JPH09500545A - 薬液容器における改良 - Google Patents

薬液容器における改良

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JPH09500545A JP6524771A JP52477194A JPH09500545A JP H09500545 A JPH09500545 A JP H09500545A JP 6524771 A JP6524771 A JP 6524771A JP 52477194 A JP52477194 A JP 52477194A JP H09500545 A JPH09500545 A JP H09500545A
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Abstract

(57)【要約】 内容物を充填し、蓋を閉め、これに伴って注射器に変換される薬液用バイルは、ピストン(10)の直下にあるその底部開口(8)内にある肩部(14)と、肩部と係合してスナップ留めされてピストンを拘束するリテーナーリング(20)を有する。このリテーナーリングは、バイルの外直径を越えて延出する部分を有しておらず、したがって、リングはバイルに内容物を充填するのに先立って装着することができる。もし必要ならば、別体のフィンガーフランジ(32)が付随的にスナップ留めされる。

Description

【発明の詳細な説明】 薬液容器における改良 この発明は薬液容器、さらに特定すれば、欧州特許出願第0298585号お よび国際特許出願WO92/08507号に記述された一般的性格の無底の薬液 容器(VIAL,バイル)に関する。そのようなバイルは、一度薬液で満たされ、蓋が されると、予め薬液を満たした注射器に変わり、広範な薬液移送システムの基礎 を形成する。 そのような無底のバイルおよび予め薬液を満たした注射器に最終的な消毒を施 す場合に必要な条件が増大しており、たとえ、この消毒の過程が複雑な装置を用 いて注意深く制御されたとしても、バイルまたは注射器のピストンの断面方向に 圧力差が発生する危険があり、ピストンが離脱する結果を招来する。そのような 圧力差は、概念上は貯蔵中にも発生することが可能で、特に、大きなガス空間ま たは貯蔵中にガスを発生する可能性のある物質を含むバイルの場合にその傾向が 強い。 これまでに、バイルのベースまたはその近傍に形成された突起部材をインター ロックするとともに、そのようなバイルから作られた注射器のためのフィンガー グリップとなるような機能を果たすピストンのリテーナーリングが提案されてい る。しかしながら、そのような突起部材は、バイルに内容物を充填し蓋をする機 械が通過するバイルの安定した通路にも、バイル本体内にピストンを挿入する通 路にも、重大といえるような、障害とならないことが重要である。それらの突起 部材はまた、リテーナーリングの容易な挿入を許容するとともに、リテーナーリ ングが一度挿入された後は、これらを積極的に拘束しなければならない。 そのような構造体はWO92/08507号に説明されている。この構造体の 問題点は、リテーナーリングの挿入が、バイル内への内容物の充填しバイルに蓋 をするときと、バイルの最終消毒のときとの間に行われる点であり、このことが 、クリーンルームという条件下で実行しなければならないさらに別の製造ステッ プを導入することになる。 発明者は、前記のWO92/08507号記載の構造体をさらに発展させるこ とによって、バイルの内容物の充填と蓋閉めに先立って、これらの操作を実行す る機械の通路を妨げることなく、挿入することができるリテーナーリングを提供 することが可能なことを見出だした。このことは、ピストンとリテーナーの両方 が、あるべき所に備わっている予め消毒を施され、調製されたバイルが、内容物 の充填と蓋閉めに利用することができて、組立体をいつでも最終消毒に提供する ことが可能なことを意味しており、内容物充填段階の一部としてリテーナー挿入 機械に追加的な操作や条件を課したりす ることはない。 この発明は、添付した請求の範囲に取り纏めた改良を施した無底のバイルに関 する。 この発明の別の特徴は、添付図面を参照しつつ行う下記の説明によって明かに なる。ここに、 第1図は、ピストンのリテーナーリングを装着して示す、無底バイルの1実施 例の本体の長手方向断面図である。そして、 第2図は、第1図のの本体の細部の拡大図であり、オプションによるフィンガ ーフランジ部を分離して示す。 第1図、第2図を参照すれば、無底バイルの本体2は、ガラスまたは合成樹脂 材料から、中空の頸部6に接続する上端部に肩部4を有するほぼシリンダー状に 成型される。その側壁が、本体の底端部に丸くまたは数珠玉状の縁部8で構成さ れて開放底端部を形成し、前記開放底端部を通ってピストン10が挿入される。 底縁部8と隣り合う内側の側壁部分16は、内側に向かってテーパが付されて おり、周辺の揺動部12によって側壁の残部と結合して、漏斗状の上に向かうテ ーパを付された底部開口部の上方で、本体の内部に向かって、幅の狭い内部の上 方を向く環状の棚部または肩部を構成する。前記の棚部とテ ーパを付された底部開口部は、加熱して軟化した壁の底部を適当な形状のマンド レルに対して回転することによって形成することができ、その場合は、外側の凹 部は存在しなくとも差支えない。いずれにしても、壁の残部の周辺外において、 成型され、または回転造型された壁部の外面の突起部材または少なくとも有意義 な突起部材は存在しない。テーパを付された底部開口は、ピストン10の挿入を 助ける。これに付随したリテーナーリング20の挿入については下記に説明する 。 リテーナーリング20は、合成樹脂材料から成型され、半径方向に延在するフ ランジ22を備えており、棚部14の上方にある本体2の内直径と大体等しいが 、棚部の内直径および棚部が、本体2に向かって、テーパを付された底部開口に 進入を始める最小直径よりは大きい最大直径を備えるテーパを付された上部24 を有する。フランジ22の上方にあるリングの下部26は、小さな外直径と少な くとも内側部分16の高さと等しい高さを有するので、リングは、上部24と下 部26の間にある肩部28が棚部14を越えてスナップ留めされるまでテーパを 付された底部開口内へ圧迫され、こうしてリングをしっかりと止着する。下部2 6が、製造上の公差のためのしかるべきゆとりを有するものの、内側部分16を ぴったり収容するような内側形状と高さを備えることが好ましい。小さな凹部3 0が、棚部14と隣り合う本体の内側壁に形成されて、肩部28のための追加的 な公差を形成する。 フランジ22は、バイル本体の外表面の突起を越えて延出しない程度に制限さ れた半径方向の長さを備えている。リテーナーリング20は、このように、内容 物の充填と蓋閉めの操作に先立って挿入することができるが、リングそれ自身が フィンガー用のフランジを構成することはできない。この問題は、別体に成型さ れるフランジが、バイルの使用に先立ってリング20の内部に形成される環状の 溝36内へスナップ留めすることができる環状をなすロック用突出リング34を 具備するならば克服される。そのような別体のフィンガーフランジは、もし注射 器が手動で操作される場合には取り付けられるが、注射器が注射器ポンプと共用 される場合には省略されるという利点も有する。何故ならば、多くの注射器ポン プは、注射器本体の殆どの外側シリンダー面を越える突起部材を収容することが 不可能だからであり、このことによって、その用途に設計されたプラスチック製 の注射器に注射器用ポンプを使用することを限定する傾向があったからである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年6月22日 【補正内容】 る。しかしながら、そのような突起部材は、バイルに内容物を充填し蓋をする機 械が通過するバイルの安定した通路にも、バイル本体内にピストンを挿入する通 路にも、重大といえるような、障害とならないことが重要である。それらの突起 部材はまた、リテーナーリングの容易な挿入を許容するとともに、リテーナーリ ングが一度挿入された後は、これらを積極的に拘束しなければならない。 そのような構造体はWO92/08507号に説明されている。この構造体の 問題点は、リテーナーリングの挿入が、バイル内への内容物の充填しバイルに蓋 をするときと、バイルの最終消毒のときとの間に行われる点であり、このことが 、クリーンルームという条件下で実行しなければならないさらに別の製造ステッ プを導入することになる。 発明者は、前記のWO92/08507号記載の構造体をさらに発展させるこ とによって、バイルの内容物の充填と蓋閉めに先立って、これらの操作を実行す る機械の通路を妨げることなく、挿入することができるリテーナーリングを提供 することが可能なことを見出だした。このことは、ピストンとリテーナーの両方 が、あるべき所に備わっている予め消毒を施され、調製されたバイルが、内容物 の充填と蓋閉めに利用することができて、組立体をいつでも最終消毒に提供する ことが可能なことを意味しており、内容物充填段階の一部としてリテーナー挿入 機械に追加的な操作や条件を課したりす ることはない。 EP−A−511402号は、フィンガーグリップとピストンリテーナーを組 み合わせた組立体を有する注射器を開示する。注射器本体の外直径を越えて延出 するフランジを有する2部分からなるフィンガーグリップが、注射器の後部の周 囲で組み立てられ、やはり注射器本体の外直径を越えて延出するピストンリテー ナーによってその位置にロックされ、フィンガーグリップをその位置にロックす る。リテーナーは、フィンガーグリップによって支持されるだけであるから、フ ィンガーグリップがないと作用を行うことができない。この構造はまた、注射器 本体と接して外側に延出するフランジがなければ機能しない。 EP−A−107874号は、自動注射装置内で破壊されないようにカートリ ッジを補強する構造体の一部として、カートリッジの底部開口内に止着されるプ ラスチック製のリングを開示する。これはピストンリテーナーではなく、外部の 手段によってその位置に支持されているのであって、注射器本体とのロック係合 によって支持されるのではない。 この発明は、添付した請求の範囲に取り纏めた改良を施した無底のバイルに関 する。 この発明の別の特徴は、添付図面を参照しつつ行う下記の 説明によって明かになる。ここに、 第1図は、ピストンのリテーナーリングを装着して示す、無底バイルの1実施 例の本体の長手方向断面図である。そして、 第2図は、第1図の本体の細部の拡大図であり、オプションによるフィンガー フランジ部を分離して示す。 第1図、第2図を参照すれば、無底バイルの本体2は、ガラスまたは合成樹脂 材料から、中空の頸部6に接続する上端部に肩部4を有するほぼシリンダー状に 成型される。その側壁が、本体の底端部に丸くまたは数珠玉状の縁部8で構成さ れて開放底端部を形成し、前記開放底端部を通ってピストン10が挿入される。 底縁部8と隣り合う内側の側壁部分16は、内側に向かってテーパが付されて おり、周辺の揺動部12によって側壁の残部と結合して、漏斗状の上に向かうテ ーパを付された底部開口部の上方で、本体の内部に向かって、幅の狭い内部の上 方を向く環状の棚部または肩部を構成する。前記の棚部とテ 請求の範囲 1. ピストン直下で本体の底部開口内に挿入されており、 底部開口と隣接する本体内壁の張り出し部に進入する上部を備える外面と、外 直径が小さい下部とを備え、 上部と下部の外側面と接続される、下方に面を向ける肩部とを有し、 肩部が棚部にスナップ留めされてリングが拘束されるように、底部開口内へ圧 迫され、シリンダー状のバイル本体の外直径の外側へ半径方向に延出する部分を 持たず、そして、 シリンダー状本体の外直径の外側へ向かって、半径方向に延出する別体に形成 されたフィンガーフランジ(32)と協働する手段(36)を備え、バイルに内容物を充 填し、蓋閉めを行った後、リングに取り付けられる、 ピストンリテーナーリング(20)によって特徴付けられる、 上端部に幅の小さい充填用頸部(6)を備えるほぼ直立シリンダー状の中空本体( 2)を有し、本体の側壁が、張り出し部を有する底部開口を囲む底縁部(8)と一緒 に形成されており、 本体の側壁の下部(16)の内面が、前記内面にある外方の凸部に向かって上方へ 延出する底部開口に隣接しており、 前記凸部は、上方に面を向ける環状の肩部(14)を形成し、 外側凸部の上方で本体内面とシール関係にある前記本体内にあるピストン(10) を有する、 注射器に変換するに先立って内容物を充填し蓋閉めを行うための無底の薬液バ イル。 2. リテーナーリング(20)が、本体の底縁部の直下にある延出したフランジ を含むが、その直径は本体の直径よりも大きくはない点に特徴を有する請求の範 囲第1項記載のバイル。 3. フランジ(22)が、内側の環状の溝(36)を含み、別体に形成したフィンガ ーフランジ(32)が、前記の溝と付随的に係合するためのロック用リング備える点 に特徴を有する請求の範囲第2項記載のバイル。 4. 請求の範囲第1−3項のいずれか1記載のバイルを含む注射器組立体。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. リテーナーリング(20)が、バイル本体の外直径の径方向外側に延出する 部分を持たない点に特徴を有する、 上端部に幅の小さい充填用頸部(6)を備えるほぼ直立シリンダー状の中空本体( 2)を有し、本体の側壁が、張り出し部を有する底部開口を囲む底縁部(8)と一緒 に形成されており、 本体の側壁の下部(15)の内面が、前記内面にある外方の凸部に向かって上方へ 延出する底部開口に隣接しており、 前記凸部は、上方に面を向ける環状の肩部(14)を形成し、側壁の下部は、側壁 の残部の外側直径の外側には認識できる程度には外側へ延出する部分を持たず、 前記本体内のピストン(10)とピストン直下の底部開口内に挿入されたピストン リテーナーリング(20)とを有し、 前記ピストンリテーナーリングは、前記底部開口と隣接する本体内壁の張り出 し部に進入する上部を備える外面と、外直径が小さい下部とを有し、 下方に面を向ける肩部は、肩部が棚部にスナップ留めされてリングが拘束され るまでリングが底部開口内へ圧迫されるように、上部と下部の外側面と接続され る、 注射器に変換するに先立って内容物を充填し蓋閉めを行うための無底の薬液バ イル。 2. リテーナーリング(20)が、本体の底縁部の直下にある延出したフランジ を含むが、その直径は本体の直径よりも大きくはない点に特徴を有する請求の範 囲第1項記載のバイ ル。 3. バイルは、内容物を充填し、蓋を閉めた後、リテーナーリング(20)と接 続するために別体に形成されたフィンガーフランジ(32)を含む点に特徴を有する 請求の範囲第1項記載のバイル。 4. フランジ(22)が、内側の環状の溝を含み、別体に形成したフィンガーフ ランジ(32)が、前記の溝と付随的に係合するためのロック用リング備える点に特 徴を有する請求の範囲第3項記載のバイル。 5. 請求の範囲第1−4項のいずれか1記載のバイルを含む注射器組立体。
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