JPH09500172A - 放射性同位体標識したグルカン類 - Google Patents

放射性同位体標識したグルカン類

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、放射性診断剤およびかかる剤を調製するための試薬、ならびら放射能標識した放射性診断剤の製法に関する。特に、本発明はテクネチウム−99m(99mTc)標識した該剤、該剤を製造するための方法およびっキット、ならびに哺乳動物体内の感染、炎症、癌およびアテローム性動脈硬化症の部位を含めた、病理学的部位をイメージするための該剤の使用方法に関する。特に、該剤および試薬はオリゴ糖、特にβ−グルカンの誘導体である。

Description

【発明の詳細な説明】 放射性同位体標識したグルカン類 発明の背景 1.発明の分野 本発明は、放射性診断剤およびかかる診断剤を調製するための試薬、ならびに 放射能標識した放射性診断剤の製法に関する。特に、本発明は、テクネチウム− 99m(99mTc)標識した剤、かかる剤を製造するための方法およびキット、 ならびに、哺乳動物体内の感染、炎症、癌およびアテローム性動脈硬化症の部位 を含めた病理学的部位をイメージするための該剤の使用方法に関する。特に、該 剤および試薬はオリゴ糖、より特別にはβ−グルカンの誘導体である。 2.先行技術の記載 核医学の分野では、ある種の病理学的疾患は、該病理学的部位に特異的に蓄積 する投与された放射能活性に標識したトレーサー化合物(すなわち、放射性トレ ーサーまたは放射性医薬)の体内分布をイメージングすることによって位置決定 され、また、かかる疾患の程度が判断される。このタイプの方法は、通常、放射 性イメージングまたはシンチグラフィーイメージングとして知られている。放射 性イメージングは、本質的に非侵入性で、高感度で、高度に特異的であり、全身 を走査でき、かつ比較的コスト的に有利である点で、他の診断方法よりも優れた 利点を有している。67Ga、68Ga、99mTc、111In、123I、125Iまたは20 1 Tlを含めた種々の放射性核種が放射性イメージングで有用であることが知ら れている。 病巣感染または局所化感染の部位の位置および/または程度を判断できる臨床 的要求が存在する。かなりの数の場合において、(身体的調査、X線、CTおよ び超音波技術のごとき)診断の常法はかかる部位(例えば、膿傷)を同定できな い。いくつかの場合において、バイオプシーを利用することができるが、好まし くは、少なくとも、知られた位置における膿傷の原因である病原菌を同定する必 要が生じるまで回避される。かかる「隠れた」感染の部位を同定するのは重要で ある。何故ならば、問題となる迅速な位置決めは効果的な治療的介入にとって臨 界的であるからである。 膿傷は多くの可能な病原菌のうちのいずれか1つによって引き起こされ、従っ て、特定の病原菌に対して特異的な放射性トレーサーは限定された範囲を有する であろう。他方、感染はほとんど不可避的に炎症を伴い、これは組織の損傷に対 する身体の一般的応答である。従って、炎症部位に特異的な放射性トレーサーは いずれかの病原菌によって引き起こされる感染部位の位置決めで有用であると期 待される。 炎症に伴う主要な現象の1つは、炎症部位におけるマクロファージ、単球およ び好中球を含めた白血球(白血球細胞)の位置決めである。白血球に特異的な放 射性トレーサーは、局所化感染の部位における白血球を検出するのに有用であろ う。 現在認可されている感染部位をイメージングする核医学的方法は、インジウム −111標識白血球(111In-WBC)(例えば、ピーターズ(Peters)、199 2、ジャーナル・オブ・ヌクレイック・メディシン(J.Nucl.Med.)33:65− 67参照)またはガリウム−67(67Ga)クエン酸塩(例えば、エブライト(E bright)ら、1982、アーク・スント・メドゥ(Arch.Int.Med.)142:24 6−254参照)いずれかを用いる。 111In−標識WBCを用いる主要な不利は、放射性トレーサーの調製が、自 己血液の滅菌取出、白血球の血液からの滅菌単離、(損傷されたWBCは再注射 した場合に細網内内皮細胞によって摂取されるので)細胞に損傷を与えない条件 を用いる白血球の滅菌標識および患者への(今や標識した)白血球の復帰(再注 射)を要する点である。さらに、注射とイメージングとの間の12ないし48時 間の遅れが最適イメージに必要であろう。99mTc標識白血球はこの遅延時間を 短縮するのに使用できる(例えば、ボルネ(Vorne)ら、1989、ジャーナル・ オブ・ヌクレイック・メディシン(J.Nucl.Med.)30:1332−1336参 照)が、体外標識が依然必要である。好ましい放射性トレーサーは、自己血液成 分の取出および操作を必要としないものであろう。 67Ga−クエン酸塩は静脈内注射によって投与できる。しかしながら、この化 合物は感染または炎症の部位に特異的でない。さらに、72時間までの遅れが、 しばしば、放射性トレーサーの注射とイメージングとの間に必要である。加えて 、67Gaのγ−(ガンマ)放射エネルギーは通常のガンマカメラに十分には適し ない。 (単球、好中球、顆粒球その他を含めた)ヒト白血球に対して生起された放射 能標識したモノクローナル抗体およびポリクローナル抗体が開発されてきた。99 m Tc標識抗顆粒球モノクローナル抗体(例えば、リンド(Lind)ら、1990、 ジャーナル・オブ・ヌクレイック・メディシン(J.Nucl.Med.)31:417 〜473参照)および111In−標識非特異的ヒト免疫グロブリン(例えば、ラ ムラグリア(LaMuraglia)ら、1989、ジャーナル・オブ・バスキャラー・サー ジェリ(J.Vasc.Surg.)10:20〜28参照)は、感染に二次的な炎症の検出 についてテストされている。111In−標識IgGは、注射と最適イメージング との間に24〜48時間を要する点で111In−標識WBCの不利を共有する。 加えて、抗体は、産生するのが困難であり、生物学的病原菌(例えば、レトロウ イルス)での可能な汚染に関する安全性に関連する。 加えて、外科手術または放射療法による癌の治療の効果的治療は病気の位置決 めおよび程度の知識を要する。いずれかの形態の療法の後のまたはその間の腫瘍 の進行/退行をモニターする手段も高度に望ましい。 CTおよびMTIのごとき高分解能イメージング物理療法の進歩は、多くの新 生物の検出を可能とする。しかしながら、ある種の腫瘍およびその転移は小さく て、これらの方法によって位置決めするのは困難である。核医学は潜在的により 感度のよい別法を提供する。 容易な体外検出を可能とするのに十分な、いずれかのおよび全ての癌性組織に 選択的に結合しまたはそれに局所化する放射性トレーサーは、放射性診断腫瘍学 の最終ゴールと考えることができよう。 また、心臓学における顕著な進歩にも拘わらず、冠動脈病は、依然、米国での 死亡の主要原因である。この病気の最終の事象は、通常、アテローム性動脈硬化 症粥状斑合併症の部位における1またはそれ以上の冠動脈の閉塞的血栓によって 引き起こされる致死的心筋梗塞である。従って、好ましくは非侵入的な、アテロ ーム性動脈硬化症粥状斑の位置および/または程度を測定する手段は、適当な患 者の管理を選択する助けとして高度に望ましい。アテローム性動脈硬化症粥状斑 の最も顕著な特徴の1つは、脂質担持マクロファージである泡沫細胞の蓄積であ る。 β−グルカンは、元来、酵母および真菌類細胞壁の成分として発見された、1 ,3および1,6結合β−D−グルコース残基よりなるオリゴグルコシドである( バートニッキィ−ガルシア(Bartnicki-Garcia)、アヌ・レブ・マイクロバイオル (Ann.Rev.Microbiol.)、1968、22、87)。元来不溶性形態で得られが 、β−グルカンはそれ以来、可溶性の低分子量オリゴマー(ジャヌズ(Janusz)ら 、1989、ジャーナル・オブ・イミュノロジー(J.Immunol.)142:959 −965)として得られている。それらは、単球、マクロファージおよび好中球 の細胞表面で見い出された受容体(β−グルカン受容体と呼ばれる)へのその特 異的結合を介して代替補体経路を活性化することによって哺乳動物の宿主防御機 構を促進するのに活性であることが示されている(クゾプ(Czop)およびカイ(Kay )、1991、ジャーナル・オブ・エクスペリメンタル・メディシン(J.Exp.Me d.)173:1511−1520;クゾプ(Czop)ら、1989、急性アレルギー 反応の生物化学:第5回国際シンポジウム(Biochemistry ofthe Acute Allergic Reactions:Fifth International Symposium)、第287−296頁;クゾプ(Cz op)、1986、パソル・イミュノパソル・レス(Pathol. Immunopathol.Res.) :286−296;クゾプ(Czop)およびオーステン(Austen)、1985、ジャ ーナル・オブ・イミュノロジー(Immunol.)134:2588−2593)。粒状 β−グルカンのin vivo投与は、細菌、ウイルスおよび真菌類を含めた多くの病 原菌からの保護を供し、ならびに腫瘍の増殖を減少させることが示されている( クゾプ(Czop)ら、1989、急性アレルギー反応の生物化学:第5回国際シンポ ジウム(Biochemistry of the Acute Allergic Reactions:Fifth International Symposium)、第287−296頁)。現在まで に報告されている最も小さな活性β−グルカンは肝グルコシドである(ジャヌズ (Janusz)ら、1989、ジャーナル・オブ・イミュノロジー(Immunol.)142: 959)。オンダードンク(Onderdonk)および共働者(1992、インフェクシ ョン・アンド・イミューニティ(Infection & Immunity)、60:1642〜16 47)は、この小さなβ−グルカンの抗−感染性特性を記載している。また、β −グルカンは、腫瘍に局在化されるマクロファージの数を増加させることによっ て起こると信じられ、抗−腫瘍増殖効果を呈することが示されている(ジ・ルジ オ(Di Luzio)、 、細網内内皮細胞系の病理生理学(Pathophysiology ofthe R eticuloendothelial System)(アルトルオ(Altruo)およびサバ(Saba)編)、ラーベ ン・プレス(Raven Press)、ニューヨーク州、209〜224頁)。 クゾプ(Czop)およびジャヌズ(Janusz)の米国特許第5,057,503号(19 91)は、β−グルカン受容体と反応できる肝グルコシド、その単離およびその 治療剤用途を特許請求している。 ジャマス(Jamas)らのPCT/US90/03440は薬物送達ビビクルとし てのおよびアジュバントとしてのβ−グルカンを特許請求している。 ジャマス(Jamas)らのPCT/US90/05022はβ−グルカンを投与す ることによる免疫系を活性化する方法を特許請求している。 ジャマス(Jamas)らのPCT/US90/05041は可溶性β−グルカンを 産生する方法を特許請求している。 放射性同位体標識結合性部位を調製する方法およびそれらを99mTcで標識す る方法が、同時係属米国特許出願第07/653,012号、第07/757,4 70号、第07/807,062号、第07/851,074号、第07/871 ,282号、第07/886,752号、第07/893,981号、第07/9 55,466号、07/977,628号、第08/019,864号、第08/ 044,825号、第08/073,577号、第08/092,355号、第0 8/095,760号、第08/098,206号、第08/210,822号、 第08/236,402号、第08/241,625号、第08/244,336 号、 第08/253,973号、第08/253,317号および第08/253,6 78号ならびにPCT国際出願PCT/US92/00757、PCT/US9 2/10716、PCT/US93/02320、PCT/US93/0368 7、PCT/US93/04794、PCT/US93/06029、PCT/ US/09387、PCT/US94/01894、PCT/US/05895 、およびPCT/US94/06274に記載されており、ここに出典明示して 本明細書の一部とみなす。 発明の概要 本発明は、放射性同位体で放射能標識したβ−グルカンであるか、あるいは放 射性同位体で放射能活性に標識したβ−グルカン由来試薬であるシンチグラフィ ーイメージング剤を提供する。本発明のβ−グルカン由来試薬は、放射性同位体 標識結合性部位に共有結合したβ−グルカンよりなる。本発明のシンチグラフィ ーイメージング剤は感染、炎症、癌およびアテローム性動脈硬化症の部位を含め た哺乳動物体内の病理学的部位をイメージングするのに有用である。 本発明の第1の態様は、哺乳動物体内の部位をイメージングするためのシンチ グラフィーイメージング剤を調製するための試薬よりなり、該試薬は分子量約2 000kDaまでの、1,3−および1,6−結合D−グルコシド配列および放射 性同位体標識結合性部位よりなる。 第2の態様において、本発明のシンチグラフィーイメージング剤は可溶性β− グルカンである。 第3の態様において、本発明のシンチグラフィーイメージング剤は放射性同位 体99mTcよりなる。 本発明のもう1つの態様において、放射性同位体標識結合性部位は1−アミノ 、1−ヒドラジノまたは1−チオ置換基を介してβ−グルカンに結合している。 さらにもう1つの態様において、本発明の試薬はβ−グルカンおよび式: I. Cp(aa)Cp [式中、Cpは保護されたまたは保護されていないシステイン残基であって、( a a)はいずれかのα−もしくはβ−アミノ酸を表す] で示される放射性同位体標識結合性部位よりなり、ここに、該放射性同位体標識 結合性部位はβ−グルカンに共有結合されている。好ましい具体例において、該 アミノ酸はグリシンである。もう1つの好ましい具体例において、放射性同位体 標識結合性部位は、β−グルカンに対してエーテル、チオエーテルまたはアミン 結合を形成するリンカーを介してβ−グルカンに結合している。 もう1つの態様において、本発明は、以下の構造式: II. A−CZ(B)−(C(R12))n−X [式中、AはH、HOOC、H2NOC、(アミノ酸またはペプチド)−NHC O、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−NHCO、(アミノ酸ま たはペプチド)−OOC、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−O OCまたはR4;BはH、SHまたは−NHR3;−N(R3)−(ペプチド)− (リンカー)−(β−グルカン)、−N(R3)−(アミノ酸またはペプチド) またはR4;XはSHまたは−NHR3、−N(R3)−(ペプチド)−(リンカ ー)−(β−グルカン)、−N(R3)−(アミノ酸またはペプチド)またはR4 ;R1、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたは直鎖もしくは分岐鎖または環 状の低級アルキル;nは0、1または2;および(1)Bが−NHR3または− N(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β−グルカン)である場合、Xは SHであってnは1または2;(2)Xが−NHR3または−(R3)−(ペプチ ド)−(リンカー)−(β−グルカン)である場合、BはSHであってnは1ま たは2;(3)BがHまたはR4である場合、AはHOOC、H2NOC、(β− グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−NHOCまたは(β−グルカン)− (リンカー)−(ペプチド)−OOC、XはSHであってnは0または1;(4 )AがHまたはR4である場合、BがSHであれば、Xは−NHR3または−N( R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β−グルカン)であって、XがSHで あれば、Bは−NHR3または−N(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β −グルカン);(5)XがHまたはR4である場合、AはHOOC、 H2NOC、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−NHOCまたは (β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−OOCであってBはSH;( 6)Zがメチルである場合、Xはメチル、AはHOOC、H2NOC、(β−グ ルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−NHOCまたは(β−グルカン)−( リンカー)−(ペプチド)−OOCであってBはSHかつnは0;および(7) ZがSHであってXがSHである場合、nは0ではない;ここに、該チオール部 位は還元形態であり、ここに、(アミノ酸)はチオール基を含有しないいずれか の第一級β−もしくはβ−アミノ酸を意味する] を有する単一チオール含有放射性同位体標識結合性部位よりなる試薬を提供する 。 本発明のこの態様の特別の具体例において、放射性同位体標識錯化部位は: IIa.−(アミノ酸)1−(アミノ酸)2−{A−CZ(B)−(C(R12))n −X}、 IIb.−{A−CZ(B)−(C(R12))n−X}−(アミノ酸)1−(ア ミノ酸)2、 IIc.−(第一級α,ω−またはβ,ω−ジアミノ酸)−(アミノ酸)1−{ A−CZ(B)−(C(R12n−X}、または IId.−{A−CZ(B)−(C(R12))n−X}−(アミノ酸)1−(第 一級α,ω−またはβ,ω−ジアミノ酸) [式中、(アミノ酸)1および(アミノ酸)2は各々、独立して、チオール基を含 有しないいずれかの天然に生じる、修飾された、置換されたまたは改変されたα −もしくはβ−アミノ酸;AはH、HOOC、H2NOC、(β−グルカン)− (リンカー)−NHOC、(β−グルカン)−(リンカー)−OOCまたはR4 ;BはH、SHまたは−NHR3、−N(R3)−(リンカー)−(β−グルカン )またはR4;XはSHまたは−NHR3、−N(R3)−(リンカー)−(β− グルカン)またはR4;またはR1、R2、R3およびR4は独立してHまたは直鎖 または分岐鎖または環状の低級アルキル;nは0、1または2の整数;および( 1)Bが−NHR3または−N(R3)−(リンカー)−(β−グルカン)である 場合、 XはSHであってnは1または2;(2)Xが−NHR3または−N(R3)−( リンカー)−(β−グルカン)である場合、BはSHであってnは1または2; (3)BがHまたはR4である場合、AはHOOC、H2NOC、(β−グルカン )−(リンカー)−NHOC、(β−グルカン)−(リンカー)−OOC、Xは SHであってnは0または1;(4)AがHまたはR4である場合、BがSHで あれば、Xは−NHR3または−N(R3)−(リンカー)−(β−グルカン)で あって、XがSHであれば、Bは−NHR3または−N(R3)−(リンカー)− (β−グルカン);(5)XがHまたはR4である場合、AはHOOC、H2NO C、(β−グルカン)−(リンカー)−NHOC、(β−グルカン)−(リンカ ー)−OOCであってBはSH;(6)Zがメチルである場合、Xはメチル、A はHOOC、H2NOC、(β−グルカン)−(リンカー)−NHOC、(β− グルカン)−(リンカー)−OOCであってBはSHかつnは0;および(7) ZがSHであってXがSHである場合、nは0ではない;ここに、該チオール部 位は還元形態を意味する] である式を有する。 さらにもう1つの態様において、本発明は、以下の構造式: [本発明目的では、構造式IIIを有する放射性同位体標識結合性部位をピコリン 酸(Pic)−をベースとする部位という] または [本発明目的では、構造式IVを有する放射性同位体標識結合性部位をピコリル アミン(Pica)−をベースとする部位という] [式中、XはHまたは保護基:(アミノ酸)はいずれかのアミノ酸である] を有する放射性同位体標識結合性部位に共有結合したβ−グルカンよりなる試薬 を提供する。好ましい具体例において、該アミノ酸はグリシンであって、Xはア セチアミドメチル保護基である。 本発明のさらにもう1つの具体例において、β−グルカンおよび該β−グルカ ンに共有結合したビスアミノビスチオール放射性同位体標識結合性部位よりなる 、哺乳動物体内の部位をイメージングするためのシンチグラフィーイメージング 剤を調製するための試薬が提供される。本発明のこの具体例におけるビスアミノ ビスチオール放射性同位体標識結合性部位は、 [式中、各R5は独立してH、CH3またはC25となり得;各(pgp)Sは独 立してチオール保護基またはHとなり得;m、nおよびpは独立して2または3 ;Aは線状または環状の低級アルキル、アリール、複素環、それらの組合せまた は置換誘導体;およびXは(リンカー)−β−グルカンを意味する] [式中、各R5は独立してH、1ないし6個の炭素原子を有する低級アルキル、 フェニル、あるいは低級アルキルもしくは低級アルコキシで置換されたフェニル ;m、nおよびpは独立して1または2;Aは線状または環状の低級アルキル、 アリール、複素環、それらの組合せまたは置換誘導体;VはHまたは−CO−( リ ンカー)−β−グルカン;R6はHまたは(リンカー)−β−グルカン;但し、 VがHである場合、R6は(リンカー)−β−グルカンであって、R6がHである 場合、Vは−CO−(リンカー)−β−グルカンを意味する] [本発明目的では、これらの構造を有する放射性同位体標識結合性部位を「BA T」部位という] よりなる群から選択される式を有する。 本発明は、本発明のβ−グルカンまたは試薬と99mTcとの間の錯体であるシ ンチグラフィーイメージング剤、および本発明のβ−グルカンおよび試薬を99m Tcで放射能標識する方法よりなる。本発明によって提供される放射能標識錯体 は、還元剤の存在下で本発明のβ−グルカンまたは試薬を99mTcと反応させる ことによって形成される。好ましい還元剤は、限定されるものではないが、ジチ オン酸イオン、第一スズイオンおよび第一鉄イオンを包含する。また、本発明の 錯体は、本明細書で提供するごとく、予め還元した99mTc錯体のリガンド交換 によって本発明のβ−グルカンまたは試薬を99mTcで標識することによっても 形成される。 また、本発明は、99mTcで放射能標識した本発明のβ−グルカンまたは試薬 であるシンチグラフィーイメージング剤を調製するためのキットを提供する。本 発明によって提供されるβ−グルカンまたは試薬を99mTcで標識するためのキ ットは、所定量の本発明のβ−グルカンまたは試薬および該β−グルカンまたは 試薬を99mTcで標識するのに十分な量の還元剤を含有するシールされたバイア ルよりなる。 本発明は、in vivoでガンマカウンターシンチグラフィーイメージを得ること によって、哺乳動物体内の感染、炎症、癌およびアテローム性動脈硬化症を含め た病理学的部位をイメージングするための放射能標識β−グルカンおよび試薬で あるシンチグラフィーイメージング剤を使用する方法を提供する。これらの方法 は、診断有効量の放射能標識された本発明のβ−グルカンまたは試薬を投与し、 次いで、哺乳動物体内の病理学的部位に局在化した放射性同位体標識によって発 せられるガンマ放射を検出することよりなる。 本発明の特に好ましい具体例は、以下のある好ましい具体例および請求の範囲 のより詳細な記載から明らかとなるであろう。 発明の詳細な記載 本発明のβ−グルカンは直鎖または分岐鎖の1,3および1,6結合D−グルコ シド配列を有する。それらは、共に、約2000kDaまでの分子量を有する不 溶性および可溶性分子存在よりなる。好ましい具体例において、該β−グルカン は可溶性である。最も好ましくは、該可溶性β−グルカンはポリ−β1−6−グ ルコトリオシル−β1−3−グルコピラノースである。 Cp(aa)Cp−含有β−グルカン試薬において、Cpは保護されてシステ インであり、ここに、S−保護基は同一または異なって、 −CH2−アリール(アリールはフェニルまたはアルキルもしくはアルキルオ キシ置換フェニル); −CH−(アリール)2(アリールはフェニルまたはアルキルもしくはアルキ ルオキシ置換フェニル); −C−(アリール)3(アリールはフェニルまたはアルキルもしくはアルキル オキシ置換フェニル); −CH2−(4−メトキシフェニル); −CH−(4−ピリジル)(フェニル)2; −C(CH33; −9−フェニルフルオレニル; −CH2NHCOR(Rは非置換または置換アルキルまたはアリール); −CH2−NHCOOR(Rは非置換または置換アルキルまたはアリール); −CONHR(Rは非置換または置換アルキルまたはアリール); −CH2−S−CH2−フェニル であり得るが、これらに限定されるものではない。 好ましい保護基は式−CH2−NHCOR(ここに、Rは1ないし8個の炭素 原子を有する低級アルキル、フェニルまたは低級アルキル、ヒドロキシル、低級 アルコキシ、カルボキシもしくは低級アルコキシカルボニルで置換されたフェニ ル)を有する。 本発明のβ−グルカンは当該分野でよく知られた方法によって酵母のごとき天 然源から得られる(例えば、マナーズ(Manners)ら、1974、ジャーナル・オ ブ・ジェン・モイクロバイオル(J.Gen.Microbiol.)80:411−417参照 )。小さな可溶性β−グルカンは当該分野で公知の方法によって大きなβ−グル カンから得られるか(例えば、ジァヌズ(Janusz)ら、1989、ジャーナル・オ ブ・イミュノロジー(J.Immunol.)142:959−965およびジャマス(Jamas )ら、PCT/US90/05041参照)、あるいは化学合成によって得るこ とができる。好ましい可溶性β−グルカンはポリ−β1−6−グルコトリオシル −β1−3−グルコピラノースであり、肝グルコシドであるものも含む。本明細 書で用いる可溶性β−グルカンなる語は、約10mg/mLまで生理学的に適合 する溶液に溶解することを意味する。 本発明の試薬は放射性同位体標識結合性部位に共有結合しているβ−グルカン よりなる。該放射性同位体標識結合性部位はβ−グルカンに直接結合できるか、 あるいはそれはリンカーを介して結合できる。放射性同位体標識結合性部位の直 接的結合は、有利には、1−チオエーテル、1−ヒドラジノまたは1−アミノ基 によって作成されるか、あるいはβ−グルカンのいずれかのヒドロキシル基に対 するエステルまたはエーテル結合を介して作成される(例えば、ヘール(Her)ら 、1987、ジャーナル・オブ・カルボヒドラート・ケミストリー(J.Carbohyd rate Chem.):129〜139;ボグバルド(Bogwald)ら、1986、カルボヒ ドラート・リサーチ(Carbohydrate Res.)148:101〜107)。該リンカ ーは通常約500Da未満の式量の小さな原子団であり、有利には、所望により 複数のヘテロ原子、好ましくは酸素よりなっていてもよい、かつ所望により好ま しくは親水性部位で置換されていてもよい、小さな(約10個までの炭素原子) 直鎖または分岐鎖の二価アルキル、アルカリールまたはアリール基であり得る。 また、放射能標識部位はβ−グルカンの部分的酸化によりβ−グルカンに結合さ れ得る。β−グルカンの部分的酸化はβ−グルカン上のさらなる アルデヒド基を暴露し、それにより、β−グルカンの受容体結合親和性を実質的 に減少させることなく、β−グルカン分子当たり多量の放射性同位体標識結合性 部位の結合を可能とする。 放射性テクネチウムと本発明のβ−グルカンおよび試薬との錯体の形成におい て、テクネチウム錯体、好ましくは99mTc過テクネチウム酸塩を還元剤の存在 下でβ−グルカンまたは試薬と反応させる。好ましい還元剤はジチオン酸、第一 スズおよび第一鉄イオンであり;最も好ましい還元剤は塩化第一スズである。か かる錯体を調製するための手段は、便宜には、所定量の標識すべき本発明のβ− グルカンまたは試薬および該試薬を99mTcで標識するのに十分な量の還元剤を 含有するシールしたバイアルよりなるキットにて提供される。別法として、錯体 は、本発明のβ−グルカンまたは試薬を、テクネチウムの予め形成されたラービ ル錯体および移行リガンドとして知られているもう1つの化合物とを反応させる ことによって形成できる。このプロセスはリガンド交換として知られており、当 業者によく知られている。該ラービル錯体は例えばタルトラート、シトラート、 グルコナートまたはマンニトールのごとき移行リガンドを用いて形成できる。本 発明で有用な99mTc過テクネチウム酸塩の中には、ナトリウム塩のごときアル カル金属塩、アンモニウム塩または低級アルキルアンモニウム塩が含まれる。 本発明のβ−グルカンおよび試薬とTc−過テクネチウム酸塩または予め形成 された99mTcラービル錯体との反応は、室温にて水性媒質中で行うか、あるい は短時間(5ないし約60分間)加熱して行うことができる。[−1]の電荷を 有するアニオン錯体が、ナトリウムカチオン、アンモニウムカチオン、モノ、ジ −もしくはトリ−低級アルキルアミンカチオン等のごとき適当なカチオンとの塩 の形態で水性媒質中で得られる場合。医薬上許容されるカチオンとのアニオン錯 体のいずれの通常の塩を本発明で用いることができる。 本発明の好ましい具体例において、99mTc−標識β−グルカンおよびβ−グ ルカン試薬を調製するためのキットが提供される。適量のβ−グルカンまたは試 薬を、該β−グルカンまたは試薬を99mTcで標識するのに十分な量で塩化第一 スズのごとき還元剤を含有するバイアルに導入する。(例えば、タルトラート、 シトラート、グルコナートまたはマンニトールのごとき)前記した移行リガンド の適量も含ませることができる。99mTc錯体を形成するにおいて、一般に、1 ml当たり約0.01ミリキュリー(mCi)ないし100mCiの濃度にて放 射能を含有する溶液中で放射性錯体を形成するのが好ましい。 また、本発明のシンチグラフィーイメージング剤は、放射能標識したβ−グル カンまたは放射能標識したβ−グルカン試薬を白血球と共にインキュベートする ことによって調製することもでき、ここに、白血球は放射能標識した種を摂取し 、次いで、放射能標識白血球として投与できる。 本発明によって提供される放射能標識シンチグラフィーイメージング剤は、膿 傷および「隠れた」感染および炎症性腸疾患の部位を含めた、炎症および感染の 部位を含む病理学的部位を可視化するのに使用できる。また、提供されるイメー ジング剤はアテローム性動脈硬化症粥状斑および腫瘍の部位をイメージするのに 使用できる。本発明では、シンチグラフィーイメージング剤は単一の注射用量で 投与する。滅菌生理食塩水溶液または血漿のごとき当業者に公知のいずれの通常 の担体も、注射溶液を調製するために放射能標識した後に用いて、種々の器官、 腫瘍等を診断的にイメージすることができる。一般に、投与すべき単位用量は約 0.01mCiないし約100mCi、好ましくは1mCiないし20mCiの 放射能を有する。単位投与量にて注射すべき溶液は約0.01ないし約10ml である。静脈投与の後、in vivoでの器官または腫瘍のイメージングが数分以内 に起こり得る。しかしながら、所望ならば、患者への注射の後数時間またはより 長い時間内にイメージングが起こるようにできる。ほとんどの場合、投与された 用量のうち十分量が1時間の1/10以内にイメージすべき領域に蓄積し、シン チフォトを取ることが可能となる。診断目的にシンチグラフィーイメージングの いずれの常法も本発明で用いることができる。 本発明によって提供されるシンチグラフィーイメージング剤は、生理食塩水媒 体のごとき静脈内注射用のいずれかの通常の媒体中にて、あるいは血漿媒体中に て静脈内投与できる。また、かかる媒体は例えば浸透圧を調整するための医薬上 許容される塩、緩衝液、防腐剤等のごとき通常の医薬上許容される添加剤物質を 含有させることもできる。好ましい媒質のうちには通常の生理食塩水および血漿 がある。 これらの化合物を製造し標識する方法を以下の実施例でさらに詳しく説明する 。これらの実施例は前記した方法のある態様および有利な結果を説明する。これ らの実施例は例示するものであって限定するものではない。 実施例1 試薬の合成 本実施例に記載する合成スキームにおいて、DMSOはジメチルスルホキシド を、DMFはN,N−ジメチルホルムアミドを、およびDIEAはN,N−ジイ ソプロピルエチルアミンを表すことが理解されよう。 ポリ−β1−6−β1−3−グルコピラノース(PGG)はジャーマス(Jamas )ら(国際出願PCT/US90/05041)によって記載されている手法を 用いて得られる。 β−グルカンの選択的酸化はハイ(Hay)らによって記載されている手法(10 65、メト・カルボヒドラート・ケム(Meth.Carbohydrate Chem):357− 361)を用いて達成される。 N−α−Boc−リシル−グリシル−(S−トリチル)システインアミド、グ リシル−ジリシル−(S−トリチル)システインアミドおよびクロロアセチル− (S,S’−ビス−アセトアミドメチル)システイニル−グリシル−システイン アミドは固相合成法によって調製され、逆相HPLCまたは透析濾過によって精 製される。 N1,N4−ビス(2−メルカプト−2−メチルプロピル)−1,4,10−ト リアザデカンとのコンジュゲートは、約65℃にて、約pH7で、約1ないし1 00mg/mLのβ−グルカン(例えば、PGG)を水中の約1.5ミリモルの N1−(t−ブトキシカルボニル)−N1,N4−ビス(2−メチル−2−トリフェ ニルメチルチオプロピル)−1,4,10−トリアザデカン、セロソルブまたは それらの混合物と1ないし約10時間反応させ、続いてNaBH3CNで還元し 、続いてトリフルオロ酢酸で脱保護することによって得られる。生成物は分取用 H PLCまたは透析濾過によって精製する。 同様に、ε−(リシル−グリシル−システインアミド)およびグリシル−グリ シル−システインアミドのコンジュゲートは、各々、N−α−Boc−リシル− グリシル−(S−トリチル)システインアミドおよびグリシル−グリシル−(S −トリチル)システインアミドから調製される。 N6,N9−ビス(2−メルカプト−2−メチルプロピル)−6,9−ジアザノ ナン酸のコンジュゲートは、約1.5ミリモルのDIEAを含有し、かつ所望に より約0.15ミリモルの4−ジメチルアミノピリジンを含有していてもよい水 、DMSOまたはDMF中の約1ないし100mg/mLのβ−グルカン(例え ば、PGG)を、約1.5ミリモルのN9−(t−ブトキシカルボニル)−N6, N9−ビス(2−メチル−2−トリフェニルメチルチオプロピル)−6,9−ジア ザノナン酸のN−ヒドロキシスクシンイミドエステルと室温で反応させ、続いて TFAで脱保護し、HPLCまたは透析濾過することによって調製される。 (S,S’−ビス−アセトアミドメチル)システイニル−グリシル−システイ ンアミドのコンジュゲートは、DMSO中の約1ないし100mg/mLのβ− グルカン(例えば、PGG)を、ナトリウムメチルスルフィニルメタニドまたは もう1つの適当な塩基(約1.6ミリモル塩基/100mgβ−グルカン)と1 ないし約24時間反応させ、得られた混合物を、20および50℃の間で、約1 .6ミリモルのクロロアセチル−(S,S’−ビス−アセトアミドメチル)システ イニル−グリシル−システインアミドと約1ないし5時間反応させ、続いてHP LCまたは透析濾過することによって調製される。 β−グルカン−放射性同位体標識結合性部位コンジュゲートの能力はジャヌズ (Janusz)ら(1989、ジャーナル・オブ・イミュノロジー(J.Immunol.14 :959−965)によって開示されている方法を用いて測定される。 実施例2 Tc−99mで放射能標識する一般的方法 1.実施例1に記載したごとくに調製したβ−グルカンまたは試薬約0.1m gを0.1mLの水または50/50エタノール/水に溶解させる。メタノール に予め溶解させた塩化第一スズ、または水に予め溶解させた酒石酸第一スズとし ての第一スズ塩約100μgを添加し、続いて約0.1mL中の1〜10mCi9 9m Tc過テクネチウム酸塩を添加する。混合物を室温であるいは100℃で15 〜30分間放置する。可溶性β−グルカンについては、次いで、調製物を0.2 μmのフィルターを通して濾過し、HPLCによってTc−99m標識生成物の 純度を測定する。不溶性β−グルカン生成物の純度は生理食塩水で展開したIT LCによって評価する。 2.実施例1に記載したごとくに調製した約0.1mgのβ−グルカンまたは 試薬を0.1mLの水または50/50エタノール/水またはリン酸緩衝生理食 塩水または50mMリン酸カリウム緩衝液(pH〜5.6または7.4)に溶解さ せる。Tc−99mグルセプタートは、200mCiまでを含有するTc−99 m過テクネチウム酸ナトリウム1.0mLでGlucosanバイアル(イー・アイ・デ ュポン・ドゥ・ヌムール・インコーポレイテッド(E.I.Dupont de Nemours,Inc .)を復元することによって調製し、室温で15分間放置する。次いで、25μ lのTc−99mグルセプタートをペプチドに添加し、反応を室温または100 ℃で15〜30分間進行させた。可溶性β−グルカンについては、次いで、調製 物を0.2μmのフィルターを通して濾過し、Tc−99m標識生成物の純度は HPLCによって測定する。不溶性β−グルカン生成物の純度は生理食塩水で展 開したITLCによって評価する。 実施例3 β−グルカン−(Lys(CO(CH23CONHNH2)−Gly−Cys −Phe.アミド)アダクトの調製および放射能標識 Fmoc−Phe、Fmoc−Cys(Trt)、Fmoc−GlyおよびF moc−Lys(CO(CH23CONHNHBoc)アミノ酸前駆体を用いて 固相ペプチド合成法によって調製したペプチドLys(CO(CH23CONH NH2)−Gly−Cys−Phe.アミド(29mg、50μモル)を、β− グルカン(100000ダルトンの名目分子量を有する;NaCl水溶液0.2 08mL中0.05μモル)の溶液に添加した。この混合物を65℃で約36時 間撹拌した。0.5mMEDTAを含有する0.5mLリン酸緩衝液に溶解させた ジチオスレイトール(70mg、450μモル)を混合物に添加し、次いで、こ れを室温で約18時間放置した。得られた混合物を、10000の名目分子量限 界のMicrocon10ユニット(アミコン(Amicon)、ベバリー(Beverly)、マサチュ ーセッツ州)を用いて濾過し、残渣を0.15M NaClで3回洗浄した。ゲ ル濾過HPLC分析(0.15M NaClで10mL/分にて溶出し、インライ ン屈折率およびUV214検出器を装備した、PWXL、0.6×4cmガードカラム と共にTSK−GelRGMPWXL、0/79×30cmカラムを使用)は、屈 折率モニターおよびUVスペクトロスコピー双方によって検出され、出発β−グ ルカン物質と同一のカラムを通しての保持時間(約9.4分)を有する単一のピ ークを示した。 かく調製されたβ−グルカンアダクトを以下のごとくに放射能標識した。β− グルカン−(Lys(CO(CH23CONHNH2)−Gly−Cys−Ph e.アミドアダクトの0.1mL溶液(0.15M NaCl中約1mg)に、1. 0mL Tc−99mジェネラスター(generastor)溶出物でGlucoscanRキットを 復元することによって調製したTc−99mグルセプタートの溶液50μLを添 加した。この溶液を室温で15分間インキュベートした。前記したゲル濾過HP LCは、9.9分(未標識出発物質のおよその位置)において単一の放射性ピー クを示し、これはコンジュゲートの実質的に完全な標識を示す。 実施例4 Tc−99m標識ペプチドのシンチグラフィーイメージング剤および生体分布 前記したごとく提供しされたTc−99m標識β−グルカン試薬の有効性を証 明するために、ニュージランド(New Zealand)ホワイトウサギを、イー・コリ の効力ある株で左腓に筋肉内接種する。24時間後、該動物をケタミンおよびキ シラジンの筋肉内注射によって鎮静させ、次いで、Tc−99m標識β−グルカ ン(≦150μg、2〜10mCi)を静脈内注射する。該動物をガンマカメラ (LEAPコリメーター/Tc−99mにつき光電ピーク)の視野に仰臥にて位 置させ、注射後最初の1時間にわたってイメージし、次いで、注射後の次の3時 間にわたって約1時間間隔でイメージする。動物をイメージの取得の間に回復さ せ、要すれば再度麻酔する。 最後のイメージングの完了に際して、各動物をフェノバルビタールの静脈内過 剰用量によって犠牲にし、切開して、血液試料ならびに感染筋肉組織および対照 筋肉組織を得る。組織試料の重量を計り、標準量の注射用量と共に、ガンマカウ ンターを用いてカウントし、該組織に残存する(組織1グラム当たりの)パーセ ント注射用量を測定する。感染した筋肉組織の1グラム当たりの注射用量のパー セント−対−非感染筋肉組織のそれの比、および感染した筋肉組織−対−血液の 比を各ペプチドについて計算する。本発明のTc−99m標識試薬を注射したウ サギの全身のシンチフォトおよび脚のイメージをそれにより得る。 これまでの開示は本発明の特定の具体例を強調するもので、すべての修飾また は改変同等物は添付する請求の範囲に記載した発明の精神および範囲内のもので あることは理解されるべきである。
【手続補正書】 【提出日】1996年6月10日 【補正内容】 (1)明細書第7頁13行、「;Bは」とあるを、「;ZはHまたはR4;Bは 」と捕正する。 (2)同書第8頁下から5行、「;Bは」とあるを、「;ZはHまたはR4;B は」と補正する。 (3)請求の範囲を別紙のとおり補正する。 補正した請求の範囲 1. 99mTc−結合性部位に共有結合したβ−グルカンよりなる試薬である組 成物。 2.該β−グルカンが可溶性である請求項1記載の試薬。 3.該可溶性β−グルカンがポリ−β1−6−グルコトリオシル−β1−3− グルコピラノースである請求項2記載の試薬。 4.該 99mTc−結合性部位が式: Cys(pgp)S−(aa)−Cys(pgp)S [式中、(pgp)SはHまたはチオール保護基であって、(aa)はいずれか のα−もしくはβ−アミノ酸を表す] または A−CZ(B)−(C(R12n−X [式中、AはH、HOOC、H2NOC、(アミノ酸またはペプチド)−NHC O、(β−グルカン)−(リンカー)−NHCO、 (アミノ酸またはペプチド)−OOC、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペ プチド)−OOCまたはR4; BはH、SHまたは−NHR3;−N(R3)−(アミノ酸たはペプチド)− 、−N(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β−グルカン)またはR4; XはH、SH、−NHR3、−N(R3)−(アミノ酸またはペプチド)−、− N(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β−グルカン)またはR4; ZはHまたはR4; R1、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたは低級の直鎖もしくは分岐鎖ま たは環状のアルキル; nは0、1または2;および ここに、Bが−NHR3または−N(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−( β−グルカン)である場合、BはSHであってnは1または2; ここに、Xが−NHR3または−(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β −グルカン)である場合、BはSHであってnは1または2; ここに、BがHまたはR4である場合、AはHOOC、H2NOC、(β−グル カン)−(リンカー)−(ペプチド)−NHOC、(アミノ酸またはペプチド) −NHOC、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−OOC、または (アミノ酸またはペプチド)−OOC、XはSHであってnは0または1; ここに、AがHまたはR4である場合、BがSHであれば、Xは−NHR3また は−N(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β−グルカン)であって、X がSHであれば、Bは−NHR3または−N(R3)−(ペプチド)−(リンカー )−(β−グルカン); ここに、XがHまたはR4である場合、AはHOOC、H2NOC、(β−グル カン)−(リンカー)−(ペプチド)−NHOC、(アミノ酸またはペプチド) −NHOC、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−OOC、または (アミノ酸またはペプチド)−OOCであってBはSH; ここに、Zがメチルである場合、Xはメチル、AはHOOC、H2NOC、( β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−NHOC、(アミノ酸またはペ プチド)−NHOC、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−OOC 、または(アミノ酸またはペプチド)−OOC、BはSHであってnは0; ここに、BがSHであってXがSHである場合、nは0ではない] または または [式中、X=Hまたは保護基; (アミノ酸)=いずれかのアミノ酸] [式中、各Rは独立してH、CH3またはC25; 各(pgp)Sは独立してチオール保護基またはH; m、nおよびpは独立して2または3; A=線状または環状の低級アルキル、アリール、複素環、それらの組合せまた は置換誘導体] [式中、各Rは独立してH、CH3またはC25; m、nおよびpは独立して2または3; A=線状または環状の低級アルキル、アリール、複素環、それらの組合せまた は置換誘導体; V=Hまたは−CO−(リンカー)−(β−グルカン); R'=Hまたは(リンカー)−(β−グルカン); ここに、V=Hである場合、R'=−(リンカー)−(β−グルカン)であっ て、R'=Hである場合、V=−CO−(リンカー)−(β−グルカン); ここに、各Rは独立してH、1ないし6個の炭素原子を有する低級アルキル、 フェニル、あるいは低級アルキルまたは低級アルコキシで置換されたフェニル、 ここに、各nは独立して1または2; ここに、(リンカー)は結合手であるか、あるいはβ−グルカンに、および 99 mTc− 結合性部位に共有結合した二価基を意味する] を有する請求項1記載の試薬。 5.式: Cys(pgp)S−(aa)−Cys(pgp)S を有する 99mTc−結合性部位のシステインが式: −CH2−NH−CO−R [式中、Rは1ないし6個の炭素原子を有する低級アルキル、2−、3−、4− ピリジル、フェニル、あるいは低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルコキシ、カ ルボキシ、 もしくは低級アルコキシカルボニルで置換したフェニルを意味する] で示される保護基を有する請求項4記載の試薬。 6.該 99mTc−結合性部位Cys(pgp)S−(aa)−Cys(pgp)S が式: を有する請求項4記載の試薬。 7. 99mTcに結合したβ−グルカンよりなるシンチグラフィーイメージング 剤。 8.該β−グルカンが可溶性β−グルカンである請求項7記載のシンチグラフ ィーイメージング剤。 9.該可溶性β−グルカンがポリ−β1−6−グルコトリオシル−β1−3− グルコピラノースである請求項8記載のシンチグラフィーイメージング剤。 10.99mTc−結合性部位が99mTcに結合している請求項1記載の試薬よ りなるシンチグラフィーイメージング剤。 11.該試薬が可溶性β−グルカンであるβ−グルカンよりなる請求項10記 載のシンチグラフィーイメージング剤。 12.該可溶性β−グルカンがポリ−β1−6−グルコトリオシル−β1−3 −グルコピラノースである請求項11記載のシンチグラフィーイメージング剤。 13.還元剤の存在下でβ−グルカンを99mTcと反応させることによって形 成された錯体。 14.該還元剤がジチオン酸イオン、第一スズイオンおよび第一鉄イオンより なる群から選択される請求項13記載の錯体。 15.β−グルカンおよび第一スズイオンよりなる組成物。 16.所定量のβ−グルカンおよび該β−グルカンを99mTcで標識するのに 十分な量の還元剤を含有するシールしたバイアルよりなる放射性医薬製剤を調製 するためのキット。 17.予め還元された99mTc錯体およびβ−グルカンのリガンド交換によっ て形成されたβ−グルカンおよび99mTcの錯体。 18.還元剤の存在下で請求項1記載の試薬を99mTcと反応させることによ って形成された錯体。 19.該還元剤がジチオン酸イオン、第一スズイオンおよび第一鉄イオンより なる群から選択される請求項18記載の錯体。 20.予め還元された99mTc錯体のリガンド交換によって請求項1記載の試 薬を99mTcで標識することによって形成された錯体。 21.請求項1記載の試薬および第一スズイオンよりなる組成物。 22.所定量の請求項1記載の試薬および該試薬を99mTcで還元するのに十 分な量の還元剤を含有するシールしたバイアルよりなる放射性医薬製剤を調製す るためのキット。 23.還元剤の存在下でβ−グルカンを99mTcと反応させることよりなる請 求項10記載のシンチグラフィーイメージング剤を調製するための方法。 24.該還元剤がジチオン酸イオン、第一スズイオンおよび第一鉄イオンより なる群から選択される請求項23記載の方法。 25.還元剤の存在下で請求項1記載の試薬を99mTcと反応させることを特 徴とする該試薬を標識する方法。 26.該還元剤がジチオン酸イオン、第一スズイオンおよび第一鉄イオンより なる群から選択される請求項25記載の方法。 27.診断有効量の請求項7記載のシンチグラフィーイメージング剤よりなる 哺乳動物体内の部位をイメージングするための医薬組成物。 28.診断有効量の請求項10記載のシンチグラフィーイメージング剤よりな る哺乳動物体内の部位をイメージングするための医薬組成物。 29.β−グルカン−(Lys−(CONHNH2)−Gly−Cys−Ph e.アミドアダクトよりなる組成物。 30.Tc−99mで放射能標識した請求項29記載の組成物。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.放射性同位体標識結合性部位に共有結合したβ−グルカンよりなる試薬で ある組成物。 2.該β−グルカンが可溶性である請求項1記載の試薬。 3.該可溶性β−グルカンがポリ−β1−6−グルコトリオシル−β1−3− グルコピラノースである請求項2記載の試薬。 4.該放射性同位体標識結合性部位が式: C(pgp)S−(aa)−C(pgp)S [式中、(pgp)SはHまたはチオール保護基であって、(aa)はいずれか のα−もしくはβ−アミノ酸を表す] または A−CZ(B)−(C(R12n−X [式中、AはH、HOOC、H2NOC、(アミノ酸またはペプチド)−NHC O、(β−グルカン)−(リンカー)−NHCO、 (アミノ酸またはペプチド)−OOC、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペ プチド)−OOCまたはR4; BはH、SHまたは−NHR3;−N(R3)−(アミノ酸のたはペプチド)− 、−N(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β−グルカン)またはR4; XはH、SH、−NHR3、−N(R3)−(アミノ酸またはペプチド)−、− N(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β−グルカン)またはR4; ZはHまたはR4; R1、R2、R3およびR4は、独立して、Hまたは低級の直鎖もしくは分岐鎖ま たは環状のアルキル; nは0、1または2;および ここに、Bが−NHR3または−N(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−( β−グルカン)である場合、BはSHであってnは1または2; ここに、Xが−NHR3または−(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β −グルカン)である場合、BはSHであってnは1または2; ここに、BがHまたはR4である場合、AはHOOC、H2NOC、(β−グル カン)−(リンカー)−(ペプチド)−NHOC、(アミノ酸またはペプチド) −NHOC、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−OOC、または (アミノ酸またはペプチド)−OOC、XはSHであってnは0または1; ここに、AがHまたはR4である場合、BがSHであれば、Xは−NHR3また は−N(R3)−(ペプチド)−(リンカー)−(β−グルカン)であって、X がSHであれば、Bは−NHR3または−N(R3)−(ペプチド)−(リンカー )−(β−グルカン); ここに、XがHまたはR4である場合、AはHOOC、H2NOC、(β−グル カン)−(リンカー)−(ペプチド)−NHOC、(アミノ酸またはペプチド) −NHOC、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−OOC、または (アミノ酸またはペプチド)−OOCであってBはSH; ここに、Zがメチルである場合、Xはメチル、AはHOOC、H2NOC、( β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−NHOC、(アミノ酸またはペ プチド)−NHOC、(β−グルカン)−(リンカー)−(ペプチド)−OOC 、または(アミノ酸またはペプチド)−OOC、BはSHであってnは0; ここに、BがSHであってXがSHである場合、nは0ではない] または または [式中、X=Hまたは保護基; (アミノ酸)=いずれかのアミノ酸] [式中、各Rは独立してH、CH3またはC25; 各(pgp)Sは独立してチオール保護基またはH; m、nおよびpは独立して2または3; A=線状または環状の低級アルキル、アリール、複素環、それらの組合せまた は置換誘導体] [式中、各Rは独立してH、CH3またはC25; m、nおよびpは独立して2または3; A=線状または環状の低級アルキル、アリール、複素環、それらの組合せまた は置換誘導体; V=Hまたは−CO−(リンカー)−(β−グルカン); R'=Hまたは(リンカー)−(β−グルカン); ここに、V=Hである場合、R'=−(リンカー)−(β−グルカン)であっ て、R'=Hである場合、V=−CO−(リンカー)−(β−グルカン); ここに、各Rは独立してH、1ないし6個の炭素原子を有する低級アルキル、 フェニル、あるいは低級アルキルまたは低級アルコキシで置換されたフェニル、 ここに、各nは独立して1または2; ここに、(リンカー)は結合手であるか、あるいはβ−グルカンに、および放 射性同位体標識結合性部位に共有結合した二価基を意味する] を有する請求項1記載の試薬。 5.式: C(pgp)S−(aa)−C(pgp)S を有する放射性同位体標識結合性部位のシステインが式: −CH2−NH−CO−R [式中、Rは1ないし6個の炭素原子を有する低級アルキル、2−、3−、4− ピリジル、フェニル、あるいは低級アルキル、ヒドロキシ、低級アルコキシもし くは低級アルコキシカルボニルで置換したフェニルを意味する] で示される保護基を有する請求項4記載の試薬。 6.該放射性同位体標識結合性部位C(pgp)S−(aa)−C(pgp)S が式: を有する請求項4記載の試薬。 7.放射性同位体に結合したβ−グルカンよりなるシンチグラフィーイメージ ング剤。 8.該β−グルカンが可溶性β−グルカンである請求項7記載のシンチグラフ ィーイメージング剤。 9.該可溶性β−グルカンがポリ−β1−6−グルコトリオシル−β1−3− グルコピラノースである請求項8記載のシンチグラフィーイメージング剤。 10.該放射性同位体が99mTcである請求項7記載のシンチグラフィーイメ ージング剤。 11.該放射性同位体が123Iである請求項7記載のシンチグラフィーイメー ジング剤。 12.該放射性同位体標識結合性部位が放射性同位体に結合している請求項1 記載の試薬よりなるシンチグラフィーイメージング剤。 13.該試薬が可溶性β−グルカンであるβ−グルカンよりなる請求項12記 載のシンチグラフィーイメージング剤。 14.該可溶性β−グルカンがポリ−β1−6−グルコトリオシル−β1−3 −グルコピラノースである請求項13記載のシンチグラフィーイメージング剤。 15.該放射性同位体が99mTcである請求項12記載のシンチグラフィーイ メージング剤。 16.該放射性同位体が111In、67Gaおよび68Gaよりなる群から選択さ れる請求項12記載のシンチグラフィーイメージング剤。 17.還元剤の存在下でβ−グルカンを99mTcと反応させることによって形 成された錯体。 18.該還元剤がジチオン酸イオン、第一スズイオンおよび第一鉄イオンより なる群から選択される請求項17記載の錯体。 19.β−グルカンおよび第一スズイオンよりなる組成物。 20.所定量のβ−グルカンおよび該β−グルカンを99mTcで標識するのに 十分な量の還元剤を含有するシールしたバイアルよりなる放射性医薬製剤を調製 するためのキット。 21.予め還元された99mTc錯体およびβ−グルカンのリガンド交換によっ て形成されたβ−グルカンおよび99mTcの錯体。 22.還元剤の存在下で請求項1記載の試薬を99mTcと反応させることによ って形成された錯体。 23.該還元剤がジチオン酸イオン、第一スズイオンおよび第一鉄イオンより なる群から選択される請求項22記載の錯体。 24.予め還元された99mTc錯体のリガンド交換によって請求項1記載の試 薬を99mTcで標識することによって形成された錯体。 25.請求項1記載の試薬および第一スズイオンよりなる組成物。 26.所定量の請求項1記載の試薬および該試薬を99mTcで還元するのに十 分な量の還元剤を含有するシールしたバイアルよりなる放射性医薬製剤を調製す るためのキット。 27.還元剤の存在下でβ−グルカンを99mTcと反応させることよりなるβ −グルカンを標識する方法。 28.該還元剤がジチオン酸イオン、第一スズイオンおよび第一鉄イオンより なる群から選択される請求項27記載の方法。 29.還元剤の存在下で請求項1記載の試薬を99mTcと反応させることを特 徴とする該試薬を標識する方法。 30.該還元剤がジチオン酸イオン、第一スズイオンおよび第一鉄イオンより なる群から選択される請求項29記載の方法。 31.請求項7記載のシンチグラフィーイメージング剤の診断有効量を投与し 、次いで、哺乳動物体内の部位に局所化した放射能を検出することを特徴とする 哺乳動物体内の部位をイメージングする方法。 32.請求項12記載のシンチグラフィーイメージング剤の診断有効量を投与 し、次いで、哺乳動物体内の部位に局所化した放射能を検出することを特徴とす る哺乳動物体内の部位をイメージングする方法。 33.β−グルカン−(Lys−(CONHNH2)−Gly−Cys−Ph e.アミドアダクトよりなる組成物。 34.Tc−99mで放射能標識した請求項33記載の組成物。
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