JPH094879A - 恒温・恒湿空間の温湿度制御方法およびその装置 - Google Patents
恒温・恒湿空間の温湿度制御方法およびその装置Info
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- JPH094879A JPH094879A JP15438095A JP15438095A JPH094879A JP H094879 A JPH094879 A JP H094879A JP 15438095 A JP15438095 A JP 15438095A JP 15438095 A JP15438095 A JP 15438095A JP H094879 A JPH094879 A JP H094879A
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- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温湿度制御装置の蒸発器を冷媒直接膨張式、
予熱器および再熱器を電熱式とし、外気温度が変化して
も、再熱器吐き出し空気温度を一定とする。 【目的】 圧縮機9、凝縮器10、膨張弁11、蒸発器
2を順に流れ、再び圧縮機に戻る冷媒直接膨張式空気冷
却装置の蒸発器における空気系統上下流にそれぞれ熱源
を電気エネルギーとした予熱器1および再熱器4を配置
し、再熱器下流に加湿器18を設備して温湿度を一定に
する温湿度制御装置の蒸発器の空気系統下流における蒸
発器と再熱器との間に蓄熱器3を設け、再熱器の発熱部
を構成する熱保有量以上の熱容量を蓄熱部38に保持せ
しめる。
予熱器および再熱器を電熱式とし、外気温度が変化して
も、再熱器吐き出し空気温度を一定とする。 【目的】 圧縮機9、凝縮器10、膨張弁11、蒸発器
2を順に流れ、再び圧縮機に戻る冷媒直接膨張式空気冷
却装置の蒸発器における空気系統上下流にそれぞれ熱源
を電気エネルギーとした予熱器1および再熱器4を配置
し、再熱器下流に加湿器18を設備して温湿度を一定に
する温湿度制御装置の蒸発器の空気系統下流における蒸
発器と再熱器との間に蓄熱器3を設け、再熱器の発熱部
を構成する熱保有量以上の熱容量を蓄熱部38に保持せ
しめる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電熱式の予熱器および
再熱器で空気を加熱し、冷媒直接膨張式冷却装置で空気
を冷却し、取り入れ空気温湿度の変動により恒温・恒湿
空間の温湿度が変化しないように一定に保持する恒温・
恒湿空間の温湿度制御方法およびその装置に関する。
再熱器で空気を加熱し、冷媒直接膨張式冷却装置で空気
を冷却し、取り入れ空気温湿度の変動により恒温・恒湿
空間の温湿度が変化しないように一定に保持する恒温・
恒湿空間の温湿度制御方法およびその装置に関する。
【0002】詳しくは、宇宙開発ロケットの各種制御装
置を設備した空間(フェアリング)の温湿度を冷媒直接
膨張式空気冷却装置と熱源が電気エネルギーの予熱器、
再熱器を用いて制御する恒温・恒湿空間の温湿度制御方
法およびその装置に関する。
置を設備した空間(フェアリング)の温湿度を冷媒直接
膨張式空気冷却装置と熱源が電気エネルギーの予熱器、
再熱器を用いて制御する恒温・恒湿空間の温湿度制御方
法およびその装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、宇宙開発ロケットの各種制御装置
を設備した空間(フェアリング)等は恒温かつ恒湿にす
る必要がある。そして、これら恒温・恒湿空間の温度
は、20℃±0.2〜0.5℃で、相対湿度は、30〜
50%RHの範囲で一定に保持することが要求されてい
る。
を設備した空間(フェアリング)等は恒温かつ恒湿にす
る必要がある。そして、これら恒温・恒湿空間の温度
は、20℃±0.2〜0.5℃で、相対湿度は、30〜
50%RHの範囲で一定に保持することが要求されてい
る。
【0004】宇宙開発ロケットに関する恒温・恒湿空間
は、100%新鮮外気を取り入れ、空気系統の上流から
予熱器、蒸発器、再熱器、加湿器の順に並べた温湿度制
御装置により温湿度管理をした再熱器吐き出し空気をフ
ェアリングへ供給している。また、この蒸発器には、冷
媒による直接膨張式のものや、冷温水による熱交換器を
採用したものがあり、再熱器には、電気ヒータを用いた
ものや、温水による熱交換器を採用したものがある。
は、100%新鮮外気を取り入れ、空気系統の上流から
予熱器、蒸発器、再熱器、加湿器の順に並べた温湿度制
御装置により温湿度管理をした再熱器吐き出し空気をフ
ェアリングへ供給している。また、この蒸発器には、冷
媒による直接膨張式のものや、冷温水による熱交換器を
採用したものがあり、再熱器には、電気ヒータを用いた
ものや、温水による熱交換器を採用したものがある。
【0005】そして、この温湿度制御装置による温湿度
の管理方法は、外気温度がフェアリング内温度より高い
場合には、蒸発器で先ず外気を目的とする所定の温度よ
り低く冷却し、その後この低く冷却された空気を再熱器
で加熱して温湿度を管理する。また、外気温度がフェア
リング内温度より低い場合には、予熱器で加熱した後、
さらに再熱器で加熱し、蒸気式または水噴霧式の加湿器
を作動させて再熱器吐き出し空気の温湿度を管理してい
る。
の管理方法は、外気温度がフェアリング内温度より高い
場合には、蒸発器で先ず外気を目的とする所定の温度よ
り低く冷却し、その後この低く冷却された空気を再熱器
で加熱して温湿度を管理する。また、外気温度がフェア
リング内温度より低い場合には、予熱器で加熱した後、
さらに再熱器で加熱し、蒸気式または水噴霧式の加湿器
を作動させて再熱器吐き出し空気の温湿度を管理してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の温湿度制御装置
の空気系統では、外気の取り入れ側から予熱器、蒸発
器、再熱器、加湿器の順にそれぞれの間の気密を保って
並べ、空気を出口側へ流し、吐き出し空気の温湿度が一
定の値となるように制御している。
の空気系統では、外気の取り入れ側から予熱器、蒸発
器、再熱器、加湿器の順にそれぞれの間の気密を保って
並べ、空気を出口側へ流し、吐き出し空気の温湿度が一
定の値となるように制御している。
【0007】この内、蒸発器を冷温水、再熱器を温水の
熱交換器にしたものでは、恒温・恒湿装置の他に冷温水
設備や温水製造装置等が必要で、設備スペースが大き
く、高価となり、熱容量の大きな温湿度制御装置にしか
適さないという問題点があった。
熱交換器にしたものでは、恒温・恒湿装置の他に冷温水
設備や温水製造装置等が必要で、設備スペースが大き
く、高価となり、熱容量の大きな温湿度制御装置にしか
適さないという問題点があった。
【0008】また、蒸発器を冷媒による直接膨張式と
し、再熱器を電熱ヒータとして取り入れ空気をそれぞれ
冷却したり、加熱するものは、比較的小容量のものに適
し、設備スペースも小さく、かつ安価に製造できる利点
がある。しかし、外気を100%取り入れて出口よりの
吐き出し空気を一定温度に維持し、目的空間に供給する
ため、外気温度が変化すると吐き出し空気温度が瞬時ま
たはしばらくの間、制御ゾーンから外れるという制御上
の問題点があった。
し、再熱器を電熱ヒータとして取り入れ空気をそれぞれ
冷却したり、加熱するものは、比較的小容量のものに適
し、設備スペースも小さく、かつ安価に製造できる利点
がある。しかし、外気を100%取り入れて出口よりの
吐き出し空気を一定温度に維持し、目的空間に供給する
ため、外気温度が変化すると吐き出し空気温度が瞬時ま
たはしばらくの間、制御ゾーンから外れるという制御上
の問題点があった。
【0009】即ち、外気温度が低く変化した場合は、再
熱器吐き出し温度を一定に保つために、蒸発器の作動を
急きょ停止し、予熱器と再熱器とを作動させて取り入れ
空気を加熱する方向に温湿度制御装置を切り換える。こ
の際、再熱器の制御を半導体リレー(SSR)などの制
御精度が優れた制御機器を用いて制御をしても、再熱器
が保有している熱容量のため、再熱器吐き出し空気温度
は短時間の間、急上昇し、再び制御ゾーンに戻る現象が
起きるという問題点があった。
熱器吐き出し温度を一定に保つために、蒸発器の作動を
急きょ停止し、予熱器と再熱器とを作動させて取り入れ
空気を加熱する方向に温湿度制御装置を切り換える。こ
の際、再熱器の制御を半導体リレー(SSR)などの制
御精度が優れた制御機器を用いて制御をしても、再熱器
が保有している熱容量のため、再熱器吐き出し空気温度
は短時間の間、急上昇し、再び制御ゾーンに戻る現象が
起きるという問題点があった。
【0010】さらに、外気温度が高く変化した場合は、
再熱器吐き出し温度を一定に保つために、予熱器の作動
を停止し、蒸発器と再熱器を作動させ再熱器吐き出し温
度を一定に保持する。しかし、これら作動を切り換えた
瞬間に、前記外気温度が低く変化した場合とは逆に、再
熱器吐き出し空気温度が短時間の間、急降下し、再び制
御ゾーンに戻る現象が起きるという制御上の問題点があ
った。
再熱器吐き出し温度を一定に保つために、予熱器の作動
を停止し、蒸発器と再熱器を作動させ再熱器吐き出し温
度を一定に保持する。しかし、これら作動を切り換えた
瞬間に、前記外気温度が低く変化した場合とは逆に、再
熱器吐き出し空気温度が短時間の間、急降下し、再び制
御ゾーンに戻る現象が起きるという制御上の問題点があ
った。
【0011】本発明は、温湿度制御装置の蒸発器を冷媒
直接膨張式とし、予熱器および再熱器を電熱式とし、外
気温度が変化しても、再熱器吐き出し空気温度が制御ゾ
ーン内にある恒温・恒湿空間の温湿度制御方法およびそ
の装置を提供することを目的とする。
直接膨張式とし、予熱器および再熱器を電熱式とし、外
気温度が変化しても、再熱器吐き出し空気温度が制御ゾ
ーン内にある恒温・恒湿空間の温湿度制御方法およびそ
の装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の恒温・恒湿空間の温湿度制御方法として
は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を順に流れ、再び
圧縮機に戻る冷媒直接膨張式空気冷却装置の蒸発器にお
ける空気系統上下流にそれぞれ熱源を電気エネルギーと
した予熱器および再熱器を配置する。そして、再熱器下
流に加湿器を設備して温湿度を一定にするようにした恒
温・恒湿空間において、前記蒸発器の空気系統下流にお
ける再熱器の熱容量の過不足を蒸発器と再熱器との間の
蓄熱器により補うようになす。
に、本発明の恒温・恒湿空間の温湿度制御方法として
は、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を順に流れ、再び
圧縮機に戻る冷媒直接膨張式空気冷却装置の蒸発器にお
ける空気系統上下流にそれぞれ熱源を電気エネルギーと
した予熱器および再熱器を配置する。そして、再熱器下
流に加湿器を設備して温湿度を一定にするようにした恒
温・恒湿空間において、前記蒸発器の空気系統下流にお
ける再熱器の熱容量の過不足を蒸発器と再熱器との間の
蓄熱器により補うようになす。
【0013】そして、本発明の恒温・恒湿空間の温湿度
制御装置としては、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を
順に流れ、再び圧縮機に戻る冷媒直接膨張式空気冷却装
置の蒸発器における空気系統上下流にそれぞれ熱源を電
気エネルギーとした予熱器および再熱器を配置する。そ
して、再熱器下流に加湿器を設備して温湿度を一定にす
るようにした恒温・恒湿空間において、前記蒸発器の空
気系統下流における蒸発器と再熱器との間に蓄熱器を設
ける。
制御装置としては、圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を
順に流れ、再び圧縮機に戻る冷媒直接膨張式空気冷却装
置の蒸発器における空気系統上下流にそれぞれ熱源を電
気エネルギーとした予熱器および再熱器を配置する。そ
して、再熱器下流に加湿器を設備して温湿度を一定にす
るようにした恒温・恒湿空間において、前記蒸発器の空
気系統下流における蒸発器と再熱器との間に蓄熱器を設
ける。
【0014】この再熱器の発熱部を構成する熱保有量以
上の熱容量をこの蓄熱器の蓄熱部に保持せしめる。
上の熱容量をこの蓄熱器の蓄熱部に保持せしめる。
【0015】また、蓄熱器として、複数の管孔を穿設し
た管板を相対する面に固定した直方体状の枠組ケーシン
グを設け、複数のフィンを貫通して両端を開放した複数
の管をこれら管板間に介在せしめ、各管板の管孔よりそ
れぞれの管端を突出せしめて蓄熱部となす。
た管板を相対する面に固定した直方体状の枠組ケーシン
グを設け、複数のフィンを貫通して両端を開放した複数
の管をこれら管板間に介在せしめ、各管板の管孔よりそ
れぞれの管端を突出せしめて蓄熱部となす。
【0016】そして、再熱器の発熱部の熱保有量に応じ
てこれら管内を空とするか、またはこれら管内に液体を
注入して両管端をそれぞれ閉塞せしめ、これら管と直交
する空気の流路を構成せしめ、この空気の流路と前記管
板以外の枠組ケーシングに覆いを設ける。
てこれら管内を空とするか、またはこれら管内に液体を
注入して両管端をそれぞれ閉塞せしめ、これら管と直交
する空気の流路を構成せしめ、この空気の流路と前記管
板以外の枠組ケーシングに覆いを設ける。
【0017】
【作用】取り入れ空気温度は送風機5を通過することに
より、送風機軸動力エネルギー分だけ上昇する。この送
風機5は、再熱器4等の空気系統下流に設けることも可
能であるが、送風機5を通過した空気は軸動力エネルギ
ー分だけ上昇し、制御性の問題から制御の容易な予熱器
の空気系統上流に配置したものである。
より、送風機軸動力エネルギー分だけ上昇する。この送
風機5は、再熱器4等の空気系統下流に設けることも可
能であるが、送風機5を通過した空気は軸動力エネルギ
ー分だけ上昇し、制御性の問題から制御の容易な予熱器
の空気系統上流に配置したものである。
【0018】また、宇宙開発ロケットのフェアリング8
へフレキシブルダクト7で送風するようにしたので、送
風機5の電動機動力はフレキシブルダクト7がないもの
に比べ約2倍程度大きくなる。
へフレキシブルダクト7で送風するようにしたので、送
風機5の電動機動力はフレキシブルダクト7がないもの
に比べ約2倍程度大きくなる。
【0019】予熱器1は電熱式のもので、予熱器1の下
流に設備した温度調節器16により予熱器出口温度を1
8℃に保ち蒸発器2に導く。
流に設備した温度調節器16により予熱器出口温度を1
8℃に保ち蒸発器2に導く。
【0020】この蒸発器2は、冷媒による直接膨張式で
あり、冷媒が蒸発器2、往復動圧縮機9、凝縮器10、
膨張弁11と順に循環して再び蒸発器2に戻る冷媒配管
12を有する。そして、吸入空気温度を一定の範囲で連
続して冷却するもので、空気温度を20℃より低い所定
の温度まで冷却する。
あり、冷媒が蒸発器2、往復動圧縮機9、凝縮器10、
膨張弁11と順に循環して再び蒸発器2に戻る冷媒配管
12を有する。そして、吸入空気温度を一定の範囲で連
続して冷却するもので、空気温度を20℃より低い所定
の温度まで冷却する。
【0021】取り入れ空気温度が一定の範囲内で低下す
ると、往復動圧縮機9は段階的に容量制御(稼働してい
る気筒数を減少)することにより、蒸発器2内の冷媒蒸
発温度を計画した温度に維持する。そして、蒸発器出口
空気温度を取り入れ空気13の温度の如何にかかわら
ず、常に一定に維持するようにする。
ると、往復動圧縮機9は段階的に容量制御(稼働してい
る気筒数を減少)することにより、蒸発器2内の冷媒蒸
発温度を計画した温度に維持する。そして、蒸発器出口
空気温度を取り入れ空気13の温度の如何にかかわら
ず、常に一定に維持するようにする。
【0022】再熱器4は蒸発器2で20℃より低い所定
の温度まで冷却された空気温度を20℃まで加熱し、相
対湿度を30〜50%RHにする。
の温度まで冷却された空気温度を20℃まで加熱し、相
対湿度を30〜50%RHにする。
【0023】このように、予熱器1により加熱し、蒸発
器2で冷却し、再び再熱器4で加熱するのは、再熱器4
の吐き出し時の湿度を30〜50%RHにするための手
段である。
器2で冷却し、再び再熱器4で加熱するのは、再熱器4
の吐き出し時の湿度を30〜50%RHにするための手
段である。
【0024】目的とする宇宙開発ロケットのフェアリン
グ8に供給する20℃、30〜50%RHの空気の絶対
湿度は大気圧(760mmHg)下では約0.0046〜
0.0077kg/kg(DRY AIR)であり、再
熱器4の吐き出し空気はこの範囲内の絶対湿度でなけれ
ばならない。つまり、蒸発器2の出口空気は4〜11℃
で約95%RHの範囲に制御する必要がある。
グ8に供給する20℃、30〜50%RHの空気の絶対
湿度は大気圧(760mmHg)下では約0.0046〜
0.0077kg/kg(DRY AIR)であり、再
熱器4の吐き出し空気はこの範囲内の絶対湿度でなけれ
ばならない。つまり、蒸発器2の出口空気は4〜11℃
で約95%RHの範囲に制御する必要がある。
【0025】この制御においては、予熱器1は、予熱器
1の下流に設備した温度調節器16により予熱器出口空
気温度すなわち蒸発器入口空気温度を18℃に予熱して
いる。また、送風機5の吸込口51近辺に温度スイッチ
15を設け、取入れ空気13の空気温度が9℃またはそ
れ以下になると、往復動圧縮機9を停止せしめ、蒸発器
2の冷却作用を停止する。そして、再熱器4および加湿
器18を作動させて再熱器吐き出し空気温度を20℃、
同湿度を30〜50%RHにする。
1の下流に設備した温度調節器16により予熱器出口空
気温度すなわち蒸発器入口空気温度を18℃に予熱して
いる。また、送風機5の吸込口51近辺に温度スイッチ
15を設け、取入れ空気13の空気温度が9℃またはそ
れ以下になると、往復動圧縮機9を停止せしめ、蒸発器
2の冷却作用を停止する。そして、再熱器4および加湿
器18を作動させて再熱器吐き出し空気温度を20℃、
同湿度を30〜50%RHにする。
【0026】また、取り入れ空気13の温度が11℃ま
たはこれ以上になると、温度スイッチ15で往復動圧縮
機9を作動させる。これにより、蒸発器2が作動して、
蒸発器2の冷却作用により、蒸発器2の出口空気温度を
9℃に冷却制御する。
たはこれ以上になると、温度スイッチ15で往復動圧縮
機9を作動させる。これにより、蒸発器2が作動して、
蒸発器2の冷却作用により、蒸発器2の出口空気温度を
9℃に冷却制御する。
【0027】よって、この蒸発器2では送風機5よりの
取り入れ空気13の温度が一定の範囲で連続して冷却さ
れ、この空気温度が20℃より低い所定の温度まで冷却
される。
取り入れ空気13の温度が一定の範囲で連続して冷却さ
れ、この空気温度が20℃より低い所定の温度まで冷却
される。
【0028】取り入れ空気13の温度が一定の範囲内で
低下すると、往復動圧縮機9の吸入側に設けた吸入圧力
検出器19により往復動圧縮機9は稼働している気筒数
を減少して容量制御を行う。このことにより、蒸発器2
内の冷媒蒸発温度を計画した温度に維持し、蒸発器出口
温度を取り入れ空気温度の如何にかかわらず、常に一定
に保持することができる。これは、再熱器4での吐き出
し時の相対湿度を30〜50%RHにするための手段で
ある。
低下すると、往復動圧縮機9の吸入側に設けた吸入圧力
検出器19により往復動圧縮機9は稼働している気筒数
を減少して容量制御を行う。このことにより、蒸発器2
内の冷媒蒸発温度を計画した温度に維持し、蒸発器出口
温度を取り入れ空気温度の如何にかかわらず、常に一定
に保持することができる。これは、再熱器4での吐き出
し時の相対湿度を30〜50%RHにするための手段で
ある。
【0029】取り入れ空気温度が夏期等の35℃の高い
ところから約10℃まで低下する間は、往復動圧縮機9
の容量制御によりこの圧縮機9上流に設備した吸入圧力
検出器19で冷媒蒸発圧力を常に計画値になるようにす
る。そして、蒸発器出口空気温度を9℃に維持する。
ところから約10℃まで低下する間は、往復動圧縮機9
の容量制御によりこの圧縮機9上流に設備した吸入圧力
検出器19で冷媒蒸発圧力を常に計画値になるようにす
る。そして、蒸発器出口空気温度を9℃に維持する。
【0030】また、取り入れ空気温度が冬期等の−1℃
の低いときには、蒸発器2は作動せず、温度調節器16
により予熱器1を作動させ、加熱作用により加熱し、そ
の空気温度を18℃に予熱する。そして、再熱器4およ
び加湿器18を作動させて、再熱器4の吐き出し空気1
4の温度を20℃、同湿度を30〜50%RHにする。
の低いときには、蒸発器2は作動せず、温度調節器16
により予熱器1を作動させ、加熱作用により加熱し、そ
の空気温度を18℃に予熱する。そして、再熱器4およ
び加湿器18を作動させて、再熱器4の吐き出し空気1
4の温度を20℃、同湿度を30〜50%RHにする。
【0031】前記蒸発器出口における9℃の空気温度を
再熱器4の出口で20℃になるように温度調節器17に
より再熱器4を制御する。
再熱器4の出口で20℃になるように温度調節器17に
より再熱器4を制御する。
【0032】こうして、温度制御幅は20℃±0.2〜
0.5℃で、取り入れ空気温度によって予熱器1と蒸発
器2と再熱器4および加湿器18を作動させ、どのよう
な場合でも再熱器4の吐き出し空気温度20℃、湿度3
0〜50%RHを得る。
0.5℃で、取り入れ空気温度によって予熱器1と蒸発
器2と再熱器4および加湿器18を作動させ、どのよう
な場合でも再熱器4の吐き出し空気温度20℃、湿度3
0〜50%RHを得る。
【0033】しかし、取り入れ空気温度が9℃以下に低
下したとき、蒸発器2の作動が停止し、冷却作用がなく
なるので、再熱器4の吐き出し空気温度は瞬時的に急上
昇する。また、この逆に、取り入れ空気温度が11℃以
上に上昇したとき、蒸発器2が作動して冷却作用が始ま
るので、再熱器4の吐き出し空気温度が瞬時的に急降下
する。
下したとき、蒸発器2の作動が停止し、冷却作用がなく
なるので、再熱器4の吐き出し空気温度は瞬時的に急上
昇する。また、この逆に、取り入れ空気温度が11℃以
上に上昇したとき、蒸発器2が作動して冷却作用が始ま
るので、再熱器4の吐き出し空気温度が瞬時的に急降下
する。
【0034】このため、蒸発器2と再熱器4との間に再
熱器4の電熱ヒータの発熱部が保有し得る熱保有量以上
の熱容量を蓄えた蓄熱部38を有する蓄熱器3を設け
る。これより、取り入れ空気温度が9℃以下に低下した
際の再熱器4の吐き出し空気温度の瞬時的上昇と、取り
入れ空気温度が11℃以上に上昇した際の再熱器4の吐
き出し空気温度の瞬時的降下をその吸熱と放熱によって
微少に押え得る。
熱器4の電熱ヒータの発熱部が保有し得る熱保有量以上
の熱容量を蓄えた蓄熱部38を有する蓄熱器3を設け
る。これより、取り入れ空気温度が9℃以下に低下した
際の再熱器4の吐き出し空気温度の瞬時的上昇と、取り
入れ空気温度が11℃以上に上昇した際の再熱器4の吐
き出し空気温度の瞬時的降下をその吸熱と放熱によって
微少に押え得る。
【0035】こうして、計画した外気温度の範囲におい
て、外気温度がどのように変化しても、蓄熱器3は再熱
器4の熱容量の過不足を補うから、再熱器4の吐き出し
空気温度が20℃、相対湿度が30〜50%RHの範囲
で一定に保持できる。
て、外気温度がどのように変化しても、蓄熱器3は再熱
器4の熱容量の過不足を補うから、再熱器4の吐き出し
空気温度が20℃、相対湿度が30〜50%RHの範囲
で一定に保持できる。
【0036】
【実施例】以下に、本発明の恒温・恒湿空間の温湿度制
御方法およびその装置の実施の一例を示した添付図面に
基づいて詳細に説明する。
御方法およびその装置の実施の一例を示した添付図面に
基づいて詳細に説明する。
【0037】図1は蒸発器として冷媒による直接膨張式
空気冷却装置と、予熱器、再熱器に電熱ヒータを用いた
本発明の宇宙開発ロケットのフェアリング等の恒温・恒
湿空間の温湿度制御装置を示すものである。図2は本発
明の蓄熱器を示し、図3は再熱器吐き出し空気温度の変
動が改善されたことを示す本発明の温湿度制御装置の取
り入れ空気温度と送風機、蒸発器、再熱器における出口
温度の時間に対する変動状態の冷却時の線図である。
空気冷却装置と、予熱器、再熱器に電熱ヒータを用いた
本発明の宇宙開発ロケットのフェアリング等の恒温・恒
湿空間の温湿度制御装置を示すものである。図2は本発
明の蓄熱器を示し、図3は再熱器吐き出し空気温度の変
動が改善されたことを示す本発明の温湿度制御装置の取
り入れ空気温度と送風機、蒸発器、再熱器における出口
温度の時間に対する変動状態の冷却時の線図である。
【0038】本発明の温湿度制御装置は、後述の予熱器
1、蒸発器2、蓄熱器3および再熱器4の順に空気系統
の上流側から各器をケーシング6でそれぞれ気密に連結
し、それぞれの外面に防熱壁を施したものである。
1、蒸発器2、蓄熱器3および再熱器4の順に空気系統
の上流側から各器をケーシング6でそれぞれ気密に連結
し、それぞれの外面に防熱壁を施したものである。
【0039】予熱器1は、送風機5の吐出側にケーシン
グ6を介して気密に連結したもので、予熱器出口空気温
度、すなわち蒸発器入口空気温度を18℃に制御する電
熱式のものである。これは、予熱器1の下流に設けた温
度調節器16により予熱器1の出口での加熱量を制御し
て、蒸発器入口空気温度を18℃に予熱する。
グ6を介して気密に連結したもので、予熱器出口空気温
度、すなわち蒸発器入口空気温度を18℃に制御する電
熱式のものである。これは、予熱器1の下流に設けた温
度調節器16により予熱器1の出口での加熱量を制御し
て、蒸発器入口空気温度を18℃に予熱する。
【0040】そして、外気温度が18℃より高い場合に
は、予熱器1は作動せず、送風機5を通過した空気は予
熱器1を素通りして蒸発器2に至る。
は、予熱器1は作動せず、送風機5を通過した空気は予
熱器1を素通りして蒸発器2に至る。
【0041】蒸発器2は、予熱器1の空気系統下流にケ
ーシング6により気密に連結したもので、冷媒による直
接膨張式であり、冷媒系として蒸発器2、往復動圧縮機
9、凝縮器10および膨張弁11を順に冷媒配管12で
連結したものである。そして、送風機5の吸込口51の
近辺に温度スイッチ15を設け、この温度スイッチ15
と往復動圧縮機9を結線し、取り入れ空気13の温度を
検知せしめ、その温度により往復動圧縮機9を停止させ
たり、始動させたりする。すなわち、その温度が低下し
て温度スイッチ15における設定温度の9℃になると往
復動圧縮機9を停止し、その温度が上昇して同設定温度
の11℃になると往復動圧縮機9を始動するようにした
ものである。
ーシング6により気密に連結したもので、冷媒による直
接膨張式であり、冷媒系として蒸発器2、往復動圧縮機
9、凝縮器10および膨張弁11を順に冷媒配管12で
連結したものである。そして、送風機5の吸込口51の
近辺に温度スイッチ15を設け、この温度スイッチ15
と往復動圧縮機9を結線し、取り入れ空気13の温度を
検知せしめ、その温度により往復動圧縮機9を停止させ
たり、始動させたりする。すなわち、その温度が低下し
て温度スイッチ15における設定温度の9℃になると往
復動圧縮機9を停止し、その温度が上昇して同設定温度
の11℃になると往復動圧縮機9を始動するようにした
ものである。
【0042】蓄熱器3は、蒸発器2の空気系統下流のケ
ーシング6に気密に連結し、後述の再熱器4との間にも
ケーシング6を介して気密に連結し、再熱器4の発熱部
の電熱ヒータが保有し得る熱保有量以上の熱容量を蓄え
た蓄熱部38を有する。蓄熱器3は、図2に示すような
直方体状枠組ケーシング31の相対する面に複数の管孔
を有する管板32を固定したものである。そして、多数
のフィン34を貫通し、両端を開放した複数の管33を
これら管板32間に介在し、これらの管33の管端35
をこれら管板32の複数の管孔より突出し、複数の管3
3の両管端を閉塞して蓄熱部38とする。
ーシング6に気密に連結し、後述の再熱器4との間にも
ケーシング6を介して気密に連結し、再熱器4の発熱部
の電熱ヒータが保有し得る熱保有量以上の熱容量を蓄え
た蓄熱部38を有する。蓄熱器3は、図2に示すような
直方体状枠組ケーシング31の相対する面に複数の管孔
を有する管板32を固定したものである。そして、多数
のフィン34を貫通し、両端を開放した複数の管33を
これら管板32間に介在し、これらの管33の管端35
をこれら管板32の複数の管孔より突出し、複数の管3
3の両管端を閉塞して蓄熱部38とする。
【0043】これら複数の管33と直交する直方体状枠
組ケーシング31の相対する面を空気流路面37とし、
これら相対する管板32と空気流路面37を除く直方体
状枠組ケーシング31の面に覆い36を施したものであ
る。
組ケーシング31の相対する面を空気流路面37とし、
これら相対する管板32と空気流路面37を除く直方体
状枠組ケーシング31の面に覆い36を施したものであ
る。
【0044】また、この蓄熱器3は複数の管33に多数
のフィン34を設けたもので、後述の再熱器4の発熱部
を構成する個々の材料の比熱と個々の材料の重量の積の
総和で示される熱保有量以上の熱容量を保持せしめたも
のである。さらに、後述の再熱器4の熱容量が大きい場
合は、前記両端を閉塞した複数の管33の管端35を開
き、この管端35から内部に比重の大きな液体、例えば
食塩水などを注入し、その管端35を閉塞する。こうし
て、蓄熱器3の熱容量を増加し得るようにしたものであ
る。
のフィン34を設けたもので、後述の再熱器4の発熱部
を構成する個々の材料の比熱と個々の材料の重量の積の
総和で示される熱保有量以上の熱容量を保持せしめたも
のである。さらに、後述の再熱器4の熱容量が大きい場
合は、前記両端を閉塞した複数の管33の管端35を開
き、この管端35から内部に比重の大きな液体、例えば
食塩水などを注入し、その管端35を閉塞する。こうし
て、蓄熱器3の熱容量を増加し得るようにしたものであ
る。
【0045】再熱器4は、蓄熱器3の空気系統下流にケ
ーシング6を介して気密に連結したものである。この再
熱器4の発熱部は発熱管の内部に電熱ヒータを介在して
構成した電熱式であり、発熱管の内部にはニクロム線を
配置し、その表面を酸化マグネシウム(MgO)で覆っ
て絶縁したものである。そして、蒸発器2で冷却した空
気を加熱し、再熱器4の吐き出し空気温度を20℃、相
対湿度が30〜50%HRになるようにする。
ーシング6を介して気密に連結したものである。この再
熱器4の発熱部は発熱管の内部に電熱ヒータを介在して
構成した電熱式であり、発熱管の内部にはニクロム線を
配置し、その表面を酸化マグネシウム(MgO)で覆っ
て絶縁したものである。そして、蒸発器2で冷却した空
気を加熱し、再熱器4の吐き出し空気温度を20℃、相
対湿度が30〜50%HRになるようにする。
【0046】フレキシブルダクト7は、基端を再熱器4
の空気系統下流にケーシング6を介して気密に連結した
もので、その先端を宇宙開発ロケットのフェアリング8
に気密に連結したものである。このフレキシブルダクト
7内に温度センサを設備した温度調節器17を設け、再
熱器4の発熱部の電熱ヒータと結線する。また、フレキ
シブルダクト7内に湿度スイッチ20を設け、再熱器4
の出口とフレキシブルダクト7間のケーシング6内に設
けた蒸気式または水噴霧式の加湿器18の電磁弁等18
1とを結線する。そして、温度調節器17と湿度スイッ
チ20は、フレキシブルダクト7内の温度が20℃±
0.2〜0.5℃を保ち、相対湿度が30〜50%HR
なるように、再熱器4および加湿器18を制御するもの
である。
の空気系統下流にケーシング6を介して気密に連結した
もので、その先端を宇宙開発ロケットのフェアリング8
に気密に連結したものである。このフレキシブルダクト
7内に温度センサを設備した温度調節器17を設け、再
熱器4の発熱部の電熱ヒータと結線する。また、フレキ
シブルダクト7内に湿度スイッチ20を設け、再熱器4
の出口とフレキシブルダクト7間のケーシング6内に設
けた蒸気式または水噴霧式の加湿器18の電磁弁等18
1とを結線する。そして、温度調節器17と湿度スイッ
チ20は、フレキシブルダクト7内の温度が20℃±
0.2〜0.5℃を保ち、相対湿度が30〜50%HR
なるように、再熱器4および加湿器18を制御するもの
である。
【0047】本発明装置を使用するに当たっては、取り
入れ空気(外気)の温度を温度スイッチ15で検出し、
この温度が11〜35℃の場合は、往復動圧縮機9を運
転して蒸発器2の出口空気温度を9℃まで冷却する。取
り入れ空気温度が11℃に近づくと、吸入圧力検出器1
9により往復動圧縮機9の稼働気筒数を減少して蒸発器
2の出口空気温度が9℃になるように蒸発温度を計画し
た温度に維持する。
入れ空気(外気)の温度を温度スイッチ15で検出し、
この温度が11〜35℃の場合は、往復動圧縮機9を運
転して蒸発器2の出口空気温度を9℃まで冷却する。取
り入れ空気温度が11℃に近づくと、吸入圧力検出器1
9により往復動圧縮機9の稼働気筒数を減少して蒸発器
2の出口空気温度が9℃になるように蒸発温度を計画し
た温度に維持する。
【0048】また、取り入れ空気(外気)に関係なく予
熱器1を作動させ、蒸発器入口空気温度を18℃に制御
しているから、取り入れ空気温度が−1〜11℃のとき
にも予熱器1は作動しており、蒸発器入口空気温度を1
8℃に制御している。このとき、蒸発器2は冷却作用を
停止しているので、18℃に加熱された空気は、蒸発器
2を素通りして再熱器に至る。そして、これらの間に
も、再熱器4の吐き出し空気14の温度が20℃になる
ように温度調節器17によって再熱器4を制御するもの
である。
熱器1を作動させ、蒸発器入口空気温度を18℃に制御
しているから、取り入れ空気温度が−1〜11℃のとき
にも予熱器1は作動しており、蒸発器入口空気温度を1
8℃に制御している。このとき、蒸発器2は冷却作用を
停止しているので、18℃に加熱された空気は、蒸発器
2を素通りして再熱器に至る。そして、これらの間に
も、再熱器4の吐き出し空気14の温度が20℃になる
ように温度調節器17によって再熱器4を制御するもの
である。
【0049】また、この温度調節器17による制御は、
現実的にはフレキシブルダクト7には熱ロスがあるた
め、温度調節器17はフレキシブルダクト7の下流に設
け、この部分の温度を制御するようにしたものである。
現実的にはフレキシブルダクト7には熱ロスがあるた
め、温度調節器17はフレキシブルダクト7の下流に設
け、この部分の温度を制御するようにしたものである。
【0050】次に、本発明を使用することにより、再熱
器4における吐き出し空気14の温度の変動が改善され
る様子について詳説する。この変動が改善される様子を
示した取り入れ空気温度と送風機、蒸発器、再熱器の出
口温度の変動を、横軸を時間とし、縦軸を温度とした線
図である図3に基づいて説明する。
器4における吐き出し空気14の温度の変動が改善され
る様子について詳説する。この変動が改善される様子を
示した取り入れ空気温度と送風機、蒸発器、再熱器の出
口温度の変動を、横軸を時間とし、縦軸を温度とした線
図である図3に基づいて説明する。
【0051】本発明の蓄熱器3を装備していない場合に
は、図3の実線で示すように、取り入れ空気13の温度
T1 が所定の温度T1-1 まで降下するまで、蒸発器2が
作動して再熱器4の出口空気温度T4 は一定値に制御さ
れている。
は、図3の実線で示すように、取り入れ空気13の温度
T1 が所定の温度T1-1 まで降下するまで、蒸発器2が
作動して再熱器4の出口空気温度T4 は一定値に制御さ
れている。
【0052】時間t1 に取り入れ空気温度T1 がT1-1
になると、往復動圧縮機9は停止して蒸発器2の冷却作
用を停止する。すると、蒸発器2の出口温度T3 は急上
昇して送風機5の出口温度T2 に近づき、時間t2 に温
度T3-2 となり、送風機5の出口温度T2-2 と交わる。
になると、往復動圧縮機9は停止して蒸発器2の冷却作
用を停止する。すると、蒸発器2の出口温度T3 は急上
昇して送風機5の出口温度T2 に近づき、時間t2 に温
度T3-2 となり、送風機5の出口温度T2-2 と交わる。
【0053】再熱器4の出口空気温度T4 は時間t2 の
手前の時間t2'でピークとなる温度T4-2'に達する。や
がて、再熱器4は制御され、時間t3 で再熱器4の出口
空気温度T4-3 がT4 と等しくなり、一定値T4 に戻
る。
手前の時間t2'でピークとなる温度T4-2'に達する。や
がて、再熱器4は制御され、時間t3 で再熱器4の出口
空気温度T4-3 がT4 と等しくなり、一定値T4 に戻
る。
【0054】ここで、本発明の蓄熱器3を装備した場合
は、二点鎖線で示すように、時間t 1 から吸熱を始め、
蒸発器2の出口温度T3 は緩やかに上昇し、時間t4 で
送風機5の出口温度T2-4 に交わる。この蒸発器2にお
ける出口温度T3 の緩やかな上昇のために、再熱器4の
出口空気温度T4 の急上昇はなくなり、再熱器4の出口
空気温度T4 の温度上昇は、時間t2 手前の時間t2"に
おけるこの温度T4 より微小上昇した温度T4-2"のみと
なる。
は、二点鎖線で示すように、時間t 1 から吸熱を始め、
蒸発器2の出口温度T3 は緩やかに上昇し、時間t4 で
送風機5の出口温度T2-4 に交わる。この蒸発器2にお
ける出口温度T3 の緩やかな上昇のために、再熱器4の
出口空気温度T4 の急上昇はなくなり、再熱器4の出口
空気温度T4 の温度上昇は、時間t2 手前の時間t2"に
おけるこの温度T4 より微小上昇した温度T4-2"のみと
なる。
【0055】この再熱器4における出口温度T4 の、時
間t1 におけるT4-1 からT4-2',T4-3 ,T4-2",T
4-1 で囲まれた面積は、再熱器4の制御時間遅れと、再
熱器4の有する熱容量を示すものである。
間t1 におけるT4-1 からT4-2',T4-3 ,T4-2",T
4-1 で囲まれた面積は、再熱器4の制御時間遅れと、再
熱器4の有する熱容量を示すものである。
【0056】また、蒸発器2における出口温度T3 の、
時間t1 におけるT3-1 からT3-2,T3-4 ,T3-1 で
囲まれた面積は蓄熱器3の熱容量を示す。
時間t1 におけるT3-1 からT3-2,T3-4 ,T3-1 で
囲まれた面積は蓄熱器3の熱容量を示す。
【0057】このように、本発明の蓄熱器3を装備した
場合は、再熱器4における出口空気温度T4 の図3の実
線で示す再熱器4の有する熱容量分の変動をなくすこと
ができる。
場合は、再熱器4における出口空気温度T4 の図3の実
線で示す再熱器4の有する熱容量分の変動をなくすこと
ができる。
【0058】
【発明の効果】本発明は、恒温・恒湿空間の蒸発器とし
て往復動圧縮機を用いた冷媒直接膨張式とし、予熱器お
よび再熱器を電熱式とし、この蒸発器と再熱器間に蓄熱
器を設けたから、従来の冷媒直接膨張式による欠点をな
くすことができる。
て往復動圧縮機を用いた冷媒直接膨張式とし、予熱器お
よび再熱器を電熱式とし、この蒸発器と再熱器間に蓄熱
器を設けたから、従来の冷媒直接膨張式による欠点をな
くすことができる。
【0059】すなわち、被冷却物である比熱の小さい空
気を冷却する場合、蒸発器を停止すると冷却作用がなく
なり、蒸発器の出口の空気温度は直ちに上昇する。次
に、再熱器によって加熱するとき、精度が高い温度制御
器を用いても再熱器の吐き出し空気温度が瞬時または一
時的に急上昇する。また、蒸発器を始動させると冷却作
用が始まり、蒸発器を通過した空気の温度は直ちに低下
する。次に、再熱器によって加熱するとき前記精度が高
い温度制御器を用いても再熱器の吐き出し空気温度が瞬
時または一時的に急降下する等の問題点を払拭できる。
気を冷却する場合、蒸発器を停止すると冷却作用がなく
なり、蒸発器の出口の空気温度は直ちに上昇する。次
に、再熱器によって加熱するとき、精度が高い温度制御
器を用いても再熱器の吐き出し空気温度が瞬時または一
時的に急上昇する。また、蒸発器を始動させると冷却作
用が始まり、蒸発器を通過した空気の温度は直ちに低下
する。次に、再熱器によって加熱するとき前記精度が高
い温度制御器を用いても再熱器の吐き出し空気温度が瞬
時または一時的に急降下する等の問題点を払拭できる。
【0060】つまり、蒸発器と再熱器間に蓄熱器を設け
たから、蒸発器を停止すると冷却作用がなくなっても、
蒸発器出口の空気温度の上昇を蓄熱器の吸熱作用により
防止することができる。また、蒸発器を始動して冷却作
用を始めても、蒸発器出口の空気温度の低下を蓄熱器の
発熱作用により防止することができる。
たから、蒸発器を停止すると冷却作用がなくなっても、
蒸発器出口の空気温度の上昇を蓄熱器の吸熱作用により
防止することができる。また、蒸発器を始動して冷却作
用を始めても、蒸発器出口の空気温度の低下を蓄熱器の
発熱作用により防止することができる。
【0061】これにより、比較的規模が小さい恒温・恒
湿装置を作製する場合に、冷温水設備や温水製造装置の
ような大がかりな付帯設備が不要で、設備空間が小さ
く、かつ安価に、性能の高い温湿度制御装置を提供する
ことができる。
湿装置を作製する場合に、冷温水設備や温水製造装置の
ような大がかりな付帯設備が不要で、設備空間が小さ
く、かつ安価に、性能の高い温湿度制御装置を提供する
ことができる。
【図1】蒸発器として冷媒による直接膨張式空気冷却装
置と余熱器、再熱器に電熱ヒータを用いた本発明の宇宙
開発ロケットのフェアリング等の恒温・恒湿空間の温湿
度制御装置の系統図である。
置と余熱器、再熱器に電熱ヒータを用いた本発明の宇宙
開発ロケットのフェアリング等の恒温・恒湿空間の温湿
度制御装置の系統図である。
【図2】本発明に使用する蓄熱器の一例を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】再熱器吐き出し空気温度の変動が改善されたこ
とを示す本発明の温湿度制御装置の取り入れ空気温度と
送風機、蒸発器、再熱器の各出口温度の時間に対する変
動状態の冷却時の線図である。
とを示す本発明の温湿度制御装置の取り入れ空気温度と
送風機、蒸発器、再熱器の各出口温度の時間に対する変
動状態の冷却時の線図である。
1 予熱器 2 蒸発器 3 蓄熱器 31 枠組ケーシング 32 管板 33 管 34 フィン 35 管端 36 覆い 37 流路 38 蓄熱部 4 再熱器 5 送風機 51 吸込口 6 ケーシング 7 フレキシブルダクト 8 フェアリング 9 圧縮機 10 凝縮器 11 膨張弁 12 冷媒配管 13 取り入れ空気(外気) 14 再熱器吐き出し空気 15 温度スイッチ 16,17 温度調節器 18 加湿器 181 電磁弁等 19 吸入圧力検出器 20 湿度スイッチ
Claims (3)
- 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を順に
流れ、再び圧縮機に戻る冷媒直接膨張式空気冷却装置の
蒸発器における空気系統上下流にそれぞれ熱源を電気エ
ネルギーとした予熱器および再熱器を配置し、再熱器下
流に加湿器を設備して温湿度を一定にするようにした恒
温・恒湿空間において、前記蒸発器の空気系統下流にお
ける再熱器の熱容量の過不足を蒸発器と再熱器との間の
蓄熱器により補うようになしたことを特徴とする恒温・
恒湿空間の温湿度制御方法。 - 【請求項2】 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を順に
流れ、再び圧縮機に戻る冷媒直接膨張式空気冷却装置の
蒸発器における空気系統上下流にそれぞれ熱源を電気エ
ネルギーとした予熱器および再熱器を配置し、再熱器下
流に加湿器を設備して温湿度を一定にするようにした恒
温・恒湿空間において、前記蒸発器の空気系統下流にお
ける蒸発器と再熱器との間に蓄熱器を設け、再熱器の発
熱部を構成する熱保有量以上の熱容量をこの蓄熱器の蓄
熱部に保持せしめたことを特徴とする恒温・恒湿空間の
温湿度制御装置。 - 【請求項3】 複数の管孔を穿設した管板を相対する面
に固定した直方体状の枠組ケーシングを設け、複数のフ
ィンを貫通して両端を開放した複数の管をこれら管板間
に介在せしめ、各管板の管孔よりそれぞれの管端を突出
せしめて蓄熱部となし、再熱器の発熱部の熱保有量に応
じてこれら管内を空とするか、またはこれら管内に液体
を注入して両管端をそれぞれ閉塞せしめ、これらの管と
直交する空気の流路を構成せしめ、この空気の流路と前
記管板以外の枠組ケーシングに覆いを設けて蓄熱器とな
したことを特徴とする請求項2記載の恒温・恒湿空間の
温湿度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15438095A JPH094879A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 恒温・恒湿空間の温湿度制御方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15438095A JPH094879A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 恒温・恒湿空間の温湿度制御方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH094879A true JPH094879A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15582887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15438095A Pending JPH094879A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 恒温・恒湿空間の温湿度制御方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH094879A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006234293A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Taikisha Ltd | ヒートポンプ式冷却装置、そのヒートポンプ式冷却装置を用いた空調装置、及び、ヒートポンプ式加熱装置 |
| JP2007309572A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Kandenko Co Ltd | 恒温恒湿空調機及び当該空調機の温度制御方法 |
| JP2009198141A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | 熱交換装置 |
| CN104577771A (zh) * | 2015-01-29 | 2015-04-29 | 国家电网公司 | 智能化变电站恒温恒湿汇控柜 |
| CN106091207A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-11-09 | 上海湿腾电器有限公司 | 一种酒窖恒温恒湿机 |
| CN107023993A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-08 | 吉林省电力科学研究院有限公司 | 一种高效环保固体电蓄热锅炉 |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP15438095A patent/JPH094879A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006234293A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Taikisha Ltd | ヒートポンプ式冷却装置、そのヒートポンプ式冷却装置を用いた空調装置、及び、ヒートポンプ式加熱装置 |
| JP2007309572A (ja) * | 2006-05-18 | 2007-11-29 | Kandenko Co Ltd | 恒温恒湿空調機及び当該空調機の温度制御方法 |
| JP2009198141A (ja) * | 2008-02-25 | 2009-09-03 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | 熱交換装置 |
| CN104577771A (zh) * | 2015-01-29 | 2015-04-29 | 国家电网公司 | 智能化变电站恒温恒湿汇控柜 |
| CN106091207A (zh) * | 2016-08-05 | 2016-11-09 | 上海湿腾电器有限公司 | 一种酒窖恒温恒湿机 |
| CN107023993A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-08-08 | 吉林省电力科学研究院有限公司 | 一种高效环保固体电蓄热锅炉 |
| CN107023993B (zh) * | 2017-05-22 | 2023-03-24 | 吉林省电力科学研究院有限公司 | 一种高效环保固体电蓄热锅炉 |
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