JPH09501227A - エアコン設備の供給空気を冷却するための装置 - Google Patents
エアコン設備の供給空気を冷却するための装置Info
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Abstract
(57)【要約】
この発明は、エアコン設備の供給空気を冷却するための装置であって、伝熱面によって供給空気(A)と排出空気(B)の間に熱を伝達するための伝熱装置(3);および排出空気側の伝熱面に加湿するための加湿装置(6)を含む装置に関する。供給空気をより効率的に冷却できるようにするために、供給空気(A)と排出空気(B)の側の伝熱面が、別の熱交換器に分かれ;およびこれらの伝熱面は、排出空気側の伝熱面の表面温度が排出空気の露点温度に近いように選ばれている。
Description
【発明の詳細な説明】
エアコン設備の供給空気を冷却するための装置
この発明は、エアコン設備の供給空気を冷却するための装置であって、
−伝熱面によって供給空気と排出空気の間で熱を伝達するための伝熱装置;お
よび
−排出空気側の伝熱面に加湿するための加湿装置を含む装置に関する。
フレオンの使用を制限しようとする運動が、エアコン産業にフレオンを利用し
た圧縮機冷却に代る代替冷却システムを探させている。そのようなシステムの最
も良く知られているものは、例えばフィンランド国特許明細書第67259号に
記載されている、いわゆる間接蒸発式冷却である。この方法では、排出空気が排
気ダクトの中に配置された蒸発式加湿器によって加湿され、それによって水が蒸
発するときに熱に結びついて排出空気の温度が飽和点近くに落ちるようにする。
冷却した排出空気の“冷たさ”は、現在冬季に熱の回収に広く使われている熱交
換器によって供給空気に回収され;換言すれば、供給空気を冷却する。
このシステムの欠点は、その冷却能力が制限されることである。特に、排出空
気および/または屋外空気が暖かく、湿気の多いとき、冷却能力が十分でない。
これは、湿気のある空気がそれ以上の水蒸気を受けることができず、それでその
飽和温度が高いと言う事実による。その上、蒸発式加湿器は、通常空気を露点ま
で加湿することができない。加湿比は、理論上空気中に蒸発できる水の量と実際
に蒸発する水の量との間の質量比と定義されている。最も良く蒸発する加湿器の
加湿比は、80と90%の間に入る。これに加えて、冷却能力は、熱交換器の効
率によって割引かれ、それは通常供給空気と排出空気の初期温度差に対する供給
空気の低下温度の比と定義される。温度効率と呼ばれる、この比は、最良の空気
/空気熱交換器で70と80%の間である。概して、実際に達成可能な冷却能力
と理論的冷却能力との比は、通常70%以下にとどまる。理論的能力でさえ、全
ての場合に十分ではなかろう。
この限られた冷却能力を補うために、種々の試みが為されている。最も簡単な
方法は、足りない能力を圧縮機冷却を使って補うことであるが、それはかなりの
投資と運転費を伴う。フレオンの使用量は減ったが、完全には無くならない。
他のアプローチがフィンランド国特許明細書第88431号に記載されている
。ビルの給水管網に入る前の冷たい水道水を使って付加的冷却を達成している。
この方法の欠点は、多くの場合、ビルの水道水消費量が少なく、付加的冷却の要
求を充すことができるのは限られた数のビルだけであるという範囲で変動してい
ることである。排水管にオーバフローする冷却水が、運転費を簡単に不当に引上
げる。その上、ビルに冷たい飲料水用の追加の配管を設けねばならず、それが投
資コストを増す。この為、水道水は、あるビルで負荷のピークを抑えるためにし
か使えない。
更に他のアプローチがフィンランド国特許明細書第57478号に記載されて
いる。別の加湿器を使う代りに、加湿水を平板熱交換器の送出側の伝熱面上に流
すことによって空気を加湿する。この特許明細書では、能力を増す試みで、2段
冷却を使い、排出空気でも供給空気でもよいが、いわゆる補助空気を補助熱交換
器で最初に冷却し、次に加湿して、供給空気を冷却するために使っている。
投資コストおよび運転費が高いため、この2段冷却は広くは使われていない。
現実の利益を引出せるためには、熱交換器を通して補助空気流を引くためのブロ
ワー等は勿論、余分な熱交換器が必要である。そのような空気冷却は、質量比が
変るので、所望の結果が得られないだろう。それは、ある特別の理由で排出空気
の量が供給空気の量より約2倍多いときに成功裡に使うことができるかも知れな
い。その上、第2段の冷却能力は、第1段のそれよりも実質的に低い。
その代りに、加湿熱交換器がある程度作られている。理論上、それらは、熱交
換器の外面上の含水膜の温度が空気の飽和温度と一致するように作動すべきであ
る。この空気処理プロセスは、理論上、第1図のh−x線図に例示曲線で示すよ
うに、即ち次のように起るべきである
供給空気=屋外空気の温度を27℃、および相対湿度を40%、即ち第1図の
点Aと仮定する。排出空気=室内空気の温度を24℃および相対湿度を50%、
即ち第1図の点Bと仮定する。理論上、排出空気側での熱交換器の表面は、その
露点、即ち相対湿度100%に相当する温度、つまり第1図で点Cの17℃であ
るべきである。別の蒸発式加湿器を通った後は、排出空気の温度が加湿比よりわ
ずかに上がり、例えば加湿比0.88で、第1図の点C’の約18℃である。そ
れで差が1℃である。
理論上、熱交換器の一つの表面が露点温度にあると、この側で熱伝達に表面抵
抗がない。換言すれば、熱伝達係数に、従って温度効率に明白な改善が起るべき
である。ここでは、比較的複雑な伝熱理論を説明はしないが、例えば乾式熱伝達
に対応する0.7の効率が約0.84に改善されるべきであると言えば十分だろ
う。供給空気の対応する温度低下は、
ΔtS = ηA(tA - tB)
但し、η =温度効率 =0.84
tA = 供給空気の温度 = 27℃
tB = 排出側の表面温度 = 17℃
(tAおよびtB = 点AおよびBの温度)
即ち、
ΔtS = 0.84(27 -17) = 8.4℃ である。
それで、供給空気の最終温度は、tP = 27 -8.4 = 18.6℃(第1図
の点D)になろう。冷却に利用できる能力は、排出空気の人口温度と供給空気の
最終温度との差、即ち
Δti = 24 -18.6 =5.4℃
で表される。
別の加湿器を使用するシステムには、以下を適用する:
ΔtS' = 0.7(27 -18) =6.3℃
および供給空気の最終温度tP = 27 - 6.3 =20.7℃(第1図の点D’
)。
冷却に利用できる能力は:
Δtj' = 24 -20.7 =3.3℃ である。
このように、冷却に(熱負荷を除くために)利用できる能力は、実際にかなり
、即ち次の比で増す。
Δtj/Δtj' = 5.4/3.3 =1.63
このように能力増加は顕著に見える。
しかし、実際にはこれは当てはまらない。供給空気の最終温度は、それが上の
理論に従って低下すべき値のはっきり上にとどまることが分っている。実際に、
能力増加は、別の加湿器に比べて10ないし25%に過ぎない。事実、排出空気
の状態変化は、第1図に破線で引いた曲線の方向に、露点の上の温度の方に起る
。これは、伝熱と蒸発が動的なプロセスで、典型的には特定の速度で起ると言う
事実による。
熱交換器の表面上の含水膜を調べると、熱が供給空気からこの膜に導入され、
そこから一部は伝導によって排出空気に移動され、一部は蒸発する水蒸気に結び
つけられることが分る。含水膜の温度が露点と一致するようにするためには、熱
が水蒸気の蒸発にだけ結びつくべきである。実際には、水を蒸発させる表面が小
さ過ぎるので、これは起きない。例えば、上記の蒸発式加湿器の加湿セルに比べ
て、平板熱交換器に作られた含水膜の面積は数分の一に過ぎない。小さ過ぎる液
体面からの蒸発速度は、単純に低過ぎて含水膜を露点に対応する温度に維持でき
ない。伝熱は、一部伝導によって起り、従って状態変化が第1図に破線で引いた
曲線に沿って起る。フィンランド国特許明細書第57478号に開示された平板
熱交換器には、もう一つの欠点もある。バクテリア汚染が、上記の温度範囲内の
湿り面上に容易に起きる。平板熱交換器は、大きいので、それを防水性にするこ
とは困難で;実際には、腐食、熱膨張、振動、圧力変動等の結果としてわずかな
漏れが起きる。供給空気側にしみ込んだ水が蒸発し、それによってバクテリアが
閉じこめられて供給空気に飛沫同伴する可能性がある。その結果の健康災害はき
びしく、加湿式平板熱交換器を全て廃棄してしまった程である。
この発明の目的は、如何なる健康災害も避けながら、湿式熱交換器の理論的性
能値を達成することができる装置を提供することである。
この目的は、この発明による装置であって、
−供給空気と排出空気の側の伝熱面が、それぞれ、別の熱交換器に分か
れていること;および
−これらの伝熱面は、排出空気側の伝熱面の表面温度が排出空気の露点
温度に近いように選ばれていること;を特徴とする装置によって達成される。
この発明による装置は、供給空気の所望温度とわずかに違うだけの温度の、水
道水、地下水、またはどんなエネルギー源からも付加的冷却能力を供給できるよ
うにする。加湿水の冷却能力さえ利用することができ、水道水を以前より経済的
に利用することができる。
この発明は、熱交換器の蒸発面が小さ過ぎるので、それを大きくすべきである
と言う事実に基づく。投資コストの増加は、無視するが、供給空気側と排出空気
側の両方の熱面が大きくなるので、伝熱プロセスの性質は変らず、即ち、熱流間
の比は変らぬままで、含水膜はまだ露点以上の温度にあることに気付くのは容易
である。温度効率は、勿論、改善する。
この発明の基本的考え方は、実際に、伝熱面間の比を変え、即ち蒸発面を大き
くして、露点温度に近くなるようにすることである。平板熱交換器を使うとき、
これは困難で高価である。この発明のもう一つの基本的考え方は、このように、
供給側の熱を別の熱交換器によって中間介在液体に伝え、次にもう一つの熱交換
器によってこの介在液体から排出空気に伝えることによって、それ自身既知の方
法で熱面を互いから分離することである。今では、排出側で露点に近くなるよう
に、熱流間の比を自由に選ぶことができる。
伝熱が別々の熱交換器で行われるので、衛生上の危険は無くなる。更に、別々
の熱交換器を使うことは、別々のシステムを作ることができると言う第3の大き
い利点を有する。排出空気装置と供給空気装置を同じ場所に置く必要はない。そ
の上、一つの供給空気装置に二つ以上の排出空気装置があっても良く、またはそ
の逆に、二つ以上の供給空気装置が一つの排出空気装置と共に作動しても良い。
多分より重要でさえある利点は、特にフィンランド国特許出願明細書第915
511号に開示されているシステムで、付加的エネルギーを伝熱回路に直接また
は少なくとも、コストが液体/空気熱交換器の数分の一に過ぎない小さな液体/
液体熱交換器を使うことによって、このシステムに供給できることである。加湿
水の“過剰”でさえある冷却能力を利用することができる。例えば、水道水から
の付加的エネルギーを下記のように“二度”利用することができる:即ち、最初
は供給空気を付加的に冷却する際、次は排出側の含水膜の温度を下げる際である
。
この発明は、これらの熱交換器を下記のように配置すれば、熱交換器の前面速
度または加湿部がこの装置の大きさを決める要因ではないので、エアコン装置を
より経済的に設計できるようにもする。熱交換器を除いて、装置の大きさを35
%も小さくすることができ、それに相当するコストを節約することができる。
加湿式熱交換器の他の利点は変らぬままである。例えば、別の加湿部は必要な
く、それがコストを減らし、圧力損失を低下し、保守の必要性を少なくする。
しかも、ある実施例は、排出空気フィルタを全く必要としない。
以下に、添付の図面を参照してこの発明を更に詳しく説明する。これらの図面
で、
第1図は、空気温度に対するh-x線図であり;
第2図は、この発明による装置の第1実施例を模式的に示し;
第3図から第5図は、この装置の代替実施例を示す。
第2図に示す装置には、供給空気A用熱交換器1;排出空気B用熱交換器2;
ポンプ4が伝熱液体を循環する相互連結配管3;および熱交換器2の排出側の伝
熱面上の加湿マット6に加湿水が流れるようにする加湿配管5がある。第2図に
示す装置では、加湿水が循環せずに、一定量の水を水道水配管7から採り、排出
空気の中へ蒸発しない“過剰な”加湿水をオーバフロー管8からドレンへ吐出す
る。もっと進んだ装置では、限られた、通常一定量の加湿水だけをドレンに流し
、それが不純物、バクテリア、等の濃度を守る。残りは、特別の循環ポンプによ
って加湿段階へ戻す。それで、加湿水が少ししか要らない。
第2図から分るように、加湿水を加湿配管5に直接送るのではなく、供給空気
用熱交換器1に通じる配管3に設けられた液体/液体熱交換器9を通して循環す
る。水道水の温度は、通常10°C以下である。熱交換器9の中で、他の場合な
らその殆ど全てが廃棄される露点以下の冷却能力が、伝熱液体に直接伝達され、
それが供給空気を冷却する。従来のオーバフローおよび従来の交換器効率を使っ
ても、約0.5°Cの温度差に相当する余分の冷却能力を供給空気に伝達するこ
とができる。小さい液体/液体熱交換器9のコストは、無視できる。
オーバフロー水の量を増すことによって、安価で簡単な水道水冷却システムが
できる。投資は少ないが、オーバフローを増すと運転費が急速に上昇する。他方
、排出側の表面温度は低い。
第3図は、更に進んだ装置を示す。供給空気用熱交換器は、二つの部分1’と
1”に分けられ、その1’部分が、ビルの重い熱負荷に曝された部分、例えばそ
の南側を担当し、一方1”部分が、ビルのそれほど負荷の重くない部分を担当す
る。水道水を加湿水に使うことを意図した熱交換器9を、より負荷の重いビル部
を担当する熱交換器1’の供給管3’に配置する。このようにして、全体の冷却
能力をビルの必要な部分に向けることができる。
第3図に示す解決策では、全ての水を加湿配管5に案内するのではなく、加湿
に要する量だけを送り、オーバフローを最少にする。残りは、追加の熱交換器1
0へ送り、そこで供給空気用熱交換器1から戻って排出用熱交換器2へ向う伝熱
液体を冷却するために使う。例えば、もし熱交換器1’に入る伝熱液体の冷却要
求が4℃あるなら、熱交換器1’から排出用熱交換器2へ流れる伝熱液体の温度
でほぼ同じ減少が“無償で”達成される。これは、排出空気用熱交換器2の温度
差を減少し、それによって第1図に破線で引いた曲線が理論曲線B−C’に近く
移動し、即ち熱交換器2の中の熱伝達が改善する。熱交換器10から、水をドレ
ンにまたはビルで使用するために送ることができる。もし、それを例えば暖かい
水道水として使用するなら、第3図の解決策は、熱エネルギーの要求量もかなり
減少する。水道水を約8℃から25℃に予熱することができ、即ち、ピーク負荷
のときだけであるが、水加熱費用の約35%を節約する。全冷房期間中、約20
℃の温度に達し、それは約25%の節約に相当し、年間の消費で計算して約6%
の節約になる。
第3図は、排出空気用熱交換器の表面温度を下げる別の方法も示す。ノズル配
管11によって、水を微小水滴として空中に噴霧し、それが伝熱面をかなり大き
くして、一組の向流形装置の末端部で空気温度および表面温度を下げ、それは現
実には、望ましい。微細に分割された水噴霧は、熱交換器2の中へ比較的深くそ
の伝熱面の間をさまよってから、これらの水滴が蒸発しまたは伝熱面と接触する
ようになるので、ノズル配管11を熱交換器2に比較的近く配置してもよい。空
気の状態の変化は、第1図のB−C’状態の理論的変化に非常に近く移動し、ポ
ンプ4から戻る水の温度は、理論値、即ち空気の露点温度の近くに移動する。
この基本概念、即ち伝熱面を互いから分離すると言うことは、このエアコン装
置を以前より経済的に設計することも可能にする。これは、供給空気流および排
出空気流の大きさが等しくないときに特に重要である。各装置をその特定の空気
流用に設計することができ、それは、両装置を大きい空気流に従って設計する、
例えばフィンランド国特許明細書第57478号に開示されている解決策では不
可能である。
第4図および第5図は、熱交換器2をエアコン装置のハウジング12の中に配
置する好ましい方法を示す。両図とも、基本的考え方は、熱交換器2をその前面
が大きくできる位置に取付けることである。これは、交換器の圧力損失が大きい
のと空気の前面速度が2.5m/sを超えると水滴が気流中に飛沫同伴するため
に、熱交換器の前面速度が装置の大きさの選択を制限するからである。今では、
熱交換器を前面速度2.5m/s未満に設計し、他の部品は、主としてフィルタ
によって決る4m/sの速度に設計することができ、それによってコストをこれ
らの速度に比例して、即ち35%も減少する。空気および液体の流れの方向、部
品の配置、等は、熱交換器の角度同様当然変えてもよく、これらの流れを一様に
することができ、圧力損失をバッフル板等によって減らすことができる。
第4図および第5図で、加湿マット6は、排出空気用ダクト12の中の熱交換
器2の前面に配置し、空気がこのマット6を貫流するようにする。このようにし
て、伝熱面がより信頼性よく且つ均一に加湿され、温度分布がより有利になる。
その上、追加の蒸発面が“無償”で得られ、その効果は噴霧手段11のそれに類
似する。加湿マット6の材質を適当に選べば、それは空気からの固体粒子を十分
に効率よく濾過もする。それで、夏期には熱交換器2の伝熱面を不純物から保護
する排出空気フィルタを除去し、その代りに加湿マット6を取付けることができ
る。このようにして、フィルタコストを低減することができ、排出システムの圧
力損失を減少することができ、即ち電気の消費を減らし、その結果費用を節約す
る。
これらの図面とそれに関する説明は、この発明の考え方を示すことを意図した
に過ぎない。その詳細で、この発明による装置は、請求項の範囲内で変ってもよ
い。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項
【提出日】1994年12月27日
【補正内容】
1.エアコン設備の供給空気を冷却するための装置であって、
−伝熱面によって供給空気(A)と排出空気(B)の間で熱を伝達する
ための伝熱装置(3);および
−排出空気側の伝熱面に加湿するための加湿装置(5);を含み、
−供給空気(A)と排出空気(B)の側の伝熱面が、それぞれ、別の熱
交換器(1,2)に分かれていること;および
−供給空気用の伝熱面と排出空気用の伝熱面との比率は、排出空気側の
伝熱面の表面温度が排出空気の露点温度に近いように選ばれていること;
を特徴とする装置
2.供給空気(A)と排出空気(B)の側の熱交換器(1,2)が伝熱液体用
共通配管(3)に接続されている、請求項1による装置に於て、伝熱液体用配管
(3)が、例えばビルの水道管網のような、外部冷却エネルギー源に接続された
冷却手段(9)を備え、排出空気側の熱交換器(2)から戻って供給空気側の熱
交換器(1)へ向う伝熱液体をこの外部冷却エネルギーによって冷却することを
特徴とする装置。
3.請求項2による装置に於て、冷却手段(9)が液体/液体熱交換器である
ことを特徴とする装置。
4.請求項2または請求項3による装置に於て、冷却手段(9)が加湿装置(
5,6)に接続されていること、および水道水(7)をこれらの加湿装置の加湿
水として使うことを特徴とする装置。
5.供給空気(A)と排出空気(B)の側の熱交換器(1,2)が伝熱液体用
共通配管(3)に接続されている、請求項1による装置に於て、伝熱液体用配管
(3)が加湿装置(5,6)に接続された冷却手段(9)を備え、排出空気側の
熱交換器(2)から戻って供給空気側の熱交換器(1)へ向う伝熱液体を加湿水
によって冷却することを特徴とする装置。
6.請求項2または請求項5による装置に於て、伝熱液体を付加的に冷却する
ために使う加湿水の量が、単なる加湿に要する量と通常のオーバフローより多い
ことを特徴とする装置。
7.請求項4または請求項5による装置に於て、排出空気側の熱交換器(2)
から戻った伝熱液体を冷却してから加湿に必要ない水道水(7)の部分をビルの
給水管網に戻すように配設されていることを特徴とする装置。
8.請求項7による装置に於て、伝熱液体用配管(3)が追加の冷却手段(1
0)を備え、排出空気側の熱交換器(2)に入る伝熱液体を上記の水道水の過剰
部分によって冷却することを特徴とする装置。
9.請求項1から請求項8のいずれか一つによる装置に於て、水ノズル(11
)またはその他の水噴霧手段を、流れの方向に見て、排出空気熱交換器(2)の
前の排出空気(B)用流れ空間に設けることを特徴とする装置。
10.請求項1から請求項9のいずれか一つによる装置に於て、排出空気側の
熱交換器(2)が、排出空気の流量を少なくするために、流れの方向に垂直な位
置からずれていることを特徴とする装置。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT,
AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C
Z,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU,JP
,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,LU,
LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,P
L,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,TJ
,TT,UA,US,UZ,VN
(72)発明者 レスキネン,セッポ ユハニ
フィンランド国 エフアイエヌ ―
01120 ベーステルスコグ(番地なし)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.エアコン設備の供給空気を冷却するための装置であって、 −伝熱面によって供給空気(A)と排出空気(B)の間で熱を伝達する ための伝熱装置(3);および −排出空気側の伝熱面に加湿するための加湿装置(5);を含み、 −供給空気(A)と排出空気(B)の側の伝熱面が、それぞれ、別の熱 交換器(1,2)に分かれていること;および −これらの伝熱面は、排出空気側の伝熱面の表面温度が排出空気の露点 温度に近いように選ばれていること; を特徴とする装置 2.供給空気(A)と排出空気(B)の側の熱交換器(1,2)が伝熱液体用 共通配管(3)に接続されている、請求項1による装置に於て、伝熱液体用配管 (3)が、例えばビルの水道管網のような、外部冷却エネルギー源に接続された 冷却手段(9)を備え、排出空気側の熱交換器(2)から戻って供給空気側の熱 交換器(1)へ向う伝熱液体をこの外部冷却エネルギーによって冷却することを 特徴とする装置。 3.請求項2による装置に於て、冷却手段(9)が液体/液体熱交換器である ことを特徴とする装置。 4.請求項2または請求項3による装置に於て、冷却手段(9)が加湿装置( 5,6)に接続されていること、および水道水(7)をこれらの加湿装置の加湿 水として使うことを特徴とする装置。 5.供給空気(A)と排出空気(B)の側の熱交換器(1,2)が伝熱液体用 共通配管(3)に接続されている、請求項1による装置に於て、伝熱液体用配管 (3)が加湿装置(5,6)に接続された冷却手段(9)を備え、排出空気側の 熱交換器(2)から戻って供給空気側の熱交換器(1)へ向う伝熱液体を加湿水 によって冷却することを特徴とする装置。 6.請求項2または請求項5による装置に於て、伝熱液体を付加的に冷却する ために使う加湿水の量が、単なる加湿に要する量と通常のオーバフローより多い ことを特徴とする装置。 7.請求項4または請求項5による装置に於て、排出空気側の熱交換器(2) から戻った伝熱液体を冷却してから加湿に必要ない水道水(7)の部分をビルの 給水管網に戻すように配設されていることを特徴とする装置。 8.請求項7による装置に於て、伝熱液体用配管(3)が追加の冷却手段(1 0)を備え、排出空気側の熱交換器(2)に入る伝熱液体を上記の水道水の過剰 部分によって冷却することを特徴とする装置。 9.請求項1から請求項8のいずれか一つによる装置に於て、水ノズル(11 )またはその他の水噴霧手段を、流れの方向に見て、排出空気熱交換器(2)の 前の排出空気(B)用流れ空間に設けることを特徴とする装置。 10.請求項1から請求項9のいずれか一つによる装置に於て、排出空気側の 熱交換器(2)が、排出空気の流量を少なくするために、流れの方向に垂直な位 置からずれていることを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (3)
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