JPH0948304A - エアバッグ - Google Patents
エアバッグInfo
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- JPH0948304A JPH0948304A JP20336295A JP20336295A JPH0948304A JP H0948304 A JPH0948304 A JP H0948304A JP 20336295 A JP20336295 A JP 20336295A JP 20336295 A JP20336295 A JP 20336295A JP H0948304 A JPH0948304 A JP H0948304A
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Landscapes
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 局部的な膨出を防止するよう構成されたエラ
ストマー製エアバッグを提供する。 【解決手段】 インフレータからのガス圧が局部的に強
くかかる部分に補強用フィルム20を貼着する。補強用
フィルム20を貼着したエアバッグ10の折畳体にイン
フレータからガスが導入された場合、局部的に大きな圧
力がフィルム貼着部に加えられても、局部的に膨らみ出
すことがない。
ストマー製エアバッグを提供する。 【解決手段】 インフレータからのガス圧が局部的に強
くかかる部分に補強用フィルム20を貼着する。補強用
フィルム20を貼着したエアバッグ10の折畳体にイン
フレータからガスが導入された場合、局部的に大きな圧
力がフィルム貼着部に加えられても、局部的に膨らみ出
すことがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両衝突時に運転席
乗員を保護するためのエアバッグに係り、特にエラスト
マー製エアバッグに関する。
乗員を保護するためのエアバッグに係り、特にエラスト
マー製エアバッグに関する。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ装置は、車両衝突時にエアバ
ッグを展開させて乗員を保護するためのものである。
ッグを展開させて乗員を保護するためのものである。
【0003】従来、エアバッグは一般にポリアミド繊維
等の繊維の織布にシリコンゴムコーティングを施したも
ので構成されていたが、近年、これに代るものとして、
エラストマー製エアバッグ(特開平4−266544号
公報)が提案されている。
等の繊維の織布にシリコンゴムコーティングを施したも
ので構成されていたが、近年、これに代るものとして、
エラストマー製エアバッグ(特開平4−266544号
公報)が提案されている。
【0004】運転席用エアバッグは、一般に、それぞれ
円形のフロントパネルとリヤパネルとから構成されてい
る。このエアバッグは、周知の通り、コンパクトに折り
畳まれてエアバッグ装置内に収納されている。
円形のフロントパネルとリヤパネルとから構成されてい
る。このエアバッグは、周知の通り、コンパクトに折り
畳まれてエアバッグ装置内に収納されている。
【0005】従来の運転席用エアバッグとその折り畳み
方法の第1の例について第2〜9図を参照して説明す
る。第2図乃至第7図の(A)はエアバッグの平面図、
(B)はそれぞれ(A)のB−B線に沿う側面図であ
る。第8図は第2図のVIII−VIII線に沿う断面図、第9
図は従来例に係るエアバッグ折畳体の断面斜視図、第1
0図は従来例に係るエアバッグ装置の概略的な断面図で
ある。
方法の第1の例について第2〜9図を参照して説明す
る。第2図乃至第7図の(A)はエアバッグの平面図、
(B)はそれぞれ(A)のB−B線に沿う側面図であ
る。第8図は第2図のVIII−VIII線に沿う断面図、第9
図は従来例に係るエアバッグ折畳体の断面斜視図、第1
0図は従来例に係るエアバッグ装置の概略的な断面図で
ある。
【0006】エアバッグ50は、前面を構成するフロン
トパネル50aと後面を構成するリヤパネル50bとを
重ね合わせ、それらの周縁部を接合して袋状としたもの
である。
トパネル50aと後面を構成するリヤパネル50bとを
重ね合わせ、それらの周縁部を接合して袋状としたもの
である。
【0007】このエアバッグ50は、中にガスが吹き込
まれていない状態にあっては、第2図及び第8図に示す
如く、平たい円形形状のものであり、リヤパネル50b
の中央には、インフレータの先端側を受け入れるための
開口52が設けられている。また、このエアバッグ50
は、展開し終ったエアバッグ50に人体が当ってきたと
きに、エアバッグ内のガスを逃がして衝撃吸収を図るた
めのベントホール54が設けられている。
まれていない状態にあっては、第2図及び第8図に示す
如く、平たい円形形状のものであり、リヤパネル50b
の中央には、インフレータの先端側を受け入れるための
開口52が設けられている。また、このエアバッグ50
は、展開し終ったエアバッグ50に人体が当ってきたと
きに、エアバッグ内のガスを逃がして衝撃吸収を図るた
めのベントホール54が設けられている。
【0008】このエアバッグ50をエアバッグ装置に組
み込むために折り畳むに際しては、まず、第3図に示す
如く、中心を通らない弦方向の第1の線61に沿ってエ
アバッグ50の左半分の円弧側を表側に折り返し、次い
で第4図の如く、この折り返した側の先端(円弧側)を
第2の線62に沿って表側に折り返す。さらに、折り返
した側の先端側(円弧側)を第3の線63に沿って裏側
に折り返す。
み込むために折り畳むに際しては、まず、第3図に示す
如く、中心を通らない弦方向の第1の線61に沿ってエ
アバッグ50の左半分の円弧側を表側に折り返し、次い
で第4図の如く、この折り返した側の先端(円弧側)を
第2の線62に沿って表側に折り返す。さらに、折り返
した側の先端側(円弧側)を第3の線63に沿って裏側
に折り返す。
【0009】次いで、第5,6図に示す如く、エアバッ
グ50の右半分の円弧側を、エアバッグ中心を挟んで第
1の線と対称な第4の線64に沿って表側に折り返し、
さらにこの折り返された先端側(円弧側)を、該エアバ
ッグ中心を挟んで第2の線62と対称な第5の線65に
沿って表側に折り返す。さらに、この折り返した部分の
先端側(円弧側)を、該エアバッグ中心を挟んで第3の
線63と対称な第6の線66に沿って裏側に折り返す。
グ50の右半分の円弧側を、エアバッグ中心を挟んで第
1の線と対称な第4の線64に沿って表側に折り返し、
さらにこの折り返された先端側(円弧側)を、該エアバ
ッグ中心を挟んで第2の線62と対称な第5の線65に
沿って表側に折り返す。さらに、この折り返した部分の
先端側(円弧側)を、該エアバッグ中心を挟んで第3の
線63と対称な第6の線66に沿って裏側に折り返す。
【0010】このように、エアバッグ50を第1の線6
1ないし第6の線66の方向に細長い長方形状とする。
なお、第6図(B)の通り、線64,65,66に沿っ
て折った右側折畳体は、線61,62,63に沿って折
った左側折畳体の上側に配置される。
1ないし第6の線66の方向に細長い長方形状とする。
なお、第6図(B)の通り、線64,65,66に沿っ
て折った右側折畳体は、線61,62,63に沿って折
った左側折畳体の上側に配置される。
【0011】しかる後、第7図に示す如く、この細長い
エアバッグ50の折畳体のうち、エアバッグ中心を挟ん
だ一方及び他方の側のそれぞれを、第1ないし第6の線
と直交方向に延びる第7,8,9,10の線67,6
8,69,70に沿って葛(つづら)折り状に折り返す
ことにより、全体として正方形形状のエアバッグ50の
折畳体とする。なお、第9図はこのエアバッグ50の折
畳体90の断面斜視図である。
エアバッグ50の折畳体のうち、エアバッグ中心を挟ん
だ一方及び他方の側のそれぞれを、第1ないし第6の線
と直交方向に延びる第7,8,9,10の線67,6
8,69,70に沿って葛(つづら)折り状に折り返す
ことにより、全体として正方形形状のエアバッグ50の
折畳体とする。なお、第9図はこのエアバッグ50の折
畳体90の断面斜視図である。
【0012】エアバッグ50の第2の折り畳み方法につ
いて第12図を参照して説明する。
いて第12図を参照して説明する。
【0013】フロントパネル及びリヤパネルを平坦に延
ばした状態で、該エアバッグの中心から該エアバッグの
一方の側に外れた、弦方向に延びる第1の線141に沿
ってエアバッグの該一方の側の円弧側を表側に折り返
し、さらにこの折り返した部分の円弧側を該第1の線1
41と平行な第2ないし第4の線142,143,14
4に沿って表側に3回折り返す。
ばした状態で、該エアバッグの中心から該エアバッグの
一方の側に外れた、弦方向に延びる第1の線141に沿
ってエアバッグの該一方の側の円弧側を表側に折り返
し、さらにこの折り返した部分の円弧側を該第1の線1
41と平行な第2ないし第4の線142,143,14
4に沿って表側に3回折り返す。
【0014】次いでエアバッグ中心を挟んで該第1の線
141とほぼ対称な第5の線145に沿ってエアバッグ
の他方の側の円弧側を表側に折り返し、さらにこの折り
返した部分の円弧側を、該中心を挟んで該第5の線と平
行な第6ないし第8の線146,147,148に沿っ
て表側に3回折り返す。かくしてこれら第1ないし第8
の線の方向に細長い長方形状の折畳体とし、しかる後、
該長方形状の折畳体のうち、該中心を挟んだ一方及び他
方の側のそれぞれを、これら第1ないし第8の線141
〜148と直交方向に延び、且つ該エアバッグの中心か
ら外れた部分を通る線149に沿って複数回折り返すこ
とにより略正方形状のエアバッグ折畳体140とする。
141とほぼ対称な第5の線145に沿ってエアバッグ
の他方の側の円弧側を表側に折り返し、さらにこの折り
返した部分の円弧側を、該中心を挟んで該第5の線と平
行な第6ないし第8の線146,147,148に沿っ
て表側に3回折り返す。かくしてこれら第1ないし第8
の線の方向に細長い長方形状の折畳体とし、しかる後、
該長方形状の折畳体のうち、該中心を挟んだ一方及び他
方の側のそれぞれを、これら第1ないし第8の線141
〜148と直交方向に延び、且つ該エアバッグの中心か
ら外れた部分を通る線149に沿って複数回折り返すこ
とにより略正方形状のエアバッグ折畳体140とする。
【0015】なお、該第1〜4の線141〜144に沿
って折り返した部分と第5〜8の線145〜148に沿
って折り返した部分とは、重なり合うことなく並置され
ている。
って折り返した部分と第5〜8の線145〜148に沿
って折り返した部分とは、重なり合うことなく並置され
ている。
【0016】エアバッグ50の第3の折り畳み方法を第
13図に示す。この折り畳み方法は、パネルのトップ
(TOP,ステアリングの上方に配置されるサイドのこ
と。)の位置が第12図と反時計方向に90°ずれてい
るだけで基本的には同じである。なお、同一符号は同一
部分を示している。
13図に示す。この折り畳み方法は、パネルのトップ
(TOP,ステアリングの上方に配置されるサイドのこ
と。)の位置が第12図と反時計方向に90°ずれてい
るだけで基本的には同じである。なお、同一符号は同一
部分を示している。
【0017】エアバッグ50の第4の折り畳み方法につ
いて第14図を参照して説明する。
いて第14図を参照して説明する。
【0018】フロントパネル及びリヤパネルを平坦に延
ばした状態で、該エアバッグの中心から該エアバッグの
一方の側に外れた、弦方向に延びる第1の線161に沿
ってエアバッグの該一方の側の円弧側を表側に折り返
し、さらに該エアバッグの中心から外れた該第1の線と
垂直な第2の線162に沿って表側に折り返し、さら
に、エアバッグ中心を挟んで該第1の線とほぼ対称かつ
平行な第3の線163に沿って表側に折り返す。
ばした状態で、該エアバッグの中心から該エアバッグの
一方の側に外れた、弦方向に延びる第1の線161に沿
ってエアバッグの該一方の側の円弧側を表側に折り返
し、さらに該エアバッグの中心から外れた該第1の線と
垂直な第2の線162に沿って表側に折り返し、さら
に、エアバッグ中心を挟んで該第1の線とほぼ対称かつ
平行な第3の線163に沿って表側に折り返す。
【0019】次いでエアバッグ中心を挟んで該第2の線
162とほぼ対称かつ平行な第4の線164に沿ってエ
アバッグの他方の側の円弧側を表側に折り返し、さらに
この折り返した部分の側方からはみ出した部分の円弧側
を前記第1の線161に重なる第5の線165に沿って
表側に折り返し、さらに、前記第4の線164に沿って
折り返した部分の先端側を前記第2の線162に重なる
第6の線166に沿って表側に折り返すことにより略正
方形状のエアバッグ折畳体160とする。
162とほぼ対称かつ平行な第4の線164に沿ってエ
アバッグの他方の側の円弧側を表側に折り返し、さらに
この折り返した部分の側方からはみ出した部分の円弧側
を前記第1の線161に重なる第5の線165に沿って
表側に折り返し、さらに、前記第4の線164に沿って
折り返した部分の先端側を前記第2の線162に重なる
第6の線166に沿って表側に折り返すことにより略正
方形状のエアバッグ折畳体160とする。
【0020】このように折り畳まれたエアバッグ50が
モジュールカバー48で覆われることにより、例えば第
10図に示すエアバッグ装置が構成される。このエアバ
ッグ装置は、リテーナ44の主板面44aにインフレー
タ46と、該インフレータ46によって展開されるエア
バッグ50を取り付け、折り畳まれたエアバッグ50を
モジュールカバー48で覆った構成のものである。イン
フレータ46が作動されると、エアバッグ50がモジュ
ールカバー48を押圧し、このモジュールカバー48が
開裂する。そして、エアバッグ50が車両室内に大きく
展開する。
モジュールカバー48で覆われることにより、例えば第
10図に示すエアバッグ装置が構成される。このエアバ
ッグ装置は、リテーナ44の主板面44aにインフレー
タ46と、該インフレータ46によって展開されるエア
バッグ50を取り付け、折り畳まれたエアバッグ50を
モジュールカバー48で覆った構成のものである。イン
フレータ46が作動されると、エアバッグ50がモジュ
ールカバー48を押圧し、このモジュールカバー48が
開裂する。そして、エアバッグ50が車両室内に大きく
展開する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】インフレータが作動開
始した直後のモジュールカバー48がまだ開裂していな
い状態においては、折り畳まれたエアバッグ50内の狭
い空隙に無理矢理にインフレータ発生ガスが押し込まれ
る。このため、エアバッグ50内でも特にガスが流れに
くい折り返し部分には著しく高いガス圧が集中して加え
られる。
始した直後のモジュールカバー48がまだ開裂していな
い状態においては、折り畳まれたエアバッグ50内の狭
い空隙に無理矢理にインフレータ発生ガスが押し込まれ
る。このため、エアバッグ50内でも特にガスが流れに
くい折り返し部分には著しく高いガス圧が集中して加え
られる。
【0022】本発明者がエラストマー製エアバッグにつ
いて種々の検討を加えたところ、第2〜7図の折り畳み
方法の場合、第9図の符号100で示す第5の線の長手
方向の中央付近に大きなガス圧が加えられることが判明
した。
いて種々の検討を加えたところ、第2〜7図の折り畳み
方法の場合、第9図の符号100で示す第5の線の長手
方向の中央付近に大きなガス圧が加えられることが判明
した。
【0023】即ち、第2〜7図に示す折り畳み方法の場
合には、中心線上片側が折り重ねられ、その上に反対側
の半分が乗せられるため、最初に折り重ねられた片側の
折り目が密なのに対し、その上に乗せられた側の折り目
が緩くなる。そのため、ガスは緩いほうの折り目を越え
て(通過して)流れ、最後にガスの流れが塞き止めら
れ、かつ、膨らむ余地のある部分にガスの圧力が集中し
て、その部分が膨出することになる。
合には、中心線上片側が折り重ねられ、その上に反対側
の半分が乗せられるため、最初に折り重ねられた片側の
折り目が密なのに対し、その上に乗せられた側の折り目
が緩くなる。そのため、ガスは緩いほうの折り目を越え
て(通過して)流れ、最後にガスの流れが塞き止めら
れ、かつ、膨らむ余地のある部分にガスの圧力が集中し
て、その部分が膨出することになる。
【0024】第12,13図の折り畳み方法の場合は、
フロントパネル50aの中央に大きなガス圧がかかるこ
とが判明した。この場合、フロントパネル50aの中央
の上方には第10図の如くスペース102があいている
ため、部分100のフロントパネル50aが、第11図
の如く局部的に上方に膨らみ出すことが認められた。1
04は膨出した部分を示す。
フロントパネル50aの中央に大きなガス圧がかかるこ
とが判明した。この場合、フロントパネル50aの中央
の上方には第10図の如くスペース102があいている
ため、部分100のフロントパネル50aが、第11図
の如く局部的に上方に膨らみ出すことが認められた。1
04は膨出した部分を示す。
【0025】第12,13図に示す折り畳み方法により
折り畳まれたエアバッグ折畳体においては、中心線を境
に完全に対称に折り畳まれている。この場合は、折り目
の気密性が高いため、インフレータから噴出したガスは
折り目を越えることができず(折り目部分を通過して流
れることができず)、そのため、最下層のフロントパネ
ルの、しかも、折り目で囲まれて膨らむ余地のある中央
部にガスの圧力が集中し、その部分が膨出する。
折り畳まれたエアバッグ折畳体においては、中心線を境
に完全に対称に折り畳まれている。この場合は、折り目
の気密性が高いため、インフレータから噴出したガスは
折り目を越えることができず(折り目部分を通過して流
れることができず)、そのため、最下層のフロントパネ
ルの、しかも、折り目で囲まれて膨らむ余地のある中央
部にガスの圧力が集中し、その部分が膨出する。
【0026】第14図に示す折り畳み方法では、第2〜
7図の折り畳み方法の場合と同様に、ガスの流れが塞き
止められる先端部が破れる。第12,13図の場合のよ
うに中央部が破れないのは、当初に中央部にガスの圧力
が集中するにもかかわらず、中央部が何重にも密に折り
重ねられているため、間隙がなく、膨らむ余地がないた
めである。このケースでは、モジュールカバーが開いて
から、バッグが展開していくうちにガスが流れるように
なり、最初に膨らむ余地の生じる先端部が膨出すること
になる。
7図の折り畳み方法の場合と同様に、ガスの流れが塞き
止められる先端部が破れる。第12,13図の場合のよ
うに中央部が破れないのは、当初に中央部にガスの圧力
が集中するにもかかわらず、中央部が何重にも密に折り
重ねられているため、間隙がなく、膨らむ余地がないた
めである。このケースでは、モジュールカバーが開いて
から、バッグが展開していくうちにガスが流れるように
なり、最初に膨らむ余地の生じる先端部が膨出すること
になる。
【0027】本発明は、このような局部的な膨出を防止
するよう構成されたエラストマー製エアバッグを提供す
ることを目的とするものである。
するよう構成されたエラストマー製エアバッグを提供す
ることを目的とするものである。
【0028】
【課題を解決するための手段】請求項1のエアバッグ
は、エラストマーフィルムよりなるフロントパネル及び
リヤパネルを備え、該リヤパネルの中央にインフレータ
用の開口が設けられたエアバッグにおいて、折畳体とさ
れてエアバッグ装置に組み込まれ、このエアバッグ装置
のインフレータがガス噴出作動した場合に、加えられる
インフレータガス圧が該エラストマーフィルムの強度を
超える部分に補強用フィルムを貼着したことを特徴とす
るものである。
は、エラストマーフィルムよりなるフロントパネル及び
リヤパネルを備え、該リヤパネルの中央にインフレータ
用の開口が設けられたエアバッグにおいて、折畳体とさ
れてエアバッグ装置に組み込まれ、このエアバッグ装置
のインフレータがガス噴出作動した場合に、加えられる
インフレータガス圧が該エラストマーフィルムの強度を
超える部分に補強用フィルムを貼着したことを特徴とす
るものである。
【0029】本発明のエアバッグにおいて、前記部分
は、塞き止められたガスの圧力がエラストマーフィルム
に作用した際に、その背面部に膨出しうる余地を有する
部分であるのが好ましい。また、前記エラストマーフィ
ルムの強度は、エラストマーフィルムの弾性限界値であ
ることが好ましい。
は、塞き止められたガスの圧力がエラストマーフィルム
に作用した際に、その背面部に膨出しうる余地を有する
部分であるのが好ましい。また、前記エラストマーフィ
ルムの強度は、エラストマーフィルムの弾性限界値であ
ることが好ましい。
【0030】本発明のエアバッグにおいては、局部的に
高いガス圧が加えられる部分に補強用フィルムを貼着し
ているため、エアバッグの局部的な膨出が確実に防止さ
れる。また、フロントパネル及びリヤパネルの全体を厚
くして膨出を防止するものに比べ、エアバッグ折畳体の
容積(嵩)が小さくて済む。
高いガス圧が加えられる部分に補強用フィルムを貼着し
ているため、エアバッグの局部的な膨出が確実に防止さ
れる。また、フロントパネル及びリヤパネルの全体を厚
くして膨出を防止するものに比べ、エアバッグ折畳体の
容積(嵩)が小さくて済む。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施例につ
いて説明する。第1図(a)は第1の実施例に係るエア
バッグ10の平面図、第1図(b)は同(a)のB−B
線に沿う断面図である。
いて説明する。第1図(a)は第1の実施例に係るエア
バッグ10の平面図、第1図(b)は同(a)のB−B
線に沿う断面図である。
【0032】このエアバッグ10も、それぞれエラスト
マーフィルムよりなるフロントパネル12とリヤパネル
14とを有した運転席用エアバッグであり、該フロント
パネル12とリヤパネル14の周縁部は溶着又は接着等
により接合されている。リヤパネルの中央にはインフレ
ータ挿通用開口16が設けられ、このリヤパネル14の
中心から少し離れた部分にベントホール18が設けられ
ている。
マーフィルムよりなるフロントパネル12とリヤパネル
14とを有した運転席用エアバッグであり、該フロント
パネル12とリヤパネル14の周縁部は溶着又は接着等
により接合されている。リヤパネルの中央にはインフレ
ータ挿通用開口16が設けられ、このリヤパネル14の
中心から少し離れた部分にベントホール18が設けられ
ている。
【0033】このエアバッグ10の折り畳み方法は、第
2図〜第7図のエアバッグ50の折り畳み方法と同一で
あり、エアバッグ10の折畳体の構造は第7図のものと
同一である。
2図〜第7図のエアバッグ50の折り畳み方法と同一で
あり、エアバッグ10の折畳体の構造は第7図のものと
同一である。
【0034】このエアバッグ10のフロントパネル12
には、エアバッグ10の中心から中心角θが5〜45°
であり、該中心から半径rの10〜90%の範囲(即
ち、r 1 /r×100%が10%であり、r2 /r×1
00%が90%である。)に補強用フィルム20が貼着
されている。この補強用フィルム20は、前記部分10
0を覆っている。即ち、補強用フィルム20は、折畳体
の第5の線65の長手方向の中央付近に位置する。
には、エアバッグ10の中心から中心角θが5〜45°
であり、該中心から半径rの10〜90%の範囲(即
ち、r 1 /r×100%が10%であり、r2 /r×1
00%が90%である。)に補強用フィルム20が貼着
されている。この補強用フィルム20は、前記部分10
0を覆っている。即ち、補強用フィルム20は、折畳体
の第5の線65の長手方向の中央付近に位置する。
【0035】このように補強用フィルム20を貼着した
エアバッグ10の折畳体にインフレータからガスが導入
された場合、局部的に大きな圧力が前記部分100に加
えられても、該部分100が局部的に膨らみ出すことが
ない。
エアバッグ10の折畳体にインフレータからガスが導入
された場合、局部的に大きな圧力が前記部分100に加
えられても、該部分100が局部的に膨らみ出すことが
ない。
【0036】第12,13図の折り畳み方法の場合、前
記の通り、フロントパネルの中央部が局部的に膨らみ易
い。そこで、第12,13図の場合には、第12図
(1)及び第13図(1)のように、ハッチで示したフ
ロントパネルの中央に補強用フィルムを貼着する。これ
により、フロントパネルの局部的な膨らみを防止でき
る。
記の通り、フロントパネルの中央部が局部的に膨らみ易
い。そこで、第12,13図の場合には、第12図
(1)及び第13図(1)のように、ハッチで示したフ
ロントパネルの中央に補強用フィルムを貼着する。これ
により、フロントパネルの局部的な膨らみを防止でき
る。
【0037】第14図の折り畳み方法の場合、折り畳み
体のガス流れの末端となる、ハッチを付して示した部分
が局部的に膨らみ易い。この部分は、フロントパネルの
周縁部のうちの1箇所である。そこで、このハッチで示
した部分に補強用フィルムを貼着することにより、フロ
ントパネルの局部的な膨らみを防止できる。
体のガス流れの末端となる、ハッチを付して示した部分
が局部的に膨らみ易い。この部分は、フロントパネルの
周縁部のうちの1箇所である。そこで、このハッチで示
した部分に補強用フィルムを貼着することにより、フロ
ントパネルの局部的な膨らみを防止できる。
【0038】本発明において、エアバッグのパネルを構
成するエラストマーフィルムとしては、引張伸びが40
0%以上の熱可塑性ポリウレタンエラストマー製である
ことが好ましい。この材質のエラストマーフィルムは、
触感がソフトで、しかも十分な強度を有している。
成するエラストマーフィルムとしては、引張伸びが40
0%以上の熱可塑性ポリウレタンエラストマー製である
ことが好ましい。この材質のエラストマーフィルムは、
触感がソフトで、しかも十分な強度を有している。
【0039】補強用フィルムの材質は、フロントパネル
と同一のものであっても良く、別のものであっても良
い。補強用フィルムの形状は、正方形のほか、長方形、
円形、楕円形、三角形、五角形以上の多角形など各種形
状とし得る。
と同一のものであっても良く、別のものであっても良
い。補強用フィルムの形状は、正方形のほか、長方形、
円形、楕円形、三角形、五角形以上の多角形など各種形
状とし得る。
【0040】
【発明の効果】以上の通り、本発明のエアバッグは、イ
ンフレータ作動時に局部的に膨出することがない。この
エアバッグは、補強用フィルムが部分的に設けられてい
るため、エアバッグのパネル全体を肉厚にすることが不
要である。従って、エアバッグの重量及びエアバッグ折
畳体の嵩を小さくすることができる。
ンフレータ作動時に局部的に膨出することがない。この
エアバッグは、補強用フィルムが部分的に設けられてい
るため、エアバッグのパネル全体を肉厚にすることが不
要である。従って、エアバッグの重量及びエアバッグ折
畳体の嵩を小さくすることができる。
【図1】(a)図は実施例に係るエアバッグの平面図で
あり、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面図であ
る。
あり、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面図であ
る。
【図2】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図3】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図4】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図5】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図6】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図7】(a)図はエアバッグの第1の折り畳み方法を
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
説明する平面図であり、(b)図は(a)図のB−B線
に沿う側面図である。
【図8】図2のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【図9】従来例に係るエアバッグの折畳体の断面斜視図
である。
である。
【図10】従来例に係るエアバッグ装置の断面図であ
る。
る。
【図11】従来例に係るエアバッグ装置の要部を示す模
式的な断面図である。
式的な断面図である。
【図12】エアバッグの第2の折り畳み方法を示す平面
図である。
図である。
【図13】エアバッグの第3の折り畳み方法を示す平面
図である。
図である。
【図14】エアバッグの第4の折り畳み方法を示す平面
図である。
図である。
10,50 エアバッグ 12,50a フロントパネル 14,50b リヤパネル 18,52 ベントホール 20 補強用フィルム
Claims (3)
- 【請求項1】 エラストマーフィルムよりなるフロント
パネル及びリヤパネルを備え、該リヤパネルの中央にイ
ンフレータ用の開口が設けられたエアバッグにおいて、 折畳体とされてエアバッグ装置に組み込まれ、このエア
バッグ装置のインフレータがガス噴出作動した場合に、
加えられるインフレータガス圧が該エラストマーフィル
ムの強度を超える部分に補強用フィルムを貼着したこと
を特徴とするエアバッグ。 - 【請求項2】 前記部分とは、塞き止められたガスの圧
力がエラストマーフィルムに作用した際に、その背面部
に膨出しうる余地を有する部分であることを特徴とする
請求項1記載のエアバッグ。 - 【請求項3】 前記エラストマーフィルムの強度とはエ
ラストマーフィルムの弾性限界値であることを特徴とす
る請求項1又は2記載のエアバッグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20336295A JPH0948304A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | エアバッグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20336295A JPH0948304A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | エアバッグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0948304A true JPH0948304A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16472778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20336295A Pending JPH0948304A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | エアバッグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0948304A (ja) |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP20336295A patent/JPH0948304A/ja active Pending
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