【発明の詳細な説明】
安定化漂白組成物
本発明は酸素レリース化合物としてのアルカリ金属過炭酸塩(過炭酸塩は以下
、ペルカーボネートと呼称)およびアルカリ金属炭酸塩(炭酸塩は以下、カーボ
ネートと呼称)もしくは重炭酸塩(重炭酸塩は以下、バイカーボネートと呼称)
粒子からなる漂白組成物に関する。これらの漂白組成物は洗濯用洗剤組成物、機
械皿洗い用組成物、および漂白ブースター、特に洗濯用洗剤組成物として有用で
ある。
アルカリ金属ペルカーボネートを含む洗剤組成物は公知である。ペルカーボネ
ートは水に易溶性であり、重量効率に優れているので、漂白組成物中に使用する
のに魅力的な過水和物漂白剤の一つである。洗濯用組成物中では有効酸素放出後
、望ましくない副生物を伴なうことなく洗浄目的に有用なカーボネートイオン源
を提供するので、このものは特に有用である。
漂白組成物中にペルカーボネートを添加すると、漂白剤組成物が比較的不安定
になるので、従来、これらの塩類を漂白剤組成物中に配合するには制約があった
。特に、ペルカーボネート塩類は湿り環境および/または保温環境中に貯蔵する
と急速に分解する。
漂白成分としてペルカーボネートを含有する漂白組成物は一般にナトリウムカ
ーボネート等の炭酸塩を同時に含んでいる。この炭酸塩は、組成物を水中に加え
た際に放出される酸を中和する作用がある。かかる酸性はペルカーボネートの性
能を阻害し、漂白組成物中の他の成分、例えば洗濯用洗剤組成物の場合には酵素
のよな成分の性能を阻害する可能性がある。顆状ゼオライトビルダー入り洗剤組
成物の場合には、カーボネートはゼオライト含有組成物を顆粒に成形するのを容
易にする作用がある。
しかしカーボネート粒子の存在はペルカーボネートの貯蔵安定性を損なう。貯
蔵中、特に冷所で貯蔵する場合にはカーボネート粒子は湿気を吸収できるが、こ
の湿気は例えば30℃以上の温かい条件で貯蔵すると放出される。その結果生じ
た温かい湿った環境がペルカーボネートの貯蔵安定性を低下させる。
上記問題点を回避するためにカーボネート粒子を被覆しようとする試みなされ
てきた。しかしこの試みは煩雑でコスト高になり、カーボネートの湿気吸収能を
低下させる。この湿気吸収能は貴重なので、これを低下させることは好ましくな
い。
本発明によれば次の(a)および(b)から成る粒状組成物が提供される:
(a) 一種のアルカリ金属ペルカーボネート塩、
および
(b) 平均粒度が250μmまたはそれ以上のアルカリ金属カーボネートもし
くはバイカーボネート粒子。
微細なカーボネート粒子を使用すると本発明の粒状組成物の貯蔵安定性が著し
く向上し、一方、優れた製品性能に必要な、冷水中にアルカリ分を急速に放出す
る機能は保持されることが判明した。
アルカリ金属カーボネートまたはバイカーボネートは、ナトリウムカーボネー
ト、カリウムカーボネート、ナトリウムバイカーボネート、およびカリウムバイ
カーボネートならびにこれらの混合物から選択できる。特に好ましい混合物は、
ナトリウムカーボネート/ナトリウムバイカーボネート、ナトリウムカーボネー
ト/カリウムカーボネート、およびナトリウムカーボネート/ナトリウムバイカ
ーボネート/カリウムカーボネートの組合わせである。
カーボネートおよびバイカーボネートの平均粒度は250μmまたはそれ以上
、好ましくは300μmまたはそれ以上、一層好ましくは400乃至800μm
で
ある。250μm以下の粒度を有する粒子数は20%より少なく、150μm以
下の粒度を有する粒子数は5%より少なく、一層好ましくは250μm以下の粒
度を有する粒子数は10%より少ないことが好ましい。同時に1,000μm以
上の粒度を有するカーボネートまたはバイカーボネート粒子は20%より少ない
ことが好ましい。
ここに記載のカーボネートおよびバイカーボネートの平均粒度は、各種サイズ
のシーブを用いて試料を通過させる際のシーブの選択を包含する方法で測定して
決定する。試料の半分の質量が通過しうるシーブの直径により平均粒度が与えら
れ、したがって試料の質量の半分は上記シーブを通過できない。満足できる有意
性のある結果を得るためには、測定に当り適当に大きなサイズの試料を採用する
必要があることは当業者にとり理解されうるところである。また嵩高な試料で満
足できる有意性のある結果を得るには、嵩高試料の全域を通した試料採取点で採
取した、一層小さな代表的試料をかなり多く作成する必要があることも理解され
るであろう。ここに記載の平均粒度を表示する他の同等方式は、粒度分布微分曲
線下の面積を二分するように垂直に引いた線が上記面積を二つの対等部分に等し
く分割する点での粒度で示すことである。
本発明で用いるアルカリ金属ペルカーボネートはナトリウムペルカーボネート
またはカリウムペルカーボネートが好ましく、一層好ましくはナトリウムペルカ
ーボネートである。一般にペルカーボネートは粒子状である。通常、ペルカーボ
ネート粒子の平均粒子径は150−1200μm、好ましくは300−900μ
mである。ペルカーボネート粒子は被覆されたり、被覆されないものがある。被
覆されたペルカーボネートの場合の被膜は水溶性被膜であることが好ましい。適
当な被覆材料の例中には、アルカリ金属およびアルカリ土類金属カーボネート;
アルカリ金属またはアルカリ土類金属サルフエート;アルカリ金属またはアルカ
リ土類金属サルフートとカーボネートとの混合塩;アルカリ金属またはアルカリ
土類金属塩化物とカーボネートとの混合塩;アルカリ金属またはアルカリ土類金
属硝酸塩とカーボネートとの混合塩が挙げられる。
上記カーボネートもしくはバイカーボネートおよび上記ペルカーボネート粒子
は乾式混合で組成物中に導入する。このようにすると組成物を水中に添加した場
合に両者が急速に溶解する。
本発明の粒状組成物は各種の形態をとることができる。他の点では公知の組成
物に該当する機械皿洗い機用組成物の形態も可能であり、したがってナトリウム
シリケートおよび水酸化ナトリウムから選択したアルカリ性材料を含有してもよ
い。カーボネートまたはバイカーボネート濃度は全組成物基準で5乃至50重量
%である。洗濯用洗剤へ添加する公知組成物に他の点では該当する漂白ブースタ
ー組成物の形態もとることができる。
この組成物は洗濯用洗剤組成物の形態が好ましく、りん酸塩を含まず、ゼオラ
イト系ビルダー入りであることが好ましい。また典型的な界面活性剤を全組成物
基準で3乃至35重量%で含有してもよく、界面活性剤としてはアニオン、カチ
オン、ノニオン、両性および双生イオン界面活性剤ならびにこれらの混合物から
選択できる。
本発明の組成物が洗濯用洗剤組成物の場合のカーボネートまたはバイカーボネ
ートの好ましい含有量は全組成物基準で5乃至25重量%、一層好ましくは5乃
至20重量%であり、ペルカーボネートは全組成物基準で40重量%迄が好まし
い。
本発明の漂白組成物を利用する漂白方法を少なくとも一部約60℃以下の温度
で実施する場合には、本発明の漂白組成物は低温漂白に一層好適な漂白剤をさら
に含有することが好ましい。これらの例中にはペルオキシ酸漂白剤前駆体(漂白
活性剤)および予備形成した有機ペル酸類が包含される。
上記ペルオキシ酸漂白前駆体の分子中には一種または二種以上のN−またはO
−アシル基が含まれ、この前駆体は広範な部類から選択できる。適当な部類の例
中には、酸無水物、エステル、イミド、ならびにイミダゾールおよびオキシムの
アシル化誘導体が包含され、これらの部類中の有用な材料はGB−A−1586
789号公報に記載がある。最も好ましい部類はGB−A−836988号、同
第1147871号、および同第2143231号公報に開示のエステル類、お
よびGB−A−855735号および同第1246338号公報に開示のイミド
類である。
特に好ましい前駆体化合物は次の一般式:
[式中、Xは0または1と6との間の整数である]
にて表されるN,N,N1 ,N1 テトラアセチル化化合物である。
具体例としては、x=1の場合のテトラアセチルメチレンジアミン(TAMD
)、x=2の場合のテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、x=6の場
合のテトラアセチルヘキシレンジアミン(TAHD)が挙げられる。これらの化
合物および類似の化合物はGB−A−907356号公報中に記載がある。最も
好ましいペルオキシ酸漂白活性剤はTAEDである。
ペルオキシ酸漂白活性剤化合物の他の好ましい一部類としては、次の一般式:
[式中、R1は炭素数約1乃至約14のアリールまたはアルカリール基であり、
R2は炭素数1乃至14のアルキレン、アリーレン、およびアルカリーレン基で
あり、R5は水素もしくは炭素数約1乃至10のアルキル、アリール、もしくは
アルカリール基であり、Lは実質的に何れかの残基である]
にて表されるアミド置換化合物が挙げられる。R1の炭素数は約6乃至12が好
ましい。R2の炭素数は約4乃至8が好ましい。R1は直鎖型もしくは分岐型アル
キル、分岐、置換もしくは両方を含む置換アリールまたはアルキルアリールであ
り、合成源に由来するものか、または例えば獣脂を包含する天然源に由来するか
の何れかである。R2としては類似構造の変形が許容される。置換基の例中には
、アルキル、アリール、ハロゲン、窒素、硫黄および他の典型的置換基もしくは
有機化合物が包含される。R5は好ましくはHまたはメチルである。R1およびR5
の全炭素数は18以上であってはならない。この種のアミド置換漂白活性剤化
合物はEP−A−0170386号公報中に記載がある。
他のペルオキシ酸漂白前駆体化合物の例中には、ナトリウムノナノイルオキシ
ベンゼンスルホネート、ナトリウムトリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスル
ホネート、ナトリウムアセトキシベンゼンスルホネート、およびナトリウムベン
ゾイルオキシベンゼンスルホネートが包含される(EP−A−0341947号
公報)。
本発明の組成物は上記ペルオキシ化合物として有機ペルオキシ酸類を含有でき
、その中で特に好ましい部類は次の一般式:
[式中、R1、R2、およびR5は対応するアミド置換ペルオキシ酸漂白活性剤化
合物の場合に前記したと同じ]
にて表されるアミド置換ペルオキシ酸である。
他の有機ペルオキシ酸の例としては、ジアシルペルオキシド、およびジアルキ
ルペルオキシドが挙げられる。好ましい具体例中には、ジペルオキシデカン二酸
、ジペルオキシテトラデカン二酸、ジペルオキシヘキサデカン二酸、モノ−およ
びジペルアゼライン酸、モノ−およびジペルブラシル酸、モノペルオキシフタル
酸、ペル安息香酸、およびこれらの塩類(例えばEP−A−0341947号公
報参照)が包含される。
本発明の漂白組成物はセルロース系繊維材料の漂白に有用である。ここで使用
するセルロース系繊維材料なる用語は、木材、木綿、麻、ジユートおよびセルロ
ース由来の他の材料、例えば木材パルプもしくはコットンパルプ、ならびに糸、
トウ、ウエブ、帛布(織布または不織布)および繊維等の他の集合体を意味する
。本発明の組成物はポリアミド、ビスコース、レーヨンおよびポリエステルを包
含する合成繊維の漂白にも有用である。
本発明の漂白組成物はクリーニング組成物中に使用しても有用である。これら
のクリーニング組成物は漂白が必要な実質的全ての洗濯、洗浄または清浄化工程
に使用可能である。したがってこのクリーニング組成物は家庭用もしくは工業用
の洗濯工程または自動皿洗い工程での洗剤添加組成物として、汚れ前処理組成物
として、カーペットおよび家具用クリーナーとして、ならびにボトル洗浄、酪農
用クリーナー、台所および洗面所ボールクリーニングを包含する浴室クリーニン
グ用に使用できる。
セルロース系繊維または合成織物の漂白工程では、本発明の漂白組成物は水溶
液中で使用される。かかる工程で使用するのに最も好ましいペルオキシ化合物は
過酸化水素である。この水性ペルオキシ水溶液のpHはNaOH、ナトリウムカ
ーボネート、ナトリウムシリケートおよびこれらの混合物等の無機アルカリ金属
系塩基性材料を用いて調節することが多い。最適pHは7.5および12.5の
間である。通常、pHが約12.5より高い場合にはペルオキシ化合物は急速に
分解して適当な漂白速度の維持が困難になり、繊維の過度な損傷が起きる。約7
.5以下のpHでは殆どの場合では漂白速度が緩慢に過ぎ、経済的ではない。
無定形シリケート、特にナトリウムシリケートはセルロース繊維漂白に使用す
るペルオキシ溶液に対してアルカリ性を付与するのに使用できるが、漂白すべき
繊維上に析出する傾向があり、使用量は最低限に制約される。くえん酸等の酸性
物質と共に凝集させた結晶性層状シリケートは帛布上に析出しないので好ましい
。本発明の漂白組成物を用いたセルロース帛布および合成織布漂白用のペルオキ
シ溶液中には、ナトリウムシリケートを含まないか、または少量(5%未満の)
を含む場合が最も好ましい。
本発明の漂白組成物を含有するペルオキシ溶液を用いた漂白方法は各種があり
、例えばペルオキシ溶液を約70℃乃至約100℃で約30分乃至約6−8時間
使用する方法や、ペルオキシ溶液を例えば約25℃で飽和するまでセルロース材
料と接触させ、過剰の水分を除いてセルロース材料を約100℃乃至約135℃
の飽和蒸気に数秒(約20秒)乃至約1時間、場合によりさらに長時間暴露する
連
続漂白方法がある。連続ペルオキシ漂白方法の代表例は米国特許第2,839,
353号、同第2,960,383号および同第2,983,568号公報中に
記載がある。
本発明の漂白組成物は洗濯用、洗浄もしくはクリーニング等の実質的すべての
工程に使用する組成物中に添加することができる。本発明の組成物を含む洗濯用
組成物は顆状組成物として、また重質(ヘビーデユテイ)液体洗剤組成物として
処方できる。
この組成物中には洗剤製品中に一般的に使用される成分をさらに含有してもよ
く、これらの成分の例としては有機界面活性剤、洗剤用ビルダー、再汚染防止剤
および汚れ懸濁剤、気泡抑制剤、酵素、蛍光増白剤、光活性化漂白剤、香料、充
填剤、腐食防止剤,および着色剤等が挙げられる。
洗濯用洗剤組成物は帛布軟化剤や帯電防止剤もまた含有する。
この洗剤組成物中には広範囲の界面活性剤が使用できる。
この洗剤組成物中には広範囲の界面活性剤が使用できる。アニオン、ノニオン
、両性および双性イオンに属する典型的例示、ならびにこれら界面活性剤の種に
ついてはラウリン(laughlin and Heuring)らの米国特許第3,929,678
号(1975年12月30日付き)に開示がある。好適なカチオン界面活性剤の
例示はムルフイ(Murphy)らの米国特許第4,259,217号(1981年3
月31日付き)中に記載がある。
アニオン界面活性剤の混合物、特にサルフエート、スルホネート、および/ま
たはカルボキシレート界面活性剤のブレンドも好適である。スルホネートとサル
フエートとの混合物は、通常は5:1乃至1:2、好ましくは3:1乃至2:3
、一層好ましくは3:1乃至1:1の混合比率で使用される。
好ましいスルホネート類の例中には、アルキル基中の炭素数9乃至15、特に
炭素数11乃至13のアルキルベンゼンスルホネートが包含され、また脂肪酸が
C12−C18脂肪源、好ましはC16−C18脂肪源に由来するα−スルホン化メチル
脂肪酸エステル類が包含される。それぞれの場合、上記カチオンはアルカリ金属
、好ましくはナトリウムである。かかるスルホネート/サルフエート混合物中で
好ましいサルフエート界面活性剤は、アルキル基中の炭素数が12乃至22、好
ましくは炭素数が16乃至18のアルキルサルフエートである。他の有用な界面
活性剤としては、2種のアルキルサルフエート材料の混合物であって、それぞれ
の材料の平均鎖長が互いに異なっている混合物が挙げられる。かかる系の一つは
、C14−C15アルキルサルフエートおよびC16−C18アルキルサルフエートのC14
−C15:C16−C18重量比が3:1乃至1:1の混合物である。これらのアル
キルサルフエート類はアルキル基中の炭素数が10乃至20、好ましくは炭素数
が10乃至16、平均エトキシル化の程度が1乃至6であるアルキルエトキシサ
ルフエートと併用してもよい。それぞれの場合のカチオンはアルカリ金属、好ま
しくはナトリウムである。
特に好ましい他の一つのアニオン界面活性剤系はC12-20アルキルサルフエー
ト塩と水溶性C11-18アルキルエトキシサルフエー塩(平均E.O.付加量1乃
至7)との混合物であり、この際のアルキルサルフエート:アルキルエトキシサ
ルフエート塩との比は2:1乃至19:1、好ましくは3:1乃至12:1、最
も好ましくは3.5:1乃至10:1である。
このアルキルサルフエートは天然または合成系の炭化水素由来のものである。
かかる塩類の好ましい例中には、C14-15アルキル鎖の分岐程度が約20%以上
の実質的分岐型C14-15アルキルサルフエート塩が包含される。かかる実質的に
分岐型のC14-15アルキルサルフエート塩は通常は合成由来のものである。獣脂
および海産油脂類等の一般的には天然資源由来のC16-20アルキルサルフエート
塩も好ましい。
C11-18アルキルエトキシサルフエート塩はC11-18アルコールとエチレンオ
キシドとの縮合物[(E.O.)基のモル当りの平均付加量が1乃至7モル]に
由来する一級アルキルエトキシサルフエートから成る。E.O.付加量が平均1
乃至5のC12-15アルキルエトキシサルフート塩が好ましく、最も好ましくはE
.O.平均付加量がモル当り1乃至3の塩である。
C11-18アルコール自体は天然または合成原料から誘導される。このように、
天然油脂、チーグラーオレフイン重合、またはOXO合成で誘導されたC11-18
アルコールはアルキル基の原料として好適である。合成系材料の例としては、C12-15
アルコールのブレンドであるシェル社[Shellchemicals(UK)]市販の
商品名「Dobanol 25」(RTM)、エチル社(Ethyl Corp.)から市販の商品名「Ethyl
24」、67%C13:33%C15比のC13-15アルコールブレンドであるバスフ社(
BASF GmbH)から市販の商品名「Lutensol」、ICI社から市販の商品名「Synper
onic」(RTM)、およびリキ社(Liquichimica Italiana)kara市販の商品名「Li
al 125」が挙げられる。
アルコールが誘導される天然資源の例としてはヤシ油、パーム核油および対応
する脂肪産類が挙げられる。C11-18アルキルエトキシサルフエートの含有量は
0.5%乃至10重量%、一層好ましくは0.5%乃至5重量%、最も好ましく
は1%乃至3重量%(組成物の重量基準)である。
本発明の目的に好適な他のアニオン界面活性剤としては次の一般式:
R−CON(R1)CH2COOM
[式中、RはC9−C17直鎖型もしは分岐型のアルキルもしくはアルケニル基、
R1はC1-4アルキル基、およびMはアルカリイオンを示す]
にて表されるアルカリ金属サルコシン塩が挙げられる。好ましい具体例中にはラ
ウロイル、ココイル(C12−C14)、ミリスチルおよびオレイルメチルサルコシ
ン塩が包含される。
本発明において有用なノニオン界面活性剤の一部類には、エチレンオキシドと
疏水性部位との縮合物が包含され、この場合の界面活性剤の平均親水性−疏水性
バランス(HLB)が8乃至17、好ましくは9.5乃至13.5、一層好まし
くは10乃至12.5であり、上記疏水性(親油性)部位は脂肪族性もしくは芳
香族性のものである。この種のノニオン界面活性剤として特に好ましいものは、
C9−C15の1級アルコールエトキシレート(E.O.付加量3−8モル/アル
コール)、特にC14−C15の1級アルコール(E.O.付加量6−8モル/アル
コール)およびC12−C15の1級アルコール(E.O.付加量3−5モル/アル
コール)である。
他の好ましいノニオン界面活性剤の部類としては、一般式:
RO(CnH2nO)tZX
[式中、Zはグルコース由来の部位であり、Rは炭素数6乃至18の飽和疏水性
アルキル基であり;tは0乃至10、nは2または3;Xは1.1乃至4である
]
にて表されるアルキルポリグルコシドであり、この場合の上記化合物は10%未
満の不飽和脂肪族アルコールおよび50%未満の短鎖アルキルポリグルコシドを
含有している。このタイプの化合物および洗剤への用途はEP−B第00700
74号、同第0070077号、同第0075996号および同第009411
8号公報中に開示がある。
ノニオン界面活性剤としてさらに好ましい部類は次の一般式:
[式中、R1はH、C1−C4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒド
ロキシプロピル、またはこれらの混合基を示し、好ましくはC1-4アルキル、一
層好ましくはC1またはC2アルキル、最も好ましくはC1アルキル(すなわちメ
チル);およびR2はC5-31ヒドロカルビル、好ましくは直鎖型C7-19アリキル
もしくはアルケニル、一層好ましくは直鎖型C9-17アルキルもしくはアルケ
ニル、最も好ましくは直鎖型C11-17アルキルもしくはアルケニル、またはこれ
らの混合物;およびZは少なくとも三つのヒドロキシルが鎖に直結した直鎖型ヒ
ドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、またはそれらのアルコ
キシル化誘導体(好ましくはエトキシル化またはプロポキシル化)である]
にて表されるポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤化合物である。Zは好まし
くは還元アミノ化反応における還元糖由来;一層好ましくはグリシチルである。
好ましい還元糖の例中にはグルコース、フルクトース、マルトース、ラトース、
ガラクトース、マンノース、およびキシロースが包含される。この原材料として
は、高デキストロースコーンシロップ、高フルクトースコーンシロップ、および
高マルトースコーンシロップ、ならびに上記個々の糖類が包含される。これらの
コーンシロップはZに対する糖成分の混合物である。他の好適な原材料を除外す
ることを意図するものではないことを理解されたい。好ましいZは−CH2−(
CHOH)n−CH2OH、−CH(CH2OH)−(CHOH)n-1−CHOH、
−CH2−(CHOH)2(CHOR’)(CHOH)−CH2OH
[式中、nは3乃至5の整数、R’はHまたは環状もしくは脂肪族モノサッカラ
イド、およびそれらのアルコキシル化誘導体を示す]
から成る群から選択される。最も好ましくは、nが4の場合のグリシチルであり
、特に−CH2−(CHOH)4−CH2OHである。
一般式(I)において、R1は例えばN−メチル、
N−エチル、N−プロピル、N−イソプロピル、N−ブチル、N−2−ヒドロキ
シエチル、またはN−2−ヒドロキシプロピルである。
R2−CO−N<は例えばコカミド、ステアラミド、オレアミド、ラウラミド
、ミリストアミド、カプリカアミド、パルミトアミド、獣脂アミドである。
Zとしては、1−デオキシグルシチル、2−でオキシフルクチチル、1−デオ
キシマルチチル、1−デオキシラクチチル、1−デオキシガラクチチル、1−デ
オキシマンニチル、1−デオキシマルト−トリオチチル等が例示できる。好まし
い化合物はN−メチル−N−デオキシグルシチルC14-18脂肪酸アミドである。
界面活性剤のさらに他の部類は、アミンオキシド等の半極性界面活性剤である
。好適なアミンオキシドは、モノC6−C20、好ましくはC10−C14N−アルキ
ルもしくはアルケニルアミンオキシドおよびプロピレン−1,3−ジアミンジオ
キシド(この場合の残部N−位置はメチル、ヒドロキシエチル、またはヒドロキ
シプロピル基で置換される)から選択されたものである。
本発明の洗剤組成物中ではカチオン界面活性剤も使用でき、好ましい第四級ア
ンモニウム界面活性剤はモノC8−C16、好ましくはC10−C14N−アルキルも
しくはアルケニルアンモニウム界面活性剤(この場合、残部N位置はメチル、ヒ
ドロキシエチル、またはヒドロキシプロピル基で置換される)から選択される。
この発明の漂白組成物を含有する洗濯用洗剤組成物はは、組成物重量基準で3
%乃至35%、通常は5%乃至25%、一層好ましくは10%乃至25%の界面
活性剤を含有している。
本発明の漂白組成物を含有する機械皿洗い機洗剤組成物は組成物基準で0%乃
至10重量%、好ましくは0.5%乃至10重量%、最も好ましくは1%乃至5
重量%の界面活性剤を含有している。この界面活性剤はアニオン、カチオン、ノ
オニオン、両性または双性イオン界面活性剤から選択される。最も好ましい界面
活性剤は低気泡性のものである。自動皿洗い機用界面活性剤の典型的洗剤組成物
はEP−A−0414549号公報に開示がある。最も好ましくはノニオン界面
活性剤、特に水溶性エトキシル化C6-16脂肪アルコールおよびC6-16混合エトキ
シル化/プロポキシル化脂肪アルコールおよびこれらの混合物である。エトキス
ル化脂肪アルコール類は分子当たりの平均E.O.付加モル量が5乃至50のC10-16
脂肪アルコール、最も好ましくは分子当りの平均E.O.付加モル量が8
乃至し40のC12-16脂肪アルコールである。上記混合エトキシル化/プロポ
キシル化脂肪アルコールは炭素数10乃至16のアルキル鎖を有し、E.O.付
加量が3乃至30、プロポキシル化のモル量が1乃至10のものである。
各種の界面活性剤の併用が好ましく、一層好ましくはアニオン−ノニオンの併
用およびアニオン−ノニオン−カチオンの併用である。特に好ましい組合わせは
GB−A−2040987号、およびEP−A−0087914号公報中に記載
がある。上記界面活性剤は混合物としても組成物中に添加できるが、組成物の物
理特性を最適化し、かつ処理に伴う問題点を回避するために、各界面活性剤の添
加時点を制御するのが好ましい。界面活性剤添加の好ましい態様および順序は以
下に記載してある。
本発明の洗剤組成物中で特に好ましい成分の一つは一種または二種以上の非り
ん酸塩系ビルダーから成る洗剤用ビルダー系である。これらの例中には、結晶性
層状ナトリウムシリケート、カーボネートボレート、アルカリ金属アルミノシリ
ケート、モノマーポリカルボキシレート、ホモ−または共重合ポリカルボキシル
酸もしくはそれらの塩類(この場合のポリカルボキシル酸は多くて二つの炭素原
子により互いに隔離された少なくとも二つのカルボキシル基から成る)、カーボ
ネート、シリケート、および上記何れかの混合物が包含されるが、これらにみに
限定されるものではない。
好ましい非りん酸系ビルダー塩は次の一般式:
NaMSixO2x+1・yH2O
[式中、Mはナトリウムまたは水素、Xは1.9乃至4の数であり、yは0乃至
20の数を示す]
にて表される結晶性層状ナトリウムシリケートである。この種の結晶性層状ナト
リウムシリケートはEP−A−第0164514号公報中に開示があり、その調
製方法はDE−A−第3417649号、および同第3742043号公報中に
開示されている。本発明の目的には、上記一般式のXは2、3もしくは4であり
、
好ましくは2である。一層好ましいMはナトリウムであり、Yは0であり、かつ
上記一般式の好ましい具体例としてはNa2si2O5のα,β,γおよびδ型で
ある。これらの材料はヘキスト社(Hoechst AG FRG)から商品名「NaSKS-5」、「N
aSKS-7」、「NaSKS-11]、および「NaSKS-6」としてそれぞれ市販されている。
最も好ましい材料はδ−Na2si2O5およびNaSKS−6である。
これらの材料は、粒度が150乃至1000ミクロメーター、嵩密度が少なく
とも800g/L,好ましくは約900g/Lの自由流動性固形物の形態に加工
される。
本発明の漂白組成物を含有する洗濯用洗剤組成物は結晶性層状ナトリウムシリ
ケートを組成物の重量基準で1%乃至80%、一層好ましくは5%乃至40%、
さらに好ましくは5%乃至20重量%の量で含んでいる。
この結晶性層状ナトリウムシリケート材料は水溶性固形イオン化材料との緊密
な混合物としての粒状物として存在するのが好ましい。上記の水溶性イオン化固
形材料は有機酸類、有機および無機酸塩類ならびにそれらの混合物から選択する
。この場合の必要条件は、上記結晶性層状シリケートにより放出されるヒドロキ
シルイオンの少なくとも一部を中和する能力を有するものとして、上記材料はp
Kaが9未満であるような少なくとも一つの官能性酸性基を含まなければならな
いということである。意外なことに、本発明の目的には、このイオン化材料は溶
液中のpHが<7である必要はなく、またはこの結晶性シリケートの溶解により
生成するヒドロキシルイオンと化学量論的量の水素イオンを供給しうる量で存在
させる必要はないということが判明した。実際のところ、この粒子の貯蔵中にイ
オン化材料を中和することは帛布損傷を減少させる利点はあるが、取り除くまで
には到らない。
このイオン化材料の平均粒度は300ミクロメーター以下、好ましくは100
ミクロメーター以下である。このような範囲では、このイオン化材料および結晶
性シリケートの均一な分布が容易になり、洗浄液中に粒子を溶解した際の局所的
pH減少を助長するものと信じられる。
好適な有機酸の例としては、アスコルビン酸、クエン酸、グルタール酸、グル
コン酸,グリコール酸、リンゴ酸,マレイン酸、マロン酸、修酸、琥珀酸、酒石
酸、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸(EHDP)、NTMP、E
DTMP、およびDETPMP等のアミノポリメチレンホスホン酸、およびこれ
らの混合物が包含される。好ましい酸塩の例中には、炭酸水素ナトリウム、修酸
水素ナトリウム、硫酸水素ナトリウム、酸性ピロりん酸ナトリウム、酸性オルト
りん酸ナトリウム、酒石酸水素ナトリウムまたはこれらの混合物が挙げられる。
結晶性層状シリケートと水溶性固形イオン化材料との粒子状混合物のpHは少
なくとも10(20℃蒸留水における1%溶液中で測定)、通常一層好ましくは
少なくとも11、普通は少なくとも11.5である。
結晶性層状シリケートおよびイオン化水溶性化合物に加えて、他の配合物の添
加は粒状物の処理の観点、および粒状物が含まれる洗剤組成物の安定性を向上さ
せる観点において著しく有利である。特に、ある種のタイプの凝集物では、許容
しうる物理的特性を有する粒子を生成させるようにシリケートとイオン化水溶性
材料との結合を助長するために、一種または二種以上のバインダー剤を添加する
必要が起きる。このバインダー剤の使用量は組成物の重量基準で10%乃至20
%である。このバインダー剤はシリケートおよびイオン化水溶性材料との緊密な
混合物であることが好ましい。好ましいバインダー剤の融点は30℃と70℃と
の間である。このバインダー剤の濃度は組成物基準で1乃至10重量%、好まし
くは2乃至5重量%である。
好ましいバインダー剤の例中には、アルコールのモル当りエチレンオキシド(
E.O.)5乃至100モルを付加したC10-20アルコールエトキシレート、一
層好ましくはE.O.付加量が20乃至100のC15-201級アルコールエト
キシレートである。
他の好ましいバインダー剤の中には、ある種の高分子材料が包含される。平均
分子量12,000乃至700,000のポリビニルピロリドンおよび平均分子
量600乃至10,000のポリエチレングリコールが、かかる材料の例示であ
る。マレイン酸とエチレン、メチルビニルエーテルもしくはメタクリル酸との共
重合体(マレイン酸はポリマー中の少なくとも20モル%を占める)はバインダ
ー材料として有用なポリマー材料の他の例である。これらのポリマー材料はその
侭、または水、プロピレングリコールおよび上記C10-20アルコールエトキシレ
ート(E.O付加量5−100モル)と併用して使用する。本発明のバインダー
材料のさらなる例示としては、C10-20モノ−およびジグリセロールエーテルお
よびC10-20脂肪酸が挙げられる。ナトリウムシリケート等のある種の無機塩の
溶液もこの目的に使用される。
メチルセルロース、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセル
ロース等のセルロース誘導体、およびホモ−または共重合ポリカルボキシル酸も
しくはこれらの塩類も本発明のバインダーの他の例示である。
洗剤組成物中に含まれる公知の他の成分も、これらが相容性であり、かつ結晶
性層状シリケートのビルダー性能を阻害しない限り、含有させることができる。
このように、この粒状物中にはアニオン、ノニオン、両性、または双生イオン界
面活性剤の粒状物、またはこれらと、ある種の好ましい粒状界面活性剤との混合
物から成る粒状物を50重量%迄の量で含むことができる。かかる界面活性剤の
例は以下に記載するが、この粒状物中に添加される界面活性剤材料は何れも、結
晶生層状シリケートを部分的にも溶解しうるような量の遊離水分(未結合)を持
ち込んではならない。このためには、界面活性剤は固形状であり、かつ好ましく
は僅か約5%、好ましくは僅か2%、最も好ましくは1%未満の遊離水分含有量
であることが必要で、かつ好ましい。
他の配合剤も上記に記載の界面活性剤添加条件下で粒状物の全量基準で50重
量%迄は添加してもよい。かかる任意の配合剤は室温で固形状であり、かつ遊離
水分の量は僅か5重量%、好ましくは1重量%未満で含有することが好ましい。
非水性液状成分も粒状物の20重量%迄なら添加でき、この場合、かかる諸成
分中へ結晶性層状シリケートの著しい溶解がないことが条件である。このものは
粒状物に対する凝集/被覆剤として機能させるために溶融状態で添加する、通常
固形の成分にも適用できる。
この粒状物は押出状、丸実状、凝集物状、フレーク状または圧縮顆状等の各種
の物理的形状を取ることができる。結晶性層状シリケートおよび水溶性固形イオ
ン化材料から成る圧縮顆粒を調製するのに好ましい方法は英国特許出願第910
8639号(1991年、4月23日付き)(Attoney's Docket No.CM369F)中
に開示されている。
一定範囲のアルミノシリケートイオン交換材料は使用可能であるが、好ましい
ナトリウムアルミノシリケートゼオライトは次のユニットセル(単位格子)一般
式: Na2[(AlO2)x(SiO2)y]・xH2O
[式中、ZおよびYは少なくとも6;Z対Yの比は1.0乃至0.5であり、か
つXは少なくとも5、好ましくは7.5乃至276、一層好ましくは10乃至2
64である]にて表わされる。上記アルミノシリケート材料は水和物の形状をな
し、好ましくは10%乃至28%、一層好ましくは18%乃至22%の水を結合
状態で含有している。
上記アルミノシリケートイオン交換材料は粒子径が0.1乃至10ミクロメー
ター、好ましくは0.2乃至4ミクロメーターであるという、さらなる特徴を有
している。ここに記載の”粒子径”なる用語は、例えば走査電子顕微鏡を使用す
る顕微鏡的決定またはレーザー粒度計手段等の通常の分析技術により決定される
、所定のイオン交換材料の平均粒子径を意味する。上記アルミノシリケートイオ
ン
交換材料のさらなる特徴は、これらのカルシウムイオン交換能にあり、この交換
能がアルミノシリケートg当り(無水物基準)のCaCO3水硬度で少なくとも
200mg当量であり、一般的には300mg当量(eq)/g乃至352mg
当量/gの範囲にあることである。ここに記載のアルミノシリケートイオン交換
材料のさらなる特徴は、これらのカルシウムイオン交換速度が無水アルミノシリ
ケート基準で少なくとも130mg当量CaCO3/L/分/(g/L)[2グ
レンCa++/ガロン/分/(g/ガロン)]、一般的には130mg当量乃至3
90mg当量CaCO3/L/分(g/L)[6グレンCa++/ガロン/分/(
g/ガロン)]の範囲内にあることが挙げられる。ビルダー用目的に最適なアル
ミノシリケートのカルシウムイオン交換速度は少なくとも260mg当量CaC
O3/L/分/(g/L)[4グレン/ガロン/分/(g/ガロン)を示す。
この発明の実施に際して有用なアルミノシリケートイオン交換材料は市販され
ており、自然界に存在する材料でも使用できるが、合成品であることが好ましい
。アルミノシリケートイオン交換材料の調製方法は米国特許第3,985,66
9号公報中に議論されている。本発明に好適な結晶性合成アルミノシリケートイ
オン交換材料は商品名「Zeolite A」、「Zeolite B」、「Zeolite P」、「Zeoli
te MAP」、「Zeolite X」、「Zeolite Y」、「Zeolite HS」、およびこれらの混
合物として市販されている。特に好ましい実施態様における上記結晶性アルミノ
シリケートイオン交換材料は次式:
Na12[(AlO2)12(SiO2)12]・xH2O
[式中、Xは20乃至30、特に27である]
にて表される商品名「Zeolite A」である。Na86[(AlO2)86(SiO2)1
06]・276H2Oで表される商品名「Zeolite X」も、式Na6[(AlO2)6
(SiO2)6]・7.5H2Oにて表される商品名
「Zeolite HS」と共に有用である。
好適な水溶性モノマーカルボキシレートビルダーおよびオリゴマーカルボキシ
レートビルダーは広範囲の化合物から選択できるが、かかる化合物の第一カルボ
キシル対数酸性度定数(pK1)は9未満、好ましくは2および8.5の間、一
層好ましくは4および7.5の間にある。
上記対数酸性度定数は次の平衡式
[式中、A-は上記カルボキシレートビルダ−塩の単独イオン化アニオンを示
す]に基ずいて決定される。
したがって、この平衡定数は希釈溶液に対して次式
で与えられ、したがってpK1=log10Kである。
本発明の目的に対しては、酸性度定数は25℃およびイオン強度ゼロにおいて
定める。可能であれば文献値[金属イオン錯体の安定度定数(Stability Consta
nts of Metal-Ion Complexes)、特集 No.25、the Chemical Society,London]
から採用し、疑わしい場合にはガラス電極を使用する電位差滴定により決定する
。
上記カルボキシレートまたはポリカルボキシテートビルダーはモノマー型また
はオリゴマー型であり、コストおよび性能の理由から一般にはモノマーカルボキ
シレートが好まれる。
モノマーおよびオリゴマービルダー類は次の一般式:
(a)
(b)
または
(c)
[式中、R1はH、任意にヒドロキシ、カルボキシ、スルホもしくはホスホノ基
により置換されているか、または20迄のエチレンオキシ基を含むポリエチレン
オキシ部位に結合しているC1-30アルキルもしくはアルケニルであり;R2はH
、C1-4アルキル、アルケニルもしくはヒドロキシアルキル、またはアルカリー
ル、スルホ、またはホスホノ基であり;Xは単結合、O、S、SO、もしくはN
R1 を示し;YはH、カルボキシ、ヒドロキシ、カルボキシメチロキシ、または
ヒドロキシもしくはカルボキシ基により任意に置換されたC1-30アルキルまたは
アルケニル基;ZはHまたはカルボキシ基を示し;mは1乃至10の整数であり
;nは3乃至6の整数;p、qは0乃至6の整数;p+qは1乃至6;かつ上記
X、Y、およびZのそれぞれは所定の分子式中での繰り返しの場合には同種もし
くは異種であり、さらに一分子中の少なくとも一つのYまたはZは一つのカルボ
キシル基を有している]にて表される非環式、脂環式、複素環式、および芳香族
カルボキシレートから選択することができる。
一つのカルボキシ基を有する好適なカルボキシレートの例中には、ベルギー特
許第831,368号、同第821,369号、および同第821,370号公
報に開示があるように、乳酸、グリコール酸、およびこれらのエーテル誘導体が
包含される。二つのカルボキシ基を有するポリカルボキシレートの例中には、琥
珀酸塩(スクシネート)、マロン酸塩、(エチレンジオキシ)ジ酢酸塩、マレイ
ン酸塩、ジグリコール酸塩、酒石酸塩、タルトロン酸塩、およびフマル酸塩等の
水溶性塩類、ならびにそのエーテルカルボキシレート(西独特許公開第2,44
6,686号、同第2,446,687号および米国特許第3,935,257
号公報)およびそのスルフイニルカルボキシレート(ベルギー特許第840,6
23号公報)が包含される。三つのカルボキシ基を有するポリカルボキシレート
の例中には、水溶性シトレート、アコニテート、シトラコン酸塩、ならびにカル
ボキシメチロキシスクシネート等のスクシネート誘導体(英国特許第1,379
,241号公報)、ラクトキシスクシネート(英国特許第1,389,732号
公報)、アミノスクシネート(オランダ特許出願第7205873号)、および
2−オキサ−1,1,3−プロパントリカルボキシレート(英国特許第1,38
7,447号公報)等のオキシポリカルボキシレート材料が特に包含される。
四つのカルボキシ基を有するポリカルボキシレートの例中には、オキシジスク
シネート(英国特許第1,261,829,1号公報)、1,2,2−エタンテ
トラカルボキシレート、1,1,3,3−プロパンテトラカルボキシレートおよ
び1,1,2,3−プロパンテトラカルボキシレートが包含される。スルホ置換
基を含むポリカルボキシレートの例中には、スルホスクシネート誘導体(英国特
許第1,398,421号および同第1,398,422号ならびに米国特許第
3,936,448号公報)、およびスルホン化熱分解シトレート(英国特許第
1,082,179号公報)が包含され、ホスホン置換基を有するポリカルボキ
シレートは英国特許第1,439,000号中に開示がある。
脂環式および複素環式ポリカルボキシレートの例中には、シクロペンタン−ci
s,cis,cis−テトラカルボキシレート、シクロペンタジエニドペンタカルボキシ
レート、2,3,4,5−テトラヒドロフラン−cis,cis,cis−テトラカルボキ
シレート、2,5−テラヒドロフラン−cis−ジカルボキシレート、2,2,5
,5−テトラヒドロフラン−テトラカルボキシレート、1,2,3,4,5,6
−ヘキサン−ヘキサカルボキシレート、ならびにソルビトール、マンニトールお
よびキシリトール等の多価アルコールのカルボキシメチル誘導体が包含される。
芳香族ポリカルボキシレートの例中には、メリット酸,ピロメリット酸,および
フタル酸誘導体(英国特許第1,425,343号公報)が包含される。
上記中で好ましいポリカルボキシレーは一分子当りのカルボキシ基が3迄のヒ
ドロキシカルボキシレート、さらに具体的にはシトレートである。
上記モノマーもしくはオリゴマーポリカルボキシレートキレー卜化剤の原酸類
またはそれらの塩類との混合物、例えばくえん酸もしくはくえん酸塩/くえん酸
混合物も本発明に有用なビルダー系成分として考慮に値する。
好適な他の水溶性有機塩類としてはホモ重合もしくは共重合ポリカルボキシル
酸またはそれらの塩類が挙げられ、この場合のポリカルボキシル酸は最大2個の
炭素原子により互いに引き離された少なくとも二つのカルボキシル基から成る。
後者のタイプのポリマーはGB−A−1,596,756号中に記載がある。か
かる塩類の例としては、平均分子量が2000−5000のポリアクリレートお
よびそれらと無水マレイン酸との共重合体、例えば分子量20,000乃至70
,000、特に分子量約40,000の上記共重合体が挙げられる。これらの材
料の通常の使用量は組成物の重量基準で0.5%乃至10%、一層好ましくは0
.75%乃至8%、最も好ましくは1%乃至6重量%である。
本発明の漂白組成物を含む洗剤組成物は非りん酸水系ビルダーを組成物基準で
1%乃至80重量%、好ましくは10%乃至60重量%、最も好ましくは20%
乃至50重量%の量で含んでいる。
好ましい組成物中において、「Zeolite A」等のナトリウムアルミノシリケー
トの使用量はビルダーの全重量基準で20%乃至60%、モノマーもしくはオリ
ゴマーカルボキシレートの使用量はビルダーの全重量基準で10%乃至30%、
および結晶性層状シリケートの使用量はビルダー全重量基準で10%乃至65%
である。かかる組成物においては、ビルダー成分中にナトリウムカーボネートお
よび無水マレイン酸/アクリル酸共重合体等の無機および有機補助ビルダーの組
合わせを全ビルダー重量基準で35%迄の量で含有させるのが好ましい。
本発明の組成物中には、少量の重金属イオン封鎖剤を含有させてもよい。本発
明の洗剤組成物中に使用するのに好ましい重金属イオン封鎖剤の例としては、ア
ミノアルキレンポリ(アルキレンホスホネート)、アルカリ金属エタン1−ヒド
ロキシジホスホネート、ニトリロトリメチレンホスホネート、エチレンジアミン
テトラメチレンホスホネート、およびジエチレントリアミンペンタメチレンホス
ホネートが挙げられる。かかるホスホネート化合物は遊離酸の形か、またはアル
カリ金属イオンもしくはアルカリ土類金属イオンとの何れかの錯体の形で存在さ
せ、この場合の上記金属イオン:上記ホスホネート化合物のモル比はくなくとも
1:1である。このような錯体はUS−A−第4,259,200号中に記載が
ある。上記有機ホスホネート化合物は、それらのマグネシウム塩の形で存在させ
るのが好ましい。
本発明の組成物中には燐含有キラント類の含有量は最少限に留めることが好ま
しく、組成物中から完全に排除するのが最も好ましい。
シリケート類は本発明の漂白組成物を含む自動皿洗い溶洗剤組成物の有用な成
分である。好ましいシリケートの例としてSiO2:Na2O比が1.0乃至2.
8の水溶性ナトリウムシリケートが挙げられる。このシリケートは無水塩または
水和塩のいずれかの形態で使用する。SiO2:Na2O比が2.0のナト
リウムシリケートが最も好ましい。機械皿洗い機用洗剤組成物中のシリケートの
量は組成物基準で5%乃至50重量%、一層好ましくは10%乃至40重量%で
ある。
シリケートは公知洗濯用洗剤処方中で各種の目的に役立つが、結晶性層状シリ
ケート材料を含む洗剤組成物中には必要性がない。しかし洗剤組成物のビルダー
系の一部を構成する結晶性層状シリケートは乾燥ミックス配合剤として加えなけ
ればならないので、溶解性シリケートは洗濯用洗剤組成物の一部を通常構成する
スプレー乾燥顆粒中の構成員として依然有用である。このことはスプレー乾燥顆
粒がアルミノシリケートビルダーを含まない場合には特に望ましく、そうでない
と有機材料のみから成ることになる。好適なシリケートはSiO2:Na2O比が
1.6乃至3.4、一層好ましくは2.0乃至2.8のものである。
本発明の漂白組成物含む洗剤組成物は一般的にナトリウム塩の形態の無機ペル
水和物塩を含有する。好ましい無機ペル水和物塩については既に記載した。この
漂白組成物は、ペル水和物の濃度が洗剤組成物基準で3%乃至40重量%、一層
好ましくは5%乃至30重量%、最も好ましくは10%乃至25重量%に成るよ
うに添加する。
本発明の漂白組成物含む洗剤組成物は一般的にペルオキシ酸漂白剤前駆体(漂
白活性剤)を含有する。好ましいペルオキシ酸漂白剤前駆体については既に記載
した。ペルオキシ酸漂白剤前駆体の使用量は組成物基準で1%乃至20重量%、
一層好ましくは1%乃至15重量%、最も好ましくは3%乃至10重量%である
。
この洗剤組成物中には有機ペルオキシ酸を1%乃至15重量%、一層好ましく
は1%乃至10重量%(組成物基準)の量で含むことができる。
酸被膜を利用して固形ペルオキシ漂白剤前駆体を保護して、帛布の色の損傷を
最小限に留めるような洗剤組成物が本発明出願人の英国特許出願第910250
7.2号中に開示されている。
再汚染防止剤および汚れ懸濁剤の好ましい例中には、メチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース、およびヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘
導体、ホモ−または共重合ポリカルボキシル酸もしくはそれらの塩類ならびにポ
リアミノ化合物が包含される。この種のポリマーの例中には、ポリアクリレート
、無水マレイン酸とエチレン、メチルビニルエーテル、もしくはメタクリル酸と
の共重合体で分子中に少なくとも20モル%の無水マレイン酸が占める共重合体
(EP−A−305282号公報)が包含される。これらの材料の組成物基準で
の含有量は0.5%乃至10重量%、一層好ましくは0.75%乃至8重量%、
最も好ましくは1%乃至6重量%である。
他の有用な高分子材料はポリエチレングリコール、特に分子量が1000乃至
10000、一層好ましくは2000乃至8000、最も好ましくは約4000
のポリエチレングリコールである。これらの使用量は0.20%乃至5%、一層
好ましくは0.25%乃至2.5重量%である。これらのポリマーおよび上記ホ
モ重合もしくは共重合ポリカルボキシレート塩類は白色度維持、帛布残骸(アッ
シュ)の堆積、ならびに遷移金属不純物の存在下でのクレー汚れ、蛋白性汚れ、
および酸化性汚れ等の洗浄性能を改良するのに貴重である。
好ましい蛍光増白剤はアニオン性のものが使用され、具体例としては、ジナト
リウム4,4’−ビス(2−ジエタノーラミノ−4−アニリノ−s−トリアジン
−6−イルアミノ)スチルベン−2:2’ジスルホネート、ジナトリウム−4,
4’−ビス(2−モルホリノ−4−アニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ
スチルベン−2:2’−ジスルホネート、ジナトリウム4,4’−ビス(2,4
−ジアニリノ−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2:2’−ジス
ルホネート、モノナトリウム−4’,4’’−ビス(2,4−ジアニリノ−s−
トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2−スルホネート、ジナトリウム−
4,4’−ビス(2−アニリノ−4−(N−メチル−N−2−ヒドロキシエチル
アミノ)−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,2’−ジスルホ
ネート、ジナトリウム4,4’−ビス(4−フエニル−2,1,3−トリアゾー
ル−2−イル)−スチルベン−2,2’−ジスルホネート、ジナトリウム−4,
4’−ビス(2−アニリノ−4−(1−メチル−2−ヒドロキシエチルアミノ)
−s−トリアジン−6−イルアミノ)スチルベン−2,2’−ジスルホネートお
よナトリウム−2−(スチルビル−4’’−(ナフト−1’,2’:4,5)−
1,2,3−トリアゾール−2’’−スルホネートが挙げられる。
本発明の組成物に用いて好ましい防汚剤は、テレフタル酸とエチレングリコー
ル単独および/またはプロピレングルコール単位との公知共重合体またはターポ
リマーである。かかるポリマー類は米国特許第4116885号および同第47
11730号公報ならびにEP−A−第0272033号中に開示がある。EP
−A−第0272033号に従った特に好ましいポリマーは次の式:[(CH3
(PEG)43]0.75(POH)0.25(T−PO)2.8(T−PEG)0.4](T(
PO−H)0.25((PEG)43CH3)0.75[式中、PEGは−(C2H4)O−
、POは(OC3H6O)およびTは(pCOC6H4CO)である]で表される。
分子量が5000−20000、好ましくは10000−15000のポリビ
ニルピロリドン等の、ある種の高分子材料は洗浄工程中、染料が帛布間を移動す
るのを防止するのに有用な材料である。
他の任意成分の一つは気泡抑制剤であり、例えばシリコーン類およびシリカ/
シリコーン混合物が挙げられる。シリコーン類は一般的にアルキル化ポリシロキ
サン材料で表示され、一方、シリカは例えばシリカエーロゲル、キセロゲルおよ
び各種の疏水性シリケートとして例示できる微粉状で用いる。これらの材料は粒
状で添加できるが、気泡抑制剤は水溶性もしくは水分散性で、かつ実質的に非界
面活性剤である不浸透性担体中に、放出可能な状態で添加するのが便利である。
別法として気泡抑制剤は液状担体中に溶解もしくは分散させて、他成分の一種ま
たは二種以上の表面にスプレーして添加してもよい。
上記のように、有用なシリコーン系気泡制御剤は上記タイプのアルキル化シロ
キサンと固状シリカとの混合物から成る。かかる混合物はシリコーンを固形シリ
カ表面に固定させて調製する。好ましいシリコーン系気泡抑制剤は疏水性シラン
化(最も好ましくはトリメチルシラン化)シリカであり、その粒度は10ナノメ
ーター乃至20ナノメーター、比表面積は約50m2/gであり、分子量約50
0乃至約200,000のジメチルシリコーン流体と均一に混合(シリコーン:
シラン化シリカの重量比約1:1乃至約1:2)したものである。
好ましいシリコーン系気泡抑制剤の一つはバルトロタ(Bartollota)による米
国特許第3,933,672号公報に開示がある。他の特に有用な気泡抑制剤は
自己乳化性シリコーン気泡抑制剤であり西独特許出願DTOS第2,646,1
26号(1977年4月28日付き)中に記載されている。かかる化合物の例は
ダウ・コーニング社から市販される商品名「DC-544」であり、このものはシロキ
サン/グリコール共重合体の一種である。
上記気泡抑制剤の使用量は通常、組成物の重量基準で0.001%乃至0.5
%、好ましくは0.01%乃至0.1%である。
好ましい添加方法は、気泡抑制剤を液状で組成物の一種もしくは二種以上の主
成分の上にスプレー添加するか、または別法として気泡抑制剤を別個の粒状物に
形成して、この粒状物を組成物の他の固形成分とさらに混合する。別個の粒状物
として上記気泡調節剤を添加することは、C20−C24脂肪酸、マイクロクリスタ
リンワックスおよびエチレンオキシド/プロピレンオキシド高分子量共重合体等
の他の気泡制御材料を同時にその中に含ませることが可能に成る。このように添
加しない場合には、これらの材料はマトリックスの分散性に悪影響を及ぼす可能
性がある。気泡抑制剤のこのような粒状物の調製方法はバルトロータ(Bartollo
tta)らによる上記米国特許第3,933,672号公報中に開示がある。
本発明に用いて有用な他の任意成分は一種または二種以上の酵素である。これ
らの含有量は洗剤組成物基準で0.1%乃至10重量%、一層好ましくは0.5
%乃至5重量%である。
好ましい酵素材料の例中には、洗剤組成物中に通常添加される市販のアミラー
ゼ、中性およびアルカリ性プロテアーゼ、リパーゼ、エステラーゼ、およびセル
ラーゼが包含される。好適な酵素類に関しては米国特許第3,519,570号
および同第3533139号公報中で議論されている。
好ましい市販プロテアーゼ酵素の例としては、ノボ社[Novo Industries A/S(
Denmark)]からの商品名「Alcalase」および「Savinase」、バイオ社[Internat
ional Bio-Synthetics,Inc.(The Netherlands)]からの商品名「Maxatase」
が挙げられる。
好ましいアミラーゼの例としては、B Licheniformsの特殊菌株から得られるα
−アミラーゼ(ノボ社出願のGB−第1,296,839号公報中に詳細な記載
がある)が挙げられる。市販の好ましいアミラーゼとしては、例えばバイオ社[
International Bio-Synthet1cs,Inc.]からの商品名「Rapidase」、ノボ社[No
vo Industries A/S]からの商品名「Termamyl」が挙げられる。
特に好ましいリパーゼ酵素はノボ社[Novo Industries A/S(Denmark)]が製
造販売する商品名「Lipolase」(”Biotechnology Newswatch”、1988年3月7
日、6頁)であり、他の好適なリパーゼはノボ社によるEP−A−025806
8号中に言及されている。
洗剤組成物中に有用な他の任意成分は、腐食防止剤であり、C14-20脂肪酸は
その好ましい例である。
洗濯用洗剤組成物中には帛布柔軟剤も添加できる。これらの製剤は無機または
有機系である。無機柔軟剤の例としてはGB−A−第1,400,898号に開
示されたスメクタイトクレーが挙げられる。有機帛布柔軟剤の例中には、GB−
A−第1514276号およびEP−B−第0011340号公報に開示のよう
な水不溶性3級アミンが包含される。
これらとモノC12-14第四級アンモニウム塩類との併用はEP−B−第002
6527号および同第528号中に開示がある。他の有用な有機帛布柔軟剤はE
P−B−0242919号公報に開示されるようなジ長鎖アミド類である(EP
−B−第0242919号公報)。帛布柔軟剤系の追加的有機成分の例中には、
EP−A−第0299575号および同第0313146号公報に開示の高分子
量ポリエチレンオキシド材料が包含される。
スメクタイトクレーの添加量は通常5%乃至15%、一層好ましくは8%乃至
12重量%であり、この材料は乾燥混合成分として添加する。水不溶性3級アミ
ンもしくはジ長鎖アミド材料等の有機帛布柔軟剤の添加量は0.5%乃至5重量
%、通常は1%乃至3重量%であり。一方、高分子量ポリエチレンオキシド材料
および上記水溶性カチオン材料の添加量は0.1%乃至2重量%、通常は0.1
5%乃至1.5重量%である。組成物の一部がスプレー乾燥される場合には、こ
れらの材料はスプレー乾燥塔に装入すべき水性スラリー中に添加してもよく、あ
る場合には乾燥混合粒状物として添加したり、組成物の他の固形成分上に溶融液
としてスプレーしてもよい。
一般的に洗剤組成物は各種の方法で製造すことができ、これらの方法には乾式
混合、スプレー乾燥、凝集および顆粒化が包含され、好ましい方法としてこれら
の併用が挙げられる。洗濯用顆粒組成物の製造用に好ましい方法は、スプレー乾
燥、高速ミキサー中での凝集および乾式混合の併用である。
本発明の漂白組成物を含む顆粒洗剤組成物の嵩密度は公知洗濯用洗剤組成物の
ように約450乃至600g/Lである。別法として顆粒洗剤組成物を濃縮して
濃縮顆粒組成物にすることもでき、これらは公知洗剤組成物に較べて密度が比較
的高いことが特徴である。かかる高密度組成物の嵩密度は少なくとも650g/
L、一層普通には少なくとも700g/L、一層好ましくは800g/L乃至1
100g/Lである。
嵩密度は単純漏斗とカップ装置を用いて測定し、この装置は底部上に堅くまと
い付いたコニカル漏斗から成り、かつその下端部にフラップバルブを具備し、漏
斗内容物を漏斗下方の軸方向に配列した円筒状カップ中に空けることができる。
漏斗の高さは130mm、内径は上端部で130mm、下端部で40mmである
。この漏斗は下端部が基礎の上面から140mmだけ上方に位置するように取り
付けられる。カップは全体的高さ90mm、内面の高さ87mm、内径84mm
である。名目容積は500mLである。
測定を行なうには、この漏斗中に手で粉末を満たし、フラップバルブを解放し
てカップを粉末で満杯にする。満たしたカップをフレームからはずし、例えばナ
イフのような直線端部を有する道具を、上端部を横切って走らせて余分の粉末を
カップから取り除く。次いで満杯のカップを秤量し、粉末の重量として得られた
値を2倍してg/L単位の嵩密度を算出する。必要に応じて測定を繰り返す。
洗濯用濃縮洗剤組成物もまた、通常は少なくとも一種の多成分配合剤を含み、
すなわち、これらは個々の配合剤の全てを単に乾式混合により形成させた組成物
ではない。個々の配合剤を乾式混合した組成物は一般的にほこりっぽく、溶解に
時間がかかり、またケーキ状になり易く、貯蔵中に流動性が悪い粉末を形成する
傾向がある。上記のように、被覆ペルカーボネート粒子は乾式混合で組成物中に
導入する。
この発明の組成物は乾式混合、スプレー乾燥、凝集、造粒等の各種の方法を経
由して製造でき、好ましい方法はこれらの手法を併用することである。組成物製
造の好ましい方法の一例として、スプレー乾燥、高速ミキサー中での凝集、およ
び乾式混合の併用が挙げられる。
本発明の洗剤組成物は少なくとも二種の粒状多成分配合剤を含んでいる。第一
成分の配合量は組成物基準で少なくとも15%、通常は25%乃至50%、一層
好ましくは多くて35重量%であり、第二成分の配合量は組成物基準で1%乃至
50%、一層好ましくは10%乃至40重量%である。
上記第一成分はアニオン界面活性剤0.75%乃至40重量%および一種また
は二種以上の無機/および/または有機塩99.25%乃至60重量%(粉末基
準)を含む粒状物である。この粒状物の形状は顆状、フレーク、小球状、丸実状
、またはヌードル状等の適宜な形状になしうるが、好ましくは顆状である。この
顆粒自体はパン型もしくはドラム型凝集法、またはインライン混合法で形成させ
た凝集物であってもよいが、通常は加熱空気流中で、配合剤水性スラリーの水分
を殆ど気化させて形成させたスプレー乾燥粒子である。次いでこのスプレー乾燥
粒子を、再凝集させるに先立って、密度増加の目的で例えば高速カッターミキサ
ーおよび/または圧縮ミル等による濃密化工程にかける。説明の都合上、以下、
上記第一成分を”スプレー乾燥粉末”と呼称する。
上記第一成分の目的に適するアニオン界面活性剤は、アルキル基の炭素数が1
6乃至22の徐徐に溶解する直鎖型アルキルサルフエート塩およびアルキル基の
炭素数が16乃至24の直鎖型アルキルカルボキシレートであることが判明した
。
上記両種界面活性剤のアルキル基は獣脂等の天然脂肪由来のものが好ましい。
アルキル部位混合物の40%以上が炭素数14またはそれ以下であるような原料
に由来したアルキル基を有する短鎖アルキルサルフエートまたはカルボキシレー
トの場合は、溶解に際して上記第一成分がゲル状塊を形成するので好ましくない
。
第一成分を形成するスプレー乾燥粉末中のアニオン界面活性剤の使用量は0.
75%乃至40%、通常は2.5%乃至25%、好ましくは3%乃至20%、最
も好ましくは5%乃至15%(何れも重量基準)である。直鎖型アルキルベン
ゼンスルホネー卜またはC14-15アルキルサルフエート等の水溶性界面活性剤を
含有させることもでき、または別法としてこれらを上記スプレー乾燥粉末上に引
き続いてスプレーしてもよい。
上記スプレー乾燥粉末の他の主成分は、顆粒に対して結晶構造を付与ための一
種または二種以上の無機もしくは有機塩類である。この無機および/または有機
塩類は水性もしくは水不溶性であり、後者のタイプは水不要性ビルダーから成る
か、または水不溶性ビルダーの主要部を構成し、これらがビルダー配合剤の一部
を形成する。好ましい水溶性無機塩の例としては、アルカリ金属カーボネートお
よびバイカーボネートがある。アルミノシリケートがスプレー乾燥成分の一部を
構成しない場合には、無定形アルカリ金属シリケートもまたスプレー乾燥顆粒に
対して構造性を付与するために使用される。
しかし、濃縮洗剤組成物では別個の配合剤としてナトリウムサルフエートを添
加することはなく、例えばスルホン化(または硫酸化)界面活性剤と共に副生物
として添加する量も最低限に留めるべきである。
アルミノシリケートゼオライトがビルダー成分の主要部もしくは一部を構成す
る場合には、乾式混合により他の諸成分中に直接添加するのではなく、上記多成
分配合剤(類)中に導入するのが好ましい。
第一成分も、増白剤、再汚染防止剤、光活性漂白剤および重金属封鎖剤等の各
種成分を15重量%までの量で含むことができる。第一成分がスプレー乾燥粉末
である場合は、一般的にスプレー乾燥粉末の重量基準で7%乃至11%、一層好
ましくは8%乃至10%の範囲まで水分含有量を低減できる。凝集法等の他の手
段で形成させた粉末中の水分含有量は一層低く、1−10重量%の範囲になしう
る。
第一成分の粒度は粒子の最大5重量%が約1.4mm以上、一方、粒子の最大
10重量%が最大直径で0.15mm未満でなければならない。好ましくは少な
くと60%、最も好ましくは少なくとも80重量%の粉末が0.9mmおよび0
.25mmの間の粒度である。スプレー乾燥粉末では、スプレー乾燥塔からの粒
子の嵩密度は通常は540乃至600g/Lであり、この嵩密度は高速カッター
/ミキサーおよび引続く圧縮工程での処理による粒度低下によりさらに増加する
。一方、スプレー乾燥以外の処理方法は、直接高密度粒子の形成に使用できる。
本発明に従った好ましい組成物の第二成分は水溶性界面活性剤を含む他の一種
の多成分配合剤粒状物である。
この水溶性界面活性剤はアニオン、カチオン、ノニオン、もしくは半極性また
はこれらの混合物のいずれでもよい。好ましい界面活性剤は上記のようであるが
、好ましい例としてはC14-15アルキルサルフエート、直鎖型C11-15アルキルベ
ンゼンスルホネート、および脂肪族C14-18メチルエステルスルホネートが挙げ
られる。
第二成分はフレーク、小球状、丸実状、ヌードル、リボン状または顆状の何れ
の形状でもよく、何れもスプレー乾燥または非スプレー乾燥凝集体である。この
第二成分は理論的には水溶性界面活性剤自体で構成されるが、実際には少なくと
も一種の有機もしくは無機塩を含有させて処理を容易にさせる。このようにする
と粒子に、ある程度の結晶性が付与されて流動性が改良される。これらは第一成
分中に存在させる有機または無機塩類の一種もしくは二種以上のいずれでもよい
。
第二成分の粒度範囲は限定されないが、ブレンドした際に第一成分の粒子から
遊離するのを防止できる程度の粒度でなければならない。したがって粒子の最大
5重量%が1.4mm以上であり、粒子の最大10%が最大直径で0.15mm
未満であることが必要である。
第二成分の嵩密度は調製方法の態様に左右される。しかし、第二成分の好まし
い形態は機械的に混合した凝集態であって、このものは諸成分をそのまま、また
は凝集剤と共にパン式凝集機、Zブレードミキサー、または一層好ましくはイン
ラインミキサー[Schugi社製(Holland)、BV29 Chroomstraat 8211 AS,Lelystad
,Netherlands]および[Gebruder Lodige Maschinenban GmbH製、D-4790 Pade
rbornl,Elsenerstrasse 7-9,Postfach 2050 FRG]中に仕込んで製造する。こ
の方法によれば、第二成分の嵩密度は650g/L乃至1190g/L、一層好
ましくは750g/L乃至850g/Lの範囲のものが得られる。
好ましい洗濯用洗剤組成物における第二成分中のアルカリ金属カーボネートの
濃度は組成物基準で3%乃至15%、一層好ましくは5%乃至12重量%である
。この場合の第二成分中のカーボネートの量は20%乃至40重量%である。
第二成分中の極めて好ましい配合剤は上記合成ゼオライトタイプの水不溶性水
和アルミノシリケートイオン交換材料であり、その量は第二成分の重量基準で1
0%乃至35%である。このように添加される水不溶性アルミノシリケート材料
の組成物中の濃度は10%、一層好ましくは2%乃至8%(組成物重量基準)で
ある。
第二成分の調製法の一つは、上記界面活性剤塩をインラインミキサー中で現場
形成させる。上記界面活性剤の酸型液状物を粒状無水ナトリウムカーボネートと
水和ナトリウムアルミノシリケートとの混合物中に「Lodige C6」ミキサー等の
連続高速ブレンダーを用いて添加し、混合物の粒状特性を維持しながら中和して
界面活性剤塩を形成させる。生成した凝集混合物は第二成分を形成し、この凝集
混合物を次いで製品中の他の諸成分中に添加する。別法として、この界面活性剤
塩を予備中和して粘性ペーストとして他の配合剤中に添加してもよい。この場合
、上記ミキサーは配合剤を単に凝集させて第二成分を形成させるのに寄与するで
けである。
洗濯用顆粒洗剤組成物の特に好ましい製法では、第一顆粒成分から成るスプレ
ー乾燥製品の一部を分割して残部とブレンドするに先立って少量のノニオン界面
活性剤でスプレーする。第二顆粒成分は上記した好ましい方法により製造する。
次いで結晶性層状シリケートと混合した上記第一および第二成分粒子組成物、上
記ペル水和物漂白剤およびペルオキシ酸漂白剤前駆体粒子、カルボキシレートキ
レート化剤、防汚剤ポリマーおよび酵素等の他の乾燥ミックス配合剤をベルトコ
ンベアーに供給し、ここから水平に回転するドラム中にこれを搬送して香料およ
びシリコーン系気泡抑制剤をこの製品上にスプレーする。特に好ましい組成物で
は、ドラム混合工程をさらに採用して少量(約2重量%)の微粉砕結晶性材料を
添加して密度を高め、顆粒の流れ特性を改良する。
ペル水和物塩としてアルカリ金属ペルカーボネートを含む好ましい濃縮洗剤組
成物では、重金属イオン含有量およびその平衡相対湿度等の、製品についての種
々の様相を制御する必要があることが判明している。
本発明の洗濯用洗剤組成物は洗浄サイクル開始時の自動洗濯機ドラム中で製品
の漸時局所的高濃度状態が提供されるという、送出システム上の利点があり、こ
れにより洗濯機の配管および水溜中への製品ロスに伴う諸問題点が防止できる。
ドラムへの搬送は、撹拌、ドラム中の洗浄水の温度上昇、もしくはドラム中の
洗浄水への浸漬に呼応して、洗浄サイクル初期に組成物を急速に放出できるよう
なバッグもしくは容器中に組成物を収めることにより、最も容易に達成できる。
別法として、例えばアクセスドアー中に計量分配装置を配設してドラム中に組成
物を直接添加できるように洗濯機自体を適合させてもよい。
通常、バッグもしくは容器中に収納した洗濯用洗剤組成物から成る製品は、乾
燥状態では内容物がはみ出すのを防止するために、容器全部が乾燥状態に維持さ
れるように設計されているが、水溶液中に浸漬された際のように洗浄環境下に置
かれると容器内容物が放出されるように設計されている。
通常、容器はバッグもしくはポーチ等の柔軟性なものである。バッグは内容物
を保護するために水不透過性保護材料で被覆した繊維状構造体から成る(欧州公
開特許出願第0018678号公報)。別法として、バッグは欧州公開特許出願
第00115000号、同第0011501号、同第0011502号、および
同第0011968号公報に開示があるように、水性媒体中で破けるように設計
された端部シールもしくは蓋を備えた水不溶性合成高分子材料から作られている
。水で破け易い蓋の簡便な形態はポリエチレンもしくはポリプロピレン等の水不
透過性高分子フイルムから作ったポーチの一端に沿ってシールしている水溶性接
着剤から構成される。各種の容器もしくはバッグ形態の中でも、中心の柔軟性層
が組成物の一種で含浸および/または被覆されており、次いで外側の一つまたは
二つ以上の層が繊維状美観効果を呈するようなラミネートシート製品を採用する
ことができる。これらの層は使用に際して固着されたままで留まるように一緒に
シールしてもよく、または水と接触した際に被覆もしくは含浸材料が放出される
ように分離することもできる。
ラミネートの別形態として、一連のポーチ状容器を形成させるように型押もし
くは変形させた第一層と第二層とから成るラミネートであって、上記各ポーチ状
容器中に一定量の洗剤組成物が収納されており、ポーチ状容器の間の領域で第一
層と第二層の2層が接触する部分でシールされたラミネートがある。上記諸成分
は粒成物、ペーストもしくは溶融状態で堆積され、ラミネート層は水中への添加
に先立ってポーチ状容器の内容物がはみ出さないように設計される必要がある。
これらの各層は水との接触に際して分離でき、または一緒に固着したままで留ま
ることもできるが、このラミネート構造がポーチ状容器の内容物を溶液中に速や
かに放出できることが必要条件になる。基質単位面積当りのポーチ状容器数は任
意であるが、通常はm2 当り500および25,000の間にある。
本発明の観点で上記柔軟性ラミネート層に使用できる好適な材料の例中には、
スポンジ、紙および織布ならびに布織布等が包含される。
しかしながら、洗濯を行うに好ましい方法は、ドラム中に入れた帛布を取り巻
く液体中に洗剤組成物を、液透過性で固形組成物には不透過性の壁部を有する再
使用可能な計量分配器を経由して、ドラム中に入れた帛布を取り巻く液体中に組
成物を導入することである。
この種のデバイスは欧州特許出願公開第0343069号、および同第034
3070号公報中に開示がある。後者の出願中に開示のデバイスは、一つのオリ
フイスを区画する支持リングから伸長したバッグ形態の柔軟性シースから成るデ
バイスであり、このオリフイスは上記バッグが一回の洗浄サイクルに充分な製品
を収納するのに適合している。洗浄媒体の一部はオリフイス経由でバッグ中に流
れ、製品を溶解し、次いで溶液はオリフイスを上方に通過して洗浄媒体中に流れ
る。この支持リングには湿った未溶解製品のはみ出し防止用マスクキング集成装
置が具備され、通常はこの装置はスポークホイール配列の中央ボスから伸長した
半径方向に伸びる複数壁、または螺旋形複数壁から成る類似構造から成る。
ブランド(J.Bland)らによる一論文[”Manufacturing Chemist”,198
9年11月号、41−46頁]中には、”グラニユール(granulette)”として
公知タイプの洗濯用顆粒洗剤製品を用いる目的に特に好ましい計量デバイスが記
載されている。
本発明に準拠した洗濯用洗剤組成物を以下に記載するが、次の例示により本発
明の範囲が制約されるものではなく、全ての%は特に言及がない限り重量基準で
ある。
以下、この発明の例示として次に記載した洗剤組成物の略号は次の化合物を示
す:
LAS:ナトリウム直鎖型C12アルキルベンゼンスホネート
C16-18 AS:ナトリウムC16-18アルキルサルフエート
C14-15 AE7:モル当りのエチレンオキシド(E.O.)平均7モルのC14-1 5
1級アルコール
C16-18 AE11:C16-18一級アルコール(モル当りの平均E.O.は11モ
ル)
TAED:テトラアセチルエチレンジアミン
シリケート:無定形ナトリウムシリケート
CMC:ナトリウムカルボキシメチルセルロース
ゼオライト4A:一次粒度1乃至10ミクロメーターであり、式
Na12(AlO2SiO2)12・27H2Oで示される水和ナトリウムアルミノ
シリケート
MA/AA:BASF社から商品名「Sokalan CP5」として市販の、平均分子量
約70,000のマレイン酸/アクリル酸(1:1)共重合体
DTPMP:モンサント社から商品名「Dequest 2060」として市販のジエチレン
トリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)
気泡抑制剤(Suds):疏水性シリカおよびシリコーン油の混合物
ペルカーボネート:実験式2Na2CO3
・3H2O2にて示される無水ナトリウムペルカーボネート
Savinase:ノボ社(Novo Industries A/S)から市販のタンパク分解酵素
Lipolase:ノボ社(Novo Industries A/S)から市販の脂肪分解酵素
LAS 7%
C16-18 AS 2%
C14-15 AE7 4%
シリケート2.0r 4%
共重合体AA/MA 4%
Zeolite 4A 20%
シトレート 5%
ホスホネート−DTPMP 0.4%
TAED 5%
CMC 0.5%
Suds抑制剤 1%
Savinase(4.0 KNPU/g) 1.5%
Lipolase(100,000LU/g) 0.4%
ナトリウムカーボネート 15%
ペルカーボネート 20%
残部は水分/その他 100%
ナトリウムカーボネート >2360μm 0%
粒度 >850μm 18.5%
>425μm 60%
>250μm 91%
<150μm 2.5%
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年3月24日
【補正内容】
ノニオン界面活性剤としてさらに好ましい部類は次の一般式:
[式中、R1はH、C1−C4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒド
ロキシプロピル、またはこれらの混合基を示し、好ましくはC1-4アルキル、一
層好ましくはC1またはC2アルキル、最も好ましくはC1アルキル(すなわちメ
チル);およびR2はC5-31ヒドロカルビル、好ましくは直鎖型C7-19アリキル
もしくはアルケニル、一層好ましくは直鎖型C9-17アルキルもしくはアルケニル
、最も好ましくは直鎖型C11-17アルキルもしくはアルケニル、またはこれらの
混合物;およびZは少なくとも三つのヒドロキシルが鎖に直結した直鎖型ヒドロ
カルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、またはそれらのアルコキシ
ル化誘導体(好ましくはエトキシル化またはプロポキシル化)である]
にて表されるポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤化合物である。Zは好まし
くは還元アミノ化反応における還元糖由来;一層好ましくはグリシチルである。
好ましい還元糖の例中にはグルコース、フルクトース、マルトース、ラトース、
ガラクトース、マンノース、およびキシロースが包含される。この原材料として
は、高デキストロースコーンシロップ、高フルクトースコーンシロッブ、および
高マルトースコーンシロップ、ならびに上記個々の糖類が包含される。これらの
コーンシロップはZに対する糖成分の混合物である。他の好適な原材料を除外す
ることを意図するものではないことを理解されたい。好ましいZは−CH2−(
CHOH)n−CH2OH、−CH(CH2OH)−(CHOH)n-1−CHOH、
−CH2−(CHOH)2(CHOR’)(CHOH)−CH2OH
[式中、nは3乃至5の整数、R’はHまたは環状もしくは脂肪族モノサッカラ
イド、およびそれらのアルコキシル化誘導体を示す]
から成る群から選択される。最も好ましくは、nが4の場合のグリシチルであり
、
特に−CH2−(CHOH)4−CH2OHである。
一般式(I)において、R1は例えばN−メチル、N−エチル、N−プロピル
、N−イソプロピル、N−ブチル、N−2−ヒドロキシエチル、またはN−2−
ヒドロキシプロピルである。