JPH0948066A - フランジ付容器及びその製造方法 - Google Patents
フランジ付容器及びその製造方法Info
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- JPH0948066A JPH0948066A JP21831995A JP21831995A JPH0948066A JP H0948066 A JPH0948066 A JP H0948066A JP 21831995 A JP21831995 A JP 21831995A JP 21831995 A JP21831995 A JP 21831995A JP H0948066 A JPH0948066 A JP H0948066A
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Landscapes
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- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 開封作業性のよいフランジ付容器を、フラン
ジ1の先端部に潰れを生じさせることなく、効率よく製
造できるようにすることを目的とする。 【解決手段】 略四角形のフランジ1であって、その少
なくとも一つの角が、フランジ1に融着される四角形の
シールフィルムの角をフランジ1より延出させる弧状を
なす形状のフランジ1とし、このフランジを同様の略四
角形をなす自己発熱型加熱刃で切断形成する。
ジ1の先端部に潰れを生じさせることなく、効率よく製
造できるようにすることを目的とする。 【解決手段】 略四角形のフランジ1であって、その少
なくとも一つの角が、フランジ1に融着される四角形の
シールフィルムの角をフランジ1より延出させる弧状を
なす形状のフランジ1とし、このフランジを同様の略四
角形をなす自己発熱型加熱刃で切断形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡シートの真空
成形や圧空成形を利用して製造される略四角形のフラン
ジを有する容器及びその製造方法に関する。更に詳しく
は、特に納豆包装等に適するフランジ付容器及びその製
造方法に関する。
成形や圧空成形を利用して製造される略四角形のフラン
ジを有する容器及びその製造方法に関する。更に詳しく
は、特に納豆包装等に適するフランジ付容器及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、発泡シートを成形したフランジ付
容器は、発泡シートに真空成形や圧空成形によって容器
本体となる複数の凹部を成形した後、この凹部の周縁を
四角形のフランジを残して切断することで製造されてい
る。また、この凹部周縁の切断は、いわゆるトムソン刃
を用いた押し切り切断、ニクロム線を用いた溶断が一般
的である。
容器は、発泡シートに真空成形や圧空成形によって容器
本体となる複数の凹部を成形した後、この凹部の周縁を
四角形のフランジを残して切断することで製造されてい
る。また、この凹部周縁の切断は、いわゆるトムソン刃
を用いた押し切り切断、ニクロム線を用いた溶断が一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フランジ付
容器は、内容物を収容後、フランジの上面に合成樹脂の
シールフィルムを融着することで封止されるが、通常フ
ランジの形状は四角形であり、これに被さるシールフィ
ルムも同じ大きさの四角形であることから、開封時にシ
ールフィルムを剥す手掛かりがなく、シールフィルムを
剥しにくい問題がある。
容器は、内容物を収容後、フランジの上面に合成樹脂の
シールフィルムを融着することで封止されるが、通常フ
ランジの形状は四角形であり、これに被さるシールフィ
ルムも同じ大きさの四角形であることから、開封時にシ
ールフィルムを剥す手掛かりがなく、シールフィルムを
剥しにくい問題がある。
【0004】一方、トムソン刃による押し切り切断は、
トムソン刃の形状を選択することでフランジの形状を四
角形以外に変えることも可能であるが、押し切られるフ
ランジ先端部に潰れを生じる問題がある。即ち、図9に
示されるように、フランジ101の先端部がトムソン刃
による押し切り方向に潰れることで見栄えが悪くなるだ
けでなく、内容物を充填するライン等において、容器が
並んで移動する間の振動等によって前後の容器のフラン
ジ101同志が上下に重なりやすくなり、自動作業が阻
害される問題がある。また、図9に示される潰れはフラ
ンジ101の下面側であるが、フランジ101の上面側
が潰れた場合、上記シールフィルムのシールが妨げられ
やすくなる問題も生じる。
トムソン刃の形状を選択することでフランジの形状を四
角形以外に変えることも可能であるが、押し切られるフ
ランジ先端部に潰れを生じる問題がある。即ち、図9に
示されるように、フランジ101の先端部がトムソン刃
による押し切り方向に潰れることで見栄えが悪くなるだ
けでなく、内容物を充填するライン等において、容器が
並んで移動する間の振動等によって前後の容器のフラン
ジ101同志が上下に重なりやすくなり、自動作業が阻
害される問題がある。また、図9に示される潰れはフラ
ンジ101の下面側であるが、フランジ101の上面側
が潰れた場合、上記シールフィルムのシールが妨げられ
やすくなる問題も生じる。
【0005】ニクロム線による溶断の場合、上記のよう
な潰れの問題はない反面、直線切断しかできないことか
ら、得られる容器のフランジは四角形にならざるを得
ず、得られる容器に前記のようなシールフィルムの開封
作業性が悪い問題が残る。加えて、ニクロム線の繰り返
しの使用によってニクロム線が伸びるため、ニクロム線
の張力調整を頻繁に行わないと切断された成形品の寸法
精度が悪化してしまうことから、製造効率が悪い問題が
ある。
な潰れの問題はない反面、直線切断しかできないことか
ら、得られる容器のフランジは四角形にならざるを得
ず、得られる容器に前記のようなシールフィルムの開封
作業性が悪い問題が残る。加えて、ニクロム線の繰り返
しの使用によってニクロム線が伸びるため、ニクロム線
の張力調整を頻繁に行わないと切断された成形品の寸法
精度が悪化してしまうことから、製造効率が悪い問題が
ある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、開封作業性のよいフランジ付容器
を、フランジ先端部に潰れを生じさせることなく、効率
よく製造できるようにすることを目的とする。
てなされたもので、開封作業性のよいフランジ付容器
を、フランジ先端部に潰れを生じさせることなく、効率
よく製造できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために請求項1の発
明では、発泡シートを成形したフランジ付容器であっ
て、略四角形のフランジの少なくとも一つの角が、フラ
ンジにシールされる四角形のシールフィルムの角をフラ
ンジより延出させる弧状をなし、しかもフランジの端面
と、フランジの上面及び下面とがほぼ直角をなしている
フランジ付容器としているものである。
明では、発泡シートを成形したフランジ付容器であっ
て、略四角形のフランジの少なくとも一つの角が、フラ
ンジにシールされる四角形のシールフィルムの角をフラ
ンジより延出させる弧状をなし、しかもフランジの端面
と、フランジの上面及び下面とがほぼ直角をなしている
フランジ付容器としているものである。
【0008】また、請求項2の発明では、発泡シートに
容器本体となる複数の凹部を成形し、この各凹部の周縁
を、少なくとも一つの角が弧状をなす略四角形の自己発
熱型加熱刃を複数個用いて同時に切断し、略四角形のフ
ランジの少なくとも一つの角が、フランジにシールされ
る四角形のシールフィルムの角をフランジより延出させ
る弧状となった略四角形のフランジ付容器を得ることと
しているものである。
容器本体となる複数の凹部を成形し、この各凹部の周縁
を、少なくとも一つの角が弧状をなす略四角形の自己発
熱型加熱刃を複数個用いて同時に切断し、略四角形のフ
ランジの少なくとも一つの角が、フランジにシールされ
る四角形のシールフィルムの角をフランジより延出させ
る弧状となった略四角形のフランジ付容器を得ることと
しているものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳細に
説明する。
説明する。
【0010】図1は本発明に係るフランジ付容器の一例
を示す斜視図で、1がフランジ、2が容器本体である。
を示す斜視図で、1がフランジ、2が容器本体である。
【0011】本発明に係るフランジ付容器は、発泡シー
トから形成されたもので、この発泡シートとしては、例
えばポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩
化ビニル等の熱可塑性樹脂からなる発泡シートが用いら
れ、好ましくは、ポリスチレン発泡シートである。
トから形成されたもので、この発泡シートとしては、例
えばポリスチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン、塩
化ビニル等の熱可塑性樹脂からなる発泡シートが用いら
れ、好ましくは、ポリスチレン発泡シートである。
【0012】図示される容器本体2の平面形状(開口部
の形状)はほぼ正四角形となっているが、容器本体2の
平面形状は四角形に限られるものではなく、図2に示さ
れるように平面長四角形とする他、平面円形等とするこ
ともできる。但し、一般的には平面略四角形である。
の形状)はほぼ正四角形となっているが、容器本体2の
平面形状は四角形に限られるものではなく、図2に示さ
れるように平面長四角形とする他、平面円形等とするこ
ともできる。但し、一般的には平面略四角形である。
【0013】容器本体2の開口部周縁にはほぼ水平にフ
ランジ1が張り出している。このフランジ1の平面形状
は略四角形で、その4つの角の内一つの角が直角ではな
く、弧状に形成されている。この弧状部分は、図1中破
線で示すように、フランジ1上に融着や接着等でシール
される四角形のシールフィルム(図示されていない)の
角をフランジ1より延出させ、このシールフィルム剥離
時の手掛かりを作るためのものである。
ランジ1が張り出している。このフランジ1の平面形状
は略四角形で、その4つの角の内一つの角が直角ではな
く、弧状に形成されている。この弧状部分は、図1中破
線で示すように、フランジ1上に融着や接着等でシール
される四角形のシールフィルム(図示されていない)の
角をフランジ1より延出させ、このシールフィルム剥離
時の手掛かりを作るためのものである。
【0014】図1に示されるフランジ付容器において上
記弧状部分は1箇所のみであるが、弧状部分は2箇所以
上とすることもでき、図2に示されるようにフランジ1
の4つの角総てを弧状とすることもできる。複数の角を
弧状とした場合でも、少なくとも一つの弧状の角部分か
らシールフィルムが延出していれば足り、総ての弧状の
角部分からシールフィルムを延出させなければならない
ものではない。
記弧状部分は1箇所のみであるが、弧状部分は2箇所以
上とすることもでき、図2に示されるようにフランジ1
の4つの角総てを弧状とすることもできる。複数の角を
弧状とした場合でも、少なくとも一つの弧状の角部分か
らシールフィルムが延出していれば足り、総ての弧状の
角部分からシールフィルムを延出させなければならない
ものではない。
【0015】上記フランジ1角部の弧状部分の長さ
(l)は、フランジ1外縁の全体長さの1〜40%であ
ることが好ましく、より好ましくは2〜30%である。
弧状部分の長さ(l)が1%未満であると弧状部分の寸
法精度が悪くなりやすいと共に十分な手掛かりが得にく
くなり、また40%を越えると実用的な容器形状としに
くくなる。
(l)は、フランジ1外縁の全体長さの1〜40%であ
ることが好ましく、より好ましくは2〜30%である。
弧状部分の長さ(l)が1%未満であると弧状部分の寸
法精度が悪くなりやすいと共に十分な手掛かりが得にく
くなり、また40%を越えると実用的な容器形状としに
くくなる。
【0016】上記フランジ1角部の弧上部分の形状に特
別な制限はないが、円形の一部、楕円形の一部等の形状
が好ましい。
別な制限はないが、円形の一部、楕円形の一部等の形状
が好ましい。
【0017】本発明に係るフランジ付容器のフランジ1
の端面3は、図3に示されるように、フランジ1の上面
4及び下面5に対してほぼ直角となっている。このよう
になっていることにより、内容物を充填するライン等で
容器が並んで移動する間、前後の容器のフランジ1の端
面同志が突き合わされて縦及び横方向にずれにくく、振
動等によっても前後の容器のフランジ1が上下に重なり
にくくなる。
の端面3は、図3に示されるように、フランジ1の上面
4及び下面5に対してほぼ直角となっている。このよう
になっていることにより、内容物を充填するライン等で
容器が並んで移動する間、前後の容器のフランジ1の端
面同志が突き合わされて縦及び横方向にずれにくく、振
動等によっても前後の容器のフランジ1が上下に重なり
にくくなる。
【0018】次に、上述の本発明に係るフランジ付容器
の製造方法について説明する。
の製造方法について説明する。
【0019】まず、図4に示されるように、前述した発
泡シート6に、容器本体2(図1参照)となる凹部7を
成形する。この凹部7を成形する方法としては、例えば
真空成形、圧空成形等で連続的に熱成形する方法があ
る。
泡シート6に、容器本体2(図1参照)となる凹部7を
成形する。この凹部7を成形する方法としては、例えば
真空成形、圧空成形等で連続的に熱成形する方法があ
る。
【0020】次に、上記凹部7の周縁部を切断し、凹部
7毎に別々のフランジ付容器として分離する。
7毎に別々のフランジ付容器として分離する。
【0021】上記切断は、例えば図5に示されるような
自己発熱型加熱刃8によって行われる。自己発熱型加熱
刃8は、例えばステンレススチール等の薄肉帯状の刃に
直接通電して刃自体の抵抗により発熱させる形式のもの
をいう。この自己発熱型加熱刃8は、ニクロム線等の発
熱体を内蔵した加熱バンドを巻き付けて間接的に加熱す
るタイプの加熱バンド型発熱刃に比して輻射熱が少な
く、切断時に発泡シート6に熱変形等の影響を与えるこ
とが少ない利点があると共に、加熱刃装置9(図7参
照)を簡略化できる利点がある。
自己発熱型加熱刃8によって行われる。自己発熱型加熱
刃8は、例えばステンレススチール等の薄肉帯状の刃に
直接通電して刃自体の抵抗により発熱させる形式のもの
をいう。この自己発熱型加熱刃8は、ニクロム線等の発
熱体を内蔵した加熱バンドを巻き付けて間接的に加熱す
るタイプの加熱バンド型発熱刃に比して輻射熱が少な
く、切断時に発泡シート6に熱変形等の影響を与えるこ
とが少ない利点があると共に、加熱刃装置9(図7参
照)を簡略化できる利点がある。
【0022】自己発熱型加熱刃8の厚みは、0.3〜
1.2mmの範囲が好ましい。薄過ぎると耐久性が得に
くく、厚過ぎると切断性が低下しやすくなる。
1.2mmの範囲が好ましい。薄過ぎると耐久性が得に
くく、厚過ぎると切断性が低下しやすくなる。
【0023】自己発熱型加熱刃8は、前述したフランジ
付容器のフランジ1の外縁形状に沿ったほぼ四角形の形
状をなしているものである。即ち、図5に示される自己
発熱型加熱刃8は、図1に示されるフランジ付容器を製
造するためのもので、ほぼ正四角形をなしていると共
に、その一つの角が前述した弧状をなしている。また、
図6に示される自己発熱型加熱刃8は、図2に示される
フランジ付容器を製造するためのもので、ほぼ長四角形
をなしていると共に、その4つの角が前述した弧状をな
している。
付容器のフランジ1の外縁形状に沿ったほぼ四角形の形
状をなしているものである。即ち、図5に示される自己
発熱型加熱刃8は、図1に示されるフランジ付容器を製
造するためのもので、ほぼ正四角形をなしていると共
に、その一つの角が前述した弧状をなしている。また、
図6に示される自己発熱型加熱刃8は、図2に示される
フランジ付容器を製造するためのもので、ほぼ長四角形
をなしていると共に、その4つの角が前述した弧状をな
している。
【0024】上記自己発熱型加熱刃8は、図5及び図6
の(b)に示されるように、加熱刃台10上に絶縁材料
12(碍子)を介して取り付けられている。自己発熱型
加熱刃8は、図7に示されるように、加熱刃台10上に
複数設置されて加熱刃装置9を構成しており、これによ
って図4で説明した複数の凹部7の周縁を一度に切断で
きるようになっている。自己発熱型加熱刃8の加熱刃台
10への取り付けに際しては、高い切断寸法精度を得る
上で、相互に隣接する自己発熱型加熱刃8間に所定のク
リアランスを確保することが好ましい。
の(b)に示されるように、加熱刃台10上に絶縁材料
12(碍子)を介して取り付けられている。自己発熱型
加熱刃8は、図7に示されるように、加熱刃台10上に
複数設置されて加熱刃装置9を構成しており、これによ
って図4で説明した複数の凹部7の周縁を一度に切断で
きるようになっている。自己発熱型加熱刃8の加熱刃台
10への取り付けに際しては、高い切断寸法精度を得る
上で、相互に隣接する自己発熱型加熱刃8間に所定のク
リアランスを確保することが好ましい。
【0025】上記加熱刃装置9による、複数の凹部7を
成形した発泡シート6の切断は、図8に示されるよう
に、成形された複数個の凹部7を受台11に位置決め支
持し、複数個の自己発熱型加熱刃8が設置された加熱刃
装置9を降下させ、凹部7の周縁を所定の形状に熱切断
する。この切断によれば、容器は、自己発熱型加熱刃8
で切断されることから、その切断面に、トムソン刃を用
いる従来技術のような潰れが発生するおそれがなく、切
断形状、切断寸法精度、切断面の外観等に優れる容器が
得られる。また、自己発熱型加熱刃8は、剛性材料にて
構成されているため、容器の寸法精度を常に高精度に保
持することができ、繰り返し使用にも耐え、連続生産が
可能なものである。
成形した発泡シート6の切断は、図8に示されるよう
に、成形された複数個の凹部7を受台11に位置決め支
持し、複数個の自己発熱型加熱刃8が設置された加熱刃
装置9を降下させ、凹部7の周縁を所定の形状に熱切断
する。この切断によれば、容器は、自己発熱型加熱刃8
で切断されることから、その切断面に、トムソン刃を用
いる従来技術のような潰れが発生するおそれがなく、切
断形状、切断寸法精度、切断面の外観等に優れる容器が
得られる。また、自己発熱型加熱刃8は、剛性材料にて
構成されているため、容器の寸法精度を常に高精度に保
持することができ、繰り返し使用にも耐え、連続生産が
可能なものである。
【0026】上記切断において、受台11に負圧吸引手
段(図示されていない)を接続し、それによって、発泡
シート6を受台11に吸着させておくと、発泡シート6
の位置決め支持をより確実にかつ正確なものとすること
ができる。
段(図示されていない)を接続し、それによって、発泡
シート6を受台11に吸着させておくと、発泡シート6
の位置決め支持をより確実にかつ正確なものとすること
ができる。
【0027】切断時の自己発熱型加熱刃8の温度は、通
常、200〜450℃の範囲内に適宜温度コントロール
される。ポリスチレン発泡シートの切断の場合は、自己
発熱型加熱刃8の加熱温度を200〜450の温度に、
切断部分との接触時間を0.01〜0.8秒とすること
が好ましい。
常、200〜450℃の範囲内に適宜温度コントロール
される。ポリスチレン発泡シートの切断の場合は、自己
発熱型加熱刃8の加熱温度を200〜450の温度に、
切断部分との接触時間を0.01〜0.8秒とすること
が好ましい。
【0028】このようにして得られる本発明のフランジ
付容器は、従来のトムソン刃により切断された成形容器
に較べて、切断精度にすぐれ、端部外観が良好で、シー
ルフイルム剥離性に優れ、更には自動ラインにおけるフ
ランジ1同志の重なり合いを生じにくいものである。本
発明における容器の切断精度は、切断前の凹部7の周縁
部厚さに対する切断後のフランジ1の端部厚さの割合
で、70%以上が好ましく、更に好ましくは80〜99
%である。また、フランジ1端部の切断面は、電子顕微
鏡で観察すると、発泡していない表層と中間の発泡層か
らなっているが、フランジ1端部としては、発泡層の割
合が大きいほど好ましい。本発明の容器におけるフラン
ジ1端部の切断面の全体厚さに対する発泡層厚さの割合
は、電子顕微鏡による測定で70〜99%であることが
好ましく、更に好ましくは80〜98%である。従来の
トムソン刃により切断された成形容器では、切断精度
が、70%未満であり、成形容器端部の切断面の全体厚
さに対する発泡層の割合が、70%未満である。
付容器は、従来のトムソン刃により切断された成形容器
に較べて、切断精度にすぐれ、端部外観が良好で、シー
ルフイルム剥離性に優れ、更には自動ラインにおけるフ
ランジ1同志の重なり合いを生じにくいものである。本
発明における容器の切断精度は、切断前の凹部7の周縁
部厚さに対する切断後のフランジ1の端部厚さの割合
で、70%以上が好ましく、更に好ましくは80〜99
%である。また、フランジ1端部の切断面は、電子顕微
鏡で観察すると、発泡していない表層と中間の発泡層か
らなっているが、フランジ1端部としては、発泡層の割
合が大きいほど好ましい。本発明の容器におけるフラン
ジ1端部の切断面の全体厚さに対する発泡層厚さの割合
は、電子顕微鏡による測定で70〜99%であることが
好ましく、更に好ましくは80〜98%である。従来の
トムソン刃により切断された成形容器では、切断精度
が、70%未満であり、成形容器端部の切断面の全体厚
さに対する発泡層の割合が、70%未満である。
【0029】本発明で得られるフランジ付容器は、各種
の用途に適する成形容器であり、特に食品容器等に適す
るものである。具体的には、一つの角が円弧をした略四
角形成形容器が納豆容器として好適である。また、本発
明のフランジ付容器を納豆容器等として使用する場合に
は、容器の上面にシールフイルムを貼って使用すること
が通常であるが、容器の一つの角が円弧をしていること
により、納豆等を取り出す時にシールフイルムを容易の
剥がすことができる利点がある。
の用途に適する成形容器であり、特に食品容器等に適す
るものである。具体的には、一つの角が円弧をした略四
角形成形容器が納豆容器として好適である。また、本発
明のフランジ付容器を納豆容器等として使用する場合に
は、容器の上面にシールフイルムを貼って使用すること
が通常であるが、容器の一つの角が円弧をしていること
により、納豆等を取り出す時にシールフイルムを容易の
剥がすことができる利点がある。
【0030】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明す
る。
る。
【0031】実施例1 厚さ3mm、幅63cmのポリスチレン発泡シートを用
い、これを真空成形して、開口部の形状が8×8cm、
底部が7×7cm、深さ2cmの凹部を複数個作成した
(図4参照)。次に、この凹部の周縁部を、一つの角が
弧状をなし、厚さ0.7mmの略四角形の自己発熱型加
熱刃(図5参照)を用い、加熱刃装置(図7参照)にて
切断し、一つの角が弧状をした略正四角形のフランジを
有する容器を得た(図1参照)。容器の評価結果を表1
に示す。
い、これを真空成形して、開口部の形状が8×8cm、
底部が7×7cm、深さ2cmの凹部を複数個作成した
(図4参照)。次に、この凹部の周縁部を、一つの角が
弧状をなし、厚さ0.7mmの略四角形の自己発熱型加
熱刃(図5参照)を用い、加熱刃装置(図7参照)にて
切断し、一つの角が弧状をした略正四角形のフランジを
有する容器を得た(図1参照)。容器の評価結果を表1
に示す。
【0032】実施例2 実施例1において、略四角形の自己発熱型加熱刃を図6
の形状とした以外は同様に行い、略長四角形のフランジ
を有する容器を得た(図2参照)。容器の評価結果を表
1に示す。
の形状とした以外は同様に行い、略長四角形のフランジ
を有する容器を得た(図2参照)。容器の評価結果を表
1に示す。
【0033】比較例1 実施例1において、実施例1で用いた自己発熱型加熱刃
の代わりに、弧状部分を持たない四角形トムソン刃を用
いた以外は同様に行い、フランジ付容器を得た。容器の
評価結果を表1に示す。
の代わりに、弧状部分を持たない四角形トムソン刃を用
いた以外は同様に行い、フランジ付容器を得た。容器の
評価結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】(注1)弧状部分割合の算出は、以下の式
とする。但し、lは弧状部分の全体長さ、Lは容器端部
の全体長さである。 弧状部分割合=(l/L)×100 (注2)切断精度の算出は、以下の式とする。但し、t
は切断後のフランジ端部厚さ、Tは切断前の凹部の周縁
部厚さである。 切断精度=(t/T)×100 (注3)フランジ端部外観観察結果は、フランジ端部切
断面の電子顕微鏡写真(35倍)により判定した。 (注4)フランジの上面に、正方形又は長方形のシール
フイルムを貼った後、シールフイルムの角部を持って、
シールフイルムを剥がした時に、シールフイルムを剥が
すことが容易なものを○、困難なものを×とした。 (注5)フランジ端部の発泡層の割合は、フランジ端部
の切断面の電子顕微鏡写真(35倍)を用い、フランジ
端部の切断面の全体厚さに対する発泡層の厚さの割合
(%)として算出した。
とする。但し、lは弧状部分の全体長さ、Lは容器端部
の全体長さである。 弧状部分割合=(l/L)×100 (注2)切断精度の算出は、以下の式とする。但し、t
は切断後のフランジ端部厚さ、Tは切断前の凹部の周縁
部厚さである。 切断精度=(t/T)×100 (注3)フランジ端部外観観察結果は、フランジ端部切
断面の電子顕微鏡写真(35倍)により判定した。 (注4)フランジの上面に、正方形又は長方形のシール
フイルムを貼った後、シールフイルムの角部を持って、
シールフイルムを剥がした時に、シールフイルムを剥が
すことが容易なものを○、困難なものを×とした。 (注5)フランジ端部の発泡層の割合は、フランジ端部
の切断面の電子顕微鏡写真(35倍)を用い、フランジ
端部の切断面の全体厚さに対する発泡層の厚さの割合
(%)として算出した。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、開
封作業性のよいフランジ付容器を、フランジ先端部に潰
れを生じさせることなく、効率よく製造できるものであ
る。
封作業性のよいフランジ付容器を、フランジ先端部に潰
れを生じさせることなく、効率よく製造できるものであ
る。
【図1】本発明に係るフランジ付容器の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】本発明に係るフランジ付容器の他の例を示す斜
視図である。
視図である。
【図3】図1及び図2に示されるフランジ端部の拡大断
面図である。
面図である。
【図4】容器本体となる凹部を成形した発泡シートの例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図5】自己発熱型加熱刃の一例を示す図である。
【図6】自己発熱型加熱刃の他の例を示す図である。
【図7】図5の自己発熱型加熱刃を複数有する加熱刃装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図8】図7の加熱刃装置を用いた切断方法の説明図で
ある。
ある。
【図9】従来の技術の説明図である。
1 フランジ 2 容器本体 3 フランジ端面 4 フランジ上面 5 フランジ下面 6 発泡シート 7 凹部 8 自己発熱型加熱刃 9 加熱刃装置 10 加熱刃台 11 受台 12 絶縁材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 稔雄 千葉県香取郡多古町水戸字水戸台1−26 デンカポリマー株式会社香取工場内 (72)発明者 佐藤 康孝 千葉県香取郡多古町水戸字水戸台1−26 デンカポリマー株式会社香取工場内 (72)発明者 椎名 章 千葉県香取郡多古町水戸字水戸台1−26 デンカポリマー株式会社香取工場内
Claims (2)
- 【請求項1】 発泡シートを成形したフランジ付容器で
あって、略四角形のフランジの少なくとも一つの角が、
フランジにシールされる四角形のシールフィルムの角を
フランジより延出させる弧状をなし、しかもフランジの
端面と、フランジの上面及び下面とがほぼ直角をなして
いることを特徴とするフランジ付容器。 - 【請求項2】 発泡シートに容器本体となる複数の凹部
を成形し、この各凹部の周縁を、少なくとも一つの角が
弧状をなす略四角形の自己発熱型加熱刃を複数個用いて
同時に切断し、略四角形のフランジの少なくとも一つの
角が、フランジにシールされる四角形のシールフィルム
の角をフランジより延出させる弧状となったフランジ付
容器を得ることを特徴とするフランジ付容器の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21831995A JPH0948066A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | フランジ付容器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21831995A JPH0948066A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | フランジ付容器及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948066A true JPH0948066A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16717993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21831995A Pending JPH0948066A (ja) | 1995-08-04 | 1995-08-04 | フランジ付容器及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0948066A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006240053A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Illig Nippon Kk | 打ち抜き部、プラスチックシート成形装置 |
| JP2008204964A (ja) * | 1998-07-29 | 2008-09-04 | Samsung Sdi Co Ltd | 二次電池ケース素材の製造方法 |
-
1995
- 1995-08-04 JP JP21831995A patent/JPH0948066A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008204964A (ja) * | 1998-07-29 | 2008-09-04 | Samsung Sdi Co Ltd | 二次電池ケース素材の製造方法 |
| JP2006240053A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Illig Nippon Kk | 打ち抜き部、プラスチックシート成形装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041209 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041214 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050412 |