JPH0949270A - 通風壁部補強プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手段、及びこれらを備えた通風型建築物 - Google Patents
通風壁部補強プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手段、及びこれらを備えた通風型建築物Info
- Publication number
- JPH0949270A JPH0949270A JP20306295A JP20306295A JPH0949270A JP H0949270 A JPH0949270 A JP H0949270A JP 20306295 A JP20306295 A JP 20306295A JP 20306295 A JP20306295 A JP 20306295A JP H0949270 A JPH0949270 A JP H0949270A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ventilation
- building
- plate
- wall
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 title claims description 332
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims abstract description 49
- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims description 18
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 11
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 7
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 241000238631 Hexapoda Species 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 241000255925 Diptera Species 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 230000009545 invasion Effects 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建物の強度を堅固に維持するとともに、雨風
の侵入を有効に防止して建築物の通風構造を確保する。 【解決手段】 床下200に床下換気手段30を設け、
内壁102と外壁103が固定される柱101と柱10
1の間に通風壁部補強プレート10を架設するととも
に、この柱101と柱101の間に通風壁部補強プレー
ト10を挾んで二枚一対の筋違いを配設して通風壁部1
00を形成し、軒天井600に軒天換気手段60を設
け、さらに、屋根800に屋根換気手段70を設けてあ
る。これによって、床下換気手段30から建築物に流入
した空気が、通風壁部100を通って天井裏500,屋
根裏700に流入するとともに、軒天換気手段60から
建築物に流入した空気が天井裏500,屋根裏700に
流入し、これらの空気が建物内を循環して屋根換気手段
70などから建物外部に放出される。
の侵入を有効に防止して建築物の通風構造を確保する。 【解決手段】 床下200に床下換気手段30を設け、
内壁102と外壁103が固定される柱101と柱10
1の間に通風壁部補強プレート10を架設するととも
に、この柱101と柱101の間に通風壁部補強プレー
ト10を挾んで二枚一対の筋違いを配設して通風壁部1
00を形成し、軒天井600に軒天換気手段60を設
け、さらに、屋根800に屋根換気手段70を設けてあ
る。これによって、床下換気手段30から建築物に流入
した空気が、通風壁部100を通って天井裏500,屋
根裏700に流入するとともに、軒天換気手段60から
建築物に流入した空気が天井裏500,屋根裏700に
流入し、これらの空気が建物内を循環して屋根換気手段
70などから建物外部に放出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物における床
下から屋根へ抜ける通風構造を達成する、通風壁部補強
プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手
段、及びこれらを備えた通風型建築物に関する。
下から屋根へ抜ける通風構造を達成する、通風壁部補強
プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手
段、及びこれらを備えた通風型建築物に関する。
【0002】
【従来の技術】わが国の伝統的な木造建築物において
は、一般に、耐震性や防水,防風対策についてはさまざ
まな工夫がなされ、種々の工法が採用されていたが、室
内の温度調整に関しては特に対策が講じられておらず、
結果として、夏は熱く、冬は寒い建築物となっていた。
は、一般に、耐震性や防水,防風対策についてはさまざ
まな工夫がなされ、種々の工法が採用されていたが、室
内の温度調整に関しては特に対策が講じられておらず、
結果として、夏は熱く、冬は寒い建築物となっていた。
【0003】そして、これまでは、このような室内の温
度調整に係る問題を、壁部に断熱性の高い合成板等を設
けることによって解決を図る方法が採られてきたが、こ
のような断熱材を用いた建築物では、単に外部の熱を遮
断するのみであったので、室内の温度調整を行なうに
は、冷房,暖房設備を設けるしかなかった。
度調整に係る問題を、壁部に断熱性の高い合成板等を設
けることによって解決を図る方法が採られてきたが、こ
のような断熱材を用いた建築物では、単に外部の熱を遮
断するのみであったので、室内の温度調整を行なうに
は、冷房,暖房設備を設けるしかなかった。
【0004】そこで、近年、床下から壁部を経由して軒
天や天井,屋根に外気の抜ける通風構造を備えた建築物
が提案されている。このような通風構造を有する建築物
は、夏は積極的に外気を取り入れることで、冷房設備に
よらず室内を涼しくするとともに、冬は外気を遮断する
ことにより、暖房設備によらず室内を暖かくするという
もので、自然環境を利用して四季を通じて快適な温度を
実現することができ、エネルギー資源の有効利用や居住
者の健康の保持・増進等の観点から、積極的にその開発
が進められている。
天や天井,屋根に外気の抜ける通風構造を備えた建築物
が提案されている。このような通風構造を有する建築物
は、夏は積極的に外気を取り入れることで、冷房設備に
よらず室内を涼しくするとともに、冬は外気を遮断する
ことにより、暖房設備によらず室内を暖かくするという
もので、自然環境を利用して四季を通じて快適な温度を
実現することができ、エネルギー資源の有効利用や居住
者の健康の保持・増進等の観点から、積極的にその開発
が進められている。
【0005】ここで、これまで提案されてきた通風型の
建築物について説明する。図15は、従来の通風型建築
物を示す、概略説明図である。この図に示すように、こ
れまで提案されている一般的な通風型の木造建築物は、
床下に開閉機能を有する換気孔を設けるとともに、内壁
と外壁の間を中空として通風壁部を構成し、さらに屋根
(小屋根部分)に開閉機能を備えた換気孔を設け、これ
ら各部を全て連通するようにして、外気を床下から取り
込んで建物全体に循環させて屋根から放出するという構
造となっていた。
建築物について説明する。図15は、従来の通風型建築
物を示す、概略説明図である。この図に示すように、こ
れまで提案されている一般的な通風型の木造建築物は、
床下に開閉機能を有する換気孔を設けるとともに、内壁
と外壁の間を中空として通風壁部を構成し、さらに屋根
(小屋根部分)に開閉機能を備えた換気孔を設け、これ
ら各部を全て連通するようにして、外気を床下から取り
込んで建物全体に循環させて屋根から放出するという構
造となっていた。
【0006】このような通風型建築物によれば、夏は、
床下及び屋根の換気孔を開放することにより積極的に外
気を取り入れて室内を涼しくするとともに、冬は換気孔
を閉鎖することで外気を遮断し、空気の断熱効果により
室内を暖かく保ち、四季を通じて快適な温度を実現する
というものである。
床下及び屋根の換気孔を開放することにより積極的に外
気を取り入れて室内を涼しくするとともに、冬は換気孔
を閉鎖することで外気を遮断し、空気の断熱効果により
室内を暖かく保ち、四季を通じて快適な温度を実現する
というものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の通風型の木造建築物では、まず、壁部を中空
状の通風壁部として構成する必要があったため、内壁と
外壁を固定する柱の間に筋違い,胴貫等の従来の木造建
築物に備えていた補強部材を設けることができず、建物
の強度が不足するという問題点があった。また、床下換
気孔や屋根換気孔から雨水が侵入するというおそれもあ
り、特に、台風の多い沖縄,九州等の地方においては用
いることが懸念されるという問題も有していた。
うな従来の通風型の木造建築物では、まず、壁部を中空
状の通風壁部として構成する必要があったため、内壁と
外壁を固定する柱の間に筋違い,胴貫等の従来の木造建
築物に備えていた補強部材を設けることができず、建物
の強度が不足するという問題点があった。また、床下換
気孔や屋根換気孔から雨水が侵入するというおそれもあ
り、特に、台風の多い沖縄,九州等の地方においては用
いることが懸念されるという問題も有していた。
【0008】本発明は、このような従来の技術が有する
問題を解決するために提案されたものであり、建物の強
度を堅固に維持するとともに、雨風の侵入も有効に防止
して建物の通風構造を確保することができる通風壁部補
強プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手
段、及びこれらを備えた通風型建築物の提供を目的とす
る。
問題を解決するために提案されたものであり、建物の強
度を堅固に維持するとともに、雨風の侵入も有効に防止
して建物の通風構造を確保することができる通風壁部補
強プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手
段、及びこれらを備えた通風型建築物の提供を目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の請求項1記載の通風壁部補強プレートは、長板
状の胴貫プレートと、この胴貫プレートの両端に直角に
固着された、中心部付近にボルト孔を有する板状部材か
らなる一対のボルトプレートと、前記胴貫プレートの両
端側の前記ボルトプレートのボルト孔と対応する位置に
形成したボルト挿入孔と、からなり、建築物における内
壁と外壁とが固定される柱と柱の間に架設するととも
に、この柱と柱の間に、前記胴貫プレートを挾んで二枚
一組の筋違いが配設されることによって通風壁部を構成
するようにしてある。
本発明の請求項1記載の通風壁部補強プレートは、長板
状の胴貫プレートと、この胴貫プレートの両端に直角に
固着された、中心部付近にボルト孔を有する板状部材か
らなる一対のボルトプレートと、前記胴貫プレートの両
端側の前記ボルトプレートのボルト孔と対応する位置に
形成したボルト挿入孔と、からなり、建築物における内
壁と外壁とが固定される柱と柱の間に架設するととも
に、この柱と柱の間に、前記胴貫プレートを挾んで二枚
一組の筋違いが配設されることによって通風壁部を構成
するようにしてある。
【0010】また、請求項2記載の通風壁部補強プレー
トは、長板状の胴貫プレートと、この胴貫プレートの一
端に直角に固着された、中心部付近にボルト孔を有する
板状部材からなるボルトプレートと、前記胴貫プレート
の一端側の前記ボルトプレートのボルト孔と対応する位
置に形成したボルト挿入孔と、前記胴貫プレートの他端
側に形成した調整ねじ孔と、からなる通風壁部補強プレ
ートであって、この通風壁部補強プレートを二枚一組と
し、建築物における内壁と外壁とが固定される柱と柱の
対向面に、それぞれ前記ボルトプレートを固定し、前記
調整ねじ孔にボルトを貫通させることによって、二枚の
前記胴貫プレートを一体として前記柱と柱の間に架設す
るとともに、この柱と柱の間に、一体となった前記二枚
の胴貫プレートを挾んで二枚一組の筋違いが配設される
ことによって通風壁部を構成するようにしてある。
トは、長板状の胴貫プレートと、この胴貫プレートの一
端に直角に固着された、中心部付近にボルト孔を有する
板状部材からなるボルトプレートと、前記胴貫プレート
の一端側の前記ボルトプレートのボルト孔と対応する位
置に形成したボルト挿入孔と、前記胴貫プレートの他端
側に形成した調整ねじ孔と、からなる通風壁部補強プレ
ートであって、この通風壁部補強プレートを二枚一組と
し、建築物における内壁と外壁とが固定される柱と柱の
対向面に、それぞれ前記ボルトプレートを固定し、前記
調整ねじ孔にボルトを貫通させることによって、二枚の
前記胴貫プレートを一体として前記柱と柱の間に架設す
るとともに、この柱と柱の間に、一体となった前記二枚
の胴貫プレートを挾んで二枚一組の筋違いが配設される
ことによって通風壁部を構成するようにしてある。
【0011】また、請求項3記載の通風壁部補強プレー
トは、前記一対の胴貫プレートにそれぞれ形成した前記
調整ねじ孔のうち、少なくとも一方を長孔状に形成した
構成としてある。
トは、前記一対の胴貫プレートにそれぞれ形成した前記
調整ねじ孔のうち、少なくとも一方を長孔状に形成した
構成としてある。
【0012】このような構成からなる本発明の通風壁部
補強プレートによれば、内壁と外壁を固定する柱を、板
状の通風壁部補強プレートにより堅固に補強することが
できるので、通風壁部の中空構造を損なうことなく建物
の強度を確保することができる。
補強プレートによれば、内壁と外壁を固定する柱を、板
状の通風壁部補強プレートにより堅固に補強することが
できるので、通風壁部の中空構造を損なうことなく建物
の強度を確保することができる。
【0013】また、請求項4記載の床下換気手段は、建
築物における基礎と土台の間に基礎パッキンを所定の間
隔をもって二箇所以上に配設することにより、当該基礎
パッキン間に形成された、前記建築物の外部と連通する
換気孔と、この換気孔を覆うように配設された開閉自在
の水切ダンパーとからなり、前記水切ダンパーを開くこ
とにより前記建築物が外部と連通し、前記水切ダンパー
を閉じることにより前記建築物が外部と遮断されるよう
にしてある。
築物における基礎と土台の間に基礎パッキンを所定の間
隔をもって二箇所以上に配設することにより、当該基礎
パッキン間に形成された、前記建築物の外部と連通する
換気孔と、この換気孔を覆うように配設された開閉自在
の水切ダンパーとからなり、前記水切ダンパーを開くこ
とにより前記建築物が外部と連通し、前記水切ダンパー
を閉じることにより前記建築物が外部と遮断されるよう
にしてある。
【0014】また、請求項5記載の床下換気手段は、前
記水切ダンパーが、前記換気孔の少なくとも両端に配設
され、当該換気孔の前方に膨出したガイド部と、前記土
台に固定されるとともに、前記ガイド部に沿って配設さ
れ、前記換気孔の上方を覆うカバー部と、前記ガイド部
の膨出形状に沿って前記ガイド部と前記カバー部の間を
スライドし、前記換気孔の下方を開閉自在に覆うスライ
ド部と、で構成してある。
記水切ダンパーが、前記換気孔の少なくとも両端に配設
され、当該換気孔の前方に膨出したガイド部と、前記土
台に固定されるとともに、前記ガイド部に沿って配設さ
れ、前記換気孔の上方を覆うカバー部と、前記ガイド部
の膨出形状に沿って前記ガイド部と前記カバー部の間を
スライドし、前記換気孔の下方を開閉自在に覆うスライ
ド部と、で構成してある。
【0015】また、請求項6記載の床下換気手段は、前
記水切ダンパーが、前記土台に固定されて前記換気孔の
上方を覆うカバー部と、前記カバー部に両端が固定され
た、前記換気孔と平行に配設された回転軸と、前記カバ
ー部の下側において、前記回転軸を中心に回転する回転
板と、からなり、前記回転板の回転により前記換気孔が
開閉する構成としてある。
記水切ダンパーが、前記土台に固定されて前記換気孔の
上方を覆うカバー部と、前記カバー部に両端が固定され
た、前記換気孔と平行に配設された回転軸と、前記カバ
ー部の下側において、前記回転軸を中心に回転する回転
板と、からなり、前記回転板の回転により前記換気孔が
開閉する構成としてある。
【0016】また、請求項7記載の軒天換気手段は、建
築物における天井裏と連通した軒天井に設けた、前記建
築物の外部と連通する換気孔と、当該換気孔を開閉自在
に覆う開閉部とからなり、前記開閉部を開くことにより
前記建築物が外部と連通し、前記開閉部を閉じることに
より前記建築物が外部と遮断されるようにしてある。
築物における天井裏と連通した軒天井に設けた、前記建
築物の外部と連通する換気孔と、当該換気孔を開閉自在
に覆う開閉部とからなり、前記開閉部を開くことにより
前記建築物が外部と連通し、前記開閉部を閉じることに
より前記建築物が外部と遮断されるようにしてある。
【0017】また、請求項8記載の屋根換気手段は、建
築物における屋根裏と連通した屋根に設けた、前記建築
物の外部と連通する換気孔と、当該換気孔を開閉自在に
覆う開閉部とからなり、前記開閉部を開くことにより前
記建築物が外部と連通し、前記開閉部を閉じることによ
り前記建築物が外部と遮断されるようにしてある。
築物における屋根裏と連通した屋根に設けた、前記建築
物の外部と連通する換気孔と、当該換気孔を開閉自在に
覆う開閉部とからなり、前記開閉部を開くことにより前
記建築物が外部と連通し、前記開閉部を閉じることによ
り前記建築物が外部と遮断されるようにしてある。
【0018】また、請求項9記載の屋根換気手段は、前
記屋根換気手段に、前記建築物と外部とを強制的に換気
する強制換気手段を設けた構成としてある。
記屋根換気手段に、前記建築物と外部とを強制的に換気
する強制換気手段を設けた構成としてある。
【0019】また、請求項10記載の通風型建築物は、
床下に床下換気手段を設けるとともに、内壁と外壁が固
定される柱と柱の間に請求項1,2又は3記載の通風壁
部補強プレートを架設するとともに、この柱と柱の間に
前記通風壁部補強プレートを挾んで二枚一組の筋違いを
配設することにより通風壁部を形成し、軒天井に軒天換
気手段を設け、前記床下換気手段から前記建築物に流入
した空気が、前記通風壁部を通って天井裏に流入すると
ともに、前記軒天換気手段から前記建築物に流入した空
気が天井裏に流入し、これらの空気が屋根部に設けた屋
根換気手段から前記建築物の外部に放出される構成とし
てある。
床下に床下換気手段を設けるとともに、内壁と外壁が固
定される柱と柱の間に請求項1,2又は3記載の通風壁
部補強プレートを架設するとともに、この柱と柱の間に
前記通風壁部補強プレートを挾んで二枚一組の筋違いを
配設することにより通風壁部を形成し、軒天井に軒天換
気手段を設け、前記床下換気手段から前記建築物に流入
した空気が、前記通風壁部を通って天井裏に流入すると
ともに、前記軒天換気手段から前記建築物に流入した空
気が天井裏に流入し、これらの空気が屋根部に設けた屋
根換気手段から前記建築物の外部に放出される構成とし
てある。
【0020】さらに、請求項11記載の通風型建築物
は、前記床下換気手段が、請求項4,5又は6記載の床
下換気手段であって、前記軒天換気手段が、請求項7記
載の軒天換気手段であり、また、屋根換気手段が請求項
8又は9記載の屋根換気手段である構成としてある。
は、前記床下換気手段が、請求項4,5又は6記載の床
下換気手段であって、前記軒天換気手段が、請求項7記
載の軒天換気手段であり、また、屋根換気手段が請求項
8又は9記載の屋根換気手段である構成としてある。
【0021】このように、建築物の床下及び軒天井に、
開閉自在の床下換気手段,軒天換気手段及び屋根換気手
段を採用したことにより、建築物の内部への雨水等の侵
入を有効に防止しつつ、空気の流入調整を簡単に行なう
ことができる。これにより、夏は、床下換気手段,軒天
換気手段及び屋根換気手段を開放することにより建築物
内に外気を取り入れて循環させることで、室内を涼しく
するとともに、冬は床下換気手段,軒天換気手段及び屋
根換気手段を閉鎖することで外気を遮断し、空気の断熱
効果によって室内を暖かく保つことができる。
開閉自在の床下換気手段,軒天換気手段及び屋根換気手
段を採用したことにより、建築物の内部への雨水等の侵
入を有効に防止しつつ、空気の流入調整を簡単に行なう
ことができる。これにより、夏は、床下換気手段,軒天
換気手段及び屋根換気手段を開放することにより建築物
内に外気を取り入れて循環させることで、室内を涼しく
するとともに、冬は床下換気手段,軒天換気手段及び屋
根換気手段を閉鎖することで外気を遮断し、空気の断熱
効果によって室内を暖かく保つことができる。
【0022】
【実施の形態】以下、本発明の通風壁部補強プレート,
床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手段、及びこれ
らを備えた通風型建築物の実施形態について、図面を参
照して説明する。図1は、本発明の通風壁部補強プレー
ト,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手段を備え
た通風型建築物の一実施形態を示す要部截断全体斜視図
である。
床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手段、及びこれ
らを備えた通風型建築物の実施形態について、図面を参
照して説明する。図1は、本発明の通風壁部補強プレー
ト,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手段を備え
た通風型建築物の一実施形態を示す要部截断全体斜視図
である。
【0023】この図に示すように、本実施形態の通風型
建築物は、床下部分の基礎300と土台400の間に床
下200と外部とを連通する床下換気手段30を設ける
とともに、内壁102と外壁103が固定される二以上
の柱101の間に通風壁部補強プレート10を架設して
中空状の通風壁部100を形成してある。また、軒天井
600には天井裏500及び屋根裏700と外部とを連
通する軒天換気手段60が設けてあり、さらに、屋根8
00の棟木801の部分に屋根裏700と外部とを連通
する屋根換気手段70が設けてある。
建築物は、床下部分の基礎300と土台400の間に床
下200と外部とを連通する床下換気手段30を設ける
とともに、内壁102と外壁103が固定される二以上
の柱101の間に通風壁部補強プレート10を架設して
中空状の通風壁部100を形成してある。また、軒天井
600には天井裏500及び屋根裏700と外部とを連
通する軒天換気手段60が設けてあり、さらに、屋根8
00の棟木801の部分に屋根裏700と外部とを連通
する屋根換気手段70が設けてある。
【0024】そして、床下200と通風壁部100と天
井裏500及び屋根裏700とは、それぞれが建物内で
相互に連通しており、床下換気手段30から建物内に流
入した空気が、床下200,通風壁部100を通って天
井裏500,屋根裏700に流入するとともに、軒天換
気手段60から建物内に流入した空気が屋根裏700に
流入し、これらの空気が建築物内を循環して屋根800
の屋根換気手段70、又は軒天換気手段60から建築物
の外部に放出されるようになっている。
井裏500及び屋根裏700とは、それぞれが建物内で
相互に連通しており、床下換気手段30から建物内に流
入した空気が、床下200,通風壁部100を通って天
井裏500,屋根裏700に流入するとともに、軒天換
気手段60から建物内に流入した空気が屋根裏700に
流入し、これらの空気が建築物内を循環して屋根800
の屋根換気手段70、又は軒天換気手段60から建築物
の外部に放出されるようになっている。
【0025】以下、このような構成からなる本実施形態
の通風型建築物を、通風構造を構成する各通風手段に分
けて説明する。
の通風型建築物を、通風構造を構成する各通風手段に分
けて説明する。
【0026】通風壁部補強プレート まず、本発明に係る通風壁部補強プレートの実施形態に
ついて図1,図2,図3,図4及び図5を参照して説明
する。 [第一の実施形態]まず、本発明の通風壁部補強プレー
トの第一の実施形態について図1,図2及び図3を参照
して説明する。図2は、本発明の通風壁部補強プレート
の第一の実施形態を示す全体斜視図であり、図3は、図
2に示す通風壁部補強プレートを用いて柱及び筋違いを
接合した状態を示す要部斜視図である。
ついて図1,図2,図3,図4及び図5を参照して説明
する。 [第一の実施形態]まず、本発明の通風壁部補強プレー
トの第一の実施形態について図1,図2及び図3を参照
して説明する。図2は、本発明の通風壁部補強プレート
の第一の実施形態を示す全体斜視図であり、図3は、図
2に示す通風壁部補強プレートを用いて柱及び筋違いを
接合した状態を示す要部斜視図である。
【0027】これらの図に示すように、本実施形態の通
風壁部補強プレート10は、内壁102と外壁103が
固定される二本以上の柱101,101...の各間に架
設されることによって、補強材としての胴貫として機能
するプレート部材であり、胴貫プレート11と一対のボ
ルトプレート12,12とからなっている。胴貫プレー
ト11は、長板状となっており、架設される二本の柱1
01,101の間の距離と同一の長さに形成されてい
る。
風壁部補強プレート10は、内壁102と外壁103が
固定される二本以上の柱101,101...の各間に架
設されることによって、補強材としての胴貫として機能
するプレート部材であり、胴貫プレート11と一対のボ
ルトプレート12,12とからなっている。胴貫プレー
ト11は、長板状となっており、架設される二本の柱1
01,101の間の距離と同一の長さに形成されてい
る。
【0028】ボルトプレート12,12は、胴貫プレー
ト11の両端に直角に固着された板状部材からなる一対
の板状部材で、胴貫プレート11を各柱101に架設す
るための固定部となっている。この一対のボルトプレー
ト12,12の中心部付近には、固定用のボルトが貫通
するボルト孔12a,12aがそれぞれ穿設してある。
また、11a,11aは、胴貫プレート11の両端側の
ボルトプレート12,12のボルト孔12a,12aと
対応する位置に形成した一対のボルト挿入孔である。
ト11の両端に直角に固着された板状部材からなる一対
の板状部材で、胴貫プレート11を各柱101に架設す
るための固定部となっている。この一対のボルトプレー
ト12,12の中心部付近には、固定用のボルトが貫通
するボルト孔12a,12aがそれぞれ穿設してある。
また、11a,11aは、胴貫プレート11の両端側の
ボルトプレート12,12のボルト孔12a,12aと
対応する位置に形成した一対のボルト挿入孔である。
【0029】このような構成からなる本実施形態の通風
壁部補強プレート10は、各ボルト挿入孔11a,11
aから、固定用のボルトをそれぞれ挿入してボルト孔1
2a,12aに貫通させ、この固定用のボルトにより、
内壁102と外壁103が固定される二以上の柱10
1,101...の各間にボルトプレート12,12が固
定される。これによって、胴貫プレート11が柱101
の間に架設される。
壁部補強プレート10は、各ボルト挿入孔11a,11
aから、固定用のボルトをそれぞれ挿入してボルト孔1
2a,12aに貫通させ、この固定用のボルトにより、
内壁102と外壁103が固定される二以上の柱10
1,101...の各間にボルトプレート12,12が固
定される。これによって、胴貫プレート11が柱101
の間に架設される。
【0030】これにより、通風壁部100は、板状の通
風壁部補強プレート10によって柱101が堅固に補強
されるとともに、通風壁部補強プレート10の両脇を通
って空気が上昇できるので、内壁102と外壁103と
の中空を広く確保しつつ、信頼性の高い強度を保つこと
ができる。
風壁部補強プレート10によって柱101が堅固に補強
されるとともに、通風壁部補強プレート10の両脇を通
って空気が上昇できるので、内壁102と外壁103と
の中空を広く確保しつつ、信頼性の高い強度を保つこと
ができる。
【0031】また、さらに補強が必要な場合には、図3
に示すように、柱101,101の間に、胴貫プレート
11を挾んだ状態で二枚一組の筋違い104を配設する
ことができる。これにより、筋違い104の間にも空気
が通る隙間ができるので、通風壁部100の中空構造を
損なうことなく、柱101の強度をさらに増すことがで
きる。
に示すように、柱101,101の間に、胴貫プレート
11を挾んだ状態で二枚一組の筋違い104を配設する
ことができる。これにより、筋違い104の間にも空気
が通る隙間ができるので、通風壁部100の中空構造を
損なうことなく、柱101の強度をさらに増すことがで
きる。
【0032】[第二の実施形態]次に、本発明の通風壁
部補強プレートの第二の実施形態について図1,図4及
び図5を参照して説明する。図4は、本発明の通風壁部
補強プレートの第二の実施形態を示す全体斜視図であ
り、図5は、図4に示す通風壁部補強プレートを柱に取
り付けた状態を示す要部斜視図である。
部補強プレートの第二の実施形態について図1,図4及
び図5を参照して説明する。図4は、本発明の通風壁部
補強プレートの第二の実施形態を示す全体斜視図であ
り、図5は、図4に示す通風壁部補強プレートを柱に取
り付けた状態を示す要部斜視図である。
【0033】これらの図に示すように、本実施形態の通
風壁部補強プレート20は、上述した第一の実施形態の
通風壁部補強プレート10の変形実施形態であり、第一
の実施形態の通風壁部補強プレート10の両端に設けた
ボルトプレート12,12のうち、一方を省略した構成
となっている。
風壁部補強プレート20は、上述した第一の実施形態の
通風壁部補強プレート10の変形実施形態であり、第一
の実施形態の通風壁部補強プレート10の両端に設けた
ボルトプレート12,12のうち、一方を省略した構成
となっている。
【0034】図4において、21は長板状の胴貫プレー
トであり、一端にはボルトプレート22が直角に固着さ
れている。また、このボルトプレート22の中心部付近
には、固定用のボルトが貫通するボルト孔22aが穿設
してあり、胴貫プレート21の、ボルト孔22aと対応
する一端側にはボルト挿入孔21aが穿設してある。
トであり、一端にはボルトプレート22が直角に固着さ
れている。また、このボルトプレート22の中心部付近
には、固定用のボルトが貫通するボルト孔22aが穿設
してあり、胴貫プレート21の、ボルト孔22aと対応
する一端側にはボルト挿入孔21aが穿設してある。
【0035】一方、この胴貫プレート21の他端側には
長孔状の調整ねじ孔21bが穿設してある。そして、こ
のような構成からなる本実施形態の通風壁部補強プレー
ト20は、二枚一組として用いられて、一体となって柱
101の間に架設され、補強部材の胴貫として機能して
いる。
長孔状の調整ねじ孔21bが穿設してある。そして、こ
のような構成からなる本実施形態の通風壁部補強プレー
ト20は、二枚一組として用いられて、一体となって柱
101の間に架設され、補強部材の胴貫として機能して
いる。
【0036】すなわち、二枚の通風壁部補強プレート2
0は、図5に示すように、通風壁部100を構成する二
本の柱101,101の各側のそれぞれ対応する位置
に、ボルトプレート22を固定し、調整ねじ孔21aに
固定用のボルトを貫通させることにより、二枚の胴貫プ
レート21を一体として固定する。これにより、二枚の
通風壁部補強プレート20,20が一体となって、第一
の実施形態の場合と同様,柱101を補強する胴貫とし
て機能し、通風壁部100の強度を確保することができ
る。
0は、図5に示すように、通風壁部100を構成する二
本の柱101,101の各側のそれぞれ対応する位置
に、ボルトプレート22を固定し、調整ねじ孔21aに
固定用のボルトを貫通させることにより、二枚の胴貫プ
レート21を一体として固定する。これにより、二枚の
通風壁部補強プレート20,20が一体となって、第一
の実施形態の場合と同様,柱101を補強する胴貫とし
て機能し、通風壁部100の強度を確保することができ
る。
【0037】このような本実施形態の通風壁部補強プレ
ート20によれば、二枚のボルトプレート22をそれぞ
れ独立に柱101に固定するので、第一の実施形態の場
合と比べて、柱101と柱101の間へのプレートの挿
入,取付作業が容易となる。また、調整ねじ孔21bを
長孔状に形成してあるので、一体として用いる二枚の胴
貫プレート21の長さ調整ができる。これにより、補強
する各柱101の間の距離が異なる場合でも、二枚の胴
貫プレート21を固定するボルトの締付位置を調整ねじ
孔21bに沿って移動させるだけで対応でき、補強部材
としての汎用性が高いという効果がある。
ート20によれば、二枚のボルトプレート22をそれぞ
れ独立に柱101に固定するので、第一の実施形態の場
合と比べて、柱101と柱101の間へのプレートの挿
入,取付作業が容易となる。また、調整ねじ孔21bを
長孔状に形成してあるので、一体として用いる二枚の胴
貫プレート21の長さ調整ができる。これにより、補強
する各柱101の間の距離が異なる場合でも、二枚の胴
貫プレート21を固定するボルトの締付位置を調整ねじ
孔21bに沿って移動させるだけで対応でき、補強部材
としての汎用性が高いという効果がある。
【0038】なお、本実施形態では、一体となる二枚の
通風壁部補強プレート20の調整ねじ孔21bの双方を
長孔状に形成してあるが、いずれか一方の調整ねじ孔2
1bのみを長孔状に形成するようにしてもよい。また、
本実施形態の通風壁部補強プレート20においても、上
述した第一の実施形態の場合と同様、二枚一組の筋違い
104を胴貫プレート21を挾んで柱101の間に配設
し、補強を強化することができる。
通風壁部補強プレート20の調整ねじ孔21bの双方を
長孔状に形成してあるが、いずれか一方の調整ねじ孔2
1bのみを長孔状に形成するようにしてもよい。また、
本実施形態の通風壁部補強プレート20においても、上
述した第一の実施形態の場合と同様、二枚一組の筋違い
104を胴貫プレート21を挾んで柱101の間に配設
し、補強を強化することができる。
【0039】さらに、本実施形態の通風壁部補強プレー
ト20は、胴貫プレート21の他端側にはボルトプレー
ト22を設けていないので、このボルトプレート22を
設けていない側を柱101に貫通させることもできる。
従って、柱101と柱101の間隔が狭い場合には、胴
貫プレート21の他端側を柱101に貫通させた状態
で、もう一方の胴貫プレート21と固定することもでき
る。
ト20は、胴貫プレート21の他端側にはボルトプレー
ト22を設けていないので、このボルトプレート22を
設けていない側を柱101に貫通させることもできる。
従って、柱101と柱101の間隔が狭い場合には、胴
貫プレート21の他端側を柱101に貫通させた状態
で、もう一方の胴貫プレート21と固定することもでき
る。
【0040】床下換気手段 次に、本発明に係る床下換気手段30の実施形態につい
て図1,図6,図7,図8及び図9を参照して説明す
る。
て図1,図6,図7,図8及び図9を参照して説明す
る。
【0041】[第一の実施形態]まず、本発明の床下換
気手段の第一の実施形態について図1,図6及び図7を
参照して説明する。図6は、本発明の床下換気手段の第
一の実施形態を示す全体斜視図であり、図7は、図6に
示す床下換気手段の一部截断側面図である。
気手段の第一の実施形態について図1,図6及び図7を
参照して説明する。図6は、本発明の床下換気手段の第
一の実施形態を示す全体斜視図であり、図7は、図6に
示す床下換気手段の一部截断側面図である。
【0042】本実施形態における床下換気手段30は、
図1及び図6に示すように、建築物における基礎300
と土台400の間に、基礎パッキン31aを所定の間隔
をもって二箇所以上に配設してある。そして、この基礎
パッキン31aと基礎パッキン31aの間が建物内の床
下200と建物外部とを連通する換気孔31となってい
る。さらに、この換気孔31には、換気孔31の前方を
覆う、開閉自在の水切ダンパー40が配設され、全体と
して床下換気手段30を構成している。
図1及び図6に示すように、建築物における基礎300
と土台400の間に、基礎パッキン31aを所定の間隔
をもって二箇所以上に配設してある。そして、この基礎
パッキン31aと基礎パッキン31aの間が建物内の床
下200と建物外部とを連通する換気孔31となってい
る。さらに、この換気孔31には、換気孔31の前方を
覆う、開閉自在の水切ダンパー40が配設され、全体と
して床下換気手段30を構成している。
【0043】このような床下換気手段30によれば、建
築物が、水切ダンパー40を開くことにより外部と連通
し、水切ダンパー40を閉じることにより外部と遮断さ
れるようになっており、通風構造を調整することが可能
となっている。なお、水切ダンパー40を開いたとき
に、換気孔31から蚊,蠅等の昆虫などの侵入を防ぐた
め、換気孔31に防虫網を設けておくことが好ましい。
築物が、水切ダンパー40を開くことにより外部と連通
し、水切ダンパー40を閉じることにより外部と遮断さ
れるようになっており、通風構造を調整することが可能
となっている。なお、水切ダンパー40を開いたとき
に、換気孔31から蚊,蠅等の昆虫などの侵入を防ぐた
め、換気孔31に防虫網を設けておくことが好ましい。
【0044】ここで、本実施形態の床下換気手段30の
水切ダンパー40の構成について説明する。図6及び図
7に示すように、水切ダンパー40は、ガイド部41と
カバー部42及びスライド部43とからなっている。ガ
イド部41は、換気孔31の少なくとも両端に配設され
ており、上端側が土台400に固定されるとともに、下
端側が基礎300に固定され、換気孔31の前方に半円
形状に膨出した板状部材からなっている。そして、この
ガイド部41により、換気孔31は前方両端が覆われて
いる。
水切ダンパー40の構成について説明する。図6及び図
7に示すように、水切ダンパー40は、ガイド部41と
カバー部42及びスライド部43とからなっている。ガ
イド部41は、換気孔31の少なくとも両端に配設され
ており、上端側が土台400に固定されるとともに、下
端側が基礎300に固定され、換気孔31の前方に半円
形状に膨出した板状部材からなっている。そして、この
ガイド部41により、換気孔31は前方両端が覆われて
いる。
【0045】カバー部42は、上端が土台400に固定
されるとともに、両端がガイド部41に固定され、ガイ
ド部41の半円形状に沿って配設された断面円弧状の板
状部材で、換気孔31の上方を覆っている。そして、こ
のカバー部42とガイド部41の固定部分には隙間41
aが設けてあり、スライド部43の両端を移動自在に挾
持している。
されるとともに、両端がガイド部41に固定され、ガイ
ド部41の半円形状に沿って配設された断面円弧状の板
状部材で、換気孔31の上方を覆っている。そして、こ
のカバー部42とガイド部41の固定部分には隙間41
aが設けてあり、スライド部43の両端を移動自在に挾
持している。
【0046】スライド部43は、ガイド部41とカバー
部42の間に挾持されて、ガイド部41の半円形状に沿
ってスライド移動できる断面円弧状の板状部材で、カバ
ー部42で覆われていな換気孔31の下方を、開閉自在
に覆っている。すなわち、このスライド部43は、上方
にスライドさせてカバー部41の内側に収納された状態
で、換気孔31の下方を開放するとともに、下方にスラ
イドさせた状態で、カバー部41と一体となって換気孔
31を遮断するようになっている。
部42の間に挾持されて、ガイド部41の半円形状に沿
ってスライド移動できる断面円弧状の板状部材で、カバ
ー部42で覆われていな換気孔31の下方を、開閉自在
に覆っている。すなわち、このスライド部43は、上方
にスライドさせてカバー部41の内側に収納された状態
で、換気孔31の下方を開放するとともに、下方にスラ
イドさせた状態で、カバー部41と一体となって換気孔
31を遮断するようになっている。
【0047】このような本実施形態の水切ダンパー40
によれば、スライド部43を適宜開閉し、あるいはスラ
イド部43の位置調整をするだけで、外気の温度に応じ
て建物内への空気を流入量を調整できるので、建物全体
の空気調整を簡単に行なうことができ、居住者にとって
快適な状態を容易に達成することができる。また、スラ
イド部43を完全に閉じた状態にすることで、床下から
建物内への空気や雨水の侵入を防止することができる。
によれば、スライド部43を適宜開閉し、あるいはスラ
イド部43の位置調整をするだけで、外気の温度に応じ
て建物内への空気を流入量を調整できるので、建物全体
の空気調整を簡単に行なうことができ、居住者にとって
快適な状態を容易に達成することができる。また、スラ
イド部43を完全に閉じた状態にすることで、床下から
建物内への空気や雨水の侵入を防止することができる。
【0048】このように本実施形態の床下換気手段30
によれば、基礎パッキン31aを設けるのみで、基礎3
00や土台400に孔や隙間等の複雑な加工を施すこと
なく建物内外を連通する換気孔31を設けることができ
る上、水切ダンパー40を土台400に固定するだけ
で、換気孔31を簡単に開閉自在にすることができる。
によれば、基礎パッキン31aを設けるのみで、基礎3
00や土台400に孔や隙間等の複雑な加工を施すこと
なく建物内外を連通する換気孔31を設けることができ
る上、水切ダンパー40を土台400に固定するだけ
で、換気孔31を簡単に開閉自在にすることができる。
【0049】[第二の実施形態]次に、本発明の床下換
気手段の第二の実施形態について図1,図8及び図9を
参照して説明する。図8は、本発明の床下換気手段の第
二の実施形態を示す全体斜視図であり、図9は、図8に
示す床下換気手段の一部截断側面図である。
気手段の第二の実施形態について図1,図8及び図9を
参照して説明する。図8は、本発明の床下換気手段の第
二の実施形態を示す全体斜視図であり、図9は、図8に
示す床下換気手段の一部截断側面図である。
【0050】これらの図に示すように、本実施形態の床
下換気手段30は、上述した第一の実施形態の変形実施
形態であり、第一の実施形態のにおけるスライド開閉式
の水切ダンパー40に代えて、図8及び図9に示すよう
な回転開閉式の水切ダンパー50を採用している。
下換気手段30は、上述した第一の実施形態の変形実施
形態であり、第一の実施形態のにおけるスライド開閉式
の水切ダンパー40に代えて、図8及び図9に示すよう
な回転開閉式の水切ダンパー50を採用している。
【0051】本実施形態における水切ダンパー50は、
図8に示すように、土台400の下端縁に固定されて換
気孔31の両端及び上方を覆うカバー部51と、このカ
バー部51に両端が固定されて軸支され、換気孔31と
平行に配設された回転軸52aと、この回転軸52aを
中心軸として、カバー部51の下側において回転する回
転板52とからなっている。
図8に示すように、土台400の下端縁に固定されて換
気孔31の両端及び上方を覆うカバー部51と、このカ
バー部51に両端が固定されて軸支され、換気孔31と
平行に配設された回転軸52aと、この回転軸52aを
中心軸として、カバー部51の下側において回転する回
転板52とからなっている。
【0052】そして、この回転板52が回転することに
より、換気孔31が開閉するようになっている。このよ
うな本実施形態の水切ダンパー50によっても、上述し
た第一の実施形態の水切ダンパー40と同様、建物内へ
の空気の流入を簡単に調整できるとともに、床下からの
空気や雨水の侵入も有効に防止することができる。
より、換気孔31が開閉するようになっている。このよ
うな本実施形態の水切ダンパー50によっても、上述し
た第一の実施形態の水切ダンパー40と同様、建物内へ
の空気の流入を簡単に調整できるとともに、床下からの
空気や雨水の侵入も有効に防止することができる。
【0053】軒天換気手段 次に、本発明に係る軒天換気手段の実施形態について図
1,図10,図11,図12及び図13を参照して説明
する。
1,図10,図11,図12及び図13を参照して説明
する。
【0054】[第一の実施形態]まず、本発明の軒天換
気手段の第一の実施形態について図1,図10及び図1
1を参照して説明する。図10は、本発明の軒天換気手
段の第一の実施形態を示す全体斜視図であり、図11
は、図10に示す軒天換気手段の一部截断側面図であ
る。
気手段の第一の実施形態について図1,図10及び図1
1を参照して説明する。図10は、本発明の軒天換気手
段の第一の実施形態を示す全体斜視図であり、図11
は、図10に示す軒天換気手段の一部截断側面図であ
る。
【0055】これらの図に示すように、本実施形態の軒
天換気手段60は、上述した通風壁部100,天井裏5
00及び屋根裏700と連通した軒天井600に、外部
と連通した換気孔61を形成するとともに、この換気孔
61を開閉自在に覆う開閉部62を設けた構成としてあ
る。そして、建物内部が、換気孔61を覆う開閉部62
を開くことにより外部と連通し、開閉部62を閉じるこ
とにより外部と遮断されるようになっている。
天換気手段60は、上述した通風壁部100,天井裏5
00及び屋根裏700と連通した軒天井600に、外部
と連通した換気孔61を形成するとともに、この換気孔
61を開閉自在に覆う開閉部62を設けた構成としてあ
る。そして、建物内部が、換気孔61を覆う開閉部62
を開くことにより外部と連通し、開閉部62を閉じるこ
とにより外部と遮断されるようになっている。
【0056】換気孔61を覆う開閉部62は、図10に
示すように、換気孔61の外周に沿って配設されたスラ
イド枠62aと、このスライド枠62a内をスライド移
動するスライドカバー62bとからなっている。そし
て、このスライドカバー62bをスライド開閉すること
により、換気孔61からの空気の流入量を調整し、雨風
の侵入を防ぐことができる。
示すように、換気孔61の外周に沿って配設されたスラ
イド枠62aと、このスライド枠62a内をスライド移
動するスライドカバー62bとからなっている。そし
て、このスライドカバー62bをスライド開閉すること
により、換気孔61からの空気の流入量を調整し、雨風
の侵入を防ぐことができる。
【0057】このような本実施形態の軒天換気手段60
によれば、開閉部62をスライド移動させるだけで通風
調整を簡単に行なうことができ、また、開閉部62のス
ライド位置を適宜調整することにより、空気の流入量を
増減し、また、空気の流入を遮断することができる。な
お、一般に軒天井600は高所にあるので、軒天換気手
段60の開閉作業は、長尺の棒状部材などを用いて行な
う。
によれば、開閉部62をスライド移動させるだけで通風
調整を簡単に行なうことができ、また、開閉部62のス
ライド位置を適宜調整することにより、空気の流入量を
増減し、また、空気の流入を遮断することができる。な
お、一般に軒天井600は高所にあるので、軒天換気手
段60の開閉作業は、長尺の棒状部材などを用いて行な
う。
【0058】このように、本実施形態の軒天換気手段6
0によれば、開閉部62を適宜開閉することにより、外
気の温度に応じて軒天井600から建物内への空気の流
入を自由に調整することができる。また、換気孔61は
軒天井600に形成してあるので、建物内へ雨水が侵入
するようなこともない。なお、上述した床下換気手段3
0の場合と同様、開閉部62を開いたときに、換気孔6
1から建物内に昆虫などが侵入するのを防ぐため、換気
孔61に防虫網61aを設けておくことが好ましい。
0によれば、開閉部62を適宜開閉することにより、外
気の温度に応じて軒天井600から建物内への空気の流
入を自由に調整することができる。また、換気孔61は
軒天井600に形成してあるので、建物内へ雨水が侵入
するようなこともない。なお、上述した床下換気手段3
0の場合と同様、開閉部62を開いたときに、換気孔6
1から建物内に昆虫などが侵入するのを防ぐため、換気
孔61に防虫網61aを設けておくことが好ましい。
【0059】[第二の実施形態]次に、本発明の軒天換
気手段の第二の実施形態について図1,図12及び図1
3を参照して説明する。図12は、本発明の軒天換気手
段の第二の実施形態を示す全体斜視図であり、図13
は、図12に示す軒天換気手段の一部截断側面図であ
る。
気手段の第二の実施形態について図1,図12及び図1
3を参照して説明する。図12は、本発明の軒天換気手
段の第二の実施形態を示す全体斜視図であり、図13
は、図12に示す軒天換気手段の一部截断側面図であ
る。
【0060】これらの図に示すように、本実施形態の軒
天換気手段60は、上述した第一の実施形態の変形実施
形態であり、第一の実施形態のにおけるスライド開閉式
の開閉部62に代えて、図12に示すような扉開閉式の
開閉部63を採用している。
天換気手段60は、上述した第一の実施形態の変形実施
形態であり、第一の実施形態のにおけるスライド開閉式
の開閉部62に代えて、図12に示すような扉開閉式の
開閉部63を採用している。
【0061】本実施形態における開閉部63は、図12
に示すように、換気孔61の外周に沿って配設された扉
枠63aと、この扉枠63aの一端に回動自在に取り付
けられるとともに、扉枠63aの外周に圧入状態で嵌合
して固定される開閉扉63bとからなっている。そし
て、この開閉扉63bを開閉することにより、上述した
第一の実施形態の場合と同様、換気孔61からの空気の
流入量の調整と、雨風等の侵入の防止をしている。
に示すように、換気孔61の外周に沿って配設された扉
枠63aと、この扉枠63aの一端に回動自在に取り付
けられるとともに、扉枠63aの外周に圧入状態で嵌合
して固定される開閉扉63bとからなっている。そし
て、この開閉扉63bを開閉することにより、上述した
第一の実施形態の場合と同様、換気孔61からの空気の
流入量の調整と、雨風等の侵入の防止をしている。
【0062】なお、図12に示す開閉扉63bは、圧入
状態となって扉枠63aに嵌合するようになっている
が、これ以外にも、建物の窓などから手が届くような場
合には、フックなどを設けて扉枠63aに固定するよう
にしてもよい。また、開閉扉63bを展開したとき、開
閉扉63bが動かないように、展開時におけるストッパ
手段、例えば留金などを設けることが好ましい。
状態となって扉枠63aに嵌合するようになっている
が、これ以外にも、建物の窓などから手が届くような場
合には、フックなどを設けて扉枠63aに固定するよう
にしてもよい。また、開閉扉63bを展開したとき、開
閉扉63bが動かないように、展開時におけるストッパ
手段、例えば留金などを設けることが好ましい。
【0063】このような本実施形態の軒天換気手段60
によれば、上述した第一の実施形態の場合と同様、開閉
部63の開閉扉63bを開閉することにより、外気の温
度に応じて軒天井600から建物内への空気の流入を調
整することができるとともに、建物内への空気や雨水の
侵入も簡単に防止することができる。
によれば、上述した第一の実施形態の場合と同様、開閉
部63の開閉扉63bを開閉することにより、外気の温
度に応じて軒天井600から建物内への空気の流入を調
整することができるとともに、建物内への空気や雨水の
侵入も簡単に防止することができる。
【0064】また、本実施形態の開閉部63は、開閉扉
63bを開くことにより、換気孔61の全面が開いた状
態となるので、第一の実施形態のスライド開閉式の開閉
部62より、換気孔61の開口を広く確保することがで
きる。なお、本実施形態の開閉部63にも、昆虫などの
侵入を防止するため、換気孔61に防虫網61aが設け
てある。
63bを開くことにより、換気孔61の全面が開いた状
態となるので、第一の実施形態のスライド開閉式の開閉
部62より、換気孔61の開口を広く確保することがで
きる。なお、本実施形態の開閉部63にも、昆虫などの
侵入を防止するため、換気孔61に防虫網61aが設け
てある。
【0065】屋根換気手段 次に、本発明に係る屋根換気手段の実施形態について図
1及び図14を参照して説明する。図14は、本発明の
屋根換気手段の一実施形態を示す一部截断正面図であ
る。
1及び図14を参照して説明する。図14は、本発明の
屋根換気手段の一実施形態を示す一部截断正面図であ
る。
【0066】これらの図に示すように、本実施形態の屋
根換気手段70は、小型の屋根形状となっており、屋根
800の棟木801を跨いだ形で屋根800上に設置さ
れ、屋根裏700と連通する中空状に構成してある。そ
して、この屋根換気手段70は、屋根形状の斜面に、外
部と連通して形成した換気孔71と、この換気孔71を
開閉自在に覆う開閉部72とからなり、さらに、屋根換
気手段70の側面の小屋根部分には強制換気手段として
の換気扇73が設けてある。
根換気手段70は、小型の屋根形状となっており、屋根
800の棟木801を跨いだ形で屋根800上に設置さ
れ、屋根裏700と連通する中空状に構成してある。そ
して、この屋根換気手段70は、屋根形状の斜面に、外
部と連通して形成した換気孔71と、この換気孔71を
開閉自在に覆う開閉部72とからなり、さらに、屋根換
気手段70の側面の小屋根部分には強制換気手段として
の換気扇73が設けてある。
【0067】換気孔71を覆う開閉部72は、図14に
示すように、換気孔71の外周に沿って配設された枠体
72aと、この枠体72aに係合してスライド移動する
スライドカバー72bとからなっている。ここで、枠体
72aは、屋根の斜面方向側の左右両側がスライドカバ
ー72bのスライド枠としてなると同時に、枠体72a
の上下両側がスライドカバー72bのストッパとしてな
り、さらに、枠体72aの上下両側には防水用のパッキ
ンが配設してある。
示すように、換気孔71の外周に沿って配設された枠体
72aと、この枠体72aに係合してスライド移動する
スライドカバー72bとからなっている。ここで、枠体
72aは、屋根の斜面方向側の左右両側がスライドカバ
ー72bのスライド枠としてなると同時に、枠体72a
の上下両側がスライドカバー72bのストッパとしてな
り、さらに、枠体72aの上下両側には防水用のパッキ
ンが配設してある。
【0068】このような枠体72aとスライドカバー7
2bとからなる開閉部72によれば、図14に示すよう
に、スライドカバー72bが枠体72a内を屋根形状の
斜面方向(図14に示した矢印方向)に沿ってスライド
し、換気孔71の上面をスライドカバー72bがスライ
ド移動することができる。このように、スライドカバー
72bを移動させることによって、換気孔71が開いて
屋根裏700が建物外部と連通するので、建物内の空気
が自然に換気される。
2bとからなる開閉部72によれば、図14に示すよう
に、スライドカバー72bが枠体72a内を屋根形状の
斜面方向(図14に示した矢印方向)に沿ってスライド
し、換気孔71の上面をスライドカバー72bがスライ
ド移動することができる。このように、スライドカバー
72bを移動させることによって、換気孔71が開いて
屋根裏700が建物外部と連通するので、建物内の空気
が自然に換気される。
【0069】また、雨天時などはスライドカバー72b
を閉じておいて、換気扇73を回転させることにより、
建物内を強制的に換気することができる。すなわち、本
実施形態の屋根換気手段70によれば、スライドカバー
72をスライド移動させるだけで自然換気による通風調
整を簡単に行なうことができるとともに、換気扇73を
回転させることで、建物内の空気を強制的に換気するこ
とができるので、あらゆる天候下においても換気を行う
ことができ、四季を通じて常に建物内を快適な状態に維
持することができる。
を閉じておいて、換気扇73を回転させることにより、
建物内を強制的に換気することができる。すなわち、本
実施形態の屋根換気手段70によれば、スライドカバー
72をスライド移動させるだけで自然換気による通風調
整を簡単に行なうことができるとともに、換気扇73を
回転させることで、建物内の空気を強制的に換気するこ
とができるので、あらゆる天候下においても換気を行う
ことができ、四季を通じて常に建物内を快適な状態に維
持することができる。
【0070】ここで、この屋根換気手段70の開閉作業
としては、スライドカバー72bの端部から紐状部材を
屋根裏700に垂下させ、この紐状部材を固定及び固定
解除することにより簡単に行なうことができる。すなわ
ち、スライドカバー72bを閉じる場合には、紐状部材
を引っ張って固定することにより、スライドカバー72
bが枠体72a内を屋根の斜面に沿って上昇し、換気孔
71を覆った状態で固定することができる。そして、ス
ライドカバー72bを開く場合には、紐状部材の固定を
解除するだけで、スライドカバー72bが自重により枠
体72a内を屋根の斜面に沿って降下するので、換気孔
71を簡単に開くことができる。
としては、スライドカバー72bの端部から紐状部材を
屋根裏700に垂下させ、この紐状部材を固定及び固定
解除することにより簡単に行なうことができる。すなわ
ち、スライドカバー72bを閉じる場合には、紐状部材
を引っ張って固定することにより、スライドカバー72
bが枠体72a内を屋根の斜面に沿って上昇し、換気孔
71を覆った状態で固定することができる。そして、ス
ライドカバー72bを開く場合には、紐状部材の固定を
解除するだけで、スライドカバー72bが自重により枠
体72a内を屋根の斜面に沿って降下するので、換気孔
71を簡単に開くことができる。
【0071】なお、スライドカバー72bのスライド移
動を円滑にするため、スライドカバー72bの両側辺の
上端部と下端部に、戸車状の滑車などを設けることが好
ましい。また、上述した床下換気手段30,軒天換気手
段60の場合と同様、スライドカバー72を開いたとき
に、換気孔71から建物内に昆虫などが侵入するのを防
ぐため、換気孔71に防虫網を設けておくことが好まし
い。
動を円滑にするため、スライドカバー72bの両側辺の
上端部と下端部に、戸車状の滑車などを設けることが好
ましい。また、上述した床下換気手段30,軒天換気手
段60の場合と同様、スライドカバー72を開いたとき
に、換気孔71から建物内に昆虫などが侵入するのを防
ぐため、換気孔71に防虫網を設けておくことが好まし
い。
【0072】なお、本実施形態の屋根換気手段70で
は、自然換気のための開閉部72と強制換気のための換
気扇73の両方を備えてあるが、必要に応じて、これら
のいずれかを省略することはできる。また、本実施形態
において屋根換気手段70を屋根形状に形成したのは、
建物との美観の調和を考慮したためである。従って、屋
根換気手段70の形状は、建物の屋根等の形状,構造に
応じて、種々の変更が可能である。例えば陸屋根家屋の
場合には、屋根換気手段70も箱型形状とすることが好
ましい。また、屋根換気手段70を直接、屋根800の
棟木801や小屋根部分に形成することもできる。
は、自然換気のための開閉部72と強制換気のための換
気扇73の両方を備えてあるが、必要に応じて、これら
のいずれかを省略することはできる。また、本実施形態
において屋根換気手段70を屋根形状に形成したのは、
建物との美観の調和を考慮したためである。従って、屋
根換気手段70の形状は、建物の屋根等の形状,構造に
応じて、種々の変更が可能である。例えば陸屋根家屋の
場合には、屋根換気手段70も箱型形状とすることが好
ましい。また、屋根換気手段70を直接、屋根800の
棟木801や小屋根部分に形成することもできる。
【0073】以上説明したように、本実施形態の通風壁
部補強プレート10(又は20),床下換気手段30,
軒天換気手段60,屋根換気手段70を備えた通風型建
築物によれば、まず、内壁102と外壁103を固定す
る柱101を、通風壁部補強プレート10,20により
堅固に補強することができるので、通風壁部100の通
風構造を損なうことなく建物の強度を確保することがで
きる。
部補強プレート10(又は20),床下換気手段30,
軒天換気手段60,屋根換気手段70を備えた通風型建
築物によれば、まず、内壁102と外壁103を固定す
る柱101を、通風壁部補強プレート10,20により
堅固に補強することができるので、通風壁部100の通
風構造を損なうことなく建物の強度を確保することがで
きる。
【0074】また、床下換気手段30,軒天換気手段6
0及び屋根換気手段70を採用したことにより、建物内
への雨水の侵入を有効に防止しつつ、空気の流入調整を
簡単に行なうことができる。これにより、夏は、床下換
気手段,軒天換気手段及び屋根換気手段を開放すること
により建築物内に外気を取り入れて循環させることで、
室内を涼しくするとともに、冬は床下換気手段,軒天換
気手段及び屋根換気手段を閉鎖することで外気を遮断
し、空気の断熱効果によって室内を暖かく保つことがで
き、安全かつ快適な建築物の通風構造を確保することが
できる。
0及び屋根換気手段70を採用したことにより、建物内
への雨水の侵入を有効に防止しつつ、空気の流入調整を
簡単に行なうことができる。これにより、夏は、床下換
気手段,軒天換気手段及び屋根換気手段を開放すること
により建築物内に外気を取り入れて循環させることで、
室内を涼しくするとともに、冬は床下換気手段,軒天換
気手段及び屋根換気手段を閉鎖することで外気を遮断
し、空気の断熱効果によって室内を暖かく保つことがで
き、安全かつ快適な建築物の通風構造を確保することが
できる。
【0075】なお、本発明の通風型建築物は、通風壁部
補強プレート10(又は20),床下換気手段30,軒
天換気手段60,屋根換気手段70の各通風手段の全て
を備えたものであることが好ましいが、気候条件,建物
の大きさ等に応じて、各通風手段の一部又は全部を選択
的に設けることもできる。また、上述した実施形態で
は、床下換気手段30の水切ダンパー40,50、軒天
換気手段60の開閉部62,63、及び屋根換気手段7
0の開閉部72の開閉を全て手動により行なうようにし
てあるが、これをモーターなどを用いて電動式により開
閉するようにしてもよい。
補強プレート10(又は20),床下換気手段30,軒
天換気手段60,屋根換気手段70の各通風手段の全て
を備えたものであることが好ましいが、気候条件,建物
の大きさ等に応じて、各通風手段の一部又は全部を選択
的に設けることもできる。また、上述した実施形態で
は、床下換気手段30の水切ダンパー40,50、軒天
換気手段60の開閉部62,63、及び屋根換気手段7
0の開閉部72の開閉を全て手動により行なうようにし
てあるが、これをモーターなどを用いて電動式により開
閉するようにしてもよい。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明の通風壁部補
強プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手
段、及びこれらを備えた通風型建築物によれば、柱の強
度を堅固に維持して通風壁部を形成することができると
ともに、床下や屋根部からの雨風の侵入も有効に防止
し、安全かつ快適な建築物の通風構造を確保することが
できる。
強プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手
段、及びこれらを備えた通風型建築物によれば、柱の強
度を堅固に維持して通風壁部を形成することができると
ともに、床下や屋根部からの雨風の侵入も有効に防止
し、安全かつ快適な建築物の通風構造を確保することが
できる。
【図1】本発明の通風壁部補強プレート,床下換気手
段,軒天換気手段を備えた通風型建築物の一実施形態を
示す要部截断全体斜視図である。
段,軒天換気手段を備えた通風型建築物の一実施形態を
示す要部截断全体斜視図である。
【図2】本発明の通風壁部補強プレートの第一の実施形
態を示す全体斜視図である。
態を示す全体斜視図である。
【図3】図2に示す通風壁部補強プレートを用いて柱及
び筋違いを接合した状態を示す要部斜視図である。
び筋違いを接合した状態を示す要部斜視図である。
【図4】本発明の通風壁部補強プレートの第二の実施形
態を示す全体斜視図である。
態を示す全体斜視図である。
【図5】図4に示す通風壁部補強プレートを柱に取り付
けた状態を示す要部斜視図である。
けた状態を示す要部斜視図である。
【図6】本発明の床下換気手段の第一の実施形態を示す
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図7】図6に示す床下換気手段の一部截断側面図であ
る。
る。
【図8】本発明の床下換気手段の第二の実施形態を示す
全体斜視図である。
全体斜視図である。
【図9】図8に示す床下換気手段の一部截断側面図であ
る。
る。
【図10】本発明の軒天換気手段の第一の実施形態を示
す全体斜視図である。
す全体斜視図である。
【図11】図10に示す軒天換気手段の一部截断側面図
である。
である。
【図12】本発明の軒天換気手段の第二の実施形態を示
す全体斜視図である。
す全体斜視図である。
【図13】図12に示す軒天換気手段の一部截断側面図
である。
である。
【図14】本発明の屋根換気手段の一実施形態を示す一
部截断正面図である。
部截断正面図である。
【図15】従来の木造建築物を示す概略説明図である。
10…通風壁部補強プレート 20…通風壁部補強プレート 30…床下換気手段 40…水切ダンパー 50…水切ダンパー 60…軒天換気手段 70…屋根換気手段 100…通風壁部 200…床下 300…基礎 400…土台 500…天井裏 600…軒天井 700…屋根裏 800…屋根
Claims (11)
- 【請求項1】 長板状の胴貫プレートと、この胴貫プレ
ートの両端に直角に固着された、中心部付近にボルト孔
を有する板状部材からなる一対のボルトプレートと、前
記胴貫プレートの両端側の前記ボルトプレートのボルト
孔と対応する位置に形成したボルト挿入孔と、からな
り、 建築物における内壁と外壁とが固定される柱と柱の間に
架設するとともに、 この柱と柱の間に、前記胴貫プレートを挾んで二枚一組
の筋違いが配設されることによって通風壁部を構成する
ことを特徴とする通風壁部補強プレート。 - 【請求項2】 長板状の胴貫プレートと、この胴貫プレ
ートの一端に直角に固着された、中心部付近にボルト孔
を有する板状部材からなるボルトプレートと、前記胴貫
プレートの一端側の前記ボルトプレートのボルト孔と対
応する位置に形成したボルト挿入孔と、前記胴貫プレー
トの他端側に形成した調整ねじ孔と、からなる通風壁部
補強プレートであって、 この通風壁部補強プレートを二枚一組とし、 建築物における内壁と外壁とが固定される柱と柱の対向
面に、それぞれ前記ボルトプレートを固定し、前記調整
ねじ孔にボルトを貫通させることによって、二枚の前記
胴貫プレートを一体として前記柱と柱の間に架設すると
ともに、 この柱と柱の間に、一体となった前記二枚の胴貫プレー
トを挾んで二枚一組の筋違いが配設されることによって
通風壁部を構成することを特徴とする通風壁部補強プレ
ート。 - 【請求項3】 前記一対の胴貫プレートにそれぞれ形成
した前記調整ねじ孔のうち、少なくとも一方を長孔状に
形成した請求項2記載の通風壁部補強プレート。 - 【請求項4】 建築物における基礎と土台の間に基礎パ
ッキンを所定の間隔をもって二箇所以上に配設すること
により、当該基礎パッキン間に形成された、前記建築物
の外部と連通する換気孔と、 この換気孔を覆うように配設された開閉自在の水切ダン
パーとからなり、 前記水切ダンパーを開くことにより前記建築物が外部と
連通し、前記水切ダンパーを閉じることにより前記建築
物が外部と遮断されるようにしたことを特徴とする床下
換気手段。 - 【請求項5】 前記水切ダンパーが、 前記換気孔の少なくとも両端に配設され、当該換気孔の
前方に膨出したガイド部と、 前記土台に固定されるとともに、前記ガイド部に沿って
配設され、前記換気孔の上方を覆うカバー部と、 前記ガイド部の膨出形状に沿って前記ガイド部と前記カ
バー部の間をスライドし、前記換気孔の下方を開閉自在
に覆うスライド部と、からなる請求項4記載の床下換気
手段。 - 【請求項6】 前記水切ダンパーが、 前記土台に固定されて前記換気孔の上方を覆うカバー部
と、 前記カバー部に両端が固定された、前記換気孔と平行に
配設された回転軸と、 前記カバー部の下側において、前記回転軸を中心に回転
する回転板と、からなり、 前記回転板の回転により前記換気孔が開閉する請求項4
記載の床下換気手段。 - 【請求項7】 建築物における天井裏と連通した軒天井
に設けた、前記建築物の外部と連通する換気孔と、 当該換気孔を開閉自在に覆う開閉部とからなり、 前記開閉部を開くことにより前記建築物が外部と連通
し、前記開閉部を閉じることにより前記建築物が外部と
遮断されるようにしたことを特徴とする軒天換気手段。 - 【請求項8】 建築物における屋根裏と連通した屋根に
設けた、前記建築物の外部と連通する換気孔と、 当該換気孔を開閉自在に覆う開閉部とからなり、 前記開閉部を開くことにより前記建築物が外部と連通
し、前記開閉部を閉じることにより前記建築物が外部と
遮断されるようにしたことを特徴とする屋根換気手段。 - 【請求項9】 前記屋根換気手段に、前記建築物と外部
とを強制的に換気する強制換気手段を設けた請求項8記
載の屋根換気手段。 - 【請求項10】 床下に床下換気手段を設けるととも
に、 内壁と外壁が固定される柱と柱の間に請求項1,2又は
3記載の通風壁部補強プレートを架設して、この柱と柱
の間に前記通風壁部補強プレートを挾んで二枚一組の筋
違いを配設することにより通風壁部を形成し、 さらに、軒天井に軒天換気手段を設けることによって、 前記床下換気手段から前記建築物に流入した空気が前記
通風壁部を通って天井裏に流入するとともに、 前記軒天換気手段から前記建築物に流入した空気が天井
裏に流入し、 これらの空気が屋根部に設けた屋根換気手段から前記建
築物の外部に放出されることを特徴とする通風型建築
物。 - 【請求項11】 前記床下換気手段が、請求項4,5又
は6記載の床下換気手段であって、 前記軒天換気手段が、請求項7記載の軒天換気手段であ
り、 また、屋根換気手段が請求項8又は9記載の屋根換気手
段である請求項10記載の通風型建築物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20306295A JPH0949270A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 通風壁部補強プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手段、及びこれらを備えた通風型建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20306295A JPH0949270A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 通風壁部補強プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手段、及びこれらを備えた通風型建築物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0949270A true JPH0949270A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16467712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20306295A Pending JPH0949270A (ja) | 1995-08-09 | 1995-08-09 | 通風壁部補強プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手段、及びこれらを備えた通風型建築物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0949270A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008031698A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Misawa Homes Co Ltd | 換気孔開閉シャッターおよび換気孔開閉シャッター取付構造 |
| JP2010007990A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Ryoju Estate Co Ltd | 換気装置及び換気システム |
| CN108599682A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-09-28 | 江门智光用电服务有限公司 | 一种固定光伏板组件的气楼支架 |
| CN109750766A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-05-14 | 温州职业技术学院 | 建筑节能复合自保温墙体 |
-
1995
- 1995-08-09 JP JP20306295A patent/JPH0949270A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008031698A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-02-14 | Misawa Homes Co Ltd | 換気孔開閉シャッターおよび換気孔開閉シャッター取付構造 |
| JP2010007990A (ja) * | 2008-06-27 | 2010-01-14 | Ryoju Estate Co Ltd | 換気装置及び換気システム |
| CN108599682A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-09-28 | 江门智光用电服务有限公司 | 一种固定光伏板组件的气楼支架 |
| CN108599682B (zh) * | 2018-06-26 | 2024-05-10 | 江门智光用电服务有限公司 | 一种固定光伏板组件的气楼支架 |
| CN109750766A (zh) * | 2018-12-04 | 2019-05-14 | 温州职业技术学院 | 建筑节能复合自保温墙体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4989546A (en) | Pet refuge | |
| US20040134444A1 (en) | Folding aluminum dog box having knockdown walls | |
| US4316405A (en) | Greenhouse and solarium structurers and related method | |
| US4405008A (en) | Adjustable heat shield | |
| JPH0949270A (ja) | 通風壁部補強プレート,床下換気手段,軒天換気手段,屋根換気手段、及びこれらを備えた通風型建築物 | |
| US6843023B2 (en) | Dual casement window structure | |
| CN106014156A (zh) | 一种多功能空气净化智能通风窗 | |
| KR20040092401A (ko) | 창문용 블라인드 | |
| KR200319639Y1 (ko) | 창문용 블라인드 | |
| KR101162922B1 (ko) | 다기능 창호 조립체 | |
| US20250277404A1 (en) | Pet Door Insert for a French Door | |
| JPH09151548A (ja) | 通風型建築物とその施工方法 | |
| KR200183200Y1 (ko) | 비닐하우스용 환풍장치 | |
| JP2886415B2 (ja) | 建物及び建物の改装方法 | |
| JPH04261943A (ja) | 面戸換気装置 | |
| JPH0247199Y2 (ja) | ||
| JP2834995B2 (ja) | 建 物 | |
| JP2003148063A (ja) | 自動換気装置付き建具及びそれに使用するガラリ | |
| JP2945909B1 (ja) | 住宅の通気構造 | |
| KR200367987Y1 (ko) | 개선된 비닐하우스 | |
| KR20190028925A (ko) | 세 가지 타입의 도어가 일체로 구성된 텐트 | |
| JPS603919Y2 (ja) | 太陽熱利用開き窓 | |
| KR101183516B1 (ko) | 자동환기장치 | |
| JPH041205Y2 (ja) | ||
| KR200368505Y1 (ko) | 방음 및 환기용 창호구조 |