JPH0948533A - ベルト蛇行補正装置 - Google Patents

ベルト蛇行補正装置

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JPH0948533A
JPH0948533A JP12469496A JP12469496A JPH0948533A JP H0948533 A JPH0948533 A JP H0948533A JP 12469496 A JP12469496 A JP 12469496A JP 12469496 A JP12469496 A JP 12469496A JP H0948533 A JPH0948533 A JP H0948533A
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JP
Japan
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belt
meandering
intermediate transfer
meandering correction
correction
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Application number
JP12469496A
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English (en)
Inventor
Masahide Ueda
昌秀 植田
Oichi Sano
央一 佐野
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00135Handling of parts of the apparatus
    • G03G2215/00139Belt
    • G03G2215/00143Meandering prevention
    • G03G2215/0016Meandering prevention by mark detection, e.g. optical

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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、高精度なベルト蛇行補正装
置を提供することである。 【解決手段】 本発明の蛇行補正装置は、複数の軸に懸
架されたベルトの搬送方向に垂直な方向の位置を検出す
るベルト位置検出装置と、ベルト位置検出装置に検出さ
れた位置に基づきベルトの搬送方向に垂直な方向の移動
速度を検出するベルト移動速度検出装置と、ベルトを懸
架した複数の軸の少なくとも1つの軸の傾きを変更する
軸傾き角度補正装置と、ベルト位置検出装置によって検
出されたベルト位置と、ベルト移動速度検出装置によっ
て検出されたベルトの移動速度より、ベルトの搬送方向
に垂直な方向の位置が所定のベルトの移動速度で、予め
設定された目標位置に近づくように、軸傾き角度補正装
置を制御する制御装置を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトの蛇行を補
正するベルト蛇行補正装置に関する。特に、電子写真式
画像形成装置の分野において、その表面に画像を形成す
るベルトの蛇行を補正するベルト蛇行補正装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ベルトの蛇行を補正するため
のベルト蛇行補正装置が提案されている。特に、電子写
真式画像形成装置の分野においては、ベルト感光体、中
間転写ベルト、定着ベルト等の蛇行を補正するためのベ
ルト蛇行補正装置が提案される。ベルト蛇行補正装置と
しては、様々な形態のものが提案されているが、ベルト
を支持している懸架ローラの1つの傾斜角度を変化させ
ることによりベルトの位置を補正するベルト蛇行補正装
置が数多く提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ベルト蛇行補正装置は、ベルトの搬送方向に垂直な方向
の位置のみを検出して懸架ローラの角度補正を行ってい
たので、高精度の補正ができなかった。特に、ベルト感
光体上や中間転写ベルト上にトナー像を重ね合わせ、カ
ラー画像を形成する場合、トナー像を重ね合わせが行わ
れる間に、補正機構によりベルトの位置が大きく移動す
ると、トナー像がずれて重ねられ、色ズレや画像ズレを
起こす場合があった。
【0004】又、ベルトの蛇行補正装置が電源のオフや
トラブルなどにより動作が停止している間に、ベルトの
交換が行われたり、ベルトや懸架ローラの位置が変更さ
れたりして、ベルトの横位置が大きくずれる場合があ
る。この様な場合に、ベルトの蛇行補正装置が電源をオ
ンしたり、トラブルから復帰してベルトの搬送を開始す
ると、横位置が大きくずれた状態でベルト搬送が開始さ
れるので、蛇行が大きくなる。特に、ベルト感光体上や
中間転写ベルト上にトナー像を重ね合わせ、カラー画像
を形成する場合は、トナー像がずれて重ねられ、色ズレ
や画像ズレを起こす場合があった。
【0005】本発明の課題は、上記問題点に鑑み、高精
度で色ズレや画像ズレの少ないベルト蛇行補正装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の蛇行補正装置
は、上記課題を解決するために、ベルトの搬送方向に垂
直な方向にベルトを移動するベルト移動装置と、ベルト
の搬送方向に垂直な方向の蛇行を検出するベルト蛇行検
出装置と、ベルト蛇行検出装置によって検出されたベル
トの蛇行に基づき、所定の範囲以内の速度でベルトの蛇
行を補正するようにベルト移動装置を制御する制御装置
を有する。
【0007】又、本発明の蛇行補正装置は、ベルトの搬
送方向に垂直な方向にベルトを移動するベルト移動装置
と、ベルトの搬送方向に垂直な方向の蛇行を検出するベ
ルト蛇行検出装置と、ベルトの搬送経路を変更する経路
変更装置と、ベルト蛇行検出装置によって検出されたベ
ルトの蛇行に基づき、経路変更装置によって変更された
ベルトの搬送経路に応じて異なる制御で、ベルトの蛇行
を補正するようにベルト移動装置を制御する制御装置を
有する。
【0008】さらに、本発明の蛇行補正装置は、ベルト
を往動方向と、往動方向とは逆の復動方向に搬送する搬
送装置と、ベルトの搬送方向に垂直な方向にベルトを移
動するベルト移動装置と、ベルトの搬送方向に垂直な方
向の蛇行を検出するベルト蛇行検出装置と、ベルト蛇行
検出装置によって検出されたベルトの蛇行に基づき、ベ
ルトの搬送方向に応じて異なる制御で、ベルトの蛇行を
補正するようにベルト移動装置を制御する制御装置を有
する。
【0009】さらに、本発明の蛇行補正装置は、ベルト
の搬送方向に垂直な方向の蛇行を検出するベルト蛇行検
出装置と、少なくとも1本の軸を有し、ベルトをその回
りに懸架する懸架部材と、懸架部材の軸の傾きを変更す
ることによりベルトを搬送方向に垂直な方向に移動する
軸傾き角度補正装置と、懸架部材の軸の傾きを検知する
傾き検知手段と、ベルト蛇行検出装置によって検出され
たベルトの蛇行と傾き検知手段によって検知された懸架
部材の軸の傾きに基づき、ベルトの蛇行を補正するよう
にベルト移動装置を制御する制御装置を有する。
【0010】又、本発明に係わる画像形成装置は、画像
をその表面に担持して所定の搬送方向に搬送される画像
担持ベルトと、ベルトをその回りに懸架する懸架部材
と、ベルトの搬送方向に垂直な方向にベルトを移動する
ベルト移動装置と、ベルトの搬送方向に垂直な方向の蛇
行を検出するベルト蛇行検出装置と、ベルト蛇行検出装
置によって検出されたのベルトの蛇行に基づき、所定の
範囲以内の速度でベルトの蛇行を補正するようにベルト
移動装置を制御する制御装置を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】
【0012】
【実施例】図1は、電子写真式作像装置100の断面図
である。電子写真式作像装置100は、ホストコンピュ
ータからのデータを受けて作像を行う電子写真式プリン
ターであり、主に、感光体ユニット1、中間転写体ユニ
ット2、光学系ユニット3、現像ユニット4、給紙カセ
ット5、複写用紙搬送ユニット6、定着装置7より構成
されている。
【0013】感光体ユニット1には、感光体10と、感
光体10の回りに配設された帯電装置、クリーナー等の
作像エレメントが収納されており、感光体10をクリー
ナーによりクリーニングした後、帯電装置により均一に
帯電する。
【0014】プリントヘッド3には、レーザーダイオー
ド、走査光学系等が収納されており、ホストコンピュー
タからのデータに基づきレーザーダイオードを制御し、
均一に帯電された感光体10上に静電潜像を形成する。
【0015】現像ユニット4は、現像ユニット軸11を
中心に回動可能に設けられている。又、現像ユニット4
には、現像装置4Y、4M、4C、4Kが収納されてお
り、現像ユニット4の回転により、選択された現像装置
が感光体10に対向する。感光体10に対向した現像装
置は、感光体10上に形成された静電潜像を現像し、ト
ナー像を形成する。
【0016】給紙カセット5は、その内部に収納したプ
リント用紙Pを所定のタイミングで給紙し、タイミング
ロ−ラ−30、31の対向部に搬送する。
【0017】次に、中間転写体ユニット2の詳細構造を
説明する。図2は、中間転写体ユニット2の構成を示す
断面図である。中間転写体ユニット2は、主に、中間転
写ベルト20、駆動ロ−ラ−21、付勢ロ−ラ−22、
2次転写対向ローラー23、中間転写ベルトクリーナー
25、1次転写前ロ−ラ−27、1次転写ロ−ラ−28
より構成されている。中間転写ベルト20は、周長64
0mm、幅350mmの無端状ベルトで、ポリカーボネイト
より成る。中間転写ベルト20の大きさは、プリント用
紙Pに最大でA4サイズの用紙を使用する場合、主走査
・副走査方向共に、少なくとも50mm以上、望ましくは
100mm以上大きいものを用いる。
【0018】中間転写ベルト20は、駆動ロ−ラ−2
1、付勢ロ−ラ−22、2次転写対向ローラー23、1
次転写前ロ−ラ−27、1次転写ロ−ラ−28に張設懸
架されており、1次転写ロ−ラ−28により感光体10
に接触している。駆動ロ−ラ−21は、表面がゴム材で
形成されており、メインモータ15より、ギヤ、タイミ
ングベルト等の駆動伝達装置(図示せず)を介して、駆
動が伝達され、図中の矢印の方向に回転する。駆動ロ−
ラ−21の回転は、中間転写ベルト20に伝達され、中
間転写ベルト20は、感光体10の回転速度とほぼ同じ
速度で反時計方向に搬送される。又、付勢ロ−ラ−22
は、矢印aの方向に付勢されており、中間転写ベルト2
0が各ロ−ラ−間でたるまないように張架している。こ
の為、駆動ロ−ラ−21の回転は、中間転写ベルト20
に効率良く伝達される。
【0019】1次転写ロ−ラ−28は、中間転写ベルト
20と感光体10を接触させるために、矢印bの方向に
付勢されており、1次転写バイアス電圧が印加されてい
る。感光体10上に形成されたトナー像は、1次転写ロ
−ラ−28に印加された1次転写バイアス電圧によって
中間転写ベルト20に転写される。 中間転写ベルト2
0上に転写されたトナー像は、中間転写ベルト20上に
付着した状態で2次転写ロ−ラ−24との対向部まで搬
送される。中間転写ベルト20の2次転写ロ−ラ−24
との対向部には、接地された2次転写対向ローラー23
が設けられている。2次転写ロ−ラ−24には、2次転
写バイアスが印加されており、中間転写ベルト20に対
して圧接、離間可能である。又、2次転写ロ−ラ−24
は、メインモータ15とは別に設けられた駆動モ−タ−
16を有しており、駆動モ−タ−16より、ギヤ、プー
リー、タイミングベルト等の駆動伝達装置(図示せず)
を介して、駆動が伝達される。尚、2次転写ロ−ラ−2
4は、中間駆動モ−タ−16の駆動電圧をメインモータ
15と異ならせたり、駆動伝達装置のギヤ比等を変える
事により、中間転写ベルト20より速い周速で図中の矢
印の方向に回転させる事ができる。2次転写ロ−ラ−2
4は、プリント用紙Pの搬送に連動して圧接離間を行
い、圧接時には、中間転写ベルト20を介して2次転写
対向ローラー23に当接する。又、中間転写ベルト20
の懸架ローラの数や、配置は、本実施例の形態に限ら
ず、画像形成装置の形態に応じて設定すればよい。
【0020】中間転写ベルトクリーナー25は、中間転
写ベルト20に対して接離可能なクリ−ニングブレ−ド
26を有している。クリ−ニングブレ−ド26は、シリ
コンゴムのような弾性部材より形成されており、圧接時
に全当接力200gで中間転写ベルト20に圧接し、中
間転写ベルト20上の残留トナーを除去する。
【0021】1次転写前ロ−ラ−27は、一方の端部を
軸として、他方の端部が+sと−sの方向に偏位(チル
ト)するように構成されている。1次転写前ロ−ラ−2
7の偏位を制御することにより、中間転写ベルト20の
横方向の移動を制御することができる。本実施例におい
ては、1次転写前ロ−ラ−27を偏位制御することとし
たが、これに限らず他の懸架ローラの1つ、又は、複数
を選択して用いてもよい。
【0022】図3は、1次転写前ロ−ラ−27の偏位機
構を示す拡大断面図であり、図4は、1次転写前ロ−ラ
−27の偏位機構の要部を示す拡大斜視図である。図
3、及び、図4を用いて1次転写前ロ−ラ−27の偏位
機構の説明を行う。
【0023】1次転写前ロ−ラ−27の偏位機構は、主
に、ステッピングモーター51、モーターギア52、駆
動ギア53、駆動プーリー54、駆動ワイヤー55、ア
イドルプーリー56、57、軸受けホルダー58、軸受
け59より構成されている。
【0024】ステッピングモーター51は、両方向に指
定した角度だけ回転することが可能であり、その回転軸
にモーターギア52が設けられている。ステッピングモ
ーター51の回転は、モーターギア52を介して、駆動
ギヤ53に伝達される。ステッピングモーター51は、
モーターギア52を+sの方向に50ステップ、−sの
方向に50ステップ回転させることができる。ただし、
ここでは、ステップの範囲を+sに10ステップ、−s
方向に10ステップに限定して用いている。駆動ギヤ5
3には、一体成型された駆動プーリー54が設けられて
いる。駆動プーリー54は、駆動ギヤ53の回転と一体
的に回転する。駆動プーリー54とアイドルプーリー5
6、57には、駆動ワイヤー55がループ状に巻き掛け
られており、駆動ワイヤー55は、駆動プーリー54の
回転により搬送される。軸受けホルダー58は、軸受け
59アイドルプーリー56と57の間に位置するよう
に、駆動ワイヤー55に固定されており、駆動ワイヤー
55により+S方向と−S方向に移動する。
【0025】又、軸受けホルダー58には、軸受け59
により、1次転写前ロ−ラ−27の軸部27aが保持さ
れており、1次転写前ロ−ラ−27の軸部27aは、軸
受けホルダー58の移動により、ステッピングモーター
51が1ステップ回転する毎に16μm偏位する。
【0026】さらに、図4に示すように、1次転写前ロ
−ラ−27の一方の軸部27bには、軸受け60が、も
う一方の軸部27aには、スライド軸受け63と軸受け
59が設けられている。軸受け60、スライド軸受け6
3、及び軸受け59は、1次転写前ロ−ラ−27は、軸
部27a、軸部27bを軸に回転可能に保持している。
【0027】スライド軸受け63は、軸偏位方向規制板
61に設けられた規制穴64にはめ込まれており、規制
穴64に沿って移動可能である。又、軸受け60は、軸
受け保持板65によってゆるやかに軸支されている。こ
の構成により、スライド軸受け63が規制穴64に沿っ
て移動したとき、1次転写前ロ−ラ−27は、軸受け6
0を支点として傾斜する。従って、ステッピングモータ
ー51の駆動によって、軸部27aは、軸受け60を支
点として偏位する。又、1次転写前ロ−ラ−27の偏位
の方向と範囲は、規制穴64の形状によって規制するこ
とができる。
【0028】1次転写前ロ−ラ−27の偏位の方向は、
図5の説明図に示すように、1次転写前ロ−ラ−27に
対する中間転写ベルト20の掛かり角に対し、その2等
分線に直角方向に偏位させるのが最も効果的である。
【0029】1次転写前ロ−ラ−27を、平行位置から
偏位させると、中間転写ベルト20を横方向に移動させ
る力が発生する。すなわち、ステッピングモーター51
によって、1次転写前ロ−ラ−27を偏位させることに
より、中間転写ベルト20の横移動を行い、位置調整を
行うことができる。尚、本実施例においては、1次転写
前ロ−ラ−27の一方の端部だけを編位させてローラを
傾斜するように構成したが、ローラの両端部を編位させ
てローラを傾斜させるように構成しても良い。
【0030】図6は、中間転写体ユニット2の斜視図で
ある。中間転写体ユニット2は、側板70、側板71間
に、駆動ロ−ラ−21、付勢ロ−ラ−22、2次転写対
向ローラー23、1次転写前ロ−ラ−27、1次転写ロ
−ラ−28を回転可能に配置し、中間転写ベルト20が
架張されている。
【0031】中間転写体ユニット2の回りには、中間転
写ベルト20の横方向の位置を検出するための第1位置
検出センサー40と、中間転写ベルト20の搬送方向の
位置を読み取るための第2位置検出センサー41が設け
られている。第1位置検出センサー40は、発光素子4
0aと受光素子40bが設けられており、発光素子40
aが発する光を受光素子40aにより検出するように構
成されている。又、本実施例では、第1位置検出センサ
ー40にオムロン製レーザー式平行光リニアセンサー
(設定分解能2.2μm)を用いたが、位置検出可能なセン
サならば他のものを用いても良い。一方、第2位置検出
センサー41は、発光素子41aと受光素子41bを一
体的に組み込んだ反射型フォトセンサーであり、発光素
子41aによって対象物を照射し、反射した光を受光素
子41bにより検出するように構成されている。
【0032】図7は、画像形成装置100の制御回路の
ブロック図である。第1CPU45は、ホストコンピュ
ーター、操作パネル、第2CPU46等からの入力に基
づき、メインモーター、プリントヘッド3、中間転写ベ
ルトクリーナー25、タイミングロ−ラ−30、31、
2次転写ロ−ラ−24、1次転写ロ−ラ−28等の各エ
レメントを制御する。
【0033】第2位置検出センサー41は、第2CPU
46に接続されており、第2位置検出センサー41の出
力値は、第2CPU46に送られる。第2CPU46
は、第2位置検出センサー41の出力値から、中間転写
ベルト20上の側板71側に形成されたタイミングマー
クMを検出してタイミング信号を発生する。
【0034】第1位置検出センサー40は、アンプユニ
ット47とディジタルパネルメータ48を介して第2C
PUに接続されている。第1位置検出センサー40の出
力値は、アンプユニット47によって増幅された後、デ
ィジタルパネルメータ48によって5レベルのディジタ
ル信号に変換されて第2CPU46に送られる。
【0035】図8aは、第1位置検出センサー40の受
光部40cの受光幅と中間転写ベルト20を関係を示し
た説明図である。第1位置検出センサー40の受光部4
0cは、発光素子40aの光を受けて、受光量に比例す
る電圧の信号を出力する。発光素子40aと受光部40
c間には、中間転写ベルト20の一部が挿入されてお
り、発光素子40aから受光部40cに照射される光の
一部を遮断している。従って、受光部40cは、中間転
写ベルト20によって覆われていない部分の受光量に対
応する電圧の信号を出力する。
【0036】図8bは、受光部40cの受光幅と第1位
置検出センサー40からの電圧出力の関係を示すグラフ
である。このグラフから、中間転写ベルト20の位置に
対応して、第1位置検出センサー40からの出力電圧が
変化することが分かる。本実施例においては、第1位置
検出センサー40の出力値が大きくなる方向をH方向、
小さくなる方向をL方向とする。
【0037】表1は、第1位置検出センサー40の電圧
信号と判定レベルの関係を示したものである。
【0038】
【表1】
【0039】表1の基準電位は、位置検出センサー40
からの電圧信号の境界値を示し、基準位置は、図8bの
グラフより、基準電位に対応する中間転写ベルト20の
位置を示したものである。又、基準位置の間に記載され
た数字は、基準位置間の距離を示す。第1位置検出セン
サー40からの電圧信号は、アンプユニット47によっ
て増幅された後、デジタルパネルメーター48に入力さ
れる。デジタルパネルメーター48は、表1の基準電位
を境界として、電圧信号を、[HH,H,M,L,LL]の5段階の
デジタル信号(以下、判定レベルと呼ぶ)に変換して出
力する。
【0040】この判定レベルは、第2CPU46に入力
される。また、第2位置検出センサー41からのタイミ
ング信号と、第1CPU45からの中間転写ベルト駆動
信号も第2CPU46に入力される。
【0041】一方、第2CPU46の出力ポートには、
ステッピングモーター51を駆動するモータードライバ
ー49とアンプユニット47が接続されている。第2C
PU46からモータードライバー49に出力された駆動
信号により、ステッピングモーター51が駆動し、アン
プユニット47に出力されたON/OFF信号により第
1位置検出センサー40の発光素子41aの発光が制御
される。本実施例においては、発光素子41aにレーザ
ー光を出力するものを使用しているので、安全を確保す
るため測定時のみ、レーザー光を照射するように制御し
ている。
【0042】中間転写ベルト20が蛇行すると、搬送方
向に対して直行する方向であるH方向か、L方向に移動
する。一方、中間転写ベルト20の搬送が安定して、蛇
行しない場合は、H方向にも、L方向にも移動しない。
この時の1次転写前ロ−ラ−27の位置を安定位置とす
る。しかしながら、実際には、環境条件の変化や、懸架
ローラの磨耗やベルト自体の劣化といった経時変化など
により、ベルトの搬送条件が変化するため、ベルトの搬
送位置が完全に安定することは無い。従って、ここで
は、中間転写ベルト20の搬送がH方向にも、L方向に
も移動しないとみなされる1次転写前ロ−ラ−27の位
置を仮安定位置とする。この仮安定位置は、中間転写ベ
ルト20の搬送状態の変化に伴い変化する。
【0043】1次転写前ロ−ラ−27の一端を仮安定位
置から+s、又は、−s方向に偏位させることにより、
中間転写ベルト20の位置をH方向、又は、L方向に補
正することができる。1次転写前ロ−ラ−27の一端が
仮安定位置から+s、又は、−s方向に偏位して角度θ
だけ傾斜すると、1次転写前ロ−ラ−27は、中間転写
ベルト20の搬送方向に対しても角度θだけ傾斜する。
従って、1次転写前ロ−ラ−27が中間転写ベルト20
を搬送する方向も、角度θだけ傾斜する事となる。この
傾斜により、中間転写ベルト20は、搬送方向に対して
垂直な方向に移動する事となる。移動方向は、1次転写
前ロ−ラ−27が+sに編位した場合は、H方向に、−
s方向に編位した場合は、L方向に移動する。
【0044】又、中間転写ベルト20の移動量Δdを一
般式で表すと、中間転写ベルト20の周長をL、一次転
写前ロ−ラ−27の傾斜角をθとした場合、 Δd≧L×tanθ となる。
【0045】図9は、電子写真式作像装置100の動作
制御フローチャートである。この動作制御フローチャー
トの制御プログラムは、主に、第1CPU45に組み込
まれており、電子写真式作像装置100の動作を制御す
る。
【0046】電子写真式作像装置100のメインスイッ
チがオンすると、動作制御フローチャートがスタート
し、S10において初期設定が行われる。初期設定が完
了すると、S20でウオームアップが開始され、S30
において、中間転写ベルト20の駆動が開始される。中
間転写ベルト20の駆動が開始された場合、第1CPU
45より第2CPU46に、中間転写ベルト駆動信号が
送られる。S40において、ウォームアップ終了が判断
されると、S50で中間転写ベルト20の駆動が停止
し、予備動作が終了する。
【0047】次に、S60において、内部タイマーがス
タートし、S70でホストコンピューターからのプリン
ト指令の有無が判断される。プリント指令が無い場合
は、S90に進み、タイマー終了まで待った後、S60
に戻る。
【0048】S70でホストコンピューターからのプリ
ント指令が有った場合、S80に進み、プリント動作サ
ブルーチンが実行される。S80のプリント動作サブル
ーチンが終了すると、S90に進み、タイマー終了まで
待った後、S60に戻る。
【0049】図10は、図9に示した動作制御フローチ
ャートのプリント動作サブルーチン(S80)である。
【0050】動作制御フローチャートで、S80のプリ
ント動作サブルーチンに入ると、S100で中間転写ベ
ルト20の駆動が開始され、S110において電子写真
複写動作が行われる。ここでも、中間転写ベルト20の
駆動が開始された場合、第1CPU45より第2CPU
46に、中間転写ベルト駆動信号が送られる。S110
の電子写真複写動作によって、感光体ユニット1、中間
転写ユニット2、プリントヘッド3、現像ユニット4等
が制御され、帯電、露光、現像、1次転写等の電子写真
プロセスが実行される。このような電子写真作像動作に
よって、中間転写ベルト20上に、トナー像が形成され
る。
【0051】次に、S120において、電子写真作像動
作が終了したか判断され、必要に応じてS110の電子
写真作像動作が繰り返される。例えば、フルカラー作像
時には、4色の画像が中間転写ベルト20上に形成さ
れ、像重ねが終了するまで電子写真作像動作が繰り返さ
れる。S120において、電子写真作像動作の終了が確
認されると、S130で2次転写、及び、定着動作が行
われ、画像が出力される。S140で、所定のプリント
動作が終了したか判断され、複数回のプリント動作が指
定されている場合は、S110からS130までの動作
を指定回数繰り返し、複数の画像を出力する。全てのプ
リント動作が終了するとS150で中間転写ベルト20
の駆動を停止して、メインのフローチャートに戻る。
【0052】図11は、ベルト蛇行補正動作制御フロー
チャートである。ベルト蛇行補正動作制御フローチャー
トは、第2CPUに記憶されており、第1CPUと連動
して実行される。メインスイッチがオンして第2CPU
が作動すると、まず、S210で初期設定が行われ、変
数Sn(現在のステッピングモーターのステップ位
置)、St(蛇行補正テーブルの読み込み値)、Sc
(ステッピングモーター駆動ステップ数)、Ss(仮安
定位置)に0を代入する。又、ステッピングモーター5
1に対しては、初期位相が与えられる。例えば、ステッ
ピングモーター51に4相ステッピングモーターを用い
る場合には、(A+,B+,A-,B-)の4相に対して(HH,H,L,
LL)を出力する。また、第1位置検出センサー40の発
光素子40aであるレーザーダイオードの出力をoff
とし、レーザーダイオードの出力安定のためのディレイ
タイマーを初期化する。さらに、前回の判定レベルを示
す変数State0と、今回の判定レベルを示す変数State1
には、中央位置Mを代入する。
【0053】初期設定が終了すると、S220に移行
し、第1CPU45からの中間転写ベルト駆動信号を判
定し、中間転写ベルト駆動信号の送信が有るまでここで
待ち、中間転写ベルト駆動信号が送信されたらS230
に進む。
【0054】次に、S230、S240、において、中
間転写ベルト20上に設けられた基準位置を示すマーク
を検出するための第2位置検出センサー41から出力さ
れるタイミング信号の立ち上がりを検出する。
【0055】S230、S240でタイミング信号の立
ち上がりを検出すると、S250において、第1位置検
出センサー40の発光素子40aをonし、S260に
進む。
【0056】次に、S260において、第1位置検出セ
ンサー40の発光素子40aの安定化のために、1秒間
のタイマーディレイを設定する。
【0057】S260のタイマーがタイムアップする
と、S270において、デジタルパネルメーター48よ
り、現在の判定レベルを読みとり、変数state1に代入す
る。デジタルパネルメーター48からの読みとりを終了
すると、S280において、第1位置検出センサー40
の発光素子40aの出力をoffする。
【0058】次に、S290のステッピングモーター駆
動サブルーチン、S300で仮安定位置補正サブルーチ
ンを実行する。S290のステッピングモーター駆動サ
ブルーチンと、S300の仮安定位置補正サブルーチン
の内容については、後で述べる。
【0059】S310において、現在の判定レベル変数
state1の値を前回の判定レベル変数state0に代入した
後、S320において、第2位置検出センサー41のタ
イミング信号がoffになるのを待ってS220に戻
る。
【0060】図12は、ベルト蛇行補正動作制御フロー
チャートのS290のステッピングモーター駆動サブル
ーチンである。
【0061】ベルト蛇行補正動作制御フローチャートに
おいて、S290のステッピングモーター駆動サブルー
チンがコールされると、S350で、表2の蛇行補正制
御テーブル1の前回の判定レベル(変数state0)と今回
の判定レベル(変数state1)の交点から、対応する値を
読み込み、変数St(蛇行補正テーブルの読み込み値)
に代入する。
【0062】
【表2】
【0063】表2の蛇行補正制御テーブル1を以下に説
明する。
【0064】数字に付けている(+、−)の符号は、ス
テッピングモーター51の回転方向を表す。すなわち、
+符号は、ステッピングモーター51の+s方向への回
転を示し、−符号は、ステッピングモーター51の−s
方向への回転を示す。
【0065】Cは、1次転写前ロ−ラ−27の偏位角度
を仮安定位置に戻すことを意味し、ステッピングモータ
ー51の回転方向、及びその時の制御状態によって変化
する。
【0066】次に、表2の蛇行補正テーブル1について
説明する。
【0067】前回の判定レベルがMで、今回の判定レベ
ルがMの場合、中間転写ベルト20の横位置は、目標位
置であるMにあり、位置補正の必要は、無い。従って、
ステッピングモーター51は、駆動しない。
【0068】前回の判定レベルがMで、今回の判定レベ
ルがHの場合、中間転写ベルト20の横位置が目標位置
であるMからH側に片寄ったことを意味するので、目標
位置Mに戻す必要がある。中間転写ベルト20の横位置
を徐々に目標位置Mに戻すため、ステッピングモーター
51を1ステップ分だけ−側に回転させる。この時、ス
テップ数を1とすることで中間転写ベルト20の急激な
横移動を抑えることができる。又、仮安定位置が適正な
らば、中間転写ベルト20の横位置は、目標位置Mから
移動しないにもかかわらず、目標位置MからH側に移動
するということは、仮安定位置が間違っていたという事
を意味する。従って、仮安定位置を−側に変更する必要
がある。この変更は、後述の仮安定位置補正サブルーチ
ンで行われる。
【0069】前回の判定レベルがMで、今回の判定レベ
ルがHHの場合、中間転写ベルト20の横位置が、目標
位置MからH側に急激に片寄ったことを意味する。従っ
て、何か突発的な状況が発生したと判断し、緊急的にス
テッピングモーター51を6ステップ分マイナス側に回
転させる。
【0070】前回の判定レベルがHで、今回の判定レベ
ルがLの場合、中間転写ベルト20の横位置が、H側の
第1レベルから目標位置Mを飛び越してL側の第1レベ
ルに移動したことを意味する。従って、補正制御が効き
すぎてオーバーシュートが発生したと判断し、とりあえ
ず、1次転写前ロ−ラ−27を仮安定位置に戻す。
【0071】前回の判定レベルがHで、今回の判定レベ
ルがMの場合、H側にあった中間転写ベルト20の横位
置が、目標位置に戻ったので、1次転写前ロ−ラ−27
を仮安定位置に戻す。
【0072】前回の判定レベルがHで、今回の判定レベ
ルがHの場合、中間転写ベルト20の横位置が、H側の
第1レベルにあり続けていることを意味する。従って、
中間転写ベルト20の横位置を徐々に目標位置Mに戻す
必要がある。この為、ステッピングモーター51を1ス
テップ分だけ−側に回転させる。ここでは、ステッピン
グモーター51の移動量を1ステップに限定し、中間転
写ベルト20の急激な横位置移動を避けている。
【0073】前回の判定レベルがHで、今回の判定レベ
ルがHHの場合、中間転写ベルト20の横位置が、H側
の第1レベルから、さらにH側に片寄って、H側の第2
レベルに移動したことを意味する。従って、それ以上、
目標位置Mから、H側に離れていくのを防止する必要が
ある。この為、ステッピングモーター51を2ステップ
分マイナス側に回転させる。ここでは、ステッピングモ
ーター51の移動量を、2ステップに限定することで、
中間転写ベルト20の急な横位置移動を避けている。
【0074】前回の判定レベルがHHで、今回の判定レ
ベルがLLの場合、H側の第2レベルにあった中間転写
ベルト20の横位置が、目標位置Mを飛び越してL側の
第2レベルに移動したことを意味する。従って、補正制
御が効きすぎてオーバーシュートが発生したと判断し、
1次転写前ロ−ラ−27を仮安定位置に戻す。
【0075】前回の判定レベルがHHで、今回の判定レ
ベルがLの場合、H側の第2レベルにあった中間転写ベ
ルト20の横位置が、目標位置Mを飛び越して、L側の
第1レベルに移動したことを意味する。従って、補正制
御が効きすぎてオーバーシュートが発生したと判断し、
1次転写前ロ−ラ−27を仮安定位置に戻す。
【0076】前回の判定レベルがHHで、今回の判定レ
ベルがMの場合、H側にあった中間転写ベルト20の横
位置が、目標位置Mに戻ったことを意味するので、1次
転写前ロ−ラ−27を仮安定位置に戻す。
【0077】前回の判定レベルがHHで、今回の判定レ
ベルがHの場合、H側の第2レベルにあった中間転写ベ
ルト20の横位置が、徐々に目標位置Mに戻りつつある
と判断して、その後の様子を見るために、1次転写前ロ
−ラ−27の角度は、現状を維持する。
【0078】前回の判定レベルがHHで、今回の判定レ
ベルがHHの場合、中間転写ベルト20の横位置が、H
側の第2レベルで安定しているか、H側の第2レベルか
らH側にさらに移動中であるか、のいずれかである。い
ずれにしても、目標位置Mへ戻すために、ステッピング
モーター51をL側に制御する必要がある。この時、移
動ステップ数1とすることにより、移動量をを小さくし
ている。これは、H側の第2レベルで安定している場合
に、中間転写ベルト20の横位置が急激に移動するのを
防止するためである。
【0079】前回の判定レベルがLで、今回の判定レベ
ルがHの場合、L側の第1レベルにあった中間転写ベル
ト20の横位置が、目標位置Mを飛び越して、H側の第
1レベルに移動したことを意味するので、補正制御が効
きすぎてオーバーシュートが発生したと判断し、1次転
写前ロ−ラ−27の角度を仮安定位置に戻す。
【0080】前回の判定レベルがLで、今回の判定レベ
ルがHHの場合、L側の第1レベルにあった中間転写ベ
ルト20の横位置が、目標位置Mを飛び越して、H側の
第2レベルに移動したことを意味するので、補正制御が
効きすぎてオーバーシュートが発生したと判断し、1次
転写前ロ−ラ−27の角度を仮安定位置に戻す。
【0081】前回の判定レベルがLLで、今回の判定レ
ベルがHHの場合、L側の第2レベルにあった中間転写
ベルト20の横位置が、目標位置Mを飛び越して、H側
の第2レベルに移動したことを意味するので、補正制御
が効きすぎてオーバーシュートが発生したと判断し、1
次転写前ロ−ラ−27の角度を仮安定位置に戻す。
【0082】この様にして設定された数値が、S350
で変数Stに入力された後、S360において、この変
数StがCであるか、すなわち、仮安定位置への移動を
指示しているかどうかの判定が行われる。
【0083】StがCの場合には、S370において、
変数Ss(仮安定位置)と変数Sn(現在のステッピン
グモーターのステップ位置)の差を変数Sc(ステッピ
ングモーター駆動ステップ数)に代入した後、S380
へ進む。
【0084】StがCでない場合には、S400に進
み、変数Stが正の場合と、正以外の場合に分岐する。
【0085】S400において、Stが正と判定された
場合、S410に進み、Sn(現在のステッピングモー
ターのステップ位置)にSt(蛇行補正テーブルの読み
込み値)を加えた値が、ステッピングモーター51の可
動域上側制限値である10を越えるかどうかの判定を行
う。この値が10を越える場合には、S420に進み、
Sc(ステッピングモーター駆動ステップ数)に、ステ
ッピングモーター51が上側制限値まで回転するよう
に、10−Snを代入して上側制限値を設定した後、S
380へ進む。
【0086】S410において、SnとStの和が10
以下と判定された場合には、S430に進み、Sc(ス
テッピングモーター駆動ステップ数)にSt(蛇行補正
テーブルの読み込み値)がそのまま代入される。その
後、S380へ進む。
【0087】S400において、Stが正でないと判定
された場合、S440に進み、SnとStの和が−10
を下回るかどうかが判定される。
【0088】S440において、Sn+Stが−10を
下回る場合には、S450に進み、ステッピングモータ
ー51を下側制限値まで回転させるために、−10−S
nをScに代入する。その後、S380に進む。
【0089】S440において、Sn+Stが−10を
下回らない場合には、S460に進み、ScにStを代
入した後、S380へ進む。
【0090】S380においては、Scの値に応じてス
テッピングモーター51を駆動する。
【0091】尚、ここでは、可動域上限値が+50、可
動域下限値が−50のステッピングモーターを用いて、
上側制限値を+10、下側制限値を−10と設定してい
るが、必要に応じて可動域上限値や可動域下限値、及
び、最小ステッピング角度が異なるステッピングモータ
ーを用いても良い。又、最小ステッピング角度を小さく
することによって、さらに精密な制御が可能とすること
ができる。
【0092】最後に、S390において、変数Sn(現
在のステッピングモーターのステップ位置)の値をSt
(蛇行補正テーブルの読み込み値)とSc(ステッピン
グモーター駆動ステップ数)の和に更新して、ベルト蛇
行補正動作制御フローチャートへ戻る。
【0093】尚、この例においては、目標位置Mを設定
してベルトの横位置が目標位置Mに戻るようにしたが、
蛇行防止のためだけならば、特に目標位置を設ける必要
は無く、所定の位置でベルトの搬送を安定化するように
しても良い。ところが、ベルトは、常に横方向に移動し
ている。このため、所定の位置で搬送を安定化している
と、安定化位置が少しずつずれていき、懸架ローラの幅
などによって決まる限界位置や蛇行検出可能な範囲を越
えてしまうこととなる。この現象を防ぐために、この例
においては、ベルトの横位置が目標位置Mに戻るように
制御している。
【0094】図13は、ベルト蛇行補正動作制御フロー
チャートの仮安定位置補正サブルーチンである。
【0095】ベルト蛇行補正動作制御フローチャートに
おいて、S300の仮安定位置補正サブルーチンがコー
ルされると、まず、S500において、State0(前回の
判定レベル)がMであるかどうかの判定を行う。この結
果がNoの場合には、仮安定位置を示す変数Ssには補
正を与えないで、ベルト蛇行補正動作制御フローチャー
トにリターンする。Yesであれば、S510に進む。
【0096】S510において、state1(今回の判定レ
ベル)の値(LL,L,M,H,HH)に応じて分岐する。
【0097】S510において、state1=Lであれば、
S520に進み、変数Ssを1だけインクリメントした
後、ベルト蛇行補正動作制御フローチャートにリターン
する。これは、目標位置Mにあった中間転写ベルト20
の横位置が、L側に偏位したので、仮安定位置を補正す
る必要があるためである。
【0098】S510において、state1=Hであれば、
S530に進み、変数Ssを1だけデクリメントした
後、ベルト蛇行補正動作制御フローチャートのメインル
ーチンにリターンする。これは、目標位置Mにあった中
間転写ベルト20の横位置が、H側に偏位したので、仮
安定位置を補正する必要があるためである。
【0099】S510において、state1=M、又は、L
L、HHであれば、そのままベルト蛇行補正動作制御フ
ローチャートにリターンする。
【0100】この様に、仮安定位置補正サブルーチンを
実行する事により、目標位置Mにおいて、蛇行の無い安
定したベルト搬送を行うことができる。
【0101】図14は、本発明に基くベルト蛇行方正制
御を行った結果を示すグラフである。実験条件を 中間転写ベルト20の周長 :640mm 中間転写ベルト20の幅 :350mm 中間転写ベルト20の搬送速度 :150mm/s ec 中間転写ベルト20のテンション :1Kgf 1次転写前ロ−ラ−27への中間転写ベルト20の掛角 :90゜ 1次転写前ロ−ラ−27の材質 :ゴム(EPDM ) 1次転写前ロ−ラ−27直径 :φ30 最小チルト量 :16μm/ステ ップ として、中間転写ベルト20の横位置の目標値Mを2m
mに設定して実験を行った。
【0102】尚、この実験例においては、ステッピング
モーター51が1ステップ回転する毎に、軸受け59が
16μm偏位するように設定してあり、軸受け59と軸
受け60の距離は、380mmに設定してあるので。1
次転写前ロ−ラ−27の偏位角θは、 tanθ=0.016/380 となる。
【0103】図14のグラフは、この実験の結果得られ
た中間転写ベルト20の横位置の変化と4回転偏差を演
算して、中間転写ベルト20の回転を1〜4、2〜5、
3〜6・・・・というように区切ってプロットしたもの
である。4回転偏差とは、中間転写ベルト20が4回転
する間の横位置測定値の偏差であり、急激なベルトの片
寄りが発生すると、この4回転偏差は大きい値になる。
【0104】図14のグラフより、中間転写ベルト20
の位置は、ほぼ2mm付近に制御され、4回転偏差も、い
くつかの突出値はあるが、ほぼ60μm以内に制御され
ていることが分かる。
【0105】この実験例においては、中間転写ベルト2
0の横位置の目標値を2mmに設定して実験を行った
が、この値は、制御対象となるベルトの構成や、横位置
検出センサーの形状に合わせて適宜設定可能である。
【0106】このグラフより明らかなように、本件発明
を用いることにより、ベルトの蛇行を補正するととも
に、ベルトの横移動速度を一定以下に抑えることができ
る。ベルトの横移動速度を一定以下に抑えることができ
ると、特に、中間転写ベルトや、ベルト感光体のような
像担持ベルトの場合、各色画像間のドットの位置ズレ
や、直線のゆがみ、色ズレ等の不具合を抑えることがで
きる。例えば、中間転写ベルト進行方向に直線を形成す
る場合、中間転写ベルトが横移動すると作像される直線
にゆがみが生じるが、中間転写ベルトの横移動速度を一
定以下に抑えることにより、直線のゆがみを最小限にす
ることができる。特に、人間の眼の分解能は、8Cycles
/mm程度であるので、これを位置ズレに換算すると6
2.5μm(1mm/16本)となり、位置ズレが60μm以
内であれば、ほとんど見分けることができない。尚、こ
の実験例においては、中間転写ベルト20の周長は、6
40mmであるので、1次転写前ロ−ラ−27が角度θ
偏位した状態で中間転写ベルト20が1周した場合、中
間転写ベルト20の横移動量をΔdとすると、 tanθ=Δd/640 となり、Δdは、27μmとなる。27μmは、人間の眼
の分解のをはるかに下回る値なので、中間転写ベルト2
0の横移動による画像のゆがみや、色ズレは、判別され
ない。
【0107】又、作像画像の1ドットのずれを判別限界
以下にするならば、Δdを60μm(400dpiのレーザー光
学系であれば1ドット)にするのが望ましい。
【0108】図15は、ベルト蛇行補正動作制御の別の
例を示すベルト蛇行補正動作制御フローチャートであ
る。このベルト蛇行補正動作制御は、メインスイッチオ
ン時、ジャム処理や画像形成装置の故障などのトラブル
からの復帰時等のベルトの搬送開始時の制御方法を通常
の複写時の蛇行補正制御と異ならせることによって、ベ
ルトを予め設定された目標位置に近づくように制御し、
さらに精度よく色ズレや画像ズレの発生を抑えるもので
ある。
【0109】図15に示した蛇行補正動作制御フローチ
ャートの内容は、S610の動作判定サブルーチンとS
710の粗調整終了判定サブルーチンが追加され、S7
00の仮安定位置補正サブルーチンの内容が異なる以外
は、図11の蛇行補正動作制御フローチャートと同様で
ある。従って、図11の蛇行補正動作制御フローチャー
トと異なる部分を中心に、図15に示した蛇行補正動作
制御フローチャートの説明を行う。
【0110】メインスイッチのオン、又は、トラブルか
らの復帰により、第2CPUが作動すると、S600に
おいて初期設定が行われた後、S610において、動作
モード判定サブルーチンに入る。なお、以前に蛇行補正
制御を行い、仮安定位置Scなどのデータが更新されて
いる場合にS600をスキップするようにしても良い。
しかしながら、機械構成上、ジャム処理などのトラブル
復帰のための作業に伴って1次転写前ローラ27の傾き
が変化する可能性のある場合は、S600を実行するよ
うにした方が良い。なぜならば、1次転写前ローラ27
の傾きが変化すると、以前の仮安定位置は、全く無意味
なものとなるためである。
【0111】図16は、動作モード判定サブルーチンの
内容を示したものである。
【0112】動作モード判定サブルーチンに入ると、S
800でコピーステートを判別する。このコピーステー
トは、図9の動作制御フローチャートの制御プログラム
の進行の過程において、メインスイッチオン時、ジャム
処理やメンテナンス等のトラブルからの復帰時などに、
コピー動作モードを識別するために立てているフラッグ
である。
【0113】S800において、コピーステートが「メ
インスイッチON時」であると判別された場合、S81
0に進み、ステッピングモーター駆動サブルーチン中の
ステップS350で使用する蛇行補正制御テーブルを、
蛇行補正制御テーブル2に設定する。表3は、蛇行補正
制御テーブル2の例を示したものである。
【0114】
【表3】
【0115】この蛇行補正制御テーブル2は、前に説明
した蛇行補正制御テーブル1とは、アンダーラインを付
加した数値のみが異なる。具体的には、前回の判定レベ
ルがHで今回の判定レベルがH又は、HHの時と、前回
の判定レベルがHHで今回の判定レベルがHHの時、同
様に、前回の判定レベルがLで今回の判定レベルがL又
は、LLの時と、前回の判定レベルがLLで今回の判定
レベルがLLの時の駆動ステップ数を大きく設定してあ
る。このように設定することにより、画像形成装置10
0が停止している間に中間転写ベルト20の横位置が大
きくずれた場合でも、予備動作中に迅速に位置補正を行
うことができる。又、この時は、中間転写ベルト20上
に画像が形成されていないので、急激な横移動が発生し
ても、画像不良の原因となることは無い。
【0116】次に、S820において、1次転写前ロ−
ラ−27の仮安定位置を粗調整中であることを示すた
め、フラグSendを「0」にした後、蛇行補正動作制
御フローチャートに復帰する。
【0117】S800において、コピーステートが「ト
ラブル復帰時」と判断された場合も、S810に進み、
蛇行補正制御テーブルを、蛇行補正制御テーブル2に設
定し、S820でフラグSendを「0」にした後、蛇
行補正動作制御フローチャートに復帰する。
【0118】S800において、でコピーステートが、
「通常コピー時」と判断された場合、S830に進み、
蛇行補正制御テーブルを、蛇行補正制御テーブル1に設
定し、S840で1次転写ロ−ラ−27の仮安定位置が
見つかっていることを示すため、フラグSendを
「1」にした後、蛇行補正動作制御フローチャートに復
帰する。
【0119】この様にして図16の動作モード判定サブ
ルーチンから復帰すると、S620からS690までの
ステップを実行する。S620からS690までのステ
ップの内容は、図11の蛇行補正動作制御フローチャー
トのS220からS290の内容と同様なので、ここで
は説明を省略する。また、S690のステッピングモー
ター駆動サブルーチンは、図12に示したS290のス
テッピングモーター駆動サブルーチンと同様の内容であ
るが、S350で用いる蛇行補正制御テーブルには、動
作モード判定サブルーチンで選択された蛇行補正制御テ
ーブル1、又は、蛇行補正制御テーブル2のいずれかが
用いられる。
【0120】S690までのステップが実行されると、
次にS700の仮安定サブルーチンが実行される。
【0121】図17は、仮安定位置補正サブルーチンの
別の例である。図17の仮安定位置補正サブルーチン
は、複数回の測定値の平均をとって仮安定位置を算出す
る方法である。この方法を用いることにより、より精度
を高めることができる。
【0122】仮安定位置補正サブルーチンに入ると、S
850において、カウンターCount.Aveの判定を行う。
このカウンターが20になると、仮安定位置の補正を行
うためのルーチン(S860〜S900)へと進み、そ
れ以外では今回判定レベル(state1)に応じて平均レベ
ル変数Saを変更するルーチン(S910〜S960)
へと進む。
【0123】S850において、カウンターが20未満
と判断された場合、S910に進み、今回の判定レベル
を示す変数state1に応じて分岐を行う。
【0124】state1がMの時、Saに補正を加えず、そ
のままS960に進む。
【0125】state1がLLの時、S920において、平
均レベル変数Saを2だけデクリメントした後、S96
0に進む。
【0126】state1がLの時、S930において、平均
レベル変数Saを1だけデクリメントした後、S960
に進む。
【0127】state1がHの時、S940において、平均
レベル変数Saを1だけインクリメントした後、S96
0に進む。
【0128】state1がHHの時、S950において、平
均レベル変数Saを2だけインクリメントした後、S9
60に進む。
【0129】S960では、カウンターCount.Aveが1
だけインクリメントされ、蛇行補正動作制御フローチャ
ートに復帰する。
【0130】次に、S850において、カウンターCoun
t.Aveのカウント値が20に達したことが判断される
と、S860に進む。S860では、カウンターCount.
Aveが20に達するまでの間に、state1(判定レベル)
に応じて変更された平均レベル変数Saの正負が判断さ
れる。
【0131】Saが0の時、20回の間、state1(判定
レベル)は、正負に均等に分布して出力されているの
で、仮安定位置は正しいと判断し、仮安定位置を示す変
数Ssの補正は行わずS890に進む。
【0132】S860において、Saが負であった場
合、この20回の間の平均の判定レベルは負に偏ってい
たと判断し、仮安定位置を示す変数Ssを1だけインク
リメントしてS890に進む。
【0133】S860において、Saが正であった場
合、この20回の間の平均の判定レベルは正に偏ってい
たと判断し、仮安定位置を示す変数Ssを1だけデクリ
メントしてS890に進む。
【0134】変数Saの値に応じて変数Scの補正を行
った後、S890とS900において、カウンターCoun
t.AveとSaに0を代入した後、蛇行補正動作制御フロ
ーチャートに復帰する。
【0135】このように、複数回の平均値に基いて仮安
定位置の補正を行うと、より安定的した制御を行うこと
ができる。なお、この実施例では、測定回数を20回に
設定しているが、これに限らず、適当な回数を設定すれ
ばよい。
【0136】仮安定位置補正サブルーチンが終了して、
蛇行補正動作制御フローチャートに復帰すると、次に、
粗調整終了判別サブルーチンが実行される。
【0137】尚、この制御例に、図13の仮安定位置補
正サブルーチンを用いても、最初の制御例に図17の仮
安定位置補正サブルーチンを用いても構わない。
【0138】図18は、粗調整終了判別サブルーチンの
内容を示したものである。
【0139】図15の蛇行補正動作制御フローチャート
のS710において、粗調整判別サブルーチンがコール
されると、S1000に進み、図16の動作モード判別
サブルーチンにおいて設定したフラグSendの内容に
基づいて1次転写前ローラー27の仮安定位置を模索中
であるかどうかの判断する。
【0140】すなわち、Sendが0でない場合、つま
り、仮安定位置が見つかっている場合ならば、そのまま
で、蛇行補正動作制御フローチャートに復帰する。
【0141】S1000において、Send=0、すな
わち、仮安定位置を模索中であるならば、S1010に
進む。S1010においては、ステップs112では、
中間転写ベルト20の片寄り方向の移動が安定している
かどうかの判定を行う。本実施例では、蛇行補正制御テ
ーブルの設計上、中間転写ベルト20の横位置が2回連
続して目標レベルMに入っていれば、中間転写ベルト2
0の横位置が目標位置Mで安定し、かつ、1次転写前ロ
ーラ27は、仮安定位置にあると判断できる。従って、
state0=Mかつstate1=Mであれば、1次転写前ローラ
27の仮安定位置が見つかったと判定され、S1020
に進む。なお、所定時間の経過後、又は、中間転写ベル
ト20が所定回数回転した後にS1020に進むように
しても良い。S1020において、Send=1とし、
蛇行補正動作制御フローチャートに復帰する。。
【0142】S1010の判定結果がNoならば、蛇行
補正動作制御フローチャートに復帰する。
【0143】粗調整終了判別サブルーチンが終了する
と、S720において、現在の判定レベル変数state1値
を前回の判定レベル変数state0に代入した後、S730
において、第2位置検出センサー41のタイミング信号
がoffになるのを待ってS620に戻る。
【0144】この制御例を用いることにより、作像装置
の電源ON時や、ジャム、トラブルの解消時等のベルト
作動時に、ベルトを安定した状態に復帰させることがで
きるので、さらに安定した画像を得ることができる。
【0145】次に蛇行補正ローラの偏位方向に対する補
正について説明する。本発明においては、図2に示した
ように、中間転写ベルト20を懸架するローラの1つで
ある1次転写前ロ−ラ27を蛇行補正ローラとして偏位
させることによってベルト蛇行を行っている。中間転写
ベルトを懸架するローラが真に平行である場合は、ベル
ト蛇行補正ローラがベルトを補正する際の横移動特性
は、蛇行補正ローラを偏位させる方向によらず同一とな
る。しかしながら、実際に中間転写ベルトを懸架するロ
ーラを真に平行にすることは、困難である。懸架するロ
ーラが真に平行無い場合、それぞれの懸架ローラは、ベ
ルトを各ローラの歪みに応じた方向に片寄らせる力を発
生してベルトをどちらか一方に横移動させる。この横移
動を防ぐために蛇行補正ローラを偏位させて仮安定位置
をとるのであるが、ローラ系自体がベルトを片寄らせる
特性を持っているので、蛇行補正ローラの偏位方向によ
って横移動量に変化が生じる。
【0146】図19は、図2に示した実施例の中間転写
ベルト20を用いて、蛇行補正用のステアリングローラ
(本実施例では、1次転写前ロ−ラ27)の偏位量(チ
ルト量)を変化させた場合のベルト1回転当たりの横移
動量を計測した結果を示すグラフである。図19のグラ
フにおいて、横軸は、ステアリングローラの偏位量(チ
ルト量)、縦軸方向は、ベルト1回転当たりの横移動量
である。このグラフからも分かるように、理想的な移動
特性がステアリングローラの偏位量に対して点対称とな
るのに対して、実際は、特定の方向に片寄たものとなっ
ている。このような蛇行補正機構の状態のままで蛇行補
正を行うと、ベルトの横移動方向の動作がステアリング
ローラの偏位方向によって変化することとなる。さら
に、ステアリングローラの偏位量に対してベルトの横移
動量が大きい方向にステアリングローラを偏位させた場
合は少ないステップ数でオーバーシュートを起こし、ス
テアリングローラの偏位量に対してベルトの横移動量が
小さい方向にステアリングローラを偏位させた場合は規
定のステップ数だけではベルトの目標位置まで到達しな
い場合がある。この現象は、図19のグラフに示したよ
うに、蛇行補正テーブルからの読み込み値とステアリン
グローラの偏位方向に応じて設定された補正定数A又は
補正定数Bとを掛け合わて理想的な移動特性に補正した
駆動ステップ数により駆動を行うことより防ぐことがで
きる。
【0147】図20は、このような補正を行う場合に用
いるフローチャートを示したものである。図20のフロ
ーチャートは、図12に示したステッピングモーター駆
動サブルーチンを変形したものである。従って、図12
と異なる部分を中心に説明し、共通部分については説明
を省く。
【0148】図20においては、S380でSc(ステ
ッピングモーター駆動ステップ数)の値に応じてステッ
ピングモーターを駆動する前にScの値を補正する。即
ち、S330で1次転写前ロ−ラ27の位置が仮安定位
置に対してプラス側かマイナス側か、つまりSn(現在
のステッピングモーターのステップ位置)の値がSs
(仮安定位置)より大きいか否かが判断され、大きい場
合はS331に進みScに補正定数Bが乗ぜられ、大き
い場合は、S332に進みScに補正定数Aが乗ぜられ
る。補正定数A及び補正定数Bは、実験によられた値で
あり、図19のグラフに示したように、各々の値をSc
に乗ずることにより実際の移動特性を理想的な移動特性
に補正することができる。
【0149】さらに、中間転写ベルト20は、位置合わ
せをより高速に行う為に非作像時に離間させて作動させ
ても良い。図21は、中間転写ベルト20を離間させる
場合の中間転写体ユニット2の構成を示す断面図であ
る。
【0150】中間転写ベルト20は、通常の作像時には
第1経路の状態に懸架されており、1次転写ロ−ラ−2
8によって感光体10に押圧されている。駆動ロ−ラ−
21と1次転写ロ−ラ−28は、それぞれ21′と2
8′の位置に移動可能である。駆動ロ−ラ−21と1次
転写ロ−ラ−28がそれぞれ21′と28′の位置に移
動した時、中間転写ベルト20は、第2経路の状態に懸
架され、感光体10に対する押圧は解除される。この状
態で、2次転写ロ−ラ−24を24′の位置に移動する
とともにクリ−ニングブレ−ド26の押圧を解除する
と、中間転写ベルト20は復動可能な状態となる。この
時、中間転写ベルト20に対して外側から圧接するもの
が無いので、中間転写ベルト20を往動、復動共に高速
で移動させることができる。この為、ベルトの位置合わ
せを高速で行うことができる。
【0151】図22は、中間転写ベルト20を接離して
駆動するためのサブルーチンである。このサブルーチン
は、図10に示したプリント動作サブルーチンのS11
0に含まれ、作像動作に連動して中間転写ベルト20ベ
ルトの接離、駆動を行う。
【0152】次に、図22によって、ベルトの接離、駆
動サブルーチンの説明を行う。S110においてベルト
の接離、駆動サブルーチンに入ると、S1100におい
てステートの判別が行われる。初期設定の状態でステー
トは1であるので、S1110に進む。
【0153】S1110においては、ベルトの駆動タイ
ミングをとるための時間t1が経過したかどうかを判定
する。S1110において、時間t1がタイムアップさ
れたと判断されるとS1120に進み、時間t1がタイ
ムアップしていない時はメインルーチンにリターンす
る。尚、タイマー値t1は、メインルーチンにおいて転
写動作の開始がセットされた時にカウントを開始する。
【0154】次に、S1120において、中間転写ベル
ト20を正方向に駆動し、S1130において、駆動ロ
−ラ−21と1次転写ロ−ラ−28を移動して中間転写
ベルト20を感光体10に圧接する。
【0155】S1140において、中間転写ベルト20
が感光体10に圧接したことを示す信号が検知されると
S1150に進む。S1150においては、転写フラグ
を1にセットする。このフラグは、中間転写ベルト20
が転写可能な位置に有ることを表す。
【0156】S1160においては、タイマー値t1を
リセットする。
【0157】S1170においては、タイマー値t2を
セットし、カウントを開始する。尚、タイマー値t2の
値は、転写動作が行われる時間に相当する。
【0158】S1180においては、ステートのフラグ
を2にセットする。
【0159】S1100においてステートのフラグが2
であると判別されるとS1190に進む。
【0160】S1190においては、転写動作が行われ
る時間に相当する時間t2が経過したかどうかを判定す
る。S1190において、時間t2がタイムアップされ
たと判断されるとS1200に進み、時間t2がタイム
アップしていない時はメインルーチンにリターンする。
【0161】次に、S1140において、駆動ロ−ラ−
21と1次転写ロ−ラ−28を移動して中間転写ベルト
20を感光体10から離間する。
【0162】S1210において、中間転写ベルト20
が感光体10から離間したことを示す信号が検出される
とS1150に進む。S1220においては、転写フラ
グを0にセットする。このフラグは、中間転写ベルト2
0が感光体10から離間した位置に有ることを表す。
【0163】S1230においては、タイマー値t2を
リセットする。
【0164】S1240においては、ステートのフラグ
を3にセットする。
【0165】S1100においてステートのフラグが3
であると判別されるとS1250に進む。
【0166】S1250においては、4色目まで作像が
終了したかどうかを判定する。S1250において、4
色目まで作像が終了したと判断されるとS1260に進
み、ステートのフラグを1にセットしてメインルーチン
にリターンする。
【0167】S1250において、作像が4色目まで終
了していないと判断されるとS1270に進み、中間転
写ベルト20を高速で搬送する。次に、S1280にお
いて第2位置検出センサー41が中間転写ベルト20上
のタイミングマークMを検出すると、S1290におい
て中間転写ベルト20の駆動を停止する。
【0168】最後にS1240においては、ステートの
フラグを3にセットしてメインルーチンにリターンす
る。
【0169】中間転写ベルト20が接離するのに伴い中
間転写ベルト20の搬送経路が変化すると、中間転写ベ
ルト20を懸架しているローラ間の位置関係が変化す
る。従って、搬送経路に対応して1次転写前ロ−ラ−2
7の仮安定位置を変更する必要が有る。
【0170】図23は、中間転写ベルト20の経路が変
更される場合のベルト蛇行補正動作制御フローチャート
である。
【0171】このフローチャートは、図15に示した蛇
行補正動作制御フローチャートと一部を異ならせて代わ
りに用いられるものである。従って、ここでは、図15
の蛇行補正動作制御フローチャートとの相違点のみを説
明する。
【0172】図15に示した蛇行補正動作制御フローチ
ャートに対して図23には、S681の経路判定サブル
ーチンが新たに付加されたこととのみが異なる。
【0173】S680において、第1位置検出センサー
40の発光素子40aの出力をoffした後、S681
において、中間転写ベルト20の搬送経路を判定して仮
安定位置の補正を行う為の搬送経路判定サブルーチンを
実行する。次に、S690のステッピングモーター駆動
サブルーチンを実行する。
【0174】図24に経路判定サブルーチンの内容を示
す。S1400で中間転写ベルト20の搬送経路が切り
替わったか否かが確認され、切り替わっていない場合は
そのままリターンする。
【0175】S1400で中間転写ベルト20の搬送経
路が切り替わったことが確認され、第1経路から第2経
路に切り替わった場合はS1410に進む。
【0176】S1410においては、変数Sn(現在の
ステッピングモーターのステップ位置)から第1経路に
おける仮安定位置Ss1を減算して値をSft(シフト
量)に代入する。これにより、Sn(現在のステッピン
グモーターのステップ位置)がSs1(第1経路におけ
る仮安定位置)に対してどれだけ偏位しているか調べ
る。そして、仮安定位置の変数Ssに第2経路における
仮安定位置Ss2を代入して仮安定位置のデータの入れ
換えを行う。
【0177】S1420においては、第1経路から第2
経路への変更に対する仮安定位置の補正を行う為に必要
なステップ数を求める。Ss2(第2経路における仮安
定位置)からSs1(第1経路における仮安定位置)を
減じたものを変数Sc(ステッピングモーター駆動ステ
ップ数)に入力してS1450に進む。
【0178】S1400で中間転写ベルト20の搬送経
路が切り替わったことが確認され、第2経路から第1経
路に切り替わった場合はS1430に進む。
【0179】S1430においては、変数Sn(現在の
ステッピングモーターのステップ位置)から第2経路に
おける仮安定位置Ss2を減算して値をSft(シフト
量)に代入する。これにより、Sn(現在のステッピン
グモーターのステップ位置)がSs2(第2経路におけ
る仮安定位置)に対してどれだけ偏位しているか調べ
る。そして、仮安定位置の変数Ssに第1経路における
仮安定位置Ss1を代入して仮安定位置のデータの入れ
換えを行う。
【0180】S1440においては、第2経路から第1
経路への変更に対する仮安定位置の補正を行う為に必要
なステップ数を求める。Ss1(第1経路における仮安
定位置)からSs2(第2経路における仮安定位置)を
減じたものを変数Sc(ステッピングモーター駆動ステ
ップ数)に入力してS1450に進む。
【0181】次に、S1450においては、S1420
かS1440で求めたSc(ステッピングモーター駆動
ステップ数)の値に応じてステッピングモーター51を
駆動する。
【0182】S1460においては、Ss(仮安定位
置)から、Sft(シフト量)を減算したものをSn
(現在のステッピングモーターのステップ位置)に代入
してメインーチンにリターンする。
【0183】このような補正制御を行うことにより、搬
送経路が変わっても安定した蛇行補正を行うことができ
る。
【0184】図25は、中間転写ベルト20の接離、駆
動時の制御の別の例を示すベルト接離駆動サブルーチン
である。図25のベルト接離駆動サブルーチンは、図2
2に示した接離駆動サブルーチンとS1271の部分の
み異なる。S1271により、中間転写ベルト20は、
離間した際に移動方向が逆転して高速搬送される。
【0185】このように中間転写ベルト20を復動させ
る場合、目標位置からはずれた中間転写ベルト20を目
標位置に戻すために、1次転写前ロ−ラ−27を角度θ
だけ傾斜させた状態で復動させると、往動時の移動方向
と逆の方向に横移動する。この為、中間転写ベルト20
の復動時には、往動時とは別の補正制御を行う必要があ
る。中間転写ベルト20の復動時の補正制御としては、
1次転写前ロ−ラ−27の傾斜を往動時とは逆に偏位さ
せる方法が考えられる。
【0186】図26は、中間転写体ユニットの斜視図で
ある。図26に示すように、中間転写ベルト20の復動
時に角度−θ傾斜させると、往動時に1次転写前ロ−ラ
−27を角度θ傾斜させた場合と同様の補正を行うこと
ができる。
【0187】さらに、中間転写ベルト20の復動時に
は、中間転写ベルト20の偏位方向と横移動の方向が往
動時と逆方向となるので、蛇行補正テーブルも変更する
必要が有る。表4に復動時に用いる蛇行補正制御テーブ
ル3を示す。蛇行補正制御テーブル3の数値は、表2に
示した往動時の蛇行補正テーブル1と正負が逆になって
いる。
【0188】
【表4】
【0189】この蛇行補正制御テーブル3は、前に説明
した蛇行補正制御テーブル1に対して移動ステップ数は
同じだが偏位方向のみ逆位相としている。
【0190】図27は、中間転写ベルト20を往復動す
る場合のベルト蛇行補正動作制御フローチャートであ
る。
【0191】このフローチャートは、図15に示した蛇
行補正動作制御フローチャートと一部を異ならせて代わ
りに用いられるものである。従って、ここでは、図15
の蛇行補正動作制御フローチャートとの相違点のみを説
明する。
【0192】図15に示した蛇行補正動作制御フローチ
ャートに対して図27には、S682の1次転写前ロ−
ラ角度設定サブルーチンが新たに付加されたことと、S
690のステッピングモータ駆動サブルーチンの内容が
異なる。
【0193】S680において、第1位置検出センサー
40の発光素子40aの出力をoffした後、S682
において、中間転写ベルト20の搬送方向を判定して、
1次転写前ロ−ラ−27の偏位角度を変更するための1
次転写前ロ−ラ角度設定サブルーチンを実行する。次
に、S690のステッピングモーター駆動サブルーチン
を実行する。
【0194】図28に1次転写前ロ−ラ角度設定サブル
ーチンの内容を示す。
【0195】S1500で中間転写ベルト20の回転方
向が切り替わったか否かが確認され、切り替わっていな
い場合はそのままリターンする。
【0196】S1500において、中間転写ベルト20
の回転方向が切り替わったことが確認された場合は、S
1510に進む。
【0197】S1510においては、変数Sn(現在の
ステッピングモーターのステップ位置)からSs(仮安
定位置)を減算して値をSft(シフト量)に代入す
る。これにより、Sn(現在のステッピングモーターの
ステップ位置)がSs(仮安定位置)に対してどれだけ
偏位しているか調べる。
【0198】S1520においては、Sftの値に−2
を乗じたものを変数Sc(ステッピングモーター駆動ス
テップ数)に入力する。このステップにより、1次転写
前ロ−ラ−27をSs(仮安定位置)に対して目標とな
る角度まで偏位するのに必要なステップ数を求める。
【0199】S1530においては、S1520で求め
たSc(ステッピングモーター駆動ステップ数)の値に
応じてステッピングモーター51を駆動する。
【0200】S1540においては、Ss(仮安定位
置)から、Sft(シフト量)を減算したものをSn
(現在のステッピングモーターのステップ位置)に代入
してメインーチンにリターンする。
【0201】図29は、図27に示したベルト蛇行補正
動作制御フローチャートのS690のステッピングモー
ター駆動サブルーチンである。
【0202】このフローチャートは、図12に示したス
テッピングモーター駆動サブルーチンと一部を異ならせ
て用いられるものである。従って、ここでは、図12の
蛇行補正動作制御フローチャートとの相違点のみを説明
し、共通部分には同一のステップ番号を用る。
【0203】図27のベルト蛇行補正動作制御フローチ
ャートにおいて、S690のステッピングモーター駆動
サブルーチンがコールされると、S335で中間転写ベ
ルト20の移動方向が往動か復動が判断される。
【0204】往動の場合は、S337に進み表2に示し
た蛇行補正制御テーブル1を選択してS350に進む。
S350以降のステップは、図12に示したものと同一
であるのでここでの説明は省略する。
【0205】S330で復動と判断された場合は、S3
36に進み表4に示した蛇行補正制御テーブル3を選択
してS350に進む。
【0206】又、蛇行補正制御テーブル3のように、復
動時に往動時と移動ステップ数は同じだが偏位方向のみ
逆位相となるように制御する場合は、図30に示したよ
うなステッピングモータ駆動サブルーチンを用いて蛇行
補正制御テーブルを1つにすることができる。
【0207】このフローチャートも、図29のフローチ
ャートと同様に図12に示したステッピングモーター駆
動サブルーチンと一部を異ならせて用いられるものであ
る。従って、ここでは、図12の蛇行補正動作制御フロ
ーチャートとの相違点のみを説明し、共通部分には同一
のステップ番号を用る。
【0208】図27の補正動作制御フローチャートにお
いて、S690のステッピングモーター駆動サブルーチ
ンがコールされると、S340で蛇行補正制御テーブル
1の設定値がSt(蛇行補正テーブルの読み込み値)に
読み込まれる。
【0209】次に、S341において、中間転写ベルト
20の移動方向が往動か復動が判断される。
【0210】往動の場合は、S360に進む。S360
以降のステップは、図12に示したものと同一であるの
でここでの説明は省略する。
【0211】S341において、復動と判断された場合
は、S342に進みStの値の正負を反転させてS36
0に進む。このような制御を行うことにより、蛇行補正
制御テーブルが1つだけで往復動どちらにも対応するこ
とができる。
【0212】以上に説明したような往動時と復動時で制
御方法を変更する方法以外の中間転写ベルト20の往復
動に対応して蛇行補正を行う方法について説明する。
【0213】図31は、図26に示した中間転写体ユニ
ットの変形例を示す斜視図である。従って、図26と異
なる部分を中心に説明し、共通部分については説明を省
く。
【0214】図31の中間転写体ユニットには、中間転
写ベルト20の中心に対して第1位置検出センサー40
と点対称の位置に、第3位置検出センサー75が設けら
れている。そして、中間転写ベルト20が往動する時は
第1位置検出センサー40を用い、中間転写ベルト20
が復動する時は第3位置検出センサー75を用いる。中
間転写ベルト20が復動する時、第3位置検出センサー
75のベルト検出値は、往動時に用いられる第1位置検
出センサー40と反転した値を出力する。この検出値を
図11〜図13、及び図15〜図18に記載したフロー
チャートに従って蛇行補正を行うと、往動時と逆方向に
1次転写前ロ−ラ27の角度設定が行われる。従って、
中間転写ベルト20の復動時にも往動時と同様の蛇行補
正が行われる。
【0215】さらに、制御方法は往動時と同一で、回路
構成だけを異ならせて復動時のベルト蛇行補正に対応す
る方法について説明する。
【0216】図32は、図7に示した制御回路ブロック
図の変形例である。従って、図7と異なる部分を中心に
説明し、共通部分については説明を省く。
【0217】図32の制御回路ブロック図は、図7に示
した回路ブロック図にインバータユニット80を追加し
たものである。第1位置検出センサー40からアンプユ
ニット47を介して出力される信号は、往動時にはその
ままディジタルパネルメーターに入力されるが、復動時
にはインバータユニット80を介してディジタルパネル
メーターに入力される。インバータユニット80は、第
1位置検出センサー40の検出値を逆転して出力するの
で、中間転写ベルト20が復動する時、ベルト検出値
は、往動時とは反転した値となる。この検出値を図11
〜図13、及び図15〜図18に記載したフローチャー
トに従って蛇行補正を行うと、往動時と逆方向に1次転
写前ロ−ラ27の角度設定が行われる。従って、中間転
写ベルト20の復動時にも往動時と同様の蛇行補正が行
われる。
【0218】このようにして、蛇行補正用のローラの偏
位角度をベルトの往動時と復同時で異ならせることによ
り、ベルトの往動、復動に係わらず蛇行補正を行うこと
ができる。
【0219】尚、本実施例においては、本発明の蛇行補
正装置を中間転写ベルトに用いたものを示したが、これ
に限らず、ベルト感光体や、定着ベルトに適用してもよ
い。
【0220】
【発明の効果】本発明の蛇行補正装置は、ベルトの搬送
方向に垂直な方向の位置に加え、ベルト移動速度検出装
置によって検出されたベルトの移動速度により、ベルト
の搬送方向に垂直な方向の移動速度を所定速度に設定す
ることができる。この為、より高精度なベルトの蛇行補
正が可能となる上、作像中のベルトの移動を所定以内に
抑え、色ズレや画像ズレの発生を最小限に抑えたり、ベ
ルト搬送開始時の補正速度を大きくし、素早く補正を行
うなど、きめ細やかな蛇行補正制御を行うことができ
る。
【0221】又、移動速度をベルトの搬送方向に垂直な
方向の移動速度を人間の眼の分解能以下に抑えることに
より、色ズレや画像ズレが認識されないようにする事が
可能となる。
【0222】さらに、ベルトの搬送開始時に、ベルトの
搬送方向に対して垂直方向の所定の位置を予め設定され
た目標位置に近づくように軸傾き角度補正装置を制御す
ることにより、作像が開始される前に位置補正を完了す
ることが出来る。このことにより、さらに安定したベル
ト搬送を実現することができ、色ズレや画像ズレの発生
を抑えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わる電子写真式作像装置の断面図で
ある。
【図2】中間転写体ユニットの構成を示す断面図であ
る。
【図3】本発明に関わるロ−ラ−の偏位機構の要部を示
す断面図である。
【図4】本発明に関わるロ−ラ−の偏位機構の要部を示
す拡大斜視図である。
【図5】本発明に関わるロ−ラ−の偏位の方向を示す説
明図である。
【図6】本発明に関わる中間転写体ユニットの斜視図で
ある。
【図7】本発明に関わる画像形成装置の制御回路のブロ
ック図である。
【図8】ベルト位置とセンサーからの電圧信号の関係を
示すグラフである。
【図9】本発明に関わる電子写真式作像装置の動作制御
フローチャートである。
【図10】本発明に関わる動作制御フローチャートのプ
リント動作サブルーチンである。
【図11】本発明に関わるベルト蛇行補正動作制御フロ
ーチャートである。
【図12】ベルト蛇行補正動作制御のステッピングモー
ター駆動サブルーチンである。
【図13】ベルト蛇行補正動作制御の仮安定位置補正サ
ブルーチンである。
【図14】本発明に基くベルト蛇行方正制御を行った結
果を示すグラフである。
【図15】ベルト蛇行補正動作制御の別の例を示すフロ
ーチャートである。
【図16】ベルト蛇行補正動作制御の別の例の動作モー
ド判定サブルーチンである。
【図17】ベルト蛇行補正動作制御の仮安定位置補正サ
ブルーチンの別の例である。
【図18】ベルト蛇行補正動作制御の別の例の粗調整終
了判別サブルーチンである。
【図19】ステアリングローラのチルト量を変化させた
場合のベルト1回転当たりの横移動量を示すグラフであ
る。
【図20】ベルト蛇行補正動作制御のステッピングモー
ター駆動サブルーチンである。
【図21】中間転写ベルトを離間させる場合の中間転写
体ユニットの構成を示す断面図である。
【図22】本発明に関わる動作制御フローチャートのプ
リント動作サブルーチンである。
【図23】中間転写ベルトの経路が変更される場合のベ
ルト蛇行補正動作制御フローチャートである。
【図24】経路判定サブルーチンの内容を示すフローチ
ャートである。
【図25】中間転写ベルトの接離、駆動時の制御の別の
例を示すベルト接離駆動サブルーチンである。
【図26】本発明に関わる中間転写体ユニットの斜視図
である。
【図27】中間転写ベルト20を往復動する場合のベル
ト蛇行補正動作制御フローチャートである。
【図28】1次転写前ロ−ラ角度設定サブルーチンの内
容を示すフローチャートである。
【図29】ステッピングモーター駆動サブルーチンの内
容を示すフローチャートである。
【図30】ステッピングモーター駆動サブルーチンの内
容を示すフローチャートである。
【図31】中間転写体ユニットの変形例を示す斜視図で
ある。
【図32】本発明に関わる画像形成装置の制御回路ブロ
ック図の変形例である。
【符号の説明】
1 感光体ユニット 2 中間転写体ユニット 3 プリントヘッド 4 現像ユニット 5 給紙カセット 6 複写用紙搬送ユニット 7 定着装置 10 感光体 11 現像ユニット軸 15 メインモータ 16 駆動モ−タ− 20 中間転写ベルト 21 駆動ロ−ラ− 22 付勢ロ−ラ− 23 2次転写対向ローラー 24 2次転写ロ−ラ− 25 中間転写ベルトクリーナー 26 クリ−ニングブレ−ド 27 1次転写前ロ−ラ− 28 1次転写ロ−ラ− 30 タイミングロ−ラ− 31 タイミングロ−ラ− 40 第1位置検出センサー 41 第2位置検出センサー 45 第1CPU 46 第2CPU 47 アンプユニット 48 デジタルパネルメーター 49 モータードライバー 51 ステッピングモーター 52 モーターギア 53 駆動ギア 54 駆動プーリー 55 駆動ワイヤー 56 アイドルプーリー 57 アイドルプーリー 58 軸受けホルダー 59 軸受け 60 固定軸受け 61 偏位方向規制板 63 スライド軸受け 64 規制穴 65 軸受け保持板 70 側板 71 側板 75 第3位置検出センサー 80 インバータユニット 100 電子写真式作像装置 P プリント用紙

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトの搬送方向に垂直な方向にベルト
    を移動するベルト移動装置と、 ベルトの搬送方向に垂直な方向の蛇行を検出するベルト
    蛇行検出装置と、 ベルト蛇行検出装置によって検出されたベルトの蛇行に
    基づき、所定の範囲以内の速度でベルトの蛇行を補正す
    るようにベルト移動装置を制御する制御装置を有するベ
    ルト蛇行補正装置。
  2. 【請求項2】 ベルトが少なくとも1本の軸を有する懸
    架部材に懸架されていることを特徴とする請求項1記載
    のベルト蛇行補正装置。
  3. 【請求項3】 ベルト移動装置が懸架部材の軸の傾きを
    変更することによりベルトを搬送方向に垂直な方向に移
    動する軸傾き角度補正装置を有することを特徴とする請
    求項2記載のベルト蛇行補正装置。
  4. 【請求項4】 ベルト蛇行検出装置は、ベルトの搬送方
    向に垂直な方向の所定の位置を検出するベルト位置検出
    装置の検出値に基づいてベルトの蛇行を検出することを
    特徴とする請求項1記載のベルト蛇行補正装置。
  5. 【請求項5】 制御装置がベルトの搬送方向に垂直な方
    向の所定の位置が、予め設定された目標位置に近づくよ
    うにベルト移動装置を制御することを特徴とする請求項
    4記載のベルト蛇行補正装置。
  6. 【請求項6】 ベルトの搬送方向に垂直な方向の移動速
    度は、ベルト位置検出装置に検出された位置に基づき検
    出されることを特徴とする請求項4記載のベルト蛇行補
    正装置。
  7. 【請求項7】 制御装置が予め設定された蛇行補正テー
    ブルによりベルト移動装置を制御することを特徴とする
    請求項1記載のベルト蛇行補正装置。
  8. 【請求項8】 予め設定された蛇行補正テーブルを複数
    有し、ベルト蛇行補正装置の作動状況に応じて切り替え
    可能であることを特徴とする請求項7記載のベルト蛇行
    補正装置。
  9. 【請求項9】 ベルト蛇行補正装置の作動開始時に、複
    数の蛇行補正テーブルの内、通常の作像時に用いられる
    蛇行補正テーブルよりベルトの移動量の大きい蛇行補正
    テーブルが選択されることを特徴とする請求項8記載の
    ベルト蛇行補正装置。
  10. 【請求項10】 ベルトの搬送方向に垂直な方向の移動
    速度の範囲が、像担持体ベルト1回転に付き60μm移
    動する速度であることを特徴とする請求項1記載のベル
    ト蛇行補正装置。
  11. 【請求項11】 ベルトの搬送方向に垂直な方向にベル
    トを移動するベルト移動装置と、 ベルトの搬送方向に垂直な方向の蛇行を検出するベルト
    蛇行検出装置と、 ベルトの搬送経路を変更する経路変更装置と、 ベルト蛇行検出装置によって検出されたベルトの蛇行に
    基づき、経路変更装置によって変更されたベルトの搬送
    経路に応じて異なる制御で、ベルトの蛇行を補正するよ
    うにベルト移動装置を制御する制御装置を有するベルト
    蛇行補正装置。
  12. 【請求項12】 ベルトを往動方向と、往動方向とは逆
    の復動方向に搬送する搬送装置と、 ベルトの搬送方向に垂直な方向にベルトを移動するベル
    ト移動装置と、 ベルトの搬送方向に垂直な方向の蛇行を検出するベルト
    蛇行検出装置と、 ベルト蛇行検出装置によって検出されたベルトの蛇行に
    基づき、ベルトの搬送方向に応じて異なる制御で、ベル
    トの蛇行を補正するようにベルト移動装置を制御する制
    御装置を有するベルト蛇行補正装置。
  13. 【請求項13】 ベルトの搬送方向に垂直な方向の蛇行
    を検出するベルト蛇行検出装置と、 少なくとも1本の軸を有し、ベルトをその回りに懸架す
    る懸架部材と、 懸架部材の軸の傾きを変更することによりベルトを搬送
    方向に垂直な方向に移動する軸傾き角度補正装置と、 懸架部材の軸の傾きを検知する傾き検知手段と、 ベルト蛇行検出装置によって検出されたベルトの蛇行と
    傾き検知手段によって検知された懸架部材の軸の傾きに
    基づき、ベルトの蛇行を補正するようにベルト移動装置
    を制御する制御装置を有するベルト蛇行補正装置。
  14. 【請求項14】 画像をその表面に担持して所定の搬送
    方向に搬送される画像担持ベルトと、 ベルトをその回りに懸架する懸架部材と、 ベルトの搬送方向に垂直な方向にベルトを移動するベル
    ト移動装置と、 ベルトの搬送方向に垂直な方向の蛇行を検出するベルト
    蛇行検出装置と、 ベルト蛇行検出装置によって検出されたのベルトの蛇行
    に基づき、所定の範囲以内の速度でベルトの蛇行を補正
    するようにベルト移動装置を制御する制御装置を有する
    画像形成装置。
  15. 【請求項15】 ベルト蛇行検出装置は、ベルトの搬送
    方向に垂直な方向の所定の位置を検出するベルト位置検
    出装置の検出値に基づいてベルトの蛇行を検出し、制御
    装置がベルトの搬送方向に垂直な方向の所定の位置が、
    予め設定された目標位置に近づくようにベルト移動装置
    を制御することを特徴とする請求項14記載のベルト蛇
    行補正装置。
  16. 【請求項16】 ベルト蛇行検出装置がベルトの搬送方
    向に垂直な方向の所定の位置をベルトの搬送開始時に検
    出することを特徴とする請求項15記載のベルト蛇行補
    正装置。
  17. 【請求項17】 ベルトの搬送開始時が、ベルト蛇行補
    正装置の電源が入れられた時かトラブル復帰時であるこ
    とを特徴とする請求項16記載のベルト蛇行補正装置。
  18. 【請求項18】 画像形成装置が、感光体上に画像を形
    成する電子写真式画像形成装置であることを特徴とする
    請求項14記載のベルト蛇行補正装置。
  19. 【請求項19】 画像担持ベルトが、感光体上に形成さ
    れた画像がその表面に転写される中間転写ベルトである
    ことを特徴とする請求項18記載のベルト蛇行補正装
    置。
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