JPH0948071A - 賦型シートおよびその製造方法 - Google Patents
賦型シートおよびその製造方法Info
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- JPH0948071A JPH0948071A JP22117095A JP22117095A JPH0948071A JP H0948071 A JPH0948071 A JP H0948071A JP 22117095 A JP22117095 A JP 22117095A JP 22117095 A JP22117095 A JP 22117095A JP H0948071 A JPH0948071 A JP H0948071A
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Abstract
ことなく安価かつ効率的に製造することができる賦型シ
ートとその製造方法を提供する。 【解決手段】 先ず、矩形状の枠1に紗2を張設してシ
ート本体3を構成し、また、エチレン酢酸ビニル共重合
体フィルム4とポリビニルアルコールフィルム5とを重
ね合わせて複合フィルム6U,6Lを構成する。次に、
熱プレス機の下熱盤7上に底上板10とフェルトゴムの
クッション板11とを介して複製型9を載置し、複製型
9上に複合フィルム6L、シート本体3および複合フィ
ルム6Uを各複合フィルム6L,6Uのエチレン酢酸ビ
ニル共重合体フィルム4が紗2と対面するように順次重
ねて配置し、複合フィルム6Uと上熱盤8との間に紙等
のクッションシート12、アルミ合金等の当て板13お
よびシリコーンゴムのクッション板14を重ねて介装
し、各熱盤7,8により135°Cの温度、30分の加
圧加熱時間、20kg/cm2 の圧力で加熱、加圧し、
冷却後に剥離して賦型シートを得る。
Description
用いる賦型シートと、その製造方法に関する。
特公昭57−45143号公報、特開昭59−1330
11号公報、特公昭63−30148号公報、特公昭6
3−26702号公報あるいは特公平5−72854号
公報等に記載されたものが知られる。例えば、特公昭5
7−45143号公報には、柔軟性フィルムの表裏面に
それぞれポリビニルアルコールフィルムを重ね合わせた
複合フィルムを、表面に凹凸が形成された原稿の表面に
加熱押圧して賦型シートを得る製造方法が記載される。
そして、この賦型シートは、通常、枠に張設して用いら
れる。
原稿の表面にポリビニルアルコール樹脂を塗布し、この
ポリビニルアルコール樹脂が乾燥した後にポリビニルア
ルコール樹脂上にプライマを塗って紗等の芯材を重ね、
さらに、この上にシリコーン樹脂を塗布、硬化させて賦
型シートを得る製造方法が記載されている。この賦型シ
ートも上述した賦型シートと同様に枠に張設して用いら
れる。
た従来の賦型シートの製造方法にあっては、原稿を型取
りした後に枠に張設するため、賦型シートの四方から均
一な力で引っ張って枠に張設することが難しく、ダクと
称せられる天然原稿にはない不自然なうねりが発生し、
天然原稿に忠実な化粧板を製造することが困難であると
いう問題があった。この発明は、上記問題に鑑みてなさ
れたもので、天然原稿と同等の賦型シート、また、賦型
シートをダク等を生じることなく製造することができる
製造方法を提供することを目的とする。
め、この発明にかかる賦型シートは、枠に張設された紗
が埋入固着されたエチレン酢酸ビニル共重合体フィルム
層の両面にそれぞれポリビニルアルコールフィルム層を
備え、一方のポリビニルアルコールフィルム層側に賦形
用の凹凸模様を有する。また、この発明にかかる賦型シ
ートの製造方法は、ポリビニルアルコールフィルムとエ
チレン酢酸ビニル共重合体フィルムとを積層した複合フ
ィルムを枠に張設された紗の両面側にそれぞれエチレン
酢酸ビニル共重合体フィルムが紗と対面するように合わ
せ、一方の複合フィルム側に複製型を重ねて熱プレスす
ることを特徴とする。
造方法は、酢酸ビニルの含有量が5〜10%のエチレン
酢酸ビニル共重合体を使用する態様(請求項3)に、ま
た、熱プレスに際し、複製型を重ねた複合フィルムとは
反対側の複合フィルムに、弾性体からなり表面が平滑な
板状クッションを重ねて熱プレスする態様(請求項4)
に構成することができる。
された中間型等のみならず天然原稿等も用いることがで
きる。ポリビニルアルコールフィルムは厚みが15μm
〜30μm程度のもの、エチレン酢酸ビニル共重合体フ
ィルムは酢酸ビニル含有量が5%〜10%で厚みが10
0μm〜500μm程度のものが用いられる。また、紗
としては、メッシュが250以下のシルクスクリーン用
ステンシル等、例えば、ポリエステル繊維で作られたも
のが用いられる。なお、紗を枠に張設する機械が開発さ
れている。そして、加熱・加圧に際しては、温度が11
0°C〜140°C、時間が15分〜40分、圧力が1
2kg/cm2 〜30kg/cm2 の条件が採用され
る。
ン酢酸ビニル共重合体フィルムが一体化し、一方のポリ
ビニルアルコールフィルム側に原稿の凹凸模様が転写さ
れる。このため、後に枠に張設する必要がなく、ダク等
の発生が防止できる。そして、熱プレスに際しても、エ
チレン酢酸ビニル共重合体フィルムはポリ塩化ビニルフ
ィルム等に比較して加熱溶融時の流動性が高いため、原
稿の微細な凹凸も転写でき、原稿に忠実な賦型シートが
得られる。
参照して説明する。図1はこの発明の一実施例にかかる
製造方法に用いる装置を模式的に示す断面図である。
1に紗2を張設してシート本体3を構成し、また、エチ
レン酢酸ビニル共重合体フィルム4とポリビニルアルコ
ールフィルム5とを積層して複合フィルム6U,6Lを
構成する。シート本体3は枠1がアルミニウム等から構
成され、紗2としてポリエステル系繊維で100メッシ
ュ程度のものが用いられる。また、複合フィルム6はエ
チレン酢酸ビニル共重合体フィルム4が7%程度の酢酸
ビニルの含有量で260μm程度の厚みを有するもの、
ポリビニルアルコールフィルム5が25μm程度の厚み
を有するものが用いられる。
熱盤7と上熱盤8との間に、複製型9、複合フィルム6
L、シート本体3および複合フィルム6Uを順次重ねて
配置する。ここで、下熱盤7上にはパーチクルボードの
表裏にメラミン樹脂板を積層した底上板10とフェルト
ゴムのクッション板11とを重ねて設け、このクッショ
ン板11上に複製型9を載置し、複製型9側の複合フィ
ルム6Lをポリビニルアルコールフィルム5が複製型9
と、エチレン酢酸ビニル共重合体フィルム4が紗2と対
面するように配置する。また、上熱盤8と上側の複合フ
ィルム6Uとの間には紙等のクッションシート12、ア
ルミ合金等の当て板13および弾性体からなる表面が平
滑なクッション板14を重ねて介装し、複合フィルム6
Uをエチレン酢酸ビニル共重合体フィルム4が紗2と対
面するように配置する。なお、上記クッション板14を
形成する弾性体としては、ゴム硬度30〜60度で、厚
さ3〜6mmのシリコーンゴムが適している。
型9、複合フィルム6L、シート本体3の紗2および複
合フィルム6Uを加熱しつつ加圧し、複合フィルム6L
のポリビニルアルコールフィルム5側に複製型9の凹凸
模様を転写するとともに各複合フィルム6L,6Uのエ
チレン酢酸ビニル共重合体フィルム4を紗2と固着す
る。加圧・加熱の条件としては、例えば、温度が135
°C、加圧加熱時間が30分、圧力が20kg/cm2
程度が採用される。そして、冷却後に、複製型9と複合
フィルム6Lのポリビニルアルコールフィルム5とを剥
離することで、賦型シートが得られる。
熱圧加工するのみで賦型シートが製造でき、熱圧加工後
に枠等への張設を行う必要がないため、生産性が優れコ
ストも低くでき、また、タグの発生も防止できる。ま
た、エチレン酢酸ビニル共重合体フィルム4はポリ塩化
ビニル等と比較して溶融時の流動性が高いため、複製型
9の細かい凹凸も転写することができ、より複製型9に
忠実な賦型シートが得られる。
ビニル含有量は、5〜10%が好ましく、5%以下であ
ると融点が上がり加熱溶融時の流動性が劣るので凹凸の
再現性が悪く、10%以上であると製造された賦型シー
トの耐熱性が悪くなり、例えば、不飽和ポリエステル樹
脂のように硬化時に発熱する樹脂の賦型に使用した場合
に耐久性が劣る。また、熱プレスに際し、複製型を重ね
た複合フィルムとは反対側の複合フィルムに、例えば、
シリコーンゴム等の弾性体からなり表面が平滑な板状ク
ッションを重ねて熱プレスすることによって、熱盤から
の圧力を均一化し、表面が平滑な賦型シートが得られ
る。
ルアルコールフィルム5が酸素の遮断性に優れるため、
この賦型シートを用いて化粧板を生産する際にも、廉価
な汎用ポリエステル樹脂を用いることができ、また、高
い耐久性が得られ多数の化粧板を製造することができ
る。
賦型シートおよび賦型シートの製造方法によれば、熱圧
加工するのみで賦型シートを製造でき、熱圧加工後に枠
等への張設を行う必要がないため、生産性が優れコスト
も低くでき、タグの発生も防止でき、また、エチレン酢
酸ビニル共重合体フィルム4がポリ塩化ビニル等と比較
して溶融時の流動性が高いため、複製型の細かい凹凸も
賦型シートに再現することができると同時に、紗の網目
中に容易に進入することによってエチレン酢酸ビニル共
重合体と紗が強固に固着し、頑丈な型を製造することが
できる。
方法を説明する模式断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 枠に張設された紗が埋入固着されたエチ
レン酢酸ビニル共重合体フィルム層の両面にそれぞれポ
リビニルアルコールフィルム層を備え、一方のポリビニ
ルアルコールフィルム層側に賦形用の凹凸模様を有する
ことを特徴とする賦型シート。 - 【請求項2】 ポリビニルアルコールフィルムとエチレ
ン酢酸ビニル共重合体フィルムとを積層した複合フィル
ムを枠に張設された紗の両面側にそれぞれエチレン酢酸
ビニル共重合体フィルムが紗と対面するように合わせ、
一方の複合フィルム側に複製型を重ねて熱プレスするこ
とを特徴とする賦型シートの製造方法。 - 【請求項3】 酢酸ビニルの含有量が5〜10%のエチ
レン酢酸ビニル共重合体を使用することを特徴とする請
求項2記載の賦型シートの製造方法。 - 【請求項4】 熱プレスに際し、複製型を重ねた複合フ
ィルムとは反対側の複合フィルムに、弾性体からなり表
面が平滑な板状クッションを重ねて熱プレスすることを
特徴とする請求項2記載の賦型シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22117095A JP3714707B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 賦形シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22117095A JP3714707B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 賦形シートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948071A true JPH0948071A (ja) | 1997-02-18 |
| JP3714707B2 JP3714707B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=16762578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22117095A Expired - Fee Related JP3714707B2 (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 賦形シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3714707B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008137380A (ja) * | 2006-11-10 | 2008-06-19 | Toray Ind Inc | 微細形状転写シートの製造装置および微細形状転写シートの製造方法 |
| JP2020176341A (ja) * | 2019-04-17 | 2020-10-29 | トヨタ紡織株式会社 | 表皮材及びその製造方法 |
| JP2021045905A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 住友ベークライト株式会社 | 成形体の製造方法 |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP22117095A patent/JP3714707B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
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| JP2020176341A (ja) * | 2019-04-17 | 2020-10-29 | トヨタ紡織株式会社 | 表皮材及びその製造方法 |
| US11840053B2 (en) | 2019-04-17 | 2023-12-12 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Skin material and method for producing the same |
| JP2021045905A (ja) * | 2019-09-19 | 2021-03-25 | 住友ベークライト株式会社 | 成形体の製造方法 |
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|---|---|
| JP3714707B2 (ja) | 2005-11-09 |
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