45上に載置されたワ
ークWはシリンダ53の作動によりピストンロッド57
を下降し、ピストンロッド57の先端に設けたワーク押
え51にてワークWを押圧固定する。この際、タップ4
7は下降限に位置し、タップ受け65は弾機71の弾撥
力によりワーク押え51の内部底面に当接し、検出ドグ
69も下降していて、検出ドグ69に形成した傾斜面6
9Aはマイクロスイッチ77に設けたコロ部材77Aよ
り離れOFF状態となる(図4参照)。
【0037】上述した状態より、タップ加工を行なう
際、すなわち、タップ47を上昇させると、図5および
図6に示されたごとく、タップホルダ49に設けたタッ
プ47は回転と上昇をしワークWにタップ加工が施され
る。タップ47の上昇によりタップ47の先端にてタッ
プ受け65を弾機71の弾撥力に抗して押し上げる。タ
ップ受け65が上昇すると、タップ受け65と一体的に
設けた検出ドグ69が上昇し、検出ドグ69に形成した
傾斜面69Aにてマイクロスイッチ77に設けたコロ部
材77Aを押し付け、検出部77Bを押圧することによ
りON状態となる(図6参照)。
【0038】すなわち、マイクロスイッチ77は通常の
タップ加工が行われる時は、OFFからON、ONから
OFFといった動作となる。
【0039】しかし、加工中にタップ47が折れた場合
は、タップホルダ49は下降して元の位置へ戻るが、折
れたタップ47はワークWに係合したままとなる。この
ため、タップ受け65は折れたタップ47に押されて上
昇したままとなり、検出ドグ69は上昇したままでマイ
クロスイッチ77はON状態となったままとなる。この
時のマイクロスイッチ77の作動は、通常加工時はOF
FからON、ONからOFFとなる動作が、タップ47
が加工中に折れると、OFFからONとなりON状態が
つづくのでタップ折れであることを検出する。
【0040】また、タップ47が上昇中に折れた場合
は、折れたタップ47は下に落ちて、残ったタップ47
が上昇してもワークWに達しない。このため、タップ受
け65は上昇しないので、マイクロスイッチ77はOF
F状態のままとなり、通常加工時のマイクロスイッチ7
7の作動とならないのでタップ折れであることを検出す
る。
【0041】而して、従来、光電センサを用いた場合の
ごとく、タップ加工時にタップ潤滑用として用いられる
オイルミストや、タップ加工時に発生するカス等による
検知部材の誤動作をなくし、確実にタップ折れを検出す
ることができるので、作業性の向上を図ることができ
る。
【0042】図7には図1に代る他のタッピング装置が
示されている。図7において図1における部品と同じ部
品には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0043】図7において、シリンダ53の右側下部に
はブラケット87を介してタップ折れ検出用シリンダ8
9が取り付けられている。このタップ折れ検出用シリン
ダ89にはピストンロッド91が装着されており、この
ピストンロッド91の下端には前記タップ受け65に一
体された連結プレート91の一端がねじ93で連結され
ている。
【0044】前記ピストンロッド91の上端にはマグネ
ット95が設けられていると共に、タップ折れ検出用シ
リンダ89の上部内にはオートスイッチ97が設けられ
ている。
【0045】上記構成により、シリンダ53を作動せし
めてピストンロッド57が下降してワーク押え51でワ
ークWを上方から押える。そして、タップホルダ49を
上昇せしめると共にタップ47を回転せしめると、ワー
クWにタッピング加工が行われる。このとき、タップ4
7の上昇により、タップ受け65は弾機71の弾撥力に
抗して上昇するから、連結プレート91を介してピスト
ンロッド91が上昇し、ピストンロッド91の上部に設
けられているマグネット95がオートスイッチ97に近
づきオートスイッチ97がONされてワークWにタップ
加工されたことを検出することができる。タップ加工が
終了するとオートスイッチ97はOFFとなる。
【0046】しかし、加工中にタップ47が折れた場合
には、タップホルダ49が下降して元の位置へ戻るが、
折れたタップ47はワークWに係合したままとなる。こ
のため、タップ受け65は折れたタップ47に押されて
上昇したままとなり、ピストンロッド91も上昇したま
までオートスイッチ97はON状態となったままでOF
Fとならない。したがって、タップ47が折れているこ
とを検出することができる。
【0047】また、タップ47が上昇中に折れた場合に
は、折れたタップ47は下に落ちて、残ったタップ47
が上昇してもワークWに達しない。このため、タップ受
け65は上昇しないので、オートスイッチ97はOFF
状態のままとなり、通常加工時のオートスイッチ97は
ONとならないので、タップ折れを検出することができ
る。
【0048】而して、タップ折れ検出用シリンダ89と
オートスイッチ97によるタップ折れ検出装置では、図
1で説明したマイクロスイッチによるタップ折れ検出装
置に比べて応答性がよく、誤検出はほとんどなくなる。
しかも、タップ折れ検出用シリンダ89は振動に強いた
め、チャタリングせず、しかも調整が簡単である。さら
に上昇端の他に下降端も検出できると共に、シリンダ5
3の回り止めの役目を果している。
【0049】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行なうことにより、そ
の他の態様で実施し得るものである。なお、本実施の形
態では検出ドグ69により検出器であるマイクロスイッ
チ77を作動させる接触式検知部材を採用したが非接触
式検知部材でも良く、ワークWのタップ加工は、裏面側
から表面側へタップ加工を施すこととしたが、逆にワー
クの表面側から裏面側へタップ加工しても良い。
【0050】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の説明より理解
されるように、請求項1,2,3,4によるこの発明に
よれば、タップの上下する力を利用し、タップが押し上
げるタップ受けに設けた検出部材である検出ドグにて検
知部材である検出器を作動せしめる。このため、タップ
が加工中に折れた場合、あるいは、タップ上昇中に折れ
た場合は、検出器が通常状態の作動をしないのでタップ
折れを検出する。
【0051】而して、従来、光電センサを用いた場合の
ごとく、タップ加工時にタップ潤滑用として用いられる
オイルミストや、タップ加工時に発生するカス等による
検知部材の誤動をなくし、確実にタップ折れを検出で
き、作業性の向上を図ることができる。
【0052】さらに、請求項3によるタップ折れ用シリ
ンダとオートスイッチによるタップ折れ検出装置にする
と、応答性がよくなり、誤検出がほとんどなくなる。し
かも、振動に強いため、チャタリングせず、調整も簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の主要部を示し、タッピング装置の一
部断面を含む正面図である。
【図2】図1におけるII矢視部の側面図である。
【図3】この発明のタップ加工前の状態を示す作用説明
図である。
【図4】この発明のタップ加工前の検出器であるマイク
ロスイッチと検出ドグとの位置関係を示す作用説明図で
ある。
【図5】この発明のタップ加工中の状態を示す作用説明
図である。
【図6】この発明のタップ加工中のマイクロスイッチと
検出ドグとの位置関係を示す作用説明図である。
【図7】図1に代る他のタッピング装置の一部断面を含
む正面図である。
【図8】この発明を実施する一実施の形態のタレットパ
ンチプレスの構成を示す平面図である。
【図9】従来例を示し、タップ折れ検出用の光電センサ
の配置説明図である。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス(板材加工機) 43 タッピング装置 51 ワーク押え 53 シリンダ 57 ピストンロッド 65 タップ受け 69 検出ドグ 71 弾機 75 ブラケット 77 マイクロスイッチ W ワーク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下動自在なタップホルダに備えられた
    回転自在なタップでワークにタップ加工を行なう板材加
    工機におけるタッピング装置にして、ワーク押えを備え
    上下に移動自在な流体圧作動のシリンダを設け、このシ
    リンダに設けたピストンロッドの先端に弾機により突出
    方向へ付勢されたタップ受けを設け、このタップ受けに
    一体的に設けた検出部材の動きを検知する検知部材を前
    記ピストンロッドに一体的に設けてなることを特徴とす
    る板材加工機におけるタッピング装置。
  2. 【請求項2】 前記検出部材は検出ドグとして、前記検
    知部材は検出器としたことを特徴とする請求項1記載の
    板材加工機におけるタッピング装置。
  3. 【請求項3】 上下動自在なタップホルダに備えられた
    回転自在なタップでワークにタップ加工を行なう板材加
    工機におけるタッピング装置にして、ワーク押えを備え
    上下に移動自在な流体圧作動のシリンダを設け、このシ
    リンダに設けたピストンロッドの先端に弾機により突出
    方向へ付勢されたタップ受けを設け、前記シリンダにタ
    ップ折れ検出用シリンダを設け、このタップ折れ検出用
    シリンダに装着されたピストンロッドの下端を前記タッ
    プ受けに連結せしめると共に前記タップ折れ検出用シリ
    ンダにオートスイッチを設けてなることを特徴とする板
    材加工機におけるタッピング装置。
  4. 【請求項4】 ワークの裏面側から表面側へタップ加工
    を行なうべく、前記タップホルダをワークの裏面の下方
    に設けてなることを特徴とする請求項1記載の板材加工
    機におけるタッピング装置。
JP31537395A 1995-06-02 1995-12-04 板材加工機におけるタッピング装置 Expired - Fee Related JP3703893B2 (ja)

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