JPH09500544A - 組換えprrsvタンパク、該組換えprrsvタンパクを含有する診断キットおよびワクチン - Google Patents

組換えprrsvタンパク、該組換えprrsvタンパクを含有する診断キットおよびワクチン

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JPH09500544A JP7529381A JP52938195A JPH09500544A JP H09500544 A JPH09500544 A JP H09500544A JP 7529381 A JP7529381 A JP 7529381A JP 52938195 A JP52938195 A JP 52938195A JP H09500544 A JPH09500544 A JP H09500544A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、許容宿主細胞培養で増殖させた組換えバキュロウイルスの発現系において、スペインで単離されたPRRSV(PRRS-Olot)のORF2〜7に対応するブタ呼吸・生殖症候群(PRRS)を引き起こすウイルスの組換えタンパクの生産を開示する。該組換えタンパクはPRRSに対してブタを効果的に保護できるワクチンを処方するのに、PRRSVを認識する抗体の存在、ならびにブタ生体試料中のPRRSVの存在を検出するのに適する診断キットを調製するのに適する。

Description

【発明の詳細な説明】 組換えPRRSVタンパク、 該組換えPRRSVタンパクを含有する診断キットおよびワクチン 発明の分野 本発明は、許容宿主細胞培養で増殖させた組換えバキュロウイルス発現系で産 生されるブタ生殖・呼吸症候群(porcine reproductive and respiratory syndr ome)(PRRS)の病原体であるウイルス組換えタンパクに関する。本発明は 、該組換えタンパクの少なくとも1種を含有する診断キットおよびワクチンにも 関する。 発明の背景 スペインでは、1991年1月中旬に、ドイツから輸入された300匹の子ブ タ群から、子ブタにおける呼吸器系変調の最初の例が検出された(プラナ(Plana )ら、メディカル・アンド・ベテリナリー(Med.Vet.),第8巻,11号,1991年) 。その後、まもなく、最初に問題が発生した子ブタ群の近傍に存在する2カ所の 農場における2つ子ブタ群から、妊娠後期において異常に多数の流産が発生し、 子ブタの死亡率が70%に達するという特徴を有する疾患が検出された。 これらの動物間流行病の発生原因は不明であったが、それらの症候学は、欧州 ではドイツで最初に検出されたブタ疾患について報告されている臨床的徴候や、 1987年にアメリカ合衆国およびカナダで検出され、不可解ブタ病(Mystery Swine Disease)と命名された疾患(ヒル(Hill)、不可解ブタ病委員会の例会、1 990年10月6日、デンバー、アメリカ合衆国)に類似していた。この疾患は、妊 娠中の雌ブタに様々な影響を与えるが、特に、食欲不振、流産、死産などを招い たり、ミイラ胎児や数時間で死亡する虚弱な子ブタしか生まれなかったり、分娩 後の呼吸障害をもたらす。この疾患は、かつては「ブルーイヤーブタ病(Blue-ea red Pig Disease)」、「不可解生殖症候群(Mysterious Reproductive Syndrome)」 (MRS)、「ブタ不妊・呼吸症候群(Swine Infertility and Respiratory Synd rome)」(SIARS)および「ブタ流行性流産・呼吸症候群(Porcine Epidemic Abortion and Respiratory Syndrome)」(PEARS)などと呼ばれていたが、 現在では「ブタ生殖・呼吸症候群」(PRRS)として公知である。 現在のところ、この疾患の病原体がPRRSウイルス(PRRSV)と命名さ れたウイルスであることは公知である。このウイルスは、それをレリスタッド( Lelystad)ウイルス(LV)と命名したオランダのCDI/レリスタッドの研究 者グループによって、初めて単離された(ウェスブールト,ジー(Wesvoort,G) ら、ベテリナリー・クウォータリー(Vet.Quarterly),第3巻,121-130頁,199 1年)。数カ月後、スペインでは、ラボラトリオス・ソブリノ/サイアナミド(Lab oratorios Sobrino/Cyanamid)によって、別の単離体が得られた(プラナ(Plana )ら、ベテリナリー・マイクロバイオロジー(Vet.Microbiol.),33巻:203.211 頁,1992年)。この単離体は、本明細書では、PPRS-Olotとして同定される 。それ以来、このウイルスの新しい単離体が報告されている(欧州出願第0 529 5 84 A2号、PCT出願第WO 93/06211号および第WO 93/07898号)。 PRRSウイルスの構造的特徴は、以下の2つの最近の刊行物に記載されてい る。 a)ミューレンベルグ,ヨット・ヨット・エム(Muelenberg,J.J.M.)ら、「 ブタ流行性流産・呼吸症候群(PEARS)の病原体であるレリスタッドウイル スはLDVおよびEDVに関連している」,ヴァイロロジー(Virology),192巻: 62-72頁(1993年);および b)コツェルマン,カー・カー(Cozelmann,K-K.)ら、「アルテリウイルス( Arterivirus)グループの1種であるブタ生殖・呼吸症候群ウイルスの分子的特 徴付け」,ヴァイロロジー(Virology),193巻:329-339頁(1993年)。 PRRSウイルスは、サイズが50〜60nmであり、ヌクレオカプシドに含 まれる約30〜35nmのエンベロープを有し、ゲノム物質として単−RNA分 子を有する。PRRSVは、最初は、これらの形態学的データに基づいて、トガ ウイルス(Togavirus)として分類されたが、そのゲノム構造および転写・翻訳 機構に基づけば、コロナウイルス科(Coronaviridae)に近いものであった。最 近、既存グループと比較した差異および/または類似性に基づいて、アルテリウ イルス科(Arteriviridae)と命名された新しい科に含めて分類することが提案 された(カヴァナフ・ディー(Cavanagh D.)ら、アーカイブズ・オブ・ヴァイロ ロジー(Arch.Virology),1994年)。PRRSVと共に、このグループには、ウ マ動脈炎ウイルス(EAV)、乳酸デヒドロゲナーゼウイルス(LDV)および サル出血熱ウイルス(SHFV)が含まれる。 最近、全レリスタッドウイルス(LV)ゲノム(ミューレンベルグら、前出) 、チュービンゲン(ドイツ)PRRSウイルス単離体(TV)のゲノムセグメン ト(コツェルマンら、前出)、およびPRRS-Olotウイルスのセグメント(ス ペイン特許出願第ES P9301973号)がクローン化され、配列決定された。得られ たすべての結果に基づいて、PRRSVゲノムは、3'末端にポリ(A)鎖を含 む単鎖RNA分子から構成されていると言える。ゲノムの長さは約15,000 塩基対(bp)であり、その構造中に、それはウイルスタンパクをコードする7 つのオープンリーディングフレーム(ORF)を含む。ORFはORF1からO RF7と命名されており、それらの間に小さい重複セグメントを示す。これらウ イルスタンパクの合成は、長さは様々であるが、類似の3'ポリアデニル化末端 と、非コード5'末端配列から始まる5'リーダー配列とを有する、一群の亜ゲノ ム転写物(mRNA)から行われるという説が提出されている。この形式のウイ ルスタンパク発現は、重複(nested)mRNAとして命名されており、以前、コ ラニウイルス(coranivirus)について報告されたことがある(スパーン,ダブ リュ・ジェイ・エム(Spaan,W.J.M.)、カヴァナフ,ディー(Cavanagh,D.)、お よびホルジネック,エム・シー(Horzineck,M.C.)、ジャーナル・オブ・ジェネ ラル・ヴァイロロジー(J.Gen.Virol.),69巻:2939-2952頁,1988頁)。レリス タッド(LV)およびチュービンゲン(TV)PRRSVウイルス単離体ヌクレ オチド配列に基づいて、また、他のアルテリウイルスについて観察されているも のとの相同性によって、ウイルスゲノムにおいて、ORF1(aおよびb)はウ イルスポリメラーゼおよびレプリカーゼをコードしているという説が提出されて いる。ORF2〜6はウイルスエンベロープタンパクをコードしており、ORF 7はヌ クレオカプシドタンパクをコードしているようである。ウイルスレプリカーゼお よびポリメラーゼは、それぞれ、サイズの大きい(260および163kDa) タンパクであり、それらの両方は3個の可能なグリコシル化(糖鎖形成)部位を 含んでいる。3'末端に位置するエンベロープタンパク(ORF2〜6)は小さ い(30〜19kDa)。それらのすべては、アミノ(N-)およびカルボキシ (C-)末端に、リーダー配列および膜アンカーとして機能しうる疎水性配列を 含んでいる。一般的に、それらは、膜に関連した位置に従って、疎水性タンパク である。ORF6は、N末端の90アミノ酸残基以内に位置する3つの疎水性セ グメントを有すること指摘すべきである。他方、ORF7によってコードされる タンパクは、おそらくウイルスヌクレオカプシドに対応するものであるが、N末 端にアルギニン、リジンおよびヒスチジン残基を有し、非常に塩基性である。L VおよびTVウイルスのポリメラーゼ、構造タンパクおよびヌクレオカプシドの アミノ酸配列は、LDVウイルスと比較して29%〜67%の同一性およびEA Vウイルスと比較して20%〜36%の同一性を示す。このことは、PRRSウ イルスの進化がEAVよりLDVに近いことを示唆している。 PRRSVによって引き起こされる疾患は、ブタ畜産業に大きな損失をもたら す原因となる。このため、PRRSVによって引き起こされる感染を予防するこ とが可能なワクチンが開発されている。 一般的に、公知のPRRSVに対するワクチンは、PCT特許出願第WO 92/21 375号、第WO 92/06211号、第WO 93/07898号およびスペイン特許出願第ES P93019 73号に記載されているが、マクロファージ上で増殖させた後、不活化したウイル スから得られるワクチンである。スペイン特許出願第ES P9301973号は、ブタ生 殖・呼吸症候群(PRRS)を回避することが可能なワクチンを提供する。この ワクチンは、死産児、ミイラ胎児または生存しているが虚弱な子ブタの分娩、発 情期の反復、および、PRRSの原因となるウイルスによって生じる類似の問題 など、雌ブタの生殖器系変調を回避するのに有効であることが示されている。同 様に、このワクチンがワクチン接種した動物において細胞免疫を誘発することが 確認されている。該ワクチンは、適当量のPRRSウイルス抗原、すなわち不活 化したスペイン株(PRRS-Olot)を、アジュバントおよび保存剤と共に含有 する。 本発明は、PRRSVによって引き起こされる感染に対して有効に保護するこ とが可能な新しいワクチンを得る目的で組換えDNA技術が採用された第2世代 のワクチンを提供する。本発明のワクチンは、少なくとも1種の組換えPRRS Vタンパクを含有する。他方、本発明は、組換えPRRSVタンパクを用いた酵 素免疫学的検定法(ELISA)の利用を伴う新しいPRRSV診断システムま たはキットを提供する。これらの新規な組換えワクチンは、完全なウイルスを操 作するのではなく、その一部のみを操作するだけでよいので、ウイルスを放出す るような事故の危険性を排除することができ、既存の不活化PRRSVウイルス に比べて顕著な効果を表す。 遺伝子技術の手段による組換えタンパクの生産は、実際のところ、上記のとお りである。組換えタンパクについては、数多くの発現系および生産システムが公 知である。組換えタンパクの大規模生産用として最も有効なシステムのひとつは 、培養した昆虫細胞中における、アウトグラファ・カリフォルニカ(Autographa californica)核多角体病ウイルス(AcNPV)から誘導される組換えバキュ ロウイルスの複製に基づいている。バチュロウイルス発現技術に関する説明は、 以下の論文に記載されている。 a)ルッコウ,ヴィ・エイ(LucKow,V.A.)およびサマーズ,エム・ディ(Sum mers,M.D.)、「バキュロウイルス発現ベクターの開発における傾向」、バイオ/テ クノロジー(Bio/Technology),6巻:47-55頁(1988年);および b)ビショップ,ディ・エイチ・エル(Bishop,D.H.L.)、「バキュロウイルス 発現ベクター」、セミナーズ・イン・ヴァイロロジー(Seminars in Virology), 3巻:253-264頁(1992年)。 本発明は、許容宿主細胞培養で増殖させたバキュロウイルスの発現系で産生さ れる、特にPRRS-Olot単離体の、組換えPRRSVタンパクを提供する。該 組換えタンパクを産生することが可能な組換えバキュロウイルスおよび用いたト ランスファーベクターは、本発明の別の目的を構成する。該組換えバキュロウイ ルスおよびタンパクを得る処方もまた、本発明の目的である。 本発明はまた、PRRSVによって引き起こされる感染に対してブタを保護す ることを目的としたブタの予防接種用の新規なワクチンであって、本発明によっ て提供される組換えタンパクのうち少なくとも1種の組換えタンパクと、適当な 担体またはアジュバントとを含有するワクチンを提供する。 本発明はまた、ブタ由来の生物学的試料(例えば、血液、血清、痰、唾液また は乳)中にPRRSVを特異的に認識する抗体が存在するか否かを検出するため の診断キットを提供する。このキットは、本発明によって提供される組換えタン パクのうち少なくとも1種の組換えタンパクおよび適当な検出方法を含んでいる 。 本発明はまた、ブタ由来の生物学的試料(例えば、血液、血清、痰、唾液、乳 または組織)中に抗原(PRRSV)が存在するか否かを検出するための診断キ ットを提供する。このキットは、本発明によって提供される組換えタンパクのう ち少なくとも1種の組換えタンパクを用いて動物を免疫化して得られるPRRS Vを特異的に認識する少なくとも1種の抗体および適当な検出手段を含んでいる 。 図面の簡単な説明 図1は、PRRS-Olot単離体からクローン化された3383bpの連続配列 を示す。 図2は、ORF2(図2A)、ORF3(図2B)、ORF4(図2C)、ORF5 (図2D)、ORF6(図2E)およびORF7(図2F)によってコードされた タンパクに対応するアミノ酸配列を示す。 図3は、LVと比較した、クローンpPRRS-8、pPRRS-108、pP RRS-108、pPRRS-121、pPRRS-132、pPRRS-146、 pPRRS-147、pPRRS-148、pPRRS-153およびpPRRS- 3の様々な拡がり、およびそれらの各々に含まれるORFを示す。この図におい て、(a)はPRRSVゲノム、(b)はKb単位のサイズ、および(c)はクロ ーンの数を表す。 図4は、ORF2によってコードされるタンパクの遺伝子を含有するpPRR S-3クローンを示す。 図5は、ORF3によってコードされるタンパクの遺伝子を含有するpPRR S-121クローンを示す。 図6は、ORF4によってコードされるタンパクの遺伝子を含有するpPRR S-146クローンを示す。 図7は、ORF5によってコードされるタンパクの遺伝子を含有するpPRR S-132クローンを示す。 図8は、ORF6およびORF7によってコードされるタンパクの遺伝子を含 有するpPRRS-8クローンを示す。 図9は、ELISAによる抗原力価測定の結果(405nmでモニターした吸 光度)を示す。この図において、(a)は抗原力価測定、(b)は405nmでモ ニターした吸光度、および(c)は抗原希釈度[1/ の単位]を表す。 図10は、感染動物で得られたPRRSフィールド血清のELISAによる力 価測定の結果を示す。この図において、(a)は血清の力価測定、(b)は405 nmで読んだ吸光度の値、および(c)は血清希釈度[1/ の単位]を表す。 図11は、数十個のフィールド血清を用いたサンプリング実験から得た結果を 示す。この図において、(a)は血清の力価測定、(b)は405nmで読んだ吸 光度の値、および(c)は血清を表す。 発明の説明 最近、当研究所では、PRRS病原体の探求を行ってきた。その主な結果は、 PRRS-CY-JPD-P5-6-91と命名されたウイルスの単離である。それ はECACCに寄託され(受託番号V93070108)、不活化ウイルスを含 有するPRRSV用のワクチンが開発された(スペイン特許出願第ES P9301973号 )。 それ以来、探求の努力は、PRRSVによって引き起こされる感染に対して有 効な新しい組換えワクチンの開発を可能にするために、PRRSV(PRRS- CY-JPD-P5-6-91)ゲノムの単離およびクローン化に向けられた。なお 、 本明細書では、該ゲノムはPRRS-Olotと命名した。そのために、該PRRS -Olotゲノムのゲノムセグメントがクローン化された。クローン化された断片は 、3'ウイルスゲノムに対応しており、3338bpの連続配列を表す。このセ グメントは、LVおよびTVについて説明したORF2〜7に対応する6つのオ ープンリーディングフレームを含む。それらは、ウイスルの抗原性および免疫原 性に関与すると考えられるウイルス構造タンパク(ヌクレオカプシドおよびエン ベロープ)をコードする。PRRS-OlotのORF2〜7によってコードされた タンパクは、対応するLVおよびTVタンパクに類似している。それらの特徴を 表1に要約する。この表には、各ORFに関して、ヌクレオチドの相対的な位置 、塩基対(bp)の数、アミノ酸(Aac)の数、各タンパクの分子量(KDa 単位)およびグリコシル化部位が示されている。 本明細書に添付の図1は、PRRS-Olotウイルスゲノムの3'末端に対応す るクローン化断片の3338bpの完全な連続配列を示す。このヌクレオチド配 列は、LVおよびTV単離体の対応する配列と比較して、95%の相同性を示す 。これら2つの比較単離物は、それらの間では、99%の相同性を示す。PRR S-Olot単離物のヌクレオチド配列における変化は、全配列にわたって見い出さ れるが、特に5'末端に集中している。指摘すべきは、LVと比較して、PRR S- Olotの1860位における3つのヌクレオチドが欠失していることである。 本明細書の図2(2A〜2F)は、PRRS-OlotウイルスのORF2〜7に よってコードされているタンパクのアミノ酸配列を示す。タンパクレベルでは、 ヌクレオカプシドウイルスタンパクに対して期待されるように、PRRS-Olot とLV ORF7との間には、99%の相同性が観察され、それゆえ、ますます 保存される。残りのタンパクに対する相同性の割合は、ORF3、4および5に 対する93%からORF2および6に対する96.5%の値にまで達する。それ らのすべては、余分なグリコシル化部位を有するPRRS-OlotウイルスのOR F4を除いて、LVについて説明したものに類似したグリコシル化部位を表す。 PRRS-Olotタンパクアミノ酸における上記の変化に関しては、変化の50% は化学的に類似したアミノ酸におけるものであり、残りの変化は異なるアミノ酸 におけるものである。LVについて説明したように、ORF7を除いて、残りの タンパクは、おそらく、それらの膜との関連性によって、高度の疎水性を表す。 PRRS-Olot ORF2〜7の発現に対応する組換えタンパクは、適当な発 現系で、また、好都合には、許容宿主細胞培養物中で増殖させた組換えバキュロ ウイルスの発現系で、産生することができる。これらの組換えタンパクを得るた めの全体的な手順は、基本的には、以下の一般的な工程からなる。 I.バキュロウイルスに挿入すべきcDNA配列の調製、および II.組換えタンパクを発現する組換えバキュロウイルスの取得 これらの一般的な工程は、さらに他のサブ工程に分割できる。すなわち、挿入 すべきcDNAの調製は、以下のサブ工程からなる。 I.a PRRS-Olotウイルスの単離および精製、 I.b PRRS-Olotウイルスのウイルス性RNAの単離、および I.c PRRS-OlotゲノムRNAからのcDNAの合成 一方、PRRS-Olot ORF2〜7に相当する組換えタンパクを発現する組 換えバキュロウイルスの取得は、以下のサブ工程からなる。 II.a 挿入すべきPRRS-OlotORF遺伝子の調製、 II.b 該遺伝子のバキュロウイルス転移ベクターへの挿入、 II.c 相当するPRRS-Olot ORF遺伝子を挿入された該転移ベクターで の許容される宿主細胞のトランスフェクション、 II.d 挿入ORFに相当する組換えタンパクを発現する組換えバキュロウイ ルスの選択 次いで、組換えバキュロウイルスの特徴付けおよび組換えタンパクの分析およ び精製を行う。 これらの全ての工程を以下に詳しく記載する。 本発明により提供される組換えタンパクの取得に用いる操作は、実施例1に記 載したプロトコールに従って、PRRSV、特に、PRRS-Olotの単離および 精製から開始する。PRRS-Olotが単離、精製されたら、ウイルス性RNAを 単離した。この目的のために、3'末端にポリ(A)配列を有するウイルス性R NAの選択、精製に基づく方法を用いる市販のキット(ファルマシア)を使用し た(実施例2)。得られたRNAを、臭化エチジウム染色による0.7%中性アガ ロースゲルで分析し、5000〜23000bpの間の分子量を有する唯一のハ ンドの物質を確認した。 次いで、市販のキット(ベーリンガー)を用い、ポリ(A)鎖の存在を利用し 、オリゴd(T)を、逆転写酵素および合成cDNA分子で延長できる延長プラ イマーとして用いる手段で該3'末端ウイルス性RNAに相当するcDNAを合 成した(実施例3)。3'上流RNA領域をクローン化するため、3'末端から約2 500bpのところに位置する特定のウイルス性ゲノム配列に対するオリゴヌク レオチド・アニーリングを使用した。オリゴd(T)12の代わりに20ヌクレオチ ドのオリゴヌクレオチドを用いて2回目の合成を行った(実施例3.1)。cDN A合成は、合成材料に組み込んだ放射能の計測およびアルカリ性および中性アガ ロースゲルにおける電気泳動で確認し、定量した。その後、cDNAのクローニ ングおよび配列決定を行った(実施例3.2)。ここで、最初にすべきことは10 00〜5000nt(ヌクレオチド)の間の分子量を有する合成cDNA断片の サイズ選択であった。精製cDNAをpMTL25ベクターにおける平滑末端に クローン化した。PRRSV陽性クローンの分析は、LV配列に基づく、プラ スミドDNA調製および制限部位のマッピングにより行った。分析した300プ ラスミドのうち9個だけが陽性であり、800〜2600bpのインサートを含 んでいた。これらのcDNAの真性なことのはっきりした確認は、二本鎖プラス ミドに適用されるジデオキシ法を用いる直接的配列決定で行った。 得られた陽性のPRRSクローンは共通のポリ(A)末端および異なる5'末 端を有していた。これらのクローンを、pPRRS-8、pPRRS-108、p PRRS-121、pPRRS-132、pPRRS-146、pPRRS-147 、pPRRS-148およびpPRRS−153と命名した。クローンpPRR S-3は2回目の合成から抽出した。PRRSV-Olot ORF2〜7によってコ ードされるタンパクの遺伝子を発現する組換えバキュロウイルスを得るために、 一般的に、また、個別に次の操作に従った。まず、予め調製の必要のないORF 3遺伝子を除き、挿入すべき各ORFからの遺伝子を調製した。これらの遺伝子 の調製のため、また、個々の場合に応じて、バキュロ移入ベクターに転移させる 前に、pMTL25、pMTL24およびpMTL22プラスミドを用いた。予 め得られたクローンからORF2〜7に相当する遺伝子を得た。一連の操作の後 、それらから新規な組換えプラスミドを作成した。挿入された各ORFに相当す る遺伝子を含む組換えプラスミドをアルカリ溶菌法で精製し、挿入領域の制限エ ンドヌクレアーゼによるマッピングおよび配列決定で特徴付けた。得られた新規 なベクターはpPRRS-ORFNと命名され、ここに、Nは各ORFの番号を 意味する(N=2〜7)。 次いで、各ORF遺伝子を適当な転移ベクターにクローンした。用いた転移ベ クターはpAcYM1(マツウラ(Matuura)ら、ジャーナル・オブ・ジェネラ ル・ヴァイロロジー(J.Gen Virol.),68巻,1233-50頁)であった。一連の操 作の後、各々、挿入されたORF遺伝子を含む新規な組換えプラスミドを作成し た。得られた組換えプラスミドをアルカリ溶菌法で精製し、制限エンドヌクレア ーゼによるマッピングで特徴付けた。正しいインサート領域配列を確認するため 、インサート両端の配列決定を行った。得られた新規な移入ベクターを分析し、 挿入した遺伝子が、AcNPVウイルス・ポリヘドリン(polyhedrin)・プロモー ターによる発現のための正しい方向を有していることを確認した。得られた移入 ベクターは、以下のとおりであった。 名称 ORF pPRRS-Bac8 2 pPRRS-Bac2 3 pPRRS-Bac9 4 pPRRS-Bac3 5 pPRRS-Bac5 6 pPRRS-Bac7 7 次いで、スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)細胞、Sf9 クローンを、AcRP23-lacZ親ウイルスの精製感染性DNAと相当する移入 ベクターの混合物でトランスフェクトした。このトランスフェクションが完了し たら、X-galによるウイルス性子孫(progeny)の染色後、プラーク色調表現型 分析により組換えバキュロウイルスを同定した。 得られた組換えバキュロウイルスは、(英国)ウイルトシャーSP4 OJG 、サリスバリー、ポートンダウンのヨーロピアン・コレクション・オブ・アニマ ル・セル・カルチャー(ECACC)に寄託した。 実施例4〜9に、各々、ORF2〜7によってコードされる遺伝子を発現する 組換えバキュロウイルスの取得を詳細に記載している。 PRRS-Olot ORF2〜7組換えタンパクは、特異的PRRSV抗体(実 施例12)の存在の検出と、少なくとも、PRRS-Olot ORF2〜7の1つ に相当する1つの組換えタンパクで免疫した動物から得られるPRRSVを特異 的に同定する抗体による抗原(PRRSV)の存在の検出のための診断目的に使 用できる。また、これらのタンパクは、PRRSVに対して動物を免疫するため にも使用できる。したがって、該タンパクは、PRRSVの感染症に対してブタ を効率よく保護できる組換えワクチンを処方するために使用できる。これらのワ クチンは能動的でも受動的でもよい。能動ワクチンは、本発明で提供される組換 えタンパクの少なくとも1種を、免疫学的に許容される希釈剤およびアジュバン トに懸濁させることにより製造できる。受動ワクチンは、該タンパクで動物を免 疫し、該タンパクに対するポリクローナル抗体を単離することにより得ることが できる。抗体を単離、精製した後、それらはワクチン適用に使用できる。本発明 の1つの具体例において、該ウイルス性抗原(抗原相)を免疫学的に許容される 希釈剤およびアジュバントと合してなる、PRRSVによる感染症から有効に保 護できる組換えワクチンが得られる。 抗原相の調製のため、昆虫細胞、好ましくは、スポドプテラ・フルギペルダ( Spodoptera frugiperda)の細胞をPRRSV ORF2〜7に相当する組換えタ ンパクを生産できる種々の組換えバキュロウイルスで感染し、該タンパク発現に 適した条件下でインキュベートした。次いで、直ちに細胞を集め、洗浄し、適当 な緩衝液に再懸濁し、前記した組換えワクチンの調製に使用した。 もう1つの具体例において、抗原相は、好ましくは、ORF3、ORF5およ びORF7のような、単一の組換えPRRSVタンパクを発現する組換えバキュ ロウイルスで感染した昆虫細胞のホモジネートからなる(実施例13)。もう1つ 別の具体例では、抗原相は、例えば、ORF3、ORF5およびORF7に相当 するタンパクを発現する組換えバキュロウイルスで感染した昆虫細胞の混合物の ような、各々が、異なった組換えPRRSVタンパクを発現する異なった組換え バキュロウイルスで感染した昆虫細胞の混合物のホモジネートからなる。 一般に、ワクチンは、目的の組換えタンパクを発現するバキュロウイルスで感 染された約50×106の昆虫細胞を抗原相として含有するように処方した。ワ クチンが種々の組換えタンパクを含有する場合、抗原相は、目的の組換えタンパ ク当たり、バキュロウイルスで感染された約50×106の昆虫細胞からなる。 例えば、ORF3、5および7に相当するタンパクを含むワクチンの処方の場合 、抗原相は、ORF3組換えタンパクを発現するバキュロウイルスで感染された 約5×106の昆虫細胞、ORF5組換えタンパクを発現するバキュロウイルス で感染された約5×106の昆虫細胞および組換えORF7タンパクを発現する バキュロウイルスで感染された約5×106の昆虫細胞からなる(実施例13)。 リン酸緩衝生理食塩水(PBS)またはその他同様な食塩水を免疫学的に許容 される希釈剤として使用できる。 アジュバントとしては、水酸化アルミニウム、アルミナ・ゲル懸濁液、Qui1 Aなどのような水性アジュバント、鉱油、グリセリド類およびオレイック・エー テル−酸誘導体に基づく油性アジュバントなど、一般にワクチンの処方に通常使 888の混合物からなる油性アジュバントが良好な結果をもたらすことが確認さ れた。マーコール52はエッソ・エスパニョーラS.A.製造の低密度鉱油であ る。シマルソール5100はSEPICにより販売されているポリオキシオレエ ートエーテルである。モンタナイド888はSEPICにより販売されている高 純度アンヒドロマンニトールオクタデカノエートエーテルである。 本発明のワクチンには、細胞応答強化剤(cell response potentiator:CR P)物質、すなわち、IL-1(インターロイキン-1)、IL-2、IL-4、I L-5、IL-6、IL-12、γ-IFN(ガンマーインターフェロン)のような ヘルパーT細胞サブポピュレーション(Th1およびTh2)を強化する物質、細 胞壊死因子およびワクチン接種動物において、理論的に、細胞免疫を惹起させる 同様な物質も含有させることができる。これらのCRP物質は水性および油性ア ジュバントと共に、ワクチン処方に使用できる。 同様に、MDP(ムラミルジペプチド)、ISCOM(イムノ・スティムラン ト・コンプレックス)またはリポゾームのような、細胞応答を調節し、免疫刺激 する他のタイプのアジュバントを使用することもできる。 本発明のワクチンは、該抗原相を免疫学的に許容される希釈剤およびアジュバ ントと懸濁または混合することにより得ることができる。アジュバントが油性の 場合、エマルジョンが形成される。具体的かつ好ましい場合、アジュバントがマ ーコール52、シマルソール5100およびモンタナイド888の混合物であれ ば、ワクチンはw/o/wタイプの二重水/油/水エマルジョンとなる。ワクチンが CRP物質を含有する場合、これらの物質は、抗原相およびアジュバントの両方 に添加できる。別法として、ワクチンがCRPを含有しない場合、所望により、 それらをワクチン接種部位と異なる別の部位に同時に注射できる。 また、これらのワクチンには、1種以上の組換えPRRSVタンパクの外に、 以下に記載する1種以上の病原体を含むブタの異なる病原体の組み合わせを含有 させて、多価ワクチンを調製することもできる。特に限定するものではないが、 これらの病原体には、アクチノバチルス・プロイロニウモニアエ(Actinobacillu s pleuropneumoniae )、ヘモフィルス・パラスイス(Haemophilus parasuis)、ブ タ・パラボウイルス(Porcine paravovirus)、レプトスピラ(Leptospira)、エシ ェリヒア・コリ(Escherichia coli)、エリシペロスリックス・ルシオパシアエ(E rysipelothrix rhusiopathiae )、パスツーレラ・マルトシダ(Pasteurella multo cida )、ボルデテラ・ブロンキセプチカ(Bordetella bronchiseptica)、ブタ呼吸 器コロナウイルス(Porcine respiratory coronavirus)、ロタウイルス(Rotavir us )またはオウジエスキー病(Aujeszky's disease)、ブタ・インフルエンザおよ び伝染性胃腸炎の原因となる病原体が包含される。本発明のウイルスの安全性お よび有効性試験は、該ワクチンが安全で、同時に有効であることを証明した。 1回量が、1種以上の組換えPRRSVタンパクを発現する50×106感染 昆虫細胞と同等以上のウイルス性抗原または抗原相の2ml深部筋肉内投与、次 いで、2ml用量の再ワクチン接種により、ワクチン接種動物がPRRSVによ る感染症から有効に保護できることが確認された。同様に、ワクチン接種および 該ワクチンで再接種したブタが、攻撃のときには血清学的結果が存在しなかった にもかかわらず、保護された事実に基づき(実施例14、表4および10)、試験 用のワクチンのいくつか、すなわち、rPRRS CおよびrPRRS Dで識別 されるワクチンにより、ワクチン接種動物に細胞免疫を導入できることが確認さ れた。 調製した組換えワクチンの妊娠したブタにおけるPRRSの予防における有効 性を測定、評価する目的で、妊娠したブタに異なるワクチンを接種し、次いで、 ビルレント・ウイルスを用いる放出テストに付すことからなる試験を設定した。 得られた結果に基づき、このテストの対象としたワクチンの効能が評価できた。 これらのワクチンの効能を評価するためには、再現性ある結果、すなわち、子ブ タの種々の生長期における生存数および死亡数ならびにブタおよび子ブタにおけ る血清学的結果を考慮した(実施例14)。 発明の詳細な記載(実施例) 実施例1.-PRRS-Olotウイルスの取得および精製 1.1-ブタ肺胞マクロファージの取得 1.1.1-動物 ベルギーランドレース(Belgium Landrace)とラージホワイト(Large White )種の雑種である7〜8週齢のブタを使用した。本発明者らの所有の牧場からの 該動物は以下の疾患に対して血清陰性であった:オーエスキ−ブタパルボウイル ス、口蹄古典ブタ熱、ブタ・インフルエンザ(H1N1型およびH3N2型)お よび伝染性胃腸炎。 1.1.2-マクロファージの単離 体重10kgあたり0.1gのチオペンタールナトリウムを頸静脈に注射する ことにより、該動物を麻酔した。次いで、それらを犠牲にし、喉頭蓋下の気管を 結紮し該結紮の上を切断した後、肺を摘出した。その摘出肺のPBSで外部洗浄 した。マクロファージを得るために、抗生物質で1:500(PEG溶液:10 00IU/mlペニシリン、1mg/mlストレプトマイシン、および0.5mg/ mlゲンタマイシン)で補足された合計500mlのPBSで連続的に内部洗浄 を行った(4〜5)。これらの洗浄物を集め、300gで15分間遠心分離した。 以下の工程は、連続的な遠心分離/沈降により細胞をPBSで2回洗浄して、最 終的に、ピルビン酸ナトリウム1mMおよび抗生物質(1:1000(PEG)) を含有するDMEM培地(非必須アミノ酸で補足された(100x)DMEM、 ギブコ(GIBCO))中に再懸濁することであった。ニューバウアー(Newbauer)チ ャンバー中でトリパンブルーで染色することにより該細胞を計数した。0.1m lの10-1マクロファージ懸濁液を0.4mlのDMEMおよび0.5mlのトリ パンブルー溶液に加えた。大多数の場合、得られた細胞の数は1〜1.2×109 個 であった。細菌および真菌の検出に適した培養培地中に接種することにより、該 マクロファージ細胞に対して無菌制御を行った。マイコプラズマが存在しないこ とは、該DNAに選択的に結合して高特異性DNA-DAPI蛍光複合体を形成 するDAPI(4',6-ジアミジノ-2-フェニルインドール)による細胞化学的 検出により確認された。 1.2-ブタ肺胞マクロファージ中のウイルスの複製 ウシ胎児血清(FCS)を添加した上記DMEM培地中の100mlのマクロ ファージ懸濁液(3×106細胞/ml)を含有する細胞培養バイアル(150c m2)を使用した。該細胞にPRRS-Olotウイルスを感染させ、ラボラトリオ ス・ソブリノ(Laboratorios Sobrino)で単離し、PRRS-JPD-P5-6-9 1(ECACC、受託番号V93070108)と命名した。10-3の感染多重 度にて感染させ、該感染細胞を37℃で24時間インキュベートした。この時間 の経過後、該培地を取り出し、2%FCSおよび抗生物質を含有する新鮮なDM EMで置換した。インキュベーションを37℃で継続した。 定期的に顕微鏡で該培養を観察して、マクロファージ上のウイルスにより生じ た細胞変性効果(CPE)を測定した。一般に、3〜4日の感染によるCPEは 70〜80%であった。巨大変形細胞が出現した。通常、これらの調製物の力価 は106.55TCID50/ml(ミリリットルあたりの組織培養感染用量50)で あった。10-4の多重度で感染したマクロファージは、1オーダー倍未満のウイ ルス収量を与えた。実施例1(1.1.2)に記載の通り得られたブタマクロファ ージ細胞に対する単層検定における免疫ペルオキシダーゼにより、これらの細胞 中のウイルスの存在を決定した。簡単にいうと、これは以下のとおり行った。9 6ウェル力価プラーク中で、マクロファージ上で複製した50μlのPRRS- Olotウイルスを100μlのマクロファージに感染させた。該プラークを37 ℃で48時間インキュベートした。インキュベーション完了後、該培地を取り出 し、該プラークを食塩水(0.1MNaCl)で2回洗浄した。次いで、37℃ および−30℃での連続的なインキュベーション(および20%ホルムアルデヒ ド)の後、それらを20%ホルムアルデヒドで固定した。食塩水で2回洗浄した 後、攻撃された動物からの抗PRRS血清の1:50の希釈液50μl。非感染 動物からの陰性血清で同時インキュベーションを行った。インキュベーションは 37℃で1時間行った。上記溶液を取り出した後、食塩水で2回洗浄した。直ち に、50μl中のプロテインA(ProteinA)(シグマ)0.1μgを加え、37℃ で1時間インキュベートした。検定は、酢酸緩衝液および酸素化水の存在下ジメ チルホルムアミドに溶解したAEC(3-アミノ-9-エチル-カルバゾール)で現 像した。暗所中室温で15〜30分後、該平板を顕微鏡で観察した。感染細胞は 、無色である非感染細胞と比較すると、染色された暗赤色を示した。 1.3-PRRSウイルス精製 PRRSV感染細胞培養から該ウイルスを精製した。該培養を遠心分離(20 分、6500g)により清澄化した。該上清をミリポア・ミニタン(Millipore- Minitan)限外濾過系(4.5pSi、300kDa孔径フィルター)を用いて1 0倍濃縮した。ついで、遠心分離(5時間、20000g)により該ウイルスを 沈降させた。上清を捨て、4℃で一夜1mMフェニルメチルスルホニル フルオ リド(PMSF)(シグマ)を含有する沈殿物をPBSで可溶化した。不連続ショ 糖勾配(PBS中20〜50%w/v)中、遠心分離(9500g、3時間)に より該ウイルスを精製した。遠心分離が完了したら、該ウイルスを含有する帯を 該勾配から抽出し、トリス/EDTA緩衝液で希釈し、最終的に26000gで 一夜遠心分離してウイルスを沈降させた。 ポリアクリルアミド-SDSゲル中(12%)の電気泳動により該精製ウイル スを分析した(ラエムリ(Laemmli)、英国、ネイチャー(Nature),227巻:680頁, 1970年)。クーマシーブルーで染色し免疫ブロット法に付すことにより全タンパ クを検出した(タウビン,エイチ(Towbin,H.)、ステヘリン,ティー(Staehelin ,T.)およびゴードン,ジェイ(Gordon,J.),1979年、プロシーディングズ・オ ブ・ナショナル・アカデミー・オブ・サイエンシズ・イン・ユー・エス・エイ(P roc.Natl.Acad.Sci.USA),76巻:4350-4354頁)。該ブロットを、コバレセン ト(covalescent)抗PRRSV血清を用いてペルオキシダーゼ-プロテインA( シグマ)コンジュゲートで現像した。マクロファージからのタンパク 質の混入のため、クーマシー染色ゲル中のPRRSVに関連したいずれかの特定 の帯を観察することは不可能であった。しかしながら、15.5〜30KDaの 分子量のいくつかのウイルスタンパク質を免疫ブロット法により同定した。また 、現像時間を延長すれば、60KDaを越える分子量の帯を観察することができ た。しかし、これらは非感染マクロファージにおいても検出されたため、それら はPRRSウイルス関連タンパク質ではないと結論づけられた。 実施例2.-ウイルスRNAの単離 市販のファルマシアP-Lバイオケミカルズキット(Pharmacia P-L Biochemic als kit)を使用した。この方法は、3'末端ポリ(A)鎖を含有するウイルスR NAの選択および精製に基づく。オリゴ-セルロース(dT)マトリックスによる RNA-ポリ(A)の塩化グアニジニウム精製により該ウイルスカプシドを破砕 した。 簡単に言えば、PRRS-OlotウイルスRNAを以下のとおり単離した。40 000gで一夜遠心分離することにより該精製ウイルスを沈降させた。次いで、 該上清を捨て、0.4mlのキット抽出緩衝液で沈殿物を可溶化した。セルロー ス-d(T)マトリックスへ吸着させ、低および高塩濃度の緩衝液で連続的に洗 浄した後、該RNA-ポリ(A)を高ClNa濃度で溶出した。1:10容量の 2.5M酢酸カリウム、0.25mg/mlグリコンゲンおよび2容量のエタノー ルを加えることにより(2時間以上、−20℃)、該RNAを沈殿させた。この 時間の経過後、16000gで30分間遠心分離することにより該RNAを回復 させた。該沈殿物をエタノール(75%)で洗浄することにより、20μlのT E緩衝液(10mMトリス-ClH、pH=8.0および1mM EDTA)中に 再懸濁した。 得られたRNAを、エチジウム ブロミドで染色することにより0.7%中性ア ガロースゲル中で分析した。5000〜23000bp分子量の物質の単一の帯 が観察された。低分子量物質の不存在、したがって細胞DNAまたはRNAの可 能性を指摘しなければならない。しかしながら、得られた物質の量は少なく、該 ウイルスで感染したマクロファージ培養250mlあたりRNA100ng以下 であった。ポリアクリルアミドゲル中の電気泳動および電子顕微鏡(データは示 していない)で示されるとおり、この低い収量は精製ウイルスの低い収量と合致 する。 実施例3.-PRRS-OlotウイルスゲノムRNAからのcDNA合成 3.1-cDNAの調製 PRRS-Olotウイルス単離物の3'末端RNAに対応するcDNAを合成し た。逆転写酵素で伸長され得、DNA分子コピーを合成し得る伸長プライマーと してオリゴd(T)を使用するため、この方法にはポリ(A)鎖の存在を利用し た。3'末端前のRNA領域をクローン化するために、3'末端の約2500bp に位置するウイルスゲノムの特異的配列を有するオリゴヌクレオチドを使用した 。市販のキット(ベーリンガー(Boehringer))を使用してcDNA合成を行った 。この方法は、簡単に言うと、上記実施例で得られた0.1μgのPRRS RN A−ポリ(A)を、最終容量20μl中、各々1mMのdNTP(dATP、d CTP[32P-α-dCTPの5〜10μCi]、dGTPおよびdTTP)、2 5単位のリボヌクレアーゼ阻害剤、0.8μオリゴd(T)12および40単位の逆 転写酵素の存在下でインキュベートした。該反応物を42℃で1時間インキュベ ートし、次いで同じ試験管内で第2鎖の合成を開始した。この目的のために、緩 衝液、リボヌクレアーゼおよび25単位のイー・コリ(E.coli)DNAポリメ ラーゼを加えた。インキュベーションは22℃で1時間、65℃で10分間行っ た。最終的に、平滑末端を得るために、4単位のDNA T4ポリメラーゼを加 えた。37℃で10分後、EDTAおよびサルコシルを加えることにより反応を 停止した。オリゴd(T)12の代わりに5'-CGGGCTCGAGCCTTTGGCGA-3'オリゴヌ クレオチドを使用する以外は同じ条件下で、第2のcDNA合成を行った。いず れの場合も、上記実施例と同様にして、フェノール:クロロホルムで該混合物を 抽出し、該物質をエタノールで沈殿させた。合成された物質中に取り込まれた放 射活性を計数し、アルカリ性および中性のアガロースゲル中で電気泳動に付すこ とにより、cDNA合成を確認し定量した。 3.2-クローニングおよび配列決定 まず、小さすぎる断片のクローン化を避けるために、合成されたcDNAを大 きさで選択した。この目的のために、cDNA合成からの該物質を遠心分離(3 0分、1600g)により回収した。沈殿物を真空乾燥し、トリス/EDTA緩 衝液(TE)pH=8.0に溶解し、1%アガロースゲルに重層した。DEAE −セルロースペーパーで該ゲルから、また、ClNaによる溶出、次いで沈殿に より後者から、1000〜5000bpのcDNA断片を回収した。精製cDN Aを、pUC18由来のベクターであるpMTL25ベクターの平滑末端中にク ローン化した。この目的のために、SmalIで該ベクターを直線化し、アルカリ ホスファターゼで処理してベクターバックグラウンドを減少させた。DNA T 4リガーゼで連結した後、組換えコロニーの色による初期選択を可能にする(挿 入を有する白コロニーに対して、挿入を有さない青コロニー)、X-ガル(gal) (5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリルβ-D-ガラクロピラノシド)(ベーリン ガー)およびIPTG(イソプロピルβ-D-チオガラクトピラノシド)(ゴール ド・バイオック(Gold Bioch))の存在下、該連結混合物でイー・コリXL-1ブ ルー能力細胞を形質転換した。 プラスミドDNA調製物(ビルンボイム(Birnboim)およびドーリー(Doly)、 ヌクレイック・アシッズ・リサーチ(Nucleic Acids Res.),7巻,1513-1523頁 ,1979年)を使用し、LV配列に基づく制限部位をマッピングすることにより、 陽性PRRSコロニーの分析を行った。分析した300個のプラスミドのうち9 個だけが陽性であり、800〜2600bpの挿入を含有していた。これらのc DNAクローンの信頼性の最終的な確認は、2本鎖DNAに適用されるジデオキ シ鎖-停止法(サンガー,エフ(Sanger,F.)ら、ジャーナル・オブ・モレキュラ ー・バイオロジー(J.Mol.Biol.),94巻:441-448頁,1975年)を用いるそれ らの直接配列決定により行った。普遍オリゴヌクレオチド(5'-GTAAAACGACGGCCA GT-3')および逆(5'-AACAGCTATGACCATG-3')オリゴヌクレオチドを用いて、 すべてのクローンを配列決定した。得られたPRRSクローンの大多数は、1つ の共通のポリ(A)鎖および異なる5'末端を含有していた。該クローンをpP RRS-8、pPRRS-108、pPRRS-121、pPRRS-132、pP RR S-146、pPRRS-147、pPRRS-148およびpPRRS-153と 命名した。第2のcDNA合成から、クローンPRRS-3を得た。図3は、L Vと比較したこれらのクローンの異なる伸長およびそれそれに含有されるORF を示す。一方、図1は、PRRS-Olot単離体からクローン化された3383b pの連続配列を示す。図2(2A〜2F)は、各ORFにコードされるタンパク に対応するアミノ酸配列を示す。 実施例4.-ORF2によりコードされるタンパク遺伝子を発現する組換えバキ ュロウイルスの取得 4.1-ORF2遺伝子の調製 本明細書中に記載する異なるORFの調製のために、pUC18ベクター由来 のpMTL25、pMTL24およびpMTL22遺伝子を、それらがバキュロ ウイルス移入ベクター中にクローン化される前に使用した。使用するベクターは 、それそれの個別の場合について示される。ORF2遺伝子は747bpの大き さであり、cDNA pPRRS-3クローンから得た(図4)。該DNAをMaeI で消化し、約900bpの挿入をアガロースゲル中で精製した。イー・コリDN Aポリメラーゼのクレノウ断片で処理することにより、付着挿入末端を平滑末端 に変えた。SmaI、アルカリホスファターゼで処理され、1%低融点アガロース ゲル中で精製されたpMTL25中でクローン化を行った。DNA T4リガー ゼ(ベーリンガー)で連結後、イー・コリXL-1ブルー細胞を該連結混合物で 形質転換し、陽性クローンをまず色により選択した。アルカリ溶菌法(ビルンボ イム(Birnboim)およびドーリー(Doly)、ヌクレイック・アシッズ・リサーチ(N ucleic Acids Res.),7巻,1513-1523頁,1979年)により、挿入ORF2遺伝 子を含有する該組換えプラスミドを精製し、制限エンドヌクレアーゼでマッピン グし、該挿入領域を配列決定することにより特徴付けした。 新しく得られたベクターをpPRRS-ORS2と命名した。この中には、挿 入の開始およびBamHI部位から約50bpにORF2開始コドン(ATG)が 位置している。 4.2-ORF2遺伝子のバキュロウイルス移入ベクターへの挿入 請求の範囲に記載の、すべての実験に使用したバキュロウイルス移入ベクター は、単一のBamHI挿入部位を有するpAcYM1ベクター(マツウラ(Matsuu ra)ら、ジャーナル・オブ・ジェネラル・ヴァイロロジー(J.Gen Virol.),68 巻,1233-50頁)であった。 該ベクターは、ディー・エイチ・エル・ビショップ(D.H.L.Bishop)教授(I .V.E.M.、英国オックスフォード)により命名された。該挿入のために、該ベク ターをBamHIエンドヌクレアーゼで完全に消化し、ついでアルカリホスファタ ーゼ酵素で処理してベクターの再連結を防いだ。ORF2は28.4KDaのタ ンパクをコードする。簡単に言えば、対応する遺伝子をpAcYM1ベクターへ 挿入するために、pPRRS-ORF2プラスミドを出発物質として使用した。 このプラスミドにおいては、ORF2遺伝子がBamHI部位に隣接している。し たがって、pPRRS-ORF2をBamHIで消化し、1%低融点アガロースゲ ルに重層して935bpの断片を得る。挿入をベクターに連結するためにDNA T4リガーゼ(ベーリンガー)を用い、ストルール(Struhl)法(バイオテクニ ークズ(Biotechniques),巻,452-453頁,1985年)に従い、この断片をpAc YM1のBamHI部位に挿入した。該連結混合物を使用してイー・コリDH5細 胞を形質転換した。アルカリ溶菌法(ビルンボイム(Birnboim)およびドーリー (Doly)、前出)に従い、挿入されたORF2遺伝子を含有する、得られた組換え プラスミドを精製し、制限エンドヌクレアーゼでマッピングし、挿入端を配列決 定して挿入領域の正しい配列を確認した。新しく得られた移入ベクターをpPR RS-Bac8と命名した。AcNPVバキュロウイルスポリヘドリンプロモータ ーによる発現のための正しい配向でPRRS遺伝子を有することが示された。 4.3-バキュロウイルスのトランスフェクションおよび選択 スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)細胞、Sf9クローン を、親ウイルスAcRP23-lacZ(500ng)(ポシー(Posee)博士(I.V. E.M.、英国オックスフォード)により命名された)の精製感染性DNAと移入ベ クターpPRRS-Bac8DNA(2μg)との混合物で同時トランスフェクト した。組換えの効率を上げるために、Bsu361酵素でlacZ遺伝子(キッツ(K itts)ら、ヌクレイック・アシッズ・リサーチ(Nuc.Acids Res.),18巻,566 7-72頁,1990年)内で親ウイルスDNAを直線化した。同時トランスフェクショ ンのために、リポフェクション(lipofection)(ギブコ(Gibco)-BRL)法 を用いた(フェルグナー(Felgner)ら、プロシーティングズ・オブ・ナショナル ・アカデミー・オブ・サイエンシズ・イン・ユー・エス・エイ(Proc.Natl.Aca d.Sci.U.S.A.),84巻,7413-7417頁(1987年))。同時トランスフェクションの 後、細胞変性効果が観察されるまで、5%ウシ胎児血清(FCS)および抗生物 質で補足した完全TNMFH培地中で該細胞を5日間インキュベートした。 次いで、トランスフェクション上清を回収し、組換えウイルスをプラーク検定 により同定した。β-ガラクトシダーゼ遺伝子が発現されているため、AcRP 23-lacZ親ウイルスは、X-ガル(gal)基質の存在下、青色の溶菌プラークを 示した。ウイルスの子孫をX-ガルで染色した後、まず、明らかなプラークによ り組換えウイルスを同定した。各ウイルスのいくつかのプラークを拾い、3回の 精製に付し、ついで高力価のウイルスストックを調製した。最終的に得られた組 換えバキュロウイルスをAcNPV、PRRS2と命名した。これは、ヨーロピ アン・コレクション・オブ・アニマル・セル・カルチャーズ(European collect ion of Animal Cell Cultures(ECACC))に受託番号V94021007で寄託さ れている。 実施例5-ORF3によりコードされるタンパク遺伝子を発現する組換えバキ ュロウイルスの取得 5.1-バキュロウイルス移入ベクターへのORF3遺伝子の挿入 ORF3は、30.8KDaの概算分子量のタンパクをコードしている。pP RRS-121プラスミドDNAを、pAcYM1移入ベクターへの対応する遺 伝子の挿入の出発物質として用いた(図5)。このベクターにおいて、ORF3 開始コドンはBamHI部位から10bpに位置する。この遺伝子は、BamHIお よびSau3A酵素で二重消化することによって切断して、BamHIと親和性であ る粘着末端を生成させることができる。消化した後に、その混合物を1%低溶融 アガロースゲルに負荷し、1009bpの断片を精製した。それを単離し、次い で、T4 DNAリガーゼ酵素を用いて、BamHIおよびアルカリホスファター ゼで処理したpAcYM1ベクターに連結した。続いて、イー・コリ(E.coli )DH5細胞を形質転換し、前記の方法により組換えプラスミドを精製し、特徴 付けした。ポリヘドリン・プロモーターに向けての正確な配列および挿入の向き が確認されたら、その新たな移入ベクターは、pPRRS-Bac2と命名した。 5.2-組換えバキュロウイルスのトランスフェクションおよび選抜 組換えバキュロウイルスのトランスフェクションおよび選抜に用いた方法は、 ORF2に関して前記したもの(実施例4.3)と同様であった。得られた組換 えバキュロウイルスは、AcNPV,PRRS3と命名した。それは、受託番号 V94011325でECACCに寄託されている。 実施例6.-ORF4によりコードされるタンパク遺伝子を発現する組換えバキ ュロウイルスの取得 6.1-ORF4遺伝子の調製 ORF4遺伝子のサイズは、549bpである。それは、BamHI、AflIII およびPstI酵素で消化したpPRRS-146クローン(図6)から得た。最 初の2酵素はインサートの両側を切断し、PstIを用いて、遺伝子単離を困難と したであろうORF4遺伝子と同様のサイズのベクターDNA断片を切断した。 低溶融アガロースゲル中で1112bpの断片を精製し、BamHIおよびNcoI (AflIIIと親和性)で消化したpMTL22ベクターにクローン化した。T4 DNAリガーゼで連結し、イー・コリDH5細胞を形質転換した後に、組換えプ ラスミドをアルカリ分解法(ビルンボイム(Birmboin)およびドーリー(Doly)、 前出)により精製し、制限エンドヌクレアーゼ・マッピングにより特徴付けした 。新たに得られたベクターは、pPRRS-ORF4と呼称した。それには、Ba mHIサイトから5bpに位置するORF4のATG開始コドンが含まれる。 6.2-バキュロウイルス移入ベクターへのORF4遺伝子の挿入 ORF4は20.0KDaのタンパクをコードしている。対応する遺伝子は、 BamHI+BglIIで消化することによりpPRRS-ORF4プラスミドから得 た。1112bpの断片を1%低溶融アガロースゲル中で精製し、pAcYMI -BamHIに直接クローン化した。組換えクローンの同定および特徴付けの方法 は、前記したもの(実施例4.2)と同一であった。正確な向きおよび挿入配列 が確認されたら、その新たなプラスミドは、pPRRS-Bac9と命名した。こ のプラスミドを次のトランスフェクション実験および組換えバキュロウイルスの 調製に用いた。 6.3-組換えバキュロウイルスのトランスフェクションおよび選抜 組換えバキュロウイルスのトランスフェクションおよび選抜に随伴する方法は 、ORF2に関して前記した方法(実施例4.3)と同様であった。組換えバキ ュロウイルスは、AcNPV,PRRS4と命名した。それは、受託番号V94 021008でECACCに寄託されている。 実施例7.-ORF5によりコードされるタンパク遺伝子を発現する組換えバキ ュロウイルスの取得 7.1-ORF5遺伝子の調製 ORF5のサイズは600bpである。それは、クローンpPRRS-132 から得た(図7)。そのDNAをBstXIおよびBfrI酵素で消化し、ORF5を 含有する700bpの断片を1%低溶融アガロースゲル中で精製した。T4DN Aポリメラーゼで処理する方法によって、断片の末端を粘着末端から平滑末端に 変換した後、その断片をpMTL25/SmaIベクターにクローン化した。用い た方法は、実施例4.1に記載した方法と同様であった。新たに得たベクターは 、pPRRS-ORF5と命名した。それには、該遺伝子の開始点から15bp に位置するORF5ATG開始コドンが含まれる。 7.2-バキュロウイルス移入ベクターへのORF5遺伝子の挿入 ORF5は22.4KDaのタンパクをコードしている。移入ベクターへ対応 する遺伝子を挿入するために、pPRRS-ORF5ベクターを酵素BamHIで 消化した。706bpの断片を1%低溶融アガロースゲル中で精製し、pAcY ml-BamHI移入ベクターに直接連結した。組換えプラスミドは、前記のよう に特徴付けた。新たな移入ベクターは、pPRRS-Bac3と命名した。それを 続くトランスフェクション実験に用いた。 7.3-組換えバキュロウイルスのトランスフェクションおよび選抜 組換えバキュロウイルスのトランスフェクションおよび選抜に随伴する方法は 、ORF2に関して前記した方法(実施例4.3)に類似していた。得られた組 換えバキュロウイルスは、AcNPV,PRRS5と命名し、受託番号V940 11326でECACCに寄託されている。 実施例8.-ORF6によりコードされるタンパク遺伝子を発現する組換えバキ ュロウイルスの取得 8.1-ORF6遺伝子の調製 ORF6遺伝子のサイズは519bpである。それは、pPRRS-8遺伝子 クローンから調製した(図8)。最初に、そのDNAをAflIII酵素で消化し、O RF6遺伝子のサイズに近いバンドを消失させた。990bpのAflIII-AflII I断片は、1%低溶融アガロースゲル中で精製し、TaqIで消化した。新たな7 90bpの断片を低溶融アガロースゲル中で精製し、AccIおよびアルカリホス ファターゼで処理したpMTL24ベクターにクローン化した。続いて、実施例 4.1に記載した工程を行った。新たなベクターは、pPRRS-ORF6と命名 した。それには、該遺伝子の開始点から46bpに位置するORF6開始コドン が含まれる。 8.2-バキュロウイルス移入ベクターへのORF6遺伝子の挿入 ORF6は19.0KDaのタンパクをコードしている。これは、エンベロー プタンパクであると提唱されており、その疎水的な性質を考慮すると、膜−貫通 タンパクであると考えられる。移入ベクターへの対応する遺伝子の挿入について は、pMTL24のAccI部位にクローン化したORF6を含有するpPRRS -ORF6ベクターを、BamHI酵素で消化した。790bpの断片を1%アガ ロースゲルから精製し、ベクターpPRRS-BamHIに直接連結した。新しい 移行ベクターは、pPRRS-Bac5と命名した。それは、続くトランスフェク ション実験で用いた。 8.3-組換えバキュロウイルスのトランスフェクションおよび選抜 組換えウイルスのトランスフェクションおよび選抜に用いた方法は、ORF2 に関して前記した方法(実施例4.3)に類似していた。得られた組換えバキュ ロウイルスは、AcNPV,PRRS6と命名した。それは、受託番号V940 11327でECACCに寄託されている。 実施例9-ORF7によってコードされるタンパク遺伝子を発現する組換えバ キュロウイルスの取得 9.1-ORF7遺伝子の調製 ORF7遺伝子のサイズは384bpである。それは、pPRRS-8遺伝子 クローンから調製した(図8)。実施例8.1に記載した断片AflIII-AflIIIをH paI酵素で消化した。ORF7遺伝子を含有する430bpのAflIII−HpaI 断片を、低溶融アガロースゲル中で精製し、続いてNcoI-SmaIで消化したp PMTL25ベクターにクローン化した。組換えコロニーの分析および特徴付け は実施例4.1に記載のごとく行った。新たなベクターは、pPRRS-ORFT と命名した。それには、該遺伝子の開始点から16bpに位置するORF7開始 コドンが含まれる。 9.2-バキュロウイルス移入ベクターへのORF7遺伝子の挿入 ORF7は13.8KDaのタンパクをコードしている。これは、ウイルス核 タンパクであると提唱されている。移入ベクターへの対応する遺伝子の挿入につ いては、pPRRS-ORF7プラスミドをBglIIおよびBamHI酵素で消化し た。得られた430bpの断片を低溶融アガロースゲルから単離し、pAcYM 1-BamHIベクター内に直接連結した。適当に特徴付けした後に、新たなpP RRS-Bac7移入ベクターを得た。それは、続くトランスフェクション実験に 用いた。 9.3-組換えバキュロウイルスのトランスフェクションおよび選抜 組換えバキュロウイルスのトランスフェクションおよび選抜に用いた方法は、 ORF2に関して前記した方法(実施例4.3)と同様であった。得られた組換 えバキュロウイルスは、AcNPV,PRRS7と命名した。それは、受託番号 V94011328でECACCに寄託されている。 実施例10.組換えタンパクの分析および免疫検出 IPFU/細胞の感染の多重度でSf9細胞を異なった組換えバキュロウイル スで感染させ、その培養物を採取するまで27℃にてインキュベートした。異な った細胞培養は、単層および懸濁液中で行った。全てのケースにおいて、結果は 同様であった。培養物は、異なった感染後時間に採取した。各組換えウイルスに ついての最適な採取時間を測定した。これは、48および96p.i.h.(感染 後時間)の間の範囲であった。細胞は、1500rpmにて10分間遠心するこ とによって採取し、PBS pH:7.4で2回洗浄し、続いて25mM重炭酸塩 溶液に再懸濁し溶解した。それらを10000rpmにて10分間遠心し、可溶 性細胞質画分を残りの不溶性細胞夾雑物から分離した。総細胞抽出物ならびに異 なった画分は、11%ポリアクリルアミド・ゲル中の電気泳動によって分析し、 クーマシーブルーで染色するか、または免疫学的検出用のニトロセルロース膜に 移行させた。28.4、30.8、20.0,22.4、19.0および13.8KD aの分子量マーカーと共にクーマシーブルーで染色することによってバンドを観 察した。これらのサイズは、各々、ORF2、3、4、5、6および7によりコ ードされる遺伝子について予想されたサイズに相当する。異なった遺伝子の発現 レベルには、大きな変動がある:かなりなレベルのORF3、5および7、相当 なレベルのORF2および4、ならびに低いレベルのORF6。ORF2および 6に対応する低い発現レベルの遺伝子は、各々42および39ヌクレオチドと、 該タンパクATG開始コドンとポリヘドリン・バキュロウイルスプロモーターと の間が大きく離れていることによるのであろう。幾つかの場合において、良好な 発現を得るためには、この距離を実質的に最小限に維持しなければならないこと が示された。低い発現の原因となるもう1つの要因は、これらのタンパクの高い 疎水性であろう。 感染細胞の可溶性画分および不溶性画分を別々に分析すると、ORF7を除き 、大部分の発現されたPRRSタンパクが不溶性であり、膜夾雑物に結合したま まであることが観察された。これは、これらのタンパクの疎水性および糖鎖付加 された性質によるものであろう。これらの糖タンパクの大部分には、それらを膜 に つなぎ留める膜貫通領域が含まれている。かかる特徴が、細胞抽出物からこれら のタンパクを精製することを困難なものとしている。 免疫検出については、標準的な方法(バーネット(Burnette)、アナリティカル ・バイオケミストリー(Anal.Biochem.),第112巻,195-203頁,1981年;トウビ ン(Towbin)ら、プロシーディングズ・オブ・ナショナル・アカデミー・オブ・ サイエンシズ・イン・ユー・エス・エイ(Proc.Natl.Acad.Sci.USA),第76巻 ,4350-4354頁,1979年)により、タンパクをニトロセルロース膜に移行させた 。タンパク移行は、22Vにて30分間、セミ-ドライ装置(バイオ-ラド(Bio- Rad)社製)で行った。次いで、ニトロセルロース片を、20mMトリス-HCl pH7.5、500mM NaCl(TBS)中の3%粉末スキムミルクで、室温 にて1時間ブロッキングした。続いて、その片を、最初に、TBS-0.05%ツ イーン20中に1/100希釈した抗-PRRSブタ抗血清(C-45)で室温に て2時間インキュベートし、TBS-0.05%ツイーン20で室温にて30分間 洗浄し、次いでアルカリフォスファターゼ結合抗-ブタIgG(希釈率1/100 0)(シグマ(Sigma)社製)で1時間インキュベートした。その片をさらに1回洗 浄し、最後に、100mM NaCl、5mM MgCl、100mMジエタノー ルアミン、pH9.5中のNBT(ニトロブルーテトラゾリウム)(シグマ(Sigm a)社製)およびBCIP(5-ブロモ-4-クロロ-3-インドリル-ホスフェート) (シグマ(Sigma)社製)溶液で、目視できるバンドが現れるまで染色した。反応 は蒸留水で停止させた。イムノブロットにより特異的な反応が認められた全ての ケースにおいて、概算ORFサイズに相当する分子量のタンパクが得られた。幾 つかのケースにおいて、特にORF3および5においては、45KDaまでの他 の大きなサイズのバンドの存在が認められた。これらのバンドは、予期された潜 在的な部位と一致する、異なったタンパクの糖鎖付加を表すであろう。 10.1-組換えタンパクの抗原的特徴付け バキュロウイルスで発現された組換えタンパクの正確な抗原性は、イムノブロ ッティング・アッセイにおいて、異なった動物血清に対するそれらの反応によっ てチェックした。組換えタンパクは、前記の方法により発現させ、ニトロセルロ ー スに移行させて、抗-PRRSV抗体を含有する、以前に特徴付けしたブタ血清 収集物と反応させた。該血清は、実験的(#1-4)または天然(#5-8)に感 染した動物で得られた。 ORF3、5および7に相当するタンパクが、チェックすべき最初のものであ った。結果を表2に示す。 このアッセイにより、組換えタンパク3、5および7が、各々、天然のウイル スタンパク3、5および7と抗原的に同様であることが証明された。 アッセイを組換えタンパク2、4および6で行うと、フィールドの血清による 認識に関する点において結果は大きく変動した。この変動の理由は、それらの低 い発現レベルおよび/またはそれらの高い疎水性であろう。 これらのアッセイは、バキュロウイルス系で発現されたPRRSV組換えタン パクが天然のウイルスタンパクと抗原的に区別できないことを証明している。 実施例11.組換えタンパクの精製 組換えタンパク精製を設計するストラテジーには、該タンパクの構造特性が考 慮されるべきである。これらの特徴のうちの2つは指摘すべきである:(1)そ れらを不溶性としている疎水性、および(2)それらを膜に対して高親和性とし ている多数の膜貫通領域の存在。例えば:異なった著者(ホール,エス・エル( Hall,S.L.)ら、ワクチン(Vaccine),第9巻,659-667頁,(1991年)8月:ト ード,エヌ(Tordo,N.)ら、ヴァイロロジー(Virology),第194巻,5269頁(199 3年))により記載されているごとく、完全に感染させた細胞を用いることができ る場合に、それらをワクチンとして使用する際、ほとんどの場合において、これ らの特徴はタンパクの抽出および精製を簡便としない。それにもかかわらず、モ デルとしてORF3タンパクを用いてこれらのタンパクを精製する幾つかの試行 がなされてきた。 11.1-ORF3由来のタンパクの精製 前記の実施例に記載された方法により、Sf9細胞を組換えAcNPV,PR RS3ウイルスで感染させた。その感染細胞は、400gにて10分間遠心する ことによって採取し、PBSで洗浄し、PBS中に20×106細胞/mlで再懸 濁した。凍結/解凍によってその細胞を破裂させ、遠心によって可溶性画分を不 溶性画分から分離した。全てのケースにおいて、その不溶性画分を続く処理に用 いた。 以下に用いた幾つかの方法を記載する。 カオトロピック剤での処理 最初に、不溶性画分を1M NaClで、次いで、2Mまたは4M塩化グアニジ ニウムで洗浄した。その細胞ペレットを別個の緩衝液に再懸濁し、室温にて1時 間維持した。次いで、その調製物を15000rpmにて5分間遠心した。別個 の画分における組換えタンパクの存在は、15%ポリアクリルアミド-SDSゲ ル(ドデシル硫酸ナトリウム)中の電気泳動によって分析した。 得られた結果は、これらの塩で一連の処理に付することにより、30%〜50 %純度のタンパクが得られることを示している。この精製タンパクは、イムノブ ロッティングまたは間接ELISAのいずれかによって測定したところ、感染動 物からの血清によってそれが認識されるので、天然のタンパクに抗原的に類似す ることが示された。 活性剤での処理 以下の濃度の活性剤を用いた。 −NP40 0.5% −オクチルグルコシド 2% −SDS 0.5%、1%および2% −デオキシコール酸ナトリウム 0.5%、1%および2% 全てのケースにおいて、細胞調製は、前記同様に行った。組換えタンパクを含 有する細胞夾雑物を、前記の活性剤濃度および記載した条件下で処理した。一般 に、これらの条件下では、別個の活性剤で処理しても、多量の組換えタンパクを 可溶化することはできないということができる。0.5%SDSだけからは、非 常に低収率ではあるが、50%概算純度のタンパクが得られた。抗原的に、この タンパクは、カオトロピック剤で精製したタンパクで得られたものよりも効率は 低いが、直接ELISAによると感染動物血清と反応する。 要約すると、これらの部分精製タンパクは抗-PRRSVワクチンに用いるこ とができる。 実施例12.診断用途 本発明により提供される組換えタンパクの主な適用の1つは、PRRSVフィ ールド感染を診断するためのキットの調製物におけるそれらの使用である。 12.1-診断での適用のためにSf9で発現させた抗原の調製 単層であるいは浮遊液中で増殖させたSf9細胞を、各組換えバキュロウイル スで、0.5〜1の感染多重度で感染させた。いずれの組換えウイルスを用いる かに応じて、培養を感染後48および72時間の間に収穫した。それらを15℃ 、400gにて10分間遠心し、PBSで洗浄した。 最後に、組換えタンパクを含有する細胞ペレットを、2%オクチルグルコシド (シグマ)を含むPBSに再懸濁し、1時間氷上に放置した。次いで、それらを 1000gにて10分間遠心して、細胞夾雑物を除去した。上清をPBSに対し て徹底的に透析して洗剤を除去し、10000gで30分間遠心して沈殿を除去 し、後で使用するために−70℃で貯蔵した。 12.2-診断のためのELISA法 ポリスチレン96-ウェルのELISA法プレート(ポリソープ(Polisorp),N UNC)を、4℃で一晩インキュベートすることによって50mM炭酸塩緩衝液p H:9.6中で作成した異なる希釈の組換え抽出物混合物(ORF2、ORF3 、ORF4、ORF6およびORF7)(100μl/ウェル)で被覆した。図 9で示すごとく、プレートのコーティングに選択した最適希釈は1/100であ った。該プレートを、室温にて30分間、ブロッキング緩衝液(PBS中の1% 脱脂乳)で飽和させた。続いて、ブロッキング溶液中で作成した異なる希釈の抗 -PRRSV抗血清を添加した。インキュベーションを37℃で1時間継続した 。0.05%ツイーン20を含有するPBSで洗浄した後、ペルオキシターゼ-標 識プロテインA(1/5000希釈)を添加し、37℃で1時間インキュベート した。前記したごとき洗浄を行い、ABTS[2,2'-アジノ-ビス(3-エチルベ ンズチアゾリン-6-スルホン酸)]を基質として用い、反応物を室温で10分間 展開した。1%SDSで反応を停止し、405nmで吸光度をモニターした。感 染動物フィールド血清から得られた通常のELISA法滴定を図10に示す。フ ィールド血清滴定は、通常、1/100〜1/800希釈の範囲である。数ダース フィールド血清でのサンプリング実験で得られた結果を図11に示す。明らかに 陽性の血清で得られた力価は0.4〜1.7の範囲であることが分かる。未知血清 からの力価は0.2〜0.3の範囲である。陰性血清は0.1未満の力価を与える 。かくして、バキュロウイルスで発現されたこれらの組換えタンパクの使用は安 全で、信頼ができ、かつ再現性のある方法であり、結局未感染動物から感染動物 を区別するのを可能とすると結論される。 実施例13.組換えワクチンの処方 後記する方法により、エマルジョン形態の、異なる組換えPRRSVタンパク 、特にPRRS-Olot[ECACC V93070108]を含有する異なった ワクチンを調製した。 スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)細胞・クローンSf9 −以下Sf-9という−を、0.1プラーク形成単位(PFU)/細胞の感染多重度 にて、各々前記PRRSVのORF3、ORF5およびORF7(図2、4およ び6)に対応する組換えタンパクを産生できる、組換えバキュロウイルス: −AcNPV、PRRS3、[ECACC V94011325]; −AcNPV、PRRS5、[ECACC V94011326];および −AcNPC、PRRS7、[ECACC V94011328] で、1×106細胞/mlの率にて感染させた。それらを、2リットルのブラウン (Braun)-MDファーメンター中、100rpmおよび30%のPO2にて撹拌し つつ27℃で72時間インキュベートした。次いで、感染昆虫細胞を1000r pmで10分間遠心することによって収集し、リン酸緩衝生理食塩水(PBS) pH7.4で洗浄し、同PBS緩衝液に5×107細胞/mlで懸濁した。 組換えタンパクORF3、ORF5およびORF7のうちいずれか1つを発現 する50×106 Sf9細胞を含有する感染Sf9細胞ホモジネートを、 マルコール(MarcolR)52 790.0mg サイマルソール(SimulsolR)5100 70.0mg モンタナイド(MontanideR)888 80.0mg の混合物よりなる油状アジュバントまたは油相と混合することによってワクチン を処方した。これらの条件下、53%抗原相および47%の前記油性相よりなる (ここに、油性相/抗原相の関係が重量/容量関係(W/V)である)、2mlの用 量の4の組換えワクチンを調製した。調製したワクチンの処方を以下に示す。 1.rPRRS Cと命名するワクチン: ORF3を発現する50×106 Sf9細胞よりなる53容量%の抗原相;お よび47重量%の前記した油性相、 2.rPRRS Dと命名するワクチン: ORF5を発現する50×106 Sf9細胞よりなる53容量%の抗原相;お よび47重量%の前記した油性相、 3.rPRRS Eと命名するワクチン: ORF7を発現する50×106 Sf9細胞よりなる53容量%の抗原相;お よび47重量%の前記した油性相、 4.rPRRS Fと命名するワクチン: ORF3を発現する50×106Sf9細胞、ORF5を発現する50×106 Sf9細胞およびORS7を発現する50×106 Sf9細胞よりなる(合計15 0×106 Sf9細胞)53容量%の抗原相;および47重量%の前記した油性 相。 実施例14.妊娠雌ブタにおける効果 この試行は、実施例13に記載したごとくに調製した組換えワクチンの効果を 評価するために行った。その目的で、合計12匹の雌ブタ-ランドレース(Land race)×ラージホワイト(Large White)の交雑種を用いた。該動物をリサーチ センターの安全牛舎に移した。 2匹の雌ブタをランダムに選択し(雌ブタNo.400398および40029 8)、rPRRS Cと命名したワクチンを接種した。2匹の雌ブタ(雌ブタNo. 400118および400307)にrPRRS Dと命名したワクチンを接種 した。rPRRS Eと命名したワクチンに関しては、3匹の雌ブタをワクチン 接種し(雌ブタNo.314010、313426および400059)、rPRR S Fと命名したワクチンに関しては、3匹の雌ブタをワクチン接種した(雌ブタ No.313524、401236および401426)。2匹の残りの雌ブタ(雌 ブタNo.1および20)はワクチン接種せず、対照動物として使用した。 耳に近い頸部の深筋肉内経路(IM)を介し、2mlのワクチンの用量を雌ブ タにワクチン接種し、21日後に同用量を再ワクチン接種した。 直腸温度、飼料摂取ならびにワクチン摂取および攻撃双方の後の臨床的徴候の ごとき局所的および一般的反応を観察した。加えて、雌ブタにおける生殖攻撃後 の結果、ならびに雌ブタおよび子ブタにおける血清学的結果をモニターした。結 果の解析をワクチンの効果の評価で用いた(表1)。 攻撃はリサーチセンターの安全牛舎で行った。すべての動物は、鼻孔内経路( IN)を介し、106.1TCID50/ml(組織培養感染性用量50%)の力価に て、単離しリサーチセンターに寄託して維持した株、PRRSV-218-P5 -Mφ-F22055-29/10/94 5mlの率で感染させた。 分娩の日における雌ブタの生殖結果の評価については、以下にデータを記載す る(表3): −生きて誕生し健康な子ブタのNo. −生きて誕生したが虚弱な子ブタのNo. −死産した子ブタのNo. −部分的自己溶解(浮腫状)を持つ子ブタのNo. −ミイラ化した子ブタのNo. −誕生第1週後に生きている子ブタ、および −離乳の時期(25〜30日齢)に生きている子ブタ 次いで、以下のプログラム: D0(第0日):出血およびワクチン接種 D+14:出血[ワクチン接種後14日] D+21:出血および再ワクチン接種[ワクチン接種後21日] D+28:出血[ワクチン接種後28日] D+35:出血[ワクチン接種後35日] DI:出血および攻撃 DI+7:出血[感染後7日] に従って、ペルオキシダーゼ単層アッセイ(IPMA)[イムノ・ペルオキシダ ーゼ・モノレイヤー・アッセイ(Immuno Peroxidase Monolayer Assay),ベンス ヴォールト(Wensvoort)ら,ベテリナリー・クォータリー(Vet.Quarterly), 第13巻,3号(1991年7月)]によって、雌ブタ(表4)および子ブタ(表5、6 、7、8および9)において血清学的応答を分析した。 子ブタにおける(抗-PRRSV抗体)における血清学的結果を表4に示す。 該試行のワクチン対象を評価する目的で、血清学的結果および生殖結果を評価 した。表10はいくらかの血清学的データを示し、一方、表11は生まれた子ブ タの合計数、第1週後に生きていた子ブタの数、離乳子ブタの数および40日齢 を超えた子ブタの数を含めた、試行で用いた雌ブタの生殖データをまとめる。 結果を総合すると、ワクチンrPPRS Cの場合において、1匹の雌ブタが 血清変換され(400298)、1匹は血清変換されず(400398);ワク チンDの場合において、いずれの雌ブタも血清変換されず;ワクチンEおよびF については、主として、ORF7でコードされたタンパクのために強力な血清変 換があることが明らかである。 ワクチン接種した動物をワクチン接種していない動物と比較すると、攻撃前に 好都合な挙動があり、試行した組換えワクチン対象物はPRRSの防止について の有効な手段を構成するという可能性を主張することが可能となる。 IPMA技術で滴定した抗体を欠くワクチン接種した雌ブタは保護されること が示され、これは該ワクチン(rPPRS CおよびrPPRS D)は細胞性免 疫を誘導できることを示す。 該ワクチンの有効性は、 a)誕生した子ブタの合計数に対する第1週後に生きていた子ブタの百分率、 b)誕生した子ブタの合計数に対する離乳子ブタの百分率、および c)誕生した子ブタの合計数に対する40日齢を超えた子ブタの百分率; を比較することによって評価した。 表12は、誕生した子ブタの合計数に対する、第1週後に生きていた子ブタの 百分率、離乳子ブタの百分率、および40日齢を超えた子ブタの百分率のデータ を示す。 IPMA技術で評価した、抗体を欠く動物は保護されることが示された。 図面の説明図3 : a)PRRSゲノム b)サイズ(Kb) c)クローン番号図9 : a)ELISA法による抗原の滴定 b)405nmにおける吸光度 c)抗原希釈(1/ ) d)1/200における血清 −−・--・−− フィールド −−+−−+−− 実験 −−*−−*−− 陰性図10 : a)ELISA法による血清滴定 b)405nmにおける吸光度 c)血清希釈(1/ ) d) 陽性−−・−−・−− 陰性−−+−−+−−図11 : a)フィールド b)405nmにおける吸光度 c)雌ブタ血清
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C07K 16/10 8931−4B C12N 7/00 C12N 5/10 9637−4B C12P 21/02 C 7/00 8310−2J G01N 33/53 D C12P 21/02 8310−2J 33/569 L G01N 33/53 9281−4B C12N 5/00 B 33/569 9455−4C A61K 37/02 //(C12N 15/09 ZNA C12R 1:92) (C12P 21/02 C12R 1:91) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ, VN (72)発明者 クリメント・サンチェス,イサベル スペイン、エ―17813バル・デ・ビアーニ ャ、カレテラ・カンプロドン(番地の表示 なし)、”ラ・リバ"

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ウイルスPRRS-OlotのORF2〜7によってコードされるタンパクの いずれかから選択されることを特徴とするブタ生殖・呼吸症候群(PRRS)の 原因ウイルスの組換えタンパク。 2.図2に示すアミノ酸配列よりなることを特徴とする請求項1記載のタンパ ク。 3.許容宿主細胞培養で増殖させた組換えバキュロウイルス発現系において遺 伝子工学によって得られる請求項1記載のタンパク。 4.前記組換えバキュロウイルスが、少なくとも、ウイルスPRRS-Olotの ORF2〜7によってコードされるタンパクの遺伝子を含有し、それを発現する 請求項3記載のタンパク。 5.前記許容宿主細胞培養が許容昆虫細胞の培養である請求項3記載のタンパ ク。 6. 名称 ECACC受託番号 AcNPV,PRRS2 V94021007 AcNPV,PRRS3 V94011325 AcNPV,PRRS4 V94021008 AcNPV,PRRS5 V94011326 AcNPV,PRRS6 V94011327 AcNPV,PRRS7 V94011328 から選択される組換えバキュロウイルスの発現によって得られる請求項3記載の タンパク。 7.a)バキュロウイルスに挿入すべき、PRRS-OlotゲノムRNAから合 成した、cDNA配列を調製し;次いで、 b)挿入されたORFに対応する組換えタンパクを発現する組換えバキュロウ イルスを得る工程よりなることを特徴とする、当該ウイルスのORF2〜7のい ずれかに含有される遺伝子によってコードされる、組換えPRRS-Olotタンパ クを得る方法。 8.挿入すべきcDNA配列の調製が、 a.1 ウイルスPRRS-Olotを単離し、精製し、 a.2 PRRS-OlotウイルスRNAを単離し、 a.3 PRRS-OlotゲノムRNAからcDNAを合成する、 工程よりなる請求項7記載の方法。 9.ウイルスPRRS-Olotの単離を、許容細胞培養での該ウイルスの複製に よって行う請求項8記載の方法。 10.PRRS-OlotウイルスRNAの単離を、オリゴd(T)12-セルロース への吸着によって行う請求項8記載の方法。 11.PRRS-OlotゲノムRNAからのcDNAの合成を、該RNAを、対 応するdNTP、逆転写酵素およびd(T)12もしくは式5'-CGGGCTCGAGCCTTTGGC GA-3'のオリゴヌクレオチドと共にインキュベートすることによって行う請求項 8記載の方法。 12.PRRS-OlotのORF2〜7に対応する組換えタンパクを発現する組 換えバキュロウイルスの取得を、 b.1 バキュロウイルス移入ベクターに対応するORF遺伝子を挿入し、 b.2 対応するORF遺伝子を挿入した該移入ベクターで許容宿主細胞をト ランスフェクトし、次いで b.3 対応する挿入されたORF組換えタンパクを発現する組換えバキュロ ウイルスを選択する工程よりなる請求項8記載の方法。 13.前記バキュロウイルス移入ベクターがベクターpAcYM1である請求 項12記載の方法。 14.組換えバキュロウイルスの複製用の前記許容宿主細胞のトランスフェク ションを、対応するORF遺伝子が挿入された移入ベクターのDNAと野生型バ キュロウイルスのDNAとの混合物によって行う請求項12記載の方法。 15.前記許容宿主細胞が昆虫細胞培養物である請求項12記載の方法。 16.得られた組換えバキュロウイルスが、前記ウイルスのORF2〜7によ ってコードされるタンパクのいずれかから選択される、PRRS-Olotの単一の 組換えタンパクを発現する請求項12記載の方法。 17.得られた組換えバキュロウイルスが、 名称 ECACC受託番号 AcNPV,PRRS2 V94021007 AcNPV,PRRS3 V94011325 AcNPV,PRRS4 V94021008 AcNPV,PRRS5 V94011326 AcNPV,PRRS6 V94011327 AcNPV,PRRS7 V94011328 から選択される請求項12記載の方法。 18.PRRS-OlotのORF2〜7の1つに対応する少なくとも1種の組換 えタンパクを発現する組換えバキュロウイルス。 19.前記ウイルスのORF2〜7によってコードされるタンパクのいずれか から選択される、PRRS-Olotの単一の組換えタンパクを発現する請求項18 記載の組換えバキュロウイルス。 20. 名称 ECACC受託番号 AcNPV,PRRS2 V94021007 AcNPV,PRRS3 V94011325 AcNPV,PRRS4 V94021008 AcNPV,PRRS5 V94011326 AcNPV,PRRS6 V94011327 AcNPV,PRRS7 V94011328 から選択される請求項18記載の組換えバキュロウイルス。 21.PRRS-OlotのORF2〜7によってコードされるタンパクのいずれ かに対応する少なくとも1種の組換えタンパクおよび適当な担体またはアジュバ ントよりなる、ブタの生殖・呼吸症候群(PRRS)に対してブタをワクチン接 種し保護するのに適したワクチン。 22.前記組換えタンパクが、許容宿主細胞培養で増殖させた組換えバキュロ ウイルスの発現系において遺伝子工学によって得られる請求項21記載のワクチ ン。 23.前記組換えタンパクを発現する組換えバキュロウイルスが、 名称 ECACC受託番号 AcNPV,PRRS2 V94021007 AcNPV,PRRS3 V94011325 AcNPV,PRRS4 V94021008 AcNPV,PRRS5 V94011326 AcNPV,PRRS6 V94011327 AcNPV,PRRS7 V94011328 から選択される請求項21記載のワクチン。 24.前記組換えタンパクが部分的に精製されて用いられる請求項21記載の ワクチン。 25.前記抗原相が、PRRS-OlotのORF3、5および7によってコード される組換えタンパクよりなる群から選択される、単一の組換えPRRSVタン パクを含有する請求項21記載のワクチン。 26.前記抗原相が、PRRS-OlotのORF2〜7によってコードされる組 換えタンパクのうちの1種のみを発現する同一組換えバキュロウイルスで感染さ せた昆虫細胞よりなる請求項21記載のワクチン。 27.前記抗原相が、PRRS-OlotのORF2〜7によってコードされる異 なる組換えタンパクのうちの1種のみを発現する異なる組換えバキュロウイルス で感染させた昆虫細胞よりなる請求項21記載のワクチン。 28.油状アジュバントを含有する請求項21記載のワクチン。 29.前記油状アジュバントがマルコール(Marcol)52、サマルソール(Si mulsol)5100およびモンタナイド(Montanide)888の混合物よりなる請 求項28記載のワクチン。 30.水性アジュバントを含有する請求項21記載のワクチン。 31.さらに、IL-1、IL-2、IL-4、IL-5、IL-6、IL-12、 g-IFN、細胞壊死因子および同様の物質のごとき細胞応答増強剤(CRP) 物質を含有する請求項21記載のワクチン。 32.前記アジュバントが、MDP、ISCOMまたはリポソームのごとき細 胞応答を変調し免疫刺激できるアジュバントである請求項21記載のワクチン。 33.ワクチン接種した動物において細胞性免疫を誘導できる請求項21記載 のワクチン。 34.1種以上のブタ病原体および適当な担体もしくはアジュバントと共に、 PRRS-OlotのORF2〜7のいずれかに含有される遺伝子のいずれかによっ てコードされるタンパクのうちの1種に対応する少なくとも1種の組換えタンパ クよりなる、ブタ生殖・呼吸症候群または他のブタ伝染病を予防できる二価また は多価ワクチン。 35.アクチノバチラス・プロイロニウモニアエ(Actinobacillus pleuropneu moniae )、ヘモフィルス・パラスイス(Haemophilus parasuis)、ブタ・パラボウ イルス(Porcine parvovirus)、レプトスピラ(Leptospira)、エシェリヒア・コリ (Escherichia coli)、エリシペロトリックス・ルシオパシア(Erysipelothrix rh usiopathiae )、パスツーレラ・マルトシダ(Pasteurella multocida)、ボルデテ ラ・ブロンキセプチカ(Bordetella bronchiseptica)、ブタ呼吸器コロナウイル ス(Porcine respiratory coronavirus)、ロタウイルス(Rotavirus)よりなる群か ら選択される少なくとも1種のブタ病原体よりなるか、または、オウジェスキー 病(Aujeszky's disease)、ブタ・インフルエンザもしくは伝染性胃腸炎の病原体 に対する請求項34記載のワクチン。 36.PRRS-OlotのORF2〜7のいずれかに含有される遺伝子のいずれ かによってコードされるタンパクの1種に対応する少なくとも1種の組換えタン パクおよび適当な担体またはアジュバントで動物を免疫化することによって得ら れる抗体を含有することを特徴とする、ブタ生殖・呼吸症候群(PRRS)に対 してブタをワクチン接種し保護するのに適した受動ワクチン。 37.PRRS-OlotのORF2〜7のうちの1つに対応する少なくとも1種 の組換えタンパクおよび適当な検出手段よりなる、ブタからの血液、血清、痰、 唾液または乳のごとき生体試料中のPRRSVを特異的に同定する抗体の存在を 検出するための診断キット。 38.前記組換えタンパクが、許容宿主細胞培養で増殖させた組換えバキュロ ウイルスの発現系において遺伝子工学によって得られる請求項37記載の診断キ ット。 39.前記組換えタンパクを発現する組換えバキュロウイルスが、 名称 ECACC受託番号 AcNPV,PRRS2 V94021007 AcNPV,PRRS3 V94011325 AcNPV,PRRS4 V94021008 AcNPV,PRRS5 V94011326 AcNPV,PRRS6 V94011327 AcNPV,PRRS7 V94011328 から選択される請求項38記載の診断キット。 40.PRRS-OlotのORF2〜7の1つに対応する少なくとも1種の組換 えタンパクおよび適当な検出手段で動物を免疫化することによって得られるPR RSVを特異的に同定する抗体よりなる、ブタからの血液、血清、痰、唾液また は乳のごとき生体試料中のPRRSVの存在を検出するための診断キット。
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